浅田均

あさだひとし

選挙区(大阪府)選出
日本維新の会
当選回数1回

浅田均の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第196回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○浅田均君 私は、働き方改革について質問していきたいと思います。  何が劇的に働き方を変えるのか。一つは、同一労働同一賃金の実現だと思います。同一労働同一賃金という前提が成り立ちますと、職場が変わっても賃金が変わらないということで、停滞産業から成長産業への人の移動が容易になりま...全文を見る
○浅田均君 人事院の調査の対象は、企業規模が五十人、それから事業所規模が五十人ということでございますので、今一部御答弁いただいておりますけれども、この企業規模五十人、それから事業所規模五十人、こういう条件を決めたのはどなたであって、また、そう決められた理由はどういう理由からでしょ...全文を見る
○浅田均君 現行が適正であるという御答弁でありますが、人事院に聞きましたら、調査対象外の企業数は幾つあるんですか、事業所数は幾つあるんですかというと、知らないということやったんですね。これで何で民間給与実態と言えるのかと私は思うんですが、パネル二を御覧ください。  これは、産業...全文を見る
○浅田均君 あのね、こういう比較をやるから、冒頭申し上げましたように、大阪市営バスで七百四十万円、民間バスで四百五十万円という差が出てくるんですよ。民間バスというのはこの調査の対象に多分入っていないはずです。  これを、だから、官民給与比較というのを私は改める必要があると思うん...全文を見る
○浅田均君 安倍総理にお尋ねしたいんですが、民間給与という場合、これ三つあるんですね、国で調べているの。これ一本化する必要があると私は思うんですが、どういうふうにお考えでしょうか。
○浅田均君 私は、一つの調査をして、そのうちの標本をどこに選ぶ、そういう判断は各省庁でやられたらいいと思うんですけれども、統計を出すその調査一つ、調査自体は一本化すべきだと思うんです。改めて総理、いかがですか。
○浅田均君 よく研究していただいて調査を一つにすると、で、その中の特定のサンプルを選んで実態、結果を報告すると。そういうふうにすると、さっき申し上げましたように官民給与較差というのが余り生じなくなるというふうに思いますので、これから御対応いただけるということですので、どうぞよろし...全文を見る
○浅田均君 同一労働同一賃金についてお尋ねいたします。  資料をお配りいたしておりますが、同一労働同一賃金ガイドライン案というのがあります。このガイドライン案の問題とならない例②のところに、かいつまんで申し上げますと、新卒正規社員が初年度研修として非正規社員からアドバイスを受け...全文を見る
○浅田均君 私は不合理だと思うんですね。  不合理と思われないその理由をもう一回御説明いただきたいんです。
○浅田均君 同じ仕事をしているわけですよ、同じ仕事をしている。一人は新卒の正規社員、一人はパートの方、その方々が同じ仕事をしている。その限りにおいて、同一労働同一賃金というならば、差があったらおかしいのと違いますか。
○浅田均君 先ほどいみじくも大臣がおっしゃいました労働契約法二十条、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止、これを定めております。  今回のこのガイドライン案や計画に従って法案ができますと、従来の正規、非正規の格差を是認して、むしろ同一労働同一賃金を後退させることにな...全文を見る
○浅田均君 何か、ぬかにくぎでございますが。  それでは、時間がありませんので、総理大臣にお尋ねしたいと思います。  安倍総理は、経団連等の会合で賃上げを要求されております。三%賃上げした企業には法人税二五%ぐらいまでに下げると発言されておりますが、こういう企業の多くは定期昇...全文を見る
○浅田均君 同一労働同一賃金といいますと、私どもの受け止め方は、働く場所が決まっていて、時間が決まっていて、内容が決まっていて、だからこういう賃金と、そういう決め方するわけですよね。ところが、年功賃金というのは、働く期間によって、確かに若い頃は安いけれど、ある年齢に達するとそれを...全文を見る
○浅田均君 それでは、最後の質問です。  賃上げ三%要求で民間給料が上がるとします。そうしますと、今朝ほど質問しましたように、人事院の勧告制度、現在の人事院勧告制度を維持する限り、公務員給与も上がります。これは財政再建を遅らせることにはならないとお考えでしょうか、総理大臣。
○浅田均君 ありがとうございました。
02月07日第196回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○浅田均君 三人の参考人の先生方、貴重なお話、ありがとうございました。  私の方からは、まず保坂参考人にお尋ねしたいと思います。  先生、先ほどのお話の中で、化石燃料の割合は下げていくべきだと、それから、産油国自身も化石燃料依存しているので、これも下げていくべきだというお話が...全文を見る
○浅田均君 加速度的に下がっていくということで結構でございます。  それで、今の質問と関連して、次、芳川参考人にお尋ねしたいんですが、先ほどグローバルな安定供給、供給構造のところで、オイルというか、化石燃料よりもむしろ電力の安定供給という観点からの方に関心が移っていっていると、...全文を見る
○浅田均君 それで、日本政府は、パリ協定に関しまして、二〇三〇年のそのエネルギーミックスに占める原子力の割合というのはやっぱり二〇%から二二%という数字を提出しているんですね。今の先生のお話をお伺いしますと、やっぱり二〇%から二二%という数字はもっと下がっていくべきはずだし、下げ...全文を見る
○浅田均君 それでは、浦辺参考人にお尋ねしますけれども、今、芳川先生との話で、私たちは困った状態にあると、困った状態を救うために毎年一・一兆円の投資をして、この投資を継続して、その中でエネルギーミックスの足りない部分を補うような資源が、海底資源が何か出てくるというふうな期待を持っ...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございました。
02月21日第196回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○浅田均君 教育無償化、統治機構改革、憲法裁判所の設置、この三つの改正項目につきましては、前回ここでお話をさせていただきました。今回は、その背景となる憲法に関する日本維新の会の考え方を何点か述べさせていただきたいと思います。  まず一点目、これが一番重要だと思いますが、国権の最...全文を見る
03月08日第196回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○浅田均君 これまで近畿財務局の決裁文書に改ざんがあったのかなかったのかということで、今こういう状況になっております。  まず、伺っておきたいんですが、これまで捜査に影響があるので答弁を差し控えるということでございましたが、捜査に影響があるので答弁は控えてくれとは大阪地検の誰の...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、財務省で今まで、これまで答弁を差し控えたいと、捜査に影響があるので答弁差し控えたいとおっしゃっていた方、どなたに、これは誰の要請なのかというのをお答えください。(発言する者あり)
○浅田均君 今のお答えですと、財務省の誰が、いつ大阪地検に国会での答弁の可否、そして当該文書の公開の可否を照会されたんですか。照会していないんですか。官房長。
○浅田均君 あのね、自らの判断で捜査に影響があるので答弁は差し控えるということだったんだと思うんです、今の答弁からね。それで、近畿財務局あるいは財務省として、大阪地検にそういう照会をされていないと思います。  ここにまた、本日の毎日新聞の夕刊です、国会に開示した文書とは別の決裁...全文を見る
○浅田均君 あのね、毎日新聞の今日の夕刊ですよ、これ。「毎日新聞が同省近畿財務局への情報公開請求で入手した。」とあります。現物の写真も撮ってあります。情報公開請求には応じているということですよ。いかがですか。
○浅田均君 そうしたら、昨日御説明いただいたんですが、前に参議院に提出した以外のものはないという御説明だったんですが、その御説明と違っているんではないんですか。官房長。
○浅田均君 いや、この間の御説明では、前に出したものと違ったものはないという御説明だったんです。じゃ、あったということですね。同じものですか。  そうしたら、これ、別文書、決裁文書が二つあるという理解でいいんですか。
○浅田均君 分かりました。  それでは、今、この決裁文書というか、文書の改ざんとかいうことに関して焦点が当たっております。一般論として財務大臣にお伺いしたいんですが、一般論として、こういう決裁文書等の改ざん、書換えについては公文書偽造罪等の刑法罰の適用対象になると思われるんです...全文を見る
○浅田均君 分かりました。  今の大臣の御答弁から判断しますと、今まで財務省においてこういう決裁文書の改ざんあるいは書換えみたいなことはなかったと、国民を裏切るような行為はなかったという理解でいいんですね。
○浅田均君 いや、この間、朝日新聞の報道を見て、今日また毎日新聞が改ざんとかいうようなニュアンスで報道していますので、先般、二之湯委員からお話がありましたけど、日本の政治というのは大宝律令時代の政治であるなと。ポリティクス一・〇ですか。  ソサエティー五・〇を目指すにはちょっと...全文を見る
○浅田均君 非常によく現実を御理解されていて、大宝律令時代だと失礼なことを言いました、おわび申し上げます。ソサエティー五・〇にかなり財務大臣は近づいておられると思います。  いや、そういう本当にマインドというかイノベーションを起こしていくというのは、現実にそういうイノベーション...全文を見る
○浅田均君 次の質問、国の役割は何でしょうかと聞きまして今お答えいただきましたので、それは誰のどういう要請に基づくものでしょうかというのを次聞こうと思っていたんですが、国民の信託であるというふうにお答えいただきましたが、それ以外に何か付け足すことはないでしょうか。  誰のどうい...全文を見る
○浅田均君 国民の命を守るということが国の役割であるという御答弁でございますが、国民の生命を守る、これは生存権を保障すると言い換えても間違いではないでしょうか。
○浅田均君 今防衛大臣が御答弁になりました生存権の保障、そこにはもちろん基本的人権というものも含まれているという理解でよろしいでしょうか。
○浅田均君 それでは、国民の命を守る、それが国家の役割であるという御理解、これは皆さん、ここにおられる皆さん方、変わりないと思います。  それで、日本は専守防衛でやっていくんだということをおっしゃっています。ミサイル防衛は大事ですよ。後で聞かせていただきますけれども、テロとかゲ...全文を見る
○浅田均君 関係においてはシームレスかもしれませんけれども、与えられている権能というのは同じなんですよね。警職法の範囲でしか対応できないと。これでテロ、ゲリラ、大丈夫ですか。
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。
03月13日第196回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均と申します。  小此木先生、前泊先生には貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。御礼申し上げます。  それで、まず小此木先生にお伺いしたいんですが、米朝会談の可能性ということで、南北共同プロジェクトをアメリカに売り込ん...全文を見る
○浅田均君 それで、南北が一緒になって共同プロジェクトという形でアメリカに提案をしていると。北にとりましては、アメリカとの対話というのは、一番求めていたことですから、それが実現できるというのは、北にとってのメリットというのは物すごく大きいと思うんですが。  そこで、米韓同盟にど...全文を見る
○浅田均君 それで、南北共同プロジェクト提案というところで、当初、北の方は、核問題には触れるなというふうな言及をしていたと思うんです、核問題をテーマにするならば南北対話は行わないと。ここに至って、韓国政府として、北が核問題をテーマにはしないと言っていたけれども、今アメリカと共同プ...全文を見る
○浅田均君 前泊先生にお尋ねしたいんですが、今、単に日本政府だけでなしに、沖縄から定点的に見ておられて、北朝鮮がこれだけの核兵器あるいはミサイルを開発したと。その核、ミサイルの脅威がある程度解消に向かうというふうに沖縄の方から見られてお感じになっているのかどうかというのをお尋ねし...全文を見る
○浅田均君 貴重な御意見ありがとうございました。  これで終わらせていただきます。
○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  両公述人におかれましては、本日、貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  それでまた、公文書館の概要をつまびらかには存じておりませんので、加藤館長にまず事実関係から教えていただきたいと思っておるんです。 ...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  それで、ちょっとしつこいんですが、一七%がデジタル化済みで、今そういうデジタル化の作業は継続して行っておられるわけですね。それで、全て、古文書とか古書とかですね、そういうものもデジタル化をされる御予定なんでしょうか。
○浅田均君 質問の続きですが、リトリーバルというか、検索とそれからダウンロードとかもできるんでしょうか。
○浅田均君 それで、加藤館長、先ほど、アルシビストといいますか、確保、育成の構想とかお話しいただきまして、そのアーカイブの価値を判断できる人を育成するというのは非常に重要なことだと思うんですけれども、これは、館長には大変失礼な言い方になるかも分かりませんけれども、現行のシステムを...全文を見る
○浅田均君 そこで原公述人にお尋ねしたいんですが、私たちは、電子化というのか、ブロックチェーンあるいはハッシュ関数を使って絶対改ざんのできない分散型の公文書管理システムを実現したいと思っておりますけれども、今、加藤館長がおっしゃったのが現実なんですよね。紙で出てきて、紙で送られて...全文を見る
○浅田均君 加藤館長にお尋ねしますけれども、そのデジタル化というのはどういう作業をなさっているんですか。スキャナーで読ませてファイルを保存という理解でいいんでしょうか。
○浅田均君 その電子化、簡便のためにファイルをスキャナーで取って電子化して保存する、それとは別に原本の保存も必要であると。それは何か法律で定めがあるんでしょうか。
○浅田均君 もう一つだけ、済みません。  そうしたら、紙ベースのやつは資料館としてそこに残す、公文書は電子化して別のところに残すと、そういう方向性は考えられるわけですね。
○浅田均君 ありがとうございました。終わります。
03月15日第196回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○浅田均君 冒頭の質疑で、こやり委員の方から、財務省の文書改ざんにつきまして非常に驚いたという御発言がありました。  私どもも、非常に驚いたと同時に、どうしても分からないところがあるんですね。それで、昨日、我が党の片山大介委員の方から何点か質問をさせていただきましたけれども、な...全文を見る
○浅田均君 書換え前の資料をコピーして持って帰ってこられたと。  同様に、昨日、片山委員の質問に対しまして、三月八日には最終形、これが書換え前のものであることを責任を持って言える段階ではなかったとも答弁されております。  責任を持ってこれが書換え前の決裁文書であると言うために...全文を見る
○浅田均君 東京地検が、財務省、国交省に対する背任罪、公用文毀棄等での告発を受理して大阪地検に移送したと報道されているのが去年の九月十五日です。で、ガサ入れ、強制捜査の報道はなかったと承知しております。とすると、任意での捜査協力ということになりますが、証拠書類を出されたのはいつな...全文を見る
○浅田均君 何でいつ出したかが答えられないんですか。
○浅田均君 自信を持って答えましょう。
○浅田均君 もっと重要な書類を大阪地検はコピーすることを認めたんですよ。だから、いつその任意捜査で証拠書類を出したかというのは、今手元に資料がないから答えられないということであれば、また後で教えていただきたいと思います。  委員長、よろしくお取り計らいをお願いします。
○浅田均君 それで、その任意捜査で提出した証拠書類ですね、それは紙の決裁書、財務省は紙ベースで保存しているというふうに聞いておりますけれども、紙の決裁書と、その元になるコンピューターファイルの入っているコンピューターのハードディスクといいますか、その記憶媒体ですね、その両方を提出...全文を見る
○浅田均君 紙ベースで証拠を提出したものと、それからPCの記憶媒体ですよね、を提出したもの、両方出したものといずれかを出したものに分かれるということであります。  先日、三月十二日の予算委員会の理事会で、富山次長から調査の結果について報告を受けました。その報告では、改ざん作業、...全文を見る
○浅田均君 その管財部の統括管理官、その方に理財局へその決裁書類を持ってこい、持ってくるよう指示したのはどなたですか。
○浅田均君 いや、この間、富山次長は、財務省の理財局でそういう作業を行ったというふうにおっしゃっているわけですよ。だから、持ってきた人は分かっているはずですし、それを指示した人も、それを基に作業した人も分かっているはずだと思うんですけど、いかがですか。
○浅田均君 一旦、近畿財務局にある決裁文書をこっちに持ってきて、それをまた戻しているわけですよね。それを、その文書を管理している方は当然把握しているはずだと思うんですけれども、いかがですか。
○浅田均君 ちょっと具体的にイメージが湧かないんですが、もう時間がないので、次の質問です。  何ぼ考えても分からないのは、普通その改ざんって、改ざんしたら改ざん前のやつは破棄するはずですよね、証拠が残るわけですから。それを、改ざん前のやつが残っているというのはどういうふうに理解...全文を見る
○浅田均君 今、指示代名詞でよく分からんかったんですけど、もう一回説明してください。
○浅田均君 佳境になってきたところでちょっと時間切れで大変残念なんですが、加えて、小野寺大臣におかれましては、通告をしておきながら、まあこれ財務省のせいですのでお許しいただきたいと思います。  次回質問させていただきますので、これで終わります。ありがとうございました。
03月20日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、まず外務大臣、防衛大臣、お二人にお尋ねしたいんですが、中国で習近平さん、それからロシアでプーチンさん、長期政権化が確定したと報じられておりますし、事実であります。アメリカにおきましても、これは国務長官が替わられたということ...全文を見る
○浅田均君 周辺の超大国あるいは大国でいろいろな動き、変化があって動きがあると。  そういう環境の中で、朝鮮半島情勢についてお尋ねしていきたいんですが、日本の戦略目標というのは朝鮮半島の非核化であるということに認識に違いはないと思います。この戦略目標を実現させるために、現段階で...全文を見る
○浅田均君 それで、ついでにお伺いしたいんですが、外務大臣、通告はしていないんですが、もしお答えいただけるならお願いします。  オリンピックの間、北朝鮮の万景峰号がウラジオストク、ロシアと行き来をするというような報道がなされておりましたが、これは単にオリンピック・パラリンピック...全文を見る
○浅田均君 それで、私は、防衛大臣にこの間も予算委員会で、専守防衛というのは果たして可能かということをお尋ねしてきたわけでありますが、こういう国際情勢、とりわけ東アジア情勢の変化、北朝鮮がついに経済制裁に音を上げて対話を求めるその兆しというものが見られるようになってきたと。こうい...全文を見る
○浅田均君 それで、この間、予算委員会でも質問させていただいたんですけれども、例えばテロ・ゲリラ対策ですよね、テロ、ゲリラというのは機関銃とかロケット砲を持って小集団でやってくると。そういう人たちを相手に、治安出動が出たところで警職法の範囲でしか自衛隊の方は対応できないと。警職法...全文を見る
○浅田均君 今の御答弁を聞いておりますと、例えば、五、六人のテロ、ゲリラ、小集団である、向こうはロケット砲、機関銃を持っておると、そういう小集団、小さな対象に対しても防衛出動あるいは、今武力事態法とおっしゃいましたですかね、武力事態、防衛出動が可能だという理解でいいんですか。
○浅田均君 それでは、ミサイル防衛システムについてお尋ねします。  イージス・アショアに関する予算が付いております。朝鮮半島で情勢の変化が見られると、これを受けてミサイル防衛システムというものに基本的な変更はないんでしょうか。
○浅田均君 イージス・アショアを進めるということでありますが、イージスというのは、防衛大臣御承知のとおり、御存じのとおり、盾なんですね。盾が何を守っているかというと、後ろの航空母艦を守っているわけです。この盾を日本の日本海沿岸に設置するということは、日本は盾の後ろにある矛がないわ...全文を見る
○浅田均君 専守防衛は可能かというシリーズ第一番は、今日、これで終わらせていただきます。  また続きをやらせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
03月20日第196回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○浅田均君 私は、財務省の文書改ざん問題について、まず太田理財局長にお尋ねしていきたいと思います。というより、一緒に考えたいと思います。  私もこの文書をいただいてから考えに考え続けているわけですけれども、なかなか分からないところがあります。今回書き換えられた十四の決裁文書が報...全文を見る
○浅田均君 私の認識は間違っていないということでしたら、今どういう調査をされているんでしょうか。
○浅田均君 後者です。何か書換えという事実があって、それに対して処罰とか何か考えるわけですよね。だから、事実認定の過程でどういう調査をされているのかということを伺っているんです。
○浅田均君 そうしますと、先ほどどなたかの御質問に答弁されておりましたけれども、そのぐちゃぐちゃになったコンピューターの中にそういうかけらが残っておるという認識でいいんですか。
○浅田均君 そうしたら、十四、今提出されていますけれども、それ以外にまだ出てくるという可能性はあるわけですね。
○浅田均君 誠実なお人柄とお見受けしまして、私、理財局長おっしゃっていることを信じていますよ、全部、信じています。疑っている方おられるかもしれませんが、私は信じています。アイ・ビリーブ・ユー。  私は信じておりますので、その信じている理財局長に、もう出てこないというその確証です...全文を見る
○浅田均君 分かりました。  それでは、この決裁文書の書換えの状況の二十ページの書換え前の上の方に、書換え前ではなしに差替前と手書きの文字があるんですけれども、これは誰がどういう目的で書いたのか理解されていますか。
○浅田均君 決裁に至る前に文書を差し替えるというのはあり得ると思うんですよ。一旦決裁したものを差し替えるという言葉の使い方自体がおかしいと思うんですけど、いかがですか。
○浅田均君 今、皆さんのお手元に資料を二枚お配りいたしております。私が読んだ限りでは、人の名前が削除されているとか、経緯が簡略化されている、そういうやつあるんですけれども、残っている二つの文書を比べて明確にこれは改ざんしたと言える唯一の箇所であると思います。  この改ざんしたと...全文を見る
○浅田均君 太田理財局長に再度お尋ねいたしますが、私の言っていることは理解できると、それならば同意していただけますか。
○浅田均君 そういうことというのは、改ざんですよね。いいですか。
○浅田均君 今局長がおっしゃることを理解してもらおうと思えば、書換え前の文書の下に同じことを書いてあったら納得できるんですよ。そこに書いていないのに右っ側にだけ書かれてある、それを私は問題にしているんです。  それで、次の質問に行きますけれども、これ、何でこういう改ざんが行われ...全文を見る
○浅田均君 時間になりましたので、終わります。
03月23日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  イージス・アショアに関しましてはもう何点か質問されておりますけれども、私は、別の角度から質問させていただきたいと思います。  大臣は、冒頭の御発言の中で、多層的かつ持続的に防護する体制の強化という御説明がありました。多層的にな...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございました。  それで、北朝鮮のミサイルのことばかりが取り上げられておりますけれども、それ以外に日本の防衛にとって何が脅威であるという御認識でしょうか、防衛大臣。
○浅田均君 冒頭の御説明の中で重点を置いた施策というところでまとめられております、周辺空海域における安全確保とか、島嶼部に対する攻撃、弾道ミサイル攻撃、宇宙空間、サイバー空間、網羅されていると思うんですが、中国の海洋進出につきましては、今、周辺空海域における安全確保あるいは島嶼部...全文を見る
○浅田均君 何でこういう話ばかりしているかというと、私は、個人的には、専守防衛という考え方が果たして成り立つのかということに関して甚だ懐疑的なんです。だから、こういう防衛のシステムができると、それを上回る攻撃のシステムを必ずつくってくる、そういう盾と矛、矛盾ですけれども、盾を打ち...全文を見る
○浅田均君 それで、アメリカに行かれて、その後でしたか、国務長官が辞任されて、まだ後任の方が上院の承認を受けていないと。だから、アメリカの外交部門におきましては、国務長官、それから次官補、それから韓国駐在のアメリカ大使が不在というふうに、実務部隊の長になる人たちがいないと。フィン...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございました。これで終わります。
03月27日第196回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。  私は、決裁文書をいつ見たのか云々が問題になっておりますけれども、昨年の、多分初めて国会でこの問題に関して取り上げられました二月十五日の衆議院の財政金融委員会、これの議事録を基に証人のちょっと御意見を...全文を見る
○浅田均君 私の方から箇所を指摘させていただきます。二十三ページの末尾のところです。これは、貸付けの期間変更に関して、三月三十一日が期限だったので、それを救済してやるためにこういうことをやったのではないかという質問に答えて佐川さんは、「一年間延ばしてほしいという申し込みがありまし...全文を見る
○浅田均君 だから、後段で三月十日に契約変更を締結したと、一年先に延ばしているという事実は把握されていた上で、冒頭、どうして三月三十一日とお答えになったのかお尋ねしているんですが。
○浅田均君 それでは、この二月十五日の財政金融委員会、この質問通告は、今までのお話ですと、前日に受けられて、そして答弁調整をされているという理解でいいんですか。
○浅田均君 それでは、ちょっと御記憶をたどっていただきたいんですが、この答弁書ですね、私は、今までのお話を聞いていると、前日に作られて前日にそういうレクを受けてということだったんですが、そのときに問題となっている元の近畿財務局の決裁文書というのが前提になっていると思うんですけれど...全文を見る
○浅田均君 同じような結果になるかも分からないんですが、もう一つ。  あと二つ実は議事録を用意しているんですが、もう一つだけ見ていただいて御答弁いただきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。
○浅田均君 読んでいただいている間に多分五分たってしまうと思いますので、私の方から指摘させていただきます。  この三十五ページの中段、真ん中の段、それから三段目にかけまして、これどうして定借を買うようになったのかという経緯の御説明のところです。  それで、経緯に関しましては、...全文を見る
○浅田均君 それで、先般示されました改ざん前と改ざん後。改ざん前の文書によりますと、要するに、そういう変なごみが出てきたと、これ損害賠償の対象になるかもしれないよと。言わば、文書を読む限り脅しにも似たような提案があって、それで何ぼかまけてくれたらうちが買わぬでもないという提案だっ...全文を見る
○浅田均君 あのね、だからそれは、もし改ざん前の文書を前提に答弁を作られているならば、まず国側に撤去要請があったんですよ。国側に撤去要請があって、しないならば国が損害賠償の対象になると、えらい目に遭いますよというふうな向こうの弁護士から脅しのようなものを受けて、それでこういうふう...全文を見る
○浅田均君 はい。  あのね、こういうことを聞いているのは、さっき三月十日に貸付けの契約変更をしたと御発言になりました。改ざん前は三月三十日になっているんです。会計検査院の理解では三月十日に契約変更を指摘しています。ところが、改ざん後の文書にはこのことが一切ないんです。一切ない...全文を見る
03月28日第196回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○浅田均君 文書改ざんの問題が取り上げられております。私は、今回、この会計検査院の調査、その中の指摘、これ非常に重要な指摘がなされていると思います。したがいまして、その会計検査院の調査を中心にお伺いしたいんですが、まず、この決裁文書の書換えの状況、これ財務省理財局の次長から参議院...全文を見る
○浅田均君 職員の聞き取りから特定できたと。根拠はそれだけですか。
○浅田均君 そのいつという、職員の聞き取りから、この日から始まったということを特定されておるわけですよね。それは特定の一人の方ですか、複数の方ですか。
○浅田均君 じゃ、書換えが、改ざんが複数の職員によって同時に始まったというのは、誰かが指示したということでしょう。そこまでは特定できているんですか。
○浅田均君 いや、お尋ねしているのは、複数名が同じ日に同時に始めているということは、誰かが指示したと思われると。誰かが指示したというところまでは特定されておるんですか。
○浅田均君 何を調べられておるんですか、今、それなら。
○浅田均君 いや、でもね、同じ日に複数の人が始めていて、例えば二時零分に同時に始めたとか、そういうことではないでしょう。誰か同じ日であっても最初にやった人が分かっているはずでしょう。
○浅田均君 そこまで分かっているんやったら、分かっているんでしょう。
○浅田均君 もういいですわ。次行きます。  これ、昨日、佐川さんにもお尋ねしたんですけれども、今回の会計検査院の指摘というのは非常に重要なところを指摘しています。ごみの積算根拠がなかったとか、非常に重要なことを指摘されていますので、そこにどういう書類を出されたかというのが非常に...全文を見る
○浅田均君 一番知りたいのは、この会計検査院の検査、調査というのは三月の七日から始まっているんですよ。最初、改ざん作業が二月の下旬から四月にかけて行われたとおっしゃっていますけれども、会計検査院、三月七日に調査が始まっていて、そのとき改ざん後のものを出したとおっしゃるならば、この...全文を見る
○浅田均君 あのね、こればっかり聞いているようなんですが、十四件しかないと、現時点で十四件とおっしゃっていますけど、今のような状況ですと、これから調査進められたらもっともっと出てくるはずと私は思うんです。  片っ方には改ざん後のものを出している、改ざん後のものと改ざん前のものを...全文を見る
○浅田均君 信じていますので、私は信じていますので、よろしくお願いします。  以上です。
03月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  今回は、私はイージス・アショア配備がもたらす問題点についてお尋ねしていきたいと思っております。  このイージス・アショア、御説明によりますと、イージス艦のSM3の発射台、垂直の発射台と高性能レーダーを地上に配備する方式であると...全文を見る
○浅田均君 ラブロフ外相は納得はされているんでしょうか、理解をされているんでしょうか。
○浅田均君 申し上げましたように、二千五百キロメートルという射程距離は、中国もその射程の範囲に入ってしまうわけでありますが、ロシアのラブロフ外相、ロシアに対してはそういう説明をされて、懸念を示されることはあるけれども、ある程度納得はいただいているという御答弁でございましたが、中国...全文を見る
○浅田均君 それでまた、ミサイルと同時にレーダーのことが問題になってくるんですけど、この件に関してはまた後で質問させていただきたいと思います。  このSM3の迎撃高度は五百キロメートルと言われておりますが、北朝鮮の火星15号ですか、火星十何号ですかね、最新の北朝鮮のミサイル、し...全文を見る
○浅田均君 あのね、そこのところが、今まで何回もお尋ねしているんですけれども、多層的な防衛が可能になると。最後、PAC3というのがあるわけですよね。PAC3なんというのは射程が二十キロで本当にごく近くにまで来ないと迎撃ができないと。だから、その間はイージス艦あるいはイージス・アシ...全文を見る
○浅田均君 向上するという部分は理解できるんですけど、防衛大臣はどの程度向上するとお考えなのでしょうか。
○浅田均君 手のうちを明らかにするから答弁を差し控えるという、そういう考え方もあると思いますけどね、手のうちを明らかにした方が明らかに抑止力として働くという考え方もあるんですが、いかがですか。
○浅田均君 ここでは話せないと。だから、この間のように、園遊会でばたっと会ったときにこそっと教えていただけますか。失礼しました。  それでは、このイージスの発射台には、SM3と、それからSM3ブロックⅡAとかSM6、巡航ミサイル迎撃用ですか、様々なミサイルが発射できるようになる...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、SM3ブロックⅡA、これは射程が二千五百キロ、SM6、これイージス艦に載せて巡航ミサイルの迎撃用と。これ、ここまでは一応専守防衛の範囲内と防衛大臣はお考えという理解でいいんですね。
○浅田均君 この間、ロシアの超音速ミサイルの開発についてお尋ねしました。あれがマッハ十ですよね。ブロックⅡAというのはマッハ十五というふうに聞いています。だから、巡航ミサイルをやっつけるためにはマッハ十以上の速度が必要というふうに考えます。  通告していないのでお答えいただけな...全文を見る
○浅田均君 防衛大臣として、日本国あるいは日本国民の生命と財産を守ることが憲法上の要請であって、それをしっかり守っていくのが防衛大臣の役割だというふうに先般の予算委員会でもお答えになっております。私は、専守防衛という考え方が果たして可能なのかなというところに疑問点を持っておるわけ...全文を見る
○浅田均君 皆さん、そういう御経験がおありだと思うんですけれども、子供のときに僕らマッチ、マッチって、大人はみんなたばこ吸っていましたし、みんなマッチ持っていたんですよね。マッチの頭に付いている火薬を削ってすごく火薬を集めて、あれを傘の棒の中に突っ込んで、これがどれだけの能力、ぼ...全文を見る
○浅田均君 どういうふうに捉えられたか分かりませんけど、例えば北朝鮮がミサイル開発をやっていたわけですよね。こんなもの危ないからやめんかって言うたらよかったんですよ。言えなかったんですね。だから、その時点でこれを何か阻止するというのも防衛の中に、専守防衛の中に入るんではないかと。...全文を見る
○浅田均君 そこで、河野外務大臣のお出番でありますが、THAADというシステムを韓国が配備して、レーダーとセットなんですね。だから、THAADを配備することによって同時に配備されるレーダーが中国の動きを把握してしまうと、それによって中国と韓国の関係が非常に悪くなったと伝えられたこ...全文を見る
○浅田均君 時間が来ましたので終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月05日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  公文書管理のことについて今までいろいろ議論がなされております。私は、小野寺防衛大臣個人を責めるわけではないんですが、そういうお立場におられますので、防衛大臣として前向きな御答弁をお願いしたいと思っておりますし、何よりもこういう極...全文を見る
○浅田均君 今どき、もう小学生でもパソコン慣れていますから、ファイル管理システムというのがアップルでもMS―DOSでもあるんですよね、コンピューター見たら、どこにどういうその記憶媒体がつながっているというのは見れるわけですよ。外付けのハードディスクから見付かったというのは全くの詭...全文を見る
○浅田均君 そのデータベース、データベース、別に分かれて分散してあるわけではないんですよ。一つのデータベースの中にそういうデータベースがある。だから、データベース全体を例えば日報というキーワードで検索したら、この外付けハードディスクにこういう日報がありますよというのはすぐに分かる...全文を見る
○浅田均君 大臣、そこそこのコンピューター知識、コンピューターリテラシーはおありやと思うんですが、外付けのハードディスクをどこか別のところへ持っていってまた使う、もっとほかのところまで持っていって使うとか、そんなもの、別に高価なものでもないんですよ。今はもうHDDというかSSDと...全文を見る
○浅田均君 ちょっとコンピューターの話ばかりしているわけにはいかないんですが、外して、要するにまた何か補助記憶媒体としてハードディスクをつなげるというのはむしろより危険なことであって、一つにつながっているやつの方が安全ですよ。だから、それを外してよその部署で共用するというのはまず...全文を見る
○浅田均君 私は、財務省の例の改ざんの問題だって、何でそんな時間が掛かるのか不思議なんですよ。だって、チェックすればすぐに分かる話です。一両日は無理かもしれませんけど、もう一週間もあれば十分だと思うんですが、お尻を切るということに関しては防衛大臣はいかがですか。
○浅田均君 予算委員会でも同じような答弁をいただいていて、なるべく早く公表したい、誰がこれを指示したというところで止まってしまうんですよ。同時発生的に改ざんが始まったと。同時並行的に改ざんが始まったとしたら、誰か指揮した人がいるでしょうという問いにはもう答えられなくなって、そこの...全文を見る
○浅田均君 はい、そうです、そうです。だから、そういうことになりかねませんので、こっちの場合は、日報の場合はシステムが比較的明確ですので、どの時点で誰がどういう指揮を、指示をしたというのは明確になると思いますので、できるだけ早期の、まあ三日、五日とは言いませんけど、一週間以内に結...全文を見る
○浅田均君 それで、管理に関してですが、これは紙媒体を、紙ベースで管理されていかれるんですか、あるいは電子データといいますか、ファイルですね、コンピューターファイルを管理されていくのか、あるいは両方管理されていくのか、お伺いします。
○浅田均君 どちらかに僕は統一、防衛省なんかの場合ですとどちらかに統一された方がいい、しかも電子媒体に統一された方がいいと思うんですけれども、防衛大臣御自身の御見解はいかがですか。
○浅田均君 それでは、昨年も用済み後廃棄という言葉を一番よく聞いたんですが、この新しい規則の下で文書廃棄とはという、その当該文書あるいは当該ファイルがどういう状態になることを意味するんでしょうか。
○浅田均君 紙ベースの場合はシュレッダーに掛けるということですが、電子ファイルの場合はどうされるんですか、廃棄ということに関しては。
○浅田均君 削除されたの、残っているんですけど。
○浅田均君 ハードディスクに記録されたもの、これを完全に抹消しようと思えば、物理的にぶち壊すしかないんです。ぶち壊すと、ほかのやつもみんないってしまうでしょう。だから……(発言する者あり)ぶち壊している。ぶち壊したら、一ファイルだけのために全体をぶち壊してしまうんですか。
○浅田均君 ちょっと何か、にわかには信じ難いですね。何か、要するに混在しているわけでしょう、いつまでに廃棄とかいうのは、そういうファイル群が混在したハードディスクがあって、その期限が違うわけですよね、一年後とか五年後、十年後。それ、ここに、中に一つ廃棄すべきものがあるというのでこ...全文を見る
○浅田均君 これで終わりますけど、いつ幾日どういう内容のものを廃棄したという記録を残すと、これは廃棄したことにはならないんですよね。また次回お尋ねいたします。
04月10日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、公文書管理と、それからPKO参加五原則について質問をしてまいりたいと思います。  まず公文書管理についてでありますが、冒頭、小野寺大臣の御発言の中にもありましたが、南スーダンの反省を踏まえて統合幕僚監部において文書を一元...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  それで、今回、防衛省の設置法に関してこういう委員会が開かれておりまして、なかなかそこまで行き着かないんですが、サイバー防衛隊についていろいろ調べておりまして、サイバー防衛に関して、防衛省の通信ネットワークといいますかDIIというふうな表記を...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、例えば、スクランブル発進をしました、九州で領空侵犯があったんで西の方でそういうスクランブル発進をしましたと、また、北の方へ飛んでいるかも分からぬから、それは、連絡は内部で行くわけですよね。だから、そういう連絡網は中で持っておられる。  そういうのに、この...全文を見る
○浅田均君 それで、四月二十日とたしかおっしゃったと思うんですが、全国いっぱい部隊とかネットでつながっているところ、そのノードの基地局以外も含めると物すごい数になると思うんですけれども、二十日までにそれは可能でしょうか。可能ですか。
○浅田均君 いろいろなところから出てくると私は想定しておりますし、びっくりもしませんけど、まあ知らぬ人は非常にびっくりされることになると思います。  それで、文書の一元管理ということに関してお伺いします。  先ほど、日報、行動命令に対する報告等をPDFで電子メールで送信してフ...全文を見る
○浅田均君 それじゃ、確認です。確認ですが、一元的に管理すると。そういうPDFを入れるフォルダがあると、送信元にもそういうファイルがあると、ある期間までは併存していると。一元化とはいいますけれども、両方にあるという理解でいいんですか。
○浅田均君 アクセスコントロールというのは非常に難しい仕組みだと思うんですが、もうそういうところまでシステムは設計されているんですか。
○浅田均君 その一元化というと、今回の文書問題のようにいろいろ手分けして探す、そういう煩雑さはなくなると思うんですが、同時に、今回問題になっておりますサイバー攻撃の対象になりやすいわけですね。だから、そこを集中的に攻撃されてしまうと、もう全部なくなってしまう、あるいは変えられてし...全文を見る
○浅田均君 内憂外患といいますか、サイバーに対しては防衛隊をつくって強化していく必要があると。それで、同時に、内部管理ですよね、今先生方から御質問ずっとありますけれども、これシビリアンコントロールに関わる問題なんです。  それで、私はちょっと一歩話を進めて、PKO参加五原則につ...全文を見る
○浅田均君 私は、そういう防衛大臣の御認識が逆に現場を苦しめているのではないかというふうに思っております。  平成二十六年五月に公表されました安保法制懇の報告書、これでは、国連PKOの活動における駆け付け警護等における武器使用はそもそも武力の行使に当たらず、憲法上の制約はないと...全文を見る
○浅田均君 だから、守るも攻めるも武力行使という言葉、武力紛争、武力行使という言葉が出てくると過剰に反応し過ぎていると私は思うんですよ。  先ほども言いましたけれども、平成三年に定められましたPKO参加五原則、停戦合意の成立など武力紛争が生じていないことを要件としております。他...全文を見る
○浅田均君 だから、そういう、そこのところで防衛大臣が現場の声を聞いていただきたいんです。  だから、PKOで参加五原則の下に現場に赴いた自衛隊の方がおられると。その方々は、やっぱりそこを守らなければならないという思いで現場に行かれて、余りにもその原則と現場との状況の乖離が大き...全文を見る
○浅田均君 何か自民党の議員みたいになってきましたので、これで質問を終わらせていただきます。
04月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  今、これまでの質問は、内なる敵といいますか、内なる問題についていろいろ議論ありましたが、私は外なる問題、設置法が出ておりますので、サイバー防衛についてお尋ねをしていきたいと思います。  サイバー防衛というのが問題になるというこ...全文を見る
○浅田均君 防衛省のシステム自体を守るためのものであると、その後対象を増やしていくというお話でしたが、サイバー空間というのを考えてみますと、これ官とか民とか全く区別がない普通の空間なんですね。普通ですと、電線、通信網を、有線の通信網あるいは無線の通信網を使ってそういう攻撃がなされ...全文を見る
○浅田均君 一般論でお答えいただきましたけれども、一般論では答えられないというか、そういう攻撃が今主流になってきているわけですよね。  防衛省、直接は関係ありませんけれども、例えばフェイスブックの個人データが流出してしまったと、ザッカーバーグ会長がアメリカの上院でいみじくもおっ...全文を見る
○浅田均君 そういう情報の蓄積というところでAIの活用なんかが考えられるわけであります。  AIに関しましては、資料をいただきましたけれども、民間企業の方がはるかにこれ先行していると思いますけれども、これから深層学習、ディープラーニング等のサイバーセキュリティーへの応用に関し調...全文を見る
○浅田均君 この中、委員の先生方の中に私と同世代の方も多分おられると思うんですが、スタンリー・キューブリックの「二〇〇一年宇宙の旅」というのは御覧になった方、多く、いらっしゃいませんか。残念ですね。DVDで売っていますので、僕、別に宣伝しているわけではないんですけれどもね。  ...全文を見る
○浅田均君 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
04月17日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、まずシリア情勢についてお尋ねしたいと思います。  今回のアメリカのシリア攻撃の意図につきましては、非人道的な化学兵器が使用されている、それに対して英米仏が攻撃した、それを支持したいという河野大臣の御発言がありました。 ...全文を見る
○浅田均君 河野大臣、王毅外相と会談されていますよね。その中で、今回のこの攻撃に対して中国自身がどういうふうに受け止めているんだなというふうな何か御感触を得られたということはないんでしょうか。
○浅田均君 今回、このシリア情勢、シリアが反政府軍との紛争があって、周りにシリアを支持するイランとかロシアがある、それから反政府勢力をアメリカが支持している、サウジアラビアとの関係もある、クルド人たちもいてると。そういう極めて複雑な図式の中でこういうシリア空爆が行われたわけであり...全文を見る
○浅田均君 よろしくお願いいたします。  それで、先ほど、王毅さんと会談されてシリア情勢は話題に上らなかったという御答弁でございましたが、今回、このシリア情勢、アメリカが言わばロシアそれから中国を敵に回してもおかしくないような空爆をしたということを受けて、朝鮮半島情勢にどのよう...全文を見る
○浅田均君 もっと正確に言いますと、今の六者間協議といいますか、そこへ究極的には戻っていくんだろうと期待しているんですが、そういう流れに、今回のアメリカの空爆が、アメリカが空爆をすることによって米ロ間の関係が冷え込んで、六者協議に持っていく、それの妨げにはならないのかということを...全文を見る
○浅田均君 それでは、続きまして、シビリアンコントロールについて小野寺防衛大臣にお尋ねいたします。  小野寺防衛大臣は、シビリアンコントロールとは一般的にどのようなことであるというふうにお考えでしょうか。
○浅田均君 今、防衛省内部でのシビリアンコントロールについても若干言及がありましたけれども、防衛省の中ではどういうふうな体制によってこのシビリアンコントロールが保障されているんだというふうにお考えでしょうか。
○浅田均君 誠にもってそのとおりですよね。そういう体制が実際にあって機能していればシビリアンコントロールは完璧であるというふうに言えると思うんですけれども、今回のこの日報問題を見る限り、それが十全に機能しているとは思えないというのが問題になってくると思います。だから、体制としては...全文を見る
○浅田均君 先ほどのやり取りの中で、統幕の中に文官が五十九人配置しているとか、陸海空の横の交流があるというふうな答弁をされているんですけれども、私はこれでは十分ではないというふうに考えておりますが、防衛大臣としての御見解はいかがでしょうか。
○浅田均君 具体的なことまで踏み込んで質問させていただくつもりでしたが、時間が来ましたので、この続きは次回やらせていただきます。  終わります。
04月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、イラク日報問題と関連して、シビリアンコントロールに関して質問をいたします。  防衛大臣は、先回の私の質問に対しまして、シビリアンコントロールを全うするためには、官房長や局長、幕僚長等の事務方から防衛大臣に対し適時適切に必...全文を見る
○浅田均君 今、対処方針で顔の見える関係をつくり上げていく、全国の部隊を回る、そして風通しの良い組織に変えていきたいと御発言になっておりますけれども、これが本当に実現されるよう、小野寺大臣には頑張っていただきたいと思っております。  他方、想定、私にとっては想定どおりなんですが...全文を見る
○浅田均君 防衛大臣はそういう御見解でしょう。私はもうそういうふうに思わざるを得ないというところで、またPKOの参加五原則のことが問題になってくるんです。  今、防衛大臣は、隊員が安全面に細心の注意を払っていたというふうに御答弁になりましたけれども、やっぱりPKO参加五原則とい...全文を見る
○浅田均君 防衛大臣がそういう御答弁で外務大臣は違う答弁をするわけにはいかないと思いますが、私自身は、PKO参加五原則というものを国連のPKO三原則に変えるべきではないかと思っております。  河野外務大臣におかれましては、PKO参加五原則、このままずっと、停戦合意が成立している...全文を見る
○浅田均君 次の質問で今のところをお尋ねしようと思っていたんですけどね。PKO参加五原則を見直すことなく積極的平和主義の実現が可能だというふうな今御答弁でした。  しかしながら、現実に南スーダンで起きたことなんかを考えますと、そのPKO活動というのは比較的長期に及ぶものであると...全文を見る
○浅田均君 今検討されておられないようですけれども、私は、その集団的自衛権と集団安全保障という考え方がまるで混然一体となっておって整理されていないような印象を受けるんです。だから、集団安全保障というものと集団的自衛権というものは別のロジックによって成り立っているものであるというと...全文を見る
○浅田均君 ちょっと、もう最後の質問です。  こういう事態に、陸上総隊司令官が一体的に陸上自衛隊の部隊運用を担う体制になったと今御発言になりましたけれども、指揮命令系統が一元されるということで気になるのがシビリアンコントロールの問題ですが、この点に対して防衛大臣の御見解をお伺い...全文を見る
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。
05月14日第196回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  午前中、衆議院の方は日本維新の会の質疑がテレビで中継されませんでした。だから、テレビ御覧の方は、これが日本維新の会の考えだと思って聞いていただきたいと思います。  私は、文科省告示四十五号と、それから朝鮮半島の非核化についてお...全文を見る
○浅田均君 林大臣はそのように答弁されておりますけれども、結局、農水省、文科省、それから特区担当大臣、共にその挙証責任を果たせなかったというのが私の受け止め方です。  これ、ひどい告示なんですよ。次のパネルを御覧ください。これは国家行政組織法です。  これは昨年も取り上げまし...全文を見る
○浅田均君 林大臣、学校教育法四条の権限によりその新設を認めないということであれば、申請は別に認めさせていいんじゃないですか。申請は自由であるけれども、学校教育法の規定により文科大臣によりそれを却下すればいいだけの話であって、その申請まで門前払いするというのが問題であると私どもは...全文を見る
○浅田均君 その理屈がよく分からないんです。  申請は自由である、だから学問の自由も営業の自由も奪っていない、申請をしてくださいと。で、申請して、許認可の段階でいろいろ調べて、そこで駄目なものは駄目と言えばいいんじゃないですか。その門前払いにしてしまっているということを私どもは...全文を見る
○浅田均君 くどいようですが、今、仮にここにまた獣医学部を新設したいという学校経営者がいるとすれば、また同じようなことになるわけですか。国家戦略特区を設けて、諸々の手続を経て、そこで申請を認める。通るその穴ですよね、そこで通った人が必ずしも認められるわけではないんですよ。穴を通る...全文を見る
○浅田均君 先ほど安倍総理はゆがめられた行政が正されたと、全くそのとおりのことをおっしゃいました。文科大臣と多少ニュアンスが違うと思うんですね。だから、お二人でこの後ゆっくりお話をいただきまして、告示に関してどうしようという御議論をしていただけたら有り難いと思います。  次に、...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  それでは、このパネルを御覧ください。北朝鮮の核・ミサイル施設で表に出ているものであります。寧辺の核施設、豊渓里の核実験場はこの地図にも記されておりますが、このほかにもあるかも分かりません。完全、コンプリートという言葉を使われておりますが、核...全文を見る
○浅田均君 そのインテリジェンスに関わる質問をあと二つ用意していたんですが、また答弁はインテリジェンスに関わるものであるということになると思いますので、二つ飛ばします。  不可逆的、発音しにくいですね、イリバーシブルというときのこの不可逆性のセンターピンになるところ、つまり、そ...全文を見る
○浅田均君 時間がありませんので、あと二つだけ質問をさせていただきます。    〔理事二之湯武史君退席、委員長着席〕  先ほどもそういう答弁がありましたけれども、朝鮮半島の完全な非核化というのは、中国にとっての戦略的な目標になっているはずです。それなら、日中韓首脳会談共同声明...全文を見る
○浅田均君 ちょうど使ったパネルが使えるようになりました。次のパネルお願いします。
○浅田均君 ミサイル開発の中止もCVIDと同列の扱いという発言ですが、これらのミサイルがどこに保管されているのか。スカッドだけで八百基、それからノドンで三百基あるというふうに報道されておりますけれども、これらがどこにあるかというのも日本あるいはアメリカは把握しているんですか。イン...全文を見る
○浅田均君 御配慮ありがとうございました。  終わります。
05月15日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  午前中から、核の放棄に関しまして、CVIDということについていろいろ議論がされております。私も何点か確認したいことがありますので、まずCVIDについてから質問を始めさせていただきます。  この完全で検証可能かつ不可逆的核放棄と...全文を見る
○浅田均君 全てが対象になると、民生用のものであってもコンプリートの中には入っておるというわけでございます。  それでは、核兵器とかミサイル等ハード系のもの、それ以外の言わばソフト系のものですね、つまり、核開発や核施設のデータあるいは核技術者、この人たちを国外退去させるというこ...全文を見る
○浅田均君 昨日もお尋ねしたんですが、全てを把握しているのかということに関しては、どこにどれだけ核兵器があって、ウラン作っている、ウランの濃縮しているところとかプルトニウム作っているところがどこにあるのか、それを全部把握をされているのかということに関しては、インテリジェンスに関わ...全文を見る
○浅田均君 対内的はどうですか。
○浅田均君 それで、これも昨日お尋ねしたんですが、不可逆的というところが一番重要なところで、北朝鮮が言っている段階的核放棄というのと不可逆的というのは全くその概念が違いまして、段階的とはもう全然違うわけですね。もう元に戻れなくなってしまう、その不可逆性のセンターピンになるもの、そ...全文を見る
○浅田均君 今の両大臣のお話によりますと、例えばP5とか、査察に当たるであろうと思われるIAEA、あるいは関係国、その協議の中でここが肝というところは決めていくという理解でいいんですね。
○浅田均君 それで、朝鮮半島の完全な非核化というのは中国にとっても戦略的な目標になっておるはずです。それなら、日中韓首脳会談共同声明に、声明の中には、我々は朝鮮半島の完全な非核化にコミットしているとしか書かれていないのはなぜだろうかと思ってしまうわけです。  CVIDとあえて書...全文を見る
○浅田均君 それならば、安保理決議の中にCVIDが書かれているということであるならば、逆に、ここに書かれてあるんだからここに書いてもいいじゃないかという理屈は成り立たないですか。
○浅田均君 そこで考えてしまうのが、朝鮮半島の完全な非核化と韓国も日本も中国も言っているということでありますが、朝鮮半島の完全な非核化というその中身ですね、中身に関して日中韓で理解が異なるのではないかという心配を持ってしまうわけですけれども、その辺はいかがですか、外務大臣。
○浅田均君 北朝鮮は半島の非核化ということを言っています。それで、段階的に解消していく、段階的に廃棄していくと、もう不可逆的とは全く違う考え方で非核化ということを言っているわけですね。それに対して韓国もあるいは中国もあえてここは異は唱えていないというふうな受け止め方を僕はしてしま...全文を見る
○浅田均君 それで、昨年の報道、これは昨年の報道ベースでありますが、北朝鮮はスカッドを八百基、それからノドンは三百基持っていると。テポドンの数はまだはっきり詳細は分からないということでありまして、テポドンに関してはアメリカとの交渉に応じるかもしれません、テポドンを全部廃棄せよとい...全文を見る
○浅田均君 防衛大臣にお尋ねしたいんですが、我が国も短距離のミサイルは持っているわけですよね。それと、北に備えてイージス・アショアもこれから設置していくという段階になっております。  日本は、日本でも専守防衛という大前提の上に立ってある程度の飛距離を持つミサイルを持っているのに...全文を見る
○浅田均君 弾道ミサイルでなしに、弾道ミサイルではないけれど迎撃用のミサイルというのは日本は持っているわけですよね。それに対して、日本は、日本でも弾道ミサイルではないけれどもこのレベルのミサイルなら持っているでしょうと。だから、私どもは、日本を射程に含まない程度のミサイル、弾道ミ...全文を見る
○浅田均君 これは午前中の質問にもあったかもしれないんですが、あえてもう一度聞かせていただきたいと思います。  中国、韓国と北朝鮮の制裁解除に関する前提条件は、これは完全に一致すると考えていいんですか、外務大臣。
○浅田均君 最後の質問でありますが、これは一番、塚田先生も何回か質問されて、何とか解決したい問題である拉致問題の解決ですね、この拉致問題解決の糸口はどういうところにあると、CVIDを終えた後というふうにおっしゃっていますけれども、拉致問題の解決の糸口はどういうところにあるとお考え...全文を見る
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。
05月17日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  今の井上委員の質問と一部かぶるところもあるんですが、まずBEPS防止措置実施条約についてお尋ねしていきたいと思います。  井上先生のお話の中にもありましたけれども、アマゾンですね、アメリカに本社があって、日本法人がしかるべき税...全文を見る
○浅田均君 個別の名前は出しておりますけれども一般的なことということでお答えいただけたら有り難いんですが。  アマゾンという会社は日本に倉庫を、配送センターとかいうのを持っていますよね。ところが、クレジット決済がアイルランドで行われていると。だから、PE認定はできなかったところ...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、今アメリカとの間には租税条約しかないわけでありまして、アメリカはこのBEPS防止措置実施条約に署名をしておりません。だから、当面の間は租税条約により課税ということになりますから、現在の状況は続くという理解でいいんですか。
○浅田均君 次の質問ですが、日本でこのBEPSにより失われている法人税収はどの程度と見積もっておられるんでしょうか。
○浅田均君 規模は、額をどれぐらいですかと聞きますと難しいというのは確かだと思いますが、失われているという、当然入ってくるべき税収は入ってきていないと、そういう面があるというのは確かなのでこういう条約に加盟するわけであって、それは確かですよね。
○浅田均君 それでは次に、板門店宣言についてお尋ねしていきたいと思います。  板門店宣言、この間の南北首脳会談で出された宣言でありますが、休戦協定締結六十五年となる今年、終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制を構築するため、南北米三者又は南北米中四者会...全文を見る
○浅田均君 御答弁の中にもありましたけれども、あくまで一般的なことでいいんですが、休戦協定を平和条約に転換するとありますけれども、具体的にどのような法的な手続が必要なのか、ちょっと教えていただけませんでしょうか。
○浅田均君 今、まあ一般論として、双方が受諾する修正というお言葉がありました。朝鮮戦争の休戦協定の当事者というのは、国連軍とそれから中国、北朝鮮というふうに理解しておりますけれども、最終的な平和解決というときの当事者というのは誰になるんですか。
○浅田均君 まあ立場でないというのは分かるんですが、一般論として、国連軍というのが関わっているんですが、国連軍が休戦協定に調印したということで、国連軍というのは、これ誰が代表していると考えたらいいんですか。
○浅田均君 後でつくられた朝鮮国連軍の話をしているのではなしに、朝鮮戦争の最後の段階で休戦協定を結んだ一方の当事者が国連軍なんです。だから、その国連軍というものを誰が代表するのかという質問です。
○浅田均君 そうしたら、アメリカ軍のマーク・クラークさんという方が当時の当事者ですよね。これ、今、休戦協定の当事者ではない韓国が休戦協定の変更に直接どのように関わるのかということを聞きたいんですけれども、そのマーク・クラークさんという方を代表者とする国連軍というものが休戦協定の変...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、あくまでその当事者同士の判断で、これで終戦と、戦争は終わったと、後でそれに対して日本がどう評価するかという問題であって、我が国としては、予断を持ってお答えできないと言われますけれども、後でそれをもって、これで朝鮮半島、休戦協定が結ばれていただけであったけれ...全文を見る
○浅田均君 休戦協定を平和条約に変えることで戦争状態が終わるという認識です。そのとき、南北には分断されているわけでありますけれども、その扱いというのも一応日本としては、平和条約にどう変えるかということと密接に関連しているわけですけれども、南北分断をどうするかを当事者が決められると...全文を見る
○浅田均君 休戦協定を平和条約に変える、そして分断を統一するということがあれば、それは当事者間の問題であって、そういうことに関する国際的な、一般的なルールというのはないんですか。
○浅田均君 先ほどちょっと言及があったんですが、朝鮮国連軍の存在についてちょっとお尋ねしたいんですが、休戦協定を平和協定に変換する、戦争が終わった状態になるということにした場合、朝鮮国連軍というのは、後方の司令部というのは日本に置かれているわけですよね。この存在はどうなるんでしょ...全文を見る
○浅田均君 最後に、河野大臣にお尋ねします。  十六日に南北高官協議が予定されておりまして、突然中止されました。これを河野外務大臣、どのように受け止めておられるんでしょうか。
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。
05月24日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  イラク日報とか南スーダンの日報の件について今までいろいろ質問等ありました。私は、イラク日報に関しては、実際戦闘行為等が行われているので、それを隠そうとして出さなかったのではないかという思いから、PKOの参加五原則を変更する必要が...全文を見る
○浅田均君 それでは伺いますが、防衛省の中での文書管理を完全なものにすることが私は先決ではないかと考えております。今、決裁文書の電子化については官房長が言及されましたけれども、省内での管理を完全なものにするために、今防衛省の中で何が必要だとお考えでしょうか。
○浅田均君 行政文書の管理を完全なものにするための方針というものを今大臣の方からお答えいただいたんですけれども、その中で、問題になっておりますシビリアンコントロールというものを担保するためにはどういう仕組みを中に埋め込んでいく必要があると大臣自身はお感じになっておるんでしょうか。
○浅田均君 私は、個人的には、今回問題になった南スーダンからの日報とか、それからイラクの日報ですよね、こういうものは現在オペレーションが行われている期間においてはやっぱり直ちに公開できるものではないと思うんですけれども、それはほかの行政文書とはやっぱり区別して管理されるべきである...全文を見る
○浅田均君 問題点が非常にたくさんあると思いますので、大臣、官房長もおられますけれども、これからよく考えて、シビリアンコントロールが利いていると認識していただけるような文書管理の仕組みをつくっていただきたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。  非常に単純なことから...全文を見る
○浅田均君 今中国が領有権を主張して、ベトナムとかフィリピンも領有権を主張しているスプラトリー諸島、つまり三か国が自国の領土であると主張している地域があります。それからもう一つ、パラセル諸島、これ中国、ベトナム、台湾が領有権を主張しております。  このスプラトリー諸島あるいはパ...全文を見る
○浅田均君 独自の認定はしないということですね。  そうしたら、領有権が確定しておりませんし、我が方が認定しないという南沙諸島のミスチーフ環礁、あるいはファイアリークロス環礁等を埋め立てた、これは中国が埋め立てているんですが、埋め立てた土地はどこに帰属するという認識でしょうか。
○浅田均君 だから、ちょっと離れているからいいんですけれども、例えば竹島って今韓国が実効支配していますけれども、そういうところに埋立地を造って領土を拡張しようとされる場合、それも我が方は関与できないんですか。
○浅田均君 仮の話ですけれども、スプラトリーアイランズとかパラセルアイランズに中国は滑走路を造って爆撃機を着陸させているわけですよね。  竹島の周りにそういうことをされて我が国関与しないでは済まないと思うんですけれども、そういう場合も我が方はけんかが買えないんですか。
○浅田均君 竹島とかいうところに行くと問題が非常にややこしくなりますので、またそれについては次の機会に質問させていただきたいと思っております。  それで、戦略的トライアングルと言われている地域があります。スプラトリー諸島、それからパラセル諸島、スカボロー礁を頂点とする三角形です...全文を見る
○浅田均君 はい。ありがとうございます。  こういう話になると、法の支配とかいう高邁な理念が出てくるわけでありますが、この法の支配という言葉の持つ意味を、隊員の皆さんあるいは自衛隊の中で積極的に大臣がリーダーシップを取って広めて、認識を深めていただきたいとお願いして、質問を終わ...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、北朝鮮の非核化について質問します。  既に議論されておりますけれども、五月二十四日に北朝鮮は豊渓里の核実験施設を爆破、廃棄したと報道されております。これを受けて、北朝鮮が非核化を進める第一歩という見方があります。確かに、...全文を見る
○浅田均君 もう既に答えていただいているんですが、私も、非核化への真摯な姿勢というよりは単なるパフォーマンス、あるいは証拠隠滅、悪く言いますとね、証拠隠滅とさえ言われても仕方がないようなことでもないかなと思うんです。つまり、北朝鮮はいまだに核保有の意思を変えていないとも受け止めれ...全文を見る
○浅田均君 私もそうあればいいなと思っているんです。  それで、今、アメリカの代表団が、五人の方が北朝鮮へ行って北朝鮮とやり取りをしているというふうに報道されておりますけれども、さはさりながら、この北朝鮮の非核化への意思、これをどの程度のものと外務大臣は認識されているんでしょう...全文を見る
○浅田均君 それで、非核化を進めるということに関しまして、先週末開かれました日ロ首脳会談、この声明の中でも、朝鮮半島の非核化を進めるとの日ロ共通の立場を確認とあります。  目的に関して、北朝鮮の非核化で認識は一致しているのか、あるいはそのプロセス、今おっしゃいましたCVIDでも...全文を見る
○浅田均君 ちょっと確認できなかったんですけど、朝鮮半島の非核化というのと北朝鮮の非核化というのは意味が違うわけであって、その朝鮮半島の非核化を進めるという共通の立場を確認とあります。これは必ずしも北朝鮮の非核化とは違うわけですね。
○浅田均君 それでは伺いますが、米朝会談、六月十二日に実施で、中止がまたやる可能性もあるという局面を迎えておりますけれども、この米朝会談の実現に向けて日ロ共通で後押しをするということが書かれております。具体的にどういう作業を指すんでしょうか。
○浅田均君 圧力を掛け続けるという御発言、ずっとこれは総理も外務大臣もおっしゃり続けておりますけれども、朝鮮半島の非核化に向けて現在我が国ができることは、ただ圧力を掛け続けることだけでいいのかなという疑問も私は持つわけです。なぜならば、アメリカの大統領とそれから北朝鮮の金正恩が何...全文を見る
○浅田均君 先を急ぐような話なんですが、そのCVIDの後に対話があるとして、今からやっぱり何らかの準備をしておく必要があると思います。そういう対話の窓口はどういうふうにして準備されているんでしょうか。
○浅田均君 今のところをもう一度お尋ねしたいのですが、北朝鮮の外務大臣に河野大臣の意思を伝えたと、どういう機会にどういうルートで伝えられるんですか。
○浅田均君 それで、先ほど外務大臣の方から中国も国連決議に従って制裁強化に加わっているという御発言がありましたけれども、習近平さんと二回の会談を終えて、何か中国とか韓国は制裁を緩和しているようなニュースが伝わっておりますし、私どももそういう心配をしているんですが、中国、韓国は制裁...全文を見る
○浅田均君 拉致問題の早期解決のためにも米朝会談の実現というのが絶対必要だと私は思っております。  この米朝会談の実現のために、今、日本ができることは何であるというふうに外務大臣はお考えでしょうか。
○浅田均君 ありがとうございました。これで質問を終わります。
06月01日第196回国会 参議院 本会議 第24号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均です。  私は、我が党を代表して、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について承認を求めるの件について質問いたします。  この多国間協定TPP11は、経済成長が著しいシンガポール、ベトナム、マレーシア等アジア諸国を含むこ...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は米朝首脳会談について質問をいたします。  来週の今日に開かれるということでございまして、その前に総理大臣も外務大臣も訪米されると。時期が時期だけに大臣にはお答えしにくい質問もあろうかと思いますけれども、外交上の機微に触れる...全文を見る
○浅田均君 今御答弁いただきましたけれども、私は、今回のこの米朝会談、アメリカにとっての当面の獲得目標は二つあって、一つが核・ミサイル実験はもう二度とやらないと確約させること、それから二番目が核、大量破壊兵器、ミサイルの申告、どこにどれだけものがあるということを申告させる、この二...全文を見る
○浅田均君 それは難しいのはよく分かります。  それで、アメリカの対北朝鮮政策、この二つ、北朝鮮政策に対してポンペイオ国務長官という方の存在と、それからボルトン補佐官、この方の、二人の存在が非常に大きいと私は思っております。しかも、このお二人の方々の考え方がかなり違っておって、...全文を見る
○浅田均君 次の質問も同じような答弁になろうかと思いますけれども、トランプ大統領が一旦会談を中止するというふうに決めて、その直後に北朝鮮の金桂冠という第一外務次官が、我が方はいつでもいかなる方式でも対座して問題を解決していく用意があることを米国側にいま一度明らかにするという談話を...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  それで、韓国紙のこれ朝鮮日報という新聞がありまして、北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長がトランプ米大統領との会談で、米朝関係が一朝一夕に変わることはないだろうが、度々会って信頼が深まれば核を持つ必要はないとの趣旨の金正恩委員長のメッセージを伝...全文を見る
○浅田均君 その外務大臣も注視される北朝鮮のコミットメントに関わることでありますが、先ほどの質問の中にもありました不可逆的、イリバーサブルという意味について先ほど質問があったんですが、これCVIDがCVDになる可能性も伝えられております。CVIDからCVDになったとき、日朝対話に...全文を見る
○浅田均君 今外務大臣が御発言になったとおりだと私も思うんですが、この件に関しまして、トランプ政権のクドロー国家経済会議委員長は、トランプ大統領が北朝鮮への態度を若干軟化させたのではないかということに関しまして、北朝鮮の非核化はプロセスの最後になると述べ、非核化交渉が長期化する可...全文を見る
○浅田均君 具体的な年まで御発言いただきまして、ありがとうございます。河野外務大臣のその二〇二〇年という主張を何とかトランプ大統領にお伝えいただきたいと思います。そして、実現させていただきたいと思っております。  それで、今もうお答え半分ぐらいいただいているんですが、先ほど引用...全文を見る
○浅田均君 今ちょっと御発言しにくい部分もあったかと思いますけれども、そういう部分について、これから総理、外務大臣共にアメリカに行かれて、それからポンペイオさんとトランプ大統領、お話しになるんだろうと思いますけれども、私どもは大いに期待しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上...全文を見る
06月12日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私どもは、TPP11に関しましては、自由貿易圏を大きくしていくとそれが消費者の利益につながるということでどんどん拡大すべきという立場でございますので、TPP11に関しましては賛成であるということをまず申し上げておきます。  そ...全文を見る
○浅田均君 今大臣がお答えいただいたことでアメリカがどうして理解できないのかというのは、こっちもよく分からないんですけれども。  それから、単に物品だけでいいますと、日本がアメリカに進出している日本の企業から輸入しているわけですから、大臣今おっしゃったようなことになるわけであっ...全文を見る
○浅田均君 今、行政府から議会に、例えば貿易障壁というのはこういうものであると、競争から守るとか何点かおっしゃいましたけれども、そういうことであるならば、全くそれはないわけですから否定できる話だと思いますし、例えばWTOで、物とサービスの貿易についてでありますが、このゲームのルー...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、お答えにくいというのは分かるんですけれども、アメリカの商務省がそういう大統領決定を支持したとすると、これはWTOルールに整合的でないということで、WTOに関して提訴か何かされるおつもりでしょうか。
○浅田均君 ありがとうございます。  それで、先ほども質問の中にあったんですが、茂木大臣とライトハイザー通商代表で貿易協議を七月に開催予定とありますけれども、ここで何がこの協議対象になるんでしょうか。そのルールに関してでしょうか、具体的な対日貿易赤字に関してでしょうか。具体的な...全文を見る
○浅田均君 具体的に調整されているということでありますが、これ、二国間FTAに何とか持っていかれないように、あるいはTPP12に戻す努力の一つとしてFFRというのを多分考えられたんだと思うんですが、フリー・フェア・レシプロカルですよね、FFR、これ、自由貿易協定の原理原則というの...全文を見る
○浅田均君 お尋ねしたかったのは、当然そのFFR原則というのはFTAの中に含まれてしまうと僕は思うんですけれども、あえてこのFFRというふうな、協議のタイトルをFFRとされたのは、FTAとは違うと。あえてFFRとおっしゃっているわけですから、FTAに持っていかせまいとして何かこう...全文を見る
○浅田均君 今の御説明だと、FFRについてそういう御説明をされると、それだったら、FTAに至る道であると、FTAと同じやんかって言われませんか。
○浅田均君 何かFTAに行ってしまいませんか、今の御説明だと。TPP12に何とか引っ張り戻そうとしてこういう枠組みを設けたとしたら、これは何かむしろFTA、アメリカの言っているところに巻き込まれていくような気がします。  米朝会談について質問したいので、これは取りあえずここでや...全文を見る
○浅田均君 今の外務大臣の御発言、CVIDに対する北朝鮮の具体的なコミットメントというところはまさにそうだと思いますし、日米首脳会談でも、先ほども申し上げましたけれども、全ての大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルの完全放棄を定めた国連安保理決議の履行の必要性、これが日米首脳会...全文を見る
○浅田均君 CVIDに関わる話なんですけれども、今引用させていただきましたカーネギー財団のヒブス氏によりますと、まず、第一段階として、北朝鮮国内の核兵器や核物質、重要な核関連施設を正確に把握するための完全で正確な目録の作成、それで二番目が目録が正確かの検証、さらには、北朝鮮が非核...全文を見る
○浅田均君 これで終わります。ありがとうございました。
06月19日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均です。  私は、先回に引き続きまして、六月十二日に開かれました米朝会談について質問をいたします。もう既に何点か質問されておられる方おられまして、一部重なり合うところがあろうかと思いますけれども、その点につきましては御容赦いただきたいと思います。 ...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  また板門店宣言についての質問なので、これ同じような枕が答弁の頭に付くのかと思いますけれども、南と北は、北側が講じている主動的な措置が朝鮮半島非核化のために非常に意義があり重大な措置だという認識を共にし、今後それぞれ自らの責任と役割を果たすこ...全文を見る
○浅田均君 河野大臣に確認ですが、外相会談、日米韓の外相会談があって、この板門店宣言について共通の話題になって、それをテーマとしてお三人で何か話し合われたということはあるんですよね。
○浅田均君 でも、当然それが前提となっているという理解でいいんでしょうね。
○浅田均君 それでは、その日米韓外相会談の中で話題になったと思うんですが、あるいは康京和外相とのお話の中でそういうことが出てきたのかと思いますけれども、北と南が朝鮮半島の非核化のためにそれぞれの役割を果たすという表現があって、これ、韓国の外務大臣から、北と南が朝鮮半島非核化のため...全文を見る
○浅田均君 また、まだもう一個、板門店宣言に関する質問なんですが、南と北は朝鮮半島非核化に向けて国際社会の支持と協力を得るため積極的に努力することにしたとありますが、これも話題になったかどうかは分かりませんが、なっていないとしても、国際社会の支持と協力を得るため積極的に努力すると...全文を見る
○浅田均君 次は、これ、板門店宣言ではなしに米朝共同声明に関しての質問だから、ちょっと間接間接の度合いが一つ手前に来るのでお答えやすいのかと思いますけれども。  米朝共同声明におきまして、北朝鮮は朝鮮半島における完全非核化に向けて努力すると約束するという表現になっております。こ...全文を見る
○浅田均君 非常に攻めにくく感じております。どういう話を、こういう話をしたのかと言うとある答弁をされるんですけど、大体こういうところでどういう話をするんですか。
○浅田均君 ありがとうございます。  それで、先ほどこれ、井上先生の質問の中でもあったんですが、確認をさせていただきたいんですが、完全な非核化という表現がコンプリート・ディニュークリアライゼーションとなっております。外務大臣はこれ、CVIDと差異はないと、違いはないというふうな...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  今、そういうCVIDのお話が出てまいりましたが、先週の私の質問に対して河野大臣は、六月十二日の会談の北朝鮮のコミットメントを見極めた上で、どのようなタイムスケジュールで非核化、CVIDに取り組んでいくかということを関係諸国で明らかにしていき...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  今の御発言の中にありましたけれども、北朝鮮からの申告という言葉がありましたけれども、日米韓外務大臣の間、あるいは日米外務大臣の間で、北朝鮮からやがてそういう申告があるだろうということはほぼ共通の認識として持っておられるわけですか。
○浅田均君 そういう申告の段階からある程度非核化、これが不可逆的に、イリバーシブルであるというふうな認定をできるまでの期間が大統領選挙までの二〇二〇年までというふうな御認識という理解でいいんですか。
○浅田均君 そこで、小野寺防衛大臣にお尋ねしたいんですが、今、河野大臣からそういう非核化の具体的なプロセスに関しての言及がありました。  北朝鮮の今のこの行動がまこと、その非核化に向けて進んでいるものであるならば、イージス・アショアというのは不要になるんではないのかなというふう...全文を見る
○浅田均君 時間が来ましたので、これで。続きはまた次回やらせていただきます。ありがとうございました。
06月28日第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、まず、モントリオール議定書について質問をさせていただきます。既にもう質問が出ておる部分もあるんですが、より具体的にお尋ねしていきたいと思います。  今回問題になっておりますHFC、ハイドロフルオロカーボンというものは、業...全文を見る
○浅田均君 今CO2とかイソブタンとかいう物質の名前が出てきましたけれども、これは温暖化要因ではあるけれども温暖化係数は余り高くないということで採用されているという理解でよろしいんでしょうか。
○浅田均君 今グリーン冷媒というお話がありました。  それで、産業上の影響についてお尋ねしたいんですが、このHFCを二〇二九年に基準時から七〇%削減と、もうかなり大胆な目標だと思うんです。先ほども申し上げましたように、家庭用のエアコン、これは日本の輸出額は一億ドルを超えておりま...全文を見る
○浅田均君 ビジネスチャンスと捉えておられるという理解でいいんですね。
○浅田均君 産業上の影響につきましては今お尋ねしましたけれども、これ、削減開始年が二〇一九年となっております。民生上の影響ですね、私たちの生活、国民の生活、あるいは産業上での影響というのはやっぱり出てくると思うんですけれども、どういうことをお考えでしょうか。
○浅田均君 今、産業上の影響を中心にお答えいただいたんですけれども、国民生活に関して、こういう古いやつを使っているので取り替えろとか、そういう影響が出てこないかということもお尋ねしたんですが、お答えがなかったので、もう一度お願いします。
○浅田均君 これ、ちょっと後学のために知りたいんですが、一番地球温暖化係数が高いというHFC23を十二か月の期間内に破壊するというふうに書かれてあるんですが、HFC23を破壊するというのは具体的にどういう作業をするのか教えていただきたいんですが。
○浅田均君 千二百度以上でなくなるわけですね、分解されるわけですね。
○浅田均君 それでは、次の質問に行きます。  多数国間基金、これ五億七百万ドルですか、積まれているんですけれども、ここに多数国間基金に執行委員会というのがあります。この執行委員会はどういう役割を担っているんでしょうか。
○浅田均君 今大臣の方から支援プロジェクトというお話がありましたけれども、ODAの中でも途上国支援プロジェクトをかなりやっておりますけれども、このODAとこれを一緒に何かやっている、あるいは逆に言いますと、ODAの途上国支援プロジェクトの中で今おっしゃった支援プロジェクトというの...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  ODAは、一番多かったときの半分ぐらいに、五千五百億円ぐらいに減ってしまっているんですね。だから、私は、何とか河野大臣の時代に、元の倍、一兆円を超える額にしていただきたいとは言いませんけれども、できるだけ増やしていただいて、それが総合的な安...全文を見る
○浅田均君 その適切に対処の中に、地元の警察との連携というのはどうなっているんですか。
○浅田均君 漂着した方々ですね、その方々はその後どうなっているんですか。
○浅田均君 国交のない国の方ですよね。こういう方々の送還に関して、その費用とか、どこがどうするんですか、これ。
○浅田均君 次回質問させていただきます。  ありがとうございました。終わります。
07月06日第196回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号
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○浅田均君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  参議院議員の選挙制度については、平成二十七年に成立した公職選挙法改正法附則第七条において、平成三十一年に行われる参議院議員の通常選挙に向けて、参議院...全文を見る
07月09日第196回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第6号
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○浅田均君 石井議員にお答え申し上げます。  日本維新の党は……(発言する者あり)ああ、済みません、大変申し訳ございません。日本維新の会は、設立理念の一つとして、道州制の導入を含む統治機構改革というものを政策理念の一つとして掲げております。つまり、国の役割を絞り込むと。まあ小さ...全文を見る
○浅田均君 お答え申し上げます。  今からちょうど八年前になりますが、地域政党という形で大阪維新の会を立ち上げました。そのときの公約が議員定数二割削減だったんです。  当時、大阪府議会の議員定数は百九でありましたけれども、それを八十八にする、そういう公約を掲げて、おかげさまで...全文を見る
○浅田均君 お答え申し上げます。  毎回選挙があるたびに、若年層の投票率が低いと。二十代二〇%、三十代三〇%、四十代四〇%、六十代になると六〇%になるというふうに言われております。若年層の投票率が低い。選挙権年齢が十八歳に引き下げられましたけれども、これだけで若い世代の声を国会...全文を見る
11月07日第197回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、まず、旧陸軍墓地についてお尋ねしてまいります。  国や国民のために戦争で命を亡くした兵士らに対し、国や国民は尊崇の念を持つものだと思いますが、総理大臣はどのように思われますか。御見解をお伺いいたします。
○浅田均君 それでは、パネル一をお願いします。(資料提示)  このパネルを御覧ください。これは、大阪市天王寺区にある真田山旧陸軍墓地の写真です。明治四年に建設された国内最大で最古の陸軍墓地です。佐賀の乱、西南戦争から太平洋戦争までの戦没者ら、およそ一万三千三百人が眠っております...全文を見る
○浅田均君 変なことで有名になってしまった近財ですね、近畿財務局におかれましても、この件はちゃんとやっていただいている部分があるということをお伝えしておきます。  それで、吉村大阪市長は、国も大阪市も墓地の整備に正面から向き合ってこなかった、このことは反省すべきであると、将来的...全文を見る
○浅田均君 冒頭、安倍総理がおっしゃいましたけれども、戦争のため、国のために、国民のために亡くなられた方々がこういう忘れ去られた状況になっている。これを何とか改善していく必要があると考えておりますので、国におかれましては最善の措置を講じていただきたい、大阪市と一緒に取り組んでいた...全文を見る
○浅田均君 今、外務大臣御答弁されましたけれども、一九五六年の国連加盟以降はその国連憲章に従っていくということでありますが、これは、朝鮮国連軍との地位協定というのは、日本が国連に加盟する前にいわゆる吉田・アチソン交換公文に基づいて締結されたというふうに承知しておりますが、今の外務...全文を見る
○浅田均君 現役のあるいは自衛隊のOBの方に聞きますと、そういう横田基地朝鮮国連軍後方司令部に行くと、どこの国の軍人か分からないけれども、そういう方々がそこを経由してまた外国へ行くことがあるというふうに、現実にそういうことが起こっているわけでありますけれども、外務大臣はこういう事...全文を見る
○浅田均君 詳細について、また外交防衛委員会で質問したいと思いますので、それまで、外務大臣、防衛大臣におかれては勉強していただくようにお願いいたします。  それでは次、憲法九条にある交戦権についてお尋ねしていきたいと思います。  今、国連憲章五十一条のことを申し上げます。国連...全文を見る
○浅田均君 安倍総理は、自衛隊員の士気を高めるために九条改憲と言われております。しかし、自衛隊員の士気を高める方法はそれだけではありません。自衛隊の方が嫌がるのは、セルフディフェンスフォースという呼称です。外国人は、セルフディフェンスフォースを正当防衛軍と誤解します。国や世界の平...全文を見る
○浅田均君 それでは、次、入管法の改正について一点お尋ねいたします。  これは労働の需給と賃金を表したグラフです。当然、労働供給を増やすと賃金が下がります。賃金下げに大きな影響の出ない供給増の限度は何万人、何十万人と考えておられるのか。ここに仮に百万人と書きましたけれども、百万...全文を見る
○浅田均君 一分しかありませんので、最後、中小企業の税制について経産大臣にお尋ねします。  経済団体から、国土強靱化税制の整備、創設の提案がなされております。民間資本を使って国土強靱化ができるならば、国にとっても有り難い話です。これは大企業からだけの話ではなくて、中小企業からも...全文を見る
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。
11月20日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、外務大臣に北方領土について何点か確認のために質問をさせていただきたいと思っております。  今あそこにも地図がありますが、カムチャツカ半島から北海道の方に千島列島が伸びております。この千島列島の日本とロシアの現在の国境線は...全文を見る
○浅田均君 私の持っている地図には、今大臣のおっしゃったように、得撫島と択捉島の間に国境線が引かれております。これ、教科書の副読本か何かで使われているんですね。だから、日本国民、とりわけ若い、地理を勉強している方々にとっては、日本の国境線はここにあるんだなと、得撫島と択捉島の間に...全文を見る
○浅田均君 それで、北方領土問題についてお尋ねしていきたいと思います。  先ほど来、そういうお話がありまして、交渉方針とか考え方については述べられないという大臣の御見解ではありましたが、帰属とか主権とかという問題が、言葉が報道をにぎわせておりますので、外務省ではどのように使い分...全文を見る
○浅田均君 私の質問は、島は日本に帰属するという表現と島の主権は日本にあるという表現は同じ意味を持っていると私は思うんですが、大臣はどういうふうに思われますか。
○浅田均君 そうしたら、島は日本に帰属するという表現と島の主権は日本にあるというのは同じ意味であるということは、帰属するということはその島の主権を日本が有しているという理解でいいんですね。しつこいようですが、確認させてください。
○浅田均君 それで、これも先ほど来議論になっておりますが、一九五六年の日ソ共同宣言には、一番最後のところですね、日ソ両国は引き続き平和条約締結交渉を行い、条約締結後にソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡すと書かれてあります。人や物を引き渡すというのは具体的にどういうことか分かるん...全文を見る
○浅田均君 交渉方針について、交渉を加速させるために考え方は述べるのは差し控えたいということなんですが、これ、単に、今までの質問に対しても一般論としてお答えいただいているように、ある島を日本に引き渡すというのは、それ、何をどういうふうにしたら島を日本に引き渡したということになるん...全文を見る
○浅田均君 いい影響を与えるかも分からないですよ。交渉を加速させるわけですよね。交渉、こっちも加速させていただきたいと思いますので、この場で、日本に引き渡す、島を日本に引き渡す、施政権と言ったらいいんか、先ほどから言っております帰属権と言ったらいいんですか、主権と言ったらもっとい...全文を見る
○浅田均君 私は、いい影響を与えたいと。委員会での議論が外務大臣なり総理大臣の背中を押すようなところに持っていきたいので、あえてこういうことを申し上げておるわけでありますけれども、それでも駄目ですか。
○浅田均君 そうしたら、どういうふうな。交渉を加速させると。加速というのは、スピードがゼロかあるいは一定、等速度で走っている、それを加速度を付けるということですよね。なら、それは何が加速の要因になるんですか。質量掛ける加速度が力になると思いますけれども、何が加速させるんですか。
○浅田均君 思い、思いは重いですね。加速させるんですよ、加速。思いは重いんです。思い、その加速度を強めるためには、質量を大きくするかスピードを速めるかどっちかなんです。スピードを速めるために、日本人全体が、外務委員会だけでなし、外交防衛委員会だけでなしに、日本の皆さんがみんなこう...全文を見る
○浅田均君 ここで差し控えていただいた分、実際の交渉で頑張っていただきたいと、そのためにもうあえて質問をしないと、答弁を求めないということで御理解いただきたいと思います。  これは、逆のことは、ポツダム宣言受諾後ですね、ソ連が日ソ中立不可侵条約を破って千島列島に攻め込んできたと...全文を見る
○浅田均君 これは交渉前に考え方ですかね。こうなったらどう、イフ・アンド・ゼンですからね、どうなればどうなるですから、別に交渉に影響は及ぼさないと思うんですけれども、いかがですか。
○浅田均君 そうしたら、質問にならないですね。  関連ですが、返還後の北方領土に米軍の施設を設けないということが報道されておりますけれども、これなんか物すごく交渉に影響しますよね。当然答えられないということになりますよね。でも、一応質問の時間いただいて、答弁いただいて、それに対...全文を見る
○浅田均君 いや、ここで理解してしまったら質問になりませんので。そうしたら、どういうふうにしたらお答えいただけるのか、逆にお答えいただけませんか。
○浅田均君 いや、もう大臣おっしゃることはよく分かるんですよ。よく分かりますけれども、交渉の前提ってこれぐらいだとしたら、これぐらいで交渉されているわけですよね。だから、ここに入らないこれぐらいのことでお答えくださいと言っているわけですので、ここまで答えられないということになりま...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、全部これ、河野大臣、これから安倍総理あるいは河野大臣が交渉に当たられる中身についての質問なので、次の質問に関しても御答弁いただけないのかもしれませんけれども、平和条約についてお尋ねしておきたいと思います。  この日ロ平和条約、この交渉の対象は何でしょうか...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、四島の帰属の問題を解決すると。四島の帰属の問題を解決しないことには平和条約は締結されないという理解でいいんですか。
○浅田均君 だから、対偶命題なんです、これ。四島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結すると。だから、四島の帰属の問題を解決されない限り平和条約は締結されないんですねと確認を求めているわけであります。
○浅田均君 いや、それは分かっているんですよ。四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する。だから、四島の帰属の問題を解決されない限り平和条約は締結できないということになりますが、私の言っていることは正しいですか、間違っていますか。
○浅田均君 質問にお答えになっていないと思うんですが。
○浅田均君 いや、だから、基本方針は分かっているんですよ。基本方針は分かっているけれども、四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結する、これが基本方針です。で、四島の帰属の問題を解決しなければ、されなければ平和条約は結べないという理解でいいんですか。
○浅田均君 そうしたら、こういうふうに質問します。  歯舞、色丹が引き渡され、国後、択捉は継続協議にするということになっても、平和条約は締結しないわけですか。
○浅田均君 もう時間なんですが、ちょっと質問の仕方をいろいろ研究して、次回また、外務大臣、質問させていただきますので、御協力よろしくお願いいたします。  これで終わります。
11月22日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  提案されております給与法の改正には反対であります。  来年十月には消費税が引き上げられます。私たち日本維新の会は、増税の前にやるべき改革があると考えております。議員や公務員の身を切る改革、徹底行革が必要です。ましてや、参議院で...全文を見る
○浅田均君 そこがよく分からないんですね。戦いを交える権利、これは否定されておりません。戦いを交える権利は否定されていない。ところが、交戦権の行使とは別のものであるというふうに、常にそういう答えが返ってきます。  私は、自衛権の中に当然交戦権というものは含まれると思うんですが、...全文を見る
○浅田均君 従来からの考えだからそういう答弁を繰り返されることになると思うんですけど。  だから、戦いを交える権利、これは否定していないわけですよね、戦いを交える権利は否定していない。自衛権も否定されていない。その自衛権の中に、敵が攻撃してきたらそれを防衛するわけですから、その...全文を見る
○浅田均君 戦いを交える権利がない、ないんですか。
○浅田均君 これもう禅問答になるというか、分かるんですけれども、普通の常識で言いますと、自衛権がありますよね、当然、自衛権、私たちが持っている。その中に交戦権というものが含まれなければ、敵が攻めてきたときにその相手兵力の殺傷とか破壊とかは生じないわけでしょう。違いますか。
○浅田均君 大臣としてはそういう御答弁をされざるを得ないと思いますね。  交戦権のことについてこれだけこだわっていますのは、ここで憲法の議論をするつもりはないんですが、九条二項で、「国の交戦権は、これを認めない。」と。概念も明確でないそういう言語、交戦権という言語を九条二項にお...全文を見る
○浅田均君 確認ですが、交戦規定、交戦状態における規定もそこに含まれると今御答弁されましたですね。間違いないですね。
○浅田均君 その戦闘行為を生じせしめる、戦闘行為があるわけですよね。戦闘行為に対しての規定があると。その、戦闘行為をやっていると言ったらいいんですかね、戦闘行為している自衛隊、これは交戦権と言ったら間違いになるんですか。
○浅田均君 いや、だから、交戦状態、自衛権を行使して交戦状態になるということに関しての規定があるわけでしょう。だから、自衛権の行使というのは、その中に交戦権というのは含むんじゃないんですか。
○浅田均君 憲法って対内的なものでもありますけれども、対外的なものでありますので、やっぱりグローバルスタンダードというのか、世界のどの方々が聞いても理解できるような言語で書かれてなければならないと思いますね。だから、固有の、日本がこの交戦権ということに関して固有の解釈を持っている...全文を見る
○浅田均君 この交戦規定、部隊行動基準作成等に関する訓令によると、自衛隊の部隊が取り得る具体的な対処行動の限度を示すことにより、部隊等に法令等の遵守を確保するとともに、的確な任務遂行に資することを目的とすると。先ほども御説明あったと思います。非常に重要なことですよね、これ。特殊な...全文を見る
○浅田均君 この訓令ですよね、統合幕僚長が作成して、それで防衛大臣に認めてもらうというふうに書かれてあります。この自衛隊の部隊行動基準、今いろいろおっしゃいました、戦闘だけでなしにほかのものもいろいろ含まれているというふうな御説明がありましたが、部隊行動基準は、これ自衛隊員全員が...全文を見る
○浅田均君 平時と戦時という言い方が正しいのかどうか分かりませんけれども、この間の饗庭野の事故がありました。それでお伺いしたいんですが、訓練のときに、やっぱりこの交戦規定に自衛隊員は服しているんでしょうか。
○浅田均君 いや、それは分かるんですよ、分かるんだけれども、訓練のときも適用されているんですかと聞いているんです。
○浅田均君 オペレーションというか実際の作戦の場合に、どういう作戦を立てて、攻撃目標が何でとか、そういうことを教えてくれと言っているわけではないんです。訓練でああいうことが起きました。  それで、具体的にお伺いしますけれども、この饗庭野演習場の八十一ミリ迫撃砲の射撃訓練、これは...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  具体的に、連隊長が訓練の指揮官であって、そこでそういう事故が起きたと。これ、ここでこういう部隊行動基準というのはそれぞれの部隊で決められてあるならば……
○浅田均君 はい。  ここで事故が起きたからといって全国一斉にやめる必要はないと思うんです。そういうことを申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
11月27日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  防衛大綱と中期防の見直しが始まり、議論内容が公表されております。盛り込むべき内容を読みましたが、陸海空のほかに今回は優先事項として宇宙領域やサイバー領域が加えられて、何かSFとか「スター・ウォーズ」の世界が現実になってきているよ...全文を見る
○浅田均君 致死兵器、自律型で相手を殺傷するというか、そういう能力を持った自律型兵器ではなしに、殺傷能力は持たないけれども自律して、例えばどっか行って撮影して帰ってくるとか、そういう殺傷能力を持たない、致死兵器でない自律型兵器についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○浅田均君 研究開発以上に、我が国の防衛システムの中にそういうものを進んで取り入れるべきとお考えになっていると理解していいでしょうか。
○浅田均君 ありがとうございます。  それでは次の質問ですが、これ、例えば国籍不明のロボットが我が国に上陸してきたと。(発言する者あり)いや、考えられることですよ、近未来の。これ、兵器を持っているとすると、これ致死兵器を持っているんで、まあどっちでもいいんですけど、水鉄砲を持っ...全文を見る
○浅田均君 予断を持ってお答えをするのは難しいんですけれども、本当にもう現実の問題としてこういうのが現れてもおかしくない時代になってきていますので、考えておいていただきたいなと思って質問させていただいております。  それでは、もっと現実的な、例えばこれ、中国でそういう実験をした...全文を見る
○浅田均君 何かハエが飛んでいるみたいな感じですか。あっちへ行けですか、ハエが飛んでいる。  例えば、ドローンが何か爆弾らしきものを持っていて、いつでもぱっと放せると、視認できると、そういう場合はどう対応しますか。
○浅田均君 そうしたら、具体的に申し上げます。ドローンが百機編成でやってきて、明らかに爆弾を持っていると。艦船にとっては急迫不正の侵害があるわけです。こういうときは落とす前に攻撃できるんですか。
○浅田均君 大臣、何でこういう、まあ嫌らしい質問ですわね……(発言する者あり)ですか。なら、もっと嫌らしいのを考えておきます。  なぜこういう質問をしているかというと、私は専守防衛という考え方自体が不可能だと思うんですよ。今までそういう質問を河野大臣にもしてきましたけれども、あ...全文を見る
○浅田均君 これが重要なんですね。上は決まっていないと。だから、ここまでが日本のテリトリーだという空間は定められていないわけですよね。  そこでお伺いしたいんですが、人工衛星があります。今、日本だとHⅡロケットとか使って、中国も長征とかいうロケット使って、ヨーロッパはアリアンと...全文を見る
○浅田均君 それでは、国連が管理していると考えていいんでしょうか。
○浅田均君 ありがとうございます。打ち上げた国が管理しているというお答えであります。  それで質問ですが、我が国の打ち上げた衛星ありますよね。いろいろ重要な衛星があります。この衛星が、ミサイル、ミサイルというのは五百キロ、六百キロ、千キロまで上がることができます。その我が国の衛...全文を見る
○浅田均君 もうちょっと具体的に聞きますね。  飛ばした衛星はその国が管理しているというお答えでした。今、キラー衛星とかいうの、この防衛大綱の中にも出てきますけれども、我が国の衛星が某国のキラー衛星の対象になって攻撃されると。多分レーザー光線なんかが一番武器になりやすいと思いま...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、明確にキラー衛星というのがあって、我が国の衛星に対して攻撃を行ってきた、レーザー光線で我が国の衛星が破壊された。そのとき、そのキラー衛星に対して我が国は攻撃できるんですか。
○浅田均君 衛星って……
○浅田均君 空飛んでおるんですよね。衛星が急迫不正の侵害って、そんな認識もできませんやん。できへんでしょう。これは誰が認識するんですかということは次回また質問させていただくことにして、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月29日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  日中社保協定について一点だけお尋ねしたいと思います。もう既に何人かの委員の方から質問がありましたので、重複しないように質問させていただきたいと思います。  入管法の関係で指摘されている点が何点かあるんですが、医療、例えば国民健...全文を見る
○浅田均君 分かりました。  そうしたら、新しくつくられる在留資格、特定技能一号に関しても、その方々が中国で入っておったら、日本に来たときはその対象になるという理解でいいんですね。
○浅田均君 分かりました。ありがとうございました。  それでは、防衛大綱についてまた質問させていただきます。先回、質問できなかった部分です。我が国を攻撃する国外のサイバー攻撃部隊を攻撃できるのかということについてお尋ねいたします。  IoTの時代です。コンピューターが物とつな...全文を見る
○浅田均君 そうしたら、こういうふうに質問させていただきます。  その攻撃が我が国の存立を脅かす、いわゆる存立危機事態であると認定されたとします。そのサイバー防衛というのはコンピューターによる防衛だけなんでしょうか、あるいはほかの武力も使用が可能になるんでしょうか。
○浅田均君 これから研究されるということです。  これ、私はこだわっておりますが、先ほど防衛大臣自ら専守防衛が原則と。私は、専守防衛というのはもうこの時代、不可能だと思っておりますので、こういう質問ばっかりしていますけれども、サイバー攻撃に対しても専守防衛でしょうか。つまり、我...全文を見る
○浅田均君 我が国はまだ研究の段階ですけれども、例えば北朝鮮ですとサイバー部隊が六千人いるとか、毎年千人のそういう兵士が誕生しているとか、中国においてもロシアにおいても同じような部隊があるというふうに言われております。だから、これから研究している場合ではなくて、もう即応態勢を組め...全文を見る
○浅田均君 最後の質問です。  レーダーと通信の開発、これは非常に重要です。加えて、防衛装備庁の電子装備研究所で研究が進められているという高出力レーザーシステム、これ私は、この間もちょっと触れましたけれども、イージス・アショアなんかよりも確実に弾道ミサイルなんかを対応できる、兵...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございました。終わります。
12月03日第197回国会 参議院 本会議 第7号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、会派を代表して、日EU経済連携協定と日EU戦略的パートナーシップ協定について、関係大臣に質問いたします。  日本維新の会は、結党時から、自由貿易圏の拡大を公約に掲げております。比較優位論と比較生産費説に立脚した貿易理論、...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、韓国大法院の徴用工判決について質問させていただきます。  河野大臣は、韓国が問題解決に向け適切な行動を取らない場合、日本は国際裁判も含めた選択肢を検討するという発言をされております。ここで言われる韓国に求める適切な行動と...全文を見る
○浅田均君 国際法違反の是正を求めておられるということでありますが、これは十月八日付けの韓国の中央日報という新聞でありますが、韓国の情報筋によると、日本政府は、二〇一二年の判決のように日本企業の賠償判決が出れば、個人に賠償金を支払うよりも国が一括で受けるのがよいという趣旨の一九六...全文を見る
○浅田均君 これ、十月八日付けの中央日報紙の報道なんです。公式・非公式チャンネルを通じて韓国政府にこうした立場を通知したと報道されていることを外務大臣は御存じない。日本政府は、公式・非公式チャンネルを通じて、まあ公式チャンネルを通じて韓国政府にこういう立場を通知したと私どもはその...全文を見る
○浅田均君 河野大臣のお立場とここにおる委員のほとんどの者が同じような立場というか、意見を共有していると思うんです。それで、もし仮にこういうことで進むと問題があるのではないかということで何点か御指摘させていただきたいと思っているんです。  もし仮に国際司法裁判所、ICJに提訴す...全文を見る
○浅田均君 私どもも外務大臣の期待と同じで、裁判に行く前に是正していただくべきものであると当然考えております。しかし、ICJに行く可能性もありますので、こういう質問をさせていただいております。  それで、韓国司法府の判決は、今回の韓国大法院の判決ですね、これは国際法に違反してお...全文を見る
○浅田均君 そういう発言をされるとは思いますし、そのとおりだとも思いますが、徴用工の問題ですね、これ厄介な問題でありまして、徴用工の問題というのは慰安婦の問題と明らかに異なりますというのが私の考え方です。慰安婦問題には国家の関与はなかった、しかし徴用工には国家の関与があるからです...全文を見る
○浅田均君 今、日韓請求権協定のお話をされました。  それでは、河野大臣にお尋ねいたしますが、この日韓請求権協定というのは国と国の協定であります。国と国の協定が国民を拘束できるその根拠は何だとお考えでしょうか。
○浅田均君 いや、だから、その国家間協定が国民を拘束できるその根拠は何だとお考えか尋ねているんです。
○浅田均君 国家間の協定が国民を規律する。国民を規律したけれども、中国人の徴用工の話に戻りますけれども、日本の最高裁判所はそれでも、個人賠償をあえて奨励することはできないけれども、企業にその自律的な救済を求めるようなコメントを出したわけですよね。  同じようなコメント、こういう...全文を見る
○浅田均君 分かりました。  今回、また韓国ともそういうことになり得る可能性もありますので、踏まえて、外務大臣には適切な対応をお願い申し上げまして、質問を終えます。  ありがとうございました。
12月06日第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私は、この日EU・SPAに関連いたしまして、WTO改革についてまず質問いたします。  河野大臣は、先般、本会議の私の質問に対しまして、WTOは引き続き多角的自由貿易体制の中核であります、しかしながら現代の国際貿易における諸課題...全文を見る
○浅田均君 御丁寧な答弁ありがとうございます。  今、交渉機能が落ちていると、とりわけ通報強化義務が実践されていないということに関して改革の方向性を外務大臣はお話しいただきましたけれども、例えば、日EU・EPAとか、実際、TPP11とか、多国間のFTA、EPAというのが実現して...全文を見る
○浅田均君 ありがとうございます。  先ほどのやり取りの中でも、知財に関して不十分な国があると。それから、これからEコマースですね、もっと発展していくと思われますので、私も今大臣がおっしゃったのと同じような見解を持っておりますので、そのWTOの交渉能力あるいは仲裁能力、元々のW...全文を見る
○浅田均君 もっと知りたいのは、その後なんですね。  一応調べられて、その不審船が漂着したと、その解体とか処理に都道府県が困っているという報道がありますけれども、それは一体、捜査ですね、捜査完了後の船というのはどうするんですか、どうされるんですか。
○浅田均君 環境省ですか。
○浅田均君 海保から環境省へ行くんですか。  環境省が対応して、実際は都道府県が何かお金があったら解体とか処理をするけれど、お金がない、処理のしようがないという場合はどうなるんですか。
○浅田均君 そうしたら、今年、現在で百八十九件あったということでございますが、これはその都道府県において全て何らかの処分、処分というと解体ですか、はされていると理解していいんですか。
○浅田均君 それでは、情報を提供いただきますようよろしくお願い申し上げます。  それで、北朝鮮の不審船とか、海外、外国の不審船ということが話題になると、これまた国境離島の話が出てくるんですが、私、内閣府のホームページを見ましたら、日本の国境離島の中で、日本の最西端、西の端が与那...全文を見る
○浅田均君 何で困難なんですか。
○浅田均君 あのね、何で困難なんですかと聞いているんです。
○浅田均君 海図がなぜ作成できないんですか。
○浅田均君 そうしたら、択捉島も日本においては国境離島となっているわけですが、外国船が国境離島を識別するというのは何によってこれを識別できるようにされているんですか。
○浅田均君 これ、問題がちょっと別のところに行ってしまいそうなので、まずこっちの問題を片付けます。  国境離島ですね、今、巡視とか航空機で巡回されているとか、どういうふうに対応されているのかというところで御答弁がありましたけれども、私は、国境離島を守るために、漂着船があってもう...全文を見る
○浅田均君 残り時間が少なくなってきまして、あと二つのうちどっち、河野大臣にしようか防衛大臣にしようかちょっと悩んでいるんですが、外務大臣にした場合は多分時間がなくなってしまいますので、防衛大臣に質問させていただきます。  私、先般から、専守防衛というのはこの時代にはもう考え方...全文を見る
○浅田均君 サイバー領域、宇宙領域まで考えますと、EMPとか、宇宙空間で核爆発を起こすとか、そういうことまでここに書かれてあるわけですね。専守防衛という根本的な考え方を……
○浅田均君 変える必要があると思うんですが、防衛大臣、いかがでしょうか。
○浅田均君 終わります。ありがとうございました。