木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○木庭健太郎君 農林水産大臣に、まず木曽岬の干拓事業のお話を一問だけちょっとお聞きしておきたいと思います。    〔委員長退席、理事会田長栄君着席〕  先ほど会田委員からも指摘がありました。またこの問題、私どもの同僚委員が以前この決算委員会で指摘もさせていただきました。局長の...全文を見る
○木庭健太郎君 続いて、ウルグアイ・ラウンドの問題。  これまでの経過については先ほど大臣の方から説明がございました。確かに、おっしゃるとおりこのラウンド、一月十九日でしたかね、貿易交渉委員会、TNCが開かれてからはいわば冬眠状態に現在なっているわけでございまして、逆に言えば日...全文を見る
○木庭健太郎君 今、大臣からこのファストトラックの問題、今のアメリカの国内情勢を分析してみるとどうしても少し長目のスタンスということに、クリントンの考え方もそうですからそういう状況になるというような、少し示唆みたいなお話ですけれどもね。  そうすると、厳しさは前と変わらないとい...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、これは農水省の方は否定されておりましたけれども、新聞報道が最近ちょっと続きました。どういう新聞報道かといえば、一つは米の関税化がファストトラックの延長の条件になっているというようなものもございましたし、米以外の関税化を受け入れるというような報道もいろい...全文を見る
○木庭健太郎君 ウルグアイ・ラウンドで最後に一つ、長い交渉経験を持つ大臣ですから、今後の進め方の問題でございます。  ファストトラックで、延長はどれくらいになるかという問題はございますけれども、その間とう物を進めていくか。日本は基本的にはラウンドの中で解決するという基本姿勢を持...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、私どもももちろん一生懸命協力をさせていただきたいと思っております。ぜひ閣内も統一して、各大臣からいろいろなことが出ないように、それもぜひ大臣から、これは逆にお願いをしたい立場でもございます。  さて、林野行政について、先ほど少しこれも会田委...全文を見る
○木庭健太郎君 そうおっしゃるんですけれども、普通経営という面から見れば売り上げと経常費の関係でしょう。今、理由をいろいろおっしゃいました。でも、売り上げとこの経常費の比率を見た場合に、今回はこれは八三・九%でしょう。これは経営からいえばもう破綻ですよ、はっきり言って。そこまでい...全文を見る
○木庭健太郎君 心配なのは、平成五年度予算では林野等の売り払いの見込みが九百億円だったと思います。平成五年総予算、たしか九百億円売り払いであると。これはある程度見込みがついた上での話でしょうか。先ほど大臣の方からバブルの破綻の指摘がございましたけれども、それでもなおかつ高い土地売...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、長官のおっしゃるとおり、何年後かに処分できるものかもしれない。ただ、累積債務、赤字を積み上げていく問題を考えるならば、その年度年度でやはりこの程度は売っていかなければこれはきちんと返せないということで立てられた額だと思うんですよね。そしたら、延びりゃ済む...全文を見る
○木庭健太郎君 私が心配をしておりますのは、この計画自体が土地を売り払うことが一つの大きな要素をなしているわけです。その一番根幹である土地の問題について、今バブルのはじけの中でいろいろ変化が起きてきた。その状況を本当にどうとらえるかというのが大事であって、土地の売り払いでできない...全文を見る
○木庭健太郎君 この林野の問題の最後に、先ほど会田委員は、抜本的に全部二兆国会返してしまえというような大胆な御意見もございました。そういうやり方も私は一つのやり方だろうと思います。  しかし、そこまでいかなくても、この計画を見ていますと、確かに一般会計の繰り入れがあります、いろ...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに努力されているのは認めますけれども、少し抜本的に考えないと私は本当に同じことを繰り返すということを指摘をさせていただきたいし、大臣もその辺は少し大蔵当局とも、やっぱり、環境、国土保全が一番大事だ大事だとおっしゃるなら、その分もうちょっと検討していかないとこれ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、本当は水田農業確立特別対策の問題、特に水田農業確立特別交付金の問題をお聞きしようと思っておりました。一問だけ聞いておきます。  それは何かというと、会計検査院がこの交付金を調べた、三百億円を調べたら、もうあるわあるわ。使ってないのもあるわ。本来の目的に...全文を見る
03月10日第126回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○木庭健太郎君 公明党・国民会議を代表いたしまして、総括質問をやらせていただきたいと思います。  まず冒頭、総理に、金丸前副総裁の脱税問題が起きまして、そのさなかにNHKが世論調査をした結果が本日の朝報道されておりました。私も見ましたら、第一点は政治の満足度という問題で、不満と...全文を見る
○木庭健太郎君 やはり私は、金丸氏の脱税問題というのがある意味じゃ非常に大きな影響を与えたと思っております。  私たちから見れば、非常に想像を絶するような額の問題が出ているわけです。午前中も話があっておりましたけれども、金塊、株とか含めて五十億とか七十億とか、まさに国民からすれ...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、私はちょっとそのお言葉では筋が違うと思うんです。  もし私たちの党で党内で最高実力者なりある程度の人がもしこういう問題を起こしたら、我が党はどうするか。まず一番最初にやらなくちゃいけないのは国民に対する陳謝ですよ。同じ仲間内からこういう問題を起こしまして国...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、捜査が厳正に行われることは大事でございます。  ただ、いつも私たち総理に一貫して、党の自浄能力というのは何でしょうかということを何回も何回も前国会からも言ってまいりました。もちろん捜査の結果は待つ必要もある。しかし、じゃ党内でこういうことが本当に全般広...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは検察当局に伺います。  既に逮捕されて以来さまざまな報道がなされております。国民にとってみれば、もうこの問題は、単に四億円とか二億円の脱税じゃなくて、既に七十億円のお金というような話も出てきております。検察当局に容疑の概要と今の捜査の進展について御説明を...全文を見る
○木庭健太郎君 今回、金丸氏が六十二年、平成元年の所得税の脱税で逮捕されているわけでございますけれども、時効になっている部分も含めて、これ以外に所得税法違反に金丸氏が問われたものもあるんでしょうか、御説明をいただきたいと思います。
○木庭健太郎君 今この問題で一番国民の皆さんが関心を持っておるのは、割引金融債を買った原資というのが一体何だったろうかという問題でございます。これも今現在捜査中でございます。ただ、報道を見る限りは政治資金の流用という報道がほとんどでございます。  検察当局は、こういう報道に留意...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つぜひ検察にお伺いしておきたいのは、こんな七十億とか五十億という金 を何もないのに突然金丸さんに渡すはずはないという疑いをだれでも持つわけでございます。単に脱税だけの問題なのか。やっぱりそこには贈収賄、金丸氏の収賄ということはどうしても念頭に置かなければい...全文を見る
○木庭健太郎君 いつもこういうやりとりになるのでありますけれども、それでもやはり国民の関心というのは、確かに報道でそういうものは載っているにしても、一体本当に検察は今何をやっているのかなというのを実質こういうテレビの画面を見たりいろんなことで知りたいというのは、事実なんですよね。...全文を見る
○木庭健太郎君 どうせなかなかお答えにならないでしょうけれども、もう一つだけお聞きしておきたいと思います。こういう問題に関心を持っているかどうかという問題でございます。  それは何かというと、この日債銀になぜ金丸氏、生原氏が口座を開設したのか、だれの勧めによるのかという問題は、...全文を見る
○木庭健太郎君 こういうやりとりをしてしまうと、さっきも申しましたけれども、やっぱり国民にとってはどうなんだろうなという思いにもなってしまう面もあると思います。 そこで、法務大臣に一つ聞いておきたいと思うんです。  この問題について検察は今一生懸命やっています。先ほど申したよう...全文を見る
○木庭健太郎君 それではちょっと視点を変えまして、今回の問題では割引金融債の無記名制というのが脱税の温床になっているのではないかという問題が指摘をされているわけでございますけれども、これまで割引債の脱税事件というのはどれだけあったのか。件数、額、そういうものがわかっているならば明...全文を見る
○木庭健太郎君 やっぱりこれ、大蔵大臣、こういう匿名制というか無記名制というのが温床になっているんではないかと考えるんですけれど も、どうですか。
○木庭健太郎君 実はこれ、大蔵省さんは通達出されて、三千万以上の取引でしたか、これについては本人確認をして記録を保存するようにたしかなっていると思うんですけれども、今回の金丸氏の場合は記録は保存されておりましたか。どうでしょうか。
○木庭健太郎君 個別事案ということで、その額まで言うとこれいろんな捜査上の問題が出てくると思うんですけれども、あったかなかったかということも言えないということでしょうか。
○木庭健太郎君 そこまでやられると少しどうなのかな。個別ケースの場合はどんなケースであってもすべて出せないという考え方ですか。
○木庭健太郎君 こういうやりとりになるんでしょうけれども、捜査に直接影響がある、また個人のプライバシーが非常に傷つく、いろんな問題があると思います。その辺もぜひ今後私たちは検討させていただきたい問題だなと思います。  ところで、金丸氏は第三次中曽根内閣で副総理でありまして、六十...全文を見る
○木庭健太郎君 今のを大体合わせると一億二千七百万ぐらいだったと思います。  ところで、お聞きしたいのは、閣僚の資産公開の対象である有価証券というのがございますが、これには今回問題になった割引金融債、これは含まれておるんでしょうか。
○木庭健太郎君 そうすると、先ほどのを詳しく見ますと、金丸氏が資産を投入して購入をされたとするワリシンというのは資産公開のどこにも見当たらないわけですね。これは結局、虚偽の資産公開をしたというふうに、捜査段階だということもございますけれども、そうとらえてよろしいんでしょうか。
○木庭健太郎君 それはぜひ捜査の進展に従ってきちんと調べていただきたいと思う。私たちは、これは当然あるものだと思っておりますけれども。  ここでちょっとお聞きしておきたいのは、仮定の話だから答えられないとおっしゃるかもしれませんけれども、やっぱり聞いておきたいのは、これは閣議了...全文を見る
○木庭健太郎君 あった場合は、これから進めていく上でもしあった場合またお聞きしますけれども、やはり私は道義的責任はどうしても残ると思う。  また、もう一つこの際お聞きしておきたいのは、今回の宮澤内閣の資産公開というのを見させていただきました。見させていただくと、その中で割引金融...全文を見る
○木庭健太郎君 そういうきちんと今お調べいただいたわけですから、それはそれできちんと受けとめておきます。今後まさかそういうことにならないように。ないとおっしゃっているわけですから、確信をしておきたいと思います。  私が今回のこの金丸氏の脱税問題を極めて重要視しているもう一つの面...全文を見る
○木庭健太郎君 ところで、話を変えまして、衆議院の予算委員会で我が党の市川書記長から総理に対しまして、竹下元首相から自民党として事情を聞いた際の役員会の議事録はあったのかというお尋ねがあったと思います。それに対して総理は、あったかどうか確認をしてみたいという答弁をなさっていたと記...全文を見る
○木庭健太郎君 どうしてもだからその辺が、総理はおっしゃっていましたね、自民党もれっきとした公党だと。記者会見をするときはきちんと内容を精査してやるんだとはおっしゃっているんですけれども、やっぱりこういう問題をやるときというのは本当にどういうやりとりがあったのかというものを残して...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに調査されている。今後もそういう方向で、先ほども御答弁ありましたけれども、個々具体的、もしこの捜査が進んでいってまたある一定段階になったら、やらざるを得ないならばきちんとお取り組みになるということですか。今後もきちんとそういう問題について取り組んでいかれるとい...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、衆議院では今野党が竹下元総理に対する辞職勧告決議というようなことを取りまとめをいたしておるわけでございます。  私どもも一連三回の証人喚問を聞いてまいりました。その中で、竹下元総理がさまざまなことをおっしゃっておりましたけれども、私自身は、竹下さんはこ...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、総理は一回、世論に押されてやるのはどうかという御発言をされたことがございます。昭和十五年の例でしたかを引かれまして、除名された議員がいると。ある意味では世論だけでやっていい問題なのかどうかという問題提起をたしか社会党の喜岡議員に対してなさったと思います。私も...全文を見る
○木庭健太郎君 なかなか総理の顔がよく見えてこないんですよね。  私ども公明党は、まだこの佐川急便事件はいろんな意味で解明されてない面があると思っております。そこで委員長にお願いをしたいのでありますが、私ども、証人喚問、昨日も社会党から御要請があっておりましたけれども、以下の六...全文を見る
○木庭健太郎君 関連がありますので、かわりたいと思います。
○木庭健太郎君 それでは、景気対策について私の方からも何点かお伺いしておきたいと思います。  日銀からもわざわざお見えをいただきまして、まず一つ。地元を回れば回るほど感じるのは、六次に及んで公定歩合がずっと引き下げられている、ところが金融機関の貸出金利というのはなかなか下がらな...全文を見る
○木庭健太郎君 大蔵省、対策についても聞いたんですけれども、どうでしょうか。
○木庭健太郎君 今おっしゃるように、下がっていけば確かに中小は助かるわけですから、そういう意味では、通達を出した後もぜひ監視の目をきちんとしておいていただきたいということをお願いしたいと思います。  日銀、せっかく来られているので、あと二点だけ副総裁からお聞きしたいと思います。...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一問。  この機動的という問題は、もちろん今からの問題で言えば上げるという話もあるわけですけれども、機動的にやるという場合、金利のもう一段の調整もあるというふうに考えておいていいのかどうか、御意見をお伺いしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 どうもありがとうございました。  いっぱい聞きたいことがあったんですけれども、時間がせっぱ詰まりましたので幾つか聞きたいことに絞って、今度は経企庁長官にお伺いしたいんですけれども、たしか四年度の政府経済見通しは当初の三・五から一・六に下方修正されました、一・六の...全文を見る
○木庭健太郎君 正直、やや厳しいですね。円高の問題も出てきたし、民間研究機関あたりもちょっと調べさせてもらうと一%どうにかという数字も出てきているし、実質的にはかなり厳しいと思っております。そういう認識をぜひ、修正したとしてもまた厳しい状況だというのをぜひ認識をしていただいて次へ...全文を見る
○木庭健太郎君 すごい夢のようなお話を伺いました。  じゃ、雇用、所定外労働がふえていく。今どっちかというと深刻になっているのは何かというと、企業内の失業の問題であってみたり、内定者の取り消しがあってみたりと。  総理、この前、市川書記長が質問したとき、総理もやっぱり雇用のこ...全文を見る
○木庭健太郎君 経企庁長官に伺っておきます。  総理は、昨日この委員会の中で、景気回復のめどがことしの後半というようなお話でしたか、そういうお話をされたんですけれども、経企庁長官に伺いたいのは、では五年度の第何四半期から景気が上昇に転ずるというふうに判断しているのか。また、第何...全文を見る
○木庭健太郎君 なかなかこれも難しい。私は、やはりそこまで本気でやるならば、もちろん予算を通すことは大事だということを何回も大蔵大臣から言われました。それだけではなくて、やはりそこまでお考えならば、今の状況を踏まえて追加的公共投資をどうするのか、もちろん所得減税どうするのかという...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん各党協議というものを大切にしていただきたいと思いますけれども、ある一定時期というのは、やはり総理がどう考え決断するかというようなものが私はぜひ見えなくてはいけないだろうと思うし、そういう決断をぜひする時期が来たならば、きちんとした形で我々の要求どおり所得税...全文を見る
○木庭健太郎君 三つあるうちの一つは実は介護の問題なんですね。家族が休業でき本人も休業でき、いろんな形の休業、これは産前産後の問題まで含んだような介護法案なんですけれども、ブッシュさんが嫌がったのをクリントンさんがぼっと決めたということなんですけれども、私はああいう姿勢を見ている...全文を見る
○木庭健太郎君 まさに私がブッシュさんからクリントンさんに移ったときに見たものは、生活大国づくりということをクリントンというのは考えたんじゃないだろうか、あの介護に取り組んだときに。いわば企業の立場よりはそこに働いている人の立場、まさに宮澤総理と一緒の考え方なんですよね、生活大国...全文を見る
○木庭健太郎君 私は総理とちょっと考え方が逆で、ある意味じゃ積極的に導入することで高齢化社会への対応ができるんじゃないかなという思いも正直ございます。  それと、そういう意味でいくと、もう一つ消費者にとって今一番必要法律ということであれば、製造物責任法の問題がございますね。要す...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、マルチ商法の問題でお聞きをしたいんです。  きのう警視庁がこのマルチ商法の問題で一件摘発をしておりますけれども、まず、どういう事案だったか説明をいただきたいと思います。
○木庭健太郎君 ちょっともう一つ尋ねたいんですけれども、被害者は若者が多いんでしょうか。二十代ぐらいですかね。その辺ぐらいはどうですか。
○木庭健太郎君 マルチ商法はすごくバブル崩壊後ふえているんですよね。相談件数も多い。その辺どう認識されているか、通産省でも経企庁でも結構ですから御認識をお伺いしたいと思います。
○木庭健太郎君 経企庁は。
○木庭健太郎君 今お話があったみたいに、ちょうどマルチ商法の被害に遭っているのが今若者、学生なんですよね。これはどういう人たちかというと、マルチ商法が社会問題化したのは昭和五十年代で、これを知らない世代が今育ってきて結局またひっかかっている、そういうことなんですね。いつもねらわれ...全文を見る
○木庭健太郎君 経企庁の認識と通産省の認識、これちょっと違う気がするんです。通産省の方はまだまだこんなのは大したことないんだと、まだ余裕があるんだみたいな考え方を持っておるような気がどうもするんですよね。だから、通産省は本当に真剣にやる気があるのかなという気もするんですけれども、...全文を見る
○木庭健太郎君 病院赤字問題をやりたかったんですけれども、ほとんど時間がございません。厚生大臣に二点だけ伺っておきたいと思います。  この問題、衆議院で市川書記長が一生懸命やりました。厚生省としても調査に取り組むというお考えをお示しになりました。  病院の赤字経営の問題につい...全文を見る
○木庭健太郎君 最後の質問をさせていただきます。最後は建設省に対してでございます。  これは心身に障害のある方々に対しての各種有料道路の割引制度の問題でございます。  この問題はもうずっと前からうちの党、例えば衆議院の日笠とかみんなが何回も何回も指摘をしておりまして、道路審議...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月26日第126回国会 参議院 厚生委員会 第3号
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○木庭健太郎君 まず、深刻になっております病院の赤字経営の問題につきまして、この前、予算委員会で大臣とやりとりをやらせていただきまして、大臣としても、きちんとしたこれは赤字の実態調査というのをやりたいということをおっしゃっていただきました。夏までにその結論を出すというお話をお伺い...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、いわゆる病院団体の代表というのはこの中には現在はいないということでよろしいですね。
○木庭健太郎君 大臣の発言も職能を代表する医師というのが中心になる、私はこれはある意味では当然のことだと思っております。ただ、私が指摘したいのは、確かに医師という立場で病院経営もしている。そういう問題にも詳しいかもしれない。しかし、今医療がいろんな意味で複雑化している中で団体も一...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろんそのお考えは、私は決して間違っているとは思っていない。ただ、これだけ病院の赤字経営の問題がいろんな形で表面化して問題になり、その中でもちろん医師会と御相談されても結構ですし、そういった中でやはり違った視点を少し入れてこないと、やはり大変な問題になるんじゃな...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう指摘を受けまして、厚生省といたしましては、どういう手を打たれたのかをお聞かせ願いたいと思います。
○木庭健太郎君 その都道府県に対する指示ですね、それからこれは通達になるんですか、どういうやり方をなされたかわかりませんけれども、どういう方法で、何月何日にどういう形で何回やっているかを聞かせてください。
○木庭健太郎君 最近おやりになりませんでしたか、広告の点です、広告の方で。
○木庭健太郎君 それでは、指導をされる前に、本当は私この問題を予算委員会でやろうと思っておって、指摘をさせていただいたんですけれども、もう余り個別名を挙げたくないんで、その時点では違反する広告が随分いっぱいございました。  それで、今回この委嘱審査でやらせてもらうことになりまし...全文を見る
○木庭健太郎君 まさにそのとおりだと思うのです。何度やっても直らないということになるならば、それはやはり厚生省としてはきちんとした形で臨まなくちゃいけない。  これは厚生省が認めた医療用具なんですよね、医療用具なんです。医療用具で使っていい言葉はこれだけと決まっているわけです。...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、この問題で私が非常に危惧を抱きましたのは、実はこの医療用具というものの製造、それから輸入するときの承認申請ですよ。これをしたときの審査という問題なんです。これはどういった審査になっておりますか。どうすれば認められるんですか。
○木庭健太郎君 ちょっと経企庁に突然のお尋ねなんですけれども、一つは、私もこのイオン整水器のテスト結果をいただいたんですが、この中で最後の「行政への要望」というところで、その最後のところにこういう表現があるんです。今の医療用具の申請のあり方の件について国民生活センターさんは何とお...全文を見る
○木庭健太郎君 そうじゃなくて、「行政への要望」の中におっしゃっている「早急に承認審査方法・基準等について、見直しをされたい。」と、どこが悪いから見直しをしてほしいというふうに国民生活センターはおっしゃっているのか、何を見直さなくちゃいけないのかということについて、もう少し具体的...全文を見る
○木庭健太郎君 言いにくいんでしょうから、私が言います。要するに、先ほど局長はこの臨床のいろんな形を昨年七月からとり出したとおっしゃるんですけれども、この場合にほとんどが書類審査ということが一番大きな問題だと思うんです。だから物によって、いわば実際にその物を検査するというシステム...全文を見る
○木庭健太郎君 イオン整水器の問題についてはわかりました。  ただ、私が指摘しておきたいのは、例えば人の口に入るもの、それから直接人が触れるもの、これがいわゆる健康にかかわるものという場合に、イオン整水器だけに限らず、やはりそういったものの臨床という部門を今ようやく見直しを始め...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、私また一カ月後ぐらいに見にいきますから、本当になくなっているかどうか精査させていただきますから、しっかりそめ点は油断なさらずにやっていただきたいと思っております。  それでは、大臣、この問題ではなくて実は予防接種禍の問題についてきょうはお尋ねしようと思...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、そういうお気持ちで委員会をおつくりになられた、検討委員会が発足したと。もちろんそこでさまざまな問題を検討していただくわけですけれども、やはり検討していただく前に大臣としてこの検討委員会に対しどういう基本的態度で臨むか。被害者の方たちにはまたいろんな思いも...全文を見る
○木庭健太郎君 この委員会のメンバーを見せていただきました。さまざまな分野からいろんな立場の方が入っていらっしゃると思います。ただ、私がこれをさっと見たときに、あれっと思った点がございます。それは何かと申しますと、救済制度ということについてもこれから見直しをしていかれようと、救済...全文を見る
○木庭健太郎君 なぜ被害者の方が入っていないのかという点を簡潔に教えてくれますか。
○木庭健太郎君 大臣、私はわからないんですよ。さっき大臣がやりたい二つの大きな柱をおっしゃった。一つは、今後の予防接種のあり方についてさまざまな検討をしたいとおっしゃった。これは大事な視点です。これからやらなくちゃいけない。その中で、やはり今までこの予防接種によって被害を受けた方...全文を見る
○木庭健太郎君 局長もさっきおっしゃいましたけれども、声を聞く場を設ける。もう一つ調査をするとおっしゃったんですか、その被害者に対して実態調査をやられるということでございましょうか。
○木庭健太郎君 大臣、やっぱり大臣が答えないとこういうふうな答弁になっちゃうんですよね、なかなか難しい面があるから。そのお気持ちもよくわかります。ただ、委員に入れることがどうなのかという是非で、全般的な問題でもし外されたとおっしゃるなら、直接聞く場も設けられたとおっしゃった、それ...全文を見る
○木庭健太郎君 まだ本当は具体的な個別の問題もいろいろお尋ねしたかったんですけれども、最後に一言局長に聞いておきますが、被害者の方たちの一番要望が強いのは介護の問題ですよね。どんなやり方でするかは別にして、要するに、介護を二十何年ずっとやられてしかも年をとられてきて、今後どうする...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○木庭健太郎君 国民健康保険法改正案について質問をさせていただきます。  この改正案が年末の予算編成時期になって急速浮上してまいったわけでございますが、この点について大臣は率直なお考えを先ほどお述べになっておりまして、一つはやはり国の厳しい財政状況を勘案してと、局長なら言えない...全文を見る
○木庭健太郎君 全体構造を挙げられてわかりにくくされたような気はいたしますけれども、それでしたら一つお尋ねしておきたいんです。この保険基盤安定制度にかかわる国庫負担の問題でございますが、たしか前回、平成二年度の改正におきましてはこれを拡充したわけでございますけれども、じゃ、何であ...全文を見る
○木庭健太郎君 今の局長の答弁を聞いておりましたら、そうすると保険基盤安定制度はこれを恒久化した平成二年の措置が本筋であると。だから、今回百億円という定額措置になったのは、やむを得ない状況の中から削減したというふうにとらえればいいのか、どうも最終的には経過的に残したという意味で終...全文を見る
○木庭健太郎君 今局長が国と地方の問題もおっしゃいましたけれども、私が一つ今回感じておりますのは、この平成五年度の予算編成全体を見ましても、国の財政状況が厳しいということでどうしても地方への負担の振りかえが目立っているように思えてならないわけでございます。  今回、厚生省予算を...全文を見る
○木庭健太郎君 何回も何回も五、六年度は暫定的な措置だとおっしゃっているわけでございますから、それで大臣にお伺いしておきたいんですけれども、国保の問題はいろんな難問を抱えていると大臣もさっきおっしゃっていました。産業構造の変化の中でやっぱり低所得者が多いとか財政基盤の脆弱さ、地域...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、一元化のことはこの後に聞こうと思って、まず国保をどう考えるか、その後の一元化の進め方はどうなのか、じゃ、一元化と国保の抜本的改正というのは一体どうリンクしてくるのか、そういう問題が出てくるんだろうと思うんです。  さっき、大臣は国保の問題について、一元化の...全文を見る
○木庭健太郎君 なかなか時期の話になると逃げられてしまうんですが、ひとつ五、六年、国保の抜本については七年度できるかどうかわかりませんけれども、七年度が一つのめどであるのかどうかというのをお答えできるならやはりちょっと聞いておきたいんですね。さっきからずっと論議しているんですけれ...全文を見る
○木庭健太郎君 それだけ言うのでも非常につらい立場だろうと思いますから、大臣としては非常にこの問題についても。一方の年金の一元化の問題は七年度目途というきちんと設計図が出ているのに対して、医療の方は出ていないんですよね。その辺が国民が見たときに、年金はわかるけれども医療はどうなん...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ保険料という問題でお聞きしておきたいんですけれども、結局、今回の改正で国民が最も関心を抱くのは何かというと、実はどれだけ保険料が安くなるかなと、このことに国民が一番関心を持っていると思うんです。これは、国保の保険料がもちろん他の社会保険の本人負担分に比べて...全文を見る
○木庭健太郎君 国保の改正のときの新聞の見出し、局長も大臣もごらんになったと思うんですけれども、改正の中身より一番頭についてきたのは何かというと、「国保の保険料負担軽く 一世帯、年二千円減額」と、金額がはっきり出ている。各新聞社がそれぞれやったのかどうかわかりませんけれども、同じ...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、厚生省としてはいろいろ事情はあると思いますが、しかしそういう保険料が下がっていく方向になるために今改正をしたというふうにおっしゃっているわけですから、その点は厚生省としてもきちんと指導していくというふうにとらえておいていいわけですね。
○木庭健太郎君 少し話を変えまして、一元化の方向へ向けて一つ努力していただきたいことがございます。何かというと、分娩費、助産費の現物給付の問題でございます。  ようやく平成四年度におきまして、政管健保の分娩費の最低保障額、配偶者分娩費の金額が引き上げられまして、さらに国保の助産...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ別の問題でございますけれども、これは外国人の医療保障の問題でございます。この問題については以前から大きな社会問題となって、このまま放置すれば国際的な批判も招くのではないかという指摘もありましたけれども、それ以上に困っておるのは実際の医療の現場でございます。...全文を見る
○木庭健太郎君 要するに検討しているわけでしょう。
○木庭健太郎君 長く説明いただきましたけれども、いろいろ立場が違うと思うんですよ。私は、人道的な面からやってくれ、それから医療機関の面からやってくれということを言っているわけですが、立場が違っても取り組みに向けて検討していただくことが大事なんですから、その一言をいただきたかったん...全文を見る
04月01日第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○木庭健太郎君 公明党・国民会議の木庭健太郎でございます。今の社会党の質問に引き続いてお尋ねをしたいと思います。  証人はただいま四十億円について、金屏風の件ですが、八月十五日、九月十七日、二十億、二十億支払ったということについては鮮明な記憶があるとおっしゃっておりますけれども...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、もともとこの真部氏との関係の問題でございます、お聞きしたいのは。  真部氏を伊坂さんに紹介されましたね、先ほど折衝を任せるということをおっしゃっておりましたから。じゃ何のための折衝を伊坂さんにお願いしたんですか。真部さんと何の交渉をするために伊坂さんにぜ...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど田代証人は折衝事は伊坂さんに任せることが多いとおっしゃいました。任せた折衝は二つあるとおっしゃいました。一つは佐藤さんとの折衝について、これは伊坂へという発言がございました。それともう一つ、田代証人から今度は真部さんを伊坂さんへ紹介したわけですね。何のために...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは困るわけで、佐藤氏の折衝を伊坂さんにやらした、これはわかりますよね、何のためか。株を要するに佐藤さんがいっぱい握っている、これを何としても取り戻すことを一つの自主再建の条件として考えなければいけないと思う。そうすると、そこに伊坂さんが登場する。しかし、真部...全文を見る
○木庭健太郎君 何の応援かがそれではやっぱりわからないですよね。私、わかりやすく言ってます。  それはどういう話を聞いたかは別として、田代証人自体が、真部さんと最初に会ったのは田代証人だと先ほどおっしゃいましたが、そうすると、真部さんに会ったときに田代証人はどういう話を聞いたか...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、記憶にないという形で証言を拒否されているように正直感じます。質問したことに対して、それは違うなら違うとおっしゃっていただきたいし、記憶にないなら記憶にないとおっしゃっていただきたいし、その辺が非常に不明確であるし、わかる限りで正確に答えていただきたい、そう思...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、証人は、真部氏と伊坂氏がどういう交渉をしているかについては一切知らされてなかったということでしょうか。
○木庭健太郎君 証人は伊坂氏の事務所まで行き、この真部氏との取引について何とか早くまとまりませんかというようなことを言いに行かれたことがございますか。
○木庭健太郎君 ちょっと時間がないんで話を変えます。  証人は、時間とかそういういつというのはなかなか記憶がないとおっしゃっております。ひとつお聞きしたいんですけれども、佐藤茂さんと会われた、比較的新しいとおっしゃっておりますけれども、それは平和相銀の中間決算の発表の後ですね。...全文を見る
○木庭健太郎君 どんな話をされたんですか。
○木庭健太郎君 もう一つ、伊坂さんと青木伊平氏、竹下さんの秘書でございますけれども、この方がこの平和相銀の問題をめぐりまして昭和六十年六月十八日、銀座の「松山」でお会いになっております。伊坂氏は、これは非常に大事な話だったのでその後、事後報告であったけれども田代証人にこの件を報告...全文を見る
○木庭健太郎君 会ったことはなくても、電話で青木さんと連絡をとったことはございますか。
○木庭健太郎君 青木伊平さんというのは、竹下さんのまあ長い秘書でもございます。分身とも言われている。竹下さんをよく御存じの田代証人が、青木という名前すら知らないとおっしゃる。私は非常にそこに矛盾を感じてならないんですけれども、その竹下さんの秘書で青木伊平というのがいるというのも知...全文を見る
○木庭健太郎君 本来、私は、証人がおっしゃっていることは非常に理解ができない面がございます。  竹下さんをよく知っている田代証人が、今度は伊坂さんは青木さんという秘書を使って交渉を始めるわけですよ。そうすれば、証人に当然連絡する。証人と竹下さんの親しい関係もわかっているわけです...全文を見る
04月13日第126回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○木庭健太郎君 それでは、二法について審議をさせていただきます。  まず、午前中の質疑の中でも今回法案を出した意味について大臣及び局長の方から種々御答弁があっておりました。その趣旨はよくわかりますし、医療関係職種をこれからどういうふうに位置づけきちんとしていこうという中で出てき...全文を見る
○木庭健太郎君 答弁していただくときに、私わざわざ今回の趣旨はわかったということを言っているわけですから、その分をまた御答弁いただくと、以前理事会で論議のありました、同じ答弁を求めるのはけしからぬという話もある理事から指摘もございましたし、そういう重複を避けようと思って私は質問し...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、厚生省令で定めて除くものは、その具体例だけの一件だということでいいのかどうかをもう一回確認させていただきたい。  それともう一つ、診療放射線技師法では第三十条、視能訓練士法では第二十条の二に新たに経過措置を定めることができる旨の規定を設けておりますけ...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、今回の法案で、結局診療放射線技師については画像処理みたいな分野が非常にふえてくるわけですね。そういう意味では、放射線技師というとすぐエックス線のことを思い浮かべてしまってどうも限定されるような職種に感じるんですけれども、この名称について何か御検討はなさらな...全文を見る
○木庭健太郎君 それと研修の問題、先ほど局長の答弁を私はっと書いたところによると、一言で言うと研修というのは現在働いていらっしゃる人の問題ですね、業務追加になると。そうすると、やはりその部分の技術を習得しなければいけないんじゃないかという問題が起きてくる。確かに、これから業務がす...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、相手任せだけにするんじゃなくて、やはり厚生省としても、今後の医療という問題を考えたときに、ともに取り組んでいくということが見えるような形が大事だと思うんですよ。確かに自主性というのを尊重するのも大事だし、そのとおりだと思うんですけれども、その点もう一回確認...全文を見る
○木庭健太郎君 それから次に、先ほど南野委員は御要望だけでとどめられていたんですけれども、私はちょっと質問として聞いておきたいと思うんですが、それは何かというと、これからこういう医療関係職種の方々が要望している問題というのは、より技術の専門化であり、その研修をより高めたいというこ...全文を見る
○木庭健太郎君 他の職種とのバランスの問題とおっしゃいました。私は、もちろん今こういういろんな関係職種の人たちの人数が少ないという現状の中では、まず養成していくことが必要だということも十分認識はしているつもりでございます。  ただ、逆に考えるならば、大体こういう医療専門、医療関...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、文部省に一つお伺いしておきたいんですけれども、こういう医療関係職種について四年制大学の問題、文部省にも要望が幾つか上がってきていると思います。そういった問題を文部省としてはどんなふうにおとらえになっているのか、大学教育の中での位置づけ等ができるのかどうか、...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つお聞きしておきたいのは、医療、福祉、それから保健の連携強化という問題では、総合的な連携強化という問題が今高齢化社会を迎えて言われているわけです。リハビリテーションの問題を考えていくと特にそういう問題が出てくると思うんです。また逆に、医療の現場におきましては...全文を見る
○木庭健太郎君 その中の一つの具体的問題で、作業療法士の方の問題で、これは作業療法士の方々からも御要望が出ているようでございます。この作業療法士を研修するときに、臨床実習施設として福祉施設、これは単なる福祉施設じゃなくて現在作業療法士が働いている福祉施設で研修をぜひやらせてほしい...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに言われるように、作業療法士さんが実際に福祉施設にいる場合は一人というケースが多いわけですね。ただ、今後の問題として、何人かチームを組んでやれるような事態になった場合はやはりそういうものも視野に入れていかなければならないんではないかと思いますので、その点をぜひ...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん法律を改正してきちんと位置づけるということも大事ですけれども、もう一つ大事なことは、現場において医療関係職種間の連携をいかに進めていくか深めていくかというのが一番大事な問題だと思います。  例えば、今問題になっているMRSAの問題についても、ある意味では...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ、そういう意識をまず変えていただくということを本当にやっていただかないとそれこそ、もちろん法律に規定することも大事だけれども、実際の現場でできないと思いますので、その点を特に強調しておきたいと思います。  それと、人事院に来ていただきましたので一問だけお伺い...全文を見る
○木庭健太郎君 一つ素朴な質問をしたいと思います。何かというと、今回の法案を見たときに、診療放射線技師の師は師匠の師でございます。視能訓練士の士は武士の士、さむらいでございます。この職種をいろいろ見せていただいたんですけれども、よくわからない部分があるんです。臨床検査技師の方は師...全文を見る
○木庭健太郎君 歯科衛生士の方はどうですかね。一応女子専門でこれだけが士なんです。歯科衛生婦といったら何か格好悪いからということで すか。いわゆる女性を中心とする職種ならば、看護婦、助産婦、保健婦、歯科衛生婦でいいんじゃないですか。これだけ何で士になっているんですかね。それはど...全文を見る
○木庭健太郎君 経過は何かよくわかりませんけれども、何か説明があったようでございます。ただ、やっぱり普通の人から見た場合にわかりにくいのじゃないですか。やっぱりこういう問題も含めて、法律を見られて、いや、厚生省のお偉いさんたちがやるんだから何か意味をつけてやっているのだろうと思う...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、午前中とダブるかもしれませんけれども、大臣にお聞きしたいと思います。  一つは、例えば医療ソーシャルワーカー、それから言語聴覚療法技術者の問題、午前中から質疑がございました。これについては、やはり資格制度として整備を促進してほしいという声が実際にあり、...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、医療ソーシャルワーカーの問題では、私が聞いている範囲内では、どこまでが医療でどこまでが福祉かというような問題がやっぱりあるんですよ。だから、厚生省自体の考え自体が、やはり医療と福祉というものをどう本当にひとつリンクを考えていくかという問題は極めて重要だと思...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○木庭健太郎君 私どもの党は、現在、商工委員会の方ではございますけれども高度医療福祉機器の研究開発等の促進法案というのを今提出させていただいて、継続審議になっているところでございます。今回厚生省が通産省と一緒に出されましたこの福祉用具の法案を見ますと、いわば私どもの法案と比較いた...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つ聞いておきたいんですけれども、先ほどから利用者の視点ということが何回も意見が出ておりました。最も大事なことだと思うんです。局長、先ほど関係者から意見を幅広くと、大臣もそういう声は必ず反映するというお答えをいただいたんですが、関係者を幅広くとおっしゃる...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、今度は高度医療機器という研究開発がどうなのかということを聞いておきたいと思います。  今度の法案では、一応福祉用具というものについての研究開発をやろうということがこの法案でうたわれておる。もう一つ、先日論議させていただきましたけれども、薬事関係の二法の中...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそういった面もあわせてやっていただくことが、総合的にそういったものを生かせる道になると思っております。  それでは次は、福祉用具ということについて先ほどから具体的に何なのかという指摘もあっておりました。横尾局長が衆議院段階で御答弁されているのは、日常生活の利...全文を見る
○木庭健太郎君 今の考えていくと、エスカレーターの会社であっても、例えばこれは車いすの専用のものだけをやろうとする事業者がいたとすると、そういったものについてはこれは少し考えなくちゃいけない問題になってくるのか。それと、そうすると車いすの昇降装置あたりは、これはもう特別それだけの...全文を見る
○木庭健太郎君 その辺が、これから本当に福祉用具と言いながら、福祉のノーマライゼーションというものの考え方のときにどこまでするかという普及の問題にも本当はこれ絡んでくる話なんです。ですから、もちろんどういうものを開発していくかという目標も定められる、その中で品目ですか、そういった...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、研究開発についてもう一点。  今回、政府の案では国の研究施設の廉価使用という問題が出ております。こういうことに踏み込めるのもこれはいいことだ、と思っております。  ただ、私どもは、どうしてももう一歩踏み込んでいただいて、いわゆる国有特許の問題まで踏み込め...全文を見る
○木庭健太郎君 新しいものへ踏み込んでいく、そうすると、そこの法律自体も変えていかなくちゃいけないというような形になっていくんですけれども、今回の出された法案の中ではすぐにできなかった。でも、やはり厚生省としては、こういう問題もこれからやっていく中で求めていけるものなら何回でもや...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、通産省の方にちょっとお尋ねするんですが、工業技術院でございますけれども、現在、先ほども継続というお話をされていましたが、医療福祉機器技術研究開発制度というのを五十一年から持たれまして、三十一プロジェクトの研究開発を終了した。今現在は十一プロジェクトだという...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点通産省に聞きます。  三十一プロジェクト中、今十四プロジェクトが実用化に入りました。残りについてはまだ実用化になっていないわけです。研究開発ですから、もちろんそれが直ちに実用化につながるとは思いませんけれども、確率として少し低いんじゃないか。三十一分の十...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、今度は普及という点で何点か伺いたいと思います。  これまでの厚生省の答弁は、普及という点で核となるのは、都道府県では介護実習・普及センター、高齢者総合センターを活用する、市町村レベルでは在宅介護支援センターを核とすると。ただ、在宅介護支援センターがある...全文を見る
○木庭健太郎君 私もそのやり方しかないなと思っているんです。ただ、ホームヘルパーさんにしても訪問看護をやられる方についてもなかなか知識がまだないと思うんですよ。ホームヘルパーは随分広がっていますから、そこに対して知識の普及みたいなことをどんなふうにやっていけばいいのかというのもこ...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つは、普及のための人材確保の問題でございます。都道府県レベルについては先ほども話があっておりました。介護福祉士、OT、PT、保健婦、看護婦、いろんな形の方たちが実際にその場にいらっしゃるわけですから、そういう意味では人材確保というのはやりやすいだろうと...全文を見る
○木庭健太郎君 人材配置としては、例えば介護福祉士という人がいらっしゃる。今盛んに養成の問題もいろいろあっておりましたけれども、少なくとも在宅介護支援センターにおいてはやっぱり介護福祉士が一カ所一人ぐらいはいる、こういう体制を厚生省としてはとっていきたいと、こういうお考えでしょう...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう人たちを置くときにぜひ局長にお願いしておきたいのは、看護婦さん、保健婦さんになるとやっぱり医療分野主体になってしまうんですね。介護福祉士さんになるとまたこれは福祉の面でやられますから、両方がいてうまくマッチしていけばいいんですけれども、別に縦割りとは言いま...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども福祉用具のところで少し議論をさせていただきましたけれども、福祉用具の普及という面でもひとつどこまでかということが、建物に付随するものは一切だめなのかどうか。例えば、やはり車いすの昇降装置なんというのは、機器が開発されていけば、これは一体化というよりはそのた...全文を見る
○木庭健太郎君 局長は、この前衆議院段階の審議の中で、私見ではございますけれども協議機関をつくりたいというお話をされました。というのは、やはり厚生省と通産省がまたがっている。しかも、例えばNEDOというものもかかわってくれば指定法人というものもかかわってくる。そういう相互で乗り入...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、論議をさせていただきましたが、私たちも法案を出した上で、そういうものを非常に受けとめていただいてこういう法律が出てきた、まだ私たちはこの法律では足りない点はあると思っております。しかし、基本的には、基本方針の中でどう具体的にこれを展開するか、ある意味では、...全文を見る
05月11日第126回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○木庭健太郎君 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、まず冒頭、午前中も議論がありました三十七年通知、いわゆる帰化した北朝鮮、台湾出身者の取り扱いの問題についてお尋ねをしたいと思います。  この問題は、私、去年同じことを質問いたしました。そして...全文を見る
○木庭健太郎君 理解賜れと言われても、理解賜れないですよ。大臣もよくわかるでしょう、国会答弁というのがどういうものかというのは。その辺が今回の厚生省の対応というのは私は非常に不明確である。  じゃ、各方面と検討されたとおっしゃいましたから、各方面とはどことどことどこと、だれとだ...全文を見る
○木庭健太郎君 慎重に審議をなさったとおっしゃいますけれども、これは要するに個人の権利にもかかわる重大な問題でございます。それならば、こういう問題についてのそういう整合性がないという問題を指摘されたならば、厚生省内にきちんとした検討委員会を設けられて、その上で他省庁とも検討し、も...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど、この取り扱い、いわゆる帰化した方がどれくらい援護法の適用になったかという質問が午前中あっておりました。  さきの衆議院の法案審議のときに厚生省がおっしゃっているのは、この十年間はなかったとおっしゃっていたんじゃないですか。調べられたんじゃないですか。都合...全文を見る
○木庭健太郎君 これをお決めになるときに大臣に御相談されたんですか。
○木庭健太郎君 大臣、この問題というのは物の考え方だと私は思っているのでございます。  確かに、恩給法の今のあり方から考えていけば、結論として法解釈としてこういう結果にならざるを得ない。それを三十一年間放置したということに対して非常な問題が厚生省として残るということになるわけで...全文を見る
○木庭健太郎君 御理解と言われても、この問題に関しては経過、たどり方からいって、バランスの問題もあるでしょう、でも、どちらかというと、今後の方向性としてこの国籍要件という問題はいずれ真剣に取り組まざるを得ないと私は思っているんです。今後の方向性として、各国がどういう対応をしている...全文を見る
○木庭健太郎君 この製造所に関しましては本年度から健康診断も実施するというふうに聞いておるんですけれども、その内容、対象者数について大蔵、厚生両省からお伺いしたいし、医療費、各種手当の支給についてもどういうふうな形を考えているかを教えていただきたいと思います。
○木庭健太郎君 この毒ガス被害について、今まで明確な証拠がないということでなかなか救済の手がなかったんですけれども、今回、ようやく半世紀ぶりにこういうことが動き始めたということは私は画期的なことだと思っているんです。  ただ、この曽根製造所、半世紀近くたっておりますので、もう既...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣にお尋ねしておきます。  この毒ガス障害というのは、どちらかというと気管支、呼吸器系の疾患が多いというようなことで、いわゆる内部の重複障害なんですね。そうすると、手をなくしたとか足をなくしたというような身体的な障害に比べて、援護法の適用という問題についても難...全文を見る
05月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○木庭健太郎君 まず冒頭、カンボジアのPKO問題をお聞きしようと思います。  官房長官がお見えになってからとも思ったんですけれども、今向かっている最中ということでございますので、まず実際の現地の状況の認識あたりを先にお尋ねしておこうと思っております。  ともかくこの問題につい...全文を見る
○木庭健太郎君 私たちも選挙の成功というのは心から祈る者の一人でございますけれども、そうすると官房長官は、UNTACからそして現地の状況から聞いた限り、現状いろんな事態があるにしても公正な選挙というものが行い得るという判断を今していらっしゃるということですか。
○木庭健太郎君 今、官房長官から少し実態論をお聞きしたんですけれども、私どもは、国民に今の政府の御説明なさっている停戦の合意が守られていますよという説明は非常にわかりにくい。  外形的には確かにそうであるにしても、やはり実態から見ればUNTACに対して攻撃が行われている。物取り...全文を見る
○木庭健太郎君 今の官房長官の答弁を聞いておりますと、そうすると我が国の基本的停戦の合意という考え方については、ポル・ポト派がいろいろ今言われていますけれども、結局パリ協定を遵守するということを言う。なおかつSNCから抜けないと。この二点さえあれば、たとえ停戦違反事件であっても、...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、先ほど社会党の方も御意見を申されておりましたけれども、国内全面的な展開ということではなくて、官房長官の言い方になれば停戦合意違反という言い方になりますか、その違反事件というものが地域によって大規模なものであり、なおかつ私たち日本から出された要員に対して攻撃な...全文を見る
○木庭健太郎君 私は中尾委員に対する官房長官の答弁の中でやや心配した点がございます。なぜかというと、一番最初におっしゃったことが、安全確保という問題、危険な問題が起きたときまずUNTACすべての安全を考えているという御発言をなさいました。日本人の要員だけということじゃだめなんだ、...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、私が一つ言っておきたいことは、今、日本政府としてUNTACに対しても安全対策というのは要請された、協議された。受け入れられるものもあれば受け入れられないものもある。受け入れられないものについては日本政府として今ぎりぎりのいろんな努力をされている。これも理...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっとまたそれはニュアンスが違う部分があるんですけれども、私が言いたいのは、UNTACに日本政府として要請をしていく安全対策について、ぎりぎりいろいろやる。でも、日本政府としてどうしてもこの対策だけはやってほしいけれどもUNTACとしてはできないというようなこと...全文を見る
○木庭健太郎君 官房長官、極めていろんな情勢の中で答弁をお苦しみながらやられているという状況だなということ、またこの問題は論議もさせていただかなくちゃいけない問題なんですけれども、もう一つ聞いておきたいのは、午前中の参議院本会議で、村田自治大臣が帰ってこられた、そこで現地の文民警...全文を見る
○木庭健太郎君 このPKO問題の最後に一つぜひお尋ねもし、また私の意見も言いたいのは、文民警察官、選挙監視団というのを、選挙団は今から出ていくわけですけれども、正直言いまして、PKOの論議のとき、どちらかというと自衛隊の問題を主でやった。文民警察という問題については、PKOができ...全文を見る
○木庭健太郎君 ほかの問題をいろいろやりたかったんですけれども、随分長くやって、官房長官も丁寧な御答弁でございましたので、残りの問題については少しはしょってやらさせていただきたいと思います。  一つはODAと世界銀行の問題でございます。世界銀行は一応、一応というか貧困の撲滅と環...全文を見る
○木庭健太郎君 問題を途中随分はしょりまして聞きますけれども、私はインドのナルマダ・ダムの問題を随分国会でも取り上げたことがありましたけれども、インド政府自体が移住計画を世銀が要請するとおりにできなくなって結局停止という事態を招きました。環境それから先住民の移住問題、そういう点を...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。     ―――――――――――――
05月14日第126回国会 参議院 本会議 第16号
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○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま政府より報告のありましたカンボジア国際平和協力業務の状況に関して総理並びに関係大臣に質問を行います。質問に入る前に、過日、カンボジアで平和のため尽力され思い半ばで亡くなられた中田厚仁さん並びに高田晴行さん、お二人の御冥福を...全文を見る
06月03日第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号
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○木庭健太郎君 まず最初に、水道水のことを一、二問伺います。  一つは、この水道水の問題、私も宿舎の方には浄水器をつけておりますけれども、やはり日本の水道水が今非常に悪くなってきたという問題がございます。国民の二割に当たる二千万人の方が、そういう臭い水、水に対する非常な不満を持...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、厚生省、今大変だと思います。各省庁いろいろかかわる問題だということも十分承知をしておるんですけれども、この水道水源の問題につきましては、厚生省がやはりリーダーシップをとりながら法制化を中心とした水道水源保全の抜本対策を今後進めていくべきだと考えております。総...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ御努力をお願いしたいし、本当に多くの省庁にまたがる問題、ですから大変なこともよく理解はしております。ただ、やはりどこかがそういうふうに引っ張っていかない限りこの問題というのはできないと思うんで、その辺は大臣が一番よく御存じですから、大臣がぜひリーダーシップをと...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つの問題は、いつも出てくる同意書の問題でございます。  この問題も厚生省として随分長い期間かげながら、例えば診断書で済ませるような問題とか、これもいろんな御努力をなさり簡素化されている。ことも事実です。その御努力には敬意を表するものですけれども、やはり最終...全文を見る
○木庭健太郎君 今私が申したように、医師の同意が全くなしでできるということは、現行法を変えなければそれはできない話です。  それはそれとして、今の形の同意書というのを必ず添付するということになっております。その問題についての検討というのを私としてはしていただきたいし、私もなかな...全文を見る
○木庭健太郎君 それではもう一つ、今少子化社会という問題、それから女性の社会進出の問題、いわゆる母子保健をめぐる状況の問題について、きょうはお伺いしたいと思っております。  少子化社会の中で私が感じるのは、子供を産みたいという女性がいれば、その女性がより安全に、ある意味では安心...全文を見る
○木庭健太郎君 ゴールドプランというのは、一番いいところは、毎年進捗状況がきちんと掌握されてわかるような形になっているということでございます。一応、この母子保健医療の対策の問題についても、ゴールドプランの中に挙げられた中長期的課題だとおっしゃるわけです。それで結構です。ただ、ゴー...全文を見る
○木庭健太郎君 まさに今おっしゃったとおり、この問題の大事な一つの視点は実施主体というものをどうしていくかという問題でございます。  この研究会報告、私も読まさせていただきました。その中で、自治体の問題が指摘をされておりまして、現在、保健所と市町村がそれぞれ管理している健康診査...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったとおり、前回の母子保健法の一部改正で移されたものは母子健康手帳の交付権限、これについて市町村に移譲されたわけでございます。  ただ、私が見ていてよくわからないのは、例えば一歳六カ月健診ですか、これは市町村、三歳児健診になると保健所、これはもうなかな...全文を見る
○木庭健太郎君 またもう一つ、現行の母子保健法において大きな柱と言えます妊産婦、乳幼児に対する健康診査の拡充の問題についてもお伺いしておきたいと思います。  安全な分娩、子供の出生、そして生涯にわたる健康の基礎づくりという観点から、やはりこの問題は重要な問題だと我々は考えており...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ今度は、子供を安心して産み育てるという環境整備という観点から、いわゆる妊産婦の方から要望が強いのはホームヘルパーの問題でございます。妊娠、出産によって日常生活を営むのに支障がある妊産婦の方、また乳児の保育を行うことができないというような方に、妊産婦の家庭に...全文を見る
○木庭健太郎君 私がたまたま調べに行ったところが子供がなかったわけですよね、親御さん、配偶者はもちろんですけれども。わずかなパーセンテージの差ですが、それで見てもやっぱり子供というのが少し少なくなっていますし、これはぜひきちんと並ぶ形でやっていただければありがたいし、その辺を御要...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、厚生省に一つだけ確認をしておきたいのですけれども、小児慢性特定疾患研究事業というのがございます。これについてこの検討会報告書を見ていますと、医療費の適正な負担のあり方を含めた検討が提言されておるわけでございます。これは、小児慢性特定疾患の子供さんを持つお母...全文を見る
○木庭健太郎君 もうちょっと突っ込んで聞きたいのですけれども、時間がぎりぎりになっておりますので、最後に、大臣に。  母子保健の問題を今何間かずっとやらせていただきました。さまざまな問題がまだまだ残っているし、実際に検討していただいている段階のところもございますけれども、来年は...全文を見る
○木庭健太郎君 あと二、三分あったので、最後に、大臣にちょっとお聞きしておきたいんです。  母子保健の問題じゃないんですけれども、四月二十七日の全日本病院協会研修会ですか、そこの文章読ませていただきましたら、大臣が、いわゆる治療費を払わない外国人の問題について、治療 費を払わ...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
06月10日第126回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○木庭健太郎君 精神保健法の質疑をさせていただきます。午前中からさまざまな問題点が指摘され、少しは重複する部分もございますが、なるべく避けながらお答えをいただきたいと思っております。  精神保健法は、前回改正のときに人権擁護と社会復帰施設という大きな二つの柱で改正をいたされまし...全文を見る
○木庭健太郎君 私も、地方自治、地方主権という問題は取り組んでいかなくちゃいけないと思うけれども、その一方でやっぱりそういう視点を持っていかないと、足りないから現状では地域偏在なんだという言い方もされますけれども、それとはちょっと違う部分があると思うし、その点は厚生省に特に取り組...全文を見る
○木庭健太郎君 地域の理解という問題で、今回厚生省が目玉にしているのが精神障害者社会復帰促進センターという問題だと思います。午前中も質疑があっておりまして、これは指定法人として全国精神障害者家族会連合会、全家連を、これだとおっしゃいませんけれども、これをひとつ想定しながらというこ...全文を見る
○木庭健太郎君 この法案そのものを見ると、結局業務を投げるわけですよね、お願いしますと。やってくださいという形になるわけですけれども、ただ法案そのものを見ると、これは財政的な支援というのは特段出てこないわけです。業務の上でやりなさい、どうにかあなたのところでできるでしょうと、こう...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそれは検討していただかないと、実際にさあ始まった、何もなしというんじゃこれはできないだろうと思いますし、その辺の御検討は願いたいと思っております。  そして、社会復帰施設の問題で言えば、国の施設が進まない一方で何がふえたかというと、実は小規模作業所という問題...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、小規模作業所というとすぐ法定外が何のがんのという話になって、なかなか施策の面、今から少しは御指摘もしたいと思うんですけれども、厚生省としても小規模作業所の問題、もうどうしようもないというか、必要不可欠な問題になっているという視点を持っていらっしゃると思います...全文を見る
○木庭健太郎君 進んでいないと簡単に片づけられては困るので、進むためにこう例えば具体的に自分たちで書いたわけでしょう、授産施設の分場制度の拡充とかデイサービス事業の活用等、法定化へ向かって何か検討されたんでしょう。検討されなければ全く何か言葉だけ飾って期待だけ持たせて、はい進んで...全文を見る
○木庭健太郎君 やっぱり法定施設になるためにはいろんな要件がありまして、なかなか難しいことも承知をしております。いろんなやり方があると思うし、さまざまな角度から検討していただいてこの小規模作業所というのをきちんと位置づけて、その中でどうするかという問題に本格的に取り組まないと、社...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つはこれは金の面でございます。  今、小規模作業所というのは年間九十万円の補助金でございますけれども、もう当然年間運営費には十分の一ぐらいですか、それぐらいの程度にしかならない。大体、小規模作業所の年間平均運営費というのが八百五十六万円、九百万円近いという...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣にお聞きします。  今、局長は精神障害者の小規模作業所の問題をいろいろ言っていただきました。実質的に小規模作業所というのは、精神障害者だけじゃなくて精薄の方たちも、さまざまな方たちがいろんな形で広げ、大臣がおっしゃる地域社会の中でどう本当にこういうハンディを...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、社会復帰という面では、先ほど本岡委員も御指摘がありましたけれども、一体どういうふうな形で国がこれを整備しようとしているのかという姿が見えないという点は、私もこれは大きな問題だと思うんです。  何年計画がということは別にして、やっぱり長期計画というものが...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣の意見も非常にもっともだと思うんですけれども、一方で、先ほどから本岡委員も指摘された、私も指摘したいのは、三十数万人いるうち、その二割から三割は受け皿さえあれば退院が可能だという、現実にそういう問題があるわけでございます。  そういうことを進める一方で、では...全文を見る
○木庭健太郎君 私も長期計画については要望します。  おっしゃるように、さまざまなことをするというのは結構なんですけれども、次々にいろんなものを、新しいものだけやられても受ける側はわからないんですよ。今度はこっちに流れるのか、今度こっちに流れるのか、では小規模作業所はいつの間に...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、本岡委員のように突っ込みが鋭くないものですから、この辺で引き下がらせていただきまして、あと幾つかわからない点もまだ残しておるんでお聞きしていきたいと思うんです。  一つは、資格の問題でございますけれども、今回の改正で栄養士、医薬品製造のためのケシ栽培、調理...全文を見る
○木庭健太郎君 厚生省が積極的に働きかけないと、こういうものはなかなか難しいと思います。あえて言いませんけれども、いや、厚生省から具体的に聞いていなかったよというようなことを言う省庁も実際には前回ちょっとございました。ですから、この点本当にしっかり言っていただいて、検討をするなら...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、大臣おっしゃいましたが、保護義務者は保護者に変えた、これは非常に大きなことで、名前についてはもうそのとおりだと思います。基本的精神がまずそこにあるということだろうと思うんです。ただ、名前は変わったんですけれども中身ということになったらどうなんだろうかというの...全文を見る
○木庭健太郎君 結局、相談事業を中心ということですね。例えば、引き取った場合の具体的な財政的支援であってみたり、医療関係の別の面の支援であったり、福祉の面でホームヘルパーさんが来るとかなんとかそういう支援をするとか、何か具体的な支援というのがないと。相談業務と訪問してやるその二つ...全文を見る
○木庭健太郎君 私は本当に負担軽減ということを考えるならば、例えば今度ショートステイも始められるんでしょうけれども、一たん家族が引き取るわけですがいろんな問題が起きる。そんなときに、そういうことを取り組むとかさまざまなやり方があるだろうと思うんですが、相談していくうちにいろんな解...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は痴呆性老人の問題でお聞きしておきたいんですけれども、痴呆性老人の問題につきましては私もいろいろな相談を受けることが多うございます。一つは、一体痴呆性老人の方たちがどういうところにどうきちんと措置されるのかという問題でございます。  今、家族の中でそういう人...全文を見る
○木庭健太郎君 最近、精神病院については、人権擁護という視点で、ある意味では人権ということを視野に入れながらそういうことをきちんとやっていくということがだんだん定着をいたしてまいりました。しかし、老人性痴呆症の問題で言うならば、例えばこの方たちが老健施設であってみたり特別養護老人...全文を見る
○木庭健太郎君 きちんと実施されたら私また聞きますから、ぜひそういう問題がないようにしていただきたいと思う。  もう一つ、私が痴呆性老人を見たときによくわからなかったのは、要するにそれぞれ法律も違いますね。精神障害があれば精神保健法で処理されるし、慢性の身体的疾患みたいな話にな...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つ、例えば一般病院、老人病院、各種施設に入院、入所されている人たちの問題なんですが、例えばこういう人たちに対して、時期は何年に一遍あるのかどうかわかりませんけれども、やはり専門の精神科医師による診断というものがきちんと行えるようなことを義務づけていくこ...全文を見る
○木庭健太郎君 まだいろんなことを聞きたかったんですけれども、もう時間がありませんので、午前中から論議になっていた医療の面における対策について最後に大臣の決意を聞きたいと思っております。  それは、看護体制の問題であり、チーム医療とおっしゃいましたけれどもそういう体制の問題であ...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○木庭健太郎君 今国会の最大の課題、国民に向けての責任は、私も政治改革であると思っております。残されたところわずか四日間というお話もございました。総理の御答弁どおり、私たちもこの政治改革四法案一括処理、今国会中、そしてできる限り与野党で共通点を探り出していく、この基本姿勢で私たち...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、私が心配もし怒りも感じると言った点のもう一つは、先週でしたか、総務会長の方からも、自民党内の状況でございますけれども極めて厳しい状況のお話も実際にあっておりまして、今、総理が最大限努力されることの一つがどうやって自民党内をまとめていくか、それは総裁として極め...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ総理にお伺いしておきたい点は、これは参議院の予算委員会でございましたけれども、野党がまとまって連用制を軸としてという話が出た際に、もう少し骨格が見えてくるならば、具体案が出てくるならば、総理としても、野党からもし与野党党首会談の申し入れがあれば、そういう場...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、今後の問題、総理としても先ほど継続か延長がという話は先の問題であるというお話をされておりました。ただし、私たちからしてみれば、参議院、私も委員の一人でございますけれども、いまだ法案がこちらに来ませんから審議をしたくてもできないという状況、ずっと得たして...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、総理の認識の中では今国会中に政治改革が成立するというのは、与野党の溝が今かなりあるとおっしゃいました。自民党内部も大変だという御認識もありました。そうすると、一つの一定程度のもし合意ができるならば、それがすぐ法案という形には今国会中にできなくとも、与野...全文を見る
○木庭健太郎君 状況はなかなか厳しいと言わざるを得ない、総理の御発言を聞いていてもそういう苦渋がのぞいてくると思うんですけれども、総理として今国会中にということをおっしゃった。やっぱりテレビでのインタビューが非常に強烈でございました、総理の発言は。あれを聞いている限り、何とかでき...全文を見る
○木庭健太郎君 我々の立場で言えば、どういう結果になるか、今国会残された日にちがある、総理も御努力されるとおっしゃっている、それを見守る必要があると思っております。  ただ、やっぱりこの問題は成立しなかった場合は国民に対する責任は非常に重いし、総理としての責任は極めて重いと私た...全文を見る
○木庭健太郎君 今どこまで補償するのかという問題が出ました私たちも、国連ボランティアのみでなく、NGOという形でカンボジアにも実際活動していらっしゃいましたけれども、いろんな形で海外で活動されている、しかもボランティアとしてやっている方たちがいらっしゃる、これが極めて草の根レベル...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、今回のことで本当に私たちが反省もし、なおかつ強化しなくちゃいけないと考えたのが研修制度の問題であります。これは隊員の側の問題です。PKOの法案が成立する過程の中でも私も一生懸命言いましたけれども、この研修、訓練というものをどうきちんと強化していくかという...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に一問。  建設業界の問題を先ほど会田委員の方からも指捕されておりましたけれども、現在の指名競争入札制度のあり方、談合体質の問題というのがやはりこういう指名競争入札から出ていくということで、建設省自身もいろいろ御検討なさったようでございますけれども、結果的に...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、平成二年度決算外二件について、いずれも是認することに反対の討論を行います。  反対の具体的理由を申し述べる前に、その前提となる決算審査の本旨について申し上げます。  すなわち、決算の審査は、国会が議決した歳入歳出予算を、政府が...全文を見る
10月07日第128回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○木庭健太郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、また連立与党の一員として、景気対策などを中心にして何点か伺いたいと思っております。  まず、総理にお伺いしたいのは、今の景気に対する現状認識という問題でございます。  指標を見ると、消費の低迷という問題もある、企業収益も落ち込ん...全文を見る
○木庭健太郎君 総理は、今おっしゃった例えば冷夏の問題とか災害の問題にしても、いつも現場に行ってから始めてみようということを今やっていらっしゃる。私は、この現場第一主義というのは物事を判断する上で極めて大事な視点だと思っております。そういう意味では本当によくやっていただいていると...全文を見る
○木庭健太郎君 今、特にこの景気の問題の中で一番大事な視点というか、心配になってきているのが雇用問題だと私も思っております。特に有効求人倍率はどんどん下がる一方で、八月が〇・七、極めて厳しいと思うし、さらに雇用調整助成金の問題にしても、この雇用調整をやっていこうというのが企業の六...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、一家の担い手である方の雇用という問題は極めて大事な問題であり、施策を進めていただきたいんですけれども、もう一方で忘れていただきたくないのはパートの方々の問題でございます。  今、パートで働く女性の方々にお話ししましても、本当に働く場そのものがだんだん縮...全文を見る
○木庭健太郎君 雇用の問題でもう一つ伺っておきます。  雇用調整助成金の問題、いろいろ職種をふやされたり幅広い形でやられていることも理解はしておりますが、特に景気の影響を受けて雇用問題でも厳しいのが中小企業の問題でございます。中小企業の方々にとってはこの制度をなかなか活用しにく...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど総理もおっしゃいましたけれども、景気対策として九月には緊急経済対策も決定されました。こういう景気の情勢を判断してなされたものだと思っておりますし、規制緩和とか円高差益の還元とか幅広いものをやられたということで私どもは評価もいたしております。  その一方で、...全文を見る
○木庭健太郎君 今、経企庁長官の話がありましたけれども、私、公定歩合の引き下げのたびにいつも思うのは、公定歩合の引き下げはあるけれども銀行金利がなかなかそれに合わさってきちんと下がってくれない、何のための公定歩合の引き下げかと言いたくなるときも正直あります。銀行をもうけさせている...全文を見る
○木庭健太郎君 まさに期待どおりに進むように私たちもそれは見守っていきます、大臣がそこまで言われたわけですから。  もう一つ、今回の緊急経済対策の中で特徴的なことは、自民党政権でもやるやると言っておりましたけれども、ようやく規制緩和という問題に具体的に踏み込んでいって、九十四項...全文を見る
○木庭健太郎君 一つは、今審議会でやられる、いろいろな場を通しながらやられるとおっしゃった。私は、それとともに、やはりこの規制緩和の問題というのは、政治家の決断はもちろんありますけれども、いろいろな方々、いわば庶民の意見というものをどうくみ上げていくかも必要だと思うんです。例えば...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、例えば規制緩和についての一一〇番みたいなのをつくったらかなり国民から意見が上がってくると思いますよ。そういう努力をしていただきたいと言っているんです。どうですか。
○木庭健太郎君 次に、所得税減税の問題を、やはり我が党も一貫してやってまいりましたので、聞かざるを得ないし、我々はこれは実施していただきたいという立場でございます。  いわゆる景気対策として、先ほど大蔵大臣も言われておりましたけれども、やるべきものはすべてやってしまった、残って...全文を見る
○木庭健太郎君 言っていらっしゃることもよくわかります。  ただ、私が言いたいのは、本当に大不況に陥ってしまっても、健全財政だ、健全財政だと、そのことを繰り返す。もしそういうことであれば、それは無為無策ですよ。その場合はそういうことも考えなければならないと思うんです。そういうい...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題、与党でけんかしていてもしょうがないわけですから、私は考え方はいろいろあると思うけれども、残されたものが所得税減税の問題だということはわかっている。この問題をどうするんだということで、私はやっぱり実施すべきであるという考え方を持っているけれども、それはそれ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、公的助成の問題について総理から聞いておきたいと思うんです。  先日、総理が、公的助成の問題というのは民主主義を育てるためには国民にも広く政治資金のそのごく一部を負担していただくんだとお話しされたときに、コーヒー一杯ぐらいのことをということを何か衆議院で...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、話題をがらりと変えまして育児休業に関する法律の問題についてお尋ねをいたします。  働く女性にとって一番大きな悩みだったのがやはり育児と仕事ということの両立の問題でございます。これを手助けする法案が昨年四月施行されたわけでございます。  私もこの法律を...全文を見る
○木庭健太郎君 今、私、中身まで言いませんでしたけれども、いわゆる雇用保険の制度を活用してやってみようという考え方なんですよね。  私どももこれはさまざま論議があると思うんです。審議会でもまたいろんな議論が出てくると思うんですけれども、一つの考え方として、今実際に財源がある問題...全文を見る
○木庭健太郎君 これは極めて大事な問題だと私は思うんです。それこそさっきも人の命という話が出ていたけれども、実際どこまで詰められるのかわかりませんけれども、しっかりこの問題、その会に事情を聞き、詳しくきちんとやってもらいたいと思います。もう一回答弁を求めます。
○木庭健太郎君 時間がもうほとんどありませんので余りこれ突っ込んでいきませんけれども、この問題に関して二つだけ御指摘をさせていただきたいと思うんです。  一つは、人工呼吸器の問題を言いました。今この方々、在宅でケアされている方もいらっしゃいます。そうすると、人工呼吸器がどうして...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。