木幡弘道
こはたこうどう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月11日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○木幡委員 午前中の同僚議員の質問に引き続きまして、大臣初め関係局長に御質問を申し上げたいと思います。一部重複がありましたらば御勘弁をいただきたいと思っております。 この種の大臣の所信表明のときに、決まって我々野党は、具体性に乏しい、こういう批評をするのが慣例でありますが、そ...全文を見る |
○木幡委員 そうすると、私どもの理解では、次期行われる交渉に向かっても、我が国の基本方針はMA方式で頑張る、こういうふうに理解をしてよろしいのでしょうか。 | ||
○木幡委員 とすると、先ほどの質問の中で、かつてはフランスを初めとするヨーロッパの諸国から温かい理解、これは表でもあるいは水面下ででも、一部は協調することができた。しかしながら、EUがあのような状態になって一つの経済体という動きになってきたときに、果たして、フランスやドイツがかつ...全文を見る | ||
○木幡委員 それから、もう一つ重要なファクターが、アメリカの議会がここに来て保護貿易主義が大変強くなってきているということになれば、かつての状況のときと今のアメリカの我が国に対する外交に臨む姿勢がどのように変化していると考えていらっしゃるか、大臣の考え方をお聞かせいただきたい。 | ||
○木幡委員 とすると、MA方式で臨み、しかも理解をいただける国を外交努力で理解をしていただいてということで精いっぱい臨む、こういうことでありますが、その中で、先ほど申し上げたとおり、OECDの閣僚会議からお帰りになっても、もう世論はほとんど言及しておりませんね。国内における状況の...全文を見る | ||
○木幡委員 先ほどの大臣の答弁の中にありましたとおり、この食糧安保と農業の持つ多面的機能、これはもう当然世論もすべて周知をしておる、こう解釈をしておるんですが、しかしながら、その食糧安保の中の位置づけで一番大事なのは、食糧自給率でありますね。食糧自給率が上がらずして食糧安保を論議...全文を見る | ||
○木幡委員 今の話をずっと聞きますと、農業問題というのはすべてリンクをしておりまして、やらなければならない問題がごまんとある、こういうことでありますね。もちろんそういうことでありますかち、従来の基本法の中には、こう言ってはなんでありますが、農家を見る、狭い視野でもってという表現が...全文を見る | ||
○木幡委員 それは一つの大臣の考え方として承りましたが、しかし私の考えでは、限られた予算の中、これから先我が国の経済が右肩上がりにどんどん伸びていくということはなかなか予想しにくい。とすれば、税収も横ばいもしくは精いっぱい努力をしながらほんの少しでも税収が上がっていくということを...全文を見る | ||
○木幡委員 農村地区に企業を導入するという農村工業導入法という法律がありますが、これはもう農家すら覚えておりません。それから、私どもも、頭の隅にあるから、今大臣の話でもってぼんぼんと頭をたたいて思い起こしたほど、もう実態は農村工業導入法などという法律は生きていないのですよ。ですか...全文を見る | ||
○木幡委員 これは、さらなる努力をお願いしませんと、市町村が負担金を捻出できないために、農家が望んでもできないという事業がこれからどんどん出てくる、それから逆に、市町村が一生懸命地域の農家のため、農業振興のために努力をして一般財源から捻出をしても、今度は農家が負担がし切れないとい...全文を見る | ||
○木幡委員 残り七、八分ですから、最後の、もういっぱい聞きませんので、系統農協組織についてお尋ねをします。系統農協並びに農業委員会の問題。端的にお答えください、時間がないものですから。 一つは、農業委員の問題、農業委員会の問題です。現実をずっと列挙すると、農業委員というのはも...全文を見る | ||
○木幡委員 時間がありませんが、実は、四兆数千億、いまだにあるのであろうと思います。まだ今精査していないようでありますが。 ついこの前、経企庁長官、大蔵大臣が、我が国の外貨準備高が二千億ドル、こう言っています。二千億ドルの中に、今言った農林中金等々で持っているアメリカ財務省発...全文を見る | ||
03月17日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○木幡委員 種子法でありますが、釈迦に説法でまことに申しわけありませんが、法律改正の場合には、その法律の持っている本来の趣旨をより強力にするために法改正をする場合と、事務の簡素化をするために法律改正をする、こういう二つの意味合いがあるのであります。もちろん両方の意味合いもあるでし...全文を見る |
○木幡委員 今の大臣の答弁をお聞きしますと、事務の簡素化というか、そういうのが主軸にあるようにお聞きをしたわけでありますが、私どもが考えておりますのは、もちろん、これから事務の簡素化も大事なことであります。しかしながら、この種子法の本来持っている意味というのは、優良な種子を確保し...全文を見る | ||
○木幡委員 平成九年度の実績で、一億を切る八千二百万。八千二百万の予算規模でもって、本来の法律の持っている趣旨を実現するといっても、なかなかこれは、果たしてそうなのかなと思わざるを得ない。それが一つ。 それからもう一つは、地方交付税交付金に切りかえるということになれば、これは...全文を見る | ||
○木幡委員 地方交付税の一括、一般財源ということになりますと、今の局長の答弁にありましたとおりであろうと思うということしかないのでありまして、もちろん、一億を切る金額でありますから、ほとんど事務経費かあるいは人件費の一部ということでありますから、各都道府県にとっても、これを例えば...全文を見る | ||
○木幡委員 肝心なところはお答えいただかない、予算増額について意欲を示す文言のかけらもない、見事な答弁であったわけであります。しからば局長、もう一度担当局長として、大変厳しい財政状況ではあるが、今申し上げたとおり、種子法の中に稲、麦、大豆とあるわけでありますから、麦についても大豆...全文を見る | ||
○木幡委員 つい過日の農水委員会でもお話を申し上げたのでありますが、これから我が国の税収入が右肩上がりに伸びるという確たるものも保証がない。あるいはそれを受けて、財政構造改革法その他、私どもを取り巻く環境の中で、農水省関係の予算が極端に右肩上がりになるということも希望はしてもなか...全文を見る | ||
○木幡委員 今の問題は、技術会議の方からお答えをいただいたのは、それは単なる種の保存でありまして、特に植物の種の保存の数でありまして、今先走って御答弁いただきましたが、それも今の数字のとおり、先進国といっては何とも心もとないぐらいの数しか種の保存ができていない。 種の保存が少...全文を見る | ||
○木幡委員 これは、要するに、種を保存するという認識が他の先進国に比べておくれをとったということも否めない歴史的背景なのかなと。はっと気がついたときには、途上国も種を相手国に対して軽々に渡さなくなった。 しかしながら、その中で、二十数万点を二十五万点ぐらいにしたいという今の技...全文を見る | ||
○木幡委員 それで、もう一つあるのであります。種の保存も大事でありますが、パテントがあります。 例えばグラジオラスというあのきれいな花がありますが、グラジオラス栽培農家といいますのは、球根を買って、その球根の値段にはもちろんパテント料が入っている球根を買って、栽培をいたします...全文を見る | ||
○木幡委員 どういう形であれ、今答弁がありましたとおり、個人もしくは民間企業が持ってあろう、あるいは、あるものについては国が持ってあろうというふうな答弁がありましたが、ともあれ、我が国として、もし民間企業が持てないとするならば、どういうことで持てないのか、あるいは、個人が持とうと...全文を見る | ||
○木幡委員 それと同時に、冒頭に戻りますが、実は、八千二百万の補助金、これは、私、今から十七、八年前に、地元の県議会議員のときに当時の部長に、農水省の補助金もしくは助成金のたぐいのメニューというのは今現在幾らあるのか、こう質問をしましたらば、二日ほど時間をいただきたい、計算するの...全文を見る | ||
○木幡委員 ありがとうございました。 | ||
03月18日 | 第142回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○木幡委員 今回のテロ対策関連三条約、これを拝見いたしますると、当然遅きに失したという感が否めないということでありますから、これはいち早く批准承認をして、なかんずく、この外務委員会でもたび重なる議論あるいは意見の開陳がなされたように、この国際社会の中から凶悪なテロを未然に防止する...全文を見る |
○木幡委員 最初から、今お話しのとおり、競合することが予想されるといいますか懸念される、まさにそのとおりでありまして、外交交渉によってその優先順位を決める、こうありますが、海洋航行の方でありますが、この十六条に書いてありますのは、その交渉によって解決できないものについては、「いず...全文を見る | ||
○木幡委員 これは、想定されていなければこの十六条について留保をする国があるはずないのであります。これ十六条について留保をしている国があるわけでしょう。十六条について留保をしているということは、この十六条の解釈いかんによっては、大変これはあいまいもこと言わざるを得ないところが出て...全文を見る | ||
○木幡委員 とすれば、よその国のことでありますからここでとやかくは言えませんが、しかし、外務省としては、留保をしている国はいかなる理由でもってこれを留保しているとお考えなのか。あるいは、締約をしている我が国にとっては、留保をしている国にこれを説得しようとなさっているのか。この二点...全文を見る | ||
○木幡委員 これまでテロに関しては、我が国にとりましては、ハイジャック等々で国際世論の非難を浴びながらも超法規的措置をとったという忌まわしいこともございました。あるいは国際テロに関しましては、今御答弁がありましたとおり、円満に解決ができたというようなことがなかなかでき得なかったと...全文を見る | ||
○木幡委員 実は、私どもの同僚議員が、過日の本会議において、日本の外交が米国追随ということだけに走っているのではなかろうかという趣旨の御質問を申し上げました。 国民の中にも、今回のイラク空爆阻止について、フランスの国際世論に対するアピールの仕方や、あるいはロシアの空爆阻止の問...全文を見る | ||
○木幡委員 今大臣からお話がありましたが、やはり人数は足りない、人数をふやしていかなければ、このままでいけば外務省は、外務省から儀典省か通訳省になってしまう、こういうおそれが出てきているわけであります。 あるいは対外折衝におきましても、各省庁からのアタッシェがその中心になると...全文を見る | ||
○木幡委員 こういった水際の問題につきましても、今の答弁の中では、ここで堂々と、人も足りないからもっとふやしてくれとも言えないだろうし、本音もなかなか言えないというふうに、言外にその気持ちを察する以外にないという、まさに隔靴掻痒の感がするわけでありますが、ともあれ、こういった陣立...全文を見る | ||
○木幡委員 今の答弁ですが、決して反論するわけでも何でもないのでありますが、要は、人事交流の中で、自分は原隊があって、数年間外務省でお手伝いをするという方々は、これは単なる人事交流であって、当然外務省の中での仕事のお役には立つでありましょうし、優秀な人材の人事交流でありますから、...全文を見る | ||
○木幡委員 日本の外交は、これはいいとか悪いとかを言っているのではなくして、どうしても官僚主導型の外交であるということは疑いのないことであろうと思うのであります。ですから、やはりそういう発想からすれば、今の民間人登用の問題などというのは、これはもう何を言っているかという、言語道断...全文を見る | ||
○木幡委員 私どもの国の経済は、申し上げるまでもなく、中東からの油でもって成り立っている。とすれば、中東問題というのは単に国際外交上の問題というよりは、我が国の経済の基盤の問題だということからすれば、中東問題につきましては、私どもの国は、国際世論からその努力を認められたいと思うた...全文を見る | ||
○木幡委員 中東問題につきましては、またの機会に皆さん方と議論を申し上げ、御質問を申し上げたいと思います。 時間の関係で、もう二つほどの中の一つに、実は人口問題、もちろん今次世界の中では、地球的規模の問題、麻薬やエイズあるいは人口や環境といった問題があるわけでありますが、この...全文を見る | ||
○木幡委員 今の答弁では不十分なのでありますが、例えば人口問題を抱える開発途上国のNGO、もう既に長い実績を持って、その地域でも、その国でも、その活動が認められているNGOでありますから、うさん臭いNGOとは違うのです。そういったところに、例えばアメリカなら、先ほど申し上げたとお...全文を見る | ||
○木幡委員 今、総理がインドネシアに行かれたその問題について、大変これは下品な言い方だというふうに外務大臣からおしかりを受けるかもしれませんが、またお土産外交かと国民は率直に思っているのです。三十億円のお土産を持っていけば、これは当然だれでも会いますし、友好関係も保てる、会談がで...全文を見る | ||
○木幡委員 時間がありませんから最後に一言だけ申し上げて質問を終わりますが、実はお土産外交じゃないんだ、こういうことならば、今申し上げたとおり、なぜインドネシアだけなのかといった問題が関係諸国から出てくる。飢えている人間はいっぱいいるわけでありますから。ついきのうも農水委員会で問...全文を見る | ||
03月18日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○木幡委員 私は、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び岩浅嘉仁君を代表して、インドネシアに対する緊急食糧援助の実施に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 インドネシアに対する緊急食糧援助の実施に関...全文を見る |
05月07日 | 第142回国会 衆議院 本会議 第35号 議事録を見る | ○木幡弘道君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました国有林野二法及び関連法案について、総理及び関係大臣に質問をいたします。 国有林野は、戦後、国有財産法によって企業用財産と位置づけられ、特別会計の性格も国有林野特別会計法で独立採算の企業特別会計に位置づけられましたこ...全文を見る |
09月22日 | 第143回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○木幡委員 今回の集中豪雨でありますが、二十六、二十七日の二日間の異常な降雨、千二百五十四ミリというここでの被害が非常に大きい被害であったために、この点だけの被害ということになっているのであります。実は、七月二十二日から断続的に異常降雨といいますか、八月にさらにそれに追い打ちをか...全文を見る |
○木幡委員 今の話ですと大丈夫かなというふうに安心をしているのですが、実は今回の我が国を取り巻くこの夏の気象条件といいますのが、九州の熊本やあるいは四国の香川県では大変な水不足。一部には、四国地方では給水制限まで行っている。あるいは、熊本あたりのミカン農家にとっては大変な渇水で困...全文を見る | ||
○木幡委員 ぜひお願いをいたしたいと思います。 今回の、特に不幸な死亡事故といいますのがすべて山崩れなんでありますね。特に国土の六九%が山林である我が国にあっては、なおかつ温帯モンスーン型気候ということになれば、当然夏場の集中豪雨というのは、これまでもございましたし、これから...全文を見る | ||
○木幡委員 この種の事業、例えば建設省でやる急傾斜対策事業と治山事業、同じような急傾斜地であっても、片一方は建設省で行うもの、あるいは片一方は農水省で行うもの。それぞれの事業によって、あるいは治山事業でも、小規模治山事業、あるいは今局長からお話があったように、それぞれの都道府県の...全文を見る | ||
○木幡委員 大原則でありますから、ぜひ目を凝らしていただきまして、関係都道府県にぜひ皆さん方の考え方が通じるような形に、ここで答弁をいただいても、実際現場でそうでなければ何の意味もないことになるわけですから、当委員会での皆さん方の答弁が現場に伝わるような形にぜひお願いを申し上げた...全文を見る | ||
○木幡委員 今一連の話をお聞きしますと、いろいろ変だなと思うところがいっぱいあるのであります。それは何かといえば、大変な被害を受けて、天災融資法の発動になるかならないかは別にしまして、今の話のとおり、天災融資法の発動はちょっと厳しいかなと。でも、天災融資法の発動になって融資を受け...全文を見る | ||
○木幡委員 大変すっきりした答弁でありますが、やはりもう一歩、もう半歩という感じのことはなかなかお答えの中に出てこないという感じが否めないのであります。 きょうは何か政府委員は同じ時間に委員会だということで、審議官がお出かけになったようでありますから、またの機会に皆さん方と何...全文を見る | ||
○木幡委員 阪神・淡路大震災のときにどういうふうなことで法が未整備だということになったかの一つの例に都道府県警があるのですよ。要するに、広域的な災害ということになったときに、やはりそれの根拠法というものが一元化されないと現場でなかなか機能しないということなのであります。それに基づ...全文を見る | ||
○木幡委員 ぜひお願いします。 それで、農水委員会ですから、関係省庁をそう多くお呼びするということができなかったものですからこの程度にいたしますが、実は中小企業金融公庫もあり住宅金融公庫もあり国民金融公庫もあり、先ほど話したとおり環境衛生金融公庫もある。各省庁にまたがるわけで...全文を見る | ||
○木幡委員 意見が食い違いますが、時間がありませんから、またの農水委員会で局長と、あるいは大臣とこの問題については論議を深めていきたい、こう思って後に譲ります。 もう一つ、災害関連でありますが、降雨量で、気象庁のアメダスのポイントだけが出てきたのであります。例えば、福島県の場...全文を見る | ||
○木幡委員 これは努力をしていただきたいのであります。 構造改善局長、ちょっと耳の痛いことになりますが、実は、こういった今まで取り組まなかったことで新たに取り組んでいかなければならないということをしていきませんと時代に乗りおくれるということが往々にしてあるのであります。農水省...全文を見る | ||
○木幡委員 きょうは、主に災害関連についての質疑でありましたから、政策論議については幾分まだ時間が足りませんが、後々の委員会で大臣初め関係者の方々と政策論議をしていきたい、こう思っております。 最後に申し上げたいことは、今の系統農協の問題にしても、あるいは土地改良事業における...全文を見る |