小西博行
こにしひろゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第102回国会 参議院 本会議 第6号 議事録を見る | ○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表して、先般の総理の施政方針演説に対して質問をいたします。 率直なところ、二期目を迎えた総理としては、大変に自信に満ちあふれた態度のように感じました。目標を高く掲げて国民に期待を抱かせることは、それ自体悪いことではありません。しかし、目...全文を見る |
○小西博行君(続) 教育臨調はこうした面まで検討し、答申を出すべきであります。 総理の御見解をお伺いいたしまして、時間が参りましたので終わらせていただきます。(拍手) 〔国務大臣中曽根康弘君登壇、拍手〕 | ||
03月27日 | 第102回国会 参議院 大蔵委員会 第7号 議事録を見る | ○小西博行君 三点ほど参考人の先生方に質問させていただきたいと思います。 まず古田参考人でございますが、先ほど少し私関心を持ちましたのは奨学金の問題を触れられましたですね。これは税制という立場で実はお話しになったわけでありますが、まさに今文教の方でも国際人の養成という大きな課...全文を見る |
03月28日 | 第102回国会 参議院 文教委員会 第3号 議事録を見る | ○小西博行君 大臣の所信ということで、それに対する質問をさしていただきたいと思います。 まず、所信表明に対する質問ということでございますから、きょうはできるだけ大臣中心型でお答え願いたいと思いまして、そのように配慮さしていただきました。時間が非常に少ないものですから、一応四つ...全文を見る |
○小西博行君 いずれの問題をとらえても非常に大きな問題でありますから、順次簡単に質問さしていただきます。 まず、高齢化社会の対応についてお聞きしたいんですが、当然生涯教育というのは、これは文部省も盛んに言っておられますし、その中で特に放送大学、ことしは随分大勢の方が応募された...全文を見る | ||
○小西博行君 これは通告しておりませんけれども、実は放送大学の法案がいろいろ論議されたときに私なんかは反対の方で実はあったわけであります。当初は反対だという表明でございましたが、いろいろ聞きまして、これが順次郡部の方にも拡大していくんだということがございまして、これはいいことだと...全文を見る | ||
○小西博行君 当初の文部省の予想と現実に一万九千何ぼも応募があったというこの予想が果たして正確に当たったのか。期待が一つありますね、大勢来ていただきたいと。それが一万八千何ぼも採るほど、あれ一万九千幾らという応募者があったわけですね。それ厳選というか試験なんかをやられて、科目によ...全文を見る | ||
○小西博行君 非常に結構なことだと思います。ただ、私はこれは大臣に申し上げたいんですが、いろんな心配する問題があるわけですね。と申しますのは、私も教壇に立った経験者なんですが、画面でもって授業をするという、NHKの教育テレビを見ていただいたら結構なんですが、もう少しかたい講義内容...全文を見る | ||
○小西博行君 子供がマイコン、パソコンというものに非常に親密感を持って、あるデータによりますと、もう四〇%ぐらいはあれをいじったことがあるというようなデータが出ておるぐらい盛んにやっておるんだけれども、日本の教育の現場にそういうものが全然入っていない。これは比較にならぬですね、四...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、今お答えを私も聞かしていただきまして、例えば各学校単位で先生が熱心に、例えばコンピューター関係をいろいろな形で入れていくということを考えれば当然私は入るんではないかという感じがするんですが、その考え方は間違っていますか。学校単位でコンピューターを導入して、これ...全文を見る | ||
○小西博行君 確かに、学校の中で、例えば先生方はいろいろな成績を処理したり何かしますね。こういうものでコンピューターを使っていくということは日本でも私はかなりやられているのではないか。実際に子供の教育についてコンピューターをうまく導入していく、これは諸外国では相当やっておるんです...全文を見る | ||
○小西博行君 これはどうなんですか、私さっき民間という話をちょっとしたんですけれども、省庁関係がややおくれてついていくという感じがすべての行政を見まして何となくそういうふうな感じがしてならぬのですが、私はせめて文部省というのは知性の集まりですから、その分野の省庁だけでもひとつコン...全文を見る | ||
○小西博行君 たまたまそういうコンピューターという話でこういう展開してきたわけですが、私が一番今関心を持っているのは特に小学生の教育という、これは非常に私は大切な教育だと思うんです。いろいろなデータを見てみますと、小学校三年生ではかなりの数がもう落ちてしまう、つまり理解できない、...全文を見る | ||
○小西博行君 時間がもう余りありませんし、特に大臣に最後にお願いしたいのは、森前文部大臣も非常に精力的に文教行政についてやっていただきました。私どもも非常に期待しておったわけです。そういう意味で、松永文部大臣になられましても、ちょうど今時期的に教育の転換の非常に大切な時期だと私は...全文を見る | ||
04月03日 | 第102回国会 参議院 文教委員会 第5号 議事録を見る | ○小西博行君 きょうは、教育問題の中でもいろいろありますけれども、学校管理と教育費という二つに焦点を絞って御質問をさせていただきたいと思います。 もちろん教育全般につきましては、間もなく臨教審の答申という形で非常に幅広い観点からいろんな問題が出てまいると思いますが、そのときに...全文を見る |
○小西博行君 たしか、あのときにいろいろ調査いたしまして、定時制高校の大体一割ぐらいが東京にあると、百何校という数字が出ておったと思うんですが、それぞれの定時制高校についてかなり私は問題があるんではないか。例えば教員の人事移動その他につきましても、定時制から一般の昼間の学校の先生...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、お話聞いていただいたと思うんですが、実はこれもう少し詳しいような資料、たくさん実は持っておるわけなんですが、これは昨年やったものですから、いまさらくどくどは申し上げないんですが、要するに定時制高校の中にいろいろなそういう問題がございますと、ですからたまたま一つ...全文を見る | ||
○小西博行君 さっきちょっとお答えいただきました週一研修ですね、あのときこういう研修願というようなことを一年一括で提出していると、それから毎日毎日についても実際の授業が五時半からということで昼からその時間まではほとんど学校へ出てこない先生も大勢いらっしゃる、それも全部研修というこ...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣、お聞きのように、これは後でまた小樽の問題も少し、この間三浦先生の方からやりましたが、学校現場のいろんなそういう問題がなかなか上へ上がってこないんですよ。ですから、よっぽどでないとそういう証拠はつかめないものですから処罰するにしてもしにくいという、文部省の立場で...全文を見る | ||
○小西博行君 そういうような通達だとかというのはもう数々やっておられるんじゃないでしょうか。だから今の時点になってそれやると必ずうまくいきますよという言葉が非常に空虚に感じるわけですね。だから、私はその点を、文部省の方のいろんな調査の仕方も少し工夫が要るんではないか、そういう感じ...全文を見る | ||
○小西博行君 定時制問題に返りますが、先ほどちょっと御意見いただきましたけれども、実際問題としては、もう定員割れという問題がかなり出ているんではないか、それから昨年のときもいろいろ調べてみましたら、やっぱり生徒、生徒の勉強に対する能力といいますか知識といいますか、こういうものが高...全文を見る | ||
○小西博行君 確かに定時制問題というのはたくさんの問題を含んでいると思うんですね。去年の実態でも、英語の授業を先生がやろうとしてもローマ字で自分の名前を書くことすらできない生徒もいるんだと。ですから、それは高等学校の教科書に基づいて授業しなきゃいけないんだけれども、その時間には自...全文を見る | ||
○小西博行君 十分検討していただきたいと思います。 それから次に、二月二十五日ですね、衆議院の予算委員会で我が党の三浦先生から質問をさせていただいたと思うんですが、北海道の小樽市の不正常な偏向教育という問題ですね。これも実はもう五十二、三年ぐらいからこういう問題はずっと私ども...全文を見る | ||
○小西博行君 文部大臣お聞きのとおりです。イタチごっこみたいなものです。だから、わっと情報が入って言ってやるとしばらくよくなる、それからまたおかしくなる。それをずっと繰り返している。この前のときもそうでした。教育長をお呼びしていろいろなお話を聞いたりしました。ところがどうなんでし...全文を見る | ||
○小西博行君 これはまさに文部行政というのはなかなか倒産しませんので、私は熱心にやるということで結構だと思うんですけれども、一般の企業の場合で例えば品質が悪いものをどんどん出していると、チェックすると、そしてまた同じようなことが出てくるということになりますととっくに倒産ということ...全文を見る | ||
○小西博行君 その問題はその程度にしておきたいと思います。 それから次は、町田市の忠生中学校ですね、これは先生の方が生徒を刺したというあの例の中学校でありますが、荒れる中学の代名詞のように言われておりましたですけれども、この二年間で非常にいい状態になっていると。校内暴力は一掃...全文を見る | ||
○小西博行君 恐らく今さっきの御答弁のように、校長さんのリーダーシップというのが一つと、それから学校の先生方が一致団結して事に当たっていったと。これを私はある意味のいい意味での学校管理というふうに私は理解しているわけです。ですから、その管理というのは何かしら統制機能ばっかりを強調...全文を見る | ||
○小西博行君 管理というその概念ですね。私はこのようにとらえておるのですよ。プラン・ドウ・チェック・アクションという言葉があるわけですね。プラン、つまり計画を立てて実施して、それが果たして計画どおりいったかどうかということをチェックする、それから再びアクションをとっていく。このサ...全文を見る | ||
○小西博行君 私は、今忠生中学という、これもたまたま忠生中学が大きな問題になったわけですが、全国のこういう中学校というのはいろんな問題をあるいは抱えているわけですね。ですからこういういろんな事例、悪い事例だったわけですね。それからだんだんよくなってきたというこの事例をもう少し整理...全文を見る | ||
○小西博行君 私は、その中で先ほどおっしゃいましたように校長ですね、校長さんの資質というか能力といいますか、こういうものが非常に大切だと思うんです。もちろん学校の先生方に信頼のないような校長というのはとても管理はできないわけですね、当然。言うことを聞きませんし、協力もしないという...全文を見る | ||
○小西博行君 学校の規模にもよりますけれども、一人の校長がいて、それから教頭がいて、そしてその下に三十人とか四十人とか、これが多くなればなるほどこのコミュニケーションというのが非常に難しくなってくる。しかも、この専門の分野が違いますよね、数学の先生だった人が校長になっている。そう...全文を見る | ||
○小西博行君 私は専門職としては非常に優秀な人材であっても人を管理するとかということになりますと、非常に不得意な人がいらっしゃるわけです。これは企業の場合でも同じことなんですね。さっきの校長の登用にしてもそういう点を十分考慮した上でやっぱり指導、監督、責任というのが非常に強いんで...全文を見る | ||
○小西博行君 これは非常にいい勉強になります。私もたまたまこの間宿舎でテレビを見ておりますと、これがございましてですね。そして、これは何かといいますと、今の教育費です、学校教育費と呼んでいいでしょう。一番高い、幼稚園から大学まで私学で一番高いコースをいった場合に幾らかかるかという...全文を見る | ||
○小西博行君 これが何と四千七百九十一万七千百円。というのは、これは幼稚園、幼稚園は二年間、これは青山学院ですね、これが百七十万四千円。小学校六年、これが青山学院、四百九十七万五千六百円。中学校三年、日大女子大附属、二百四十五万千五百円。それから高等学校三年、これは川崎医科大附属...全文を見る | ||
○小西博行君 もっとも、平均というところは数も一番多いということなんですね。ですから、とっぴなやつというのは非常に数が少ないということは当然言えます。しかし、私学の医学部ということになりますと、そんなにとっぴな数字でもないんではないか。いろんな情報を聞きまして、入学金その他をたく...全文を見る | ||
○小西博行君 減税問題ですね、今の教育費減税という問題についてはまた時間を改めて、一つ一つの反論ということで準備はしておりますけれども、ちょっと時間が余りないものですから、その問題についてはこの際はやめさしていただきたい。 それからもう一点どうしてもこれ文部大臣にお聞きしてお...全文を見る | ||
○小西博行君 ありがとうございました。 しかし、私どもとしてもこの問題については非常に大きな問題ですから今後も勉強していきたいというふうに考えております。 最後に、これは全然また観点が変わりますが、さっき高木先生の方からすばらしい質問をしていただいて私も感動したわけであり...全文を見る | ||
05月22日 | 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第8号 議事録を見る | ○小西博行君 きょうは三時間にわたりまして同僚の委員の皆さん方からいろんな角度からこの災害に対する問題点につきまして御質問がございました。私も実は、わずか時間が十五分ということでございますので、できるだけダブらないように二、三点についてお伺いしたいというふうに思います。 実は...全文を見る |
○小西博行君 ついでにお伺いしますが、その他の炭鉱ですね、この実態はレベルからいったら大体どの程度までいっているのか、これもあわせて、これは通告はしておりませんが、現在まで認識されている程度で結構でございますが、どうなんでしょうか。 | ||
○小西博行君 通産大臣、どうでしょうか、私は炭鉱のその全体のいろんな実態というのはまだ勉強不足で十分認識してないわけでありますが、今度の新聞なんか見ますと、もちろんセンサーを適切に配置しているとか、それをコンピューターによって集中制御しているとかいうことを見ますと、かなりほかの炭...全文を見る | ||
○小西博行君 保安体制に対しての資金が政府からのいろんな関係で出ておりますけれども、これがちょっと金額的にあるいは少ないんではないかというような御意見もございますね。そういう意味で、この金額どこれから先の保安体制を確立するためのいろいろな条件がございますね、そういう面で十分なのか...全文を見る | ||
○小西博行君 何か非常にむなしいような感じがいたします。そういうように私は響きます。何としても一番犠牲者というのが弱い立場ですね。現場の一番奥深くで働いていらっしゃる方々が事故に遭って亡くなられるという、こういう現実なんですね。これから先ももう絶対にあり得ないことであってほしいわ...全文を見る | ||
○小西博行君 私どもの委員会も近々調査団を出して行くということになっておりますので、現地で詳細に皆さん方の御意見をお聞きしたいと思いますけれども、とにかく現状調査ですね、問題が起きたわけでありますからその原因の調査だけをもうできるだけ早くやっていただく。その次は再発をしないような...全文を見る | ||
05月30日 | 第102回国会 参議院 文教委員会 第9号 議事録を見る | ○小西博行君 きょうは大変参考になりました。特に法律の専門家の先生方あるいは業界の代表の方あるいは企業の代表というような方々から、いろんな角度からたくさんの問題について提起していただきました。 私は、きょう実は二十問ぐらい皆さん方にぜひお聞きしたいと思っておりましたらもうほと...全文を見る |
○小西博行君 特にコンピューターのプログラムというのは、日進月歩といいますか、どんどん新しくなってくるということがあろうかと思いまして、きょうはふだんと違って省庁にそれぞれ質問できませんが、各関係省庁との連絡というのを政府の中でも相当密にやらないとこの法律を十分生かしていく場合に...全文を見る | ||
○小西博行君 中村参考人にお聞きしますが、さっきのゲームですね、ゲームで実際にそれが出ましてそれを複製してそれでそれが寿命がなくなっていくというお話でしたですね。これは大体さっきのお話で三カ月ぐらいでだめになるものもあるというお話がございましたけれども、この改正案が実際通りますと...全文を見る | ||
○小西博行君 最後に三次参考人にもう一点ひとつお願いしたいんですが、これから特に情報産業がだんだん発展してまいりますから、こういう保護の問題というのは非常に大きくなっていくと思うんですね。その場合の一番私心配なのは、専門家というのはある程度それはわかっているわけですし、今後も多分...全文を見る | ||
○小西博行君 ありがとうございました。終わります。 | ||
06月20日 | 第102回国会 参議院 文教委員会 第13号 議事録を見る | ○小西博行君 私は先日の質問におきまして特に海外の留学生の問題、あるいは教育費が最近は非常に上がっておるものですから、それに対する減税措置という問題についてお尋ね申し上げたところでございます。きょうは時間の関係もありまして、特に最近は海外へ出ていく日本人が非常に多いものですから、...全文を見る |
○小西博行君 単純計算ではちょっと難しいと思うんですが、せいぜい十億ぐらいアップしてもかなりこの計算からいけば満足すべき方向にいけるんではないか、そのように考えます。 それからもう一点は、この日本人学校が非常に発展していきますと、また逆の作用が出てくるんではないか。できれば現...全文を見る | ||
○小西博行君 つまり私は、そういう日本人学校が充実すればいいんだけれども、現地の子供さんと離れてしまうというのが非常に危険だと、一体あれ何やっているんだという感じを持たれないように、学校をやはり開放していくという、そして日本の文化も同時にそこから伝えていく、そういう形を考えるべき...全文を見る | ||
○小西博行君 大臣にちょっとお伺いしますが、このさっき申し上げた三つの学校のスタイルがございますね、日本人学校、それから補習校、これは当然、現地でかなり日本でおる場合よりも金がかかるわけですね。その場合に、国庫の負担の割合が全然違うわけです。これは私は何か、小学校、中学校義務教育...全文を見る | ||
○小西博行君 外務省というのは、私も予算押さえてないんですが、非常に微々たるお金が入っているというふうに聞いておるんで、余りこれを計算の中に入れてどうだこうだということはできないほどの金額だというふうに聞いておりますが、大臣、今のお話を聞いていただきまして、私は、補習校だから国か...全文を見る | ||
○小西博行君 そこで、特にデータでも出ておるわけですが、中南米とかあるいは後進国というような国々ですね、これは非常にパーセンテージはもちろん少ないわけですね。この辺の実際の教育の実態、これ、もしおわかりでしたら教えていただきたいと思うんです、アフリカだとか中近東、中南米、こういう...全文を見る | ||
○小西博行君 いや、つまりそういうところをよく調べてもらいたい、そのように思うんです。大使館とか、あるいは子弟の塾みたいな格好で多分やっておられるんじゃないかというのは私も想像がつくわけですけれども、どういうものは不自由しているというのも当然あると思うんで、そういうきめの細かいと...全文を見る | ||
○小西博行君 活動の成果はできるだけ海外で頑張っておられる先生方に伝えて、あるいはこちらで研修して向こうへ出られると思いますので、そういうところへ十分生かしていただきたいと思います。 それからもう時間がありませんから、もう一点だけ申し上げたいんですが、私は広島出身でございます...全文を見る | ||
07月09日 | 第102回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○小西博行君 岡本会長、本当に御苦労さまでございます。教育問題は、各委員の先生方も御質問なさっておられましたように、大変今日的な課題としては大きなものだというふうに私も認識しております。今回のこの答申を三十七ページという小さな書にまとめられたという、この努力も大変だったと思います...全文を見る |
○小西博行君 もう一点は、画一性の打破というのは自由化論争の中にもたくさん出てまいったように私は思います。それともう一点は、それに相反するような言葉で「基礎・基本の重視」と、こういうようなものをあわせて強調されているわけであります。大体意味は私もわかるような気がいたしますが、その...全文を見る | ||
○小西博行君 私は、特に小学生の教育というのは今やや忙しいという感じがしてならないわけであります。つまり、私ども親社会といいますか、考えてみますと管理社会そのもののような状態に今なっております。したがって、子供さんの教育におきましてもたくさんのものを一度に焦って教えてしまう、子供...全文を見る | ||
○小西博行君 いや、私は具体的に、例えば基礎、基本といってもたくさんのものがあるんではないかと思うんです。こういう社会だから余計に基礎、基本というものも複雑化してくる可能性があるから、その問題については十分私は絞って、これはどうしてもやらなきゃいけないというものの整理をするべきで...全文を見る | ||
○小西博行君 第一部会で理念というその問題についてかなりいろいろ検討されているようでありますけれども、この理念につきましては大体この第一次答申でほぼ終了したというふうに考えてよろしいでしょうか。あるいはこれから先もこれをもっと具体化するためにいろんな問題についてさらに検討されよう...全文を見る | ||
○小西博行君 最後に、大学入試の問題についてちょっとお伺いしたいわけでありますが、日本の大学というのは、入るのが非常に難しい、卒業するときは割合出やすい、これはアメリカであるとかヨーロッパなんかに比べますと、全く逆の方向でありまして、その面について私は、大学というのは入りやすいが...全文を見る | ||
○小西博行君 終わります。 | ||
○小西博行君 本当に大変なお仕事をやっていただきまして心から感謝申し上げる次第でございます。 私はもう既に皆さん方も十分質問でおっしゃっておられますし、この答申案を見せていただきますと、かなり具体的に書いていただいておりますので、特別な質問はございませんが、ただ、三、四点だけ...全文を見る | ||
○小西博行君 まあ私、そこで一番問題なのは、やっぱり実力がありながら有名大学の学生でないから自分の希望すべきところへ行けないと、これが実は私問題だと思うんです。 そこで、私自身も大学に長くいましたから、その立場からお話をさしていただきますと、一つは各大学の努力というのもあわせ...全文を見る | ||
○小西博行君 もう一点は、生涯学習体制の整備というものもはっきりうたっておられます。私もこれは実はもう大賛成でありまして、できるだけそういう機会を多くつくっていくということはいいことだと思います。特に、例えば放送大学というのもいよいよ発足ということで、これからまた新しい形が生まれ...全文を見る | ||
○小西博行君 単位制高校についてちょっとお伺いいたします。 この単位制高校というのが実現いたしますと、従来のいわゆる定時制といいますか、これは一応廃止の方向でいくのか、あるいはどのような検討をされるのか、その辺についてお聞きしたいと思います。 | ||
○小西博行君 と申しますのは、私もたびたびここの委員会で御質問申し上げておるわけですが、例えば東京には定時制高校というのは百何枚という全国の大体一〇%ぐらいがこの東京に存在するわけです。そしていろいろ授業時間だとか、公務員の先生方の稼働時間とかいろいろ調べてみますと、非常にそこに...全文を見る | ||
○小西博行君 時間が参りましたので最後にしたいと思いますが、先ほど午前中にも会長さんにお願いしたわけでありますが、まず第一次答申という段階では各委員の皆さん方からいろいろな御意見が出て、そしてその方向性を示した。重要課題はこれだということで各委員の方がおっしゃったことを総花的にま...全文を見る |