小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。  私、お尋ねしたい点がたくさんございますので、最初にお願いですが、御答弁はなるべく簡潔明快にお願いをしたいということと、せっかく副大臣がおいでですので、余り書かれたものをお読みになるというよりはお話し合いをしたいなとい...全文を見る
○小宮山洋子君 今のようなことについてもう少し中身をお答えいただけるでしょうか。副大臣の方からよろしければお願いします。
○小宮山洋子君 結構です。それぐらいで。  それで、副大臣に伺いたいのですけれども、その配偶者特別控除、私はこの配偶者特別控除というのは逆転現象をなくすということもございますけれども、そのときの国会答弁でも、内助の功に報いるという国会答弁がなされている。これは、男女共同参画社会...全文を見る
○小宮山洋子君 内助の功に報いるというのは、その見方があるというのではなくて、できたときの国会で答弁をされている中身でございます。  それで、私も、全部ただなくせばいいということを考えているわけではありませんで、例えば今税調でも指摘されているように、二重な人的控除になっている、...全文を見る
○小宮山洋子君 その検討につきましては、先ほど、検討を加える必要があるので国民的な議論をとおっしゃいましたけれども、具体的に国民的議論をこれからどのようにお進めになるかということと、それから、財務省にはこれで最後の質問になりますが、男女共同参画基本計画、あるいは今度内閣府に男女共...全文を見る
○小宮山洋子君 検討をどのように進めていかれるか、もしお考えがあれば少し具体的に伺いたいと思います。
○小宮山洋子君 この質問を通告いたしましたときに財務省の担当の方から、基本計画とか参画会議、参画局の動きはどういう意味でお聞きになるのですか、担当局がないのでわかりませんということがございまして、それが問題なのですと私は申し上げました。今回のこの趣旨は、基本法に基づいてこういう形...全文を見る
○小宮山洋子君 今年度ではなくて今年末、十二月ということでしょうか。──はい。  せっかく桝屋副大臣もおいでですので、年金の方、御専門だと思いますから、ぜひこの検討会を生かしていただきたいので、一言いただきたいと思います。
○小宮山洋子君 時間が少なくなりましたので、ちょっと絞って質問をしたいと思いますが、仕事と家庭の両立支援の取り組みにつきまして、先ほど御説明ありましたように、激変緩和措置としてとられていたものの延長という形で、今回、育児・介護休業の見直しの法案が出されておりますけれども、私は、こ...全文を見る
○小宮山洋子君 これもできれば桝屋副大臣にちょっとお尋ねしたいんですけれども、例えばこのパパクオータにつきましても、ノルウェーでパパクオータを入れたところ、お父さんになる人の七割が今取得をしていると。日本の場合はやっとふえて二・何%かですよね、今まだ。こういうことがやっぱり、社会...全文を見る
○小宮山洋子君 突然で申しわけございませんが、理解がないと思ってではなくて、理解して促進していただけると思って期待をして質問申し上げておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、厚生省と労働省が一緒になったメリットというのは、私はやりようによっては非常にある...全文を見る
○小宮山洋子君 最後の質問になりますけれども、厚生労働省は、もちろん今回の男女共同参画基本計画あるいは内閣府の中に参画局ができて、参画会議ができて、今までよりは力を入れて、ホチキスでつなぐのではなくて、各省庁の総合調整ですとか監視、チェックなどもするようになったということは、各省...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。  私は、四十分の持ち時間の中で、伊吹国家公安委員長、そして笹川大臣、福田官房長官に伺いたいと思っておりますので、私の方も簡潔に質問させていただきますので、簡潔明瞭にお答えをいただければということをまずお願い申し上げます...全文を見る
○小宮山洋子君 やはり国民の信頼を取り戻すためには、警察情報の原則公開、捜査情報、プライバシー、企業秘密などに関すること以外は公開されるべきではないかと思っています。そして、三十八都府県で警察の情報が情報公開の対象になっているんですけれども、その都道府県の警察には情報公開について...全文を見る
○小宮山洋子君 最近の不祥事のことでも注目を浴びるようになったものの中に今おっしゃった公安委員会があると思うんですけれども、公安委員会についても随分いろいろな意見が出されましたが、必ずしも十分な対応がまだ行われていないのではないかと思っています。警察の業務を管理して必要な監察、チ...全文を見る
○小宮山洋子君 国家公安委員会委員の人選に当たりましては国会で同意をするわけですけれども、その同意に当たって、常任委員会でできれば選ばれた方に面接といいましょうか質疑をする場が必要だというふうに民主党の方では常日ごろから申し上げていたんですが、今回も残念ながら行われませんでした。...全文を見る
○小宮山洋子君 給与などは税金から当然払われているわけで、国民を代表して警察のチェックをされる方々なわけですから、そういう意味でも、やはり同意に当たってはぜひ委員会でそういう質疑ができるようにということを重ねて申し上げておきたいと思います。  そして、五人の委員の中で全員の方が...全文を見る
○小宮山洋子君 ぜひ、国民から見ても、しっかりとしたチェック機能を果たしているという納得のいくような情報の公開ということをお願いしたいと思います。  次に、笹川科学技術担当大臣に伺いたいと思います。クローンの問題なんですが。  クローン技術の規制法が昨年十一月に成立いたしまし...全文を見る
○小宮山洋子君 昨年の秋には厚生省の方で生殖医療に関する専門家会議の答申も出ているわけでして、今おっしゃったように、これからその総合科学技術会議、中でも特に生命倫理専門調査会の役割がこの点について大変重要になると思われています。  その人選が注目されていたわけですが、名簿が三月...全文を見る
○小宮山洋子君 おっしゃったように、やはりヒト胚の提供者は女性でございますので、私も半数は女性がと思いますが、二十二人のうち六人女性の委員ということになっております。諸般の事情がどんな事情かわかりませんけれども、そこを越えて、ぜひ、また専門委員でなくてもヒアリングをするなどして女...全文を見る
○小宮山洋子君 ぜひ注目をして見ていきたいと思っています。  もう一点、笹川大臣に伺いたいんですが、アメリカやイタリアなどの専門家チームが一、二年後にクローン人間をつくると言われております。そして、不妊に悩む十組のカップルが希望をしていまして、そのうちの一組は日本人と報じられて...全文を見る
○小宮山洋子君 日本のクローン規制法では科学研究としてのヒトクローンづくりは禁止されておりますけれども、今回のように不妊治療として行われる場合、その患者の医療行為をとめる権限というのは持っていない、これが問題だと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○小宮山洋子君 今も申し上げましたように、今の日本のクローン規制法では今回のようなケースはとめることが法律的にはできないわけです。そうした問題などを多々含んでおります。  アメリカでは、下院のエネルギー商業小委員会で二十八日にこの研究者から公聴会を行うと報じられておりますが、日...全文を見る
○小宮山洋子君 やはりこの問題はこれからの二十一世紀、非常に大きな問題だと思っております。決してこの規制法ができたから終わりではなくて、ここからもっと広く一般の人たちの議論を巻き起こしていく中で理解も求めて、よりよいものをつくっていただきたいということを要望しておきたいと思います...全文を見る
○小宮山洋子君 その機能の拡充ということは女性たちの非常に期待が大きいわけですけれども、先日私、別の委員会で質問をいたしましたら、それは税制の関係を担当している省庁でございましたけれども、総合調整機能を持たれたということを知らない、担当局もないのでわからない、そういう答えをされる...全文を見る
○小宮山洋子君 もう残り時間が少なくなりましたが、もう一つ男女共同参画会議の大きな役割として、今回、監視、影響調査という新しい役割が加わりました。これも非常に重要な機能だと思いますので、そこへの取り組みの御決意を伺いたいと思います。それで終わりますので、ぜひ、この男女共同参画とい...全文を見る
○小宮山洋子君 ありがとうございました。
04月06日第151回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○小宮山参議院議員 配偶者暴力相談支援センターとして業務を実施する機関といたしましては、婦人相談所のほかに、男女共同参画社会の形成の促進を目的とする事業を行うために各都道府県が設置しております、いわゆる女性センター等が考えられると思います。  ともかく、都道府県が持っております...全文を見る
○小宮山参議院議員 この法律におきまして、センターの保護の対象者については国籍要件は設けておりません。したがって、外国人も対象となります。なお、現在の婦人保護事業でも同様になっております。  また、現在の婦人相談所におきましては、外国人婦女子のうち、出入国管理及び難民認定法の違...全文を見る
○小宮山参議院議員 第一条「定義」でございますけれども、第一条第二項では、対象となる行為を明確にする必要性等から、いわゆる身体的暴力を配偶者からの暴力と定義をしていますので、被害者は、基本的にはこの身体的暴力を受けた者とされることになります。  しかし、一般的に配偶者からの暴力...全文を見る
○小宮山参議院議員 被害者の一時保護の委託につきましては、給食、食事のサービスですとか入浴など、一日の暮らしに必要なこと、婦人相談所が現在行っている一時保護と同様のサービスを提供するものに対してこれを行うことが適当だと考えております。  いずれにいたしましても、現在の一時保護の...全文を見る
○小宮山参議院議員 二十四時間相談に応ずるかどうかにつきましては、各都道府県が配偶者暴力相談支援センターをどのように運用するか次第というところがございますが、私たち提案者といたしましては、二十四時間相談に応じるということを期待しております。
○小宮山参議院議員 この法律の成立を踏まえまして、おっしゃるように、相談員の確保、養成などを含めて、婦人相談所の機能の充実が一層図られるように期待をしております。先ほども厚生労働省の担当局長からも、一部、心理的なものに対応するというお答えがありましたが、まだ一部だと思いますので、...全文を見る
○小宮山参議院議員 おっしゃるとおりだというふうに思います。  配偶者暴力相談支援センターにおきましては、被害者だけではなくて、被害者に準ずるような、心身に有害な影響を及ぼす言動を受けた方に対しても保護の対象としまして、そうした方に関してさまざまな問題について相談に応ずる、ある...全文を見る
05月14日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○小宮山洋子君 お着きになったばかりのようですので、予定どおり私の方から先にやらせていただきます。  五分程度で問題点というと本当に早口になってポイントだけになるかと思いますけれども、私なりに述べさせていただきたいと思います。  この項目の順序でいきますと、まず、社会保障、税...全文を見る
○小宮山洋子君 問題提起をしたからあれなんですけれども、これも、いらっしゃらなくなりましたが、先ほど鶴保議員が税制、社会保障について、税制などの援助というふうにおっしゃったように思うんですけれども、その補助をしたり援助をしたりするということではなくて、今の税制や社会保障の制度が、...全文を見る
○小宮山洋子君 それと、もう一つ申し上げたいのは税制と社会保障のところで、先ほどおっしゃった中に、仕組みの問題として税制とか社会保障で援助をするとか補助をするみたいなお話をちょっとされたかと思ったものですから、そうではなくて、今の制度は力を生かしてちゃんと働こうとするとその足を引...全文を見る
○小宮山洋子君 おっしゃったように、パートは男性もいるのだから、このパートの賃金格差とか控除の問題とかが必ずしも女性の問題じゃないんじゃないかということを多分おっしゃりたかったんだと思うんです。それはそのとおりだと思うんです。  それについては、先ほど清水さんが言われたように、...全文を見る
○小宮山洋子君 この調査会でおつくりいただいてと言われますけれども、この調査会は超党派でみんなでつくるのが参議院のいいところなので、それをどうするかをずっと言っているということ。それで、今おっしゃいました……
○小宮山洋子君 ごめんなさい、私が発言中ですが。  例えば、今の育児休業についても、おっしゃるように戻れるように、不利益取り扱いをしないということを今政府も出しておいでになります。私たちは、もっとそれを権利としてとれるようにとか、きちんととれるようにもっと実効性を強くするという...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子でございます。  三十分の中でいろいろ伺いたいので、簡潔明瞭にお答えをいただければというふうにお願い申し上げます。  まず初めに、代理母と生殖医療、生命倫理の問題について伺いたいと思います。  先日、子宮切除で妊娠できなくなった姉にかわって...全文を見る
○小宮山洋子君 この委員会でもせんだってクローンの問題で前の科学技術担当大臣といろいろ議論をさせていただきましたが、生殖医療とか生命倫理の法整備が日本では非常におくれているということがあるわけです。総合科学技術会議、特にその中の生命倫理専門調査会の役割が重要だと思うんですが、今、...全文を見る
○小宮山洋子君 個人的にということでございますけれども、先ほどおっしゃったように、尾身大臣のお立場は、総合的な戦略を現在の枠組みを超えて科学技術についてなさるというお立場にあるので、そのあたりの御認識をしっかり持っていただきたいというふうに申し上げたいと思います。  厚生省の方...全文を見る
○小宮山洋子君 時間がないので結構です。決意だけ伺って。
○小宮山洋子君 次に、皇室典範の見直しについて官房長官に伺いたいと思います。  皇室のあり方の議論をいたしますといろいろな意見がございますが、それはちょっと別にしまして、皇室の中でも男女平等が必要だという視点から女性も皇位を継承できるように皇室典範を改正するべきではないかと考え...全文を見る
○小宮山洋子君 これまで日本でも推古天皇から後桜町天皇まで、それぞれ跡継ぎがまだ幼いなどいろいろな理由がございますが、既に十人の女性が天皇になっておられますので、前例はあるということが一つございます。  それから、世界の各国を見ましても、男子のみに限っているのは日本だけです。ノ...全文を見る
○小宮山洋子君 憲法第二条には、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範に定めるところにより、これを継承する。」とありますので、憲法改正をしなくても皇室典範のみの改正で可能ではないかと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。
○小宮山洋子君 私は、やはり雅子さんに安心して出産をしていただく、プレッシャーを少なくするという意味からも、今騒ぐのがいいかどうかということで意見も割れていると思いますが、少なくとも私自身の考えからすると、積極派とおっしゃいましたが、というより男女同権を皇室が存在する以上その中で...全文を見る
○小宮山洋子君 その点を議論しても見解が違うということになると思いますので、ぜひやはり私が申し上げているような視点からの検討は進めたいと思いますので、そういうふうに申し上げてこの質問は一段落ということにしたいというふうに思っております。  次に、いつも毎回伺っておりますけれども...全文を見る
○小宮山洋子君 これから発表される中身を先にというよりは、いろいろ報道されている中身で、私も保育の問題はずっと議員になる前からいろいろな形で関係をしてまいりましたので、確かに今回、当面五万人、最終的には十万人解消するための策を柱として打ち出されるということについては評価をいたしま...全文を見る
○小宮山洋子君 民間活力ももちろん結構なんですけれども、本当に必要なところは手がかかり、手間暇かかって利益にならないということで、民間活力が入りにくいところなわけですね。  ですから、そのあたりのめり張りをしっかりつけて具体化へ向けて一歩踏み出していただきたいということと、それ...全文を見る
○小宮山洋子君 十月の施行、それからセンターの方は来年度予算ですので四月になるわけですが、たくさん実施前にクリアしなければいけない問題があると思いますので、当面それに取り組まれるということはぜひお願いしたいと思います。  さらに、三年後の見直しに向けて内閣府の方で検討していただ...全文を見る
○小宮山洋子君 もう一点、ぜひ官房長官とお話をしたいと思っておりますのが選択的夫婦別姓などの民法改正についてでございます。嫌な顔をなさらないでいただきたいと思うんですが、先日、毎回国会に提出しておりますが、私ども野党案を提出しております。  先日来、官房長官は、いわゆる旧姓を通...全文を見る
○小宮山洋子君 理解をしていただいていると思っているので質問申し上げているということなんですけれども、今おっしゃったように、確かに社会生活上の不利益を、当面不便を何とかするためにという考え方として旧姓使用ということを、通称使用をおっしゃっているということなんですが、その選択的夫婦...全文を見る
○小宮山洋子君 今おっしゃった、愛する夫あるいは妻の姓を選びたい、それを妨げるわけじゃないわけですね。そうではなくて、変えたくない、もともとの姓を名乗りたいという人の自由を認めるかどうか。選択肢が豊かなのが豊かな社会だと思いますので、私は、やはり選択的であって、選びたくない人にし...全文を見る
○小宮山洋子君 先ほどから、参考にと一言で言われてしまいましたけれども、そのように当面の不便をという理解のある官房長官がそういう意味で当面の課題の解消にとおっしゃっていただいたお気持ちはよくわかるんですが、かえってそれをすることによって混乱を来すとか、本来選択肢を豊かにするために...全文を見る
○小宮山洋子君 終わります。
05月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○小宮山洋子君 民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます。  今回の風俗営業等適正化法の改正、これによってテレクラを初めいろいろな場所で子供たちが特に被害に遭っていたことが少しでも防げるということであると思いますので、一歩前進ということでこの改正自体は評価をしたいとい...全文を見る
○小宮山洋子君 それだけさまざまな形がある中で、例えば平成八年の総務庁の青少年対策本部の調査でも、テレクラやツーショットダイヤルへ電話したことがあるかどうかという問いに対して、中学生の男子生徒が一〇・二%、女子の生徒は一七・〇%、高校生は、男子が六・六%、女子は何と二七・三%もの...全文を見る
○小宮山洋子君 大臣に伺いたいんですけれども、今のような現状の中で、こうした実態に今度の法改正が有効に働くとお考えになっているのか、御所見を伺いたいと思います。
○小宮山洋子君 中身の具体的なことについて伺いたいと思うんですが、規制のあり方の中の制限区域についてなんですが、現在も営業禁止区域というのを設けてありますね。この営業禁止区域はどういう基準で設けてあるんでしょうか。
○小宮山洋子君 今伺ったような、確かにそこでこういう営業をするというのがよくないということはわかるんですけれども、そうすると、区域外についてはどのように対応するのか。ここの二百メートル以内だけすればいいということではないのではないかというふうに思うんですけれども。
○小宮山洋子君 今おっしゃったように、例えば条例などによってソープランドなどについては県全域を制限している県もあるというふうに聞いているんですけれども、テレクラなどについても、これは法律としてはここをこう決めるけれども、各条例などでは全域で禁止するということもあり得るということで...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、チラシや広告について伺いたいんですけれども、広告宣伝の方法として、テレクラにつきましても店舗型または無店舗型性風俗特殊営業と同様の規制を行うとあるんですけれども、具体的にはどのように規制をするということでしょうか。
○小宮山洋子君 現在は広告宣伝自身では処罰の対象にならなくて、それ自体ではならなくて、副次的になった場合に幇助ということになるということだと思うんですけれども、その広告宣伝の内容についてはどのように、どこまで規制がかかるんでしょうか。
○小宮山洋子君 今のお答えは先ほどの一問目のお答えと同じだと思うんですが、私が伺ったのは、その内容自体については規制はかからないということですね。
○小宮山洋子君 こうしたことにつきましても、先ほど御紹介した総務庁の平成八年の調査では、保護者の皆さんがどういうことを望んでいるかということなんですが、八一%の方が子供へのチラシとかティッシュの配布の制限を望んでおられて、そして七九%の保護者の方が張り紙や看板の撤去を、また自宅な...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、今回の改正のポイントの一つが十八歳未満でないことの確認という点にあるのかと思うんですが、その十八歳未満であること、あるいはでないことの確認というのはどのような方法で行うということになるんでしょうか。
○小宮山洋子君 それで、このような確認の方法は国家公安委員会規則で定めるというふうにされていると思うんですけれども、どのような手順でこれからそれは定められることになるんでしょうか。
○小宮山洋子君 それで、先ほどのお話とも関係あるんですけれども、申し込みをする男性の側はそのパスワードとかがないとできないということかと思うんですけれども、例えば伝言ダイヤルとか、直接本人が確認できないときもこのパスワードでできるのかということと、それから女性の側のチェックという...全文を見る
○小宮山洋子君 そこの点が非常に有効に働くかどうかは大事な点だと思うんですけれども、申し込む際に登録をする、あるいは課金をするといっても、全員が登録しないとこれはできない仕組み、そのときに本当にそのチェックができるのかどうか、そこがこれが有効に働くかどうかのポイントだと思いますの...全文を見る
○小宮山洋子君 直接会わない場合に、それが本人かどうかを確認するというのは非常に難しいと思うんですね。身分証明書にしても、友達のもうちょっと年齢の上の人のを送ったときにそれが本人じゃないというような確認はなかなか難しいと思うので、決して揚げ足をとるつもりではありませんけれども、そ...全文を見る
○小宮山洋子君 やはりここはポイントだと思いますので、ぜひ有効に働くようにお願いをしたいと思います。  それからもう一点、今回の改正で大きな点というのが映像送信型、インターネット上の規制ということだと思います。プロバイダーに対して送信防止措置努力義務が生じる場合として、その記録...全文を見る
○小宮山洋子君 非常に日本から発信される子供のポルノの映像が多いということはいろいろなところで言われているわけです。例えばアメリカでさまざまな面の犯罪を防止するNGOのガーディアン・エンジェルスというのがございますけれども、そのガーディアン・エンジェルスの中のインターネット・パト...全文を見る
○小宮山洋子君 現在の風営法でも、第三十一条の八の五項で「わいせつな映像を記録したことを知つたときは、当該映像の送信を防止するため必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」と、努力義務がわいせつな映像一般についてあるわけです。  特に、先ほど申し上げたように、子供たちをそう...全文を見る
○小宮山洋子君 確かに、今回努力義務にしましても盛り込まれたことによって、先ほどから申し上げているように、特に良心的なプロバイダー業者についてはかなり前進するのではないかと思いますけれども、全体としてはやはり、今すぐにはお答え出ないということですけれども、さらに検討をして実効性の...全文を見る
○小宮山洋子君 そうでしょうか。ちょっとそこのところは、私は必ずしもそうかどうかという確信はないんですけれども、例えば非常に小さなところでやっていたりする場合に、届け出をしていないでそれが把握できるのかどうか。やはりこれは、今回実施をしてみてそのあたりの実効性によってまた考えてい...全文を見る
○小宮山洋子君 今回の法改正とは直接は関係ないかもしれないんですが、先ほどもちょっとサイバーポルノのところで引きましたスウェーデンで一回目が開かれました子供の商業的性的搾取に反対する世界会議がことし十二月に第二回が横浜で開かれることになっています。  一回目のときにも各省庁参加...全文を見る
○小宮山洋子君 やはり先ほど申し上げたように、NGOといい連携をとって積極的にやっていくことで、スウェーデンの会議のときは二十年も三十年も日本は取り組みがおくれているという指摘を受けたわけですね。その後かなり努力をしてきていると思いますので、ぜひ一層そういう国際的責任も果たせるよ...全文を見る
○小宮山洋子君 終わります。
06月04日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号
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○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子でございます。  きょうは、三年にわたります女性も男性もともに生きやすい社会をつくろうというこの共生社会調査会で検討をしてきたことの締めくくりに当たりまして、お忙しい中、官房長官においでいただいておりますので、余り細かいことを伺いませんから、な...全文を見る
○小宮山洋子君 プロジェクトチームには各省庁からも担当の方においでいただいて、本当に皆さんで知恵を出し合ってつくったという経過がございます。でも、まだまだ不十分なところがたくさんあるんですね。  ですから、三年後の見直しに向けて、この調査会が選挙の後どういう形になるかわからない...全文を見る
○小宮山洋子君 それから次に、リプロダクティブヘルス・ライツと舌をかみそうな言い方であるせいもございまして、なかなか日本の中ではこうしたことに対する取り組みが進んでいないんですが、何人子供を産むか産まないかを含めて、生涯を通した女性の健康・権利を守る、そうした取り組みが非常に日本...全文を見る
○小宮山洋子君 御用意いただいた答弁の中には書いていないことかとは思うんですけれども、今おっしゃったように、一つの問題としては、日本では母子保健と、子供と一緒に母は守られているんです。それから、老人保健というように老人になると守られているんです。だけれども、女性としての新しい観点...全文を見る
○小宮山洋子君 無理に官房長官にお答えいただいたようで申しわけございませんが、いろいろなことに御理解の深い官房長官ですので、ぜひその堕胎罪も勉強していただいて、今おっしゃいましたように、人の意識も変わっていますし、国際的にもそういう流れにきちんとなってきておりますので、この内閣の...全文を見る
○小宮山洋子君 そうですね、今の税制の仕組みというのも非常に複雑に控除が組み立ってしまっているので、私ども民主党としては、もう少し税の控除はすっきりとした形にして、必要な子供とか高齢な方については社会保障のセーフティーネットをかける、給付に変えていくというような方向性で今検討を進...全文を見る
○小宮山洋子君 そうした中で、ノルウェーなどでやっているお父さんが育児休業をとる、パパクオータと言われておりますけれども、これに対しては男の方の中からは、そうは言ったってとれないよというような話もございますが、官房長官はお父さんが育児休業をとれるようにお父さんの割り当てをつくると...全文を見る
○小宮山洋子君 時間が余りなくなってきましたので伺っておくことにいたします。  それから、先ほどから出ている保育の充実の問題ですけれども、これはぜひ取り組んでいただきたいんですが、五万人とか一万五千カ所とか、かけ声だけを言ってもなかなか多様な保育ニーズにかみ合っていかないという...全文を見る
○小宮山洋子君 もう時間が参りましたが、最後に一言だけ、例の民法改正、選択的夫婦別姓なんですが、先日、内閣委員会で質疑をしたときに、官房長官は世論調査をなるべく中立的な項目でというふうに答弁していただいて、大変心強いのですが、時系列的に見るために項目は変えられないと世論調査の担当...全文を見る
08月07日第152回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○小宮山洋子君 私は、会長に小野清子さんを推薦することの動議を提出いたします。
10月30日第153回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○小宮山洋子君 小宮山洋子でございます。私は、このたび民主党の環境部門の責任者になりましたので、川口大臣とぜひ建設的な質疑をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、二十一世紀は自然とともに生きるための環境行政の責任、大変重いと思います。大臣の取り組...全文を見る
○小宮山洋子君 きょう、私の質問時間、四十五分でございますので、京都議定書の批准に向けて、COP7への取り組みなどを中心に質問をしたいと思います。テンポよく質問をいたしますので、お答えの方も簡潔明瞭にお願いできればと思います。  まず、きのうからマラケシュで始まりましたCOP7...全文を見る
○小宮山洋子君 私は、アメリカの態度にかかわらず一日も早く積極的に批准をするという意思を日本政府は明らかにするべきだと思っております。これは、日本でまとめた京都議定書の発効に役割を果たすという意味から、排出量の五五%以上の国の批准がないと発効しないわけですから、アメリカが参加しな...全文を見る
○小宮山洋子君 重ねて伺いますけれども、それではアメリカが今度批准ということを明らかにしないと日本は批准の意思を明らかにできないということですか。
○小宮山洋子君 何か禅問答をしているようになってしまいますけれども、最大限の努力をするということは日本が批准をするということなんだと私は思います。  そのアメリカへの働きかけの件ですが、先ほどもおっしゃいましたように、マラケシュへ行かれる前にアメリカにいらっしゃりたい、そういう...全文を見る
○小宮山洋子君 ということは、働きかけを続けられるというお話だったのだと思いますが、日本が先に、先ほど伺いましたように先に批准をすることについて、何かアメリカにそれを報告されるとか了解をとられるということもその中に含まれているのでしょうか。
○小宮山洋子君 アメリカからはモロッコ・マラケシュの会議にはだれが参加しているんでしょうか。どのような権限を持った人が。そして、新たな提案が当初は行われる予定でございましたけれども、テロなどで今回は無理ではないか、無理だというふうに言われていますが、きのうの会議初日の報道によりま...全文を見る
○小宮山洋子君 アメリカの中でも、議会の中とか世論にはこの枠組みの中に参加すべきだという意見も結構あると聞いていますけれども、政府への働きかけのほかにアメリカの世論喚起とか議会関係者への働きかけとか、そういうことは考えていらっしゃるんでしょうか。
○小宮山洋子君 ぜひ、そのアメリカへの働きかけというのも精いっぱい続けていただくのは結構でございますが、それとは別に、日本の方針は日本の方針ですので、ぜひここで態度を明らかにしていただければというふうに思います。  次に、ボンで合意をしましたものを法的文書にしていくというのがこ...全文を見る
○小宮山洋子君 EUとしては何とか日本に加わってもらって発効をしたいということで、かなり譲歩をしたのだと思っております。  それで、人為的な削減が原則で、この吸収源というのはどうしても必要なときに使うということのはずですね。日本も削減目標六%のうち三・七%と計算しているとも聞い...全文を見る
○小宮山洋子君 私は、例外的なと言ったのではなくて、原則としてはやっぱり人為的に削減をするというふうに読めるのではないかと申し上げたので、別に例外的と言ったわけではありません。ただ、これを全部使わなければいけないということではないのではないかと申し上げました。  それでまた、森...全文を見る
○小宮山洋子君 何か吸収源の数字だけが先にあって、はかり方はこれからというのも何となく本末転倒のような気もいたしますけれども、きちんとしたはかり方の方法の確立ということが必要なのだと思います。  そしてまた、森林で吸収と言っていますけれども、その木が腐ったりとか、あるいは木材と...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、京都メカニズムのことについてですけれども、これの利用につきましては、ボンでは国内措置に対して補完的であることを位置づけたということにとどまって、定量的な上限は設けられなかったのだと思いますが、日本としてはこの京都メカニズムについてはどのような主張をするのでし...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、原子力関連施設からの削減枠の利用について伺いたいと思います。  海外でのクレジットを使うことを控えるということについては、日本は除外しないよう主張した数少ない国だと言われておりますが、この点についてはどのようにお考えになっているでしょうか。
○小宮山洋子君 そして、国内の原子力発電による削減につきましては、新たに十三基建設するとされているわけです。既に四基が建設中で、三基が準備中ということですが、十三という数字はどこから出てきたものなんでしょうか。電気事業連合会などでもせいぜい八基と言っているかと思うんですが、ほかの...全文を見る
○小宮山洋子君 そして、環境面からいろいろ問題だと言われているところも予定地の中には入っているのではないかと思います。  一つ挙げますと、二〇一〇年までの十三基からは外れているんですが、山口県の上関一号機、二号機、ここは周囲の海域が瀬戸内海国立公園に指定されていまして、環境面か...全文を見る
○小宮山洋子君 とにかく上関、海岸に面したところで、その周りが全部瀬戸内海国立公園なわけですね。今、風景のことをお話ございましたけれども、そこからの排水とかさまざまな影響がその国立公園にあるのではないか。  普通地域にしろ、国立公園の中をとにかく埋め立てて、そこに施設の一部をつ...全文を見る
○小宮山洋子君 確かに温暖化防止のために日本が達成する基準というのはクリアしなければいけないわけですけれども、あくまでやはりそのことによって大切な自然が侵されるというようなことはないように、そこのところは環境省の方でしっかりと目配りをしていただきたいというふうにお願いを申し上げま...全文を見る
○小宮山洋子君 もう一つの遵守の問題ですけれども、守らなかった場合の措置につきましては、内容はボンで次の五年で三割増しにする、また行動計画をチェック機関に提出するということが決まっていまして、議定書の改定は発効後の会合でということになったと聞いております。日本はこの遵守の問題につ...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、国内での取り組みについて残りの時間で伺いたいと思うんですけれども、経済界にとりましても温暖化防止というのは新しいビジネスチャンスととらえられるのではないかと思っております。ところが、経団連などは明確に反対ということを表明しています。こうした経済界への対応はど...全文を見る
○小宮山洋子君 やはり、アメリカが参加しないんじゃないかとか、今の経済の情勢とかいうことで、余りに明確に経団連の方がこの間反対だとおっしゃったので私はびっくりしたんですけれども、ぜひ、そのあたりの働きかけは強くしていただきたいというふうに思います。  それから、あと、国内ではほ...全文を見る
○小宮山洋子君 私の質問の最後に、二〇〇二年の九月にはリオ・プラス10が開かれるわけですけれども、それまでに発効させるために、ぜひやはりまた繰り返しになりますけれども、アメリカはアメリカで説得をしていただくのはもちろん結構なんですが、日本はとにかくこれを発効させるために批准をする...全文を見る
○小宮山洋子君 終わります。
11月02日第153回国会 参議院 本会議 第8号
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○小宮山洋子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました政府提出の労働者の職業生活と家庭生活との両立を支援するための育児休業、介護休業等に関する法律案について、関係大臣に質問いたします。  男女がともに個性を生かして生き生きと生きられる男女共同参画社会をつくる...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。  予定された質問に入る前に、けさの新聞の記事のことにつきまして、田中外務大臣にまず伺いたいと思います。  きょうの朝刊の二面に出ている記事ですが、「田中眞紀子外相が一日のハラジ・イラン外相との会談で、米軍などによるア...全文を見る
○小宮山洋子君 外務省の中東アフリカ局長はこのとき同席されていたと思いますが、この事実があったかどうか、お答えください。
○小宮山洋子君 中東アフリカ局長はその席に出席をしていたんでしょうか。
○小宮山洋子君 その中で、ラマダン中のことについては一切会話がなかったということですか。
○小宮山洋子君 きょうは総理おいでになりませんので、官房長官に伺いたいと思いますが、今そういう事実はないということでしたけれども、複数の与党筋、政府筋からこういうものが出ていると。小泉総理は一貫して空爆を支持していらっしゃるわけですから、このような内閣不一致と思われるような記事が...全文を見る
○小宮山洋子君 一日のハラジ・イラン外相との会談というのは、例の指輪がなくて捜されたので三十分おくれられた会談だと思いますけれども、この一日の会談の内容が十四日になって複数の政府筋、与党筋から明らかになったというのもおかしな話なんじゃないかと私は思っています。これまでも、ASEM...全文を見る
○小宮山洋子君 今おっしゃいました、ラマダン中のこういうことはないということをきちんとしてほしいと私に言われても困りますので、だれにきちんとしてほしいのか。政局絡みでとおっしゃったのはどういう意味でしょうか。
○小宮山洋子君 きちんとしてほしいのはだれにですか。
○小宮山洋子君 そのきちんとしてほしいというのはだれにかという、最初の方の質問にお答えいただいていません。
○小宮山洋子君 田中外務大臣が外務省を改革されるということは多くの国民が期待をして支持をしているんだと思います。私も心から応援したいと思っておりました。  でも、外務省の官僚の皆さんのかなりの部分を敵に回してと言っていいのかどうかわかりませんけれども、そのような状態では改革もで...全文を見る
○小宮山洋子君 今おっしゃったようには受けとめていない人がかなり多いのではないかと思いますが、これだけ日本の外交にとって重要な時期に日本には外務大臣がいないというような報道も外電であったようにも聞いております。そのような事態は大変不幸なことだと思います。  指輪騒動ですとか人事...全文を見る
○小宮山洋子君 それでは予定していた質問の方に移りたいと思いますが、この件につきましても通告はしてございませんが、今うまくいっているとおっしゃいましたので、田中外務大臣にも、COP7のことは外務省も大きくかかわっていますので、幾つか伺いたいと思っています。  マラケシュで行われ...全文を見る
○小宮山洋子君 田中外務大臣に伺いたいと思っております。
○小宮山洋子君 まず、先ほどの話の続きで、外務大臣にまず伺いたいと思います。
○小宮山洋子君 今、これは質問は通告してございませんでしたけれども、日本の外交にとって大変重要な事柄ですので、当然事務方から御連絡が大臣のところに行っているであろうということで、私は大臣からまずお答えいただきたいと申し上げました。でも、すぐにお答えになれなかったということは、そこ...全文を見る
○小宮山洋子君 私は決して素早いとは思わないのですけれども、来年、二〇〇二年の秋に南アフリカのヨハネスブルグで開かれますリオ・プラス10までに発効させるためには、批准をしてから三カ月必要ですので、六月十四日までに批准をしなければいけないのだと思います。それまでに五十五カ国以上が批...全文を見る
○小宮山洋子君 アメリカは残念ながら出席はしましたけれどもCOP7の議論には加わらず、批准の見込みも現在では立っていないわけですけれども、川口大臣は、忙しいスケジュールの中でCOP7に行かれる前にわざわざアメリカに寄られました。アメリカではどなたとお会いになって、何を話されたのか...全文を見る
○小宮山洋子君 これも本当は総理に伺うべきところかもしれませんが、官房長官に伺いたいと思います。  アメリカの真の友人であれば、都合のいいことだけをお話しするのではなくて、耳の痛いこともしっかり言うべきだと思っております。京都議定書への参加はあらゆる方法で日本がきちんとアメリカ...全文を見る
○小宮山洋子君 合意された内容のことについて少し伺いたいと思いますけれども、森林吸収源について、日本はボン合意の中、そして今回もですけれども、三・七%という日本が想定した上限の枠を獲得する、そういう大幅な譲歩をEUから引き出した、このことについてもNGOやそれからEU各国からは非...全文を見る
○小宮山洋子君 先に森林吸収源に頼る数字があって、どうはかるかは次のCOP9で決めるというのは何か本末転倒というか、おかしいのではないでしょうか。やはり人為的な削減のところにウエートを置いてやるべきであって、このような、私どもは科学的根拠は極めてあいまいだと考えています。  先...全文を見る
○小宮山洋子君 国内でこれからどうやっていくかということにつきましては、反対を表明している経団連を初め産業界では、現在の不況の中で負担がふえること、あるいは国際競争力が失われるなどの理由で批准に反対をしているわけですけれども、これをこれからどのように具体的に説得をしていかれるのか...全文を見る
○小宮山洋子君 今、官房長官もおっしゃったように、温暖化防止は省エネ機器の開発とか新たな設備投資を生むとか新しいビジネスチャンスになるんだと思うんです。経済界の中でも、経済同友会の小林陽太郎会長ですとか、ヨーロッパ発のエミッション55という百五十社以上が参加している運動に日本から...全文を見る
○小宮山洋子君 そう思っていらっしゃるのはいいんですけれども、どのようにして……
○小宮山洋子君 はい。  どのようにしてそれを広める工夫をなさいますか。
○小宮山洋子君 イギリスでは気候変動税を導入して、二酸化炭素排出量の削減目標を設定した協定を結べば税率を八〇%下げる、こういう仕組みも取り入れたりしています。政府税調でも議論されていると聞いておりますけれども、環境税とか炭素税、これについてはどのようにお考えか。  十四日の新聞...全文を見る
○小宮山洋子君 今、大臣も言われたように、効果的に進めるためにとられる一つの重要な手段だと思いますので、引き続き積極的な御検討をお願いしたいと思います。  そして、やはり民生の部分などで非常に伸びが大きいということもありまして、最初に官房長官もおっしゃいましたが、徹底した省エネ...全文を見る
○小宮山洋子君 原子力発電のことについてもう一問エネルギー庁長官に伺いたいと思いますが、今回の事故のとき、報告があるまで八時間もかかっている、そしてこれは定期点検などからはなかなか予見されないような事故であるとも言われておりまして、国民の不安は募っているのではないかと思います。 ...全文を見る
○小宮山洋子君 日本の削減目標は六%ですけれども、中央環境審議会の検討によりますと、二〇一〇年度の温室効果ガスの排出量は、現時点までに決定された確実性の高い政策、対策を実施した場合でも基準の九〇年に比べると八%ふえてしまう見込みだということです。全体ではそうしますと一四%の削減を...全文を見る
○小宮山洋子君 温暖化防止への国際的な取り組みの話に戻りますが、途上国の参加については来年の会議で新たな枠組みの議論が始まると聞いています。途上国への支援につきましては、三つの基金を設立する、そして批准する先進国は資金提供の意思を政治宣言で表明しなければならないとされたと思ってお...全文を見る
○小宮山洋子君 この地球温暖化関連の質問の最後に、改めて官房長官にもう一度伺いたいと思うんですけれども、やはり私たち政治にいる者は子供たちの未来に責任を持つという意味からもこの環境問題、大変大事だと思っています。ですから、京都議定書を早く批准をしまして、こうした環境の分野でこそ日...全文を見る
○小宮山洋子君 やはり伺ったことにはお答えいただいていないのだと思うんです。やるべきことがたくさんある、海外とのこともいろいろあるはわかるんですけれども、なぜ批准をするということが一言はっきりおっしゃれないのか大変不満に思います。一日も早くそうした意思を海外に向けても、NGOの皆...全文を見る
○小宮山洋子君 私も自分自身の子供を保育所で一緒に育ててもらったと思っておりますし、保育の問題につきましては、NHKの解説委員当時も、そしてまた中央児童福祉審議会の委員としても、前回の児童福祉法改正などにずっと取り組んでまいりました。ふやすという方針は大変結構なことなんですけれど...全文を見る
○小宮山洋子君 この児童福祉法に何も改めて盛り込まなくても、既に公設民営というのは全国各地で行われているわけですね。その中で、今、大臣がおっしゃったとおり、質の問題というのが非常に問題視されておりまして、保護者の間では保育の質の切り下げになるのではないかという不安が現実に起きてお...全文を見る
○小宮山洋子君 先ほどから坂口大臣もおっしゃっているように、保育の量の確保ももちろん必要ですけれども、質を守るということが一番大事なんだと思っております。特に、子供につきましては、親とか周りの都合ではなくて、子供にとってのよりよい保育の視点、これが必要だと思いますけれども、それが...全文を見る
○小宮山洋子君 これの公設民営ということも規制改革の中から一部出てきている部分もあるのだと思います。  その規制の改革につきましては、経済的規制は私もどんどん進めるべきだと思いますが、暮らしの安心、セーフティーネット、ここはきちんと守らなければいけない。ですから、社会的な規制で...全文を見る
○小宮山洋子君 次に、もう一つどうしても伺いたい問題がございます。選択的夫婦別姓などの民法改正についてです。  この懸案の選択的夫婦別姓を認める民法改正につきましては、ことし五月の内閣府の調査で、法改正を容認するという意見が四二%で、反対の三〇%を初めて上回りまして、そのことか...全文を見る
○小宮山洋子君 後ろからも、やりましょうという声が聞こえましたが、私もぜひ御一緒にやりたいというふうに思っております。  きょうの新聞などにも、法務省で政府案をこのように検討しているという記事も出てきておりますので、ぜひぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  私たち民主...全文を見る
○小宮山洋子君 大臣の個人としてのお気持ちは大変よくわかります。ただ、党は別とおっしゃったのがちょっと気にかかりますので、ぜひ党内でもそういう意見を広げていただきたいと思います。たしか、選挙のときの公約でも党でお決めになっていると思いますので、党も恐らくそういう考え方だと思います...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○小宮山洋子君 民主党・新緑風会の小宮山洋子でございます。  きょうの本題でございます児童福祉法の質疑の前に、昨日、北海道で二頭目の狂牛病の牛が見つかったことについて、厚生労働大臣に何点か伺いたいと思います。  この二頭目の狂牛病の牛が見つかったということで、消費者の不安が高...全文を見る
○小宮山洋子君 その十月十八日に全頭検査が始まる日に、まだ一頭目の感染ルートが判明していないのに武部農水大臣とともに坂口大臣は牛肉を召し上がって安全宣言というのを出されました。  これは何に対する安全宣言だったんでしょうか。そこで召し上がった牛肉は全頭検査の前の肉なわけですよね...全文を見る
○小宮山洋子君 次の質問は、事務方の方から農水省の管轄ということだったんですけれども、厚生労働省としても働きかけをしていただきたいという意味で質問させていただきたいと思います。  出回っている牛肉について、検査前の牛か検査後の牛かということが消費者には見分けがつきません。大体解...全文を見る
○小宮山洋子君 もう一点だけこの狂牛病関係で伺いたいと思うんですけれども、とにかく九月十日に感染の疑いが明るみに出てから行政の側の不手際とか後手後手に回った対応というのが不信感を招いているのだと思います。半年前に日本は安全と言い切ってEUからの忠告を拒否されたその方の責任はどうな...全文を見る
○小宮山洋子君 それでは、きょうの本題の児童福祉法改正の方の質問に移らせていただきます。  まず、認可外保育所についてが今回の一つの核だと思いますので、その点について伺います。  大和市でのスマイルマムの死亡事故などへの対応として、さきの通常国会にまず民主党として認可外保育所...全文を見る
○小宮山洋子君 届け出をして監督を強化するからにはもっと国からの補助などがあってよいのではないかという声もありますけれども、認可外保育所への支援についてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
○小宮山洋子君 今、保育所全体の中で認可外が占める割合はどれぐらいなんでしょうか。  それで、今、厚生労働省としてはよい認可外の保育所は認可をしていく方向と伺っていますけれども、どれぐらいの認可外がこれまで認可になったのか、これからそういう方向で進められていかれるのか、そうした...全文を見る
○小宮山洋子君 小泉総理が保育所の待機児童をゼロにするということを所信表明演説でも言われて、小泉内閣の大きな一つの方針になっております。三年かけて毎年五万人ずつ、合わせて十五万人、保育所で受け入れる子供の数をふやすということが政府の方針になっていると思います。  私自身も三人の...全文を見る
○小宮山洋子君 私は、今回の改正の中で一番疑問に思うというか問題だと思っておりますのは、やはり公有財産の貸し付けなども含む公設民営、これを推進していくという意味の文言が盛り込まれることにあるのではないかと思っています。今、大臣がおっしゃったように、量をふやすことも必要ですが、質を...全文を見る
○小宮山洋子君 この第五のところにあります「保育需要が増大している市町村」というのはどれぐらいあるのか。  それで、現在既に民間での運営、それから建物の貸与というのは何件ぐらいあるのか。  現行でも行えるのに、先ほど私が申し上げた児童福祉法に盛り込まなくてもいいのではないかと...全文を見る
○小宮山洋子君 提供拡大とおっしゃいましたけれども、先ほどから申し上げているように、やはり質が問題だと思うんですね。  今挙げていただいたように、かなりのところで既に公設民営で行われておりますが、全国の各地で保護者の間で保育の質の切り下げになるのではないかという不安が現に起きて...全文を見る
○小宮山洋子君 やはり民営化の中で、今おっしゃったように、これまで一歳児は子供六人に保育士一人という国基準よりもよい四人に一人だったものが、今御説明のとおり、一年目はそのままだけれども翌年には五人に一人になり、その先はわからないというふうに言っているわけですね。  また、高石市...全文を見る
○小宮山洋子君 今私が伺った中身とお答えはちょっとすれ違っているように思います。  民営化される場合、やはり今保育所の必要な経費のうちの八割が人件費ですので、そういう意味でやはり質が、今私が申し上げたような障害児とかあるいは一般の方とかアトピーの方とかそういう方への、そこにいる...全文を見る
○小宮山洋子君 一番問題なのは、今もおっしゃったように、保護者にきちんと情報を公開して納得を得る努力が行われているかということだと思うんです。私が聞いているところでは、今、局長がおっしゃったように多くの方の理解が得られているとは聞いていません。民営化に反対という署名が四万五千の市...全文を見る
○小宮山洋子君 私は規制改革については、経済的規制についてはどんどん進めるべきだと思いますけれども、暮らしの安心、セーフティーネットという部分はきちんと守らなければいけないと思っています。福祉の質を確保するためには、やはり競争原理、市場原理に任せるだけというわけにはいかないと考え...全文を見る
○小宮山洋子君 私も民営化が全部悪いと言っているわけではなくて、その質を保つこととやはり保護者の納得が必要で、そうした取り組みをしっかりしていただきたいと思っております。  そして、去年から民間参入できるようになったわけですけれども、どれぐらいの民間が果たして参入しているのか。...全文を見る
○小宮山洋子君 それから、今回の改正の中で保育士の名称独占が盛り込まれていますけれども、現在、児童虐待への対応とか子育て支援の核としても保育所、保育士の皆さんへの期待が高いわけです。スーパーバイザー的な機能も求められている中で、これまでも養成課程が二年でいいのか、四年制が必要じゃ...全文を見る
○小宮山洋子君 時間がなくなりましたので、最後に大臣に幾つかの点をまとめてちょっと伺いたいと思うんですが、最初におっしゃったように、幾らニーズにこたえるようにしても、どんどんどんどん新しいニーズが出てきてしまう。これは対症療法だけでは無理で、前回本会議でも申し上げたように、今の働...全文を見る
12月03日第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○小宮山洋子君 三分間で三人の方にコンパクトに伺いたいと思います。  磯谷参考人は大変この虐待防止法見直しのためにいろいろ論点を整理していただいて、本当に参考になって、ありがとうございます。  二点伺いたいんですが、一つは、先ほど余り時間がなくて触れられませんでしたが、その他...全文を見る