木庭健太郎

こばけんたろう



当選回数回

木庭健太郎の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○木庭健太郎君 今、白浜議員から少し紹介をさせていただきましたが、公明党、地方議員が三千名超えて地方におるわけで、これらの皆さんと一緒になって、今一番ある意味では大きな課題の一つである介護という問題で、実際に現場に行って、また聞き取り調査もしてやってみようということで介護の点検運...全文を見る
○木庭健太郎君 今総理もおっしゃいましたが、まずやっぱりこういう施設へという方たちが多い以上、そこへ対して、総理もおっしゃったように、もちろん十六万床ということをやっていただく、それはもうやっていただきたい。それにどう加速度を付けるというお話をされました。これは民主党政権の政策で...全文を見る
○木庭健太郎君 それで、調査の中でもう一つ何かうれしいというか、でも、おおと思ったのがありまして、それは何かというと、介護職として働いてみたいですかということを聞いてみたんですよ。そうしたら、十代後半なんですけれども、社会にとって重要な職業なのでチャンスがあればやってみたいという...全文を見る
○木庭健太郎君 総理、もう一つ、やっぱり処遇改善の問題も、総理は何か最重要課題のようなお考えを持っていらっしゃるということもお聞きしたことがあるんですが、これをやるときに、是非、介護職そのものよりも、またそれを取り巻く様々な職種があります、医療関係職であってみたり介護事務職であっ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、やはり在宅でやる場合の一つの課題が、先ほども御指摘いただきましたが、小規模の多機能の居宅介護事業というのが大きな課題になると思います。  これについても、三百六十五日、二十四時間、宿泊、そして通所、それから訪問介護、いろんなことを考えた場合に、やはりこ...全文を見る
○木庭健太郎君 総理に、私の最後に、新しい公共ということをよくおっしゃいます、民間も活用した新しい公共。まさにこの在り方とこの介護をどう充実させていくかというのはかなりダブった部分が出てくると思います。  それと、もう一つ申し上げたいのは、社会保障の充実というと、これまでどうし...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○木庭健太郎君 今日は、がん対策について何点かお尋ねをしたいと思っております。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕  がん対策基本法というのが三年前にできまして、がん対策基本法、特に参議院の皆さんは様々な思いの中で、本当に基本法を作ってよかったなという思いで作ったのがも...全文を見る
○木庭健太郎君 次は放射線治療の問題について、ちょっと一点お聞きしたいと思います。  放射線治療の在り方というのはいろいろ日進月歩で進んでおりまして、今日はその中の一つのIMRT、強度変調放射線治療というこの略称がIMRTというんですけど、コンピューターの助けを借りて、照射する...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、文部科学省の方ではがんのプロフェッショナル養成プランというのがありまして、この中で文部科学省として医学物理士の育成を実施をされているようでございます。  是非その辺も含めて、今おっしゃっていただきましたが、そういう人材を増やしていくというこ...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったように、この子宮頸がんワクチンの場合、おっしゃったように、その効果というもの、効く効かないという部分が確かにあることも事実です。しかし、それでも五〇パーから七〇パー、まあそういうものが改善できるということであればというような点を踏まえると、私はやっぱ...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月19日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○木庭健太郎君 質問通告してないんですけれども、外務大臣、ゼロベースでやられるというお話をされました。元々そうおっしゃっていたと思うんですが、ちょっと気になったのは、ゼロベースというのは、要するに、どこへ普天間から移転させるかということについてゼロベースということなんですね。 ...全文を見る
○木庭健太郎君 何か避けなければならないとか言われると、またちょっと嫌な気が残るところはあるんですけれども。私はやっぱりこの問題の基本は、ともかく、おっしゃったように普天間という危険なものが残った、それをどこにどう移すかという問題でいろんな提言があり、民主党さんとしては県外、それ...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つ、先ほど議論があっておりましたが、核密約の問題をめぐりまして、大臣所信の中にも、外交を推進していく上で国民の理解と信頼を得ていくことが不可欠という大臣所信がございました。  この考え方を踏まえまして、この密約問題に関する有識者委員会の報告書での指摘...全文を見る
○木庭健太郎君 どうしてもそういう公表の問題というのは、特に外務省という役所を加えていった場合どうなるかというと、あっ、これも機密、これも機密と、こうなりがちなんですよね。  ですから、まず原則でのその公開という問題を大きく打ち出すとともに、その中で、なぜ例外かというのを、今大...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど大臣は、三月末、そのサミットの外務大臣会合、もし行ければ、またクリントン国務長官と会った場合の一つの大きな課題がイランの問題だということをおっしゃいました。  核廃絶の問題で幾つかお聞きしたいんですけれども、特に四月という月はどんな月かというと、我が国が国...全文を見る
○木庭健太郎君 そのイランへの取組とともに、大臣がこの前、二月ですか、オーストラリアの外相とともに、核兵器のない世界に向けての共同宣言と。これは極めて私どもも大事なことであるし、その取組を具体的にどうやって我が国としてリーダーシップを取りながら、また側面からやれる部分があるか。特...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、一つ御提案というか、公明党の外交部会等で検討している一つの話の中に、一九九五年国連決議九百八十四号、この消極的安全保障の部分ですね、これは今のところは核兵器国の声明を留意という話になっているんですよね。是非こういった消極的安全保障という文言そのものを本文化...全文を見る
○木庭健太郎君 今このことを特に申し上げたのは、イランの核疑惑に対するその制裁強化という問題が一方である。NPT上の非核兵器国に一応イラン、ここはなっているわけですから、それに対する消極的安全保障の実効性を高めるということになると、ある意味でイランが核開発を思いとどまされる大きな...全文を見る
○木庭健太郎君 この消極的安全保障とともに、もう一つの大きな課題が唯一目的宣言というやつでございまして、これも核兵器のない世界という共同宣言の中にございます。核兵器保有の目的を核兵器使用の抑止のみに限定するといった考え方、これがいわゆる唯一目的宣言ということでございますが、これに...全文を見る
○木庭健太郎君 これは我が国にとってもいろいろ悩ましい問題もはらんでおるというところはもう大臣御存じのとおりでございまして、例えば、じゃ、アメリカの核の傘というのは、日本は核以外の脅威にも期待するのかどうかというような問題がその背景にあってみたり、もしそんな話が出てくるとするなら...全文を見る
○木庭健太郎君 ちょっと話が飛ぶんですけれども、防衛大臣にこの点だけちょっとお聞きしておこうと思いまして。  北朝鮮の生物兵器や化学兵器による我が国への脅威はどのような形態となることを想定をされて、防衛省としてはそのための抑止力としてどのような兵器が必要であるというふうに想定を...全文を見る
○木庭健太郎君 いずれにいたしましても、様々な、我が国それから我が国周辺を取り巻く安全保障を含むいろんな問題を抱えながら、それでもなおかつ、やはり我が国としては、この核兵器をどうなくしていくかという問題について先導的立場を是非取り続けていただきたいし、あらゆる機会を通じながら問題...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月23日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○木庭健太郎君 まず、北方対策について少しお尋ねをしておきたいと思います。  今回の北方対策本部予算、前年度に比べればプラスにはなっております。さらに、前原大臣そのものも、以前は沖縄北方委員会の委員長も衆議院でされておりましたし、この法律改正、特別措置法に関する改正についても積...全文を見る
○木庭健太郎君 ですから、予算を付けた、そうすると来年度は一応目玉としてはこんなことを本当、特にというようなことを考えているんだと。今もお話をいただきましたが、そういったところももう少し明確にしていただきたいなという気持ちがありますし、もう一つは、例えば今何かラッコが来ているんで...全文を見る
○木庭健太郎君 続いて、沖縄の問題をお尋ねするんですが、これは質問通告していないんですが、先ほどの大臣の答弁を聞きながら、ちょっと安心して、より頑張ってもらいたいと思ったことは何かというと、先週末、先ほども議論ありましたが、今日二十三日に普天間の問題で大変大きな会合が開かれると。...全文を見る
○木庭健太郎君 前原大臣、防衛政策とか外交政策でのそれなりの見識もお持ちだと思います。その意味でのいろんな発言もあるでしょうが、やはり私は、沖縄北方大臣として前原大臣が伝えるべき言葉は常に現地の声であり、私たちも、この問題の解決に当たっては、現地の頭越しでは駄目だ、最大限尊重すべ...全文を見る
○木庭健太郎君 やはりそういった新たな分野をきちんと位置付ける、そしてこれまでやってきた観光、情報通信、そういったことをやっていただくことがまさに雇用、いろんなものも生み出すし、自立の方向性へ行く極めて大事な点だと思いますので、そこはきちんと進めていただきたいと思いますし、それと...全文を見る
○木庭健太郎君 それと、観光振興の面でございますが、これも本当に事細かに、環境共生型の観光地の形成事業とか、様々な施策を掲上させていただいております。是非これが有効に機能していただきたいと思うのは、残念ながら、昨年の沖縄の観光客数そのものを見ると、景気低迷の影響もありました、様々...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったこと、非常に大事で、やはり寒い地域においては、特に北京とかですね、この辺にプロモーションを掛けると沖縄というのはそれなりにやっぱり魅力を持っていらっしゃるようで、本当に省ごとというか、もっと細かく言うと都市ごとに見ていただいてプロモーションを掛けてい...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、こういったところを強化していただきながら、取組も強めていただきたいと思います。  北部振興の問題とか沖縄二十一世紀ビジョンの問題とかお聞きしたかったんですが、ほぼ私の持ち時間でございますので、これで質問を終わりたいと思います。  是非、今日はそういう大事...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○木庭健太郎君 前回の山本理事の質問に引き続きまして、子ども手当法案につきまして質疑をさせていただきます。  本法律案にある子ども手当の支給は二十二年度限り、つまりこの法律は一年限りの法律になっております。二十三年度以降における子ども手当の支給に関しましては今後検討することとさ...全文を見る
○木庭健太郎君 予算編成に至るまでは様々の過程があるわけであって、予算編成の中でのある意味ではどの辺りまでにということが一つの大事な、例えば言わば概算要求、今年の夏ぐらいまでに一つの方向性だけ、少なくとも額についてはこれだけというようなことをお出しになるつもりでいらっしゃるのかど...全文を見る
○木庭健太郎君 というのは、全額もう、先ほどからこれも議論になっておるんですけれども、例えば満額支給、つまり二万六千円ということを確定するとするならば、その財源をどうするかということを御検討なさるということですね。総理は、歳出削減等で財源捻出する旨を示されておるわけですけれども、...全文を見る
○木庭健太郎君 逆に言うと、そういうことが早く見えないとどうなるかというと、今回せっかく始める、一万三千円まである意味では私たち公明党からすれば引き上げていただいた、しかも中学三年生までやれるようになったこの制度ですら、やはり将来の方向性が見えないとどういうことになってしまうかと...全文を見る
○木庭健太郎君 今年度の子ども手当を見た場合、その財源がどうなっているか。お金には色が付きませんから、いろんな言い方になってくるんでしょうけど、私が、今回のこの一万三千円で落ち着いたという形の中で、元々半分から始めるんだとおっしゃっていた部分もあるんですけれども、さらに高校の無償...全文を見る
○木庭健太郎君 また同じお答えをいただく結果になるのかもしれませんけど、やはり心配しているのは、特に長妻大臣が担当される厚労省関係がこの子ども手当だけじゃなくて二十三年度以降になってくると何が要るかというと、基礎年金の国庫負担の例の二分の一の引上げ、あとこれ多分二・五兆円ぐらいに...全文を見る
○木庭健太郎君 さて、二十二年度の子ども手当は、子ども手当は子ども手当なんですけれども、既存の児童手当の枠組みを残されて、私どもとすれば、公明党としてみれば児童手当の拡充という部分も大きな要素としてあるというふうに考えておりますが、この点について大臣の見解を伺うとともに、したがっ...全文を見る
○木庭健太郎君 それともう一つ、二十二年の予算編成過程においていわゆる子ども手当の地方負担の問題をめぐりまして、総務大臣は、児童手当の負担が廃止になる、だから保育サービスの財源を地方に一本化するというような方針をたしか提起されたと思います。これに対して厚生労働大臣は、これは反対だ...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、大臣としては、保育所の運営費の国庫補助というような問題、多分総務省を含めて廃止みたいな問題出てくると思うんですけれども、そういうものを廃止すべきでないと、基本的には、これから議論する話ですけれども、そう考えていらっしゃるというふうに受け止めていいですか...全文を見る
○木庭健太郎君 そこは私は大臣の考え方に賛成なんで、是非それは頑張っていただきたいなという思いでいるということをちょっとお話しした上で、今度は、ここでも一番議論になったのは現金給付、現物給付というような問題が常に論議されたわけで、つまり、総合的な子育てという支援の在り方をどう考え...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、新政権の行う子育て支援策、全体として大体概略これぐらいだなというような費用というのは現時点では算出はされていないというふうに考えてよろしいんですかね、機械的、積み上げたやつだというふうに。その辺について御見解を。
○木庭健太郎君 さらに、やはり子育て、先ほどGDP比で先進国並みに将来的に持っていこうとすると。そうすると、そこへ向かって、じゃその中における子ども手当の位置付けがこれくらいの形になっていって、言わば働く女性のための保育所を含めたこういった問題はこうなっていく。さらに、例えば子ど...全文を見る
○木庭健太郎君 こういうことをちょっとしつこく申し上げているのは、やっぱり子ども手当だけをやってしまって、ほかのこととの割合のバランスがどうなるかということが必ず、これはまた来年二万六千円お取り組みになられるんだったら、やはり五兆という大きな額ですから、それに対して、じゃ保育所部...全文を見る
○木庭健太郎君 まあこの問題ばかりやってもしようがないところがあるんですけれども。  もう一つの大きなフレームとして、児童養護施設等の入所児童への支給の問題をいろいろちょっとまとめてお聞きしたいんですけれども、何をまずお聞きしたいかというと、今回の子ども手当は、もう児童手当のと...全文を見る
○木庭健太郎君 大臣としてはどうお考えですか。やっぱりこういう子ども手当ですか、こういったものを将来的、恒久制度でつくっていく場合、支給対象というのはどうあるべきだとお考えですか。
○木庭健太郎君 今回の法律では修正をしていただきまして、つまり本法律案においては、児童養護施設入所者等、子どもに対する支援等を検討、必要な措置を講じるということになっていますね。  具体的にちょっとお伺いしておきたいんですけれども、この児童福祉施設に入所している子どもや里親に委...全文を見る
○木庭健太郎君 こども安心基金で施設に対して同額の措置を行うということになりますよね。その具体的内容というのは、支給方法をどうするんだろうかとか支給時期をどうするんだろうかとか支給対象者とか、まあ支給額は当然同じだろうと思うんですけれども、その辺、どういうふうに具体的に、方法をど...全文を見る
○木庭健太郎君 今、例えば現行法というか、児童手当を見ると、児童養護施設等に子どもが入所していても、定期的に面会をしたり仕送りをしている場合は、監護・生計同一関係があるとみなしまして、これ児童手当が支給されることになっているんですよね。  そうすると、先ほど対象者が五千人という...全文を見る
○木庭健太郎君 なぜこんなことを心配するかというと、やっぱりこういう施設に子どもが入所している、もちろん面会に行ったり仕送りしているということはあったとしても、こういう親と子の関係の問題なんですよね。こういった場合、面会に行ってさえすればこれは親の方にこの子ども手当が行ってしまう...全文を見る
○木庭健太郎君 また逆に、逆にというか、一方でこども安心基金を活用して支給される子ども手当の相当分というのはこれは施設に行くわけでございまして、子ども一人一人に直接渡すわけではないわけであって、ただ、支給額すべてがやっぱり子どもさんのためにどう使われるかということが極めて大事だと...全文を見る
○木庭健太郎君 最後にお尋ねをしたいと思います。  修正案には、最終的に「子育て支援に係る全般的な施策の拡充」ということを盛り込んだということになっております。私はやはり、子育て支援に係る全般的な施策の拡充、これがあったことは極めて重大な意味が、重要な意味があっておると思います...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
03月24日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  今日は、参考人の皆さん方、本当に貴重な御意見をそれぞれいただき、御提言もいただきました。心から御礼を申し上げたいと思います。  まず、私どものこの厚生労働委員会でも一つのこの子ども手当の中で大きなテーマになりましたのは、現物...全文を見る
○木庭健太郎君 高橋参考人にも是非そういう、現金給付そのものを私は否定する必要はないと思うんです。やはりそのバランスの問題。  先ほどの高橋参考人のお言葉を聞いても、子ども手当というか、私たちは児童手当やってきたんですが、そのもの全部を否定されているとは思ってないんです。その辺...全文を見る
○木庭健太郎君 原田参考人も、バウチャーの問題、資料を見ますとちょっと触れられているようなんですが、これについての考えをお伺いして、私は終わりたいと思います。
03月31日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○木庭健太郎君 介護保険法施行法の改正でございます。この改正自体は、旧措置の特別養護老人ホームに入所されていた方の利用等の負担軽減措置でございます。これを、今年三月末を当分の間延長ですから、これについて私どもも異論はございません。  ただ、特別養護老人ホーム、今入所していらっし...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、特別養護老人ホームではやっぱりユニット型を進められようとしているわけですから、これに対してこれを、本当に低所得者の方々との今度兼ね合いの問題ですよね。この辺は少し注意して見てもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○木庭健太郎君 もう一つは、先ほど大臣おっしゃいましたが、もうこの特養の問題を含めて、施設に入りたいけれども入れないという方がいっぱいいらっしゃる。  私どもも、党として調査をしたときに、ああ、待っていらっしゃる方が本当に多いんだなということも実感をしましたし、そして先ほどの、...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題に関してだけは本当に、大臣、先頭に立って叫び続けるぐらいの気持ちでやっていただきたいし、ある意味じゃ、逆に官僚の皆さんもそういうところは結構おとなしいところがありますんで、そういった意味じゃ大臣のリーダーシップみたいなものがこれは必要になる分野だろうと、こ...全文を見る
○木庭健太郎君 これも先ほど議論になりましたが、言わばグループホームでの火災の問題の後、今検討をなさっているというお話がございました。  実際に昨年の四月、スプリンクラーの設置基準、長崎とか群馬で問題ありましたから、せっかく改正をして設置義務を有する施設、拡大されることになって...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、様々な意味で、できればこういったことが二度と起きないために、まあ一番、すべてが設置されれば問題はなかったということもあるわけですから、ただ、いろんな条件も難しいことも重々承知の上で、今大臣おっしゃったように、是非これこそ前向きの方向でいろんな問題について、二...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、介護難民を出さないということで取組をよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。
04月22日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○木庭健太郎君 論点がある程度定まっているところもあって、似たような質問の部分もありますし、私はどちらかというと、今、石井先生が大枠でうわんと聞かれたやつを一つ一つ細かく答弁を求めていきたいなという思いで質問をさせていただきたいと思います。  まず最初は、市町村国保の保険料の軽...全文を見る
○木庭健太郎君 言わば、その公費をどうするかという問題が今日も。  もう一つは、これ視点はやっぱり広域化をしていこうということですよね、一つは。そこはそれでやってもらわなくちゃいけないけれども、これもまた、その広域化だけでどうなるのかという問題というのも大きな問題として横たわっ...全文を見る
○木庭健太郎君 だからそういう一つの、次、だから、私がまだちょっとよく理解し切れていないというのは、その後期高齢者医療制度、いろんな問題点があって、それについてはもう民主党としては廃止ということをうたわれた。ある意味じゃ、直ちに廃止というような考え方が何か最初あったんじゃないかな...全文を見る
○木庭健太郎君 それではまた法案に戻りまして、協会けんぽに対する国庫補助割合の引上げの問題、もう先ほどから議論になっています。やっぱり最大の、結局、抑制するといいながら保険料率は全国平均で上がるという協会けんぽになっちゃっている。つまり、全国平均では先ほどから御議論あっているよう...全文を見る
○木庭健太郎君 今回措置をして、緊急措置だとおっしゃいましたが、緊急措置であるとともに、今後の流れを考えると、まだ高齢化はどんどん進むのは間違いないし、景気低迷の賃金抑制もまだ進んでいくし、そうすると、協会けんぽの財政状況が厳しくなるのは、より一層厳しくなるというふうなことも考え...全文を見る
○木庭健太郎君 短期的措置とはいえ、結局、今の一〇%という上限ですよね。これを今回一二%にせざるを得なくなったという今御説明ですよね。そこは上げて今後の状況に応じるしかないんだろうという判断なんですけど。  これもまた、逆に言うと、保険料の大幅な上昇抑制のために今回やっているん...全文を見る
○木庭健太郎君 そして、今回の国庫補助率の引上げは平成二十四年度までの限られた措置ということになっておるわけです。先ほどからこれも議論がございました。  措置の期限が切れる二十五年度以降の国庫補助水準の在り方についてどうするかというお尋ねなんですが、是非きちんと、お尋ねしておき...全文を見る
○木庭健太郎君 なかなかそこはきちんとお答えいただけないところだとは思いましたが、是非そこは元に戻すようなことがないように御努力をしていただきたいということを申し添えた上で、次は後期高齢者支援金の額の算定の特例の問題について何点かお伺いをしていきたいと思います。  今回の改正案...全文を見る
○木庭健太郎君 そうおっしゃると思うんですよね。ただ、結局その総報酬割に、これ導入してしまうとどうなるかというと、二十二年度で健保組合が三百三十億ですか、共済組合が二百三十億、これ負担増になります。国庫による補助分を除いた協会けんぽの負担も減っているわけではない結果になってしまう...全文を見る
○木庭健太郎君 さらに、先ほども御指摘があっておったんですが、なぜこんなこと、協会けんぽの保険料率を超えている健保組合が今二百七十六組合、全体の一八・四%ということでございます。そして、厳しい状況の中で既に十四組合が解散をしております。先ほど政務官もおっしゃいましたが、組合が解散...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども御指摘あっておりましたが、組合健保の皆さんが、声明もあったというお話もありました。  一番この問題でやはり反対と手を挙げられた理由は、後期高齢者支援金に対する総報酬制という問題をある意味ではもっと論議をした上で、総報酬制を導入するということは物すごい制度...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど大臣がおっしゃった、二月十二日に「国庫負担「肩代わり」法案に反対する」という健保組合の声明があるんですよ。でも、実はこれが出される前、つまり十二月二十五日なんですね、昨年の。この時点で既に「協会けんぽへの国庫負担肩代わりに断固反対する」という声明が、これは健...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、最後にというか、もう一、二点聞くとするならば、後期高齢者医療制度、検討が今始まったばかりで現段階でどうのこうのというのがなかなか言えない段階なのかもしれません。  ただ、国民の皆さんにとってみれば一番、今後自分たちがどうなっていくだろうという注目されてい...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
04月27日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。  今日は、参考人の皆様方、貴重な御意見をそれぞれいただきまして、心から感謝を申し上げるものでございます。  今回の法改正でございますが、私ども公明党の立場は先ほど白川参考人がおっしゃったことに尽きるわけでございまして、結果的に...全文を見る
○木庭健太郎君 今、白川参考人おっしゃったように、今回の一番の問題点というか、我々が納得いかない、私たちも納得いかない理由は、やっぱり突然この総報酬制というやつを導入してきた結果、いろんなことが、問題が起きてきているんだろうと私は思っているんです、まあ同じ御意見だろうと思うんです...全文を見る
○木庭健太郎君 小林参考人に、先ほどもちょっと御指摘があっておったんですが、今回様々な措置をすることによって、協会けんぽが健全な体制へ行くためにということで措置をされたというのが本法改正の一番の趣旨でございます。  ただ、例えば国庫補助の割合についても、今回一六・四%ということ...全文を見る
○木庭健太郎君 終わりましょう。
05月11日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○木庭健太郎君 長妻大臣、質問通告していないんですが、ちょっとB型肝炎の問題、ずっとこうお話をされている中で、一つだけちょっと確認というか、分からなかったところが、ともかく十四日までは、その日に結論を出さなくちゃいけないんで、現段階では、いわゆる訴訟されている方々含めて会う段階に...全文を見る
○木庭健太郎君 それは要するに、十四日までに結論を出さなきゃいけないんで現段階では会えないよと言うしかないんですけど、つまりその十四日、協議に入った段階です、今日はもう入るかどうか分からないとおっしゃっているわけですから、それ以降については、それをどうするかということについては、...全文を見る
○木庭健太郎君 分かりました。  それでは、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  一つは、午前中も議論になりました高額療養費制度と難治性疾患の問題、辻委員もいろいろ御質問を先ほどされていたんですが、これについて、四月二十七日、長浜副大臣を座長とする新たな難治性疾患対...全文を見る
○木庭健太郎君 その中で、ちょっと今御指摘したんですが、難治性疾患というこの問題に対してどう取り組むかというときにも実はその高額療養費という問題が極めて関連しているんだということを、是非この辺は大臣にも御認識をいただいておきたいと思うんです。  もう一つ気になっているのは、この...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、そうすると、何か局の組織目標とかいうのがあるんですよ、こういうやつが。この中に書いてある。この雇用均等・児童家庭局を見たら一行も触れていない。ちょっとこれは見直させて、書かせておいてくださいよ、大事な問題だから。きちんとその辺はやっぱり目標として挙げておかな...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほど、厚生労働大臣の方から高額療養費制度の問題、いろいろな意味で抜本的な見直しをしていかなければならない、様々な検討課題がある、いろんな御指摘をいただきました。  私どもも、この高額療養費制度の問題、様々な御指摘をさせていただいたんですが、その中でも、やはり一...全文を見る
○木庭健太郎君 今御指摘いただいたとおり、もういつも民主党の方からも御指摘があって、月をまたぐ問題であるとか、それから病院が違っていたらどうだという問題、歯科と医科の問題とか、世帯合算の問題とか様々な課題が、それぞれ是非検討していただきたいんですけれども、その中でもとあえて申し上...全文を見る
○木庭健太郎君 国民健康保険法の改正について一つだけお伺いをしておきたいと思うんです。  それは、いわゆる今度の国民健康保険法の改正案では、都道府県における広域化支援方針、それで医療費の適正化、これを具体的施策を定めることにしています。一方で、都道府県の方は、二十年度から、二十...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
05月12日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○木庭健太郎君 沖縄振興の問題も聞きたかったんですけれども、今の論議からやはり普天間問題について聞かざるを得ないと思います。  ともかく、鳩山政権そのものはどうやってこの普天間問題に取り組むかということで発足したかといえば、三党の連立のいろんな枠組みを考えても、県外、国外移転を...全文を見る
○木庭健太郎君 岡田外務大臣は、徳之島や沖縄であの大規模な基地反対の集会ありましたよね、あれをどんなふうに受け止めていらっしゃいますか。今後、アメリカとの形では交渉の窓口にもなられる方ですが、そのなられる方があの徳之島の集会や沖縄の集会をどんなふうにお感じになったか、聞いておきた...全文を見る
○木庭健太郎君 先日、鳩山総理が沖縄訪問された際も、ある意味じゃ沖縄の言い分、総理の言い分というのが私は平行線のような気がいたしました。  鳩山総理がおっしゃったのは、日米同盟の関係の中で抑止力を維持する必要性から、国外あるいは県外に普天間の機能すべてを移転することは難しい、沖...全文を見る
○木庭健太郎君 今、岡田外務大臣が海兵隊の抑止力という問題に触れられました。多分、岡田外務大臣は一貫してそういう姿勢を外務大臣になられたときから認識をされていたのかもしれませんが、私がやはり、総理が沖縄に行かれて国民の多くの人たちもえっと思った一つの話が何かといえば、鳩山総理が、...全文を見る
○木庭健太郎君 お二人はどちらかというとそういう認識を持っていらっしゃる。総理がやや。だれが、じゃ最初にこういう話をしたのかなという気にもなったり、やや疑問なんですけど、是非その辺は整理をしていただいて、きちんとした形に政府としてやっていただきたいと思います。  もう一つ、やは...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、米国と新たな合意をする一番の役目を担うのは岡田外務大臣が担当するわけでございますから、そういった今までの状況を踏まえながら、五月末の決着、つまり米国と新たな合意という問題について、五月末ということについて見通しをどう持っていらっしゃるのか、お伺いをしておき...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、私は、この普天間問題を決着していくときに、なかなか分かりにくいのは、五月末の決着、米国との新たな合意、そうすると地元の合意というのは一体どこに位置付けられるんだろうか、地元の合意。つまり、米国と交渉するにしてみても、地元の合意がない中で、じゃ米国との合...全文を見る
○木庭健太郎君 それでも、前原大臣は沖縄北方担当大臣ですよね。ある意味では、地元のことを一番発言しながらやっていかなくちゃいけない立場。その立場からすると、地元の根回し、きちんとしたことも終わっていないときにアメリカとの合意ができ上がっちゃっていると、こんなことが起こったら、これ...全文を見る
○木庭健太郎君 今、米国の方に外務省から何人か行かれているという報道がありました。これは交渉ではないんですか、これは。実務者協議という話ではないんですか。何のためにアメリカへ北米局長始め行かれているんですか、外務大臣。
○木庭健太郎君 意見交換であって交渉ではないということですかね。
○木庭健太郎君 もう一つ、鳩山総理、一回お行きになられて、地元の御理解を得るためには何回でもというような報道もあってみたり、決意を持っていらっしゃると。それはそれできちんと自らやられるということについては私どもは決して否定するものではありませんが、しかし、次に行かれるとき、昨日も...全文を見る
○木庭健太郎君 ともかく、ちょっと質疑をさせていただいたんですが、米国とも少し、交渉とはおっしゃらないけどおやりになっているようですし、地元に対してもそういういろんな働きかけはしたいということですから、同時並行でいろいろおやりになるんでしょうが、なかなか正直に五月末ということが、...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
05月31日第174回国会 参議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎と申します。  三人の公述人の皆様方、本当に先ほどから貴重な意見をいただいておりまして、心から感謝申し上げたいと思います。  私から率直に何点かお尋ねをしたいと思っております。  先ほども柳澤委員、与党でありながら、政府案においては恣意的登...全文を見る
○木庭健太郎君 今回、政府案では、先ほどから御指摘があっているとおり、次官、局長、部長が同一の職階にあるとみなされることになるわけでございます。ただ、今回は、これも先ほどの御指摘あっているとおり、公務員の給与法の改正盛り込まれませんから、給与の格付の問題とか指揮命令の系統の問題で...全文を見る
○木庭健太郎君 はい。一応お聞きしておきたいと思います。
○木庭健太郎君 もう一点御三人に御意見として最後にお伺いしておきたいんですけれども、それは西尾公述人もさっきおっしゃっておりましたが、公務員の専門性の向上という問題なんです。  つまり、何を申し上げたいかというと、定員とか給与の削減のみ焦点を置くような改革をやっていれば、それは...全文を見る
○木庭健太郎君 ありがとうございます。
10月18日第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○木庭健太郎君 公明党の木庭健太郎でございます。総理に今日はお聞きをしたいと思っております。  決算の問題をお伺いする前に、政治と金の問題、簡潔に三点だけお伺いをしたいと思っています。  それは何より、政治家と金の問題というのは政治のすべてのもう根本であり、少なくとも金の問題...全文を見る
○木庭健太郎君 菅総理もこういったいろんな国会を乗り越えながら様々な経験をされた方ですし、私自身もそれなりの国会の経験をさせていただきました。そうなると、やはりこういう問題というのはある一定の一つのめどというのがどうしても出てきます。私は、今感じているのは、少なくともこの問題につ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、鳩山前総理の関係書類の公表の問題ですよ。これ、参議院の側がもう毎回しつこく言っています。なぜ参議院の側が言うかというと、ここだったんですよ、この席でですよ、鳩山前総理大臣は何とおっしゃったか。裁判で決着が付けば、そういう関係書類をきちんと精査した上で皆さ...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一点は、政治資金規正法の改正について、予算委員会で我が方の白浜議員会長とやり取りをしていただきました。そのときに少し認識の誤差というか、あったと思ったのは何かというと、実は、公明党が今提出しておる政治資金法及び政党助成法の改正というのは、これ、いわゆる企業・団...全文を見る
○木庭健太郎君 さて、委員長も指摘をされておりましたが、不正経理の問題です。  会計検査院の検査によりまして、何か底なしの国、地方公務員の不正経理の実態がもう本当に浮き彫りになってきている。会計検査院が十九年度及び二十年度決算で検査したとき、検査対象となったのは三十八都道府県、...全文を見る
○木庭健太郎君 今防止策も含めて少し言っていただいたんですが、私どもは、この問題について従前から、自治体の取組、国としての取組、もちろんやっていただきたい、でもどうしても、どこでもやっているような話だというふうな公務員の甘えというものに対しては、それだけで本当にできるのかという強...全文を見る
○木庭健太郎君 総理も今財務大臣が答弁したと同じようなお答えを実は何回かいただいていて、五月十九日の、これは財務大臣当時です、このときのお答えは、「不正経理に対する罰則の在り方など、関係機関において十分かつ慎重に検討する必要があると、」、極めて慎重な姿勢でお答えをいただいて、つい...全文を見る
○木庭健太郎君 あわせて、総理に更なるお願いをするわけですが、やっぱり不正経理とか無駄遣いをなくすときもう一つ大変な、まあ処罰という問題も大事なんですが、もう一つ大事なのは、やっぱり会計検査院の機能というのをどこまで考えていくかという問題だと思うんです。  今、会計検査院という...全文を見る
○木庭健太郎君 次に、今一番の課題といえば雇用の問題、菅内閣もこれが最大の課題だとおっしゃっている。対策もいろいろ打っていただいて、例えば重点分野雇用創造事業を拡充されて、介護とか医療とかいう成長分野にもどんどんやろうとされている。そのことは評価するんです。  ただ、今のこの厳...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一問質問できそうですが、雇用の問題、最後に総理に。  やっぱり一番今深刻なのは、若年雇用というか、大卒者の問題だと思うんですよ。今年がやっぱり結局九一・八%、過去二番目の低さということになってしまったと。結局、就職できなかった人が三万一千人ということに終わる...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
10月21日第176回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○木庭健太郎君 所信に対する質疑でございます。ただ、様々な、今もいろんな御指摘があったように、課題を抱えた中での法務大臣の御就任でございました。同じ参議院の仲間ですから、是非頑張っていただきたいと思っております。  私は、今日は大阪地検のデータの改ざん事件を中心に、可視化の問題...全文を見る
○木庭健太郎君 だからこそ、二度とというか、あってはならない問題ですから、なぜこういったことが起こり得たのかということを本当に徹底して議論もし、検証もし、そしてどうやっていけば今後本当に国民の信頼を回復でき得るのかということを大臣が先頭になって取り組んでいただきたいという強い思い...全文を見る
○木庭健太郎君 今もおっしゃったように、いろんな検証の途上ですから、個々その中身についてお聞きすれば答えにくいところもあるかもしれませんが、できれば今お答えしていただける範囲内で今から幾つかの問題点で報道もされてみたり、指摘されていることもございます、こういった点についての見解を...全文を見る
○木庭健太郎君 普通は、ふだんの場合は、ちょっとお尋ねしましたが、通常の場合は、起訴までの決裁という、事件によって違うんですかね、どこまで上げていくかという問題。捜査官がいる、検事正まで上げるのかどこまで上げるのかと、そういう判断の、いわゆる起訴の手続がもし、一般論で言える範囲内...全文を見る
○木庭健太郎君 取調べメモのことについても、お答えできる範囲でお聞きをしておきたいと思います。  今回の事件では、取調べ担当した検察官が取調べメモをすべて破棄されたと。取調べメモというのは証拠開示の対象になり得ることが、これは最高裁の決定で、決定を示されていると思います。平成十...全文を見る
○木庭健太郎君 次は、その証拠品の保管の問題なんです。  今回の事件ではフロッピーディスクの更新日時の改ざんが問題になったんですが、もう一つ、もうこれは報道で誠に恐縮ですが、文書の順番も何か改ざんされているというような報道が、これは報道です、がなされておりました。  一般的に...全文を見る
○木庭健太郎君 今おっしゃったその電子データなんですけれども、これは警察にお聞きしますと、警察の場合は、電子データというのは、押収した場合は、まずその段階で複製を作ったり、若しくは印刷してみたりということで、その後は結局押収物の本体そのものにはもう絶対触れないというような、一応そ...全文を見る
○木庭健太郎君 そういったすべてのいろんなことを受けた上で、先ほどから御紹介があっておるとおり、最高検においてこの無罪事件の捜査について再検証をきちんと行って原因を明らかにした上にということで検証チームができているわけで、これは、検証結果は間違いなく年内ということでよろしいのかど...全文を見る
○木庭健太郎君 多分、そのお任せをすると言われた理由は、検察の在り方の検討ということについては、大臣自体は別途検察の在り方検討会議というのをつくられるつもりでいらっしゃるからだろうと、私が単に推測しているだけですが、そういった方面もやられるからなんだろうとも思いますが。  そこ...全文を見る
○木庭健太郎君 是非年内、今年中にいろんな一つの方向性を打ち出せるような、やっぱりこういう問題というのは余り時間掛け過ぎても良くないと私は思っています。在り方検討会も是非早期に立ち上げていただいて、いろんな意味での作業も少し進めていただくようなこともあっていいんではなかろうかと。...全文を見る
○木庭健太郎君 実は、可視化の問題はもうこの委員会でも何回も議論して、先ほどあったように、民主党の皆さんから何で公明党は賛成しないんだとか言われて非難されながら、二回この委員会で民主党の可視化法案は本院を通過しているんです、通過しているんです。ある意味じゃ、柳田大臣のお国に帰れば...全文を見る
○木庭健太郎君 一応これ、検察庁さんが今その可視化の問題でお取り組みになられているのは、我々もこれ主張してしっかり検証しろと言ったものですからそれを受けてやっていただいているわけで、ここは余り文句ないんですけれども、ただ今、試行を経て、全国の地方検察庁、原則として、自白調書を証拠...全文を見る
○木庭健太郎君 是非、本当に可視化をやっていく場合は、やはり全面可視化という問題に踏み切らざるを得ないんだろうと私も思っているんです。  ただ、その全面可視化って二つあるんです。すべての事件だと、全部の事件やるんだという、それがある。ただ、それ以上に大事なのは、一つの事件につい...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。     ─────────────
10月26日第176回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○木庭健太郎君 今も議題になりました尖閣諸島の中国船衝突事件について、やはり分からないのは、なぜ釈放されて、なぜ処分保留のままこういう事態が起きたのかなということに、私もまだはっきり納得はできてない部分もあるし、国民の多くも、何であの時点でああいう判断になったんだろうかということ...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、これも、小川法務副大臣、今日たまたま御出席ですから、今もおっしゃったんですけど、釈放するときに、拘束を継続することが人権侵害になるおそれがあるというようなこともあるんですけど、もう一つそのときに釈放した理由で、捜査が処分の結論を出せる状況になればその時点で...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、先ほども大臣がおっしゃったように、確かに刑訴法二百四十八条で犯罪後の情況というのがあると。その犯罪後の情況ということで、先ほどおっしゃった我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮するというものを犯罪後の情況ということで、言わば日中関係のような外交問題まで...全文を見る
○木庭健太郎君 もう一つ、先ほども議論になっていましたが、起訴便宜主義というのは、犯罪の予防効果を発揮して犯罪者に前科というような烙印を押さずに更生を与える、そういう一つの制度ともされているということです。しかし、私たち国民から見ると、当該船長さん、この方の釈放後の態度とか中国国...全文を見る
○木庭健太郎君 ともかく、二百四十八条を根拠にやっていたこの起訴、不起訴という問題じゃなくて、今度は処分という問題を、それを、準拠じゃなかった、何だ、趣旨を生かしてやったのか、ということになってしまうと、訴追裁量権の濫用というおそれの問題とどうかかわるのかという問題がやっぱりどう...全文を見る
○木庭健太郎君 この問題はまた集中的一般質疑をやられるそうですので、またの機会におやりになるというようなことでございますので、やらせていただくこともあると思います。  今日は、裁判員制度で少しちょっと聞いておきたい、法科大学院と二つを聞いておきたいと思ったんですが、一つは何かと...全文を見る
○木庭健太郎君 文科省の方からも来ていただいているものですからちょっと飛ばしまして、新司法試験のことで一、二点だけ聞いておきます。  まず最初に、新司法試験の合格者数。平成十四年の閣議決定、我々もいろいろその後議論しましたが、平成二十二年ごろまでには司法試験の合格者数を年間三千...全文を見る
○木庭健太郎君 しっかり対応ということですが、じゃ、どんなふうにしてその教育の質を確保しようと本当にされているのかということを、これは文部科学省にお聞きしたいし、一つは、文科省が一定の要件を満たさない法科大学院に対して補助金は減額するというような方針もちょっと何か伝わったりしてい...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、これ質問通告していなかったんですが、小川副大臣に、先ほど答弁されておったので、要望とともに最後ちょっとお聞きしておきたいと思ったのは、やっぱり給費制の問題なんですね。  なかなか、いろんな経過の中でこの給費制の継続というのが、いろいろ頑張って何とかしたい...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
10月28日第176回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○木庭健太郎君 今日は、大阪地検の証拠改ざん事件の方について、特にその中でも検察の在り方検討会議のことについて何点かお伺いをしておきたいと思います。    〔委員長退席、理事森まさこ君着席〕  この大阪地検の証拠改ざん事件ですが、もちろん、主任検察官が証拠隠滅罪で起訴されて、...全文を見る
○木庭健太郎君 私たちももちろん千葉景子さんよく知っていますし、この法務委員会で随分長いお付き合いもさせていただいておりますから、本人の見識その他について、そのこと自体は私なりには理解をするつもりなんですが。  実は、ちょっと驚いたのは、それが出たときに様々な批判がマスコミや、...全文を見る
○木庭健太郎君 実は法務大臣、やっぱりこういう批判が出てくる一面には何があるかというと、この検察の在り方検討会議、これが一体どこまで何をやろうとしているのかということがまだ大臣の口からは、直接ですよ、こういったものをこの在り方検討会議にはやらせるんだというような方向性とか全体像と...全文を見る
○木庭健太郎君 でも大臣、やっぱり私みたいな人間でも、この検討会議が発足するなら最低限三つぐらいのことは必ずやってもらわなくちゃいけないことがあるんですよ。何かというと、例えば、今回の事件を通じながら、捜査の在り方の問題であってみたり証拠の取扱いの問題であってみたり、特に取調べの...全文を見る
○木庭健太郎君 是非そういった、何を変えていって、大臣の思いとして、いわゆる検察、当事者じゃなくて第三者にやらせるその意味合いですよね、その重みというようなことを考えると、できるだけ早い段階で、もちろん人選を進めていただくこと、結構でございますし、なるべく早く立ち上げていただきた...全文を見る
○木庭健太郎君 つまり、この問題というのは、おっしゃったように、小林さん、三浦さん、国井さん、つまり、事件に直接かかわった人のほかに、例えばこの方たちがなぜ処分をされたかというと、最高検のこれ御発言ですけれども、例えばこの減給で辞職されたお二人ですね、いわゆる、今年の二月時点でこ...全文を見る
○木庭健太郎君 やはり、この事件がもうどうしようもないというか遺憾だと大臣がおっしゃったところの一つに、やはりこの問題というのは、もしこういう問題、証拠改ざんの可能性が本当にあった時点できちんと、本当に発覚する前にこれいろんなことあったわけですから、やっていれば、結局、一人の村木...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
11月11日第176回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○木庭健太郎君 同じこの尖閣の中国漁船衝突事件の映像流出の問題について、まずは何点かお聞きをしたいんです。  まず最初は、今の事態というのは、ユーチューブというところに流れてはならない映像が流れたと。それを受けて、検察も調査をされた。そして、海上保安庁から告発があって、それに基...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、今回の問題は、何か昨日の予算委員会ですか、答弁をいろいろお聞きしていますと、問題を起こしたのは現場の人間なんだから、責任が一番あるのはどこかといえばそれはもう現場の問題であって、これは別に政府としていろんなことを問われる、責任を問われる問題じゃないんだとも取...全文を見る
○木庭健太郎君 そこで、この問題で先ほど大臣の方から、流出したものは那覇地検が石垣海保から編集して提供を受けたCD—Rに記録された映像ファイルとほぼ同一のものと認められるという事実関係を御報告いただいた。  分からないのは、今、証拠となる映像資料ですか、というのは一体どこに何が...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、海上保安庁さんは今は一切映像記録は持っていらっしゃらないということですか。
○木庭健太郎君 そうすると、つまり一番最初の、先ほど、だから今回のものと違うやつを証拠品として保管されているわけですから、マスター、マスターというか、撮ったすべてのものは今検察庁がきちんと管理しているということですか。
○木庭健太郎君 だから、いわゆるマスターというか、撮るわけでしょう、最初映像を見ても、多分、ビデオカメラか何か分かりませんが、撮ったやつがハードディスクなのか何か分かりませんが、いわゆる根本のものがあるわけですよね。まさにそれが、常識的に考えれば証拠だろうと思うので、それ自体はき...全文を見る
○木庭健太郎君 確認しますが、それは原本のコピーがあるということですか。
○木庭健太郎君 そうすると、流出したものというのは、これは公開してはならないもの、つまり証拠とはまた違うものになるんですかね。つまり、公判がもし行われればそれに使わなければならないということであるものは原本のはずなんですよね。そうすると、なぜこれ、那覇地検さんは石垣海保さんに何か...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、その四十四分の石垣からもらったやつというのは、これは位置付けとしては証拠ではない。証拠ではないとすると、そうするとその公開するしないという問題とのかかわりはどんなふうになるんですかね。
○木庭健太郎君 ですから、その四十七条で言う場合は、証拠という場合と捜査の資料という両方のものがあるというふうに考えればいいんですか。
○木庭健太郎君 だから、今回結果的にこういう形になったんですけれども、つまり、事件が始まって、その映像資料というのをどう管理しどうしていくかというような途中の過程の中で、もし本当はもう少し厳重な管理がなされていればこんな話にはならないような気がしてならないんですよね。  これか...全文を見る
○木庭健太郎君 ともかく、昨日から今日にかけて海上保安庁の職員の方ということが分かって以来、先ほども議論があっておりましたが、各マスコミも見ても国民の反応を見ても、大方どういう意見の方が多いかというと、よくぞやってくれたみたいな話になるわけですよね。    〔委員長退席、理事森...全文を見る
○木庭健太郎君 すべて。
○木庭健太郎君 だから、私が申し上げたように、これから公判ということを本当に踏まえなくちゃいけない、証拠としても非常に大事だというようなことなのかどうかというと、その可能性が極めて薄くなっているという現時点を踏まえて、なおかつ、この流出問題も含めて様々な問題が起きたというこの状況...全文を見る
○木庭健太郎君 依頼があれば協力するというのは、そういうその罰則について検討しろというもし御指示があればその検討を開始するという意味ですか。
○木庭健太郎君 それでは、もう一つの方の例の検討会議、昨日ですか、正式に発足をされたということでございますので、これについて前回も少し議論をさせていただきましたが、この点についてもう一回幾つかの点をお聞きしたいと思っております。  まず、昨日の段階でほぼ方向性をお決めになられた...全文を見る
○木庭健太郎君 昨日の時点ではいろいろ広範にということなんですが、やはり検討会議で検討すべき事項について、ここでも何回かやり取りして、私自身はどう考えているかというようなこともお話はしましたが、やはり優先順位みたいなこと、検討の中でそういうものが進んでいくのかもしれませんが、諮問...全文を見る
○木庭健太郎君 最後に、これ、最高検の方でも事件についてのいろいろやっていますよね。最後の段階で第三者の意見もきちんと聞くような形というようなことを大臣おっしゃっていましたね。  そうすると、第三者というところに今回の検討会議の方々が入って、それとはまた違う方たちを最高検の最終...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。
11月25日第176回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○木庭健太郎君 仙谷法務大臣からごあいさつをいただいて、本日審議に入るわけでございます。今もいろんなやり取りが行われておりましたが、私も、仙谷大臣、官房長官という内閣のかなめ、もうスポークスマンからいろんなことの一番忙しいお立場の方がまた法務大臣を兼任されると。本当に正直に激務だ...全文を見る
○木庭健太郎君 給与法についてお聞きします。  今回の給与法の改正というのは、人事院勧告が政府職員の俸給の月額の引下げを勧告して、裁判官の報酬も政府職員と同様に引き下げられる。これは平成十四年が初めて引下げをやって以来、その後も十五年、十七年、二十一年と報酬が引き下げられて、本...全文を見る
○木庭健太郎君 先ほども、これも議論、九月の代表選挙のときに菅総理が、勧告を超えた削減というのを掲げられたんですよね。人事院勧告を超える削減の可能性を、これは報道ベースですけれども、幾つかありました。そして、今おっしゃったように、この問題については、臨時国会、通常国会を通じて今後...全文を見る
○木庭健太郎君 私は、だから、その細かいことまでやることがどうなのかと言われるかもしれませんけど、やはり全体の二割削減という問題、それはそれとして姿勢として大事なことだし、ただ、そういう対象にならないものもあるはずなんですよね。そういうものはそういうものでやっぱり丁寧にしてあげな...全文を見る
○木庭健太郎君 少しその考え方で聞いておきたいんですけど、裁判官の報酬の減額について、最初やるときにですね、裁判官会議で、人事院勧告の完全実施に伴い国家公務員の給与全体が引き下げられるような場合に、裁判官の報酬を同様に引き下げても司法の独立を侵すものではないということで、憲法に違...全文を見る
○木庭健太郎君 そうすると、これからの、さっき労働基本権の問題もおっしゃっていられたんですが、今後、人事院勧告の完全実施であることを憲法に反しないということになるとするならば、官民の給与水準の均衡ということで今なっているわけですよね。ただ、今後、人事院勧告がもし本当になくなった場...全文を見る
○木庭健太郎君 検察官も同等の問題になるんでしょうが、最後、検察官についてはこれ憲法上の規定はないんですよね。ただ、検察庁法の第二十五条によって、懲戒等の場合を除いて、その意思に反して俸給を減額されることはないというふうな定めになっております。だから、検察官についてはどう考えれば...全文を見る
○木庭健太郎君 終わります。