小林美恵子

こばやしみえこ



当選回数回

小林美恵子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。私は、皆さんの御意見をお伺いしまして、逆に元気をちょうだいするといいますか、大変快活のオーラを感じた次第でございました。  最初に、三人の参考人の皆さんにお伺いし...全文を見る
○小林美恵子君 あと、日野原先生と三和代表にお伺いしたいんですけれども、日野原先生、お医者さんという立場でもあるかと思いますので、それこそ高齢者の皆さんが安心して生活できる医療や介護という点でも不可分だと思うんですね。安心して医療や介護を受けることができるようにするという点でいき...全文を見る
○小林美恵子君 どうもありがとうございました。
02月14日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第2号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  貴重な御意見ありがとうございました。  私、まず高橋先生にお聞きします。  今、先生のお話の中では、これから高齢化は本格化していくと。また、その高齢者の実態がいわゆる平均以下の高齢者ということで、相対的貧困者ということ...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございました。  あと、小塩先生に、これは質問するという立場ではないんですけども、先ほどから消費税の問題が出ておりました。先生は逆進性の問題も指摘をされておられまして、やっぱり消費税というのは低所得の方ほど重い負担になりますので、そのことと比較をされて...全文を見る
02月27日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。両参考人には今日は大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私は、まず世界の平和構築に当たる日本の立場としましては、最大の指針とするべきはやはり日本の憲法、憲法九条を堅持すべきだというふうに考えます。その上に...全文を見る
02月28日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第3号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  参考人の皆さん、貴重な意見、本当にありがとうございました。  私も、この地域社会と高齢者というテーマでいきますと、一つは介護保険制度と医療制度についてお聞きをしたいというふうに思うんです。  先ほど来から鎌田先生からも...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  バスの安全問題で質問をいたします。  二月十八日、スキーバスが大阪で事故を起こし、添乗員一人が亡くなり、二十六人が重軽傷を負いました。亡くなられた方の御冥福と負傷された皆さんにお見舞いを申し上げます。報道では、運転手は二月に入り...全文を見る
○小林美恵子君 私は、こうした事故がありました運転手の長時間運転といいますのは、このバス会社だけの問題ではないというふうに思っております。  お手元の配付資料では、大阪のバス運転手の実態を示したものでございます。ごらんください。  大阪からの志賀高原スキーツアーバスの場合、月...全文を見る
○小林美恵子君 今国交大臣は、この資料をごらんになって、いわゆる労働時間の改善のための基準の範囲内であるというふうにおっしゃいました。  しかし、例えば、勤務終了後、継続八時間以上の休息期間を与えることということがございます。そういうことから照らしますと、私はこれ自身は決してそ...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど大臣は運賃の低廉化があるとおっしゃいましたけれども、それがどうして起こってくるのかというふうに検討が必要だと思いますけど、私は、タクシーと同様にバスも二〇〇〇年の規制緩和でバス会社の新規参入が行われ、運賃も許可制から届出制になりました。これが影響しているかと...全文を見る
○小林美恵子君 では、その運賃についてお聞きをします。  上限、下限のいわゆる告示運賃というのがありますよね。他社よりもお客を乗せようと思えば下限運賃の設定をする。実際にはそれにとどまっていません。  そこでお聞きしたいんですけど、近畿運輸局内で下限運賃を下回る運賃の届出を行...全文を見る
○小林美恵子君 では、二枚目の配付資料をごらんください。  これは、人材派遣の最大手で偽装請負もしておりました元クリスタルグループのクリスタル観光バス会社の今年二月の事例でございます。この会社は運賃の七%を歩合給にしていまして、そこから運賃額を換算をしました。近畿運輸局の告示運...全文を見る
○小林美恵子君 こうした運賃の低下が、人件費の抑制で過酷な長時間運転はもちろんなんですけど、雇用形態も問題になっているということを御紹介します。  クリスタルの場合は契約社員がいまして、観光バス運転一回につき一万一千円の契約です。正規社員でも基本給十五万円に年千円の年功給、それ...全文を見る
○小林美恵子君 私は今日資料をお示ししました。それで、こういうものは調べるというふうにお話がございましたけれども、私は、改めて規制緩和以降バスの運賃がどうなっているのか、そして運転手の労働時間などの実態を把握するための一斉調査を行うべきだというふうに思います。その上で、法令違反の...全文を見る
○小林美恵子君 国交大臣は一斉調査を行うよう努めるようにするという答弁をされました。  厚労大臣、改めてお伺いしたいというふうに思います。
○小林美恵子君 私、このバス会社の問題の背景にもう一つあるということを申し上げたいと思うんです。旅行会社によります安価なバスツアー競争によるバス会社への低運賃の押し付けです。  二枚目の資料をごらんください。例えば、これ三重の芸濃町への企画が、これは旅行業者が入っていません。走...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど大臣がおっしゃいましたいわゆるツアーバスによる適正化ですよね、これがバスの事業者に対してもそうですし、旅行業者に対しても通知を送っているということでございますけれども、通知をしていても結局は、何といいますかね、ペーパーだけになっていると思うんですよ。  や...全文を見る
○小林美恵子君 私は今、あずみ野観光だけを申し上げたわけじゃなくって、すべての旅行業者に対しての調査を行うべきだということを申し上げました。  それで、今後重大事故が続発する危惧はまだまだ私はあると思います。バス会社、旅行会社、市場任せでは大変な事態を招きかねないというふうに思...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私は、質問に入る前に、午前中にも議論がございました高知空港で起こりましたボンバルディア機の事故の問題でございますけれども、改めて私も大臣に原因の究明と再発防止の対策に力を入れていただきたいということを求めたいと思います。同...全文を見る
○小林美恵子君 では、実際にどういう状況かということを一つ事例を申し上げたいというふうに思います。国民の住宅保障がどうなっているかということですね。  群馬県前橋市で起こったことでございますけれども、六十代の御夫婦が公営住宅の家賃を滞納、そのことを理由にしまして強制退去させられ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、大臣は今特別な配慮を必要とする方々に入居をしてもらわなくてはならないというふうにおっしゃいました。この方々も決して二十五か月払えるのに払えなかったという問題ではないというふうに思うわけです。  改めてお伺いしたいと思いますけれども、これは国交省にお聞きをし...全文を見る
○小林美恵子君 今御説明いただきました全国の家賃滞納者戸数といいますか、その数値といいますのは、お手元に配付をさせていただきました資料に掲載をしておりますので、ごらんください。  いずれにしましても、御答弁いただきましたように、二〇〇〇年から二〇〇四年度を比べますと、滞納戸数と...全文を見る
○小林美恵子君 今大臣は生活保護のそういう道もあるというお話がございましたけれども、私は、払いたくても払えないという滞納者がいらっしゃる中で、そういう方々にいっときたりとも住まいをやっぱり奪うことがないようにすべきではないかというふうに思うんです。  それで、八九年の十一月二十...全文を見る
○小林美恵子君 私は、前橋の例は一例として申し上げたものでございますけれども、こういう家賃滞納者に対する手厚い対策というのはやはり改めてしっかりと徹底すべきだということを改めて申し上げたいと思いますけど、大臣、よろしいですか。
○小林美恵子君 さらに、こうした家賃滞納が増加している中で、昨年八月にパブリックコメントを行った公営住宅法施行令の一部改定案がございます。これを実施となるとどうなるかということで、二枚目の資料に全国公営住宅協議会の資料から試算したものを掲載をいたしました。  それをごらんいただ...全文を見る
○小林美恵子君 私、もう一つ申し上げたいんですけれども、一部改定案でいきますと、入居者の収入基準を二十万円から十五万八千円に下げることになります。そのことによって収入超過者は増えますので、そしてまたその方々は市場並み家賃にどんどん引き上げられていくと、こういうサイクルですよね。入...全文を見る
○小林美恵子君 私は、そういう施策も是非大いにやっていただきたいと思いますけれども、しかし、公営住宅にかかわりますと、例えば月収二十万円以下の人が入居できるような公営住宅の供給がされないことこそ私は問題だと思うんです。大臣は予算に限りがあるとおっしゃいました。ならば、やっぱりその...全文を見る
03月16日第166回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  ODAの入札問題について質問いたします。  まず、外務省のODA予算額、そしてそのうちの一般プロジェクト無償、水産無償の合計額のその占める割合、二〇〇四年度から二〇〇六年度まで、数字だけお答えいただけますでしょうか。
○小林美恵子君 無償資金協力の予算額、そしてまた、今お答えになったプロジェクト無償及び水産無償の合計額がそのODA予算額に占める割合についてお答えくださいと言いました。よくお聞きになって御答弁ください。
○小林美恵子君 では、その一般プロジェクト無償と水産無償の入札参加資格において、外国企業の有無について簡潔にお答えください。
○小林美恵子君 主契約企業は日本企業に限られているということですね。
○小林美恵子君 では、私が皆さんにお配りしました資料をごらんくださいませ。  この資料は、外務省が公表されておられます入札結果から、一つ一つ予定価格、落札価格を取り出しまして、その落札率を算出したものでございます。対象といたしましたのは、すべて一般プロジェクト無償のいわゆる施設...全文を見る
○小林美恵子君 そういうお話は本委員会でも随分議論がございまして、同じような御答弁はされてきたと思います。それでもこういう結果がずっと続いているということが問題だと私は思うんです。  そこで、会計検査院にお聞きをしたいと思います。  検査院は二〇〇二年度の決算報告におきまして...全文を見る
○小林美恵子君 会計検査院の御答弁がありましたけれども、二〇〇二年度の決算報告の中でも、いわゆる応札の企業は少ないということがございます。そしてまた、落札率が高いという御指摘があったというふうに思います。そのときには車両調達とか機材供与も含まれていました。私が調べましたのはすべて...全文を見る
○小林美恵子君 では、次にお聞きしたいんですけれども、この私が配付をした資料の中に、関東地方に本社があります新規建設業者の落札率も示しているのがございます。それを見ますと、二〇〇四年に一件、その率は八三%、二〇〇五年に二件、八〇%、八七%で受注をされています。九九%が圧倒的な中で...全文を見る
○小林美恵子君 今、麻生大臣は御自身が外国にお住まいになったことをお話をされました。それは昨年の決算委員会でも同様な御答弁をされておられまして、私も議事録を拝見しました。そのことを余り強調されますと、外国に住んだもののない者は議論ができなくなるということになりますので、物すごいそ...全文を見る
○小林美恵子君 大臣はなかなかそういう談合をしているというような疑惑は持ち得ないというようなお話のように私は伺えるんですけれども、果たしてそうなのかなと、そういうお立場でいいのかなというふうに私は思うんですね。  改めて御質問したいと思いますけれども、例えば私が配付をしました資...全文を見る
○小林美恵子君 基本でないのが行われているというのが私の示した実情でございます。  そこで、会計検査院にお聞きをします。  二〇〇二年決算報告にも、十六件にかかわる三十五札の入札金額について供与限度額を超えていたというふうにございました。この点について検査院の率直な感想をお述...全文を見る
○小林美恵子君 もっと的確に検査院がお答えいただければというふうに思いますけれども。  こうして、何といいますかね、供与限度額を超えて札を出すというのは本当に考えられないことではないかと。落札をしようと思えばその範囲でしっかりと出してくるんじゃないかと私は思うんですけど、そこは...全文を見る
○小林美恵子君 そういうことがあっては許されないとおっしゃるならば、そういうことがあるかどうかということを見ることが必要だと私は申し上げているわけでございます。  時間も参ってまいりましたけれども、外務省職員が例えばJICA、また社団法人海外建設協会加盟の大手ゼネコンに対して再...全文を見る
○小林美恵子君 こうした不透明な状態は、しっかりと透明性を担保するようにしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
03月20日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  私は、予算委員会でバスの安全問題について取り上げさせていただきましたけれども、今日はバス車両の整備問題について質問をいたします。  今日、私、ここに持ってまいりましたのは、これは国交省がお取りになっております自動車事故報告書のバ...全文を見る
○小林美恵子君 もう一つ確認したいんですけど、車齢の問題で十年以上の方が高いという話があったかと思いますけれども、この八十六件中どれぐらいの割合でなっているか。
○小林美恵子君 今分析された、説明をしていただいたわけでございますけれども、一つは、いわゆる点検整備の問題を指摘をされているかというふうに思います。  そこで、改めてバスの点検整備についてお聞きしたいと思いますけれども、点検整備基準に基づきますその期間というものはどういうふうに...全文を見る
○小林美恵子君 さらに、三月十四日、国交省として「自動車点検基準」及び「自動車の点検及び整備に関する手引」というのを改正されて、間もなく施行とするというふうになっているかと思いますけれども、この問題で、バスの火災に対する対策として講じたというものはどういうものがあるでしょうか。
○小林美恵子君 先ほどの、点検整備の期間の話がございました。そこで、三か月ごとと、そしてまた、更に念入りにということでいわゆる一年の車検ですよね、お話があったというふうに思いますけれども。  そこでお伺いしたいと思いますけれど、この三か月ごとの定期の整備といいますか、検査といい...全文を見る
○小林美恵子君 要するに二〇〇〇年ですね、二〇〇〇年の五月一日から、元々一か月の点検、一か月ごとの点検整備だったものを三か月に延期をしたというふうにおっしゃられました。  改めて、なぜ延期したのですか。
○小林美恵子君 先ほど、この八十六件のバスの火災の事故についての分析の中で、いわゆる整備に対する問題があるという御指摘があったというふうに思います。  それで、今、一か月になっていたものを三か月に変更したと。その理由が、いわゆる技術の進歩があり、安心、安全で必要な範囲だというふ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、点検整備の中身がきっちりやるということは当然のことであると思います。その上に立って、期間もやっぱり、何といいますか、一か月なら一か月というふうにしていくというのが一番念入りな点検だというふうに思うんです。  改めて、この事故の発生の分析をされて、私はそのこ...全文を見る
○小林美恵子君 では次に、車齢問題についてお聞きをします。  先ほどの御説明で、火災車両の七割が十年以上の車齢という報告がございました。火災事故の防止のためにも、十年以上のバスについての安全というのをやっぱり担保するようなことを考えるときではないかと私は思いますけど、この点いか...全文を見る
○小林美恵子君 私は、せっかく国交省さんがこうやって八十六件を分析をされて、それで車齢が十年以上が七割も事故を起こしているという報告をされているわけでございます。そういう点検整備、注意喚起だけでいいのかなというふうに私は問うわけでございますけれども、例えば国交省さんの報告でいきま...全文を見る
○小林美恵子君 先ほどから、バス事業者がきっちり点検整備をしてもらうようにするというふうにすることがまず大事なんだというふうにおっしゃられました。例えば車検でも点検整備でも、それはそれでかなりお金が掛かっているというふうに思うんですけど、こうしたバスの車両の安全問題も、私は結局は...全文を見る
○小林美恵子君 私は、やっぱりこれまでの規制緩和そのものを抜本的に見直さなくてはいけないということを強調して、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月22日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  今回の改正案の中心は都市再生特別措置法にあると思います。そこで、民間事業者に対して都市再生緊急整備地域指定や民間都市再生事業計画の認定で、都市計画上そしてまた財政的支援などでどんな優遇をされてきたのか、簡潔にお答えいただけるでしょ...全文を見る
○小林美恵子君 では、緊急整備地域指定や特別地区、そしてまた民間都市再生事業計画の認定に当たりまして、住民の意見の反映、参画があるのかどうか、お答えください。
○小林美恵子君 認定に当たってはその地方公共団体の意見を聴く、要するにそれに対しては住民の意見が聴取されないということで理解していいですか。
○小林美恵子君 法律上の規定はないということでございました。つまり、住民の意見が反映されないで、民間主導の開発に様々な優遇を付けて、国が支援をし、もうけるのは民間事業だということだと私は理解をしました。  そこで、今回の改正案ですけれども、民間都市再生事業計画の認定申請期限延長...全文を見る
○小林美恵子君 では、私、具体事例で質問をいたします。  これ一部しか用意してまいりませんでしたけれども、これはUR都市機構が出しました大阪駅北プロジェクトのリーフです。いわゆる旧国鉄跡地の二十四ヘクタールの、梅田北ヤード開発と言われているものです。大阪駅前の、正に一等地と言わ...全文を見る
○小林美恵子君 どちらも有名な開発事業者でございますけれども、ここが民間都市再生事業計画認定となりますと、先ほど御説明があったように、金融面、税制面での優遇を受けるということになるわけでございますよね。もうけている開発事業者に優遇されていくということでございます。  そこで、先...全文を見る
○小林美恵子君 特別地区になりますと、今はいわゆる用途変更をされて商業地域になっているので八〇〇%、六〇〇%と。特別地区になるともう際限なく容積率を緩和するということですよね。
○小林美恵子君 これはUR機構のホームページから取ったものでございます。これでいきますと、いわゆるオリックスに、開発事業者となりました地域でいきますとBゾーンという地域なんですけれども、この書面には容積率は約一〇〇〇%と書いてあります。そして、地上三十八階、地下三階の高さ百七十九...全文を見る
○小林美恵子君 こういう御意見、指摘もあることを紹介しておきたいと思います。  梅田北ヤード開発について、元読売大阪広告会社会長の糸川氏がこう指摘をしておりました。梅田北ヤードは大阪市で残された唯一の広大な空間ですと。しかも、私企業の土地ではなく、旧国鉄が持っていた言わば国民の...全文を見る
○小林美恵子君 では、時間も参りましたので、あとの質問は次回に回したいと思います。ありがとうございました。
03月27日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  私は、まず大西参考人にお伺いしたいと思います。  都市計画の主体といいますのは、私はやはり自治体であるかと思います。この都市再生特...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、岡村川口市長にお伺いしたいと思います。  先ほど、市長は、サッポロビールの工場跡地の開発に当たりましてこのようにおっしゃっていたかなと思うんです。利益第一主義とは違う、民間開発とは違う側面があるというふうにおっしゃっておられました。  そこで、逆の質...全文を見る
○小林美恵子君 それで、岡村川口市長にもう一度お伺いしたいんですけれども、市長は今のお話の中でも、民間都市再生事業計画の延長も期待をするようなお話がございましたけれども、改めてちょっとお聞きしたいんですけれども、この間のこの認定でいきますと、二十四件中十三件が東京ばかりなんですね...全文を見る
○小林美恵子君 私は東京集中を招いたんだというふうに思っておりますけれども、そこは意見の違うところでございました。  そこで、改めて大西参考人と村上参考人に住民参加についてお伺いをしたいというふうに思うんです。  都市計画法にのっとった計画でいきますと、例えば公告縦覧、意見聴...全文を見る
○小林美恵子君 いずれにしましても、両参考人の御意見をお伺いしますと、民間の発意の場合であったとしても住民の意見の反映、参画は必要だ、重視をしていくべきだということが強調されたというふうに私は理解をいたしました。その点は私も本当に大事だなというふうに痛感をしておる次第でございます...全文を見る
○小林美恵子君 両方です。
○小林美恵子君 ありがとうございます。
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  質問に入る前に、二十五日に発生をいたしました能登半島での震度六強の地震により被害に遭われた皆さんに、私も心よりお見舞いを申し上げます。  先ほど被害状況の御説明もございましたけれども、家屋の全半壊また道路の陥没、また現地...全文を見る
○小林美恵子君 Bブロックのオリックスへは三百十億円という御説明がございました。元々、鉄道・運輸機構からいわゆるUR機構へ土地が譲渡されたものでございますけど、その額と比べてこれは低いのか高いのか、いかがでしょうか。
○小林美恵子君 では、三菱地所についてですけれども、なぜ答えられないのですか。これは転売もあり得るということですか。
○小林美恵子君 なぜ私がこのことをお聞きするかといいますと、そもそもこの土地は旧国鉄跡地でございまして、正に国民の財産でございます。それが幾らで売却されたのか、国民への説明責任が私はあると思うんです。この点、大臣はいかがでしょうか。
○小林美恵子君 私は、国民への説明責任がなされないで、事業の利益のためにそれを価格は公表しないというのは、国民に私は納得ができないというふうに思うわけでございます。  なぜこの質問をしたのかと申し上げますと、要するに国民の財産である土地を価格も公表しないで売却をして、取得した民...全文を見る
○小林美恵子君 では、この二〇〇六年、日建連が提言をしたこういう要望というのは断固として受け止めないということで理解していいですね。
○小林美恵子君 私、改めて住民参加の重要性について大臣にお伺いしたいと思います。  午前中の参考人の方々からのお話にもございましたけれども、民間の発意にせよ、やはり住民の意見の反映、参画は重視すべきだという貴重な御意見がございました。私も同様だと思いますけど、この住民の意見の反...全文を見る
○小林美恵子君 この民間都市再生事業計画の認定といいますのは三か月以内というふうにございました。そういう短期間の間でしっかりと住民の意見を聴く、そういうことがきちっと担保されるというのでしょうか。
○小林美恵子君 では、別の質問に移りたいと思います。  都市再生特別措置法の趣旨の一つに居住環境の向上が趣旨というふうになっております。では、この間、五年間を経過してまいりましたけれども、果たしてその趣旨どおりのことが行われているのかどうか、私は検証する必要があるというふうに思...全文を見る
○小林美恵子君 今御説明をいただきました住宅の建設の中に、いわゆる公営住宅はあるのでしょうか。
○小林美恵子君 今、いわゆる認定都市再生事業での七千百二十八戸に対して、南青山の都営住宅、戸数百五十戸があるという話でございました。また、認定都市再生整備事業の三百三戸を入れますと、いわゆる公営住宅といいますのは全体の一・七%だというふうになります。  極めて私は低いというふう...全文を見る
○小林美恵子君 篠崎というんでしょうか、ここでの賃貸料は幾らですか。
○小林美恵子君 私はなぜそういうことをお聞きしたかといいますと、今教えていただきましたのは、もうわずか二件のことでございますけれども、賃料は十四万八千円というのがございました。果たしてこれが多くの住民の皆さんにとってどういう賃料になるかというのは推し測れる問題ではないかというふう...全文を見る
○小林美恵子君 はい、分かりました。  今大臣はそういうふうにおっしゃいましたけれども、私は、やっぱり公営住宅の供給をしっかり確保することの方が重要だということを強調して、質問を終わります。
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  本法案は三法をまとめて改正する内容となっていますが、その中心は都市再生特別措置法における民間都市再生事業計画の認定申請の期限延長を図るものです。  反対理由...全文を見る
03月28日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は、法案と、昨年十二月に出されました自動車検査独法の見直し案について質問いたします。  車検制度は、言うまでもなく、広く国民の皆さんが利用している自動車の車両安全性確保と交通事故防止、そしてまた騒音、大気汚染を防止す...全文を見る
○小林美恵子君 おっしゃるとおりでございますという話でございました。改めて、私は本当に大事だということを紹介したいと思います。  この間、三菱ふそうの子会社のパブコは、過去三年間だけでも二千台を超えるトラックの不正改造を行っていました。また、今月二日に報告された、先ほども出てい...全文を見る
○小林美恵子君 要するに、車両重量を一台一台点検をしていなかったということですよね。これを一台一台審査するようにしたというのが今のお話であったと思います。  それで、私は改めて理事長にお願いをしたいというふうに思います。この東京いすゞの場合は、同じ仕様のバスが五十八台もあって、...全文を見る
○小林美恵子君 公務としての使命感とか受検者との理解と協力とかいう、そういうことを理由に公務員の身分を付与すべきだというふうに主張されていたということでございますよね。それがどうして今回の改正案では非公務員化ということが出されるのかと、私は問いたいというふうに思います。せっかくそ...全文を見る
○小林美恵子君 そこはなかなか理解をできにくいものでございまして、これはやっぱりせっかく国交省が公務員としての身分を付与していくべきだと主張されておりながらこうして非公務員化にしてしまったということは、国としての車検制度の信頼性も含めまして後退をさせていくものだというふうに私は指...全文を見る
○小林美恵子君 では、私、大臣に現場の話を御紹介したいと思います。  近畿検査部のなにわ事務所ですね、検査コースを今六コース持っているそうでございますけれども、なにわ検査場では二〇〇五年度には十六名体制で十六万六百十四台を処理をされていました。ところが、なにわ検査場では、この人...全文を見る
○小林美恵子君 私、元々独法になる前は、予算の算定といいますか、積算は一コース当たり二万七千台で三人、二コースで五人の配置だったんだそうですね。これが削減になりますと、先ほど申し上げたように、三万二千台の処理をせざるを得ない、これは本当にとんでもないことだと思います。  それで...全文を見る
○小林美恵子君 では、その指定整備工場が増えてくると思うとおっしゃっておられましたけれども、その整備工場への監査体制についてちょっとお伺いをします。  近畿運輸局内での監査人員とこの監査が対象となる整備工場の数を教えていただけますか。
○小林美恵子君 その四十七名で、合わせますと一万二千三百二十工場監査をするということになるわけでございます。  改めて確認ですけれども、この監査員の皆さんはこうした整備工場の監査だけが業務ではないですよね。別の業務も付加される場合がありますよね。
○小林美恵子君 ですから、四十七名の皆さんでは整備工場の監査、ほかの業務も入って本当に大変になるわけでございます。それで、整備工場が増えますと一体どうなるのかということになると思うんですけれども。今でも指定整備工場の検査員解任命令は五年前の三倍から二倍。それから、保安基準不適合車...全文を見る
○小林美恵子君 質問終わります。
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、自動車検査独立行政法人法及び道路運送車両法の一部改正案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、自動車検査独立行政法人の役職員の非公務員化は、信頼性を確保すべき車検制度の体制を弱め、国民の命と安全を守る国の責任を弱めること...全文を見る
03月29日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、改正案についてお伺いいたしますけれども、この改正案には場外舟券売場の設置許可制度を条文上明記をされています。それで何が変わるのでしょうか。
○小林美恵子君 そういうふうに明確にしたというふうにございますけれど、一方で、法案のベースになっています、先ほどから議論もされております昨年の七月に出されましたモーターボート競走事業活性化検討委員会報告に、設置手続の簡素化というふうにあります。そうなりますと、地元合意というのは具...全文を見る
○小林美恵子君 従来とは変わらないというお話でございましたけれども、では、その地元同意というのは何をもって指すのか、それが本当にあいまいなままで大臣が許可をする、いわゆる法文上明記をするということになりますと大変重大な問題になってくる懸念がございます。  そこで、私は、やはり大...全文を見る
○小林美恵子君 いわゆる住民の理解が得られることが非常に大事だと、これは本当にしっかりとしていただきたいということを思うわけでございます。  それで、私は、改正案の、先ほどもありました私人を含む民間への委託というのがございます。競走の実施に関する事務の一部を私人に委託することが...全文を見る
○小林美恵子君 では、ナイターレースについて質問をさせていただきたいと思います。  先ほども海事局長が御説明ありましたけれども、ナイター実施に当たっての様々な基準といいますか、そういうのがあるというお話でございました。それで、九七年の運輸省海上技術安全局長の通達、「モーターボー...全文を見る
○小林美恵子君 実施の責任は施行者でありますけど、この通達を出しているということでいきますと、こういうことの、こういう要件で実施するということになりますから、この通達を出しているところの責任というのは全くないということにはなりませんよね。
○小林美恵子君 こういう方向で指導をしていると、その示された方向にそぐわない場合は改めて指導をするということがあるということで確認していいでしょうか。
○小林美恵子君 では、私ここで、昨年からナイター実施をされました大阪住之江区の競艇場について、大臣に是非ともお聞きいただきたいと思うんです。私、西成区在住でございますので、住之江競艇場はその隣の行政区にあります。家のベランダから洗濯物、最近は余り干してませんけど、洗濯物を干します...全文を見る
○小林美恵子君 大臣はそのように御説明をされましたけれども、私は、住民の皆さんはこの間、ナイターはやめてほしいという一万五千筆もの署名を取り組まれてこられました。そして、そういう署名をされた中には町会長の方もいらっしゃいまして、ナイターについて説明は聞いていないと、そのことについ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、それでは本当に競艇場周辺の住民の皆さんの普通に生活はできないというその思いにこたえることにはなっていないというふうに思います。本当に日常の生活が、夜間の生活が、環境が悪化して大変になっているわけでございますから、そのことをちゃんと酌み尽くす、そういうことをし...全文を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、モーターボート競走法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本改正案が場内場外の舟券販売や払戻しなどの業務委託を広く認め、民間企業にギャンブル行為をゆだねるものであり、営利本位の民間委託が射幸心をあおるよ...全文を見る
04月12日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。  今回の改正案は、インターネットやデジタル技術を使いまして国が得た測量成果を広く国民に還元するものだと理解をします。戦前、戦中は機密情報とされていた地理情報を国民に還元をして平和的に利用していくということは、学術そして文化、産業の発...全文を見る
○小林美恵子君 はい、分かりました。  あと、さっき午前中もありましたけれども、インターネット活用によって懸念されること、私も質問をさせていただきたいと思います。  例えば改ざんなどによりまして地理情報の正確性が損なわれたりしないかどうか、また基準点が所在する土地所有者名がネ...全文を見る
○小林美恵子君 はい、分かりました。  では、法案とは別に、昨年四月十四日に開かれました行政減量・効率化有識者会議での国土地理院の人員削減とか業務見直し問題について質問に入っていきたいと思います。  私は、先ほどからの議論を聞いておりましても、国土地理院の業務というのは、ただ...全文を見る
○小林美恵子君 さらに、有識者会議の委員の発言等を見ますと、例えば測量とか観測、地理情報の提供に係る研究や技術開発の業務は企画立案の業務と切り離すことができるのではないかということで、何が何でも独立行政法人化というのをよく見受けられる議論になっているかと思うんです。  そういう...全文を見る
○小林美恵子君 大変大臣から心強い答弁をいただきました。是非、独法化反対を断固として貫いていただきたいというふうに思います。  次に、定員の純減について質問をさせていただきたいと思いますけど、国土地理院はそういうふうに国が責任を持って行う業務だというふうに大臣もおっしゃっておら...全文を見る
○小林美恵子君 決して今までの人員配置が過剰だとは思わないというふうにお話がございました。  私は、お聞きしましたら、一九八九年度、国土地理院の職員の皆さんは八百八十三人だったと。二〇〇六年度では七百八十八人ということで、九十五人既に削減をされておられます。しかし、非常勤の職員...全文を見る
○小林美恵子君 是非、人員削減はもうやめてくれという立場で頑張っていただきたいということを強調しまして、質問を終わります。  ありがとうございました。     ─────────────
04月17日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  先月に起こりました高知空港でのボンバルディア機の事故は、国民に航空への一層の不安をもたらすものとなりました。  そこで、私は、まずANAの山元参考人に伺いたいと思います。  事故以降、なぜ、このボンバルディア機の飛行停...全文を見る
○小林美恵子君 今おっしゃられましたけれども、そういう修復してきたとおっしゃいましたけど、あの事故はそういう修復を担保したものではないということを示した事故だと私は思います。  そこで、ANAもそうですけれども、JALも含めまして、このボンバルディア機の事故以降、このボンバルデ...全文を見る
○小林美恵子君 四月じゅうですので、今はまだ点検中ということでございます。  そこで、私、事故調査委員会にお聞きをします。先月のあの事故につきまして、その原因、なぜそうしたことが起きたのか、このことについていつ明確になるのでしょうか。
○小林美恵子君 いわゆる直接の原因というのは今御説明がありましたけれども、いわゆる根本的な要因といいますか原因については今究明中で、いつになるかは分からないという御報告でございました。  先ほどの議論にもございましたけれども、事故調査委員会では、二〇〇四年の十一月二十一日に同じ...全文を見る
○小林美恵子君 絶対に安全でなければ飛ばしてはいけないと、大臣はそうお答えになりました。しかしながら、今飛んでいます。それは、安全だから飛ばしているということではないですね。不安を持ちつつ飛ばしているということですね。
○小林美恵子君 私は、カナダの政府の設計改善の対応でありますとか今回の事故調査委員会の最終報告が出されて安全が本当に担保されるまでは、航空の安全に責任を持つ国交大臣としてはボンバルディア機の飛行停止の英断をするべきだと私は申し上げたいと思います。  次の質問に移ります。次は、航...全文を見る
○小林美恵子君 西松参考人は、ベルトローダーのシートセンサーは元々付いていないというふうにおっしゃられましたけれども、私は現場の人の話をお聞きしますと、シートセンサー取り外しの会社からの回答があったというふうにお話をお伺いしております。  それで、改めてこのシートセンサーの再度...全文を見る
○小林美恵子君 次に、国交省に質問したいと思いますけれども、地上での作業事故、特にランプ事故について把握をされているのかどうか、そしてまた把握しているのなら、この五年間の成田、羽田、関空の件数を報告していただけますか。
○小林美恵子君 では聞きますけれども、羽田空港でも例えば航空機損傷などの事故がございました。この件につきまして、これは昨年十一月十日の羽田ランプ安全調整会議の文書でございますけれども、羽田空港の管理者というのは当然国交省ですよね。しかし、この文書にはこういうふうにありました。最近...全文を見る
○小林美恵子君 承知をしておられて国交省に報告をしなかったというのは、私は重大な問題だというふうに思います。  それで、国交省にお伺いしますけれども、この事故も私どもが現場の皆さんの声を取り上げまして改善を要請して初めて国交省が把握されたという実態がございました。こういう報告の...全文を見る
○小林美恵子君 私がお聞きした現場からの報告でいきますと、例えば、JALグランドサービスだけでですよ、羽田、成田、関西の三空港の二〇〇六年度でのこうした事故件数は百四十七件。一年度だけですね、百四十七件。六空港で合わせますと、〇六年度だけで百八十四件ございます。中には人身事故が四...全文を見る
○小林美恵子君 今、報告の仕組みが、こういう飛行場運用業務指針というのがございますよね。私は、これはもちろんのことなんですけれども、本当に地上での作業事故といいますのは空の問題だけじゃなくて航空の安全を担保する上で大変重大な問題だと思いますので、やっぱりこの指針の徹底はもちろんな...全文を見る
○小林美恵子君 時間が参りましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
04月19日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、提案者の皆さんにお伺いしたいと思います。  この海洋基本法案を見ますと、国の海洋政策をそれこそ総合的に実施するために、基本理念そして国などの責務、基本計画、基本施策、推進体制と、正に政府全体で取り組む内容になってい...全文を見る
○小林美恵子君 もう一つ、そういうふうにして総合的にすることでどういう効果が期待できるのでしょうか。
○小林美恵子君 では、大変基本中の基本なんですけれども、この法案の海洋という意味はどういうものか、そしてまたこの法案における海洋はどこを指すのでしょうか。
○小林美恵子君 分かりました。  もう一つ、先ほどの議論の中で、海洋は人類共有の財産であるというお話もございました。それ自身はそういう御認識ということで確認していいでしょうか。
○小林美恵子君 それでは、先ほども諸外国の例がございましたけれども、また衆議院のいわゆる審査の方も拝見させていただきましたけれども、他国に比べまして日本のいわゆる海洋政策の対応が遅れているというお話がございました。そういう対応の遅れという点、どういった点で他国と比べて日本の場合は...全文を見る
○小林美恵子君 では、法案の条文にかかわってお伺いしたいと思うんですけれども、第一条の目的に、海洋法に関する国際連合条約その他の国際約束に基づき云々というふうにございますけれども、要は、この海洋基本法案といいますのはあくまでも国連海洋法条約の枠内の国内法整備ということでよろしいの...全文を見る
○小林美恵子君 国連海洋法条約の枠内だということでございますね。  それで、その一条にもありますけれども、いわゆる海洋の平和的かつ積極的な開発という文言がございます。また、さらに、これは二条でしょうか、二条にも、海洋環境の保全を図りつつ海洋の持続的な開発及び云々とありまして、そ...全文を見る
○小林美恵子君 では、海洋環境の保全に影響を与えるような開発については私自身は大変厳しく規制をされなくてはならないのではないかと思います、開発そのものを否定しているわけではございませんけど。  この法案でいきますと、そういう点についてどのように担保されて、そういう海洋の環境保全...全文を見る
○小林美恵子君 要するに、この基本法の中でも、いわゆる海洋環境保全に影響を与えるような開発についてはきちっと規制をしていくようなことが含まれているということですね。
○小林美恵子君 次にお伺いしたいというふうに思いますけれども、政府の方にも質問をさせていただきたいと思いますので、少し飛ばしまして、今度は海洋構築物に係る安全水域の設定等に関する法案について少しお伺いしたいと思います。  この安全水域に許可なく入域する、侵入した場合、だれがどの...全文を見る
○小林美恵子君 要するに、まずは海上保安庁ということですよね。  それで、私はちょっと時間がせいてきましたので、国交大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  私は、この法案の中で大変大事なのは、やっぱり海洋の環境保全、幾ら開発をしたとしても海洋の環境保全というのが一番大事...全文を見る
○小林美恵子君 もう一つ海洋環境保全に影響を与えるものとして、先ほどの議論もございましたけれども、資源開発について、いわゆる経団連がメタンハイドレートについての海洋の開発の柱に掲げています、これその文書でございますけれども。このメタンハイドレートの開発は非常に危険だという指摘もご...全文を見る
○小林美恵子君 海洋環境保全が何よりも大事だという御答弁でございましたけれども、私も、本当にその海洋環境保全を中心に据えまして、日本が海洋環境保全の先頭に立っているということを世界にアピールしていかなくちゃならないと思います。この提案されました基本法が、それがそういう機会になるよ...全文を見る
04月23日第166回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私、今日、生活保護の問題について質問をいたします。  生活保護法は日本国憲法の理念に基づいて目的を掲げており、その三条には、「この法律により保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでな...全文を見る
○小林美恵子君 改めて確認をします。単に辛うじて生存し続けることを得しめるという程度のものであってはならないと、人間として生活を可能ならしめるというものでなければならない。これ同じ立場ですか、大臣。
○小林美恵子君 それでは、生活保護世帯についてですけれども、昨年十一月時点でいきますと、全国で百六万五千九百世帯、うち大阪市は八万三千六百七十三世帯です。  私事でございますけど、私の住んでおります大阪市西成区は一万九千三百七世帯と、保護率でいきますと全国の十四倍になります。先...全文を見る
○小林美恵子君 今御説明いただきましたように、母子加算の廃止した、また今後廃止する総額を含めますと二百億円、そしてまた老齢加算廃止総額は三百七十億円です。約八十兆円近いといいますか、そういう国の予算の中で、両方合わせても五百七十億円です。そういう、国の予算からすればわずかな額を廃...全文を見る
○小林美恵子君 いえ、廃止された世帯について厚労省としてしっかりと調査をされているのですか。
○小林美恵子君 いや、それでは私は本省としてしっかりと把握をしているというふうには言えないというふうに思います。現場ではそういう状態になっているかもしれませんけど、本省がしっかりそのことをきちっとつかんでいるかどうかというのが問題じゃないかというふうに思います。  それで、別の...全文を見る
○小林美恵子君 ここで大臣に伺います。  私は、国や行政に対しまして提訴に踏み切るということはよっぽどのことだというふうに思います。並々ならない決意があったんだと思いますけど、こういう方々の、提訴に踏み切っていくという方々の思いを大臣はどう受け止められますか。
○小林美恵子君 私は、大変な生活になって並々ならない思いで提訴に踏み切るという方々に対してそういう言葉しか大臣は掛けれないのかと、本当に情けなく思います。  改めて、私は実情をお示ししたいと思います。  大阪の生活と健康を守る会が実施したアンケートでございますけれども、二つの...全文を見る
○小林美恵子君 まず、私は大臣に、大臣が憲法のいわゆる二十五条に基づいて生活保護のこの目的もあるというふうにおっしゃいました。私が申し上げたことについて、局長でなく大臣がやっぱり答えてもらうべきだと思います。人間としてこういう実態が本当に憲法に則しているのかと、大臣はそう本当に思...全文を見る
○小林美恵子君 局長と同じ答弁は要りません。理解はできません。  今、いわゆる専門委員会でいろいろ議論されてきたというふうにおっしゃられました。では、私確認したいと思いますけれども、その比較されているいわゆる消費実態調査の年度ですね、これは一九九九年度、そしてまた比較されている...全文を見る
○小林美恵子君 九九年度の分で第三分位は三十二世帯と、それだけを抽出して比較をしているということでございますね。  統計学上でいきますと、十万世帯の傾向を把握するのには一千五百十四世帯要るというふうに言われています。専門委員会でも、局長も大臣もよくお出しになる専門委員会でも、統...全文を見る
○小林美恵子君 いろいろおっしゃいますけれども、政府から見ればわずか月額約二万二千円ぐらいですよね、母子世帯から取り上げる母子加算額といいますのは。各世帯では一七%相当の支出を切り詰めることになると、お母さん方のお話でした。自分の食費を削るのか、着る物を切り詰めるのか、未来ある子...全文を見る
○小林美恵子君 全く理解することはできません。そういうのを公平とは言いません。  母子加算廃止となりますと、正にその子供たちにも大きな、未来にわたっての影響を与えることにもなります。そして、母子世帯の最低の生活を崩していくことにもなると私は思います。母子加算は廃止することも、そ...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今回の法案は耐震偽装事件の教訓から出されてきたものだというふうに理解をしておりますけれども、まず今日は、その法案の内容に入る前にその前提問題について質問をさせていただきたいと思います。  大臣は、昨年の十一月の大臣会見で...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど大臣はサンプル調査のお話をされましたけれども、この三月三十日の毎日新聞を見ますと、国交省、全国四百棟調査、一割耐震不足の疑いというふうに見出しが書かれていました。約一割に問題があるというふうに指摘をされています。それは私は大変深刻な事態だというふうに思います...全文を見る
○小林美恵子君 その調査も更にまだ進められると思うんですけれども、そのことによって新たにまた調査をしなくてはならないということもあり得るということでしょうか。
○小林美恵子君 では、先ほど大臣の御答弁の中で、耐震診断の補助制度のこと、お話がございました。そこを私少しお聞きしたいと思いますけれども、国交省が使われています耐震診断や改修するための制度ですね、全国の自治体の状況を見ますと、補助制度の整備率、これはマンションでいきますと、診断が...全文を見る
○小林美恵子君 では、今回の耐震偽装事件の被害で退去を余儀なくされた被害住民の皆さんの状況についてお聞きしたいと思うんですけれども、先ほどの議論の中でもございましたけれども、ヒューザーの物件でいきますと、十一棟で全戸、三百九戸が退去されているというお話を聞きました。  そこで、...全文を見る
○小林美恵子君 様々な事情があったにせよ、従前のスペースと同じスペースをと求めるのは、私は被害住民にとっては当たり前のことだと思うんですよ。それをやっぱり抑制されていくというのはやっぱり大問題になっていくというふうに私は思います。やっぱりこの問題というのは、特別措置を作って保証し...全文を見る
○小林美恵子君 最後の最後まで、被害に遭われた住民の皆さんの再建に至るまで最後まで頑張ると、国として丁寧に対応していくという御答弁でございました。それはもう本当に堅持をしていただきたいというふうに思います。  それで、そもそもこの耐震偽装事件はいわゆるヒューザーが倒産してしまっ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、大臣が今御説明いただいた点といいますのは、この間の議論の中でも幾度もお聞きをしてまいりました。それは熟知をした上で先ほどの質問をしたわけでございます。  それで、最後に指摘をしておきたいと思いますけれども、日弁連の住宅紛争処理機関検討委員会副委員長の河合敏...全文を見る
○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は参考人の皆さん、大変貴重な御意見をちょうだいしましてありがとうございます。  私は、まず松本参考人、そして犬塚参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  そもそも今回の法案が出されてまいりましたのは、あの耐震...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。  それでは、松本参考人に伺います。  今回の法案では保険と供託両様となっておりますけれども、先ほどもちょっとお話が触れられましたけど、こういうふうに供託と保険と両方活用しているような、諸外国にそういう例があるのかどうかが一点です。  ...全文を見る
○小林美恵子君 では、犬塚参考人にお伺いをします。  保険であれ供託であれどちらにせよ、消費者が差異なく保護されなくてはならないという先ほどの御説明もあったかと思います。先ほども供託の話が松本参考人からもありましたけれども、差異なく保護されるべきという点での最大のポイントとなる...全文を見る
○小林美恵子君 それでは最後に、青木参考人に伺います。  先ほどからも出ておることではございますけれども、例えば注文住宅などにおきましては施主と建設業者の信頼関係に基づいてされているということで、やっぱりこの保険に別に義務付けしなくても任意でいいじゃないかという御意見もあったわ...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございました。  時間が参りましたので、ほかにも質問させていただきたかったですけれども、この点で控えさせていただきます。ありがとうございます。
04月25日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第4号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。今日は参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  私は、まず青森市長にお伺いをします。  先ほど、公共交通の経営が厳しいというお話がございました。私もバリアフリーの関係でお話をする機会があったんですけれども、そのときに...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本法案は保険方式と供託方式の両様となっておりますけれども、先日の参考人の御意見をお聞きしますと、諸外国には供託方式を活用している例はないということでございました。元々、今回の法案を検討する際にも、当初は保険方式だけだったと...全文を見る
○小林美恵子君 供託方式を活用するというのは、要するに資金力のある業者にとっては、後で戻ってくるという利点もありますから、メリットがあるんでしょう。  大手のハウスメーカーが加入する住宅生産団体連合会が意見を述べられたと思いますけれども、それを拝見しますと、国民が今後同様な事件...全文を見る
○小林美恵子君 錯覚を起こすというふうにおっしゃったのは私ではなくて生産団体連合会の意見です。それは言い過ぎだというふうに大臣は言っているわけでございますけれども。  いずれにしましても、供託であれ保険であれ、私は消費者の保護がやっぱり差異なく行われなければならないというのがも...全文を見る
○小林美恵子君 そのとおりだということでございますね。  では、差異が生じてはならない点について具体的にお伺いをしていきたいというふうに思います。  法案では、先ほども議論がありましたけれども、保険の場合は損害補てんの保険金額が二千万円以上ですね。供託の保証は、法案別表にあり...全文を見る
○小林美恵子君 では、いわゆる先ほど修補に準ずる十分な確保できているという御答弁がありましたけれども、そのいわゆる保証内容ですね、どちらにしても。前回の委員会でも議論がございましたけれども、例えば住宅の除却、修補はもちろんですけれども、例えば仮住まいへの引っ越し費用、そして家賃、...全文を見る
○小林美恵子君 では、もう一つ、差異なきという問題についてお伺いしたいんですけれども、保険方式では消費者は紛争処理機関を利用できます。供託の場合はできないですよね。ですから、業者が倒産した場合とか倒産に至らない場合とか、また瑕疵の有無に争いがある場合など、とかく紛争は想定されます...全文を見る
○小林美恵子君 そうであったとしましても、でも、そのいわゆる紛争処理にかかわっても、やっぱり私は、消費者にとっては大変な負担が掛かってくるわけですから、そこは同等の保護をされなくてはならないというふうに思うんです。  例えば、先日の日弁連の参考人の方がこういうふうにおっしゃって...全文を見る
○小林美恵子君 そうした点について含めて、今後きちっと検討もされていっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  先ほど基準の話等が出されましたけれども、例えば今回の法案を受けまして、紛争処理機関での紛争処理基準とか業務体制等の見直しはやっぱり必要になってくると...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、法案では、例えば売主とか建設業者が修補に応じない場合、供託であれ保険であれ、還付や保険の直接請求の仕組みがございますよね。その条文の中にもありますけど、その場合の相当期間というのがありますけど、いわゆる相当期間というのはどれほどの期間で、その手続について...全文を見る
○小林美恵子君 では、その紛争処理機関の、これは前回の委員会でも審議になっておりましたけれども、例えばいわゆる時効中断、それから、いわゆる第三者になるというと、例えばこの場合だと保険法人とかが第三者になりますよね。その第三者に対する効力というのも大変重要になってくるかというふうに...全文を見る
○小林美恵子君 その保険法人への効力というのは大変大事なので、しっかりと検討していただきたいというふうに思います。  その保険法人について少しお伺いしますけれども、これも随分出ておりましたけれども、大変役割重要になってくるというふうに思いますけれども、その組織として、中立、公平...全文を見る
○小林美恵子君 最後に質問して終わりたいと思いますけれども、消費者保護というのは重要でありまして、当然もう大前提ですね。そのために、業者が社会的責任を負うというのは私は最も大事なことだというふうに思います。  ただ、この法案による中小建設業者への負担というのもやっぱり起こるわけ...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  今日は官製談合に関して質問をいたします。  二〇〇五年以降でいきますと、鋼鉄製橋梁談合事件、そしてまた二〇〇六年、成田空港電気関連工事談合、防衛施設庁談合事件、そしてまた自治体であります福島、和歌山、宮崎の談合事件、そし...全文を見る
○小林美恵子君 大変残念だというふうにおっしゃっておられますけれども、さらに今いわゆる林野庁所管独立行政法人緑資源機構の林道工事における談合疑惑が国民の更なる怒りを買っています。  そこで質問させていただきたいと思いますけれども、報道でいきますと、公正取引委員会は緑資源機構の独...全文を見る
○小林美恵子君 今私が紹介しました新聞報道については、違っているというふうには言えませんというふうな御説明でございました。大変明快だと思います。  それで、この点について林野庁にお伺いをします。  緑資源機構では、そうしたこともありまして、慌てて入札制度を一般競争に変えるとい...全文を見る
○小林美恵子君 指名競争入札のいわゆる有資格者数が一千七十四社というのがございました。実際に指名するのは、例えば報道によりますと四%に当たっているとかいうお話もございますけれども、この数字、四十六社になるかと思いますけど、これは間違いないですか。
○小林美恵子君 私がいただいた資料によりますと、二〇〇三年四月から二〇〇六年十月の間で四十六社というふうになっておりますけど。
○小林美恵子君 まあどちらにしても余り変わらない数字でございますけど、一千七十四社が、いわゆるそちらは五十社、私がいただいたのは四十六社でございますけど、まあ四%ぐらいでしょうね、四%か五%ぐらいということでしょうね。  それで、今発注額三十七億円というお話がございました。改め...全文を見る
○小林美恵子君 事業費額おっしゃいませんでしたけれども、事業費額を言いますと、二〇〇五年度でいきますと全体で百四十九億円、二〇〇六年度百四十六億円、二〇〇七年度百四十一億円で、国費の割合が今御説明があったとおりでございます。  それで、緑資源機構というのは独立行政法人でございま...全文を見る
○小林美恵子君 今発注額が三十七億円とおっしゃっておられましたので、この六法人が受注している額を考えますと四四%に当たる額というふうになるわけでございますね。私は、こうした要因といいますのは、やはり公益法人に対する農水省、林野庁からのやっぱり天下りがあるということを指摘せざるを得...全文を見る
○小林美恵子君 今説明をいただいたものを皆さんのお手元に資料として配付をさせていただきました。三年半の受注金額が一覧表でなっていると思います。同時に、今説明していただきました天下りといいますのは役職員数でございまして、それが全体で六法人で二百十七名です。そのうち、総数に占める比率...全文を見る
○小林美恵子君 更にお伺いしたいと思うんですけれども、こうした官製談合には、先ほども申し上げましたけれども、役所からの天下りと受注というのが連動していることがやっぱり問題だというふうに思うんですね。この仕組みにメスを入れることなしに根を絶つことはできないと思います。  林道工事...全文を見る
○小林美恵子君 はっきりと申されましたね。しかし、省庁は人事情報の提供などで人材センターと必要に応じて協力するという仕組みが盛り込まれていますよね。こういうことで本当に天下り、根絶できるんですか。
○小林美恵子君 えらい胸を張って大きな声でおっしゃられますけれども、今回の改革では、現行の退職後二年間、退職前五年間に就いた職務と密接な関係のある営利企業に就職できない事前規制を撤廃すると。で、事後規制として新人材バンクが一元的に再就職をあっせんすると。その事前規制を撤廃して、そ...全文を見る
○小林美恵子君 私は天下りの問題を問題視をしているわけですよね。すり替えないでくださいね。  それで、今日の日経新聞にこういう記事が載っておりました。「新・人材バンク 官製談合抑制「効果なし」」というのがございまして、大臣も恐らく見ておられると思いますけれども、企業の意識調査で...全文を見る
○小林美恵子君 私はこういう、二万社ですよね、二万社。回答が約一万近いですよね。こういう指摘を、私の説明が分からないからとか余り行き渡っていないからとか、そういう言い方でお返しになるのは国民の意識動向をやっぱりきちっと直視しない姿勢だというふうに私は強く指摘しておきたいと思います...全文を見る
○小林美恵子君 しかし、受け入れるというところもあるということでございますから、大臣はなくなるというふうに言いますけれども、なくなるわけがないということの示しでもあるということを申し上げておきたいと思うんです。  最後になりますけれども、私はやっぱり公務員の問題を考える際にも、...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。私は、日本共産党を代表して、少子化対策、高齢対策についての意見表明を行います。  まず、本調査会が三年間のうち二年半を費やしてきました少子化問題について述べます。  今、出生率は日本の人口を維持する最低水準二・〇八を大きく下回る一・...全文を見る
○小林美恵子君 意見表明もさせていただきまして、新たに自由討議にも加わらせていただきたいと思います。  先ほど自民党の中原議員から、高齢対策については手を打ったと、年金の問題とか今後の後期高齢医療制度ですかね、そのことについて紹介がございました。  しかし、私は、そういう手の...全文を見る
○小林美恵子君 今、婚外子でありますとか熊本の赤ちゃんポストの話が出されましたけれども、私は、婚外子であったとしても、生まれてくる子供についてはやっぱり不平等なく平等に権利が保障されるのが筋だというふうに思うんですよね。それが一つです。ただ、少子化の克服にだから婚外子を大いにとい...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  質問に入る前に、まず私も、五月五日に発生をしました大阪吹田エキスポランドでのジェットコースター事故によりまして亡くなられた方の御冥福と負傷された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。同時に、大臣そして政府に対しまして、徹底...全文を見る
○小林美恵子君 道路、港湾というお話がございましたけれども、では、その計画、都道府県がする計画ですよね、計画といいますのは、民間事業者の拠点施設整備と連携するというものですか。
○小林美恵子君 要するに、民間事業者が行う拠点施設整備としっかり連携をしていくという法案だということですよね。  そこで、改めてお伺いしたいんですけれども、この国交大臣が認定をすると言われています民間拠点施設整備事業ですね、先ほども少しお話がございましたけれども、具体的にどうい...全文を見る
○小林美恵子君 会議場とかホテルとかというお話がございましたけれども、法案を見ますと、会議場とか見本市場とか観光施設とか工業団地とかというのがございましたけれども、それでいきますと、例えば大阪でいきますと、もう既に国際会議場がありましたり、それから見本市もありまして、それからワー...全文を見る
○小林美恵子君 ということは、増える可能性が大いにあるということでございますよね。  結局、私は、そういう今の御説明を聞きますと、今法案といいますのは、交付金でありますとか事業推進費の新たな予算措置を設けて、大企業誘致でありますとか大規模なそういう拠点施設ですよね、国際的な施設...全文を見る
○小林美恵子君 その四事業のいわゆる施設名といいますか、おっしゃっていただけますか。
○小林美恵子君 国交省が把握されている破綻をして処理をされているという施設は今御説明があった施設でございますけれども、それを踏まえまして、例えばワールドトレードセンターといいますのは、とにかくテナントがもう、大きなビルを建てたもののテナントが入ってくれなくて、今や第二庁舎と言われ...全文を見る
○小林美恵子君 今、余りはっきりしない御答弁でございましたけれども、しかし、いわゆる都道府県が計画を上げてきた場合は、こういう法案に即してくるということになるんだと私は思うんですよね。別に、あんまり否定もされませんでしたし。  そうなりますと、要するに私は、今回の法案といいます...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。  要するに、どちらの指標も下がっているというのが現状ですよね。  でも、こうした開発でだれが富を得ているのかということでございますけれども、ベイエリア機構に出資している企業はかなりありまして、もうその数は問いませんけれども、その企業名を...全文を見る
○小林美恵子君 いろんな事例の説明もございましたけれども、やっぱり失敗したということはあるんだということで御答弁をいただきました。  それで、大臣も先ほど既にお話をされておりますけれども、私は今回の法案を検討する前に、やはりそうした問題もしっかり分析をして検討をされるべきではな...全文を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律案に対して反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、本法案が地域への工場誘致など広域的な経済活動を行う民間企業への支援とそれを支える道路、港湾等の基盤整備を目的としており、大企業立地を...全文を見る
05月14日第166回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  まず、今日は、大阪吹田エキスポランドでのジェットコースター事故問題について質問いたします。  死傷者を生み、目撃した方も心の傷を負うという惨事となりました。私は、十二日に、特定行政庁の吹田市、そしてエキスポランド社にも直...全文を見る
○小林美恵子君 JIS規格で一応マニュアルにされている探傷試験がきちっと行われていなかったということと、エキスポ社の方は、点検する立場の人がJIS規格のそういう講習について講習をする側だったということで、JIS規格があるということを知らないということはおかしいという話ですよね。 ...全文を見る
○小林美恵子君 さらに、そういう報告を受ける特定行政庁側の体制の問題も私は質問したいと思います。  吹田の建築指導課は課長を含めて三人です。その職員が吹田市内の遊戯施設二十九基、そしてまたエレベーターなどの点検報告も三千件、共同住宅にかかわる報告も一千二百件と、三人でそれだけ報...全文を見る
○小林美恵子君 現在のいわゆる体制は充実が望まれるというふうにお話がございました。是非そのように自治体にも、以前も通知を出しておられるというふうにお聞きしましたけれども、改めてしっかりとそういう国としての対応をしていただきたいと思いますけど、いかがですか。
○小林美恵子君 もう一つ、探傷試験についてですけれども、現在は、先ほどもあったかと思いますけど、建築基準法では明記をされていませんよね。おっしゃっておられたように、財団法人日本建築設備・昇降機センターの検査基準としてマニュアル扱いになっていると。報道では、国交省が探傷検査の義務付...全文を見る
○小林美恵子君 では、財務省の方にお越しいただいておりますので、質問させていただきます。  先ほど議論の中で、エキスポ社とそれから今独立行政法人万博機構でございますけれども、かつて万博記念協会でございました、その関係が随意契約だと衆議院で指摘された方がいらっしゃったというふうに...全文を見る
○小林美恵子君 さらに、機構は万博基金を使っての事業で独立採算だと。エキスポのように委託事業で、たくさんの民間への委託事業を行って、そこから自己収入を得ているという話でございます。エキスポからも納付金が入っていると。そうして、万博機構のいわゆる余剰金というのは国庫へ返納されるよう...全文を見る
○小林美恵子君 今エキスポからの機構に対する納付金が約年間三億円という話がございました。私、エキスポの損益計算書というのをいただいてまいりました。例えば、営業収益でいきますと四十一億円ございますけれども、営業直接費用でいきますと約二十七億円で、営業総利益は十四億円です。また、営業...全文を見る
○小林美恵子君 安全の事項を契約時にしっかり交わしておられるのがエキスポ社と機構さんとの関係ですよね。  ですから、私は、推移を見守るというふうに所管の財務省がそういうふうにおっしゃるのではなくて、しっかり契約に基づいてきっちりやられたのかどうかという点では主体的にやっぱり見て...全文を見る
○小林美恵子君 法律上の責務は自覚しながら推移を見ていくというお話でございました。  もう時間が参りました。私、本当は航空のコスト構造改革についても質問を予定しておりましたけれども、この問題で時間が参りましたので、今日はこの辺で終わりたいと思います。  ありがとうございます。
05月17日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。私は、まずこの法案を提出された背景にかかわって質問をいたします。  法案第一条を見ますと、「地域公共交通の維持に困難を生じている」というふうに明記をされています。午前中からの議論の中で答弁の中でもございましたけれども、地域交通...全文を見る
○小林美恵子君 今お答えをいただきましたけれども、その御説明をお伺いしますと、結局、いわゆる民間事業者の場合は不採算路線というふうになっていきますときっぱり廃止をされていくと、こうした方向がうかがえるというふうに私は思いますけれども、国交省としての分析はいかがでしょうか。
○小林美恵子君 今のお答えは私の質問に答弁になっていないかと思います。  いわゆる公営、民間とも厳しいというのは分かります。私がお聞きしましたのは、そういう中で、民間の事業者の場合でいくと、今のお答えの数値からいっても不採算路線はやっぱり民間の方が廃止をしていく方向になっている...全文を見る
○小林美恵子君 民間の事業者の場合が廃止をされていっているということはお認めになる、数字が示している事実だということでございますね。  こうした廃止の背景についてでございますけれども、二〇〇六年十二月の交通政策審議会地域公共交通部会の中間取りまとめを私も拝見をしました。それを見...全文を見る
○小林美恵子君 先日、本委員会で網走のバス株式会社に視察に伺いました。私も出席をいたしました。  その説明の中で、利用者の減少はもちろんなんですけれども、規制緩和による競争の激化もあるという御説明がございました。つまり、ここの会社は路線バスももちろんなんですけど、観光もおやりに...全文を見る
○小林美恵子君 交通空白をつくり出している、そのために住民の皆さんの足を確保する上で今回の法案を出してきたというのは分かります。私が申し上げたいのは、一方で、昨年のいわゆる国交省のこういう中間取りまとめの中で、民間事業者が不採算路線で撤退して交通空白をつくり出していると一方でそう...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、地域公共交通特定事業とそれ以外の事業に対する国の支援の違いについて簡潔にお答えいただけますか。
○小林美恵子君 それは、予算措置も含めて同じでしょうか。
○小林美恵子君 それでは、法案の五条五項に、市町村が計画を策定するに当たって、あらかじめ住民、地域公共交通利用者その他の利害関係者の意見を反映させる必要な措置とあります。さらに、六条には、いわゆる協議会を組織することができるというふうにあると思いますけれども、私はこうして、いわゆ...全文を見る
○小林美恵子君 では、その協議会の中で、市町村や交通事業者が例えば高度化事業の計画整備などについて計画整備をしようというような立場であって、逆に住民の方が、いや、その整備はまだ待ってほしいとか、いや、その整備は住民にとっては今必要はないとかいう意見が出た場合、そういう場合、市町村...全文を見る
○小林美恵子君 住民を含めた合意形成が重要になってくるということでございました。  私、具体的にお聞きしたいんですけれども、大阪堺市でLRTの事業計画が検討されています。五月二日にその堺市に伺いました。  同市は、南北の鉄道網は結構発達をしておりますけれども、東西は整備が余り...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、実際、先行開発事業の計画路線も現に南海の低床のシャトルバスが数分置きに走行しています。私は先日、乗車もしてまいりましたけれども、大変利便性があるものでございました。  そこで、それは事例として挙げまして、一般的にお伺いしたいと思いますけど、この法案で、...全文を見る
○小林美恵子君 質問を終わります。
05月24日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本法案は、廃棄物埋立護岸及び海洋性廃棄物処理施設の整備を促進するため、これらの施設にかかわる港湾工事の費用に対する自治体への国の負担割合を引き上げる、そういう理由から成っている法案でございますが、そういうこととなりますと、...全文を見る
○小林美恵子君 野方図に埋立てを促進するわけではないという御答弁でございましたが、ではお聞きしたいと思うんですけど、ではこの補助の拡大で廃棄物の埋立事業がどの程度拡大すると予測されているのか、いや全く拡大しないと言い切れるのか、その辺はいかがですか。
○小林美恵子君 計画的な確保とおっしゃいましたけれども、この補助を増やすことによってそれがどうなるのかというとこら辺の予測は今のところないということですね。
○小林美恵子君 なかなか、私は今の御説明でも見通しが分からないという感じがいたします。そうした下で補助を引き上げるということは、余りにも無責任ではないかなという感じを覚えます。  それで、ここで環境省さん、お越しいただいておりますのでお聞きしたいと思いますけれども、今の自治体の...全文を見る
○小林美恵子君 今お答えいただきました。  産業廃棄物の業種別排出量を私は見てみました。そうしますと、製造業が三二・九%を占めています。中でも鉄鋼業、パルプ、紙加工品が多くて、そうしますと、もう大手企業の出すごみが上位ということになります。また、電気、ガス、熱供給、水道業、そし...全文を見る
○小林美恵子君 それでは、自治体の廃棄物の最終処分量の今数値をお答えいただきました。  本来、先ほども私申し上げましたけれども、廃棄物対策の基本といいますのは、廃棄物の排出事業者又は製造販売事業者の責任を強化するということが原則だというふうに思います。廃棄物そのものの、先ほどか...全文を見る
○小林美恵子君 では、法案にかかわりまして、大阪湾フェニックス計画について質問をいたします。  大阪湾フェニックス計画は、先ほどからも出ておりましたけれども、産業廃棄物などを海面埋立てに使って、その埋立地を港湾機能として活用するというものだと私は理解をしています。  そこでお...全文を見る
○小林美恵子君 では、環境省にお伺いしますけれども、泉大津沖と尼崎沖に搬入される陸上残土、また建設汚泥ですね、これについて廃棄物扱いのものと廃棄物扱いでないものとの区別についてどういうふうに対応されているでしょうか。
○小林美恵子君 廃棄物でないものと廃棄物扱いものの両方についての受入れ基準、そしてそのチェックについて教えていただけますか。
○小林美恵子君 今、事前のチェックの話もありましたけれども、搬入時は目視検査をしているという話でございました。この計画のパンフレット見てもそのように書いてありましたけれども、そうしますと、搬入時の際に目視チェックでいきますと、例えばその残土とか汚泥の中に地下鉄トンネル工事などによ...全文を見る
○小林美恵子君 私、搬入時に目視チェックをして、それで検体検査も行うというふうにおっしゃっておられましたけども、それで本当にこういう危険物が混ざっていないかどうかということを言い切れるのかなという心配があるから言っているわけでございます。  それと、もう一つは、残土に廃棄物対象...全文を見る
○小林美恵子君 先ほどいみじくも、抜き打ちであるので完璧ではない、完璧であるとは言えないというふうにおっしゃいました。ですから、私は、こうして埋立てをする際にどんどんと搬入されてきて、そのものが大変危険なものであったり、埋立てに必要のないものがどっと来たりすると、幾ら処分場がたく...全文を見る
○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、港湾法及び北海道開発のためにする港湾工事に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の理由は、本法案が廃棄物埋立護岸工事費用など国の負担割合を拡大し、廃棄物の海面埋立てを促進するものだからでございます。  そも...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子です。今日は、まず航空の安全問題で質問いたします。  私は、四月十七日の本委員会で空港の地上作業事故について質問いたしました。羽田空港での航空機損傷事故をJALは未報告で、国交省も事故把握ができていなかったことが明らかになりまして、報告の改...全文を見る
○小林美恵子君 航空会社にもう指導を徹底していくということですね。  そこで、大臣に伺います。この改正指針の措置によりまして国交省はすべての事故報告を直接把握するということになります。となりますと、国としての責任はこれまで以上に私は増してくると思いますけれども、そこで事故把握の...全文を見る
○小林美恵子君 是非進めていただきたいと思うんですけれども、私は今日、一つ触れておきたいことがございます。  そうした地上作業事故の背景に航空会社によりますコスト削減、人員削減、人件費削減があるということも指摘をしたいというふうに思うんです。これはANAもJALもそうでございま...全文を見る
○小林美恵子君 私は航空会社がこうしたコスト削減とかいうことを打ち出していくそもそもの背景に、〇三年八月に国交省がお出しになりました航空事業経営基盤強化総合対策、この中に航空会社のコスト構造改革の促進、人件費削減というのをしっかり明記されています。私はこうしたことも問題だというこ...全文を見る
○小林美恵子君 全体ではないですけれども、いわゆるその軸については義務付けなくてはならないというお話でございました。それはまあエキスポでああいう事故があったということを踏まえてのことになると思うんですけれども、私はここで、遊戯施設とかコースター事故というのは今までになかったわけで...全文を見る
○小林美恵子君 今御説明をいただきました。  私は、お手元の資料に、国交省の所管でございます財団法人の日本建築設備・昇降機センターさん、そのところが遊戯施設の運行管理者、運転者等に対する講習会を行っておられますテキストから、事故例というのがございまして、それを抽出をいたしまして...全文を見る
○小林美恵子君 でも、その対応が結局私は不十分だったから今回のような事故が起きたんだと言わざるを得ないというふうに思うんです。  それで、改めてお伺いしたいと思いますけれども、大阪府からも事故についての要望が出ております。例えば、国が運用している、利用者、使用者からの直接事故情...全文を見る
○小林美恵子君 次に、私質問させていただきたいんですけれども、先ほど紹介しましたこの財団法人日本建築設備・昇降機センターですね、ここが主催をしています講習会について質問します。  その講習会、運行管理者、運転者に対する講習会と、それこそ大臣が認定される遊戯施設の検査資格取得の講...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございます。  今御説明いただきました点を皆さんのお手元に一覧表にして資料として配付をさせていただきました。ごらんいただいたらお分かりになりますように、エキスポランドの面々が講師として、どちらの講習会にも講師としてなさっているということが一目瞭然だとい...全文を見る
○小林美恵子君 是非、全体の遊園施設の安全にかかわる問題でございますから、そこはしっかりと改めていただきたいということを強く申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月05日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  私も、本委員会、大変久しぶりでございますけれども、今日は学校教育法一部改正案にございます副校長、主幹教諭、指導教諭の新たな職種制度について質問いたします。  午前中にも議論がございましたけれども、まず大変基本的な問題でご...全文を見る
○小林美恵子君 では、この新たな職種でございますけれども、法案を拝見しますと二十七条そして三十七条に「置くことができる。」となっております。逆に言えば、置かないでもいいわけですよね。大臣は衆議院の答弁の際にもそのようにおっしゃっておられました。  それで、私は、置くか置かないか...全文を見る
○小林美恵子君 いずれにしても、いわゆる学校の意見はきちっと聴いた上で判断をするということですね。
○小林美恵子君 分かります。おっしゃっている意味は分かりますので、よろしいです。いずれにしても、置かないという判断の場合は文科省は絶対に口出しはしないということでございました。  それで、条文でいきますと、改めてお聞きしたいんですけれども、副校長は、校長を助け、命を受け校務をつ...全文を見る
○小林美恵子君 では、その校長の命を受けてでございますけれども、その命が、受ける例えば主幹教諭の先生が自らの意に反する場合、その命というものは意見を言ってお断りすることはできるんでしょうか。
○小林美恵子君 命を受けてとなりますと、それは意見を言って断ることはできないということがはっきり答弁をされました。  そこで、私は改めてお伺いをしたいと思います。  先ほど局長は、このいわゆる新たな職種を導入する目的について、例えば学校の組織体制の確立でありますとか、適切な教...全文を見る
○小林美恵子君 私は、この参考人の校長先生のお話をあえて出さしていただきましたのは、いわゆる学校の組織の在り方というのはどういうものかという根本的な点をこの先生は御指摘をされているということを申し上げたかったわけでございます。  要するに、単に命ずるだけでは教室に行ったときの教...全文を見る
○小林美恵子君 大臣はいわゆる命を受けるまでに、命を出すまでによく話し合うということをおっしゃいました。それはそれで私は大変大事なことだと思いますので、そういう話合いもなされないで一方的に命ぜられるということはまずないんだろうなというふうに理解をするわけでございます。
○小林美恵子君 なぜ私がこういう質問をさせていただきますかといいますのは、法案に書いてあるからですよ。法案に書いてあることを大臣に質問するのは当然のことでございます。──いえ、もう結構でございます。そのことにおいて……
○小林美恵子君 命を受けてというのは書いておりますので、それを私は考えて質問をさせていただきました。その点で大臣に対して質問することも当然でございますし、その点について責任を持ってお答えすることも当然だということを強く申し上げておきたいと思います。  それで、この新たな職種を法...全文を見る
○小林美恵子君 私は、例えばこれ大阪もなり手がなくてこうだったんですけれども、東京もなり手がないというお話がありましたよね。それで見直しをされているというお話がありました。  そういう中で、この制度というのは結局多忙化を新たに生んでいるということは実際としてあるということは、そ...全文を見る
○小林美恵子君 先ほどいみじくも増員というお話がございました。ずっとこの間の議論の中でも、大臣も人員を増やすことがもっともだという御答弁をされておられました。  私は、それは大変大事なことなんですけれども、改めてお伺いしたいんですけれども、例えばこの大阪の場合の首席や指導教諭の...全文を見る
○小林美恵子君 そういう課題を抱えながら、なぜあえて今法制化しなくてはならないのかと私は思うんです。それは矛盾を更に広げるだけだというふうに思うんですね。  例えば、主幹教諭や指導教諭の皆さんへの負担も本当に問題です。先ほど命を受けての話がございましたけれども、とにかく──おっ...全文を見る
○小林美恵子君 私は、全体の学校の先生が、人員が増員されない状況でこういう新たな職種を設けて、そしてまた主幹教諭とか指導教諭の先生というのは、それこそ授業も受け持っていくわけですよね、で、命を受けて校務をつかさどる。主幹教諭はそうでございます。それは本当に、局長はそういうふうに期...全文を見る
○小林美恵子君 私、これは、地方議会のことをおっしゃいましたけれども、そもそも、今こういう主幹教諭とかそれから指導教諭の新たな職種を設けるという、そういう法案を御提案してきたわけでございますから、そのことにおいて、例えば地方議会がどうのこうのというふうな話に展開されるのは私はおか...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。  本改正案は、運転者登録制度の実施の地域の拡大と、運転者登録要件の追加を図るものとなっております。  そこで、私は、まず運転者の登録制度についてお伺いをします。  そもそも、この法案のベースになっております交通政策審議会...全文を見る
○小林美恵子君 ということは、立場としては全国的に導入を図ろうという立場であるということは変わりはないですね、この確認です。
○小林美恵子君 何となく、その話でいきますと、全国的導入を図るとせっかく報告書は書いているのに、少し、少しちょっと後ろに下がっているというふうに私は感じますけれども、それは決して良くないなというふうに思っています。  それで、先ほどからの御答弁にございますように、当面、少なくと...全文を見る
○小林美恵子君 流しの多い少ないのというふうにあるんですけれども、その指定地域にする流しの比率というのは一定数値的に考えておられるんですか、それが一点です。同時に、どうしてその流しの多い少ないがこの指定地域の要件に入ってくるのかどうか、この点はどうなんですか。
○小林美恵子君 私、今御説明いただいたんですけれどもね、例えば、その流しが多くても少なくても、タクシーの運転手さんといいますのは、当然お客さんを乗せて走行される公共交通の運転手さんでございます。ですから、当然安全は最優先されなくてはなりません。どういう地方であったとしても、利用者...全文を見る
○小林美恵子君 私はこの法案の趣旨を聞いているのではございませんでして、いわゆる指定地域にするというのでありましたら、基準というのはやはりタクシーの輸送の安全が第一で、そして、どこにいようとも利用者の利便性が確保されるということが最大の基準にしないといけないんじゃないかということ...全文を見る
○小林美恵子君 先ほど、講習の修了のいわゆる効果測定に対してはテスト形式も含めてきちっと修了したということが分かるようにしたいというお話がありました。それは先ほどの議論からもありました。そういうことはきちっと省令で書き込まれていくということなんでしょうか。
○小林美恵子君 はい、分かりました。  私は、その地理試験にもあえてかかわるんですけれども、先日、大阪のタクシーセンターに伺いました。それでいろいろお話をお聞きしてまいりましたけれども、地理試験の取組についてもお聞きをしてきましたけれども、試験は全部で四十問で、合格は三十二問、...全文を見る
○小林美恵子君 ということは、国交省の姿勢いかんだということでございますね。  では私、次に、タクシーの運賃値上げ問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  自交総連の皆さんの調査によりますと、一九九一年をピークにいたしまして、以降十三年間でいきますと、百十二万七千三...全文を見る
○小林美恵子君 労働面、安全面はきっちりと保障する形で行っていくということですよね。その立場はしっかりと堅持をしていっていただきたいというふうに思うんです。  私、そういう問題を考えますときに、歩合給の問題と車両規制の問題がやっぱりどうしても外されない問題だというふうに思います...全文を見る
○小林美恵子君 私が申し上げたそのとおりでございますということでございましたので、この歩合制については本当に検討していっていただきたいというふうに私は思うんです。  もう時間も参っておりますけれども、私は最後に、昨日、朝日新聞にタクシーの運転手の方の投書が載っておりました。それ...全文を見る
○小林美恵子君 ありがとうございました。終わります。
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○小林美恵子君 私は、日本共産党を代表して、平成十七年度決算外二件について、平成十七年度決算の是認に反対、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、内閣に対する警告案、措置要求決議案に賛成することを表明して、討論を行います。  まず、...全文を見る