木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第140回国会 参議院 本会議 第5号
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○木庭健太郎君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました平成八年度補正予算三案について、反対の立場から討論を行うものであります。  昨年十一月、「変革と創造」を掲げて第二次橋本内閣が発足し、三カ月近くが経過いたしました。この間、総理は、火だるまになって行革に取り組むと繰...全文を見る
01月31日第140回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○木庭健太郎君 今回のこの提出された補正予算の性格については、先ほど総理から答弁があっておりました。この補正予算については、あるマスコミが自民党族議員の当選御礼予算の色合いが濃いと評しておりましたけれども、実際に財政法二十九条の趣旨にのっとった補正予算なのかということになると疑問...全文を見る
○木庭健太郎君 建設大臣、忠実な部下だそうでございますけれども、ただ、今の発言を聞いていると一石二鳥とおっしゃいましたけれども、公共工事の話になると一石の部分がどうもまず景気の下支えというより景気の喚起だと、それに防災というものがあるというような観点で聞こえてしまいますよ。それは...全文を見る
○木庭健太郎君 この公共工事の効果の問題についてはきのうも委員がいろいろ御論議をされておりました。政府として、今公共工事を補正とかそういう形で増加したとしても景気浮揚という問題には直結しないというようなこともいろいろ言われてみたり、いろんな論議があるんですけれども、これは経企庁長...全文を見る
○木庭健太郎君 緊急性のあるものばかりだと、こうおっしゃる。我々も、例えばO157の問題、阪神・淡路大震災の問題、確かに総理もおっしゃったように緊急性のある問題だと。  ただ、緊急防災対策の問題については、予算書も見せていただきました、明細も見させていただきましたけれども、どこ...全文を見る
○木庭健太郎君 やはり緊急性と言うなら、これは衆議院でも論議になっておりましたけれども、どういうことだからどこの箇所にこうやらなくちゃいけないんだと、その理由は、この緊急性は何だという説明が私は、特に景気対策ではないとおっしゃるわけですから必要だと思うんですけれども、いかがですか...全文を見る
○木庭健太郎君 私は大臣に申し上げたいのは、今即座にということを本当は言いたい。ただ、今後こういう補正を論議するときは、ある程度箇所づけの問題とかそれを先に明確にすべきじゃないかと私は思っているんです。そうでないとわからないですよ。  例えば緊急防災対策費とおっしゃって、項目の...全文を見る
○木庭健太郎君 行政権というのは確かにあると思います。ただ、一方で私たちも審議権を持っていると思います。  その意味では、今後、この補正予算という考え方を、先ほど総理がおっしゃったみたいにもちろん下支えの意味もあるかもしれないけれども、緊急性ということで国民におっしゃるなら、財...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっともう一回、最後の言葉が聞こえなかったので。済みません。大まかな……。
○木庭健太郎君 これは明細書のことをおっしゃっているのかな。明細書を見て、積算の根拠みたいな、積算の内容というのがあるんですよね、一応建設省所管にも。ただ、積算の根拠というところ、内容になると何にも書いていないで空欄ばかりなんですよね。わからないですよ、これじゃ。
○木庭健太郎君 じゃ、例えば今おっしゃった部分のほかに、どういうふうにしてこれ、緊急度といって、防災対策はどこでもやらなくちゃいけないわけですよね、当初予算でやらなくちゃいけない部分。でも、こちらの場合はこうこうこういう、ランクなりそういうもの等はあっていいはずなんじゃないですか...全文を見る
○木庭健太郎君 勝手に言っておりますけれども。  そうなんですよね。一つは、やはり今後の問題として、例えばそれは自治体との協議の問題もあるでしょうけれども、例示の部分で提供できる部分はあるのかないのか。特に私たち参議院はどういうことになるかというと、補正予算については、衆議院で...全文を見る
○木庭健太郎君 不可能ということは私はないと思うんです、やり方によっては。  ちょっとこれは大蔵大臣にもお尋ねしておきますけれども、せっかくこういうもので補正予算についても明細書というようなものを今我々はいただくようになりました。これは国会の議論の中でかつて積算内訳みたいなもの...全文を見る
○木庭健太郎君 今後、補正予算でどういう資料をと、特に補正になると建設省にかかわるものが多くなるわけですね。その辺はまた論議をさせていただきたいと思うし、やっぱり審議権という問題であれば全部という問題を私たちは言いました。大臣はまず行政権というもので対処させてくれとおっしゃいまし...全文を見る
○木庭健太郎君 話を変えまして、総理に、銀行業界から自民党への献金問題について自民党総裁として伺いたいと思います。  この自粛というのはたしか総理御自身が、去年の二月でしたか、おっしゃって、そこからこういう話が始まったんだろうと思っております。当時、住専の問題で私どもと対立はし...全文を見る
○木庭健太郎君 借入金、いわば以前お約束したことの問題の返済だと、こうおっしゃるんですけれども、国民の目から見た場合どう映るかという問題は私は残ると思います。  それともう一つお聞きしたい点は、当面の間自粛するとおっしゃった。これは住専で国民からいろんな批判を浴びる。これは何か...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、この住専問題の推移を見ながら……
○木庭健太郎君 私がこれを申し上げたのは、自民党なり政府がそのことを利用していると言っているのではありません。国民から見た場合、そういうことが見えることがありますよということを申し上げた。ただ、総理がそのことをおっしゃるならば、私はその点についてはきちんと訂正させていただいて結構...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、もう一点、当面の間ということと、やはりそうするとそれは住専処理の完全な解決というのを自民党として一つの目安として見ているんだと、そこまではある意味ではこれは受け取ってもいい話ですけれども、自分たちとしては我慢しながらやっていくんだということなんでしょうか。
○木庭健太郎君 政治献金の問題でもう一点総理にお伺いをしておきたいと思います。  これは厚生省の汚職事件に絡んで、既に解散しておりますが、日本病院寝具政治連盟をめぐって政治家と公益法人とのあり方ということで国会でも昨年さまざまな議論がありました。いろいろな考え方がありました。 ...全文を見る
○木庭健太郎君 泉井事件について、きのう捜査状況については捜査当局からお話があっておりました。運輸省の元事務次官が逮捕されるという事件の発展を見ておるわけでございますけれども、この問題は、事件そのもののほかに、何より多くの政治家への政治献金問題とか、特にこれは通産省を中心とした官...全文を見る
○木庭健太郎君 通産大臣にお尋ねします。  通産省は内部調査をなさって処分も既に行っておられる。強制捜査権を持ったわけではないわけですから内部調査であり、その中で精いっぱいの調査はされたと思う。ただ、こういう記事が出てくると、これは調査した結果と誤差がやっぱり出てくる。  こ...全文を見る
○木庭健太郎君 出てからまたというようなことがないように私も祈っていますし、もし万が一そういう問題が起きたときのこともやっぱり頭には入れておかなくちゃいけない問題だろうと私は思います。  そこで、大蔵大臣に伺っておきたいんですけれども、これに絡んで、この事件の際に大蔵省の官僚の...全文を見る
○木庭健太郎君 質問を先取りされまして、私はパーティーのことを言ってなかったんですよ。それで答えが出てしまっている。  要するに、私が言いたいのは、大事なことは、問題が出たときに、その処分のあり方の問題にもかかわるんですよ。厚生大臣はさんざん去年処分のあり方で責められたわけです...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間がありません。最後に厚生省に伺っておきます。  一応、事件もほぼ山を越えられ、厚生大臣として、一連の事件に対する改善措置についてもきょうの時点で発表されるなら、今まずいならそれはしようがないですけれども、そういう事態を迎えているところだと思いますし、ある...全文を見る
○木庭健太郎君 以上で終わります。
03月06日第140回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○木庭健太郎君 平成会の木庭健太郎でございます。よろしくお願いいたします。  まず、昨日、衆議院で予算が通過いたしたわけでございますけれども、その際、社民党、さきがけが本予算賛成に当たって自民党と合意した賛成条件があるというふうに聞きました。一体これは何なのか、自民党総裁にお伺...全文を見る
○木庭健太郎君 政府としてどうその合意をお受けとめになられたかということについては、総理として御答弁できると思います。
○木庭健太郎君 そうすると、受けとめるということは、予算の執行段階においてこの合意というのは拘束力を持つ話になるのかどうか、そこも明確にしていただきたい。
○木庭健太郎君 この合意の中に、合意に添えて確認メモがあったという報道がありました。どんな内容か、もし御存じなら、申し出を受けた官房長官でも結構ですから、教えていただきたい。
○木庭健太郎君 これは総理も当然、合意をお読みになってそれを受けとめるということですから。ただ、これを読む限り、特に私はこの確認メモというものを見たときにびっくりいたしました。何をびっくりしたか。与党三党は「具体的な節減目標を会期末までに決定することとし、政府にこれを確認するよう...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、この具体的な削減目標みたいなものを政府としては会期末につくるようなことは一切考えていないということでよろしいんですね、そこは。確認させてください。
○木庭健太郎君 政府は毎年、効率的な予算の執行をするためにそれぞれ一生懸命削減もしている。毎年、ここ三年間ぐらい大体どれぐらい削減できているんですか、大蔵省。
○木庭健太郎君 三年間でどうなっているんですか。
○木庭健太郎君 総理、要するに今のようなことを政府としては今回も努力してやるんだと、こういうような受けとめ方でいいんでしょうかね、これは。
○木庭健太郎君 私が申し上げたいのは、与党の幹部の中でこの合意をめぐって、二兆円できるんだと、こんなことを平気でテレビの中でおっしゃる方がいらっしゃる。幾ら努力してもようやく一千億ですよ、今まで。何でそんなことが平気で言えるのか。それは確認メモがあるからだとおっしゃる、これは国民...全文を見る
○木庭健太郎君 私の聞き方が悪かったかもしれませんけれども、総理に確認したいことがあります。  それは、先ほど永野委員の質問のときに、削減をするときに、今年度予算についても、例えば公共事業のコスト削減という問題は踏み込んでいって今から、本年度予算ですよ、これもやるんだというよう...全文を見る
○木庭健太郎君 それは、だから本予算には反映される形じゃなくて、あくまで九年度予算、次年度予算ということですね。済みません、確認をしておきます。
○木庭健太郎君 今聞いていると、この合意というのは当たり前、今まで政府がやってきたことをそのままやったようなことにしか私には聞こえませんし、ただそれにしてはえらく、引き上げた分を例えば今後どんなことに役立てるか、国民負担増に対応するような措置とか、いろんなことがいっぱい挙げられて...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、こういう合意のやり方じゃなく、もし本当にお感じになるならば、きちんと修正を出すべきだし、違うなら違うで、それは精いっぱいこれがぎりぎりの予算だと言い続けられるのが当然政府の立場だと思うし、その辺は本当に理解に苦しむし、逆に言うと、そういうものがひとり歩きして...全文を見る
○木庭健太郎君 私が政府の説明でよくわからないこと、そして国民が一番今望んでいることは何かといえば、消費税の引き上げということが現実化して、公共料金にしても何にしても幾ら上がりますよということで、極めて国民の皆さん、経営者の皆さんも、どうなるんだ景気はと、こう感じていらっしゃるの...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、減税か消費税の問題かどちらか取り扱えば、それこそ緩やかな回復のそのままの軌道に乗るんじゃないですか。なぜわざわざお下げになるんですか、景気という面から考えれば。
○木庭健太郎君 私は全く逆だと思っております。これで景気が失速してしまえば、逆に税収が落ち込む。そうすれば経済成長できない。どちらが正しいかという問題ですけれども、それは今、経企庁長官がおっしゃいましたけれども、それとはまた違う。要するに、景気のことも今考えなくちゃいけない日本の...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、自分が少なくとも地元回りをする限り、景気がそうやって緩やかに回復しているという実感は、麻生長官と同じ地元でございますけれども、同じ地元で考え方が違います。私はまだそこまで回復しているというような状況を私の選挙区を回る限りは感じません。そのことを申し上げておき...全文を見る
○木庭健太郎君 逆にサマーズさんから、ことしの日本の予算について、ある意味では景気対策という意味で消費税の値上げがある、しかも減税もやめる、そうなると国民に七兆円も負担をかけてしまう、それで本当に国内需要で一番大事な消費というのが大丈夫だろうかと、そういう御心配をサマーズさんから...全文を見る
○木庭健太郎君 それならなぜサマーズ副長官は記者会見の中で、日本経済は不透明な面があり、一層の措置が必要になるかもしれないというようなことをおっしゃったんですか。
○木庭健太郎君 私は、今回の予算というのは、一番これから景気に影響を与えるいわば消費というところに結果的に大きな負担をかけてしまったことになっています。  その上で、大蔵大臣は内需主導の経済拡大はできるとおっしゃる。一体どうやっておやりになるのか、姿形が私にはなかなか見えてこな...全文を見る
○木庭健太郎君 大蔵大臣、改革をやられて将来へ向けて内需拡大の方向へ行く、これはよくわかりますよ、それができれば。ただ、私が言いたいのはことしの話です、ことし。どうすれば内需拡大の景気拡大ができるんだと聞いているんです。  じゃ、即座に全部の改革が今できるんですか。これは年月を...全文を見る
○木庭健太郎君 いろいろ御説明もいただきました。もっとやってもいいんですけれども、また次のこともやりたいのでおさめたいと思うんです。  私が一つ申し上げたいのは、先日、三月二日の朝日新聞でしたか、企業百社の方がアンケートに答えておられましたけれども、いずれにしても景気が失速する...全文を見る
○木庭健太郎君 私が総理とやや違うところは何かと申し上げますと、これからの話になりますけれども、公共工事のコスト削減の問題、今から政府がお取り組みになるわけですね。ある意味では、本予算の中でそういうぎりぎりの努力をしていれば、じゃ、果たして本当に二兆円の減税をするために二兆円の赤...全文を見る
○木庭健太郎君 そんなこと聞いていないよ。いつもと違って四-六落ち込んで後半上がるというような通常と違うような形なら、それを示すものを出せばいいじゃないですか。それを出してくださいと言っているんですよ。
○木庭健太郎君 四-六下がると言っているんでしょう。四-六下がるけれども、その後は上がるとあなたがおっしゃるから、四半期じゃなくても結構です、半期でも出してみてくださいよ。わからないじゃないですか、これ。何言っているんだ。
○木庭健太郎君 経企庁長官、資料を出していただけますか。
○木庭健太郎君 計算しなければ四-六落ち込んで次上がるということは私は見えないんだろうと思います。資料をぜひ、四半期とか細かいことを申しませんから、半期で結構でございますから、年度前半の厳しさ、後半が持ち上げるというその数字を政府が自信を持っておっしゃる。僕たちはなかなか厳しいと...全文を見る
○木庭健太郎君 私は別に、政府が四-六落ち込んで後は上がるとおっしゃらずに、大体年間こう推移するんだというなら、特に申しませんよ。わざわざ区切っておっしゃるから、そのことを申し上げたわけでございます。  もう一つ、この景気の問題で今度は労働省及び通産省にお聞きしておきたいのは、...全文を見る
○木庭健太郎君 労働大臣、もう一つお聞きしておきます。  これは今度はいわゆる中小企業に働く労働者の側から私はお聞きしたんですけれども、何か労働省が通達を出しまして、その通達が出てしまうと、要するに四十四時間働いても四十時間分のような、そういうふうな賃下げにもつながりかねないよ...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひそういう面に細かい気配りもしていただきたい、このことを御要望しておきます。  財政再建の問題で、午前中も総理が一言おっしゃっておりましたけれども、ある日、総理が、増税なき財政再建ということをおっしゃったというふうな、これは新聞の見出しです。それを見てびっくり...全文を見る
○木庭健太郎君 総理は、今後、財政健全化目標へ向かっていくときに、いわば拡大均衡というよりは、それの論理よりも違う方をとりたいということだろうと思うんですけれども、今回、全体を増税なき財政再建とおっしゃったのではないと。ただ、現状、現時点、例えばことしは何をお願いするかというと、...全文を見る
○木庭健太郎君 その意味で大蔵大臣も衆議院でおっしゃっているんでしょうけれども、平成十年度予算ですか、この目標額として四兆円の歳出カットをおっしゃっていると聞いておりますが、四兆円というのは大枠でどんなことを目指してカットなさろうとなさっているのか、具体的なことをお話いただきたい...全文を見る
○木庭健太郎君 官房長官、どうも御高説をいただきまして。  大蔵大臣、ぜひ今の官房長官の言葉をもう少し具体的に、大蔵大臣が担当でございますので、この四兆円というものをどうやって出していこうとされているのか。もう近々ですから、ある程度大蔵大臣としての考えがあると思いますので、その...全文を見る
○木庭健太郎君 大変ですね、これ本当に。ですから、逆に言うと、歳出削減の中でどこの部分に切り込んでいくのかということが今からそれこそ論議になる部分だろうと思うんです。  その中で、先ほど総理は聖域を設けずということをおっしゃいました。大蔵大臣もそういうことですか。何か、例えば報...全文を見る
○木庭健太郎君 財政改革の問題もそうですが、財政再建の問題もそうです。特殊法人の問題も、いろんなことを今改革を一遍に進めようとやっていらっしゃる。ただ、国民に見えないのは何か。それをやることによって一体政府はどれだけ、ある意味では何兆円のお金を生み出して、そしてそれを財政再建のた...全文を見る
○木庭健太郎君 郵政三事業の話もちょっと聞こうと思ったんですけれども、私が持っておる時間が少しなくなってまいりましたので、泉井疑惑について何点か御確認をしておきたいと思います。  泉井疑惑の中で、元エネルギー庁幹部の電力会社への働きかけがあったということで調査を通産省がなさって...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、通産大臣に私が一つ申し上げたいことは、ちょうどこのC重油を売った当時ですけれども、通産省というかエネルギー庁はどちらかといえば省エネを推進しているときなんですよね、時代からいうと。決して石油をさらに拡大して、求めてもらいたいというような私は時期ではなかったよ...全文を見る
○木庭健太郎君 通産大臣、きょう、何か午前中新聞を見られていたから聞こうと、質問通告はしていませんでしたけれども、けさ新聞を見ましたら、官僚接待の問題、泉井ということで、二百十回ですか、一億七千万、七省庁八十人、「人脈屋の手管 官僚コロリ」とか、「通産部長室で商談」とか、この前大...全文を見る
○木庭健太郎君 補助金を受けた公益法人からの政治献金について一つお伺いしたい。  政治資金規正法二十二条の三について、どういう法律か、法の趣旨について教えていただきた  い。
○木庭健太郎君 これはなぜ一年というふうに区切ってあるんですか。法の趣旨と考えるとよくわからないんですけれども、教えてください。
○木庭健太郎君 この規定に違反して処罰、処理された事例があれば、法務省、教えてください。
○木庭健太郎君 総理の政治団体がこの規定に反するおそれがあるということで政治献金を返却されたというようなことをお伺いしておりますが、御説明をいただきたいと思います。
○木庭健太郎君 総理、今はっきりおっしゃったわけでして、またもう一人何か自民党の議員で同じような返却したケースがあったとお聞きしております。  違反の疑いがあるということで返却されているわけですけれども、こういうのは、処罰された例もある、いろんなケースもあるわけですから、やはり...全文を見る
○木庭健太郎君 やはりそういう疑義が持たれたり、そういうケースの場合はきちんと捜査をして、ただ返却すればそれが起訴猶予になるのかはわかりません。いろんな形で、ただそういうものがあった場合はきちんとその過程を踏まえて捜査するならする、そういうことをやることが必要だと私は思っておりま...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、寄附者側はかかるわけですよね。
○木庭健太郎君 その辺はきちんとやればわかる話ですから、私は補助金にかかわる公益法人の問題、政治献金でもいろんな問題があると思います。今後論議をさせていただきたいと思います。  以上、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月07日第140回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○木庭健太郎君 予算委員会派遣第一班の調査につきまして御報告いたします。  第一班は、委員長を団長とする八名で編成され、二月五日から同月七日までの三日間、福岡、山口の両県を訪れ、北部九州、中国地方の産業経済の動向及び福岡、山口県の財政経済状況等について概況説明を聴取するとともに...全文を見る
03月24日第140回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○木庭健太郎君 私は平成会の木庭健太郎といいます。  証人御存じのとおり、お父さんの友部達夫参議院議員、当初は私どもの会派におりました。私もお父さんと一緒の選挙で、比例区ではございませんけれども、選挙区で通った一人で、同じ選挙を戦い抜いて勝った一人です。ですから、ある意味では何...全文を見る
○木庭健太郎君 一部報道では、証人がこの齋藤について、かつて何かお金を借りたことがあって、そのいわゆる初村さんの事務所で会う前から知っていたというような報道がなされたのを私は見た記憶がございますけれども、そのことは間違いですか。
○木庭健太郎君 そうすると、齋藤という男を初村事務所で初めて見て、そしてあなたは第一印象、非常に危惧する印象を持ったと。そこでそういうような発言もされたと。  ところが、この方に、先ほど証人おっしゃったように、お金を、金銭を渡すというような事態が起こってくるわけですね。このお金...全文を見る
○木庭健太郎君 そして今、公益法人化ということを証言されました。これは多分また財団をつくる話と絡む話なんだろうと、そう認識します。  齋藤さんとのやりとりの中には何回もケースがあったんで一々は覚えていないとおっしゃっておりますけれども、ひとつもし御証言いただくなら聞いておきたい...全文を見る
○木庭健太郎君 あとは先ほど同僚議員が聞いたお金の受け渡しの問題になっていくんですけれども、そこで一点、一体お父さんが立候補したこの参議院選挙で齋藤という男はどんな役割を演じていたのかというのが私どもよくわかりません。証人が知る限り、齋藤というのが、先ほど何か名前も少しおっしゃっ...全文を見る
○木庭健太郎君 それで、これは証言拒否に先ほどなるんでしょうけれども、確認をしておきたいのは、あなた御自身が初村議員へ、いつもあなたの場合は、例えばそれが齋藤さん直接であってみたり、大久保さんを経由なのかもしれません。ところが、初村さんに直接お金を渡したことが、選挙前、参議院選挙...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ齋藤さんのことで聞いておきます。  これは、今言われたように、あなたは金銭のデリバリーをしたと。ところがこれが、政治のことを知り始めたのが平成七年七月、父の当選後だと。  そこで、これは益川さんから私どもも直接お聞きしたんですけれども、百男さんあなたと...全文を見る
○木庭健太郎君 もしお話しできるなら、その悪行ということは、今言ったような、例えば本当はお金をきちんと渡しているんだけれども、きちんとそれをしないというようなことでしょうか。
○木庭健太郎君 先ほどあなたは十三名の政治家の名前をお挙げになりました。一生懸命数えました。十三人おりました。  ところで、毎日新聞の取材に対して、あなたは計六回の取材に応じて二十時間インタビューに答えたというふうに新聞記事はなっております。それが事実かどうかという確認とともに...全文を見る
○木庭健太郎君 わかりました。  もう一点、これ政治家の名前がきちんと出ましたので、特に御確認をしておきたいところです、どういうことか。  先ほどあなたは、齋藤衛いわく、齋藤衛が言うには、いろんな政党なんか、選挙には政党はない、自民も新進もない、こう言って、自分が知っている、...全文を見る
○木庭健太郎君 これは御答弁いただけないんでしょうけれども、一応聞いておかなくちゃいけないと思うので聞きます。  ここに挙げた十三人、あなたが直接、あなた御自身がこの政治家の十三人、直接会って、直接お金を手渡した、理由は何であれ。それが何名いらっしゃるのでしょうか。もしいらっし...全文を見る
○木庭健太郎君 その十三名の人だけ言って、四名の人だけ言わないというのも失礼な話じゃないでしょうか。  もしそういうことをお聞きしているなら、私どもに何かいろいろ関係あったとしても、それは私は、御存じなら正直に言っておいていただいた方がかえっていいと思います。
○木庭健太郎君 三名だね、そしたらね。
○木庭健太郎君 ああ、ピンと両方。わかりました。
○木庭健太郎君 一さんですね。  そこは本当は私は一番、ああ、ちょっとその前にもう一問聞いておきます。  新聞でこの問題が一番最初にいろいろ言われた発端は、証言を拒否なさっておりますけれども、現段階では。細川さんといわゆる初村さんとあなたと大久保さんの四名が選挙後に会われた話...全文を見る
○木庭健太郎君 そこは私どもは私どもで初村さんの証言を信用せざるを得ないところもありますし、ぜひそこはまたいずれかの機会にはっきりなればと、こう思います。  そしてもう一つ。先ほどおっしゃったのは、あなたは金、お金をというかデリバリー、運び役というか、そんなことしか知らずに、当...全文を見る
○木庭健太郎君 順番が変わっていたという話ですね。話をまた戻してしまいます。  そうなると、ただ私は、この問題で一つ大事なことは、一体お金を受け取ったのが、今、皆さん国民が思っていらっしゃるのは、そのことが後でどうなるかはまた別問題です。これは政界工作とはまた違う話ですからね。...全文を見る
○木庭健太郎君 わかりました。  私に与えられた時間はあと二分ですので、私自身も、この間の新聞、いろんなものを一生懸命読ませていただきました。本人からお聞きできないものですから。あと私ども、新進党がいろいろな方にお聞きしたのもいろんなのを読ませていただきました。その結果、私はあ...全文を見る
○木庭健太郎君 時間ですので終わります。ありがとうございました。
03月27日第140回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○木庭健太郎君 斎藤先生の格調の高いお話の後に、私は個別の問題でお話をしようと思いまして、きょうは三井三池鉱閉山問題に関する問題でお尋ねをするつもりでございます。経企庁長官には質問の用意を余りしておりませんので、もしお休みになりたければどうぞ少しお休みいただいても結構でございます...全文を見る
○木庭健太郎君 各省庁にも来ていただきましたので、今からいろんな問題をそれぞれお聞きしていこうと思うんですけれども、やはり一番の問題は千二百人を超えるという、これは今までも閉山問題いろいろありました、でも規模からいうとずば抜けてというか、地元に対する影響も大きいんですけれども、千...全文を見る
○木庭健太郎君 労働省にまとめて幾つか今言われたことを少し詳しく聞いておきますけれども、一つは職業訓練の問題を特別枠を設けてというお話でございました。それでおさまればそれでいいんですけれども、もう一つは、これは現地の三井石炭鉱業の方は今の敷地内、それから機材もありますから、それを...全文を見る
○木庭健太郎君 労働省にもう一つだけ。  手帳の問題を今おっしゃいました。ただ、私たちが現地を見ていて、今までの閉山とちょっと違うなと感じたのは何かといいますと、長い間続いた炭鉱でもございます。そして、ある意味では非常に整備された形でやってきた会社でもあります。その結果、どんな...全文を見る
○木庭健太郎君 これだけはぜひ本当に地元でトラブルが起きないような形におさめていただきたいし、多分これは幾つかやっているといろいろな問題が出てくるんじゃないかなと一番心配している一点なんですよ。そこは本当に腹を決めていただいて、規則は規則、でもやれる分について本当に今言われた部分...全文を見る
○木庭健太郎君 本当は授業料の免除の問題もやりたいけれども、これはなかなか難しいそうですけれども、そこはそこでちょっとどういう形があり得るのかどうか、私もこれはなかなか難しいところがあると思うんですね。今後、まだ四月の中旬までにいろいろな対策を各会議でやるようになっているし、現場...全文を見る
○木庭健太郎君 運輸省はこれだけでございます。ただ、ちょっと元気ないな。もうちょっとしっかり取り組むなら取り組むという態度でやってもらわないと、こういう問題はやる気あるのかなと。何となく来て嫌々ながら答弁しているような感じになったらまずいから、それはきちんと、本当に大事な問題です...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、建設省に、住環境の問題でございます。  住宅問題はいろいろありまして、通産も少し働きかけてくれたのかと思いましたけれども、会社の方と組合の方で一年という問題が、決着するには一年半ということになりまして、これは本当にある意味ではよかったなと、こう思ってお...全文を見る
○木庭健太郎君 建設省ありがとうございました。  中小企業対策につきましては、これも何か午前申告村委員が懇切丁寧に聞いてくださったようでございまして少しダブりになるんだろうと思うので、何点かだけ聞いておきます。   一つは、今法案を通し、これから本会議にかかって通るんですけれ...全文を見る
○木庭健太郎君 さまざまお聞きしました。これで三井三池がなくなりますと、国内に残されたのは、北海道の一つ、あと長崎の池島、二つだけですね。  そういう意味では、私も、石炭の関係というのは、お隣にお座りの麻生経済企画庁長官とともに子供の時代から関係しながらずっと石炭というのを見て...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題の最後に、通産大臣には、もともと御出身は山口でございますし、石炭についてはよく御存じだと私は思っております。もうすぐ予算委員会も参議院は終わりますから、機会があればぜひ現地にも足を通産大臣に踏み入れていただきたいなと。まさに一つのエネルギー政策というものが...全文を見る
○木庭健太郎君 担当外の大臣に担当外の話をさせて非常に恐縮でございましたけれども、ぜひ本当に閣僚会議あたりのときはそういう経験をされたことを生かしていただきたいなと長官には御要請をしておきます。  通産大臣、じゃいろんな対策ができ上がったときにはこうやってやれたよと持っていって...全文を見る
○木庭健太郎君 答弁をもらっているともう時間が過ぎそうですが、先ほど大臣が斎藤委員に対して、この問題で一番大事なのはやはりどうきちんと情報公開して、ある意味ではまた住民の理解を得るという努力をすることだということをおっしゃっておりました。それが私もこの問題では今の時点で本当に大事...全文を見る
03月28日第140回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○木庭健太郎君 まず最初は、片山委員も取り上げましたけれども、沖縄の問題を少しお聞きしたいと思います。  橋本総理は、先日、ゴア副大統領と会見をなさった。その中身、これは新聞報道でしか私たちは知り得ないわけですが、それを見る限りは特措法の改正をいわば明言した形になっている。さら...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、今おっしゃったとおり、中長期的な問題で、米兵力の削減問題というのは軍事情勢の変化その他があれば協議していくということを明確に話をされていると、そこはそのとおりだと私は思います。  ただ、私は沖縄の問題を含めていろんなことを考えたときに、協議していくというこ...全文を見る
○木庭健太郎君 本当にいざ移すとなれば、総理が今おっしゃったように、さまざま問題が出てくることも事実でございます。ただ、総理として、そのことに関しては努力を続けていくことを常に表明されておくことが、そしてぎりぎりの努力をされることが私は沖縄の心にこたえていくと。いろんなお願いをせ...全文を見る
○木庭健太郎君 アメリカの話をしたわけですけれども、私どもは景気の問題を今考えると、緩やかな回復という問題を前回も論議をさせていただきましたけれども、今我が国の景気の状況そのものは、もちろん消費税の引き上げ前の駆け込みということでいろんなことが起き、この一月から三月というのは確か...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、経企庁長官にもう一回。  いつも四-六は厳しい、七月以降はいいと、この話を繰り返しどこの委員会でも聞かされましたし、この予算委員会でも聞かされました。これは何かことしの七月以降もう景気は間違いなく回復するんだと、もう何回も聞きましたけれども、もう一回、これ...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、この前、経企庁にお願いしたとき、四半期というのが厳しければ、それは半期というような出し方もあるんじゃなかろうかと。なぜこんなことを申し上げているかというと、国民は、この消費税が上がるという問題、今回大きな変化があるようなときは極めて景気というものに関心も抱い...全文を見る
○木庭健太郎君 重ねて申し上げますけれども、要するに景気がそういうふうに四-六月期の厳しさ、それから上がっていくというような状況があるようなときは、私はそれなりに研究されて、こうこう申し上げています、こう落ち込むんです、でもこう上がりますということをおっしゃり続けることを今後続け...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども論議になりましたけれども、政府が財政構造改革、これに対して五原則を発表になられた。前年度マイナス、前倒しの問題、そのこと自体は、すべて実現できればそれなりのものになるだろうと私も思います。  ただ、その五原則を見せていただいて、その前後を読ませていただい...全文を見る
○木庭健太郎君 それを受けて具体的にいろんな問題を進めて、前年度マイナスということでやられるわけですけれども、例えば先ほど、公共工事のコスト削減の問題、建設大臣と片山理事のやりとりを聞いておりましたら、建設大臣の言葉を聞いていると、コスト削減というのは何かマスコミがいろいろ公共工...全文を見る
○木庭健太郎君 来年度予算を組む場合に、この問題、亀井大臣、一つの大きなテーマになってくると思うし、全力を挙げてやられるのはそのとおりだと思います。ただ、これちょっとまとめる時期を早くしないと、そう悠長に構えていられないということも事実だと思うんですよ。この問題、早目に取り組まな...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう一つ一つのことが具体的になることが橋本内閣がまさにそういう問題に取り組んでいるという実証にならざるを得ないわけです。いろんな目標が出ましたから、まず第一弾がその話になるんじゃないかと、そう思っておりますので、どんな案が出てくるか、まあ一割以上の案が、多分大...全文を見る
○木庭健太郎君 地方からすれば、どこの予算でも構わないからとにかくとりたいということがあるわけですよ。いろんな意味でこれから連携をとって、今もやっていると言うんですけれども、なかなかこれ官僚の皆さんだけでも済む話じゃないし、大臣方、ぜひその辺……。  公共事業、地方公共団体の箱...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど、片山委員の質問に対して大蔵大臣が、削減目標の、努力目標ですか、本年度予算についてもこれをつくっていくというようなことをおっしゃいました。しかも、これ毎年やっていることだといったしか答弁だったと思うんですけれども、予算が成立後、直ちにいつもこういう努力目標、...全文を見る
○木庭健太郎君 予算成立して直ちにじゃないでしょう。それから、始まってかなり期間を置いてからの話なんでしょう、それをちょっと。
○木庭健太郎君 ですから、要請するんですよ。私はそれほど詳しくない。要請しておいて、例えば補正とかいろんな問題が次に起き得るわけですよ。そのときに、ある意味ではその補正の前あたりに、大体各省こんなことでやりなさいというパーセンテージも出てきて、目標ができて額が出てくるという話じゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、大臣、そういうことですね。要請をする、そしてこれは七月なり八月なりにある程度そういうものが出てくると。  これは衆議院段階の合意の問題のときに随分もめましたから、そこはきちんと確認しておきたいんですよ。それが普通で、要するに特別なものを今予算でやるわけ...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、私は総理に重ねて申し上げるのは、マイナスという決意をされた限りできれば本年度予算の中で、それが来年度の話だというんじゃなくて、本年度予算の中でどうそれが反映されるかという部分は、少し姿形が見えないと、七月、八月になれば概算要求の問題が出るからそこでもうわかれ...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、今回は努力した予算だし、元年の予算だという御認識でしょうけれども、我々とそこは見解が異なるということだろうと思います。私は、そこまで出されるなら本年度予算まで切り込まれた方が国民には理解をされやすいんじゃないかということを思いますし、私どもはどちらかといえば...全文を見る
○木庭健太郎君 ぜひ調べたものがあれば提出をしていただきたい。  今十二名いるとおっしゃいました。閣議決定でこういうものは原則的に避けるという問題に取り組んでこられてこうなったという話ですけれども、まだこれだけいらっしゃるという現実がある。これについてどう取り組むつもりでいらっ...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっとそれだけじゃ。本当は何年ぐらいでなくそうという決意でいるのかみたいのをはっきりしてもらわなくちゃいけないし、さらに特殊法人では役員給与の問題も随分ここでも議論になりました。  ちなみに、大蔵省が把握している特殊法人のうち、例えば役員給与の問題でお聞きした...全文を見る
○木庭健太郎君 それぞれ特殊法人を掌握しているかと一々聞いていると大変な時間がかかるんですけれども、いずれにしてもどういう批判が出ているかといえば、要するに事務次官なり局長なりが最後の仕事じゃないんだと、次に行った先で給与がどんどん上がっていくんだと。新聞の見出しなら二階級特進す...全文を見る
○木庭健太郎君 それから、特殊法人の問題でもう一つ問題になったのは子会社の問題でございます。これもぜひ数字を掌握している範囲で。特殊法人というのは、結局自分のところは赤字で国からお金をもらい、子会社はプラスになっている。この子会社が物すごい数になっているという話がいつも議論になり...全文を見る
○木庭健太郎君 公団、事業団関係のうち、子会社にも天下り役員というのはいらっしゃるんでしょうか。今言われた二十四社のうち、天下り役員がいらっしゃるのは何社でございましょうか。
○木庭健太郎君 そういう実態も本当は明らかにしてもらいたいし、私どもがちょっと調べますと、こういう子会社のうち、ほとんど九〇%を超えるものに天下りの方がいらっしゃいます。  それともう一つ、子会社の場合、私どもがぜひ皆さんに認識していただいて変えなくちゃいけないなと思っているの...全文を見る
○木庭健太郎君 特殊法人の問題であと二問聞きたいんです。  一つは、総理は、村山内閣時代にやった特殊法人の統合は大平内閣以上の統合整理ができたんだと、こうおつしゃいました。確かに数でいえばそうでございます。  ただ、きょうこの表を少し、この前我が党の横尾議員が質問させていただ...全文を見る
○木庭健太郎君 それぞれ理由をおっしゃいました。でも、要するに私は、総理がやる、総理のリーダーシップで大事なことは、統合したなら統合した成果というのはなるべく国民にわかりやすく、それはいろんな事情はあるでしょう、でも、事情があってもその統合に踏み込んでいくわけです。もちろん、民営...全文を見る
○木庭健太郎君 きょう、予算委員会は最後でございますので、総理に何回もこの問題で御質問をして大変恐縮でございますけれども、公益法人による政治献金問題、何回かここで同僚委員がやらせていただきました。総理は何回も何回もチェックをなさっているようで、御答弁なさるたびに、いただいていた、...全文を見る
○木庭健太郎君 おわびをおっしゃっているところに追い打ちするような話になるんですけれども、なぜこれこういう形で、普通何かこういう問題が起きると一件なりそんなもので済むんですけれども、なぜこんなふうに多数になった、原因というのはどんなところにあるんですかね。数としては、額としてはこ...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題について白川国家公安委員長は、これも私どもは何回か質問しましたけれども、総理の側、いわゆるもらった側というのは知らなかった、知らなかったから、知らないでもらえばこれは犯罪の構成要件に該当しないのだから、いわば新聞等で報じられたからといって直ちに捜査するたぐ...全文を見る
○木庭健太郎君 その意味では、これからどう国家公安委員会として対応なさるのかは別として、今おっしゃった問題で言えば、贈った側というのは、これまでも両方が合致して罪に問われたケースが実際にございます。判例として残っております。  その意味では、今回の問題もそこはきちんと、やはり贈...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、ぜひきちんとした捜査をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○木庭健太郎君 ぜひその点は私はやった方がいい話だろうと思っております。それはまた、今後どういう経過になるかは見守りたいと思います。  そこで、残りの時間で、泉井関連の問題で先日大蔵省の省内調査の問題を我が党の荒木議員が質問いたしました。省内調査があるならばその結果を公表してく...全文を見る
○木庭健太郎君 通産省の調査と比較するわけではないんですけれども、なぜ約何名、約何名と。通産省のを見させていただきましたけれどもそういう数字には全然なっていません。具体的な数字が挙がっております。これはなぜ約、約とおっしゃらなくちゃいけないのか、私ども調査という意味でいけばよくわ...全文を見る
○木庭健太郎君 涌井官房長の問題はまたちょっと別だと思うので、それは別といたしまして、この調査というのは、結局節度を超えて職務に関してこの泉井被告人とつき合った人はいないということだろうと思いますけれども、会食の回数とかそんなことを考えると、多い方も今おっしゃると六名いらっしゃる...全文を見る
○木庭健太郎君 もうちょっとこれ論議したいんです。最後、もう一分ですので、大蔵大臣そのものの問題で、泉井被告からの大蔵大臣の派閥への献金の返還の問題でございます。  大蔵大臣の所属する派閥へ六百五十万円の献金があったという話がございました。それで、私がこの件をお聞きするのは、ど...全文を見る
○木庭健太郎君 まだいろいろ言いたいことはありますが、時間ですので終わります。
05月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第1号
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○木庭健太郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
05月30日第140回国会 参議院 本会議 第30号
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○木庭健太郎君 私は、参議院平成会を代表して、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、総理大臣並びに関係大臣に質問をいたします。  今日、国際化、高齢化、情報化など、我が国を取り巻く社会経済状況は激変しており、かつ...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 商工委員会 第16号
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○木庭健太郎君 参考人の皆様方、ありがとうございます。私は、平成会の木庭健太郎と申します。早速質疑をさせていただきたいと思います。  まず、内田参考人にお聞きをしたいと思います。  先ほども企業の不祥事の問題が提起されておりました。私も、日本の企業の体質自体が変化しているのか...全文を見る
○木庭健太郎君 本当に情報公開の問題に今お取り組みですけれども、より積極的に経団連としてこういうやり方をということを開示していくことが、逆に言えば、財閥の復活はあり得ないといういろんな話はありますけれども、そういう問題への解決につながっていきます。今の不祥事に対する一つの経済界と...全文を見る
○木庭健太郎君 余り言いにくい側面もあったと思うんですけれども、やはり公取委がどういう立場で物を今後考えていくか、まだこれ見直し規定もございますし、今後の問題として残っているわけでございます。そのときに、参考人もかかわり深いわけですから、その点公取委にこう望むよというお話が一言で...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、順序で次に千葉参考人に。  先ほどお話しされた中で、現在でも企業持ち株会社の中でそういう労使の争議が頻発している状況もあるんだというお話を千葉参考人されました。もしよろしければ、頻発というだけではわかりにくいものですから、大体どんな現状になっているのか...全文を見る
○木庭健太郎君 伊藤参考人に、具体的に中小企業がこれをどんなふうに利用できるのか、その実例あたりを本当はちょっとお話ししていただきたかったんですけれども、私の持ち時間四十一分まででございます。もし何か伊藤参考人が一分間で一言しゃべりたいことがあればしゃべっていただいて終わりにした...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
06月13日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会公聴会 第1号
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○木庭健太郎君 きょうは公述人の皆様、貴重な意見を本当にありがとうございます。限られた時間ですので、ポイントを絞って何点かお尋ねをしたいと思います。  私どもは、私どもというか、私は少なくともこの参議院の中で猪熊案が出て、修正案が出たというのは、何とか国会議員として、移植のため...全文を見る
○木庭健太郎君 この委員会でも、また衆議院でもいつもポイントになってまいりましたのは、脳死というのが人の死かということの国民的合意ができているかどうかということをずっと論議もしてまいりました。公述人の中にはその辺についての見解をきょうもお述べになっていただいた方もございます。コ ...全文を見る
○木庭健太郎君 藤堂公述人は日本に帰られてきて、脳死という問題、日本においては国民的合意になっておるのかなと、どうお感じになっているか、これも藤堂公述人からお伺いしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 渡辺環公述人にお伺いしたいと思います。  本当に健康になられておめでとうございます。  これからどういう形で参議院がこの法案を判断していくか、まだまだこれから残っておるわけでございますけれども、これから日本でこういう臓器移植という問題が現実化した場合に、ある意...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
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○木庭健太郎君 第一班につきまして御報告いたします。  派遣委員は、竹山委員長、河本委員、小山委員、谷川委員、大森委員、大渕委員、中尾委員、橋本委員及び私、木庭の九名で、去る十二日、大阪市において地方公聴会を開催し、六人の公述人から意見を聴取した後、委員から質疑が行われました。...全文を見る
○木庭健太郎君 私どもは、その御質問でいきますと、脳死が人の死であるという社会的合意の問題の御指摘をされておりますので、その問題につきましてはいまだ十分な社会的な合意というものが形成されているとはなかなか言いにくい。この現状を踏まえまして、この修正案では、臓器移植の場合であって、...全文を見る
○木庭健太郎君 質問の趣旨がちょっととりにくいんですが、お答えするとするならば、私どもがこの社会的合意ということでいうならば、委員おっしゃるように、社会的に十分な合意をということにはなかなか至っていない。提案理由でも申し上げましたけれども、脳死に関してこの委員会も含めて国民の間に...全文を見る
○木庭健太郎君 御指摘のとおりでございまして、私どもこの修正案では「脳死した者の身体」という表現をしておりますけれども、これは臓器移植の場合であって、かつ脳死判定につきこれに従う旨の意思表示があるときに脳死した者の身体が死体に含まれると、これを法律上規定したと、こういうことになり...全文を見る
○木庭健太郎君 死体、生体という言い方がどうなのかということになりますと、私どもの修正案ではそのことについては規定をしておりません。
○木庭健太郎君 御指摘の点で言うと、私どもは先ほどから申し上げているとおり、二項、三項、条件をつけています。こういうものに限って脳死した者の身体の場合法律上の死体であるというとらえ方をしております。そして、それ以外のという御指摘になるんですけれども、これにつきましては、ある意味で...全文を見る
○木庭健太郎君 あえておっしゃるならば、従来どおりですから、それ以外のものは、この言い方をすると生体という言い方をされていますけれども、従来どおりの三徴候死ということでのものになるんだろうと思われます。
○木庭健太郎君 そのとおりイエスなんですけれども、ただ臓器移植の場合において脳死判定に従う意思を表示したときは、脳死した者の身体も死体に含まれると、このことは法律上規定しておりますので、臓器移植の意思があって、本人の意思があってという方については、脳死した者の身体も死体に含まれる...全文を見る
○木庭健太郎君 そのとおりです。
○木庭健太郎君 臓器移植の場合については、脳死判定を受け入れる意思を表示している人に限って脳死した者の身体が死体に含まれるとしたものであって、そのようなドナーの意思を尊重しようというものであります。  さらに、先ほど申し上げましたけれども、こういう条件に基づいた中での脳死を人の...全文を見る
○木庭健太郎君 脳死臨調におきましても多数意見とか少数意見がありました。その総まとめの最終的な結論としては「「人の死」についてはいろいろな考えが世の中に存在していることに十分な配慮を示しつつ、良識に裏打ちされた臓器移植が推進され、それによって一人でも多くの患者が救われることを希望...全文を見る
○木庭健太郎君 平成会の木庭健太郎と申します。  公述人の皆様、きょうは貴重な意見を本当にありがとうございます。短い時間ですので端的に幾つかお聞きをしたいと思います。  まず、田中公述人に今大森委員がお聞きしたことと同じことをちょっとお聞きしたいんです。  衆議院では金田案...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、田中公述人に聞いておきたいのは、移植における法的整備の必要性の問題です。  額田公述人から少し政治が介入し過ぎたというお話もありましたけれども、移植を望む人と提供したい人、そしてそれをやらなくちゃいけない人の中で我々が何とか橋渡しができる方法はないかと...全文を見る
○木庭健太郎君 額田公述人、二つの法律案を読んでいただいたと思います。猪熊案というのは、脳死を人の死としないということで法案そのものはつくられております。額田公述人は、臓器を移植する観点の中で一つの編み出された知恵だと私は思うんですけれども、この法案についての評価はどうでございま...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
10月15日第141回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○木庭健太郎君 平成会の木庭健太郎でございます。  さまざまな課題がありますので、時間は短いですけれども、総理及び関係大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず一点、あしたから臓器移植法が施行されることになります。これは衆参いろんな経過をたどりまして立法され、いよいよ施行...全文を見る
○木庭健太郎君 総理御自身の問題とともに、やはり施行する上で、これは厚生大臣がお答えになった方がいいかもしれませんね、体制整備をいろいろやっていただきました。それを受けて、あしたからに向かっての御決意。厚生大臣の方がいいですかね、総理でも私はよろしいと思ったんですけれども、そこは...全文を見る
○木庭健太郎君 ともかく新たなスタートでございますので、政府としても、この問題、我々も苦悩しながら決断したことも事実でございますし、そこを御理解いただきながら施行く万全を期していただきたい、このことを御要望申し上げておきます。  さて、政治倫理の問題で一点だけ総理にお伺いしたい...全文を見る
○木庭健太郎君 要するに三党合意、確かに重要な与党の中での合意でございます。ただ、それだけを見た場合に、どうしても何か社民党さん、さきがけさんに押されて総理がいや応なくその問題に加わったという印象しか国民には映っていないと思いますよ。  総理自身、例えばこの入閣問題に絡んで、こ...全文を見る
○木庭健太郎君 総理としては、例えば入閣の基準を設ける問題、それから個人、企業・団体献金の問題、いずれにしてもかなり難しい問題を抱えているということをおっしゃったということですよね。ただ、それでもその三党合意に参加したこと自体を見てくれと、こういうことでございますか。  私が言...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、総理のお言葉を聞いていると、どうしてもどなたから言われでしょうがなくという感じを国民は受けてしまいますよ、御説明だけ聞いていると。難しい問題はあるけれども、例えば基準に向かってこうする、努力する。企業・団体献金の問題は難しいです、総理がおっしゃったとおり。特...全文を見る
○木庭健太郎君 私はわかったとは申しません。ただ、総理がそこまでおっしゃるなら、あとはこれは結果ですから、どういう形のものを仕上げていくのか、その最終判断の場合に、また総理がどういう御判断をその三党首の中でされていくのか。国民が見るわけですから、そこの結果を私はこの問題では待ちた...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、総理がおっしゃる四大証券の相次ぐ不祥事というのがこの大きな原因の一つであると私も思っています。ただ、それとともにもう一つ大きいのは、景気に対する不安感、これが極めて深刻になっている。私は一番大きな要因はこれだと思っております。  さらに言うならば、これ...全文を見る
○木庭健太郎君 経企庁長官は新しくなられたばかりですが、これは予算委員会のときに随分論議したんですよ。四-六は落ち込むという話を聞きましたよ。ただ、七月から順調に回復する、こう政府は、前経企庁長官は嫌というほど繰り返された。だったら、その根拠は何なのか、七-九から伸びる根拠は何な...全文を見る
○木庭健太郎君 今、年度後半の話も少しされておりました。私は全く逆で、年度後半もかなり厳しい現状は変わっていないと思います。例えば、いい要素を挙げられましたけれども、消費の落ち込みであってみたり、住宅着工戸数は間違いなく今年度は前年度を下回るという数字も出てきている。  では、...全文を見る
○木庭健太郎君 国民は怒ると思いますよ、懐にゆとりがあるとか言われたら。私はゆとりはないと思う。消費税の問題、だから厳しいんでしょう、今上げたから。特別減税を打ち切ったから消費者の心が冷えているんでしょう。九月になったら医療費まで上げてしまった。それでどうして懐にゆとりがあると言...全文を見る
○木庭健太郎君 経企庁長官、いろんな今後の策も、景気回復策というか、これをやればどうにかなるんだということもおっしゃって、それはそれで経企庁のやることですから大事なことなんですけれども、私は、経企庁の一番大事なことは、今のこの景気というものをどう判断し、どういう状況になっているか...全文を見る
○木庭健太郎君 これは幾らやってもそういうことですから、期待するというか、そうならなかったときの責任というのは、これは経企庁というより総理の問題になるのかもしれませんけれども、私は大きいと思います。  やはり私は、ここ最近のこの株価の問題を含め、景気が失速している、失速しかかっ...全文を見る
○木庭健太郎君 我々は、デフレ予算が失速しかかっているんではないかという指摘に対してお答えにならないということは、そうでないとお考えになっているということなんだろうと思いますが、私はそういう問題をきちんと認識をしていただきたい。  さらに今、経企庁長官からもいろんな施策がありま...全文を見る
○木庭健太郎君 今お聞きしていると、法人税減税と言いながら、実質はそれは減税ではないと私は思うんです。ただ、国際基準でいえば法人税の今の水準というのは高過ぎる。これを下げるという問題は、確かに経企庁長官おっしゃるみたいに海外の企業の問題なんかを考えると極めて大事なことだけれども、...全文を見る
○木庭健太郎君 私はこの問題、これからいろんな状況が進んでいくと思います。その中で、やはり経済を完全に失速させてしまってはその後には手を打とうとしても打てない段階に至る可能性もあるということを非常に危惧しております。その意味では、財政構造改革は大事です、それでも経済も大事です。こ...全文を見る
○木庭健太郎君 要するに、今この行革会議の中間報告というのが国民にちょっとわかりにくくなっているのは、一体この行革会議というのがどんな性格を持っていて、この中間報告というのはどんな位置づけなんだと。これが、いろんなほかの意見が出るものですから、見えなくなっている国民が私は多いと思...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、総理は議長ですから、あの中間報告、どれを骨格というのか、どう評価するのか。私はいろいろあると思います。ただ、いずれにしても郵政三事業の問題については、民営化の方向を出してみたり、省庁を割るときもまだ検討課題が残っているのがあります。しかし、一応の大枠を...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、この問題で中間報告と違ったことが次々に出る。それは当然です、与党から出てくるのは。いろいろ意見があるでしょう。ただ、総理としては、少なくともこの中間報告というのを出した限りは、それへより近づけるように努力するというしかないんだろうと思います。  私は、総務...全文を見る
○木庭健太郎君 今、声が出たけれども、総務庁長官からは中間報告という言葉は一言も出ないわけです。それでは何か全く違うものをまとめようとしているふうに聞こえてしまいます。この問題はまだ今後も論議を集中審議とかでやらせていただけるようですから、やらせていただこうと思っております。 ...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号
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○木庭健太郎君 まず、大島局長に一点だけ。  せっかく中川参考人がこうやって運用状況、適用状況をお調べいただいて、アジアとアフリカに格差があるという結果になった。私も見てみて本当にびっくりしまして、こんなに差があるものかなと思いました。一応、これに対する公式見解を外務省としてき...全文を見る
11月17日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号
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○木庭健太郎君 いろいろ貴重な御意見をありがとうございます。  一つは、これからのODAの実施体制のあり方の中で、資金とノウハウというお話を両方の方ともされました。私も、幾つか見てきた経験の中で、これが極めて大事だと思います。山本参考人がベトナムの話を挙げられましたけれども、私...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございます。
11月21日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号
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○木庭健太郎君 まさにこの国際問題調査会というのは参議院だけにあるもので、ある意味では衆議院と違って長い目で外交、特にODAというものをきちんと見ていこうとこれまでさまざまな論議をしてきた。その中で、ODA大綱という政府の大綱が生まれた。これは、まさに国際問題調査会の先輩方、田先...全文を見る
○木庭健太郎君 私が山本先生とちょっと違うとするならば、国会の関与ということで随分悩みながら、このODAというものに関心を持っている議員は取り組んできた。関心を持っている議員は、それぞれ、先ほど角田先生がおっしゃるように、与えられた場で発言することで、このODA問題で政府をただし...全文を見る
○木庭健太郎君 国会の関与を明確にする。
○木庭健太郎君 そのとおりで、一つはメッセージの問題もありました、なぜ海外で基本法というのが少ないのかという御提起もありました。もっと言うと、この前も論議したように、大綱がある国自体が少ないです。こういう援助という問題に対して国として一つの方向を持つということ自体が少なかっただろ...全文を見る
○木庭健太郎君 山本先生は心配されて、非常に基本法に慎重だと、基本理念ということをここで論議すれば基本法というところに一歩進むんじゃないかというようなことをおっしゃいました。もちろん我々はそうなっていただきたいと思うけれども、その一方で、まさにODA大綱、今の大綱がそのままで本当...全文を見る
○木庭健太郎君 何か運営の問題まで踏み込んでしまったところもあるんですけれども、それぞれ各会派がいろんな意見を持っていることも事実であって、会派の中でもいろんな意見があると。ですから、せっかくここで論議し始めたわけですから、先ほど言われた基本理念をどう考えるかというような部分、も...全文を見る
11月27日第141回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○木庭健太郎君 平成会の木庭健太郎でございます。きょうは、両参考人、ありがとうございます。  今回の問題、行平参考人、きょうはかなり具体的にお話しになられるんだろうと。今一番大事なことは、ある意味では不透明だった経営、隠し続けられたことが今回の自主廃業という形に持っていかざるを...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃいましたけれども、返済することは約束されていませんか、確認書を取り交わしたとかそういうことの確約を。九二年三月ですか、行平さんとトップ会談をなさったときにお約束されていませんか。もしくは確認書なりを取り交わされておりませんか。
○木庭健太郎君 先ほど、いろんなものを整理する中で九一年に結局不良資産が生まれた、こうおつしゃいましたね。これはどんなことによって不良資産が生まれたんですか。株価の下落だけの問題ですか。例えば損失補てんとか、当時は飛ばしをやっていた結果、それを買い取らざるを得なくなってそういうも...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、飛ばしというのは今言われたようなケースですよ、山一が始められたのはいつの話なんですか。何年ぐらいから、株価がいわゆる天井になっていますね、その時点ではそんなにないんですか。もう以前から慣行のように当然のようにやっていたものなのか、どんな状況だったか、教...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどペーパーカンパニーの問題が出ました。設立時期を見ると、五社とも行平参考人が社長の時代にすべてでき上がっております。先ほど技術的な問題はある個人と、こうおつしゃいました。ただ、ペーパーカンパニー自体をつくるという技術的な問題を含めて、そのある個人という方がすべ...全文を見る
○木庭健太郎君 確認をしておきたいんですけれども、結局平成三年暮れに残ったと。残るときに、先ほどの行平参考人のお話では、不良資産を出すと会社が存在しないということを決意されて、そうなると今回のこの簿外債務の問題はそれを決定してこういう方法をとろうと。やり方はいろいろあると思います...全文を見る
○木庭健太郎君 そうなると、結局、方法その他は行平参考人を主体とした幹部クラスでこういう問題を一応お決めになって、不良債権というのは表に出さないんだ、こうお決めになった上で、その方法について知恵を出した人がいた。それについて行平参考人を初めとした幹部クラスが了承した。こういうこと...全文を見る
○木庭健太郎君 今回明らかにされました調査の結果出た二千六百四十八億円の簿外債務、このうち行平参考人が今おっしゃっている部分は国内で処理をした部分の問題でございます。  そうすると、もう一つの方の、先ほどもちょっとお答えが私よくわからなかったんですけれども、オーストラリアの現地...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、先ほど会長になられたからというようなこともおっしゃっておりました。ただ、このこと自体は、一番の始まりは、私は年度でいくとぎりぎり行平参考人が社長のときに始まっていないとつじつまがちょっと合わないような気もするんですけれども。そのときにこれだけ巨額にあった...全文を見る
○木庭健太郎君 報道によりますと、海外を使ったある意味ではこういう含み損を隠すという方法、これは何もオーストラリアの山一を使っただけじゃないという報道がこの何日間か幾つもなされておりました。例えばケイマン諸島の問題もありました。そういう意味では、私たち、社内調査で今こういうことが...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、行平社長の当時にこういう問題が発生して、行平社長のお考えは、先ほどおっしゃったように不良資産を出すと会社が存在しない、結局不良資産というものを隠すことによって信用を保つという方針で社長時代臨まれた、そういうことですね。  そこも御説明いただきますけれど...全文を見る
○木庭健太郎君 そうなると、先ほどの国内の問題は、その後の経過もそこはお話しになっているんですけれども、会長になられても結局そうやってお二人で、社長、副社長でこの問題をある意味では処理されてきたと。会長、社長という関係になったとしても、その後の動きというのは当然会長であるあなたの...全文を見る
○木庭健太郎君 あなたの言によると、不良資産をそういうふうに一時横に預けておいてもいっか株価が上がってそれで返せるんだろうと、そんなことを最初おっしゃいましたね。始めた当時はそうなのかもしれません。それでもけしからぬことですよ、それは。  ただ、これはもうことしで七年目ぐらいを...全文を見る
○木庭健太郎君 それで結局、ある意味では現社長になって突然こういう話が出てくるという結果になるわけですね。その意味で、社員の方たちが一番言っていらっしゃったのは、結局役員の皆さんは何をやっていたのか、そこは責任を明確にしてもらうと、これは当たり前の話ですね。  しかも、このこと...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど、証券取引等監視委員会とかいろんな形のものがあれば積極的に応じると、こういうお考えを示されました。その一方で、自己の責任をどうするかという問題については留保するとおっしゃいました。私はちょっとこれはわかりませんね。  今この事態を迎えて、本当にどう具体的な...全文を見る
○木庭健太郎君 富士銀行の方にも少しお聞きをしなくちゃいけないと思っております。  先ほど、十月六日のことをお話をされました。その中で、大蔵省へなぜ通知しなかったかと言うと、顧客である山一との関係もあると、こうおつしゃいました。  ただ、私どもとしてみると、結局あの後、十月六...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、山一証券の、これは行平参考人にも再度聞かなくちゃいけないんですけれども、飛ばしの問題とか損失補てんの問題というのは、その報告がある以前からこれは随分言われていた話でございます。報道も随分されておりました。ことしで言えば四月にもそういう記事は見ましたし、...全文を見る
○木庭健太郎君 いろんな形でこれからそういう問題は明らかになっていくと思うんです。  それから、転換社債の問題だけ一点。これは持っていらっしゃる方も随分いらっしゃるそうでございます。山一証券の転換社債というのは九本ございまして、うち三本が富士銀行さんが受託をされております。これ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、支援要請の問題も先ほどお話されました。ただ、いずれにしても何か、もちろん今回こういう自主廃業にいった原因の一番大きなものは、こういううそ、隠ぺいだったと私は思っております、信用をなくしたことが最大の原因だと思っておりますけれども、ある意味では富士銀行さん...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間がありません。行平参考人に聞いても、ただただおわびするしかないというお話でございます。  いずれにしても、こういう隠ぺい工作について、結局、今まであなたは聞かれるたびに、こういうものがあったかと言ったら、今富士銀行さんがおっしゃったとおりです、ないないと...全文を見る
○木庭健太郎君 以上で終わります。(拍手)