木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月01日第116回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○木庭健太郎君 私の方は、いまだに後を絶たない難民問題についてひとつお伺いします。  まず、最新の漂着者の実態、それに対する審査状況及び偽装難民の具体的な措置状況、また現在対応に追われております地方自治体への財政措置について総括的な御報告をお願いします。
○木庭健太郎君 あと、偽装難民の具体的措置状況をお願いします。
○木庭健太郎君 もう一つあったんですけれども、飛ばしまして、今ありましたように、中国からいわゆる偽装難民というものが今ふえているわけでございます。政府といたしましては今のところ難民のスクリーニングの厳格化、経済難民排除の方針というのを決めておられますが、同じようにやはり日本に漂着...全文を見る
○木庭健太郎君 今御指摘のありました難民の受け入れ施設に、中山外務大臣も去る二十八日に東京の方、また長崎の大村難民一時レセプションセンター、また収容所の方も外務大臣としては初めて視察されたと伺っております。その際に外務大臣は、豊かな生活を夢見て日本に来ても日本は受け入れられないと...全文を見る
○木庭健太郎君 明確に今立て分けて、経済難民といいますか、それからいわゆるボートピープルという問題を立て分けて考えようというお話がございましたので、今ちょっとお話が出ましたけれども、ベトナム難民に紛れ込みまして我が国に不法に入国した中国人の問題についてちょっとお伺いいたします。 ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方のインドシナ難民の方についてお伺いいたします。  政府の方は九月十三日からスクリーニング制度の導入をいたしましたけれども、今のところいまだ具体的な実施には至っていないというような新聞報道もございます。実際に今のところ実施状況がどういうふうになっているのか...全文を見る
○木庭健太郎君 時間が余りないですね、もう少し聞きたかったんですけれども。  難民問題の最後に、官房長官もいらっしゃっておりますし、難民問題というのは今外務大臣も指摘されたようにさまざまな問題が絡み合う問題でもあり、また国際化する日本が避けて通ることのできない政治課題として、も...全文を見る
○木庭健太郎君 がらりと話を変えまして、漁業問題のことなのでございますけれども、今、日本漁船が非常に多くやっております流し網漁業というのがございます。ところが最近この流し網漁業について、アメリカ、そしてニュージーランドを中心として、公海上における日本の流し網漁業を規制、もしくは禁...全文を見る
○木庭健太郎君 今説明があったように、日本の漁業は、捕鯨に限らず、何かいつも追いやられるような形で、PR不足みたいなものを非常に感じるんですけれども、今回の場合もこういう決議案が出されるようになった背景には、日本漁業が安易に他の海産の哺乳動物を混獲しているというような海外からの誤...全文を見る
○木庭健太郎君 外務省に伺いますが、この決議案、国連に提出されるまではわかったわけですけれども、提出された場合、採決される可能性というのをどうお考えでしょうか。
○木庭健太郎君 可能性の問題ということで残しておきますけれども、この流し網漁業が日本漁業の中で重要な役割を果たしているという御認識はあると思います。もしこれが禁止というような決議が国連という国際政治の場で行われた場合、どういう対抗措置というのができるのかということを、もし説明いた...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間が来ましたので最後に、私が非常に危惧いたしておりますのは、先ほど言いましたように、捕鯨の問題がいつの間にかあっという間に追い込まれてしまったような、同じような状況でこの流し網漁業というのも極めて深刻な事態に追い込まれるのではないかというような危惧を抱いてお...全文を見る
11月10日第116回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○木庭健太郎君 世界六十九カ国の環境相が集まりました地球温暖化防止策を検討するオランダ会議が七日に終了いたしました。環境庁長官、出向かれてまことにお疲れさまでございました。この会議の宣言の中で、二〇〇〇年までCO2を原則凍結する旨の宣言がなされまして、地球温暖化防止という意味では...全文を見る
○木庭健太郎君 今長官もおっしゃったように、オランダ案、いろいろな意味で難しい点もあるけれども、非常に積極的にやったものだというふうに私自身は思っているのでございます。といいますのは、こういう問題、どうなるかといいましたら、例のフロン規制のとき、科学的に解明されていないとか、また...全文を見る
○木庭健太郎君 質問にない分まで説明していただきまして、本当にありがとうございました。  農林水産大臣にお伺いいたします。  午前中からいろいろ農政不信の問題につきましても御指摘がございましたので、少しダブるような感じにもなるかなと思いながらも、ぜひ最初にお伺いしたいなと思っ...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたように、手順の問題あたりというのは非常に大事なことだと私自身も思います。  これもまた午前中あったのですが、例の米に対する市場開放圧力、自由化の問題でございます。午前中も、国会決議を体して国内産で自給するという方針で基本的に対処したいというふうにおっし...全文を見る
○木庭健太郎君 実はこういうのを聞きましたのは、先日、これも新聞報道でまことに恐縮ですけれども、自民党の渡辺元政調会長が例の米の自由化問題に触れて、少しでも輸入していれば逃げ道があるというふうに何かおっしゃったと聞きまして、それはどういうことかというと、日本の消費量の五%程度米輸...全文を見る
○木庭健太郎君 わかりました。しっかりそういう方向だと受けとめておきます。  今後の交渉のことになってまいるんですけれども、ことし九月のウルグアイ・ラウンドの農業交渉で日本代表側がおっしゃったのは、食糧安全保障の立場から、食糧自給率の低い国には米などの基本的食糧の輸入制限権を認...全文を見る
○木庭健太郎君 もうこの件だけはぜひぜひ努力していただきたいということを要望いたします。  ところで、私先日農家の青年と話しているうちに、本当は米はどんどん輸入されているんだみたいなことを言われまして、びっくりいたしまして詳しく聞きましたら、何のことかと言いましたら、輸入自由化...全文を見る
○木庭健太郎君 対策を聞こうと思いましたが、先にお話しいただきましたので割愛いたします。  これもまた午前中議論になっておりました水田農業確立対策についてお尋ねいたします。  ずっと新聞報道なんか見ていましたら、もういろんな話が飛び交っておりまして、今月中にもというような話で...全文を見る
○木庭健太郎君 難しいですね、そうすると。  また、後期対策のうち、できれば少しでも教えていただければという部分で、こちらの意見も言いながらということで、例の転作助成金の問題です。  この転作助成金が出るということが、実を言えば、減反目標はこれまでほぼ毎年達成されてきた最大の...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど、この後期対策の決定時期についてできるだけ早くというようなことを大臣おっしゃっておりましたけれども、事実上これが早くて十一月末に決まりましても、農家が実際やるまでわずか五カ月間ということで、そういう面でも非常に不満があると思うんですね。そういった意味では、も...全文を見る
○木庭健太郎君 減反面積を拡大しないで米の過剰を解決するための対策というのが生産者側から随分いろいろ挙がっております。集約すれば一番大きいのは三つになると思うんです。一つは政府米の在庫数量の引き上げ、二つ目は米飯学校給食の回数の増加、三つ目が国産米の、援助の問題ですが、飢餓国への...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ努力していただきたいということを御要望いたします。  最後に一点だけ。済みません、時間過ぎてしまいまして。  我が党も挙げている、先ほどもちょっとありましたけれども、都市近郊の水田の問題について、例えば優良農地の確保とか環境保全なんかに配慮して秩序ある宅地...全文を見る
11月16日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○木庭健太郎君 私も障害者雇用の問題をお尋ねしようと思いますが、この問題、午前中からいろいろ論議もございました。堀委員もおっしゃったように、障害者雇用という問題は単に雇用だけの問題じゃなくて、社会の成熟度とか文化度、そんなものをはかる上でも重要な問題であるというふうに思います。た...全文を見る
○木庭健太郎君 今も大企業のお話、なかなか難しいとされていましたけれども、産業別の例の未達成の企業数を見ていきますと、産業別に見ると大体同数になっているか、もしくは増加傾向にあるような気もするんですけれども、そういう意味では雇用率を達成できない企業というのはいつまでも同じようなと...全文を見る
○木庭健太郎君 達成できないところに対するいろんな勧告なりそういうものがございますけれども、ちなみに昨年度の障害者受け入れ計画作成命令の件数と、それから適正実施勧告がございますね、これはそれぞれ何件あったか教えてください。
○木庭健太郎君 今数をお聞きしましたけれども、ただ、未達成の企業数全体を見ますと、全企業の四八・四%で、これは企業数にしてみれば二万二千四百九十三社ですよね。そういうふうに上っているのと、計画作成命令を出すというこの数に物すごい何かある意味ではギャップも感じるんですけれども、表面...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ、そういう意味でもいろんなものを強化しながら達成の努力をしていただきたいというふうに思うんです。  それに関連しまして、昭和五十九年、百一国会の当委員会だったと思うんですけれども、企業名の公表制度の活用でしたかね、この附帯決議を決めているんです、もちろん御存...全文を見る
○木庭健太郎君 いろんな意味でいろんな形をとりながら自助努力というのを最大限生かしながら、とにかくちょっと横ばいというのが余りに気になるものですから。確かに〇・〇一ポイント上がるだけでも大変なことですけれども、その辺をぜひ努力していただきたいというふうに思っております。  そし...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと話を戻してしまって恐縮ですけれども、昭和六十年以降ぐらいの数字で結構なんですけれども、いわゆる企業に働いた障害者の方が年間どのくらい、離職を中心に、離職者数だけ出ないと思うんですけれども、いわゆる減っている数、この推移を少し教えていただければ幸いです。
○木庭健太郎君 完全な離職者の数とは定まらないんですけれども、やはり五千人台から八千人台というかなりの数の方が何なかの形で職場を離れていらっしゃる。特に最近よく障害者の方たちが離れる原因みたいな一つに、今の産業構造の変化とか技術の急速な発展の中で、非常に働く状況、環境自体が難しく...全文を見る
○木庭健太郎君 それならまああきらめましょう。  次は、企業の納める納付金の問題でございます。この納付金、五十七年に一人三万円から現行の四万円に改正されておりますけれども、それから既に七年を経過しております。  最近、何かちょっと障害者雇用の問題で出てくる話の一つに、納付金が...全文を見る
○木庭健太郎君 そうしますと、この納付金の収支状況ですけれども、六十一年度以降どんなふうに推移されているか、特に六十三年度末で積立金の累計はどのくらいになっておりますか。
○木庭健太郎君 積立金というのがどういうふうに使われるのかは別といたしまして、例えばこれも多分そういう言い方でいけば、今度の雇用率改定期にやるという話になるんでしょうけれども、例の調整金の方の額についても、現在二万円だったと思うんですが、これもたしか納付金と同じように変わってない...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう法制度もわかった上で、ただ現状非常に厳しい中でそういうことまで含めてやっぱり考えないと、本当に達成できるのかなというような私は危惧を抱いている一人でもございます。そんな意味で、いろんな面で本当に検討していただきたいなという思いでおります。  ところで、ち...全文を見る
○木庭健太郎君 厚生省も今言われたように急増の実態は明らかになっておると思うんですけれども、どうしてこんな急増しているのか、その辺何か厚生省として御見解があれば簡潔に聞かしてください。
○木庭健太郎君 それだけじゃないと私自身思っているし、厚生省さんも本当はそうじゃないと思っているんだと思うのですけれども、なかなか本心を言ってくださらないような気もいたします。  この共同作業所、先ほど経過がありましたけれども、私も一番新しい数字調べてみましたら、共同作業所全国...全文を見る
○木庭健太郎君 そういうことだけでなかなかいかないから一つはこういう作業所が私自身はあると思っているんですけれども、その作業所の問題を言えば、例えば雇用関係の問題とかいろんな難しい問題確かにございます。  西ドイツに重度障害者法というのがございます。ある人はこれをモデルにしたの...全文を見る
○木庭健太郎君 難しい問題だとは重々承知しておるんですけれども、この小規模作業所の問題、本当にまだまだ厚生省だけでは助成が少ないのも現実でもございますし、先ほど積立金で二百八十何億あるという話も聞いてくると、何かせめて納付金の一部なりを小規模作業所の建設とかそういった面に回せるよ...全文を見る
○木庭健太郎君 これはなかなかいい答えは出てこないと思いましたけれども、伺ってみたわけです。  もう一つ、こういうやり方があるのかなということでお尋ねするんですけれども、企業が障害者施設に仕事を発注すると、その場合は例えば発注額の三割程度を法定雇用率未達成企業が納める納付金の中...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間があっという間になくなりました。あと二点聞きたいので、急いで聞かせていただきます。  大臣が、この前も私決算委員会に出ておりましてちょっと聞きましたんですけれども、また十月十五日のあれは「時の動き」でございましたか対談の中で、身体障害者雇用の問題について...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
11月24日第116回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○木庭健太郎君 総務庁が先日九月二十五日に取りまとめられました、利用者サービスを中心とした鉄道事業に関する行政監察の概要について、簡単で結構でございますから報告してください。
○木庭健太郎君 今回の監察の中にJRグループが含まれておりません。確かに国鉄調査を五十九年、それから監察を六十年六月ということで行っていらっしゃいますけれども、一応JRとして日本一の民営の鉄道会社が誕生したわけですし、また、午前中もちょっと論議が出ておりましたけれども、最近事故が...全文を見る
○木庭健太郎君 JRにとっても、客観的な目で監察をやってあげるということも必要だと思っておりますので、ぜひその方向でお願いしたいと思います。  今度は運輸省の方ですけれども、今回の総務庁の行政監察を受けられまして今後どう具体的に対応していくお考えなのかをまずお伺いしたいと思いま...全文を見る
○木庭健太郎君 私がその行政監察の指摘の中で一番深刻だなと思ったのは混雑率の問題でございまして、通勤通学時、全国の地下鉄二十四路線で混雑率が一九七%、大手私鉄では主要二十六路線で一八一%と、いわば身動きできないような状況だというふうな指摘がございました。私も、今回国会議員になりま...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ勉強していただきたいというふうに思います。同じ日本に住みながら通勤の差別みたいなのが余りひど過ぎるような気もしますので、その辺はぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、話を地下鉄の問題に移しまして、まず営団地下鉄の問題でございます。  平成元年度の行...全文を見る
○木庭健太郎君 何か一部報道で、次の通常国会ぐらいにこの民営化のための関連法案が出せるんじゃないかみたいなこともあったんですけれども、時期についてはそんな早い時期に出てくると理解していいんですか。ちょっと早いような気もするんですけれども。
○木庭健太郎君 もう一つその民営化で気になっているのが都営地下鉄関係の問題でございます。営団自体が約半分東京都の出資でございますし、その東京都の方は、都営地下鉄と営団地下鉄との一元化というか統合というようなことを考慮しているという話もございますし、その辺のところをどんなふうに調整...全文を見る
○木庭健太郎君 今都営地下鉄の赤字の問題が出ましたので、都営地下鉄を含んだいわゆる公営地下鉄の赤字の問題ですが、最近七千億を超えるようなかなり深刻なものになっているというような指摘もございまして、特に昭和五十八年、五十九年度以降、単年度の赤字幅がだんだん急増しておりまして非常に深...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃいましたように、公営地下鉄の累積赤字ですけれども、昭和五十五年度決算から見てみても、あのときが二千三百四十五億円の累積ですから、わずか八年間で三倍以上ということになっております。  今要因については幾つか、建設費の上昇とか需要減の問題とかさまざまな指摘...全文を見る
○木庭健太郎君 今数字を挙げていただきましたように、補助金の最高は昭和五十六年の六百一億円、これがピークでございます。ずっと下がって、先ほど言われたようにどうにか平成元年度でちょっと戻って四百二十五億。平成二年度にはもう少し伸びるかなと思ったら、三億円ぐらいしかできない。その厳し...全文を見る
○木庭健太郎君 一生懸命努力していただきたいと思いますけれども、先ほどお話があったように、この補助金というものは、もともとの発生自体がいわゆる経常収支というか、それで賄われるというような問題から始まりまして、利子補給みたいな面から始まったというような歴史的経過もあるようでなかなか...全文を見る
○木庭健太郎君 整備新幹線の話までしていただきまして、江藤運輸大臣は宮崎でございまして、私は福岡でございますし、課題としてはぜひやりたいことですし、ぜひそちらの方もよろしくお願いいたします。  話題を変えまして、運輸大臣が今月の十一日でございましたか、福岡県の苅田町の沖にありま...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  運輸大臣が記者会見された折に、見ていて注目しましたのは、新北九州空港の問題のほかに、福岡ではまだこれは具体的な話は挙がっていないんですけれども、新福岡国際空港の問題がございまして、その問題に絡みまして大臣が...全文を見る
○木庭健太郎君 丁寧な説明をいただきまして、本当に地方にとっては力強い援軍だと思ってみんな期待して、大臣がやられることを待っておると思います。  最後に、これは余りいい話じゃないんですけれども、確認のためにということで。厳しいことでございますけれども、例の空港整備特別会計の件な...全文を見る
11月29日第116回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○木庭健太郎君 まず、法務省に入国管理局の出張所の整理統合の問題についてお尋ねいたします。  本年の一月二十四日の閣議で、この出張所を十五カ所整理統合するという方針が決まっておりますけれども、簡潔にこの整理統合の理由をお聞かせください。    〔委員長退席、理事一井淳治君着席...全文を見る
○木庭健太郎君 その十五カ所というのを選ぶ基準ですね、そういうものがありましたら教えていただきたいのですけれども。
○木庭健太郎君 その十五カ所についてはほぼ決定されているのかどうかということをひとつお伺いしたいのと、またこれは地元の問題も絡んでくるでしょうし、一応平成五年度までというようなめどが出ておりましたけれども、どんな手順でこれからやっていかれるのかも教えていただきたいと思います。
○木庭健太郎君 私の地元の福岡、北九州なんですけれども、ここは実は出張所が一市に四つございまして、地元の方から要望が来ておるんです。法務省の方で既にこの四カ所を一カ所に統合していく案が出ているというようなことを聞いておるんですけれども、これは案として出ているのは事実でございましょ...全文を見る
○木庭健太郎君 確かにこの整理統合という問題は、先ほど御指摘ありましたとおり、国際化時代、また海から空への変化、それから難民問題なんかも含めて出入国管理のあり方が非常に近年変わっているということで、その辺は十分理解できるんです。ただ、北九州市の場合を見ましたら、結局歴史的経過で四...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣からも一言お聞きしたかったんですけれども、せっかくいらっしゃっているんで、何か御意見があれば一言聞かせていただけますか。
○木庭健太郎君 ぜひその点はよろしくお願いいたします。  話を変えまして、予備費の問題でお伺いをいたします。  予備費については、一般的になかなか理解しにくいような面もございまして、まず当初予算を編成するときの予備費の額をずっと見ていきましても、三千五百億円という予備費の額で...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、逆に見ていきましたら、例えば五十九年―六十三年までずっと三千五百億円でございますね。ただ、補正予算を編成する際になると今度は同じように大体千五百億から千八百億円ずっと毎年減額なさっている。予見しがたいものというふうに確かにおっしゃったんですけれども、予見しが...全文を見る
○木庭健太郎君 いつもそういう答えに大体なっておるようでございますけれども、何かやっぱり十年間変わらないような面を見ていくと、予備費というものの性格上その辺を当初予算で何とかもうちょっと検討していただけないかなということをいつも思ってしまうんですけれども、それはそれで要望といたし...全文を見る
○木庭健太郎君 私も、総理の外遊というのは大体どんなふうになっているのかというのでちょっと資料をいただきまして調べてみました。  昭和五十四年の大平内閣から海部内閣までちょうど十年間なんですけれども、総理の外遊を教えましたらちょうど五十回でございました。これは質問とは関係ないん...全文を見る
○木庭健太郎君 もうちょっと聞きたい部分もあるんですけれども、私も余り持ち時間が少ないので。懇切丁寧な御答弁ありがとうございます。  きょうは実は、去る十六日に衆議院の決算委員会において我が党の草川理事がただしました、予備費が一院において承諾を得られなかった場合の政府の責任のと...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっとわかりにくいんですけれどもね。大臣自体が前回の場合、内閣に責任が存続するとおっしゃったものですから、私自身は、参議院でもし不承諾になったとしたら、本院のみというよりは一院でもそういうものが起きた場合は、国会に対しての内閣の責任はまだ解除されないというふうに...全文を見る
○木庭健太郎君 本当にまだ審議中の問題であり、非常に答えにくい部分もあると思うんですけれども、今後いろんな意味で判断していくときに、予備費については管理という意味でいけば大蔵大臣の一応所轄になっておるものですから、ちょっと御無理な面もあるかもしれないけれどもぜひお聞かせ願いたいと...全文を見る
○木庭健太郎君 非常に今のはわかりやすうございました。  それともう一つ、これも大臣が答えていらっしゃる中で、承諾を得られるまで繰り返し提出する意向があるかどうかというふうに草川委員が尋ねたと思うんですけれども、そのときに、もちろんとっさの判断であるというふうに断りながらも、院...全文を見る
○木庭健太郎君 時間になりました。  最後に、先ほど大臣もおっしゃいましたけれども、もし不承諾となった場合、そういう指摘された事項に真摯に耳を傾けるということをおっしゃられました。  実は我が党としては、この予備費の使用が何もかも不適当だと言っているわけではございませんで、確...全文を見る
○木庭健太郎君 時間ですから。どうもありがとうございました。
12月05日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、提案者の方々に若干の質問を行いたいと思います。  この被爆者援護法案については我が党としても長年取り組んできた課題でもあり、提案者の方々には本当に心から敬意を表します。  原爆の被害の悲惨さについては何回も何回も述べら...全文を見る
○木庭健太郎君 全く同感でございます。  また、提案者は趣旨説明の中で、原爆投下が非人道的兵器による無差別の殺傷であり、国際法違反の犯罪行為であるというふうに述べられておるんですけれども、この開戦の責任及びその結果としての原爆被爆の責任は一体だれが負うべきかというふうに御認識さ...全文を見る
○木庭健太郎君 今体験談を聞かせていただきまして、私は戦後世代でございますし、そういった意味ではそういった方々の気持ちを本当に引き継ぎながらやっていく責務があるというふうに私たちとしても思っております。  今お話もありましたとおり、こういう戦争被害の救済、これは原爆被害者だけに...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども少し論議されましたけれども、確認でもう一回。  国家補償による援護法ならば、本来遺族に対して弔意をあらわすとともに、生活保障の手だてを講ずるというのが普通なんですけれども、今回の提案でなぜ特別給付金という形にしたのか、また将来どんなふうに対応しようとして...全文を見る
○木庭健太郎君 それから、被爆二世、三世、いわば私と同世代の方たちですけれども、そういう対策についてお伺いいたします。  被爆による放射能の影響で、二世、三世の健康にまで及ぶという不安から、健康診断を希望する被爆者二世が多いということなんですけれども、本法律案ではこの点どんな対...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、今少しお話がありまし た、まだいわゆる放射能障害ということについては解明できていない部分が随分あると思います。  私も広島の日赤病院であるお医者さんから言われたのは、私はもう何千回何万回同じことを被爆者の方たちに言っている、被爆者の方たちがみんな聞く、...全文を見る
12月12日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○木庭健太郎君 きょうは私が最後であります。あとしばらくおつき合いをお願いしたいと思います。  朝からずっと論議がありまして、その中で、この法案の中身に入る前に、午前中から指摘もあっておりましたけれども、何か今回の改正の場合は非常にやはり国民の側から反発が強かったというか、理解...全文を見る
○木庭健太郎君 本当に、そういう意味でこれからもぜひ努力をしていただきたいと思います。  特に、今回の問題をよく探っていきましたら、負担の問題とか支給の問題で一番影響を受けるのはだれかといいましたら、いわゆる団塊の世代以降の私たちの世代の問題でございまして、ところが実際に論議し...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたように、やはり今の年金の現実の姿が本当に安心して任せられるものなら、そういう若い世代も納得できると思うんですけれども、またそこがいつも出る給付と負担の関係で、現実の姿を見ちゃったら、例えば国民年金どうなのか、いや五万円だった、今度五万五千五百円に上がる、...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたような形なんですけれども、内訳をいただきましたら、これでいくとその当時の五十九年度の額というのは、食料費が二万二千九百七十七円、住居費が一万六千八百三十一円、光熱費が七千四十四円、被服費が三千八百七十四円、これに先ほど言われた分を上げたんだということです...全文を見る
○木庭健太郎君 正直言って余り納得はできませんけれども、やはりそういういろんな考え方というのをもう少し考えていく。先に何か入ってくるお金がある、そして人数がいる、そうすると額が出てくる、それに合わせて何か無理やり基準をくっつけてきたんだというようなとられ方をされるような一面も僕は...全文を見る
○木庭健太郎君 しかし、そういう形にされれば、結局最低保障をしようといっている額に届かないわけですよね、受け取る額が。それならば当然こういう人たちに対しては、そういう今言われた形だけだったらこれは無認識でやっているんだと。お隣がやるから私もやるんだということであれば無認識でやって...全文を見る
○木庭健太郎君 それと減額率のことなんですけれども、私も少し不勉強でよくわからないんですが、学者さんの間では減額率の四二%というのは非常に大きくて、例えば年金を繰り上げて六十歳からもらい始めて受け取る額と、六十五歳できちんと受け取った額を比べると、減額率で引かれた方がかなり少ない...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、先ほども少し話が出ていたんですけれども、免除者の一二・二%、支払い不能が一五・七%で、今二七・九%の人が保険料を支払うことができないような現状になっている。そうすると、国民年金の場合は保険料の毎年四百円ずつについては今回修正せずに、本当は下げた方がいいなと...全文を見る
○木庭健太郎君 無年金の問題は先ほども論議されたんですけれども、ひとつ確認のためにお聞きしておきたいんですが、前回の六十年の附帯決議の中でこの無年金対策については、「制度・運用の両面において検討を加え、無年金者が生ずることのないよう努力すること。」というのをたしかつけていたと思い...全文を見る
○木庭健太郎君 次は国民年金基金制度のことで何点かお伺いしたいんですけれども、これは昭和四十五年十月一日に法律上は制度が一応あるわけです。ただ、先ほども言われましたけれども、現実に一件もないわけです。そして、今回つくるということになって随分緩和したんですけれども、この場合、例えば...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、国民年金基金というのは公明党が提唱した部分が地域型には特にあるというんで、ありがたいことなんですけれども、実際に今批判が出ているのは、金持ち優遇だということが一生懸命言われるわけです。  ただ、私思うのは、そういうものを排除するためには、例えば二階部分の...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそういう形で、金持ち優遇じゃないんだというならば、それなりのきちんと方策をとっていただきたい。そうしなければ、今の感じでいくと、数理計算だけというふうなとらえ方をされちゃうと、それはもう個人年金と何ら変わらないわけですから、それで税制では優遇されると、何だこれ...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたように、自主運用額は平成元年度で六兆七千億円、積立金総額の一〇%ですね。そしてこれも資金運用部の利率よりはたしか二%近く高く運用されているというようなことなんですけれども、これはより一層広げる必要があると思うんですけれども、平成二年度には一応厚生省として...全文を見る
○木庭健太郎君 大蔵省にちょっとお尋ねしたいんですけれども、今までは年金保険料として納められた資金が、大蔵省の資金運用部でございますね、ここに集められて、そこから一応財政投融資資金として、産業育成という名目で、そういう形で活用されてきたわけですけれども、六十三年度の財政投融資計画...全文を見る
○木庭健太郎君 せめて厚生省が要求した額ぐら いは、たしか平成元年度は少しこれを削られたんですよね、別にすぐ三分の一と無理なことを言っているわけじゃございませんし、その辺本当に大蔵省の方も、これだけ年金が今ここで論議されているわけです、そういうことも配慮していただいてぜひともこ...全文を見る
○木庭健太郎君 本当にぜひとも、全体から考えれば確かに少ないお金なんですけれども、そういうところから国はそんなことすらしていないじゃないか、そして結局みんなに負担をかけるのかということを言われるやっぱり原因だとも思うんです。細かい数字のようなんですけれども、赤字国債がたしかそろそ...全文を見る
○木庭健太郎君 では、もう最後になります。  私は厚生省に対してもぜひひとつ言っておきたかったのは、数字の問題なんですけれども、六十五歳まで空白をつくらないという問題なんですが、実際に「年金制度の課題と改正の視点」というパンフレットを見せていただきましたけれども、これを見ると、...全文を見る