小林美恵子

こばやしみえこ



当選回数回

小林美恵子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、御説明、本当にありがとうございます。  私は厚生労働省に絞ってお聞きしたいと思うんですけれども、最初に二つお聞きしますが、まず一問目なんですけれども、新新エンゼルプラン、今説明いただいたプランの策定に当たりまして...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど御説明いただきましたけれども、いわゆる定員の弾力化もしてきたというふうにおっしゃられました。で、そういう形を取りながらも待機児を減少させるという施策が取られてきたわけですけれども、私はその内容を改めて検証しないといけないというふうに思うんです。  実は、私...全文を見る
○小林美恵子君 先ほどの定員の弾力化の問題ですけれども、定員以上に受け入れても最低基準が守られているからというふうにお話がございました。でも、私は、先ほどの紹介の話の中で、そのことが子供たちにストレスも与えているというのが現実の保育現場からの声なんです。だから、そこはやっぱり検証...全文を見る
02月10日第162回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は御説明、本当にありがとうございました。  私は、ちょっと確認をさせていただく上で、まず会計検査院の方にちょっとお伺いしたいと思います。  かつてロッキード事件などがございましたときは、そのときは会計検査院の、例え...全文を見る
○小林美恵子君 済みません、二点目お聞きしたいんですけれども、片山参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、イギリスとかドイツ、フランスの話で、日本の場合と違うという点で、例えば個別テーマとか重要視されるテーマについては随時報告がなされるということがあったと思うんですね。そう...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。
02月15日第162回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は貴重な御意見いただきまして、本当にありがとうございます。  私は、それぞれの参考人の方にお聞きしたいと思いますけれども、まず加藤参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、事業評価について学校給食の問題をお出しに...全文を見る
○小林美恵子君 じゃ、次に。
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  西川参考人に私はちょっとお伺いしたいんですけれども、会計検査院の機能の強化についてでございますけれども、検査対象の問題なんですけれども、かつてロッキード事件のときに全日空への直接の検査ができなかったということがあったと思い...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。
02月16日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず松尾先生にお伺いしたいんですけれども、小児の医療の体制という問題なんですけれども、私、もうそれは本当に少子化を考える上で大切だなというふうに思っております。それで、今小児科の医師が不足しているというような現状もあ...全文を見る
02月22日第162回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、両参考人におかれましては貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。外務省の方も御説明ありがとうございます。  それで、実は私も昨年のODA調査でメキシコ、ブラジルに寄せていただきました。それで、ブ...全文を見る
○小林美恵子君 ただ、私は、今の国際共通でいきますと、やっぱり貧困削減、国連のミレニアム総会というのは重要だなというふうには思っているということを……
○小林美恵子君 はい。そういうことにしまして、次に杉下参考人にお伺いしたいと思います。  参考人のペーパーにもお書きになっておりましたけれども、ODAの中でのNGOの役割というのはやっぱり私も大変重要だというふうに思います。  それで、NGOの代表の方も新聞報道でも述べておら...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。  では次に、私は外務省にお聞きしたいと思います。  今、参考人の方の御意見からもインフラ整備も大事なんだという話もありましたけれども、貧困削減の問題も大事だと。同時に、NGOの役割というのは育てていかなければならないというお話もございま...全文を見る
○小林美恵子君 最初の御答弁でいきますと、いわゆる自衛隊の活動とODAということを両輪としたのは、本格的にしたのは今回が初めてだということですよね。  そこでもう一つお聞きしたいんですけれども、この間、イラクへのODAの規模と内容、そしてそれが、特に援助額がイラクの地域に対して...全文を見る
○小林美恵子君 そこで一つ、私、確認させていただきたいんですけれども、先ほど、満遍なくやっているけれども、やっぱりムサンナ、サマワでは一定配分しているというお話がございました。それで、例えば、今イラクの人口二千七百万で、そのいわゆるサマワのムサンナ県というのは六十万人口と言われて...全文を見る
○小林美恵子君 私が今日なぜそういう御質問をさせていただいたかということを最後に申し上げて質問を終わりたいと思うんですけれども、要するに、何といいますか、その自衛隊が駐留しているところにODAが随分費やされているということで、それは自衛隊の駐留を容認していくものになるというふうに...全文を見る
02月23日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第3号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、貴重な御意見ありがとうございました。  私は、まず奥山参考人にお伺いしたいと思います。  私も、大阪で公立保育所の園庭を開放して地域子育て支援事業をされている方々のお話をお伺いしまして、それは何か保育所...全文を見る
○小林美恵子君 御指摘のあったように、競争社会といいますか、学校の現場でもそれから職場に出ても、やっぱり勝ち組、負け組かのような過度の競争社会というのがやっぱり負担は募らせているんだなというのを改めて私も痛感している次第で、それはやっぱり是正しないといけないなというふうに思いまし...全文を見る
○小林美恵子君 次は、樋口参考人にお伺いします。  先生は、お話の中で、フリーターの方の、何というんですかね、学卒後の一年の就業状態別と有配偶率という図をお示しいただいて、やっぱり経済不安、将来への不安の解消を取り除いていくことが大事だというふうに御指摘がありました。その中でも...全文を見る
03月01日第162回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は社会保険庁のオンラインシステムの問題について質問をさせていただきたいと思いますが、その前に総務省にお聞きしたいと思います。  各省庁で採用されている情報システムについてですけれども、官公庁が採用している十億円以上の...全文を見る
○小林美恵子君 では、今見直しされているシステムの中でそのシステムは幾つあるかということと、基本的な話ですけれども、そのうちNTTデータとの契約は何件で、しかも随意契約は何件かということを教えていただけますか。
○小林美恵子君 さらに、プログラムの著作権の帰属についてちょっとお伺いします。  データ通信サービスを利用しているシステムのうち官公庁に帰属しないのは幾つで、NTTデータと契約をしていて官公庁に帰属しないのは何件でしょうか。
○小林美恵子君 では、いわゆる今見直しをされている三十六システムの中でいくとどうなりますか。
○小林美恵子君 それ、その十一といいますのは、いわゆるプログラムの著作権の譲渡が可能な契約をしているというところのシステムじゃないですね。いわゆる……
○小林美恵子君 私の手元の資料でいきますと、そのデータ通信サービスを利用しているシステムでいきますと十一件なんですけれども、そのうち譲渡が可能な契約を締結しているというシステムは、明らかなのは一件だけです。それで、あとNTTデータ関係でいきますと、ほとんどが帰属されていないという...全文を見る
○小林美恵子君 いずれにしましても、そのシステムの見直しがされようとしているということは、この間、長きにわたってまるで一社独占状態で随意契約がなされて不透明な支払が行われてきたという弊害をやっぱり取り除いていく一つの契機になるというふうに思います。それは是非進めていただきたいと思...全文を見る
○小林美恵子君 資料をお配りいただけますか。    〔資料配付〕
○小林美恵子君 今のお話でいきますと、二〇〇三年度で七百九十四億円、しかも契約を開始されてから今日まで八千七百八十億円と言いましたかね。
○小林美恵子君 八十一億円。約九千億円も支払をしてきたということですから、いや、私はもうその総額そのものを本当に驚くんですけれども、同時に、その支払額が年々かなり上昇してきているということも本当に驚かざるを得ない問題だと思います。  今、資料を配付させていただきました。これは厚...全文を見る
○小林美恵子君 今後については、ですから、これ以上上がらないという保証はないということですね、今のお話でいきますと。
○小林美恵子君 いや、ですから、上がるということをおっしゃっているわけですけれども、今示させていただいた資料を見てもかなりのウナギ登りなんですけれども、これがまた上がるというふうになりますと、いや、これはとても納得ができないといいますか、大体、原資は国民の保険料ですから、そういう...全文を見る
○小林美恵子君 私、もう一つあるんですね。これは社会保険オンラインシステムの覚書というものでございます。これは正にNTTデータさんと社会保険庁さんとの双方の覚書でございます。でも、この覚書もこれぐらいしかないんですよね。もうわずかしかないんですけれども、それでも料金の支払はいつま...全文を見る
○小林美恵子君 この刷新可能性の調査結果に基づいてまた更にこの最適化計画を策定するということになるんだろうと思いますけれども、その点での見直しのかぎを握るのは、やっぱり先ほど民主党の方もおっしゃいました残債になるかと私も思います。  それで、この残債についてですけれども、契約の...全文を見る
○小林美恵子君 じゃ、最後に。  先ほど御答弁いただきましたけれども、この約款にもありますように、やっぱり契約解消時には払わなきゃならないわけですね。先ほどからの答弁で二千十億円ぐらいあるとおっしゃっていました。これをやっぱりどうするのかということが本当に見直しのポイントになる...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は貴重な御意見を本当にありがとうございました。  先ほどの質問ともちょっと関連するかもしれませんけれども、先ほどからの無藤先生、尾木先生のお話をお聞きしていますと、やっぱり子供の変化というのが随分指摘をされました。そ...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  政府は、国立大学授業料標準額値上げの理由として、私学との格差是正をおっしゃっております。今日は、そこで私は私学学費を中心にして質問させていただきます。  まず、日本の大学の中で占める私学の学校数、そして学生数の割合とその...全文を見る
○小林美恵子君 重要な役割があるとおっしゃいましたその私学の学費についてでございますけれども、一九七五年度と二〇〇四年度のその額、現在の初年度の納付金は、全学部、理科系、医歯学系、それぞれ幾らでしょうか。
○小林美恵子君 今御説明をいただきましたその私学の学費が本当に私も高いというふうに改めて実感するものでございます。  そこで、どんなにこの学費が学生や、そしてその御家庭の家計に重くのし掛かっているかということを私は大臣にお聞きいただきたいと思います。  二人の娘さんを私学に通...全文を見る
○小林美恵子君 国公私立の場合はいかがですか。
○小林美恵子君 私が文部科学省さんからいただいた資料によりますと少し違うんですけれども、私立の場合は、合わせますと二百六十一万三千八百円、また国公私立平均の場合は二百三十七万八千九百円というふうな資料をいただきました。いずれにしても、さほどおっしゃっていた金額と余り変わりはないと...全文を見る
○小林美恵子君 どちらも負担は重いというふうにおっしゃったと思います。それで、財務大臣は助成も行ってきているというふうにおっしゃいました。  そこで、文部科学大臣に私はお聞きをします。どういう助成を行ってきたのか。特に、特別補助と一般補助というのが私学の助成にはあるはずです。そ...全文を見る
○小林美恵子君 特別補助は増額されているとおっしゃいましたけれども、これはやっぱりあくまでも特別のものでございます。先ほど御説明がありましたように、大学の経常経費の中心部分はやっぱり一般補助です。御説明があったように、率も、しかもピーク時からいっても額も減額をしているということは...全文を見る
○小林美恵子君 その補助率の低下でありますとか、補助額の減額というのが学費の高騰につながっているのではないかということではいかがでしょうか。
○小林美恵子君 特別補助を含めた補助率も低下をしているわけです。それがやっぱり私学の学費に影響しているというのではないでしょうか。もう一度、大臣にお答えをお願いします。
○小林美恵子君 つまり、補助の増額というのが私学の学費を、高騰を抑制するという先ほどの御答弁だったというふうに私は思います。  ということでいきますと、結局、私は政府が私学への補助を減額、削減して私学の学費を高騰させて、そしてその私学との格差是正と称して国立大学も学費を高騰させ...全文を見る
○小林美恵子君 私の質問に全くお答えになっていないと思います。  改めて、本当の格差是正というならば、国立大学学費を値上げするのではなくって、私学への助成を充実さして私学の学費を下げることではないか。もう一度お答えをお願いします。
○小林美恵子君 学費の高騰が子供たちの大学進学を断念せざるを得ない、そういうことに陥っているということを私は指摘を申し上げたいというふうに思います。  それで、こうした日本政府の態度といいますか、これは国連からも勧告を受けていることがございます。この点について、まず外務大臣にお...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど、外務大臣は検討していくというふうにおっしゃいました。これは私は大事なことだというふうに思います。同時に、官房長官は柔軟なふうに対応していくというふうにおっしゃいました。私は、やっぱり日本の将来を担う若者が経済的理由で教育の機会を奪われないように、家計への高...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、今日、学校の安全対策の問題中心に質問をさせていただきます。  先月、寝屋川中央小学校での教職員殺傷事件は本当に大きな衝撃を与えました。改めて私は犠牲になられた先生の御冥福とお見舞いを申し上げる次第でございます。 ...全文を見る
○小林美恵子君 では、小学校でいいですので、先ほど大臣が御答弁をいただきましたその中の安全、防犯のための学校整備指針の改定が二〇〇三年八月にされているかと思いますけれども、その部分について簡潔に御説明いただけるでしょうか。
○小林美恵子君 では、今、文部科学省としまして事件のありました寝屋川中央小学校にも調査に行かれたというふうに思います。それで、行かれて、今御説明があったような施設整備の状況、特に安全のためのインターホン、防犯カメラの設置等、また警備員の配置状況などはどういう状況だったでしょうか。
○小林美恵子君 そのインターホンと防犯カメラも私費で付けられていたということでございますけれども、そこで、私は全国的なことをお聞きしたいと思います。  国立、公立でよろしいですので、全国的にインターホンと防犯カメラの設置、また警備員の配置状況はどうなっているでしょうか。
○小林美恵子君 今御説明いただいたんですけれども、それは小学校、中学校だけではないですよね、おっしゃっていただいたのは。  改めまして、例えば小学校、中学校で限定しましたらどうなっているでしょうか。
○小林美恵子君 ちょっと私の問い掛けがまずかったのかもしれませんけれども、防犯監視システム、防犯カメラ、センサー、インターホン、そういうものが設置をされている、いわゆる国立、公立でどうなのかということで、改めて確認させていただきたいんですけれども、いかがですか。
○小林美恵子君 私が文部科学省の方からいただきました資料によりますと、インターホン、つまりインターホンとかセンサーとかそういうものが設置されているのは、国立で九二・四%、公立が四〇・六%。警備員は、国立一〇〇%、公立四・九%というふうに資料をいただいておりました。その資料を基にし...全文を見る
○小林美恵子君 設置者において対応されるということが大事だというふうにおっしゃいますけれども、私は今そこが問題だというふうに思うんです。やっぱり、今そういうものを整備をしようと思うと、財源がネックになっているというふうに言わざるを得ないというふうに思うんですね。  昨日、読売新...全文を見る
○小林美恵子君 その補助の額はどうなっているんでしょうか。
○小林美恵子君 私は、やっぱりその補助の枠が今問題ではないかというふうに思うんですね。  その補助に合うように事業を行おうとしますと、とにかく、上限二億円、下限一千万円ですから、自治体としてはなかなか手が出ないというのが現状じゃないかなと思うんですね。なかなか踏み切れません。だ...全文を見る
○小林美恵子君 ですから、こういう事業に対しても国の責任を果たさなくてはいけないということで、大臣の御答弁はそういうことだということで確認してよろしいでしょうかね。是非、国の責任を果たしていただきたいというふうに私は思います。  そこで、私は、今、学校の安全対策というのはやっぱ...全文を見る
○小林美恵子君 検討していくという御答弁をいただきました。  では次に、私は警備員配置について質問させていただきます。  私がお聞きした話では、この事件のあった寝屋川中央小学校、その当日、校長先生、教頭先生、教務主任は出張で、校外クラブもありまして、学校にいた教職員はわずかで...全文を見る
○小林美恵子君 私も、学校だけでなく地域や社会みんなで当たっていくということは大事なことだというふうに思います。ただ、学校の中でも子供の安全を守る、学校の安全を守る、そういう定数内の配置された職員というのは、やっぱり必要だというふうに思います。  先ほど、大臣は民間でもやってお...全文を見る
○小林美恵子君 今お話がございましたけれども、やっぱり国として対策を打つということは私はどうしても必要だというふうに思います。  それで、もう一度このグラフを見ていただきたいと思いますけれども、例えば警備員の配置は国立の場合は一〇〇%です。公立の場合でいきますと四・九%です。国...全文を見る
○小林美恵子君 最後に、済みません、最後に。ありがとうございます。  私は、やっぱりこの事件を通して、子供たち一人一人に行き届いた学校現場がやっぱり求められているというふうに思います。  それで、義務教育改革、教育改革とおっしゃるならば、やっぱり少人数学級と教職員の増員にこた...全文を見る
03月16日第162回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、介護保険問題を中心に質問させていただきます。  政府の見直し法案では、新たに新予防給付を導入をされて、そして要支援また要介護一の軽度要介護者を移行させるというふうにあります。この点は、本当に利用者の皆さんから...全文を見る
○小林美恵子君 私がお聞きしましたのは、新予防給付がどういうものかということではなくて、今行われています軽度の要介護者、要支援また要介護者の皆さんに対するこの介護サービスがどういう役割を果たしているかということが、大臣、どう御認識されているかということを私はお聞きしたんです。改め...全文を見る
○小林美恵子君 いずれにしましても、今のいわゆる軽度の要介護者の皆さんに対する介護も必要なことだということで大臣はお答えになったかなというふうに思います。  そこで、私はこのパネルをごらんいただきたいというふうに思います。(資料提示)お手元に同じ資料が配付をさせていただいていま...全文を見る
○小林美恵子君 ヘルパーさんがおっしゃっていました。お年寄り一人でお暮らしの方というのは社会にもう貢献ができないと、これでは生きてはいけないという思いで、ヘルパーさんが行くと、死に方を教えてくれというふうにおっしゃいます、そうおっしゃっていました。そういう方々に家事とか洗濯とかお...全文を見る
○小林美恵子君 つまり、そういうふうに御答弁されますと、全体として二兆円、しかも介護予防でいくとその半分が削減されるということですね。  つまり、何といいますか、予防重視とおっしゃいながらも、結局は給付を削減するということになるじゃないですか。給付を削減するということになるんで...全文を見る
○小林美恵子君 では、今のお話でいきますと、結局その三つの事業も介護保険制度に組み込むことによって国からの負担というのは下げるということですよね。
○小林美恵子君 でも、先ほどのお話でいきますと、やっぱり国庫負担を下げるということになるんじゃないですか。
○小林美恵子君 いや、効果と言いますけれども、それを給付費を、給付費を下げるということは、いわゆるおっしゃったように、十兆円から八兆円ぐらいになるというふうに二兆円ぐらい下げるということは下げるということじゃないですか。そうじゃないですか。  なぜそういうふうにおっしゃらないの...全文を見る
○小林美恵子君 介護報酬を一緒に十月から見直すということですね、見直すということですね。大体、介護報酬というのは三年に一度の見直しで、予定では来年のはずだというふうに思います。それをいきなり今年から一緒に変更するというのは、余りにも乱暴な話じゃないでしょうか。本当にそれで現場の方...全文を見る
○小林美恵子君 今そういうお話がございましたけれども、それでは、今三百万人、約三百万人の女性の、受給されている女性の方々の厚生年金の平均は、大体厚生労働省の方のあれでいきますと十一万円、新規裁定でいきますと十万六千円です。そういう方でいきますと、相部屋でいくと五万五千円になり、一...全文を見る
○小林美恵子君 いろいろそういうふうにおっしゃいますけれども、やっぱり負担が増大するということは間違いのない事実になっています。しかも、施設の方々に対しても、先ほど介護報酬の見直しをするというふうにおっしゃいました。それは本当に施設の方々に対しても大きな経営上の困難をもたらします...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日私は、学校の耐震化問題を中心に質問させていただきます。  先月私は、被災地であります新潟の長岡市、十日町市の学校へお伺いをいたしました。国立長岡高専では校舎が、私が見るところ十センチほどの亀裂が入っていて、もう分断されてい...全文を見る
○小林美恵子君 その予算措置が、例えば財政が大変だというふうにおっしゃっている、そういう市町村といいますか割合というのはどれほどあるでしょうか。
○小林美恵子君 大変財政が大変だということが七割も声が上がっているということでございました。  では、私はここで耐震化の前提となります耐震診断についてお聞きしますけれども、文部科学省として二〇〇二年七月に耐震診断未実施の建物について実施計画を策定するように依頼をされていると思い...全文を見る
○小林美恵子君 じゃ、今の御答弁でいきますと、いわゆる二〇〇五年度中に終える計画になっているということになりますよね。  そこで聞きますけれども、この間のいわゆる診断の実施率の伸びの推移はいかがでしょうか。
○小林美恵子君 ですから、直近でいきますと一〇%の伸びだと。そうしますと、このテンポでいきますと、今四五・二%ですから、二〇〇五年度中に終えるというのは大変厳しい状態にあるというふうに私は見ざるを得ないというふうに思います。  そこで、大臣にお聞きしますけれども、こうした状況に...全文を見る
○小林美恵子君 順調に推移しているというふうにお考えなのですか。
○小林美恵子君 いや、それは先ほどの御答弁でいきますと、一〇%ぐらいしか年間伸びていないというふうにおっしゃっていました。それでどうして順調に伸びるのかなというふうに、私は不可思議でなりません。ここはやっぱり現状を見る分析の仕方というのに大きな問題があるのではないでしょうか、大臣...全文を見る
○小林美恵子君 いや、私は、先ほど大臣とそれから文部科学省からの御答弁いただきましたけれども、それを見合わせてもそういうふうにはなかなか見えないというふうに思います。  それで、現場でいきますと、先ほどの理由もございましたように、とにかく財源がないというのが現場の声でございまし...全文を見る
○小林美恵子君 診断して、要するに二年以内に補強すれば補助をするという仕組みになっているという御説明でございますけれども、しかし、長岡市では実際に診断を実施しておられましたけれども、例えば旧基準の建物で、古い建築のほど耐震性が低いというふうにおっしゃっていました。その棟が百四十五...全文を見る
○小林美恵子君 新しいものも危険なものはあると、そういう意味では改めて、学校の施設の整備の安全性というのは改めて重要視されるということですよね。  そこで、私はお聞きしたいと思います。今、地方自治体が公立小中学校の新増築、改築、改修などの建築費、さらに維持管理、運営のための修繕...全文を見る
○小林美恵子君 それはいいです。
○小林美恵子君 一・八兆円というお話がございました。  そこで、これは今日公表されているんでしょうか、学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議というところがお出しになりましたその報告の中に国の財政支援の必要性ということがございまして、そこの中にこういうことが書いてあります...全文を見る
○小林美恵子君 今お示ししましたその公立学校施設整備費の予算額の推移をごらんになって、財政難の折によく頑張っているなというふうに大臣はおっしゃいましたけれども、この推移で頑張っているという、そういう御答弁が私は問題だというふうに思います。  やっぱり耐震診断、耐震化を進める上で...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は今日は義務教育費国庫負担問題から質問させていただきます。  今回の法案は、ここにあります、昨年の十一月二十六日の政府・与党の三位一体改革の国庫補助負担金改革についての合意が根底になっているものです。その合意の中に、文...全文を見る
○小林美恵子君 教育水準の維持向上と先ほどもおっしゃいましたけれども、ここにも義務教育の在り方について幅広く検討するという中に、教育水準の維持向上というのがございます。その具体的な意味はどういう意味でしょうか。
○小林美恵子君 それではさらに、この合意の文書にあります、国の責任を引き続き堅持をする、そうしたら、その国の責任というのは、ここで言う国の責任とは何でしょうか。
○小林美恵子君 制度的、財政的に図るという点でいきますと、つまり義務教育費国庫負担制度がこの国の責任であるということで理解してよろしいでしょうか。
○小林美恵子君 私は、学校というのは、校舎、いわゆる建物もそうでございますけれども、やっぱり教えられる子供がいて、教える教職員がいてこそ、やっぱり成り立つものだというふうに思います。  日本の義務教育の歴史というのは、その教職員の確保のために、教職員の給与に国が負担してきた義務...全文を見る
○小林美恵子君 国が最終的責任を負うものだと、歴史的に見てもそうだという御答弁でございました。  では、私はお聞きしたいと思います。では、なぜ今回提案されていますこの法案に、暫定といえども四千二百五十億円もの削減を盛り込んだのでしょうか。幾つかの角度でお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○小林美恵子君 大臣の主張も受け入れられて暫定的な措置となったというふうにおっしゃいますけれども、私はそれでもやっぱり納得するわけにはいきません。  それで、もう一つお聞きしたいと思います。  大臣、これまで、この委員会でもそうですけれども、国会審議の中でこの国庫負担制度は堅...全文を見る
○小林美恵子君 では、暫定とおっしゃいますけれども、この政府・与党の合意の文書には、地方向け国庫補助負担金について三兆円程度の廃止・縮減等の改革を別紙の二のとおり行うとあります。それで、別紙の二を見てみますと、内閣本府、総務省、文部科学省と三段目に文部科学省がありまして、義務教育...全文を見る
○小林美恵子君 では、先ほどから大臣は中教審に今年秋までに結論、審議をゆだねているというふうにおっしゃいました。私は、そういう審議を中教審にゆだねながら、そしてこの秋に結論を待つというふうにしながら、それでも暫定で削減を先行するということは、やっぱり納得いくものではないというふう...全文を見る
○小林美恵子君 今後のことを言うわけにはいかないとおっしゃいましたけれども、制度を堅持するという立場に立っている大臣なら、今後のことも、こうしたことは行わないというふうに明言するのが筋ではありませんか、いかがですか。
○小林美恵子君 大臣としてはそういう立場だということを確認していいですか。
○小林美恵子君 ここで、私は改めてこの義務教育費国庫負担制度の歴史に学ぶべきだというふうに思います。  先ほどお示しをしました一九五二年の衆議院文部委員会の提案理由の文書ですけれども、その中に、この制度がかつて廃止されたとき、教職員の給与費が地方財政の七五%を占めるようになり、...全文を見る
○小林美恵子君 今説明がありましたように、国庫負担制度が制度としてあったときと、それから廃止されたときと復活したときとはやっぱりその都道府県の格差が生じて、負担制度が復活した場合、格差が是正されてきたということがあります。私は、その点でも国庫負担制度というのは非常に大事な制度だと...全文を見る
○小林美恵子君 今御説明いただきましたけれども、現在取っている国庫負担制度の中の小中学校と、そうでない高校との教職員の充足率にも都道府県のいわゆる格差があるということが明らかだというふうに思うんですね。つまり、私は、歴史的にも現在の状況を比較しても、その国庫負担制度を取るか取らな...全文を見る
○小林美恵子君 就学援助制度は憲法と教育基本法の定める、その一環としてなされているものであると、それで市町村がやるものであるけれども国の援助が行うというふうに御答弁があったというふうに思います。  では、私、そこでお聞きしたいと思います。今回の国の補助の廃止対象にされています準...全文を見る
○小林美恵子君 市町村が行う範囲としてというふうにおっしゃいました。それで国が補助をしてきた。  で、国が補助をするその理由は何だったのでしょうか、もう一度お聞きしたいと思います。
○小林美恵子君 経済力が不十分である場合に市町村が就学援助を実施してきて、それを国が支援をしてきた。つまり、経済力が不十分だということが理由になっているわけですよね。  そこで私はお聞きしたいと思います。  では、この先ほどからの答弁で、今回、準要保護を廃止の対象にするその理...全文を見る
○小林美恵子君 私、それはね、大変実態を見ないお考えだというふうに思います。  例えば、父子家庭の方で失業を余儀なくされた方がいらっしゃいます。それで、生活保護を受けたい、そう言っても、体が元気だから仕事ができるじゃないかということで生活保護は受けさしてもらえない、現場ではそう...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は関空二期事業問題について質問させていただきます。  国土交通大臣と財務大臣が二〇〇二年十二月の合意で行った内容は、二期事業について今後の需要動向や会社の経営状況などを見つつ行うというふうにしていたと思います。し...全文を見る
○小林美恵子君 更にお聞きしたいと思いますけれども、昨年の本委員会で関西空港についての要請決議として、需要予測と実績の乖離が年々拡大しており、また、その収益目標も達成できないことは看過できないと、中を飛ばしまして、関西国際空港の精度の高い需要予測に基づき、関西国際空港二期事業の在...全文を見る
○小林美恵子君 その伊丹の空港についてでございますけれども、昨年の両大臣合意を見ますと、伊丹空港について、先ほど大臣は環境調和型とおっしゃいましたけれども、その費用について、二〇〇五年度から十五年間で六百三十七億円以内にするとともに、利用者負担とするとありますけれども、それ確認で...全文を見る
○小林美恵子君 私はこの伊丹空港、つまり大阪国際空港は、関空いかんにかかわらず、原点は公害対策であったというふうに思います。国として環境基準の達成に責任を持って、安全・公害対策を第一義的にすべきであって、その負担を利用者にするということはもってのほかだということをここで御指摘を申...全文を見る
○小林美恵子君 成田の場合と対照にするというのは、余りにもおかしな話だというふうに私は思います。  それで、先ほどの答弁から伊丹の運用の見直しとかスカイマークの就航の話がございました。ここで私はちょっとお聞きしたいと思いますけれども、便は政治的に動かしても、利用客が来るかどうか...全文を見る
○小林美恵子君 お手元におっつけ資料が行くと思いますけれども、これは日経リサーチが行ったアンケート調査で、全国十八歳以上の千六百七十人から回答を得たものです。それで、昨年の十二月十三日、大阪の日経夕刊に報道されたもので、それを基に作成をしました。これでいきますと、羽田発のビジネス...全文を見る
○小林美恵子君 私がお聞きした関係者の意見も、では紹介をしたいというふうに思います。  この四月から伊丹から関空へ六便が移されたJALの担当者がおっしゃっていましたけれども、お客様の利便性最優先の立場から検討するが、国内線の航空事情はダイヤが重要であり、それが悪ければお客も減る...全文を見る
○小林美恵子君 私は、伊丹空港のその問題について言っているわけじゃないんですよ。そのことによって関空にシフトされて、でも空港会社の方々はそううまくはいかないですよということを指摘していますよということを申し上げたわけですね。  それで、調査されているのですかというふうな質問だっ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、そういう利用客の動向について調査もしないでどうして二本目の滑走路を供用開始ができるのかということを申し上げたいというふうに思うんです。  それで、ここで私は会計検査院長にお伺いをしたいと思います。  会計検査院は、二〇〇〇年の検査報告の中で、この文書がご...全文を見る
○小林美恵子君 では、今の会計検査院のお話を聞いて、国土交通大臣、北側大臣にお聞きしますけれども、この検査報告に対して、国交省はちょうど昨年の本委員会の理事会でその見解と対応という文書が出されました。その中に、需要予測の精度の向上についての手法の見直しでありますとか、また予測時点...全文を見る
○小林美恵子君 要するに、基本は、この見解、対応が基本だっていうのは間違いないですよね。そうですよね。  それで、それからいきますと、私は、今申し上げましたけれども、利用客のアンケート状況や空港会社の意見を紹介しましたけれども、そういうことを踏まえますと、それも、しかも会計検査...全文を見る
○小林美恵子君 結果を基にとおっしゃいましたけれども、これは今後のことではないと思います。既に二〇〇〇年の検査からいいますと、もう四年間たっているわけですね。その間、何度も言いますけれども、累積損失というのは二〇〇〇年度は一千七百二十九億四千五百万円、それで二〇〇三年度でいきます...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございました。
03月29日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は参考人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私は、まず鳥居会長にお聞きしたいと思います。  昨年八月二十四日に出されました地方六団体の国庫補助負担金等に関する改革案に対しまして、十三名の知事が...全文を見る
○小林美恵子君 では、続きまして、愛媛県知事のように、義務教育は憲法上の要請に基づく国の責務であって、全国一律の教育水準を国の責任で維持することを担保するものが義務教育費国庫負担制度であると、こういう憲法的要請だから反対するという意見がございます。さらに、地方格差が心配だから反対...全文を見る
○小林美恵子君 続きまして、渡久山参考人にお伺いしたいと思います。  三位一体改革の下で、これまでも二〇〇三年度では教職員のいわゆる共済費長期給付とか公務災害補償基金負担金とか、さらに二〇〇四年度では退職手当、児童手当も一般財源化されてきました。先ほどの参考人のお話の中にも、今...全文を見る
○小林美恵子君 今までのお話をお聞きしまして、改めて鳥居会長にお聞きしたいと思いますけれども、この間、先行一般財源化は旅費や教材費、先ほど申し上げた退職手当とか児童手当等々も一般財源化されてきました。それで今や、要するに教職員の給与本体のみが国庫負担の対象になっていると思います。...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。  では、今問題になっておりますいわゆる給与本体といいますか、義務教育費国庫負担法の問題でございますけれども、これも鳥居会長にお聞きしたいと思いますけれども、中教審として、先ほど御説明ありましたように、この中間報告を出されています。そこに六...全文を見る
○小林美恵子君 はい、それは分かりました。  それでは、石井参考人にお伺いしたいと思います。  岡山県では、先ほど知事もお話がございましたけれども、中学校の一年、二年生を三十五人学級になさっているというふうにお聞きしています。しかも、いじめとか不登校対策として、不登校の子供た...全文を見る
○小林美恵子君 今お話をいただきましたけれども、今、岡山県のように、いわゆる少人数学級というのはもう全国かなり取り組まれていますよね。今やもう実施もしない、計画もされないというのは、東京都と香川県の二県のみとなっています。そこには私は、やっぱり多くの子供たちとか父母の皆さんの一人...全文を見る
○小林美恵子君 では、これは渡久山参考人と鳥居会長にお伺いしたいと思いますけれども、今回の法案の中には就学援助、先ほど渡久山参考人もリアルなお話をいただきました。また、高校の産業教育、定時制・通信教育、スポーツ振興の補助金の削減も盛り込まれています。  私は、こうして重要なもの...全文を見る
○小林美恵子君 はい、分かりました。どうもありがとうございました。
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、今日は就学援助問題から質問させていただきます。  前回の委員会で大臣は、就学援助制度につきまして、憲法と教育基本法を基にその具体化としての就援法で国としても義務教育の円滑な実施を図る観点から支援してきたと答弁をされま...全文を見る
○小林美恵子君 私が今なぜそういうことを質問させていただきましたかと申し上げますと、義務教育の現場である小中学校に親御さんが子供さんを行かせて、やっぱり有償の負担というのは大きいというふうに思うんですね。  私、ここに無償である教科書をちょっと持ってまいりました。例えばこれ音楽...全文を見る
○小林美恵子君 そのようにおっしゃいますけれども、今市町村ではどういうふうな実態になっているかということを私はお示ししたいなというふうに思います。  お手元に資料をお配りいただけるでしょうか。──あっ、もう既に届いているんですか。そうですか。  これは、大阪市の就学援助制度を...全文を見る
○小林美恵子君 今、大臣、一部に基準を見直す自治体があるというふうに聞いておりますとおっしゃっておられましたけれども、見直すどころか、既に見直されて切り下げられているというのがこの表の実態でございます。  それで、なぜこうなってきたのかということを私は申し上げたいと思いますけれ...全文を見る
○小林美恵子君 予算の範囲で行ってきたとおっしゃいますけれども、実際、九億一千六百万円も減額をしているわけですよね。必要とする方々は増えています。でも、減額をしているんですよね。これって大きな影響だと私は思うんですね。  そういう中で、更に今回、国が準要保護に対し補助金をやめる...全文を見る
○小林美恵子君 市町村の義務だというふうにおっしゃいました。確かに法律上そうなっております。しかし、そういう義務が円滑に進められるようにという点でいきますと、こうした認定が下げられていっているということは、円滑に進められていないという実態だと思うんですね。そこに国の補助がこの間減...全文を見る
○小林美恵子君 地方が要望していると言いますけれども、決して、各市町村といいますか、すべてのところが要望してきている内容じゃないと思いますね。それは大臣、義務教育費国庫負担制度の問題でも、先ほどから大臣自らも全体からの要望じゃないというふうにおっしゃったじゃないですか。同様のこと...全文を見る
○小林美恵子君 苦しいということは、結局道理のある理由はないということをお認めになったということで私は理解をしたいというふうに思います。つまり、全く理由にならないんですね。  ですから、やっぱりどの子もひとしく教育を受けれるようにということでいえば、就学援助の国の補助をやっぱり...全文を見る
○小林美恵子君 そういう設備に関しまして、文科省さんがお示しになられた文書の中に、かつてその設備状況をお調べになったパーセンテージがございまして平均二二%になっていると、いまだ整備状況が不十分である現状が明らかとなっているということで引き続き当該補助制度を継続する必要があるという...全文を見る
○小林美恵子君 最後の部分を先におっしゃっていただきたかったんですけれども、その部分のデータには、持ち合わせていないと。つまり、達成率はよく分かっておられないということなんですよね。そういうものが明らかになっていないのに補助を廃止するというのは余りにもおかしな話じゃないですか。私...全文を見る
○小林美恵子君 大臣の御答弁をいただきました、そういう事務職員の方とか栄養職員の方とか含めまして、やっぱり学校の教職員の方々の安定確保の保障となるのは今の義務教育国庫負担制度だと私は思います。  そこで、最後の質問になりますけれども、その負担制度と少人数学級の取組について少し御...全文を見る
○小林美恵子君 はい、ありがとうございます。  それも大臣の御答弁をいただきました。  それで、私は、改めて義務教育の根幹を保障する財政的保障となる義務教育国庫負担制度、やっぱりしっかり堅持をすると、その立場を強く申し上げまして、質問を終わらしていただきたいと思います。  ...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
議事録を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  第一に、義務教育費国庫負担制度は、憲法、教育基本法が定める教育の機会均等、教育条件の整備に対する国の責任を制度面から担保...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は貴重な御意見ありがとうございました。  私は、まず初めに八代参考人に二点ほどお聞きしたいと思います。  参考人、先ほどからも就業継続を希望する女性が結婚することで不利になるようなことではやっぱり婚姻率は高まらないといい...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は本委員会で質問させていただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案が出された背景についてですが、先ほど来から答弁がございますが、社会環境の変化、国民のニーズ...全文を見る
○小林美恵子君 国民のニーズといいますのは、先ほどおっしゃられたような、デラックスな宿泊施設とおっしゃいましたけれども、つまりグリーンピアのような採算性を無視した巨大施設への年金積立金の投入ですとか、社会保険庁の特定の業者との随意契約による不透明な癒着や、職員が組織的に監修料を受...全文を見る
○小林美恵子君 では、私は経営の状況でお聞きしたいと思います。  今回対象とします施設の経営状況は全体としてどうなっているのか。二〇〇三年度の単年度とそれから累積収支ですね。しかも、厚生年金病院についてはそれがどうなっているのか。また、今現在、現在についてですけれども、これらの...全文を見る
○小林美恵子君 黒字であって、しかも年金財源を今は圧迫をしていない、そういう状況の中でなぜ整理合理化が必要なんでしょうか。これは大臣にお伺いします。
○小林美恵子君 今のは全く御答弁になっていないというふうに私は思います。再度質問するのはやめにしますけれども。  では、私は、こういう施設の中で、地域の方々が残してほしい、存続してほしいという、そういう施設もあります。その中で、厚生年金病院について今日は今から質問をさしていただ...全文を見る
○小林美恵子君 患者さんの心配にならないように対応したいという答弁でございましたけれども、私は、改めてもう一つ事例を出してお伺いしたいというふうに思います。  大分の湯布院の厚生年金病院にも伺いました。ここでは、温泉の効能を利用した療法、また理学・作業・言語療法のリハビリの療法...全文を見る
○小林美恵子君 では、私は病院と連携している保養ホームについてもお聞きしたいと思います。  北海道の白老、神奈川の湯河原、島根の玉造、大分の湯布院の四か所では、年金病院と保養ホームが連携して温泉療法を取り入れた滞在型のリハビリテーションを特徴としています。年間今九万人が利用され...全文を見る
○小林美恵子君 その機能といいますのが、病院と不可分の機能というのがあるんです。そこも考慮するということでいくべきではないかと私は思いますが、いかがですか。
○小林美恵子君 改めてこのホームについても重要な役割があるということを認識をされて私は取り組んでいただきたいというふうに思います。  それで、先ほど来から大臣は、こういう病院でありますとか存続の声は聞いているというふうにおっしゃられました。本当に存続の運動は大きく広がっています...全文を見る
○小林美恵子君 私は、それでは社会保険病院との関係で少しお聞きしたいと思います。  今回の法案の三条で、売却・廃止の対象となる施設は、厚生年金保険法第七十九条又は国民年金法第七十四条の施設及び健康保険法第百五十条第一項、第二項の事業の用に供する施設であって厚生労働大臣が定めるも...全文を見る
○小林美恵子君 では、仮の話でお聞きしますけれども、厚生労働大臣が定めるものから外されれば厚生年金病院も対象外とするということができると理解してもよろしいでしょうか。
○小林美恵子君 私は仮にとお伺いしたんです。仮に厚生労働大臣が外すものの対象に厚生年金病院を入れるとすると、条文上は成り立ちますねという確認なんです。  もう一度確認します。仮にです。
○小林美恵子君 最後に、済みません。  そういう御答弁でございましたけれども、条文上からいきますと、施設について大臣が整理合理化の対象から外すか否かという権限があるという、条文上からいくとそうなるというふうに私は理解をします。そういう点では、年金病院などについていかに重要か、こ...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 決算委員会 第8号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日、私は大型店問題で質問させていただきます。  二〇〇〇年に大店法が廃止されて、まちづくり三法、大店立地法等まちづくり三法が施行されましたけれども、昨年の七月に日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、全国商...全文を見る
○小林美恵子君 では、どのように検討をされるのでしょうか。
○小林美恵子君 では、具体的にお聞きしていきたいと思います。  お配りしていますお手元の表をごらんいただきたいと思います。これは大阪府の大型店、中小商店の売場面積の推移を示したものでございます。  一九九七年をそれぞれの上限、下限のピークといたしまして二〇〇二年度と比較をしま...全文を見る
○小林美恵子君 今、アーケードなどの整備の支援とかいうお話がございました。私がお聞きしました商店の話では、そういう支援があるんですけれども、例えば商店街ではその資金を借りて整備をします。でも、結局、返済はしなければなりません。当初、理事をしていたお店の方がそういう保証人になれば、...全文を見る
○小林美恵子君 是非、実態にかみ合った支援をお願いしたいと思います。  それで、次に申し上げたいんですけれども、こういう空き店舗が本当に増大しているこういう商店街や中小の商店を更に圧迫する事態が全国的にも起こっています。とりわけ大阪大正区ですけれども、鶴浜沖という市民の税金を使...全文を見る
○小林美恵子君 今、大店立地法では規制という観点がないというふうにおっしゃいましたが、それも検討も考えるというふうに私は今の御答弁理解をしましたけれども、改めてそこ確認したいと思います。いかがですか。
○小林美恵子君 私ここで少しお聞きしたいと思いますけれども、今、中心市街地を支援するために、まちづくり三法の一つであります市街地活性化法に基づくプロジェクトというのがあると思います。  ここで国交省にお聞きしたいと思いますけれども、その中心市街地における市街地の整備改善等の二〇...全文を見る
○小林美恵子君 今、国交省から御説明がございましたけれども、こうしたプログラムは国交省のみならず八省庁でおやりになっているというふうにお聞きしていますが、いずれにしても国交省だけでも多額な金額をつぎ込まれています。しかしながら、市街地が活性化しているかというと、活性化していないと...全文を見る
○小林美恵子君 まあお店の数とその件数とは違いますけれども、いずれにしても大型店の出店が二千五百二十一件ありまして、その運用されたのが両方合わしてもわずか十八になるわけですね。つまり、この面でも実態に即してないということが私はやっぱり言えるんではないかというふうに思います。  ...全文を見る
○小林美恵子君 今、会計検査院から所見がございましたけれども、いずれにしましても中心市街地の商業活性化対策でも不十分だということがその今の御指摘だというふうに思います。ですから、いろいろお金を使ってもなかなか十分になし得ていないというのは、やっぱり大型店に対して身勝手な出店を許さ...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。
04月19日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は今日、教科書問題で質問させていただきます。  四月五日の教科書検定を契機にしまして中国や韓国などから日本政府に厳しい批判の声があり、また反日デモが起こっています。私どもはどんな主義主張でも暴力に訴えるべきではない、こ...全文を見る
○小林美恵子君 では、大臣の御認識は自存自衛の戦争ではないという御認識なんですね。
○小林美恵子君 つまり、自存自衛の戦争ではないという御認識だということです。  そこで、そういうふうに、そういう御認識でありましたら、検定基準、教科書検定基準には幾度とも出ています近隣諸国条項、近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事情の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な...全文を見る
○小林美恵子君 この問題は大変問われていることが重大だというふうに思います。侵略戦争だったのか否か、ここが本当に重大な問題だということを申し上げたいと思うんです。  それで、もう一つ、視点を変えてお聞きしたいと思います。  この扶桑社の教科書には、二百七ページには、日本軍は、...全文を見る
○小林美恵子君 アジアの諸国に多大な損害と苦痛を与えたと。もう一度聞きます。そこまでおっしゃるのであれば、なぜ、この近隣諸国条項を、わざわざこれは後から付記されたものでございます。これも歴史の教訓でした。こういう条項があるのにもかかわらず、この条項を使って検定意見を付けなかったの...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、私お聞きしたいと思うんですけれども、こうした歴史の真実といいますか、これを歴史教育の中できちんと教えていくということについては大臣はどのように御認識されているのですか。
○小林美恵子君 その一億総ざんげ、その気持ちを伝えていかなければならないと、そういうふうにおっしゃっているのにもかかわらず、どうしてこういう教科書を検定合格させたのか、私にはとても理解ができないんですね。  光と影とかおっしゃいます。真実は幾つあるかもしれないとおっしゃいます。...全文を見る
○小林美恵子君 なかなか私は大臣の認識は理解はできません。  次に質問を進めていきたいと思います。  先ほど従軍慰安婦の問題もございました。この従軍慰安婦の問題も、一九九三年の官房長官の談話にも、「われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ...全文を見る
○小林美恵子君 それでは歴史の真実から目を背けるということに私はなると思います。先ほどから紹介している談話には、歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していく、こういう談話がございます。こういう立場に立っているというのであれば、やっぱりここきっちりと見てい...全文を見る
○小林美恵子君 私は、県ごとにだれに何冊送ったかということが把握できていなくて三回も指導したということに入るのかというふうに思うんですね。  そこで、改めてお聞きしたいと思いますけれども、そうして流出された申請本というのは現在すべて回収されているのでしょうか。
○小林美恵子君 四十九冊のうち四十四冊回収ですから、回収できていないものがあるということですよね。どんどん、言わばコピーされたりどういう形態になるか分かりませんけれども、どんどん広がっていくということは考えられるわけですよね。元々申請本というのを流出を厳しく規制したという経緯があ...全文を見る
○小林美恵子君 その前回の話でいきますと、前回流出さしたというのは、今回も流出さしている扶桑社も、前回もそうですよね。これは確認です。
○小林美恵子君 流出をしたということは事実であると。そういうことを教訓にして厳しい規制をしてきたわけですよね。それでもなおもかかわらず今回も申請本が流出されているということは、全くルールが守られていないということです。  こういうルールも守られてなくて、そういう、しかも内容も問...全文を見る
○小林美恵子君 最後に。
○小林美恵子君 まとめでいいですか。
○小林美恵子君 済みません。ありがとうございます。  いや、もうルールも無視をしてという点では、私は納得はできません。  いずれにしましても、こういう侵略戦争の歴史の真実を教えないで、将来日本を背負う子供たちが本当に平和の大切さを学び、アジアとの平和との関係を結べるということ...全文を見る
04月20日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第6号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。参考人の皆さん、今日は本当にありがとうございます。  私は、まず堀先生と大日先生に育児支援についてお聞きしたいと思います。  堀先生は、年金制度における少子化対策案ということで、様々な育児手当を含めました御提案があったという...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日私は、大阪梅田貨物駅の移転計画に伴います環境問題について質問をいたしますけれども、国交省さんにも、副大臣にもお越しいただいておりますので、先日起こりました、まず初めに、JR福知山線の脱線事故について質問をいたします。 ...全文を見る
○小林美恵子君 再発防止に全力を挙げるというその中身を本当は答弁してほしかったと思いますけれども、改めて、安全それから人命優先の立場で厳しく対応していただきたいということを強く申し上げます。  では、今日予定していました質問に移らしていただきます。  大阪梅田駅の貨物施設を分...全文を見る
○小林美恵子君 私は計画の推移をお聞きしているんではないんです。要するに債務を返済することになるのですかと、どうなるのですかということをお聞きしたので、そのことについて答弁していただきたかったんですけど、改めて聞きます。  そうしますと、売却見込みは幾らで移転費用は幾らになるの...全文を見る
○小林美恵子君 明らかにすることは難しいというのは、私は極めて無責任な状態だというふうに言わざるを得ないと思います。  例えば、移転先の吹田操車場跡といいますのは、従来から貨物駅の役割は全く果たしていません。ですから、この貨物駅が移転することになれば新たに建設しなければならない...全文を見る
○小林美恵子君 尊重される、重要だというふうにおっしゃられました。  それでは、国交省さんに改めてお聞きしますけれども、先ほど副大臣も御答弁になりましたこの移転問題につきましては、五者で結んでいる基本協定がございます。大阪府、吹田市、摂津市、また現在のいわゆる独法の機構でござい...全文を見る
○小林美恵子君 明確な御答弁、ありがとうございました。  では、具体的にお聞きしていきたいと思います。  お手元に資料が配付されていると思いますけれども、一枚目は、我が党の吹田市会議員団がこの事業の移転に伴いまして町がどうなるかという、示した図でございます。  吹田はごらん...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど大臣の答弁の中にも、一つの地域では環境基準を悪化する地域があるというふうにおっしゃいました。そういうところ一つでもあったら問題だと私は思うんですね。それが問題だというふうに御指摘なさらないというところがまた問題だということを申し上げておきたいというふうに思う...全文を見る
○小林美恵子君 適切な判断がなかなか出されなくて、住民の皆さんはやっぱり環境悪化につながるというふうに、本当に環境悪化というのは住環境が破壊されているんじゃなくって、健康も破壊されていくわけですよね。だから、そういう意味では本当に重大な問題だと思います。ですから、こういう市民の皆...全文を見る
○小林美恵子君 最後に……
05月11日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第7号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  先ほどから質問が出されておりまして、重なる部分多々あるかと思いますけれども、私は二つの点でお聞きしたいと思います。  一つは、遠藤参考人にお伺いしたいと思いますけれども、遠藤参考人がおっしゃられました、例えば三十代の中絶...全文を見る
○小林美恵子君 私は、経済的困難の問題といいますのは、家庭の中で大変困難であっても家族が円満に暮らすということも確かにあるでしょうけれども、今の少子化をつくり出しているのは、やっぱり雇用に対する不安でありますとか将来に対する不安であって、当たり前の生活が当たり前でできなくなる不安...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、まず法案にあります筑波技術短期大学の四年制化にかかわって質問させていただきます。  先ほどからも随分議論がございますけれども、この大学は、正に視覚・聴覚障害者のための我が国唯一の高等教育機関として本当に役割を果た...全文を見る
○小林美恵子君 一昨日の視察の際に、懇談の際に、全日本ろうあ連盟の安藤理事長も御出席されておられましたけれども、四年制になるのに三年制と変わらない定員では何のための四年制なのかとか、先ほどからも御質問がございましたけれども、同じ予算でどうなのかとかいう御意見を出されていました。そ...全文を見る
○小林美恵子君 是非、現場の御要望に合った必要な支援をしていただきたいというふうに思います。  それで、視察の際の懇談のときに学長がこうおっしゃっていました。障害者のための日本の高等教育の位置付けは後れているというふうに指摘をされておられました。正に私は、今後、大学がその大学を...全文を見る
○小林美恵子君 今進学率が御答弁ありましたけれども、学長がおっしゃっていたのは、その進学率をもって、日本の高等教育の位置付けは、障害者のための高等教育の位置付けは後れているということを指摘をされていました。そういう点では私は、今局長さんが支援のいろんな御答弁がございましたけれども...全文を見る
○小林美恵子君 もう一つは、この報告書によりますとソフト面の課題も挙げられています。  それで、今、例えば障害を持っている学生さんがいわゆる筑波技術短期大学ではなくて健常児の学生さんと一緒の大学に入る場合、一般学生の無償のボランティアに頼っているという指摘がございます。六五%の...全文を見る
○小林美恵子君 では、私は次に、こういう障害者の方でありますとか、障害をお持ちでない方も含めまして、大学に進学するという観点でいきますと、重大な問題というのはやっぱり学費の問題が重大だというふうに思います。そこで、今から国立大学の授業料、入学金問題で質問させていただきたいと思いま...全文を見る
○小林美恵子君 二年ごとのルールというのは、そういう決まりはないということを改めて確認をさせていただきました。  それで、お手元に資料が配られたかと思いますけれども、それを是非ごらんいただきたいと思います。(資料提示)  二〇〇三年度まででいきますと、随分小さい資料になってお...全文を見る
○小林美恵子君 ここに二〇〇三年度、二〇〇三年度ですかね、二〇〇三年度の文教科学委員会での会議録がございますけれども、このときに政府参考人の方がこういう御答弁をされています。近年、授業料と入学料を国立大学隔年で改定をしてきたという経緯がございますが、厳しい経済情勢を踏まえて、平成...全文を見る
05月16日第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、非正規雇用労働者問題について質問させていただきます。  まずは、お手元にお配りをいたしました資料の一枚目をごらんください。これ、総務省の統計でございますけれども、非正規雇用労働者の全体、また男女別、二十四歳以...全文を見る
○小林美恵子君 その不安定な就労の状態がやはり少子化に影響を与えているという御答弁でございました。  それで、次は経済産業大臣にお聞きしたいと思います。  昨年六月でございますけれども、経済産業省が出されました「若年者を中心とした産業人材育成政策について 人材・雇用をめぐる神...全文を見る
○小林美恵子君 人材は大切だという御答弁でございました。  今の御答弁の中にもございましたけれども、この政策の文書の中には、若年人材対策の問題意識の中で、多くの若年人材がフリーター化していると、貴重な若年人材が有効活用されない状況が続けば産業の競争力に支障、社会保障も含めた経済...全文を見る
○小林美恵子君 今、両大臣の御答弁からいきますと、今の非正規雇用労働者の増大というのは、少子化の面でも、企業にとっても、そしてその本人にとっても大変将来にわたって問題が出てくるという認識だということを理解をしました。  しかし、私は、こういう状態に陥っているのは労働者の問題では...全文を見る
○小林美恵子君 では、私、具体的にお聞きをしたいと思います。お手元の二枚目の資料をごらんいただきたいと思います。それは厚生労働省がお出しになっております資料ですけれども、一般労働者とパート労働者の賃金格差の推移、一時間当たりのいわゆる給与額を一〇〇としての賃金格差の推移です。二〇...全文を見る
○小林美恵子君 では、私、こうした格差が起きる原因には、やっぱり低賃金が許されているという問題があるというふうに思います。その要因となる最低賃金について質問をいたします。  大阪のスーパー「ライフ」でございますけれども、時間給が七百四円から九百円の賃金のところがございました。七...全文を見る
○小林美恵子君 それが大変なんですね。  例えば、埼玉の二十六歳の青年が最低賃金で一か月生活したという話がございます。それを見ますと、その額六百七十九円で、月額に換算しますと十一万九千五百四円、それで所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険、さらに家賃を引いて差し引...全文を見る
○小林美恵子君 一層適切に機能することが求められるというふうに書いてあるんです。それは大臣もそういう同じ考えですかということをお聞きしました。
○小林美恵子君 では、私、もう一度お聞きしますけれども、大阪の最低賃金、七百四円を月額計算でいきますと十二万三千九百四円になるんです。これを十八歳、単身者の生活保護基準の十六万三千六百八十六円と比べますと、四万円も低い水準なんですね。  生活保護との関係について、二〇〇一年の国...全文を見る
○小林美恵子君 今の御答弁でいきますと、単身者についてですけれども、実質的に見て生活保護の水準を下回らないようにすることを検討していくと言いましたけれども、つまり最低賃金の引上げについて、生活保護との関係でその水準を引き上げる方向で見直しも考えるということで理解してよろしいでしょ...全文を見る
○小林美恵子君 いずれにしましても、水準を引き上げていく方向で総合的に見直しを検討していくということですね。もう一度確認します。そういうことですね。
○小林美恵子君 今、非正規雇用労働者が本当に増大する中で、低賃金で働かされているわけですよね。そのためにも、やっぱり土台になる最低賃金が引き上がれば非正規雇用労働者の賃金もどんと引き上がっていくわけですから、そういう点では、本当に水準を引き上げていただきたいということを強く申し上...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど申し上げました例でいきますと、私は、賃金に既に差があるわけで、差があって、一時金のその月分といいますか、一般労働、正規の場合は二・二か月で、パートの場合は一・五か月というのは明らかに不均衡だというふうに思うんですよね、これはね。その点で、そういうふうな状態を...全文を見る
○小林美恵子君 では、もう最後になりますけれども、いずれにしましても、労働というのは国民が生活する上で本当に大事な生活基盤の土台ですよね。それが不安定な雇用の状況に置かれていては、正に人間として当たり前に生活することも支障を来しますし、日本の将来にとっても重大な問題だというふうに...全文を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度予備費六件について討論を行います。  まず、二〇〇三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)について、承諾することに反対であります。  その理由は、第一に、自衛隊イラク派兵及びテロ対策の経費でありま...全文を見る
05月18日第162回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第8号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、日本共産党を代表いたしまして、少子高齢社会調査会における中間報告に向けての意見表明を行います。  今、出生率は、日本の人口を維持する最低水準二・〇八を大きく下回る一・二九にまで下がっています。子供を産むか産まないか...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど障害者教育についての御意見がございましたので、そのことに関連して意見を述べたいと思います。  私は、やっぱり個々の障害の特性に応じた教育というのは、やっぱりそれを無視してはいけないといいますか、それは絶対必要だというふうに思います。  それで、実は私、先...全文を見る
○小林美恵子君 「社会・経済への影響」に入る前に、私、先ほど「子育て」の項でちょっと意見を申し上げなかったので、最初に申し上げたいと思います。  子育ての面でいきますと、今回の新新エンゼルプランは、今までの保育所だけの対策じゃなくて、幅を広げるという形になっておりますけれども、...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
議事録を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度決算の是認に反対するとともに、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、また措置要求決議案及び内閣に対する警告案に賛成することを表明して、討論を行います。  まず第一に、本決算に...全文を見る
07月07日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の改正案は、短期大学卒業者に学士号を与えるなど積極面はあると思いますけれども、若手研究者の皆さんの養成を困難にする問題点があると思います。そうした観点から今日は質問をさせていただきます。  まずお聞きしたいと思います...全文を見る
○小林美恵子君 重要性、必要性は十分認識しているという御答弁でございました。  では、改正案の五十八条はただし書がございまして、教育研究上の組織編制として適切と認める場合には、准教授、助教又は助手を置かないことができるとあります。先ほど大臣の答弁では重要性それから必要性は十分認...全文を見る
○小林美恵子君 そういう置かない場合があっても大学の状況によって不適切ではないというふうに御答弁ございましたけれども、私は、やっぱり条文のその職が重要であると、必要であるという認識の下に立った場合においては、そのお話というのはなかなか理解し難いと言わざるを得ません。  それで、...全文を見る
○小林美恵子君 私は、改めて確認さしていただいたのは、そういうリストラということにならないということですかねということを確認したんですけど。
○小林美恵子君 では、私は次に、今回の法案で問題なこととして、その関連としまして、大学の教員等の任期に関する法律の改正案としまして、その四条に「助教」という、このしっかりとしたその職種の名称明らかにしてその対象になっています。  こういう助教にその任期制を押し付けるという、それ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、法律によって助教が准教授に至るキャリアパスというのが位置付けられていると思うんですね。しかも、それにもかかわらず助教に任期を付けるということは、若手研究者の方々にとっての、結局、先の保証がない、長期間にわたって身分不安定をやっぱり繰り返すことにならざるを得な...全文を見る
○小林美恵子君 せっかく若手の方が研究しても、任期が来れば終わりになるということもあるわけですよね。それは私は、これでは若手研究者が自らの目標を持って研究をするということ、その保証をするという点でいきますと、結局逆行するものだと言わざるを得ないと思うんです。  そこで、改めて確...全文を見る
○小林美恵子君 では、私、この改正案の五十八条のただし書の問題でありますとか助教への任期制の押し付けというのは、再三申し上げますけれども、私はやっぱり若手研究者の養成に逆行するものだと思うんです。  それで、幾つか事例を申し上げたいと思うんですけれども、文科省が行われました学校...全文を見る
○小林美恵子君 私は本来、若手研究者の養成とか若手の大学教員がその自らの能力を十分に発揮できるようにするというふうになりますと、それは本来は常勤職の拡充でありますとか、それから任期制の押し付けなどはやっぱりすべきではないと、常勤職の拡充こそをしていくべきだということを申し上げてお...全文を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、法案五十八条に、教育研究上の組織編制として適切と認められる場合には、准教授、助教、助手を置かないことができると明記したことです。  審議でも明らかにしま...全文を見る
07月28日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、まず、今採択真っ最中にあります教科書問題で質問させていただきます。  教科書採択の公正確保のために、独占禁止法に基づく公正取引委員会告示の第五号がございます。それはこの文書でございますが、その文書の三項に、「教科書...全文を見る
○小林美恵子君 では、実際に批判している例でお聞きをしていきたいと思います。  インターネット上で宣伝をされていた文書でございますけれども、その最初の見出しにこういう言葉がございました。「教室で使われてきたトンデモ教科書のほんの一部を紹介します」。「トンデモ教科書」の「トンデモ...全文を見る
○小林美恵子君 今、私が紹介した文につきましてはここで判断は差し控えるとおっしゃいましたけれども、先ほど御答弁いただいたような「中傷」、「ひぼう」のたぐいからして判断をしていくというふうにおっしゃいましたけれども、つまりそれは、今申し上げたようなことは全く「中傷」、「ひぼう」には...全文を見る
○小林美恵子君 私は、大変当たるものだというふうに私は思いますので、その点しっかりと判断をしていただきたいというふうに思います。  それではさらに、具体的に更にお聞きしたいと思います。  私が今日手元に持っておりますこの文書は、いわゆる扶桑社と新しい歴史教科書をつくる会の第二...全文を見る
○小林美恵子君 私、先ほど御紹介しましたけれども、もうどう見ても疑いが濃厚だというふうに言わざるを得ないなと思いますので、そこはしっかり厳正に対処していただきたいということを強く申し上げたいと思います。  そこで、この件に関しまして中山文部科学大臣にお伺いします。  私は以前...全文を見る
○小林美恵子君 独占禁止法に関しては公取さんの管轄という話でございますけど、先ほども文部科学省としてしっかり対処していきたいとおっしゃられました。教科書の公正採択に当たっては文科省としてのしっかりとした指導すべき内容というのもあると思いますので、その点では今申し上げた点でしっかり...全文を見る
○小林美恵子君 御存じないということでございますけれども、私は、こういう法人監事を任命する際に、こういうことを知らないで任命するのがいかがなものかなというふうに思います。  それは、そういうことを指摘をしておきまして、そこで大臣にお伺いします。  先ほど私は申し上げました、新...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど、いわゆる高い行政能力とか、そういうお話がございましたけれども、私は、高い行政能力があれば法人監事にふさわしいのかということは、それはやっぱり直結するものではないというふうに言わざるを得ないというふうに思います。  そこで、もう一つ御紹介をしたいと思います...全文を見る
○小林美恵子君 法人監事というのは大学の中で二名の要職であって、極めて重大な要職だということは、もう大臣も文科省の皆さんも一番よく御存じだというふうに思います。その人物が、何といいますか、寄附をした、自らがそういうふうな対応をしたというふうにおっしゃいますけれども、それはそれで当...全文を見る
○小林美恵子君 係争中で、様子を見ながら適切に対応すると、適切に対応するというふうに、そのようにおっしゃるんだったら、私は、今適切に対応するのが見識ある大臣の立場であるということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月06日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  前国会で廃案になった本法案が再提出されて、関係者にまたもや不安をもたらすものになっています。さらに、障害児の福祉施設も利用契約制度に変わることに伴い、障害乳幼児の保護者からの、また関係者からも不安の声が本当に出ています。 ...全文を見る
○小林美恵子君 しかし、調査はされていないという御答弁でございました。  私は、ここにお持ちしていますのは、大阪障害者センターが発行しました実態調査でございます。ここにございますのは、児童デイサービスの制度を利用していないとの回答が七一・八%あります。その理由の一番が、制度を知...全文を見る
○小林美恵子君 今後検討するというふうにございましたけれども、つまりは条件整備は不十分だということですよね。その上で、通園施設なども利用契約となり、児童デイサービスも含めて費用には応益負担、一割の定率負担が掛かります。そのことが親御さんにとって、意識の醸成どころか、どんなに不安を...全文を見る
○小林美恵子君 保障は私は当然のことだというふうに思います。でも、改めて確認をさせていただきました。  しかし、親御さんの不安は、やっぱり定率一割の応益負担の導入です。障害乳幼児の施設も、利用の際、費用が一割の定率の負担、食費も一日六百五十円の自己負担。肢体不自由児は、医療も現...全文を見る
○小林美恵子君 今から配っていただく同じものをパネルにさせていただきました。パネルがございますので、話を進めてまいりたいと思いますけれども、これは大阪の障害乳幼児を抱える御家庭の例で、現行と、その今の措置ベースの基準でいくと、サービスが応益負担になればどうなるかということを厚労省...全文を見る
○小林美恵子君 私は今の話は別問題の話だというふうに思います。現行でいったらこういう負担の増大になるということを申し上げているわけでございます。移行してからこんな負担の増大になるということでございますから、この点についてやっぱりしっかりと大臣は認識されないと私はいけないというふう...全文を見る
○小林美恵子君 それでいきますと、こういう障害乳幼児を抱える若い世代といいますのは、つまり八八%がそういうきめ細やかな対策の範囲には入らなくなるんですよね。で、全部一般に上限四万二百円になっていきますから、だから本当に負担の増大になるわけですよ。私は、こういうことをして、この負担...全文を見る
○小林美恵子君 だれかが払わなくてはいけないということで、それで障害者の方々とか障害乳幼児を抱える若い世代の皆さんに負担をしてもいいということにはならないじゃないですか。負担の増大してもいいということにはならない。私はまだお聞きはしていません。そういうことにはならないということを...全文を見る
10月19日第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は厚生労働省にお聞きをします。  先ほどの御説明の中にも、少子化対策として子ども・子育て応援プランの話がございました。それで、待機児童ゼロ作戦も更なる展開をされているということでございますが、この調査会でも七月八日に中...全文を見る
○小林美恵子君 細かい数字を御説明いただいて、ありがとうございます。  その数字をお聞きしますと、今政府が取っている待機児童でいったとしても三・八%止まりの待機児解消率ですよね。それで、以前のものでいきますと、依然として待機児が増えています。同時に、自治体からこれだけ保育所を増...全文を見る
10月26日第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は貴重な御意見、本当にありがとうございました。  私は、団塊の世代の問題といいますのは、その世代の退職後の生活でありますとか、企業における労働力、技術継承の問題、それに応じて経済社会がどう変化をするのかということが大変重要...全文を見る
○小林美恵子君 済みません。  先ほど働く場の確保というふうにおっしゃったと思いますけれども、おっしゃられるとおりに、私たちも、雇用の継続といいますか、団塊世代を、退職という言い方は継続したら退職にならないかもしれませんけれども、そういう方々の雇用継続というのは非常に大事なこと...全文を見る
11月17日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日、私は、百五条に基づきまして、会計検査院が検査されました公益法人にかかわりまして、特に財団法人民間都市開発推進機構の土地取得譲渡問題について質問をさせていただきます。  民都機構のこの事業は、政府の総合経済対策の下で...全文を見る
○小林美恵子君 二〇〇四年度末の保有は九十九件、五千六百七十億円、これも確認していいですか。
○小林美恵子君 では、財務大臣に確認をさせていただきます。この民都機構に対しまして国から財政援助が行われていると思いますけれども、いずれもちょっと私は二〇〇三年度末の金額で申し上げますけれども、合っているかどうか確認させていただきたいと思います。  民都機構の民間金融機関からの...全文を見る
○小林美恵子君 私が今申し上げました数字といいますのは、取得をしまして、民都さんが、そして相手先にまた譲渡する際に付加される、譲渡価格に加算されるものではない、丸々国が財政援助を行っているということを申し上げておきたいと思います。  それで、次に国交省さんにお聞きしますが、では...全文を見る
○小林美恵子君 七四%、十億円を超えるというお話でございました。  国交省さん、お答えいただきたい以外のことも随分お答えいただいておりますので、その点よろしくお願いします。時間がありませんので。  それで、ここでちょっと資料をお配りしていただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○小林美恵子君 大臣にはもう届きましたので、おっつけ行くかと思いますが。その資料に基づいて少し説明をさせていただきたいというふうに思います。  今、国交省さんにお答えをいただきました、それを資本金別に示しましたのがお手元にお配りしました資料の円グラフでございます。それで、十億円...全文を見る
○小林美恵子君 私は今、副大臣に事業の評価についてお聞きをしたわけではないんです。結局、結果として超大手企業向けの事業になったんではないですかということを真摯にお認めいただいたらどうでしょうかと質問をさせていただいたわけでございます。それ、なかなかそういうふうなお話でございません...全文を見る
○小林美恵子君 今、検査院長さんが報告していただきましたけれども、その点につきまして国交省にお聞きしたいと思います。  それで、今、検査院長さんが報告されましたいわゆる買戻し不能の企業といいますか、私の調べでいきますと、アサヒ開発で六十八億円、大阪吹田のファーストエクスプレスは...全文を見る
○小林美恵子君 私は、昨日通告をしておりまして、会計検査院さんが御指摘をされました、九件ございましたけれども、金額までいいですけれども、その企業名はどうかということで通告はしておりました。改めてお聞きしますけれども、通告していたにもかかわらず答えることができないんでしょうか。 ...全文を見る
○小林美恵子君 要するに、企業は私の調べどおりであるということでございますよね。なぜ私がそういうことをお聞きしたかといいますと、要するに今名前を挙げた企業もそれなりのネームバリューがあって、大手の企業でございます。そういうところでも買戻しが不能となる、譲渡損失の、民都に対して、お...全文を見る
○小林美恵子君 今の財務大臣の御答弁でいきますと、いわゆるおそれがあるようなことがないようにということを前提にされて、要するに国民の負担となる税金の投入は、そういうことがないようにということで御認識されているということで理解してよろしいでしょうか。
○小林美恵子君 ありがとうございます。  ただ、私は最後に申し上げたいというふうに思いますけれども、政府はこの間、歳出の削減そしてまた無駄をなくすと随分おっしゃっておられます。それ自身は重要なことでございますが、どの方向に向けてそれを実行していくかということはすごく大事なことだ...全文を見る
12月19日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  調査に行かれた皆さん、本当に御苦労さまでございました。  私は、今日は有償資金協力と無償資金協力について質問させていただきたいと思いますので、第一班の皆さんには大変申し訳ございませんけれども、二班、三班にかかわってインド...全文を見る
○小林美恵子君 では、いずれにしても貧困層の対策という点で結び付いていくということかというふうに思います。ありがとうございます。  それで、有償資金協力であれ、無償資金協力であれ、どちらにしましても日本の国民の皆さんの大切な税金を使っているわけですので、それが本当に有効に使われ...全文を見る
○小林美恵子君 効率については今後精査が必要だというふうなお話ですよね。  その件に係りまして三班の団長さんにもお聞きしたいんですけれども、インドも随分そういう地下鉄でありますとかそういう道路等でありますとか、そういう整備されていると思いますけれども、特にインドのデリーの地下鉄...全文を見る
○小林美恵子君 現地の方にとって有効なものでありましたらそれはいいと思うんですけれども、いずれにしても効率良く進められているかという点では、先ほど二班の団長さんがおっしゃったように精査をしていくということは私もとても大切なことだというふうに思います。  それで、次は無償資金協力...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど持続性というお話もされて、単にお金の面だけではないという点もありましたけれども、実は私も昨年ODA調査のスタートとしまして、ブラジル、メキシコに行かせていただきました。それで、その援助が本当に現地の方々にとってどうなのかという点で現地の関係者の方々にお聞きす...全文を見る
○小林美恵子君 はい、ありがとうございました。