小林正枝

こばやしまさえ



当選回数回

小林正枝の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  私の質問時間に御配慮いただきました中井委員長並びに与野党の理事の先生方に御礼申し上げます。ありがとうございます。  この冬は例年にない大雪と大寒波で、被災地の方々のみならず、豪雪地帯にお住まいの多くの方々が大変な御苦労を...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  おっしゃられることはよく理解できます。しかしながら、被災地に適切な施設がないというのであれば、私は、広い場所にテントを張っただけの会場でもよかったと思います。被災された方々というのは、体育館や公民館などの避難所で、寒さに耐えながら、暖...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  玄葉外務大臣にも同様の質問を行いたいと思います。福島県という被災地の御出身で、追悼式典を迎えるに当たり、どのようなお気持ちをお持ちか、お聞かせいただきたいと思います。
○小林(正)委員 ありがとうございます。  少し視点を変えてみたいと思います。  復興庁、こちらは本局が東京にあります。私たち新党きづなでは、東北による東北のための復興であるべきだということを当初から申し上げてまいりました。そういう意味で、もし今後追悼式典を行う場合には、ぜひ...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。大変よく理解できました。  さて、来年、震災二周年の追悼式典、あるいは再来年に三周年の式典をもし行うとした場合、その際には、被災地で開催していただくこともぜひそのときには検討課題にしていただきたいのですが、官房長官、ぜひ被災地でやることも...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  次に、被災地に取り残された動物たちの現状と対策についてお伺いしたいと思います。  野田総理は、就任以来、三回にわたり福島を訪問されました。その中で、美しい山々、生い茂る木々、清らかな川、どこへ行っても懐かしい郷愁を感じるとおっしゃら...全文を見る
○小林(正)委員 関連した質問になりますけれども、保護したペットの飼い主がわかった場合、仮設住宅ではペットが不可となっているようです。犬や猫たちを捕まえるとき、道具は全て被災者が用意するしかないということも聞いております。また、動物愛護団体の立ち入りが認められましたが、今もその活...全文を見る
○小林(正)委員 はい。  さて、被災地の中に当てもなくさまよっている動物たちが、こちらの写真集にも多数出てきました。二十キロ圏内の家畜の状況は、恐らく、野生化した動物たちや、あるいは適正な処分がまだなされていない家畜等もいると聞いています。感染症対策も危惧されますし、動物たち...全文を見る
○小林(正)委員 今、それぞれの大臣から御答弁をいただきました。  福島の原発事故を境に動物たちの生活は一変しました。動物たちの立場にもなってみてください。彼らは何が起こったのか全く理解できずに、空腹の中、帰らぬ主人の帰りをただ待っていると思います。細野環境大臣以下、この本を後...全文を見る
○小林(正)委員 はい。  力強い御発言、ありがとうございました。  時間も押してまいりましたので、同じ質問で恐縮ですが、観光振興の観点から、前田交通大臣にも御決意を聞かせていただきたいと思います。
○小林(正)委員 時間が参りましたので、私の質問を終わりにします。  本日は、ありがとうございました。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○小林(正)分科員 新党きづなの小林正枝でございます。  本日は質問の機会を賜りまして、関係各位に御礼申し上げます。  間もなく東日本大震災から一年が過ぎようとしています。何度となく繰り返される津波の映像は、見る側にとってはなすすべもなく、迫りくる津波を背に避難された方々の心...全文を見る
○小林(正)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  続いて、少し専門的な話となって恐縮ですが、これからの港湾施設の技術基準についてお伺いいたします。  東日本大震災で発生した津波の威力というものはすさまじいものがあり、防波堤を乗り越えた津波がコンクリートの塊をなぎ倒す様子が...全文を見る
○小林(正)分科員 吉田国土交通副大臣は、先月二十九日に行われた記者会見の席上で、防波堤について、個別具体的な検証が必要だと述べられました。全ての防波堤を一気に改善できるのであればそれにこしたことはありませんが、予算の問題もあるでしょうし、難しいことであるということは私も承知して...全文を見る
○小林(正)分科員 政務官からも力強い意欲を伺いましたので、ぜひ、五月下旬の総合取りまとめにおきましても、太平洋側の全ての港とは言いませんけれども、可能な限り安心、安全な港を築くために御尽力いただきたいと思います。  次に、港湾労働者の安全対策についてお伺いいたします。  私...全文を見る
○小林(正)分科員 今お話がありました、社会資本整備総合交付金についてお伺いいたします。  平成二十四年度政府予算案の中で、津波避難施設の整備のための交付金が新規採択される予定とのことです。津波被害を受けるおそれのある港湾において、港湾の労働者が津波から避難する施設を想定浸水区...全文を見る
○小林(正)分科員 港湾で働く人々の安全を考えたとき、特に埠頭で働く人たちは、津波避難ビルやさまざまな避難施設まで最も遠く、最も危険性が高いのだと思います。また、これらの人たちは必ずしも日本人であるとは限りません。そのようなことも含め、私は、港湾の施設内に英語や中国語といった外国...全文を見る
○小林(正)分科員 今の御答弁の中で、ハザードマップを作成し、またそれを配っているとのお話でしたけれども、実際にそれを配って、どのくらいの人が手にしているのでしょうか。私が伺っているのは、一般に港湾労働者というのは時間との闘いでして、そんなに長く同じ場所に停泊しているというケース...全文を見る
○小林(正)分科員 私の地元の静岡市では、来年度の予算編成の中で、三億円の建設費用を見込んで津波避難タワーを三基建設しようという計画が上がっております。今、そのための御審議を市議会にお願いしているところだと伺っておりますが、津波避難ビル等までたどり着けない地域などは全国にたくさん...全文を見る
○小林(正)分科員 時間が余ってしまいますけれども、これで私の質問を終了いたします。  しかし、海洋国家を自負する我が国であるからこそ、これからもますます安心、安全な港づくりが急務だと思います。ぜひそのために関係各位の御尽力を祈念しまして、私の質問にかえさせていただきます。 ...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  厚労委員長並びに与野党両筆頭、関係各位のお取り計らいによりましてこのような長い質問の時間を頂戴しましたことを、心より御礼申し上げます。  厚生労働大臣の所信表明に対しまして、幾つか質問させていただきます。  先般の所信...全文を見る
○小林(正)委員 近年、生活保護世帯は著しく増加しています。昨年の平成二十三年水準というものは、昭和四十年ごろの、まだ日本が貧しかった時代と同水準にまでなってしまいました。とりわけ、十年前に比べますと、本来働くことが可能な比較的若い世代、そのような方たちの生活保護受給者が四倍以上...全文を見る
○小林(正)委員 関連してお伺いいたします。  比較的若い、働くことが可能と見受けられる世代について、その審査方法に特別な計らいといいましょうか、通常の審査とは違った形で、その人の本来持つ能力あるいは資格等というのは、生活保護を受給されるときに承知しているのでしょうか。
○小林(正)委員 しつこく申しわけないんですけれども、実際には、生活保護に行くまで、第二のセーフティーネットと呼ばれるものがあると聞いております。後ほど質問させていただきますけれども、求職者支援制度といった制度、生活保護に至る前の前段としてそれを受給してほしいといった制度が昨年で...全文を見る
○小林(正)委員 健康で働くことができる世代の生活保護受給を減らしていくためには雇用の機会をふやしていくということが何よりも大切であるということは周知の事実であると思います。そして、働くことで賃金を得ることができるのならば生活保護で暮らすよりもより充足感のある生活ができるという実...全文を見る
○小林(正)委員 一方で、少額の国民年金だけで暮らしている高齢者も、現実、数多くいらっしゃいます。これらの方々は、生活保護受給者よりも困窮した生活をしていらっしゃる方がいるというのが実情であります。生活保護世帯よりも年金暮らしの人々が苦しさを味わっているというような矛盾について、...全文を見る
○小林(正)委員 今の牧副大臣の御答弁に私の次の質問が入っていたところでありますけれども。  確かに、おっしゃるように、年金と生活保護というものは全く趣旨が違いますので、同じ物差しではかるというのはどうかと思います。ただ、一般国民としては、国民年金が幾ら、そして生活保護が月々、...全文を見る
○小林(正)委員 今、年金や生活保護に関して質問させていただきましたが、これらの問題を解決するには、生活保護を受給せざるを得なくなる以前に、事前のセーフティーネットを充実させることが必要だと思います。  先ほど私もちょっとお話に出しましたけれども、厚生労働省は生活保護受給に至る...全文を見る
○小林(正)委員 今の御答弁にありましたように、昨年十月から始められた施策でありますから、まだその後結果が出ていないというのは容易に想像できます。そして、この求職者支援制度を受け、目的というのは、そこから就職に、雇用につながるということでありますから、その成果が非常にいいものであ...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  求職者支援制度のもう一方の側面として、残念ながら、受講する方たちの中には、訓練期間中の現金給付、これは月額十万円と聞いておりますが、その給付が目的になっている方々がいるというふうに承知しております。  ...全文を見る
○小林(正)委員 私は、大臣の力強い御意思を伺いまして、非常に期待しております。ぜひ、私から言うのは申しわけないんですけれども、頑張っていただきたいと思います。  次に、高齢者の雇用についてお伺いいたします。  大臣は、所信表明の中で、高齢者雇用については、雇用と年金を確実に...全文を見る
○小林(正)委員 時間も押してまいりましたので、ここで、私の地元である静岡のPRを兼ねてお伺いしたい点がございます。  小さくて申しわけないんですけれども、この「介護中」というマークを御存じの方はいらっしゃいますでしょうか。これは、認知症の介護に携わる方たちに誤解や偏見が及ばな...全文を見る
○小林(正)委員 御答弁ありがとうございます。  全国の介護家族からは、この介護マークの普及を望む声が静岡県にも数多く寄せられています。厚生労働省とされましても、今伺ったような力強い後押しを、この静岡モデルである介護マークを全国展開していただけるようにお願いしまして、私の質問を...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 本会議 第8号
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○小林正枝君 新党きづなの小林正枝でございます。  新党きづなを代表して、平成二十四年度政府予算三案に反対する立場から討論いたします。(拍手)  私たち新党きづなは、今国会に提出が予定されている消費税増税法案には反対することを表明しています。  予算関連法案である国民年金法...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  児童手当法の一部を改正する法律案及び修正案について質問させていただきます。  二〇〇九年に発表されました民主党の政権政策、マニフェストでは、子ども手当を創設する意義として、次世代の社会を担う子供一人一人の育ちを社会全体で...全文を見る
○小林(正)委員 私は、社会全体で子供の成長を支援していく理念からして、やはり、所得制限を設けるということに、今の御答弁では納得がいきません。  以下、法律案の第一条、この法律の目的ですが、条文に沿ってお伺いいたします。  条文では、「次代の社会を担う子どもの健やかな育ちに資...全文を見る
○小林(正)委員 また、第一条に「家庭等における生活の安定に寄与するとともに、」というくだりがあります。これは、かみ砕いて言うならば、所得が決して高くはない家庭においても安心して子育てができるようにという意味だと私は考えます。  政府側にお尋ねいたしますが、私のこの認識は間違っ...全文を見る
○小林(正)委員 そうだとするならば、所得が高くない人に対する手当ということになりまして、所得が高い人に月額五千円支給しようとすることは御答弁と矛盾を来してしまうのではないかと思います。そのあたりの解釈はどうすればいいのか、改めて政府側の答弁を求めます。
○小林(正)委員 同じく第一条の中には、保護者が子育てについての第一義的な責任を有するという基本的認識のもとにとあります。私は、子どものための手当を定めようという法律の条文にこのような文言が入ることに、すごく違和感を覚えます。  先ほども申し上げましたが、私も、子育ての責任はま...全文を見る
○小林(正)委員 私に与えられた時間は限られておりますので、残念ですが、次に進みたいと思います。  この間の与野党、民主党、自民、公明の協議の中で、子ども手当から、子どものための手当、そして児童成育手当、その後に、児童のための手当、そして今回、また児童手当に逆戻りしました。 ...全文を見る
○小林(正)委員 おっしゃられることに理解はしますけれども、御答弁としては、私は到底納得いくものではございません。  時間がなくなってまいりましたので、最後に、この法案に対する私の思いを申し上げたいと思います。  子供は国の宝であるとか未来の宝であると言われますが、提出されま...全文を見る
○小林(正)委員 私は、新党きづなを代表して、児童手当法改正案、そして、民主党、自民党、公明党提出の修正案について、反対の立場から討論いたします。  マニフェストとは、抽象的なスローガンや政策の羅列ではなく、選挙後に達成度を検証できるよう、政策の数値目標や実施期限などを具体的に...全文を見る
03月23日第180回国会 衆議院 本会議 第10号
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○小林正枝君 私は、新党きづなを代表して、ただいま議題となりました児童手当法改正案、そして、民主党、自民党、公明党提出の修正案について、それぞれ反対の立場から討論いたします。(拍手)  マニフェストとは、抽象的なスローガンや政策の羅列ではなく、選挙後に達成度を検証できるよう、政...全文を見る
04月12日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  私の質問時間に御配慮いただきました委員長並びに与野党の理事の先生方に深く御礼申し上げます。ありがとうございます。  限られた時間ですので、質問に早速入らせていただきます。  大臣は、所信表明の中で、「事故情報の収集、分...全文を見る
○小林(正)委員 次に、事故情報を収集、分析した後に各省庁への措置要求をすると言われておりますが、措置要求というのは非常に強い言葉であります。場合によっては、各省庁の所管する仕事や権限と重なる難しい問題もあるのではないかと思います。そのような中で、消費者庁の力を発揮して各省庁に対...全文を見る
○小林(正)委員 次に、大臣は、所信の中で、「消費者の安全、安心を実現するためには、だまされない賢い消費者、社会の発展と改善に積極的に参加する自立した消費者を育てることが大切です。このため、消費者庁は文部科学省等と連携して、消費者教育を体系的、総合的に推進してまいります。」と述べ...全文を見る
○小林(正)委員 それでは、文部科学省にお伺いいたします。  教職員が学校で児童や生徒に賢い消費者になるための教育を行うといった場合、教員がしっかりした研修を受けていなければ、子供たちを指導することはできないと思います。消費者庁からは、教員の研修などについてもさまざまな意見や要...全文を見る
○小林(正)委員 今の御答弁の中で、小学生から高校生までについての御説明がございましたので、もし本格的に消費者教育を教える教員を養成するとなりますと、大学や大学院における教職課程で、自立した消費者教育に関する科目を設置することも視野に入れなければならないと思います。文科省はそうい...全文を見る
○小林(正)委員 質疑時間が終了してしまいました。通告をしておりましたけれども、これで私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月13日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  本日、質問の時間をいただきまして、委員長並びに与野の理事の先生方に御礼申し上げます。  私からは、うつ病対策について質問させていただきたいと思います。  うつ病が健康的な生活を妨げる現代病という認識がなされてからかなり...全文を見る
○小林(正)委員 少し前になりますけれども、私は、うつ病は心の風邪とうたった新聞の一面広告を見た記憶があります。また、いっとき、うつ病は誰でもなる病気といったキャッチコピーを耳にしたこともございました。  しかし、よく考えてみていただきたいと思います。うつ病は、一度かかりますと...全文を見る
○小林(正)委員 大臣、ありがとうございました。  次に、医学的な見地からお伺いしたいと思います。  精神的な疾患を抱えた患者さんが病院を受診されたとき、医師は、その患者さんがうつ病なのか、自律神経失調症なのか、あるいは更年期障害からくる一症状なのか、それを見分けるのが非常に...全文を見る
○小林(正)委員 これもまた医学的質問になりますが、うつ病と双極性障害、いわゆる躁うつ病について、この二つの病の見分け方についても同じように教えてください。
○小林(正)委員 答弁の中にもございましたが、薬の投与に関する問題についてお伺いいたします。  まず、うつ病の患者さんに対する薬剤の処方に関して、それが原因で起こってしまった事故、例えば、投与する薬剤の誤認や過剰な投与などが医療事故を起こしてしまったといった事例はどれくらい把握...全文を見る
○小林(正)委員 薬剤の投与に関連して、もう一つお伺いいたします。  薬の多剤多量、過剰投与が原因で、副作用やふぐあい、さらなる病気の進行など、さまざまな弊害が指摘されております。その結果、患者さんの身体的な損失ははかり知れないと思いますし、冒頭にも述べましたように、また、経済...全文を見る
○小林(正)委員 続きまして、うつ病に関する医療費の問題について質問いたします。  ストレス社会が増せば増すほど、うつ病の患者がふえ、勢い、医療費も増加していきます。精神科の医療費の中でうつ病が占める割合は把握できておりますでしょうか。厚生労働省として、薬剤の適切な投与を現場に...全文を見る
○小林(正)委員 大臣からの御答弁を受けまして、最後に、私から提言をさせていただきたいと思います。  医師がうつ病の診断をするとき、問診しかなされておらず、科学的な検査方法をとっていないのが現状です。先ほども質問させていただきましたが、医師は、病気の境目が必ずしも正確に把握でき...全文を見る
○小林(正)委員 いいですか。お願いします。
○小林(正)委員 ありがとうございました。
04月17日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  本日は、委員長並びに与野党の理事の先生方に質問の時間をいただき、まことにありがとうございます。  貴重な機会ですので、きょうは、社会保障と税の一体改革につきまして、岡田副総理に質問させていただきたいと思います。  政府...全文を見る
○小林(正)委員 第一生命研究所の試算によりますと、消費税が一〇%に上がると、年収二百五十万円未満の夫婦二人に子供二人といった四人家族では、今よりも年間十二万円の負担がふえます。一方、年収八百万から九百万の世帯の負担増は年間十九万円で、年収の開きは、さほどの負担の差がございません...全文を見る
○小林(正)委員 それでは、なぜヨーロッパ各国で高い税率の付加価値税が導入されているのか、御承知のこととも思います。EU域内では人口やサービスの流動性が非常に高く、直接税を徴収しにくいという事情があるからです。しかし、日本はヨーロッパとは全く事情が違います。EUのように、それぞれ...全文を見る
○小林(正)委員 ここで歴史を振り返っていただきたいと思うのですが、平成十年八月十九日、衆議院の予算委員会で、当時新進党におられた岡田副総理は、当時の宮沢大蔵大臣に対して次のように追及されておりました。  景気の現状を見たときに、それを、それというのは消費税の引き上げですが、そ...全文を見る
○小林(正)委員 案の定といいましょうか、想定内の御答弁で、少々残念であります。私には言いわけとしか聞こえませんでした。お話を聞く限り、到底納得できるものではありません。  その当時の質問で、岡田副総理は、消費税の税率アップが景気の後退に及ぼした影響をどう考えておられるのかと、...全文を見る
○小林(正)委員 今の御答弁の中にありました国民の消費税に対する考え方、つまり消費税の逆進性について今度はお伺いしたいと思います。  政府は、低所得者ほどダメージが大きい逆進性を緩和する措置として、簡素な給付措置、つまり現金給付と、将来には給付つき税額控除を考えておられるようで...全文を見る
○小林(正)委員 次に、もう少し国民生活に密着した部分についてお伺いしたいと思います。  私は、全ての食料品に軽減税率を適用すべきだとか細かく何段階もの税率を設けろと言っているわけではございません。例えば、将来的に消費税率を上げるときには、第三者機関に任せて軽減すべき品目を決め...全文を見る
○小林(正)委員 また、関連しまして、現在でも賃貸物件の家賃や学費、保険適用の医療費、介護サービスというものは非課税になっていますが、生きていく上で必要な物やサービスについて非課税対象の拡大を考えておられるのか、これについてもお答えください。
○小林(正)委員 時間も限られてきましたので、私の最後の質問をさせていただきたいと思います。  社会保障と税の一体改革の大綱を拝見いたしました。この中の第三章、医療、介護のところで、難病対策というところがありました。そこには、医療費助成の対象拡大、安定的な支援の仕組みの構築を目...全文を見る
○小林(正)委員 これで私の質問は終わりますけれども、いずれ、いつか消費税が上がったときに、その税率が本当に社会福祉目的のために使われることを切に願いまして、私の質問を終わります。  本日は、ありがとうございました。
04月18日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○小林(正)委員 私は、新党きづなを代表して、地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案及び修正案に反対の立場から討論いたします。  二〇〇五年十月に成立した障害者自立支援法は、大変な激論の末、従来の支援費制度にかわって障...全文を見る
05月30日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  連日、長時間にわたる審議について、委員長並びに委員の皆様には敬意を表するところであります。  私からは、年金問題を中心に質問させていただきます。  私は、政府が提出いたしました一体改革関連法案を拝見し、まずもって、これ...全文を見る
○小林(正)委員 ただいま御答弁をいただきましたが、もう少し掘り下げて伺いたいと思います。  七万円という額は、退職した後において最低の生活をすることが可能なレベルの額であるという認識を持たれているようですが、その場合、都市部での生活者と農村部での生活者をそれぞれどのように位置...全文を見る
○小林(正)委員 今、御答弁をいただきましたが、仮に政府の判断を是として、今現在の生活費が七万円かかるという判断であるとするならば、なぜ二〇一五年十月の消費税一〇%に合わせて基礎年金の額をふやそうとするのでしょうか。今の時点でそういう認識をされているのであれば、消費税の議論とは関...全文を見る
○小林(正)委員 残念ながら、いずれの大臣も想像したような御回答をされました。財務大臣は財源がない、厚生労働大臣は世代間の公平を図るため、そのようにおっしゃられました。  今の御答弁に関連してお尋ねいたします。  受給期間を二十五年から十年に短縮するという件について、私は同じ...全文を見る
○小林(正)委員 次に、少し角度を変えてお伺いしたいと思います。  例えば、四十年間全額納付を免除されてきた人の例で考えてみます。今回の改正で年金が加算されることになったとしても、年金以外の収入もその他の資産もなければ、この方は生活保護の対象となります。法案が通ったとしても、基...全文を見る
○小林(正)委員 私は、財務大臣にも厚生労働大臣にも、今回の改正でどれくらいの効果が期待できるのかというのを伺いましたが、残念ながら、いずれも、効果があるのかないのかといった点についてはお答えいただけませんでした。  しかしながら、私の解釈では、財務大臣は、やはり生活扶助費の支...全文を見る
○小林(正)委員 いずれにいたしましても、消費税一〇%ありきの議論がなされています。結局は、このことは年金不信が高まるばかりだと私は思います。  一番最初の質問でも、厚生労働大臣は、世代間の公平を図るためとおっしゃられましたが、国民年金に関して言えば、既に年金未納率が四二・四%...全文を見る
○小林(正)委員 思いがけず逆質問を受けましたが、実際に統計で年金未納率が四二・四%、つまり十人のうち四人は払っていないというふうに私は考えるんですが、違いますか。
○小林(正)委員 私は、本当に国民皆年金のシステムに、もとに戻そうとするのであれば、やはりこの未納率というのもおのずと下がっていくことが理想的だと考えるのです。しかし、今まで私が質問してきたことを振り返ってみますと、これで本当に年金制度が強化されるのかどうか、残念ながら、私には、...全文を見る
○小林(正)委員 厚生労働大臣がおっしゃられるように、年金を支払う人たちが、自分たちが次の世代のためにという理解を示すことは必要だと思います。しかし現実は、今受給している人たちと支払っている人たちの差が多いというのが現実です。そして、その差を縮めるために過重な負担を減らす、若い世...全文を見る
○小林(正)委員 私は、国民にもわかるようにと説明を求めました。これから有識者会議を開いて議論するということですが、それでは国民の皆さんは納得しないと思います。もっと岡田国務大臣が国民に、自分たち、この政府は何をしたいのかというのを、本当にこの制度を始めるのであれば、しっかりと力...全文を見る
○小林(正)委員 時間が迫ってまいりましたのでこれで質問を終わりますが、厚生労働委員会の方で、もっと有識者会議が開かれた後に委員会は開かれると思いますので、そちらで質問させていただきます。  ありがとうございました。
06月08日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第17号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  大変貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。いずれの参考人の先生方からも、率直に、いかに増税が必要であるかと説いていただいたと理解しています。  本日は、税制改革と財政及び経済等について、各先生方から専門的...全文を見る
○小林(正)委員 本来のテーマといささかずれていたにもかかわらず、真摯にお答えいただいたことに、心より感謝いたします。ありがとうございます。  さて、本題に入らせていただきますが、村岡参考人にお伺いいたします。  村岡参考人は、「経団連成長戦略二〇一〇 豊かで活力ある国民生活...全文を見る
○小林(正)委員 わかりました。ありがとうございます。  続きまして、小峰参考人にお伺いいたします。  小峰参考人は、人口に占める働く人の割合が減少すると経済にとってはマイナスに作用する、人口オーナスという概念を用いられてお考えを展開されております。そして、その労働力人口が減...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  私は、確かに、今回の消費増税の目的は財政再建があるのだと思います。しかしながら、それを社会保障費の増額に充ててしまうというのは余りにも危険に思えてなりません。  時間になりましたので、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうござ...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  限られた時間の中で質問の時間を賜り、関係各位に御礼申し上げます。  先般行われました大臣の所信について、まずお伺いしたいと思います。  中川大臣は、所信の中で、子どもや若者が健やかに成長し円滑な社会生活ができるよう、環...全文を見る
○小林(正)委員 続きまして、子ども・若者が円滑な生活を営むためには、私は、不幸にしてニートやひきこもり、不登校の状態になってしまった子どもたちに対しても支援することが欠かせないと考えています。  ある調査によれば、若者の二割以上がひきこもりや不登校などの経験を有しているとも言...全文を見る
○小林(正)委員 大臣の答弁を聞きながら、私も現場が大事ということはモットーにしておりますので、横浜サポートセンターの方に時間をつくってでも視察に行ってみたいと思っております。ありがとうございます。  子どもの貧困対策についてお伺いしたいと思います。  ユニセフの調査によりま...全文を見る
○小林(正)委員 ユニセフの報告書では、各国の子育て政策や福祉政策も比較検討しております。その中で、子どものための施策に対する公的支出は、日本は対GDP比で一・三%となっており、これは、三十五カ国中、下から数えて七番目です。  私は、親に対する子育て支援策だけでなく、子どもを幸...全文を見る
○小林(正)委員 子どもの貧困は、何といっても、家庭の所得が少ないことに起因いたします。とりわけ日本では、一人親世帯の貧困率が五〇・八%と著しく高いのが実態であります。  これを解消するには、所得の再分配をすることも一つの方法ではないかと考えます。しかし、日本の場合、子どもを持...全文を見る
○小林(正)委員 時間が迫ってまいりましたので、まだ幾つか質問は残っているのですが、私の考えについて述べさせていただきたいと思います。  自殺対策につきましては、先ほど宮本議員の質問にも詳しいデータが述べられておりましたので、私はここでは質問を省略いたしますけれども、若者の自殺...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○小林(正)委員 新党きづなの小林正枝でございます。  社会保障と税の一体改革関連法案並びに修正案につきまして質問をいたします。  まず、本題に入る前に、長妻先生にお伺いしたいことがございます。  二〇〇九年九月十七日、厚生労働大臣として初登庁された長妻先生は、幹部職員を集...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  今でも、胸ポケットには民主党のマニフェストはお持ちでしょうか。国民との契約書はお持ちですよね。
○小林(正)委員 ありがとうございます。長妻先生が非常に正直な方ということがよく理解できました。  それでは、本題に入らせていただきます。  民主党、自民党、公明党の三党は、六月十五日に、政府提出の消費税増税関連法案と自民党が提出した社会保障制度改革基本法案の修正で合意をされ...全文を見る
○小林(正)委員 マニフェストを常に胸ポケットに入れている長妻先生から聞いた御答弁とはとても思えません。  今御答弁をいただきましたが、実務協議の当事者でありました細川前厚生労働大臣も、メディアの取材に対して、マニフェストは撤回されていないと強調されています。ですから私は、当然...全文を見る
○小林(正)委員 ただいまお二人から御答弁をいただきましたが、私にはどうしても、法案も合意されている二つの政党が同じ方向を見ているとは思えません。非常に矛盾を感じます。  そこで、法案提出者の公明党さんは、どのようにお感じになられたのでしょうか。
○小林(正)委員 ありがとうございました。  今の御答弁を伺って、私は、自民党さん、公明党さんというのは、非常に広い心の持ち主だということを感じました。  次に、少し角度を変えて質問させていただきます。  先般、五月三十日、私は本委員会で質問をさせていただく機会を持ちました...全文を見る
○小林(正)委員 今大臣から御答弁をいただきましたが、年金の定額加算をやめて、福祉給付という全く別な制度をくっつけざるを得なかった理由を、それぞれ三党の方々からお聞かせください。
○小林(正)委員 次に、岡田副総理にお伺いいたします。  先般の委員会質問で、私が、国民の四割以上が加入していない国民年金を国民皆年金と言えるのでしょうか、今回の一体改革の法改正によって国民皆年金の本来の姿が復活するとお考えでしょうかとお尋ねしたところ、岡田副総理は、今回の改正...全文を見る
○小林(正)委員 最低保障年金の創設というマニフェストさえ守れず、また、大企業の圧力に屈し、非正規社員を厚生年金に入りにくくしてしまい、さらに受給資格期間が十年に満たなければ掛け損になってしまうような制度で、国民が納得すると思われているのでしょうか。国民の生活が第一といった民主党...全文を見る
○小林(正)委員 時間が参りましたので、最後に一言申し上げたいと思います。  私は、マニフェストも政権公約も絶対的なものではないと思います。しかしながら、消費増税に関しては、やらないと言って総選挙をしたのです。もっと言えば、小泉構造改革に苦しんだ人たちが、格差社会のつらさに気づ...全文を見る
07月27日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○小林(正)委員 国民の生活が第一・新党きづなの小林正枝でございます。  質問に入ります前に、熊本県、福岡県における豪雨災害によってとうとい命をなくされた御遺族の皆様、また、災害に見舞われた方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。  本日議題となりました高年齢者等の雇用の安...全文を見る
○小林(正)委員 おっしゃられることは理解しますけれども、実際、九三%が該当せず離職者はゼロであったという数字は、非常に私は疑問に感じます。  と申しますのは、やはり、それはもう既に希望として再就職を希望しないという形で、でも、しかしながら、それは本当にその人の意思であったかど...全文を見る
○小林(正)委員 今御答弁をいただきましたが、そのことを踏まえまして、次に、基準制度を存続させる経過措置について質問いたします。  このたびの改正案では、厚生年金報酬比例部分の受給開始年齢に到達した以降の者を対象に、基準を引き続き利用できる十二年の経過措置を設けるとされておりま...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  少し時間をさかのぼりまして、私は、本年三月七日の厚生労働委員会におきまして、この法案に関連する質問をさせていただきました。そのとき、私は、全ての働く人々に対し、平等に継続雇用の機会が与えられるよう企業に義務づけるべきだと思うという意見...全文を見る
○小林(正)委員 あわせてお伺いいたします。  政府の意思としては、あくまで希望者全員の継続雇用が原則であるということでよろしいのでしょうか。その点を確認させてください。
○小林(正)委員 ありがとうございます。  今、厚生労働省としての意思を確認できましたので、対象者基準の現状について少しお話をさせていただきたいと思います。  労働現場を見ますと、継続雇用制度の対象とならない者の範囲が広過ぎたり、あるいは定年を迎える前のちょっとした失敗などに...全文を見る
○小林(正)委員 あわせて政府にもお伺いいたします。  ただいま提出者の答弁と同様の認識を持たれているかと思いますが、改めて確認させていただきたいと思います。
○小林(正)委員 今の御答弁を伺いまして、私は、本当にそうなのかなというふうに感じました。  繰り返しになりますけれども、本来、私は改正される法律の中にも経過措置が残されていることは余り感心いたしません。しかし、それは百歩譲って認められたとしても、少なくとも今働いている方々のマ...全文を見る
○小林(正)委員 今大臣が述べられた答弁というものは、勤労者の方にとっては非常に希望を持たれる御答弁であったと思います。それが制度として本当に施行されることを私は心から願っています。  最後の質問になりますけれども、体力的な問題あるいは仕事上のささいなトラブルといって再雇用され...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○小林(正)委員 国民の生活が第一・新党きづなの小林正枝でございます。  先日大津で起こりました、いじめによる自殺という痛ましい事件に関連いたしまして質問させていただきます。  お手元に資料を配らせていただきましたので、それをごらんいただきながらお答え願えればと思うのですが、...全文を見る
○小林(正)委員 これだけ報道等で子どもたちの自殺が相次ぐ中で、文部科学省の把握しているいじめが原因と思われる児童の数、四人というのは、非常に私は疑問を覚えます。実際に、自殺対策白書によりますと、一日におおよそ二名くらいの子どもたちがみずから命を絶っていることになります。この数字...全文を見る
○小林(正)委員 もう少し詳しくお伺いしますけれども、白書の中で、女子に比べ、男子が倍以上の数になっておりました。この数字についても、どう判断されているのか、文部科学省の見解をお伺いします。
○小林(正)委員 続きまして、児童生徒の自殺統計について、警察庁、文部科学省、それぞれのデータについて質問したいと思います。  これもお手元にお示しいたしましたが、警察庁の生活安全企画課で出されております職業別の自殺者のデータと、文部科学省で出されております児童生徒の問題行動等...全文を見る
○小林(正)委員 先ほど各先生の質問の中にも、教育委員会のあり方が問題視されておりましたけれども、この教育委員会を通じて文部科学省に数字を提出するというところに私は問題点があるのではないかとも感じております。  さて、文部科学省で把握されてきた数字は、やはり、下から上がってくる...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  今、副大臣から非常に前向きな御答弁をいただきました。ぜひ、そのことを実際に実行に移していっていただきたいと思う次第です。  次に、平野文科大臣が提唱されました、いじめに関する大臣直轄の新組織についてお伺いいたします。  これは、大...全文を見る
○小林(正)委員 ぜひ、御答弁の中にあるような、行動的な対策室となることを望むところであります。  ただ、私、この子ども安全対策支援室、必要なことに、当事者の参加があると思います。こういったチームをつくる最終的な目標というのは、いじめがゼロを目指すということでありまして、まずは...全文を見る
○小林(正)委員 次に、大津で発生いたしました自殺事案の調査についてお尋ねいたします。  遺族の要請を受ける形で、十月十七日に第一回目のアンケートが行われたと聞いております。私も実際に、そのアンケート用紙を拝見いたしました。  そこで、確認いたします。この内容は、文部省のいじ...全文を見る
○小林(正)委員 それでは、そのアンケートの結果を踏まえまして、学校側、教育委員会はどのような判断をし、どのような形で御遺族に伝えられたのか、把握している事実をお示しください。
○小林(正)委員 今の答弁を聞きまして、個人情報という名のもとに、御遺族がアンケート結果を見たいと言っても開示しないことが条件にあったとも聞いております。非常にこれは閉鎖的であり、このことを知った国民の多くも、教育現場に対する疑惑や不信感を抱いたように思います。  文部科学省は...全文を見る
○小林(正)委員 先ほどの初鹿先生の質問と重なる部分がございますけれども、私なりの意見、要望も踏まえてお伺いいたしますので、その観点からお答えいただきたいと思うのです。  先日、平野文科大臣が出演されたNHK番組の中で、NPO法人のジェントルハートプロジェクトの皆様方が非常に前...全文を見る
○小林(正)委員 質問時間も残りわずかとなってきましたので、幾つか通告の順番を変えまして、事故報告書の作成について伺いたいと思います。  こちらのNPOジェントルハートプロジェクトの皆さんは、事故報告書の作成を義務づけることを求めておられました。報告書の内容が自治体によって変わ...全文を見る
○小林(正)委員 最後に一言申し上げます。  子どもたちは、大人の姿を見て育ちます。子どもたちがいじめをし、それが原因で子どもたちの自殺につながっているということは、我々大人社会がいびつであるという証左でもあります。我々この委員会が触媒となって、各関係諸官庁の垣根を振り払い、そ...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございました。  これで私の質問を終わります。
08月06日第180回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○小林(正)委員 三名の参考人の方々、足元の悪い中お運びいただき、ありがとうございます。  国民の生活が第一・新党きづなの小林正枝でございます。  きょうは、三人の参考人の方々から非常に有意義なお話を伺いました。そして、水谷参考人からは、冒頭、いじめの定義についても御説明がご...全文を見る
○小林(正)委員 水谷参考人と亀田参考人にお伺いしたいと思います。  水谷参考人は、逃げることでは問題は解決されないとおっしゃられました。一方、亀田参考人は、多様な学びを認めることが必要であるという発言をされました。私は、お二人の考えの違いについて異論を唱えるつもりはございませ...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  ここで、ジェントルハートプロジェクトの小森さんにお伺いいたします。  私も、ジェントルハートプロジェクトのパネル展を先日拝見させていただきました。また、小森さんは学校でも講演なさっていると伺っております。その際に受けられた、御自身が...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  今の御回答の中に、一緒に考えるというフレーズがございました。この一緒に考えるというのは、ともに、生徒もそして先生たちも一緒に、問題に面と向かって向き合うということだと思います。そしてそれは、今、亀田参考人がおっしゃられたこと、水谷参考...全文を見る
○小林(正)委員 ありがとうございます。  ここで、今の亀田参考人の御回答を含めて、水谷参考人にお伺いしたいと思います。  この信頼関係というのは、やはり、生徒が先生を信頼し、また先生も、その生徒を否定することなく、ありのままを受け入れることが私はとても重要だと思います。 ...全文を見る
○小林(正)委員 実体験に基づく非常に生々しい御回答、ありがとうございます。  私は、残念ながら、いじめというものは、世界各地で起こり、これから先も、根絶を目指すけれども、全くゼロにするということは難しいのかもしれません。  特に、日本の場合、一番大きな原因というものが、異質...全文を見る