小林正

こばやしただし



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小林正の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第123回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○小林正君 初めに、一昨日ペルーのフジモリ大統領が日本語で演説をされまして、感銘深くお聞きをしたわけでございます。私も先年ペルーを訪れまして各地を視察してまいりましたが、本当に忘れがたい国の一つでございます。    〔委員長退席、理事井上吉夫君着席〕  大統領の演説の中に日本...全文を見る
○小林正君 次に、きょうの朝刊各紙が、きのうの予算委員会での高井委員と加藤官房長官のやりとりをそれぞれ取り上げて報道しておりました。私は、政策という問題にかかわってこうした議論がされるというのは政治改革にとって大変いいことだというふうに考えております。しかし、きのうの議論は必ずし...全文を見る
○小林正君 八〇年代の後半、具体的には八九年の参議院選挙以降、国民の投票行動といいますか、形態といいますか、かなり変化をしてきたということが言われているわけであります。生活者あるいは市民感覚といいますか、そういう市民の常識というもので閉塞した政治状況をコントロールしていこう、こう...全文を見る
○小林正君 先ほど議院内閣制の問題を申し上げましたけれども、いわゆる政権の正統性という立場から考えてみましても、いわゆる権力の二重構造的な見方をされる政権ということが望ましい政権でないことはもうはっきりしているだろうというふうに思います。  メージャー首相が言ったように、私は私...全文を見る
○小林正君 ということでお聞きしておきますので、今後の政治行動についてぜひそういうことでリーダーシップを発揮していただきたいな、このように思います。  次に、十二月にも御質問いたしまして、一月に日米首脳会談が開かれ、今後五十年間の日本とアメリカの将来について東京宣言という形で発...全文を見る
○小林正君 総理のそういう受けとめ方に対して、日米のマスコミの評価というのはかなり厳しいものになっておりますし、私自身もあの東京宣言全文を読んでみまして、五十年先を展望した日米関係、それも冷戦の終えんという新たな情勢の中で希望に向かっての宣言という印象は大変薄いんですね。そして、...全文を見る
○小林正君 この文章の中に、「両国は、」「改組された日米安全保障協議委員会の枠組みを十分に活用する」という表現がございますが、これはどういうことを意味しているのか、お尋ねします。
○小林正君 この改組された協議委員会は、平成二年末の交換公文でできているようですけれども、それ以来今日に至るまで何回開かれておりますか。
○小林正君 少なくとも、安全保障の問題が重要なテーマとしてこの中に位置しているわけですから、当然レベルアップをした中での協議委員会が開かれて有効な対応がされるということが望ましかったというふうに、感想だけ申し上げておきたいと思います。  次に、これとも深くかかわっているわけであ...全文を見る
○小林正君 最も最近NLP等の訓練が行われたのはいつで、何日間でしたか。
○小林正君 実は、当該大和市というのがございますが、この期間にちょうどその市長さんがNLPの中止を求めまして、アメリカに参りまして関係筋との折衝を行っていたわけであります。その行っている間にこうした訓練が行われました。と同時に、またもう一つ問題があったわけでありまして、ちょうど時...全文を見る
○小林正君 この分割通告をしたということについて、もう一度御答弁いただきたいと思います。
○小林正君 施設庁は、米側から三月五日までの訓練については通告を受けていた、しかし一カ月間と長期にわたることやということで、長期にわたったことへの配慮から勝手に分割したというふうに県民は受けとめているわけであります。そのことについて硫黄島云々と言うのは言いわけでしかないわけで、何...全文を見る
○小林正君 まあ遺憾であるという言葉がようやく出てまいりましたから、問題はあると思いますけれども……。  皆さん方にまず、この厚木基地というのが東京から五十キロ圏という非常に至近な場所で、しかも通勤圏ですね。ここに住んでおられる皆さん方の人口は関係七市で百万を超える、横浜市の周...全文を見る
○小林正君 先ほどお伺いしました東京宣言に盛られました安全保障協議委員会というレベルの高い会議もあるわけですから、ぜひ日本の人口の一%の人々がこれによって大変な辛酸をなめているということについても理解を求めて、せっかく百六十七億という巨費を投じて硫黄島に訓練施設をつくったわけです...全文を見る
○小林正君 百六十七億をかけて、結果としてアメリカ軍がどれだけ使ってくれるかということについての保証がありますか。
○小林正君 米軍が硫黄島でやるのを嫌う理由として、これもマスコミの報道ですけれども言われておりますのは、予算上の問題だということがございます。横須賀で、厚木でということになれば全然問題ないわけなんですね、予算上。そして家族、隊員との関係もいいというようなことで、そのために日本の人...全文を見る
03月25日第123回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○小林正君 初めに、大蔵大臣にお伺いしたいと思うんですが、先日私の友人と話をしておりまして、彼は娘さんをアメリカに留学させているんです。高等学校へ行っているわけですが、高等学校ただなんですね。それで、外国人ですよね、日本人だから。無償である、大変助かるという話をしておりました。そ...全文を見る
○小林正君 人件費が八割を占めるというのは他の省庁ではない現象です。教育における人件費は事業費そのものだという言い方もありますけれども、やはりシーリングを見直すことは他との関係で困難だというお話ですけれども、じゃ一体どんな方法があるのか、どういう形で文教施設費等の充実強化が図られ...全文を見る
○小林正君 重ねては申しませんけれども、平成五年度概算要求が従来の方針とは変わって画期的な教育予算編成ができるような条件づくりをぜひお願いしたいというふうに思います。  次に、外務大臣にお伺いしたいと思いますが、日本時間できのうになりますけれども、二十四日からヘルシンキでCSC...全文を見る
○小林正君 一九七五年のヘルシンキでの会議のときには三十五カ国だったのですね。そして、今外務大臣がおっしゃったような同じ価値観を持った国同士の集まりとしてスタートをして、それからゴルバチョフ大統領が出現をしてウラルからヨーロッパ共通の家と、こういうふうに拡大をしていっているわけで...全文を見る
○小林正君 今度のCSCEで出ております課題としては、欧州のいわゆる通常戦力削減条約、CFEですけれども、これが九〇年の十一月に調印されてこの七月に発効するその問題が一点と、それから欧州における信頼安全醸成措置、いわゆるウィーン文書92、これの承認と、それからオープンスカイズ条約...全文を見る
○小林正君 七六年の基盤的防衛力整備ということで、当時のデタントの状況を平和時の防衛力構想として提起をし、八〇年代に入ると、私どもは中曽根軍拡路線と言っているんですけれども、前の姿勢に戻ってしまうんですね。いわゆる所要防衛力路線とも言うべきものに戻っちゃって、そして再び年次計画、...全文を見る
○小林正君 一月二十八日付で出ているのは、総理が別表の見直し、そして陸上自衛隊の一個師団程度を削減できないかということを言われたというのが報道されていますけれども、この問題について今後の課題としてどうお取り組みになりますか。
○小林正君 これは日米関係の問題とも絡んで、政府・自民党の中には、日本の防衛政策はペンタゴンのシフトに深くかかわっている、したがって勝手にレベルダウンはできないんだ、こういう考え方があるようなんですけれども、これについてはいかがでしょうか。
○小林正君 安全保障条約等の関連の中で、いろいろ相互の関係、特にアメリカの前方展開を支援する日本の云々というのは、それは今までの経過からしてそういうものだというふうに認識していますけれども、今問題になっておりますのはフィリピンのクラーク、スビック両基地が閉鎖、そしてそれに伴って日...全文を見る
○小林正君 やっぱり冷戦の終えんという事態の中で、先日御指摘申し上げましたけれども、どうも地域紛争の多発という、そういう負の部分、湾岸戦争後的な情勢認識の中で引き続き日米同盟関係とそれから日本の防衛計画というものが基本にあるように思えて仕方がないわけで、これはやっぱり新たな展開を...全文を見る
○小林正君 米軍の司令官もよきゲストとしてということをよく言うわけですね。しかし、こういう人権にかかわるような、それぞれの関係市が快適な町づくりを目指して一生懸命頑張っている。それが一気に爆音問題で吹き飛んでしまう、そういう状況なんですね。ですから、それは米軍の事情もあるかもしれ...全文を見る
○小林正君 文部省として観測隊員の方々が先進的に努力をされてそうした業績も上げられているということも伺いまして、高く評価をしたいというふうに思いますが、その記事の中にも出ているんですけれども、一体それが、紫外線量の増加に伴う因果関係がどうなのかとか、それらの問題についてまだ調査が...全文を見る
○小林正君 実は、私の家の近くに南極観測隊員の方がおられましていろいろお話も伺ったこともございますが、二十一世紀の子供たちにノアの箱舟を用意しなくてもいいようなできるだけ早い対応を強くお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月27日第123回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○小林正君 三月、四月というのはちょうど学校が卒業式、そして四月入学式、何かと教育問題がマスコミをにぎわす季節でございますが、国会におきます文教予算関係の審議並びにそこでの論議の経過というものが大変教育界を中心にいたしまして注目をされている昨今でございます。このたび提案されており...全文を見る
○小林正君 冒頭、三月、四月が教育の季節で、マスコミの取り上げる場合も大変多いわけでございます。先日、予算委員会の場の中で、日本経済の問題との関連の中で大蔵大臣に幾つか質問もさせていただいたんですけれども、内需拡大という方向づけというのは政策的には一致をしている課題だというふうに...全文を見る
○小林正君 これから申し上げようとした点についてお触れいただいたわけですけれども、例のSIIのお約束で四百三十兆円の問題が出て、その生活関連枠として文部省でどの程度合そこからの経費として出されているか。私の知っているのでは、大体四十一億ぐらいですか、前年度。今年度も大仲その程度だ...全文を見る
○小林正君 七十五億で学校関係に直接かかわるのはやっぱり私が指摘したような部分だと思うんですが、仮にそういう配分でこれから教育が位置づいていくんだとすると、やっぱり何とかしていかなきゃいけないんじゃないか。  私は、他党のことを申し上げて大変失礼なんですが、昨年も大体この程度の...全文を見る
○小林正君 今後の課題として、国会の意思でということですから、国会の意思を明らかにするような手だても今後講じていかなければならないのかなというふうにも考えておりますが、これはそれぞれの会派の皆さんと相伴って知恵を出してまいりたいというふうに思います。  それで、人件費が確かに八...全文を見る
○小林正君 この一般財源化という措置が行われて三年間でゼロ、こういうことですけれども、文教委員会という場だからあえて申し上げるわけですけれども、当時問題になっておりました学校事務職員、そして栄養職員、いわゆる基幹職員としての身分上の問題もあってさまざまな論議を呼ぶ中で、一つの選択...全文を見る
○小林正君 今、文部大臣の決意をお伺いいたしましたので、大変心強いわけでありますけれども、一万昨年の十二月の予算委員会で自治大臣にもあえてお尋ねをしたところ、自治大臣からはちょっとニュアンスの違う答弁を引き出しまして、これはまずかったなというふうに率直に思ったんです。  そうい...全文を見る
○小林正君 結局、全国に三千三百自治体があって、それぞれの財政力がそれぞれ異なる、しかも国民教育の最低基準として義務教育というものが同一条件の中で国民に保障されていくというのが課題だろうというふうに思います。特に人の面で、学校に必要なあらゆる職を配置するというのが大原則だろうとい...全文を見る
○小林正君 ちょっと質問が一つ飛んでしまいまして大変恐縮なんですけれども、先ほどの一般財源化されたことに伴って、不交付団体への対応はどのようなことを検討され、あるいは取り組まれているのか、お伺いをしたいと思います。
○小林正君 この調整債は自治省との対応という問題が出てくるんだろうと思いますが、大体見込み額といいますか、どの程度ということになるんでしょうか。
○小林正君 つまり、その措置によって穴埋めがされるということでいいということですね。
○小林正君 今の御答弁を確認させていただきます。  それで、もとへ戻りますけれども、教材費の関係なんですけれども、今の御答弁で、平成十二年までですか、の計画の中でさまざまなそういうアンバランスを生じないような措置を講ずる、そして一定のガイドラインを設けて質的な低下を招かないよう...全文を見る
○小林正君 この問題について、私どももそれぞれの現場実態というものを踏まえながら今後もフォローしてまいりたい、このように考えているわけでございます。  次に、校舎の施設設備の関係で先ほど生活関連枠の問題も含めましてお尋ねをしたわけですけれども、これからの学校建設のあり方の問題で...全文を見る
○小林正君 今幾つかの項目を具体的に挙げられたわけですけれども、ノーマライゼーションという時代の進行の中で、今後の課題として、障害を持ったお子さんも施設設備が整えば机を並べて勉強ができる、そういうようなことで自治体の中には、段階をやめてスロープにするとか、いろんな努力をしながらや...全文を見る
○小林正君 ぜひそういう方向で、日本でも障害を持ったお子さん方が、この間の判決が出ましたけれども、学校側から拒否されるような実態というのは、やはり学校の中にノーマライゼーションの思想がまだ普及していないという問題意識で受けとめる必要があるだろうというふうに思うんです。アメリカで、...全文を見る
○小林正君 やはり基本的な物の考え方を、既成概念を変えていくということ、今二十一世紀というのはいろんな場面で言われているんですけれども、学校という場について二十一世紀に向けて今何をすべきかということからしますと、今までやってきたことにこだわってそこから一歩も出ない、あるいは部分的...全文を見る
○小林正君 どうもありがとうございました。以上で終わります。
○小林正君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     義務教育費国庫負担法及び公立養護学校     ...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○小林正君 先日、子供の権利条約、政府訳では児童の権利条約批准案が国会に提案をされまして、この間、文教委員会の場でもたびたびこの問題がテーマとなりまして論議が展開をされてまいりましたし、また予算委員会、関係委員会等の場でも論議が展開をされておりましたが、いよいよ批准案の提案という...全文を見る
○小林正君 二月三日の毎日新聞の「外交百話」という記事の中で、この子供条約について「問題ない国内法との整合性」というタイトルがついておりまして、担当官がインタビューに答える形の文章が載っているわけです。国内法との関係について、「矛盾があれば通常は条約に一部留保をつけて締結するか、...全文を見る
○小林正君 いや、だから条文を拡大解釈するというのはどういう方向へ拡大解釈をしようとしている動きとしてとらえたのかということをちょっと言っていただかないと。
○小林正君 いや、私の質問にぜひ答えてもらいたいんですが、どのような方向で拡大解釈がなされたとあなたは考えておられるのか、外務省として。
○小林正君 一つの言葉を同じ言葉を使って説明するというのは、これは論理上一番問題がある説明の仕方なんですね。ですから、それは改めていただきたいというふうに思います。  条文を拡大解釈して国内法を変えようとするきっかけをつくる政治的な動きと言っているわけですよ。それはどういう意味...全文を見る
○小林正君 この世の中の問題というのはすべて政治的なんですよね。それで、特にこの問題について政治的というのは、国会で扱う問題なんですから当然政治的であって当たり前なんで、政治的でない問題解決というのはこのことに関してはあり得ないというふうに思っているわけです。  「一部の団体」...全文を見る
○小林正君 テーマは子供の権利条約ということで、子供の未来の幸せをこの条約を通してどう築くことができるかというテーマですね。今、御説明いろいろいただきましたけれども、何言っているのかさっぱりわからないんです。というのは、一部の団体が子供のことを通して政治的野心を遂げようとしてこの...全文を見る
○小林正君 「条文を拡大解釈して国内法を変えるきっかけを作ろうとする政治的動きがあるのは残念に思います。」と言っているんですよ。この条約について国民の各界各層からいろんな意見が出て、この子供の権利条約の目指す方向性において考えれば、過去のことは別として、将来に向けてはどういう形で...全文を見る
○小林正君 今のを十歩譲ったとしても、今あなたがおっしゃったような趣旨だとすれば、この発言はあなたはどう思いますか。
○小林正君 不適切であったと思いますか。
○小林正君 外務省の基本的な姿勢が、ここで言われていることを不適切ではないと人権難民課長の立場で言ったということは記録にとどめておきますから、今後の論議の中でこれを踏まえて外務省に対していろいろ質問をしてまいりたいというふうに思います。  一つ、政府訳の問題なんですけれども、国...全文を見る
○小林正君 ユニセフそして民間団体等の翻訳が既に公刊をされておりまして、多くの論議がそのことを通して進められてきたわけですけれども、政府訳が出た時点でこの問題について対比をする形で、政府の訳というものと私たちが進めている運動との関係で問題が幾つかはっきりしてきているというふうに思...全文を見る
○小林正君 この間の渡辺外務大臣の説明によると、まず一点は、早く批准をしたいんだということを言われました。関係国内法との関係で言うといろいろあるので、それを全部手を加えて子供にするには相当時間がかかる、したがって早期批准という立場から考えても、子供ではなくて児童でいきたいんだと、...全文を見る
○小林正君 文部省として、この条約に対する姿勢として、この条約が推准をされても今後生徒の扱いについて変わることはないということを言ったというふうに、三月二十九日の朝日の社説「子ども条約で骨太の審議を」という中に出てくるんですけれども、そういうことでしょうか。
○小林正君 より具体的に、教育の問題で言えば、条文の関係でいいますと、三条の三項が子供への最善の努力、それから十二条から十五条にかけていわゆる市民権的な意見表明権とか表現、思想、良心、集会、結社、これが巷間取りざたされております校内放送や学校新聞の事前検閲、あるいはまた児童会、生...全文を見る
○小林正君 あと、二十八条の一項の(b)、(c)の関係について私は先日ここでも申し上げましたけれども、予算委員会でも御指摘をしたんですが、高等学校の教育については、政府訳ではサッチ・アズという言葉の解釈の問題としてクリアをされたと。このことについては一つ議論がありますけれども、高...全文を見る
○小林正君 今、最後に言ったドイツは、連邦議会の中に子供委員会というものを設置して行政機関がこれをどう履行するかということですから、立法機属の中にそういうものを置いてこれをチェックするという体制をつくっているというふうに聞いているわけでございます。  さて、日本の場合これをこれ...全文を見る
○小林正君 時間がありませんので最後に、今申し上げましたオンブズワークの問題についてやはり立法府の中に置くのがいいのかどうか、そしてそのチェックを通して現行法制と条約の目指す方向性という関連をさらに追求をしながら、人権の歩みが時代とともに進展をしてきたと同じように、この条約と関連...全文を見る
04月16日第123回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○小林正君 公拡法の関連について御質問させていただきたいと思いますが、初めに建設大臣にお伺いをしたいと思います。  八七年の四全総、いわゆる東京一極集中という状況の中から地価狂乱というような事態を招来いたしまして以後、各自治体が用地取得には大変困難な中でさまざまな努力をされてき...全文を見る
○小林正君 さっき申し上げました国土概念といいますか、土地は公共財であるという基本認識の国民的な合意形成ができれば、この用地取得というのはかなり理解と協力を得ることが可能なわけです。ところが、労働生産物でない土地に対する所有権というものが諸外国と比べますと日本では非常に意識が強い...全文を見る
○小林正君 日本と基本的に土地概念が違っているので直接的な比較ができるかどうかわかりませんけれども、例えば北ヨーロッパの諸国、それからドイツ、フランス、イギリス、こういう国々の公有地の占める割合はどの程度になっておるんでしょうか。
○小林正君 都市計画とか町づくりとか、そういう点でいうと、広大な面積の公有地を持っていてその地域の住民の皆さん方との大変な討議を含めてみんなで町づくりをする、そのための条件を整える公有地を持っているわけです。そういうことから統一的な町ができてくる。そういう点で考えると、日本の場合...全文を見る
○小林正君 先ほどの青木委員の御質問に対して、事業用地についてストックが一・四、そしてひどいときは〇・九幾つと、私もその折れ線グラフを見せてもらいましたけれども、大変厳しい状況だなというふうに思うんですが、実際にすぐ今使うということでの手当てということではなくて、やはり五年なり十...全文を見る
○小林正君 この千五百万円というのが決まったのはいつでしたかね。
○小林正君 私は、自治体の用地を取得するのに隆路となっている税制上の問題をできるだけ自治体要望に沿った形で対応していくというのが、公有地拡大へ向けての大変大きな課題だろうというふうに思うわけです。そういう点で、もう既にかなりの年月がたっている一千五百万円が、ほかの措置とあわせて対...全文を見る
○小林正君 かなり関心を持たれておりまして、福岡市とか千葉市からも横浜へその調査にお見えになっているということですから、国の立場でその問題について音頭取りをしていただいて、その情報バンクの充実をぜひお願いしたいというふうに思います。  ちょっと質問が前後しましたけれども、先ほど...全文を見る
○小林正君 最後に、建設大臣に土地行政の一元化という立場からお伺いしでおきたいんですが、この四月八日付の日経新聞のトップに、自治省が来年度に向けて自治体の土地取得を促すいろんな方策を打ち出して、公社の規制緩和の問題とかいろいろ出ているわけなんですけれども、今度の公有地拡大法と来年...全文を見る
○小林正君 終わります。
○小林正君 気象庁にお尋ねをしたいと思います。  昨年の気象災害は、いずれも近年余り例のない大変大きなものがあったわけであります。その中でも、死者十三万人以上と伝えられました四月のバングラデシュのサイクロンによる被害、インド、中国、フィリピン等でも七月から十一月にかけて大変大き...全文を見る
○小林正君 それから、夏の気候が非常に不安定である、台風が大変多く襲来する、昨年のケースで言うと八個ですか、というようなことで、この台風の発生についてはどうなんでしょうか。    〔理事種田誠君退席、委員長着席〕
○小林正君 昨年の場合は、特に発生数というより上陸する回数が多かったということと、もう一つ、台風が発生する地点がかなり北に偏っていたためにすぐ日本の本土にやってきたというようなことも指摘されていたと思うんですが、その辺の傾向はどうですか。
○小林正君 これだけ大きな気象災害が起こるということになると、気象庁として、長期的なトレンドといいますか、そのことについての見通しを立てて行政的な対策を講じていくという連携が非常に必要になってくるだろうと思うんですが、その辺についてのお考えはいかがでしょうか。
○小林正君 どうも私は気象庁は非常に慎重だと思うんです。しかし、異常気象というのは、非常に学際的な側面からの対応としては厳密に三十年云々という異常値を通してというお話もございましたけれども、私は日本の場合は、特に狭い国土で非常に人口密度が高くて経済活動が稿密に行われている地域の中...全文を見る
○小林正君 実は昨年暮れ、「時の動き」という雑誌でしたか、日本損害保険協会のまとめで出ているんですけれども、それによると台風十九号の損害保険金の支払い総額、これが損保会社全体で六千三百億円、これは世界最高額だということが報じられていたわけです。つまり、それだけ日本の国土というのは...全文を見る
○小林正君 今度の台風被害の教訓を踏まえて、例えば国民森林会議で言っていますのは、一つは「画一的な森林の仕立て方」云々という指摘もしているわけですが、治山とか林野行政全般についてあり方を再検討して、財政的な裏づけについても抜本的な検討が今求められているんじゃないかなという気がする...全文を見る
○小林正君 十九号等については、日田の杉と青森のりんごは特に話題になっているんですけれども、全国的に相当大きな被害が波及をしているわけで、国土の七割を占める日本の山でありますから、ぜひこれを国民の財産として守るための行政を進めていただきたいというふうに思います。  次に、都市河...全文を見る
○小林正君 今も局長から御答弁いただきましたが、その鶴見川の問題についてこの間建設省に大変御努力をいただいていることはもう重々承知をして感謝申し上げているわけでございますけれども、実は県、横浜市等からも国へ要望等も出ておりまして、その多目的遊水地事業というものの推進についてお尋ね...全文を見る
○小林正君 どうもありがとうございました。
04月23日第123回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○小林正君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国立学校設置法及び国立学校特別会計性...全文を見る
05月12日第123回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○小林正君 先日終わりましたフランスのアルベールビル・オリンピック冬季大会でございますけれども、史上最大六十五カ国、二千二百人の選手団、こういうことで開催をされ、成功裏に終了をいたしました。  国際情勢がオリンピックに政治の影を落とすということがかつてあったわけでありますけれど...全文を見る
○小林正君 ぜひお伺いしたいなという気がございますけれども、時間の制約もありますので片りんをお示しいただければというふうに思います。  そこで、長野オリンピックに向けて日本が大変厳しい競争の中で招致に成功したということで、この間の経過も含めましていろいろお尋ねをしていきたいとい...全文を見る
○小林正君 実は大臣の衆議院における議事録を読ませていただきまして大変感銘を受けたわけでございますけれども、小さい命に対してそうした思いをはせて計画自体を変更するというようなことまでフランスの場合には行われたということも聞いております。やはりオリンピックの精神というものがそういう...全文を見る
○小林正君 最終的に決選で長野とソルトレークシティーが残った。そして八十八人の委員のうち四十六対四十二という、まあ言ってみれば薄氷の勝利といったような状況であったというふうに思うんですけれども、大変スリリングな結果と言ってもいいんでしょうか、そういう状況であったわけですから、関係...全文を見る
○小林正君 IOCで一たん決定をされて、以後地元の立場からどうしても受け入れられなくなっちゃって返上したというのが過去デンバーでございましたね。ああいうようなことも含めて考えると、IOC内部での検討というものが、立候補しているそれぞれの都市についての吟味と、それからそういうものを...全文を見る
○小林正君 北陸新幹線の長野までの完成はいつということですか。
○小林正君 そうしますと、平成十年の二月開催ということで、平成九年内には完成するということでよろしいですか。わかりました。  それから高速道路については、中央高速道路から松本から上っていく部分がありますよね。それと今おっしゃった関越自動車道で行って藤岡から入るルートということで...全文を見る
○小林正君 それとあわせて、選手村から例えば白馬村とか飯綱高原とかあるいは志賀高原という、いわゆるオリンピック関連道路といいますか、選手を輸送するための道路についての計画はどのようになっているんでしょうか。
○小林正君 それから、運輸省の方にお伺いしたいんですけれども、松本空港の関係なんですけれども、松本空港が現在千五百メートルでYSの離着陸ということを、ジェット化ということで既に許可がおりて現在進行していて、平成六年に完成をするということで今進めているというので、航空局の方にはきの...全文を見る
○小林正君 どうもありがとうございました。  それでは建設省、運輸省、それから法務省、結構でございます。  財政問題で今問題になっておりますのは、平成元年の六月六日の閣議了解というのが話題になっているわけです。これは名古屋のオリンピック招致の閣議了解とほぼ同じ内容だというふう...全文を見る
○小林正君 このプレゼンテーションで、海部首相以下質問に答える形でいろいろな約束をされているわけですね。この約束はやっぱり国際公約的な要素があるわけで、当然のこととして万全を期して体制をつくらなければいけないということで、予算があるからないからということではないだろうというふうに...全文を見る
○小林正君 わかりました。大変心強い御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  それで、メーンスタジアムの関係というのは、アルベールビル・オリンピックのあの開会式のセレモニーを見ておりましても、非常に華麗でしかもエスプリに富んでいる演出が行われたわけでして、言ってみれば...全文を見る
○小林正君 いや、だからそうなっているわけなんですけれども、そうなっているから、じゃ一体どうするのかという問題が今大変大きな問題になっておりますし、私は何か知恵を出す要素がないのかなというふうに思うんです。  例えば、仮設部分というのは確かに終わってしまえば取り壊されるわけです...全文を見る
○小林正君 組織委員会のメンバーの中には文部大臣も参画をされておられるわけですからぜひ——先ほど私は長野オリンピック開催の三つの問題点を申し上げましたけれども、三つ目の終わった後地域社会の発展に寄与し得るという部分で言いますと、余り後年度にわたって負担を強いるようなことであっては...全文を見る
○小林正君 最後に、ボランティアの問題について、これもプレゼンテーションの中でも触れられているわけですけれども、例えばカルガリーのオリンピックのときにチーム88というボランティア活動が行われて、今度のアルベールビルではエキップ92という約一万人のボランティアが活動されて、これが大...全文を見る
○小林正君 長野というのは、日本アルプス、日 本の中では三千メートル級の山々が連なる最も自然の豊かな美しい四季折々の変化の非常に見事な地域でもございます。日本人が全体として長野に行く方々が大変多いということも伺っておりますし、特に若い人は、山岳志向の中で若いときに忘れ得ぬ思い出...全文を見る
○小林正君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     長野オリンピック冬季競技大会の準備及...全文を見る
06月01日第123回国会 参議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第14号
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○小林正君 まず最初に、お聞きをしますと、渡辺外務大臣、この主務大臣でありますけれども、急に病を得られて入院されたという報に接しております。激務ですから過労が重なってのことではないかと思いますけれども、一刻も早く平癒されまして戦列に復帰されることを心から御期待を申し上げます。 ...全文を見る
○小林正君 デモクラシーの完成度を高める、具体的には一体どういうことなのかということでありますが、やはり一つは、民主主義つまり国民主権という基本的立場に立って考えたときに何よりも大切なのは、民意の動向ということに敏感で、しかもそれへの対応を政治の最優先課題として考えていくというこ...全文を見る
○小林正君 最後のところなんですけれども、「「血を流すのかどうか」については、結果としてならばともかく、そのような可能性を覚悟したうえでの行動はしないこというふうに述べておられて、その点は変わっていないわけですよね。ということであれば、これはPKFまで含んだ政府の案ですから、そう...全文を見る
○小林正君 そうしますと、多国籍軍型には参加をしないが、国連PKO型であれば血を流す可能性を覚悟して参加する、こういうことですか。
○小林正君 いや、ですから多国籍軍型に参加をする場合にそのような可能性を覚悟して行動することはしないが、PKO型であれば血を流す可能性を覚悟して行動する、このようにお考えだというふうに考えていいですか。
○小林正君 仮にこの法案が通って、派遣される自衛隊員がどういう覚悟をして行くのかということをこの首相の著書に照らして考えれば、汗を流しに行きなさいよといって派遣するんですか、それとも血を流す覚悟で行っていらっしゃいということになりますか。
○小林正君 自衛隊員とか自衛隊員の家族の皆さんのインタビューもテレビなんかで拝見をしました。ごらんになっていると思うんですけれども、非常に危険だということを家族はすごく心配しておられます。隊員も命令でなければ行きたくないということを端的に言っているわけですね。そういう人たちに対し...全文を見る
○小林正君 結局、私がしつこく聞いているのは、この問題は国民が汗を流すところまではいいよというのが大方の国民の合意形成だろうというふうに思うわけです。したがって、血を流す覚悟にまで踏み込んだ場合に、さまざまに意見が分かれているわけですからそこをどうするかというのは、やはり世論の動...全文を見る
○小林正君 警察予備隊から保安隊、自衛隊とこうなる過程の中で、戦力なき軍隊論から、白い馬は馬でないような論法でさまざま論議が積み上がって今日があることは事実です。そして、憲法学者四百人の中で九〇%が自衛隊の問題についてこれを違憲だと、そして海外に派遣することについてはしたがってノ...全文を見る
○小林正君 前段申し上げましたように、インドシナ半島、カンボジアに日の丸を立てるということがさんざん言われているわけです。それから湾岸戦争のときには、アラビア半島に日の丸がないということが肩身が狭い、象徴的な意味で日の丸を立てるという話があったわけでしょう。それは元幹事長の発言で...全文を見る
○小林正君 そのように受け取る受け取り方というのは、個人の問題になってしまえばそれきりということですけれども、この法案との絡みの中でそうした議論がされているというその背景ですね、その流れというものについては敏感にならざるを得ないということを言っているわけでございます。  それか...全文を見る
○小林正君 この問題については、総理の今言われた言葉と反戦平和の運動を進めてきたこととの関係で言えば、私は非常に誇りに思っているんです。  と申しますのは、朝鮮動乱があり、アジアではベトナム戦争もあったわけで、そういう中で日本は後方基地として一定の役割を果たさざるを得なかったこ...全文を見る
○小林正君 小沢調査会というのは、申し上げましたように党の正式な機関。政府・与党は一体化している。そして、その党の中で具体的に今後の国際貢献について問題提起をし、これほど日本の社会の中で新たな切り口を持った問題提起として、内容の評価は別ですけれども、問題提起の仕方としてはかなり評...全文を見る
○小林正君 先ほど私指摘しましたのは、解釈故意ではないのか、そしてここまで踏み込むのならなぜ憲法改正を提起しないのかという指摘があるわけですね。それと、今おっしゃった国連常設軍、もう既に冷戦構造が崩壊して、そして国連が機能を回復して、憲章七章での国連軍の問題というのが全体としてど...全文を見る
○小林正君 これからの問題として、ドイツが進めております基本法の見直し問題等の絡みの中で言えば、解釈改憲が一層拡大されている今日の状況というものを踏まえて今後どうするのかということが、やはり諸法の淵源としての憲法の果たす役割と存在、そして日本人が日本の憲法を大切にする以外に、諸外...全文を見る
○小林正君 東京宣言、この法案、そして安保条約という三つの関係が今後どう連動し発展するかという問題については、これはやっぱり今の、それぞれがそれぞれのというお話がありますけれども、これは結局日本にとっては一つなんですよね、日本の国際政治の中での具体的な展開ということになりますと。...全文を見る
○小林正君 法案の背景については幾つかの点で、国民にこの法案に対する評価、判断を求める上での一つの視点として幾つか指摘をしたわけでありますが、次にもう一つの問題として、別組織ということがこの経過の中で一昨年から言われてまいっております。このことについてお伺いをしたいと思うんです。...全文を見る
○小林正君 今の経過に立って考えますと、きょう修正案として提起をされた内容と、公明、民社両党のお考えというものがどういう整合性を持たれるのか。政府は一貫して当初はそういう立場に立たなかったわけですから、自民党としてはそうかなというふうに思いますけれども、その問題をどういうふうにと...全文を見る
○小林正君 この間、別組織等の問題について自公民三党で一昨年十一月にスタートして、試行錯誤の末に政府としては別組織を排除されたその理由は何だったのか、お伺いしたいと思います。
○小林正君 今指摘をされた点は、訓練され組織化されている集団、これが最も有効に効果的な活躍ができる、こういう理由だということですね。  ところが、別組織論というのはどういう点から出てきたのかというのは、いわゆる軍隊ではないということが言われました。この間の論議の経過から言うと、...全文を見る
○小林正君 長官が後段におっしゃったようなこと、それはやっぱり戦う軍隊からPKO活動の精神に沿うものに隊員訓練すると、それは非常に重要なことだと思うんです。それが具体的にはタカをハトに変える作業だというふうに思いますし、そうした場合にやはりイメージとして別組織にするんじゃなくて、...全文を見る
○小林正君 今の話では予算委員会のときの答弁とはかなり違ってきているなという気がするんです。というのは、やはり必要不可欠なものとしてぎりぎりのところでやっているんだから、これをこれ以上削減するのはどうなのかという趣旨の御発言だったと思うんです。そういうことからすると、まあその程度...全文を見る
○小林正君 大蔵大臣にお伺いしておきたいと思うんですが、PKO活動が年度にまたがって今後とも展開をされるというような状況になった場合の予算上の対応ですね。これらについては恐らく防衛庁の要求に基づいて、あるいは協力本部ということになるんでしょうか、それらの予算上の問題、どういうふう...全文を見る
○小林正君 別組織論として最後に私の見解を申し上げておきたいと思うんですけれども、冷戦構造が終えんして世界の軍縮の方向が今進んでいるわけで、そういう方向性の中でやはり自衛隊の軍縮を進める必要がおると思うんです。そして、そのいわゆる平和の配当、これが国際貢献の場にどう生かされるかと...全文を見る
○小林正君 きょう冒頭に修正案が提案をされて、首相はこの間一貫して政府案は最善のものであるということを今日まで言ってこられたわけでありますが、きょう修正案という形で提起をされてまいりまして、政府案を最善のものと言ってきた立場の首相としてどういう御感想をお持ちなのか、お伺いしておき...全文を見る
○小林正君 今後の修正案審議との絡みで、当然政府案との関係、社会党の対案との関係で修正案というものについてさまざまな論議が展開をされていくであろう、このように考えております。  次に、今後の日本の国際貢献のあり方について幾つかお尋ねをしておきたいというふうに思います。  ロン...全文を見る
○小林正君 私がきょうメーンテーマにしておりますのは、こうした国際貢献を目指して国民的な合意形成を広く求めていこうではないか。そのために、政治として最大限配慮すべき課題は何と何なのかといったようなことをいろんな立場から、視点から申し上げてきたつもりなんです。そして、あなた方の党は...全文を見る
06月08日第123回国会 参議院 本会議 第22号
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○小林正君 ただいま特別委員長から五日未明の報告がなされました。質疑打ち切りの動疑を耳にした人は多かったわけですが、今報告のありました、政府案、そして三党共同修正案、社会党の対案並びに連合参議院の修正案をそれぞれ今言ったような形で仮に採決をしたとすれば所要時間がどのぐらいかかった...全文を見る
12月04日第125回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○小林正君 質問に入る前に、午前中我が党の同僚議員からの質問に対して文部大臣から、佐川疑惑という戦後最大のスキャンダルと言われるこの事件と、法的にも合法で国会戦術として慣行的に位置づいている問題との関係の中で発言がございました。極めて不適切だと思いますので、撤回されるよう、まず文...全文を見る
○小林正君 全く無関係な問題を並列的にとらえてお述べになったというふうに思います。  もう一つ、質問に入る前にこれは首相にお伺いしたいんですが、国会という名称の問題なんですけれども、戦前、帝国憲法のときには帝国議会と言いましたですね。そして、今の憲法のもとでは国会というふうに言...全文を見る
○小林正君 お考えをいただくということだけ伺っておきたいと思います。  それでは本論に入って、限られた時間でありますのでお伺いをしてまいりたいと思いますが、今度の国会の冒頭の所信表明演説の中で特に日米関係の重要性について述べられまして、日米関係は共通の価値観によって結ばれている...全文を見る
○小林正君 十一月に大統領選挙がございまして、日本国民はずっと空転が続いている国会の状況を一方で見ながら、アメリカの大統領選挙は非常にハードな選挙運動がいよいよ結論を出すその場面も見ながら、アメリカの民主主義と日本の政治の実態というものを比較しながら、非常に日本人として日本の政治...全文を見る
○小林正君 やっぱり民主主義というのは不断の努力で築いていかなければ、ファシズムがあらわれたりいろんな問題が出てくる危険が常にあると思うんです。  今、ヨーロッパで民族主義の炎がかなり広まってきていて、ネオナチの台頭というような問題が出てきています。そして、このネオナチに対する...全文を見る
○小林正君 今の問題とあわせまして、先ほど総理から、外国の人は外国の人なりの物の考え方、見方で言うんだろうという話もありましたが、実は総理自身に対する外国の特派員の非常に手厳しい指摘もあるわけです。それは、日本の政治というのは政治の肩書と実際の政治力が異なっているという指摘なんで...全文を見る
○小林正君 いや、総理が心配しないということになると、こういう指摘についてどれだけ自覚されているのかということを大変心配するわけです、私の方としては。そのことをお伺いしているわけです。
○小林正君 と申しますのは、実際問題として、総理は内閣総理大臣でありかつ自由民主党の総裁であられて、しかも自由民主党の総裁という立場で党運営の最高責任者として対外的に党を代表されているわけですね。その立場の中で、党内の問題やあるいは党自身としての課題については一切の責任を負うとい...全文を見る
○小林正君 実は国民がそのことを大変気にしているわけです。  つまり、この間の佐川問題についての八月以来今日に至るまでの総理のこの問題についての御発言というものを聞いておりますと、すべての情報を収集して判断できる条件が整っているのかどうか。そして、それを全体が支援する体制として...全文を見る
○小林正君 それは裁判所が裁判官の立場で言えば、まさにそのように考えていいと思うんですね。  しかし、この事案が仮に最高裁まで行って二十年後に結論が出たとしても、政治はその間に動いていくわけですから、政治家の任務としては国民の声を直接聞いて一定の行動を起こさなければ責任を果たし...全文を見る
○小林正君 政治家としての責任はそれでは果たせないというふうに私は思います。  限られた時間でありますので大変はしょってまいって申しわけないんですが、予定されたのを若干割愛させていただきます。  ことし、明治五年に学制発布されましてちょうど百二十年ということで記念事業も行われ...全文を見る
○小林正君 新学習指導要領がこれからの学力観について、新しい学力観として知識の量から質への転換という問題提起、大変正しいというふうに思っておりますが、そういう立場と、それから自己実現のために教育が知識と技術その他の面で寄与していくという立場、そういうようなものについては大変私は賛...全文を見る
○小林正君 関連質疑は以上で終わりまして、私の持ち時間はあと二分ございますので、質問を続行いたします。  きょう午前中も出ましたけれども、いわゆる業者テストの問題、このよって来る原因をどう受けとめておられるのか、今後の対応をどうされるか伺います。
○小林正君 本来テストというのは到達度診断という目的があって、子供のつまずきをどう是正して正しい道筋に乗せるかというその本来の手段がいつの間にか人材の選別のためのシステムの中に組み込まれていって、結果として教育という本来の目的にそれが取ってかわった、そして教育をゆがめたというとこ...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 文教委員会 第1号
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○小林正君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、連合参議院の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     著作権法の一部を改正する法律案に...全文を見る