小林守

こばやしまもる



当選回数回

小林守の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  私は、小渕総理の施政方針演説で述べられました、二十一世紀のあるべき国の姿、その理念と考え方等について、まず質問をさせていただきます。  小渕総理は、二十一世紀の経済社会の理念を富国有徳というふうな言葉で表現されました。この予算...全文を見る
○小林(守)委員 大変雄弁に語っていただきましたことを感謝申し上げますけれども、本当に今の日本の現実が豊かなのか、そして徳のある状態なのか、この辺をもっと、厳しく認識を踏まえたお話をいただきたかったなというふうに思うのです。  それでは、次に移ります。  この二十一世紀の五つ...全文を見る
○小林(守)委員 総理の考えを受けまして、今度はそれぞれの委員会の方でより具体的に詰めさせていただきたいと思っておりますけれども、次に、美しき日本、そして美しい国土づくりというような言葉について伺います。  美しいという言葉を何度もお使いになっておる演説でありますから、言葉がど...全文を見る
○小林(守)委員 私は、環境問題などをいろいろ見聞きし勉強してくる過程の中で、非常に悲観主義に立っています。どうしても悲観的にならざるを得ないのが今日の世界、地球環境であり、我々を取り巻く生存環境ではないか、このように思えてなりませんから、総理がおっしゃる大いなる悲観主義からの脱...全文を見る
○小林(守)委員 富国有徳の視点からするならば、やはりそういう自然との共存、共生という視点がきちっと豊かさの中で守られているのかどうか。そういうものを破壊した上での豊かさというのは、これはごまかしだと思いますし、本当は富ではない、豊かではないんだというふうに言わざるを得ない。国民...全文を見る
○小林(守)委員 そのような経過を受けまして、今、代替地をどこにどう探すかというのが最大の問題になるわけであります。  今日の社会経済情勢の変化や国民の意識の変化、自然との共生というような思い、これらが非常に高まっているのが現実でありまして、運輸省は、港湾埋め立ての、公有水面埋...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、具体的に、藤前干潟の処分場計画断念という中で、ごみゼロ社会を目指す、これはだれも言うことなんですけれども、しかし、現実の話、当分の間はごみゼロというわけにはいかないのが現実だと思うんですね。そういうことになりますると、最終処分場を、やはりある程度の確保...全文を見る
○小林(守)委員 この問題については、やはり二〇〇五年の愛知万博にも大きなインパクトになるというか、もう既に愛知万博が始まったと言っていいというようなことだと思うんですね。環境万博とも言われておる愛知万博が二〇〇五年を目標に実施されますけれども、自然との共生というのがテーマでござ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次に、徳島県の吉野川第十堰改築事業についてお聞きしたいと思います。これも大変、マスコミ等で取り上げられて、注目されている大きな問題であります。  最近、住民投票条例の制定要求の住民の署名が有権者の半分近く獲得できて、選管の方でこの条例制定の公告縦覧が行...全文を見る
○小林(守)委員 間違いなく条例は制定されることになろうと思いますが、実施されるということになりますと、いわゆる建設省の直轄事業では初めての国民審査を受けるということになるんじゃないでしょうか。初めての直轄事業に対する住民投票ということになりまして、そういう点で、これは大きな河川...全文を見る
○小林(守)委員 可動堰の方が正しいというふうに考えているということなんですが、住民は、現状のものを修復して、現在の、生活と一体となっている、地域の人たちの親水空間だ、水辺の、遊べる、親しみの持てる、なれ親しんできた景観なんですね。  しかし、建設省では可動堰の方が安全だという...全文を見る
○小林(守)委員 そういう議論をやはりぜひ地元の住民と円卓を囲んでやってもらいたいというふうに思うんですよね。  それで、実は、これは民主党の方でこういう資料がないのかということで資料を要求してようやく出されてきた。昭和五十一年度、昭和五十五年度の、洪水の問題とか費用の問題、ど...全文を見る
○小林(守)委員 研究者、住民団体の方からも非常に不信の大きな原因にもなっておったというふうに言えると思うんで、ぜひ、これらについて誠実に情報開示をお願いしたいなと思っております。  いずれにしても、冒頭の問題点に戻りますが、住民の意識と、そして直轄事業を担う建設省、国の、また...全文を見る
○小林(守)委員 これほど住民の意識と、国、県、市の理事者の意識が違ってきているということをどうやって埋め戻していくのか、きちっとタイアップできるような、民主主義が正常に機能するような関係をどう制度的にも保証していったらいいのかという観点に立って考えるならば、この直轄事業の多くの...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、時間も残り少なくなりましたので次に移りますが、OECD加盟の各国に対して、化学物質等の環境汚染物質の排出・移動登録制度というのがございます。これを加盟国は早急につくるように、そういうことなんですね。既にアメリカとかイギリス、カナダ、オランダ、フランス、...全文を見る
○小林(守)委員 それじゃ、最後になりましたので要望させていただきますが、人体ばかりへの有害性でなくて、生態系への有害性、これをやはりきちっととらえてもらいたい。生態系への有害性なしに考えられない時代になっているわけですね。そういう点でぜひお願いしたい。  それから、この制度の...全文を見る
02月05日第145回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。  私は、野田自治大臣に、地方分権の観点から幾つかの見解をただしておきたいと思います。  自自連立政権の顔とも言えるのではないかというふうに思いますし、また、新進党、自由党の地方分権論というのは、極めて先鋭なというか、奇抜なと言っていいか、...全文を見る
○小林(守)委員 自由党の分権構想と、現実に今進められようとしている合併促進法の改正、このギャップが私は相当なものがあるのではないか。少なくとも、自自連立政権の中で野田自治大臣は、自分の持っている構想と現実の合併促進法の改正という中のその溝の深さというか広さというか、実際に三百自...全文を見る
○小林(守)委員 今、地方分権推進計画に基づく地方自治法の改正を含めて、四百七十八本ぐらいの関係法律を一括した地方分権関連一括法案というのが今国会に出されるという方向に進んでいると思うのですが、その中で、やはりこの住民投票制度をどう位置づけていくのか、極めて重要なポイントだろう、...全文を見る
○小林(守)委員 我々としては、やはり住民参加の多様化、豊富化、そして代議制民主主義というか、間接民主主義を補完するものとして、住民が直接政治、行政に意見を言える、制度的に言える、そういうものを組み込んでいくべきだろうというふうに思いますし、できるならば、それをきちっと位置づけて...全文を見る
○小林(守)委員 地方税財源の確保充実というのは、第五次答申まで含めて分権推進委員会の中で議論をされながらも、答申の文面ではお題目だけしか出てこないのですね。しかし、分権の大きなかなめとして、私は、やはり税財源の移譲というのですか、これが明確化されない限り、本当の意味での自立した...全文を見る
○小林(守)委員 今、努力をされているというようなお話の中で、私もお聞きするところによると、少なくとも局の中での統合化というかメニュー化というか、そういうレベルの補助金の統合化が進められているというようなことを聞いております。  しかし、それじゃ何にもならないのであって、少なく...全文を見る
○小林(守)委員 この問題を自治省が強く主張するというのはなかなか難しいというふうに思うんですね。そういうことで、これはやはり大蔵省が主導権を握ってやっていかないと解決できる問題ではなかろうというふうに思うんですよ。ほかの省庁は、自治省が何か下心があるんじゃないかというふうな視点...全文を見る
○小林(守)委員 どこまでどう、賛成されていただいたわけですから、具体的に、省庁を超えるかどうか、その辺はいかがですか。
○小林(守)委員 財政構造の改革というか、分権に対応する税財源の構造改革のもう一つの視点として、私は、先ほど岩國委員も触れられましたが、地方歳出規模と地方税収入との乖離の問題、これをできるだけ縮小して、地方の自主税財源の充実確保、こういうことはどなたも触れてお話ししていると思うん...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次に、平成十一年度の地方財政計画並びに対策についてお伺いをしたいと思います。  今日の地方財政の現状については、申すまでもないところでありますけれども、四年連続の財源不足というような状況の中で、今日では十兆四千億ぐらいの通常収支上の財源不足を生じておる...全文を見る
○小林(守)委員 いずれにしても、ルール化を明確にして、自己責任、自立の方向を地方にしてもらう。そして、自主的、主体的な、総合的な行政ができるような仕組みをつくっていくことが責任だろうというふうに思うんです。  申し上げるまでもないですけれども、交付税の税額不足というような状況...全文を見る
○小林(守)委員 時間がなくなってしまいました。一問だけちょっと入らせていただきますが、介護保険制度の円滑な運営にとって、地方団体は大変心配をされております。  さきに、厚生省が二千五百円という基準額を保険料として出しましたけれども、全国市長会が実施したアンケート調査によると、...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。ありがとうございました。
○小林(守)委員 民主党の小林です。  内閣官房副長官鈴木宗男氏の政治資金についてお聞きをいたします。  その前に、北海道の帯広市に本社を置く業界売上高全国二位と言われている大手林業会社やまりん、そしてそのグループ企業十社、このやまりんの国有林盗伐の問題を先に触れたいと思いま...全文を見る
○小林(守)委員 そのやまりんさんが森林法違反、しかも鈴木副長官が北海道沖縄開発庁長官のときに国有林の盗伐を行ったという事実でございますが、みずから支援をいただいている、政治資金的にも世話になっているその社長初めグループ各社が、法人名それから個人名を合わせて、このやまりんに限って...全文を見る
○小林(守)委員 自分はそのときに知らなかったというようなことだろうと思うのですけれども、少なくとも、今日政官業の腐敗、癒着というものが厳しく問われている状況の中で、みずからの資金団体の中に違法な、しかも国有林の木を無断で伐採している、しかも、いろいろな情報を調べてみますると、か...全文を見る
○小林(守)委員 いずれにしても、政治資金規正法が改正されて、個人並びに法人、団体の企業献金、これについては厳しい上限規制が設けられたわけであります。  そういう状況の中で、今までもずっとそういう形で献金をいただいていた、そのやり方が法規制上困難になったということで、分散献金と...全文を見る
○小林(守)委員 私は、その脱法行為という言葉を取り消すつもりはございません。  それでは、それぞれの企業・団体献金をされた方、それから個人名で献金をされた方、それぞれの資金管理団体並びに鈴木氏の任意の政治団体、これらすべてに名寄せをしていただいて、本当に脱法行為がなかったのか...全文を見る
○小林(守)委員 業界団体を統合した、鈴木氏の任意の支援団体である未来政策研究会21というのが、北海道の建設業協会正副会長並びにOBも含めて道内十一カ所の協会をまとめて、約三十五社の代表者がこの未来政策研究会21というものをつくっておりますけれども、これらについても、法人そして個...全文を見る
○小林(守)委員 今、任意の建設業協会関係団体の幹部の、北海道全域にわたるその組織の問題なんですが、断れば仕事に影響するのではないかという心配があって入会したというような話も聞こえております。  なおかつ、このやまりんの会社には営林署の署長が即天下りをしているというようなことも...全文を見る
○小林(守)委員 では、さらに事実調査を我々も進めたいと思います。
02月10日第145回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守でございます。  公述人の諸先生には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  最初に、佐高先生の方にお聞きしたいと思います。  今日の経済状況の中で、戦後最悪の雇用不安、そして将来生活への不安にさらされて、国民は消費マイ...全文を見る
○小林(守)委員 二宮先生に同じような関連の質問なんですが、私は、経済的な学、全く素人でございますが、ただ、いろいろな雑誌などで、昨年ノーベル経済学賞を受けられたのは、アマーティア・センというインド出身の経済学者だそうであります。もちろん詳しく知っているわけじゃないのですけれども...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それでは、続きまして、先ほど石先生のお話の中で、とにかく中長期的な財政の視点を欠いた何でもありの予算ではないかと、こういうことに尽きると思うのですけれども、しかし、このような状況の中で、とにかく限界に来ているということで、遅かれ早か...全文を見る
○小林(守)委員 まだいろいろあるんですけれども、時のアセスのことで、石先生の方で触れられておりましたけれども、まだまだ対象化が少ないのではないか。  要は、財政構造改革の中で、やはり歳出構造の見直しというのが相当大きなポイントになるんだろうというように思うんです。そういう点で...全文を見る
○小林(守)委員 それじゃ、時間はまだ少しあるんですが、終わりたいと思います。
02月16日第145回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。  委員会の運営が正常化されたわけでありますけれども、委員長には、厳正な、公平な運営、そして、円満な運営を続けられますように、まず最初に要請をさせていただきます。
○小林(守)委員 それでは、今大きな話題になっております、外国の艦艇が、軍艦が日本の港湾に入港するに際して、自治体の方で非核の証明をもらいたいということについて外務省にその提示を求める、そういう趣旨の県議会の決議に基づく条例化について、外務省並びに自治大臣は、地方自治体の知事の権...全文を見る
○小林(守)委員 地方自治の本旨という、憲法九十四条でしょうか、これに基づくならば、地方自治体は「法律の範囲内で条例を制定することができる。」このようになっていますね。法律に反するかどうかについて、これは日米安全保障条約、そして地位協定、それから港湾法というようなものが関連法とい...全文を見る
○小林(守)委員 納得がいかないんですが、国是である非核三原則について、搭載していないということを港湾管理者として県民に対して責任を持つ立場にあるわけですから、非核三原則の趣旨にのっとって、外国艦船に対して直接求めるのではなくて、県から外務省に求める、国に求めることがなぜ外交の専...全文を見る
○小林(守)委員 地方自治体が外交関係にまで関与することについて、権能の逸脱であるということでしょうけれども、先ほども言ったようにその非核三原則について、これは核を搭載していないということを証明してくれ、証明書を出してくれということを国に求めることが、なぜ国の判断を求めることにつ...全文を見る
○小林(守)委員 国としてはそういう考え方で、必要ないからということなんでしょうが、自治体が条例を制定して、外務省に対して、必要ないということになるかもしれませんが、一々個別の艦船について政府は回答しない、そういう回答の文書が来るとか、そういう条例を決めることについて、違法なんで...全文を見る
○小林(守)委員 法律に反しない範囲で条例を制定する権利があると憲法に保障されております。  今外務大臣がおっしゃったのは、恐らく七十三条の「内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。」の中で、「外交関係を処理すること。」というところに基づいておるんだろうというふうに思うん...全文を見る
○小林(守)委員 高知県の条例案、それからそれと付随している実施要綱案を見ますると、要は、非核三原則に基づく港湾の平和的な利用ということを県議会の決議に基づいて条例化しようとしていることでありまして、全会一致の決議に基づいて条例化することについて、その内容がけしからぬということを...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、別の角度からちょっとお聞きしますが、いわゆるガイドラインの中の自治体及び民間の協力の中で、特に自治体の協力の中で、「協力を求めることができる。」ということになっていますね。そして、例えば合理的な理由があればお断りというか拒否することもできるし、それは違...全文を見る
○小林(守)委員 ですから、核搭載の有無を確認できないことをもって入港はちょっと困ると言うこと、ガイドライン法上で協力できないという理由がそういう理由だった場合には、これは合理的な理由になるのかならないのかなんですよ。
○小林(守)委員 確かに、安保条約ばかりでない、一般の外国の艦船についても対象にはなっているのが今日の高知県の問題だと思うんですが、しかし、その大きな丸の中に含まれるのがガイドラインの中の艦船の入港という問題になるんじゃないでしょうか。大きな丸の中の安保条約にかかわる米軍の艦船の...全文を見る
○小林(守)委員 それで、もう少しこの問題について別の角度からお聞きしますが、神戸港方式というのを御存じだと思うんですけれども、神戸市が議会の決議によって、これは直接だと思いますが、外国の艦船、艦艇に対して非核証明を求める、こういう決議に基づいて実施をしようということになっている...全文を見る
○小林(守)委員 あってはならないということですが、じゃ、違法ということですか。
○小林(守)委員 地方自治体の首長が住民から選挙をもって、その住民の生活や安全について、平和について、守る権能を委託されているわけです。その自治体の首長が議会の同意を得て決議をし、条例を制定する、これが法律に、法律ですよ、国の考え方ではなくて法律に反しない限り条例を制定することが...全文を見る
○小林(守)委員 私は、地方分権の趣旨、流れから随分後退して、まさに住民の自治権を抑制するような方向に相当かじ切りをしてきているのではないか、このように思えてなりません。  住民が、国民が、艦船の核搭載について、搭載していないという印を外交の責任を担う外務省が、国が、国民に対し...全文を見る
○小林(守)委員 国の施政権の範囲内という概念が非常にあいまいでありますし、さらに、これはすべてに広がっていくようなものではないかというように思えてなりません。  法律を逸脱することは許されませんけれども、法律の範囲内では地方自治権が認められているわけでありますよ。その違反する...全文を見る
○小林(守)委員 九五年の二月に最高裁判決があってから既に四年を経過しているところであります。そういう点で、特に歴史的な背景のある在日韓国人の皆さん方の強い要望、それから、全国の自治体における決議、少なくとも、人口比でいうと七〇%以上の国民が地方参政権を認めるべきではないかという...全文を見る
○小林(守)委員 既にこの問題については、民主党と当時の平和・改革さんの方で共同提案をさせていただいているというような経過もございますけれども、ぜひ政府の方からも閣法としてでも提案をしてほしい、このように強く要望しておきたいと思います。  それでは、続きまして、建設大臣においで...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、今後具体的に、これは毎年事業評価、再評価というか見直しというのはやっていくのですか。ですから、確かに、十月の九日ですから、平成十一年度の予算の閣議決定のかなり直前と言っていいと思うのですよ。その時点で再評価委員会を開いてメンバー構成、委員会構成を直して...全文を見る
○小林(守)委員 私も、河川整備計画の論議の中で、なるべく早くそういうシステム、仕組みをつくっていきたいということなんですが、河川整備計画の論議というのは今どういう形で進められているのですか。
○小林(守)委員 具体的に、河川整備計画の論議というのはいつからどう進められるのですか。何かよくわからないのですけれども、何となく、やるんだかやらないんだかわからないような形で進めていくというような感じなんですが、どういう形でやっていくのか、もうちょっと具体的に言っていただけます...全文を見る
○小林(守)委員 春というと、四月ごろからということでよろしいのでしょうか。いいですね。はい、じゃ、わかりました。  時間が参りましたようですので、交代させていただきます。ありがとうございました。
02月19日第145回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○小林守君 私は、民主党を代表して、平成十一年度予算三案につき政府が撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、趣旨の弁明をいたします。  我が国は未曾有の長期不況に陥り、国民は不安な気持ちで毎日を送っています。金融・証券市場は低迷し、中小企業の倒産が多発し、勤労者は雇用不安にお...全文を見る
03月10日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守です。  私も、ちょうど五年前に先生の御意見をいただきまして、質問もさせていただいたわけで、ちょうど五年ぶりにまたこの委員会に戻ってまいりまして、奇遇だなという感じがいたしておるのですが、きょうは二つほどお聞きしたいと思います。  一つは、政治...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○小林(守)委員 おはようございます。統一地方選挙の前半戦が終わりまして、また、後半戦のちょうど合間ということで大変慌ただしいところでございますけれども、私の方からは、環境事業団法の改正に入る前に、ちょうどこの統一地方選挙の間、四月八日だったと思います、環境庁長官が、本県の国立公...全文を見る
○小林(守)委員 被害の実態については、確かに現地へ行けば、百聞は一見にしかずというようなことで深刻なものを見るわけであります。  ただ、このようなシカの被害、猿の被害も出ておりますけれども、これがなぜ今日このように大きな社会問題にまでなってきたのか。特に八〇年代以降顕著になっ...全文を見る
○小林(守)委員 自然科学的な原因というか、温暖化で雪が少ないという例を一つ挙げられました。それから、いわゆる食物連鎖の頂点に立つオオカミが明治の前半代で大体絶滅したということで頂上に立つ捕食の動物がいなくなったので、弱い動物というか繁殖力の強い動物がどんどんふえるというような現...全文を見る
○小林(守)委員 鳥獣の保護について考えていく場合に、人と自然とのかかわり、文化だとも言えると思うんです。もちろん、ヨーロッパ的な文化の思想と日本的な、アジア的な文化思想というのはおのずから違っているんだというふうに思いますし、動物とのかかわりについても、特に日本人の場合非常に情...全文を見る
○小林(守)委員 ふえ過ぎて被害が出てということが大きなきっかけとして法案がつくられてきたという印象を強く持つわけなんですね。そういうことで、法案の出るタイミング、状況というのは極めて邪道ではないかな、このように思えてなりません。今日までそういう状況を放置してきた。いろいろな問題...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、この問題については引き続き委員会等の国会における審議の場にゆだねさせていただくということにいたしまして、環境事業団法の一部改正の問題について触れていきたいと思います。  環境事業団については、今日の地球環境の問題、人間の生存基盤にかかわる環境ホルモン...全文を見る
○小林(守)委員 二つの側面があるわけですけれども、特殊法人等の整理合理化というような方向に沿って今度の法改正を見ていった場合には、どのような整理合理化を環境事業団にもたらすことになるのか。組織や人員それから人事の面、財政上の問題、こういういわゆる特殊法人の持っている公共的性格と...全文を見る
○小林(守)委員 組織、人員等について、整理統合で少し少なくなるというようなお話で、特に融資業務がことしの上半期で今度全廃になるということになりますから、その関連が予算的にも減ってくるというようなことなんだろうというふうに思います。  一方、建設譲渡事業等については、新たな時代...全文を見る
○小林(守)委員 何かよくわかりませんが、今後さらに別の角度から、行政改革の視点から別のセクションの方でも詰めてもらいたいなと思います。  一つだけ、やはり環境事業団の方の問題として総括をし厳しく反省をしながら新たな展開を考えていくということになるならば、王子アルカディアの事業...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、引き続きまして、業務の見直しの中で幾つかあるんですけれども、特に一つだけお聞きしたいと思います。  今回、産廃の最終処分場とか焼却施設に加えて、一廃、一般廃棄物の最終処分場や中間処理施設があわせてやれる、あわせ産廃とよく言われるんですけれども、こうい...全文を見る
○小林(守)委員 時間が来ましたので以上で終わりますけれども、引き続き、この事業実施、内容等については厳しく点検をしながら見守っていきたい、このように考えています。  終わります。
04月28日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守と申します。  本日は、カティブ参考人それからウィルソン参考人に御出席をいただきましてこのような機会をいただきましたことを、心から感謝申し上げるところであります。  まず最初に、マレーシアのカティブ参考人、大使にお聞きをしたいと思います。  ...全文を見る
○小林(守)委員 お話で、新しい政府としてのコンセプトをお聞きさせていただきました。  私自身は、これから二十一世紀に向かって、新しいマレーシアの政府としてのコンセプトの中で、機能と効率、そして小さな政府、このコンセプトをもって新政府をつくっていく、そして、そのことによってマレ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、同じ問題意識に立って、オーストラリアのウィルソン参考人に、キャンベラの首都についてお聞きしたいと思いますが、私も十四年ぐらい前に視察に行かせていただきました。やはり現在と同じように三十万人ぐらいの都市だというふうにお話を聞いておりまして、大変美しい、整...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。
05月14日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。  中山委員に引き続きまして、政府案とそして民主党案、対峙されておるわけでありまして、このPRTR制度についての国民的な関心を盛り上げていくためにも、できるだけ、法案の性格や骨子、それが浮かび出るような観点に絞って質問させていただきたい、この...全文を見る
○小林(守)委員 政府案と対案の骨格的な違いのポイントが今示された、このように私は受けとめております。  先ほど通産大臣の方から、国民の意見を聞く、国会議員の意見を聞くのも国民の意見を聞くことだということでございます。そのとおりだとは思うのですが、例えば審議会の意見を聞くといっ...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、もう一点。国と地方との関係という視点でこの法律を見ていきたい、このように思うのです。  OECDの勧告などの中にも、やはり国レベルのデータの正確さ、精度の高さ、これを確保するには地方政府の関与が極めて重要であるということをガイダンスマニュアルの中で指...全文を見る
○小林(守)委員 先ほどの環境庁の方の答弁については極めて遺憾だと思います。  本当にPRTR制度を、官製のものではなくて市民がしっかりとこの問題について取り組んでいこう、国民的な課題として定着をさせていくんだ、環境リスクを削減していくんだという視点に立つならば、国で決めた一つ...全文を見る
○小林(守)委員 尊重という言葉の形、地方自治権、そして条例制定権、これについては尊重するということでもあるわけでありますから、これはまたの機会に議論をしたいというふうに思います。  次に、法の目的について、第一条関係について少し踏み込んだ議論をしていきたいなと思います。  ...全文を見る
○小林(守)委員 おそれの問題について、ちょっと聞き漏らしたのかもしれませんが、科学的に有害性は明らかである、しかし人へのまたは生態系への因果関係はまだ不明確である、何とも言えない状況だ、物質そのものは有害性があるというのはわかっているけれども因果関係はどうも明確ではないというよ...全文を見る
○小林(守)委員 わかりました。意味するところはしっかりと受けとめさせていただきます。  私は、テレビでミトコンドリアDNAというところのニュースを見て、大変感銘を受けたのです。少なくとも、化学物質による人や生態系への影響というのは、人と生態系というのは、もうまさに動植物、ミト...全文を見る
○小林(守)委員 この問題について、民主党の方はどのように考えているかを、ちょっと。
○小林(守)委員 それぞれの違いがはっきりしてきているなというふうに思います。  それではもう一つ。今回の政府案でも、特定フロンについては対象化されるというふうに読み込むことができます。これは当然入るのだろうというふうに確認したいと思いますが、それでは代替フロンは対象になるのか...全文を見る
○小林(守)委員 ここでも私は、今回の法案の中で対象物質、フロンの問題を政府が本気になって解決しようとしていないのではないかと指摘せざるを得ないと思います。  一つさらに聞きたいのですが、特定フロンは対象化するということなんです。それで、代替フロンは除くということなんですが、例...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、HCFCは対象物質になるということですね。わかりました。  それで、もう一つ、さっきの質問の中で答弁されていないことがあります。  義務化して報告義務化する。しかし、さっきも言ったように、排出量の正確なデータをいただくためにこれがあるわけではありま...全文を見る
○小林(守)委員 時間も限られてまいりました。  最後に、今日、先ほど来お話が出ておりますけれども、化学物質が市場で五万種類から十万種類出回っている、そして毎年新たに三百種類ぐらいの化学物質が開発され、市場に参入しているというような状況でありますけれども、これに対する化審法の製...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。終わります。
05月18日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第2号
議事録を見る
○小林(守)議員 お答えいたします。  民主党案では環境庁を所管官庁とするということになっておりますけれども、なぜそのような趣旨かというようなことかと思います。  そもそも、このPRTR制度というのは、環境汚染物質の移動・排出量等を公開することによって、住民と事業者などがリス...全文を見る
○小林(守)議員 お答えいたします。  先ほどの所管官庁の一本化と同じような考え方に立ちまして、民主党は、政府案のように複数の審議会で同じ議題を別々に議論することでは対象物質などについては少なくなってしまうのではないか、このように懸念をいたしております。間違いなくそういう現実に...全文を見る
○小林(守)議員 お答えいたします。  OECDの附属書の原則について、まず実施途中の評価についてでございますが、民主党案では、厳しくチェックされた企業秘密を除きましてすべての情報を公表することにしておりますので、国民一人一人が非常に容易に情報を入手することができるようになって...全文を見る
○小林(守)議員 もとより、このPRTR制度については、環境リスクを削減させるということが政策目標であります。その点で、アジェンダ21十九章やOECDのガイダンスマニュアルにあるとおり、排出や移動について知る必要がある、こうした排出や移動に伴って発生するリスクを市民が知る、これと...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林でございます。  先生のお話は、非常に具体的、現実的な課題解決に向かってのわかりやすい分都の考え方だろうというふうに思っております。そういう点で、無理のないというか、そういう視点からさまざまな課題解決につながるというように思うのですが、一方、新たな...全文を見る
05月26日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守です。  行政改革特別委員会の中で、地方分権並びに中央省庁改革の論議がされておりますけれども、私は、地方自治体出身の議員として、また地方議会や地方行政委員会、さらには自治省における自治政務次官の経験を踏まえて、地方分権の一括法案について、大変思い...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、財政的な今後の分権を担保する意味での財政、財源の移譲についてどのような構想を持って進められるのか、この辺、お聞きしたいと思います。
○小林(守)委員 分権の問題と国、地方を含めた財政危機の問題は、これはレベルの違う問題だというふうに思うんです。そういう点で、これは自治大臣の答弁を求めたいと思います。
○小林(守)委員 財源、権限、人材も含めて地方へのシフトがえを進めていく、こういうことが分権のかなめになるんだろう、ワンパッケージで本来進めなければならないというふうに思います。また、今回の一括法では、それがないために非常に自治体にとってどう変わるのかというところが見えてこないん...全文を見る
○小林(守)委員 そこで、また施政権の問題にちょっとかかわるんですけれども、実は、平成八年の十二月六日、衆議院予算委員会において、我が党代表の菅直人氏が極めて重大な質問をされ、内閣法制局長官が答弁をされております。いわゆる憲法の第五章、内閣のところで、六十五条、極めて単純明快なこ...全文を見る
○小林(守)委員 今回の地方分権一括法の中で、先ほどの「行政権は、内閣に属する。」の理解をしっかりと踏まえていくならば、しかし、国と地方との行政権の関係で対等、協力の関係であるという立場に立つならば、少なくとも機関委任事務をやめて自治事務と法定受託事務に分けた、直接執行事務に分け...全文を見る
○小林(守)委員 ちょっとその辺が不明確なんですね。  やはり、自治事務で、自治体が責任を持って自己決定でやってくださいというふうに踏み切ったからには、原則、代執行や直接執行、そして是正措置要求の義務化、改善措置の義務化、これについては自治体の責任でやってください。ただし、原則...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。終わります。
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。  時間が極めて短時間でございますので、質問も簡潔にいたしたいと思いますし、答弁の方もできるだけ簡潔によろしくお願いしたいと思います。  本日、本会議におきまして、男女共同参画社会基本法が趣旨説明され、そして各党の代表質疑が行われたわけであ...全文を見る
○小林(守)委員 そのような形で男女共同参画社会基本法案がつくられてきた、このようなことであろうかと思います。  それでは、そのような人権の問題については、まさに大きな、重要な課題であるというような認識に立って考えるならば、今日、人権擁護推進審議会におきまして、七月答申を目途に...全文を見る
○小林(守)委員 私は、中間取りまとめの公表、そして最終答申の前にもう一度その中間取りまとめを受けた国民の意見を聞くべきである、こういう視点に立って、今までいろいろ聞いてきたということは認めますけれども、その中間取りまとめを公表して、なおかつ、さまざまな議論を受けた中でやることに...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、間違いなく中間取りまとめは公表されるということでございますね。  それで、次に移りたいと思いますが、五月三十一日の公明党の若松委員の質問に対して、太田総務庁長官が内閣府への人権啓発、人権教育の位置づけをお話しなされております。  ちょっと読ませてい...全文を見る
○小林(守)委員 私も、省庁設置法の概要等について見させていただきました。  法務省設置法案の中には、人権にかかわる部分については、「人権侵犯事件に係る調査並びに被害の救済及び予防に関すること。」という形で所掌事務が書かれております。人権教育、啓発についてはどこにも書かれており...全文を見る
○小林(守)委員 どうもわかりません。  民主党は、内閣機能の強化というような中で、首相府設置法、内閣府設置法というようなものを考えております。そして、その中に、政府とも非常に近いのですけれども、男女共同参画・人権政策推進室というものを設けて、男女共同参画も極めて重要な人権の問...全文を見る
○小林(守)委員 さまざまな省庁改革を全体的にやる過程の中で、私は、再検討を常にしていっていいのだろう、このように思いますし、何もはばかることはなかろうと。全体的な省庁見直しの中で考えていく今度の法案制定が最大のチャンスというふうに思いますし、いろいろな問題を整理していく。例えば...全文を見る
○小林(守)委員 これは、あるアンケート調査の結果なんですが、同和地区全国実態把握等調査によりますると、いわゆる差別を受けて、法務局または人権擁護委員に相談した割合はわずか〇・六%であった、人権侵犯事件に対して全く機能していないじゃないか、こういう数値が出ております。  一万四...全文を見る
○小林(守)委員 九六年に設置されました子どもの人権専門委員、これは何か七百人ぐらいだそうでありますね。子供たちのいじめや暴力における被害、差別の問題、こういうものについて専門委員という形で活躍するということなんですが、極めてお粗末と言わざるを得ないんじゃないでしょうか。しかも、...全文を見る
○小林(守)委員 人権擁護、救済のための行政が極めて不十分にもかかわらず、法務省はそこが最大の行政課題ではないか。  もちろん、人権擁護委員さんがチラシを持ったり、講演会とか、講師に頼まれて行ってしゃべることは、これもまた啓発だと思います。しかし、人を集めて、人が集まっていると...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○小林(守)議員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案、首相府設置法案並びに内閣府設置法案について、その提案理由及び内容の概要を申し上げます。  日本の内閣制度の機構と運営の実態は、同じように議院内閣制度を採用しているイギリスやドイツとは...全文を見る
○小林(守)委員 私は、まず最初に、今度の分権一括法にかかわる自治法の改正の点で、機関委任事務の廃止に伴う事務区分についてお聞きをしたいと思います。  今回の機関委任事務の廃止によって、自治事務と法定受託事務それから直接執行事務に分けられたわけでありますけれども、分権推進委員会...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それでは次に、いわゆる社会保険行政について今回は直接執行事務化という形で、地方事務官が国家公務員になり、国の直接執行事務に位置づけられることになりましたけれども、特に、社保行政の中で国民年金事務については市町村が大変大きな役割を果た...全文を見る
○小林(守)委員 関連して、ナショナルミニマムについては、国が責任を持ってこれはもうやるというのが基本だと思うんですね。しかし、実際のナショナルミニマムを適正に、しかも有効に機能させるためには、やはり、住民に身近なところの自治体行政がしっかりとこれを受けとめて運用していかなきゃな...全文を見る
○小林(守)委員 時間ももう少しになりましたので、一つだけ。  今回の自治事務に対する国の関与が、従来の自治体の固有事務とか団体事務とかにかかっていなかった、自治体に対する是正要求に対する改善義務化、これが自治体への関与の新たな強化ではないか、自治体の自治権に対する侵害がむしろ...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。
06月30日第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林守です。  三人の参考人には、大変お忙しいところ、我々の委員会に御出席をいただきまして、大変ありがとうございます。  それぞれの調査対象地域の核となる知事さんということで、それぞれの地域の期待を担ってきょうは御出席されているものと思いますけれども...全文を見る
○小林(守)委員 ありがとうございました。  それで、もう一つ別の視点からお聞きをしたいと思います。  それぞれの知事さんが、この移転については、一つは国土軸という視点から御説明がありました。  それから、もう一つは、現在審議会の方で、調査、検討中というか、各地域のそれぞれ...全文を見る
○小林(守)委員 終わります。
07月02日第145回国会 衆議院 環境委員会 第8号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。八十分という時間をいただきましたけれども、早速質疑に入らせていただきたいと思います。  三月三十日に、ダイオキシン対策関係閣僚会議におきましてダイオキシン対策推進基本指針が決定されたわけであります。それを受けまして、六月二十五日でしょうか、総...全文を見る
○小林(守)委員 経過についてはそのとおりなのですけれども、国際的なWHOの専門家会合の中で一から四というような、閾値というのですか、幅のある数値が出されたわけなのですけれども、なぜ一から四という数値の中で四を選んだのかというところをもう一度説明してください。
○小林(守)委員 八十六ナノグラム、それ以上になると、いわゆる健康影響というか一種の障害というようなものが明らかにあらわれてくるという数値だと。体内蓄積量というか体内負荷量ですね。  それはわかるのですが、なぜ四から一という数値になっているのかという答えになっていないのですね。...全文を見る
○小林(守)委員 もう少し丁寧に、何も隠すことはないのじゃないですか。大体その数値というのは、ラットにおける体内負荷量をとったんだというふうに言っていいんだと思うのですよ。  しかし、そのほかの動物実験において、それ以外にも例えばアカゲザルとかそのほかのものではそれよりも低い値...全文を見る
○小林(守)委員 長官の方から実態を正確に反映した答弁がございましたから、そういうことだというふうに思いますけれども、そういうふうにそれはわかっているわけだから、なぜそこを最初に言わないのかということなんですよ。  そういう実態を踏まえて、ただ、日本の場合は取り組みが非常におく...全文を見る
○小林(守)委員 それで、私もよくわからないのですが、中央環境審議会、生活環境審議会、それから食品衛生調査会、三審議会の答申案というのでしょうか、耐容一日摂取量についてというような資料の中に、アメリカでは、環境保護庁、EPAというエージェンシーが、WHOとは違った概念で実質安全量...全文を見る
○小林(守)委員 わかりました。閾値という一つの幅のある概念として物事を考えるか、それとも、とにかくどんな微量でも存在すれば害であるというようなものとしてダイオキシンをとらえるか、その辺の違いという形で認識してよろしいですね。  そういうことで、いわゆる排出ガスの規制量を、日本...全文を見る
○小林(守)委員 それでは次に、このTDIが四ピコグラムという形で設定されますると、今後それを基準にしていろいろな数式があるのだと思うのですよ、数式を用いて、大気はどうなんだ、さらには水質、土壌、底質、こういうものについても一定の環境基準というものが設定されることになるわけであり...全文を見る
○小林(守)委員 底質もいいんですね。
○小林(守)委員 それでは、とにかくデータ不足というのは否めない事実でありますから、相当の予算もかかることですけれども、早急に、日本人の、日本の行政のお得意なところだと思いますから、枠組みが決まったんだから、さあこれで一気にスタートしていただきたい、このように思います。  そう...全文を見る
○小林(守)委員 いずれにしても、そういう方向で、さらに積極的な取り組みを期待したいというふうに思います。  もう一点、マスコミ等も大変にぎわし、問題になったベルギー産の鳥肉とか卵、これがベルギーのある飼料工場、えさをつくる工場の、そのえさをつくるために使う油、その油の中にダイ...全文を見る
○小林(守)委員 大阪府の採取されておったその母乳を、平成九年度に国の方の事業として使わせてもらった、分析して結果を出したというようなことだろうと思いますけれども、その事実の持っている問題というか環境行政のおくれ、この辺については厳しく自己批判、反省を求めたいと思います。  さ...全文を見る
○小林(守)委員 それではもう一つ。ダイオキシンが既に環境中に放出され、蓄積しているのではないか、環境中を挙動している、そしてまた、それがめぐりめぐって人間の体に返ってくるというような、途上にある問題として考えなければならないのは、自治体における焼却炉、さらに最終処分場の問題でご...全文を見る
○小林(守)委員 少なくとも、今日までの取り組みのおくれというか、そういうものを早急に回復するというようなことも含めて、ぜひ抜本的な取り組みをお願いしたいと思います。  いずれにしても、あらゆるところで調査研究、測定分析というものが行われることになります。次に、この検査体制の問...全文を見る
○小林(守)委員 かぎのかかるところに完全に保管しろということなんですが、亜砒酸とかいろいろなほかの毒性の物質だってそういうふうになっているんだと思うのですよ。それがいつの間にか持ち出されるわけでしょう。そんなことじゃ、ちょっとどうにもなりませんよね。これは考え直してもらわなくち...全文を見る
○小林(守)委員 私は、必ずしもそれで十分とは思いません。これからは、民間のそういう研究機関とか民間の事業所でも、そういうものを取り扱ってみずから測定分析をするところも多くなってくる、できるようになってくると思いますし、ただ単に、研究者とか専門家の良心とか良識とか、そういうものだ...全文を見る
○小林(守)委員 環境行政と港湾行政というのはやはり質的な違いが当然あるんだろうと思うんですね。そういう点で、環境行政の中で責任の環境庁がやはり環境アセスという視点に立って、基本的にはこの計画については規模からいって国の新しい環境アセス法の適用対象になる事業ではないんだというふう...全文を見る
○小林(守)委員 時間が参りましたので終わりますが、いずれにしても、運輸省から意見を求められたときは、環境アセスメントをしっかりと環境庁は見ることができる立場になるわけですから、先ほど私も申し上げましたけれども、そういう視点に立って早い時点で基本的な布石を打っておいていただきたい...全文を見る
07月15日第145回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○小林(守)委員 私は、民主党を代表して、平成十一年度補正予算二案につき政府が撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、趣旨の弁明をいたします。  まず、補正予算の組み替えを求める理由について申し上げます。  今、我が国は未曾有の長期不況に陥り、国民は不安な気持ちで毎日を送っ...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○小林(守)委員 民主党の小林です。  このたびの環境庁長官並びに政務次官御就任、大変おめでとうございます。二十一世紀に向かって、環境の世紀と言われておりますけれども、その時代を開くためにお骨折りを御期待申し上げたいとまず指摘をさせていただきたいと思います。  そこで、まず、...全文を見る
○小林(守)委員 不適切というような御指摘でございますけれども、もうちょっと突っ込んでお話をお聞きしたいと思います。  超党派の女性議員二十五名が十月二十日に総理官邸に押しかけていきまして、この西村発言の問題については、国会議員にあるまじき行為だと、特に女性議員の立場から。安全...全文を見る
○小林(守)委員 国会議員にあるまじき行為を行った者だという形での抗議については十分理解できるということですか、わかりました。あるまじき行為ということですから、国会議員の資格を疑うということなんですね。  それで、実は森山眞弓衆議院議員、長官も御存じだと思いますが、私ども同じ県...全文を見る
○小林(守)委員 長官はどうお考えになられるかということをお聞きしたいんです。
○小林(守)委員 男女共同参画社会をつくっていこうというやさきの、法律もあって、そういう取り組みの中で、閣僚の一人として共同責任をとらなきゃならない立場だろうというふうに思うんですね。  そういう観点に立って、閣内において、女性閣僚はきっと清水長官お一人だと思いますが、この問題...全文を見る
○小林(守)委員 なぜですか。
○小林(守)委員 女性議員だからどうのこうのという形は控えたいと思います。  例の西村発言は、強姦罪がなければ男はすべて、おれたちはみんな強姦魔だというようなこともありまして、これは男に対する大変な冒涜の発言でもありますから、男も怒っているわけです。やはり女性も怒るべきじゃない...全文を見る
○小林(守)委員 男女共同参画社会の理念とか、環境権をしっかりと守っていこうとか、つくり上げていこうという立場に立って考えるならば、私は、冒頭申し上げましたように、環境権そして人権という問題は共通なのではないかというふうに思うのですね。  そのようなスタンスをもって、非常に消極...全文を見る
○小林(守)委員 これ以上、堂々めぐりになってしまうようですから。  人権と環境の問題というのは、私は、基本的人権という中で共通の問題であるし、それについての基本的な考え方、感覚、こういうものは環境行政を行っていく上での極めて大事な問題だ。子供たちの環境に対する感覚というのは人...全文を見る
○小林(守)委員 そのとおりだということで、私も目を通させていただきましたが、環境庁の意見の中で、全体的に、あらゆるところに、事業の効果というのでしょうか、事業の結果について、環境予測の不確実性という言葉が随所に出てきます。例えば、動植物に対する影響、それから地下水に対する影響、...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、もうちょっと具体的に聞きたいと思うのですが、さまざまな環境庁の意見の中での指摘事項がございます。これを評価書に記載してください、こういう視点についての問題を指摘しましたから、これについて評価書に記載をして戻してくださいということなんですね。建設省は、と...全文を見る
○小林(守)委員 そんなことでは本当に自然を守れませんね。  評価書に記載することと言って、記載しなくても構わないのですか。建設省、建設大臣に対して、きちっと環境庁長官の意見としてこういうことをつけなさいということで、つけなかった場合、それから不十分だった場合に、もう一度意見が...全文を見る
○小林(守)委員 そうすると、建設大臣に対して環境庁は意見は言うことができる、いわゆる評価書以外のところで話はできるという話ですね。  評価書には、とにかくあとは建設省が出してくるだけで、受け取るだけなんですかということです。
○小林(守)委員 途中で事業の中断も含めて検討しろというようなこと、ちゃんと意見書の中で出てきます。事業中断できますか、それじゃ。事業中断も含めて検討するんだということを評価書に書きなさいということが書いてあるのですよ。それは保証できますか。
○小林(守)委員 許認可をするのは建設大臣ですね。環境庁が言ってきたことに対して、不十分であっても何でも再意見は申し上げられない、それでどうしてそんなことを大臣の許認可のときに言えるのですか。  例えば、オオタカについては、中止も含めて事後調査をやる、また途中で影響のおそれがあ...全文を見る
○小林(守)委員 総括政務次官に、関連してお聞きしたいのですが、この計画書については、この評価について、それから今愛知県で行われている事業実施計画の案については、その委員会というのですか、企画調整会議というものが決裂している状態だというような状況ですね。それで、その案を作成するの...全文を見る
○小林(守)委員 今、重大な発言があったと思うのですよ。  要は、万博の経過後でも、いわゆる新住事業等については見直すということも含めて判断すべきじゃないかというようなお話だったのですね。ということは、見直しも含めて、とにかく今後環境庁としては取り組んでいくんだ。しかし、新住事...全文を見る
○小林(守)委員 それでは、万博に関連して、新住事業にも含まれているわけですけれども、もう一度お聞きしますけれども、例えばオオタカとか地下水の問題とかシデコブシの問題とか、そういうことで、明らかにまたはおそれがあるというときに事業中断ができるということにしましょうという意見を出し...全文を見る
○小林(守)委員 中断はどこが決めるんですかということです。もう一回聞きます。
○小林(守)委員 建設大臣への環境影響評価の意見書については、こういうものを評価書の中に入れなさいと。そうすると、大臣は、入っていれば、当然、認可の段階でこれを業者にきちんと言わなきゃならないですね。これは認可の条件になるんじゃないですか。事業者が判断するのは結果的にはあれですけ...全文を見る
○小林(守)委員 時間がこれだけで終わっちゃったので大変残念なのですが、評価書にこういうことをきちっと記述してくださいということを必ず確認してください。それに載っていなかったら全然仕事になりませんよ。環境行政にならない。  それから、現地を見てください。見られているかもしれませ...全文を見る