小林守

こばやしまもる



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小林守の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小林(守)委員 民友連の小林です。三先生には、大変お忙しいところ、貴重な御意見を賜りまして、感謝を申し上げる次第であります。  私は、今日の経済不況そして金融不安、これらの大きな背景には、政治や行政に対する国民の不信、そして、特に大蔵官僚OBにかかわるまさにモラルハザードとい...全文を見る
○小林(守)委員 今、金融も含めて、信用収縮、クレジットクランチという状況が加速している状況でありますけれども、経済ばかりでなく、政治、行政、そして人間社会全体が、日本全体がいわゆる信用収縮に向かっているのではないか。これは、政党政治自身にも言えることかもしれませんし、我々も深く...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。
03月02日第142回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。  私は、二十一世紀を目前にいたしまして、今日の我が国の現状は、金融破綻、景気、経済の低迷の中で、人々のモラルの崩壊、子供たちの心の荒廃がますます深刻になっているという状況、二十一世紀に向かってどのような日本の経済、社会、文化のシス...全文を見る
○小林(守)委員 総理の認識に変わりはないというようなお話もございました。  私は、環境と開発の問題については、どなたも、バランスのとり方とか、要は環境へ配慮した経済の成長とか、そういう考え方というのは理解されている時代状況だろうというふうに思うんですけれども、実は、具体的な問...全文を見る
○小林(守)委員 総理がそういう方向で決断されたわけでありますから、とにかく省益みたいな、また業界益みたいなそういう立場を超えて、少なくとも環境行政と通産行政がこれからしっかりと手を結んで、十分連携をとってやっていってもらわないと、日本は本当にどうなっているんだというようなことに...全文を見る
○小林(守)委員 少なくとも相当厳しい法的な規制、それから経済的な手法、それから国民のまたは業界団体の自主的な取り組み、このような最低三つぐらいの手順や手法を総動員しながら取り組んでいかないと、とてもとても達成できる数字ではなかろう。  しかし、人々の意識の変化というのですか、...全文を見る
○小林(守)委員 環境庁長官は少し遠慮されてお話しだったと思いますが、環境委員会の中で我々が質問すると、もっと強い言葉が出てくるはずなんでありますが、まあこういう席ですから。  それでは、通産大臣にぜひ聞きたいと思います。
○小林(守)委員 法改正後では困るんですよ。やはりその法改正の中できちっとした、第三条の中に運輸大臣、建設大臣も協議に、きちっとこれは法的に位置づけられているのですよ。三条の中に環境庁長官が入っていないということは、やはりエネルギー政策は根本的に、まだエネルギーの安定した供給確保...全文を見る
○小林(守)委員 総理、環境と経済開発との不幸な関係を打破していく意味でも、新しい関係をつくっていく意味でも、きちっと、少なくとも協議の場には常に口が挟めるというか、環境行政の視点から、環境への負荷の最小化というような視点から、やはり環境庁が物を申すことができる、少なくとも法的な...全文を見る
○小林(守)委員 少なくとも形の上からも、法文上に環境庁長官とも協議するというようなことが必ず入れられるように。確かに具体的な編成方針の中では、環境行政で、それから地球環境の温暖化の問題で、大切なんだという言葉は入っているんです。しかし、法律本体の中に環境庁長官との協議の部分がな...全文を見る
○小林(守)委員 それじゃ、次に、砂漠化防止条約の締結の問題について、お聞きをしたいと思います。  砂漠化というのは、まさに地球環境問題の大きな問題の一つでありますけれども、なぜ砂漠化が進むのかということについては、科学的には、いわゆる先進工業国の資源の多消費、そして、炭酸ガス...全文を見る
○小林(守)委員 環境庁長官の砂漠化に対する認識と今後の取り組みの姿勢について、ちょっとお聞かせいただきます。
○小林(守)委員 何か、京都会議で、温暖化防止の数値目標の問題で、世界の環境NGOとかEUなどの諸国から、また北欧の諸国の皆さんから非常にひんしゅくを買っていたというか、批判を受けていた日本とかアメリカとかオーストラリアとか、この辺の国々がまだ批准をしていないんだそうなんですね。...全文を見る
○小林(守)委員 そうすると、六月までの今国会に出されるということで確認してよろしいのでしょうか。
○小林(守)委員 随分時間が過ぎてしまいまして、まだまだ三分の一ぐらいしか進んでおりません。  そういうことで、次の一般質疑の場でも引き続き環境と経済の関係から、特に二十一世紀に向かって、先ほども申し上げさせていただいておりますが、やはり資源循環型の、物質循環型の経済社会を展望...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。諸先生には大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  私は、間近に迫りました金融ビッグバンの問題から、将来にわたって日本のクレジットクランチをどう克服して信用創造の時代を切り開いていくべきなのか、この辺を視点にしてお...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  現在、我々は平成十年度の予算を審議しているところでございます。しかし、既に自民党の首脳は、外側でということになりましょうか、十兆円規模のいわゆる補正予算が必要だというようなことを打ち上げているわけであります。株価操作のための一種の口...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。  公述人のお三方には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  行財政改革と景気対策という観点から、政策転換の必要性ということもお話がございました。緊急の景気対策は当然行わなければならないわけですけれども、し...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それでは、次に高木先生の方に、今の関係の中で構造政策としての地方分権、分散型の税財源構造というものが必要だというようなことを私自身も常にお話しさせていただいているわけなんですけれども、高木先生には政策転換の必要性という点で、私も同意...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。終わります。
03月12日第142回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。本会議の後になりましたけれども、引き続き論議を進めさせていただきたいと思います。  午前中以来、地球温暖化防止の問題についての論議は、それぞれの党の皆さんからも既に出ているところでございます。重複になろうかと思いますけれども、あえて...全文を見る
○小林(守)委員 状況につきましては、わかりました。  ただ、長官のお話の中で、いわゆる法的拘束力のある六%削減という数値、その中でも森林の吸収源をどうカウントするのか、それから排出権取引やクリーン開発メカニズムや共同実施、これらの数値のルール、基準、そういうものが今後の国際的...全文を見る
○小林(守)委員 随分時間がたってしまいました。  最後に、環境ホルモン、いわゆる内分泌撹乱化学物質の問題で、随分マスコミ等でも取り上げられるようになってまいりました。しかし、この問題については、既に欧米では五年、十年前から問題が指摘されておるような問題でございまして、特に、人...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。
03月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○小林(守)委員 民友連の小林守でございます。  私は、まず最初に、一昨日、日本銀行営業局の吉沢保幸証券課長が、日本興業銀行と三和銀行からの接待、総額約四百三十万円相当のわいろが供与されたという収賄容疑の逮捕の問題について、お聞きをいたしたいと思います。  申すまでもなく、信...全文を見る
○小林(守)委員 事実の解明と、そして再発防止も含めた徹底的な対策を、対応をしていかなければならない問題だというふうに受けとめました。  要は、この逮捕の問題が、一人の職員のふらちな、モラル欠如による問題なのか。それとも、大蔵、金融業界そして日銀も含めた護送船団方式の中での腐敗...全文を見る
○小林(守)委員 構造的な問題なのかどうか。例えばざぶんとかどぼんとかいう、こういう隠語が通用している、そういうことを踏まえて、構造的な問題ではないのかということを私はお聞きしたいというふうに思うのです。  ようやくここで職員の服務規律とか心得などというものをつくって出したよう...全文を見る
○小林(守)委員 私は、かつて自治政務次官をやっておりました。そのとき自治大臣でありました、現在、自民党の幹事長代理でしょうか、野中広務氏、きょうはまだ見えられていないようでありますが、野中先生は、日銀や東京証券取引所などに天下りをした大蔵キャリア組の元幹部が今日の混乱を招いた、...全文を見る
○小林(守)委員 内部調査を進めながら責任を考えていくというようなことで、今月末ぐらいまでには進退を明らかにしたいというようなことだというふうに思います。  現在、内部調査の中で、直属の上司であります営業局長からの内部調査は今どのように進められておるのでしょうか。
○小林(守)委員 私自身は、総裁が大蔵事務次官を経験されて日銀に天下ったというような経歴を考えますならば、今日の日本の金融全体のそれぞれのセクションで最高の責任を持った立場で今日を迎えられているあなたが、やはり四月一日を目前にして決着をつけていくべく、新しく蘇生できるためにみずか...全文を見る
○小林(守)委員 現在の政策委員の中に武富將氏という方がいらっしゃいます。この方の経歴を見ますると、今回の不祥事の贈賄側である日本興業銀行の代表取締役を務められて、OBとして二年後に日銀に入られたというような経歴でございます。  私は、政策委員のこの方にも、即刻進退を、責任を明...全文を見る
○小林(守)委員 私は、やはりこの際徹底した改革を進めるためにも、それぞれの責任者が、社会的な責任というのですか、法的には問題ないかもしれませんけれども、社会的な責任を、道義的な責任をとって、日本の金融再生、こういう視点でやはり責任をとっていただくことがそのことにつながるのだ、こ...全文を見る
○小林(守)委員 大臣、私は、総裁はもとよりでございますけれども、日本の金融、財政の最大の責任者である大臣が、この問題について、内閣が日銀に対する任命権を持っているわけでありますから、本当にこれを再生していくということ、国民に対する本当の決意をあらわすという意味も含めて、少なくと...全文を見る
○小林(守)委員 日銀の独立性を保つというような視点から、行政が人事にまで介入するのはいかがかというようなお話がございましたが、現状の段階では任命権を内閣が持っているわけでありますから、それは行使していいわけであります。少なくとも、構造的な腐敗だということであるならば、私は、徹底...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、次の問題に移りたいと思います。総裁にはお帰りになって結構でございます。  それでは続きまして、減税の問題について、私は、地方分権という視点からお聞きをしていきたいと思っております。  昨年の臨時国会終了後、ASEANの首脳会議の後だったでしょうか、...全文を見る
○小林(守)委員 大蔵大臣には、地方分権を推進していく意味で、地方分権推進委員会の一次から四次にわたる勧告がございました。そして、それでは不十分だというような認識だったんだと思いますが、総理が閣議の中でも、また分権推進委員会の諸井委員長に対しても、第五次の勧告を求めたいと。  ...全文を見る
○小林(守)委員 現行法からするとそういうことになるのかと思いますけれども、地方の財源措置はきちっとやったというようなことでございますが、住民税の減税にかかわる部分については減税補てん債という形で、これは地方の借金を認めますよという話ですから、これは地方がしょっていくんですよ。こ...全文を見る
○小林(守)委員 何かよくわかりません。  例えば、いわゆる所得税の減税をやると、自動的に住民税の減税も今までやってきています。住民税の性格を勘案して今後何か検討していくみたいなお話なのですが、いわゆる景気対策として、極めて高い累進構造を持つ所得税というのは、景気調整機能、所得...全文を見る
○小林(守)委員 きのうの本会議における民友連の質問に対する回答と同じなのですが、そのとおりなんですよ。地方の税財源の確保というのは極めて重要な課題である。そのとおりなんです。しかし、重要であるからには、この所得税減税についてもちょっと待ってくれということがなかったわけですよ。そ...全文を見る
○小林(守)委員 法人税、法人事業税の減税に絡みまして、地方は新たな税財源をどうつくっていくか、安定した財源をどう確保していくかという観点から、外形標準課税というようなものが検討されてきている。これは早急にやはり論議を詰めて、オーソライズして出していくべきものではないのかな、この...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、同じようなことになるのですけれども、所得税を恒久減税化するというような形の場合は、当然地方財源としての地方交付税への影響が恒久化されるということになるわけでありますけれども、この場合どのように、これは大蔵省になるでしょうか、自治省になるでしょうか、所得...全文を見る
○小林(守)委員 そのとおりなんですが、財政措置をしなければならないそのやり方として、どういうことが考えられているのか。恒久化を言うからにはそこを聞きたいのですよ。
○小林(守)委員 まあ適切に対処ということで、今後の課題ということになるかと思いますが、少なくとも、私は、所得税の減税に伴う交付税への影響については、その影響分を恒久化するためには、交付税率を、三二%の税率をその分上げようではないかというふうな一つの方法があるかと思います。  ...全文を見る
○小林(守)委員 今非常に気になる答弁がございました、何か国税を減税すると地方税は増税になりますよというような、おどしとも言えるような。  確かに、国の減税を賄うために地方はその分、国の事業とか国の歳出を一定に確保しなければならぬということであるならば、国民負担ということになり...全文を見る
○小林(守)委員 この問題については、分権推進委員会の今後の検討課題、それから政府の地方分権推進計画の今国会における提出というようなことが予定されているわけでありますから、その時点でも再度議論をしていきたいというふうに思います。  最後に、公共事業に絡んで、建設省では、道路事業...全文を見る
○小林(守)委員 まだ検討段階ですから、今後の検討に期待をしたいと思いますが、できるならば、裁量行政の中でのアセスではなくて、再評価ではなくて、やはり客観性を持つ、そして国民の声がきちっと受けとめられる、そういう評価のシステムをつくれるように、できれば法制化をお願いしたい、このよ...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○小林(守)委員 おはようございます。民友連の小林です。早速質疑に入らせていただきます。  きょうは、公害等調整委員会に係属されている諸問題について幾つか取り上げて、現在の状況等についてお聞きをしたいと思います。  まず最初に、香川県の豊島産廃不法投棄の問題でございますが、平...全文を見る
○小林(守)委員 概要はわかりました。  中間合意が成立して、現在、処理技術も含めた検討をされているというような状況でありますが、どのくらいの費用がかかるのか。それから、その費用についてはだれが負担をするのか。その辺について、もう既に一部報道されているところもありますけれども、...全文を見る
○小林(守)委員 大体二百億ぐらいかかるのではないかというようなお話が既に出ておるわけですけれども、大変な費用がかかるわけでありまして、少なくとも香川県、それから、対象業者というのですか、その業者がどのくらいの負担をするのか、これからやはり詰めなければならない部分なんだろうという...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、次に移ります。  公害健康被害の補償に関する法の改正に関して、平成七年の二月十七日に当委員会におきましてやはり法改正がなされました。ちょうど阪神・淡路大震災に絡んでの改正だったと思いますけれども、その附帯決議について私も読ませていただいたわけなんです...全文を見る
○小林(守)委員 附帯決議というのはただ単にセレモニーじゃございませんので、ぜひ最大限の努力をお願いしたいというふうに思っております。  それでは次に、平成八年四月に、東京都杉並区の井草森というところの一画に東京都の事業として杉並区不燃ごみ中継施設というものが整備をされまして、...全文を見る
○小林(守)委員 そのような調査研究を早急に強力に進めていただいて、未知の新たな、人類に対する本当に大変な問題があらわれているのではないかというようなことを我々は危惧しなければなりません。  原因がわからないからその住民に対して手当てなりいろいろな手だてができないのだということ...全文を見る
○小林(守)委員 家電リサイクルについては商工委員会との連合審査の中で出かけていってやることになるかもしれませんけれども、論議をさせていただくということで、時間が過ぎてしまいまして大変失礼をいたしました。
05月13日第142回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○小林(守)委員 民主党の小林守です。  きょうは、家電リサイクル法や省エネ法の審議に環境委員会委員の立場で参加をさせていただきました。今、島津委員の方からもありましたように、まさに、二十一世紀、世界の課題であり、日本の大きな政策課題でもある環境問題について、今回の家電リサイク...全文を見る
○小林(守)委員 十八条の一項、二項ですね。特に二項がフロンが含まれているのだということなんですが、説明を聞けば、ああ、ここに入っているのかなということなんですけれども、では、そのほかのものというのは何か考えられているのですか。  こういう抽象的、一般的な言葉で表現する理由は何...全文を見る
○小林(守)委員 確認しておきますけれども、政令なり省令ではきちっとこれは位置づけられるということは間違いないですね。
○小林(守)委員 それでは、次に、再商品化という言葉が今度の法律の中に出てくるのですが、「再商品化等」という言葉の「等」がちょっとひっかかります。「等」というのには、熱回収というのですか、それも含まれるのだということのようでありますけれども、この「再商品化等」についてのいわゆる熱...全文を見る
○小林(守)委員 再商品化ばかりというわけにもいかないという問題が今お話がありました。リサイクル率が一〇〇%になればいいのですけれども、少なくとも今の技術的なことから考えるならば、リサイクル率一〇〇%というのはなかなか困難な状況だろうというふうに思うのですね。  そうして見ます...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますると、プラスチックを燃やす施設や事業所について大きな問題が今起こっております。廃棄物の焼却場については、ダイオキシンの問題で、廃掃法の改正や大気汚染防止法の排出ガス規制でこれは相当網をかけてきた。もちろん不十分でありますけれども、相当手が入ってきたとい...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますると、プラスチックを例えば固形燃料化する、RDF化して、燃料発電などを考えていくということも先端技術としていろいろ研究されておりますが、RDFにするような施設もこれは排出ガスがあると思うのですね。これらについても対象になるのでしょうか。
○小林(守)委員 そうしますると、RDF化をする施設も、なおかつそのRDFを利用した例えば発電等の施設も廃棄物処理施設として大防法の適用になるというふうに考えていいのでしょうか。  例えば、RDFというのは有料なんじゃないでしょうか、ただなんですか。RDF化して、それを燃料にし...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますると、結局シュレッダーダストに含まれるプラスチックなどがごみとして燃やされる、熱回収で使われるについては、ただでないとだめだということになりますか。しかし、お金は最初に取っているんですよね、回収のために、再製品化等のためにお金を消費者に負担させているの...全文を見る
○小林(守)委員 要は、ただ単に廃棄物処理施設で燃やした熱を利用して発電をするとかなんかということじゃなくて、それは廃棄物処理施設というのはよくわかるのです。そうじゃなくて、プラスチックを燃料として燃やしてその熱源を利用して例えば産業に使う、その熱源として利用する施設は一種のボイ...全文を見る
○小林(守)委員 そうすると、廃掃法上の施設基準、設備管理基準とかそれではなくて、大気汚染防止法だけがかかるということなんですか。
○小林(守)委員 その辺がどうもはっきりしていなかったものですから。ダイオキシンの問題も含めていろいろな心配がされておりますので、大気汚染防止法の規制はかかります、有価物を燃やす、プラスチックを燃やす施設についてはかかるんだということを明確に今お答えいただきましたから、それはそれ...全文を見る
○小林(守)委員 今日、市場では家電製品が三億台出回っていると言われております。これらがだんだんに回収に上がってくるわけでありますけれども、膨大なそのマニフェスト管理伝票が、紙の消費が出てくるのだろうというふうに思うのですよ。これは古紙のリサイクルという点を考えるならばプラスの面...全文を見る
○小林(守)委員 今後の課題にさせていただきたいと思うのですが、最後に、時間が来ましたので最初に戻りますけれども、有害物質の処理体制の中で、十八条の二項でフロンは受けているのだ、政令でやるのだということをはっきりいただきましたから、それはそれで了とするのですけれども、もう一つ、内...全文を見る
05月19日第142回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。佐藤委員の質問に続きまして、お聞きをしていきたいというふうに思います。  今、地球温暖化防止行動計画の評価について佐藤委員の方から、要は、たすべきことをせずにできることからやってきたというようなことではこの問題の解決にはならないし、今日、九六...全文を見る
○小林(守)委員 次に、大臣は本日の本会議の御答弁の中で、とりあえず、とりあえずという言葉を随分多用されていたようなんですけれども、とりあえずの法案ということではなくて、やはりきちっとした展望を持った、先ほどの答弁の中で、今後、大幅な改正も含めて見直しをしなきゃならない法律だとい...全文を見る
○小林(守)委員 先ごろのバーミンガム・サミットにおきましても、「我が国の主張」ということで、これはきょういただいた外務省の方の資料なんですが、外務省の方で、我が国では温暖化問題についてどう主張したかというところで触れているのですが、「京都議定書が真に意味あるものとなるよう、フレ...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますると、バーミンガム・サミットにおいて、我が国が、フレキシブルメカニズムの早期具体的制度づくりということを主張された。これはCOP4に向けて補完的措置を早くきちっとすべきだということも確かにわかるのですが、やはり国内措置を徹底して早く取り組むということが...全文を見る
○小林(守)委員 説明ではそういうことになるのだろうと思いますが、まだ法律が成立しておりませんので、例えば省エネ法の改正などについて、本来ならば一体的な、総合的な温暖化対策も含めた省エネ法の改正が当然求められてしかるべきだったというふうに思うのですが、あの法案からすると、環境庁が...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますると、家電リサイクル法の中で熱回収という問題がありましたね。有価物の熱回収、例えばプラスチックを有価物にして熱回収するときには廃掃法の適用は除外されますね。しかし、いずれにしても、排出ガスの場合は有害な化学物質が、ダイオキシン等の化学物質が心配されるわ...全文を見る
○小林(守)委員 いずれにしても、環境庁が環境保全で責任がある省庁であるという観点から、あらゆるところにやはり口を出していかなければ困る。協力要請を常にしていくということが大事なんだと思います。逆に言えば、こういう政策や法律は全部環境庁が協力要請しますという一覧表ぐらいつくって毎...全文を見る
○小林(守)委員 時間が参りましたので終わりますが、とにかく、環境行政の責任省庁として、環境庁の役割は、まさにみずからが積極的に進めると同時に、他省庁の施策に対して常に目を光らせて、温暖化なら温暖化防止の視点から協力要請を常にしていく。これがないと、やはり進まないと言わざるを得な...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  佐藤委員に引き続きまして論議を進めていきたいと思います。できるだけ重複を避けながら、具体的な問題についてお願いをしたいというふうに思います。  まず最初に、この法案におきましては、三条の三項で、「国の責務」という項がございます。「国は、...全文を見る
○小林(守)委員 今の回答の中で、冷暖房などの温度の調節とか、再生紙の問題とか、そのほかいろいろお話がございましたけれども、要は、具体的な問題で、本当にいつからやろうとしているのかお聞きしたいなというふうに思うのですね。  一つは、実は、この部屋の温度を先ほど事務方に調べていた...全文を見る
○小林(守)委員 法律ができないと、何かそういう基本方針も定められないみたいなことになってしまうのでしょうか。  こういう形で国民に既に呼びかけているわけでありますから、国民はこれで我慢しろということになるんですか。少なくとも、これを出したからには、各省庁に対して呼びかけている...全文を見る
○小林(守)委員 実施結果についての報告を、環境委員会でもいいのですが、もちろん国会議員すべての皆さんにいただけるのでしょうか。
○小林(守)委員 温度の問題とかいろいろありますが、例えばこういう紙の質の問題ですね。通産省では、古紙リサイクルということをかなり自分の専門の課題として取り組んでいるセクションもあるはずですよ。要は、通産省だけを言っているわけではなくて、国会全体を見た場合に、それぞれ何か全部違う...全文を見る
○小林(守)委員 先ほど佐藤委員の方から、国、地方公共団体などにおける温暖化物質、温室効果ガスの排出抑制の視点で、公共事業の見直しということがございました。御回答では、いわゆる素材のセメントなどでCO2排出の少ないような技術の問題、リサイクルの徹底とか、それから工事にかかわる機種...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、また本題に戻りますが、国の責務として、これからこの法案に基づく基本方針の中で、国自身が率先してCO2換算で削減をしていくのだというふうに計画が進められていくであろうと思うのですが、COP3の直前段階で、全国の中でも先進的な自治体で、例えば、これは記憶が...全文を見る
○小林(守)委員 総排出量を算定して削減の方向へ取り組んでいくということなのですけれども、例えばこの地方自治体の二〇%とか一〇%などについては、基準はどういうふうな情報によって計算された数字なのでしょうか。  私がお願いしたいなと思うのは、今後政府は、基本方針で、地方自治体に対...全文を見る
○小林(守)委員 先ほどの佐藤委員の質問の中でも、市町村に対してなぜ努力義務にしたのか、もちろん事業者に対してもですが、そういう議論があったわけであります。  省エネ法の第二種エネルギー管理指定工場については努力義務なのですが、エネルギーの使用状況については記録義務になっている...全文を見る
○小林(守)委員 そうしますと、「内外におけるエネルギーをめぐる経済的社会的環境に応じた燃料資源の有効な利用の確保に資する」というのが省エネ法の目的であります。しかし、温暖化対策推進法の目的はそうではないのですね。イコールではないのですよ。そこでどうしても目的の若干の————— ...全文を見る
○小林(守)委員 次に進みますけれども、きのう経団連の角脇地球環境本部長さんの方かち参考人の御意見をいただきました。経団連の方では、省エネ法とそれからこの地球温暖化対策推進法とが二重規制になるのではないかということで、政府は一体で、一本でやってくれというような要請もあったわけです...全文を見る
○小林(守)委員 時間が過ぎてしまいましたので最後に要望だけしておきたいのですが、省エネ法の中でトップランナー方式というものを導入して、非常にエネルギー効率のいい一番すぐれたものを水準にして、これ以上でやってくださいということを示していくという方式に切りかえた。今までは、全体的な...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
09月04日第143回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○小林(守)委員 民主党の小林守です。  このたびの地球温暖化対策推進法につきましては、昨年のCOP3の成果を受けまして、法的拘束力を持つ京都議定書の採択を受けたものとして、国内的な取り組みの枠組みをつくり上げていくためのものだというふうな性格を持ったものだと受けとめております...全文を見る
○小林(守)委員 次に、基本方針及び政府の実行計画については、今後しっかりとフォローアップをしていかなければならないと思います。国民の、市民の参加をしっかりと受けとめるためにも、情報開示、公表の仕組みが極めて重要だというふうに思います。  そういう点で、このフォローアップのため...全文を見る
○小林(守)委員 基本方針や実行計画については、基本的に国民、市民の自主的、積極な参画のもとにまず進められなければならないし、当然のことながら、国や地方公共団体、事業者それぞれの社会的責務の中で取り組んでいくということも、これまた当然のことというふうに考えるところであります。 ...全文を見る
○小林(守)委員 実行計画の策定とか実績の公表について、今の答弁では、一律に義務づけることは負担が大きいのではないかと。  そういうことで、趣旨は、公的セクターはすべてやっていくべきではないか。特に、事業者や国民、それぞれの皆さんにお願いしなければならないということでもあるわけ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、次に移りたいと思います。  地方公共団体等も含む公的セクターについては、積極的に義務としてこれはやるんです、しかしそのやり方は身の丈に合ったやり方でいいのではないか、それに対して国や都道府県は支援をしますよというような法律の仕組みを準備してはどうかと...全文を見る
○小林(守)委員 温暖化防止のための温室効果ガス削減の取り組みをそれぞれの主体が主体的、積種的に取り組むということになると、大きな基盤というのでしょうか、そういう観点に立つならば、各主体を構成する国民一人一人、この動向にかかっていると言えると思います。そういう点で、国民一人一人の...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次に、今お話にありました地球温暖化防止活動推進センターについて、その運営が開かれたもの、透明なもの、そして本当に国民のニーズに的確にこたえられるようなものでなければならないと思いますし、また主体的、積極的に取り組んでいる市民活動団体の皆さん方、特にCOP...全文を見る
○小林(守)委員 センターの運営については、そのような市民参画の位置づけがなされているというような答弁がございました。  もう一つ、センターの事業運営のあり方として、やはり情報をどのように集めるのか、情報センターの機能を基本的に担うものだというふうに思います。そういう点で、国、...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  もう一つ、この法律の中でよくわからない部分があります。常識的に考えていった場合に、何でこういう表現の仕方になるのかよくわからないところがございます。その辺についてお聞きしたいのです。  いわゆる第三条第二項の中に調和条項という部分...全文を見る
○小林(守)委員 時間が来ましたからこれで終わりますが、少なくとも条文上の言葉については、省庁間のいろいろな調整の言葉として出てきた、もう非常に裏のある話なのだと思うのですよ、三日三晩かかった言葉が配意だとするならば。  まず最初に、この言葉で国民が理解しやすいかどうか、すぐに...全文を見る
09月25日第143回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。大畠委員に引き続きまして、八月末に栃木県の北部そして福島県南部を襲った集中豪雨による水害の問題につきまして質問をさせていただきます。  冒頭、被災地の皆さんに心からのお見舞いを申し上げ、一日も早い災害復旧と生活再建に取り組んでいかなければなら...全文を見る
○小林(守)委員 時間が一問で来てしまいましたので、まだいろいろあるのですけれども、特に観測体制の中で、降雨量と流域防災対策ということで、先ほど大畠委員の方からも、那須の方の降雨量が少なくとも何時間後には水戸での流量になってくるわけでありまして、そのような一つの、那珂川なら那珂川...全文を見る
10月02日第143回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  諸先生には、我々のこの環境委員会に御足労いただきまして貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございます。私も、この環境ホルモンやダイオキシンの問題について日ごろ感じていること、また、よくわからない問題等について整理をさせていた...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それでは、次に、有害化学物質がどんどん明らかになってきている状況の中で、既に十万種に及ぶ化学物質、そして毎年千種ぐらいの新しい化学物質がつくられているというようなことを聞いているわけですが、日本における有害化学物質対策が非常におくれ...全文を見る
○小林(守)委員 時間が参りましたので、ありがとうございました。
10月09日第143回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  きょうは、建設委員会の一般質疑に際しまして質問の機会をいただきましたことを、まず関係者に感謝を申し上げたいと思います。  それから、冒頭でございますけれども、八月の末に発生いたしました福島県南部、そして栃木県那須地方北部の集中...全文を見る
○小林(守)委員 再評価の対象ということで、今年度において再評価の対象として実施するというようなお話でございました。  そこで、まず再評価の視点について、今お話がございましたように、四つの視点で再評価を行うのだというようなことでありますが、事業の進捗状況とか社会経済情勢の変化、...全文を見る
○小林(守)委員 今の説明では、過大な水需給予測ではないというような視点で進めるのだということになるのだろうというふうに思いますが、決してそればかりでなく、上流における水没者の生活実感からいっても、これだけ水が欲しいのならば、なぜ一極集中是正という国策の中でこちらに来てくれないの...全文を見る
○小林(守)委員 住民の意見を聞くことができるというか、やる気になれば、必要があればできるんだよということだろうというふうに思うのですが、関東地建の現在の事業評価監視委員会の委員名簿もいただきましたけれども、地域の事情に非常に明るいというふうに言えるかどうか。確かに学者、先生方そ...全文を見る
○小林(守)委員 ダム等審議委員会というのもありますね、ダム審というのですが、これらの委員構成についても、マスコミを含めて一般的に我々のところに聞こえてくる声は、知事や建設省お気に入りのというか肝いりの方々で構成されているのではないか、要は推進のためのお墨つきを与えるような審議委...全文を見る
○小林(守)委員 大臣の答弁の方向で、ぜひ進めていただければというふうに思います。  それで、その再評価の結果、一定の評価がされますけれども、公表について、できるだけ具体的に細かく公表するというような仕組みを、委員会が公開かどうかということは、いずれにしても会議録は公開されると...全文を見る
○小林(守)委員 今の答弁によりますならば、我々は、県議会において知事に対して厳しい姿勢で臨まなければならないということになるんだろうというふうに思いますが、いずれにしても、今後もこの問題については、さらに住民のやはり意向をどう受けとめていくのかという、情報公開と住民参加という形...全文を見る
○小林(守)委員 はい、わかりました。
12月03日第144回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○小林(守)委員 民主党の小林です。  長官、ブエノスアイレスにおけるCOP4の会議、大変御苦労さまでございました。また、COP4の事前に、東京における閣僚級の非公式会合、さらには中国やアメリカへの訪問によって、事前折衝という形での御努力の成果が一定の、地味な形ではございますけ...全文を見る
○小林(守)委員 経過等について、論点についてお話しいただきましたけれども、我が国は中立的立場で臨んだというようなお話だったというふうに思います。  そこで、大臣にもお聞きしたいのですが、終了時の記者会見において、真鍋大臣の発言の中には、この京都メカニズムに対する位置づけという...全文を見る
○小林(守)委員 こんな短時間でそんなに早口で全部言われても、どうもなかなかよくわからないのですが、どう見ても、国内措置を最優先する、国内措置が中心であって、あくまでも排出量取引とかクリーン開発メカニズムというのは補完的な措置である。  日本でいえば六%の削減目標があります。こ...全文を見る
○小林(守)委員 日本は、こういう温暖化問題についても環境行政についても、非常に顔の見えないスタンスを常にとり続けている。議長国のときだったら、まとめなくてはならぬという責任もありますから、それはそれでそういう立場をとらざるを得ないのはわかるのですが、これはもう何か非常にコウモリ...全文を見る
○小林(守)委員 今大臣から、顔のある環境外交を展開したいというようなお話がございました。  一つお聞きしたいんですが、十月にアメリカに行っていらっしゃいますよね。そして、今回、アメリカが十一月十二日に署名をされた。京都議定書にようやく署名をしたわけですよね。それは、アルゼンチ...全文を見る
○小林(守)委員 今回のCOP4において、途上国の参加の問題については議題から削除された。時期早尚というようなことでしょうし、先進国の基本的な責任、義務を果たしていないではないか、まず責任、義務を明らかにして、実行を確認してからやはり参加の問題は議論すべきだというような途上国のス...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、次に移りたいと思います。  オゾン層の保護の問題についてでございますが、世界気象機関と国連環境計画が共同で作成した報告書、いわゆる「オゾン層破壊の科学アセスメント」九八年版、これを気象庁が集約した形で十月二十一日に発表されました。  これによります...全文を見る
○小林(守)委員 人体に対する、または生態系に対する被害というか悪影響の科学的な予測というのでしょうか、可能性というのはいかがでしょうか。
○小林(守)委員 それでは、できるだけ観測データでお話しされると同時に、科学者の中で生態系や人体への影響について研究されている方もいらっしゃると思いますので、できればそういう人の見識、所見、知見もあわせて報告書に含めていただけるとありがたいな、このように思うのです。事実だけだと、...全文を見る
○小林(守)委員 時間が来ましたので以上で終わりますが、一つだけお願いしておきたいのです。  代替フロンについて、今、排出削減対策をどうとっているのか。特定フロンについては一定のデータが出されてきておりますが、代替フロンについてのデータを私は見たことがないのです。これは温暖化対...全文を見る