小林千代美

こばやしちよみ



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小林千代美の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美でございます。  私は、昨年の衆議院選挙で初当選をさせていただきまして、本日、この予算委員会の場で初質問をさせていただきます。大変上がっているんですけれども、はえある予算委員会の場で初質問をさせていただくという大きな期待に今燃えているところで...全文を見る
○小林(千)委員 アメリカに対して問い合わせを行っているのかどうか、再度お伺いしたいと思います。
○小林(千)委員 それでは、防衛庁長官にお伺いします。  派遣をされた自衛隊の皆さん、先遣隊を含めるともう一カ月以上が経過をするわけでございます。自衛官の皆さんは全員、放射能測定器を携行しているというふうに聞いておりますけれども、この一カ月間の間で、測定に関する報告というものは...全文を見る
○小林(千)委員 サマワで活動されている方々の中で、日本の市民団体の方々も多くいらっしゃるんですね。その市民団体の方々の報告によりますと、サマワに残されている兵器の残骸から通常の三百倍の放射線の量を検出したという報告が上がっております。実際にこういった地域は自衛隊の方々が活動して...全文を見る
○小林(千)委員 今、活動区域の話になりましたけれども、この自衛隊の活動区域というのは、前提といたしまして、アメリカ軍は今まで劣化ウラン弾の使用を明確にしていなかった、その地域での使用を明確にしていなかったということが前提になって、今回、活動区域が設定されたというふうに聞いており...全文を見る
○小林(千)委員 石破防衛庁長官は、以前に、これは二月九日ですけれども、この予算委員会の民主党の生方委員の行った質問に対しまして、今までサマワ周辺にはガンマ線が出ているところはない、ゆえに劣化ウラン弾がある心配はないという答弁をされているんですよ。この前提が、今回、この劣化ウラン...全文を見る
○小林(千)委員 自衛隊の皆さんや御家族の皆さんのそういった心配にこたえるためにというふうにおっしゃっておりますけれども、実は、きょうの朝日新聞、これは地元の北海道版に載っていたものなんですけれども、ある自衛隊の隊員の方です。派遣は一大事なのに、詳細について、私たち自衛官について...全文を見る
○小林(千)委員 実際にこう言って、派遣をされる方々が思っていらっしゃるんです。そういった方々が、御家族がいらっしゃるわけなんですよ。そういった方々の声というものをしっかりと聞いていただきたいと思います。  今回、劣化ウラン弾が使用された地域というものはアメリカ軍からオランダ軍...全文を見る
○小林(千)委員 アメリカがオランダ兵には教えるけれども日本には教えていないということですよね。アメリカの要請に対して自衛隊を派遣したのではなかったんですか。日本もなめられたもんじゃないですか。
○小林(千)委員 そういった情報というものをしっかりと、派遣される自衛官の皆さん、そして残される御家族の皆さんに公開していただきたいと思いますし、そういった上で、自衛官の皆さん、御家族の皆さんのこういった懸念や心配というものをなくす努力をさらに一層していただきたいと思います。 ...全文を見る
○小林(千)委員 この湾岸戦争症候群、さまざまな症状が発生をしているというふうにおっしゃいましたけれども、白血病、がん、体や骨の痛み、記憶障害などが症状としてあらわれているようです。そして、帰還兵だけではなくて、生まれてくる子供たちに対しても、出産の異常あるいは先天的な障害を持っ...全文を見る
○小林(千)委員 劣化ウランの影響の可能性が低いですとか原因が特定できない、こういうふうな説明をされても、御家族の心配は減りはしないと思うんですよ。  石破防衛庁長官にお伺いしたいんですけれども、大臣はあのように、劣化ウラン弾とのこういった因果関係は低いですとか原因は特定できな...全文を見る
○小林(千)委員 各レベルにおける衛生教育というものの中に、そういった放射能による影響というような教育もなされているんでしょうか。
○小林(千)委員 実際にその放射能の影響による人体への影響というものを教育として自衛官が受けているかどうかをお伺いしているんです。
○小林(千)委員 そういった放射線による人体への影響に対する教育もされているということですね。——はい。  民間のウラニウム医療研究センターというところの報告によりますと、湾岸戦争に従事をした兵士の方から、二カ月派遣をされただけの方が湾岸戦争から帰ってきて九年後に亡くなったとい...全文を見る
○小林(千)委員 今の答弁の中で、帰国後のそういった健康チェック、メディカルチェックということも行うというお話があったんですけれども、精神面でのチェックといいますか精神的なケア、例えばカウンセラーによるこういったケアや、後からの心のケアといったものも行われるんでしょうか。
○小林(千)委員 ぜひそれは必ず行っていただきたいと思いますし、五年後、十年後になって症状というものが出てくる可能性だってある、あのときが原因だったんだということになってしまってからでは遅いわけなんですから、しっかりと今から対策を打っていただきたいというふうにお願いを申し上げます...全文を見る
○小林(千)委員 実際に声を上げることができないから、こうやって上げているのでしょう。こういったような情報不足ですとか、こういったことからくる自衛官の不安、家族の不安というものを一つでもなくすように努力をしていただきたい、こういうことを申し上げまして、時間になりましたので、終了さ...全文を見る
02月25日第159回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美でございます。法務委員会で初めて質問をさせていただきますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  きょうは時間、二十五分ということですので、一点に絞って質問をしたいと思います。DV防止法についてお伺いをしたいと思います。  二〇...全文を見る
○小林(千)委員 細かいテーマに移らせていただきたいと思います。  まず、保護命令についてなんですけれども、先ほど申し上げましたとおりに、被害というものが周辺の方にも及んでいる、例えば、子供の学校というものを探り出して加害者が子供をいわば連れていってしまうというようなことも起こ...全文を見る
○小林(千)委員 続きまして、自立支援について、内閣府及び厚労省の方にお伺いしたいと思います。  そういった被害者の方々は、命からがらすべてを捨てて逃げるわけですね、暴力から。例えば、仕事を持っていても仕事を捨てて逃げざるを得ない。あるいは、住むところも、そこの家も出て逃げてこ...全文を見る
○小林(千)委員 今、民間シェルターに対する支援のお話をいただきまして、地域地域によって事情があるということは私もとても認識しております。今、被害者の自立支援につきましては、そういった業務委託をしている民間のシェルターというものが大変大きな役割を担っているのが現状です。  実は...全文を見る
○小林(千)委員 地方に対して、押しつける、義務化するべきではないというのもわかるんですけれども、最低限としての国が支える範囲というものをぜひお示しをいただきたい。これは意見として述べさせていただきますけれども、そういう方向性をぜひ国としてもつくっていただきたいと思います。  ...全文を見る
○小林(千)委員 最後にもう一つお伺いしたいんですけれども、今被害者のことについてお伺いしたんですけれども、今度は加害者の方に対しての取り組みをお伺いしたいと思います。  この犯罪は、被害者の方は、自分が暴力を受けて、自分は何も悪いことをしていないのに自分が逃げ続けなければいけ...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思いますし、親の、暴力を受けるのを間近に見ながら育ってきた子供たち、育つ子供たちの心のケアというのも大変重要な課題だと思いますし、また、その当事者の子供たちだけではなくて、全体的に、学校教育の中ですとか、あるいは社会教育と申し...全文を見る
○小林(千)委員 終わります。
02月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美でございます。初めて文科委員会で質問をさせていただきますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  本日は、学校選択制についてお伺いをしたいと思います。  今、全国の自治体の中で、学校選択制、学区域に定められた小学校あるいは中学校に通うのでは...全文を見る
○小林(千)委員 それは、今のは東京都だけの数字ですか。全国では把握していないのでしょうか。
○小林(千)委員 選択制といいましてもいろいろとやり方があるようでございまして、もちろん、自治体の面積の問題にもかかわってくると思うんですね。  ちょっと調べたところによりますと、選択制というものが、例えば、市町村、全市一区みたいな形でどこでも行けるというやり方、全区域型みたい...全文を見る
○小林(千)委員 さまざまなタイプが学校選択制という中に盛り込まれているんですけれども、実際に、例えば全区域型の学校選択制の場合、どうやって学校の特色づくりというものをオープンにしていくかということが大変重要な課題だと思うんですけれども、学校の特色というものを選択されている学校は...全文を見る
○小林(千)委員 多様なカリキュラムづくりができるというふうにおっしゃいましたけれども、私は、どうも、今の縛りのある授業のこま数ですとか、あるいは今の学習指導要領の中では、なかなか特色のある学校づくりというものは難しいというふうに自分では思っているところなんですね。  次に質問...全文を見る
○小林(千)委員 学校を選ぶときに、小学校に入るときであれば幼稚園児とその保護者、あるいは中学校に入るときであれば小学生とその保護者の方が、多分、一生懸命学校を調べて、見学をしたり、いろいろな情報を得て、この学校に決めようということで決定をすると思うんですね。その中で、抽せんで外...全文を見る
○小林(千)委員 次に、先ほども御説明がありました学歴社会とのかかわりについて、ぜひお伺いをしたいと思います。  特に、今、受験地獄ですとか、子供たちに詰め込み教育だとかというふうに言われております。本来ならば、選択できる学校、魅力あふれる学校というものが、正しい意味で特色とし...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、この学校選択制というのが学歴偏重社会というものを助長するものではないものにつくり上げていただきたいと思います。  最後に、ぜひこれは大臣にお伺いをしたいわけなんですけれども、公教育としての国の責任といいますか、国が本来持つべき教育に対する責任というものを...全文を見る
○小林(千)委員 最後に意見を述べさせていただきたいわけなんですけれども、先ほどのアンケート結果で申し上げましたように、実際のところ、保護者の皆さんあるいは地域の人たちは、その地域に密着した、より地域に開かれた学校づくりというものを望んでいるわけでございます。この江別市のアンケー...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○小林(千)分科員 民主党の小林千代美でございます。  本日は、二点お伺いをしたいと思います。  まず一点目は、DV防止法のことについてお伺いをしたいと思います。  実は、私は、先日も法務委員会の方でこのDV防止法について質問をさせていただいたわけでございますが、二〇〇一年...全文を見る
○小林(千)分科員 就業支援のみならず、保護施設から出た後の例えば住宅支援ですとか職業支援に、ぜひ引き続きこれからも積極的に取り組んでいただきたいというふうにお願いを申し上げます。  そして、被害者当事者なんですけれども、障害を持っているから、より家庭の中で虐待を、暴力を受けて...全文を見る
○小林(千)分科員 一つ質問に答えていただかなかったんですけれども、市町村あるいは自治体が委託をしているシェルター、民間シェルターに対する予算づけといいますか、お金は国として支援できない方向なんでしょうか。
○小林(千)分科員 いえ、自治体が業務委託をしている民間シェルターに対してという意味です。
○小林(千)分科員 各自治体から委託を受けて行っているところも、大変財政状況の厳しい中で運営をしているところも多くございます。ぜひとも自治体任せにしないで、これは国としても積極的に取り組んでいただきたいと思います。  続いての質問なんですけれども、私は実は地元が札幌でございまし...全文を見る
○小林(千)分科員 ぜひ、こういった一番地元で取り組んでいらっしゃる方々の声というものをしっかりと反映して、さらに充実した法になるように、ぜひ努力をしていただきたいというふうにお願い申し上げます。  続いての質問に移らせていただきます。年金について、特に女性と年金についてお伺い...全文を見る
○小林(千)分科員 理由といたしまして、今大臣は、二つ、経済界といいますか、経営者側の認識と、そしてもう一つ、当の当事者とも言えますパート労働者の方の認識ということで答えていただいたわけでございます。  今、パート労働者のほとんどの方々は多分第三号被保険者、いわゆるサラリーマン...全文を見る
○小林(千)分科員 今、第三号被保険者という方は、国民年金、自分では保険料を支払わないで、現在のところ六万幾らですか。その国民年金が、自分の個人の年金も今回かかるということになると、より手厚い年金を受けられるのだから、その部分の負担をということの御説明がありましたけれども、現在実...全文を見る
○小林(千)分科員 私は、社会保障制度あるいは税制度というものは中立公平なものでなければいけない、これは大前提だろうというふうに思っております。  今の年金モデルというものは、男性が四十年間働き続けている、女性は四十年間専業主婦でいる、これが年金モデルとして採用されているわけな...全文を見る
○小林(千)分科員 一人割りにしたときにどうなるか、これは大変重要な観点であると思います。  しかしながら、残念ながら、現在の年金制度というものが、個人単位というよりも家単位ということが前提になっている。その中で、女性の中でも専業主婦論争ですとかあるように、第三号被保険者、ある...全文を見る
03月12日第159回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  本日は、裁判所法の一部改正、そして裁判所職員定員法の一部改正について御質問をいたします。特に、速記官の皆様方の課題についてお伺いをしたいと思います。  私も、今回のこの質問をつくるに当たりまして、過去の議事録というものには大変お世...全文を見る
○小林(千)委員 今、速記方式で約四割というお答えをいただきました。  四割の比率を担っているわけですから、現在の逐語録作成方式の中で、この速記方式というものは大変重要な一つの柱をなしているというふうに考えてよろしいですね。お伺いいたします。
○小林(千)委員 それで、実際のこの速記がどのようにとられているかということをお伺いしたいんですけれども、実は、私も初めて、先日、実際に裁判所速記官の皆さんがとられている速記の方法というものを見せていただきました。このように目の前で速記官の方が国会の中でとられている手で書く方式と...全文を見る
○小林(千)委員 実際に今、パソコンのああいったITの進化というのは目覚ましいものがありますよね。パソコンなんか一年たったらもう大変古い、そんな進化を遂げているわけでございまして、もちろん、そういった環境に対応していくということは大変重要な課題だと思いますし、特にウイルス対策です...全文を見る
○小林(千)委員 執務環境の整備については、これはもちろん配慮をしていただかなければいけないことだと思いますし、今、安心して執務に当たっていただくようにということをお答えいただいたわけなんですけれども、実際に、今、速記官の方の置かれている状況を伺ってみますと、とてもじゃないけれど...全文を見る
○小林(千)委員 それでは、今回の法改正の案の解釈なんですけれども、確認しておきたいところが何点かございます。  今回の裁判所法の一部を改正する法律案の第十四条の二というところなんですけれども、総合研修所に関する項目です。この中で、「裁判所書記官、家庭裁判所調査官その他の裁判官...全文を見る
○小林(千)委員 では、当然、速記官の方もこの総合研修所で研修を受けるということですね。  その次なんですけれども、職員の研究及び修養に関する何とかのために研修所を置くと書いてあります。この研究及び修養の修養という言葉の中に、養成という概念も入っているわけですね。
○小林(千)委員 研究及び修養の結果、養成されることもあるというふうに御答弁をいただきましたので、これは、速記官の養成も法律上は可能となるということになるわけなんですよね。  ということで、これからの司法制度改革の推進、特に、数年後には裁判員制度が始まるかもしれない、こういう状...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ積極的に配慮をしていただきたいと思いますし、これから司法制度改革が進む中で、職員の方が新しくできる総合研修所で研修を受けて質、量ともに充実されるということは、大変重要な課題になると思いますし、職員の方の拡充のための法改正となるようにお願いを申し上げたいと思い...全文を見る
03月16日第159回国会 衆議院 本会議 第15号
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○小林千代美君 民主党の小林千代美です。  民主党・無所属クラブを代表しまして、ただいま議題となりました裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案について質問をいたします。(拍手)  今、司法は法律の専門家が担い、立法、司法、行政の三権の中で一番国民から遠い存在になっています。こ...全文を見る
03月17日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○小林(千)委員 おはようございます。民主党の小林千代美です。  引き続きまして、義務教育費国庫負担法の改正案についてお伺いをいたします。  先ほど、城井委員の方からも御指摘がありました。今回の三位一体にかかわるこの義務教育国庫負担の法改正にかかわる問題で、城井委員の方は、三...全文を見る
○小林(千)委員 将来的には一般財源化ということで、その財政面から人口割というお答えをいただいたわけなんですけれども、行った試算によりますと、人口割でこの税源移譲特例交付金を各都道府県に割り振った場合、四十七都道府県の中で見込み額に足りる分を割られるところは二十一都県しかないんで...全文を見る
○小林(千)委員 私、今、いわゆる義務教育国庫負担分の二分の一の退職金、児童手当は言ったんですけれども、いわゆる給料本体についてはまだ伺っていなかったと思うんですけれども、結局それも将来的、十八年度までには手をつけるということを今お答えいただいたんでしょうか。
○小林(千)委員 多分、今のお話は、今回の出ている改正案の附則の第二条の「検討」のところについてお答えいただいたんだと思いますけれども、この附則の第二条の、先ほどお答えいただきました、検討する、平成十八年度末までに検討するというふうにお答えいただきましたけれども、これは具体的に何...全文を見る
○小林(千)委員 この附則の第二条は、どう読んでも退職手当、児童手当にかかわるものだけとはとれないんですよね。だって、実際にこの第二条に、教職員の給与等に要する経費のあり方というふうに書いているわけですから、本体にかかわる問題になってくるんですよ。  それで、今回いただいた資料...全文を見る
○小林(千)委員 その言葉を聞いて大変安心をいたしましたし、ぜひその投げられたボールをしっかりと精査しながら受けとめていただきたいとエールを送りたいと思いますし、総務省さんについては、地方分権というものが本当にこれでいいのか、本質的な分権論になっているのかということを指摘しておき...全文を見る
○小林(千)委員 総額裁量制のことも視野に入れて今の発言がされているのかと思いますけれども、そうやってプラスで配置をされていく。一方、つじつまを合わせるためには減らされていくところもあると思うんですよね。その中で、国として一定の最低水準を守るだけのガイドラインみたいなものは私はつ...全文を見る
○小林(千)委員 次に、二〇〇三基本方針が出されたのが平成十五年の九月ですね。その後に、平成十五年の十二月の十九日に「三位一体の改革について」という、これは三位一体の改革に関する政府・与党協議会さんが十二月に出した文章、その三カ月後に出した文章があるんですが、その文章の中の「文部...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、これからの学校経営ということが重要視される中で、事務職員、また栄養職員の方々の重要性ということもしっかりと認識をされた上で議論をしていただきたいと思います。  続きまして、総額裁量制、先ほども少し出ましたけれども、これについてお伺いをさせていただきます。...全文を見る
○小林(千)委員 この義務教育国庫負担制度については昨年も、その対象となるのが共済費、公務災害補償基金ということで、外されてきた。その中で、附帯決議がついているわけなんですけれども、またことしこういう議論が起こっている。平成十八年度に向けても検討がされている。  こういった中で...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、その決意を持ってこれからもしっかり議論に当たっていただきたいとお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月23日第159回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  引き続きまして、労働審判法律案について御質問をさせていただきたいと思います。  私も自分の経験に照らし合わせてこの法律案のことを考えていたんですけれども、実は私、議員になる前は中小企業の営業マンで働いておりました。北海道にある地場...全文を見る
○小林(千)委員 御返答いただきまして安心をいたしました。  そして、もう一点なんですけれども、この審判員となられる方についてちょっとお伺いをしたいと思います。  今、各都道府県の労働局の労働相談窓口に一年間で寄せられている件数というのが、トータルとして平成十四年度は六十二万...全文を見る
○小林(千)委員 司法制度改革の中で、法曹関係者の女性の参画する割合というのもふえているそうでございますから、ぜひこれを、同じ視点を審判員の方にもぜひ取り込んでいただきたいとお願いを申し上げます。  続いて、この審判にかかる期日についてお伺いをしたいんですけれども、事がこれ、例...全文を見る
○小林(千)委員 なれ親しんだ一カ月に一回ということですと、今の裁判制度と何も変わらないわけでございまして、今回のそもそもの司法制度改革の理由、テーマというものが、裁判の迅速化というものを当然挙げられていらっしゃる。もともと日本で労働裁判というものが年間三千件、二千何百件という数...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ連携した積極的な取り組みというものを厚労省にもお願いしたいと思います。  続きまして、実際に成立をしたとしたら、この制度というものが大きな利用促進のための役割を果たさなければいけないのではないかなというふうに思っておりますけれども、今行われている個別労働紛...全文を見る
○小林(千)委員 私も、この情報公開というものが、逆に、利用促進だけではなくて、一定の労使紛争の抑止力を持つものでもあると思いますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  この労働審判制度を成功させるためには、審判員だけではなくて、審判官も大変大きな役割を果たすと...全文を見る
○小林(千)委員 裁判官の方にコミュニケーション能力がないとなれば、それこそ私は大問題だと思うんですけれども、そのためには必ず意識改革は行ってください、お願いをいたします。  時間もなくなりましたので、最後に大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、この労働審判制度、私、実はこ...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございました。質問を終了します。
04月12日第159回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  公述人の皆様、きょうは御意見を賜りまして、本当にありがとうございました。  実は私も、弁護士出身でも法曹界出身でも何でもなく、ついこの間までは普通の働く一女性でした。そういうところにおいては、先ほど敷田公述人のお話を伺いまして、大...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございます。  実際に、先ほどの映画の場合ですと、私もこの映画しか見たことがないのでわからないんですけれども、裁判官が一人で、裁判員が七名でしたね。この中で、もし三名と六名とで例えばこの映画がつくられていたら、どういうふうになっているんだろうかなと想...全文を見る
○小林(千)委員 どうもありがとうございます。  今の法案のままだと、国会議員は、裁判員にはなれない就職禁止事由の中に入っているんです。私も、次も当選はしたいと思っておりますけれども、もし裁判員になるとしたら、やはりその中でけおされることなく自分の意見が言えるような環境を、合議...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひそういった休みをとれる裁判員休暇というものがきちんとつくられれば、本当に、仕事も休みやすい環境になって、だれもが参加しやすい、辞退することもないような環境になるのではないかなというふうに私も思っております。  最後に、お伺いをしたいと思います。  近藤公...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございました。  きょうは四人の皆さんの御意見を聞かせていただきまして、皆さんの御意見を参考にしながら、よりよい制度をつくるために私たちもこれから審議を十分に尽くしてまいりたいと思います。ありがとうございました。
04月14日第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○小林(千)委員 おはようございます。民主党の小林千代美です。  裁判員制度について、事務的なお話を少し教えていただければというふうに思います。  といいますのも、先日の公述人の質疑のときに私も質問をさせていただきましたけれども、私は全く司法、法曹の素人でございまして、どちら...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございます。  では、その一連の手続の中で何項目か確認したいことがありますので、伺いたいと思います。  まず、対象の事件が決まったら、呼び出し状が来るということを伺いました。それは、対象となった事件の期日のどのぐらい前に呼び出し状が裁判員候補者のと...全文を見る
○小林(千)委員 勤労者の場合でも申し上げましたけれども、自営業の方でも、仕事の都合ですとか、店のあける閉めるですとか、そういったような影響は大きくあると思いますので、ぜひ、実際のそういった環境なども調べた上で、今後、この検討、猶予期間というものを現実的な範囲で考慮していただきた...全文を見る
○小林(千)委員 今お答えいただきました欠格あるいは辞退理由に該当する方、この今の条文の書き方ですと、余りに漠然とし過ぎているのではないかな、こんな思いもあります。  例えば、辞退理由の中で、政令で定める例の思想、信条というものがありましたけれども、この時点で、例えば、質問票に...全文を見る
○小林(千)委員 客観性がその場で認められる人以外は出頭していただかないと困るということですね。  ということは、この時点で客観性があるというふうに認められない方は、期日に出頭しなければ、例の罰則十万円が科せられることになるんでしょうか。
○小林(千)委員 とてもあいまいだと思うんですよね。送られてくる質問状の中で欠格事由や辞退事由をどの程度具体的に書いてあるのか。一般市民からしてみれば、例えば、自分はこうこうこういう職業についている、あるいはこういう立場である、こういうふうに思っている、そういうことが果たして認め...全文を見る
○小林(千)委員 それはそうだと思います。客観的理由、例えば、裁判員制度の映画の中にありましたけれども、きょうは娘の結婚式なんですとお父さんが言うせりふがあるんですけれども、娘の結婚式に朝裁判所まで行くのは、それはなかなかできないことだと思いますし、そういうのは客観的理由の中に当...全文を見る
○小林(千)委員 結婚式だけではなくて、葬式は多分緊急のことだと思いますので、その辺のところはより具体的に、まあ運用あるいはこれからの検証ということになっていくとは思いますけれども、ぜひ一般の市民の方にわかりやすくしていただくような内容にしていただきたいと思います。  ここでと...全文を見る
○小林(千)委員 対象事件によっても質問の内容は当然変わってくると思いますけれども、具体的にどのような、例えば、十七条に書いてありますけれども、あなたは被告人または被害者ですか、これはないと思いますけれども。第二号は、被告人または被害者の親族あるいは親族でありましたかですとか、こ...全文を見る
○小林(千)委員 今の御答弁の内容ですと、そういった質問というのはかなり個人のプライバシーに触れるところもあると思います。特に、被告人と何らかの御関係がありますかなんということは、なかなか口に出して言うのは難しい問題ではないかなと思います。  そういうような質問というものは、例...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、個別に配慮する事項につきましては、例えば一人ずつ別室に呼んで質問をするですとか、そういった個人のプライバシーを守るといったような視点からも、こういった手続は行っていただきたいというふうに思います。  それで、続きまして、検察審査会の件についてちょっとお伺...全文を見る
○小林(千)委員 先ほども申し上げましたように、言った言わないの議論は水かけ論になりますので、余りこの場では追及はしたくないと思うんですけれども、あなたは精神障害者が親族にいますかって、まあ、母が言っているから本当かどうかわからないですけれども、そんなことを、そういうことを言うわ...全文を見る
○小林(千)委員 母の肩を持つわけじゃないですけれども、実際にそういうふうに言っているんですよ。もっとひどい言葉で言っていましたよ。今、差別用語ですとか、そういうのを使いませんでしたし、母の認識もちょっと、ちょっとといいますか、人権感覚ですとか、そういった問題もありますので、あえ...全文を見る
○小林(千)委員 書かれていなければ、何でこんなことが起きているんでしょうか。
○小林(千)委員 差別用語を使ったか使わないかではなくて、こういうことが質問の中に入っているということが問題だと私は言っているんです。ぜひこれは検証してください。これから始まる裁判員制度でも同じような質問がされるわけですよね、検察審査会の例に見習って。  ぜひ、今、全国の二百十...全文を見る
○小林(千)委員 これは物事の根源にかかわることだと思いますので、ぜひ、野沢大臣、この件に関して御発言をいただきたいと思います。
○小林(千)委員 それは当然していただかなければいけないことだと思います。  そして、気になったことが一つ。蛇足かもしれませんけれども、母はこういったことをぺらぺらぺらぺらしゃべっています。私は、それを聞きまして、いろいろな方にもお話をいたしました。この場でも質問に使わせていた...全文を見る
○小林(千)委員 安心しました。一万円母が罰金を取られるんじゃないかと思いまして、心配をしておりました。今一万円ですけれども。  次に進ませていただきます。  欠格事由のところで御確認をしておきたいところが一つあります。きのう、山内委員の方で、この件につきまして、特に、ここに...全文を見る
○小林(千)委員 例えば、手話通訳を通せばちゃんと裁判員として職務を遂行することができる、あるいは、さまざまなサポートをすればちゃんと裁判員としての職務を果たすことができる、こういったサポート体制というものはしっかりととっていただきまして、障害があっても、もちろん程度にもよると思...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、辞退事由の中でちょっと確認をしておきたいことがあります。  辞退事由の中に、育児、介護にかかわっている、同居の方というふうな項目が辞退事由の中にあります。この件につきましては、先日の敷田公述人の方...全文を見る
○小林(千)委員 こっちだけ考慮するわけにいかない、だから両方とも考慮しないということになりますと、どんどんどんどん裁判員になれる方は減ってしまうじゃありませんか。あなた、忙しそうですね、いいですよ。あなた、介護で忙しそうですね、いいですよ。育児で忙しそうで、仕事で忙しそうで、い...全文を見る
○小林(千)委員 育児、介護だけではもちろんないと思います。さまざまな事態が考えられると思います。ですので、やはりこれは、これから施行までに何年ということになるかわかりませんけれども、ぜひこの環境整備という点につきましては、育児、介護ももちろんそうですけれども、なるべく広範の方々...全文を見る
○小林(千)委員 同居かどうか、すぐ近くかどうかというのもよくわからないところですけれども、すぐ近くというのがどの辺のところまで指すのかですとか、同居じゃなくても、例えば隣の敷地に母さん、おばあさん一人で住んでいるですとか、あるいは、車で何分のところに住んでいるんだけれども介護が...全文を見る
○小林(千)委員 そういうことをおっしゃられると、何キロから何キロまでが遠隔地で、何キロから何キロまでがすぐ近くなのかというようなくだらない論議になってしまいますので、そんな誤解を生じさせるような言葉遣いはしない方がいいでしょうというふうに申し上げております。
○小林(千)委員 先ほど質問いたしました介護サービスというものが充実して、利用できるような制度になれば、この問題は解決をされると思いますので、ぜひ、ここの「同居」というのはどうかというふうに、これ以上やってもあれですので、御意見を申し上げさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○小林(千)委員 同様に十五条、これは就職禁止理由ですけれども、ここに挙げられている方々は、なぜ就職、裁判員としてなることが禁止されているんでしょうか。
○小林(千)委員 私は、就職禁止事由に挙げられている方が、何でこんなにたくさん項目に入っているのかなというふうに思うところもあるんですけれども、ちょっとそれは後に回しまして、それでは、第六十四条の法文、これは刑事訴訟法の適用に関する特例という項目なんですけれども、その中で、控訴理...全文を見る
○小林(千)委員 先ほど御説明いただきました十五条の就職禁止事由が、なぜ裁判員の資格がないのか、そのときに山崎事務局長の方から御答弁いただいた内容は、三権独立の観点がある、三権の相互関係がいいかどうかという、つまり三権分立の観点から、こういった立法、司法、行政にかかわっている方は...全文を見る
○小林(千)委員 政策的に外したんだったら、それで出た結論、判決についても政策的にまずいんじゃないんですか。
○小林(千)委員 それはひどいと思いますよ。十四条に該当する方は能力がない人だ、十五条に該当する人は能力のある方だという答弁なんですか。  多分、ここの部屋の中にいらっしゃる方、ほとんどがこの十五条に該当する方だと思います。国会議員、私たち、大臣、そして中央省庁の幹部の方々、全...全文を見る
○小林(千)委員 繰り返しになりますけれども、就職禁止事由の理由を伺いました。三権分立の相互の関係にいいかどうか、政策的な判断で外されたんですから、私は、政策的な理由で当然これは控訴理由になるべきだと思いますし、同等に扱われるべきだと思います。そういうような観念がどうも根底に流れ...全文を見る
○小林(千)委員 たしか、この中も泥酔、出ていましたよ、酒を飲んで酔っぱらっているようなやつはと。  時間になりました。どうもこの法案自体に、これと同じ精神が引き続きずっとあるような気がしてなりません。これからも引き続き質疑を続けていきたいと思いますので、御検討よろしくお願いい...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  きょうも最後の時間になりましたけれども、民主党のラストバッターを務めさせていただきますので、これから一時間、よろしくお願いをしたいと思います。委員に引き続き、私も主に今回の栄養教諭制度の創設についてお伺いをさせていただきたいと思いま...全文を見る
○小林(千)委員 今御答弁いただいた内容を伺いますと、すばらしい、責任ある職務を新しく担っていただけるのではないかなというような気もするわけでございますけれども、実際に今、栄養職員という方が既にいらっしゃる。それから、この法案が通れば、栄養教諭という方も存在をすることになる。移行...全文を見る
○小林(千)委員 先ほど民主党の田島委員も質問をいたしましたけれども、せっかくこういった新しい制度ができて、栄養教諭という方々が存在できることになるわけなんですから。  もちろん、趣旨としてわかります。例えば、子供たちが近隣の農家に行って食べ物がどんなふうにできるのかということ...全文を見る
○小林(千)委員 今具体的に、今現在栄養職員の方がどのように各学校に配置されているかということをおっしゃっていただきました。  それで、伺いたいんですけれども、今、栄養職員の方が配置をされているのは、自校方式の場合二校に一人、センター方式の場合だと四・五校に一人の換算ですか。私...全文を見る
○小林(千)委員 そうすると、既にこの表の中に、小中学校、そして共同調理場の中の数字に含まれているわけですね。  ということは、今回のこの栄養職員から栄養教諭への移行については、単費の、市町村費の栄養職員も対象になるという考え方で間違いないでしょうか、御確認したいんですが。
○小林(千)委員 ちょっと今の答弁を不思議に思ったんですけれども、学校給食の現状、平成十四年五月現在、これは文科省の方からヒアリングのときにいただいた資料で、その資料の中には、学校栄養職員の配置状況の中に、数がトータルで一万五百十八人、この中に市町村費の職員の方も入っているけれど...全文を見る
○小林(千)委員 答えがわかりづらいんですけれども、もう一度説明していただきたいんですが、それは、栄養教諭になったらば県費になるということですけれども、栄養教諭に単費の方はなれるんですか。つまり、今回の法改正で、研修を受けて、なれるんでしょうか。
○小林(千)委員 ということは、単費の、市町村費の今の栄養職員の方も、このいただいた表にある、単位を修得する研修は受けることができるということですね。
○小林(千)委員 ちゃんと答えていただきたいんです。  先ほどの民主党の委員の質問の中で引用されておりましたけれども、ある議員さんがホームページの中で、学校栄養職員の皆さんおめでとうございますと言ったんでしょう。それは栄養職員の皆さん喜びますよ。  実際に、今、現場でいわゆる...全文を見る
○小林(千)委員 では、単費の栄養職員さんが研修を受けて免許状を取った、その栄養教諭の免許を持った方は、都道府県の意向による、あとは都道府県任せだ、その方の任用については。免許を持ちながら、せっかく試験を受けてその能力を持っているのに、その能力を県の意向により生かすことができない...全文を見る
○小林(千)委員 各都道府県任せということですね。市町村はどうするんですか。設置者任せということになるんでしょうか。
○小林(千)委員 このそもそもの最初の理念といったものはどこへ行ってしまったんだろうかというふうに思います。ここでとまっていると先に行くことができませんので、また後からも追及していきたいと思いますけれども。  今、実際に給食未実施校というところもあるわけです。小学校だと約一%ぐ...全文を見る
○小林(千)委員 先ほども言いましたように、もちろん一般の教員の方々も食の指導にかかわってもらうことは大変有効なことだと思いますけれども、わざわざこの栄養教諭という制度をつくる、しかも、学校栄養職員に教員の要素を加えて、食の専門家という方を各学校に配置するということがこの食育の目...全文を見る
○小林(千)委員 どうも、長く答弁いただいているんですけれども、論点がかみ合っていないような気がしてしようがないと思っております。  給食の未実施校だからこそ、給食という最適な素材が、材料がないからこそ、栄養教諭の果たすべき役割は私はかえって大きいと思うんです。今給食が行われて...全文を見る
○小林(千)委員 もう長くなりますから、意見として言わせていただきますけれども、栄養教諭が配置される学校、配置されない学校、そして給食が行われている学校、行われていない学校、その学校ごとによりこういった教育の差というものが出てこないように、少なくとも、義務教育のそもそもの理念とし...全文を見る
○小林(千)委員 実際の現場の状況を見てみますと、なかなか両者一遍に語れるような状況にはないのではないかなというふうに思います。例えば自校方式、自分の学校の中でその学校の子供たちの給食をつくっているということであれば、もちろん目が届きやすい、人数も一校分ですから少ないということも...全文を見る
○小林(千)委員 それに加えて、個別指導もやるんですよね。家庭への助言というのもするんですよね。さっきの千歳市でいったら、九千六百人分を三人で、どういうふうにやるんですか。
○小林(千)委員 どうも、現実に市内の子供たちがこぞって給食センター、つくっているところに行って個別指導を受ける、家庭への助言をするというのが、具体的にどのようにできるのか、さっぱり見えないんですけれども。
○小林(千)委員 どうもこのそもそもの理念というものがどこかへいってしまっているのではないかと危惧します。北海道だけが特別なんじゃありません、今、例で申し上げましたけれども。別に北海道は面積が広いからこうなっているわけじゃない。例として北海道を出しましたけれども、全国のどこの都道...全文を見る
○小林(千)委員 これは、私、大変重要な問題だと思います。これによって、例えば、今まで行われてきた業務が忙し過ぎて手が回らないですとかといったようなことが決してないように徹底をしていただきたく、強く申し上げさせていただきたいと思います。  それで、この件で、私も、北海道の地元で...全文を見る
○小林(千)委員 先日の参考人にいらっしゃった香川先生の言葉をまた引用させていただきますけれども、今回、こうやって食の指導ということに取り組むことにより、もしこのままで子供たちが成人病予備軍ですとか肥満ですとか、そういった今の子供たちの食の置かれている状況がそのまま続けば、将来的...全文を見る
○小林(千)委員 すばらしい答弁を大臣からいただいたと思いましたし、財政確保といった点につきましては、この理念を考えて、趣旨を考えてやはり十分に確保されるべきだ。その財政確保の点につきましては、私たち民主党議員も当然協力をいたしますので、大臣にエールを送りたいと思います。本当にこ...全文を見る
○小林(千)委員 この食育基本法案の中でも、栄養教諭の果たすべき役割というものは私も大変大きいのではないかなというふうに考えているところでございます。  では、具体的な質問を二、三させていただきたいんですけれども、今回、栄養職員から栄養教諭になるに当たりまして、三年の在職年数と...全文を見る
○小林(千)委員 教育実習一単位、何週間になるんでしょうか。実際に現場に行って行うということになるんですね。  そうすると、それを引き受ける側はどこになるんでしょうか。自校方式の学校の調理場でしょうか、それともセンター方式の調理場なんでしょうか。
○小林(千)委員 だれが教えるんですか。今、栄養教諭という方は実際にはいらっしゃらないわけで、どなたが具体的に指導に当たるのでしょうか。
○小林(千)委員 当面はそういった方々が指導に当たる。ということは、当面を過ぎて、栄養教諭という方が実際に生まれてきてそれなりに経験を積んだら、今度はその人たちが後輩の指導に当たるわけなんでしょうか。
○小林(千)委員 そうすると、先ほどの栄養教諭の仕事の中に、教育実習生の指導というものも入ってくることになるんですね。
○小林(千)委員 今の栄養職員の方が栄養教諭の免許を取って、実際にその現場で、この業務、今申し上げた、献立作成、栄養管理、食材管理、衛生管理、給食指導、事務処理、それに加えて教育指導、個別指導に家庭への助言プラス教育実習生の引き受け、これは実際にできるんでしょうか、これだけの業務...全文を見る
○小林(千)委員 今のところ人員増も考えていない、定数改善というものも考えていないという中で、この法の趣旨というものがどれだけ本当に現場の中で実現をされるのかということは、私は残念ながら大きな疑問を今のところ抱かざるを得ません。先ほど大臣の方から総括の御答弁をいただきましたけれど...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○小林(千)分科員 民主党の小林千代美です。  私は、四月の八日に発生をいたしましたイラクにおける邦人拘束事件についてお伺いをいたします。  この問題は、日本の国内でも大変大きく取り上げられました。まずは拘束をされた五名の皆様が無事に全員解放されたことを心より喜びたいと思いま...全文を見る
○小林(千)分科員 このメッセージを作成するに当たりまして、そういった目的あるいは意図を考えますと、当事者である拘束をされた人、あるいは御家族の皆さんというのも、大変この内容には、当然その当事者の一人であられると思いますけれども、このメッセージを作成するに当たりまして御家族の皆さ...全文を見る
○小林(千)分科員 見せてはいるけれども同意はとれていない、それは政府の方針で救出のためにやっているからということですね。  それで、御家族の皆さんはこのメッセージに対しまして、あのメッセージがたしか夜中に流れまして、日付が四月十一日の日曜日の未明だったと思いますけれども、ちょ...全文を見る
○小林(千)分科員 そういった外務省、政府の方針だとは思いますけれども、御家族の皆さんは、実際にこの文章をごらんになりまして、いたずらに犯行グループを刺激するような内容はやめてほしい、そこに自分たちの家族が拘束をされているのだから命が危うくなる一言になってしまうのかもしれない、こ...全文を見る
○小林(千)分科員 ここで、時間経過をちょっと振り返ってみたいと思います。  川口外務大臣が、このビデオメッセージ、外務省が作成をしたのは四月十日の土曜日夜の二十一時ごろでした。外務省から御家族の皆様にこのような内容でビデオメッセージをつくりましたという連絡が入ったのがその同日...全文を見る
○小林(千)分科員 私は、実は、外務省領事部邦人保護課の作成した御家族に向けたファクスを持っているんですけれども、この中でちゃんと書いてあります。「このビデオ・メッセージは、十一日(日)午前三時を目途に衛星ワールド・オファーにより全世界に向けて発出する予定である。」  こういう...全文を見る
○小林(千)分科員 早く流した方がいい、それは、たしかこれは三日間という期日が切られておりまして、たしかその日曜日の夜の八時か九時かがタイムリミットだったと思いますので、それは一日でも早く流していただいた方がいいに決まっているんですよ。早く流した方がいいか悪いかを今問うているので...全文を見る
○小林(千)分科員 この時間の経過につきまして外務大臣にお話をしておきたいと思いますけれども、御家族の皆様の気持ちをないがしろにする外務省の対応ではなかったかなというふうに一言指摘をしておきたいと思います。  次の点に移らせていただきます。費用の請求に対してです。  今回の人...全文を見る
○小林(千)分科員 過去の同様なこういった海外における邦人のテロですとか拉致の事件、こういった過去の同様の事件の中で、今まで費用を請求し、支払われているという実績はあるのでしょうか。
○小林(千)分科員 先ほど御説明していただいた理由、バグダッド—ドバイ間の正規エコノミークラスの料金ということで約四万円、これは私は、国民の皆さんに説明するのにとても納得のいく内容であると思うんですよ。  ところが、今回のバッシング論の中に出てきたこの費用の請求、国民の税金が山...全文を見る
○小林(千)分科員 私は、みんなが考えたというよりも、政府初め多くの人がバッシングをしていじめたとしかとりようがないのではないかなというふうに思います。  この人質バッシング論、自己責任論というのは、主には人質の皆さんが、拘束をされた皆さんが解放された四月十五日の日あたりから大...全文を見る
○小林(千)分科員 とてもそういう内容とは思えません。  先ほど、イラクの国内でいろいろな方々にお世話になった、もちろん、そのいろいろな方の中身を具体的に細かく言うことはできないでしょう。ですけれども、今回、この問題の解決に当たり、イラク国内のイラク・イスラム聖職者協会、ここが...全文を見る
○小林(千)分科員 そのような認識であるかもしれませんけれども、相手方はそのようにとっていないということですね、これは。  それから、もう一つお伺いをしておきたいと思います。  政府が邦人保護に責任を持っている立場にある、もちろん、これは、イラクのように政府の行動が制約され、...全文を見る
○小林(千)分科員 全力を尽くして解決に向かって努力をしていらっしゃるなら、そのようにおっしゃればいいじゃないですか。なぜ自己責任論だけ、そこだけでピックアップをされるのですか。  今回、マスコミのかなり大きなこのバッシング論、自己責任論の中で、政府の要人のこういった発言が火種...全文を見る
○小林(千)分科員 はい。  まだ実際にイラクに駐在をしていらっしゃる日本人も多くはありません。後味の悪い事件です。二度とこんなことがないように、外務省としても今後十分対応をしていただきたくお願い申し上げます。
05月19日第159回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。引き続きまして、破産法案に関しまして質問させていただきます。  特に私は、労働債権のところについて、ちょっと詳しい質問になるかもしれませんけれども、お尋ねしたいと思います。  といいますのも、私も、前にも申し上げましたけれども、民間の...全文を見る
○小林(千)委員 大臣のおっしゃることも大変よくわかります。租税債権、公共の利益にくみするものと、いわば個人の利益ですね。ただ、そこには、家族の生活を含めて、命からがらかかっている。そこのバランスをどのようにとるかというのは、本当にこれは難しい問題だと思いますけれども、今回、この...全文を見る
○小林(千)委員 今、会社更生法の場合の例も出していただいたわけなんですけれども、会社更生法の場合ですと、これは給料は六カ月分、あと退職金については、給料の六カ月分または退職金の三分の一、いずれか多い方ということになっているんですね。破産の場合と会社更生の場合だと、会社更生法の場...全文を見る
○小林(千)委員 続きまして、破産財団について伺いたいと思います。  そのように、財団債権が大きくなれば大きくなるほど、廃止となることもあるというふうにおっしゃいましたけれども、財源不足となった際は、この同列の順位の中で配分はどのようにされるのでしょうか。
○小林(千)委員 最優先の部分を除いて案分的に配分をされるというお答えだったんですけれども、租税債権というものは、これはもちろんケース・バイ・ケースにもなるんでしょうけれども、公租公課の債権額というのは、多分、労働債権よりも大きくなる場合というのもあるんだと思います。その中で、破...全文を見る
○小林(千)委員 これは、例のILOの条約にもかかわってくることなんですけれども、労働関係のことですから厚生労働委員会で質問しなければいけないことなんでしょうけれども、日本はまだ未批准というところもありますので、これもやはり、批准の方向をつくり上げていきながら、ぜひ労働者保護とい...全文を見る
○小林(千)委員 それを判断するのは、もともとは、破産管財人が個々の労働者をどのように判断するのかといった、破産管財人の一任といいますか、判断というところになるんでしょうか。  そうすると、生活の維持を図るのに困難かどうかというのを、私たち労働者はどのように、破産管財人、しかも...全文を見る
○小林(千)委員 早くもらうか遅くもらうか、結局もらうことには変わりないんでしょうけれども、でも、当事者の身にしてみれば、それは早く欲しいに決まっていると思うんですよね、どんな世帯の状況であっても。  その中で、労働債権者同士がけんかするわけにいかないですし、その証明方法という...全文を見る
○小林(千)委員 ちょっと、今聞いてびっくりしたんですけれども、随時弁済というのは例外的手続なんでしょうか、法には書かれているわけなんですけれども。そうすると、私が最初で喜んだ、破産手続が長くかかるかもしれない、その途中でも弁済されるということは、労働債権を持っている人にとっては...全文を見る
○小林(千)委員 もう一度、最初に戻ります。一番上のランクの財団債権のところにある三カ月分プラス三カ月分、ここの部分につきましては、破産手続の途中でもこれは例外的ではなく随時弁済、しかも、その適用者は公平にということで間違いないんでしょうか。
○小林(千)委員 わかりました。そこのところは間違いないように御説明いただきたいと思います。  時間がないので、最後に一つだけ質問します。情報提供努力義務なんですけれども、これが義務規定ではなくて努力義務になったことについて質問したいと思います。  といいますのも、労働者、債...全文を見る
○小林(千)委員 どうもありがとうございました。安心いたしました。  時間になりましたので、終了いたします。
05月25日第159回国会 衆議院 法務委員会 第29号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  参考人の皆様、きょうはお忙しいところ、本当にありがとうございました。  質問に早速入らせていただきたいと思います。  まず最初に、竹花参考人の方にお伺いをしたいと思います。  この不法滞在者対策の中で、就学、留学生問題というこ...全文を見る
○小林(千)委員 受け入れる私たちにも大きな責任があると思っております。特に学校側ですね、受け入れる。特に、各種学校、専門学校や日本語学校、この中に、ほとんど九〇%以上が外国人留学生といったような学校も実はあるわけでございまして、そういうところのパンフレットなんかを見ますと、いか...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございました。  続きまして、難民認定の方の質問に移らせていただきたいと思います。山神参考人、そして市川参考人、それぞれにお話を伺いたいと思います。  特に山神参考人におかれましては、実際に入管の方でお仕事を長年やっていらっしゃいまして、具体的に御...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございます。  続きまして、難民認定の申請のいわゆる六十日ルールなんですけれども、今回、この法案が通ると、六カ月までというふうに延長されることになります。そうすると、この六カ月が妥当かどうかという、数字の話になるんですけれども、例えば六十日ルール、で...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございました。これからの審議にしっかりと生かして頑張ってまいります。
05月26日第159回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○小林(千)委員 おはようございます。民主党の小林千代美です。  昨日の小宮山委員の質問に引き続きまして、出入国難民認定法改正についてお伺いをいたします。  小宮山委員の質問の中で途中で終わっているところがありまして、それを私は後を引き続いて質問したいと思います。就学生、留学...全文を見る
○小林(千)委員 私も、審査基準というのは、どこの国の出身の方であってもそれは同じハードルを設けるのは当然のことでございまして、このような疑問を抱かされるような答弁というものはあってはならないと思いますし、それを指摘しておきたいと思います。  それで、さらにこの件について質問を...全文を見る
○小林(千)委員 今おっしゃられたような厳しい認定の条件で、ここ最近、やはり数年、就学ビザの取得率、交付率というのはだんだんだんだん減ってきているということです。以前は七〇%、八〇%近くあったものが、最近ですと、交付されたのが二三・八%だという数字を伺いました。もちろん、これは地...全文を見る
○小林(千)委員 ただいま増田参考人が例として名古屋の女性の話を挙げてくださいましたけれども、その例は今引用するのに適当ではないと思います。といいますのも、最初は意欲を持って日本語を勉強しようと思って日本に入国してきたけれども、そういった犯罪に巻き込まれるようなケースになってしま...全文を見る
○小林(千)委員 この件につきましては、文部科学省なんかともそういった留学生、就学生をどのようにケアしていくか、サポートしていくかという点もあると思いますし、日本語学校ですとか留学生を引き受けているような短期大学、大学の課題も多いと思います。私、文部科学委員会の委員でもありますか...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  次の質問に参ります。  入管メール通報についてなんですけれども、入国管理局のホームページの中に「情報受付」というページがありまして、その中で、不法滞在者と思われる、違反者だと思われる方に対しての情報提供をメールで受け付けて...全文を見る
○小林(千)委員 この千七百件の通報をそれぞれどのように処理していらっしゃるんでしょうか。そして、この中で実際に不法残留の摘発をされた件数、その内容などを教えてください。
○小林(千)委員 このメール通報、二月の十六日に立ち上がりまして、一度、三月の下旬ごろに通報内容の一部が変更になっております。これは通報動機のところが変わっていたんですけれども、なぜこのような変更がされたのでしょうか。
○小林(千)委員 実際に、その変更となった今のメールのページをコピーしてみても、違反者だと思われる人に関する情報を提供してくださいというふうに書いてあるわけなんですね。違反者だと思われる人、違反者ではないんですよ。  こういったことは、政府による外国籍の方々に対する差別ではない...全文を見る
○小林(千)委員 それは、もちろん入管でないとはっきりしたことはだれもわからないでしょうから、怪しい者は何でもかんでも挙げて、しょっぴいてしまえという考え方はとても私は危険な考え方なのではないかなというふうに思います。  このメール通報制度、提供者の側は、「あなたの情報」という...全文を見る
○小林(千)委員 私は、匿名だから心配をしていたわけではないんですね。というのも、特にインターネットというものがこれだけ普及してまいりまして、本当にコミュニケーションの輪が広がったと申しますか、全国どこにいてもすぐに自分の情報を伝えることができる、しかも、この場合、匿名でいろいろ...全文を見る
○小林(千)委員 このページをどのように利用するかをわきまえてというよりも、このページ自体が存在することが私は人権侵害ではないかなというふうに感じております。  きょう、同じく皆様に資料を配らせていただきました、兵庫県知事のお名前と、そして神戸市長のお名前で出されている要望書で...全文を見る
○小林(千)委員 ここの、兵庫県知事からの要望書にもありますとおりに、このメール通報システムというものが、どうも、お互いを監視しよう、そして何か不穏なことがあったらそれを通報、すぐにでも密告しようといったような制度でもないかと私は疑問を抱かざるを得ません。  ここの、兵庫県の要...全文を見る
○小林(千)委員 時間がないので、次の質問に移らせていただきます。  難民認定制度について伺います。  今度新しく、異議申し立てをした場合、難民審査参与員という制度ができるわけでございますけれども、この異議申し立てからお伺いいたします。  この異議申し立て期間というものは、...全文を見る
○小林(千)委員 当日に行った人がすぐで、七日目の最終日に判断を下した人は二・数%だったから七日でいいんだというのは、私は随分言い過ぎではないかなというふうに思います。  もちろんこれで、命からがら難民として逃げてきて、着のみ着のままで、知らない土地でいろいろな申請をして、そう...全文を見る
○小林(千)委員 なるほど。そうすると、三人の方々がAなりBなりCなり、それぞればらばらな意見を大臣に申し述べるということもできるわけなんですね。別に合議で一つにまとまるというような、結論を導く場所というものでもないわけですね。  それで、そうすると、十数名の参与員の中から選ば...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひそういった外部の確かな知識を持っている方々を積極的に活用していただきたいと思いますし、大切なことは、そういった参与員の皆さんが出した意見というものについて、これは大臣は意見を聞くことを義務づけると条文にはあるわけなんですけれども、こういった方々の意見というも...全文を見る
○小林(千)委員 日本はまだまだ難民に対して閉ざされた国というふうに世界の中からは判断されているようです。  国際貢献、国際貢献というふうに総理もおっしゃっておりますけれども、イラクに自衛隊を派遣することだけではなくて、やはりこうやって難民に対して広く門戸を開くですとか、あるい...全文を見る
○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。ラストバッターを務めさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  まずは、参議院共生社会に関する調査会の皆様、この間、本当にお疲れさまでした。きょうのこのDV法の改正案がこの法務委員会でかかるということをきっと待っていた方々も...全文を見る
○小林(千)委員 それでは、具体的に、子への接近禁止命令を発する要件の内容ですけれども、「配偶者が幼年の子を連れ戻すと疑うに足りる言動を行っていることその他の事情があること」というふうになっているわけですけれども、この「連れ戻すと疑うに足りる言動」というものは、具体的にはどのよう...全文を見る
○小林(千)委員 続いて、退去命令についてお伺いをいたします。  今回、退去命令の期間が現行の二週間から二カ月に拡大をされました。私はこの点も評価したいと思います。そして、二カ月だけではなく、その後も必要であれば再度申し立てをすることができるというふうになって、今回の法改正で、...全文を見る
○小林(千)委員 その退去命令の再度発動なんですけれども、再度、二回目を出す要件といたしましては、転居しようとする被害者がその責めに帰することのできない事由により二カ月以内に転居を完了できないこと等の退去命令を再度発する必要があると認めるべき事情があるときというふうにあるわけなん...全文を見る
○小林(千)委員 事由、事由によっていろいろな具体例が考えられるんだと思いますけれども、実際に退去命令が再度発動ということになりますと、加害者にとってみれば、四カ月間、自分の住んでいた家に入れないということになりまして、加害者にとっても大変なのではないかな、同情するわけじゃないん...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございます。  続いて、民間団体との連携についてお伺いをしたいと思います。  現在でも、民間団体、特に民間シェルターの方々というのはDV被害者の救済のために大変大きな役割を果たしていらっしゃると思います。今回の改正では、都道府県に置かれておりますD...全文を見る
○小林(千)委員 私は、実は札幌の出身なんですけれども、私の地元の札幌にも民間シェルターがございます。そこも本当に大変厳しい予算の中でシェルター活動を実際に行っているところでもございまして、さまざまなお話を伺ってまいりました。  そこの民間シェルターも、一応、北海道、道と札幌市...全文を見る
○小林(千)委員 都道府県あるいは市町村というのも、大変厳しい財政状況の折、予算も組めない、カットできるところはカットしなければいけないという自治体のところが大変多いと思います。その中で、やはり全国どこでもできれば同じサービスをしてもらいたいという気持ちもあるわけでして、やはりど...全文を見る
○小林(千)委員 私も、各都道府県には期待をしております。  続きまして、DV相談支援センターによる自立支援の明確化及び調整機能の発揮についてお伺いをしたいと思います。  今回の法改正で、第三条三項四号におきまして、被害者が自立して生活することを促進するために、就業の促進、住...全文を見る
○小林(千)委員 時間になりましたので、最後にしたいと思います。  同じ三条三項四号の中には、「制度の利用等について」と規定されているわけなんですけれども、この相談支援センターが行う情報の提供などの対象となる事項といたしまして、制度の利用に関すること以外にはどのようなことを想定...全文を見る
○小林(千)委員 ありがとうございました。  一日も早く、一人でも多くの被害者の方が救済される法律になってほしいと思いまして、質問を終了させていただきます。
10月29日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  今国会から厚生労働委員会のメンバーになりましたので、初質問となります。よろしくお願いをいたします。  私も、ここの場所に入りますと、どうしても、さきの国会のここの委員会での年金の審議を思い出さざるを得ないわけなんですけれども、その...全文を見る
○小林(千)委員 今回の組閣につきましては、それこそ、この閣僚の人選というのは、まあ一種のサプライズであったというふうに私も思っております。  国民のニーズというものが今どこにあるのか。先ほど、郵政民営化については、皆様方、多くの方は、内閣の方針に従ってというふうにおっしゃって...全文を見る
○小林(千)委員 法改正がされた昭和二十四年当時は、初審では平均して九十三日、三カ月ぐらい、再審査でも約五カ月ぐらいで処理ができていた。ところが、もうこの間五十五年たって、初審については二年、再審については四年かかるというような状況になっております。ぜひとも今回のこの法改正で、こ...全文を見る
○小林(千)委員 この常勤化される公益委員の方は、給与が月額で百十四万六千円だそうです。びっくりするような金額なんですけれども。この常勤の公益委員の方、今言っていただいたような資質でしっかりと仕事を果たしてもらわないと困るわけなんですけれども、こういった公益委員の人選というものは...全文を見る
○小林(千)委員 それから、今後の課題にもなると思うんですけれども、今回の法改正の中で、審級省略といったことは入ってきませんでした。やはり、司法から尊重される労働委員会というものをつくっていかなければいけないと思います。そのためには、労働委員会の出す処理あるいは決定について、どう...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、これは積極的に取り組んでいただきたい内容だなというふうに私は考えております。  続いて、事務局体制についてお伺いをいたします。  この迅速化、適正化を図る上で、争点整理、立証計画、証拠調べみたいなことが重要視されてくるわけでございます。これはやはり、ま...全文を見る
○小林(千)委員 適任の者を出向して二、三年のローテーションということをお答えいただきましたけれども、ある仕事を覚える上では、二年、三年たったらようやっと仕事を覚えたかな、ちゃんと仕事を一人前として働くには、やはり五年、七年ぐらいは必要なのじゃないか。さらに後輩の指導ということま...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ積極的な取り組みをよろしくお願いします。  そして、今回の法改正、中労委ももちろんなんですけれども、今度、地労委じゃなくて都道府県労働委ですね、地労委についても、公益委員のあり方、あるいは事務局体制の充実化というものは同様に図られなければいけないと思います...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ地労委に対しましても積極的に、活性化、適正な意味で活性化していくように、お願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけれども、今この労働紛争というものの数がふえてきている、そして、かつてと違いまして、個別労働紛争につきましても、雇用体系の変化と...全文を見る
○小林(千)委員 今回、迅速化、適切化という観点から、今までかかっていた初審、再審査の二年、四年というのがどれだけ短縮されるのか、あるいは不服率や取り消し率というものがどれだけ低下するのかというものを、今後注視をしていかなければいけないなというふうに思っております。  また、今...全文を見る
11月02日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  まず初めに、イラク人質事件につきまして、大臣に御所見をお伺いしたいと思います。  日曜日に、イラクで人質とされていた香田証生さんが、殺害をされた遺体が香田さんのものだったということが判明をいたしまして、本当に私たちも大変、最悪の結...全文を見る
○小林(千)委員 結果的に、その情報収集能力は十分果たされていなかったわけでございますし、確かに、これは、どこかのスポーツ紙じゃないんですから、遺体、香田さんかとか、そういうちっちゃな「か」がつくような発言をされては困るわけなんですよ、政府の方が。それを実際に国民は聞くわけですか...全文を見る
○小林(千)委員 政府の御発言が、例えば二転三転することによって、そのうちにオオカミ少年のように言われないことを私も願っております。  次の質問に入りたいと思います。  新潟中越地震のその後の対策について質問をしたいと思います。  この間、さまざまな委員のメンバーの皆さん方...全文を見る
○小林(千)委員 それは、今、被災者の方がそこにいて、体育館でたくさん寝ている方がいらっしゃって、そういう状況でなかなか職員の人は、やはり自分の仕事に燃えているというところもあるでしょうから、言いづらい環境にあると思います。  そして、今、緊急時のときのそういったメンタルケアの...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、取り組みをよろしくお願い申し上げます。  次の質問に移ります。  障害者施策について質問をいたします。  おとといの日曜日に、民主党のNPO局では、札幌におきまして、私の地元でもあるんですけれども、「福祉のまちづくりとNPO」という集会を、企画を実施...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  次の質問に入ります。  障害者の方々の就労支援について、お話を伺いたいと思います。  先ほどの札幌での集会でそれも聞いてきた話なんですけれども、今さまざまな、緊急雇用対策など、障害者の就労支援ということに取り組んでいらっ...全文を見る
○小林(千)委員 質問通告していないところで申しわけないんですけれども、実は私、きのう、質問取りをお願いしましたら、これだけの二十五分間の短い時間の質問、わずか三項目ぐらいなんですけれども、厚労省の方が部屋に十二、三名来ていただいたんですよね。それで、例えばこういった障害者の方の...全文を見る
○小林(千)委員 縦割りと言われないように、ぜひよろしくお願いを申し上げます。  最後の質問になります。  今言われております支援費制度と介護保険の統合について、これは、当事者の方々は、どう判断していいかわからないというふうに今言っているんですよね。今でさえ自治体間格差がとて...全文を見る
○小林(千)委員 これから実質的な審議に入っていくと思いますので、私もしっかり頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
11月09日第161回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○小林(千)委員 おはようございます。民主党の小林千代美です。  私も、先通常国会から法務委員会に所属をさせていただいているんですけれども、このたび初めて南野大臣に質問をさせていただくことになりました。よろしくお願いをしたいと思います。  実は、南野大臣が法務大臣におなりにな...全文を見る
○小林(千)委員 もちろん、法務大臣となられて、例えば国内の治安の問題、行刑行政の問題、その他所管をする法務管轄の事項について全般的に、大臣なんですから取り組んでいただかなければいけないことは、これはもちろん当たり前のことでございまして、何も私は、この治安回復の問題についてどうで...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひとも期待にこたえていただきたいと思いますし、個々の人々が大切にされる、命が大切にされる、例えば犯罪の被害に遭わないように、あるいは犯罪の被害者を助けるために、もちろんそれも全部人権と言ってしまえば人権なんですよ。それはもちろん治安維持だって人権といえば人権な...全文を見る
○小林(千)委員 日本の国内の治安を守る、世界一安全な国をつくるということと、少数の異質な人たちに対しても寛容な社会というのは、私はこれは当然両立できることだと思うんですよ。ところが、出入国管理法の前回の改正の内容を見てみましても、残念ながら、その異質なものを認められるとは言いが...全文を見る
○小林(千)委員 それは初めて伺ったんですけれども、パスポートの中にそのICチップを組み込んでいる。今そういうことを法務省の方で取り組んでいらっしゃるんでしょうか。
○小林(千)委員 そのバイオメトリックスについては十分にわかりました。  しかし、パスポートですから、持っている人はというか、発給を求める人は全部その情報を提供しなければいけないわけですよね。あとは、出入国で、来日される外国人に対してどのようなチェックをするのか、まだはっきりわ...全文を見る
○小林(千)委員 余計な一言かもしれないですけれども、墓穴は掘らない方がいいと思いますけれども。  指紋押捺問題については、外国人登録のときにあれだけ人権侵害であるということになりまして、大問題になって、あれは廃止をされたわけなんですよね。そのときも、個人確認のための方法論とい...全文を見る
○小林(千)委員 おっしゃるとおりに、これは人権侵害の可能性となる問題なわけなんですよ。大変この件については問題が多いのではないかなというふうに思います。  こればかりやっていられないので、次に進みたいんですけれども、大臣の所信のあいさつのときに、今問題になっております二十二文...全文を見る
○小林(千)委員 やはり国民は、我々もそうですけれども、この最初の冒頭の大臣のごあいさつを伺って、大臣の取り組む姿勢というものをメッセージとして受けるわけであり、それがこれからの大臣のきっと法務大臣として御尽力されるところなんだろうなというメッセージ性というものがとても強いあいさ...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひそれをごあいさつの中に入れていただきたかったというふうに思います。  次に移らせていただきたいと思いますが、今臨時国会は、司法制度改革の締めの臨時国会でもあると思いますし、それを最後に担当される大臣として大変大きな責務を持っていらっしゃることと思います。 ...全文を見る
○小林(千)委員 その司法制度改革ですけれども、十一月末に解散をされるということですね。この司法制度改革推進本部というものは、本当に鳴り物入りで登場したものでした。たしかこれは、本部長は小泉総理がやっていらっしゃいますよね。大臣は、この司法制度改革推進本部、担当は何をされているん...全文を見る
○小林(千)委員 法務大臣が副本部長を担当されている、そしてメンバーの方々は、各大臣がみんな委員になっていらっしゃるという、本当にもう全閣僚挙げて取り組むべき課題なわけですよね。それが今、この十一月末で解散を迎えるという大切な時期に来ているわけなんです。  まだ積み残している法...全文を見る
○小林(千)委員 もちろん、その後の所管である法務省の役割というものは大切なものがあるんですけれども、あれだけ大きな打ち上げ花火を打ち上げて、それだけのメンバーで構成されたこの本部なんですから、やはりこれは大臣、今まで、この委員会に総理がいらっしゃって、そういった質疑をしたことは...全文を見る
○小林(千)委員 いつの一回だかよくわかりませんけれども、この締めくくりの大切なときに、今言った総理を招いての締め総、これをぜひやってください。大切なことだと思いますよ。いかがですか。
○小林(千)委員 委員長、ぜひこれは理事会で検討してください。
○小林(千)委員 ということで、もう法務委員会は忙しくてしようがないわけなんですけれども、まだ法案も山のように残っておりますし、これで、臨時国会、十二月三日まででどうするのかな。重要法案もこの後たくさん残っておりますし、法案がメジロ押しになっているんですよ。一番心配しているのは、...全文を見る
○小林(千)委員 十分な実りある審議を私もしていきたいと思っております。  これ以上やっていると、ADRをやる時間が本当になくなるんですよ。だから、本当に時間がなくて大変なんです。やっとADRに入りますけれども。  このADRの一番の課題というのは、今回のこの法案はあくまでも...全文を見る
○小林(千)委員 もう一つの課題といたしまして、このADRが利用促進されるために、そのADRが、今も言っていただきました公正性、中立性、そして透明性というものがはっきり市民に提示をされていないとなかなか利用促進がない、利用が進まないという面も当然あると思います。  しかし、もう...全文を見る
○小林(千)委員 その透明性の部分、特に情報公開に関するところなんですけれども、この法案の第三十一条のところにその情報公開に関する条文が書いてありまして、そこでは、法務省令の定めるところにより、さっきおっしゃっていただいた住所や氏名や当該業務、何を担当しているかだとかということが...全文を見る
○小林(千)委員 利用者が一番知りたいと思っている情報、これをやはり的確に公表していただきたい。今後の課題になるのかもしれないですけれども、ぜひ、そこをオープンにしていただくことにより、やはり積極的に利用される、活用されるADRというものをつくり上げていただきたいと思います。 ...全文を見る
○小林(千)委員 そういったところで、利用者が一番気にしているところ、対等な力関係ではないというところで、自分のそういった紛争というものがどう中立性が確保されて扱われるのかというのは一番気になるところでもありますし、やはり認証基準、認定基準のところでそこは明確に、クリアになっても...全文を見る
○小林(千)委員 実際にこの認証、認定を受ける事業者がどれだけ出てくるかというのはまだ未知数であるところが多いとありますし、司法制度改革推進本部が出しているこの案内の中でいろいろADR機関が挙げられているんですけれども、この認証制度を利用するかしないかというところは任意であると思...全文を見る
○小林(千)委員 本当にわからないとおっしゃっているとおりに、この法案が、基本法が、つまり枠組みができたところで実際にどういうふうに働くのであろうかというところは、実は私もわからないんですよ。  ですので、この法案が成立をして、今後このADRがどのように利用されていくかというこ...全文を見る
○小林(千)委員 私は、このADRの特性というものは、これからも十分生かされていくべきではないかなというふうに思っております。紛争解決の手段といたしましてさまざまな手段があるわけなんですけれども、やはり裁判といいますと、もちろん裁判は今時間もかかる、短縮はされてきておりますけれど...全文を見る
○小林(千)委員 まさに、この法律がうまく育っていけるように期待をして、これからの検討事項もこれは多く持っている法案だと思いますので、ぜひそこのところをしっかりとこれから精査していただきながら、実りあるADR、解決の機関というふうになることをお願い申し上げまして、時間が来ましたの...全文を見る
11月12日第161回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  この改正法案を審議するに当たり、その前提条件というものが全く今示されていない中で、私も、質問を一時間するのにひどく大変な思いをしたわけでございます。  そもそも、この改正目的ですね。この提案理由説明の中には、凶悪犯罪、重大犯罪が増...全文を見る
○小林(千)委員 同僚議員の指摘の中にも出てきたことなんですけれども、どう見ても、この法案が立案過程において粗雑な状態のままで出てきている、こういった感想を本当に持たざるを得ない状況になっているわけなんです。  何回も話に出てきていますけれども、法制審議会、これが四月から七月に...全文を見る
○小林(千)委員 多様な論点が出されました、意見がいろいろと出ました、出し尽くされました、ですから終わりましたというような報告を受けても、実際にその中でどのような意見が出ていたのかということを本当は知りたいわけなんですよ。例えば、この法定刑の引き上げについて、上限を十五年は何年に...全文を見る
○小林(千)委員 刑のあり方、特に社会復帰については、またこの後で時間をとって質問をさせていただきたいと思うんですけれども、例えば、裁判所の量刑というものを、裁判官の量刑というものを広げるためといいましても、先ほど辻委員の方からも指摘がありましたように、今、上に張りついているよう...全文を見る
○小林(千)委員 ぜひ、国民が一番のニーズとして思っている治安の対策というものを考えていただきたいと思います。  そして、今回の法改正の一つの目的でしょうか、犯罪被害者の意をくみするものでもあるという考え方も一つあるようでございますけれども、もちろん、この犯罪被害者の方々、自分...全文を見る
○小林(千)委員 議員立法で提案される予定のこの犯罪被害者支援法ですけれども、私たちも本当に、犯罪被害者の方々を精神的にも、また経済的にもしっかりと支えられる法律にしていきたいな、こういう思いでいっぱいです。  そしてもう一つ、犯罪被害者の方々、もちろん自分たち被害者支援という...全文を見る
○小林(千)委員 どうも今、その加害者更生プログラムというものが十分に機能をしている状況にはないのではないかな、こう思える状況になっているわけです。  行刑改革会議の提言の中には、行刑の基本理念といたしまして、受刑者を拘禁して社会から隔離をする、そしてその自由を奪うという一つの...全文を見る
○小林(千)委員 今、行刑行政の話になると、刑務所の過剰収容というものが、大臣のあいさつの中にも入っているとおりに、それだけにどうも目が行っているところなんですけれども、確かに、あの状態、私も視察をさせていただきましたけれども、六人定員のところに二段ベッドを入れて八人収容していた...全文を見る
○小林(千)委員 やはり、今のこの再入所率五〇%という数字を聞きますと、確かにこれはほっておいてはならない現状になっていると思いますので、ぜひともこれは、あり方を含めて、更生プログラムの見直しをしていただきたいと御要望を申し上げておきたいと思います。  もう一つ、行刑施設につい...全文を見る
○小林(千)委員 入所の長期化ということになりますと、やはり社会復帰というものが以前よりも難しくなるであろう。例えば、十年一昔というふうに言っていましたけれども、今、時の流れのスピードというものは相対的に大変速くなってきている、五年一昔みたいなふうにも言われるわけでございまして、...全文を見る
○小林(千)委員 先ほど、生物的な差異に基づくものであるからこういうふうに犯罪の種別を分けるというふうに答弁いただいてきましたけれども、具体的に生物的な差異というのはどういうことを指していますか。
○小林(千)委員 多分そういうことではないかなと思っておりましたけれども。それは、もちろん妊娠の可能性というものが女性にはあるわけなんです。  しかしながら、それはやはり、もちろんそれぞれの事情に見合った法定刑というもの、あるいは求刑というものが行われなければいけないと思います...全文を見る
○小林(千)委員 女性の被害者が多いからそういうふうにというのは、答えになっていないと思います。男性の被害者も、少ないですけれども存在をしているわけでございますから。ぜひこれは将来的な課題として、大臣、検討をいただきたいというふうに思います。  続きまして、時効についてお伺いを...全文を見る
○小林(千)委員 もちろんそういった事情もあるでしょう。もう一つ、やはり犯罪被害者の方々に対する思いというものもあると思います。例に挙がっているような、殺人を犯しても十五年間逃げおおせればそれで罪は問われないのか、そういった被害者に対する感情も当然あると思います。  でも、その...全文を見る
○小林(千)委員 そこで、考えるのは、この時効の延長ということにより、対象とされる事件はふえるわけですよね。ですから、今の状態、ただでさえ刑事警察力の向上が求められているところに、資源は限られている、捜査資源、これは費用なんですか、人的費用なのかもしれませんけれども、そういった予...全文を見る
○小林(千)委員 もう一つ、時効が延長されることにより危惧される問題といたしまして、被告人・弁護人の防御権ということもあると思います。時間が経過することにより、証拠がなくなってしまう、これは検察側にしてみても条件は同じなのかもしれませんけれども、あるいは証人がお亡くなりになってし...全文を見る
○小林(千)委員 もう一つ、警察機能、警察能力、捜査能力ということでお伺いをしたい。  きょうは警察庁の方もおいでいただいているわけなんですけれども、残念ながら、今、警察が国民から信頼を余りされていない、こういった世論調査も行われている、結果が出ているわけでございます。直近の調...全文を見る
○小林(千)委員 時間がありませんし、この問題、不正会計経理処理の問題については内閣委員会でもやっていますので、ここでは取り上げませんけれども、ぜひとも信頼回復のために一層の努力をしていただきたいと思います。  時間がありません。最後の質問になりますけれども、裁判員制度との関連...全文を見る
○小林(千)委員 何にしても、その裁量判断を下さなければいけない市民がわかりやすい法律でなきゃいけないことは確かなわけでございます。前提といたしまして、一番最初にそのもととなった総合データが出てくるという前提のもとに質問をしたわけでございまして、ぜひともそれが、だれが見ても納得で...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○小林(千)委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を...全文を見る
○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  引き続きまして、無年金障害者につきまして、この救済についての各法律案、民主党案、そして与党案、そして政府の方からも質問を伺わせていただきたいというふうに思います。  この無年金障害者の皆さん、本当にこの間、長い間運動を継続されてい...全文を見る
○小林(千)委員 国の過失というものも私は十分にあると思います。それは任意加入だったということを大臣おっしゃいましたけれども、しかし、その当時の学生の加入率というのはわずか一%そこそこだったんですよね。そういうところで広報活動も不十分だった。入らなければどういうことになるのかとい...全文を見る
○小林(千)委員 続きまして、与党の提案者、そして民主党の提案者、それぞれ皆様にお伺いをしたいと思います。  このような新潟判決、立法府にある国会議員にも過失があるというふうな指摘を、どのように受けとめていらっしゃるでしょうか。この新潟判決は学生無年金に対しての判決だったわけな...全文を見る
○小林(千)委員 確かに、これは法の欠陥により生じた問題ですから、そういった不作為というものを正していくべく、私たち国会議員は、こういった無年金障害者の方々、この欠陥の法のはざまに陥っている方々を救うための、本当のこれからの立法にしていかなければいけないというふうに私も強く思って...全文を見る
○小林(千)委員 同じように、民主党提案者の方にお伺いをいたします。  民主党案の方の名前は、無年金障害者に対する障害福祉年金の支給に関する法律案、こういった法案の名前になっております。これは、年金的要素で救済をするという意味なんでしょうか、それとも福祉的要素で救済をするという...全文を見る
○小林(千)委員 与党案の方は福祉的措置、民主党案の方は年金的要素に福祉的なものも加味してということでよろしいでしょうか。そういった性格の差がある二つの法案だなというふうに感じております。  それを踏まえた上で質問をいたします。  無年金障害者と言われている方々はさまざまなカ...全文を見る
○小林(千)委員 先ほどの質問で、与党の今回の法律案は、福祉的措置の性格を持っているということを確認させていただきました。そして、前の委員の質問の中で、たしか、福祉的措置により救済をする、それが福祉の理念であり、民主党の答弁者いわく、それが権利だというふうにおっしゃっていたわけな...全文を見る
○小林(千)委員 ですから、先ほども確認をさせていただいたんですけれども、与党の皆さんの法律案は、年金の要素は含んでいないんですよね。年金制度の枠の中で救済をするのではなくて、これはあくまでも福祉的措置ですよというふうにおっしゃっているんですから、それを、福祉的措置を対象とするの...全文を見る
○小林(千)委員 だから、年金は関係ないんだったら、条件に合っただとか適用範囲だったということは関係ないはずなんですよ。そうですよね。福祉的措置なんですから。  これは、ちょっともう一回後で出てきますから、用意しておいてください。そこに矛盾があるんですよ。最初に確認しました、こ...全文を見る
○小林(千)委員 話をもとに戻したいと思います。  対象者の範囲です。与党の案の中には、在日外国人と在外法人は含まれておりません。なぜ、今回、対象から外れたのでしょうか。先ほど答弁をいただきました、そもそも制度の対象外だったからという答弁をいただいたわけなんですけれども、在日外...全文を見る
○小林(千)委員 だから、何でその対象者の中に在日外国人の方が入らないのかが、私は不思議で不思議でしようがないんですよ。  この在日外国人の方というのは、もう改めて言うまでもないんですけれども、過去の歴史的な背景の中で、日本に定住をされている方々なんですよね。その中で、家族単位...全文を見る
○小林(千)委員 新潟の判決でも、立法不作為、国会議員の責任ということを言われているんですけれども、今法律案を私たちがこうやって審議をし、この後採決ということになるんでしょうけれども、そのときに立法府にいた一人として、私も、立法不作為にあなたは加担したというふうに言われたくないん...全文を見る
○小林(千)委員 さらに引き続き検討するというふうにおっしゃっているんですけれども、そんなに悠長に、長く待っている暇は当事者の方々にはないんですよね。今、きょうの今、生活するのだって大変な方々なんですよ、障害を持ちながら収入が全くないという状況の中で。そういった方々を私たちは一日...全文を見る
○小林(千)委員 では、もうちょっと視点を変えて伺いたいんですけれども、例の坂口試案、この案の中には、対象者は大きく未納者のカテゴリーの方々まで含まれております。当然、在日外国人の方々も坂口試案の中には適用となっているんです。それは、先ほども申し上げましたとおりに、坂口試案という...全文を見る
○小林(千)委員 障害をお持ちの方々は、これはその当事者の方が学生であろうと、主婦であろうと、在日の方々であろうと、同じ状況だと思うんですよ。  制度的な面で申し上げれば、在日の方々という方は一番自分たちに責任はない、だって、制度で入れなかったんだから。言ってみれば、一番優先順...全文を見る
○小林(千)委員 この法律は議員立法なんですよね、与党案にしてみても、民主党案にしてみても。閣法じゃないんですよ。議員の皆さんが、政治的な判断をもってこの法律案を今出していらっしゃるわけなんですよ。大変責任は重いと思いますし、政治家としての思いというものがやはりここには私は入って...全文を見る
○小林(千)委員 ちょっと年金の性格そのものについて、次に質問をしたいと思います。また戻ってきますからね。  昭和三十六年に国民年金が制定されたとき、三十六年から始まったんですけれども、そのときでも既に障害を持っていらっしゃる方も当然いらっしゃいましたし、そのとき既にもう高齢に...全文を見る
○小林(千)委員 三十六年の制定時や、沖縄、小笠原、中国帰国者の方々にはそういった経過措置がとられていたわけなんですよね、実際には。  ところが、昭和五十七年に在日外国人の方々が強制加入になったとき、このときは、このような経過措置あるいは特例というものが何もなされていないんです...全文を見る
○小林(千)委員 そうやって先にわたって見直しをしていくといったことが昭和五十七年のときにされて、昭和五十七年から今まで何年たっているんですか。二十年以上ずうっとそのままで来たわけなんですよ。ですから、今回のせっかくの、この法案が各議員立法で出てきている、ここでぜひ救っていかなけ...全文を見る
○小林(千)委員 今、制度の発展過程の中で生じた問題というふうにおっしゃったんですから、制度が問題だったわけなんですよ。制度の発展過程の中で生じた問題だったら、制度で救わなければいけないわけなんですよね。そういった意味からも、在日外国人の方々はそのカテゴリーに入らなければおかしい...全文を見る
○小林(千)委員 その今後さらに検討をしていきたいと思いますというところなんですけれども、今後、今後いつ検討するんですか。さらにどのような検討をするんでしょうか。
○小林(千)委員 国民年金法の改正につきましてはいろいろと今議論が出ているところですけれども、そこの中で救済を図るという意味なんですか、先ほどの答弁ですと、この検討というのは。それでよろしいんですか。
○小林(千)委員 真摯に努力するというふうにおっしゃっていても、当人、当事者にとってみては、きょうのあすのの問題になるわけなんですよ。この方々、主婦、学生の方々は、これは施行がいつからかわかりませんけれども、救われる。片や、自分は適用から外れてしまって、今後いつになるかわからない...全文を見る
○小林(千)委員 当事者にしてみれば、国民のコンセンサスが得られていないから自分たちは救済をされないんだというのは、とてもこれはわかりづらい論理だと思います。法のはざまの中で自分たちが被害に遭ってしまっている今の現状を、国民のコンセンサスだけでその解決の方法として考えていいのでし...全文を見る
○小林(千)委員 時間が来てしまいました。まだまだ納得していないんですけれども、あさっての民主党のバッターに任せたいと思います。  社会保険庁、済みません、お呼びしていたのですけれども、時間がなくて聞けませんでした。  終了させていただきます。
11月24日第161回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○小林(千)委員 民主党の小林千代美です。  これから、三十分しか時間がないんですけれども、難民政策について主にお伺いをしたいと思います。  さきの通常国会の中で入管難民認定法の一部改正というものが行われました。日本の難民政策については国連の難民高等弁務官の方からもいろいろと...全文を見る
○小林(千)委員 確かに、日本は四方を海で囲まれておりまして、そういった条件もあるかもしれない。また、使われている言語も、日本語という世界じゅうでは余り使われていない言葉。そういう言いわけはもう通用しないと思うんですよ。依然として認定率というものは大変低い。数%、平成十五年の数字...全文を見る
○小林(千)委員 何でこういったミャンマーの政治情勢について伺ったかと申し上げますと、今、難民申請をしたミャンマー国籍の方が裁判を起こしているわけなんですね。この方は、難民の認定をしない処分の取り消し、退去強制令書発付処分取り消し請求、これは一審で勝たれた方なんですよ、ミャンマー...全文を見る
○小林(千)委員 法務省の考え方というのは、本を引用して、そういうことも言っている人がいるからということでいいのですか。これは政府の考え方とは違うのですか。
○小林(千)委員 法務省のその見識というのは政府の見識ということでよろしいのですか。
○小林(千)委員 でも、法務大臣ほか一名の名前で控訴人として挙がっているわけなんですよ、控訴されているわけなんですよ。そこに挙げられている理由書というのは、当然これは控訴人が挙げられ、まあ代理人ですけれども、法務大臣が挙げられている。  この中で述べられていることは政府の見解と...全文を見る
○小林(千)委員 政府、法務省の見解というものは先ほど大臣からお伺いをいたしました。私が今質問をしておりますのは、この控訴されている方、具体的な方の名前を挙げて聞いているわけではありません。この中に「ミャンマーの政治情勢について」という項目があります。ミャンマーの政治情勢を法務省...全文を見る
○小林(千)委員 確認しておきます。  では、この控訴理由書に書いてある内容というものは、法務省あるいは政府の見解と違っていいということなんでしょうか。
○小林(千)委員 これは大臣が控訴人となって出されているものなんですよ。そこに、一般的な、特定な事例を挙げて言っているわけではありません、「ミャンマーの政治情勢について」ということで書かれた内容です。そういった政治情勢について、政府の持っている認識と違うところの考え方というのを、...全文を見る
○小林(千)委員 それでは、これは法務省の見解じゃなくて、本からの引用ということでよろしいんですね。
○小林(千)委員 法務省の見解ではないということを確認させていただきました。  もう一つ確認をしておかなければいけないことが、同じ控訴理由書の中にございます。  ミャンマーの民主化運動について書かれているところがあります。一九八八年の八月に起こったミャンマー民主化運動について...全文を見る
○小林(千)委員 では、ここのくだりの部分も本からの引用であったということですね。  では、大臣にお伺いをいたします。  大臣は、この一九八八年のミャンマーの民主化運動を政府としてどのように認識されていらっしゃるでしょうか。
○小林(千)委員 一般論じゃなくて、政府の、大臣の見解をお伺いしています。大臣に伺っています。
○小林(千)委員 一般論じゃなくて、大臣、大臣の職務にある、政府の、閣僚のメンバーとしていらっしゃるんですから、その立場として答弁してもらわないと困るわけなんですよ。一般論で言われても困るわけです。
○小林(千)委員 では、大臣の認識は、先ほど答弁をされた内容と違うということでよろしいんでしょうか。
○小林(千)委員 この控訴理由書の中には、純粋な政治運動ではないというふうに書き切っているわけなんですけれども、それでよろしいんですか、政府の答弁として。
○小林(千)委員 一部そのような運動があったであろうということが、これは一部ではなんて書いていないんですよ。一部じゃなくて、この中では全否定されているんですよ。そういった政府の認識と違うことがここに書かれている、こういった認識でよろしいんでしょうか。
○小林(千)委員 では、これは全否定をするものではないということでよろしいですね。
○小林(千)委員 この件につきましては、私の同僚の議員も実は外務委員会の中で質問をさせていただいているところでございます。外務省として、日本の政府として、ミャンマーで行われた民主化運動あるいは今の政治情勢についてどのように考えているか、これを大臣に答弁いただいたこともあります。 ...全文を見る
○小林(千)委員 政府の認識とは違う、そして、この控訴理由書の中は本からの引用であるということをはっきりさせていただきました。  まだまだ指摘をしなければいけないところは、同じような理由でもって挙げられているものはたくさんあるんですよ。残念ながら、きょうは時間が三十分しかござい...全文を見る
○小林(千)委員 では、これは法務省独自で調べた内容ではなくて、本、マスコミ、幾つかの情報のソースというものからこの控訴理由書というものをつくり上げたという理解でよろしいんでしょうか。
○小林(千)委員 いいんですか、そういう法務省あるいは政府の見解と全く違った内容が挙げられているということ、しかも、それが法務大臣の名前で出されているということに対して。  残念ながら、きょうは時間がなくなってしまいましたけれども、これは内容が政府の答弁と差があるということ、し...全文を見る