小林守

こばやしまもる



当選回数回

小林守の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○小林(守)委員 民主党の小林守です。引き続きまして、大臣の所信表明にかかわります質疑をさせていただきたいと思います。  今、桑原議員の方から、二十一世紀は環境の世紀だ、そして今日までの考え方を逆転する発想が必要だと。まさに、環境という枠の中で人間が生きているという謙虚さが求め...全文を見る
○小林(守)委員 二〇〇〇年目標に向かって、要は一九九〇年レベルに戻すのだということが目標になるわけでありますが、それよりも、三%増ぐらいまで何とか抑えることができるのではないかというようなお話がありました。いろいろな研究会の中では、技術的には戻すことができる、可能であろうという...全文を見る
○小林(守)委員 経済界にとっても大変大きなインパクトのある課題だけに、国民合意形成というのを進めるのは大変なことだとは思いますけれども、そこまでもう地球環境は来ているよ、待っていられないんだという感じがしてなりません。そんなことで、議員立法も含めて、我々もこの問題についてはこれ...全文を見る
○小林(守)委員 ようやく自治体の方でも動き出してくれているようなことになってきたわけであります。いわゆる市場に出回っている特定フロンのうち、回収されているのは自治体が回収、一生懸命始まってきているわけですけれども、産業界の中で、特に自動車関係なんかの業界等では、解体事業者関係の...全文を見る
○小林(守)委員 そういうことで、お寒い実態があるということを考えるならば、本来、経済規制についてはできるだけ原則撤廃、規制撤廃という時代、経済構造改革の中では最大の課題になっている時代でありますけれども、環境の問題はむしろ規制強化をしなければだめだという時代でもあるというふうに...全文を見る
○小林(守)委員 法律が出てくる段階も十分見詰めながら、見守りながら、出た時点ではその辺も 厳しく点検をしていきたいと思っております。  もう一つ、閣議アセスで現在計画進行中の事業について、新しいアセスメント法ができた場合に、事前の段階にさかのぼってやるというのはなかなか難し...全文を見る
○小林(守)委員 時間が来てしまいましたので、改めて法律が出た時点で対応させていただきたいと思っております。  ありがとうございました。
04月18日第140回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  この環境委員会における法案の審議も随分時間を重ねてまいりました。そして、各委員の質問のポイントというか焦点となっている問題についても随分絞り込まれてきた、このように考えているところであります。そして今、西川委員の方からは、実態を踏まえた、...全文を見る
○小林(守)委員 このような議論の経過なり、質問の答弁書を見れば、ああ、そこに入れたのかというふうに確認はできるわけであります。しかし、国民一般が、それぞれの、専門家にしても、この法案をぱっと読んで、その複数案の検討というものがどこにあるのだ、どうやら十四条の七号ロにあるというこ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、もう一つ同じような問題で、フォローアップの措置ということで、いわゆる科学的知見の限界とか、それからそういうことによって将来どういう影響が出てくるのか予測が難しい、不確実性というようなことが現実にあるのは私も十分理解しているつもりなのです。  そういう...全文を見る
○小林(守)委員 今確認ができまして、フォローアップ措置についても明確に位置づけられているというようなことでありますが、この十四条の表現についても、事後調査というような言葉を、例えば、将来判明すべき環境の状況に応じて事後調査を講ずるものである場合はとか、講ずるものであるというよう...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次に、新たな環境基本法が制定されまして、生物の多様性等についての評価、環境配慮というものがクローズアップされてきているというふうに考えられるわけです。それで、実は、これは答申の中にもあるのですけれども、アセス再実施というような概念の中では、この法律が適用...全文を見る
○小林(守)委員 そうなりますると、あとは政治の責任ということになるのでしょうか。
○小林(守)委員 そうしますと、先ほどの議論にもありました事業者とは、少なくとも国、まさに国直轄事業ですから、国ですよね。そして公団等になるわけですね。これの判断によるということになりますか。
○小林(守)委員 それでは、この辺をしっかりと受けとめて、今後の課題として問題提起を共有していきたい、このように考えております。  それでは、今度は具体的に、建設省にきょう来ていただいておりますので、先ほど来の議論の中でも、つい最近、長崎県の諌早湾のいわゆる潮どめゲートがおろさ...全文を見る
○小林(守)委員 そういう形で法的な義務はなくても、事業者の責任として、国の責任としてそれは行っているということになるんだろうと思いますが、一般論として、確かに民間事業者が過去の許認可を受けた事業で、法律ができたからさかのぼって負担をしてやってくれというのは、これは難しい。しかし...全文を見る
○小林(守)委員 できるならば、環境庁長官の立場から、閣議の中ででも、あの事業についてはぜひ、どこどこの大臣さん、こういう配慮をした措置をとっていただけないかというような働きかけを、責任ある立場で働きかけをしていただきたい、どのようにお願いをしておきたいと思います。
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それでは、また答申と今度の法案についての問題に戻りまして、幾つかまだ残っておりますので、お聞きしたいと思います。  次に、いわゆる上位計画、上位の国の計画や政策、これにおいて環境配慮というものが求められているわけであります。環境基...全文を見る
○小林(守)委員 後で見直し条項の問題についても触れますけれども、この上位計画等については、目途として五年ぐらいに絞ってやっていくぐらいの姿勢がないと立ちおくれるというふうに私は考えているんですが、また後でそれは触れたいと思います。  次に、国外での事業の扱いというようなことで...全文を見る
○小林(守)委員 直接外務省の所管ではないと思 うのですが、中国の三峡ダムの開発の問題で、アメリカ等では、ダムからの撤退というような形で、資金的な援助というか手だてについて行わない、三峡ダムには参加しないというようなことが出されております。しかし日本では、これについては日本輸出...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、続きまして、また中環審答申と法案との関係の問題に移っていきたいと思います。  評価の審査というようなことで何度ももう既に、質問の最大のポイントはここにあったのではないかと思うのですけれども、いわゆる環境庁長官の意見を述べるというこの意味、重要性、それ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、中環審答申と法案との関係についてはひとまず終わりまして、次に、法案そのものの中で幾つかの問題点について、疑問点についてただしておきたいというふうに思います。  まず、見直し条項ということで、附則第七条、検討条項、これについてお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○小林(守)委員 姿勢はよくわかりますし、またそうしていただきたいと思うのですが、十年にする必要性というのはない。五年ではなぜ悪いのか、まずいのかということを、私は再度聞きたいと思います。  対象事業種の範囲とか項目とか、例えば技術的な指針とか基本的事項、これらについては少なく...全文を見る
○小林(守)委員 納得できませんので、これは政治の責任で何とかしていかなければならないだろう、そのようにも考えているところであります。  次に、もう一つお聞きしたいと思います。  法の第三十三条にかかわることですが、この条文について趣旨がよくわからないのです。この条文の中の第...全文を見る
○小林(守)委員 今の答弁を含めて、再度検討していきたい問題だなというふうに受けとめております。  ただ、今の局長の答弁については、そういう趣旨であるならば、その趣旨をしっかりと守って頑張っていただきたいということをつけ加えて、私の質問を終わります。  ありがとうございました...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小林(守)委員 民主党の小林でございます。  総理には、大変お忙しい中、本委員会に御出席をいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。  まず最初に、今国会で廃棄物処理法の改正法案が参議院先議で可決され、今、衆議院の方に送られているところでございますけれども、五年を経過...全文を見る
○小林(守)委員 既に不法投棄されている大変な大きな問題については個別に対応していくというようなお話でございます。  そこで総理にお聞きしたいと思います。  新聞報道等でちょっと見たのですが、昨年の十二月に高松地裁の判決がございまして、香川県の土庄町の豊島の産廃の不法投棄問題...全文を見る
○小林(守)委員 何らかの、溶融化施設とか、そういう形での一定の無害化のための施設をつくって、いわゆる不法投棄されたものについて解決をしていこうというような努力だと思いますが、これについて事業主体が、当然、これは香川県になるのだろうというふうに思うのですね。それで一定のそういう形...全文を見る
○小林(守)委員 個別的な対応しか法的には難しいと思うのですが、各省庁にわたる問題がほかにもいろいろあります。  例えば、福島県のいわき市の常磐炭鉱跡地にドラム缶四万五千本の廃油が不法投棄されている問題についても、現在、福島県等で対策中だというふうに思います。もちろん、これは基...全文を見る
○小林(守)委員 必ずしも、環境影響評価を適用するのではなくて、それに準じた、またこういうものが必要ではないかというようなことについて、個別にやはりやる必要があるのではないかということを申し上げさせていただきまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○小林(守)委員 引き続き質問を継続させていただきたいと思います。  きょうは、何か地球環境の日だそうであります。アースデーというようなことだそうでありまして、今日まで環境影響評価法案の審議も随分深まってはきたというふうに思いますし、また、本日は総理も出席をされました。また昨日...全文を見る
○小林(守)委員 必要性が薄いというふうに考えられているということなのですが、少なくとも当事者の方からは、ぜひ入れてくれ、入れるべきだという問題提起が強くなされているわけですね。そういう観点に立つならば、入れて不都合があるのかどうか、これを逆に聞きたいというふうに思います。
○小林(守)委員 地方自治制度の問題にもかかわる、認識にかかわる問題になろうかと思うのですが、まず、住民の生活とか健康、環境保全、これに第一義的に責任があるのは基礎自治体、市町村であるというふうに私は認識しておりますし、また法的にもこれは間違いないことになっております。都道府県の...全文を見る
○小林(守)委員 可能ならば、やはり市町村長まで入れていただければより国民的な合意形成がしやすいというふうに、今、御理解をいただきたいと言われましたが、やはり入れておく必要があるのではないか、私はこのように考えております。  それで、同じ議論をしてもいたし方ございません。いわゆ...全文を見る
○小林(守)委員 わかりました。では、そういう方向で、少し踏み込んだ発言になったかな、答弁になったのかなというふうに受けとめさせていただきます。  次に、法案の中の四十七条、四十八条にかかわりますが、港湾法にかかわる港湾環境影響評価の関係です。  非常に難しい読みかえ規定みた...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、確認の意味も含めまして、今度の法四十七条、四十八条というのは、従来行われてきた要綱アセスですね、閣議アセス、これと同じなのでしょうか、それとも新たなものが入っているのでしょうか。例えば、フォローアップだけが新しいとかそういうことなのでしょうか。その辺に...全文を見る
○小林(守)委員 港湾法に基づいて行ってきたアセスを今度の法案にのせてやるのだということなのですが、そうしますると、従来の港湾法に基づく港湾アセスで、環境影響評価法案、今度の法案で新しくなったもの、新たに加わったものというのは幾つかあるのですか。
○小林(守)委員 今のお答えにあったように、何ともお粗末な話ですよ。港湾法に基づく環境アセスというのは住民の意見を聞かなかったという話ですから、いかにおくれておったかというようなことを実感いたしておるわけであります。  それらも含めて、とにかく運輸省とちょっと詰めた話はしてきて...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次の問題に移ります。  法第十三条の問題であります。スクリーニング基準とかスコーピングの項目、調査手法等について各主務大臣が指針を定めるわけですけれども、その指針を定めるための基本的な事項について環境庁長官が定めて公表するというように法第十三条でなって...全文を見る
○小林(守)委員 先ほど大野委員さんの方からも、それに続いて、その際、中央環境審議会等に諮問して意見を聞いてはどうか、こういう形での法文化はできないのかというような問題提起もございました。その議論を繰り返す必要もないかと思いますが、いずれにしても、幅広い、必要に応じて専門家やそう...全文を見る
○小林(守)委員 超高圧送電線の施設が比較的小規模な施設とはとても思えないのですよね。首都圏を取り巻いて、また大都市を取り巻いて百万ボルトの超高圧の送電線のネットワークが今つくられようとしているわけでありますし、その一定の地域だけだと確かに小規模なというか面積的にはあれかもしれま...全文を見る
○小林(守)委員 次に、先ほどの質問にもかかわりますが、できるだけ住民に情報公開、情報開示を積極的にして、そして参加を求めていく、打って出る姿勢というのですか、そういうことによって、行政に対する信頼とか、それからみずからの誤りを正していく、直していくということも、行政は勇気を持っ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、今の御答弁の流れというか、発展という形になろうかと思うのですが、環境庁もさまざまな情報に関する集積を行って、国民に対するインターネットを通しての情報提供とか開示を行っていきたいというような御答弁がございましたが、情報の開示と住民の参加というのが、やはり...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
04月25日第140回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○小林(守)委員 私は、ただいま議決されました環境影響評価法案に対する附帯決議案につき、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び太陽党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     環境影響評...全文を見る
05月07日第140回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  まず最初に、参考人の皆様には、大変御多忙のところ本委員会に御参加をいただき、そして貴重な御意見を承っておりますことを心から感謝を申し上げたいと思います。  私たちも、日本の経済を取り巻く国際的な環境についての認識は、既にお話が...全文を見る
○小林(守)委員 経営形態の国際化、ハーモナイゼーション、グローバル化というものに連動いたしまして新しい労使関係が創造されなければならない、このような御認識に立たれているというふうに受けとめさせていただきたいと思います。  同じような問題で実方先生そして鶴田先生に、これからの持...全文を見る
○小林(守)委員 時間が来てしまいましたので、もう一問聞きたかったのですが、実は中小企業の立場で小柳参考人にも、いわゆる持ち株会社解禁の状況の中で、元気のいい自立・独立経営の中小企業が育っていけるのかどうか、それから既にベンチャーとか何かで元気のいい中小企業もあるわけですけれども...全文を見る
05月09日第140回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○小林(守)議員 民主党の小林守です。  川内議員の御質問にお答えをいたします。  一言で言うならば、多様な命をはぐくむ母なる川を今こそよみがえらせたい、こういう思いからでございます。  「国破れて山河あり」という詩がありました。敗戦の焦土に立った国民は、新しい民主主義の輝...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第31号
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○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  環境委員会の方から差しかえで質問の機会を与えていただきましたことをまず感謝申し上げたいと思います。  今回の法改正につきましては、平成三年の十月に改正された廃棄物処理法が平成四年七月に施行されたわけでありますが、それから五年た...全文を見る
○小林(守)委員 今、既にそういう対策がとられているというようなお話、事実関係については私も新聞等では理解をしているところでありますが、まず、マニフェストの観点から、なぜその石こうボードが主な原因だろうというような、八割方が石こうボードを処分している処分場だからそこを調査したとい...全文を見る
○小林(守)委員 それで、マニフェストはついているということになりますると、排出事業者から処分業者までの経路が確認できるわけでありますが、この石こうボードの排出事業者から国土環境開発という処分業者、このところがさかのぼって調べていけるものなのかどうか、調べたものなのかどうか。 ...全文を見る
○小林(守)委員 マニフェスト制度、全量管理システムにしたとしても今のシステムでは非常に不十分ではないかと思えてならないのは、それじゃ今回、排出事業者にも全部調べろというふうにできるのかどうか。例えば厚生省の方では、都道府県を通して処分業者に、石こうボードを処分している処分場の業...全文を見る
○小林(守)委員 そのとおりだと思うのですね。ですから、今回、厚生省なりで、このように砒素の入った石こうボードがどこに処分されているか、ほかにですよ、宇都宮ではたまたまわかりましたけれども、ほかに処分されているところがたくさんあるはずであります。そこを調べるのには、ハウスメーカー...全文を見る
○小林(守)委員 今日のガイドラインレベルのマニフェストというのは極めて不十分だということは実証できるというふうに思います。  今度の全産業廃棄物に対してマニフェストをかけていくということは大きな前進だというふうに思いますし、このような間違いというか、不法投棄も含めて不適正処理...全文を見る
○小林(守)委員 よくわかりませんけれども、そういう製錬方法の違いの中に混入する原因があったというようなことなんでしょうが、それを改めることはたやすいことなんですか。それと、その方法で今までできたものは全部入っていたというふうに考えなければならないのですか。
○小林(守)委員 このような品物をつくって、入ってはならないものを製品として売っていたわけですね。それで、そのプロセスに問題があったということなんですが、普通、製品として売るからには、環境基準とか――これは入ってはならないものでしょう。〇・〇一以下に抑えていなかったら売れないもの...全文を見る
○小林(守)委員 少なくとも、当然の責務としてやってもらわなければならない最低のことだというふうに思っておりますが、まず、私はやはり、製品の製造、出荷段階で、少なくとも、市販されるものをつくって売るわけでありますから、その段階で品質の検査というものがあってしかるべきなのではないか...全文を見る
○小林(守)委員 環境への配慮が極めて足りない業界のスタイルがここにあらわれたのではないかと思えてならないわけでありまして、そういう点で、環境への配慮というものを製造段階からやはりしていただくように、これは民間の事業活動ですから余り規制をするのもいかがかというところはありますが、...全文を見る
○小林(守)委員 安定型処分場、安定五品目の中で一番問題になっているのはプラスチックだと思うのですよ。これは日の出処分場の問題、また別の大きな問題になっておりますが、あそこの地下水汚染の問題というか、中でプラスチックの可塑剤が溶け出したというようなことが報道されまして、それが大き...全文を見る
○小林(守)委員 大分時間も迫ってまいりましたので次に移りたいと思いますが、先ほどのマニフェストの問題にもう一度戻りたいと思います。  今回の改正で、全産業廃棄物にマニフェストが適用されるということになったわけでありまして、そういう点では、全産業廃棄物がどのように流れているのか...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、時間も参りましたので、あと一つ二つにしたいと思います。  先ほどの宇都宮の国土環境開発株式会社のあの問題、砒素検出の問題については、実は県の環境整備課の職員をやっておった方が職をやめまして、みずからモデル的な産業廃棄物の処分場をやりたいという形で始ま...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。
11月07日第141回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  いよいよ京都会議まで一カ月を切ったわけでありますけれども、先月末ドイツのボンで行われました準備会合におきましては、各国の提案も出そろい、いよいよその大詰めの、詰めの交渉を、この一カ月間で詰めていかなければならない状況になったわけであります...全文を見る
○小林(守)委員 確かに、国際的な合意を取りつけなければならないわけでありますから、いろいろな意味での配慮とか、それから戦略もあるのだろうというふうに思います。ただ、環境の問題とか、もちろん人権の問題も同じだと思うのですけれども、これは、いわゆる経済交渉とか貿易交渉とか、いわゆる...全文を見る
○小林(守)委員 長官も批判的な見方をされているというようなことでありますけれども、本当に大変なむだ遣いをなされている。少なくとも国民運動として温暖化防止のための国民の意識を喚起しなきゃならぬというようなときに当たって一番大事なことは、温暖化によってどういう影響が出るのか、どうい...全文を見る
○小林(守)委員 今の日本の政治そして行政の極めて大きな問題が私はこの広報にあらわれていると指摘しておきたいと思います。  一番最後のところに赤い字で、「このような対策を精一杯行っても、私たちが二〇一〇年に排出するCO2の量は、今の見通しでは、一九九〇年のCO2の量と同じ程度に...全文を見る
○小林(守)委員 今ありましたとおり私も全く同感でございまして、ぜひそういうことで頑張ってもらいたい、このように思っております。  それでは次に、ちょっと考え方をお聞きしたいと思うんですが、いわゆる今後の課題の中で詰めなきゃならない基本的な問題、数値目標が挙げられますけれども、...全文を見る
○小林(守)委員 そういう認識で大方いいと思うんですけれども、問題は、途上国の、豊かで便利な生活がしたいんだ、先進国がずっとやってきたじゃないか、それを我々も求めることに対して、先進国側がやられては困るということは言えないんですよね。言うためにはそれなりの代替措置というか代償措置...全文を見る
○小林(守)委員 代替フロンの削減対象化の問題についても、いわゆる特定フロンの回収システムづくりというような課題にあわせて、温暖化物質としての代替フロンの破壊・回収システムづくり、これについては、環境庁が著した、今後の代替フロン、いわゆるHFCとかPFCとかSF6とか、これらの温...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
○小林(守)委員長代理 次に、岩國哲人君。
11月28日第141回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○小林(守)委員 引き続き、民主党の小林です。  時間がございませんので、取り急ぎ質問に入させていただきます。  地球温暖化防止の京都会議を目前にいたしまして、COP3の成功のかぎは日米の方針転換にかかっている、このように集約できるのではないかと思います。  この日米両国と...全文を見る
○小林(守)委員 そこで、これからの国内対策も含めた日本の姿勢というか、そういう観点に立って、この京都会議に向けて、私は、数値目標が高いのが、もちろんいいにこしたことはないと思うのですけれども、そうではなくて、まずはその枠組みづくりを最優先にすべきではないのか、このように考えてお...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
12月03日第141回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  既に触れられておりましたけれども、二〇〇五年に開催されます愛知万博について、二十一世紀の日本が世界に発信するコンセプト、極めて重要な万博になるであろう、大きな関心を持って臨んでいきたいと考えているところでございます。  そこで、まず、こ...全文を見る
○小林(守)委員 このような自然豊かな、第二次林ではありますけれども、豊かな会場に設定されたというようなことについては、よくわからない経過もあります。なぜ愛知県瀬戸市に、この海上の森が主会場に選定されてきたのか、最初に海上の森ありきなのではなかったのかと思えてならない経過もありま...全文を見る
○小林(守)委員 愛知県が行った環境についての現況調査報告書が出されているはずでありますが、閣議アセスの流れの中に沿った現況アセスだと思いますけれども、その内容はどうであったのか、その評価はどうであったのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
○小林(守)委員 非常に一般的な調査で、その評価については極めて不十分なものだというふうに言わざるを得ないと思うのですけれども、実は、日本の有力な、有数の自然保護団体である財団法人日本自然保護協会、さらには世界自然保護基金日本委員会、これらの自然保護関係団体の方では、みずからこの...全文を見る
○小林(守)委員 答弁の中で、新しい六月に成立をした環境影響評価法に基づいて、基づくというより準じて今度の愛知万博の会場の問題等についてはアセスメントを行うのだというような、これは政府の考え方が示されたわけであります。  その点は私も評価をしたいというふうに思いますけれども、通...全文を見る
○小林(守)委員 引き続きまして、通産省に設置されました環境影響評価手法検討委員会には、環境庁、建設省、愛知県そして博覧会協会がオブザーバーとして参加をされています。なぜオブザーバー参加なのか。  環境庁や建設省、愛知県が出るというのはよくわかるのですけれども、要は、建設省がこ...全文を見る
○小林(守)委員 この事業については愛知県が責任主体になるわけでありまして、そういう点で知事のお考えに沿って建設省も協力をするという形になるのだろうというふうに思うのですが、問題は、愛知県に環境影響評価条例があるのかどうか。  例えば、この法律には適用しないけれども、愛知県の条...全文を見る
○小林(守)委員 それでは最後に、質問ではなくて、人と自然との共生というテーマになっていますから、これは人と自然との折り合いをどうつけていくのかということなんですよ。  今我々が持っている手法は、科学的知見を集積した環境アセスメント法をしっかりとやることしかないのではないか、そ...全文を見る
12月12日第141回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  大木長官には、COP3の議長として大変大きな役割を果たされたわけでありまして、その御労苦に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  御承知のように、COP3京都会議の目的であった温室効果ガス削減の法的拘束力を持った議定書がようやく十...全文を見る
○小林(守)委員 次に、今回の議定書の採択の中で対象ガスが三種類から六種類になったわけですけれども、そのふえた三種類については、御承知のようにいわゆる代替フロンのハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、それから六弗化硫黄、この三種類が追加されたわけであります。特にハイドロ...全文を見る
○小林(守)委員 自主的な取り組みでいくのか、それとも法的な取り組みでいくのか、ちょっと明確な答弁はいただけませんでしたけれども、今後ともこの問題については我々も真剣に追求をしていきたい、このように考えております。  さて、次に、十二月八日、我々も国会議員顧問団という形で参加を...全文を見る
○小林(守)委員 それでは最後に、同じく十二月八日の閣僚級会合に先立ちまして、ミクロネシアの地域にあるんだそうですが、ナウル共和国のクロデュマール大統領が演説をされました。私は大変感銘を受けたわけですけれども、このナウル共和国というのは、ニューギニアの東方にありまして、赤道直下の...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。