小西博行

こにしひろゆき



当選回数回

小西博行の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第101回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○小西博行君 きょうは大変勉強さしていただいたわけでございます。というのは、各参考人の皆さん方からそれぞれ御意見をいただいて、なおかつ同僚議員の方から質問を積み重ねるということでありますから、随分もう後の方になりますと、ほとんど言い尽くされたような実は感じもするわけでありますが、...全文を見る
○小西博行君 舟久保先生にちょっとお聞きしたいんです。  そういうような、タイでも非常に高く評価されている大学院大学なんですね。あれは授業はたしか全部英語でやるんですね。日本人はアメリカにしても西ドイツ、ヨーロッパですね、こういう先進諸国に対しては、できる人はどんどん出ていくん...全文を見る
○小西博行君 川野先生、この提言は非常に私も参考になったわけなんでございますけれども、このデータを見ますと、この人文科学系ですか社会科学系、これがおのおの三〇%とか二三%ぐらいですね。ウエートが非常に高いわけですね。私はもう工学とか理科とか、こういう分野が非常に日本へ留学してくる...全文を見る
○小西博行君 実は、去年韓国へ参りまして韓国の政治家、国会議員それから向こうの学者の皆さん方と接触する機会があったんです。そのときに、どういう大学あるいは大学院出ておられますかということで皆さん方にお話ししました。私は日本の東大も世界の東大だと、国際大学としても堂々とやれるんだと...全文を見る
○小西博行君 ですから、私はもう結論は、参考人の皆さん方がおっしゃること一つ一つごもっともだと思います。きょうは自民党の皆さん方も大分おりますから、我々も含めまして本当にそういう対応をしていかないと、日本だけ孤立してしまう、そういう感じが前々から経済的にも感じておるのですよ。そう...全文を見る
04月06日第101回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○小西博行君 私は、国立大学を充実をしていくということは大変いいことだというふうに考えております。特に、最近はテクノポリス構想というのがございまして、現在、九地区が一応認可されたということに聞いております。そういった意味では、この地方の国立大学をこれから先どのように充実していくか...全文を見る
○小西博行君 産学共同という言葉は、これはもうかなり昔から言われております用地元の産業にいたしましても、どうしても新しい技術といいますか、研究体制といいますか、そういうものに協力していただきたいということで、今日まで実際やっておるわけでありますが、特に最近のテクノポリス構想という...全文を見る
○小西博行君 大臣、お聞きのように、産業界も大学の運営について参加してやっていくと、これが筑波大学方式といいますか、私は新しい方式じゃないかと、このように考えておるわけです。私自身は広島出身でありますから、今、広島大学の話が余り出ませんでしたので、その辺も踏まえて、これから先の新...全文を見る
○小西博行君 それでは、大学の教養課程とかあるいは語学教育、これは大臣にお願いをしたいと思います。  この大学の教養課程については、大臣の方から見直してみたいというようなのが、これNHKでしたか、録画撮りのときに発言されておりますけれども、教養課程というものに対してどのようにお...全文を見る
○小西博行君 確かにそういう面もあろうと思うんですが、例えば工業高校から大学の工学部の機械科なんかに入ってまいりますね。そうしますと、ダブった面が出てくるわけですね。ほかの学生はもう普通高校から入ってきておりますから、それは全く新しい感じでもって勉強するわけですけれども、もう既に...全文を見る
○小西博行君 大臣、私も工学部で教えていまして、大体、単位を落とす連中というのはドイツ語ですね。まずドイツ語で落とすと。それから、例えば物理。大体落とすもの決まってんですね、数学だとか。先生の方もプライドがありまして、厳しくやるせいもあるんでしょうけれども、大変、私は語学、学校に...全文を見る
○小西博行君 次に移ります。  共通一次、これはよく新聞にも出ておりますが、この共通一次試験のいろんな批判、もっとも効用もあると思うんですが、これに対して率直な御意見をまずお聞きしたいと思います。
○小西博行君 これは実際に実施の日時というのは四月十三日に正式に決定されたんでしょう。おくれたんですかね、少し。
○小西博行君 繰り下げをしたわけですね。これは案外、受験する人は、もう少し早く一次試験やってもらって、そしてゆっくり二次試験に備えたいとか、こういうような御意見もずいぶんあるということを聞いておるんですが、その辺の実態はどうなんでしょうか。
○小西博行君 大いにこれは改善をしていただきたいというのが私の希望でございます。特に私学と国立大学と受験の科目なんていうのは、ちょっとかけ離れ過ぎているという感じがしておりますので、その辺もよく検討していただいて、十分に改善していただきたいと、そのことを申し上げまして、もう時間で...全文を見る
04月07日第101回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○小西博行君 先ほどは高木先生から大変高尚なお話がありまして、私もできればできるだけ高木先生に接近したいとふだんから尊敬しているところでございますが、きょうは非常に現実的な問題について、数点についてお伺いしたいと思います。  まず、都立向丘高等学校の定時制の問題でございますが、...全文を見る
○小西博行君 じゃ、文部省の方にお尋ねいたします。  この問題は五十六年にも実は発生しておりますね。そういうことで、もう既に調査という点につきましてはかなり進んでいるんじゃないかという感じがいたしますが、文部省の方はどのように対応しておりますか。
○小西博行君 それでは具体的に質問に入りたいと思いますが、まず研修日のあり方ですね。研修というのがあります。特に東京都の場合は週一研修というような名前もございますように、研修日のあり方について何点かについてお伺いいたしたいと思います。  高校教師の研修について法的にはどのように...全文を見る
○小西博行君 全国附にはこれどのようになっているのか、あるいは延べ時間で現実にどういうふうにやっておられるのかという統計が、あるいは何か資料ございますか。
○小西博行君 そういたしますと、校長さんの方で調べれば大体全部把握しているわけですね。具体的な研修の期間とか日時というのはわかるわけですね。  それでは、東京都の場合には週一研修というのがありますね。この制度に対してはどのようにお考えなんでしょうか。あるいは全国的にはこういう事...全文を見る
○小西博行君 大臣もそのようにお考えですか、週一研修、東京都の場合。
○小西博行君 先ほど、教特法の二十条にいう、勤務場所を離れてという項目が入っておるわけですね。これは自宅の、自宅研修といいますかね、そういうものも含まれているんでしょうか、どうでしょうか。
○小西博行君 その申請願いといいますかね、こういう何か制度というのは承知しておりますか。
○小西博行君 それでは、研修日につきまして具体的な事例を挙げながら質問に入りたいと思いますが、参考資料、そちらに行っていますでしょうか。
○小西博行君 このように色分けをしております一連の資料でございます。これはまさに手づくりでございまして、一つ一つ赤、青、黄色と、こういうふうに細かく分けておりますので、質問の中にこの表が必要になってまいりますので、よくごらんになっていただきたいと思います。  まず、赤で囲んでる...全文を見る
○小西博行君 問題は、こういう研修時間というのがとられておりますが、この研修は実際に先生方が一生懸命勉強されて、そして授業に備えるとか、あるいは定時制の学生ですから、働きながら学ぶという子供さんが多いわけですから、そういう方にどのように教えればいいかということで勉強されるというこ...全文を見る
○小西博行君 この研修願というのは、今のは一番最初のやつですがね、後の方もずうっとあるんですね。例えば六ページ目ですね。これは「研修承認願」というふうに書いておりますが、この先生は生物の先生だそうです、生物の先生。それで野鳥観測というんですか、観察というんですか、野鳥及び植物の生...全文を見る
○小西博行君 定時制高等学校というのは東京に何と百七十校あるわけですね。ですから、私は、そんな想像したら悪いんですけれども、案外定時制高校というのはお互いにそういうことをやっているんではないかなという感じが実はするわけなんです。というのは、五十六年にもこういう問題が起こりまして、...全文を見る
○小西博行君 大臣よく聞いていただきたいんですよね。私は、今度は教育の改革をしなきゃいかぬということで、いろんな法案も出てくるというように聞いているわけですね。きのうのお話じゃありませんけれども、高桑先生の方からは、改革と改善というのは多少ニュアンスが違うんじゃないかというお話も...全文を見る
○小西博行君 実は、こういう調査をするというのは大変難しいんですね。と申しますのは、校長さんにいろんな事情を聞いても、校長さんはできるだけぼろを出ないようにしたいというのがありますね。先生方も、やみ給与という形で報酬をもらっておるという形になりますと、よほどでないとこういう資料は...全文を見る
○小西博行君 そういうことだと思うんですね。だから、私はこれもうもっと上手に書いておけばわからないんですけれども、おかしな書き方しているなど実は思うんですね。正直といえば正直かもしれません。  それで、もう一枚、こういうのがありますね。最後の方ですが、「個人別時間割」というのが...全文を見る
○小西博行君 ちょっとさきへ返るんですがね、これは大臣の所見で結構ですが、こういう例えば計画そのものも現実とは全然違うわけですね。そういうものを都教委に出して、そしてオーケーもらうと。それによって学校の中でやっていくと。ところが現実に調べてみると全く違うと。この以前の問題は、ここ...全文を見る
○小西博行君 大臣、私も大臣と同じ考え方だと思うんですね。先生は一人一人立派な人格を持っておるのが当然でありますから、その中で常識の線の中でやっていただきたい、こう思うんですが、現実問題はこうだということははっきりしているわけですね。ですから、私は一日も早くその調査をしていただき...全文を見る
○小西博行君 終わります。
04月20日第101回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第3号
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○小西博行君 私は、二十分しか実は時間をいただいておりませんので、まず最初に私の考え方を申し述べて、そして大臣の御意見をお伺いしたいと思います。  先ほどの議論の中でも、私自身もよく理解ができたわけでありますが、日本というのはほとんど資源がない、資源を輸入していわゆる生産活動し...全文を見る
○小西博行君 今の御意見ですと、我々の考え方と余り変わらないわけですね。私は、これはもう情勢によって随分変わってくると思いますので、今の時点でということに当然なろうと思いますけれども、特にサウジですが、サウジから最近、ちょっと前になりますか、タンカー備蓄の要請がありましたね。どう...全文を見る
○小西博行君 最近はだからサウジも陸へ備蓄していると。従来タンカーをたくさん置いて、そこへ備蓄しておったんだけれども、最近は陸上備蓄の方向に変わっていると、このように聞いておるんですが、事実ですか。
○小西博行君 実は、これはエネルギーフォーラムという雑誌がございますね。これに去年の十一月に飯倉さんという方が論文を寄せておりますね。これは多分御存じだと思います。この中で、これから先ずっとエネルギー開発をやっていくという場合に、大変たくさんの資金が不足するんじゃないかという論文...全文を見る
○小西博行君 今おっしゃったのは、民間の資金も入れてですね。六十七兆一千億ですか、このぐらいの数字がここに出ておりますね。  私も時間が余りないものですから端的にお答えしてもらいたいんですが、この解決方法です。公的資金が要するに不足するんだ、これに対してどういう形で対策をとれば...全文を見る
○小西博行君 ここでは非常に明快に四つの答えを出しておりますね。エネルギーの研究開発、具体的にこうやりなさいということが四つほどあります。既存エネルギーの財源の使途を変更しなさい、それから税金というのがありますね、石油税をもう少し上げなきゃどうにもならぬだろうというようなこともち...全文を見る
○小西博行君 もう時間が参ったようでありますけれども、最後に通産大臣に質問を申し上げますけれども、一番最初に申し上げましたように、日本というのはどうしても資源をよそから買いますから、その原材料が高い分というのはできるだけ付加価値で求めていかなければいけない。そうなりますと、どうし...全文を見る
○小西博行君 終わります。
04月26日第101回国会 参議院 文教委員会 第9号
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○小西博行君 大臣の所信表明を勉強さしていただきましたが、文部大臣、これはやるべきことがえらいたくさんありますね。私は、きょう、この一つ一つについて質問しようかなと思ったんですが、余りにも盛りだくさんで、しかも、もう時間が大分経過しておりますので、きょうは青少年の非行問題というと...全文を見る
○小西博行君 詳しく教えていただきましたが、その特徴ですね。十年前と現在という比較じゃなくて、ごく最近の、急増しておりますね。四年連続急増、戦後最悪というふうに言われておりますから、そういう何か特徴的なものはございませんか、従来に比べて。
○小西博行君 今、大臣、お話のとおりなんですね。こういうデータにつきましては、もう皆さんも十分御承知のとおりなんですけれども、問題は、文部省も、できるだけ非行問題というのは少なくしたいという努力を当然されていると思います。警察の方でもいろいろな取り締まりを含めまして、やっておられ...全文を見る
○小西博行君 結局、問題が起きてからいろいろな対応してやっていくという、警察の方は特に取り締まりということが中心になろうかと思うんで、多分、そういう格好になろうと思うんですが、さっき高木先生がおっしゃった子供さんの教育というのは、一番基本理念に立ってやらなきゃいかぬという、私自身...全文を見る
○小西博行君 文部大臣、今お聞きのとおりなんですね。私は、文部省でできる範囲のことというのは当然その中にあろうかと思うんですね。それが、大臣がこれから非行問題をどうやって少なくしていこうかという一つの大きなテーマだというふうに私は考えておるわけですが、大臣はどのような方法で、従来...全文を見る
○小西博行君 非行問題を解決するために、私は、まず一つの柱としては、学校教育における非行対策、こういうものを挙げておるわけです。  その第一点は、教育内容について、これから先、どのように考えていくのかというのが一点なんです。  それから、もう一点はカリキュラムですね。道徳とい...全文を見る
○小西博行君 文部大臣、特に私は小学校の三年か四年ぐらいまでが非常に大事なんじゃないかと思うんですよ。というのは、九九がわからないとか、高等学校へ行くのに、分数がわからないということは、どうしてなんだろうかと思うわけですね。大臣とか私らの年代というのは、終戦後ですから、大して勉強...全文を見る
○小西博行君 ぜひ、そのように頼みたいと思います。  次に移りますが、これ、非行対策なんですが、家庭における非行対策についてどう考えるか。しつけの問題はもちろんございますね。それから親子関係とか、そういう家庭でのしつけに対して行政はどういうスタンスで対応していく、あるいは臨んで...全文を見る
○小西博行君 さっきの大臣のラグビーの話じゃありませんけれども、東京にも蓬莱中学という非常に成功をおさめた事例があるわけですから、そういうものを、十分、私は横の連絡として活用していかないと、恐らく、そういう苦しみを持っていらっしゃる学校というのはたくさんあるんじゃないかという感じ...全文を見る
05月10日第101回国会 参議院 文教委員会 第11号
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○小西博行君 私学共済は昭和二十九年からスタートしているわけでありますけれども、その主な設立の要因といいますか、理由といいますか、これからお伺いしたいと思います。
○小西博行君 今、局長がおっしゃいましたように、私学の教職員の待遇だとか、あるいは福利厚生、あるいはサービス、こういう面では国公の教職員と大体同レベルぐらいまでいっているというふうに判断されているわけですね。——それじゃもう十分わかりました。  もしほとんどが達成されていると、...全文を見る
○小西博行君 既にもう同僚議員の方からも質問があったと思いますけれども、例えば国立大学の先生が私立大学の方へ移るという場合ですね、年金の面で不利になる点があるんではないかという心配がございます。この点についてはどうでしょうか。
○小西博行君 将来、年金制度の一元化という構想がもう既に打ち出されて、いろいろ進んでおりますけれども、この理由ですね。これはいろいろ言われていると思いますが、その主なものをちょっとお聞きしたいと思います。
○小西博行君 そこで、一元化に当たって、私学共済の方は今非常にいい状態にあるということになりますので、当然これが平均化というような格好で一元化されるんじゃないかという心配が私学の皆さん方にはあると思うんです。そういう意味で、サービスは低下しないか、この点についてはいかがでしょうか...全文を見る
○小西博行君 年金制度のいろんな統合して、最終的には七十年ですか、全体を一元化していくという構想みたいなのが出ておりますが、もう既に現在の段階から、さっき申し上げたようないろんな問題ですね。例えば私学共済の中にもいろいろ財産もあるし、そういうものをどういうふうに具体化していくんだ...全文を見る
○小西博行君 大変もう複雑で、大臣はもう十分御承知だと思うんですが、私は本当に余り理解できないんですが、これを見ましても、加入者の数というのが、またこれ非常に大きなばらつきがあるんですね、それぞれの団体でですね。それから掛金の率もこれまた違うと、さっきおっしゃったように計算方式も...全文を見る
○小西博行君 きょうは大変参考になりました。ありがとうございました。  二点だけちょっとお聞きしたいと思うんですが、先ほどから貸しレコードの問題が随分たくさん出ております。まず阿部参考人に、諸外国に比べまして特におくれている部分に文献複写という問題がございます。その文献複写につ...全文を見る
○小西博行君 もう一点だけ、高宮参考人と牛久保参考人にお聞きしたいんですが、先ほどからの議論いろいろ聞いておりまして、レコードの問題というのは、一般の国民から考えた場合にはできるだけ安くいい音楽を聞きたい、こういう一つの大きなニーズがあると思うんですね。当然、レコード会社の方は余...全文を見る
05月17日第101回国会 参議院 地方行政委員会 第14号
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○小西博行君  私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  地方財政は、昭和五十年度以来、毎年三兆円前後の巨額の財源不足が続いている状態にあります。地方財政のこのような状況は、政府も...全文を見る
05月17日第101回国会 参議院 文教委員会 第12号
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○小西博行君 貸しレコード法案につきましては既にかなり意見も出ているようでありますから、時間の関係でまずコンピューターのソフトの問題を先に質問をさせていただいて、そして時間がございましたら図書館における複製の問題、こういう問題に入らしていただきたいというふうに考えます。  まず...全文を見る
○小西博行君 そこで、これもお聞きしたいわけでありますが、コンピューターの貸しソフト営業というんですか、レコードを貸すというのと同じようにソフトを貸すと、こういうような営業というのは実際にかなりあるというふうに聞いておるわけですけれども、その辺の実態についてどのくらいあってどうい...全文を見る
○小西博行君 では、今度の法案が通過いたしますと、貸しソフトといいますか、これは法律的な扱いというのは、当然貸しレコードと同じような扱い方になりますか。
○小西博行君 何かちょっと貸しレコードと大分感じが違うんじゃないかという私気持ちがするんですね。例えばレコード協会というのが一つありますね。ところが、何でしょうか、実際レコード協会と同じようなものがソフトの分野の中でも当然一つの企業なら企業ということで発生すると思うんですが、さっ...全文を見る
○小西博行君 それで、あれは複製は技術的に非常に簡単なんでしょう。テープで簡単に貸しレコードを借りてきてダビングするというと同じように非常に簡単なだけに、またその辺も指導がこれから非常に大変になってくるんではないかなと、こういう感じがしておりますし、同時にアメリカでは最近は何か子...全文を見る
○小西博行君 それでは図書館における複製の問題について数点お聞きしたいと思うんですが、先ほども法律のいろいろな条文について次長の方から二、三点御説明がございましたけれども、現行法は第一条で述べていますように、その目的を著作者の権利の保護、あるいは著作物の公正な利用を図り、文化の発...全文を見る
○小西博行君 今、大変詳しく説明いただきましたが、著作権が制限されるには一定の場合に一定の条件のもとにおいて行われるということでございますね。ですから、そのときどきの経済とか社会、文化の発展というそういう変化に応じて相当いろいろ考え方を変えていかなきゃいけない面もあるんではないか...全文を見る
○小西博行君 今、次長から言っていただいて、これは余分なことになりますが、この間実は中国と経済特区問題で向こうへ参りましていろいろ折衝しておりましたら、まさに法律ですね、法律の整備が十分でたいんで日本の企業は行きにくいんですなんという話をしますと、そこは信頼ではないかというような...全文を見る
○小西博行君 その複製を行うのは、さっきも法律の説明がございましたように、調査研究用というのがこれ一つなんですね。それから、その一部分という、研究用に一部分だけ抜いてそれを使うと、こういう二点ですね。その場合には当然いろんな一般の方から、ぜひ頼みますなんという要求が非常にあります...全文を見る
○小西博行君 一部の図書館ではコインを入れて自動的にコピーができるようなことをやっているというように聞くんですけれども、これ実態はどうなんでしょうかね。
○小西博行君 もう一点は点字ですね。点字といわゆる録音といいますか、文学作品なんかを録音でもって貸し出しするといいますか、そういう二点について、少し内容が変わりますね。録音ということになりますと、テープで聞きたいということになりますと、どなたでも聞けるということもあるんでしょうけ...全文を見る
○小西博行君 このような録音ですね、さっきのテープなんですけれども、これはボランティアによって現在行われているというように言われておりますね。そのために法律的に、現行法の三十七条第二項ですか、これ録音が認められた施設の種類とこの施設の数ですね、これが一体どのぐらいあるものか、これ...全文を見る
○小西博行君 これ、どうなんですかね。もう少し拡大をして全国の国公立の図書館、あるいは学校図書館ですね、こういうようなところでは自由にある程度できるような体制を組むことはできないのかどうなのか、いかがでしょうか。
○小西博行君 最後、これで終わりますけれども、大臣に今の御意見をいただきたいと思うんですけれども、作家の方といってもいろんなタイプの方がいらっしゃいますから、確かに文章を読みながら自分の思想を展開していくというか、広げていくというか、そういう意味では文学の意味がまたそこに新しく出...全文を見る
07月19日第101回国会 参議院 文教委員会 第15号
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○小西博行君 先日来、この育英会法案につきましていろいろ審議がなされておるわけでありますが、その中で特に私が申し上げたいのは、方法論として、非常に大切な奨学金の問題が、四月に本来学生に支給されるべきものでありますのに、制度改正のために大幅なおくれを来しているという、大変、私は、こ...全文を見る
○小西博行君 他の法案と性格が私は多少違うと思うんですね。特に、弱者の立場にある奨学生ということでありますから、私は、一般の法案とは少し違って、何としても早くこれ成立してあげて、そうして勉強させてあげたいという、ちょっと私はその意味がそこに必要になってくるんじゃないかという感じが...全文を見る
○小西博行君 現行法が国会に上程されました昭和十八年、それから今日まで、学生数において大体三百四十万人、それから八千五百億円、こういうような非常に歴史のあるといいますか、それによって大勢の学生さんが救われたというように私は考えておるわけです。大変意味があったというふうに考えており...全文を見る
○小西博行君 私は、今、大臣の言葉にありましたように、随分世の中は変わってきている。だから、当初、昭和十八年ごろ考えられた奨学制度の意味というのは大分変わっているんじゃないかという、感じとしては実感を持って感じるわけです。そういう意味では、今回の改正法案というのは有利子貸与と無利...全文を見る
○小西博行君 私は、できれば国の方から全部無利子で拡大してもらってというような考え方、当然持っているわけです。しかし、実際に国の状態がそういうことだということは皆さんも大体了解していると思うんです。したがって、民間の奨学制度、財団ですか、こういうものは、これは諸外国では非常に進ん...全文を見る
○小西博行君 大臣、お聞きのとおりでございまして、大変たくさんの財団がございまして、そして学生のためにいろいろやっていただいている、こういうことなんですが、文部省そのもののいろいろな、こういうPR活動ですね、私はこれは積極的にやっていただきたいという感じがしているわけなんですが、...全文を見る
○小西博行君 民間の奨学というのは、非常に私がおもしろいと思うのは、採用段階でも、そこの財団の独自な採用基準で展開できますね。今の国の場合ですと、この間から議論されていますように、三・二であるとか三・五であるとか、何か平均的人間といいますか、官僚型の人ばかりつくるんじゃないかとい...全文を見る
○小西博行君 先日も、いろいろ議論されましたけれども、交通遺児、これやはり収入が大変少ないですね。これ、新聞に出ていましたね。この間、他の同僚委員の方からも御意見ございました。平均月収で九万七千五百九十四円ですか、交通遺児の家庭といいますか、収入ですね。一般家庭の平均というのは二...全文を見る
○小西博行君 だから、私は、本当に困っている方にできるだけ援助をする、そういうことをぜひお願いしたい。だから、文部省にすべてをお願いしてやっていただくのは結構でありますけれども、それではどうしょうもない事態というのがきているから、有利子貸与というような制度を無理にとったんだという...全文を見る
○小西博行君 大臣、今、お聞きになってどうですか。私は何かすっきりしない感じがしてならないんですね。大学院を出れば研究職として認められる、返還免除の対象になる。大学出て研究職、企業でもいいわけでございますが、そういう研究職についた場合には、全然これは奨学金ももちろん返還免除という...全文を見る
○小西博行君 そこで、返還免除という問題になるわけですが、特にその中で研究機関ですね、これは国立の研究機関と、民間の研究機関とでは、その設置目的や研究員の待遇なんかでも相当最近は格差ができているんじゃないかと思うんですね。そういう面に対しても一律に適用するのであるとか、あるいはこ...全文を見る
○小西博行君 研究生ということになると、当然、研究の実績評価というか、なかなかそういうのが文部省関係の関連というのはできないわけですね。その辺は実は私は非常に大切な、今後の奨学の返還なんか決める場合に大切な要素になっていくであろうというように私は考えるわけですけれども、そういうよ...全文を見る
○小西博行君 いや、この返還の法律文を読んでみますと、例えば教職員の場合に、大学を出て、あるいは中退してもということがありますけれども、そして一年以内に先生なら先生になると。そして二年間在職すると、一応、これ一部ですけど、全部返還になりませんけれども、そういう一部返還しなければい...全文を見る
○小西博行君 それでは、時間がありませんから、採用の方の問題に移ってまいりたいと思います。  これも、先日来、各委員の方から質問がございましたけれども、どうも私学の方が奨学金をもらっている率が非常に少ないというような先日指摘がございました。私もちょっとデータでもって調べてみまし...全文を見る
○小西博行君 それじゃ、私学の方は余り出さないんですかね。それが私は何か不思議のような気がするんですね。私学だから金持ちだと決して言えないと思うんですね。それは今のデータは事実でしょうから、私もこれは初めてこういうことを勉強さしていただきましたけれども、何かPRといいますかな、学...全文を見る
○小西博行君 文部省はいつもいろんな話する中に、創造性の豊かな人材の育成なんていうのは、僕はすばらしい言葉だと思っているわけですよ。ところが、現実、私は、これは入学試験問題にもなりますけれども、国立の場合は科目は非常に多い、だから平均的にできなきゃ入れない。私学は、例えば三科目で...全文を見る
○小西博行君 参考人の皆さん方には長時間大変ありがとうございます。時間もかなり経過しておりますから、一、二点に絞ってお尋ねしたいと思います。  今、尾形参考人の方から大変興味深いお話がございました。私も実はこの採用基準、今、成績と収入というこの二点で採用基準を決めております。そ...全文を見る
○小西博行君 ありがとうございました。
08月01日第101回国会 参議院 内閣委員会,文教委員会,社会労働委員会連合審査会 第1号
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○小西博行君 三十分の時間しかございませんからかいつまんでお答えをひとつしていただきたいと思います。  私ども民社党が政府自民党に先駆けまして総理直属の教育審議会を特定し、文部省だけに任せるのではなくて、全省庁を挙げて教育問題の解決に取り組むべきだという決断をしたわけでございま...全文を見る
○小西博行君 それでは、二点目の質問に入らせていただきますが、まず時代から取り残された学校教育という問題ですね、この問題について質問させていただきます。  現在の学校教育がいかに社会の進歩、発展から取り残されたものになっているか。皆さんの注目を何とかその面から喚起する必要がある...全文を見る
○小西博行君 今回の臨教審問題でも随分四十六年度に出されました中教審の答申問題、これが絶えず出てまいっております。  私は、今度の総理をリーダーにするそういう一つのシステム、これは非常に効果があるのではないかという一つの期待感と、それからもう一つは、果たしてこのような臨教審とい...全文を見る
○小西博行君 四点目はこの臨教審の委員のメンバーというのがこれも各党委員の皆さん方からそれぞれ意見がございますけれども、文部大臣にまずお伺いしたいと思うのですが、まさか自民党寄りで全部固めていくなんということはもう当然ないというふうに考えるわけでありますが、ある意味では、こういう...全文を見る
○小西博行君 事務局体制につきまして、これも第二臨教審なんかでも、それぞれ省庁代表という形で出られましてね、そして取りまとめなんかをやったという経緯がございます。やっぱり各省庁代表選手みたいな格好になりますと、そこにたくさんのエゴが出てまいります。その辺の調整が非常に私は大事じゃ...全文を見る
○小西博行君 終わります。
08月02日第101回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○小西博行君 先日、例の文部省あるいは阪大の汚職問題の特別の審議の時間をいただいたわけでありますが、トータルでわずか一時間というような非常に短い時間でありましたものですから、私どもはこの時間を利用して何点かについてお伺いしたい、このような形で、きょうはまずその問題をやらせていただ...全文を見る
○小西博行君 それで、しかもこの問題をそれぞれ起こしているというのは、年齢的にも五十二歳から五十五歳という非常に大事な責任のある立場でありながら、先ほどの人事の関係ですね。やっぱり最初に入ったときの成績次第といいますか、キャリアとかノンキャリアというそういう分け方というのが、これ...全文を見る
○小西博行君 それともう一点は、これは再三ずっと質問の中にも出ておりました責任の問題というのがこれはいつも出てくるわけです。私も実は民間に長い間いましたし、特に民間の場合の責任の問題、例えば公害ですが、公害を引き起こした場合にだれが責任があるのかということです。よく新聞には社長の...全文を見る
○小西博行君 この問題は終わります。  もう一点、けさの新聞にこれも載っておりましたから、急遽、一点だけ大臣の御意見を聞きたいと思います。  日本私立大学連盟というのがございまして、それが私大財政白書というのを出しております。五十七年度ということで出しております。けさの新聞に...全文を見る
○小西博行君 私自身は工学部の関係を教員として見ておったものですから、文科系が果たしてどのくらいのメンバーを教えなければいかぬのかということは余りわからないんです。ただ、いろいろな学校の先生方に聞いてみますと、一クラス六百とか八百とか、そしてしかもゼミナールというのがございます。...全文を見る
○小西博行君 そこで、よく出てまいりますのは教育基本法というものですね。これは確かに私も教育基本法というのは大事なものだと考えております。ただし、戦後四十年ずっとたってきているわけです。今までの教育は全部間違っているというふうに私は考えないわけです。やっぱりそれなりにいろいろな問...全文を見る
○小西博行君 そこで、教育基本法というのは確かに読んでみましても悪いことは書いておりません。だから、私は何も教育基本法が悪いのだという表現はしているわけじゃないのです。ただ、この教育基本法というのは、法律の条文でたくさん書いてあるだけで、例えば一般のお母さん方が教育基本法とは一体...全文を見る
○小西博行君 私は、最近の子供さんを見てみますと、特に権利の主張というものは非常によくやられる。それから義務と責任感というもの、これは非常に薄いような感じがするんです。これは大臣も同年輩だから大体同じような感じを持たれることがあると思うんです。そういうような問題を私は、それだけじ...全文を見る
○小西博行君 時間がないものですから、はしょって。  教育行政の問題です。つまり、中央でやられる文部省としては教育の問題についてはどういうことをやるのだと、それから今度もう一方では都道府県ですね、教育委員会にお任せする、こういう二面性が実はあるわけです。私は、実はこの間も大臣が...全文を見る
○小西博行君 終わります。