小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○小宮山洋子君 ちょっと出入りがありまして大変申し訳ありませんでした。  もう既にどなたかおっしゃっていたかもしれませんけれども、川内参考人にはこの委員会がバリアフリーになっていないということを表すような対応があったようで、最初に非常にそれを申し訳ないと思って、私たちもそういう...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○小宮山委員 民主党の小宮山洋子でございます。  衆議院に参りまして最初の質問を子供をめぐることでできることは、非常に幸いだと思っております。  本日は、一番の問題点としましては、谷垣大臣と、ぜひ、この法案の持つ基本的な考え方について質疑をさせていただきたいと思っております。...全文を見る
○小宮山委員 今お答えの中にありましたけれども、児童を保護するということと児童を罰するということは、どう考えても整合性がないように私は思います。どれだけ効果があるのかということも踏まえてですけれども。  もう一度国際的な流れの話に戻しますけれども、スウェーデン会議、横浜会議では...全文を見る
○小宮山委員 私は、やはり今の御答弁では納得できません。  そして、これまで、子供買春に関する犯罪というのは子供からの親告によって摘発されている例が多いかと思うんですけれども、今回のように子供が処罰されるとなりますと、子供からの親告がかえって減って潜ってしまう、見えにくくなって...全文を見る
○小宮山委員 スウェーデン会議以降、警察庁は非常によく取り組んできたと私は思っています。国際刑事警察機構の仕組みなどもつくって、ずっとフォローアップの会議にも私も参加しておりますけれども、警察の取り組みは本当に評価をしていいと思っています。  ところが、その流れの中で、何で今回...全文を見る
○小宮山委員 次に、一つ、法制度上の問題点だと思うことを伺いたいと思います。  今回、誘引のみで処罰をすることになっておりますが、児童買春、児童ポルノ禁止法では、買春の相手方になった子供もこれは保護の対象になっているわけですね。そうなりますと、買春をしても保護の対象であって処罰...全文を見る
○小宮山委員 何かちょっとまだよくわかりませんけれども、またこの後、議論の中で詰めていけばいいというふうに思います。  それから、先ほどありましたけれども、やはりこういう法律をつくる以上は、十八歳未満であることをどう確認するか、そこの手法がきちんとしていないと余り意味を持たない...全文を見る
○小宮山委員 次に、今回のことでの通信の自由とか個人情報の保護との関連で伺いたいと思うんですけれども、総務省副大臣に伺います。  このインターネット異性紹介事業者の定義、そのことにつきまして、どこまで対象とするのか、総務省の方でもいろいろ疑問を持たれたというふうに聞いておりまし...全文を見る
○小宮山委員 谷垣大臣にも同じ点を伺いたいのですが、友人紹介とどこが違うのかというのは、非常にここは線引きが難しいと思うのです。事例を示されただけで、ガイドラインでそのあたりがきちっと、そういう事業の妨げにならないというようなことが可能になるとお考えですか。
○小宮山委員 総務副大臣に次の点を伺いたいんですけれども、犯罪捜査をする場合は令状をとるので通信の自由は侵さないというふうに言われておりますけれども、不審なものでなければ令状はとらないわけですから、不審なやりとりをしているかどうかというのは、やはり常にチェックをしているということ...全文を見る
○小宮山委員 ちょっと、いまいちわかりにくいと思うんですけれども、警察庁の方では、一般的に普通に見る範囲で見ていて、不審なものだと踏み込んで令状をとるところまでいくんですか。
○小宮山委員 その点については、またあすの参考人質疑の中でも聞かせていただこうと思います。  先ほどもやりとりがありましたけれども、フィルタリングの方法などももっと検討されていいと思っていますし、NTTドコモの方でも、この夏には、未成年の方の出会い系サイトのアクセスを制限するた...全文を見る
○小宮山委員 そのような方法を含めて、最初から申し上げておりますように、やはり子供を処罰するというのは、国際的流れからも、日本のこれまでの取り組み方からも、私は、間違ったというか反する考え方だと思っておりますので、ぜひ、この後の審議そのほかを通じまして、本当に子供たちを守る、保護...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○小宮山委員 参議院に引き続きまして、衆議院でもこの環境委員会に所属をさせていただくことになりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。(発言する者あり)ありがとうございます。しっかりやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、旧日本軍の毒ガ...全文を見る
○小宮山委員 特に神栖町の方では、井戸の周辺の住民に手の震えなどの症状が出ていたり、乳幼児に言葉や運動の発達におくれが見られるなど障害が出たりしているわけですね。その健康被害について、もう少し詳しくお願いします。
○小宮山委員 このほかにもいろいろなところで旧日本軍の毒ガスの問題があると思うんですけれども、環境省では今月初旬から全国調査をしていると聞いています。一九七三年にも一度調査をしているということですが、このときには十八カ所に毒ガスが保管されていることがわかっていますけれども、工場跡...全文を見る
○小宮山委員 大臣に伺いたいと思いますけれども、昨日の神栖町での住民への説明会でも、治療や医療費の補償のことなどの要望が出たというふうに報道されておりますが、やはり健康被害がかなり出ている。これは、環境省が中心になって、ほかの省庁、厚生労働省とか、いろいろな連携が必要だと思います...全文を見る
○小宮山委員 特に健康の問題、お子さんの健康の問題、深刻と思いますので、今、大臣の御決意を伺いましたが、環境省が中心になってぜひしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。さらに、全国の調査の方も、結果がわかりましたら、いろいろこの委員会でも、健康障害もそうですが、また...全文を見る
○小宮山委員 第一約束期間の日本の削減目標は六%です。でも、基準の九〇年から既にかなりふえてしまっている。そのことを考えますと、実際に、第一約束期間、二〇〇八年から二〇一二年の間に日本が削減しなければならないCO2の量は今どれぐらいになると見ているんでしょうか。
○小宮山委員 昨年三月に地球温暖化対策推進大綱がつくられまして、五月には改正推進法が成立をしていますが、その後、取り組みというのはかなり進捗をしているんでしょうか。  参議院での審議でも再三申し上げましたけれども、二〇〇二年から二〇〇四年の第一ステップ、その間は、産業界への配慮...全文を見る
○小宮山委員 今の御答弁を伺っても、着実にと言われますけれども、なかなか、そこが本当にそうなのかなと思わざるを得ない部分があります。でこぼこがあるとか、改善も必要だということも認めていらっしゃるわけなので、これも昨年、審議の過程で大分議論いたしましたが、ステップ・バイ・ステップ、...全文を見る
○小宮山委員 何かよくわかりませんけれども、とにかく、先ほどの、八%ふえているというのが二〇〇〇年の数字、その次が出てくるときに、さらにふえていてますます達成が困難にならないように、ぜひしっかりやっていただきたいというふうに思っています。  それで、昨年の大綱の中では、定量的な...全文を見る
○小宮山委員 前年に比べて一二〇%というのは、決してそんな多いとは思えないと思います。やはり、これから環境を経済の阻害要因として考えるのではなくて、環境のところで新しく産業を起こして雇用を創出する、環境革命を起こすぐらいでないとだめだというふうにいつも申し上げているところですから...全文を見る
○小宮山委員 それでは遅いのではないかということを申し上げているのであります。  というのは、効果を上げるためには、やはり税率そのほかで、第一ステップでは先ほどの御答弁を聞いてもそんなに進むとはなかなか私には思えません。そうなりますと、第二ステップから導入をして効果を上げるとい...全文を見る
○小宮山委員 私の持ち時間があと二分半になりましたので、最後に大臣に御決意をぜひ伺いたいと思います。  国内の取り組みも第一ステップでもっときちんと成果が上がるようにやっていただきたいということに合わせまして、国際的には、やはり問題のアメリカへの働きかけ、それからこれからの途上...全文を見る
○小宮山委員 初めて質問させていただきましたが、また引き続き、機会を見て、なるべく実りのある議論をしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  本日はありがとうございました。
05月20日第156回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○小宮山委員 民主党の小宮山洋子でございます。  参考人の皆様、本日はそれぞれのお立場からの御意見をどうもありがとうございました。十五分という限られた時間でございますが、幾つかの問題点について伺いたいと思っています。  初めに、今回の法改正で私は一番の課題だと思っておりますの...全文を見る
○小宮山委員 やはり、本当に循環型社会をつくっていくためには、今おっしゃいましたいろいろの個別法もございますけれども、全体を通して拡大生産者責任をきちんと位置づけない限り、なかなか基本的な解決にはならないと思っております。  今おっしゃった、省庁が力を合わせてというのもございま...全文を見る
○小宮山委員 次に、青森、岩手県境の不法投棄事件の当事者でもいらっしゃいます前田参考人と長葭参考人に伺いたいと思うんです。  今回の法改正の中で、国の役割と地方の役割の分担の問題、それから国庫補助金のあり方などについて、まだ課題がいろいろあるかと思うんですけれども、それぞれのお...全文を見る
○小宮山委員 それで、やはり処理する場合には必ず費用負担が必要になるわけですけれども、特に、汚染者負担原則が貫徹できない場合とかいろいろな場合につきまして、最初の話にも多少関連しますが、産業界からの拠出をどう考えたらいいかということがあると思います。  一つは、先ほどの話にもあ...全文を見る
○小宮山委員 終わります。
05月28日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○小宮山委員 民主党の小宮山洋子でございます。  私は、最初にこの法案が提案をされてから既に何年もたっておりまして、幾つかの点では具体的な対応がなされていると思っております。ですから、今なぜこの基本法が必要なのか、多くの面で危惧をする点が多いこの基本法は要らないという立場から質...全文を見る
○小宮山委員 この少子化の問題、子を産むか産まないかということは、個人的な価値観にどこまで国が関与をすることができるのかという非常に微妙な問題だと思っています。特に、女性たちから、このことによって人口政策の対象にされるのではないかという危惧の念がどうしても払拭できないんですが、そ...全文を見る
○小宮山委員 産む、産まないは本人の意思、これはもう当然なことだと思うんですけれども、議連の会長でいらっしゃる中山議員はそうおっしゃいますけれども、そうはいっても、やはりこの文面を見ますと心配な点が幾つかあるんですね。  人口問題につきましては、一九九四年のカイロ会議で行動計画...全文を見る
○小宮山委員 そして、もう一つ、別の角度から、基本法という法律の形について、ちょっと法制局の方に伺いたいと思うんです。  この法案は、どう見ても、子を産むというところに偏り過ぎているように思われます。現在、子供が欲しいのに十分に働くことができなくなるなど、自分らしく生きられなく...全文を見る
○小宮山委員 それでは私が聞いたことの答えになっていません。私が前に伺った、男女共同参画基本法をつくるときに個別的なことは基本法には盛り込めないと言われたことと、今回不妊治療などが細かく盛り込まれていることとはどう違うんですかということに答えてください。
○小宮山委員 それでは答えになっていないと思います。  私が言いたいのは、今のような、例えば前に男女共同参画基本法をつくるときに、職場は職場の法律で、それから税制は税制の法律でと言われたように、今回もそういう考え方でいくのであれば、もっと個別の、職業生活と家庭生活が両立するため...全文を見る
○小宮山委員 個別の法律は、閣法でなくても議員立法でもいいと思いますけれども——カク法というのは、個別の各、それぞれの各という意味ですか。個別の法律で対応することの方が私は望ましいと考えております。  それでまた、ある程度譲って、これを基本法としてつくるといたしますと、懸念がか...全文を見る
○小宮山委員 中身のことじゃないですが、先生と言わないでいただきたいんですね、委員で結構だというふうに思っております。  中身のことでございますが、今、人口政策ではない、つくられた方は意図していらっしゃらないかもしれませんけれども、これを読んだ多くの女性たちは、やはり人口政策に...全文を見る
○小宮山委員 なかなかそうはとられていないのです。  それから、次の点ですけれども、「生命を尊び、」という表現が前文に、それから第十七条には、「生命の尊厳」とあります。これは、一番最初の議連の案にはなくて、途中から挿入をされたと私は認識をしております。  生命はもちろん大切で...全文を見る
○小宮山委員 ごく普通の生命の尊厳といってもそうとれないと考えている人も多いので、やはりそこは御考慮いただきたいと思うんですね。  確かに、中絶の問題にしても、どこから生命かというのはクローン禁止法をつくるときにも大変議論をいたしましたし、後ほど触れたいと思っています不妊治療と...全文を見る
○小宮山委員 基本法に国民の責務が通常入るということは私も知っております。ただ、その読み取り方がいろいろあるのかとは思いますけれども、家庭や子育てに夢を持つかどうかというのは、それはやはり個人の自由なんですよ。子供を持っている人が安心して子供を生み育てることができるように持ってい...全文を見る
○小宮山委員 このことだけ議論していてもしようがないんですけれども、これは読み取り方で、私が申し上げたように読み取る人もいるんですよ。結構多いんですよ。これは調査でもしていただければわかると思いますけれども、特に女性たちにそういう声が多いです。そういう懸念される表現を国民の責務と...全文を見る
○小宮山委員 やはり不妊治療がこれだけ行えるのだから、子を持てない人に不妊治療を、言葉に出すか出さないかは別にして、もっと強制する、あるいは、子を持たない判断をした人が、それを暗黙のうちに非難されるということを心配する声が当事者の方からもあるんですね。  現在、全国に会員が五百...全文を見る
○小宮山委員 そうした社会にしていかなければならないんですけれども、当事者の方がこういう危惧を持っていらっしゃる。  今現にお話があったように、保険の対象とすることに対しても賛否がやはり同じような理由からございますけれども、今現に、この基本法がなくてもそういうことをなさっている...全文を見る
○小宮山委員 もしも不妊についてこれだけ事細かく入れられるのであれば、それに対して第五条の事業主の責務、これは余りに抽象的なんじゃないでしょうか。それだけ個別に書いていくのであれば、子供を持っても仕事と両立できる、安心できるという内容を入れていいのではないか。不妊治療に対する丁寧...全文を見る
○小宮山委員 御配慮いただいてありがとうございます。  この法案がつくられまして、議連ができて六年ぐらいだと思いますが、最初に衆議院に提出されたのが一九九九年の十二月で、それから三年半もたっております。その間に、社会も意識も変化をしましたし、法案とのずれが出ている。さらに、今私...全文を見る
○小宮山委員 申し上げましたように、ちょっと一部だけが突出して、基本法として私が認識しているあるべき姿とはちょっと違っている点がございましたり、この質疑の中でも、この基本法によって、本来個人が自己決定するべき、子を持つかどうかがやはり政策の対象として考えられているのではないかとい...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○小宮山委員 民主党の小宮山洋子でございます。四人の参考人の皆様には、それぞれのお立場からの御意見、ありがとうございました。  民主党といたしましては、今回の法案、超党派の議員立法なんですが、そういう形で党の議員が法案を提出することは妨げない、ただし、この内容については懸念材料...全文を見る
○小宮山委員 懸念材料は、中から拾えば切りがないのですけれども、例えば少子化に歯どめをかけるというふうに前文でなっています。これはやはり上から何かをすることによって歯どめをかける、人口政策になるという懸念を招いている一つでありまして、私も、高齢者に比べて支援が少ない子供にしっかり...全文を見る
○小宮山委員 今、金澄参考人、米津参考人が言われたことは、この法案で懸念を持っている人たちにその懸念を払拭するために必要なことだと私も思いますが、阿藤参考人、奥山参考人は、今のような点が基本法に入ることについては御意見はどうですか。入っては困るということがあるのかどうか伺いたいと...全文を見る
○小宮山委員 重ねて伺いますが、阿藤さんや奥山さんはないと思われても、それに対する心配をしている人がたくさんあるんですね。今、阿藤さんからも最大公約数という話がありましたけれども、最大公約数といって強い方の側に束ねられることに対する懸念があるわけです。それぞれ、少なくとも、これま...全文を見る
○小宮山委員 私たちというか、私は、懸念材料があるのであればというか、あるのですから、この間の質疑の中でも提出者の方が、そういう人口政策に用いる意図はないと言われているので、やはりカイロ国際人口会議の行動計画が示すごとく、結婚や妊娠、出産は個人の決定に基づくということをきちんとこ...全文を見る
○小宮山委員 今お二方おっしゃいましたように、やはり法律の文章に書いていないことは、後から見たときにどこにあるのかわからないわけですね、審議の過程としては。そういう意味では、やはりそういう懸念はないということを提出者も言われているのですから、そこのところはきちんと法文に書いていく...全文を見る
○小宮山委員 それから、あともう一つの懸念材料が、先ほどからある生命の尊厳ですけれども、命はもちろん大切なものですが、この言葉がどちらかというと、子供は妊娠をしたらとにかくすべて産まなければいけない、カイロの行動計画にもある中絶をする自由ということも妨げるのではないかという懸念を...全文を見る
○小宮山委員 やはり、たびたび申し上げていますように、この法案については、もう提出されてから三年半たっています。それで、その時点といろいろな状況が変わっています。個別な対応も、まだ足りませんけれども、とられてきています。ですから、最初に申し上げたように、私は、基本法をつくるのでは...全文を見る
07月15日第156回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○小宮山委員 民主党を代表いたしまして、意見並びに質問をさせていただきます。  私どもも、地球環境を持続可能な形で保っていくためには、何よりもやはり価値観、ライフスタイルを変えること、そのための環境教育がぜひ必要だと考えてまいりまして、ことし二月に参議院の方に、私も参議院におり...全文を見る
○小宮山委員 大臣にも何点か伺いたいと思うんですが、今のことに関係しまして、NGOの活動を非常にいい形で生かしていきたいという思いはみんな持っているわけですが、官がそれを制約することにならないということをもう一度大臣からも伺いたいと思います。  また、当初は、環境教育の範囲が自...全文を見る
○小宮山委員 文部科学省にまとめて二点伺いたいと思います。  一つは、組織的、体系的な指針に当たるような環境教育プログラムの整備、これが重要だと考えるんですが、教育行政そのもののあり方に関係するので検討に長期間を要するということで、今回、法文には明記されませんでした。このことに...全文を見る
○小宮山委員 この法案が実施されることによりまして、生物多様性も含む幅広い問題についての教育が行われること、さらに、市民とそして行政の間でしっかりと実質的な意見を闘わせてそれをまとめていくファシリテーターの養成など、さまざまな分野でこの法案がしっかりと働きをしますように願いまして...全文を見る
07月17日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第10号
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○小宮山委員 民主党の小宮山洋子でございます。  鴻池大臣は、新しくできた青少年育成推進本部の本部長である総理指名の国務大臣として副本部長になられて、青少年問題について国会で責任を持たれるお立場だと思っておりますが、その大臣が少年犯罪には厳罰化で臨む、勧善懲悪ということを繰り返...全文を見る
○小宮山委員 長崎市で四歳の男の子が殺害された事件で報道されたのが十二歳の中学生だった、このことにつきまして、鴻池大臣は、十一日の記者会見でこのようなことをおっしゃっています。  マスコミの報道の仕方、嘆き悲しんでいる両親ばかり映し、犯罪者の親を映していない。引きずり出すべきだ...全文を見る
○小宮山委員 その後の釈明された会見の中で、勧善懲悪、水戸黄門が好きだというようなことをおっしゃっていますが、現実の今の日本の社会の中の子供が置かれている状況は、時代劇の中にあるわけではありません。それで、多くの親が、自分の子供が被害者になるかもしれないと同時に加害者にすらなるか...全文を見る
○小宮山委員 例えや言い回しが不適切だ、それはもう当然のことですけれども、そのことだけではなくて、担当大臣としてこういう考え方を持たれること自体が私は不適切ではないかと思っております。  やはりこの発言をしっかりと、考え方も含めてですね、撤回して謝罪をしていただかないと、ここの...全文を見る
○小宮山委員 質問をしないと言っているのではなくて、撤回をしていただきたいというふうに言っているんです。だから、撤回をしないならしないとおっしゃってください。
○小宮山委員 改めて伺います。  どこの部分を撤回されて、どういう基本的な考え方で今回の事件に対応されるのか、改めて伺いたいと思います。
○小宮山委員 それはやはり、青少年問題の担当大臣としては、その考え方自体も私はおかしいと思います。  もう一つ、別の方面から伺いたいと思います。  少年非行対策検討会を立ち上げられたということでございますが、そのことと、ずっと検討をされてきた青少年育成大綱を予定どおり出すとい...全文を見る
○小宮山委員 出しますではなくて、これはずっと真摯に検討が重ねられて、今月の九日にはパブリックコメントももう求め終わっています。百九十三件のパブリックコメントが寄せられています。  この大綱のもとになります懇談会の報告書、これはここの特別委員会の質疑や答弁の対象になるものでして...全文を見る
○小宮山委員 この大綱というのは、総花的と評価をされたという記事も拝見しましたけれども、幅広く子供たち、小さい子供から二十代の人たちまでをどのようにしたらいいかということを、非常に幅広いことが挙げられているわけです。その中で、この少年非行のことだけがクローズアップして、そこにウエ...全文を見る
○小宮山委員 これは、青少年育成推進本部でつくるんですよね。そこで、総理指名の国務大臣の鴻池さんがおっしゃるとそのようになってしまうというのは、私はおかしいのではないかというふうに思っております。予定どおり出していただきたいと思います。  そして、子供の状況というのは、おっしゃ...全文を見る
○小宮山委員 勉強をして、そこから吸収できるというのは、やはり御本人の資質がどういうものであるかということに私は深くかかわるのではないかと思っております。  十一日に、この青少年問題特別委員会の野党の理事が大臣に申し入れをいたしました。人から聞かれたことにはちゃんと答えをすると...全文を見る
○小宮山委員 また、一番最後にも書いてございますけれども、青少年問題担当大臣として、みずから判断し、しかるべき形で責任をとられることについて最後に要求をしております。  きょうの質疑でも、例えば、先ほどの山谷議員の非常に極端な例を引きました性教育の問題についても、すぐに措置をと...全文を見る