木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○木庭健太郎君 私、国民生活調査会に今回初めて参加させていただいている者の一人でございます。  今までの調査会でこれまでやってきたことをずっと見ておりますと、それぞれその時代に適応し、ある意味では時代を先取りする形でさまざまな問題、総合的なことで取り組んでいくというのが国民生活...全文を見る
03月20日第120回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○木庭健太郎君 総理、私たち公明党の議員のメンバーも、調査団と時を同じくいたしましてイランからジョルダン、それからエジプト、またサウジアラビア、一人はクウェートまで入ってまいりました。  今アブアリ島というお話が出ました。今海水が一番汚れているところでもございますが、実はそこま...全文を見る
○木庭健太郎君 今、調査団を政府が出されたことは非常にいいことだと思っているんですけれども、ただ、私自身こういう油の流出現場に参りまして、特にこれなんですけれども、これはこの後に回収しているんです。回収現場がこの近くにあります。ただ、回収現場といっても日本で考えているようにスコッ...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ人を送り出していただきたいということは、もう本当に自分自身で寂しい思いをしましたし、またこういう話をサウジでお聞きしました。何かというと、例のオイルフェンスを送ったときなんですけれども、そのオイルフェンスが飛行機で届くということで、サウジはどうやって待っていた...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、油井炎上の方です。  先ほど地球環境部長も飛行機で行かれたそうですけれども、私たち団員の仲間の一人が実際に、サウジアラビアの空軍から特別機を貸していただきましてクウェートの上空まで入ってまいりました。そのときに飛行機から撮ったこれは写真なんですけれど...全文を見る
03月28日第120回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○木庭健太郎君 今回の暫定予算は、湾岸問題への対応の審議のために時間を要したこともございますし、この経過から緊急やむを得ないものと理解はいたします。ただ、一、二点ちょっと確認させていただきたい点がありますのでお聞きいたします。  一つは暫定予算と本予算のかかわりでございます。こ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点なんですけれども、今回、暫定予算については各党の政調・政審会長会談で合意事項が確認できたわけでございますけれども、政府としてこういう事態をどう受けとめておられるのかということとともに、今後の暫定予算の編成に当たってこうした各党合意を基本的に尊重していかれる...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひその点をしっかり受けとめていただければと思っております。  さて、前回湾岸問題でいろいろ現地に行ったことを報告し、なおかつ環境の問題については、政府の調査団、また私たちも行ったことを受けまして、環境問題についての人的派遣の問題について非常に早い時期に結論を出...全文を見る
○木庭健太郎君 参考のためにぜひ聞いておきたいんですけれども、これまで我が国は避難民対策についてどんなことをされたか、簡潔にお答えください。
○木庭健太郎君 最近、避難民の問題が新聞にも余り出てこなくなりましたね。今後どんなふうに推移すると見られているのかというのが聞きたいし、もうこれでほぼ避難民の問題、難民の問題は終わったととらえているのかどうかもあわせてお聞きしたいと思います。
○木庭健太郎君 もう一点、現在の状況を受けて、今後避難民、難民への対策、貢献というので具体的にこれをやろうというのが決まっているもの、またこれはやりたいと思っているものがあれば教えてください。
○木庭健太郎君 そして、今回の避難民、難民の発生状況を今まで見ておられて、政府として、今回の避難民の発生というのは今までと違ったものが何かあったのか、それとも今回こういうことが特徴的だなというようなことで把握されている面があれば、ぜひお伺いしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 今外務省に概略をお聞きしましたけれども、私自身、今回の現場を見てきて非常に感じたことは、今おっしゃっていたことなんですけれども、これまでの避難民とか難民の発生状況はどうなのかというと、紛争があったところとか当事国とか、そういうところの人たちが避難民になり難民になる...全文を見る
○木庭健太郎君 本当は私は、国連事務総長に外務大臣が会ったらまず言わなくちゃいけないのは何かということ、今回は国連機関が初めて、ばらばらの各機関が初めて一本にまとまってこの避難民、難民対策をやったんです。国連としても初めての取り組みをやったわけですよ。そういう認識というのはぜひ日...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つキャンプに行って感じたことですけれども、確かに日本の物資も届いておりました。金、食糧といった形の大枠、車、毛布も送っていらっしゃる。ただ、実際に現場に行って一番感じるのは、そうお金はかからなくてもいいんだけれども、いろんな面で細かい配慮がもっと必要だな、抜...全文を見る
○木庭健太郎君 その定住の問題も確かにあります。確かに実際は、人を置いたり技術指導するような人間が来ると、これはなかなか避難民キャンプというのは難しいんですね、人が来たらもう定住されるというので。ただ、そういう物資の面ではまだまだ細かい面で協力できるのは僕は随分あると思います。 ...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそういう面を、ちょっと何か大蔵大臣は首をかしげていますけれども、人道国家日本と言うなら、やっぱりそういう面も私は必要だと思っております。  そして、もう一つぜひ指摘したかったことは緊急時の対応の問題でございます。  今確かに、今後三党合意の中でPKOの問題...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月09日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○木庭健太郎君 この勤労者財形促進法は過去六回の改正を行っておりまして、今回、高齢化の進展、住宅問題の深刻化というのを受けて第七次の改正となるわけでございます。ただ、先ほどからずっと聞いておりましたら、大臣御自身もこれでもう十分だとはお考えでないようですし、また各関係機関や労使双...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどから五百万円の非課税限度額を引き上げろという話ばかり続いております。大臣御自身もこれが最優先課題だとどうもお考えになっているように私は感じております。ぜひ大臣の御在任の期間中に、この問題、何とかめどをつけていただきたいと私は思うんですけれども、そういう観点で...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ最善の努力を、大臣の間に解決すればこれはすばらしいことだと思いますし、ぜひお願いをしたいと思います。  また、もう一つ、要望で言っておきますけれども、先ほど出ておりました非課税限度額五百万円を超える人の話ですね、何か推計では約七万一千人ということを衆議院の答...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、一体女性の財形制度の利用状況というのはどうなっているのかというのが気になるんですが、基本的に何か何人加入をしているというような数がありましたら教えていただきたいんですけれども。
○木庭健太郎君 やはり基本的な数字は、今後の課題かもしれませんけれども、女性のことを考えられるならばないとおかしいと思うんですよね。だから、これからふえていく時代なんでしょうけれども、数がないというのは、女性一体どこにいっているのと、軽視されているような気もいたしますし、私が言う...全文を見る
○木庭健太郎君 女性というより共働きという観点が何かないかなとちょっと思うんですけれども、夫婦ともに入っているというそのことで何か考えるというのが出てきてもいいんじゃないかとは思うんですが、もしそういう視点があればぜひ検討していただきたいと思うんです。  もう一つ、ぜひ女性の勤...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、海外勤務者の問題でございます。  海外勤務者は非常に今ふえておりまして、この人たちも結局日本に戻ってくれば当然住宅を取得しようと考えるわけですね。したがって、こうい う海外勤務者の財産形成についても十分な配慮が必要だと思うものでございます。  海外勤務...全文を見る
○木庭健太郎君 次にちょっとまたお聞きしますけれども、帰国後の住居を購入しようとする場合など、海外勤務者が日本国内の住居を購入しようとする場合に財形融資を受けることができるのかどうか。また、現地で子供の進学のために融資を受けたい場合はどうなるか。もう一点、父親が海外勤務で子供が日...全文を見る
○木庭健太郎君 海外勤務する場合、当然赴任国と我が国とは税制が異なっておりますから、財形貯蓄の利子課税についても問題が生ずるところと思いますけれども、特に非課税の年金、住宅貯蓄の場合の現地の利子課税の扱い、どんなふうになるのか。大蔵省の方来られていましたか。よろしくお願いします。
○木庭健太郎君 今おっしゃったみたいに、二重課税防止の観点から、いわゆる所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための条約、通称租税条約ですね、これは二国間で結んでおりますけれども、現在三十六カ国と聞いております。そういう財形貯蓄の二重課税の防止ということを考えてい...全文を見る
○木庭健太郎君 大蔵省、外務省の方、ありがとうございました。  大臣、今わざと長々とちょっと聞いていただいたんですけれども、なかなか海外に行っちゃうと突然継続できなかったり、融資制度も使えない部分がいろいろ出たり、さまざま問題点があるんですよ。要望も随分これについては出されてい...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、共同社宅用住宅融資制度の問題で何点かお聞きします。  先ほどこの制度の趣旨についてお話しになられました。大都市圏、非常に土地が高騰しているから緊急に対処すべきものだ、良質な低廉な住宅を提供する、将来的には持ち家取得につなげる過程なんだというようなことを...全文を見る
○木庭健太郎君 いずれにしても共同社宅というのは中小企業に向けたやつだと聞いているんですよね。中小企業ということは大企業より賃金が安いですわね、どう考えても。それでこんな値段出されたんだったら、モデルケースとおっしゃったんですけれども、私は全然納得できない。これは全国のあれですか...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたように細かい配慮もしていただきたいんですけれども、融資利率の問題なんですが、現在考えていらっしゃるのは年六・四三%で変動金利制をとるというような話なんですけれども、例えばこれを財形持ち家分譲融資と同様に利子補給を行って五・五%の利率というようなことは考え...全文を見る
○木庭健太郎君 しかし、何か思い切ってやらないと、本当にこれちょっと高過ぎて、せっかく制度をつくっても魂がないことになるんじゃないかと心配いたします。ただ、確かにこういった一つの大きな制度に取り組まれるということについては、制度自体は私は非常に評価しておるんです。  ただ、やる...全文を見る
○木庭健太郎君 まあ、検討の課題ですか。大臣が先ほどより踏み込んで言っていただいたと理解してよしとしまして、最後に、今回の社宅融資制度というのを考えたときに、もちろん持ち家ということを基本にやることは非常に大事なことですけれども、社宅融資制度を創設しても実際どれだけ持ち家取得が可...全文を見る
04月18日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○木庭健太郎君 私も四党共同提案いたしました野党の発議者の一人でもございます。また、小委員会の中で論議を重ねてまいりまして、ようやく労働者の権利として育児休業を法制化するということに至ったことについては素直に評価いたします。  ただ、出てきた法案の中身を見たときに、午前中から論...全文を見る
○木庭健太郎君 汗をかかれたとは思います。ただ実質的に、つくったとしても実効性がなかったらどうなるんでしょうかということはいつまでたってもぬぐい去れない事実でございます。  その問題ばかりやっているといけませんので、まずちょっとお聞きしておきたいんですけれども、現行の育児休業制...全文を見る
○木庭健太郎君 私はこの制度というか、この制度を法に変えるときに、一番大事なそういう現場の人たちの意見をどれだけ多くとっていって、そういう人たちが何を感じ、一体どういう法を望んでいるのかというのを率直に聞くべきだと思うんです。  これいただいたんですけれども、東京都の品川労政事...全文を見る
○木庭健太郎君 それはメリットがあるから私たちもきちんと野党で共同提案して、やりたいということで法案出しているわけですよ。今回、政府案が出た中で、どこが問題なのか、所得保障は一番大きいでしょうと、実際声として出ているわけでしょう。それを本当にしっかり認識してもらわぬと困るわけです...全文を見る
○木庭健太郎君 この使用者側委員の方の意見、三項目目を読みましたら、「労務の提供が行われないにもかかわらず賃金若しくは類似の支給を企業に義務づけること、あるいは雇用関係が存続し、また、任意性のある育児休業に対して保険ないしこれに準じた制度を設けることは、必要がない。」と、使用者側...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと話を変えまして、午前中から一・五七という合計特殊出生率の問題が挙がっていまして、自民党の木暮先生からそういう問題が出てきた中で、この育児休業は大切だというようなお話がございました。労働省として、この少子社会というのですか、こういう問題について労働行政なり労...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、この問題は余り労働行政とは関係ないという認識なんですかね。働く環境の中でも、例えば今こういう問題が起きたときに変えていかなくちゃいけない問題があるんじゃないかというふうな認識は全然ございませんか。
○木庭健太郎君 もう一つ人手不足の問題も午前中挙がっておりました。労働省としてこの人手不足の問題は深刻な問題だととらえられているんだと思うんですけれども、特にその中で女子労働力の問題というのも非常に大切な問題だというふうに認識されていると思うんですが、その辺をちょっとお伺いしたい...全文を見る
○木庭健太郎君 総務庁の方にお伺いしたいんですけれども、この前、本会議のとき、特定職種の育児休業法というのは、できた背景、それからいろんな要因も今回の育児休業法とは違うんだというようなことを、たしか総務庁長官がおっしゃったと思うんです。  ぜひちょっと確認をしておきたいんですけ...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。  本当は、こんな少子社会の問題とか人手不足の問題は聞きたくないんですよ。本来なら、育児休業というのは労働者の当然の権利であるし、そんな要素なんかなくたってきちんとやるべき問題だと私は考えるわけです。ところが、実際に現段階に至って使用者側...全文を見る
○木庭健太郎君 踏み込んだ御意見だと理解しておきます。  ただ一点、午前中も論議しましたけれども、労働者が休業中に逆に支払いを続けなくちゃいけないという社会保険料負担の問題、この問題だけは、先ほど午前中の大臣の答弁を聞きまして、私が聞いた限りでは、心情的にこの問題について理解で...全文を見る
○木庭健太郎君 済みません、同じ問題で何回も。  ちょっと話変えまして、今回労働省が中小企業の人材確保法、略称ですけれども、これを出された背景はどういう背景でしょうか。簡単にお願いします。
○木庭健太郎君 そうすると、労働省としては、中小企業というのは今福祉とか制度とか、そういう面をもっともっと充実していかないと人が集まらないなと、人手不足倒産の問題も出ていますし、そういった面をまず充実することが必要だと考えていらっしゃるわけですね。
○木庭健太郎君 そうすると、そういうことを一方でやろうとして、今回の育児休業法では中小企業を外すんですよね。何か同じ労働省内の政策であって矛盾するんじゃないですか。育児休業制度というのは、福祉の面でも最も要望の強い一つなんですよ。それを中小企業はやらないと。もう一方では私たちに法...全文を見る
○木庭健太郎君 私は納得がいきません。こういう育児休業法をやるときは、制度的に中小企業がとりやすいような制度を先に充実してやることが一番の先決課題ですよ。もう前々からずっと何回も論議されていますから、それこそ繰り返し言います。何回でも私は言っておきます。そうしなかったら三年間おく...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、この省令あるいは指針というのもありますけれども、この内容はいつ明らかにされるのか、また審議会への諮問というのはいつごろをめどに行うのか、わかれば教えてください。
○木庭健太郎君 そうはいっても、少し確認しておかないと何が一体でき上がるのかわからないし、具体的にちょっと何点か聞きます。内容です。  本法律案の三条一項ですけれども、雇用期間が一年に満たない者等については、労使協定により育児休業の申し出を拒むことができるとされています。第三号...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、次に移りますけれども、例えば雇用期間一年未満の労働者であっても、実際の育児負担は一年以上雇用されている者と同じなわけですよね。そういった者たちに対して、第十条の規定に従った勤務時間の短縮等の措置の必要性というのがより高まると思うんですけれども、これらの...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、今度は八条の問題で聞きます。  八条は、第一項で育児休業に関する事項を周知させるための措置、第二項で当該労働者に係る第一項の事項についての取り扱いの明示について、それぞれ努力義務規定が設けられております。ただ、ここにも第一項三号に「前二号に掲げるもの...全文を見る
○木庭健太郎君 この努力義務規定にかかわる育児休業に関する事項の中には、例えば具体的に私もちょっと聞いておきたいんですが、年次有給休暇の算定基礎と休業期間の関係とか、それから賞 与と休業期間の関係とか、退職金の算定基礎となる勤続年数と休業期間の関係というようなものも含まれるとい...全文を見る
○木庭健太郎君 この八条の規定を見ていると、事業主というのは、ここに掲げてますけれども、せいぜい待遇、賃金、配置について周知、明示さえすればいいことになりますよね、この条文だけ読むと。だからこの条文というのは明示すべき範囲を定めているにすぎず、内容は問うてないのでありますから、こ...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、保障規定を設けなくてもということになっているやつは、労働省としてこの育児休業の法というか、制度を設けたこと自体で事業主の労働条件に関する裁量の範囲を制約することになっているというふうに思っていらっしゃるのかどうかちょっと聞きたいんですけれども。
○木庭健太郎君 聞いていてやっぱりかなり厳しいものがあるなと思うんです。本委員会の小委員会の議論で、たしかそういう特段の規定を設けなくても制度自体を否定するような不利益取り扱いは許されないという考え方、これは自民党から示されたんでけれども、この制度自体を否定するような不利益取り扱...全文を見る
○木庭健太郎君 最後です。  そうすると、労働省にしても労働者が育児休業できないようでは困るというふうにきっと考えていらっしゃるというふうに理解しますと、今度は労働者の側にとってみれば、育児休業することによって不合理に差別されることがないというようにしてもらわなければ安心して育...全文を見る
04月22日第120回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○木庭健太郎君 まず最初に、現在世界的に注目を集めておりますクルド人難民の問題について、幾つかお伺いしたいと思います。  私も湾岸調査団ということで公明党で行きまして、やっぱり難民問題これから大きくなるなと思っていたやさきに、心配していたとおりクルド人百五十万人が難民としてイラ...全文を見る
○木庭健太郎君 もうすぐ第一陣も戻られるということをちょっとお聞きしているんですけれども、ぜひ実情を聞いてやはりこういう問題は、私思ったんですけれども人道上の問題になるとやっぱり世界というのは動き方がすごいなということも思うんですよね。大がかりなこともやるし、お金の問題でも非常に...全文を見る
○木庭健太郎君 大蔵大臣は厚生大臣経験者ですから、そういう意味じゃ、相談を受けても単に金を出すんじゃなくて、そういうきめの細かい形でできるというのはこれからやっぱり大切になっていくと思います。  そこで、湾岸問題では対策本部がありましたけれども先日大きな形の改編をいたしました。...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、午前中も少し論議が出ておりましたけれども、NGOの活用の問題でございます。これはサウジアラビアの油回収の問題でボランティアグループが行きたいということを言っておりまして、ようやくこれがサウジアラビア政府も受け入れるということで実現したようでございます。また...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそれは推し進めていただきたい。もうそのことがある意味じゃ本当に日本のボランティア、NGOを育てることにもつながっていきます。またそういう人たちを訓練するようなシステムをぜひつくっていただいて、早急にそういうことができるようにお願いしたいと思います。  話を変...全文を見る
○木庭健太郎君 日本としては、そういった形まで踏み込んだのは私は初めてのケースじゃないかなと思うんですけれども、もしそういった資料があれば、ぜひどういった形まで踏み込んでやったのかというのがあれば提示していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○木庭健太郎君 本当は、そういうやつは確認でぜひ見たいんですけれども、まあ非公開ということでは……。  確認ですけれども、この問題だけじゃなくて今後外務省としてやっぱり住民の強制移転みたいなことについて歯どめ、また環境保全の問題については今後もこういった形で踏み込んでいくケース...全文を見る
○木庭健太郎君 時間が来ておりますので、ナルマダの問題で少し確認をさせていただきたいと思います。  ことしもインド援助国会議が多分七月なりに開かれると思います。このナルマダの問題も、住民移転の問題とかで去年も随分論議をいたしました。そして現地では、昨年十二月からことし一月にかけ...全文を見る
○木庭健太郎君 最後ですけれども、大臣にもぜひお聞きしておきたいと思うんです。  やはりナルマダの問題を進めるときもきちんと、本当に現地の状況を掌握して、インド政府が言うことだけでなく、それはもちろん重視していただきたいけれども、実際現場で何が起こっているのかというのをきちんと...全文を見る
04月24日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○木庭健太郎君 最初に、地域雇用開発等促進法に関連してまず何問かお聞きしたいと思います。  まず、現在の雇用失業情勢、特に地域別に見た雇用状況の現状をどう認識されているのか、また今後の見通しについてどのように考えているのかをまずお伺いしたいと思います。
○木庭健太郎君 地域的に厳しいところというのはどこら辺ですか。
○木庭健太郎君 今おっしゃったように地域で非常にばらつきがある。私は福岡でございまして、大臣は鹿児島と、どちらかというと雇用失業情勢、回復テンポが非常に緩やかな地域でございます。 そうした地域というのはこれからも引き続き地域雇用対策というのを強力に推進しなくちゃいけないと思うん...全文を見る
○木庭健太郎君 法との関係を今ちょっとお聞きしたんですけれども、それで直接的な手厚い援助措置を行うということなんですが、具体的に実際地域雇用対策としてどんな施策を展開していこうと考えていらっしゃるのかをお伺いしたいと思います。
○木庭健太郎君 特に格差のあるところについてはぜひそういう施策を、余りいろいろあるのでそれがどううまく有効に機能しているかというのがなかなかわかりにくいんですね、はっきり言うと。でも、具体的にそういうものを積み重ねてやっていただかないと確かに厳しい現状は変わりませんので、ぜひそれ...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、もう一つの方の中小企業人材確保法の件に移りたいと思います。  まず、今回労働省と通産省が共同でこういう法案を出してこられる、すばらしいことだなと正直思います。普通、省の壁はなかなか取れませんから、その意味では非常に評価をいたしております。ただ、一言言い...全文を見る
○木庭健太郎君 午前中から論議を聞き、なおかつ大臣がいつも言われている言葉で非常に好きな言葉がございまして、人間中心の雇用システムであり、これからは労働者優先、尊重の時代が来ているんだと。それが本当にすべて具体化していったらすばらしい時代が来るなと。特に、人間中心という意味でいけ...全文を見る
○木庭健太郎君 中央職業安定審議会の建議を見ましたら、国が「高年齢者・女子の能力が有効に発揮できるような諸条件の整備等の雇用面の改善」について「指針となるべき事項を定める。」というふうになっておりますね。具体的にどんな事項をこれは盛り込もうとされているのか。  また、具体的な改...全文を見る
○木庭健太郎君 中小企業においては大企業に比べて高齢者雇用が進んでいるということをさっき言いましたけれども、その一方で中小企業にとっては高年齢者のための設備投資等の負担の面が大きいこともまた事実でございます。このような現状を考えれば、高齢者雇用に関する助成金の一層の充実、また助成...全文を見る
○木庭健太郎君 高齢者なり女性の問題というのは、法案そのものを見たときに、ああ若年層かなというような印象を、やっぱりどうしても設備関係とかいろんなもので出てくるものですから受けてしまうし、このまま進めていく段階でそういったものを含んでいるよということをきちんと、いろんな時点でどう...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、サービス産業の問題をちょっとお聞きしたいんです。  今サービス産業というのが非常に発達いたしまして、これからも第三次産業の重要性というのは高まっていくというふうに思うんですけれども、その第三次産業、小さなサービス店みたいになると中小零細企業が物すごく多いん...全文を見る
○木庭健太郎君 丁寧にありがとうございます。  確かに、こういうものは地域の商店街のいろんな自主性だとは思うんですよ。ただ、それだけではなかなかまとまらずできないケースも実は多いわけですよね。だから、あくまで自主性というのは基本ですけれども、行政としても地域づくりなりいろんな観...全文を見る
○木庭健太郎君 それから労働災害対策について、先ほども質問があって安定局長の方からお答えがあったようでございますけれども、確かにいわゆる三Kに代表される労働災害が起きやすい環境ということが中小企業に人が行かない原因になっているわけです。先ほど聞いていたら、基本指針の中でもちろんそ...全文を見る
○木庭健太郎君 では、時短の関係で少しお伺いしたいんですけれども、中小企業の中で一番人材確保が困難になっている原因の一つは時短の問題だろうと思います。  労働時間短縮については、この四月一日から週四十四時間制に移行したところなんですけれども、中小企業については引き続き特例が設け...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、年間所定内労働時間を見ましたら、五百人以上規模が千八百二十時間なのに対して、三十人から九十九人規模では千八百八十九時間というふうに、規模が小さい方がいわゆる所定内労働時間が多くなっているという現状ですよね。週休二日制の問題とも絡むんでしょうけれども、実際...全文を見る
○木庭健太郎君 今も原因の一つに挙げられていましたけれども、週休二日制の問題も含めて、中小企業に週休二日制が定着しない、また所定内労働時間の短縮ができないという一つの大きな原因は親企業たる大企業のしわ寄せが下請の中小企業に来ているというのが一番の原因だと思います。午前中も指摘があ...全文を見る
○木庭健太郎君 ちなみに、ちょっと教えてもらえれば、親企業というのは今考えていらっしゃるのは大体何千社ぐらい対象にしてきちんとこのことは言っておきたいとか、そういう何か具体的数字は、例えば講習会だったら少なくとも月に何回ぐらいのペースで進めていくんだとか、何かそういうやつがもし今...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、ちょっと挟んで聞きたいんですけれども、中小企業投資育成株式会社というのがございますね。これは昭和三十八年に東京、大阪、名古屋に設立されたものですけれども、中小企業の自己資金を充実して中小企業に対する投資等の事業を行うことを目的としたものですよね。非常にい...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、最後にお聞きしたいんですけれども、中小企業における時短の推進というのは人材確保の手段としてまず第一に必要なことだと思っております。この法案を見ても、時短を含めた労働条件の改善が盛り込まれております。ただ、実効性ということになったらどうなのかなというところ...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月25日第120回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
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○木庭健太郎君 育児休業法もこの前の参議院の育児休業小委員会から長い経過をたどってまいりまして、ようやく本院でも二回目の審議ということになったわけでございます。前回も審議をさせていただきましたけれども、私たち野党が提案した法案に比べて、その問題点も前回いろいろ指摘させていただきま...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣おっしゃったように、仮定の話ということを前提に置きまして話をしなければならないと思うのでありますけれども、もしそういうことをやるにしても長い年月、二十一世紀になってからそういうことをするというのじゃどうしようもないでしょう。そういった意味では、この法案というの...全文を見る
○木庭健太郎君 いずれにしても、今後この法案をより大きく育てていくため、あえて見直しという言い方をするならば、そういったときの一番ポイントになるものは何かといいましたら、当初の方針どおり実効性を高めるためにどうすればいいかということで最大限の論議が必要だろうし、それが最大のポイン...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つ、経済的援助の問題をずっと言わせていただいているんですけれども、この経済的援助について婦人少年問題審議会の建議の中で、「更に、広範、かつ、多角的な観点から論議が深められる必要がある。」という指摘がございましたね。この指摘を見たときに私が思うのは、これ...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん大臣、率直に答えていただいておりますけれども、私は、せっかく建議でこういう形で論議を深めるようにという指摘もいただいているということであれば、じゃ制度が始まったら、ぎりぎりの段階ですけれども、もし通った場合は通ったなりに、少なくとも一年を越したところぐらい...全文を見る
○木庭健太郎君 この部分は納得できないんですけれどもね。  ちょっと聞きますけれども、第九条の労働者の能力開発及び向上に関して「必要な措置」というのは、具体的にどんな措置になって、具体的にどういうことをやるんですか。さっきお話しになっていたのは情報提供とか講習会というようなこと...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、十三条との絡みになってしまうんですけれども、結局そういう措置というのは、労働者の方が例えば月一回出ていって研修会を受けるとか講習会を受けるとか、そんなことも含まれることを考えていらっしゃるんでしょうか。
○木庭健太郎君 そうすると、予算要求されるということは、そういうことをやった事業主に対しては何らかの援助、措置、どっちですかね言い方。そういう形に、事業主に対しての話になるわけでしょうか。
○木庭健太郎君 そうすると、例えばの話で恐縮なんですけれども、そういう能力開発なりなんなりのために、それから休んだ期間中も能力が落ちないようにということで、例えば講習会やった、研修会やったとしますよね。そうすると、労働者は当然出ていく形になるわけですね。そういう労働者に対するもの...全文を見る
○木庭健太郎君 なかなか微妙なところみたいですし、本当はまたこれから別の方が質問する機会もございましょうから、ここは少し譲るといたしまして、ちょっと話を変えます。  先ほど八条のことで糸久委員が質問をされておりました。「労働者の育児休業中における待遇に関する事項」ということにつ...全文を見る
○木庭健太郎君 「待遇」という言葉がよくわからなかったものですから、どういう意味かなということでちょっと確認をさせていただいたんですけれども、社会保険料など含む休業中の人の待遇の問題ですから、そのとき企業からどう支払われているのかということも含めて、経済的援助の問題も含めて「待遇...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、原職及び原職相当職復帰の問題でございます。  もう私たちもこれは当然、野党法案のときも、先ほど糸久委員もおっしゃっていましたけれども、原職復帰そのものにすれば確かに難しい。だから私たちは譲って、ある意味じゃ原職相当職復帰ということまで考えてやったわけですよ...全文を見る
○木庭健太郎君 今少し答えてもらったんで、重ねて一応お尋ねしておきますけれども、結局前回それに続けて、大臣は原職復帰の問題についてこうおっしゃっているんですよ。労働協約で規定している実例もあり、企業によって慣行を考慮した上で適切な運用がなされるよう指導、助言をしていくということを...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、不利益取り扱いの禁止の問題でございます。  もう一回再度お伺いしておきたいんですけれども、禁止規定というのは設けることはできないんですか。私は、最低限これだけはというふうに思った部分もあるんですけれども、その点について再度きちんと聞いておきましょう。お願い...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、じゃ局長の方からぜひ答えてほしいんですけれども、そういうことはできないということをおっしゃっていますけれども、本当はそれじゃいけないと思っているんでしょう。ただ、もう先ほどから糸久さんもおっしゃっていましたけれども、あってはならないという言葉が何か非常...全文を見る
○木庭健太郎君 今言われたように、指針というのが非常にこれから大切になってくるわけですね、そうなると。一応基本になる。先ほどもちょっとおっしゃっていましたけれども、指針の具体的内容についてはもちろんこの法案が通った後検討される、前回も聞いたときそうおっしゃったような気がするんです...全文を見る
○木庭健太郎君 一歩もなかなか出ませんね、これは。  次に、三十人以下の労働者を雇用する事業所に対する暫定措置の問題でございますけれども、昨日中小企業人材確保法というのが通りましたよね。これは前回も指摘させていただいたと思うんですけれども、私は、暫定措置というのはとるべきでない...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、そういった三十人以下の事業所に対しても、育児休業制度を導入していただくところはどんどんしていただくというようなこともたしか前回おっしゃっていたと思います、実質的にとれるところは。そういうものを促進するために国としてどういった方向でやられようとされるのか。この...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ確認しておきたかったのは育児休業期間の取り扱いの問題なんです。この前も質問出てましたけれども、政府案では労使協定に全部ゆだねておりますが、この期間の取り扱いについて、最低限、年次有給休暇の取得の資格に係る出勤率の算定の問題ですけれども、算定において、産前産後休...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、先ほども出てましたけれども、この育児休業期間の変更の問題について一番の私はポイントになるのは、短縮規定がないというのを非常に不安に思うんですよね。突発したときにとっている人が戻ろうにも戻れないような状況というのは、労働者にとってはもう非常な不利益をこうむり...全文を見る
○木庭健太郎君 時間ですから、終わります。
○木庭健太郎君 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの五会派を代表して、育児休業等に関する法律案について、自由民主党を初めとする六会派共同提出の修正案及び修正部分を除く原案に賛成するとともに、日本共産党提出の修正案に反対...全文を見る
04月26日第120回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○木庭健太郎君 まず最初に、石原参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほどからお聞きしていると、改定ルールの問題ですね、もう随分練り上げてつくられたものだというお話もあるんですけれども、何かお話だけ聞いていると、これは固まったものは幾らいろいろ意見が出ても変えないのが原則だという...全文を見る
○木庭健太郎君 今も少しおっしゃいましたけれども、今後の公団が果たしていく社会的役割のことをちょっとおっしゃいました。ただ、その社会的役割を考えるときに、住民の方からも意見が出ておりましたけれども、要するに公団としても長い経過の中で、そこにどういう人たちが今住んでいらっしゃり、中...全文を見る
○木庭健太郎君 畑中参考人に少しお尋ねしたいんですけれども、出していただきました民間との比較ですが、先ほどから御論議のあった公団の中に住んでいる人たちの格差という問題は非常に重要な問題だし、これはやっていくことはある意味ではやむを得ないものがあると思うんですが、ただ、民間との比較...全文を見る
○木庭健太郎君 以上です。
○木庭健太郎君 昼からずっと論議を聞いておりまして、私も公団に住む者の一人として随分納得いかないことも多いなというふうに思って聞いておりました。  公団の一番の役目というのは、先ほど中堅勤労者という問題もおっしゃいましたけれども、やはり公共性ということを考えていくならば、先ほど...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、もう一つ、今住んでいらっしゃる方に対して、公共性の確保ということで言えば、どういうことを総裁としてやらなくちゃいけないということを認識されているか、伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 では総裁として政府に対して、今住んでいらっしゃるいろんな悩みが先ほどから出ておりましたが、そんな問題に対して、政府に対してですよ、公共性の確保なり、先ほど言われた老人の問題が出ていましたけれども、これに対してどう総裁御自身として今後取り組んでいかれるつもりか、お伺...全文を見る
○木庭健太郎君 今総裁からそういう話がありましたので、政府としてお考えがあれば聞かせておいてください。
○木庭健太郎君 確かに中堅勤労者ということを目的として公団が事業をやってきたわけですが、しかし現実的に何回も土地の高騰の問題もあって、そんな中でやっぱり公団に住まざるを得ない形で住んでいらっしゃった。それで、時代が変わっていく中で何十年もいらっしゃる。先ほども言っていらっしゃいま...全文を見る
○木庭健太郎君 民間の更新に近づいたというふうな言い方が一番私はかちんとくるんです。確かに民間との問題、参考人の方も午前中おっしゃっていましたけれども、そのことよりは別の問題が先じゃないかと思うんです。それこそ、何か民間との格差是正とか、そんなことを言われると、もう非常に私として...全文を見る
○木庭健太郎君 私はもうはっきり言って、いろいろ御検討なさったんでしょうけれども、この三年というのは本当にこれで定着――最初は二十年間やってなかった、五年間になった、三年間になった。さあ、今度は民間のことを話されている。もしかすると今度ルール見直しというのは多分二年とか一年、民間...全文を見る
○木庭健太郎君 そうしたら、そういう話は余りこういう国会の席で民間のことを出して二年とか一年、それは実態はそうかもしれないけれども、この論議をするときにそういうことを言われると非常に適切じゃないと私は思いますね。理事の言ったことを聞いていて、これは私はもう必ず近いうちに二年、一年...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ総裁から次の総裁になられる方へその考えを引き継いでいっていただきたいということを要望いたします。  そこで、次に参りますけれども、結局、交通至便の都内の団地なんかでは、今回も再び限度額いっぱいに引き上げる可能性が高いわけですね。となると、例えば都内の中で一K...全文を見る
○木庭健太郎君 この率の問題というのは、余りにもとが安いということもあるんですけれども、そのはね返るところに対しては、やはりそういうことも一つの参考として私は考えていかなければならない問題だと思っております。  それはそれとしまして、参考人からもいろいろ意見がありましたけれども...全文を見る
○木庭健太郎君 今回また特別措置というのをやられるわけですけれども、この特別措置の対象世帯というのはどのくらいというふうにとらえていらっしゃるのか、また特別措置による減収額をどの程度と予想されているのか、またもう一つぜひお伺いしたいんですけれども、前回と比べこの特別措置で改善した...全文を見る
○木庭健太郎君 時間がありませんのでぜひもう一つ聞いておきたい点は、敷金の改定問題でございます。  これは家賃に比べ低過ぎるということで改定ということでございますけれども、過去三回とも申請なさって認められずにおりますという経過もございます。また、六十三年四月に行われた衆参の建設...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、そういう問題もあるでしょうけれども、先ほども話が出ておりましたが、公団というのはある意味では日本で一番大きな大家でございます。公団はそれこそ全国に広がっているわけですが、敷金の問題については、一たん取ったやつをまた上げる、途中で上げるというケースを全国...全文を見る
05月22日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○木庭健太郎君 まず最初に、今バングラデシュでも活躍しておりまして、また外務大臣の発言で一躍注目されるようになりました国際緊急援助隊の派遣の問題についてお伺いしたいと思っております。  この援助隊の派遣の法律ができたのは昭和六十二年でございまして、以来十八回、民間のボランティア...全文を見る
○木庭健太郎君 私はむしろこの三週間という期間の問題というのは、国内的な問題、今言われたとおりございます。ただ、実際現場に行った方たちにとってみれば、激務ですからそう長く続くわけじゃないんですよ、実際には。そういった観点からは僕は短くても構わないと思うんです。ただし、場合によって...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、予算の問題です。  この法律ができて以来、この援助隊の派遣に係る予算というのは、一回だけ十一億五千万円というときがあったと思うんですけれども、ほぼ十億円で一定しているわけですよね。今回、中東問題もありましたし、またバングラデシュの問題もありましたし、もう既...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、こういう災害対策、難民対策、いずれもそうなんですけれども、そういう問題を行うときの一つの重要なポイントというのは何かというと、現地の状況をどんなふうに掌握して、派遣された方々、それと実際に送り出した側の日本と、どううまく連携を密にして状況に合わせた対策ができ...全文を見る
○木庭健太郎君 今もちょっと話がありましたけれども、たしかクウェートに大使館を再開するために、大使がクウェートに入られたとき衛星通信を使うことのできる携帯電話をたしか持っていかれたというような私記憶があるんですけれども、小型の電話機でしたけれども、それを使って直接、いわば衛星通信...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、現在緊急援助隊の派遣及びこれの必要な業務というのは法律に定められておりまして、国際協力事業団、JICAの中にあります国際緊急援助室が対応していらっしゃいます。  ただ、この人員、たしか室員が四人と補助三人の体制だったと記憶しております。現在のように業...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは少し法的なことでお聞きしたいんです。  湾岸戦争の終了後、国際緊急援助隊として先ほど言いましたようにクルド人難民を対象とした緊急医療チームが出ました。ペルシャ湾の原油汚染除去の問題については専門家チームを派遣していただきました。私もこれはぜひやるべきだと...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つの方は。
○木庭健太郎君 かなり御苦労されて解釈されて出されたなと私は思わざるを得ないんですよね。やっぱり油が流出したというのは、二次災害とおっしゃるかもしれないけれども、戦争に伴うものでそういう被害が出てきたという問題になってくると私自身は思わざるを得ないし、そうなると、例えば今後難民対...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、大臣、先ほど種田委員の質問に対して、大臣御自身は、今回のバングラデシュの問題を踏まえながら、やはり自衛隊法の八十三条に災害出動の問題もあるというようなこともおっしゃったり、いろんな形で自衛隊の災害救助というものを考えていかなくちゃいけないという積極的活用...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、大臣の今の発言でいきますと、自然災害というものを想定して積極的に行うというふうにおっしゃったんですけれども、そうなると、現在の国際緊急援助隊の派遣の目的がございますね、それに基づいてだったら形としてはなるべく積極的にやりたい。ですから解釈上、できるなら...全文を見る
○木庭健太郎君 難しい論議になりますけれども、そうなると、非武装という形であれば、前に一回問題になったんですけれども、自衛隊の医療チームの派遣みたいな問題がこれは前回の国連平和協力法案を審議するときにありましたよね。そうすると、医療チームというのは原則的にこれは非武装ですよね。そ...全文を見る
○木庭健太郎君 主としてですね。じゃ、そういうものまでやはり考えた上で検討しようということだろうと私は思います。  せっかく防衛庁長官来ていただきましたので、今論議をいたしましたこの問題について、防衛庁長官の見解をきちんと伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 本当はもっとやりたいんですけれども、次の質問も少ししないと申しわけないので……。  ただ、やっぱり私自身は、自衛隊ができてきた趣旨は何なのかという問題というのは、やっぱり専守防衛ということから始まったというのも事実でございます。また海外へ出ていった場合には、たと...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に一言だけ。  運輸大臣、そうすると、閣議決定でしている、遅くとも九一年度中の上場という、閣議決定ですよね、これは。この方針はいささかも今のところ捨てていないと。結論が出るのが今月中ですか、出されるとしても、この基本方針、これだけは変えていないというふうに確...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
05月24日第120回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○木庭健太郎君 先ほど井上委員の方からも長崎雲仙・普賢岳の問題が出されておりました。私もこれで少しだけお聞きしたいと思うんですけれども、先日私も雲仙岳へ行ってまいりまして付近の状況も見てまいりました。砂防ダムが何カ所かできておりまして実際に機能しているようでございまして、非常に粘...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃったとおり一生懸命やっていただいているという現状を見ましたんですけれども、特に本当にお願いをしておきたいのは、一生懸命国の方でやっていただいているんですけれども、行政自体も少し心配な面を抱えていたり、さまざまな行政分野にかかわる問題でもございます。特に早く...全文を見る
○木庭健太郎君 やはり日本で進まない理由の一つというのは、ドイツの場合、地区詳細計画の策定というのが市町村に義務づけられておりますね。日本の場合は、これについてするしないというのは、今おっしゃったように、市町村の自由になるわけですよね。その辺がいつもこれがなかなか進まないという理...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ地区計画の問題でお聞きしたいと思っておりますのは、地区計画をつくるときに、海外の場合、ドイツとかイギリスの場合は都市計画を中心に置いて地区計画というのをつくっているわけですね。日本の場合はどうしても地域制というか、ゾーニング制度に重点を置きながらこの地区計...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題は国土庁の方でも土地政策審議会の今後の主要な検討テーマとして土地利用計画の整備・充実というのを掲げていらっしゃるわけですけれども、そうなると、都市計画中央審議会がどういう結論を出してくるかという問題もございますけれども、ともかくどんな形で建設省との間で検討...全文を見る
○木庭健太郎君 お話を聞くと抽象的でよくわからないわけですね。ぜひこういう問題のときに調整をしていただく、この土地問題全般にわたりますけれども、そのことをお願いします。  建設省にもう一つお伺いしておきたかったのは、先般静岡県の掛川市で生涯学習まちづくり土地条例というものができ...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、自治体が一生懸命やろうと思ったら義務づける形でできるという一つのケースだと私は思うんですよ、やり方はともかくとして。そういうところもあるということをぜひ知っていただきたいし、そうすれば、建設省も本気になってやればできないことはないと思うんですよ。そういう例...全文を見る
○木庭健太郎君 今、収益価格の問題について土地白書を引かれておっしゃったんですけれども、私は正直言ってこの土地白書の性格の問題については不満です。たしか昨年十月の土地政策審議会の答申の中では、「一定の地域においては、平均的な収益価格を示すことによって、市場において土地の利用価値を...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月04日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○木庭健太郎君 きょうは質問通告はしておりませんでしたけれども、雲仙の問題については午後から各委員の先生方から、大変残念なことが起きたということでお話がありました。政府としても、本日本部をつくられてやっていらっしゃるということでございます。万が一にも再びこのようなことはないと思い...全文を見る
○木庭健太郎君 もう少し小児慢性特定疾患の話をしていただくかと思ったけれども、えらい簡単にやられましたから……  小児慢性特定疾患というのはどういうときに指定されるかという問題が一つあると思うんです。確かに子供に多いという問題、しかもそれは家庭にとって非常に負担になるというよう...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、じゃ、この小児慢性疾患は、最初はそうやって指定していた、それがある一定程度いったら特定疾患へというふうに移行したケースというのは全然ないわけですかね。実例があれば教えていただきたいし、どういう手続でそれができるのかということを教えていただきたいんですけ...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどおっしゃいました小児慢性特定疾患また特定疾患、これはいずれも一応難病対策要綱のもとで行われている事業というふうに理解してよろしいんでしょうか。ちょっと確認しておきたいんですけれども。
○木庭健太郎君 そうすると、ある意味じゃ小児慢性特定疾患というのも一応この難病対策の中に含まれた一つの事業だというふうにとらえていいわけですね。
○木庭健太郎君 そうすると、今は特定疾患を定める場合は、おっしゃいましたように調査研究というものがあって、それを受けた上で診断基準ができる、できた上で今度は特定疾患へと移行するような形をとっているわけですよね。ただ、先ほどの児童家庭局長ですか、局長の話を聞いていますと、小児慢性特...全文を見る
○木庭健太郎君 難しいのはよくわかっているんです。わかっていて聞いているわけです。  それならもう事業名を私は変えていただきたいと思いますね。治療研究事業とは言ってほしくないですね。公費負担だけが目的ならば、それだけにすればいいじゃないですか、治療事業だけに。研究事業とつけてい...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど簡単に、この色素性乾皮症は判断基準が決まっていないので指定は難しいと、私まだ質問していないのにお答えをいただきました。これからその話をしたかったんです。  確かに現在の、これは法律じゃないんですけれども、要綱に基づいてやっていく場合は、判定基準ができないと...全文を見る
○木庭健太郎君 それじゃ、ちょっと運輸省にお聞きいたします。  先ほどお話ししたように、この色素性乾皮症の患者の方たちは、生きるために、移動するために最低限必要なのは車になるわけですよね。その車というのも、先ほどちょっとお話ししましたけれども、直接光が当たったら困るものですから...全文を見る
○木庭健太郎君 今お話しいただいたように、運輸省にも来ていただいて話を聞きましたら、これは近畿地方運輸局でそういう実例が起きて対応されたということをお聞きしました。地方でそうやって対応していただいたというのは非常にありがたいことですけれども、患者さんにとってみれば地方運輸局という...全文を見る
○木庭健太郎君 九つですか、そこまで足を運ぶというのはちょっと私は無理だと思うし、ある意味では、行ったときにどう扱われるのかというのがわからないので不安感もある。そういう形で一回緩和したというケースがあるならば、そのことを陸運支局なり自動車検査登録事務所でも結構でございますけれど...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、文部省にお伺いいたします。  この病気の家族にとりて一番の悩みは教育の問題なんです。何でかというと、学校は昼間あるわけですよね、しかし子供たちは昼間は日光に当たるわけにいかないというようなことで、小学校入学時が一番の悩みになってまいります。  文部省とし...全文を見る
○木庭健太郎君 まさにそのとおりで、どっちかというと文部省より各学校それぞれ対応しているんですよ。  そのフィルムを貼ることになるとお金がかかりますから、どうするかというと、市町村教委で対応しているんですよ。もっと言わせていただくと、さっきお話しした佐藤先生という方が、要するに...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、今後こういう子供さんが小学校へ上がる場合、特殊教育課に学校から問い合わせればいろんなことを教えていただけるし、指導もしていただけるし、ある意味では金銭的な面でもサゼスチョンをしていただくというふうに理解しておいていいですか。
○木庭健太郎君 ぜひ対応をお願いしたいし、また、一つぜひ言っておきたいのは、こういう病弱な子供が来たからといって、それをすべて特殊学級に入れるとか、そういう考えになってほしくないわけです。それをやられると、結局その子供がそういった方向に進む可能性もあるし、逆に言えば普通の児童と触...全文を見る
○木庭健太郎君 それについてどうですか。厚生省としては、地方自治体がそうやってやられることについては結構なことだし、その部分は頑張っていただきたいというような認識でとらえていらっしゃるんですかね。その辺をちょっと確認しておきたいんです。
○木庭健太郎君 ぜひそういう連携を深めていただきたいんです。調査研究班のだけがすぐすとんと、それだけしか難病にならないというところも、今の制度ではしょうがないんでしょうけれども、さまざまな難病を持っていらっしゃる方々にとっては、私たちのは一体どうなのかしらという認識があるわけです...全文を見る
○木庭健太郎君 局長、最近とおっしゃったけれども、五十二年以降というともう十年以上なんですよ、一つが。その辺だけはちょっと頭に置いてください。やっぱり十年以上続くと、それが固定化したんじゃないかととらえがちなんです。最近というのが二、三年ならいいですよ。その前に二が出て三が出て一...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月19日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○木庭健太郎君 まず最初に、文部省の方に長崎県雲仙・普賢岳の火山噴火に伴う問題で何点かお伺いしておきます。  私も噴火以来三回ほど現地へ行ってまいりました。被災者の皆さんに要望を聞くと、一番多いのがやはり家の確保の問題なんですよね。避難先で長い生活になっている、これをどうするか...全文を見る
○木庭健太郎君 学力基準の問題ですね、いろんな意味で御配慮いただいていること、ありがとうございます。ただ、この学力基準の問題ももう少し柔軟に対応できないものかなというふうにいつも感じておるんですけれども、こういう緊急のものがあった場合、何とかその辺の配慮もいただきたいというふうに...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点は、小中学校の校舎の問題でございます。  これは深江町から特に要望がございました。深江町は小中学校現在四校がございますけれども、うち三校までが現在警戒区域内に入ってしまいました。ある意味じゃその地域には立ち入りができないという状況になったわけでございます...全文を見る
○木庭健太郎君 協議しても法律がないとできないんですよね、国が金出すことは。  きのう私どもの党の委員長と私も一緒に総理にお会いしました。総理にお会いしたときに、今はとにかく現行法内でやれるものはやってみるけれども、法律内にどうしても適応しない場合、特別立法せざるを得ない面もあ...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ大臣の方からも、これは文部省にかかわる一つの問題ですけれども、全般的にいろんな問題がひっかかってくるんですよね。そうすると、大臣から総理に対して、この問題やっぱり解決できないものがあると上げていただければ対応が変わってくると思うんです。政府としてみれば、なかな...全文を見る
○木庭健太郎君 本当はその質問を次にする予定で質問通告しておるのに、先に言うから。  それは話別ですけれども、その調査というのは四月から全国全校に対してやられる調査になるわけですか。じゃ、大体やられたということであれば、いつごろまでにまとめを出されて、私たちの手元にいつまでにそ...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどお話あったように、昨年猪熊委員が指摘した問題でございます。文部省としてもそういう方向でやりたいということでございました。ぜひきちんとした形のやつを出していただいて、じっくりやっていただいても結構です。ただ、本当に実態のわかるものをきちんと整理していただいて、...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ大臣、そういうことをやられるときはマスコミの方にも連絡して、大臣は体罰の問題に非常にもう真剣に取り組んでいる、こういうこともやりますよということをきちんとわかる形でしていただきたい。わからなかったら意味がないわけです。そういうことをぜひ取り組んでいただきたいと...全文を見る
○木庭健太郎君 また、クルドだけじゃなくて難民問題全体という話をちょっと大臣からお聞きしておきたいんです。といいますのは、クルドだけじゃなくて、エチオピアの問題、スーダンの問題、アフリカだけで二千数百万人とも言われておりますよね、今難民が。そういった難民問題に対して、もちろん資金...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったみたいに、日本としては今緒方さんをUNHCRへ送り出しているわけですよね。その意味でもぜひ連携をとられて、一つはやっぱりお金でやらなくちゃいけない問題も続くと思います。それもぜひやっていただきたいし、その一方で日本の場合もなかなか定住の問題になると、...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと時間がないもので済みません、飛び飛びで。  次は、カンボジア問題についてお伺いしておきたいと思います。  大臣がちょうど東南アジアへ行かれる寸前に例のジャカルタ会議がございました。まことにカンボジア問題ではポル・ポト派が孤立するというような構造に今回が...全文を見る
○木庭健太郎君 たしかクメール・ルージュの話を大臣されましたから、ぜひもう一つ、多分お言い忘れになられたと思うんですけれども、中国とのパイプという意味でいけば日本は非常に大きなパイプを持っているわけです。このクメール・ルージュをどうするかという問題は中国がかかわる問題でもございま...全文を見る
○木庭健太郎君 もうあと少しですので、ベトナムの話を聞こうか大臣のパリでの発言を聞こうかと思いつつ、やっぱりパリの発言を一言聞いておきたいなということで聞きます。  これは、記者団に対してODAの問題についておっしゃったということでございます。国際貢献に関する資金協力のあり方に...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月26日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○木庭健太郎君 きょうは過労死の問題、いわゆる過労死ですね、労働省流に言うと。この問題で前回も少し質問したのですけれども、若干質問させていただきたいと思っております。  父の日の前日の六月十五日に、過労死問題に携わっている弁護士さんたちが中心になって「過労死一一〇番」というのを...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣、今おっしゃったとおり、この過労死の問題というのはいろんなものがかかわると思います。労働時間の短縮をおっしゃいました。もう大事なことです。それに医学的問題、健康づくりの問題も大切だと思います。そしてまた、もう一つ、大臣から言ってほしかったけれども、作業環境の改...全文を見る
○木庭健太郎君 それは各現場にもきちんと指示なり通達なりで徹底されているんでしょうか。
○木庭健太郎君 それじゃ、ちょっと具体的に一つお聞かせ願いたいんですけれども、実は、ことし二月から三月にかけて東京の過労死弁護団が東京労働基準局関係の三つの審査請求事件について、労基署が審査官に提出した資料に対して閲覧謄写請求書というのを提出して資料の開示を求めたそうでございます...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、弁護団に対してそうだということであって、少なくともこの答えを聞いている場合、「労働省が国会でどう答弁しているにしても、考えはかわらない。」「横並びで全部非開示である。」というような発言を聞く限り、これは弁護団であっても一緒に遺族が行っているわけですけれ...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ本当は、私としてはどういうことがあったのかというのは質問するということを言っておりましたし、調べていただきたいし、もしこれが遺族が行っているとするならば、きちんと開示する方向でやられたのか。とにかく、こういう言葉が出てくること自体に、ある意味じゃ労働省がやらな...全文を見る
○木庭健太郎君 やっぱりきちんとどういうやりとりがあったかは調べていただいて、ぜひ聞きたいし、聞いておかないと今後こういう問題が起きたときにまた同じようなことを繰り返したくないという私自身は思いがありますし、そういったことでトラブルを起こしても仕方ないと思うんです。ですから、ぜひ...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、一つ確認をさせていただきました。第三者の資料の問題のとき遺族が請求して、先ほどの中にもありますけれども、プライバシーの問題もしくは当事者がだめだといったような問題を除けば開示できるというような答弁だと確認しておきます。  それともう一つ、具体的な問題で聞い...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ、そういう申し出があった場合、個々いろんな事情があると思いますけれども、その場合に応じてきちんと検討していただいて、もし早目に渡せるようなものがあれば、ぜひ渡すような形をつくっていただきたいと思います。  今度はちょっとかわりまして、この過労死の問題について...全文を見る
○木庭健太郎君 言われるとおりだと思うんです。一致している部分もあるかもしれません。しかし、逆に言えば、違っている部分をどんなふうに見ていくかということが私は大事だと思って、まず時間の問題を挙げさせていただいたわけでございます。  労働省の今までの労災認定の問題を見てみますと、...全文を見る
○木庭健太郎君 今、精神的ストレスも十分労働省としては配慮してやっているんですよとおっしゃいました。ただ、先ほど局長御自身おっしゃいましたけれども、これはもう一方の宮崎さんの事件の件です。企業爆破予告があったり、そういう問題がいろいろあって、ロッカーの管理人さんをやっていらっしゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 今、局長も思わずおっしゃいましたけれども、八割は勝っていると。この前、労働省のある方と話したら、いや九割は勝っている、何で九割の方を報道してくれないんだろうか、負けているのはたったちょっとだけなんだと、それがいつもマスコミに大きく取り上げられると、いかにも不満顔で...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、その認定基準が安易な形でできたものと私も思っておりません。ただ、前回、認定基準を改正したのは二十六年ぶりでございましたね。かなりの年月がたっておりました。そういった問題を含めると、やはり認定基準の正しい運用と同時に、その認定基準が今おっしゃったように医学...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣は、最近少し手がたくという慎重なやつが何か入りまして、就任当時の決意というときの非常にしっかりした口調と比べると、少しどうなっているのかなとやや心配でございますけれども、しっかり受けとめてやられるということですから、ぜひ要望しておきたいと思います。  もう一...全文を見る
○木庭健太郎君 鉄道事業者の自主的努力というふうにおっしゃったわけでございます。    〔理事千葉景子君退席、委員長着席〕  これは運輸政策審議会の答申、「長期展望に基づく総合的な交通政策の基本方向」というものの中に「交通弱者対策」というのが、これは昭和五十六年ですけれどもも...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に大臣、来年は障害者の十年が終わるときでもあるんです。そういった意味じゃこのエスカレーターの問題は、指針出されましたから、答えていらっしゃいましたように、より実効性を高めるものにしていただきたいし、またエレベーターの問題も含めて、ぜひ来年までにひとつ具体的な取...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。  終わります。
09月04日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  証人に、まず暴力団絡みの件について数点伺います。  現在、この問題は、やはり市民にとって非常に倫理にもとったというようなことを言われていますけれども、まずお伺いしたいのは、広域暴力団稲川会と関連する口座というのが日興証券に何...全文を見る
○木庭健太郎君 その二つの口座は、大蔵省が通達で禁止したいわゆる借名口座ではないですか。
○木庭健太郎君 現在この石井前会長名義の口座も含め三つとおっしゃったわけですね。その三つの口座は現在どんなふうになっておりますか。
○木庭健太郎君 先ほども指摘がございましたけれども、現在もこの暴力団の関係では二百二億円の融資が残っていると。これについては最終期限十月三十一日、これまでに解消する最大の努力をするとおっしゃいました。  もう一つ残っているそういう株の問題がございますね。  それと、ぜひお聞き...全文を見る
○木庭健太郎君 ところで証人は、前回の衆議院の証人喚問のときに、石井氏の口座を開設に来たのは大場という税理士であるとおっしゃっていますけれども、間違いございませんか。
○木庭健太郎君 私も調べさせていただき。ました。税理士の連合会の方からは、そういう税理士さんはいないということをはっきり言っておりましたりそうなると私は非常に不思議に思うんですけれども、取引を始める際に最も基本的な相手の身分というのを本当に確認されているのかどうか、もう不可解でな...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、今回の問題を見たときに、相手が暴力団と判明してからも社内にそのことを全く徹底していない、取引相手の調査をそれこそ現在まで怠っていた。しかも、そういう意味じゃわけのわからない人ですよ、税理士でもない人に融資をしてみたり、ゴルフ会員権を頼まれればそれも応じて...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、私持ち時間が少ないので補てんの問題で一つお伺いしたいんです。  先ほど証人は、今回補てんを日興かどこで決めたかという問題について種々お話をされました。それでは、証人側自身が今回日興証券で補てんがあっていたという事実を報告を受けるたり確認されたのはいつの...全文を見る
○木庭健太郎君 納得がいかないんですよね。これだけ大きな問題、しかも先ほどおっしゃいましたけれども、法人資金運用本部の本部長はこのことを知っている。もちろん、この方は役員だと思います。それから営業企画、この方もトップの方は役員だと思います。いわば中枢にいらっしゃる方だけが知ってい...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  まず、先ほど種田委員もおっしゃっておりましたけれども、大和証券は八九年の十二月に十五年前の損失補てん事件が発覚して、この際処分をされた。記者会見を確かにされております。その中身どきょう証人が言われた中身はほとんど同じです。ちな...全文を見る
○木庭健太郎君 あとを教えてください。
○木庭健太郎君 通達後に補てんをされたのが幾らだったのか、二百二十一億……
○木庭健太郎君 まさにこれは社長が在任中の問題でございます。そして、先ほどこの損失補てん、どうやって社内でやったかということの説明をされました。それぞれの期間、ケースがある、金額の大小がある、その都度担当部長、本部長で決めたものもある、私のところに相談があったものもあるとおっしゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは確認しますけれども、相談して決めたケースがあるということは、社長の責任で補てんを決めたことがあるということなんですね、よろしいでしょうか。
○木庭健太郎君 私は、証人は非常に正直だと思っているんです。野村証券田渕証人は、知ったのは三月下旬ごろとおっしゃる、中旬ごろとおっしゃる。日興の岩崎証人は、自己申告するときにようやく知った、私は知らなかったとおっしゃっている。そういう意味じゃ非常に正直におっしゃっているのじゃない...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つだけ別のことを聞かしてください。  きょうも載っておりますけれども、大和証券から二十一億八千八百万円の補てんを受けたトヨタは、大和とは営業特金の取引はなく、大和の投資顧問を通して二百億の特定金銭信託を運用した中で補てんが出ていると言っていますけれども、そ...全文を見る
○木庭健太郎君 日立も同じように投資顧問を通したと言っているんですけれども、これも事実でございますか。
○木庭健太郎君 そうすると、先ほどから証人は、営業特金をなくすための苦渋の決断で補てんが行われたのだということをずっとおっしゃっておりました。ただ、トヨタにしても日立にしてもどうかといえば、そういうケースではない。一体この補てんというのは大口投資家であればだれにでもする、そういう...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
09月05日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  先ほどから大阪府民信用組合のことが論議になっておりました。頭取からいろいろお話を聞いておるんですけれども、それではもやはりわからない。なぜこれほど巨額な金を自分の銀行でもない一つの信用組合に貸し得るのか全く理解できない、そう思...全文を見る
○木庭健太郎君 こんな大きな金額はと言われましたけれども、例えばほかのケースの場合、一番大きくてもどれくらいなんですか、どれほど今回の府民信用組合と差があるんですか。
○木庭健太郎君 禁止されることは結構なんですけれども、わからないのは、普通の場合は十億円単位、今回は千三百五十億ですか、なぜこんなに違うのか、なぜ府民信用組合だけが優遇されるのか、どうしてもわからない。なぜここだけ優遇しなくちゃいけないんですか。
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、これだけ大きくなれば富士銀行としては責任があるはずですね、大口預金を紹介した側に。それは先ほどからおっしゃっている。何とおっしゃっているか。府民信用組合がイトマンにお金を貸し出したことを知らなかった。全くこれまた矛盾した言い方をされている。わ...全文を見る
○木庭健太郎君 銀行業界のトップにいらっしゃる富士銀行さんですよね。そこが一応二百億融資しているわけです、イトマンに対して。それならば、いろんな意味で情報を収集し、イトマンに対する状況はどうなっているか、自分の銀行の責任でそういうことをチェックしているはずだと一般国民は思いますよ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうおっしゃるんですけれども、この問題が起きたときにやはり私が思ったことは何かといいますと、昨年の夏に富士銀行さんがイトマンヘの融資を中止された。その時点で府民信用組合の大口預金の額はたしか約八百億円でした。ところが、その後大口預金を富士銀行さんはどんどん紹介する...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方の赤坂支店の問題、神田駅東支店、それから日比谷支店の問題ですけれども、この問題にしてもわからないことがある。  富士銀行さんは、神田駅東支店の不正が発覚した、それがわかった時点で総点検をなされたと言われた。総点検をした途端どうなるかというと、赤坂支店、日...全文を見る
○木庭健太郎君 そして頭取の方から、二年前の見つかりかかった件ですねとおっしゃっています。私たちは、もうその時点で不正融資が発覚していると思っていますけども、その件もお話しになっておりました。ただ、ある報道機関に対して、この中村元課長ですか、こんな証言をいたしております。支店幹部...全文を見る
○木庭健太郎君 それはいいんです。
○木庭健太郎君 はい。
○木庭健太郎君 元課長が言っていることに対してどう思っていらっしゃるか。違うというふうに。
09月10日第121回国会 参議院 厚生委員会 第2号
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○木庭健太郎君 まず、出生率の問題をお聞きいたします。  平成二年度の合計特殊出生率は、昨年の一・五七に引き続いてまた低落いたしまして一・五三という最低の数字になったわけでございます。どうしてこの出生率の低下に歯どめがかけられないのか。厚生省及び政府が書かれているものを読まして...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、人口問題研究所が同じ時期に将来人口の暫定推計を出しましたね。あれを見ましたら、中位を見ると平成七年から出生率が回復していくというような予想を立てているわけですね。そして高位を見たら平成三年はもう回復ですよね。回復し始めるというふうに見ていることになるわ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうするとすべて晩婚化の問題だけで片づくということみたいに聞こえるわけですよ。先ほどおっしゃいましたけれども審議官、それだけじゃないんだと、いろんな要素があるんだということをおっしゃいました。そういったものをきちんと頭に入れた上で政策を進めていらっしゃると思うんで...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方の方の住宅の問題です。  これは本来建設省の問題だと言えばそういうことになるんです。ただ、私自身こういう出生率の問題を見ていった場合、また国民の中で今子供を産み育てやすい環境の中で何が一番大切かという問題で住宅ということが声で上がってきます。そういった意...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、この子育ての問題で医療保険分野で何ができるのかという問題が残っていると思うんです。これは労働省の方で始めました育児休業法という問題もございますので、微妙な問題ではございます。  ただ、実際にスウェーデンでございますけれども、先進各国がみんなやっているわけ...全文を見る
○木庭健太郎君 ございませんとはっきり言われるのも結構なんですけれども、そういった部分も検討し始めてないといけないと思っておるわけです。  私は晩婚化の問題だけで決して出生率の低下というのは片づかないと思っているんです。だからさまざまな角度で検討しながらやっていかないといけない...全文を見る
○木庭健太郎君 昭和三十六年に名称が育児手当金に変わったわけでございますけれども、昭和三十六年以来この育児手当金の額はどういうふうに推移しておりますでしょうか。
○木庭健太郎君 なぜ据え置かれたままになっておるんでしょうか。
○木庭健太郎君 ぜひ検討されるときに、すぐ何かこういうものは廃止しようという考えになりがちですから、そうなさらずに、児童手当のときも随分議論をさせていただきました。また、それだけで足りるのかどうかという問題もございます。そして育児という問題、この出生率の問題からどう考えるかという...全文を見る
○木庭健太郎君 今のところは勉強という言葉になるだろうと思いつつ、やはりそういう答弁が出てきたなと思っております。ぜひそのことを勉強していただいて、その前に、今緊急に対応しなくちゃいけない問題というのは私は分娩費の問題だと本当は思っておるわけでございます。もちろん、妊娠・出産とい...全文を見る
○木庭健太郎君 その国立病院のは毎年きちんとチェックされて、毎年大体こう動いているというのをチェックした上でずっとやっていらっしゃるということで理解しておいてよろしいですか。
○木庭健太郎君 そういうときこそ逆に、九割から実勢そのままいいですよという形にしてあげるチャンスじゃないんですかね。形としてはその動向に応じてやられたと思うんですけれども、これまで見できますと、少なくとも三年ないし四年に一遍の改正みたいな形で、最近ですよ、大昔は別です、経過してお...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに国保の厳しさもわかります。その中で、では現実、今のこの事態を迎えて  一体何からきちんとやっていけばいいのかということに対して、厚生省としていろんな形で理解を求めるべきだと私は思っています。急にわっと同額まで上げられるかどうか、かなり厳しいと思う。でも、厚...全文を見る
○木庭健太郎君 もう大臣おっしゃるとおりなんですけれども、それをどんなふうに絵にするというか、目に見えるようにするということがある意味じゃ私は大臣の仕事じゃないかなと思っているんですよ。もちろん具体的な政策いっぱいやられると思います。それを国民の前に、ああこうしてますよ、子育ての...全文を見る
○木庭健太郎君 いい言葉がいっぱいありましたよ、健やかにとか、赤ちゃんのために、そんな言葉をもっとわかりやすく国民にPRするための方策をぜひ考えてほしいなと思うんですよね。一生懸命やっていらっしゃる部分はあると思うんですよ。それが何か意外にこう国民の目の前に出されたらわかりにくい...全文を見る
○木庭健太郎君 調査したのはないですか、何千何百人という数が出てくるのは。概略じゃなくて、数。その人数出ているわけですから、それに対して何人何人というふうに出ませんか。
○木庭健太郎君 では、ほかの質問をしておきます。  非常勤がかなりいることについての御認識について、先ほど局長は、相手の必要性に応じて派遣時間など柔軟な対応をするためにはこういう非常勤のあり方もいいのではないかとおっしゃいましたけれども、確かにそのとおりだとは思いつつも、非常勤...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、ホームヘルパーの人数の問題でございます。  来年度の概算要求見させていただきましたけれども、まだ五万人台まで乗ってないということでございます。私たちの党は、このゴールドプランが出る前に緊急整備三カ年計画というのを出させていただきました。その際、平成三年度...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひとも達成していただかなければ困るわけですけれども、八月に総務庁が出しました高齢者対策に関する行政監察結果というのを読ませていただきました。これを見ますと、この十カ年戦略を達成できると答えた都道府県を見ましたら一つもありません、たしかゼロだったと思います。間違っ...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに今言われたようなさまざまな問題があると思います。そして自治体が一つ悲鳴を上げているのは財政上の問題も大きな面だろうと思うんです。そういった意味では、もちろん技術的指導をする必要がある、マニュアルをつくってやってわかりやすくやるようにする必要がある、指針、指示...全文を見る
○木庭健太郎君 デイサービスの件で一つ二つちょっとお伺いしておきます。  一つはデイサービスの場合は一万カ所目標で、現在二千六百三十カ所、順調に推移しているようでもございますけれども、まだ目標達成にはこれも厳しいものがございます。特に地域福祉の核になりますデイサービスセンターに...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、デイサービスでお尋ねしておきます。  今デイサービスは社会福祉法人、市町村という形を受け皿にやっているわけです。ただこれだけで地域のニーズに合ったセンターを一万カ所もできるのかなという感じもちょっと持っているんですけれども、大臣、先ほどどなたでしたか、...全文を見る
○木庭健太郎君 五時までに終わりたいと思うので最後にお聞きします。  私たち公明党といたしまして、これまで寝たきり、痴呆などの状態にあるお年寄りに対して、そういう状況を勘案して高齢者障害加算を基礎年金の上に上乗せして支給する、いわば私たちの立場で言えば在宅介護年金というのをずっ...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
09月19日第121回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○木庭健太郎君 今回の改正案のキーワードというのをずっと見てみますと、介護という言葉が一番大きなキーワードになっているのだろうと私自身理解しております。改正の趣旨自体が介護体制の充実を図るというようなことを言っておりますし、岡光部長も何度介護。という言葉を連発したか、百回以上は少...全文を見る
○木庭健太郎君 説明を受けたんですけれども、やっぱりどこまでが介護で、どこまでが看護かというのが、非常に入り組んでいてよくわからないんです。  それじゃ、例えばベッドサイドで患者さんのケアをしてあげる、それは一体看護なのか介護なのか、これもわからない。  具体的に聞くなら、じ...全文を見る
○木庭健太郎君 それでも、先ほどの岡光部長の話の部分でいくと、本来介護という部分と看護という部分が重なり合っているようなところというのが今回やる中には出てきているような気がするんです。だから、今回の法案の中で、どういうことが言えるかというと、看護と介護というのが不明確なまま老人医...全文を見る
○木庭健太郎君 納得できないんです。見解が分かれるところだろうと思うんですけれども、私はそういうところもきちんと公費負担というものを上げていかなくちゃいけないというふうに考えております。  ところで、労働省の方に来ていただいているんでちょっとお聞きするんですけれども、現在家政婦...全文を見る
○木庭健太郎君 今数字が示されました。私は、この現実というのは絶対無視しちゃいけない、これだけの人たちが実際ある意味じゃほとんど病院の付き添いが中心でやっていらっしゃるという現実がある。  厚生省、この付き添いの問題、患者さんの保険外負担の問題と大きくかかわりますから、いつも答...全文を見る
○木庭健太郎君 午前中にも少し同僚議員の質問に対してお答えになっておりました。この付き添いの問題というのは非常に大きいということで、今後厚生省としてこの問題、保険外負担をどうするのか。この現実に対してどれだけその保険外負担の問題を少しでも解消していくのかという問題について、今後具...全文を見る
○木庭健太郎君 その問題でもう一点ちょっとお聞きしたかったんですけれども、十カ年戦略のマンパワー確保の問題の中で寮母と介護職員の問題が別項で挙がっておりまして、昭和六十三年で五・六万人を平成十一年までに十一万人にするというふうなのがありますけれども、この中で、そういうケアワーカー...全文を見る
○木庭健太郎君 時間が余りないものですから、次に移らせていただきます。  訪問看護事業の中で確認したい点が何点があります。一つは、営利目的の者が参入するおそれはないかという問題でございます。  この問題について、厚生省の方は、一定の基準により都道府県知事の指定を受けた者が入る...全文を見る
○木庭健太郎君 私はこういう介護の問題を取り扱うとき、両論あるとおっしゃいましたけれども、こういう部門に営利企業が入ってきた場合、結局お年寄りの方たちが犠牲になるんじゃないかなという危惧を非常にいたしております。  ですから、今回禁止規定を設けてないというお話でございますけれど...全文を見る
○木庭健太郎君 私たちずっと論議したときに、ナースバンク、ナースセンターの話ばかり聞かされまして、全国に職業安定所はきちんとあるわけですから、そこでもこれだけの人たちが実際に求人求職の方に来ているという事実もあるわけです。これに対して厚生省はどんな認識をしているんですか。
○木庭健太郎君 私が心配しているのは、こういう本当に潜在看護婦を掘り起こして訪問看護を整えなくちゃいけない。ただ、その人数もなかなか厳しいものがある。その中で、一つは職安でやっていらっしゃる、一つはナースバンクでやっていらっしゃる。じゃ、職安の方がその人たちの再訓練のことを考えて...全文を見る
○木庭健太郎君 きちんとやっていかなくちゃいけないとおっしゃっているわけですから、きちんとやった成果が例えば人材確保の方に出てくるわけですから、その結果をぜひ見させていただきたい。今言われたことが真実かどうかはその時点でわかるだろうと思います。大臣もぜひその辺大臣同士話されること...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、この訪問看護の箇所数の問題ですけれども、たしか平成十三年の時点で五千カ所という話をされましたけれども、これは何を根拠に五千カ所と言っているんでしょうか。
○木庭健太郎君 そうすると、これで終わりだということじゃないわけですよね。将来的には厚生省としてこの箇所数はどこに一つあればいいと、どういう単位で一つあればいいという、まあ予算の関係もあるでしょうし、将来的にはこういう形に持っていきたいという姿はどう描いていらっしゃるんですか。
○木庭健太郎君 いろいろ質問させていただきましたけれども、一つ大切なのは、先ほどどなたか同僚議員がおっしゃっておりましたが、今回の法改正というのは、厚生省はそう思っていなくても結局病院からお年寄りを追い出す結果になるんじゃないかという指摘もございました。逆に言えば、もし家に戻って...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣にこの前も少しお聞きしましたけれども、その介護手当という問題とともに私たちが従来からもう一つ指摘している問題、これについてもきちんと最後にこの改正に当たって答弁をいただきたいと思うのは何かといいましたら、いわゆる基礎年金受給者が六十五歳以後に寝たきりや...全文を見る
09月25日第121回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○木庭健太郎君 まず、食品照射の問題について科学技術庁にちょっとお伺いをいたしたいと思っております。  食品照射というのは、御存じのとおり食品にコバルト60など放射線を当てて殺菌、殺虫などを行って食品の保存効果を高めるというふうに言われているものでございます。我が国では昭和四十...全文を見る
○木庭健太郎君 私自身よくわからなかったのは、七品目ということで一たん終わった、その後平成二年の二月に再開されたというようなお話になっておりますけれども、そういった事実自体がきちんとしていないし、世間にわかりにくくなっているし、そういう意味では食品照射問題というのはいろんな議論の...全文を見る
○木庭健太郎君 非常に効用がある、科学技術庁としては進めるべきだとおっしゃっているわけですよね。その一方で反対されている方々というのは、食べる物に放射線を当てる、放射線は残らないということも言われているんですけれども、そういった問題も出てきているというのも事実なんです。ですから、...全文を見る
○木庭健太郎君 いろいろこれはあるものに書いてあります。世界で照射された食品のうち日本に輸入される可能性があるものとしては、実に多彩でございまして品目からいうと六十品目、特に果物類なんかが多いわけでございます。そういう意味では、一応照射したというのがわかるように向こうはしているか...全文を見る
○木庭健太郎君 厚生省さん、もしよければ、検知する方法を今調べているのが幾つかあるとおっしゃいましたね、具体的にどういう品目について検知できるかどうか、何品目ぐらいについてそういう研究をなさっているのか、品目がわかればちょっと教えておいてください。
○木庭健太郎君 この問題は、本当はジャガイモの問題まで含めて長くやるべき課題なんでしょうけれども、きょうは郵政省もありますので、そこまでちょっと入りませんが、私自身一番感じているのは、消費者なり消費者団体が一番心配しているのは、いまだに検知する方法がない、科学技術庁は安全だと言う...全文を見る
○木庭健太郎君 厚生省、ありがとうございました。  次に、NTTの電話の通話料金の問題について何点かちょっとお伺いしたいと思います。  もちろん、電話は情報化社会にあって市民にとっては不可欠なものですし、その通話料金を適正かついかに低廉にするかというのは、私はNTT及び郵政省...全文を見る
○木庭健太郎君 どうにかその方向で頑張りたいということで、六年めどというのは捨てていないということで理解していいんですね。
○木庭健太郎君 次は、近距離通話の問題でございます。  これは昭和三十七年以降ほとんど変更をしていない状況でございます。特にこの点ぜひ聞きたいのは、NTT社長のことしの年頭の会見だったと思うんですけれども、三分間十円というこの固定した市内電話の範囲を見直すことをNTTの社長が明...全文を見る
○木庭健太郎君 郵政大臣、NTTはそう言っているわけです。そのことを念頭に置いて、今からちょっとあと一、二問聞きたいんですけれども。NTTの方ありがとうございました。もう結構でございます。  一方、郵政省さんの方でございますが、ことしたしか近距離通話の在り方に関する調査研究会と...全文を見る
○木庭健太郎君 るる説明いただきましたが、今おっしゃった中で、私自身も非常に現在の近距離通話の中で一番納得いかないというかよく理解できないのは、確かに三十七年から市町村の枠組みが変わってきたわけですが、その結果どうなっているかちょっと調べてみましたけれども、一市町村の中に二つ以上...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、郵政省が進めていらっしゃいますテレビ難視聴対策についてお伺いをしようと思っております。  この問題は先ほど守住先生も過疎地の問題で御指摘をされておりましたけれども、私はこの問題についてはちょっと怒りを感じておるのでございます。  このテレビ難視聴者対策...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっとひどいんですよね。急ぐからこそそういう制度をつくったのであり、一万世帯に対して三百三十五、ことしもちょっとこの三百三十五までいくのかなと物すごく心配をしているわけでございます。とにかく、これは何でこんなにうまくいかないのか、その理由をまずはっきりさせてもら...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃいましたけれども、この助成制度というのは直接その難視聴の世帯が即解消できる制度じゃないわけですよね。市町村が窓口になりまして受け皿となるわけです。例えば十万円を限度にすると国が四分の一補助してやる、そしてあと四分の一を市町村で補助してやる。だから、合計半...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、基金をつくるのはいいんですよ。それは大切なことで賛成はしますのでも、要するに一体それをどこにお金を渡せばいいのかという、その市町村が全国の中でどこにあるのかというのがわからなかったらこれは制度にならないでしょう。どういうふうな形で難視聴世帯があるのか、それ...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、市町村に対して、またそういう難視聴世帯に対して、現時点で郵政省としてやっていますよということをどんなふうにPRされ、広報されているのか。今驚くべき数字だとおっしゃいましたから、これを進めるために今からどう広報されるのか、その点もきちんと伺っておきたいと思い...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣、聞いてもらったとおりでございます。  せっかくつくった制度ですし、それが実効性あるものにしなくちゃいけないし、それをやらなければ過疎地対策といって金だけ計上してもしょうがないわけですよ。基金が腐ります。そういう意味では、今後ぜひその世帯数とか市町村の調査を...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
09月26日第121回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○木庭健太郎君 それでは、質問をさせていただきます。  今回の法案というのは、廃棄物が急増する中で、しかも最終処分場がもうほとんど満杯になっているという状態で、何としても廃棄物問題の解決と環境保全のための循環型社会を構築しようということは大きな課題でもございますし、その意味では...全文を見る
○木庭健太郎君 きょうは一つ一ついろんなことを聞きたいと思っております。  次は、建設残土の取り扱いの問題でちょっと一問お聞きします。  現行の廃掃法を見ましたら、「港湾、河川等のしゆんせつに伴って生ずる土砂その他これに類するもの」及び「土砂及びもっぱら土地造成の目的となる土...全文を見る
○木庭健太郎君 確かにきちんとまじめに皆さんがやればいいというようなお答えなんでしょうけれども、現実がそうでないということも踏まえた上で、この問題を考えていかないと、また大きな問題になると私は思っておるんであります。  さらに、もう一つ深刻な問題となっておるのは汚染土壌の問題だ...全文を見る
○木庭健太郎君 今は建設残土とか汚染土壌の問題を言ったんですけれども、もう一つ現行の廃掃法の中における大きな問題というのは、一般廃棄物と産業廃棄物の区分の問題だと思っております。産業廃棄物というのは、事業活動によって生じた廃棄物のうち特定するものをいうというふうな規定でございます...全文を見る
○木庭健太郎君 今お聞きしていて、答申よりも後退してきて、しかもいざやるとき、じゃどれだけ明確になったかというと余り明確になってない部分もある。そういう一番ある意味じゃ今回の問題の中で大きくなっている問題が意外に、もう少し強い姿勢でやっておかないと、本当にせっかく改正しても後で同...全文を見る
○木庭健太郎君 それじゃここで言う「多量」というのは、どの程度の量を想定されるんですか。ついでに聞くと、この多量の排出量というのは、だれがどのように測定することになっているか、教えてください。
○木庭健太郎君 じゃ、例えば病院から出される医療廃棄物、この場合病院単位で多分やられると思うんですけれども、この場合の「多量」かどうかという判断は、何を基準にしてやるんですか。
○木庭健太郎君 そうすると、単にベッド数で判断するとかそんなことじゃなくて、さまざまな要素、例えば一番廃棄物というか出やすいのは、人工透析とかしましたらいろんなものが出てまいります。また、外来の部分でもいろんな問題が出てくるわけですよね。そういったいろんな要素をきちんと判断してい...全文を見る
○木庭健太郎君 産業廃棄物の問題で、私たちがいつも疑問に思うというか、量の問題なんかで特に言いたいのは、産業廃棄物の正確な実態調査というのが本当に行われているかどうかということなんですよ。そういうのがはっきりしてくれば、またいろんな意味で論議しやすいんですけれども、それ自体がどう...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、もう一つ産業廃棄物について大きな問題になっているのは広域的処理の問題でございますし、そういった意味で、まずこれも実態がつかめていないようですから、実態をつかむというのが大前提と思うんですけれども、それと同時に、産業廃棄物の排出者あるいは処理業者は、その処理...全文を見る
○木庭健太郎君 余りこれはやりたくないというような話ですね、結局。  次、廃棄物処理施設の確保と管理の問題についてこれから少しお聞きします。  改正案では、第三セクター方式の廃棄物処理センターが関与する道を開くほか、これまでの届け出制から許可制に改めております。そして最終処分...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、最終処分場のことでお尋ねします。  最終処分場の問題というのが今一番、住民の健康被害の問題なんかも挙げられておりまして、いろんな問題が出てきている一つだろうと思っておるんですけれども、産業廃棄物の最終処分場、これについて今どんな種類があるのか、及びその数が...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように一番多いのは安定型処分場でございます。これは厚生省の見解で言えば最も安全なものだし、ある意味じゃ素掘りでやるだけでいいような形になっているわけでございます。しかし現実は、こういう安定型処分場から有毒物質が漏れだというような話が多いし、土壌や水質...全文を見る
○木庭健太郎君 それはそのとおりなんですけれども、だからこそ逆に言えば安定型処分場というのが本当にきちんと運営されているのかどうかというのを調べなくちゃいけないと思うし、逆に言えば、本当にそういうものでだめであればやり方というのも考えなくちゃいけないんじゃないかなと私自身は思うん...全文を見る
○木庭健太郎君 数はどうですか。
○木庭健太郎君 それはやらなくてもいいということですかね。そういったものがどこにどうあるのかという把握はする必要はあるんじゃないですかね。その点どうですか。
○木庭健太郎君 それじゃ次は、処分場の問題の最後に跡地管理の問題をちょっとお聞きしたいんです。  現行法上では、最終処分場は埋め立て完了後、一定の期間を置いて閉鎖されて、そして閉鎖後に廃棄物の処理法の適用外となるシステムになっているわけですね。アメリカのラブキャナル事件の問題が...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、それだけだと、結局不幸な結果ですけれども、有害廃棄物が処分場の周りに流出した場合とか、処分場跡地で環境汚染が起こった場合というのは、台帳はあります、台帳はあった、どこでどうなったかわかった、でも実質的にはだれかが何を入れていた、その会社はもう既にその時点では...全文を見る
○木庭健太郎君 さっきも指摘があっていましたけれども、何か考え方が、どこに基盤を置くかという点でいうと、一番そういうときに被害を受けるのはだれかといえば、そこに住んでいる住民であってみたり、例えばそこが水源地だったらそれを使うその市民であってみたり、だから実際に起きたときに被害を...全文を見る
○木庭健太郎君 この点については本当、一番強く主張しておきます。何としても検討していくことだけはやっていただかないと、実際もう個別具体的な問題挙げれば幾らでもあるんです。私の近所でもありましたけれども、これについてはきちんと対応していただか。ないとと思っております。  そしても...全文を見る
○木庭健太郎君 今後検討するというのは、そういう方向としてはもちろん行政指導で進めていくけれども、それの状況を見ながら、きちんと法律化するような方向に持っていきたいと考えているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○木庭健太郎君 選択肢とおっしゃいましたけれども、選択肢じゃなくて、ある意味ではそういった方向をどれだけ広げられるかという問題の方向で、基本が大事ですから、どうやって考えるかという、そういった方向をとっていただきたいと要望しておきます。  次に、ごみ施設の整備にかかわる補助金の...全文を見る
○木庭健太郎君 とにかく法律改正するのも結構ですし、それで一つの糸口ができていくんですけれども、肝心な方、結局処理施設の整備というのがそういう状況だったら、これは持ち込まれてもどうしようもなくなるわけですよね。しかも、おっしゃったとおり、四十年代につくったものがどんどん老朽化して...全文を見る
○木庭健太郎君 もう少し頑張ってほしいんですけれどもね。ちょっとこれでも足りないなという感じもしているんです。  もう一つ、補助金のかかわる問題で言うと、最近はごみの焼却場だけじゃなくて、焼却のやり方でも例えば焼却して出てきた灰ですか、この灰というのも単にそのまま捨てると結構な...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、ダイオキシン対策の問題で二、三点お伺いをしておきたいと思います。  清掃工場におけるダイオキシンの問題ですけれども、去る九月五日でしたか、柏市の新清掃工場のダイオキシン測定値が、一気圧一立方メートル中百六・四〇ナノグラムであったというふうに公表されました...全文を見る
○木庭健太郎君 私たちというか市民にとってみれば、何かそういう答弁を聞いていますと、ダイオキシンの問題というのを非常に過小評価しているような気もするんです。本当に取り組んでくれているのかなと思うところも出てくると思うんです。いつも厚生省、こういう清掃工場におけるダイオキシン問題が...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど話が出ていましたように、これからごみの施設というのがどんどん新設されていくわけでございます。そういう意味では、こういう機会にぜひダイオキシン対策というのを新設の清掃工場では具体化していかなければならないと思っているんですけれども、それについてどうお取り組みに...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
10月01日第121回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○木庭健太郎君 それでは、質問させていただきます。  今回の法改正は、国際社会の一員として深刻化する麻薬問題に取り組むための国内法の整備でありまして、必要不可欠な法改正と私たちも思っております。しかし、新しい形の法制度も導入されますし、真価を問われるのはこの改正された法律がどん...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろんそうだし、そのとおりだと思っておりますけれども、今の日本の制度で言えば捜査という問題になってくるわけですから、もしそういうことが起きれば、捜査した内容というのは失敗したにしても成功したにしても、結局検察庁に送らなくちゃいけないというふうな定めになっているわ...全文を見る
○木庭健太郎君 ないようにしていただきたいという意味でお聞きしたわけでございます。  次に、マネーローンダリングについても一点伺いたいと思います。結局、このマネーローンダリングというのは、麻薬資金というのを金融機関を通じて出所をわからなくするということに対する対策ということだろ...全文を見る
○木庭健太郎君 局長、大蔵省と一緒になって進めていくわけですけれども、大臣にお聞きした方がいいのかもしれませんが、法務省、大蔵省、郵政大臣も入りますから郵政省も、厚生省も一緒になってやらなくちゃいげないんですよね。だから、法改正した後に、事務レベルから始まっても結構ですけれども、...全文を見る
○木庭健太郎君 麻薬の問題というのは国際的問題ですから、国際的協力なしには解決しないわけです。  外務省に来ていただいていると思うんですけれども、この麻薬の問題については、八九年七月のアルシュ・サミットだったと思いますけれども、あの経済宣言の中で、麻薬生産国が代替作物へと転換で...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ。厚生省の方で国際的取り組みをやっていることの一つが、麻薬取締官を日本への麻薬の密輸の拠点となっている国へ一定期間派遣するという海外調査制度というのを今年度から始めたと聞いておりますけれども、実績がどうなっているのか。  こういう麻薬の問題に本格的に取り...全文を見る
○木庭健太郎君 今アメリカが常駐方式というのをやっているんです、国自体がひどくなっているからという現状もあるんでしょうけれども。そういう意味ではそう人数は要らないと思うんです。厚生省も実際今大使館に出していますから、大臣、ぜひそういうことを御検討いただくと、非常にこういうのは大き...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそういう血統的にもいい犬を育てていただくとか、いろんな方法を考えていただきたいと思っております。  文部省にお聞きします。  先ほど麻薬の問題、覚せい剤を含めて教育の問題が出ておりました。先ほど少しお答えになったんで、中高で保健体育、特別活動等でやっている...全文を見る
○木庭健太郎君 本当はもうちょっと聞きたいんですけれども、たしか指導要領は中学校三年からになるんじゃないですか。中学校一年からきちんとやっていただけるんですか、その点だけ。
○木庭健太郎君 具体的中身まで読んでなかったんですけれども、例えばコカインなんかの問題も、今からの問題なんですけれども、ぜひ入れておいていただきたいというふうに思っておるんです。  時間がありませんので、最後に大臣にお聞きします。この法改正で、国内体制を整備してそういうものが広...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
12月06日第122回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号
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○木庭健太郎君 私は、きょうは公明党を代表させていただきまして、この法案に対して審議をさせてもらうものでございます。  私自身、衆議院からの論議を聞いておりまして、この前のあの採決の混乱を見ておりまして非常に残念だと思いましたし、それ以上に、ああいうことでPKOまたPKFという...全文を見る
○木庭健太郎君 私も、この法案についてはそういう思いをいたしておるわけです。ただ、ずっとこの法案の審議を聞いておりまして感じますのは、要するに日本としてどこまでやるのか、何をやっちゃいけないのかということが論議の中でなかなかかみ合わずにわかりにくくなってしまっているということだと...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、今のお話でしたら、多国籍軍というのは一応形としては平和を回復するためということで出てまいりました。国際的にはそういうことで認知もされたわけです。ただ、我が国としては、この多国籍軍、今後どうなるかわかりませんけれども、いわゆる武力行使を伴うものには参加し...全文を見る
○木庭健太郎君 私たち公明党は、前回政府が提出されました国連平和協力法案ですか、これについては明確に反対もいたしました。前回の法案についてはやはり多国籍軍への協力ができるということが明白であった。これには平和憲法を犯すおそれがあるから賛成することはできないということで廃案にも追い...全文を見る
○木庭健太郎君 今、総理もおっしゃっておりましたけれども、国民の皆さんが国会審議を聞いていてどういう感じを持っていらっしゃるかといえば、やっぱり何か戦場へ行って撃ち合って、殺し合っているというのがPKOとかPKFだというようなイメージがどうしても出ておるのも事実なんです。  私...全文を見る
○木庭健太郎君 総理がおっしゃるように、この法案の枠組みなり、確かにそういう歯どめができておるわけです。ですから賛成したわけです。ただ、私が言いたいのは、先日の参議院の予算委員会でしたか、総理御自身が、国民に対する説明がまだ足りないかもしれないとおっしゃっておるんです。そう本当に...全文を見る
○木庭健太郎君 本当に、今そういう国民への理解の問題をずっとやりましたけれども、要するに前提がきちんとしてなけりゃ、さっきおっしゃいました自衛隊についての考え方が違う方たちもいらっしゃる、そういう問題もあるでしょうけれども、少なくとも私はこの審議を通じて、こういうPKOとかPKF...全文を見る
○木庭健太郎君 ここでちょっと聞いておきたいのが、PKFというのはこれまで二十三編成されたわけですけれども、基本原則は非強制であるということ、停戦の合意がある、こういう基本線をずっと守ってまいっているんですが、先ほども御論議あっていましたけれども、最近は、PKFと停戦監視団の区別...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、これからいろんなPKOという形ができてくると思うんですよ。ただ、ここで衆議院から論議されているのは、形が変わっていけば、このPKOの法案に即さないで、ある意味では枠を超えていくこともあるんじゃないかというような論議もあるわけです。私としては、どんなPKO、...全文を見る
○木庭健太郎君 そのことを確認した上で、ただこの法案を見たときに、法律の第三条一号でございましたか、見ておりましたらこの中に括弧書きがございました。括弧の中で何て書いてあるかというと、平和維持活動に参加できるんですよ。参加できる中で、「(武力紛争が発生していない場合においては、当...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題ははっきり知りておきたいんです。というのは、我が党としては、この五原則というものが組み込まれたからこそ自衛隊について認めたわけです。ところが、その大前提の停戦の合意というものがない場合でも出ているというところには、非常にある意味ではどうなのかなという疑問も...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、ずっと論議になっているもう一つの問題、この法案というのは、日本が国際貢献のために平和憲法のぎりぎりの範囲内で何ができるかというのを明確にしたものだと私自身は確信をしておるわけです。しかし、平和憲法を守るために設けたこの五原則なんかがどう言われているかとい...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、今聞いていると、これはあくまでモデルだとおっしゃるわけですよね、モデルだと。だから、結局こういうものを参考に、例えばモデル協定というのを見ながら日本が実際に参加するときはどうするかといえば、こうした文書を基本として、しかも国連と話し合って我が国独自の原...全文を見る
○木庭健太郎君 そうであれば本当は矛盾がないということになってしまうんですけれども、しかし強制力がない文書だといっても、確かにこのモデル協定なりというのはPKOの過去の経験から間違いなく積み上げたものであるのも事実なんですね。いわば、法じゃなければ国際常識となっているようなもので...全文を見る
○木庭健太郎君 今もお話ありましたけれども、国連に行っていろんなことを日本政府としては確認しましたというふうにおっしゃっているわけです。  これは八月十四日というふうに覚えておりますけれども、八月十四日、グールディング国連事務次長に対して日本は中間報告を持っていき、しかもこの五...全文を見る
○木庭健太郎君 わかったんですけれども、最後のところ、日本側が武器使用のことについて生命を守るということだけでやりたいと、国連にはこうあるけれども、日本としてはできると考えるということに対して、グールディングさんは了解と、そういう言葉を使ったんですか。それでも問題ない、大丈夫だ。...全文を見る
○木庭健太郎君 それが非常に大事なんですよ。問題ないと言っておいて、少なくともその時点では事務局がきちんととっておかなければ、だから今こんなふうに論議になってしまっているわけですよ。本当は文書あたりをとっておいてもらえばもっと論議せずに、ある意味ではクリアになっていた部分があると...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひその点は、きちんとしておかないとその矛盾の話がでるわけですから、きちんとできるという形にしていただきたいと思っております。  ここで、五原則の問題をずっと言ってまいりましたので、我が党はずっとこのシビリアンコントロールの問題で指摘をしておりますし、このことに...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、この承認問題で、シビリアンコントロールの問題で論点になっておりますのは、防衛出動、治安出動というのは、これは国会承認がある。なぜ今回のPKOの法案については国会承認しないのかという論議がございます。  ただ、私たちが感じておりますのは、防衛出動とか治...全文を見る
○木庭健太郎君 今から少し論議してお聞きしたいのは、PKO、特にPKFに自衛隊が本当にやるようになったら一体どんな形で出ていくんだろうかなというようなことであります。国民の皆さんは、この問題についてどうお感じになっているかというと、私も言われましたけれども、この法案が通ったら、す...全文を見る
○木庭健太郎君 そう答えられても結構なんです。結構なんですけれども、私がここで何でこんなことをわざわざ言っているかというと、要するに国民に見えないわけですよ、どんな形で出ていくのと、自衛隊が。ケースによって違いますよ、それは。私もよくわかりますのでも、例えば待機の問題もあるわけで...全文を見る
○木庭健太郎君 こういう問題を言うのも、このPKF、PKOに日本が出ていくときにどんな姿なのかなということは、これは法案が通らなくちゃだめなんですけれども、国民にとってはやはりどういうのが出ていくんだろうという関心は高いと思うんです。そういう意味じゃそういう規模の問題もありますし...全文を見る
○木庭健太郎君 こういうことを言ってきたのも、これも言われたことですけれども、自衛隊の部隊が出ていくというので、私自身何と言われたかというと、どこかに駐屯する日本のある部隊がある日突然政府の命令によってどんと送り出される、それがこの法案なんでしょうと。そういうことを言う人がいるわ...全文を見る
○木庭健太郎君 今、防衛庁長官もおっしゃったとおり、この研修という問題は私は非常に重い問題だと思っております。このPKO法案の中で、研修が十五条に一行しか触れられてなかったことは、私は賛成する側としても非常に残念であります。もう少し具体的な形で詰めてもいただきたかった。  結局...全文を見る
○木庭健太郎君 この研修の問題は、単に自衛隊だけの問題ではございません。参加していただく方、いろんな方にお願いして、このPKOには幅広い分野で参加していただかなくちゃいけないということになってまいります。そういった意味では、十五条における「研修」という一言しか書いてないんですけれ...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃいましたけれども、総理、研修センター的なものもとおっしゃっていました。やはり研修をやる上では、もちろんいろんな研修プログラムを立てると同時に、一つその核となるセンターみたいなものが当然このPKOを出すに当たり必要になってくると思うんです。ある意味ではその...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、もうこのことについてはもっと積極的な発言をぜひいただきたいし、これはほかの党からも指摘があっておりましたけれども、この問題についてながなか国民の理解がまだできていない、アジアの皆さんからも理解がなかなかできていないという指摘も事実あるわけです。できれば、本当...全文を見る
○木庭健太郎君 今、防衛庁長官に答えていただきましたから、この研修に含めてもう一つ聞いておきますけれども、先ほど防衛庁長官から、これからどんな形でやるかというと、一応核となる者を訓練センターへ出そう、北欧の訓練センターへ出してみよう、その方たちが日本へ帰ってきて教育をするんだ、し...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間がほとんどなくなりました。最後というか、カンボジア問題に関連して私もぜひお聞きしておきたいんです。  先日、ポル・ポト派のキュー・サムファン議長がけがをされたということで、私たち夏に行ったときにキュー・サムファン議長にも直接お会いしましたが、このカンボジ...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。