小林憲司

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開催日 会議名 発言
02月16日第159回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小林(憲)委員 私は、民主党の小林憲司でございます。  竹中金融担当大臣初め金融庁、政府関係機関の皆さん、本日は御苦労さまでございます。  私は、これから、新生銀行の再上場に関する件で御質問をさせていただきます。政府側の答弁は適切かつ迅速にお願い申し上げます。  竹中金融...全文を見る
○小林(憲)委員 そこで、竹中金融担当大臣にお伺いをいたしますが、当時、政府が外資系のリップルウッド社、これは新生銀行ですね、ここに旧長銀を譲渡したことは、破綻もしくはその危険性のある金融機関の救済、再建の中での今後のお手本にいたしたいと、金融政策における成功例として評価をしてお...全文を見る
○小林(憲)委員 今の御答弁の中には、ある程度の評価をしている、しかし、これから、これは歴史的なことであるから継続的に見ていかなきゃいけないと。  まさしく、この上場に関しては、十九日に予定をされておるわけですけれども、これは、国民の皆さんが、そしてまた海外の投資家の皆さんがず...全文を見る
○小林(憲)委員 三百二十一件、これはすべて倒産したということですね。そしてまた、もっともっとあるかもしれない数については、倒産した理由は、瑕疵担保があったからじゃないよ、それはみんな、国民の皆さんや会社経営者、そうした人たちが悪いんだ、だから倒産したのであって瑕疵担保があったか...全文を見る
○小林(憲)委員 皆さん、これはまさしく、新生銀行が再上場するに当たっての好業績、好決算は、瑕疵担保条項の特約を乱用したため、三百社を超える企業が倒産をして労働者が職を失い、サラリーマンの大量失業といった、いわば日本の国を支えている人たちの犠牲のしかばねの上に成り立っているという...全文を見る
○小林(憲)委員 私と大臣とはちょっと考えが、同じアメリカに長くおりましても違うようでございまして。  私は、この際、新生銀行について、平成十一年の国からの破格の譲渡、瑕疵担保条項という特約を付与したことなどを含め、国の金融政策が間違っていたという反省を、総括がまずされなければ...全文を見る
○小林(憲)委員 瑕疵担保で、その内容は正当に評価されて、それを国が補てんしていっているというような御説明を先ほどから繰り返されているわけですが、新生銀行は、経営再建中の取引企業に対して、瑕疵担保を最大限に悪用し、経営再建を中断させるような、貸しはがしという言葉ができたほどの、そ...全文を見る
○小林(憲)委員 竹中大臣はこんなお話を聞いたことはないですか。  泣く子と新生銀行には手がつけられない。ほかの銀行は、新生銀行が手を引くものですから債権を全部あきらめて、不良債権となってしまう。でも、新生銀行は、瑕疵担保がもらえるから最後まで債権を保持した上で、それが全部瑕疵...全文を見る
○小林(憲)委員 大臣は、この間の参議院のときでも、すぐに、民間の話とか個々の話とかおっしゃいますが、私は、それはちょっと違うと思うんですね、この場合は。  まず、大臣、当時、長銀の上場の廃止命令が出たのはいつですか、教えてください。
○小林(憲)委員 上場の廃止命令は、これは金融庁に届け出があるんですね。金融庁長官がこれを承認してされるわけですよね。どうですか、その仕組みというのは。上場の廃止は、金融庁に届け出がされて、そして、それが承認されて、金融庁長官の名のもとに上場は廃止されたわけですね。
○小林(憲)委員 市場の監督、では、これは大蔵大臣の名のもとに上場廃止命令が出たということでございますか。
○小林(憲)委員 当時の大蔵大臣はだれですか。そしてまた、その大蔵大臣がその上場の廃止命令を許可したのであれば、これは今の現金融庁としてもその責任があると私は思いますが、いかがですか。
○小林(憲)委員 ということは、竹中大臣、これは個々の問題とか民間の問題とかということではなくて、新生銀行イコール長銀なんですよ。長銀イコール新生銀行なんですよ。ですから、これは国が関与しなけりゃいけない問題ですから、そのマーケットにおける行為、行動、風評、いろいろなことがあると...全文を見る
○小林(憲)委員 法人格の継続というのは何だかわかりにくい話ですが、同一法人という言葉であらわしてよろしいでしょうか。
○小林(憲)委員 ですから、これは、竹中大臣、人ごとではありません。これからのお答えはすべて、あなたに関する、監督の中のことでありますから、そのような言い逃れはもうできません。ですから、しっかりと後のお答えはしていただきたいと思っております。  そこで、税金の負担をお願いしてい...全文を見る
○小林(憲)委員 これが同一法人であるということははっきりとここで、私は提起をしていなかったものですから、謄本をとってきました。これは一冊でした。一冊ということは、これはもう同一法人。昔の名前で出ていますというのがありましたが、昔の名前を変えただけで出ていますというもので、上場廃...全文を見る
○小林(憲)委員 私は、この際、新生銀行の再上場に対しまして、東証に監督責任のある金融庁として再上場の延期または上場承認の再審査を指導すべきと考えておりますが、竹中大臣は、今おっしゃったとおり、何の問題もなく、これはぴかぴかの銀行として、国民のしかばねの上に立ったまま、その内容も...全文を見る
○小林(憲)委員 違反している事実、この後一時間ほど私は持ち時間がありますが、そこを展開させていただいて、その上で、最後の質問で、これはいけないというのであれば、それをまた今この時点でも再審査をしなければいけないということにつながるわけですね。わかりました。  新生銀行に対する...全文を見る
○小林(憲)委員 法律的な瑕疵はない、したがって、新生銀行の再上場の延期はしないでもいいという判断に今立っておられる、そういうふうに理解してもよろしいですね。違反がないということは法律的瑕疵がないということで、これは上場しても、延期する必要も何もなくて、今これはしてもいいです、そ...全文を見る
○小林(憲)委員 大臣はどう思われるんですか。報告を受けているんですよね。東証が、問題ないと言ったら、金融庁は、ああそうですかと言って、はいはいと言うのが金融庁ですか。それとも、そこで最終的に金融庁が判断を下すんですか。それとも、東証がすべて判断して、大臣、これでもうこのことは問...全文を見る
○小林(憲)委員 これは不思議ですね。八兆円以上のお金を国が国民から払わせて、それが、同一法人が名前を変えただけで上場するときに、東証というのは民間でしょう。あれは民間会社じゃないですか。国の会社じゃないでしょう。国が国民に八兆円払わせたんでしょう。それを上場するのに、民間会社の...全文を見る
○小林(憲)委員 よくわかりました。それでは、小林も法律の話で今からやらせていただこうと思います。  それでは、まず瑕疵担保につきましては、これは、先ほどの貸しはがし等の話など、まだまだどんどんどんどんいろいろなことが出てくると思いますので、私の本拠地であります決算委員会で、そ...全文を見る
○小林(憲)委員 大臣、これが報道ですね。一月二十二日の朝日に載りましたね、イ・アイ・イの。  訴状がないから訴訟がない、そうおっしゃいましたね。——何でしたっけ。訴訟はないということですか。その訴訟は風評であって、その証拠がないということですか。
○小林(憲)委員 私は、訴状を持っているんですよ。資料4をお配りください。  これはサイパンの裁判所にあるんです。裁判所に出すんですよ、海外は。大臣、御存じでしょう、私よりももっとアメリカに詳しいんだから。裁判所に行って、もらうんですよ。だから、イ・アイ・イの清算人も管財人も持...全文を見る
○小林(憲)委員 何かよくわからない答弁をされていますが、新生銀行は、持っていることは言っていないんですね。  それから、これは、取り下げされたのが、再度、新規として裁判を始める、再度復活してもいいですよという訴状ですから、そしてまた、これは、相手も、イ・アイ・イの社長ではなく...全文を見る
○小林(憲)委員 これは、サイパンから、エド・カルボという弁護士から、管財人、清算人に渡った訴状です。裁判所に行って、もらわなければいけない訴状をもらわないで、上場までもらわないでいて、これは二月の二十日か二十一日か何かに訴状をもらいに行こうなんという、そんな魂胆なんじゃないです...全文を見る
○小林(憲)委員 だから、私はさっきからそう言っているじゃないですか。同じことを言っているだけじゃないですか、そっちで。しっかりちょっと整理してください。  それは裁判所にあるんですから、新生銀行は、上場させてから、それからとりに行けばいいや、その間は、大臣、ありませんよなんて...全文を見る
○小林(憲)委員 二月の四日に、資料の中にありますが、目論見書に訂正が出ているんですよ。これは、いろいろな質問を私がやり出したら、二月の二日とか三日とか東証の皆さんとお話をさせていただいた後に、何か突然出てきたんですけれども、訂正が出ているんです。この訂正をよく読んでいただきたい...全文を見る
○小林(憲)委員 大変貴重な御意見を今いただきました。  ですから、払うか払わないかもわかっていないんですから、書かなきゃいけないじゃないですか、これは株を売るんですから、大臣。私が株を買う人間だとしたら、まだこれから、偶発的債務とおっしゃった、もう一つその後でお伺いしますが、...全文を見る
○小林(憲)委員 では、新生銀行が、この場合、ちょっと資料で謝罪文が出ているのがあると思うんですが、資料をお配りした中で、シャーマン・アンド・スターリングというところが謝罪文を出しているんですね。資料1です。  これは、要するに、イ・アイ・イさん、ごめんなさいという謝罪文です。...全文を見る
○小林(憲)委員 今、私としては、投資家、投資者の保護になっているかどうかと。この訂正文だけで、十九日に株を売って、ハゲタカが飛んできてもうかって、日本人の銀行がまたクラッシュをして、UFJが次待っていますよ、何々が待っていますよなんて、日本がオンセールみたいにされていいんですか...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、ちょっと言葉の問題になってきたと思うんですが、今、大臣、最後には、東証にもう一度指導をしていこうと思うと、私の話を聞いてちょっとは思っていただいたようですが、これは訂正になっていないという点を私は言っているんです。  まず第一に、こんな巨額な、八兆円...全文を見る
○小林(憲)委員 ちょっと大臣、待ってくださいよ。もし大臣がこれを知らないんだったら僕が教えてあげますけれども、これは軽微な問題じゃないんですよ。イ・アイ・イの裁判については、この間、債権者集会が東京地裁であったでしょう。東京地裁であった。そのときに、RCCの役員が出ていて、何度...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、債権者集会にRCCの人が出ているということは、どうして、さっきから話を聞いていて、この訴訟はないだの、訴状がないだの、この訴訟についてはそんなものは個々の案件で、会社には幾らでも、訴訟も裁判も幾らでもやっているんだからそのうちのワン・オブ・ゼムだみたい...全文を見る
○小林(憲)委員 では、きのうまではそれでいいですけれども、きょう、訂正をもう一遍出してくださいよ。紛争はもう起こっているじゃないですか。理事長がさっきおっしゃった、まだそんな払うか払わないか決めていないんだと。でも、新生銀行の方はどう言っているんですか。払うと言っているんでしょ...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、それを全部書かなければ虚偽になるんじゃないですか、大臣。今おっしゃったことを全部書いて、こういう訴訟があってこうだから、見解が違った場合には裁判になって、払われないかもしれないし、払われるかもしれないし、だからそれはリスクですよ、だからそれはそういうリ...全文を見る
○小林(憲)委員 しっかりしているとおっしゃっても、先ほど来、金融庁も、いろいろなことは、訴状の問題から始まって訴訟のことも、そして金額や、全然わかってないじゃないですか。それからまた、預金保険機構さんのことも、しっかりとした把握を金融庁はしてなかったでしょう。  どうですか。...全文を見る
○小林(憲)委員 いや、今の、今後というのは、これはもう終わりということですか。今後、まだあと三日ありますよね、十九日までに。きょうからしっかりとやっていただくということで、もう一度、再審査にするかしないか、そしてまたそういう事実を、きょう出た事実を全部踏まえた上でもう一度しっか...全文を見る
○小林(憲)委員 はい、そうです。委員長、ありがとうございます。  ついつい一つの問題に特化いたしまして、そちらの問題を提起しておりましたのを委員長に今指摘をしていただきまして、まことに感謝をしておりますが、ですから、私は、先ほど言った、軽微ではない、これは軽微ではなくて法律の...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、それが、専門家ではなくて一般にこの新生銀行の上場に対していろいろな思いがある方々がこの株に投資しようとした場合に、この訂正では危険ではないですかということを私はさっきから言っているんです。  これは、もうことしの終わりには、サイパンで裁判をしている関...全文を見る
○小林(憲)委員 これは不十分であるからこそ、もう一度東証に指導するという意味ですね。いかがですか。
○小林(憲)委員 先ほど来、東証は民間の会社なのでこちらに来ていませんが、一応、東証の責任者の方をこちらに呼ぶことというのは今すぐできますでしょうか、参考人招致で。
○小林(憲)委員 では、要求をさせていただくということでお願いします。  それでは、ちょっと同じ話がめぐってきて、与党席からも違う話でやれよというような感じで、飽きてきたという感じがありますので次に行きますが、インサイダー取引について。  インサイダー取引というのは、株ではよ...全文を見る
○小林(憲)委員 いや、それはおかしいですね。これは役員になると私は思います。大臣、どう思いますか。
○小林(憲)委員 ですから、サイパンとまでは記載していますけれども、訴訟の金額が書いていないということは、これは意図的に訴訟のことを表ざたにしたくないということがあるような書き方ではないかと思うんですが、いかがでしょうか、金融庁。
○小林(憲)委員 この新生銀行の投資、出資団であるニュー・ロングターム・パートナーズの主要メンバーであるシティグループ、ロックフェラーグループ、さらにリップルウッドは、謝罪広告を出したシャーマン・アンド・スターリングから事の深刻さを知り得る立場にあったということは、役員であるない...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、先ほど来、東京地裁で債権者集会をやって、地裁が集まってくれと言って、東京地裁でやっているんですよ。それをなぜ、知らない、知らないと言って、その訴訟のことも。  では、このことに関して、預保の理事長はどうお考えですか。今の竹中大臣の答弁にあったように、...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、ちょっと先ほどの話に戻りますが、先ほどのシャーマン・アンド・スターリングから事の深刻さを知り得る立場にあったと。内部者として裁判の情報を入手し、シャーマン・アンド・スターリングから事実の、事件の評価を得て、新生銀行の業績に大きな影響を与える可能性を知り...全文を見る
○小林(憲)委員 それではお願いします。
○小林(憲)委員 何だか、事の真相が、上場三日前にこんな状態で、いろいろな疑問があるままに、確かめます、調べますと。そんなことがあって、審査をしっかりしたと言えるんでしょうか。  そして、その八兆円もの大きなお金を国民の負担として、そして貸しはがし、そしてまた雇用の、失業という...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、前回の参考人の招致に対しまして、委員長及び理事の皆さんの御協力を得ましたことをまことに感謝しております。  それでは、きょうは東証の吉野専務、来ていただいて本当に吉野さんのためにもなると思うんですよ。大体、私は先輩の...全文を見る
○小林(憲)委員 これはまた上場部長とは全く違うような御意見でございますが、そもそも推薦状というものはどういうものなのか、これはまたお聞かせ願いたいんですが、推薦状がそのように信用できるのは、店頭公開などで幹事証券会社が引き受けのエキスパートを一年以上も企業に送り込み、社内の上場...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、推薦状云々は全く関係なく、今回の場合は、審査をきちっとして、今のところ訴訟もなく、これから起こるかもしれませんが確認されていないと先ほどおっしゃいました、小杉さんの質問のときに、ということで理解していいんですか。  済みません、その前に金融庁、答えて...全文を見る
○小林(憲)委員 先ほどの質問、途中で私が金融庁の皆さんに答えさせるのを忘れましたので、済みません。  続けますが、そして、東証における上場審査は、上場開示のみならず、上場後も含めて、投資家に不測の損害を与えないとの観点から審査が必要だと私は思いますが、その点に関してもお答えく...全文を見る
○小林(憲)委員 上場後も投資家に不測の損害を与えないで……
○小林(憲)委員 先般からずっと訴訟についてやっておりますが、訴訟、ありました。係属中の訴訟で、訂正には書いてありません。ロサンゼルスの訴訟がまだ続いていたんです。済みません、資料を配ってください。ロサンゼルスの訴状があります。今からお手元にそのロサンゼルスでの訴状をお配りします...全文を見る
○小林(憲)委員 では、どのような判断をしたんですか、訴訟があると。さっきまで訴訟はないないと言っていて、確認もできていないと言ってたのに、訴訟が確認されたことがあると。では、なぜその訴訟を、ここに全部訴文ありますが、英文で、ロサンゼルスの裁判について、巨額にされているじゃないで...全文を見る
○小林(憲)委員 それはおかしいですね。  開示留意事項というのがあるのを御存じですか。先般、このことについて竹中大臣は、軽微ではない、政令の範囲内であるということをおっしゃっているんですよ。軽微だったら書かなくていいけれども、政令の範囲は書かなきゃいけないでしょう。開示留意事...全文を見る
○小林(憲)委員 違います。私が言っているのは、ロサンゼルスでの新生銀行が訴えられている訴訟についてです。  ただ、そこで、シャーマンウッドは、そこから一抜けたと抜けたわけです。そして、サンフランシスコでは和解をして、五大紙の中の二大紙に謝罪文を出したということは、先般、私がこ...全文を見る
○小林(憲)委員 違います。今の質問は、まずはロサンゼルスのことです。
○小林(憲)委員 もう一度御説明をしますが、先般、訴訟は今のところない、訴状ももらっていない、新生銀行からそう聞いているし、現在上場に当たって問題はないとついさっきまでおっしゃっていた。ところが、私は、ロサンゼルスで新生銀行がイ・アイ・イの管財人にまだ係属中の裁判で訴えられている...全文を見る
○小林(憲)委員 どうして私の質問がわかっていただけないんでしょうか。そんなことを私は聞いているわけじゃないんです。もう時間がないですし、投資家はあと二日で買うんですよ、この株を。あなたたちは、大丈夫だと言って上場させるんでしょう。大丈夫なんですか、こんなこと書かないで。  ロ...全文を見る
○小林(憲)委員 訴状を見てください。被告になっていますよ。ロサンゼルスはなっていますよ。サイパンは、サンフランシスコの方は、この間も竹中さんおっしゃいましたが、ロサンゼルスは被告になっておりますよ。新生銀行と、あと二、三行の銀行が相手取られておりますが、新生銀行はその中に入って...全文を見る
○小林(憲)委員 それはよく調べた方がいいですよ。そしてまた、そんな、従業員なんということを言っていて、これは違いますよ。  だから、そんなことも知らないで、上場にこれは関係ありませんと。じゃ、どの項目からして関係ないのかまず言ってほしいですし、これは新生銀行が訴えられている裁...全文を見る
○小林(憲)委員 私も繰り返させていただきますが、この訴訟によって、サンフランシスコの裁判が起こり、サイパンの裁判が起こり、そして、このロサンゼルスの裁判は一つじゃないんですよ。すべてなんですよ、イ・アイ・イの起こしている裁判の。これがもとなんですよ。訴文だってこんなにあるんです...全文を見る
○小林(憲)委員 これはもう、こんな状態で上場を本当にして大丈夫だと言ったんですか。本当に、これはすべてなんですよ。こちらにも訴状ありますので出しますけれども、これには、イ・アイ・イの訴訟の、初めのすべてなんです、この訴訟は。それがずっと係属されているんですよ。それが今サイパンの...全文を見る
○小林(憲)委員 今の答弁を、金融庁、どう思われますか。この株はこのような状態で、十分な審査をした上で、あと二日で、国民の八兆円という血税をつぎ込んでぴかぴかにして、たくさんの方が失業をして、たくさんの方が会社がつぶれて、そしてまた、この上場によってだれが利益を得るか、もうわかっ...全文を見る
○小林(憲)委員 時間になりましたので、これはしっかりともう一度私は審議をされなきゃならない問題だと思っています。  リップルウッド社及び投資事業組合による、もう一つの資料を今お配りしておりますが、内部取引疑惑について。一昨日私が、投資事業組合及びリップルウッド社の内部取引疑惑...全文を見る
○小林(憲)委員 最後に、確認ですが、それを今からしっかりと調べなさいということを、大臣の方から金融庁、東証の方にしっかり言っていただけると。その調べている間、二日間たったら株は上場するんですか。  それともう一つ、日本の裁判所、これはちゃんと認識していますよ。東京地裁は、一月...全文を見る
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○小林(憲)分科員 私は、竹中大臣に、新生銀行の再上場をめぐりましてたびたび質疑を行わせていただいております。  これは、もう既に株が上場しまして、ハゲタカファンドがもうけ過ぎているという感情論ではなくて、国民に税金から八兆円も負担をさせながら、当時の政府、金融庁が短期間に一兆...全文を見る
○小林(憲)分科員 短期間の間の英知を絞った結果だということもこの間大臣はおっしゃってみえましたが、それにしても新生銀行のやり口というのは大変汚いものでありまして、不良債権を瑕疵担保条項で買い取らせたり、メーン寄せとか他銀行寄せなんという言葉もありまして、取り上げれば切りがない悪...全文を見る
○小林(憲)分科員 私はそんなことを言っているわけじゃないんですよ、副大臣。  私たちは、投資者、投資家、両方とも言いますが、投資者保護の立場から、これは八兆円を使った銀行の受けている巨大訴訟の話をしているんですよ。だから、それは関係ないということはないということは、前回、大臣...全文を見る
○小林(憲)分科員 五味さん、なぜ先手を打つのですか。それは、もう実質的に被告になっているから、先手を打って、おれはやっていないぞという訴えをやったわけでしょう。だから、もう認めているのですよ、自分が原告だということを。だから、それを受けて反訴しているんだから、これは裁判になって...全文を見る
○小林(憲)分科員 いや、本当に、もう要点はおわかりでしょう。  だから、もうこれは関係しているんですよ、大臣。だから、シャーマン・アンド・スターリングが、その謝罪文は関係ないとか訴状は関係ないとかこの間おっしゃったけれども、関係があるということは今の答弁を聞いていておわかりに...全文を見る
○小林(憲)分科員 いや、もうこれは反訴されていまして、その裁判を受けていますから。実質的被告であったのはロスの場合であって、今、東京カミノではもう訴えをお互いにやりましたから、被告と原告になっていますよ、東京カミノでは。だから、実質だったのは、実質被告だということを自分から認め...全文を見る
○小林(憲)分科員 これは一歩リードしたなと今答弁を聞いていて思ったんですが、この間は、サイパンの訴訟はないとか、裁判がないとか、訴状がないから知らないとかということをおっしゃっていたけれども、訴状の送達があれば、送達されれば、これを書いていくということですね。送達されれば、その...全文を見る
○小林(憲)分科員 それでは、大臣に、送達があった場合、それはしっかりと検討をしていただけるということで、新生銀行も送達があったことを隠さずに、金融庁にその事実を明らかにするということで、その日時も明らかにするということで理解してよろしいでしょうか。
○小林(憲)分科員 それでは、今しっかりとお言葉を受けましたので。  二月十六日に預金保険機構の松田理事長が参考人として御説明をしていただきましたが、裁判による損害賠償の補償は、瑕疵担保条項ではなくて偶発債務の補償条項であるとのことでした。新生銀行の売出届出目論見書の七十五ペー...全文を見る
○小林(憲)分科員 ですから、みずからがこの訴訟で、例えば負けるであろう、または負けたような状態で、自分に瑕疵があるのに、その本人の違法または重大な過失によって生じた損害については補償しないというような、そういう文言はついていないということですね、譲渡契約には。
○小林(憲)分科員 ですから、先日の松田理事長は、その辺はこれから裁判の移行を見守りながら考えていくと。だから、預金保険機構は払うよとは言っていないんですよね。だから、これはもう大きな問題だと思うんですよ。払わないかもしれないというよりも、あの口ぶりだと、何で払わなきゃいけないの...全文を見る
○小林(憲)分科員 質疑時間が今回は終わりましたが、送達をされるであろうということを新生銀行も言っているわけですから、送達をされましたところでまた質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  我が党は、平成十一年以来、長銀のニュー・LTCB・パートナーズへの譲渡について、監督官庁の、臭い物にはふた、先送りの体質、低廉な譲渡価格、国辱的な瑕疵担保条項、不明朗で国民に納得できない取引として追及をしてまいりました。  ...全文を見る
○小林(憲)委員 なぜ私が新生銀行をそう見ているかについて申し上げます。  一月二十三日に、サイパンの裁判所で、新生銀行に対する巨額賠償訴訟は既に決定をされています。新生銀行に対し、平成十六年一月二十三日、サイパンの裁判所が訴訟は復活すべきと決定していることについては、一月二十...全文を見る
○小林(憲)委員 新生銀行の訴状送達遅滞工作疑惑について、一つ明らかなことがあります。  二月二十七日、グアム島における新生銀行の代理人シビレ弁護士が、田中破産管財人が任命した破産会社の代理人であるカルボ弁護士に対し、たとえサイパンの裁判所から事件について訴状が送達されたとして...全文を見る
○小林(憲)委員 新生銀行が平成十六年二月十九日の再上場まで訴状の送達を意図的におくらせるため、RCCを初め、預金保険機構など各方面に根回しをして工作をした疑いが濃いとの関係者の証言もあります。竹中大臣は、この点につきましても、全く聞いていない、知らない、金融庁から聞いていないと...全文を見る
○小林(憲)委員 東京地方裁判所の民事二十部において、預金保険機構とRCC、破産管財人が、新生銀行が破産管財人に和解金を支払うことを前提とする話し合いを持ったということの報告は、これは聞いてみえませんか。預金保険機構とRCC、破産管財人が、新生銀行が破産管財人に和解金を支払うこと...全文を見る
○小林(憲)委員 まずは、私が今御質問した、一切そういうのを聞いていないということですね。  巨額の賠償訴訟が提訴されているのに、預金保険機構と新生銀行との間において一切話し合いがなかったということの方が、これはむしろおかしいんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
○小林(憲)委員 新生銀行が再上場する前、既にサイパンの裁判所において訴訟が提訴されていたわけですが、投資家に対してその情報が適切に報告されていなかった、隠ぺいされていたとすれば、これは、新生銀行の東証の再上場に対する姿勢は極めて重大であり、犯罪的な行為にも当たるのではないでしょ...全文を見る
○小林(憲)委員 ヘーグ条約にはたしか二つあると思うんですね。十条ですか。たしか(a)と(b)とあって、(b)は外交ルートを使う場合がありますね。(a)は、たしかそれは直接ですね。外交ルートを使う場合は、言葉がわからない人が相手で、それで、要するに裁判の代理人である弁護士も向こう...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、本日は、これが出て、私も今副本を持っていますが、本日この報告は新生からあったんですか。大臣、金融庁の方にありましたか、訴状が出たという。
○小林(憲)委員 金融庁の皆さん、金融庁は、これは報告ありましたか。
○小林(憲)委員 おかしいですね。これは、ここまで、私もこれを含めて四回目の質問をさせていただいておりますが、訴状の送達について、訴状がないからこれは大丈夫なんだ、そしてまた、訴状がないから賠償金額もはっきりしていないんだと。そんなことで上場をして、投資家保護の立場から私は言わせ...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、その内容についても、先般から私は、七千億というのはこれは一〇%以上になると思うんですよ。それで、三倍賠償ですから、もう一兆円を超す訴訟になってくるわけですね。  ですから、これはもう必ずしっかりと、これは先日、私と大臣、お約束されましたね、訴状が来て...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、大臣、先般も私は言いましたが、これは民事だから関係ないという問題ではないんですね。これは民事だからといっても、その債権者集会に預金保険機構の人もちゃんと出て、RCCの人も出て、その債権者集会で、債権を返せ、借金を早く裁判によって、ちゃんとRCCの堀田さ...全文を見る
○小林(憲)委員 時間になりましたので質疑を終わりますが、最後に、訴状送達疑惑、裁判遅滞疑惑などなど、数々の問題を抱えている新生銀行のあるべき姿を、国民に責任を果たすため、ここで私は同席委員各位に提案をしたいのでありますが、この破産事件は商事非訟事件であります。ですから、三権分立...全文を見る
○小林(憲)委員 終わります。
03月04日第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○小林(憲)小委員 民主党の小林憲司でございます。  井口参考人におかれましては、大変長時間のきょうの質疑、大変御丁寧にお答えいただきまして、大変感謝をしております。  本日は、直接民主制の諸制度について御質問をさせていただきますが、日本国憲法は、代表民主制を基調として直接民...全文を見る
○小林(憲)小委員 大変有名なエドモンド・バークの、都市の名前は忘れましたが、いわゆるエドモンド・バークが当選したときに、私は大英帝国の国会議員であり、選挙区の国会議員ではないというような演説をしたという話があります。そこが議会政治の根本であり、私も先生の今おっしゃった意見に大変...全文を見る
○小林(憲)小委員 いずれにしても、今、私たちももう二十一世紀になって、非常に世界の情勢が変わる中で、私たちだけがずっと同じ憲法を持ち続けることは難しい状態になっていることは明らかでありますが、国民的な改革なしで今まで来た我が国において、国民が啓蒙されるといいますか、憲法というも...全文を見る
○小林(憲)小委員 ありがとうございました。
03月30日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。本日、私は、我が国の安全保障の問題について質問をさせていただきたいと思っております。  まず最初に、イラクへの自衛隊の派遣について、危険を伴う困難な任務を毎日黙々と遂行する派遣隊員に対して、私は敬意を表し、そしてまた任務の無事を願...全文を見る
○小林(憲)委員 これは、今長官のお言葉の中にもありましたが、大変過酷な状況の中を、私たち日本の国と、そして国民と、そして世界のために、今自衛隊が派遣をされることになりました。  その中で、現状は、国際情勢も含めまして、先ほど前田委員の方からもお話がありましたが、パレスチナでは...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、日本の国は、独立国家として、自分たちの判断として、外務大臣がおっしゃるように、イスラエルを非難したということで理解して、決して、アメリカに追従して、アメリカが非難したら日本も非難するんだということではないということで私は理解させていただきました。  ...全文を見る
○小林(憲)委員 はい。お願いします。
○小林(憲)委員 それでは、韓国の今現状ですが、イラク派遣軍が、韓国は米国の要請による北部キルクークへの派遣を治安悪化を理由にキャンセルしました。また、派遣軍三千人の中の百七十三人が志願放棄をしています。そして、驚くべきことに、韓国はこのほど南北国境線にロシア製戦車を三十両配備す...全文を見る
○小林(憲)委員 今戦略という言葉をお使いになりましたが、まさしく、テロそして武力攻撃だけが戦略ではございません。もう既に日本も、リップルウッドや新生銀行のように、大変、経済テロというもので日本が壊滅させられておりますし、一つの国を壊滅するためにはいろいろな手段があるわけです。 ...全文を見る
○小林(憲)委員 今スペインの方も、テロの結果イラクから撤退する姿勢を明確にしておりますし、中米のホンジュラスも、スペインに続いて六月に撤退を決めています。そしてさらに、開戦当初から積極的に米国に協力したポーランドは、大量破壊兵器の件で米国にだまされたと言い始めて、早期撤退。そし...全文を見る
○小林(憲)委員 では、今もう一つ私、中で質問しましたが、弾道ミサイル防衛についてですが、この中身についてはまた長官にお伺いしますが、外務大臣にこのことについて、先ほど私が言いましたように、これの脅威が感じられるところがあると思うんですが、その説明というのはもう既に、こういうこと...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、弾道ミサイル防衛について中身をちょっとお伺いしたいんですけれども、今後我が国が対応しなければならない脅威の一つに弾道ミサイル攻撃の危険があるわけですが、北朝鮮は、過去において、九三年の春に日本海に向けてノドンらしきミサイルを発射、九八年には我が国の領空...全文を見る
○小林(憲)委員 弾道ミサイルを迎撃するということは銃弾を銃弾で撃ち落とすようなもの、こう例えられているわけでございますが、これまでの技術をもってしては、一たん発射されたものを途中で撃ち落とすことは非常に困難であります。ミサイル防衛に関しては最も進んだ技術、兵器を持つ米軍をもって...全文を見る
○小林(憲)委員 我が国自身がミサイル防衛に乗り出したとした場合に必ず考えなければならないのが、やはり、陸海空三自衛隊の統合運用についてであると思います。イージス艦システムは海上自衛隊が独自に運用をして、PAC3システムは航空自衛隊だけが動かすということから、迫りくる弾道ミサイル...全文を見る
○小林(憲)委員 諸外国を見ても、陸海空の各部隊の統合運用は時代の趨勢でありまして、また、二十一世紀の軍事趨勢の必然的要請であると私も思います。自衛隊においても、三自衛隊がそれぞれ独自に運用されて、必要に応じて統制を行うという旧態依然とした体制を脱却し、統合運用を基本とする新たな...全文を見る
○小林(憲)委員 ぜひとも、外交は一番大事なこれからの、私たちが情報を得て前に進む指針を見る基本となると思うんです。決して私は、今弱腰の外交をしているとか、そういうふうには思っておりませんが、どのようなときになっても、やはりすぐに安全保障の問題と直結するわけですし、幾らミサイル防...全文を見る
○小林(憲)委員 拉致事件は非常に、突然さらわれていって環境からすべて変えられてしまって、まさしくとんでもないことなんですけれども、この帰還事業につきましては、国も一端の責任があると私は思います。とにかく、まずは一人でも多くの方々を今救うということが拉致問題と同じように大事なこと...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、一般会計予備費及びこの国の税金等、公的資金などに含めまして新生銀行の問題について、さらに追及をさせていただこうと思っておりますが、残念なことに、竹中大臣がお見えでないものですからちょっと寂しい思いがございます。  谷...全文を見る
○小林(憲)委員 いえ、逆ですね。最近の傾向がちょっと変わってきている、前よりも減ってきているということなので、一番財務大臣が御存じのことだと思いますが、御所見だけで結構なので、どういう思いでということで結構ですので、お願いします。
○小林(憲)委員 ありがとうございました。  それでは、新生銀行の問題につきましてですが、これまで、衆議院、参議院の各委員会で取り上げられてきましたが、究明のポイントは、第一に、新生銀行がリップルウッドに譲渡された経緯と譲渡条件、第二には、瑕疵担保条項等に関連しての名義寄せ、貸...全文を見る
○小林(憲)委員 本日は、お手元に、皆さんのところに臨時報告書を二通、お配りいたしております。一通目が、当初、私が予算委員会でやっておりましたときに、裁判はあるかないかわからない、訴状が送達されていない、訴状がなければ裁判はないとおっしゃっていた。ところが、ニューヨークにまず届き...全文を見る
○小林(憲)委員 まさしく、おっしゃるとおり、予算委員会で私が一生懸命、裁判があるぞ、巨額な裁判があるんだあるんだと言っても、訴状が送達されていないからと言って、マスコミもあのとき取り上げて、大問題だと思ったんですが、その後随分取り上げてもらってもう大変な反響だったわけですけれど...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、新生銀行は三月九日に臨時報告書を、そして三月二十三日に臨時報告書の訂正報告書を提出しておりますね。サイパン裁判所で損害賠償の請求の訴訟を受けたことを知って、三月八日に受領した旨を報告したということでありますが、これは、新生銀行が意図的に不十分な情報しか...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、それは意図的に、裁判もあることもわかっている、裁判の状況もよくない、訴状は送達されるであろう、そして、もう訴状は出ていた、二月の初めに私がやっているときにもう出ていた。なのに、その訴状の送達をおくらせて、情報の開示をおくらせて、それを金融庁も知っていて...全文を見る
○小林(憲)委員 今おっしゃった日付が後で大切なことになってきますので、それでは、全く金融庁は知らなかった、訴状送達がないんだからそれはわからなかった、それだから、もう全く問題なく、情報開示もしっかりした上で上場がされたということで、全然反省点はないということでよろしいですね。 ...全文を見る
○小林(憲)委員 新生銀行の再上場、株式の売り出しのための届出書の審査に当たって、竹中大臣は、サイパンにおける巨額訴訟は、訴状が被告の新生銀行に送達されておらず、裁判は進行していない、情報開示は不要であると、先ほど金融庁さんがおっしゃったのと同じことをおっしゃっていたわけですけれ...全文を見る
○小林(憲)委員 実は、新生銀行の第一回の株式の売り出した後、サイパンの訴訟で、立て続けに新生銀行とサイパンポートピアに対して不利な決定や命令が出ております。このため、来る五月十八日の裁判でさらに不利に訴訟が進むので、結果的に巨額の損害発生が予測されることになってきました。  ...全文を見る
○小林(憲)委員 新生銀行が五月の二十日をめどに第二回の株式売り出しを計画しています。この場合、五月の発行は、届出書に使用するバランスシートデータ、まあ貸借対照表と言うんですか、問題もありますが、届出書で十分な開示をしないで募集行為に入った場合は、五月に行う二〇〇四年の三月期の決...全文を見る
○小林(憲)委員 一般に、有価証券届出書の提出に当たっては、届け出の一カ月以上前に財務局でヒアリングを受けなきゃいけないんですね。それがなされていないということだと思うんですけれども、ヒアリングを受ける指導をなされているとちょっと聞いたものですから、新生銀行が五月二十日に第二回の...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、ここで確実にお約束していただきたいんですが、五月の二十日後、六月十日ぐらいまでの間、この間に売り出しは絶対ないですね。絶対ないと言い切ってください。
○小林(憲)委員 ですから、先ほど、五月の二十日の売り出しなんというのは聞いてもないし、そんなものはない、だから、私が聞いている質問にも答えなくてもいいということですから、五月の二十日から六月十日の間は売り出しはないですね。お答えください。
○小林(憲)委員 巨額の賠償訴訟の成り行きに見通しがつくまでは、新生銀行に対して、第二回の売り出しを延期させるべきだと私は思っております。そうしないと、将来、この巨額賠償が理由となって新生銀行の株価が下落した場合、国民が損をします。損をするということは、得をする人がいるわけですか...全文を見る
○小林(憲)委員 原則としてですね。百八十日後でなければ第二回目の売り出しを原則としてできない。許可できない。  だから、許可しないでください。許可しないということで私は理解していいんですね。百八十日間は株を売らない、第二回目は売らないということで、新生銀行の株は売りに来ないと...全文を見る
○小林(憲)委員 私は、いろいろな方向から、五月二十日の売り出しというのを、これは確実だなと思っているわけですけれども、五月二十日に予定されていると言われている新生銀行株式の第二回売り出し計画について、なぜ五月二十日でなければいけないのか、国民に納得できる合理的な説明がそのときに...全文を見る
○小林(憲)委員 きょうは伊藤副大臣お越しですが、ぜひともきょうの様子は竹中大臣にしっかりとお伝え願いたいと思っておりますけれども、きょうは、ちょっと私も、小林も大変寂しがっていたと言ってください。  松田理事長にきょうはお越しいただいております。まことにありがとうございます。...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、預金保険機構の松田理事長にお伺いをいたしますが、今回の巨額賠償訴訟は、投資家の新生銀行株式投資者判断に大きな影響があります。  預金保険機構の松田理事長は、衆議院予算委員会の質疑において、新生銀行に預金保険機構が補てんをするか否かについては、新生銀行...全文を見る
○小林(憲)委員 せっかくお越しいただいたものですから、もう少し突っ込んだお話をお伺いしたいと思うんですが、私が思いますに、旧長銀がやっていた犯罪行為、いわゆるペントハウス計画とか、プロジェクトペントハウスとかいいまして、アメリカの裁判でも出てきました。前回の予算委員会でも、これ...全文を見る
○小林(憲)委員 もとはといえば、この訴訟は、旧長銀の銀行としての枠を超えた悪あがきと違法行為の結果であります。その証拠が訴訟の中で今どんどんどんどん出てきているんですよ。当時の行政当局も、銀行神話を維持するために、これに加担をして隠ぺい工作に手をかしていたと言われています。 ...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、今私が、裁判所を含めて、これは先ほど谷垣大臣にお伺いしましたが、法律の辺のお話なんですけれども、先ほど伊藤副大臣がおっしゃいました、RCCが主導となって和解の話をしている。もちろん、RCCは不良債権を持っていて、松田理事長のところの一〇〇%子会社で民間...全文を見る
○小林(憲)委員 RCCは、イ・アイ・イの破産債権の確定訴訟の、要するに、債権者としての確定訴訟をするために手続をしなきゃいけないと思うんですけれども、その手続はなされていますか。
○小林(憲)委員 私が東京地裁の方で聞きましたところ、この関係者の方から、裁判官じゃなくて弁護士さんの方から聞きましたら、確定訴訟をやらなきゃいけないそうですね。それは、収入印紙をだあっと張って、どれぐらいの訴訟になるかということをしっかりやってその確定をしなきゃいけないので、そ...全文を見る
○小林(憲)委員 東京地裁二十部では、二月の初めに非公式な話し合いが続行されていた。そうすると、先ほど来おっしゃっている情報の開示という点ですごく行き違いができるわけですけれども、それは絶対になかったということでよろしいですか。非公式であれ、東京地裁二十部で、田中破産管財人と非公...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、RCCの弁護士をされていた方が、今、この仲介の輪の中に入っておられるということですが、この方は、RCCの弁護士をやっていたときも、その仲介の和をとろうということで動いてみえたということは、これは世界じゅうで、利害関係のある人が和解の中で動くということが...全文を見る
○小林(憲)委員 松田理事長、いかがでしょうか。平成十六年三月十五日に、和解してほしいという上申書を提出されているわけですよ。この時点で、新生銀行とRCCとイ・アイ・イの管財人の田中管財人という方が交渉されているわけです。このとき、RCCの方は、その弁護士さんというのは、その当時...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、先ほど伊藤副大臣がおっしゃったRCCが先導してというか、あっせんしてというか、あれはRCCのだれがやっていたんですか。弁護士さんじゃないんですか。それともRCCの弁護士をやっていた人ですか。それとも弁護士当時のときですか。それともRCCの役員ですか。ど...全文を見る
○小林(憲)委員 しかし、きょうはせっかく松田理事長にお話をお伺いに来ていただいているわけでございますが、RCCというものは、要するに不良債権を回収するところですよね。税金をつぎ込むわけですから、民事で和解をするのも立派な手だとおっしゃる。しかし、これは税金を払って、もう八兆円以...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、私は思うんですけれども、臨時報告書をもう一回出さなきゃいけないんじゃないですか。今RCCが主導になって和解のことをおっしゃっていますが、この裁判は負けそうになっているからこういうふうに和解になっているんですよということを、株を売っているわけなんですから...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、東京地裁の方の、この五月の十日時点で本件の訴訟の和解金額について合意が成立していない場合には、破産管財人と、(2)のところですけれどもね。五月の十日と、もう、十日までに片づけてしまえ、そういうことで、これは何の力もかかっていないというふうに、私は、民事...全文を見る
○小林(憲)委員 その話を聞きまして、やはりRCCに所属をしていた弁護士さんが、この利害関係者であるんですが、仲介のあっせんをしていた、でも、今はその弁護士さんは、中立の立場にならなきゃいけないので、RCCから離れて、弁護士としてこのあっせんをしているということで整理をさせていた...全文を見る
○小林(憲)委員 だれが許可をする立場にありますか、関東財務局長ですか。
○小林(憲)委員 それでは、勝手に、やはり五月二十日以降に、五月十日ぐらいまでにちゃんちゃんとどこかで手締めがあったら、二十日以降は、ばあっとまたハゲタカファンドが来て、ばあっと売って一千億ぐらいもうけちゃうということになるんですか。だれかがこれはとめられないんですか。こんないい...全文を見る
○小林(憲)委員 いや、これは、何度も私、税金の、きょうは予備費の話もありましたけれども、日本の国のお財布というのは国民からお金をいただいているわけでございまして、それをちゃっちゃかちゃっちゃかと公的資金だといって、今度も、トム・ワトソンのゴルフ場があるあの宮崎のシーガイアとかも...全文を見る
○小林(憲)委員 ですから、やはりこれは、最終的には竹中大臣の許可ということですね。竹中さんが、ではこの株、第二回目、売っていいと言ったら売れるわけですね、非常にこれは危険ですね。
○小林(憲)委員 それでは、証券取引法の第二十四条の五の四は、公益または投資家保護のため必要かつ適切なものとして内閣府令に該当することになったときは、府令に定めるところによって、その内容を記した臨時報告書を提出しなければいけないということになっておりますね。  今おっしゃったと...全文を見る
○小林(憲)委員 それをきちんと出しているということは、これはもう認めているから出しているということですから、今回、第二の売り出しがある場合も、その後の、今どういう状況になっているのか、それとまた、訴訟が和解で済んだならば、幾らの和解金額で済んでだれが幾らもらっていったのか、それ...全文を見る
○小林(憲)委員 時間が参りましたので、また五月の二十日前ぐらいに御機会を委員長にぜひいただいて、その後、これは一々一々結果が出てくることであります。どんなにごまかしていても、予算委員会で、裁判なんかありませんよ、何ですか、それと言っていたのが、裁判は出てきて、ちゃんと訴状も送達...全文を見る
○小林(憲)委員 質問を終わります。
11月09日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  本日は、私が春先、一貫して取り上げてきました新生銀行の問題について質問をさせていただきます。すなわち、お手元にお配りしました新聞記事にありますように、新生銀行と株式会社イ・アイ・イ・インターナショナル破産管財人及びイ・アイ・イ...全文を見る
○小林(憲)委員 さて、両大臣から感想を含めましてお伺いをいたしましたが、お手元にお配りしました「ハゲタカが嗤った日」、これは谷垣大臣のお話も、随分、金融再生委員長の時代からずっと出てきます。これに関しましては、私、きょう御質問させていただきますけれども、これをごらんください。こ...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、伊藤大臣、この件に関しまして御存じのことがございましたらお答えいただけますでしょうか。
○小林(憲)委員 それは大変、伊藤大臣、一歩進んだお答えをいただきまして、この開示される日に、一体幾ら日本の国はアドバイジング料を払ったのか、そしてまた、幾ら我々の血税が使われて、ハゲタカファンドと言われる方々の詐欺事件に巻き込まれていったかが明らかになる日が来ると、私ども今の御...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、新生銀行の方からは、新聞記事にありますような百七十四億円を補償してくださいということは、預金保険機構の方にはまだ一切何のアクションもないということで理解してよろしいんでしょうか。もう一度そこを明確にしてください。
○小林(憲)委員 この正式なというところが大変私気になるんです。というのは、イ・アイ・イとRCCと新生銀行の、いわゆる和解のときに、RCCにもといた社員の人が、弁護士さんですが、その人が和解の調停の橋渡し役をやっていて、まあまあ、やあやあという話が、もう既に地裁なんかでも聞かれる...全文を見る
○小林(憲)委員 それではお伺いいたしますが、衆議院の予算委員会における質疑におきまして、前理事長であります松田参考人が、理事長が、二月十六日の答弁で、私の質問に対しまして、我々が言う偶発債務の対象になるかどうかは非常に慎重に考えなければならない、裁判になる可能性もあると、これは...全文を見る
○小林(憲)委員 永田理事長、今はもうその異議を取り下げている状態だと思うんですが、二月の十六日の段階でその異議は取り下げられていたんでしょうか。いなかったのならば確定訴訟をする。それは、RCCとしてはこれはなぜしないと言ったんでしょうか。もう既にその異議が取り下げられることを知...全文を見る
○小林(憲)委員 意向が確認されていたということは、正式に異議を取り下げる手続は済まされていたんでしょうか。
○小林(憲)委員 それでは、少々角度を変えてお伺いいたします。  三月一日の予算委員会質疑で、新生銀行と預金保険機構の間の関係もきちっとした手続を今後踏んでいかなければならないと竹中金融担当大臣がお答えになっています。新生銀行の要求のままに預金保険機構から補償金が支払われること...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、伊藤大臣にお伺いします。  新生銀行の方は訴訟があるにもかかわらず株を上場してハゲタカファンドに大もうけをさせた末に、その後も株式の売り出しのことを考えて二百十八億で手打ちをして、その補償を、かぶったままになっているということでございますが、新生銀行...全文を見る
○小林(憲)委員 新生銀行の損害賠償の和解金は、先ほど来申しますように、二百十八億円。表面的にはこれは大きな金額ですが、税効果と、既に計上済みの五十億円、これは有税引き当ての分です、これを考慮しますと、新生銀行の経常利益に対する影響は実質的には少ないと私は考えます。あえて国民に税...全文を見る
○小林(憲)委員 これは簡単な算数の問題だと思うんですよ。二百十八億円から引当金の五十億円を引きますと百六十八億円。それを上回る百七十四億円の補償金額は、これは焼け太りというやつでございまして、こんなものをもし請求してきた場合、必ず預金保険機構はそのことを把握して、今後なされる予...全文を見る
○小林(憲)委員 どうも理事長のお話を聞いていますと、だんだん、ちょっとは知っているんじゃないかななんて思い出している私でございますけれども。  お手元の新聞記事の内容をごらんください。これは、新生銀行が、平成十六年五月二十四日、関東財務局あてに提出した臨時報告書の中で述べられ...全文を見る
○小林(憲)委員 永田理事長、だんだん思い出してきはったみたいですね。先ほどは、全然わからない、何も知らない、何のことか全然動きもない、何にもないし隠してもいないと。ところが、ああ、そういえば百七十四億で四十四億と、これは知っていますけれどもその後のことは知らないと。さっきと今と...全文を見る
○小林(憲)委員 わかりました。これは武士の情けです。わかりました。  それでは、永田理事長は、先ほど私が言った、四十四億円については同機構に補償請求することを差し控える予定である、一方、残高の百七十四億円については同機構に補償請求する予定だが、同機構による補償の範囲または補償...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、向こうが、新生銀行が百七十四億円のアクションを起こしたら、それに対して裁判をするおつもりですか、それとも裁判をしないおつもりですか。そしてまた、同じく大臣にもお伺いしますが、伊藤大臣、八兆円ものお金を使ったんですよ、そして、それ以上、この裁判、百七十四...全文を見る
○小林(憲)委員 大臣、私がお伺いしているのは、伊藤大臣、八兆円もの税金を払ってぴかぴかになった詐欺銀行が、名前を変えて、長銀から新生となって上場して、一千億もの利益が海外に流れていき、一銭もの得にならなかった日本の国と日本の国民です、さらに百七十四億円を皆さんの税金から払う、そ...全文を見る
○小林(憲)委員 伊藤大臣、何だかお話を聞いていると人ごとのように聞こえるんですけれども。これは、大臣になられたからには、日本の国の国民を代表するこの財務金融委員会で、金融の問題に対してどう思われているのか。国民はみんな怒っているんですよ。ですから、この本がベストセラーになるんで...全文を見る
○小林(憲)委員 法律あって政治なしと申しておきましょうか。  マスコミなどの報道の中で一兆円訴訟とも言われました巨額賠償請求裁判が、当初の予想と違って低額で和解をしたわけです。ですから、ハゲタカが笑った日というのは、いつ笑ったかといいますと、私が思うには、株でもうけた日に笑っ...全文を見る
○小林(憲)委員 わかりました。  では、特に問題がなく済んでいって、そして、百七十四億円ものお金が国民の負担になっていかないようにしていただきたいものと思っておりますが、もっとRCCのその部分についてもまた後ほど触れていきたいと思っておりますけれども。  今回の和解は、グロ...全文を見る
○小林(憲)委員 どうも大臣が答えていただけないので、永田理事長に振らせていただきます。永田理事長、お答えください。  このように中には、先般から私が言っておりました裁判のことがありますね。例えば、新生銀行が東証再上場時に提出した売出届出書によりますと、預金保険機構、ニュー・L...全文を見る
○小林(憲)委員 時間が過ぎておりますが、そのあり得ないことがあったんですよ。  私は、グアムの裁判記録を全部見ました。そうしたら、これはおもしろいんです。中はまた後でお渡ししますけれども、ここに二部あります。  これは、長銀の弁護士をシャーマン・アンド・スターリングが引き受...全文を見る
○小林(憲)委員 終わります。ありがとうございました。
11月16日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。  先般は、委員長の大きなお計らいでちょっと時間をオーバーさせていただきましたが、まだちょっと取り残しがございまして、きょうは引き続き三十分ほど、新生銀行及びその後の預金保険機構から百七十四億円という大きな、皆さんからもらった税金...全文を見る
○小林(憲)委員 当事者ではないとおっしゃいましたが、これはお配りしました資料にありましたように、「アメリカン・ローヤー」という雑誌でも言っておりますとおり、まずは、イ・アイ・イの清算人におきましても、シャーマン・アンド・スターリングに対しての免責をしておりませんし、そしてまた新...全文を見る
○小林(憲)委員 それではお伺いいたしますが、先般私がお配りしました英文の法廷資料を、永田理事長におかれましては私がお渡ししておりますので読まれたと思うんですが、この事実に関しまして御存じだったでしょうか。お答えください。
○小林(憲)委員 それでは金融大臣にお伺いいたしますが、預金保険機構もその一〇〇%子会社であるRCCも、このグアムの裁判において勝手に債権放棄をされていたという事実を知らないでいたということに関しまして、金融大臣はどのようにお考えですか。お答えください。  私は、これは一つの金...全文を見る
○小林(憲)委員 先ほど来、新生銀行からはその補償についての問題がまだ何も提示されていないと永田理事長は繰り返しおっしゃってみえますが、前回の質問でも、百七十四億というお金に関しても、どこからその報道が出ているのかわからないとおっしゃりながら、臨時報告書では出ているということをお...全文を見る
○小林(憲)委員 だんだんお話が前に進んできて思い出していただけたようでございますが、今おっしゃった、形式的なとかどのような請求をしていくかという書類ですか、それはどのようなことを今お話しになっているのかということをお答え願えないでしょうか。  これは先日お答えになった内容とは...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、伊藤大臣、今の答弁を聞かれまして、どのような資料を添付すればいいのか、それからどのような形式で出していいのかという問い合わせが来ているということは、既に新生銀行は預金保険機構に対して、百七十四億円じゃないかもしれませんが、何らかの補償を求めることを始め...全文を見る
○小林(憲)委員 今の御答弁を聞きましても、伊藤大臣の認識でしても、私の見解でしますと、これはもう既に新生銀行がある一定の、偶発的債務として瑕疵担保条項を駆使しまして、預保に対しましての請求を始めるための書類の準備を始めているということにしか聞こえないんですが、そのような理解でよ...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、永田理事長にお伺いします。  請求次第だという新生銀行は、二百十八億円の和解金からもう既に引当金の四十四億円を引いているわけですから、国のお金なんですけれども百七十四億円を偶発的債務としてすべて預金保険機構に補償を求めていこうとしているから、書類はど...全文を見る
○小林(憲)委員 これ以上このお話をしても、ここにお見えの財務金融委員会の聡明な先生方には、そしてまたこれをごらんの皆様には、今の答弁でもう既に、ああ、また預金保険機構と今話し合いが始まりつつあるんだなということはおわかりになったと思います。  国民の税金を八兆円もかけて、日本...全文を見る
○小林(憲)委員 RCCというのは預金保険機構の一〇〇%子会社でありまして、ぜひともこの場にRCCの方に来ていただいてお伺いしたいことがたくさんあるんですが、残念ながらRCCは政府の機関ではないということで、預金保険機構が一〇〇%責任を持つということでございますのでお伺いします。...全文を見る
○小林(憲)委員 わかりました。債権者であるということは確かなわけですね。  それではお伺いしますが、この二百十八億円から四十四億円の引当金を引いた百七十四億円のお金の預金保険機構に対する請求を始めようと新生銀行がしておるわけですけれども、それに対しまして、これから偶発的債務と...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは伊藤大臣にお伺いします。  大臣、これは、新しくなったその銀行、名前を変えただけの銀行、これは長銀です。謄本も一冊です。ですから全く同一人物なんです。西武鉄道が上場廃止になるということですが、それがまた名前を変えて上場するかもしれませんけれども、同じよ...全文を見る
○小林(憲)委員 それでは、新生銀行に対して八兆円ものお金を投入しておきながら、これは民事上のことだからといって、全く国民不在の中でふたをしていこうということでしょうか。大臣、お答えください。
○小林(憲)委員 時間が大分迫ってまいりましたので、お伺いしますが、先ほどおっしゃいました、RCCは債権者の一人であると。債権者の一人であるならば、先ほど私が示しましたリージェントホテルの十五億ドル分、このグアムのコートでそれに対しての利害を放棄したという文面をお渡ししております...全文を見る
○小林(憲)委員 最後の質問になりますが、今のお話を聞いておりますと、追いはぎに追い銭といいまして、全くかっぱらいに遭ったようなものでございまして。RCCは全然知らないといっても、今、リージェントホテルの物件というのは整理回収機構に入っているんじゃないですか。これは一度、また私が...全文を見る
○小林(憲)委員 ありがとうございました。