小林憲司

こばやしけんじ



当選回数回

小林憲司の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○小林(憲)委員 このたび沖縄及び北方問題に関する特別委員会の所属となりました民主党の小林憲司でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、日米地位協定や沖縄の基地問題について御質問させていただきます。  今回の北谷町での連続放火事件では、県警は米軍に容疑者を護送しても...全文を見る
○小林(憲)委員 沖縄の地元新聞によりますと、橋本大臣がことしの年初の抱負を語った中で、先ほども少々大臣が触れておられましたが、地位協定の改定について、地位協定は神聖不可侵ではなく、必要があれば交渉するのは当然である、しかし運用改善の方が早いという実感はあると述べておられます。 ...全文を見る
○小林(憲)委員 九五年の九月十九日の閣僚懇談会におきまして、地位協定の見直しはしないということを申し合わせております。  河野外務大臣は、そのときも外務大臣であったということでございますが、先日、二月二十五日の稲嶺沖縄県知事、伊良皆沖縄県議会議長との会談では、運用改善の努力だ...全文を見る
○小林(憲)委員 そもそも、米軍であっても、我が国に駐留している以上、我が国の法制度に従うのが当然であると私は思います。もっと強い態度でアメリカ側と交渉し、いかなる犯罪容疑者であっても、身柄引き渡し要求があれば応じる内容に改めるべきではないでしょうか。  改定交渉が難しいという...全文を見る
○小林(憲)委員 外務大臣、運用改善をまずとおっしゃいますが、この運用改善というものは、いわば役人の方がやる微調整ではないか、私はそう思います。そんなことでは、米兵の凶悪犯罪を減らすことはもうできないのではないでしょうか。政治家として、今こそ大胆な政策変更を主導すべきではないでし...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、その運用に対しての提案といたしますか、例えばディテールについて、私、大臣にお伺いしたいと思うんです。  まず、九五年の米兵による女子小学生の暴行事件の後、県民の感情に配慮する形で地位協定の運用改善が図られたということだと思います。そして、そのときに、...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、今の地位協定については、先ほど来たびたび皆さんが御質問なされておりますのでこれぐらいにしまして、次に、現状、在日米軍の約七五%の面積が沖縄に集中している、そのような異常な状態にあるということが、本土にはない事件、事故が起き続けている原因であると思います...全文を見る
○小林(憲)委員 時間がかなり迫ってまいりましたので、今の御答弁に関しまして、例えば、先ほど自民党委員の方からも御指摘がありましたとおり、八割が、いわゆる海兵隊の方の起こす事件が多いということでございますが、今、在沖縄米軍二万五千のうちの一万五千人が海兵隊員でありまして、彼らは平...全文を見る
○小林(憲)委員 終わります。ありがとうございます。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○小林(憲)分科員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、まず、首都機能移転問題につきまして御質問させていただきたいと思います。  首都機能移転候補地の一つであります岐阜・愛知地域は、私の選挙区である愛知七区に隣接しておりまして、地元の方々の期待も大変大きなものになってき...全文を見る
○小林(憲)分科員 今のお話によりますと、大臣、これは要するに、移転をするしないということをまず積極的にやりましょう、そういう推進という意味でありまして、決して、首都移転をやりましょう、頑張ってやりましょう、みんなでやりましょうという意味の推進ではないということでよろしいでしょう...全文を見る
○小林(憲)分科員 大変わかりやすい御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  そして、首都機能移転につきまして、もう一点御質問させていただきたいんですが、今まさしく扇大臣がおっしゃられたとおり、まずは、あったのないのと言うような先生方まで見えるという中で、今首都機能移...全文を見る
○小林(憲)分科員 大臣、御答弁ありがとうございました。  今、政府の方としては、まずは、国会に議論の場が移っておりますので、これを見守りながら、どういう状況であるか、資料などを整えながら進めていきたいということであろうかと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきま...全文を見る
○小林(憲)分科員 ありがとうございました。  次に、九月の東海豪雨の災害復旧状況についてお伺いいたします。  この集中豪雨では、河川の堤防が七カ所で決壊、約六十カ所で危ない状況になったということでございます。これは扇大臣にもお越しいただきまして視察をしていただきまして、本当...全文を見る
○小林(憲)分科員 今、境川のお話が出ましたが、境川は昭和五十七年度に治水対策特定河川事業に採択されておりまして、水系の整備が進んでおるというふうに思っております。その事業の一環として、平成十三年度より、長年の懸案でありましたJR東海道線の境川橋梁の改築工事が始まる予定と聞いてお...全文を見る
○小林(憲)分科員 どうもありがとうございます。  河川の問題も、なかなか進まないと、これから本当に大きな問題になってしまう。百年に一度の大水であったと言われておりますが、今、次から次へといろいろな天災が起こっておりますので、どうか手早な政府の対応の方をよろしくお願いいたします...全文を見る
○小林(憲)分科員 今御答弁いただきましたが、これは二〇〇二年の三月ぐらいまでに環境アセスを終わられるということで、十三年度ということだと思うんですけれども、それから二〇〇五年までですと三年間でございまして、HSSTですか、これはリニアモーターカーみたいなものですね、これをまず走...全文を見る
○小林(憲)分科員 大変ありがとうございました。  ぎりぎりのタイミングでできるのではないかということでお話をお伺いしました。これは愛知県のことではございますが、国の方の補助を出していただいて、愛知県と国と民間と一体化して万博をやろうということでやっておりますので、今、愛知県の...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、沖縄振興開発特別措置法の一部を改正する法律案について御質問させていただきます。法案の中身に入ります前に、沖縄振興に関連する諸問題につきまして二、三大臣にお伺いしたいと思っております。  まず、米軍基地に関することでご...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございます。  先日、アメリカの政府のある安全保障担当者と私は会談させていただきまして、いろいろなお話をする中で、日米地位協定についても意見交換をさせていただきました。彼らの認識というものが、私は、今までお話を聞いていたのとちょっと違うなと思いました...全文を見る
○小林(憲)委員 もう一度要点だけ教えていただきたいんですが、今のお話ですと、機能している、機能しているが諸問題が今あるので、日米地位協定については改定を視野にしながら運用の見直しをしていくんだと。日米地位協定自体は非常に機能しているということで理解してもよろしいんでしょうか。
○小林(憲)委員 よく機能しているとおっしゃるのであれば、これほど犯罪が多発している状態でそれはどうかなと私は思いますが、これは今非常にいろいろな問題をはらみながら話し合いをされているということで、今後ともいろいろと教えていただきたいと思います。  それでは、沖縄振興開発特別措...全文を見る
○小林(憲)委員 今大臣からお話がありましたとおり、今回の法改正では沖縄型の特定免税店が保税状態のまま商品を販売できるようにするということであると思うんですけれども、そうすることでブランド品を輸入総代理店を通さずに仕入れることができて、ここでコストダウンができるようになってくると...全文を見る
○小林(憲)委員 今お話をお伺いしておりますと、とりあえず法改正いたしましたが、今どき免税というものに関して余り大きな魅力はないだろう、ですから、変えたんですけれども、そんなに効果的な経済効果が得られるかどうかは、お店の方の自己努力もあるんですけれども、この法改正によって大きな経...全文を見る
○小林(憲)委員 わかりました。よく理解できました。ありがとうございます。それでは、いろいろと法改正の方は国でしていくので、自己努力してしっかりとやっていっていただければ経済効果もたくさんあるということでお受けとめいたします。  それでは、第三次沖縄振興開発計画では、計画の目標...全文を見る
○小林(憲)委員 去年八月にまとめられました沖縄経済振興二十一世紀プランでも、改めて沖縄の財政依存が拡大している状態が指摘されております。基地経済への依存は低下してきているということでございまして、こちらの方は大変よい方向に向かっておるわけでございますけれども、財政依存は、先ほど...全文を見る
○小林(憲)委員 国の財政状況を考えますと、沖縄を早急に自立型の経済の状態にしていかなければなりません。沖縄経済振興二十一世紀プランでは、戦略産業の振興というような方向が出ているように私は理解しております。沖縄経済の自立化のために、今大変いいお話を聞かせていただいたと思いますが、...全文を見る
○小林(憲)委員 日本では国際会議などを行う場合に、入札や契約の締結で担当者と業者との癒着が起こりやすいものであるということがございますが、外務省ではこれまでどのようなチェック体制をとっていたのでしょうか。また、今回の松尾容疑者の疑惑を受けて、こうしたことが二度と起こらないような...全文を見る
○小林(憲)委員 終わります。ありがとうございました。
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきます。  最初に、防衛庁設置法の改正案についてですが、統合幕僚会議の定数を百七人増員するということでございますが、この定数増員は、事務局と情報本部に...全文を見る
○小林(憲)委員 次に、陸上自衛隊の自衛官の定数を三千五百九十九人削減するということでございますけれども、これは、第一師団を都市部での対処能力を強化した師団に改編するということに伴うものであるということで御説明いただいておるわけでございますが、提案理由の説明では、都市部での対処と...全文を見る
○小林(憲)委員 ただいま大変御説明いただきまして、化学防護隊につきまして、先ほども述べましたが、やはり都市に住んでいる我々といたしましても、サリンなどの化学兵器は現実に六年前に多くの方の犠牲を出したわけでございますから、今大変恐ろしい脅威となっておると思います。  我が国の自...全文を見る
○小林(憲)委員 重ねて長官に御質問させていただきますが、今この検討チームというのは、これは防衛庁の管轄でなっているのでしょうか。それともどのような形で、対処されているのはよくわかりましたが、今防衛庁がしっかりとイニシアチブを握ってこれはやってみえるのですか。それとも違うところで...全文を見る
○小林(憲)委員 それはちょっと私は理解ができないところでございまして、いわゆる有事法制、自衛隊が何か起こった場合に進んでいく、対処していくというための法案でございます。それが各省庁から内閣官房ですか、のもとでやって、道路を封鎖しなければいけないから国土だと。こっちは法律がこうだ...全文を見る
○小林(憲)委員 ぜひとも、今の長官のお言葉、大変重いお言葉だと思います。防衛庁の皆さん、そしてまた我々議員も、日本の国は今大変な状態になってきていると思いますので、その辺をしっかりと御理解いただいて進めていきたいと思います。情報収集、そしてまた今後の進め方、ぜひとも、これは与野...全文を見る
○小林(憲)委員 今の長官のお言葉、まさしく、これからの日本を担う防衛庁に本当になっていかなければいけない、そう強く思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  次に、テクニカル的な御質問を二、三点させていただきたいと思いますが、まずは、先ほど来とちょっと重複するかもしれ...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございました。  私は、自衛隊に勤務したことのない人を予備自衛官補から予備自衛官に任用するという制度は非常によいのではないかと思っております。  と申しますのは、幅広いいろいろな分野で、今御指摘がありましたような医療、コンピューター、または最先端の...全文を見る
○小林(憲)委員 大分時間になってまいりましたので、最後に御質問をさせていただきたいことがございます。  法案の関連質問になりますが、ブッシュ政権が日米同盟重視という基本方針の中で打ち出しています安保合同事務局ということがあります。これはマイケル・グリーン、NSC、国家安全保障...全文を見る
○小林(憲)委員 ただいま御説明いただきましたとおり、安全保障上の状況を共有したり、両国の防衛政策を絶えず調整したりする機関、これだけたくさんのものが今あるということをお伺いしましたし、また、この合同事務局というものを、多分ブッシュ政権はかなりの強い勢いでこれからアジアに対しまし...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  今、いろいろとミサイル防衛構想についての御質問が繰り返されておりますが、私も、それを中心といたしまして御質問させていただきます。  いろいろなお話がもう出ておりますので、大まかにお伺いしますと、前政権までアメリカ政府は長距離...全文を見る
○小林(憲)委員 新聞、報道などいろいろな情報、今防衛副長官の方からもおっしゃられたとおり、まだいろいろなことがはっきりしていないのでありますが、今後のアメリカのミサイル防衛システムというものは、射程に関係なく、ミサイルが発射されましたら、直後に迎撃するということになっていると聞...全文を見る
○小林(憲)委員 私は、今のお答え、大変ちょっと不満足なのでございますが、ぜひとも、総理があれだけはっきり、恐れず、ひるまず、集団的自衛権だと絶叫されている中で、各大臣がちょっとひるんでいるのではないかなという感情があるのですが、ぜひとも長官御自身の意見として、私は、今お話ありま...全文を見る
○小林(憲)委員 余り時間がありませんので、ぜひとも、私の思いと国民の思いを理解していただいて、前向きにきちんと、恐れず、ひるまず、絶叫してやっていただきたいと思います。  次に、ミサイル防衛構想につきましては、田中外務大臣の発言がねじ曲げられてリークされたということで、先日来...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、これは要するにアメリカの顔色を見ないで、しっかりと日本の言いたいことを言っていく。そういうことを自分は実施しているのだということで理解してよろしいのでしょうか。
○小林(憲)委員 わかりました。  それでは、理解するというのは、先ほどの話ですけれども、かなり幅のある言葉だと思います。したがって、ミサイル防衛計画を検討していることを理解しているというのは、国民にとってかなりわかりにくい表現であるのではないかなと思うのですけれども、理解する...全文を見る
○小林(憲)委員 ちょっとわかりにくいのですけれども、理解するという言葉というのは、一応認めますというようなニュアンスでよろしいのでしょうか。
○小林(憲)委員 わかりました。  小泉総理は、アメリカの新しいミサイル防衛構想は、核兵器を無意味にするかもしれない大きな意味を持った研究だと表明しておられます。しかし一方では、中国などとの戦力バランスを崩し、新たな軍拡競争を招く危険な構想だという主張も一部にございます。  ...全文を見る
○小林(憲)委員 アメリカの有力シンクタンクのランド研究所では、日本が集団的自衛権の行使における憲法上の制約で新しいミサイル防衛構想に関与できない場合、日米同盟関係に亀裂をもたらす可能性があるという報告もされております。  私は、日本が集団的自衛権を行使できないままだと、日本が...全文を見る
○小林(憲)委員 アメリカ国防総省の元日本部長であるジム・アワーさんが、日本が集団的自衛権の行使について明確にしないために、アメリカの軍事計画が極めて複雑になっている、こういう発言をされております。  同じ質問なんですが、中谷防衛庁長官は、集団的自衛権の行使について、今いかがお...全文を見る
○小林(憲)委員 小泉総理は、六月六日の党首討論で、後方地域とは何かという問題が出てきた場合、その定義についてはいろいろあって、研究の余地があるとおっしゃっておられます。  後方地域の定義は見直す余地があるということですが、私も、後方地域などということは、現実的にかなりこれは無...全文を見る
○小林(憲)委員 私は、日米の協力関係を実効性あるものにするためには、戦闘地域での後方支援は最低限可能にすべきだというふうに考えております。  今の政府の憲法解釈は、集団的自衛権の行使はできないので、アメリカ軍の武力行使と一体化した後方支援はできないというものでありますけれども...全文を見る
○小林(憲)委員 今後の今後のというお話が大変多いのですが、ぜひとも今後、実際にこれはやっていただかないと、総理は、やるやると絶叫しておられるわけですから、各大臣もやっていただきたいと思っておりますが。  私が防衛庁長官に質問した内容は、恐らく、お答えがなかなか難しいのは、近隣...全文を見る
○小林(憲)委員 余り時間もないのであれですけれども、一つだけ。なぜお答えしていただけないのか、理由だけぜひ教えてください。お願いします。今の私の質問は御理解いただいていますでしょうか。
○小林(憲)委員 ちょっとどうも的を得ないお答えをいただいているので。わかりました。いいです。  要するに、私が聞きたいのは、近隣諸国の、集団的自衛権を枠外に置くようなことをしていくと近隣諸国との友好関係が崩れるかどうかということで、それをみんなで話し合ってこれから決めていくと...全文を見る
○小林(憲)委員 ぜひとも、今の心強いお言葉を最後に聞けまして、頑張って有事法制のことはきちんとやっていきたいと思いますので、私も頑張りますので、どうかよろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、田中大臣が訪米されてお帰りになったということで、沖縄の問題を中心に御質問させていただきたいと思います。  田中大臣は、今回の訪米で、沖縄のアメリカ軍海兵隊訓練の一部移転をパウエル国務長官にプロポーザルされたというふう...全文を見る
○小林(憲)委員 続きまして、田中大臣は、パウエル国務長官との会談で、日米関係は互いの受益と負担を考え直す折り返し点に来ているという指摘をされた上で、海兵隊の訓練の一部移転を提案したというふうに記者会見の結果聞いておりますが、大臣は、沖縄の基地問題を、この日米の受益と負担という観...全文を見る
○小林(憲)委員 確かに、今のお話の中にありましたとおり、今回の田中大臣の訪米は、途中でブッシュ大統領が非公式にあらわれるということは……(田中国務大臣「お化けみたいじゃないですか」と呼ぶ)お化けみたいという話も出ておりますが、日本の外務大臣としては本当に存在感をあらわした、リー...全文を見る
○小林(憲)委員 次に、先ほどお話がありましたとおり、本当にいろいろな安保の問題、五十年たってきております。日米地位協定と安保の問題というのは、アメリカ側から言わせますと、これはワンセットだと。セットとして発足してずっと来ているのであって、ですから、改定する必要はなくて、それの運...全文を見る
○小林(憲)委員 私が以前委員会で、河野前外務大臣に質問させていただきました。沖縄での海兵隊員による犯罪が多発しているけれども、地位協定の改正までは考えていない、運用の改善で何とかしたい、そういうふうに前外務大臣はおっしゃったのですが、田中大臣はいかがでしょうか。これは政治主導で...全文を見る
○小林(憲)委員 納税者、そしてまた国民の痛みということはわかるのでございますけれども、これはもう本当に、沖縄では、沖縄だけの問題ではなくて、日本という国、独立した国家として、地位協定というものがある現状で、本当にしっかりと日本の国民の人権と納税者、そして日本の政治によって動いて...全文を見る
○小林(憲)委員 私は、安保の問題から発展させていただきますと、以前より、日本の国が集団的自衛権を行使できないという憲法の解釈を変更しないことが日米が対等な関係を構築することを阻害している、その結果、沖縄に過重な負担を強いているというふうに考えております。基地問題に関しましても、...全文を見る
○小林(憲)委員 これは、言及するということはなかなか難しいことだというふうに思っておりますし、ぜひとも小泉内閣では前向きにこの問題については解決していっていただきたい。本当に、時間がかかっている問題ですし、沖縄の問題、基地の問題、それからアメリカと日本の関係、これは、もう一番問...全文を見る
○小林(憲)委員 いよいよ来年度からポスト三次振興計画が始まるわけでございますが、現在その準備が着々と進んでおるというお話は、先ほど来いろいろとお伺いさせていただきました。  この新振計につきましては、本土との格差是正を外すかどうかで沖縄県議会などで議論がなされているといいます...全文を見る
○小林(憲)委員 小泉内閣が掲げております聖域なき構造改革が、沖縄振興にも及ぶのかなということについてお伺いしたいのです。  国債発行を三十兆円までに抑えるということで、小泉内閣は、あらゆる面で歳出の削減を進めておるわけでございます。今仲村副大臣からもお話がありましたように、大...全文を見る
○小林(憲)委員 もちろん、国民の税金を使うわけでございますから、むだな部分を削るというのは当然だということだと思います。しかし、経済の格差の是正を掲げるにしろ、未来志向になるにしろ、沖縄振興のための予算の総額自体は維持していく必要があるのではないでしょうか。財政再建ということも...全文を見る
○小林(憲)委員 ぜひとも、今の尾身大臣のお話にあったような、沖縄にあることが意義がある、そういう構想にしていただきたい。そしてまた、沖縄の皆さんにとってそれがあることが誇りであるようなものになっていってほしいと思いますし、本当の意味での国際的な大学になっていただきたいと私は思い...全文を見る
○小林(憲)委員 今お話がありましたとおり、本当に今の日本の国は、自分の国を自分で守っていない状態が続いておるわけでして、基地の統合、そしてまた縮小という話についてぜひとも要求をしていくということを大臣からお聞きしましたので、今後の外交の課題であると思いますし、やはり小泉内閣にな...全文を見る
10月25日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○小林(憲)委員 私は、民主党の小林憲司でございます。  本日は、大変に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。先生のいつも歯切れのいい、はっきりと物をおっしゃるそのお話には、テレビを見ていて、そうだと私もいつもうなずいておるわけでございますが、本当に、新しい二十一...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございました。  先生がおっしゃるように、私もまた、集団的自衛権の行使を正面から認めていくことが望ましいのであるけれども、今の段階ではそういうことにはならないというふうには思っております。  この問題は、長期的に憲法の条文の改正ということが一番すっ...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございます。  こんなにわかりやすい憲法第九条のお話を聞いたのは、私は初めてであります。本当に、まさしくそのつくられたときの方からお話を聞きまして、そしてまた今後は変わっていくんだということで認識を得たと思いまして、若い世代として変えていかなければい...全文を見る
○小林(憲)委員 終わります。
11月06日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  私は、日本の安全保障に関する問題は、現在非常に重要な局面を迎えていると考えております。  米国に対する未曾有の大規模テロによる国際安全上の枠組みの変化、初めての戦時における自衛隊の海外派遣に伴う実務上の諸問題の発生、国会にお...全文を見る
○小林(憲)委員 先日の和歌山市におけるタウンミーティングでは、私もちょっと様子を見させていただきましたが、市民の方々の大変熱い期待を受けて、非常に元気のよい、外務省改革についての熱弁を振るわれておられましたと思うんですが、現在の外務省が抱える問題点、並びに、今後大臣がイニシアチ...全文を見る
○小林(憲)委員 今お話を伺いまして、私も冒頭の質問で田中大臣に、このような毎日の連日の報道で、余りにも多過ぎるので、何か本当に大臣の周りから話が出過ぎる、本当にどうして今お話を伺うようなそういう活動が報道されないでほかのことが歪曲されて出されているのか、本当に大変失礼であったん...全文を見る
○小林(憲)委員 私はごあいさつをいただきたくてこちらに来ておるわけではございませんので、季節のあいさつは十二月でございます、まだ早いわけでございますので、まだちょっとそれでは、この質問に対してお答えになっていないと思うんです。  ぜひとももうちょっと、本当に私は、先ほど質問し...全文を見る
○小林(憲)委員 では、このことは押し問答になりますので。  委員長、なぜかということを今確かめるとおっしゃったので、確実にこれは確かめていただきまして、的確なお答えを民主党の方にいただきたいと思いますので、一応預かって、よろしくお願いします。よろしいでしょうか。大臣、よろしく...全文を見る
○小林(憲)委員 次の質問をします。  先月からのテロ特別措置法の国会審議において、小泉総理は、憲法前文と第九条の間にはすき間があると述べられました。これは、国際協調の重要性を規定する憲法前文と戦力の不保持などを規定している九条との間には相矛盾するものがある、それを調整するとい...全文を見る
○小林(憲)委員 余地というのは、要するに解釈の部分でどちらかなということだなと思うんですが。  またさらに、小泉総理は、今回のテロ対策特別措置法と憲法との関係について、すっきりした、法律的な一貫性、明確性を問われれば、答弁に窮してしまうと予算委員会で発言されております。  ...全文を見る
○小林(憲)委員 長官、今、ありがとうございました。本当にはっきりと、そういう問題を避けずに進まないといけないと私は思っております。  先ほど憲法調査会のお話をちょっとさせていただきましたが、森本先生によりますと、九条ができたときとか完全に状況として、その中で携わっておられたそ...全文を見る
○小林(憲)委員 我々民主党は、いわゆるどれだけ大切であるか、これが大切であるならば、それは国の問題ですから行ってくださいということで言ったわけでありまして、あとは、日程ですとか国対同士のお話し合いですとか、そういうことに関してはもう与党のサイドの方にお任せするのが筋であるので、...全文を見る
○小林(憲)委員 質疑時間が終わりましたので終わりますが、外務大臣、本当にきょうはいろいろとお話を聞かせていただきましたが、本当に大事な今、外交、やはり我々は、日本は平和を求める国家であります。私も有事法制と集団的自衛権をいつも言わせていただいておりますが、平和を求める者でありま...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○小林(憲)委員 本日は、先ほど来この法案につきまして、内容につきましても非常に深い論議がされているわけでございます。私は、まず内容につきまして、おおむね本当に賛成なんでございますが、一点だけ、武器使用のことにつきまして、中谷防衛庁長官にお伺いしたいと思います。  これは非常に...全文を見る
○小林(憲)委員 今の防衛庁長官のお話を聞いて、さぞかしたくさんの自衛官の御家族の方々が安心されたことと思います。  本当に、この法案、できることがふえる分だけ、それだけやはり危険も伴う、大変、人の命を預かる問題であります。そしてまた、新しい方向に今日本の安保が向かっているとい...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、場所を特定させていただきますが、この総合外交政策局長室であった会議について教えていただけるでしょうか。
○小林(憲)委員 では、そこで各課の責任者の方と谷内総合外交政策局長が今後の対応についてお話しになったということです。  その後、十三日の五時なんですけれども、谷内さんが首相官邸に入られておりますが、これは何のお話をされに行ったのでしょうか。教えていただけますか。
○小林(憲)委員 今、その内容についてはお話しできないということでしょうか。
○小林(憲)委員 それでは、また改めまして古川さんの方からお話は聞かせていただきたいと思いますが、それは可能でしょうか、委員長。
○小林(憲)委員 わかりました。お願いします。  というのは、首相官邸に入られて今後の方針を話されたときに、どのような内容の方針を話されたかということは、やはり我々委員に対して教えていただきたいと思いますし、これ、初めからちょっと一つずつおさらいをしていきたいと思っておりますの...全文を見る
○小林(憲)委員 これは、非公式な会見であったということでございますね。これでアーミテージ国務副長官とお会いになったと。ここで、マスコミ等、大変日本では有名になった言葉がございますが、ショー・ザ・フラッグ。このショー・ザ・フラッグという言葉は、このときにどなたがおっしゃったんです...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、どなたもこのショー・ザ・フラッグという言葉がここで出たという報告は受けておられないし、そういう事実がないということでしょうか。もう一度お願いいたします。
○小林(憲)委員 それでは、このショー・ザ・フラッグという言葉を使った覚えはないし、聞いた覚えはないと柳井元駐米大使はおっしゃっているということですね。  私は、この言葉は大変意味があったんではないかなと思うんですよ。それまでの流れで、やはり周辺事態法でいくのか、新法でいくのか...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございます。  それでは、大変お疲れのところを申しわけございませんが、外務大臣、今一連お話があったと思うのですが、この十一日の同時多発テロ発生から十六日、それまでの間にすべていろいろな、先ほどおっしゃった総合外交政策局長室での会議ですとか、あと、首相...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、一連、この件につきまして、マスコミ等でよく外務大臣は、十六日まで何も知らなかったとか、そういう報道がされておりますが、そういう意向の報道が多かったと思うんですけれども、そういうことはなくて、いろいろな結果報告は外務省の方から、どういう方向でいくというこ...全文を見る
○小林(憲)委員 同じ質問なんですが、これも、防衛庁長官に関しましても、話し合いの場に余り入っていなかったというような報道等もありましたが、そういうことはなくて、すべて皆さん、どういう方針でいくか、新法でいくかどうかという方向性をつける大事な時期に、すべて報告も受けて、会議の方の...全文を見る
○小林(憲)委員 先ほどの話に戻るのですが、ショー・ザ・フラッグという話、これは外務大臣そして防衛庁長官はどなたかから、こういうことをアーミテージさんが言っているとか、柳井さんが言っているとか、確実ではなくて結構なんですが、そのショー・ザ・フラッグという言葉が、非公式でもそこで出...全文を見る
○小林(憲)委員 先ほど来のお話を聞きましても、大変重要な法案等がいろいろ国会で審議されてきておるのですが、どうも国民の皆さんに対して、いろいろな方向で間違った報道等もあるような気がいたします。  このショー・ザ・フラッグという言葉も随分これは取り上げられて、アメリカの言うなり...全文を見る
○小林(憲)委員 大臣のおっしゃることはよくわかるのでありますが、やはり立法をするのは政治家であると私は思いまして、これは役人の方の仕事ではない、憲法でそう定められておるわけでございますから、ぜひとも、今大臣がそうあるべきだとおっしゃられたことに関しまして、外務省の方、小町さん、...全文を見る
○小林(憲)委員 本当に物事は何でも聞いてみるものだな、私はそう思いました。新聞や週刊誌やテレビで見ておりますと、もう全く大臣も長官も知らない間に官僚の方々がどんどん話を進めて、ショー・ザ・フラッグなんという話までつくっちゃって物事を進めてしまったと思っておりましたら、ちゃんと大...全文を見る
○小林(憲)委員 やはり今後の課題というのが大変多くあるということで今お伺いいたしまして、ぜひとも、大臣と外務省の皆さんで、日本の外に対するしっかりとしたアピールと、日本の立場というものをつくっていっていただきたいと思っております。よろしくお願いします。  防衛庁長官にお伺いし...全文を見る
○小林(憲)委員 先ほどの話でありましたように、別に米国はショー・ザ・フラッグと言って日本を高所からおどしたような言葉を発したわけではないということがはっきりしてきましたけれども、ぜひとも、今後は、やはり世界の平和ということで、我々も世界の一員として、今、防衛庁長官のお言葉にあり...全文を見る
○小林(憲)委員 もうそろそろ時間なので終わろうと思いますが、最後に、やはりきょうの質問の中で、総合外交政策局長室、こちらの方で、この局長室、総合外交政策局長室ですか、長いんですけれども、岡本行夫さんという元北米一課長がおられて、湾岸戦争のときに百三十億ドルも払ったのに日本は大変...全文を見る
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
議事録を見る
○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  今国会の憲法調査会におきましては、日本国憲法について、たくさんの参考人の皆さんから大変貴重な御意見を伺いまして、大変多くのことを学ばせていただきました。本日も、私の時間は五分でありますので、原稿などいろいろと書いておりましたが...全文を見る