木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  イラクへの自衛隊派遣でございますが、世論の推移を見ておりましたら、ようやくというか、国民の理解が出始めているなということを感じますし、これは実際に人道復興支援のために自衛隊が現地サマーワに着いたということが一つの大きな要素には...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、何ですかね、話せば分かるなんて大うそみたいな話をされたことがありますよね。そんなに思い込まずに、今のように説明を続けることが、困難な地域に行っている自衛隊の諸君にとっても一番の私は励ましだと思っています。  先日、参議院の本会議場でしたか、国連のアナン事務...全文を見る
○木庭健太郎君 国連事務総長の演説、いろんなことを言う人がいましたよ。でも、本当に私はすばらしい演説を日本でやっていただいたと本当に思いました。総理もおっしゃるように、これからは自衛隊だけではなくて、その後にはいろんな様々な復興人道支援、日本としてもかかわっていかなければならない...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、その実現へ向かっては幾つかのハードル、イラク人がイラク人でやりたいというその総意が取れるか、いろんな問題がまだあると思います。ただ、この問題、私はそのイラクの皆さんの希望もあるけれども、国際社会が総意で一つは取り組んでいける問題の一つだと思う...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つの重要な外交課題は、それは言うまでもなく北朝鮮問題であります。  まず、総理に伺っておきたいんですけれども、先回というか、この前の六か国協議、この成果を総理自身はどう受け止められ、この六か国協議が今後どんなふうに推移していくと予想され、これにどう臨んでい...全文を見る
○木庭健太郎君 私、あえて推移と申し上げたのは、何か北朝鮮が今、つまり今からアメリカは大統領選挙が始まる、政治の季節に入る、これに便乗して問題を何か先送りしようしようみたいな雰囲気がどうしても見えるんですけれども、総理はそんなこと感じませんか、この問題で。
○木庭健太郎君 総理のおっしゃるとおりなんですけれども、一つはやっぱり、何かこの六か国協議の推移を見ていると、それはそれで大事だけれども、やっぱり今の時期というのはもう少し日朝間の交渉の問題を強めなければならないような気がする。特に、拉致問題はもう待ったなしのような私は気がしてい...全文を見る
○木庭健太郎君 話を変えまして、今国会の最重要課題の一つは年金改革法案であります。午前中から議論ありましたけれども、私は、この法案は年金改革の大きな第一歩を踏み出したと認識をしております。  改めて厚生労働大臣に、この法案の意義を話してもらいたいし、特に五年ごとの改定とか、いつ...全文を見る
○木庭健太郎君 坂口厚生労働大臣、数字を明確にしたことが一つは大事だと。つまり、給付五〇という数字が一番今回のポイントだとおっしゃるんですかね。
○木庭健太郎君 いずれにしても、総理、この法案というのは結局、制度を守り抜くために国民に負担をお願いするという、そういう改正であることは間違いないんですよ。でも、医療費三割負担というのもありましたよね。こういう話になると、選挙が近づくと、何かどこからか分かりませんけれども、先送り...全文を見る
○木庭健太郎君 話をがらりと変えまして、障害者問題をちょっとお尋ねしたいんです。  重度障害者の雇用に取り組んでいらっしゃる竹中ナミさんという方が先日、衆議院の公聴会に出席されました。障害者というと弱者とか保護とか、すぐそう連想してしまう。だから、障害を持つ人は自立に挑戦するチ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、私は、日本の厚生行政、もう総理も携わってきたわけですけれども、やはり障害者という位置付けが、やっぱり日本の行政の場合は弱者ですよ、保護するものですよ。それを基にして政策を作ってきたし、今もやっぱりそれから抜け出してないような気がするんですよね、日本の行...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう自立するための一番大事な働く場という問題なんですけれども、その重要な役割を果たしている一つの施設で小規模作業所というのがありますね。この現状と行政の支援への取組がどうなっているか、厚生省に伺いたい。
○木庭健太郎君 長々としゃべってもらったけれども、小規模作業所はどんどん増えているわけでしょう。増えているのに、今度は支援はどんどん減らしていくわけ。確認したい。
○木庭健太郎君 分かりますけれどもね、分かりますけれども、たった一か所百十万ですよ、これやっているの。移行させたって、小規模作業所増えているわけ。それは民間と合わせて、そういう一律の政策とこれが同じようにしなくちゃいけないのかどうか、理由として分からないね。なぜ減らさなくちゃいけ...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣から丁寧に答弁していただいたんで、せっかく今厚生省と労働省一緒になってやっているわけであって、やっぱり働く場をどう確保するかというのがこの問題の自立支援の一番の根本になると思いますし、今大臣おっしゃったような方向で様々な面で検討していただいて、どうこの雇用の場...全文を見る
○木庭健太郎君 ところで、石原観光担当大臣でございますね、観光担当大臣。先日、在日大使館の方々と観光立国日本について意見を交換されたと聞いています。なぜ外国人観光客が日本に増えにくいのかというようなことについても様々な意見があったとお伺いしていますが、是非どんな御意見があったか、...全文を見る
○木庭健太郎君 その一つのやつが、今どこを世界じゅう回っても英会話ぐらい子供だってできるわけですよ。ただ、日本へ行くと何かなかなか通じないという現象が起きる。そこはネックになっているのは間違いないんですよね。  観光だけじゃなくて、国際性というときに、やっぱり英会話の重要性とい...全文を見る
○木庭健太郎君 総理ね、文部省というのは結構頭固いところで、ただいま河村大臣苦労しているようなところあるんですよ。例えば、そういう英語みたいな新たなものを入れようしたら、いや、全体の時間数がどうだとか、要員はどうなるんだと、すぐ反論されるわけですよ。  私は、この英語の必修化の...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、労働金庫問題、ちょっと聞いておきたいんです。  本年一月九日、七つの労働金庫に業務改善命令が出されています。何の問題で何の改善を求めたのか、金融庁から説明いただきたい。
○木庭健太郎君 何か長く話したけれども、これも、結局、労働者の貴重なお金で成り立ったのは労働金庫だと。その労働金庫がいつの間にか裏金で、報道によると二十億円ぐらいプールして、それを飲食費だ、不祥事の穴埋めだ、政治のパーティー券購入だと。おかしいじゃない、こんなの。  この改善命...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、こんな話、どんなふうに思われますか。何か一言あれば伺って、私、終わりまして、関連質疑に移りたいと思います。
03月15日第159回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎と申します。一杯希望者がいるようなので簡潔に御質問だけさせていただきたいと思います。  お話をお聞きして、一つは、ODA基本法のことについてどう考えるかという話をお二人からお伺いしておきたいと思うんです。  いろんな問題点を聞いていくと、OD...全文を見る
○木庭健太郎君 荒木参考人、荒木参考人もお願いします。
03月16日第159回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○木庭健太郎君 午前中も少し論議があっておりましたが、まず司法ネットについてお伺いをいたしたいと、こう思っております。  先日、公明党としても野沢大臣にこの司法ネットの実現の申入れをさせていただいたばかりでございますが、司法ネットというのは、いつも野沢大臣おっしゃるように、身近...全文を見る
○木庭健太郎君 特に、今回のこの司法ネット作りの中で、私どもが是非お取組をいただきたいと考えている問題がゼロワン、つまりその地域に弁護士が全くいないか若しくは一人しかいないというこの地域に対してどう取組をするかという問題でございます。特に、私は今、福岡に住んでおりますが、このゼロ...全文を見る
○木庭健太郎君 そういった細かい、いろんな地域によって違いますんで、見ていただいてやっていただきたいとも思っておりますが、ともかくこの実現へ向けて今歩み始めたばかりでございますし、是非ともこの完全な構築へ向けての、司法ネット構築へ向けての大臣の決意、これをここで伺っておきたいと思...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、今国会、法案関係見させていただきましたが、いわゆる高度情報化社会の進展、これに対応した法改正というのが何本かこの法務委員会に提出をされております。  一つは、電子公告制度の導入のための商法等の改正案であり、また登記のオンライン申請を可能とする不動産登記法案...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃるように、国際社会でいろんな取組がなされていると、それに合わせるように我が国としても様々な法改正にこれは取り組んでいると。ただ、法改正に取り組み、それだけで済むかといえばそういう問題でもないと。現実的にこういった犯罪に対してどう取り組むのかという問題が起き...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど申し上げた漫画というのは、今何か「攻殻機動隊」という、世界的にヒットしているそうでございます、サイバー犯罪に対するそういう描いたアニメでございます。お暇ないでしょうけれども、もしあればごらんになると、どんなことが犯罪として発生し得るのかと、面白い参考になると...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ別の観点で問題を聞いておきたいのは、会社法制の抜本見直しというのが、現在、法制審議会で会社法制のこの抜本見直しの検討が行われておりまして、昨年十月は、これ、会社法制の現代化に関する要綱試案というのも発表されております。  もう、ちょっとこれ先の話ですけれ...全文を見る
○木庭健太郎君 最低資本の問題、どんなふうにお考えになっているか、簡潔に御説明ください。
○木庭健太郎君 この最低資本金の問題というのは、前、一千万まで上げたばっかりはばっかりなんですけれども、ただ、新しく創業する、そういう人たちにとってみると、なかなかこれ高いネックになっているとこも事実であって、その意味では、今この日本経済の再生の観点から、どんなふうになるのかとい...全文を見る
○木庭健太郎君 よく、アメリカと日本で起業率の差みたいなことも言われます。そのときにいつも言われる一つの問題がこの最低資本金の問題なんですよね。そういう意味では、せっかく特例で今回はやっている、一円の問題というのは、ということですよね。  ただ、そういう人たちに聞いてみても、こ...全文を見る
○木庭健太郎君 今、大臣聞いていただいたとおりのことなんです。やっぱり、こういったものが一つ。  もちろん、最低資本金というのは会社債権者の保護という問題で、これは大事な問題なんですよ。でも、現在の状況を踏まえるならば、どうあるべきかというのは、正に今の日本の経済状況、いろんな...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月18日第159回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○木庭健太郎君 野沢法務大臣、質問通告しておりませんが、一問お尋ねをしたいと思うんです。  それは、今、国民の一番の、司法という問題というより、実は週刊文春、昨日、差止めの仮処分が出まして、今これが非常にどう考えるかという問題で話題になっております。私どもも、週刊誌とプライバシ...全文を見る
○木庭健太郎君 是非こういう問題は関心を持ちながら見守って、大臣、いただきたいというつもりで、突然でございましたが、お聞きをいたしました。  それでは、法案の審議に入らせていただきたいと思います。  先ほど吉田先生からも御質問ありましたけれども、今回のこの増員問題というのは、...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、やはり迅速化法もあるんですけれども、もちろんそういったものに対応するということもあるんですけれども、やはり事件そのものが増えているという現状の問題もあると思っているんです。  特に感じるのは、最近の報道を見ていますと、外国人の刑事事件というのを中心に...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっとびっくりしました。すごいですね、増え方が。  今回の定員法案、増員理由というのも、もちろん刑事訴訟事件の審理充実ということが掲げられているわけでございますけれども、今回の裁判官とか書記官の増員、こういった刑事訴訟事件の処理について、是非、この増員によって...全文を見る
○木庭健太郎君 今回、裁判員制度の導入というのが議論をされているわけですけれども、その一つが、とにかく事件が多いということも大変なんですけれども、もう一つは、やっぱり我が国の刑事裁判に時間が掛かり過ぎるというような点もやはり裁判員制度の導入に当たっての一つの契機になったと先ほども...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、そういう増えている刑事事件の取組という意味での今回の一つの増員でございますし、そこは重点配備、今お話がありましたが、それもしていただきながら、ともかくこの裁判迅速化法、それが形としてきちんとできるようなことへ要望しておきつつ、もう一点は、先ほどもこれ御指摘が...全文を見る
○木庭健太郎君 その増えた件数に対してどういう状況で臨んでいくのかというのが次の課題になるわけでありまして、対応するのは、刑事事件は刑事事件で対応する。さらに、こういう倒産事件にも重点強化した形での対応をしていかざるを得ない状況があると思うんですけれども、これもまた今回の定員を増...全文を見る
○木庭健太郎君 本当に今司法が抱える課題の多さをある意味では感じる点もございますし、今回、この法律、ある意味では、法務大臣は何か大英断を持って人数を増やされたという話ですけれども、何か聞いているとまだ足りないような気がしますが、是非今後もお取り組みをいただきたいと思います。  ...全文を見る
○木庭健太郎君 そういった書記官と調査官の協働にやることによってのメリットのお話を今お伺いしたんですけれども、もう一つ是非これはどういう形でおやりになるのかということでお聞きしておきたいのは、今後、裁判所における民事手続の問題です。  民事訴訟法の改正が行われたり、またこれから...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、最後に大臣、同じような、冒頭の質問と同じような形になるかもしれませんが、お聞きいただいたとおり、裁判所は裁判所で今後の増員の問題、大きな必要性があるという認識がある。裁判所がそうやって人が増え、事件を扱うのが早くなっていけば、当然対応する検察の問題も出てくる...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月22日第159回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○木庭健太郎君 両参考人、今日は貴重な意見をありがとうございました。  特に、お聞きしていて、このニュー・パブリック・マネジメント、NPMのとらえ方について、問題点から指摘される富田参考人と、これを機会にどうこれを新たなものとしてとらえるかという山本参考人、立場の違いもあって非...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
03月23日第159回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○木庭健太郎君 様々な議論がされておりますが、まず一番最初に基本的なことをお伺いしておきたいと思います。  この四月から法科大学院を中核としたプロセスとして法曹養成制度が開始されるのに合わせて、これまで衆参の附帯決議でも指摘された、いわゆる司法試験に合格しなくても法律学の教授等...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどから議論になっているように、今回新たに法科大学院を作るということは、法曹界を構成する、ある意味では大学の授業のやり方そのものも変わっていくんであって、じゃ、大学、法学部という位置付けはどうなるのか、法科大学院という位置付けはどうなるのか。ある意味では、そうい...全文を見る
○木庭健太郎君 そうなりますと、今おっしゃったように、今後は司法試験に合格して所定の研修を修了することをもって、要件ですけれども、その教授等が在職することにより司法修習を免除されることになるという今おっしゃった法律学というのはどんな分野が含まれているのかと。例えば知的財産法とか、...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方で、今回の改正では、司法試験合格後の衆参の法制局参事、内閣法制局参事官の職に五年以上あった者に対しても司法修習を免除されるためには所定の研修を修了することを必要としているが、それはどうしてですか。
○木庭健太郎君 そうすると、今お話があっているように、結局、国会議員、企業法務担当者ですか、これらの者と今回新たに規定する法律学の教授、内閣法制局参事官、それぞれに対する研修というのは、さっき江田先生のお答えで同じものをおやりになるのかなとは、こう思ったんですけれども、全くこの人...全文を見る
○木庭健太郎君 では、ちょっと関連して、この法科大学院というものの発足後の司法修習の内容についてちょっとお聞きをしておきたいと思うんです。  今年四月から法科大学院におけるプロセスの法教育の重視とか新司法試験とかいろんなものが、新たな一つの法曹養成がスタートをするわけでございま...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では一年間掛けて実務のような部分を基本としながらやっていくという教育になると思うんですけれども。  もう一つ、是非この司法修習のことでお聞きしておきたかったのは、これは改革本部の方ではございませんが、全体のこの司法修習生への給与の問題でいろいろ今論議...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、どちらかというと、これ、法科大学院ができることによりまして、そこも学ぶ期間かなりの費用が掛かるという問題がございまして、これは文科省にも御努力いただいて、そこについては奨学金制度の新たな仕組みも作らせていただいたり、ある意味では学ぶために金持ちじゃなけりゃで...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月24日第159回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○木庭健太郎君 今日は個人保証制度の問題、ようやく法務省としても、大臣が諮問をされて審議会でこの見直しの議論がなされるところまでやってまいりましたんで、この問題を今日はお聞きをしておきたいと思うんです。  中小企業が当然金融機関から融資を受ける際には、経営者が個人保証を求められ...全文を見る
○木庭健太郎君 検討事項としては、連帯保証制度なんかも含めて広く検討なさるつもりでいらっしゃるのか、それとも、もう今おっしゃるように包括根保証のところにぎゅっと絞り込んでしまうつもりでいらっしゃるのか、どちらですか。
○木庭健太郎君 中小企業というのはもちろん担保力が弱いということでこの個人保証を求められることが多いと思うんですけれども、今、中小企業について融資の際、個人保証がどの程度現実に行われているのか、中小企業白書等まとめられているようですから、経済産業省からその実態、報告をいただきたい...全文を見る
○木庭健太郎君 その中で、今おっしゃった個人保証の対応の中で問題になっていると言われている包括根保証というのはどれくらいあるのか、他の保証制度と違ってどういう弊害があると経産省としては思っているのか、お聞きしたいと思います。
○木庭健太郎君 本当は中小企業庁さんね、やっぱりこういうやつは、例えば包括根保証の問題点、確かにある。ある以上、そういう実態についてはある程度中小企業庁さんの方できちんと掌握して、それを上げていくことが、逆に言うと、これをどう直させるかというときの一番の資料になるわけですよ。そん...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方で、これ検討するときにもう一つの、あっ、最高裁にちょっと一言だけ。  負債整理のため個人破産に追い込まれたケース、どの程度あるか。
○木庭健太郎君 これは、今後調べようというのはなかなか難しいんですかね。  私どもは、裁判官について、とにかくこういう経済事件も多いし、増やすことで一生懸命国会としては予算も考えて努力しようとしていると。しかし、何かこういう実態のことを聞こうとすると、なかなか最高裁から数字が出...全文を見る
○木庭健太郎君 まあ余り言いますまい。  もう一つ、この問題考えるときに、これも中小企業庁、ちょっと聞いておきたいんですけれども、今度は、個人保証にいろんな今度は制限を加えていくと金融機関が貸出しに消極的になりと、中小企業向け融資が更に低迷する懸念があるというようなことを指摘す...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣、諮問したのが二月十日でございますが、私はやはりこういう問題は、今の経済状況、さらに中小企業者が置かれた現状を考えると、検討についてもちろん十分にやっていただきたいし、私はこの包括根保証については廃止も含めて本当にいろいろ考えてもらいたいぐらいの気持ちでおりま...全文を見る
○木庭健太郎君 どうですか、時期は。なかなかまだ言えない。真剣に検討中だから。どうですか。
○木庭健太郎君 もう一点、全く別の課題で、テロ対策についてお伺いを何点かだけしておきたいと思います。  スペインで列車爆破テロ起きて、国内でもという心配される面もいろいろあるわけでございまして、内閣としてこれも取り組むというようなことも、政府として必要な措置はすべて取り組むとい...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう水際対策の一環でもあると思うんですけれども、二〇〇四年度から運用する予定ということで、これは警察庁、財務省と共同で運営するものでございますが、いわゆる事前旅客情報システムというのを導入しようということで今やっていらっしゃるとお伺いしております。これは結局、...全文を見る
○木庭健太郎君 これは、今度の予算で法務省関係としてどれくらいを計上されているのか、全体の額でどれくらいが必要なものなのか、御説明をいただいておきたいと思います。
○木庭健太郎君 これは、やっぱり運用によってどういう効果を期待されているのかと。実際に同じようなシステムを使っている外国での実情を踏まえて、国際的な動向についても伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 今日はこの水際の対策の問題をお聞きしましたが、大臣に最後に、もちろん法務省として担当する分野はこの水際の問題だけじゃございません、国全体の問題もあるわけでございまして、今やはり日本にとって、また国民の一番の心配もこのテロ対策ということになると思いますし、最後に大臣...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月01日第159回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○木庭健太郎君 破産法の質疑を朝からやっているわけでございます。何か破産法の質疑というと暗い、破産という名前自体が暗いなという感じがするんですけれども、ある意味ではこういった法体系をきちんと整備することによって、そういった方々のある意味では再生、再出発へ向かっての新しい法制度の審...全文を見る
○木庭健太郎君 何でこれと、ちょっとまあ理由、なかなか分析難しいんでしょうけれども、最近の動きをどんなふうに感じられています、これ。
○木庭健太郎君 まあそうはいっても、先ほどおっしゃったように、少しは減るというか平準化したとしても、元が非常に高いわけですから、そこはまだ、ある意味ではいろんな、今回の破産法もそうでございますが、いろんな法整備含めて、また体制作りやっていかなくちゃいけないということ、認識は変わら...全文を見る
○木庭健太郎君 本当、これらの問題、どの手続をどんなふうにというのはなかなかこれ、実際に個人にとってみて、どう迫られたときにどうすればいいんだというのは本当はなかなか難しいところはあるんですよね。  ただ、いずれにしても、今回私は、この破産法そのものが、第一条、明文化の中で、「...全文を見る
○木庭健太郎君 実際に東京地裁においてこの少額管財手続、随分スタートして好評だともお聞きしておりますが、現状を一応お伺いしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、私、そこまで広がっていると知りませんで、まだ広がりが、是非こういった制度を全国どこの裁判所でもできるような仕組みを作っていただきたいと、こうお願いするつもりでおりましたら、予想を超えて三十庁というお話もいただきました。  正に、今回のこの破...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、今回の破産法案見ますと、手続の迅速化という観点から、従来、裁判官の職務とされていた事項見さしていただきましたが、かなりこれが裁判所書記官の権限となっておるわけでございますが。  そこで、まず、この書記官の権限とされていた事項、どのようなものがあり、どう変わ...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃるように、増えた仕事というか、今まである意味では書記官の皆さんが携わっていたような部門がきちんとある意味では移ったというようなところもございますから、おっしゃるような御指摘だろうと思うんですけれども。  ただ、やはりこれに併せて、例えば、この前もこれは裁...全文を見る
○木庭健太郎君 話変わりまして、今回の法案、もちろん大事なことは手続を迅速化していこうというようなことを一つの柱にしておりまして、破産債権の届出という問題につきましても、破産手続に参加しようとする破産債権者は債権届出期間内に必要な事項を裁判所に届け出なければならないとしているよう...全文を見る
○木庭健太郎君 ただ、その責めに帰することのできない事由というのがある程度はっきりしなきゃ、今までと何か変わらないんじゃないかというようなことが起きてくるんじゃないですか。したがって、その責めに帰することできない事由というのは、どう絞り込んでどうするのかということもちょっとはっき...全文を見る
○木庭健太郎君 何かこれ、その事例みたいのは、例えば、法制定後、一覧列記して皆さんに分かるようにするとかいうようなことをするわけですかね。
○木庭健太郎君 次に、破産管財人のことについてお聞きしたいんですけれども、今回の法案では、この破産管財人、法人でもなれるということになったようでございます。  なぜこれ管財人資格を法人にも拡大したのか、その趣旨を御説明いただきたいと思います。
○木庭健太郎君 そうすると、具体的にはどんな法人を想定されていらっしゃるのかと、こう思うんです。確かに、大規模、複雑な事件に対応しようとすればもちろんこういった仕組みも入れなければならない、ほかの法律横並びも分かるんですけれども、じゃ、具体的にどんな人が、どんな法人ですか、想定さ...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、最高裁に聞いておきますけれども、この法人という問題、要件とか欠格事項、そんな問題はこれは規則等で定めるようになるんでしょうか。
○木庭健太郎君 私も即座に規則で決めろと言っているわけじゃなく、そういったものを実際にどうなるのかということに対して、今度は弁護士法人になるのかどうなのか分かりませんが、そこは一体、参加するときの問題、何を基準に考えればいいんだろうかという問題が起こってくると思うんで、今おっしゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど民事局長、御答弁で三か月、自由財産としての金額九十九万というお話をされました。何か三か月で九十九万ということになると思うんですけれども、九十九万という根拠、何でしょうか。また、これ別に諸外国と合わせろというわけじゃないですけれども、諸外国、もし分かるのありま...全文を見る
○木庭健太郎君 その額が本当に適切なのかどうかというのは議論も分かれるし、また本当にその個人の再生ということに主眼を当てた場合に、本当にこの三か月九十九万という数字が妥当だろうかという思いは正直にあります。ただ、そのときに、先ほどもこれ御答弁の中でありましたが、一つはこういう形で...全文を見る
○木庭健太郎君 本当にどう双方に配慮するかという問題も含め、またモラルハザードという面もあるでしょうし、その一方でやはりこういったせっかく法を変えるときは、これまである意味では非常に再建というか再起に対しては難しかった面がようやくこの法律でできるということもこれはこれで一つあって...全文を見る
○木庭健太郎君 これもまあ一応聞いておきます。  免責手続中に債権者が破産者に対して強制執行することで再起が阻害する例が多いというお話もありましたが、この点について見直しがなされたか、確認しておきます。
○木庭健太郎君 もう一つこの免責の中で、養育費債権が非免責権とされたのはなぜなのかという点と、その関連でお伺いしておきますが、債権者が破産に至る前でも養育費債権の保護の必要性は高いと思うんですけれども、今回の民事執行法の改正、四月一日施行されます、養育費を払わない相手にはどのよう...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、これも先ほど論議を角田先生がしていましたけれども、破産者の資格制限の問題でございます。  今回、法改正、法改正というか新たな破産法になるわけですけれども、見る限りは、やはり資格制限というものがかなり幅広にこれはなっていると。もちろん、かなり、先ほども御...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃるとおりの部分はあると思うんですけれども、ともかく今回の破産法案の趣旨というのは、債務者の財産等の適切かつ公平な清算と同時に、債務者について経済生活の再生の機会の確保を目的とするというために作ったわけですよね。  確かに、破産した方が弁護士だとか後見人で...全文を見る
○木庭健太郎君 私の持ち時間はあと少しでございますので、今後の課題ということで民事局長にお伺いしておきますが、今回の破産法の見直し、新しく作り替えると言ってもいいんですけれども、破産法制の全面的な見直しの作業の総仕上げというふうに思っていらっしゃると思いますが、まだ残された課題、...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣に最後にお伺いします。  こうやって抜本改正というか、新たに出直す法律もでき、私は大きな前進を見たと思っていますが、その法律はできて、仕組みはできたとしても、一番大事なのは、この悩んでいる側、多重債務者とか、個人、個人破産する人もそうですけれども、要するに、...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月06日第159回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○木庭健太郎君 参考人の皆さん方、今日は本当に貴重な意見をありがとうございました。  まず、竹下参考人に。  竹下参考人、今回の倒産法部会の部会長でもあり、法案の立案に当たり中心的な役割を果たされたということで、本当に私はいい形の法案が出てきたと、このように評価をいたしてはお...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございます。  次は、宮崎参考人に。  宮崎参考人、これまでも現場で様々な管財人とかお務めになられたり全体のこともよく御存じの立場で、また現場の立場から様々な御意見をいただきました。今回のこの破産法が仕上がると、法務省自体は倒産法制全体の見直しいろい...全文を見る
○木庭健太郎君 石井参考人にある程度御意見、これも経営者としての立場からお話をいただきましたが、まず個別の問題では、先ほど自由財産の拡張のお話を石井参考人していただきましたが、今回それを認めるということができた。それに対する評価もしていただきましたが、実際に現場の立場から考えられ...全文を見る
04月08日第159回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○木庭健太郎君 今回の改正案でございますが、一つは不法滞在者対策という問題と、難民という問題、二つの問題についての前進をさせようという改正だというふうに評価はいたしております。  まず最初にお伺いしたいのは、不法滞在者対策の方の問題でございます。今回、出国命令制度というものを新...全文を見る
○木庭健太郎君 今も話ありましたけれども、確かに入管、人数という意味でいけばなかなか大変ですから、一つのこういう出頭というような制度を作ったんだろうと思いますが、ともかく、局長、何でこれ自発的な出頭を要件としたのかというその理由と、それとともに、どうしてこれ短縮、拒否期間、今度は...全文を見る
○木庭健太郎君 さっきもちょっと冒頭申し上げましたけれども、こういう制度ですね、言わば自ら来た場合はそれでこういう期間を短くしながらやりますよという、ある意味で自発的な出国、出頭、こういう促す制度というのが諸外国にもあるのかどうか、実例があればお話しいただきたいと思います。
○木庭健太郎君 それは何かやっぱりそういうあめのような部分があるんですか。自分で出てきた場合はどういうことが後で、ある意味では普通の不法滞在者と比べてどういうところが優遇されるというか、そういう何かものがあるんですか、それは。
○木庭健太郎君 それではもう一つ、今度は在留資格取消し制度の問題もちょっとお聞きしておきたいんです。  今回の法案では、偽りその他の不正な手段により上陸許可などを受けるなど、入国、在留すべきでない外国人に対してその在留資格を途中で取り消すことができるという在留資格取消し制度とい...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、その資格を取り消されるケースという、いろいろあると思うんですけれども、私が心配するのは、例えば、働くためにこっちへ来ていたと、雇用企業が倒産するとか、あとはリストラに遭う、当然解雇されてしまう、若しくは急に職を失う。つまり、本人の責任とは言えないような理...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一回確認します。それは倒産した場合はならないんですけれども、そのためには次へ向かって継続するためにどう努力しているかというところをきちんと自分で証明しなくちゃいけないんですか、これ、ということになるんですか。
○木庭健太郎君 これもちょっとさっきの出国命令制度と同じように、諸外国においてもこういう在留資格を途中で取り消すような制度があるのかどうかお伺いしておきたいし、また、併せてお伺いしておきますが、現行法にはこの取消しの根拠規定はないわけですが、このような事態にどのように今まで対処し...全文を見る
○木庭健太郎君 こういう形でその不法滞在の問題に入管としても積極的に取り組むということでございますから、この運用その他含めてきちんとやっていただくものはやっていただく。ただ、配慮しなければならない部分もあるなと、ちょっと今質疑をしながら感じておりましたし、その辺は運用をどうきちん...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろんそういったこともやっていただきたいんですけれども、もう一つは、こういうふうに法改正になっていくわけですから、もう一つ大事な問題というのは、こういう難民申請者に当然対応するのは、まずは難民調査官始めいろんな方がいらっしゃるわけであって、私はそういう難民申請を...全文を見る
○木庭健太郎君 それから、これは先ほど千葉先生も御指摘をされたんですけれども、私もこの点だけはもう是非確認をしておきたいと思う問題が、今回の改正で難民認定を申請した者は一定の条件を満たせば仮滞在の許可を得る、これは本当に一つの評価する点なんですけれども、つまり問題の一つは、出身国...全文を見る
○木庭健太郎君 つまり、この滞在状況、第三国への滞在状況なんかについて厳格に本人に立証責任を負わせるという問題で、ただ立証は、話は聞く、それはしていただくと、ただ、その状況などについて、その証拠はあるのかどうのこうのということまで、そこまで深く求めるものではないということになるん...全文を見る
○木庭健太郎君 その辺の適用の問題がなかなか、もうこれもこれから運用していく問題になりますので、きちんとした形でというか、ある意味では柔軟性を持ってこの難民の問題については見ておかなければならない部分があるというふうに思っておりますので、是非その辺の運用をきちんと、そしてなおかつ...全文を見る
○木庭健太郎君 だからこれも、選び方も、さっき御答弁ある程度ありましたから、追加してお聞きするわけですけれども、例えば弁護士さん、法律実務家ということであれば日弁連との連携を深めればいいでしょうし、国際機関ということであればUNHCR始め、国連難民高等弁務官事務所含め、そういうと...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、私は、こういう問題やるときというのは、もちろん学者、いろんなそういう法律の専門家、結構でございます。ただ、やはりそういう中に、実際の難民業務携わった人とか、現場、フィールドを知った人を是非そういった意味では取り入れていただきたいと、こう思います。  そして...全文を見る
○木庭健太郎君 これも先ほど御答弁いただいたようないただいていないような部分なんですけれども、つまり、そういう形で三人一組でやったとして、じゃ、今まで一体異議申立て件数がどれだけあるのかと先ほど御説明を局長の方がされておりました。平成十一年度以降百五十八件、六十一件、百七十七件、...全文を見る
○木庭健太郎君 こういった制度を設けること、もちろんこれまでより、より客観的により中立的にという意味もあるわけでございますが、こういった制度を導入することによって、一つは、大事なことはこの難民認定というまでの期間の問題なんですね。  今までかなりの時間が結局掛かっていて、そのた...全文を見る
○木庭健太郎君 さて、この難民審査参与員ですね、法務大臣に対しては、この「異議申立人又は参加人に口頭で意見を述べる機会を与えるよう求めることができる。」、これは六十一条二の九第五項ですね。異議申立ての際に、「異議申立人又は参加人の意見の陳述に係る手続に立ち会い、」「審尋することが...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、この難民審査参与員の答申、先ほど言われました、一つになるのかどうなの、いろんなケースもあるだろうとおっしゃいましたが、この参与員がどう答申をしたかについては最終的にどの程度その難民申請者本人に告知されるようになるのかと。  何でこんなことを聞いているかと...全文を見る
○木庭健太郎君 それと併せてお尋ねしておきますが、この難民審査員がある異議申立ての案件について答申を出した際、法務大臣は、これは、それを参考にして最終的な決定を行うということでございますが、仮にこの参与員の諮問意見と異なる決定を今度は法務大臣がしたという場合、その諮問意見と法務大...全文を見る
○木庭健太郎君 少し時間を短縮して最後の質問にしたいと思うんでございますが。  私も、実は湾岸戦争が終わったとき、あの直後にイランと、そしてあのときはイラクから逃げ出した方たちがお隣の国にも、とにかく周りに全部出ていたときに、あの周辺を回りまして、どこへ立ち寄ったかというと難民...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
04月12日第159回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○木庭健太郎君 地球環境というCO2の問題、大事な問題、お話を、論議があっておりました。  私は、ちょっと足下の話をしたいわけであって、もちろんそういう地球環境の問題、大事な問題であり、是非ともやっていただきたい問題ではありますが、今日環境省にお聞きしておきたいのは浄化槽の問題...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったとおりで、浄化槽というのは個人型と市町村型があると。これについても、浄化槽の処理人口についても目標がございまして、平成十四年度が八%でございますから、これを十九年度までに一一%にするという目標も掲げて取り組んでいただいていると。今もお話ししていただい...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣にも是非一言、この浄化槽へ取り組む問題について。  まあ全体的には、これ、浄化槽だけの問題じゃなくて、国庫補助金の問題ね、整理を十八年度までにしなくちゃいけないということも一つある中なんですけれども、そういった中で、ひとつやっぱりそれぞれ私は、すみ分けながら...全文を見る
○木庭健太郎君 環境省は以上でございますので、どうぞごゆっくりされて結構でございますので。これからは国交省についてお尋ねをいたしますので、どうぞ本当、大臣、副大臣、局長、はい。
○木庭健太郎君 国交省に対して幾つかお尋ねをしたいと思っておりますが、まず、バリアフリーの問題、特に交通バリアフリーの現状についてお伺いしておきたいと思うんです。  この交通バリアフリー法も随分いろんなことがありまして、平成十二年だったと思いますが、ようやくこれが施行されて今四...全文を見る
○木庭健太郎君 法律自体、交通バリアフリー法ですね、これを見ると、附則の第三条で、施行後五年を経過した場合に法律の施行状況につき検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるというふうな見直しの条項があるわけでございます。来年がこれ施行後五年でございます。  じゃ、今の現状を...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、様々な取組もしていただきたいし、大臣、この交通バリアフリー法できる前というのは、前は運輸省ですよね。そのとき、例えば駅にエレベーターを付ける問題、何回もこういう場で議論したことがある。どういう答えがそのときは運輸省から返ってきたか、こうなんですよ。私が例えば...全文を見る
○木庭健太郎君 さっきも佐藤委員が指摘されていましたが、自動回転ドアの死亡事故の問題ですね。それだけじゃなくて、最近見ていると全国各地で遊ぶ道具で傷害事故が起きたりしていると。そういうのを見ていると、言わば何かこういうバリアフリーみたいなことに対する理念が欠落して、ある意味では国...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、やっぱり視点が欠けているんですよ。そこの辺の意識の問題なんですよ。大臣、それは大臣、大したもんだな、そこは。そういう視点を入れようと言ったんだから。  ただ、本当はあなたが、局長がきちんとある意味では、そういう問題を考えるときにどういう視点を入れるのかと...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、例えばさっきハートビル法の話されていましたよね。ハートビル法を制定するとき、これ平成十四年ですよ、ここの参議院の国土交通委員会でも、附帯決議の中には、建築上の、利用上の制約を受けるおそれがある者について、設計上の配慮の必要性等の周知徹底を努めることと、こう...全文を見る
○木庭健太郎君 分かったような分からないような御答弁ではございますが、さっきもちょっと議論、ちょっと回転ドアの問題について、手動の問題については指摘をしたけれども、自動回転ドアについては、高齢者、車いすを使う方たちについては、ある意味じゃその危険性というものはなかったんだというよ...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題はこの問題でまた別途論議をしなくちゃいけない問題だと思うんですけれども、とにかく、私が一つ言いたかったのは、さっき大臣からも御答弁をいただきましたが、このバリアフリーの問題というか、交通機関、建築物、いろんなことありますけれども、意識の中でのこのユニバーサ...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、まだ一杯質問用意したんですけれども、私も持ち時間あとわずかなんで、最後にお聞きしておきたいのは、今のお話のまとめとして、確かに、ハード面というか、いろんな意味で日本は諸外国と比べていろんなものは進んできたとは思いますが、今御指摘したこの問題を含めて、実際の...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月13日第159回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○木庭健太郎君 参考人の皆さん、今日はありがとうございます。  まず、渡邉参考人にお聞きしようと思います。  今回の政府案、非常に厳しい目で見ていただいておりますが、私は逆に、この今回の改正というのは今までの発想から比べると大きな前進をしている部分、例えば六十日ルールがなくな...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は横田参考人に、今、独立性の問題、厳しい指摘もございました。渡邉参考人に私申し上げておきますけれども、運用面、きっちり委員会でも歯止めを掛けながら、この法務委員会でも議論をして、そういった運用ができることを、努力することをお約束するとともに、そうやって始めるこ...全文を見る
○木庭健太郎君 前田参考人と鈴木参考人、両方にお聞きしたいんですけれども、まず前田参考人には、先ほど二十五万人と推定される不法滞在者、政府としてはこれを是非半減したいという考え方でものを進めていきたいと、なかなか難しいだろうと言われてしまいましたが。でも、やはりこれは一つの在り方...全文を見る
○木庭健太郎君 今回の法改正が会の活動に例えば支障が出るとか、こういう改正によって厳しいところが出てくるなとお感じになっているようなことがあるのかどうか。要するに、今回の法改正と会の活動というのがどういうふうな形でとらえられていらっしゃるのかという点をお話しいただけぬかなと。
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
04月20日第159回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○木庭健太郎君 質問通告していなかったんですけれども、冒頭、先ほど局長が、こういうインターネット、電子公告みたいな制度は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、いずれも採用していないと、いずれも採用していないと、それで、ある意味では日本が先進的にやるんだというお答えがあったんです...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では、その調査機関というのは極めて大事な、それこそ世界に例のないことを今から始めるわけですから大事なシステムになってくるんだろうと思いますし、その意味で、調査機関を設定する場合、客観的証拠を残すため、それを証明するという作業のための調査機関になるわけで...全文を見る
○木庭健太郎君 今お聞きしていると、じゃ、それをやるための調査機関というのは、私、今聞いた内容でいくと、そんな難しくないかなという気もするんですよね。そうすると、どんなところでも、逆に言うと、うち調査やりますよみたいなことになりゃしないかなということもちょっと思うし、ただ、先ほど...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと具体的に中身を少し、その調査機関という問題に限って更にお聞きしたいんですけれども、法律案の四百五十七条を見ますと、電子公告を行おうとする会社に対して調査機関に電子公告調査を求めることを義務付けているというのでありますが、会社がこの電子公告調査を求めなかった...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと、効力に影響ないというんであれば、調査を受ける義務を課するという意味ということとどう関係性なるんですか、これ。
○木庭健太郎君 また、今度は四百五十七条の中を読ましていただくと、ここにも「法務省令で定めるところにより、」というのがあるんですよね。つまり、電子公告を行おうとする会社が調査機関に電子公告調査を求めるについて、その省令で定めるところによって求めることを義務付けている。ここでも、法...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、四百六十五条の二項では、これは電子公告調査に関する料金を業務規程で定めることを要求していますと。つまり、この調査料金、先ほどもちょっと議論、登録制になるんだから、その辺で自由になるんだというふうに局長おっしゃっておりましたが、そもそもこの電子公告をやろうとす...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一問だけ。  最後に、今議論したように、大臣に最後、この調査機関の問題、御指摘あったように、大変この法案の中で一番大事なポイントだと思っています。ある意味ではこれが十分機能することが一番大事だと思っていますし、法務大臣、これ一応監督のための諸権限がきちんとあ...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月22日第159回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○木庭健太郎君 今回の国際捜査共助法の改正は、ある意味ではこれまでの国際協力捜査の在り方に大きな、大臣も、モデルケースになる第一番目だと、こうおっしゃいました。大きな意味があると思っております。  まず、副大臣に、この法案がじゃ我が国の治安対策にどう効果があると判断なさっている...全文を見る
○木庭健太郎君 また、この法案では、これも先ほどから議論になっておりますが、双罰性の要件が緩和されて共助の範囲が広がって、今お話があったように、我が国が外国に協力を求めることができる範囲も広がると。もちろん、それが治安対策上、今副大臣がおっしゃったように効果があるということでござ...全文を見る
○木庭健太郎君 今回の法改正によって日米間の捜査共助というのは実効性が正に高められていくと思われますが、米国以外の国との関係では捜査共助の実効性、今後どんなふうに、一つ穴は空いたわけですけれども、どう考えていらっしゃるのか、政務官から伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 これも皆さんに議論していただきましたが、確かに今、来日外国人犯罪が多発していると。特に衝撃的な事件は、私の地元の福岡の事件でございました。  昨年六月、福岡市で一家四人が殺害されるという事件がございました。最初、どういう人が犯人かというようなところから始まって、...全文を見る
○木庭健太郎君 これも先ほど、御答弁でどこまで話せるかなと思いますが、中国に捜査官が派遣されております、これは報道で確認しております、私。国際捜査共助の面で中国側からどのような協力が得られたのか、事件のその中身ということではなくて、外形的なもので話せる部分があれば、警察庁から聞い...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、この中国の問題については、これは新聞ですけれども、「福岡地検の挑戦」という話が書いてあって、何をこれは書いているかというと、実はこれ、検察庁、検事が向こうまで行きまして、また立ち会って調書を取るという、ある意味では画期的なことまでおやりになっているわけで...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は法案の中身で少しお聞きをしてまいりますが、仮に、どう言いますかね、中国と、例えば米国、中国とですよ、米国と同様の条約を締結した場合、その場合は外交ルートを外して共助の迅速性が図られることが期待できる、今回の法律の意味はそこにあると思うんですけれども、この法案...全文を見る
○木庭健太郎君 逆のこともまたお聞きしたいんですけれども、要するに現在も、今の法律です、今の法律を読むと、国際捜査共助法第三条ただし書、緊急その他特別の事情がある場合において、外務大臣が同意したときには、共助の要請を法務大臣が行う、法務大臣が直接行うというただし書の規定があるわけ...全文を見る
○木庭健太郎君 今後、日米間では、外交ルートをある意味ではひとつ横に置いた形で、直接捜査当局で要請を行って証拠を受理するということになっていくわけでございますが、もう一面見ていったときに、それはそれで大事なことだと思うんですけれども、外交に対する配慮の点で問題はどうなってくるんだ...全文を見る
○木庭健太郎君 摘発された外国人の犯罪者を国籍別に見ると、もちろん今回いろんな意味でこの条約を結びましたアメリカの問題もありますが、アジア地域の国籍が多いこと、もう事実でございます。特に、中国は四五%、韓国の九%を合わせると過半数を占めております。  今回、アメリカとこの刑事共...全文を見る
○木庭健太郎君 今、外務省、法務省に伺いましたが、最後に大臣に、先ほども松村委員の質問に対してお答えはされておりましたが、やはりこの捜査共助の問題、おっしゃったように、日米間でできるという、でも、今回法改正することによって土台ができると、この土台を踏みしめた上で今後広げていく必要...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月26日第159回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○木庭健太郎君 私は、先般、参議院の予算委員会におきまして小規模作業所の問題を取り上げさせていただきました。一つは、この小規模作業所、年々数は増えている一方、逆にその支援の補助という問題についてはどんどん減らされているという現状がある、こういう政府の姿勢、これから言わば共生の社会...全文を見る
○木庭健太郎君 こういった小規模作業所が増えている背景、それはやはり障害者の皆さんの働く場とか活動の場が絶対的に不足しているという現状があるからこそこういった問題がというか作業所が増えているということにつながっているんだろうと思います。  この辺について、言わば障害者の働く場、...全文を見る
○木庭健太郎君 もう今日はこの辺にこの問題はしますが、確かに国そのものの財政が厳しい、いろんな施策する上でのいろんなカットもせざるを得ないような状況も厚生労働省として抱えている。  ただ、そうは言うものの、今おっしゃったように、じゃ、そういう分野の中で何を重点的に、何をどうすれ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、雇用の問題で新たな課題というか、大事な問題になっているのが精神障害者の雇用の問題だと思っております。  障害者雇用については、障害者雇用の促進法に基づいて法定雇用率達成のための企業、事業者の協力という形ができ上がってきて、これはこれなりに成果は上げてき...全文を見る
○木庭健太郎君 障害者の問題、大臣、この前も予算委員会でこの小規模作業所の問題も議論させていただきましたし、やはり今、この二十一世紀の日本の社会の作り方ということでも御議論もさせていただきましたが、やはりその自立と共生という一つの理念に基づいて、そういうことをやろうとすると、一番...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、厚生労働省になってもう随分たっているわけですけれども、そういう意味では、今こういった障害者雇用について一番やりやすい体制が実は省内ではでき上がっている。その能力が遺憾なく発揮されているかというと、やや足りない。もちろん地方自治体とかいろんなところの協力も要り...全文を見る
○木庭健太郎君 この二百六十五施設でございますけれども、これ新聞報道その他いろいろありましたが、七十五施設が赤字、民間企業のように施設の減価償却費を加味して収支状況を見た場合は二百五十六施設が赤字。一方、平成十四年度の予算を見ましたら、福祉施設整備費として厚生保険特別会計ですね、...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つの項目で、先ほど大臣もちょっとおっしゃいましたが、介護保険、いよいよ来年は改正の時期にも、見直しの時期にもなっております。そういった意味で、今このことをきちんと議論しておかなければならないときだろうと思います。  その中で、私はこの今、これは平成十二年度...全文を見る
○木庭健太郎君 是非この制度、本当は、十五年度、十六年度ちょっと落ちているんで、是非本当はと思いながらも、ともかく予算を組んだ額に対してほとんど使われていると、交付されていると。  地域によっては、この事業を積極的に展開しながら、やっぱり高齢者から、体が楽になったとか、さらに、...全文を見る
○木庭健太郎君 今、私もおっしゃったとおりだと思うんですよ。例えば、今、要支援者とか要介護度の低い人たちに対して例えば家事支援とかですよ、いろんなサービスをされている。これは、制度内、つまり保険の範囲内でやられている。じゃ、これがどれだけの成果があるのかというと、なかなかこの辺は...全文を見る
○木庭健太郎君 私ども公明党も実はこの介護予防という問題、大臣もよくおっしゃる、幸せに年を取っていける幸せな高齢、老齢じゃなくて高齢ですね、そういう社会を作っていくという上を考えていっても、この介護を要する人よりも介護にならない人をどうするかということが大事だということで、介護予...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣に、この介護予防の問題含め、さっき実は聞こうと思ったことを先にお答えいただいたんですけれども、正にこの介護予防の問題も含めて、介護保険の見直しの中でもう一つの論点は障害者とのかかわりの問題なんですよね。そういった視点も持ちながら、大臣として、この見直し...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月27日第159回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○木庭健太郎君 今回の法案というのは、正に労働の紛争、長期化してなかなかうまくいっていない現状をどう打開していくかというような問題から成っている問題だと思います。  ただ、先ほどから議論になっていますが、確かにバブル経済崩壊後、この経済不況でリストラ、企業再編、個々の労働者の解...全文を見る
○木庭健太郎君 とにかく、労働事件というのはその労働者の生活基盤にもう直結しますから、ほかの事件と比べてもとにかく迅速な解決というのが求められておるのはそのとおりだと私も思いますし、したがって、諸外国で、今回も審議の過程の中で随分議論されたようですけれども、海外では労働参審制、特...全文を見る
○木庭健太郎君 それでもやっぱり一年という期間がどうなのかを考えれば長いなという気持ちもするわけでございまして、その辺が今回の法案の背景だとも思っておりますが、訴訟でやっぱり時間が掛かるということで、今、解雇事件なんかでは、特に仮処分のこれが本案化現象というんですかね、言わば仮処...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、個別労働関係紛争を簡易迅速に解決するために、最近、これは行政機関による個別労働紛争解決制度が導入されたとお聞きしておりますが、まだ課題が多いという指摘もございます。  厚生労働省に、これまでの実施状況を伺うとともに、これまでの運用を踏まえて、現状の問題...全文を見る
○木庭健太郎君 その他の労働紛争解決システム、様々考えられるんですけれども、現状について、これもお伺いしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 そういう現状を踏まえての今回のこの制度の導入、ある意味では一つの大きな形の進歩だと私は認識をしておるんですけれども、もうこれ、一番のやっぱりこの新たな労働審判の問題でのポイントは、もう言うまでもなく、どんな人がこの審判員という人になるか、この人たちがどうきちんとし...全文を見る
○木庭健太郎君 今お答えをいただいたわけで、どういう人たちをやるかと、推薦なのか、それともどういう形で募っていくのかと。先ほど最高裁も答弁されていたようでございますし、やはり、そういう団体なり長年やってきたところ、利害団体になってはいけないわけであって、ただ少なくとも知識について...全文を見る
○木庭健太郎君 今回の法案では、審判で解決しなかった場合には最終的な解決を図るため訴訟に移行するということが定められていると。訴訟に移行すると当然長期化、したがって審判での早期解決へというふうになるわけですね。そのためには、労働審判というのが国民にとって利用しやすく身近なものとな...全文を見る
○木庭健太郎君 あと、この利用者のアクセスを考えると、地裁の支部レベルまでということもお考えになる気はあるんでしょうか。一言だけ御答弁いただければ。
○木庭健太郎君 最後に大臣に、この問題、例えばこの労働審判も、審判でなく参審制の問題も含めていろんな論議がなされた上での法案提出でございます。その上で、この新しい制度へ向けての大臣の決意を伺って、質問を終わりたいと思います。
○木庭健太郎君 ありがとうございました。  終わります。
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  今日は参考人から貴重な御意見をいただき、心から感謝を申し上げます。  まず、小島参考人にお尋ねをしたいと思います。  これは石嵜参考人がおっしゃっていましたように、もちろんこういった形で紛争なり個別行為事案の処理、いろんな...全文を見る
○木庭健太郎君 高木参考人にお尋ねをします。  今、本法案に対する評価という意味で、やむを得ない、これでしようがないかなと、一言で言えばそういう御評価なようにも聞こえますが、もちろん高木参考人、あくまでこの労働参審制の導入というのが究極の目的であって、そこへ向かってというお気持...全文を見る
○木庭健太郎君 石嵜参考人、先ほどこの運用の仕方いかんによっては、この法律でございますが、悪くなると、ちょっと、イギリスがいい例だというお話をちょっとされたようでございます。そういうイギリスの例というのを少し御紹介かたがた皆さんにしていただきたいのが一つと、もう私の持ち時間はそれ...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
04月28日第159回国会 参議院 本会議 第19号
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○木庭健太郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案に対し、法務大臣に質問いたします。  二十一世紀の我が国社会においては、国民一人一人が自律的で責任ある主体者として互いに協力しながら、自由で公正な社会の構築に参画していくことが...全文を見る
05月10日第159回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○木庭健太郎君 国会の歴史を踏まえ、参議院における決算審査の在り方並びに平成十四年度決算外二件に対するこれまでの審査を踏まえて、内閣に対し警告又は要請すべき事項について意見を申し述べます。  国会における決算審査の意義は、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行され...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○木庭健太郎君 今日から参議院でこの裁判員の問題、法務委員会で質疑されることになったわけでございます。  午前中から議論があっておりましたように、私は、この裁判員制度というのは、ある意味ではこの司法の世界にとってはかつてない画期的な問題なんだろうと私は認識しております。素人が裁...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほどの議論の逆をちょっと聞いておきたいんですよ。何かと言うと、先ほどの議論というのは、自分でなりたくない、そういう人たちが選ばれたらどうするかという問題をずっと質問ありましたが、逆のケースというのは何かと言うと、例えば、今おっしゃったみたいに、この裁判員の候補者...全文を見る
○木庭健太郎君 確かに被告人の立場、検察の立場と、それも十分に配慮する必要はあるでしょうけれども、逆に、そういう人がどんどん出てもらいたいんですけれども、裁判員の就任について強く、強い意欲があったと、ところが選ばれなかったというので何か物すごいショックを受けるというような方がもし...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、義務であって権利ではない、そういう位置付けは位置付けとしてどうにか理解しようとしても、やはり実際にそういうことに当たった場合どう感じるのかなという部分はありますので、そこは私は何なりかの方法、それは取りようどうあるかという、今御説明いただいた...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、これ候補者になって是非とも裁判員として審理や裁判に関与したいと思っているにもかかわらず、例えば様々な事情から決められた公判期日にどうしても出頭できない、あるいはその時期が例えば農村であれば農繁期で忙しいのでもう少し先延ばししてもらいたいというようなケー...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、裁判員の権限の問題で、これも先ほど一つ議論があっておりましたけれども、今回の裁判員制度というのが、一つの特徴は、一般国民が公訴事実について有罪無罪だけでなくて量刑まで決めることになっていると、これどうなんだという意見が先ほどもあっておりました。ただ、量刑まで...全文を見る
○木庭健太郎君 そのときにももう多分意見があったと思うんですけれども、今全体の流れの中で国民感情から見て、国民から見て、その量刑がどうだという今の裁判官の在り方の問題もある一方で、やはり今の裁判の在り方というのは裁判官がある意味の一つの経験則、全体の状況を見ながらやりますから、量...全文を見る
○木庭健太郎君 私は裁判員を導入した意味からいえば、正直申し上げると多少のばらつき出てきても私はやむを得ないと思っているんですよ。そういうものが出てもいいという覚悟を持ってこの制度に突入するしかないんじゃないかなというのが正直な気持ちなんですけれども、いろんなものを含みながらおや...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、今度は実際に裁判をやるときの問題です。裁判員は公判期日にもちろん出席して審理に関与するわけですから、裁判員が被告人に質問できるとするのもあり得ると思いますが、その反面、これもいろんな議論あったと思いますが、裁判員がとんでもないような質問するという懸念という...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は控訴審について。  先ほどから一審の裁判員制度の、迅速にやると、すると、あとは残りの問題は控訴審であり最高裁があると、いろんなお話がありました。今回の仕組みそのものは、一審において裁判員制度を導入するということになっているわけでございます。  じゃ、これ...全文を見る
○木庭健太郎君 その点も、まあ裁判員制度をどう始めるかという趣旨でいえば極めて私は妥当だというふうに思っておるんですけれども、ただ裁判員が関与をして出された第一審の判決、これが今度は控訴審に上がっていくと。控訴審に上がった場合、裁判官だけですから、控訴審は。この裁判官だけの控訴審...全文を見る
○木庭健太郎君 逆に言えば、そういうことであれば、それで国民に理解を求める点で、御説明をいろんな場で、今後ですよ、要するに一審やって、原則はそれは破棄した場合は、控訴審が、戻すんだということは、それは皆さん分かっていると言っちゃ分かっているでしょうけれども、いやそうじゃなくて、控...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、耐え得るだけの期間に短縮することが一番これ本当に大事な問題ですから、それをやっていただきたいし、また国会の方では、昨年の通常国会でございましたが、裁判迅速化法というのも成立をさせていただいております。  これについて御説明いただくより、最高裁の方にこの裁判...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと随分先の話をするわけですけれども、これ裁判員裁判が始まった場合ですよ、ここの検討会で、そういう本当に迅速に行われているかというところ等をここの検討会が見るようになるのかどうかという、ちょっと先の話で、まだ法律も通していないのにこんなことを言っていいのかどう...全文を見る
○木庭健太郎君 最後の一項目というか、項目で、もうこれも一番この制度の成功するかどうかのかぎを握っているのは、正に国民に対する周知の問題、もう何回も議論になっていますが、これが一番のポイントだと思います。  そのために五年という期間も置かれているでしょうし、そういう意味では最大...全文を見る
○木庭健太郎君 私も数、見させてもらいましたが、物すごい数の講演をやり、わあ、やっぱりこういうものをやるときにはそれだけのものが必要なんだなとつくづく感じたぐらいやっていらっしゃいますし、それに負けないぐらいの問題が要るでしょうし、戦前とは違うわけであって、情報化社会なんですから...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、やっぱり一番大事な問題は何かというと、教育におけるこの裁判員制度、どんなふうにして教育現場の中でこれを取り上げ、やる、私はやる必要があると思っているんですけれども、ある意味では司法というのは本当に遠い世界という、今はそういう感じでしか国民は思っていない...全文を見る
○木庭健太郎君 山崎事務局長、ちょっと文部科学省ともう少し、あと五年、これ通れば五年間準備期間ありますよね。その準備期間の間に、やっぱり少し、こういう新しい制度を始めるんであれば、社会教育の中でまずはどうこの裁判員制度の問題、知ってもらう場を作ることも必要だと思うんですよ。  ...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に大臣に、何回も私は大臣に聞くときは、国民の周知が最大課題ですと、もう何回も申し上げながらやってまいりましたが、まず、今日の質疑を締めくくるに当たって、大臣のこういう問題に対する決意伺って、質問終わりたいと思います。
○木庭健太郎君 終わります。
05月13日第159回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  参考人の皆様方には貴重な御意見をいただき、本当にありがとうございます。  参議院におきましても、衆議院で先ほどお話があったように全会一致でこの法案が送られてきたということに、ある意味ではこれを今から審議いたしております私たち...全文を見る
○木庭健太郎君 四宮参考人に、次は、同じようなことをお伺いしようと思うんです。というのは、やはりこの裁判員制度導入についての反対論、主なものを整理しますと、やはり憲法違反であるということをおっしゃっている方たちのグループがいらっしゃる。もう一つは、こういう制度を設けて裁判員に過重...全文を見る
○木庭健太郎君 土屋参考人にお伺いしたいと思います。  多分、裁判員が担当をするようになるだろうという事件は決められているわけですから、重大事件を取り扱うようになるだろうと。そうなると、これをマスコミとの関係の問題でいうと、一般の方々ですから、じゃ、それ、その裁判員になったとき...全文を見る
○木庭健太郎君 もう時間があとわずかになりましたので、伊藤参考人に一つだけ。  やはりこれ、選挙人名簿から選ばれる形ですから、男女どうなるかというのは、これはもうしようがないところもあるんですけれども、実際はこれ、やっぱりそういうものをやる以上、男女の比、本当ならこうすべきじゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
○木庭健太郎君 修正者の皆さん、お疲れさまでございました。  今日は刑事訴訟法の一部改正の法案につきまして時間をいただいて質疑をしたいと思っております。  今回のこの刑訴法の一部改正、一つは、刑事裁判の充実、迅速化を図るために新たに公判前整理手続のこの制度を創設しておりますし...全文を見る
○木庭健太郎君 そういった、正にそれはおっしゃるように弊害があるという内容だと思いますが、その弊害の内容を含めて今言ったような問題点があると。これはちょっと、法律に基づく弊害もある程度あるので考慮した上でということを検察側から結局これ、こういうものがありますよということで開示はで...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、この証拠開示の面で、この開示証拠の目的外使用を禁止するというのが基本に今回なっていると。これは、先ほども御説明いただきましたように、今後は出される証拠というもの、これまでよりも膨大な量になる。ある意味じゃいろんな様々なものがあるという御指摘もいただきまし...全文を見る
○木庭健太郎君 次は即決裁判の点、これも先ほど御説明がありました。これを導入する理由、それからこれまでの簡易裁判と違ってこの制度であれば利用もされるだろうというような御答弁がございました。大体どんな裁判の流れになるのかというようなイメージの図もいただいてはおるんですけれども、もち...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと横から声がある弁論については、弁論はあるんですかね。
○木庭健太郎君 あと、ちょっと幾つか、この即決裁判手続で審理した場合は、これも先ほど御説明いただきましたが、特に懲役刑、禁錮刑を言い渡す場合には、これは執行猶予付きの判決しか言い渡せないというふうに決めてあるわけですね。これはなぜかという理由を説明してください。
○木庭健太郎君 もう一つ、即決裁判手続においてされた判決に対しては事実誤認を理由として上訴することができないというようになっておるわけでございます。これも従来の裁判の仕組みでいけば、我が国の刑事訴訟というのはこれ三審制を一応採用していると。その中で、被告人との権利の問題なんですけ...全文を見る
○木庭健太郎君 そしてその際、この場合は結局、上訴できないときというのは結局、正確に言うと、罪となるべき事実誤認を理由とする控訴は不可ということになるわけですよね。  そうすると、例えばそんなことはあるのかどうか分かりませんが、例えば、手続していろんなこともして、自分としては異...全文を見る
○木庭健太郎君 まあそういう、ちょっとまだ、まだ細かい点をいろいろ詰めなくちゃいけない点もあるなとは思いながら、もう一つ、今度新たに設けられます公的弁護制度についてお伺いを何点かしておきます。  これ、先ほど大臣も少し、同じような御答弁になるかどうか、ともかく今、現行では、被告...全文を見る
○木庭健太郎君 正に大臣おっしゃったような意味があると思うんです。あると思うとともに、それだったら、どうして今回こういう一つの仕組みを作っているのかなと、逆に疑問に思うところも出てくると。それは何かというと、国選弁護人を付けるということができるとはいっても、まず第一段階でどうする...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん今おっしゃったみたいに、これ司法ネット、総合支援というものができ上がっていかなければなかなか現実に対応できない。もちろん、予算取りも法務大臣頑張らなくちゃいけない問題もあるという整備の中から極めて現実的に私はやられた問題だろうと、こう思っておりますし、将来...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○木庭健太郎君 公聴会を終えて、また質疑に戻っているわけでございますが、私も大阪参加させていただいて、公述の方々がそろって本法案の成立を望まれるという御意見を言っていただいたことに、あっ、それなりに少しは国民への理解というのも広がりつつあるのかなというようなことも感じながら公聴会...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、具体的にどういうものなのかとお聞きしたいんですけれども、例えば法案の第七十三条一項は、被告事件に関し接触してはならないと、こう規定しているわけですね。そうすると、この被告事件に関する接触というのは具体的にはどのようなものが考えられるか、具体例で少し示してくだ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、今度は、裁判員の職にあった者について、今度は第七十三条の二項によると、裁判員などが職務上知り得た秘密を知る目的での接触のみが禁止されているということになるわけですよね。事件に関する接触であって禁止されない接触というのが、どんなものが実際あり得るのか。こ...全文を見る
○木庭健太郎君 それで、今度は、もう一点今度聞きたいのは、メディアとの関係ということで、大臣、明確にこれは別に報道規制その他という問題とは違って、ある意味じゃ裁判の公正を担保するためのいろんな問題なんだという御趣旨だろうと思うんですけれども、ただ、このメディアとの関係がなり得る問...全文を見る
○木庭健太郎君 そうなると、今度は七十三条の方では、裁判員であった者、本人が公にすることを同意をした場合を除外しているということになる、七十三条ではですね。これは七十二条と七十三条と違いが出てきているわけですけれども、その辺の趣旨をお伺いするとともに、逆にそのことを伺うことは現職...全文を見る
○木庭健太郎君 七十二条です。済みません。
○木庭健太郎君 そして、名前の問題もそうなんですけれども、その次になると、裁判員になった方の守秘義務の問題が一つの大きなテーマになるんですけれども、実は私も昨日の公聴会行ってみて、この守秘義務の問題については結構御意見が出まして、しかもどっちかというと、どちらかというと、この守秘...全文を見る
○木庭健太郎君 それを理解したとして、検察審査会もこの守秘義務に関して今おっしゃったように罰金というものは確かにある。でも、今回新たに作るときに、新たな制度を始めるときに、守秘義務というものはきちんと守らなくちゃいけませんよという精神的規定は置いたとしても、なぜ罰金まで付けてしま...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども少しおっしゃっておりましたけれども、被告のプライバシーの問題等でおっしゃっておりましたが、これは接触規制のところでもお尋ねいたしましたが、職業上知り得た秘密というのは、もう一度ここで確認しておきたいんですけれども、職業上知り得た秘密、具体的にはどういった、...全文を見る
○木庭健太郎君 御説明をいただいた限りは、結局、評議の秘密につき守秘義務を課す目的は、究極においては裁判の公正の確保、つまり被告人が公正な裁判を受けることを保障することにあるというふうに理解すべきなんだろうと思いますし、その解釈でいいのかどうかをお尋ねするとともに、もちろん裁判員...全文を見る
○木庭健太郎君 質問通告はしてないんですけれども、局長、こういう仕組みの中でやっていかなければいけない、守秘義務も非常にこれはこの制度を構築していくのに大事な問題だと、こう認識はしているんです。ただ、やはりこの裁判員制度が国民に理解されるようになるためには、一体裁判員を入れた裁判...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は、職業を持った国民が裁判員となりやすくするために、例えば会社に勤められている方については、今この法律には法案の第七十一条で不利益取扱いの禁止の規定がありますが、これだけでは十分ではないというような御意見も結構ございまして、具体的に例えば裁判員になるため裁判員...全文を見る
○木庭健太郎君 そういうことは、一言で言えば、裁判員休業という特別の制度を創設しなくても今おっしゃったように労働基準法の第七条の規定によって現行制度の下でも法律上、裁判員の職務を行うことに支障はないものと、こう理解しているんだということでよろしいのかどうか。  あわせて、仮に使...全文を見る
○木庭健太郎君 昨日、大阪でこの問題、事務局長ね、会社の経営者の方がたまたま一人いらっしゃったんで、大阪でですよ、裁判員の休業制度というようなものもあるけれどもどうだという話をしたんですよ。どなたでしたかね、前田葉子さんという方にお聞きしたら、そうしたら、会社の代表取締役、社長さ...全文を見る
○木庭健太郎君 あと一つ、この法律、法案の第七十四条なんですけれども、これ運用状況の公表というのがございますよね。この運用状況の公表という条項を設けた趣旨を伺っておきたいと思います。
○木庭健太郎君 最後に、最高裁判所にお尋ねしておきますが、今お話しあったみたいに最高裁判所にお願いする項目になってくるわけですけれども、この法律の実施状況に関する資料、幾つ、どんなものがどうあるのかと、これだけではちょっと分かりにくいんで、どのような資料を公表する予定でいるのか、...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございます。
○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  今日は、六名の公述人の方々、貴重な御意見をありがとうございます。  まず、山本公述人にお聞きをしたいと思います。  一つは、今回の司法ネット構想の中核は、もう言うまでもなくこの支援センターの問題でございます。先ほどから御指...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、大東公述人にお伺いしますが、先ほど御意見の中で、裁判員というのは少なくとも十名ぐらいというのが良かったんじゃないかという御意見を申されておりました。我々も、この裁判官と裁判員どうするか、もうさんざんいろんな論議をやってまいりました。その中で、この十名という御...全文を見る
○木庭健太郎君 前田公述人に。  先ほどから、参加しやすいようにどうしていくかという、整備もしていく。これは衆議院で実は附則で少し法律を修正したんですよね。その中で何かというと、やっぱりみんなが、国民がより参加しやすいようにということで、国は積極的に環境整備を努める義務があると...全文を見る
○木庭健太郎君 本当は、制度作りよりも意識改革が本当にある意味では一番大事なんじゃないかなと御意見聞きながら思いましたが、宮崎公述人にお伺いをしたいんですけれども、今度、支援センターの業務の中にいわゆる犯罪被害者の支援ということも行うことになりますね。これは具体的なまだ施策内容、...全文を見る
○木庭健太郎君 さらに、今回、被疑者に、被疑者段階から弁護士付けられますよね。ただ、今政府から出している法案というのは、その弁護士さん、対応がなかなか難しいだろうから、ある意味では重い罪からということに今なっているんですよね。体制さえできれば全体にという、もう全部できるようになれ...全文を見る
○木庭健太郎君 遠藤公述人に。  今度の裁判員というのはどんな評決を下すかというと、有罪無罪ということだけでなく、その量刑まで一応決めるわけですよ。それで、検察審査会で御経験のとおり、検察審査会がやる仕事というのは、事件に対して不起訴不当ということも起きる、不起訴相当を出すとき...全文を見る
○木庭健太郎君 一問だけ。  同じ質問、西村公述人からも、その裁判員が量刑まで決めることについてどうでしょうかと。今度は専門家の意見から一言だけ伺って、終わりたいと思います。
○木庭健太郎君 終わります。
05月19日第159回国会 参議院 決算委員会 第13号
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○木庭健太郎君 まず、新たな行政改革手法と言われておりますニュー・パブリック・マネジメントというのがございます。私は、この参議院で決算重視の姿勢を全面的に打ち出していることそのものも、ある意味ではこのニュー・パブリック・マネジメントの流れの一つではないかと思っております。  そ...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、進んでいって何年かたっていくわけですから、そういう時々に合わせて、そういった面の効果も何らかの形でチェックするなり見ていただきたい面はあると思っているんです。  次に、会計検査院に伺いますけれども、独立行政法人というのは大半国からの出資です。もちろん運営費...全文を見る
○木庭健太郎君 今お聞きしましたのは、しっかり行っているかどうかというのを聞いたのは、十四年度というのは独法化が始まってまだ三年程度だった。ところが、検査報告においては二年連続指摘がなされている。十四年度決算報告書を見ても、これはうちの党の山下が質問をしましたけれども、独立行政法...全文を見る
○木庭健太郎君 今、麻生大臣からもお話あったんですけれども、要するに、内部監査をやらなくちゃいけないようになっているんですよ。ただ、さっきの農業技術研究機構の不正経理にしても、それと科研費の問題にしても、こんなの、会計検査院とかの指摘する前に、内部監査しているんだったら、これは当...全文を見る
○木庭健太郎君 会計検査院の方は、今、いろいろ御説明あったこの内部監査、これとどのように連携を図っていくか、御説明をいただいておきたいと思います。
○木庭健太郎君 要するに、独立行政法人と国立大学法人、もちろん予算に計上されるわけですから、運営費等が、国会事前統制という意味ではしている。ところが、さっきから話しているみたいに、事後評価、業績評価が大事だと言いながら、その事後評価を行う際の最も重要な書類である財務諸表や業務実績...全文を見る
○木庭健太郎君 総務大臣、農水大臣、文部科学大臣、終わりましたんで、どうぞ。
○木庭健太郎君 公共事業の問題についてあと十分間でお聞きしたいと思います。  公共事業の問題って何かというと、単価の問題をまずお聞きしたいんでございます。これは、元々から、建材価格とか工事の単価含めて、民間に比べて公共事業は高いという批判がしょっちゅうあるんですけれども、これは...全文を見る
○木庭健太郎君 そうは言うけれども、例えば公共工事の事業費で、これはそういう問題も含めて、着工すると着工後どんどん膨脹して膨らむわけでしょう、普通の事業というのは。  今、一番こういう常識を破ったと言われているのが中部空港建設事業、これ当初計画費に比べて一六%圧縮して成功した。...全文を見る
○木庭健太郎君 公共工事、正に今おっしゃったように、やはり単価の問題というのは常に見直しながら縮減できるものは縮減していく、これが一番、国の財政の問題でも大事な点でございまして、ただ、よく言われるもう一つの理由、何で公共工事の単価が高く付くかというと、競争原理が働きにくいことが原...全文を見る
○木庭健太郎君 談合防止のために、私どもも、また各党も協力いただいて、平成十二年にできた法律が公共工事の入札及び契約適正化の促進に関する法律、さらに十四年度には入札談合関与行為の排除及び防止に関する法律、一生懸命作っているんですけれども、政府としても取り組んでいただいた。しかし、...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。  終わります。
05月20日第159回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○木庭健太郎君 今日からこの総合法律支援、いわゆる司法ネットの法案を参議院でも審議をさせてもらうわけでございます。もう大臣、繰り返しもう二度も今御答弁なさっているんですけれども、やはりこの制度というのは今まで、ある意味では国民の皆さんにとってみれば、おっしゃるように高ねの花であっ...全文を見る
○木庭健太郎君 私も、この司法ネット、ある意味では非常に大事な問題で、今大臣もおっしゃったように、いろんなところから意見を聞きながらようやく仕上げてきた制度だと思って、是非と思っていたときに、ある新聞を見ましたら、朝日新聞に何か弁護士さんが、見出しは「司法ネット 政府の監督下に置...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、今言い掛けた、言っていただいた点、繰り返しきちんと言っておいてもらいたいんですけれども、もう一点言っているのは、総合支援事業の監督は弁護士の個別具体的な業務への介入を意味しないということはあっても、この人が言うには、業務を行う構成員が組織に取り込まれる限...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、でも今のでいいと思うんですよ。やっぱり、そういう形の一つのものをはっきり打ち出すことが必要だろうと私は思っているんです。  ただ、こういう、誤解なのか本人のお考えなのか分かりませんけれども、そういうことをおっしゃる方もいる。その中では、理解を深めさせる努力...全文を見る
○木庭健太郎君 そうなると、さっき、例えば例として地方公共団体の窓口という問題もあるわけですから、この研修の問題とかもおっしゃったと記憶しているんですけれども、副大臣が。そうなると、地方公共団体によるその財政的な支援、財政的な面ですよね。これ、どんなふうにお考えになっていらっしゃ...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、これも、その支援センターの業務のうち、まあ一番のポイントがその相談窓口、アクセスポイントになると。この相談窓口については、業務内容については先ほどちょっと御説明あっておりましたが、非常に多岐にわたった分野、言わばこの支援センターが受け持つすべての問題につい...全文を見る
○木庭健太郎君 弁護士会だけじゃなくて、今関係とおっしゃったように、司法書士会ですよね、司法書士会。ここもいろんな取組をこれまでもなさっているんですよ。正に窓口という意味でいけば、こういう方たちの取り組んできた経験、またこの人たちについて、意欲はあるようでございます。これは、地方...全文を見る
○木庭健太郎君 また、支援センターの事業の中で当然民事の法律扶助事業、これはやっていただく問題になってくるんだろうと思いますが、これは私どもの党としては、この民事法律扶助事業というのは、やろうという始める段階から毎年御要望させていただいて、予算も取っていただきながら増やしていただ...全文を見る
○木庭健太郎君 今はこの民事法律扶助の事業、民事扶助と、法律扶助というのは法律扶助協会、これが自主事業として行っている分もございますよね。この法律扶助協会の自主事業と支援センターの関係ってどうなるのか。つまり、もうこの協会の自主事業は全部支援センターで引き継ぐというような格好にな...全文を見る
○木庭健太郎君 今日はもう私時間が来ましたので、最後に、一杯聞きたかった、犯罪被害者支援の点を、ちょっと先ほども御答弁あったんですけれども、聞いていますと、今回、被害者の、犯罪被害者支援というのが業務の中に入ったということはもう非常に大事なことだと思っているんですけれども、逆に言...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
05月25日第159回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。今日は、四人の参考人、貴重な意見ありがとうございます。それぞれ少しずつお尋ねをしていきたいと思います。  まず、山本参考人に、お話しされたように、民事訴訟が御専門ということでございます。今回、このセンターを含む総合法律支援法案が成...全文を見る
○木庭健太郎君 小林参考人に、これは法務省の側にも伺ったんですけれども、一部の弁護士さんからは、先ほど言われたように、独立性の担保というのが法案でも担保されているということはあるものの、今回のこの法案、やはり弁護士の活動が政府の統制、監督下に置かれるのではないかというような危惧を...全文を見る
○木庭健太郎君 岡田参考人に、「ジュリスト」を読ませていただいたとき、きょうも御意見、最後の方でおっしゃっておりましたが、いつも消費生活センターで感じられるのは、行政と司法の境というか、何か絶対にそこに入ってはいけないというようなものが両方あるというようなことを実際に今までやって...全文を見る
○木庭健太郎君 御意見、本当、今あったように、こういうものが、新しい機関ができるときに行政そのものの意識の変革をさせていかなければいけないんでしょうし、またそういうところも我々、審議の中でも取組を訴えていきたいと思います。  最後に、松本参考人と、それから小林参考人にも併せてお...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
○木庭健太郎君 この総合法律支援法案、野党にも合意をいただいて、今日でどうにかきちんと仕上がると、今国会の一番大事な法案の中での裁判員法、そしてこの支援法と、一つの大事な区切りの時期に参議院としても来ていると、こう思っております。  今回のこの司法ネットの中で、いろんな対策をこ...全文を見る
○木庭健太郎君 今日、それから前回と議論をして、この司法過疎地域の解消へ向けてどういう具体的な取組をするかにつきましても随分議論がなされましたので、ある程度姿形は見えてまいりましたが、従前、日弁連始めとして取り組んだ、例えばひまわり基金の公設事務所、さらに法律相談の窓口、これは日...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点が、結局、費用の問題になってくるんだろうと思います。全国知事会の意見、要望も見させていただきました。例えば私の住む福岡県ですけれども、意見としてあったのは、相談者が司法の利用窓口等を利用する場合に初回の相談料を無料にするような制度の確立というようなことが挙...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、一点、これ支援センターの業務運営について一点だけお尋ねをしておきたいと思うんです。  言わばこの業務運営について、やはり運営していく中で、どう国民のニーズを踏まえながら運営をしていくのかという問題があると思うんです。もちろん、支援センターそのものは国民に開...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣にお伺いします。  結局、いろいろ論議をしてきて、この法案が成立すると何が一番大事かというと、民主党の角田議員も御指摘をされておりましたが、どう予算を確保する問題だろうと思うんです。私どもも、このゼロワン地域の解消とか、正に国として一つの支援センター...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。     ─────────────
05月27日第159回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○木庭健太郎君 今日は、行政事件訴訟法の改正案の審議をやるわけでございます。  私ども公明党、二〇〇〇年十一月、ちょっと古い話になりますが、二〇〇〇年十一月に司法制度改革へ向けての提言というのをさせていただいて、その際、行政訴訟制度の改革についても、訴訟要件の緩和など、国民が利...全文を見る
○木庭健太郎君 行政訴訟につきましては、今日ずっと議論があっているように、出訴期間の問題であってみたり原告適格、つまりだれが訴えていいか、だれを訴えていいか、もういろんなこの要件がたくさんあって、結局、何かやろうとしても、本当に訴えられるのかなということでまずしり込みしてしまう、...全文を見る
○木庭健太郎君 まあ、でもなかなか厳しいですねというのが、やっぱり。まあ、そのために今回法改正をするわけでございますから。  つまり、もうこれも一番今回のポイントは、言わばこの原告適格、つまりだれが訴えていいかという問題についてこれの範囲を拡大したことなんだと、したがって救済範...全文を見る
○木庭健太郎君 今もおっしゃったように、議論の中で一つあったのは、じゃ、言葉を換えるだけでどうなるんだという御指摘をされました。  ただ、これも途中の議論だったんでしょうけれども、例えば法律上の利益という言葉を利害関係というような他の言葉に置き換えることである意味ではこれまでの...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、もう少し細かく聞いていきますが、では、もう言葉があれですが、考慮事項の考慮が必要な場合をどういうものに限っているかというと、「処分又は裁決の相手方以外の者」というふうに限っていますね。これはどういう理由なのか、御説明をいただいておきたいと思うんです。
○木庭健太郎君 次は、今度は目的、先ほどちょっとおっしゃっていますが、「目的を共通にする関係法令があるときはその趣旨及び目的をも参酌する」というふうになっていますね。この理由を伺うとともに、処分の根拠法令と関係法令が目的を共通するのか否か、これはどんなふうにして判断をなさるのか。...全文を見る
○木庭健太郎君 今お話ししたのは、正にその目的を共通にするという問題とともに、もう一つの考慮事項ですか、「当該処分又は裁決がその根拠となる法令に違反してされた場合に害されることとなる利益の内容及び性質並びにこれが害される態様及び程度をも勘案するものとする。」という部分も併せて御説...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、次は、これも、義務付ける義務付けの訴え、行政庁に対して処分することを義務付ける義務付けの訴えというんだそうですね、これ、法律用語になると。処分してはならない旨を命ずる差止めの訴え、これが今回新設された問題だと思っております。  先ほど御答弁で、義務付け...全文を見る
○木庭健太郎君 また、一言で言えば、きちんと今回の場合、要件が定めてある、どういう場合にできる、分かる、したがって、是非これは使える形になったと、今までと、ある意味ではどう本当に解釈どうなるか分からなかったやつが、今回きちんとした形で新設されたことによって国民は非常に使いやすくな...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、今回の改正案見ますと、今度は訴訟の対象でございますけれども、取消し訴訟の対象は行政庁の処分その他公権力の行使とされていて、取消し訴訟の対象は拡大していないと。一方で、これまで取消し訴訟の対象をもっと拡大すべきではないかという意見もありましたし、多様な行政活...全文を見る
○木庭健太郎君 また同じようなことの繰り返しになるかもしれませんが、これも角田委員から指摘があった問題ですけれども、要するに、行政訴訟のこれまでのまた問題点の一つは、その行政側の持っている資料、訴えようとする国民、ハンディキャップが当然物すごいあると。もちろん、国民がその行政の違...全文を見る
○木庭健太郎君 その代わりに、改正案を見ると、審議の充実、促進のために裁判所が釈明処分として行政庁に対し裁決の記録や処分の理由を明らかにする資料の提出を求めることができることとする釈明処分の特則を設けられたんだと、こうなっているわけです。これはこれですばらしいことだと思うんです。...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣言われたように、我々一般庶民がこういう法律読むと、本当、何書いておるのよと、さっきも話しましたけれども、でも、実際にやろうとしていることは、今大臣御指摘になられたとおりのことだと思うんですよ。初めて、全部土俵がなくなったと言うにはちょっと広過ぎると思うんですけ...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、管轄裁判所の問題でございます。  管轄裁判所を今回拡大いたします。現行の制度とどう変わるのかということと、原告の住居地の地方裁判所を含めるべきではないかという意見もたしかあったと思うんですけれども、これを高等裁判所の所在地の地方裁判所とした理由含めて御答弁...全文を見る
○木庭健太郎君 今日の最後に大臣にお伺いしておきたいんですけれども、これ皆さん議論されていたように、すばらしい形に間違いなく、難しい文言ですけれども、拾ってみれば、今回その行政訴訟というのが初めて国民の皆さんにようやく開かれた形になったということはもうそのとおりだと思うし、その意...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月01日第159回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○木庭健太郎君 三人の参考人の皆様、専門的なきちんとした御意見を当委員会にいただきまして、心から感謝を申し上げます。  それぞれお三人の方にお聞きをしたい点がございます。  一点目は園部参考人に。こうやって議論をしてきたわけですが、私どもも今回の法改正というのは、正にこれまで...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点、園部参考人に、将来的には専門裁判所ということをおっしゃいました。私ども、いろんな問題、ここで議論をさせていただく中で、専門裁判所まで行く過程の中で一つ問題になってくるのは、じゃ専門裁判所になってくると、国民の側が起こすときに、そこまでどうやってたどる、あ...全文を見る
○木庭健太郎君 斎藤参考人にお伺いいたします。  これまでもいろんな実例挙げながらこの問題、我が党も、公明党でございますが、いろいろお世話になってやってまいりましたが、私どもも実は団体訴訟の問題含めて今回の問題考えながら、かなりいろんな部分で大前進をしたとは思っているものの、課...全文を見る
○木庭健太郎君 菊池参考人にお尋ねをしたい点は、ざくっと答えていただいて結構なんですけれども、もう現場経験、菊池参考人も長い経験をお持ちでございますので、やっぱり我々が知りたいのは、やっぱり今回の改正が、実際に裁判実務になった場合、どんなふうに影響を本当に与えていくんだろうかと。...全文を見る
○木庭健太郎君 あと一分少々あるみたいなので。いいですか、委員長。
○木庭健太郎君 先ほどからちょっとお二人にも、専門裁判所のことについて菊池参考人はどうお考えですか。その点だけ御意見を伺っておいて、私の質問を終わりたいと思うんです。
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
○木庭健太郎君 行政訴訟法改正の二日目というか、まとめの審議に入っていると思います。今日、参考人も三名、当委員会に来られまして、今回、大改正が行われると、極めて意義深い意味があったというようなお話も午前中三人の参考人からいただきました。残された課題もあるけれども、今回のこの大改正...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一方で、やはりこの行政訴訟の裁判については、もう皆さんが御指摘をされたように、結局、裁判に入る前に門前払いをされてしまうと。その一番大きかったのは、やはり原告適格の問題であってみたり、被告適格の問題であってみたり、そういったことで厳しく解釈をされた上ではねられ...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、午前中の参考人の質疑の中でも、やはり裁判官の意識が変わり、裁判所がどういう体制をきちんとやることができるかどうかが、この行政訴訟がきちんとした形でこの法案で目指す方向が出るかどうかはそこに懸かっているというようなお話もございましたので、是非とも、今おっしゃっ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、その行政活動というものと国民の権利利益をどう守るかという問題で言うならば、もちろん、今審議をしておりますこの行政訴訟法、今回の改正でかなり変わってくるわけでございますが、その一方で、単に行政訴訟の法律だけじゃなくて、やはり国民の権利利益を行政活動との関...全文を見る
○木庭健太郎君 検討過程でしょうけれども、どういったところに視点を当てながら、検討、もう三回ぐらいになっているんじゃないですか、会合は、行政手続法についての。どういった一つの、この一番の論議の主点になっているのはどの辺なのかは御説明いただけますか。
○木庭健太郎君 もう一点は、これは行政には行政で不服審査制度というのがございます。行政に対する国民の権利保護のために行政内部でこれやるわけですから、ある意味では、これは簡易な手続でできるというような問題で、これ自体もやはり、じゃ今回行政訴訟法が改正されてやりやすくなったからといっ...全文を見る
○木庭健太郎君 不服申立てがあった中で、容認されたもの、認められたものは内訳はどれくらいですか。
○木庭健太郎君 お隣から何かパーセンテージが少ないという御意見、今日は質問をしないそうで、一言言っておきたいそうですから、ちゃんとその辺も、やった以上きちんとできる形、どうなのかなと、パーセンテージとしては、容認件数として非常に厳しいものがあるんじゃないかなというようなことを言っ...全文を見る
○木庭健太郎君 ところで、この検討会ですか、これは新聞報道で見たんですけれども、その情報公開法の見直しの検討会が情報公開しないというか、何かその冒頭の写真撮影しただけで中身は非公開、何か密室審議だとかいう批判を浴びていたんですけれども、これちょっと格好悪過ぎるんじゃないですか、総...全文を見る
○木庭健太郎君 だから、その辺も詳しくきちんと言ってあげて、正に今おっしゃるように、ヒアリングしていろんなことを聞く、ただ本当に意見を闘わせてやるような問題になったときは、こういう内容のものについてはきちんとおやりになられた方が国民、理解を得やすいと思いますので、そこはきちんとや...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に大臣に、本当に大改正がなされるわけでございまして、今までは訴訟の入口論で国民が戸惑っていろんな問題があった、それが今回本当に抜本的に改善される。土俵がどれだけ広がったかというのは、ちょっと社会が変わったとか山が動いたとかいろんな議論ありましたが、いずれにして...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月03日第159回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○木庭健太郎君 まず、知的財産高等裁判所設置法案等についてお聞きをしたいと思います。  とにかく、知的財産、この創造をどうやり、どう保護していくかという課題は、これは日本だけじゃなくて世界に課せられたいろんな課題だと思っておりますし、特に今、知的財産紛争というのは、別に国内だけ...全文を見る
○木庭健太郎君 午前中も御説明あったんですけれども、やはりこういった訴訟そのものが増えてきている現状の中でどうしていくかという問題だったんだろうと思います。そういう意味では、この新しい知的財産高等裁判所設立への期待というのは非常に、これは特に企業の側に大きいと思いますし、ただ、産...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では、今おっしゃったように、CAFCのこの創設が一つのプロパテント政策の成功の大きな一つの要素であったと、こう考えるなら、今回、我が国もこの知的財産高等裁判所を創設するわけでございますが、これが今日本として進めようとしているこの知財立国の中でどんなふう...全文を見る
○木庭健太郎君 今お話のあったこのCAFCと比較して、今回作られますこの日本の知財高裁、全く同じとは思っておりません、それなりのまた別の日本独自の特徴もあると思います。そういった点を司法制度改革推進本部の方からこれも御説明をいただいておきたいと思うんです。
○木庭健太郎君 でも、ちょっと話聞いていると、何か、これまでの裁判所が信頼を置けないんだと、人もいないし、きちんとやってくれないから何か作らなくちゃいけないんだみたいな声にも聞こえないこともないんだけれども、その辺は本当は裁判所は、いや、しっかりやってきたらやってきたと、より精度...全文を見る
○木庭健太郎君 かなりの体制はでき上がっているというふうに判断をいたしますが、いずれにしても、今後、こういった裁判官への専門知識習得含めて、いろんな体制を組まなくちゃいけないだろうと思いますし、どういう人をまた裁判官として登用していくかというような問題にもかかわってくるんだろうと...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、今回、独立した一つの高等裁判所が設置されると。ただ、やはり、これは多分審議の最中でもお話があったんだろうと思いますが、いわゆる地方在住者の司法アクセス障害、一方で司法ネットをやりながら一方でこういう形を取るとどうなのかということが、これは今回の論議じゃなく...全文を見る
○木庭健太郎君 やっぱりこういうのは地方の中小企業者にとってみれば非常に助かると思うんですよね。そこの評判はいいんでしょう、これをやることによって。やった方がいいと思っていらっしゃるんでしょう、まだ。どうでしょうか。
○木庭健太郎君 司法制度改革本部の方に聞きますが、今お話しいただいたように、やはり身近なところにあるということも大事なことだとやっぱり思うんですよね。したがって、これ、今後、知財高裁として巡回裁判制度、これは実際導入可能なのかどうか、実現可能なのか、検討する気はあるのか、伺いたい...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、特許庁との関係でお伺いしておきたかったんですけれども、言わば今回の知的高裁の設置というのは、紛争の迅速、なるべく迅速な解決ということで、それとともに、やっぱり特許等の侵害訴訟においても特許等の有効性について判断してほしいと、そう強い要望があったということ...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃるとおりで、様々な手だてをやってはいただいているんですけれども、ただやり方としては、裁判所と特許庁は、これ併走は併走、ともに走るようになるわけであって、それがなくなったわけじゃないわけですから、そうなると、裁判所はこれから一生懸命迅速化をやっていただくわけ...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、併せた形ができないと、せっかくこれ、それぞれに頑張る意味がないわけですから、そこは御努力を今後も続けていただきたいことを御要請をいたしたいと思います。  そして、これも議論を午前中からされましたが、今回の規定では、裁判所が営業秘密に当たる書類の開示命令及び...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣に、この法案について、まあもちろん説明もいただきましたが、やはりこの制度も、どうきちんと法の仕組みを作った上で運用していくか、その運用の仕方も、どれだけユーザーにとって使い勝手のいいものができるかというのがポイントになるだろうと思います、今後は。  その辺に...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つの大きな課題である法案はまだここの委員会には付託はされておりませんが、今回是非ともこの国会で通したい問題で、不動産登記のこの改正の問題がございます。本格的な議論はまたにすることになるんですが、基本的考え方で幾つか聞いておきたい点がありますので。  大臣に...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃるように、もちろんオンライン申請というものを主軸にしてやりながら、そこになじめない人たちについては現行制度も存続させながらやっていくというようなことになるわけでございますが、この書面についての申請についても、これは単に現行制度を存続させるだけではなくて、...全文を見る
○木庭健太郎君 これもまあ、登記認証、認識、登記済証の代わりに登記識別か、情報とか、もう御説明いただいたんですけれども、そのやっぱり何か当事者出頭主義がなくなってしまうと、やっぱり登記の正確性、何か低下するんじゃないかと、こう思うし、やはり今までの人はどっちかというと権利書みたい...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、登記制度というのは不動産に関する情報を公開する制度でございますから、登記制度を利用しやすいものにするという観点からは、申請手続だけでなくて登記簿に記録されている情報の公開に関する制度についてもその利便性の向上というのが当然必要だと思っておりますが、まあで...全文を見る
○木庭健太郎君 民事局長、ちょっと通告していないんですけれども、午前中から地籍調査の問題が話題になっていて、少なくとも都市部については十年間で一〇〇%を目指すということをおっしゃいました。特に都市部というのは、これから、いわゆる権利が錯綜しているところであり、これについて急がなく...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣に振って申し訳ありませんが、これも、今から政省令を作っていくという話になったときに、いわゆる関係団体との調整の問題が大事だという指摘が午前中からありまして、局長は、ちゃんと関係団体とも連携、密を取りながらやるという御答弁はいただいておりますが、大臣から...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
06月10日第159回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○木庭健太郎君 前回も若干審議はさせていただきましたが、今回の不動産登記法案は明治三十二年に作られた法律を全面改正すると。もちろん、時代の変化に伴って、オンライン申請の導入に伴って申請手続の規定を見直すほかにも、形式面も含めると随分多数の改正項目はあるようでございますが、ともかく...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点は、この法案を見る限りは、高度情報社会に対応するわけですから、法律の規定を見るとコンピューター登記簿に規定を一本化していくという流れになっているわけであって、ただ、現実を見ると、すべての登記所がコンピューター化されているわけではないわけであって、このオンラ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、この法案できます、いろんなことでやって、まずはこのオンライン申請は登記簿のコンピューター化が終了した登記簿から順次導入されるということになるんだろうと思うんですけれども、ともかく、このオンライン申請ができる登記所ができるだけ早く全国展開する必要があると...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、まず来年三月に第一庁、これやりますよね。ただ、現実は今七一%ぐらいまでコンピューター化ができているということがありますよね。そうすると、この不具合かどうかというのを見る形を見て、五、六年間とおっしゃいましたが、これは漸次どんどんどんどん増やしていくとい...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、そのことをやらなければこの法律の意味はないわけであって、そこもきちんと、また始めるところに関しては、もうさっきから議論になっていますが、もちろん国民に対する周知徹底の問題、さらに、土地家屋調査士の皆さん、司法書士の皆さん、どこから始まるのか皆さんまだ全然分か...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
○木庭健太郎君 判事補及び検事の皆さんに弁護士の職務を経験していただくという法律でございますが、これも先ほどから議論あっているように、身分を、それぞれ法務事務官、裁判所事務官という身分を保有して行くわけですね。その理由については局長御答弁されたようですが、その国家公務員のやっぱり...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃ、例えば弁護士になって刑事弁護活動を行う過程でその関係者にいろいろ話を聞くと、その関係者が他の犯罪行為に関与していることも知るということも起こり得るわけですよね、これ十分。もしそうなった場合、公務員という身分があるわけですね。公務員には犯罪を告発する義務という...全文を見る
○木庭健太郎君 そういうふうにやっぱり身分を有することでどうなんだろうという行く側の人の問題や意識の問題を整理していくと、こういうことをきちんと分かった上で行っていただかなくちゃいけないだろうと思うし、本当にきちんとその間は修行なんだな、修行、武者修行という話がありますが、そうい...全文を見る
○木庭健太郎君 ということは、二年やってみて、さっきの話じゃないですけれども、面白いと、もう少しきちんと経験したいと、そんなことで延ばされるというわけでなく、特に認めるという、三年というのを特例で認めているのは、一つの事件を受任したと、その事件をやりながら二年間、途中からやり出し...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、今回の法律では、最高裁や法務大臣は必要に応じてこの弁護士職務経験中の者に対して職務条件や弁護士業務の従事状況についての報告を求めることができるというのが六条三項にあります。報告制度を求めている趣旨を含めて聞きたいし、具体的にどんなことの、というのは、要す...全文を見る
○木庭健太郎君 私の質問できるのは今国会ではもうこれが最後になりまして、まあこの司法制度改革について今国会多くの法案が出されました。裁判員制度を始めとして本当に重要な多くの法案が出されて、与野党、本当に司法制度改革について国会としてきちんと議論をして理解をいただいて、ある意味では...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
08月05日第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  報道によりますと、いよいよこの拉致問題をめぐる日朝実務者協議が十一日にも北京で開かれるというような見通しが報道されておりました。当然、この十一日の北京の会議というのは、最大の争点は、争点というか焦点ですね、横田めぐみさん始め安...全文を見る
○木庭健太郎君 その早期に開こうという現段階ではいつだと特定して言いにくい状況であるということを理解した上で、ただ、そういうのが目の前に迫りながら、今日実は閣議決定がなされました。何の閣議決定かというと、約束をしておった食糧支援の問題、医薬品支援の問題。  外務大臣、これ明確に...全文を見る
○木庭健太郎君 そのとおり理解は理解としてしたい部分もございます。ただ、その一方で、やはり今、日本が抱えたこの拉致問題を始めいろんな状況の中で、私は使えるカードというのは最大限使っていくのが、それは外交上当たり前のことであって、それはありとあらゆるいろんな方法を考えなければ私は本...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、先ほど大臣おっしゃったように、いつからこの日朝国交正常化交渉と、どういう状況に入ったら具体的に進めていくのかと。いろんな考え方もあるようですし、大臣の答弁をお聞きしていますと、今、例の家族の皆さんが日本に帰国されたと、帰国されたというのが一つの前提条件を...全文を見る
○木庭健太郎君 そこはいろんな考え方があるんでしょうけれども、私は、今の国民感情、いろんなことを考えた場合、もう一歩進めた形で、そういったところまで踏み込んだ形での次へというふうに進めていけないものかなという、これは是非、先ほどもおっしゃったように、早期に日朝実務者協議もやられる...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
10月26日第161回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○木庭健太郎君 まず、新潟中越地震並びに度重なる台風、本当に被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、法務省は法務省として取り組まなければいけない課題あると思います。それはそれとしてきちんと取り組んでいただきたいことを御要望し、そして大臣、滝副大臣、それぞれ御答弁ありまし...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味で、今回の一つのこの管轄区域の法案の問題にしてみても、地元住民、地元のいろんな御意向もお聞きしながら要望をしっかり踏まえた措置だということで、これはこれで理解はできるんですけれども、今後も、分かりやすい司法という意味でいけば、そういう、どういうところに...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、我々、この国会で裁判員制度を成立させ、正にこの司法改革の一つの、一つか一番大きな柱だと思って通したわけですが、それに伴って今度は設備を整えなくちゃいけないという問題で、ある意味では、老朽化の問題とともにこの裁判員制度というのが一つのきっかけに...全文を見る
○木庭健太郎君 また、せっかく裁判員の話がありましたんで、先日ですか、裁判員制度の準備ということで裁判官を百人ですか、欧米に派遣して評議や審理の進め方を学ばせる方針を固めたという報道もございましたけれども、今、じゃ、この裁判員制度を、五年後ですよね、きちんとやるためにどういう準備...全文を見る
○木庭健太郎君 もちろん、そういうソフト面、これからどういうものをきちんとやっていくかという意味で、裁判官の方々がこうやって海外へ行き勉強される、大事なんですけれども、実は本当は心配しておるのは、裁判員やるために随分形が変わるわけですよね、裁判所の。これは本当に、簡単に、さあこう...全文を見る
○木庭健太郎君 また話をちょっと八王子に戻すんですけれども、是非その点、ただ報道を見る限りはなかなかその地元との納得ができていないような話も伝わりますし、是非そこはきちんとした形の協議をしていただきたいし、そしてもう一つ心配しているのは、この家裁、地裁の問題だけじゃなくて、現庁舎...全文を見る
○木庭健太郎君 時間ですので、終わります。
10月28日第161回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○木庭健太郎君 今日は、大臣の所信あいさつに対する質疑でございます。  いろんな面でお聞きをしたいわけですが、まず大臣にお聞きしたいんですけれども、我が国の犯罪状況について、山東委員の質問に対してお答えになられていた、今治安が危機的状況にあるということをお話しになっているようで...全文を見る
○木庭健太郎君 正に、一概に言えない、いろんな面もある。ただ、犯罪そのものの在り方、その危機を迎える治安の状況の迎え方、海外からいろんな方たちが来られる問題もある。事件の質そのものも変わってきている。社会の質も変わってくると。そうすると、それに対応する側の問題が大変な状況にもある...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、この面は我々も協力しながらやらなければ確保できない問題でもありますので、一生懸命、当委員会で議論したことも踏まえた上でそういうことに取り組んでいきたいとも思っております。  もう一点、これもダブりになるのでどうかなと思いながら、これも山東委員御指摘でござい...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、この国会での成立をこれは図りたいと、我々も努力していきたいと、こう思っております。  次に、観点を変えて、今いろいろお話のありましたこの司法制度の抜本改革に取り組んでおり、随分いろんな法案も通させていただきました。一番のやはり目玉は、通させていただいた裁判...全文を見る
○木庭健太郎君 この前、最高裁の方は模擬裁判を実施になられたとお聞きしています。ただ、やってみると意外に、ああ、こんなところも問題点あるんだなということも浮かび上がったようでございます。やはりどう、普通のこの刑事裁判にしてもですよ、一般の人が参加した場合、事件をどう掌握するかとい...全文を見る
○木庭健太郎君 おっしゃるように、用語そのものも結構難しいんですよね。私もこの法務委員会に参加して、それは弁護士出身の方はいいですよ、何か法律用語それぞれおやりになられて。我々には何の話しているんだというのが随分あるんですよ。同じように、やはり皆さんにとっては簡単な一つ一つの言葉...全文を見る
○木庭健太郎君 まだ報告書、まとまっていないんですかね。何か十八日にまとめたという話じゃなかったんですか。
○木庭健太郎君 なかなかいい報告書のようでございまして、義務教育の段階からきちっと法教育をどうするかというような問題を含めて文部科学省と連携してやろうという話ですから、私は大変結構なことだと思っています。  大臣、この点、どういうふうに文部科学省とお進めになられるか。もちろん報...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、司法ネットの関係の問題でございます。  これも法律が通りましたし、これから取り組んでいくことになるんですが、何点かちょっと確認しておきたいんですけれども、一つは、これからこの日本の支援センターがサービス提供を開始を始めるわけでございます。そうすると、...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、ちょっと勘違いというか、やっぱり地方自治体の中には、今度できるんだからもうこっちはやめるというような話になっているところもあるようなんですよ、現実に。是非そこは連携をきちっとしていただきたいと思いますが、大丈夫ですね。
○木庭健太郎君 もう一つは、同じように、法に基づいてやる問題は、ゼロワン地域の解消の問題です。  法律制定までいろいろ議論もしましたが、法律通りました。これへ向かってどう今取組をされているのか、御答弁いただきたいと思います。
○木庭健太郎君 法務大臣、そういうことで、この今、ゼロワン地域の解消とか、国民が身近に接することができるようにということで、これ取組は実際、法律は通ったんですけれども、実際取組は今始まったばっかりなんですよ。そういう意味では法務省の方が、ある意味では大臣がしっかりその点どうなって...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は法科大学院の関係で少しお聞きしておきたいんですけれども、これ新しい司法、法曹養成というのは、これまでの司法試験の一発勝負じゃなくて、法科大学院、司法試験、司法修習のプロセスと、こんなふうな一つの流れを作っていくわけですけれども、今その法科大学院に実際行ってい...全文を見る
○木庭健太郎君 私はね、是非そういうのも必要だと思うんですよ。ただ、何か、どことは言いませんけれども、別にそれは本試験やりゃあいいんであって、模擬試験みたいなこと何で必要なんだと。それは、模擬試験やれば予算の掛かる話ですよ、それは法科大学頼むとは言っても。でも、やっぱりこういうも...全文を見る
○木庭健太郎君 あとちょっと時間がありますので、もう一つ、行刑改革の問題を最後にちょっとだけお伺いして。  一つは、行刑改革の問題というのは何かといえば、過剰収容対策の問題でございます。今、一体、現状どんなふうになっているのか、また対策をどう考えていらっしゃるのか。基本の問題で...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では、行刑改革会議の提言に基づいて、これからは監獄法の改正を始めとする改革に取り組んでいかざるを得ないと思うんですけれども、その辺も含めて、やるんであれば来年の通常国会になるのかどうなのか。私どもとしてみれば、もうここまで事態は結構深刻ですから、やはり...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
11月04日第161回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○木庭健太郎君 初めに、民法の現代語化について富田政務官に二、三問伺っておきたいと思います。  今日、この問題余り論議されていないんで、どう、なぜ現代語化にするのか、これまでの検討の経過、基本的な方針、どのように取り組まれてきたのか、敬意を持って富田政務官にお答え願いたいと思い...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと若干細かい話になりますけれども、確立された判例、それから通説、その解釈との整合性を図るため条文等の改正というような点もあったわけですけれども、三つの条文については、パブリックコメントに付された結果、現代語訳化から戻ったというか、何か若干書きぶりが変わってい...全文を見る
○木庭健太郎君 その辺がある意味では一般の方には非常に分かりにくい部分になっているような気も正直にいたしましたし、また、もう一点ちょっと聞いておきますけれども、さっきおっしゃったように、富田政務官が、何か今の言葉で分かりにくいもの、特に漢字表記したら振り仮名を付けなくちゃいけない...全文を見る
○木庭健太郎君 お聞きしておきます、それはそれで、まあ反対するわけにいかぬ、与党ですから、お聞きしておきます。そういう理由で振り仮名付きのやつも残ったという方に理解をしておくことにいたします。  さて、今回、この民法の改正の中では最も大きな一つが何かといえば、保証制度の適正化と...全文を見る
○木庭健太郎君 既にこれ、中小企業金融公庫さんとか商工組合の中央金庫でございますか、いわゆる中小企業の経営者に個人保証を求めないというような融資が四月から始まっているというふうにお聞きしております。新事業を始めようとする中小企業を対象に安定経営に関する特約を結んだ上で資金を借りる...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと本当少ないね。これPR不足だけかね、理由は。
○木庭健太郎君 いい制度なんですから、これちょっと本当よく皆さんにPR徹底していただきたいし、ちょっともう少し利用されているかなと思ったものですから。  改正案に伴ってお伺いしておきますが、保証制度に関して、そもそも諸外国の法制度や実情、どのようになっているか、基本的なことを民...全文を見る
○木庭健太郎君 まあ改正もちろん大賛成、包括根保証という問題、改善されたわけですけれども、ただ、今回その改正案についてもいろいろ御意見はあったようでございまして、例えば、この改正案の適用範囲の問題でございます。  この範囲について、継続的な商品売買に係る代金債務とかあるいは不動...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では緊急性のあるものから優先してせざるを得なかったと。先ほどから議論になっていますが、この包括根保証の問題では様々に社会的問題にもなったわけですからそれから優先されたという意味でしょうけれども、ですから、ある意味ではまだまだ検討されなければならない課題...全文を見る
○木庭健太郎君 是非そういった問題、今御説明もいただきましたが、まだまだ引き続いて検討もしていただき、実際の運用上どんな問題が出てくるのかと、判例のいろんな状況も見なければいけないでしょうけれども、そういったことも含めて検討していただきたい課題として私はいまだに残っていると、こう...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、副大臣のお言葉どおり取り組んでいただければ、午前中もちょっと議論はあって、いろんな意見があっておりましたから、説明責任の問題含めて政治家がリードしなければいけない部分もあると思いますので、是非、副大臣の御活躍を期待をいたしておるということを申し添えておきたい...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと言いようないところなんですよね、与党としては。本当に、是非ともこういう問題、そのために言わば新法を作るわけですから、ある意味では、これ、どう今の人たちも含めてやれるのかと、もっとぎりぎり研究をなさっていただきたいなという気はしている。答弁あれば。
○木庭健太郎君 そういう意味では、今回の改正というのはこの根保証の問題に絞ったということでございますけれども、これは結局ある意味では資金調達方法の我が国の問題の中での一つの問題だったんだろうと思うんです、保証人であるとか物的担保しか頼れないわけですから。  そういう意味では、今...全文を見る
○木庭健太郎君 いろんな方法考えられると思うんですけれども、一つは知的財産の問題、この担保化の問題というのが取り上げられたケースもございますし、またもう一つは、いわゆる電子債権という問題でございます。  この制度の創設の問題と、いろんな新たな提言もあるわけでございまして、ただ、...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、もう一つの大きな問題というか、提案されております債権譲渡の特例改正の方でお伺いをしたいと思います。  まずは、現在の中小企業の資金調達の現状についてお伺いしたいと思うんです。  平成十五年度の中小企業白書を見させていただきましたが、中小企業向けの貸出...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、中小企業庁さんは、大体今、中小企業はどのような資産を保有して、これを資金調達にどのように活用しているのかと、また逆に金融機関ですね、これがどのような資産を担保にして資金を提供しているのかと、どんな状況になっているのか、もし資料があれば、資料というか御提...全文を見る
○木庭健太郎君 そういう意味では、この法案が通ることによって一つは包括根保証、これがなくなり、個人保証の問題はかなり変わっていくのと同時に、この債権譲渡の特例の問題、これが成立することによって、これ、中小企業庁としてどのように利用、活用をされるように考えられるのか。経済産業省とい...全文を見る
○木庭健太郎君 私も是非期待をしたいんですけれども、先ほど民主党の千葉委員が御指摘したように、日経新聞さんが七月七日書いていたように、これだけで拡大するというのは早計だとかね。  一体これ、アメリカではこういう動産担保の問題で専門家がいらっしゃるわけですね。リクイデーター、清算...全文を見る
○木庭健太郎君 日本政策投資銀行に今日来ていただいております。それは、今回法改正されれば、この在庫を活用した資金調達というものが出てくるんだろうと思うんですが、現在、日本政策投資銀行さんが在庫を通した資金調達の一つの典型的な事例としてスキームを作ってこの動産担保融資のことをやって...全文を見る
○木庭健太郎君 今日はあと、最後に大臣にお伺いして終わりたいと思います。  今国会、今審議しているとおり、この民法の改正をやりました。刑法についても改正の法案を多分やる予定であり、是非与党としてはやりたいと、こう思っておりますが、言わばその基本的な法律、まあ毎年のように今司法制...全文を見る
11月09日第161回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○木庭健太郎君 今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。公明党の木庭健太郎でございます。それぞれの参考人に今法律改正案についてお尋ねをしたいと思います。  まず、池田参考人にお尋ねをしたいと思っております。  参考人は、民法の中でも債権譲渡ということが、前回も参議院に来...全文を見る
○木庭健太郎君 清水参考人にですね、今回のこの民法改正について、私は、この民法改正の流れを見ていると、保証の制度の中でも特にやっぱり今一番問題になっているこの包括根保証という、ある意味じゃ諸悪の根源だと私は思っておりますが、この制度を何とか変えてなくしていくということにある意味じ...全文を見る
○木庭健太郎君 石井参考人にお尋ねをいたします。  今回のこの民法改正の場合は、主債務が貸金債務に限られております。この問題につきましては、商工会議所というか団体側からその適用範囲が限定され過ぎてはいないかと。例えば、この点に関しては、継続的な商品売買に係る代金債務であるとか不...全文を見る
○木庭健太郎君 じゃなくてですね、包括根保証の関係、保証の関係でですね、今度のその問題というのは貸金債務というものに限っているんですよね。ところが、これ、いろんな審議会の審議の過程の中で、皆さん方の中から、貸金債務だけじゃなくて、限定するのじゃなくて、ほかのものにも広げた方がいい...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つは、私、この前、議論する中でこれ中小企業庁にお尋ねしたんですけれども、今中小企業経営者に対して個人保証を求めないような融資制度というのが、これは商工中金さんとかそういった形でも始まっているんですけれども、利用状況を委員会で尋ねたんですね、この委員会で、法務...全文を見る
○木庭健太郎君 債権譲渡特例法の改正について池田参考人と清水参考人にお尋ねしたいんですけれども、今回のこの債権譲渡特例法改正案の法制審の部会での最大の論点が何だったかというと、動産譲渡登記に、他の担保目的の動産譲渡が占有改定により対抗要件を備えた後にされたものでも対抗することがで...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございました。
○木庭健太郎君 それでは、幾つか確認の意味で御質問をさせていただきたいと思います。  まずは民法の改正の方でございますが、議論になっている極度額を定めなければならないということが今回の問題でございますが、この極度額について、これは融資の元本だけでなく利息や遅延損害金も含む上限の...全文を見る
○木庭健太郎君 そうしていただかなければ、元本のみだったら一体どれだけ責任を負うかという問題になりますから、そこはきちんと解釈をしておいていただきたいと思います。  それともう一点なんですけれども、これ、保証契約の締結後の事情変更の問題でございます。  前回の答弁では、現行法...全文を見る
○木庭健太郎君 次、進みます。債権譲渡特例法の改正の方に行きます。  これ、野党、反対のところが出てくるようでございますが、それはもうひとえにこの労働債権保護の形骸化への懸念のようなことで反対のようでございます。ですから、これ、一体、今回これを改正することによって、破産時におけ...全文を見る
○木庭健太郎君 それだったら、どちらかというと、これ労働債権の保護というのを形骸化するというような方向に取られるんではないでしょうか。その辺はどうですか。
○木庭健太郎君 我々も別にこの法案を提出したことについて党として批判しているわけではなくて、動産をどう活用できるかということは大事だし、中小企業がいろんな意味で、どういう形で融資を受けるかという形で様々なシステムが必要だと、そういう意味では、こういうやり方も必要だということは私た...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、研究もするとおっしゃっているし、諸外国の例も調べるとおっしゃっている。また、研究会をそういう労働関係の方々も交えてやろうとおっしゃっている。是非そういったものを具体的形で早期に立ち上げていただくことがある意味じゃ一番大事なことなんだろうと思います。それは是非...全文を見る
○木庭健太郎君 ということで、この問題はこれ以上、野党ではありませんのでこの辺で止めさせていただいて、是非そういった懸念を払拭する努力をこれからもし続けていただきたいと。ただ、この法案を早く通す必要性もあると、融資の面では、中小企業の、と思っているということを申し述べ、あと、ちょ...全文を見る
○木庭健太郎君 その点についてはいろいろ意見があったようにも伺っているんです。  おっしゃるように、コンピューター処理して一か所で扱った方がいいという意見もある一方で、やっぱり企業側にしてみるとやはり一か所なんですかという疑問はある。この辺に対して、将来的な課題も含めて拡充する...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣にお尋ねしておきます。  この制度、企業にとってはうまく回っていけば大変利用価値が高いものだと思います、新たな一つの融資手段を得るわけですから。その意味では価値があるわけなんですけれども、一方で、先ほどから御議論になっている労働債権のような懸念の問題...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
11月25日第161回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。午後の質疑、お付き合いをいただきたいと思います。  今回の民事関係手続のこの一連の法案、何か感じますのは、この民事関係手続というのは毎年審議しているような気がして、毎回改正、毎回改正というような気もしないでもないという思いはありま...全文を見る
○木庭健太郎君 どの時点でそれをやるかという問題、今からいろんな形で御研究なさってやる問題だと思いますし、そう簡単にはできることでもないんだろうと思いますが、是非研究は続けていただいて、そういったことが可能なのかどうかと探ることは非常に大事な観点だと思いますので、それはよろしくお...全文を見る
○木庭健太郎君 こういうインターネットの申立てが本当に普及していくかどうかというのは、申立て等をしようとする人たちに、どんなふうな手続になるのか、いろんな教える問題を含めて司法サービスの面が非常に重要になっていくと思うんです。法的知識は必ずしも、いつも議論していますが、十分とは言...全文を見る
○木庭健太郎君 逆に、今度は裁判所の方にお尋ねすることになると思うんですけれども、このインターネットの申立て、どこでできるか、どの裁判所でできるかについては、最高裁が定める特定の裁判所というふうにされているわけでございますが、どの裁判所が利用可能かについて利用する者が簡単に分から...全文を見る
○木庭健太郎君 具体的に、そうすると、最初どの辺でできそうなんですか。見通し付いているようなところはどこから始めるということになりますかね。
○木庭健太郎君 さて、利用者の立場から考えた場合、インターネットによる申立て等の場合は、送信したものが裁判所に本当にきちんと届いたかどうかが非常に気になるところだと思いますし、インターネットによる申立て等の裁判所の到達時期というのは、普通考えれば、その裁判所のシステムに記録が登録...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、これは利用者にとってみてどう分かりやすくするかがポイントだと思うんで、そこの研究はやっていただきたいし、それから、今お話お聞きしていると、これ午前中も質疑になっていましたけれども、オンライン化というのは、一つは利用者にとってやりやすい面と、じゃ裁判所にとって...全文を見る
○木庭健太郎君 是非そういう体制の整備というのを、もうこれ各与野党問わず一生懸命やっていこうという話になっておりましたんで、是非それも整えながら万全の体制で臨まなければならないと思います。  そのオンライン化の中で、幾つか個別に、先ほどちょっとお話をされておりましたが、督促手続...全文を見る
○木庭健太郎君 今お話があったように、現実に利用されている方式としてOCRというお話をなさいました。このOCR方式を用いた申立てができると。これ、実際今、実務上定着しているともお聞きしているんですけれども、どんな人たちがどういうふうに利用されているのか。ちょっとイメージがわくよう...全文を見る
○木庭健太郎君 この指定簡易裁判所の裁判所書記官が行う処分の告知は、書面に代えてインターネットでもできるということにされているわけです、今回。  さっきも、これ、さっきというのは午前中ちょっと議論になったんですけれどもね、きちんと送ってくれるのかどうかという問題があったんですけ...全文を見る
○木庭健太郎君 それで、民事局長、質問通告していないんだけれども、この督促手続のオンライン化とか申立てのオンライン化ってね、何かこう、条文読みながら、一体だれが利用して、本当にこの一般の国民に、利益にどれだけなるのかなという。ちょっと、例えば督促手続のオンライン化ですか、使うとし...全文を見る
○木庭健太郎君 大きな流れはそれで結構だと思っているんですけれども、やっぱり実際に始めたとき、そういう面、一体だれが利用し、どういうことになっているのかというのは、これは注意深くやっぱり見詰めておく必要がある問題だなということを強く感じておりますので、その点は、法施行され実際に運...全文を見る
○木庭健太郎君 期間を短縮した一つの根拠及びどのような効果を期待しているか。
○木庭健太郎君 今度は、民事執行手続における裁判所内部の職務分担の合理化の問題なんですけれども、お聞きしたいのは、今回、この物件明細書の作成が裁判所書記官の権限事項となる一方で、売却基準価格の決定は裁判官の権限事項であると。双方にこの判断の食い違いが生じることも考えられると思うん...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、これ最高裁にお尋ねしますが、売却物件についての情報提供の問題です。  いわゆる物件の明細書、現状調査報告書、評価書の各写し、三点セットですか、いわゆる。これは常備、置いておくということが行われて、そういう、裁判所によっては、これについてインターネットを...全文を見る
○木庭健太郎君 今度は、最低売却価格制度についてお尋ねをしておきたいと思います。  大臣にお聞きしておきたいと思うんですけれども、その最低売却価格制度については、ある意味では、一つは不当な安価での落札を防止するとか、買受け希望者にも最低売却価格を示すことで一種の安心感を与えるな...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、扶養義務関係にかかわることを局長に一問、大臣に一問お聞きしたいんですけれども、一つは、今回の最大の特徴は間接強制の新設でございます。  一つ、先ほども議論になっていたんですけれども、養育費の支払がない場合には給料の差押えの強制執行以外にも、例えば先ほどの...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣に最後に今の間接強制の問題について御所見を伺っておきたいし、青少年担当大臣でもございますから、正に母子家庭、子供たちの問題、今御説明があったみたいに、なかなかこの養育費の問題というのは解決せずに難しい問題でもあったと。いろんな選択肢があった方がいいんだろうし、...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
12月01日第161回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○木庭健太郎君 法案の審議に先立ちまして、今も御指摘がありました様々な司法制度改革の中で、一つの重要課題でありました、先日審議をさせていただきましたADRの拡充、活性化に関して一つだけ伺っておきたいと思います。  先日、十一月二十六日でございましたが、司法制度改革推進本部の会合...全文を見る
○木庭健太郎君 それでは、この給費制から今後変わっていくという問題、この法案についてお伺いをしたいんですけれども、基本的に、現在給費制ではどの程度の額が支給されているのか。つまり、さっきちょっと説明していただいたんでいいかなとも思ったんですけれども、まあ今どれくらいの給費制ではあ...全文を見る
○木庭健太郎君 これ、諸外国との比較も当然なさったと思うんですけれども、諸外国でこういう修習生、給与というのが支給されているのかどうか、そういうのがもし実例として何かございましたら御紹介いただきたいと思います。
○木庭健太郎君 先ほど具体的な貸与額については御説明いただきましたが、これは当然最終的には最高裁が定めるんでしょうけれども、借りたお金はどういうふうにしてこれ返還していくのを想定なさっているんでしょうか。何年掛かりでどう返すみたいなシステムを作ろうとなさっているんでしょうか。
○木庭健太郎君 もう一点、先ほどいわゆるその返還免除制度の問題で、政策的免除の制度についてはいろいろ検討したけれども、最終的には導入しないということを決めたんだというお話がございました。それもそれで一つの考え方でしょうが、やはり例えばこれから司法ネットを作っていくとか様々な問題を...全文を見る
○木庭健太郎君 いろんな観点から法案として賛成をしようと思っているんですけれども、やっぱり考えてみると、これが将来、一年間三十万、十年間ですか、その前にこの人たちは多分、法科大学院に行って、それから修習に入るわけですから、法科大学院というのは、これは行きますと、それは学費等どうす...全文を見る
○木庭健太郎君 今回の改正案に関していろんな意見はあるんですけれども、当初は何か、司法試験の合格者がこれから増えていくんだから、修習生に支給する予算額が増えるとこれは大変だから給費制じゃなくてちょっと貸与制に変えようかみたいな論調がマスコミではあったような気がいたすんです。  ...全文を見る
○木庭健太郎君 新しい司法試験について、何点かお伺いしておきたいと思います。  先ほども少しこの新司法試験について議論がなされておりました。先日、法務省からサンプル問題が公表され、いろんな意味で話題になっておりましたが、そもそもこの新司法試験の理念というのはどんなものなのか。ま...全文を見る
○木庭健太郎君 司法制度改革審議会の意見書の中に、高度の専門的な法的知識を有することはもとより、幅広い教養と豊かな人間性を基礎に十分な職業倫理を身に付け、社会の様々な分野において厚い層をなして活躍する法曹を獲得するというふうにその目的が書いてあるようでございます。法科大学院の第一...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、大臣にこの問題をちょっとお聞きしておくんですけれども、合格者数の問題が取りざたされて、いろんなことがこれ話題になりました。これも十一月の二十六日だったと思いますが、今お話のあった司法試験の委員会ですか、ここで初年度は新試験の合格者を多くすることで見解が一致...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
12月14日第161回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  私どもも、今回、この横田めぐみさんの遺骨の問題、別人だったことに対して、大変驚き以上に憤りを強く思っておりますし、やはり政府として、日本として何らかの対応をきちんとなさねばならないし、その中の一つはやはり経済制裁も含む強い態度...全文を見る
○木庭健太郎君 返事。
○木庭健太郎君 大臣ね、もうちょっと怒っていいと思うんですよ。きちんとした形でこういう抗議をして、いまだ何ら返答もないこと自体は私はこれを更に怒っていいことだと思います。  大臣は先ほど、今後その他の資料を分析してその上で対応を決めたい、それはそれできちんとした対応、政府の対応...全文を見る
○木庭健太郎君 それはそれできちんとやってもらいたいんですよ。ただ、要するに相手がどこまでこの日本の今こういう雰囲気というのを分かっているんだろうかと。単に外務ルートで抗議しただけで、この今、日本のこの怒りですよ、伝わるのかといったら伝わらないですよ。そこは、それこそ外交というの...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、そういった様々な対応をやっていくことがこの問題に対する大事なところだと思っております。  そこで、ちょっと基礎的なことを聞いておきたいんですけれども、今回この遺骨については、ある意味じゃ真っ赤な偽物だと分かったわけですけれども、まず事実確認として、この骨で...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ薮中局長にお尋ねしておきますが、先ほど遺骨についてはキム・チョルジュン氏という方から直接いただいて、これは、その受け取ったときの状況なんですけれども、今回証拠と言われるものは幾つかあったと。ある意味では、今回中核となる遺骨がこういう状況ですから、ほかのもの...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、先ほどもこれ議論になっていましたが、もう一つ、今回のこの調査の中でポイントとなるのはこの遺骨の問題、これは偽物でした。次は、この横田めぐみさんの夫と言われる方の問題、今御報告のあったキム・チョルジュンさんという方が本物であるかどうかという問題でございます...全文を見る
○木庭健太郎君 いつごろまでにできそうなんですか。
○木庭健太郎君 それは全体のお話でしょう。そうじゃなくて、このキム・チョルジュン氏なる者の特定ということについてはいつごろまでに結論を出そうということでお取り組みでしょうか。
○木庭健太郎君 その辺を、本当は中核となる遺骨の問題はこういう形でやってきたと、次の大事な問題はこういう問題である、もう一つ大きなのは実はカルテという問題もこれ本当にそうだったのかどうかということも疑問視されている部分もあるわけですから、ポイントとなる部分については国民に対しても...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、今、食糧支援の問題について議論がなされておりました。私は、ちょっと考えが違うところがあります。  今、やはりこの問題を解決するために、ある意味では北朝鮮に圧力を掛けられる問題があるならばあらゆる手段を使っていけばいいと思っておりますし、私は逆にこの食糧支...全文を見る
○木庭健太郎君 今後は、これももうずっと議論になっているとおり、今後の対応の中でどうこの経済制裁を発動するか否かということが最大の課題になってきていると思っております。これまで政府も北朝鮮政策については、先ほど大臣も申されたとおり、対話と圧力と何回も述べられてきたし、そのためのカ...全文を見る
○木庭健太郎君 今EUの話が出ましたので一言申し上げておきますと、この問題、この拉致問題ですね、国連の人権委員会の決議においても採択をされております、この問題については。したがって、国連人権委員会は是非調査団も送りたいというようなことも気持ちは持っていらっしゃるようでございます。...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。