小西博行

こにしひろゆき



当選回数回

小西博行の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第98回国会 参議院 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号
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○小西博行君 大変参考になりました。  私どもは五分しか実は時間をもらっておりませんので、特に森谷さんの研究が比較技術論ということをやっておられるというので大変私は興味を持っております。これから先また教えていただきたいというふうに思います。  まず一点でありますけれども、日本...全文を見る
○小西博行君 もう一点だけ中村参考人にちょっとお伺いします。  実は、最近貿易摩擦を前提にしまして海外に対して資金援助であるとかあるいは技術援助という問題を大変盛んにやっておられると思うんです。私もつい先日中近東、特にタイですね、タイの国へ参りまして、そしてあの近辺の国々のいろ...全文を見る
○小西博行君 終わります。
○小西博行君 先ほどから各同僚の議員の方から御質問がありまして、私が申し上げることはほとんどないぐらい質問があるいはお答えがありました。したがって、非常に簡単に、しかもせっかくのチャンスですから、ふだんなかなかこういう機会ございませんので、二、三の問題についてお聞きしたいと思いま...全文を見る
○小西博行君 時間がもうすでに超過いたしましたから、アペルドーンさんに一問だけひとつ質問さしていただきます。  実は、日本の場合も電力料金、これをできるだけ安くしたいという産業からの強い要望があります。もちろんこれはコストリダクションという問題もありますし、永遠にエネルギーが供...全文を見る
○小西博行君 ありがとうございました。
03月03日第98回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○小西博行君 それでは、曽我参考人からちょっとお伺いします。  私は実は十分しかございませんので、簡便にひとつお願いしたいと思います。  と申しますのは、最近の何か子供の非行問題をずっと調べておりますと、受験という問題がどうしても大きなウエートを占めているような気がするんです...全文を見る
○小西博行君 関連して能重参考人にちょっとお聞きしたいんです。これ、現場の教師という立場なんでお話をお聞きしたいんですが、私も実は大学で経営工学というのを教えておったわけです、この間まで。そういう意味で、小学校、中学校時代というのは非常に塾へ行ったりなんか大変勉強することにお金を...全文を見る
○小西博行君 ええ。それからさっきの動機づけと。
○小西博行君 時間がいっぱいになりましたですけれども、質問じゃなくて、特に鈴木先生にお願いしたいわけですが、校長先生の苦悩というのはよく先ほどから聞かしていただきましたが、やっぱり、私は、学校の中でも一つの管理体制がないといかぬという考え方を持っているわけです。先生が三十人とか五...全文を見る
03月22日第98回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○小西博行君 大臣の所信の文章をいろいろと読ましていただきまして、いままでの、昨年の小川文部大臣と比べましてもほとんど内容的には変わらないというように私は考えております。数点だけ、ちょっと削除されたような部分がありまして、その辺のところ後で御質問させていただきたいというように思い...全文を見る
○小西博行君 大臣の哲学は私も先ほどからいろいろ聞かしていただきまして、私自身もなるほどというように理解はしておるんですが、具体的な議論になりますとなかなかはっきりしたものが出てこないので大変残念なんです。いまの御意見ですと、もうここに書いてあることそのものだというような感じもい...全文を見る
○小西博行君 とにかく早くがんばっていただきたい。これは予算の関係もありますから、予算も大いにひとつ大臣にとっていただいて早くやらないと、なかなか私どもが生きておる間に実現しそうにもないような感じも実はするものですから、がんばっていただきたいというふうに思います。  それから、...全文を見る
○小西博行君 つまり生きがいというのは、その人々によってずいぶん内容的に私は異なるんじゃないかという感じを持っているわけです。ですから、生きがいを満たすためにはどうしても欲求を満たしていく、具体的に言えば欲求を満たすということになるんではないか。そして、その欲求となるとどうしても...全文を見る
○小西博行君 いま大臣がおっしゃったように、どなたにも一点二点は必ずいいところがある、すぐれているところがある。実は教育はそれをうまく刺激をされた人、恐らく文部省の皆さん方は、数学だとか英語だとかあるいは国語とか、それぞれの科目において、先生からその得意な部分を刺激されたから非常...全文を見る
○小西博行君 大変それはむずかしいんですね。ある程度理解のある、あるいは学校へしょっちゅう来てくれる親の場合はいいわけでありますけれども、めったに来ない、呼び出しをしても来てくれない、こういう親御さんが非常に多いから問題がある意味ではあるんじゃないか、私はこういうふうに思っており...全文を見る
○小西博行君 お聞きのとおり、教員の資格を取得して卒業された方というのは非常に多いわけであります。それと同時に、私は、これは数字はないと思いますけれどもOBの方ですね、教員を実際に何年か経験された方々がそれぞれの地域の中で大分おられると思います。私の近くでも小学校の先生方、奥さん...全文を見る
○小西博行君 最後に文部大臣にお願いしたいんですが、私学の振興助成法ですね、ここの部分が大変今度は簡潔になっておるわけです。これ比較していただいたらすぐわかると思いますが、瀬戸山大臣の場合は、「私立学校がその使命を達成できるよう引き続き私学助成の推進を図り、」と、非常に簡潔にうた...全文を見る
○小西博行君 どうぞよろしくお願いします。  終わります。
03月24日第98回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○小西博行君 まず大臣に質問を申し上げたいと思いますが、率直に申し上げて五十八年度の予算、これは削減ということが決まっておりますが、この予算に対して大臣の御所感をまずお願いしたいと思います。
○小西博行君 一昨日の参議院の大蔵委員会で、竹下大蔵大臣の方から発言がありまして、文部省予算につきましてもどうやら五十九年度もマイナスというふうに私はまあとらえたんですが、全体の予算をマイナスにする、枠を入れると、そういうような発言があったというふうに私聞いておるわけでありますが...全文を見る
○小西博行君 マイナスシーリングもだんだん厳しくなっていきますと、だんだん予算的に逼迫してくるんじゃないかという感じもいたしまして、もし大幅なマイナスシーリングの形になった場合に、教育行政にどういう欠陥が出てくるのか、その辺を実はお聞きしたいと思います。
○小西博行君 どうも予算の話をいろいろお聞きいたしますと、一般の民間と比べましてずいぶん発想も違うし、私どもが質問をする場合でも何かこう民間とは大分違うなという感じが実はするわけです。  と申しますのは、つまりマイナスシーリング、この行革の時代でありますから、何としても予算的に...全文を見る
○小西博行君 昨年もたしかこういう質問をさしていただいたと思うんですが、教育に対する、予算当然取ってやっておられるわけですけれども、評価ですね、私特に科学技術の方も同時にやっておりますから、研究開発に対する評価は一体どうなんだということも科学技術庁の方でいろいろ考えてほしいという...全文を見る
○小西博行君 文部省というのは非常にやりにくい省庁だなということをつくづくいつも感じるわけですけれども、何か私はそこに指導的なと言うたらまたこれぐあい悪いのかもしれませんけれども、何か教育の効果というのを考えないと、どうも皆さんがそれぞれ試行錯誤しながら、われわれから見ますと文部...全文を見る
○小西博行君 これは昨年もやはり同じ質問さしてもらったと思うんですが、例の経常経費の問題ですね、二分の一。ことしも恐らく私学の大学のいわゆる経費といいますか、授業料ですね、これは大変また値上がりされるのじゃないかなと、こういうように考えているんですが、そのことに対しては一般の家庭...全文を見る
○小西博行君 これも突然なんですが、そういうように進学率が非常に上がっておる、その中で一点だけお聞きしたいんですが、ドクターコースですね、オーバードクターというのは非常にふえていますね。これに対する何か対応、これは毎年そういう議論をされておるわけですが、オーバードクターに対してど...全文を見る
○小西博行君 最近、ちょうど去年の初めごろからやっております流動研究システムというのが実は科学技術庁の中にできまして、そして研究開発ということでかなり進んでおるわけです。そのおのおののテーマがいま六つぐらいにたしかなっていると思いますが、二十人ずつが研究者として集まっているわけで...全文を見る
○小西博行君 どうやらやっぱりお金だけじゃなくて、その背後にいろんなたくさんの問題があるから、何としてもこれは無償で行かなきゃいけないということが非常に明確にされていると思います。  大蔵省の方いらっしゃっていますね。――大蔵省は、大変この有償化を積極的に進めようというふうにし...全文を見る
○小西博行君 先ほど文部省の方がおっしゃいましたいろんな有償化の場合の問題点ですね、五つほど挙げておりますけれども、その五つの問題点に対しては個々にどのようにお考えですか。
○小西博行君 私、いま聞いておりながら、あなたにざっくばらんにいろいろお聞きしたいと思ったんですが、あなたがもし文部省に入っておられたら全然違った御意見を述べていらっしゃるんじゃないかなと、そういうことも理解しないわけではありませんけれども、そういった意味で、大蔵省そのものが文部...全文を見る
○小西博行君 なかなかいい御意見だと思いますが、私も、実際は大蔵省の内部でもかなり合理化できる部分があると思うんですね、あえてここでは申しませんけれども。だから自分の省庁、つまり縦割りだけの中でいいとか悪いとかいう論議じゃなくて、やっぱり私は、将来の日本を考える場合に教育というの...全文を見る
○小西博行君 ありがとうございました。本当に参考になりました。  それでは次へ移っていきたいと思います。例のこれは非行問題に私は多少関係するんではないかと思うんですが、中高一貫教育の推進という問題ですね、これは文部省の方はどういうふうにお考えなんでしょうか。  現在の中学校と...全文を見る
○小西博行君 四十六年に中教審の答申が出されて、その中で中高教育の一貫性というものが非常にいいんだというような回答を得ているというように私、確認しているわけなんですけれども、この問題についてはそのとおりですか。
○小西博行君 戦後のいわゆる六・三・三制というのは、アメリカから指導を受けながら入ったわけですけれども、どうもその当時から比べると、子供さんの肉体的な条件もずいぶんよくなっているんではないかと思うんですね。それから、学校制度でもいろんな学校制度、私学の場合なんかというのはわりあい...全文を見る
○小西博行君 途中でありますけれども時間が来ましたので、以上で終わります。
03月25日第98回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
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○小西博行君 きょうは大体三点の問題について質問させていただきたいというふうに考えてきたわけでありますが、先ほど同僚議員の方から衛星の問題についてはかなり詳しく質問がございましたので、急遽通産の方に来ていただきまして、代替エネルギーの問題について少し質問をさせていただきたいと考え...全文を見る
○小西博行君 意気のいいお答えをいただいたわけでありますが、というのは、私は特に科学技術というのはいまの時期はもうすでにむしろ遅いんじゃないかというぐらい、世界全体の中、特に先進諸国の中ではもう新しい何か技術を買うといっても買えない時期にきているので、何としてもということで前の中...全文を見る
○小西博行君 財政が大変厳しいという御意見なんですけれども、たとえば大阪の万博の場合と比較した数字があるわけです。  それで、展示館の床面積ということでずっと比較しておるわけですが、それを見てみますと、これはずいぶん政府の面積が大阪万博に比べて大きいわけですね。全体の三〇%ぐら...全文を見る
○小西博行君 そういうことなら結構だと思いますけれども、政府はえらい困っているわけですから、できるだけ民間の力をかりて、ぜひとも民間の活力を生かしてどんどんやっていただいた方が、後の効果のためにも非常にいいんじゃないかなという感じがしたものですから、ぜひそのようにやっていただきた...全文を見る
○小西博行君 大臣、たびたびこの委員会でも申し上げておるのですが、流動研究システムというのができていますね。これが実は省庁の縦割りの悪弊を解除できる一番いい方法じゃないかと私は思っているんです。  というのは、たとえば農林省だとか科学技術庁のいろいろな関連の特殊法人がありますね...全文を見る
○小西博行君 アメリカあたりで一番大々的に、アラスカの石油を、七千キロですか、のパイプラインを引いてやろうと。これは当然石油がだんだん上がっていくだろうという前提に立っていまして、一バレル百ドルぐらいまでいくだろうという予想の上に、少々高くかかってもいいから運ぼうじゃないかと。そ...全文を見る
○小西博行君 悪い影響が出ない方がいいのですが、ややもすると、安い石油が入ったぞというようなことで、喜ぶのは当然なんですけれども、私は研究開発という面では少し後退になる危険性があるのじゃないか、このように考えておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから最後に...全文を見る
○小西博行君 ぜひがんばっていただきたいと思います。  終わります。
03月28日第98回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○小西博行君 きょうは、まず原油の値下げの関係について御質問を申し上げたいと思います。  このたび、OPEC総会におきまして、原油の値下げという、わが国にとりましては大変好都合なことが実は起きたわけであります。そういった意味では大変喜んでおる自分でありますけれども、この価格その...全文を見る
○小西博行君 そういった意味では、財政再建という非常に厳しい情勢の中に現在ありまして、私はいつも財政再建を思うたびに、内部節約という、いまの行財政改革じゃありませんけれども、何としても内部の節約をして、そして、つまりインプットの方をうんと小さくしてアウトプットを大きくしていくとい...全文を見る
○小西博行君 メリットの面じゃなくて、デメリットの面どのように予測されていらっしゃるか、これもお聞きしたいと思います。
○小西博行君 最近少し産業が活性化を欠いている面がかなりあります。そういうことになりますと、うっかりすると原子力発電一つとらえても、これは計画から言えば大幅におくれてしまっている。しかも、経営者にいろいろ聞いてみますと、電力の需要があって初めて元気が出てがんばるわけでして、それが...全文を見る
○小西博行君 特に私は気になるのは、海外特にアメリカにいたしましても、オーストラリアにしても、石油以外のエネルギーということでずいぶん大規模なプロジェクトを組んでやっておられますね。特にアメリカの場合はアラスカ天然ガスを何とかというので、七千キロですか、非常に長距離を運搬しようと...全文を見る
○小西博行君 当分の間はやっぱり原子力発電ということになろうと思いますね。この計画を見ますと、六十五年で大体五千百から五千三百万という非常に大きな発電量を依然として計画変更なしにずっとやっているわけです。恐らく最近の原子力発電なんか考えてみますと、やっぱり完成まで十年から十五年か...全文を見る
○小西博行君 やっぱり私は原子力関係大いに賛成という方で今日までやってまいったわけです。これは「むつ」問題もそうでありました。ところが、どうも管理体制という面が、一般産業の中での管理体制、この辺が非常にやっぱり問題がまだ残っている。当然、科枝庁の長官も来ていただいておるわけですけ...全文を見る
○小西博行君 特にそういうように期待したいと思いますし、それから特にエネルギーの問題というのは短期的に物を見るというのじゃなくて、非常に私は特に日本の場合は大切な問題だというふうに思います。特に私は、永久にエネルギーが確保されるというのが非常に大事なことなんですけれども、同時にや...全文を見る
○小西博行君 とにかく原子力関係というのは非常にある意味では安全について相当慎重に考えていないと大変なことになる。特に私は「むつ」問題なんかでいろいろやっていまして、何でこんなに時間がえらいおくれてしまったんだろうかなと、せっかくやってですね。つまりこれやっぱりそういうチェックが...全文を見る
○小西博行君 一つのテーマの中に五十七年十月に発足しておりますバイオホロニクスプロジェクトという非常にむずかしいのがあるわけですが、この予算を見ていますと、年間で九千七百六十万円、多分予算としては十月にスタートしておるものですから、これはそういう意味で予算が非常に少ないのかという...全文を見る
○小西博行君 このちょうど四テーマだけはもうすでに五十六年十月からスタートしているわけですが、具体的にいろんな研究の成果なんかも、あるいは成果というところまでいかなくても、大体どういうような形で編成してやっておられるというようなことは、これは報告はされているのでしょうか、それお聞...全文を見る
○小西博行君 予算の中をいろいろ調べてみたわけなんですが、流動研究システムの五十八年度予算額というのは二十二億一千万円、各プロジェクト別の内訳はそれぞれのテーマによって多少違うというように聞いておるわけですが、その点について一点お聞きしたいと思うんです。  テーマによってそれぞ...全文を見る
○小西博行君 とにかくこの流動研究システムというのは、当初申し上げましたように、将来におきまして非常に大切な私は研究の一つのモデルと言ってもいいんだと思うんですね。各省庁縦割りでやっておったやつを、優秀な人を集めて、しかも目的はもう明確にされておりますからね。そういう意味では非常...全文を見る
○小西博行君 いや、そんなにたくさん私は出してもらってないと思うんです。というのは科学技 術予算見てみますと、どうしても科学博とか、それから今度「むつ」問題ですね。この辺に大幅な予算が入っておりまして、実際の研究といいますか、一般の基礎的な研究といいますか、そういうものに対して...全文を見る
○小西博行君 研究員の問題について少し質問さしていただきたいのですが、時間が余りないものですからはしょって一、二点だけお願いしたいと思います。  このプロジェクトなんですけれども、先ほど申し上げた流動研究システムのプロジェクトなんですが、現在で九十一名の研究者がおられるんですね...全文を見る
○小西博行君 研究室というのはどこでもそうですけれども、なかなか個性の強い人が、個性の強い学者がみんな集まるわけでして、どうしてもうっかりすると派閥構成みたいになってみたり、年が上だからあの人にはかなわないとか、案外保守的な世界だというふうに、私も経験がありますからそのように思い...全文を見る
○小西博行君 大学別に見ますと、国立大学というのは非常にしぼられておるように思うんですが、これ私のデータが間違いだったら許してもらいたいのですが、東大、名古屋大学、京大、千葉大、この四つですか、四つにしぼられておるように思うんですけれども、そのほかの先生方が優秀じゃないということ...全文を見る
○小西博行君 どうも発明者の共有ですか、事業団と。発明者というのはそのブロックという意味ですか。それなら結構です。  私は、昔例のICだとか超LSIの研究というのは各省庁で大変成功した例がありますね。あれは基本設計そのものがアメリカから買ったという経緯があったから非常に私は成功...全文を見る
○小西博行君 これは労使の協議の場にずっとゆだねられておるわけですね。ですから、その辺で早く結論を出していただきたい、一生懸命がんばっているわけですから。何も林野だけがおくれているということではないと思いますけれども、やっぱり早くその辺の処置をしてあげてほしいということを要望して...全文を見る
○小西博行君 何もかも全部答えていただきましたので、大変時間が節約できたと思います。  私は食糧関係だけは十分検討しておく必要がある、特にアメリカが減反政策を思い切ってとっていくということが最近新聞に出ておりますので、その点も含めて考えていただきたいと思います。この問題はまたの...全文を見る
○小西博行君 こういうものが出ておるのですね。この中に書いていることが、また非常にえげつないことを書いておりまして、余りこういうことをやらない方がいいだろうと思うのですよ。だから、ある団体が一生懸命に票集めしなきゃいかぬということでやっておるのですけれども、文句が喜んでやっておる...全文を見る
○小西博行君 それは大臣が一番よく御存じのことで、やめたからといって……
○小西博行君 大変それは締めつけが厳しいわけですね。ですから、その点を十分考えてやっていただきたい。そうしないと、姿勢を正すことになりませんよ。  そのことを申し上げまして、大変時間が少なくて、あっちこっち飛びましたけれども、質問を終わりたいと思います。(拍手)
03月30日第98回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○小西博行君 まず三重大学の件で質問さしていただきます。  三重大学の人文学部の設置についてなのですけれども、人文学部というのは一体どういう学部なのか、それを特に三重大学に設置しなければいけないという理由、この点をあわせてお願いいたします。
○小西博行君 文学部とか社会科学科ですか、こういうものがない大学って、国立大学ですけれども、どのくらいあるんでしょうか。
○小西博行君 では、その残りの十六大学は徐々に予算の関係で設置していく、そういう考え方でよろしいでしょうか。
○小西博行君 それでは三重大学は、この法案が通過されますと人文学部というのがつくられるわけですね。その際に、いわゆる入試ですね、ことしから、四月からですか入るわけですから、共通一次というのはこの学生たちはもちろん受けていないわけですね。その辺の入試の関係についてちょっとお伺いした...全文を見る
○小西博行君 そうすると、共通一次でなくていわゆる二次試験を最初からやるという感じになるわけですか、学校単位において。そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。
○小西博行君 それでは物すごく試験がむずかしくなる可能性もあるわけですね。一次を受けないで二次に集中するということも考えられるわけですから、非常に競争率が高くて大変程度の高い大学になるというふうに考えてもいいんでしょうか。
○小西博行君 私はそういう意味では、新しく人文学部ができて、そして非常に競争率が激しい、そして非常にいい学生が入るということになりますと、当然教官がやっぱりすばらしい、先ほど高木先生の方もいろいろおっしゃっていましたけれども、すばらしい教官陣容でもってやっていただくというのが、将...全文を見る
○小西博行君 ちょっと、私はこの法案にもちろん賛成しているわけなんですけれども、ただ、いまのお話ですと、産業工芸だとか産業情報という、恐らく産業情報というのはコンピューターシステムだとか、そういうものも同時に入るんではないかと思うのですね。まさにこれは専修学校と、非常にぴったり専...全文を見る
○小西博行君 それなら特に申し上げておきたいんですけれども、実際にたとえば私なんかは経営工学というものをずっとやっておったわけですね。そうしますと、経営工学の中には、たとえば現場の改善という、目に映ったものを改善していって合理化していくという分野と、今度は経営のシステムの設計をす...全文を見る
○小西博行君 それでは、次へ移ります。  いろんな事情があろうかと思います。次は、日切れ法案という問題なんですが、これは私はまだ新人なものですからよくわからないので、ぜひともこれ教えていただきたいんですけれども、今回のこの二つの法案も日切れ法案ということで、何としてもきょうじゅ...全文を見る
○小西博行君 先輩の先生方によく教えていただきたいというふうに思いますが、しかし、何か突然出てきたような実は感じがいたしますから、できれば早い段階でいろいろ審議をする機会をぜひとも設けていただきたいというふうに考えます。  さて、時間も余りございませんので、総定員法の関係を少し...全文を見る
○小西博行君 最後に施設の問題を幾つかやりたかったんですが、一点だけ質問をして終わりたいと思います。  教育施設というのは、これはもう大変大きな問題だというふうに私は考えているわけです。確かに教育の内容についてはいろいろ議論されているわけなんですけれども、やっぱり施設という問題...全文を見る
○小西博行君 終わります。
04月13日第98回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
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○小西博行君 きょうは長官の所信に対する質問ということでございますので、比較的マクロ的な問題から質問に入らせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事後藤正夫君着席〕  経済もそうでありますが、いま世界全体から見ますと、技術におきましても大変な転換期にきているという...全文を見る
○小西博行君 この所信の中に大体九項目ぐらいそれぞれ書かれているわけですね、主なものだと思いますけれども。そういった意味で、こういうものも具体的に、たとえば日本の中で展開していく場合のビジョンが要るんじゃないか、中期あるいは長期ですね。こういうものが比較的明確にされていない面がい...全文を見る
○小西博行君 予算から見ますと、圧倒的に原子力関係、これが大きいわけですね。だけれども私自身は、原子力はもちろんやらなきゃいかぬのですけれども、それ以外の、いまおっしゃった科学技術会議、ここに何か政府として一つのテーマといいますか、重点的な方向も一緒にあわせてやらないと、どうやら...全文を見る
○小西博行君 先ほど太田議員の方からも少しありましたのですけれども、先進国の技術国際協力、こういうことでかなりサミットでもやられまして、そしてそれぞれの分担においてやっていこうというような方向が定まっていると聞いておるんですけれども、その問題についてもう少し詳しく教えていただきた...全文を見る
○小西博行君 そこででき上がった結果ですね、すばらしい技術が開発される。これはどういうことになっているんでしょうか、でき上がったものに対しては。いろいろな国が参加しているわけでしょうから。それをちょっとお聞きしたい。
○小西博行君 リード国になるということはそれだけ日本が進んでいる分野についてもちろんリーダーシップをとるということですから、当然日本の方がかなり有利に一つの研究というものが展開されていくだろうと思うんです。そうしますと、当然、でき上がったものに対して、こうだという非常に強い主張が...全文を見る
○小西博行君 私は、そこが非常にポイントになるのじゃないかと思うんです。そうしないと、どこの国も思い切って予算をかけてやるというところまでいかないと思いますし、同時に、一流の人間をなかなかよこさないという問題にもなるんじゃないでしょうか。それは、従来日本がわりあいそういう方法でや...全文を見る
○小西博行君 そこで、科学技術情報活動推進懇談会というのがあるそうでありますが、ここで「科学技術情報活動推進の目標と施策について」というこういうものの中で指摘されておるんですが、当面の課題七項目。これのそれぞれ具体的な施策というんですか、それがどこまで進んでいるんだろうか。それを...全文を見る
○小西博行君 私の資料によりますと、日立とか、松下、東芝、三菱、それから日本電気、こういう民間の会社でいま均七千億円以上の金を投資して、そういう一つの情報のシステムをつくろうという動きがあるというふうに聞いておるわけですが、これと、実際に国のそういう情報機関との関係、これはどうい...全文を見る
○小西博行君 特に、日本の民間の場合は、米国からたくさんの情報を買っているといいますか、そういうことを聞くんですが、その辺の実態はどうなんでしょうか。米国の情報機関を日本がどんどん利用しているということを聞くんですね。こっちから売るものは余りなくて向こうから買うものは非常に多いと...全文を見る
○小西博行君 いまCADというのがありますね。CADは、向こうから非常にすばらしいものが入っております。たとえば一つの設計をする場合、これはもう何百というデータがそこに入っておりまして、自分で大体決めてやればそれの的確な形が設計段階ですぐできる。これは日本の場合はずいぶんおくれて...全文を見る
○小西博行君 もうこれで終わりとしたいんですが、さっき一番最初に申し上げましたように、こういう趣旨説明ですね、これはどこの委員会でもそうだと思うのですけれども、大臣になられたわけですから、総花的な文章の集約みたいにならざるを得ない部分がどうしてもあるとは思うのですけれども、こうい...全文を見る
○小西博行君 もう一つだけ。  そういう意味では、私も理化学研究所へ二回ほど行かせていただきましたが、そこにいらっしゃるいろいろな研究者の方というのは、われわれが行くことによってまた発奮するという部分があるんですね。ここで審議されるとやっぱりそれだけ発奮する。PRしていただいた...全文を見る
04月19日第98回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○小西博行君 きょうは三十分という非常に短い時間でございますので、大久野島の毒ガスの問題と、時間がございましたら原爆関係の質問をさしていただきたいというふうに思います。  まず第一点でございますけれども、広島県の大久野島というのがございます。ここの毒ガスの障害者の対策に対する現...全文を見る
○小西博行君 「毒ガス障害者に対する措置」という、こういう図表がございまして、これを見てみますと、「認定患者」というのがございますね。一般障害者からさらに療養を要する者という意味で認定患者。これを見ますと、その金額が、特別手当というものが七万五千三百円でしょうか、このように非常に...全文を見る
○小西博行君 この認定患者を指定する場合には、審査会があるんでしょう。審査会の中でこの人は認定患者にすべきだということで決められているというふうに聞いているんですが、現実にその基準というんでしょうか、審査基準、この辺は非常にあいまいだというふうに私も聞いているんですよね。だから、...全文を見る
○小西博行君 非常にその基準があいまいなんですよね。現実に私どもにいろいろ陳情で来られる学徒動員の方の中にも相当悪い方がいらっしゃるということを聞くわけですね。ところが、その基準がどうも、健康診断というのがございますけれども、そういうものである程度決められるというんですけれども、...全文を見る
○小西博行君 これは、学徒動員の方はずいぶんいろいろな施策がおくれていますよね。年数をこう比較してみますと、一般の勤労者というのは非常に早い段階からいろいろな手当だとかついておりますけれども、学徒動員の方はこの五十八年十月からですか、この介護手当あるいは保健手当とか、こういうもの...全文を見る
○小西博行君 先ほど、学徒動員の方は余り、障害が軽いからこの認定制度といいますか、認定患者に指定されていないと、こういうふうにおっしゃったのですが、もしそういう患者の中に、これは確かに悪いというような審査会の結果が出れば、どうなんでしょうか、やはり厚生省の中にも学徒動員中心にこの...全文を見る
○小西博行君 いまの千十七人というのは、学徒動員の方ですか。千九百四十三名の中で千十七人がかかっていると、そういう意味ですか。
○小西博行君 私は、どうもこの省庁が違っておりまして、大蔵省の方と厚生省というこういう形になっておりまして、私はどう考えてもこれは一本化してかっちりとした形をとればいいのになと、こう思ったんですがね。いろいろ省庁の方にもお聞きしたんですが、いや、それはもう省庁は別ですからとてもじ...全文を見る
○小西博行君 人数を見てみますと、旧令の方は二千四百四十六でしょう。そして先ほどの学徒動員の方が千九百四十三という、数字的には非常に接近しているわけですね。というのは、これは、たとえば認定患者なんかで特に重症の方はもう亡くなっておられるとか、そういうことでこういう数字の結果が出て...全文を見る
○小西博行君 とにかく、この実態調査が、さっき広島大学の先生とおっしゃったんですけれども、現実にいろいろ調べてみますと、ちゃんとした資料というのは余りないんですね。どの程度の患者が何人だというのはほとんどないんですよね。ですから、私は、同じ実態調査をやるのだったら相当詳しく一遍や...全文を見る
○小西博行君 この質問で終わりたいと思いますけれども、大久野島は現実は、やはりいろいろな人に会ってみますと、かなり年齢的にも四十代といいますか、あるいは五十代そういう方がいらっしゃるわけですけれども、こういう方の実態をできるだけ早く調べていただきたい。そうしないと、これは患者その...全文を見る
○小西博行君 終わります。
04月20日第98回国会 参議院 本会議 第11号
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○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案に関し、総理並びに運輸大臣に対して質問を行うも のであります。  御承知のとおり、いまや国鉄の経営は危機的状況を通り越して破産状態にあり、一日も早...全文を見る
04月25日第98回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○小西博行君 まず、文部省関係から質問させていただきます。  体外受精などにおきましての医の倫理、この問題は最近、特にことしになりましてずいぶん新聞をにぎわしておりますけれども、この問題につきまして質問させていただきたいと思います。  体外受精に関する各大学の研究段階あるいは...全文を見る
○小西博行君 特に最近、試験管ベビーという言葉でこの問題が扱われているように思うんです。特に私が心配するのは、医者と患者の信頼関係というものが非常に大切になってくるだろうというように考えます。そういう意味で、その研究の研究実践にはどのような配慮が必要と考えておられるか、これをお聞...全文を見る
○小西博行君 その辺が非常に私はあいまいだし、むしろこの時期にはっきりと整備しておかなきゃいけない問題があると思うんですね。  いま日本の大学の中では徳島大学——徳島大学方式というふうに言われるそうでありますけれども——がやはり倫理委員会なんかを設置していると、それも非常に私ど...全文を見る
○小西博行君 もう一点ちょっと突っ込んだ御意見をいただきたいんですが、先日新聞で、アメリカですね、ルイーズちゃんというのが誕生しましたですね、そしてその下にももう一人ナタリーちゃんというのですか、こういう二人が体外受精で成功している例なんですね。私はこういう新聞を見るたびに、かな...全文を見る
○小西博行君 そういう医学部といいますか、それ以外にも日本産婦人科学会ですか、でもかなり詳しいガイドラインというのを設定しているわけですね。現実に医者の方がそこまで詳しく、しかも条件もかなり整備をされているように見るんですね、文献では。そこまでいっているのに、大学の関係ではまだし...全文を見る
○小西博行君 これはヨーロッパあたりの例で結構ですけれども、実際に現在まで大体二百人ぐらいが出産されて、成長されているというふうに聞いているんですがね。その結果、何か失敗した例といいますか、生まれてきた子供さんにこういうたとえば気管支が非常に悪いとか、弊害なんかっていうのは、一般...全文を見る
○小西博行君 数字そのものはちょっと定かでないかもわかりませんが、百人の中で一名だけ気管支に疾病があるといいますか、そういう方が生まれてきている。それは一般の事例に比べると、それほど悪い数字ではない、こういうふうに実際は言われているんですけれどもね、現実どうなんでしょうか、両親が...全文を見る
○小西博行君 徳島大学でも先ほど申し上げました十五人から御意見を聞いたわけでありますけれども、そのときに結論としては、厳しい条件つきで承認しましょうと、こういうかっこうになっているんですね、厳しい条件つき。その条件とは一体何かといいますと、密室での研究を排し、公開の原則というのを...全文を見る
○小西博行君 もう検討というよりも早くやってほしいんですよ、もう現実進んでいるものですからね。  それから医学はわりあい単科大学というのが多いですよね。だから単科大学の場合に各種の専門家といってもなかなか一堂に会してというのはむずかしいと思うんですね。そういう場合にはどうでしょ...全文を見る
○小西博行君 新聞でばっと出ますと、それぞれの研究者というのは長い間それぞれ研究やってがんばってきておるわけですからね、非常に私は刺激になることはプラスだと思うんです。ところが功を急ぐといいますか、あわててやるという面が大変私は心配になってきておりますので、その辺のところをよく情...全文を見る
○小西博行君 この貯蔵の問題も非常に不明確で、実験投棄はあのような状態になりまして、私は前々から申し上げておるんですけれども、この低レベルというのはドラム缶に入れて、非常に容量が大きくなるわけですね、何十万本にもなるわけでしょう。これは昨年かその前でしたか、質問申し上げたら、三十...全文を見る
○小西博行君 せっかく安全局長来られておるんで、安全局長、低レベル廃棄物というのは安全なんでしょう。私は管理さえうまくやっていれば心配ないというふうに前から思っているんですよ。ただ、管理が非常に不十分な面が表へ出過ぎるんじゃないか、いつもそう思うんですよ。発電所のいろんな問題でも...全文を見る
○小西博行君 長官、いまお聞き願ったように、私は何か低レベル廃棄物につきましても、もう海洋投棄かあるいは敷地内に貯蔵するか、あるいは敷地外にやるか、大体三つぐらいの方法しかないんだろうと思うんですね。もちろん、貯蔵する場合にはできるだけコンパクトに扱いやすくしていこう、こういうこ...全文を見る
○小西博行君 北海道の幌延町ですか、ここへ敷地外の貯蔵ということで計画がされておるというように聞いておるんですが、これは知事がかわりましたですね。その後の、私、どういうような方向になるんかなということで興味を持って見ておるわけですが、その辺に対して何か変更されるとか、あるいは変わ...全文を見る
○小西博行君 原子力の計画表を見ましても、六十五年で五千百から五千三百万という非常に大きな数字を挙げております。これはもう実際的に私は無理だと思います。三千二、三百万もいったらいいところだと思うんです。ですから、計画そのものが変更されるという、検討されるというのをこの間ちょっとお...全文を見る
○小西博行君 終わります。
04月26日第98回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○小西博行君 けさからの審議で、国鉄の再建につきましてぜひともやらなきゃいけない。ただ、新しく監理委員会をつくったから、あるいは臨調から答申をいただいたから簡単にできるものではない、大変厳しいというのが私は実態じゃないかと思います。  きょうは時間の都合で、実は国鉄の職場の規律...全文を見る
○小西博行君 いまお聞きのとおりだと思います。ほとんどおっしゃったとおりの形だと思うんですね。  私は、現場の管理者というんでしょうか、特に私、広島なんですが、実は、昨年、四人ほど小学校、中学校の校長先生が自殺したという事件がございました。そして、いろいろ調べてみますと、どうし...全文を見る
○小西博行君 しかも、車で突っ込むときに窓をあけてかばんを投げた。そのかばんの中に遺書が入っている。遺書の内容につきましては、どうなんでしょうか、実際には警察の方ではもう調べたわけでしょう。私も実はこの遺書は入手しているわけなんですけど、これは個人の名前がわかりますので、これ一々...全文を見る
○小西博行君 しかも、二十八回の苦情処理委員会というんですか、さっき入浴というお話がありましたが、二十八回もこういう委員会で、言ったら、つるし上げみたいな状態じゃないかというように私は思うんですけれどもね。これも当局も入っていらっしゃるわけですよね。そういう中で二十八回もずっと詰...全文を見る
○小西博行君 私は、今回の事件は非常に残念な事件だと思うんですね。  先ほどの話に返りますけれども、国鉄再建法案というのが出まして新しい方向でひとつ改革しよう、私は非常に結構なことだと思うんです。しかし、いずれにしても現場の長ですね、助役さんあるいは区長さん、この辺の方が一番私...全文を見る
○小西博行君 なれ合いの管理者の場合は当然自殺をするまで悩まなくて済むんですね。まじめなだけに悩むという、非常にその辺が私は気をつけてあげなければいけない問題だと思います。ぜひお願いしたいと思います。  それからもう一点は、これも例のリボン、ワッペンの着用の問題ですね。これも予...全文を見る
○小西博行君 再三注意しても外さない者に対しては勤務評価に反映する、こういうように言っているんですね。具体的にそういうことをもうすでに何件かやっていると思うんですが、最近はこれはずいぶん減っているんでしょうか、どうなんでしょうか。
○小西博行君 最後にしますけど、実はきょうは、こういう細かい問題について、どうやら、行革という非常に大きな中で、細かい、実際やらなきゃいかぬ問題がいっぱいあるというように私は思いまして、この問題はいずれにしたって早くやってもらわなきゃいけない。そういう問題だけに、まずこれはやった...全文を見る
04月28日第98回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○小西博行君 たくさんの委員の方からいろいろ論議を煮詰められておりますけれども、大変私もきょうの先生方の御意見、勉強さしていただきました。  そこで、この自主性という話が、これは私も昔大学にいましたから、自主性とわがままとがどうしても学者の中に共存しているような気がしてならない...全文を見る
○小西博行君 向坊先生にちょっとお尋ねしますが、特に最近は日本の先端技術という問題で、科学技術庁も流動研究システムによる創造科学の研究といいますか、こういうことを六つのテーマでもって、これは産、官、学といういろんなあらゆる分野から専門家を集めまして、それぞれのチーム二十名ずつで五...全文を見る
○小西博行君 最後に岡倉参考人にお尋ねしますが、先ほど、若手の学者が学術会議というものに対して余り関心持っていない、むしろ研究室の中でいろんな論文を一生懸命やるとか、ある学会の中だけでやる、そこに何か私は一つの動機づけが要るんじゃないかという感じを、先ほど同僚議員の方からも質問が...全文を見る
○小西博行君 終わります。ありがとうございました。
05月10日第98回国会 参議院 文教委員会 第7号
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○小西博行君 長官にまずお聞きしたいんですが、先ほどから同僚委員の方からいろんな角度から質問がございました。しかも、この文教委員会は委員のメンバーが元学者というのが五人ほど、あるいは六人いらっしゃるかもわかりませんが、五、六人の委員が学者OBということがございますので、先ほどから...全文を見る
○小西博行君 私個人としましては、久保先生の人格といいますか、学者としては非常に優秀な方だというふうに仄聞しております。ですから、そういう面で疑いを持っておるわけではございません。先ほど審議官がちょっとおっしゃいました、科学の発達にふさわしくない会員が選ばれて出てくる、だから選挙...全文を見る
○小西博行君 その問題は議事録ですぐわかると思いますが、いまの御意向が本当だというふうに私も思いますから、そのように理解さしていただきたいというふうに思います。ただ、私は、この学術会議がいい学術会議であってほしいという、そういう願いはさっき申し上げたとおりなんです。そこで、やっぱ...全文を見る
○小西博行君 もう時間が追っておりますけれども、この間も実は会長の方にもちょっと御質問申し上げたんですが、例の会員の選挙制ですね、選挙に対する無関心さというのがございましたね。私は、実はその辺が一番根本的に問題があるんじゃないかと思うんです。なぜ無関心かといいますと、余り学術会議...全文を見る
○小西博行君 最後に御意見だけで結構ですから聞いていただきたいんですが、さっき高木先生の質問の中に出てまいりましたが、学術会議の目的とか機能ですね、私は、これをもう少し上手な方法で教育するなり徹底するなりということがどうも欠けているんじゃないか。目的が非常にたくさんあるんですね。...全文を見る
05月12日第98回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○小西博行君 今回の改正案は、学術行政あるいは学術体制にかかわる重要な問題であるために、その改革には科学者、国民全体の合意を得る努力、手続が大変重要な要素になってくるというふうに私は考えるわけであります。今回の提案に至るまでにどのような配慮がなされたか、これがまず一点お聞きしたい...全文を見る
○小西博行君 私は、もう何度もこの場でも申し上げていますように、学術会議というのは、本来研究者の自主性というのは当然認めてあげるべきだし、そうなければ余り意味がないのではないかというように私自身も実は考えているわけです。  しかし法案という種類のものは、どうしても私は一つの団体...全文を見る
○小西博行君 総務長官、この予算の問題は、つい先日もずいぶんいろいろ議論されたので、大変厳しいからなかなかむずかしいだろうというような御議論もありますけれども、その辺のところを長官の決意を明確にひとつしていただければ幸いだと思います。
○小西博行君 予算の問題につきましては、なぜ会員に積極的に参加してもらえないんだろうか、あるいは選挙に参加してもらえないんだろうかといういろんな問題がございましたですね。その中に一つ、出張の旅費その他も非常に厳しいというお話がありましたから、私は、せっかく法改正するわけですから、...全文を見る
○小西博行君 改正案では従来とかなり異なっておるわけでありますが、特にその中で全国区制ですね、それから地方区。この二つに一応分かれておりますね。今度はそういうものがございませんね。一本化するということになっておるわけですが、地方大学の研究者、こういうものをどういうような形で確保し...全文を見る
○小西博行君 これは総理府にちょっとお聞きしたいんですが、資料によりますと、全国を七つの地方区に分類されているんですね。そして地方区選出会員から互選された世話人という方がおられて、それを中心にいろいろ活動されている。特にその中で、私大切だと思うのは、地方区内の科学者との懇談会とか...全文を見る
○小西博行君 そのことは当然そうだと思いますけれども、私は過去のそういう、過去というか、現在もそれは続いておるわけですけれども、そういう地方区と、今度新しく法案が通った場合に、そういう非常にさめの細かい活動というものが現実にうまくいくかどうか、その辺を心配しているから何回も聞いて...全文を見る
○小西博行君 地方の産業を一つ考えましても、どうしても地方の大学とタイアップしなきゃいかぬということですね。そして、産学共同という体制をいつも口では言っているんですけれども、現実問題、その結びつきが非常にむずかしいわけでして、私は、それとは直接関係ないにしても、いろいろな情報をぜ...全文を見る
○小西博行君 長官、久保会長が非常に遠慮がちに具体的な数学を出されましたですね。私は科学技術特別委員会の方にも実は所属しておりまして、流動研究システムという、中川長官時代にあれはたしか五十六年の十月だったと思いますが、非常に新しいものができましたね。これはもちろん官とそれから産業...全文を見る
○小西博行君 大臣どうですか、いまの倍という非常にどんぶり勘定的ではありますけれども、そのぐらい出してもらったらかなり前向きに、積極的にできるんだと。私その金額そのものは決して大きな金額ではないというふうに思うんです。ただ、私は思いますのに、これは事務長にもぜひ聞いてもらいたいん...全文を見る
○小西博行君 これは総理府の所管になりますから、私はスクラップ・アンド・ビルドという行革賛成派でありますから、ぜひとも、量の問題じゃなくてこれは質の問題があると思うんです。学術会議はどういうことを事務局に対して要求しているという問題も非常に私は明確なものがあるのではないかと思うん...全文を見る
○小西博行君 具体的なことを聞くようなんですけれども、この推薦だとか選挙だとかいろいろ手続上の予算が、今度は選挙は実際的にはやらないんですよね、推薦制度ということなんですが、一昨日もお話を聞きますと、大分経費が余分にかかるんだということを聞いておるわけです。大体一億円ぐらい余分に...全文を見る
○小西博行君 私は、特にさっき言いましたこの合理化という問題は、当然政府もそこに焦点があるんじゃないかというちょっと感じがいたしますので、定員を決める場合というのは、やはり仕事の内容といいますか職務といいますか、それと、学術会議は、先日一番最初お聞きしたと思うんですが、やっぱりそ...全文を見る
○小西博行君 もう時間がなくなりましたのですけれども、私も大変責任を感じているというのは、議員の一人として、やっぱりもう少し私自身もこれから学術会議にひとつ興味を持って、元学術会員というのは何名もいらっしゃるわけですから、これから大いに関心を持っていろいろまた教えていただきに参る...全文を見る
○小西博行君 日本の将来のためには、私は先端技術の開発というものが非常に大きな重要な要素になってくるというふうに前々から考えております。  研究集団というのは何も総理府だけじゃなくて、科学技術庁にもございますし、各省庁にございます。特に、その中で総理が学術会議に対してどのような...全文を見る
○小西博行君 学術会議の立て直しを図るために今度の改正法案が出たというふうに私は考えておるわけであります。しかし、私はその法案だけの改正では前向きにならないじゃないかという心配も同時にしているわけであります。先ほども議論しましたが、予算の問題であるとか、あるいは学者それぞれの動機...全文を見る
05月16日第98回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○小西博行君 まず、総理にお伺いしたいと思います。  きょうは二十分というような非常に短い時間でございますので、一応通告といたしましては行革関連、それからASEANの総理の訪問について、そうして財政再建と、こういうような感じでおりましたんですが、まずASEANの訪問から質問さし...全文を見る
○小西博行君 そういう意味では、このように理解してよろしいんでしょうか。まずアメリカとの関係というのは非常に第一義的に置くべきだと、その次にはASEAN諸国を重点的に置きたいと、たとえば南米に対してというようなものとはまるで質が違うんだと、このように理解してよろしいでしょうか。
○小西博行君 そういう意味では、日本との関係がどういう形で進展していくのが総理としては一番望んでおられるのか、期待していらっしゃるのか、その点をまずお聞きしたいと思うんです。  特に、総理のいろいろ会談が新聞報道で出ておりましたけれども、軍事大国には絶対日本はならないと。あるい...全文を見る
○小西博行君 海外援助についてちょっとお聞きしたいんですが、ASEANといってももう全く国情が違うというように私思うんです。そういう意味で、たとえばバングラデシュに対する経済援助——米国も相当大きな金額やっているわけですが、最近どうも、余りやっても効果がないんじゃないかといいます...全文を見る
○小西博行君 もう一点、これは通告はしておりませんのですが、タイにAITという大学院大学というのが実はございます。これは、総理は向こうでお聞きになったかどうかわかりませんが、五百名ほどの学生が各国から集まっております。それに対して日本からも相当援助しているわけです。しかも、先生方...全文を見る
○小西博行君 そして、援助の問題なんですね、ずいぶんの金額を援助しているわけですが、現実は、行ってみて驚いたのは、たとえば農業に対しては大きなトラクターあたりを援助している。ところが現実それを修理するような能力、機能が全然ない、あるいは部品が全くない。そういうことで、あるところに...全文を見る
○小西博行君 もう一点はシーレーン問題なんですね。総理のいろんなお話の中にはわりあい相手が喜ぶようなお話がたくさんあったと思うんですが、むしろやはりそれぞれの独立国家でありますから、堂々とやはりASEANの皆さん方も自分の海域は守っていただく、こういうことが私は非常に大切であるし...全文を見る
○小西博行君 それでは、時間がないもんですから、行革関連で一、二点お尋ねしたいと思います。  五月二十日の閣議におきまして行革大綱が取りまとめられると聞いております。その大綱の作成に対する政府の対処方針について一、二点お聞きしたいと思います。  先ほど峯山議員の方からございま...全文を見る
○小西博行君 定員管理についてお聞きしたいと思います。  沖縄関係の職員及び新設の医科大学の教職員については、総定員法の対象外とする現行の暫定措置を廃止するよう求めております。また、地方支分部局の定員を七%削減するように求めております。これらの措置を行革大綱にどのように盛り込む...全文を見る
○小西博行君 私は現実に民間の合理化ということにつきまして幾つか実際にやってきた経験を持っておるわけであります。どうも定員管理というのは大変私は属人的な要素がたくさん出てくると思うんです。各省庁の中で人数を減そうと思ってもなかなか減し切れないというのが、やはり属人的な要素、つまり...全文を見る
○小西博行君 ぜひともそういう新しい管理のテクニックというのが当然あるわけでありますから、そういうものでぜひお願いしたいと思うんです。  この問題は、これもまた通達しておりませんが、総理にぜひお聞きしたいと思ったんですが、私は国全体を見る総理といいますか、全体の最高の責任者とい...全文を見る
○小西博行君 一般の企業におきましても、社長の仕事というのは、現場出身の人はどうしても現場中心型にならざるを得ない、営業出身の人はどうしても営業にみずからやっぱり首を突っ込みたい、こういうような要因がございまして、本来やるべきことというのがなかなかできないのが、私は実態だと思いま...全文を見る
○小西博行君 最後にもう一度お願いします。  とにかく私は、行革という非常に大きな問題について国民全体で対応していかなければいけない。政治家はもちろんだと思います。そういう中で、特に私はさっき申し上げましたように、政府そのものの姿勢もそうでありますけれども、やはり内閣の組織とい...全文を見る
○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表して、昭和五十四年度決算外二件及び昭和五十五年度決算外二件に対し反対を表明し、委員長提案の警告決議案に対し賛成の討論を行います。  以下、その理由について申し上げます。  そもそも、昭和五十四、五十五両年度会計に対しては、その予算審議...全文を見る
05月17日第98回国会 参議院 文教委員会 第9号
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○小西博行君 学校教育法の一部を改正する法律案の方から質問さしていただきます。  今回の改正案で、四年から六年制に変わるわけであります。私はこのことにつきましては賛成であります。と申しますのは、一般の大学におきましても、最近では工学系であるとか、あるいは理学部というのはもう四年...全文を見る
○小西博行君 農水省にお聞きしますが、先ほど同僚委員の方からも質問がちょっとございましたんですが、獣医の数ですね、これはどういうものを基準にして考えていったらいいのか。たとえば家畜の頭数といいますか、こういうものからいきますと諸外国に比べてかなり日本の場合は多いんじゃないか。二万...全文を見る
○小西博行君 先ほど、卒業して就職した場合の公務員の問題がいろいろ出ておりましたけれども、今度の採用試験というのは、いわゆる大学院を出て受ける試験と六年制を出て受けるのとは当然違うわけですね。その辺の関連についてちょっとお聞かせ願いたいと思います。試験内容ですね。
○小西博行君 獣医師の先ほどの試験というのはよくわかりましたが、今度は実際に卒業して医者として仕事をするわけですが、社会へ出てからの教育といいますか、学校だけの教育というのでは当然足らないと思うので、その辺の対策についてはどのような研修をやっていこうというふうに考えていらっしゃる...全文を見る
○小西博行君 少し変わった質問をさしていただきたいのですが、栽培漁業というのが最近ははやっておりますね。はやっているというか、非常に魚の量が減っておりますので、ハマチあるいはブリ、こういうものの栽培漁業というのが非常に盛んだと思うのですが、魚の病気ですね、こういうものに対してはい...全文を見る
○小西博行君 ぜひそれやっていただきたいと思います。私自身、実際に奄美大島あたりでダイビングしていろんな魚をとったことがあるんですけれども、実際に魚の皮膚を見まして、これは食べちゃだめですよというのがあるんですね。なぜですかと言いますと、いろいろ食べる物も全く違うと。たとえば毒の...全文を見る
○小西博行君 死体ができるだけ充足されれば医者も勉強ができるわけですね。先ほどございました医の倫理といいますか、そういう面で非常に大切だということは私高木先生から何回も伺っておりますからそのとおりだというふうに考えておるわけですが、この充足率が非常に悪い。死体が少ないという問題に...全文を見る
○小西博行君 諸外国の立法例というのは三カ国ぐらいは何かつくっておられると聞いているんですが、その実態と今度の法案とは大幅に違うのかどうなのか、簡単で結構ですからそれをちょっと御説明願いたいと思います。
○小西博行君 角膜と腎臓、この問題につきましてはすでに法律化されておりますね、五十四年ですか十二月に。私はどうかと思うんですが、恐らく角膜、腎臓の場合はかなり提供者も献体に比べたら多いんではないかなという感じがするんですがね、体全体を提供するという場合と何かイメージ的に違うのかな...全文を見る
○小西博行君 つまり私はその辺に、実際に提供にサインする場合でもやや不安があるんじゃないかなという感じがするんですね。先ほど高木先生にその登録も見せていただきましたけれども、もう少し何かこれはしっかりしたものがいいんじゃないか、余りこう薄っぺらくて免許証よりもはるかに薄いものです...全文を見る
○小西博行君 終わります。
08月04日第99回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 閉会後第1号
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○小西博行君 大臣の時間が大体来たようでございますけれども、少しだけ質問さしていただきたいと思います。  北炭夕張の問題というのは、大変私は悲惨な事故だというふうに考えております。先ほどから同僚の議員の皆さん方からいろいろ御質問がありました。私も七つばかり通告をしておりましたが...全文を見る
○小西博行君 いや、そういう状況を見てというのはよくわかるんです。ただ、余りにも世間一般から比べて甘いも甘いもいいところだというふうに私どもは感じるわけですね。だから、そういうようなことは情勢を見ればすぐわかるのに、えらいべらぼうな計画を立ててしまう。そして、ずっと最後までこの計...全文を見る
○小西博行君 もう一点だけお願いしたいと思います。  石油が下がったという問題ですね。これは、私は非常に喜んだわけでありますが、実際は代替エネルギーの研究開発という問題で、たとえばアメリカがいま大きな計画でやっておりましたアラスカのガスですね。天然ガスの井戸をつくり、そしてアメ...全文を見る