小宮山洋子

こみやまようこ



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小宮山洋子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  法務関連の問題について、幾つか質問をいたします。  まず、この国会は司法制度改革が大きなテーマになりまして、十本の法案の提出が予定されていますが、その柱となる裁判員制度について初めに伺いたいと思っています。  私たち民...全文を見る
○小宮山(洋)委員 幾つか、割と多くの項目を伺いたいと思っておりますので、御答弁はなるべく簡潔明瞭に、中身だけいただければ結構でございます。  それで、その裁判員制度がうまくいくかどうかというのは国民の意識にかかっているということは言うまでもないと思うのですが、まだまだこの制度...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この裁判官と裁判員の人数をどうするか、そこの点が、私が最初に国民を信頼していないのではないかと申し上げた点なんです。  当初、自民党では、裁判官三に裁判員四という案が考えられていましたが、調整の結果、現在の政府案では、裁判官三名に裁判員が六名となっています。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この裁判官と裁判員の人数については、今後もまた国会で、法案の中で審議をしていきたいと思いますけれども、この裁判員制度の一番の利点というのは、先ほど申し上げたように、普通の感覚を持った国民の意識が裁判に反映されるということだと思いますので、やはり専門性を持った裁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 中小零細企業などの場合、事業に著しい損害が生じるおそれがある場合というのは結構あるのではないかと思うんですけれども、その点はどうでしょうか。
○小宮山(洋)委員 先ほどから申し上げているように、何が著しい損害かどうかというのは、非常にその判断が難しいのではないかと思うんですね。ですから、著しい損害というのがどの程度のことをいうのかというのは、ある程度の基準というか、詰めていく必要があるのではないかというふうに思います。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、育児とか介護が辞退理由になっているんですけれども、もちろん辞退しなければならない場合もあるとは思いますが、状況によって、裁判所に託児所とか託老所などを設ければ可能な人も出てくるはずなんですけれども、裁判所にそういうサービスというか、託児所、託老所を設け...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私たちはやはり、可能な人はなるべく多くの人が参加ができる、そういう制度にしていきたいと思っておりますので、この託児所などについては検討をしていきたいというふうに思っていますし、検討をしていただきたいと思っています。  そして、選ばれて合理的な理由なく拒否した...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やむを得ず辞退をした場合には、その義務を一定期間延ばすことができる延期制度というものを民主党としては提案しておりますけれども、そういうことを考えるということはいかがですか。
○小宮山(洋)委員 やはり一般の国民、普通に仕事をし暮らしている人を集めて裁判員になってもらうというので、迅速で充実をした集中審理をする必要があると思うんですけれども、大体平均どれぐらいの日数でできるように考えているのか、そして、短時間でやるためにはすべての証拠の開示ということを...全文を見る
○小宮山(洋)委員 裁判員にわかりやすい審理にするためには、今までのような捜査の仕方、供述調書をもとにするやり方ではとても無理なわけですね。だから、そういう意味では、取り調べの状況をビデオ録画する、あるいは録音する、可視化、目に見えるようにしていく、可視化という言い方をしています...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはりその可視化ということは裁判員制度を迅速に充実して行うためには私たち民主党としては必要だと思っておりますので、そういう法案の検討も今進めているところですので、ぜひそういうことも、余り将来と言わずに、この裁判員制度を導入するときに、なるべく不都合な部分はいろ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今言われたような個人のプライバシーに関すること、それから、評議でだれが何を言ったということは守秘義務があって当然だということを私も言っているんです。  そうではなくて、裁判員としてこういう体験をしたというようなことまで、すべて、懲役刑、罰金刑ということでやる...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この点はまた審議の中で非常に重要な論点となると思っていますので、また審議を続けたいというふうに思っています。  それから、取材、報道との関係については、当初、偏見報道の禁止という規定も検討されていましたけれども、これは国民の知る権利と公正な裁判の実現のバラン...全文を見る
○小宮山(洋)委員 最初に申し上げたように、これまでの広報啓発が足りないというところは指摘したとおりなんですけれども、やり方によりましてはもっと徹底していくと思いますし、国民の側は普通の一般常識を持っていればいいわけですので、そんなに準備に時間はかからないと思うんです。受け入れる...全文を見る
○小宮山(洋)委員 司法の分野でも市民、国民が主役となれるような、制度改革の大きな柱となる裁判員制度につきましては、よりよい形でぜひこの国会で法整備ができるように民主党としても引き続き建設的な議論をしていきたいというふうに思っております。  では、次の問題に移ります。次は、選択...全文を見る
○小宮山(洋)委員 きょう、この時点でこれをあえて取り上げたのは、国際的にも日本はこれを改正すべきだという指摘をしっかり受けております。  女性差別撤廃条約、これは日本も批准をしているものですが、その履行状況を審査する国連の女性差別撤廃委員会から昨年の夏に出されました最終コメン...全文を見る
○小宮山(洋)委員 国際条約を批准するのはどういうことかと私から言うまでもないと思いますけれども、国際条約は憲法と個別法の間にありまして、個別法よりも上位に位置するというのは当然のことです。ですから、条約を批准いたしましたら、それに合うように法改正を行うというのは国際的な常識です...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、考え方を押しつけるとありましたけれども、これは別姓選択なので、選びたい人が選べるような制度にする、選択肢を豊かにするというのが、私は、豊かな社会をつくる大きな要件だと思っておりますので、ぜひ、多様なライフスタイルを認めることが、少子社会の中で持ちたい人が安...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私は、先ほど、何もしていないと言ったのではなくて、何をしているのかがさっぱり伝わっていないということを申し上げました。  今のようなことも、恐らく初めて言われたんじゃないでしょうか。これまで全くそういう捜査をされたということは報道をされていないと思います。 ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 犯行直後、非常に早い段階から伊藤白水の名前が挙がっていたのはなぜなんでしょうか。犯行のあった日の午後に、八十名の態勢で北沢署に特別捜査本部が置かれたと承知をしていますけれども、当初から、警視庁の公安三課、ここから十名も入っている。そのことも絡めて、なぜというこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その伊藤白水被告は翌朝の六時半過ぎに一人で霞が関の警視庁本部に自首してきたと言われておりますけれども、その自首の際の状況を伺いたいことと、それから、今、以前からわかっていたわけではない、国会議員が襲われた一般論だという御趣旨の答弁だったと思うんですけれども、接...全文を見る
○小宮山(洋)委員 でも、公安三課の人間と話をしたいといって自首をしてきたということは、少なくとも、その公安三課の警察官と日ごろから面識があったということは事実だと思うんですね。  そして、伊藤白水は、石井議員の事務所のほかにも議員会館に頻繁に出入りをしていたと言われていますけ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 伊藤白水が出入りをするなど、接触のあった政治家に対しては事情は聞いていらっしゃるんですか。
○小宮山(洋)委員 この事件の後、議員への警備のあり方とか、あるいは会館への出入りとか、何か事件後変化していることというのはあるんですか。
○小宮山(洋)委員 国民の代表の国会議員が、白昼、暴力の犠牲になるということは、これが許されないということは言うまでもありません。最初に申し上げたように、地元の支援者はもとより、全国の国民がやはりこの事件について余りに何も情報が知らされな過ぎているということについて、いろいろな声...全文を見る
○小宮山(洋)委員 終わります。
02月25日第159回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党の次の内閣で法務の責任者を務めております小宮山でございます。民主党の初めに、トップバッターで質問をさせていただきます。  この委員会は野党は民主党だけでございますが、民主党としては、野党でありましても、やはり私どもの案を持って常に建設的な議論をしていき...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど申し上げた多様な価値観ということ、それから専門職である裁判官と伍して発言を評議などでできるということからして、いろいろな市民グループを初め関係者の御意見を伺っても、三倍以上は裁判員の数が必要という御意見が多い。私どももそう思っておりますので、民主党は、裁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多くの国民が参加できるように、私たち民主党では裁判員休暇制度の創設ということも打ち出しておりますけれども、そういうものをつくるおつもりはないのかということ。  それから、育児や介護は免除の理由になっておりますけれども、場合によっては、裁判所で見てもらえば可能...全文を見る
○小宮山(洋)委員 例えば、無作為抽出で選ばれて、どうしても嫌だという人の場合はどうするんでしょうか。首に縄をつけてでもというわけにはいかないと思いますし、そういうのが辞退事由になるのかどうか。  また、合理的な理由なく拒否した者には過料を科すということになっていますが、こうい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やむを得ず辞退をした場合に義務を一定期間先延ばしできる延期制度というものを民主党は提案しているのだけれどもどうかということをやはり予算委員会で質問いたしましたところ、今政府で考えているのは、先延ばしということは考えていないけれども、リストからは外さないのでいい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 迅速で充実した集中審議をするためには、証拠の開示を原則として義務づけること、また取り調べ状況をビデオ録画あるいは録音する可視化が必要だと考えますが、この点は、後ほど同僚議員が質問をするかと思いますので、譲りたいと思います。  やはり、今一番大きな論点になると...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうですね。先日の御答弁に比べますと、かなり具体的に、すべてをいけないと言うのではなくて、何が当たらないかを具体的に運用上書いていく、それはぜひ必要なことだというふうに思っています。  そして、その守秘義務違反に懲役刑も考えるというのは重過ぎるのではないかと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この裁判員制度を充実したものにしていくためには、義務教育段階からの法教育、これが必要だと思いますし、また国民にこの制度をよく理解してもらわないといけないと思うんですけれども、いろいろな調査の中で、まだまだ国民が理解しているとは思えない。基本的な教育、それから広...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この裁判員制度につきましては、司法制度改革の柱でもございますので、また法案審議のときなどにしっかり伺っていきたいと思っています。  次に、司法制度改革の中で幾つか法案が出ておりますけれども、私たちがちょっとこれはこのままでいいのだろうかと思っているものについ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 当初、この敗訴者負担制度が考えられていたころには、学者の皆さんも含めて、負けた側が負担するのが正義じゃないかというような考え方もあったと聞いているんですけれども、やはりこういう制度をつくろうという実態とあわせて見ますと、今、アクセスをよくすると言われましたけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 提訴した後、合意でと。提訴して大体方向性がある程度見えるケースもあると思うんですね。だから、提訴した後の合意というのがどの程度役に立つのか。  得るものがないのに、気がつかないうちに私的な契約に入れられるというような心配もいろいろ消費者の方からも出ておりまし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど除外の範囲をつくることは難しいと言われたんですけれども、今私どもが考えているのは、消費者とかあるいは労働訴訟とか、幾つか、やはりこれにはふさわしくないのではないかと思う範疇があるわけです。  例えば労働訴訟につきましても、雇用者と労働者というのは対等な...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これもまた非常に議論をしなければならない点が多い問題だと思っておりますので、また今後議論をしていきたいと思っています。  私の質問の三つ目、最後のテーマといたしまして、就学生、留学生の在留資格の厳格化の問題について伺いたいと思います。  法務省は、昨年の十...全文を見る
○小宮山(洋)委員 山形県の酒田短大の学生のアルバイト事件、あるいは出稼ぎ目的とか凶悪事件などが背景にあるという御説明だと思うんですけれども、やはり多くの学生はまじめに勉学をしているわけですよね。  法務省は二〇〇〇年からビザ審査を大幅に緩和して、留学生が急増しているんだと思い...全文を見る
○小宮山(洋)委員 日本語学校の実態として、そちらで把握していらっしゃらないということでしたけれども、やはり、資格が取れなくて困っている人がたくさんいるということは、ヒアリングなどでも聞いております。ですから、就学生、留学生の不法滞在が犯罪の増加に結びついているという確証もあると...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣に伺いたいんですけれども、やはり、学生が勉学する意欲があるかどうかというのは、今、文部科学省からもちょっとそういうニュアンスの御答弁もあったかと思いますが、学校がきちんとその辺を審査すればいいのであって、入り口で、入国管理のところで厳格化するというのはいか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 質問の最後に伺いたいんですけれども、外国人と見れば犯罪者と思えということはちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、法務省の入国管理局のホームページで、今月の十六日から不法滞在者の情報提供システムというものの運用が始まっています。これは、不特定の人が不法滞在して...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また法務委員会の中でいろいろ伺いたいと思いますけれども、やはり日本は、外国人をしっかりと人間として受け入れるという仕組みが余りにもなさ過ぎる。例えば、三K職場と言われる部分でも、中小企業の製造業などでは外国人がいないと仕事ができないのに、労働力が入ってくる、人...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  国民が主役になる百年に一度の司法制度の大改革、その柱となる裁判員制度、本格的な審議ということでございますが、とにかく審議時間をしっかりとって審議をしていきたい、そのようにまず申し上げたいと思います。  そして、今回、裁判...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その国民がかかわる裁判員の選び方につきましては、後ほど同僚の山内議員が詳しくお尋ねしますけれども、二点だけ、私の観点からまず伺いたいと思っています。  一つは、国民の理解を進めるということもかかわりますが、どれぐらいの人が実際にこの裁判員制度にかかわることに...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、もう一つ私からぜひ伺いたいのは、選ぶときにジェンダーの視点、男女の割合、そこに配慮をしてほしいと考えているのですが、これは選挙人名簿から無作為抽出になりますので、その選ぶ段階でジェンダーの視点というのは難しいかと思いますけれども、裁判所に来てもらった...全文を見る
○小宮山(洋)委員 市民団体の市民の裁判員制度をつくろう会が、ドメスティック・バイオレンスを受けていた妻が夫を殺害する事件を取り上げた模擬裁判を五百人規模で行ったところ、やはり男女で事件に対する見方が全く異なっていて、どちらかの性に偏った場合、公正な判断を確保するのが困難ではない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ただいまのこととも多少かかわりますが、せっかく選ばれた裁判員が参加しやすいような環境整備をぜひ整えていただきたいということを、前の質問も、予算委員会でもさせていただきましたが、その点について、お答えいただいたことをさらに前に進めていただくための質問を幾つかさせ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私はそうは思いません。運用してみてと、入り口のところで入りにくい制度にしてしまったら、ああ、じゃ、子育てしている人は行かなくていいのだと。そうなると、この制度の趣旨と違うと私は思います。  一番最初のとき申し上げたように、国民が参画をする新しい司法制度をつく...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはりなるべく国民に本当に参加をしてもらいたい、一人でも多く、選ばれた人はこれに参加をしたいと思うような制度にしていくかどうかという、その基本的な考え方のところがずれているんだと私は思うんですね。  例えば、勤労者の場合、労働基準法第七条「公民権行使の保障」...全文を見る
○小宮山(洋)委員 直ちに導入できる状況にないということは、その後、状況を見てはこういうことをつくることも考えるということでよろしいですか。
○小宮山(洋)委員 勤労者の場合も参加しやすい制度がぜひ必要だと思いますが、自営業者の場合も、休んだ日の所得の補償などという問題が出てくるのだと思います。  それで、裁判員になった場合の日当について伺いたいんですが、検察審査員が八千五十円、調停委員は一万六千九百五十円など、今の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この環境整備については今後とも伺っていきたいとは思いますけれども、先ほどから申し上げているように、いろいろ環境整備のことを申し上げると、これは辞退できるようになっていますからということで辞退で片づけようというのは、これは違うと思います。  そういう意味で、細...全文を見る
○小宮山(洋)委員 守秘義務の範囲が明確でないということがいろいろな懸念を呼んでいるのだと思います。  例えば、一口に評議の秘密といいますけれども、どこまでを評議の秘密というのか。確かに、プライバシーとか、だれがどう言ったかということは、それは言ってはならないと私も思いますけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その評議の秘密の定義、はっきりしていると言われましたが、意見とか多少の数というのはわかりますが、経過というあたりがどこまで入るのかというのもはっきりしないように思うんですね。今局長が言われたような、法廷でのやりとりですとか判決の内容、こうしたらもっといい制度に...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それで、日本のこの裁判員制度は、アメリカの陪審制、そしてヨーロッパなどでの参審制の間のような制度とも言われていますけれども、諸外国の場合は、こういう守秘義務と罰則の関係というのはどうなっていますか。
○小宮山(洋)委員 諸外国と制度が違うわけですから、単純に比較はできないかと思いますけれども、日本の中でのこの守秘義務の問題については、範囲の限定、そのほかのことをもっと綿密にやっていくような方向で審議ができればと思っております。  もう一点は、裁判官には守秘義務に刑罰はないこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その罰則、懲役を科すことがなぜ必要か前回伺ったときに、やはり金銭で秘密を売ったりするケースがあるというお答えがあったと思うんですが、非常にまれなケースのために、全体の印象を非常に暗く、なるべく遠ざかりたいと思わせることは、やはりマイナスだと考えます。もしもどう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この点につきましては、この後もしっかりと議論をしていきたいと思います。  この関連でもう一点だけ。検察審査員の罰則を、この制度導入に伴って上げようというのは、これはおかしいのではないかと思うのです。これまで一万円以下の罰金ということで、これはもう半世紀以上も...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御説明でも守秘義務違反は一件もないというのに、上げるというのはやはり納得できないことだと思います。  次に、この守秘義務とも非常に関連がありますけれども、接触規制とメディアの関係について伺いたいと思います。  アメリカからは、先日、マイケル・ジャクソン...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今伺いましても、アメリカもドイツもフランスも規制はないということですね。  それで、メディアと裁判員制度との関係、これは、制度改革の検討の過程で浮かび上がってきた課題とか懸念は依然払拭されていないのだと思います。  昨年三月に出されましたたたき台では、報道...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今言われた、終了後の職務上知り得た秘密の中身は何ですか。
○小宮山(洋)委員 それも、やはりその範囲を明確に周知する必要があると思います。  国民が参加をする、参画をする開かれた司法を目指すとしているのですから、その観点からしますと、裁判に関する取材とか報道については今までと同じように原則として法的規制を加えない、これが当然なのではな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、ちょっとこの項目の中で、先ほど諸外国の例の中でもあったことで一点伺いたいことがあるのですが、イギリスの場合、漏らした側とそれから尋ねた側も両方とも刑罰があるというふうなお話が先ほどありましたけれども、今提案されております裁判員制度は、漏らした裁判員の側...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、メディアの接触規制の問題についてお話をしておりますけれども、メディアの側にもこれまで確かに過剰報道を含めて問題な点があったかと思いますが、これはあくまでやはり自主規制、それから、カナダなどで行われておりますような第三者機関によるチェック、こういうことで、自...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひここは、やはり納得がいく形でしっかりと議論をさらに詰めていきたいというふうに思っております。  次に、裁判員と裁判官の教育について伺いたいと思うんですが、裁判員制度を導入するためには、義務教育の段階からの法教育が必要だということを前回も主張いたしました。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何か、今伺っただけでは、何が行われるのか余りよくわからないんですけれども、確かに社会科でやっているかもしれませんけれども、これはただ暗記をさせる、なかなか身になる教育が行われていないのではないかということを申し上げているんです。  確かに、その研究会の結果を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この点についてもまた伺いたいと思います。  最後に一つだけ山崎局長の方に申し上げたいんですけれども、施行時期、五年後、長いということは申し上げたんですが、その間、施行までの間に、ぜひ、市民、国民が参加をして、参画をして推進していくような組織をつくって一緒に進...全文を見る
○小宮山(洋)委員 終わります。
04月14日第159回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。四人の参考人の皆様、貴重な御意見ありがとうございました。  私たち民主党も、今回のこの司法制度改革、とにかく国民が参画をする形で私たちから一番遠い存在である司法が身近になる、そしてやはり、社会の仕組みを変えていくものになるとい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 済みません。次に行く前にちょっとだけ補足をしておきたいんですけれども、先ほど、私、刑の確定後に外すと言ったのは懲役刑を外すということなんで、守秘義務を外すということではないので。ちょっと私の先ほどの説明が欠けていたかと思いますので、それで、あと、お三人の方に伺...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点、私、法律の方の法曹は素人でございますけれども、メディアの方の放送界にずっといた者といたしまして、やはり接触規制とメディアとの関係、これは本当に、国民に開かれた司法にしていこうとしていることとメディアとの役割ということで、裁判の公正さとそれから知る権利...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点だけ、この法律の中には見直しの条項が入っておりませんけれども、先ほど、井上参考人は合議体構成のところで、そして尾崎参考人は環境整備のところで、いろいろやった上で見直したらというような御発言があったかと思います。私どもも見直しの規定は入れた方がいいかと思...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。きょうの御意見も参考にいたしまして、ぜひいい修正をしていきたいと思っております。  ありがとうございます。
04月20日第159回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  民主党提出の刑事訴訟法改正案につきまして、主に提出者に伺いまして、また何点かは政府の考え方を法務大臣にも伺っていきたいと思います。  まず初めに、今、提出の理由説明がございましたけれども、提出者からこの改正案のポイントを...全文を見る
○小宮山(洋)委員 昨年から取り組まれています名古屋刑務所の事案、これは、今回の立法にどのような影響を与えているんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 今回のこの民主党提案の法案は、弁護人の立ち会いのこと、それから取り調べの録音、録画、そして保釈の制限事由と、大きく分けると三つに分けられるかと思うんですが、まず、そのうちの最初の部分、弁護人の立ち会いについて何点か伺っていきたいと思います。  初めに、現在の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 日本の取り調べのあり方、その制度につきましては、海外からも被疑者の権利が保障されていないと批判されているのだと思います。  今月合意しました日米地位協定の見直しですけれども、日本の国内で罪を犯したアメリカ兵の容疑者の刑事裁判手続の協議で、日本の警察が取り調べ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、提案者に聞きました点について法務大臣にも伺いたいと思うんですけれども、やはり、今提出者からも答弁がありましたように、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、韓国などでは、既に取り調べのときに弁護人の立ち会いが認められている。それに対...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今御説明のとおりとは私どもは余り認識をしておりませんで、捜査権限を有する者ということですが、先日外務省から説明を受けたときにも、軍司令部の代表者というのは、多くの人は弁護士の資格も持っているというようなお答えもございましたので、私どもは、今までのやりとりからし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり政府の方は違う解釈をされていますけれども、被疑者のそうした権利をアメリカの場合にだけ認めるというのは、やはりこれは格差になるわけですから、少なくとも、今度の司法制度改革の中でしっかりと被疑者の権利を保障したいということが今回の立法の趣旨にあるのだと思いま...全文を見る
○小宮山(洋)委員 捜査当局が弁護人の立ち会いに反対する理由というのは、本当のところはどういうところにあるとお考えでしょうか。時間が少しございますので、少しゆっくり御説明いただいていいと思います。
○小宮山(洋)委員 今民主党が提案しているように弁護人の立ち会いが認められることになると、それによって取り調べのあり方は本当に変わるのでしょうか。どのように変わるでしょうか。
○小宮山(洋)委員 被疑者の取り調べというのは、被疑者から話を聞いてその内容を調書にまとめる、そういう性格のものなので、公判での攻撃と防御というような対立構造ではないから、弁護人の立ち会いは認める必要はないという意見もあると思うんですが、その点はどうでしょうか。
○小宮山(洋)委員 仮に弁護人の立ち会いがないまま取り調べが行われた場合、その法的効力については、この法案の提出者としてはどのように考えますか。
○小宮山(洋)委員 今、民主党提出の法案につきまして、弁護人の立ち会いについていろいろ提出者の考え方を聞きましたが、次に、取り調べの録音、録画について何点か聞きたいと思います。  取り調べの全過程を録音、録画することとしたのはどのような趣旨からでしょうか。
○小宮山(洋)委員 取り調べの全過程を録音、録画することになりますと、取り調べでの供述の状況がそのまま公判手続に利用されることになります。そうなりますと、被疑者が、例えばお礼参りされることを恐れるなどで、心理的に萎縮して真実を供述しなくなるのではないかという心配の声もありますけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 取り調べの全過程の録音、録画ということが関係者のプライバシーとは抵触しないんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 法務大臣に伺いたいと思います。  政府としては、取り調べの録音、録画、これになぜ反対をされているんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 なぜ慎重にとおっしゃるのか、いまいちそこの理由がよくわからなかったんですが、協議会で検討されるのは結構ですけれども、これは裁判員制度が実施されるまでには、当然、その協議会の結果も受けて、五年もたてば相当、五年たつかどうかはまだ、今後の審議でどういう法案になるか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回の民主党の提案は、この機会にとにかく捜査のあり方とか司法制度を変えようと思ってやっているわけですので、いろいろな理由があると思いますけれども、なるべく積極的にそこを検討していくように、私たちも努力をしたいと思いますけれども、皆様方にもぜひお願いをしたいと思...全文を見る
○小宮山(洋)委員 起訴前の段階で記録媒体の複製交付請求を認めますと、被疑者の供述内容が外部に流出をして、証拠を隠す、共犯者と口裏を合わせるといった罪証隠滅のおそれはないんでしょうか。また、被疑者以外の人のプライバシー保護の観点からは問題がないんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 仮に、取り調べの録音、録画の手続が守られずに取り調べが行われた場合、その法的効力はどうなるんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 私が懸念を持っているというよりは、そういう意見もあるということで、見解を伺わせていただきました。  逮捕されて、犯罪事実が間違いないかを調べるため、取り調べ前に行われる弁解録取手続、これについても、取り調べと同様に、弁護人の立ち会い権や手続の録音、録画の制度...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは次に、保釈の制限事由関連で伺いたいと思います。  保釈の権利について伺いたいと思うんですが、権利保釈をどう考えているのか。現行の刑事訴訟法第八十九条に、保釈を許されない場合が一号から六号まであるわけですけれども、それ以外は保釈される権利があると考えて...全文を見る
○小宮山(洋)委員 政府側に伺いたいと思います。  現行の刑事訴訟法第九十六条にある保釈を取り消すことができる事由とされております「被告人が罪証を隠滅し又は罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があるとき。」というこの事由によって保釈が制限された件数のうち、自白した場合と否認し...全文を見る
○小宮山(洋)委員 まあ、データはとっていなくて、たまたまというか、この年の場合はこうだということなので、私が求めました基本的なデータではないのかなというふうに思いますが、これ以外には全般的なものはとっていないということでしょうか。
○小宮山(洋)委員 そのデータからするとそれほど差はないということのようですけれども、できれば、やはりきちんとこうしたデータも全体としてとっていただけた方がいいのではないかというふうに思います。  法務大臣に伺います。権利としてあるはずの保釈がなかなか認められない、人質司法など...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうせねばならないとされていることがそうでないから、こういう法案が提出されているのだと思いますけれども。  民主党の法案で、保釈を制限することができる事由を「罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由」から「充分な理由」に改めたのは、どういうような趣旨からなんで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党提出の刑事訴訟法改正案につきまして、弁護士の立ち会い、取り調べの録音、録画、保釈の制限事由についていろいろな論点を伺ってまいりましたが、最後に提出者に、今回この民主党から出されている法案は、開かれた裁判を目的とする裁判員制度を初め、今回の司法制度改革の中...全文を見る
○小宮山(洋)委員 再三申し上げていますように、今回の百年に一度の司法制度改革、これがやはり取り調べのあり方など刑事司法を変えていくチャンスでもあると思うんですね。そうした意味からしましても、普通の国民が参加をする裁判員制度をよりよい形でやるためにも、いろいろな意味からいたしまし...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  出入国管理難民認定法について伺います。まず大臣に、難民についての基本的な考え方について伺いたいと思います。  日本が難民条約に加入して二十二年になりますが、この間認定した難民の数は三百十人余り、これは非常に少ないのではな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点、その尊敬されておられるという緒方さんが、これもおっしゃっているんですけれども、難民認定にかかわる職員や空港の入国審査官が、人道的精神よりも管理思考を優先して庇護を求めている人に対応するようなことは、庇護制度の濫用に当たるのではないか、法手続を改善する...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また、今回の法律も二つ一緒になっているわけですが、出入国管理と難民認定、これが一つの法律になっていること自体も問題なのではないかと思うんですが、大臣はどのようにお考えでしょうか。
○小宮山(洋)委員 では、その出入国管理の改正の部分から伺いたいと思いますが、今回の改正は不法滞在者対策に重点が置かれておりますけれども、罰則の強化と自発的な帰国の促進、この組み合わせが本当に実効性のあるものだとお考えでしょうか。
○小宮山(洋)委員 今回、悪質な不法滞在者については上陸拒否期間をこれまでの五年から十年に延ばし、一方、みずから出頭して一定の要件に該当する場合は一年に短縮するということになっていますけれども、九九年の法改正以来、一たん強制退去になって再入国が認められたケースがどれぐらいあるんで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御説明にあるように、上陸特別許可の中に幾つか種類があって、ですから、今お述べになった数字のうち、退去強制によるものがどれだけかという数字はないわけですね。  そうなりますと、そこのところを、これからこの運用によって、しっかりとそういうような再入国の許可も...全文を見る
○小宮山(洋)委員 言葉にひっかかるようですが、これまでどおりという、これまでどおりよりも柔軟に、もう少し短くするということですから、短くなった部分については、これまでよりも認められやすくなるということですね。
○小宮山(洋)委員 在留資格取り消し制度、これは、要件が広範で、恣意的に運用されないかという懸念がありますが、この点はどうでしょう。また、取り消し処分への異議申し立ての仕組みが必要だと考えますけれども、その点はいかがでしょうか。
○小宮山(洋)委員 強制退去手続とか在留特別許可、それから上陸特別許可などの運用に当たりましては、その外国人の家族の状況などを十分に配慮することが必要だと考えますが、この点についてはどのように。
○小宮山(洋)委員 ちょうど私の事務所におととい相談に見えた、出入国管理に関する実際の例がございますので、そのことについてちょっと伺っていきたいというふうに思います。  このケースは、五月十七日に成田に到着をいたしましたアフガニスタン人で、入国審査のところで、きょうまでですから...全文を見る
○小宮山(洋)委員 このアフガニスタン人の青年は二十七歳なんですけれども、日本の緊急医療NGOで、アフガニスタンのマザリシャリフで二年ほど現地職員として勤務をしていて、現在はJICAの事務所の現地職員ということです。  彼の場合は、九十日間の短期滞在査証、ビザを問題なく取得して...全文を見る
○小宮山(洋)委員 御説明くださらないのでしたら、私がその保証人の方から聞いたこと、それから、うちの秘書が担当の審査官から聞いた話をこちらから説明させていただきたいと思います。  上陸拒否の理由は、この青年が入国審査で口述した入国目的や滞在期間、その間のスケジュールと招聘人の口...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどからの、個別の事案なのでというふうにお話がございます。確かに個別の事案でしょうけれども、今審査をしているこの出入国管理の法改正に当たって、不法滞在者を減らしたいというのはわかりますが、そのことによってやはり本当に犯罪を犯す可能性のない人まで入国を拒否する...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり入国してきた方が、自分のわかる言語で言ってもらえなければ、何にサインしているのかもわからないわけですよね。そこがわからないままそれにサインしたからといって、もう救う道はない、とにかく、もうじき飛行機が出ちゃうわけですけれども、帰しますということになる。 ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、本人が望んだら公開されるんですか。
○小宮山(洋)委員 そうすると、今回の場合、彼は彼自身が何で帰されたのかわからない、善意で招いた皆さんも、なぜ彼が入国できなかったのかわからないままではないですか。
○小宮山(洋)委員 ですから、先ほどから申し上げているように、本当にその通訳がきちんと彼にわかる言葉で説明をしているのかどうかが疑問だということを申し上げているんです。それに対する明確なお答えがありません。  そして、さらに、結局、彼のケースばかりでなくて、通訳が、入ってくる人...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうすると、言葉はわからなくても適切な説明が行われているかどうか経験から審査官の皆さんは皆さんおわかりになる、これでよろしいんですか。
○小宮山(洋)委員 そういう答えでは全然納得できませんね。  それで、この通訳のことにこだわっているのは、ここがやはり、日本へ来る方をどう迎え入れるかというところのかぎになると思うからです。自民党の委員の方もうなずいてくださっておりますけれども。  先ほど私が言ったように、今...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そんな説明ではとても納得できないですよ。(発言する者あり)ほら、自民党の理事からもそういうお答えがありますよ。だって、これでは、この個別の案件ということだけではなくて、こういうことが日本人が外国人を受け入れる大きなポイントになるところだから伺っているんです。そ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何で最初からそういうことをそういうふうに言わないんですか。それを個別の案件だからといって答えないというのは非常に、先ほどから申し上げているように、何を守ろうとしているのだかさっぱりわかりません。  やはり来る方一人一人に対してちゃんと真摯に向き合って、最初に...全文を見る
○小宮山(洋)委員 電話で招聘人が本人と話した際、非常に精神的ショックを受けていて不安定な様子だったと。当然ですよね。まあ通訳がわかる言葉を言ったとしても、今までのあれで楽しみに日本に来たら、いきなり何かいろいろ尋問をされて、それで法務大臣への許可なんて言ったって、そんなすぐわか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、さらに保証人やお招きになった方が本人に確認をして、もう一度こちらへ来たいといった場合はどういうふうなことになりますか。
○小宮山(洋)委員 大臣は、今御説明をお聞きになって、本人が納得したかどうかわからないというふうにおっしゃいましたが、大臣はどういう点で今ので対応が不十分だったと思われて、今私が、局長のお答えにあったように彼が本当に納得したのではなくて、本当は日本に来たかったのだと。再度申請をし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、大臣もそのようにお約束くださいましたので、これはやはり、日本が今アジアの人々とどれだけ仲よくしていくかというか、理解を深めるかということは、日本の外交にとってもこれは大きな問題です。こういうことで、これは一つのケース、個別のケースということではなくて...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私もまだこの委員会にしっかりおりますので、この後もフォローさせていただきますから、しっかり記憶にとどめておいていただきたいと思います。  それでは、先に進みます。  今回の法改正、不法滞在者対策を重視され過ぎているのではないかという懸念は今のことでもおわか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、後半の、そういう援助をしていくというのはいいですけれども、前半の方は、全然私の聞いていることの答えになっていません。それは法務省の方でそういう厳重な審査をしていると承知していると。承知しているだけで、本当に勉学しようと思っている人が必要以上にそこでチェッ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 全然何をしているのか、具体的に何しているのかさっぱりわかりませんけれども、このことだけを聞いているわけにいきませんので、また後ほど同僚の議員がこの点については詳しく聞くと思います。  大臣に伺いたいんですが、出入国管理についてはたび重なる法改正が行われており...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん治安を維持するというのは大事なことですけれども、どちらかというと、そのマイナスを消すためにこれをするというのではなくて、もう少しプラス思考、それももちろん否定はいたしませんが、できることなら、やはり特にアジアとの共生とか、さまざまな面でプラス思考で、外...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そしてまた、一次審査と異議申し立てによる二次審査、これを同じ機関である入国管理局が行って、決定者は同じ法務大臣ということで、判定が覆ることは極めてまれだ、これも問題があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○小宮山(洋)委員 ちょっと時間の関係と、今大臣が参与員制度のことを言われましたので、そちらの質問を続けてしたいと思います。  異議申し立ての場合、法務大臣が難民審査参与員の意見を聞いて決定することになっている。ところが、参与員が法務大臣に出す意見が必ず尊重されるというわけでは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 参与員についてあと何点かまとめて質問させていただきます。  参与員が法務大臣によって任命されるのは中立性から問題があるという指摘がありますが、その点。  それから、法務省から独立した組織、例えば専門のUNHCRとか日弁連とか、そうしたところからの推薦者を含...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私の持ち時間があと五分ほどになりましたので、ちょっと二つほど質問をまとめて、最後の質問にしたいというふうに思います。  難民認定申請者を摘発しているケースがあります。これは難民条約三十一条の規定に抵触しかねず、難民条約の趣旨に反するのではないかという懸念を持...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の家族の問題あるいは治療が必要な場合など、また特段の配慮が一層必要だと思いますので、そのあたりはよろしくお願いします。  以上で終わります。
05月26日第159回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  私も、三年前つくったときには共生社会調査会のメンバーで、つくり上げた一人といたしまして、本日、三年後の見直し、このような形で質疑をすることができて、本当によかったと思っております。  この法務委員会は、司法制度改革など法...全文を見る
○小宮山(洋)委員 同じく第十条の第二項、先ほど申し上げた、やり残した一番大きな課題だと思っておりました子供の問題ですけれども、結局、つくったときには、暴力を受ける被害者の人権を救済する新しい法律ということで、子供に直接暴力が加われば虐待防止法で対応するけれどもということで、子供...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり子供のことによってせっかくのこの保護命令が機能しないということがないように、なるべく限定的でなく、実効性があるように使っていけるようにしていただきたいというふうに思っています。  やはり第十条第二項に関してですけれども、配偶者と別居中の場合など、家事審...全文を見る
○小宮山(洋)委員 同じく第十八条に関してですが、退去命令の再度の申し立てについての規定では、ただし書きで、「当該命令を発することにより当該配偶者の生活に特に著しい支障を生ずると認めるときは、当該命令を発しないことができる。」とされているんですけれども、これによって、退去命令が再...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今福島さんが言われたように、本当にこれは参議院のよさを生かしてと衆議院に来た私が言うのも変ですけれども、参議院の超党派で人権の問題などに調査会の機能を使って生かしていくということで立法をして、ただ、そのときには、なかなか市民の皆さんの声を聞いても意見交換会まで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 保護命令について、もう一点だけ発議者の方に伺いたいと思うんです。  第十条第二項に新しく設けられた、同居する成人に達しない子へのつきまとい、徘回禁止命令、これは本当に実現してよかったものだと思うんですが、これは六カ月後の改正法施行前に先行して適用すべきだと考...全文を見る
○小宮山(洋)委員 つくるときも、保護命令の実効性を高めるためには罰則をきちんとつけたい、そうするとその範囲が限定されるというところでさんざん悩んだわけですけれども、やはり六カ月後からは実効性を持ってできるということであれば、それはいたし方ないことなのかなというふうに思っておりま...全文を見る
○小宮山(洋)委員 通例でないのでこういうことが出ているのではないかと思うんですが、今力強いお言葉をいただきましたので、そのようにしっかりと運用していっていただきたいと思います。  もう一点、最高裁に伺います。  第十五条第二項の保護命令決定書送達の運用についてですが、保護命...全文を見る
○小宮山(洋)委員 しっかり対応していただきたいと思います。  次に、内閣府に伺いたいと思います。  第二条の二、第二条の三に新設されました基本方針、基本計画へ、被害の当事者や民間支援団体の意見を反映するために、策定委員会に参画のための枠を設けることが必要ではないかと考えます...全文を見る
○小宮山(洋)委員 できれば、検討と言うだけではなくて、具体的にそういう枠を設けるとかヒアリングをするとか、もう少し一歩踏み込んだお答えをいただきたかったところですけれども、こちらの意向としてはそういうことだということを御承知いただきたいと思います。  また、基本計画、都道府県...全文を見る
○小宮山(洋)委員 法律をつくるときも、厚生労働省は、一時保護の委託を相談支援センターを通してするとか、積極的にできるところを御努力いただいたと思っています。そういう意味で、これからも、やはり相談の件数、保護命令の件数が多いところ、例えば北海道とか大阪とか、それはみんな窓口が多い...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また法務委員会でも、ぜひその辺の進行状況もチェックをし、伺っていきたいというふうに思っています。恐らく三年後の見直しの大きな柱になると思いますので。  また同僚の小林千代美議員がこの後質問をさせていただきますので、本当にお疲れさまでした。ありがとうございます...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  私は、民主党の次の内閣で、男女共同参画、人権・消費者、子ども政策担当のネクスト大臣を今務めておりますので、この問題を中心に質疑を行いたいと思いますが、まず初めに、今国会で重要なテーマになることにつきまして、新しく大臣になら...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、官房副長官と官房長官にはちょっとそのほかのことも伺いたいと思っておりますので、西川副大臣からお答えいただければと思います。
○小宮山(洋)委員 官房長官は、今記者会見が終わって五十分ぐらいにはお見えになると思いますので、そのとき伺いたいと思いますが、お二人の官房副長官には、きのう、年金未納のことだけしか通告はいたしませんでしたけれども、あと三点ほど同時に伺いたいと思います。  郵政民営化に対する考え...全文を見る
○小宮山(洋)委員 政治と金の問題に関して、迂回献金や旧橋本派からの献金があるかどうか。
○小宮山(洋)委員 先ほど杉浦副長官が、郵政懇話会だけ不明というお話でございましたので、また後の議員にお答えいただくときに、それまでにお調べいただいておきたいというふうにお願いいたします。  官房長官につきましては、おいでになってから改めて伺いたいと思っています。  それでは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 御答弁いただく方に一言だけお願い申し上げます。  私は先生と呼ばれない議員をしておりますので、委員は役職だと思いますから委員は結構でございますけれども、よろしくお願い申し上げます。  今、大臣のお答えで、薬師寺会長から議論が尽くされたと聞いているということ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど夫婦のインフォームド・コンセントとおっしゃいましたけれども、今婦人科の方の内規みたいな形でいろいろなってはいますけれども、やはり医師と患者の関係は力関係の強弱がありますから、そのあたりが非常にやみになっているというところが問題なんだと思います。  そし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いつ自分たちが、自分たちの卵がクローン胚作成、研究の源とされるのか、女性は知る権利があるのだと思います。この報告書につきましては、そのようなことは具体的に何も書いていないんですね。そのあたりを具体的に示していただきたいと思います。
○小宮山(洋)委員 そして、もう一つの、不妊治療などの生殖補助医療目的で使われなかった未受精卵というこの方法ですけれども、子供を持てずに苦しみ、生殖補助医療を受けている女性に、自分とは関係ない研究目的でかけがえのない未受精卵を提供するという余計な負担を負わせることにもなるのではな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そういうように、大切なところがまだ全部これからの検討になっているんですよね。そうした点からも、やはり強行に容認をするという方向を出したということは私は問題だと思っています。  現状では核移植の効率が非常に悪いので、一つのクローン胚をつくるのに、数十では卵が足...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今お聞きになって、大臣もちょっと首をかしげていらしたのではないかと思いますけれども、一つのクローン胚をつくるのに、それぞれ一個ずつの卵は生命、人間になる可能性を持っているわけですよね。それをやはり使わなかったからといって、不要なものだという考え方にはなかなかな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、今考えていらっしゃる指針なんですけれども、クローン規制法に基づく特定胚指針の改定、これは文部科学省が担当するのだと思いますが、それだけで済ませるのか。それとも、生殖補助医療を所管する厚生労働省にも指針をつくらせるのか。内閣府の方からお答えいただきたいと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その指針をつくる場合、どのような法的根拠に基づいて、どれだけの拘束力があるものをつくられるのでしょうか。
○小宮山(洋)委員 女性から卵を得る条件とその手続を定めた指針、ガイドラインというのは、いつ、どのような形で公布されるのか。文部科学省、厚生労働省、それぞれ伺いたいと思います。
○小宮山(洋)委員 ぜひ、慎重な検討と、やはり女性たちがちゃんと知る権利を守られる、そのことの整備を強くお願いをしておきたいと思います。  このテーマにつきましては最後に大臣にもう一度伺いたいと思うんですが、先ほど大臣もおっしゃったように、クローン規制法をつくるときにも、胚を生...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどからお話を伺っていますと、大臣は非常にこの問題について真剣に取り組んでいかれようという姿勢がわかると思いますので、私どもも党の中で検討する仕組みもつくりたいと今考えていますので、これは与野党ということ関係ないと思いますから、ぜひ、活発な議論が行われるよう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、本題の男女共同参画の問題につきまして、これから担当大臣、官房長官といろいろ、できれば建設的な議論をさせていただきたいと思っております。  参議院でやはり内閣委員会に所属しておりましたときも、当時の福田官房長官、担当大臣と、なるべく政府委員からの答弁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そもそも、この男女共同参画を担う部門を、ナショナルマシーナリー、中心になるものを政府のどこに置くかということが、この議論をもともとしていました男女共同参画審議会、私もそのころNHKの解説委員でそこに属しておりましたけれども、そんな中でかなり詰めた議論がいろいろ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 安心していいだけ十分お取り組みいただいているという大変力強いお言葉をいただきましたので、これから議論の中でもぜひそういうお立場で御発言いただきたいというふうに思っています。  そして、日本のこれからの課題であります少子化への対応、あるいは男女がそれぞれ人権を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これまでも、基本法ができて以来、基本計画をつくってそれで取り組んできたわけですけれども、取り組んで来年で五年たつ結果がこのような状態。  そうすると、これから推進するための根幹となります新たな、来年つくられると思うんですが、男女共同参画基本計画には、達成目標...全文を見る
○小宮山(洋)委員 なるべく可能な限りそういう定量的な記述をされることを強く希望したいと思います。  また、内閣府とか関係省庁で評価や影響調査を行うなど、施策の遂行を担保するその方策を検討する必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょう。
○小宮山(洋)委員 男女共同参画社会を実現していく、このことは別に女性だけがよくなるということではなくて、男性も女性も、それぞれが持っている個性とか能力を十分に発揮する、それぞれにとってもいいし、日本の社会にとってもぜひ必要だということで最重要課題としているわけですけれども、とこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その当時の議事録を見ますと、衆議院内閣委員会あるいは参議院予算委員会で、閣僚の皆さんあるいは副大臣の皆さんなどがそういう答弁をされておりますので、ぜひ、そのことが徹底するようにお取り組みいただきたいと思っています。  そしてまた、基本法前文の中の性別とかかわ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど申し上げたように、誤ったジェンダーに対する考え方がいろいろ言われている中で、各自治体なども非常に困っているという現状がありますので、ぜひ、つくったときの基本精神に立ち返って、このときの議事録などをホームページに掲載するとか、あるいは各自治体に周知をすると...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。ぜひ、そのようにお願いしたいと思うんです。  次の質問で伺おうと思ったんですけれども、今、後ろからペーパーが入って、そこもお答えいただいたようでございますが、基本計画に立ち返りますと、基本計画改定の検討に今取り組んでおられますけれども、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、そうお願いしたいと思います。  そして、これは先ほど安心していいほどしっかり取り組んでいるよと言っていただきました担当大臣といたしましては、基本になる考え方でございますので、できれば答弁書をお読みにならなくてもお答えいただけるように、私もまた繰り返し質...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これから具体的に出てくるということですけれども、ぜひ、さらにこの男女共同参画社会を進めるための新たな視点も入れていただきたいと思っています。  そして、これは先ほど申し上げたように、日本のこの男女共同参画の取り組みは、内閣のかなめである官房長官が扇のかなめの...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この基本法が制定されて来年で五年になりますので、今はそういうことはないと思うんですけれども、つくったころは、各省庁にどこが男女共同参画担当ですかと聞きますと、わからない、そんな省庁も結構ございまして、ぜひ、各省庁挙げて取り組めるように、そのあたりの連携も強化を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 最近では、このようにまとまってジェンダーのことをきちんとお答えいただいたのは初めてだと思って、大変うれしく思います。ぜひ、きょうの議事録も各自治体などが見られるように、名取局長にもよろしくお願いをしたいと思います。  そして、男女共同参画と少子化の問題につい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、そうお願いしたいと思うんですね。  今の若い人たちに聞いても、子供は欲しい、持ちたいと思っている人が九割ぐらいいます。けれども、持たない、持つ人が減っているということは、自分らしく生きることと育児をすることが両立をしていないという現状が残念ながらあるか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 少子化担当というのは、来た肩書がそうなっていたものですから、私のメモには共生社会と書いてあったんですけれども。  なぜ官房長官、担当大臣とすべてお話をすると言いながら山本さんにだけ伺ったかといいますと、今お答えいただいたのは本当に優等生の答弁でございますけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、もう一つの視点として、やはり働き方を見直していく必要があるのだと思います。  少子化の傾向が最初にあらわれましたのは、出生率がひのえうまの年の一・五八を下回って一・五七ショックと言われた一九八九年のことだと思います。そのときに政府が、健やかに子供を生...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、少子化と男女共同参画の観点から申し上げましたけれども、この多様な働き方で、能力を持った女性がもっと働きやすくなる、男性もそうですけれども。ということは、これまでの枠組みの中では、もう日本の社会、閉塞状況になっている部分が多いと思いますので、やはり女性のしな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 きょうは、数十分にわたりまして、今、男女共同参画の話を官房長官とさせていただきました。本日のお仕事の中で何割かわかりませんけれども、男女共同参画のことを集中的に考えていただけたかと思っております。今後とも、ぜひこういう機会を多く持ちたいと思いますので、よろしく...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、もう一つ検討しているところの総務省ですけれども、総務省ではどのような検討が行われているでしょうか。
○小宮山(洋)委員 総務省の方では、そうしますと、今大臣も言われた四つの法人を一緒にするということは具体的には検討していないんですか。
○小宮山(洋)委員 類似性があるというお話がしばしば出ているんですけれども、やはり青少年に対するものと、女性の、先ほどから申し上げている男女共同参画を進めるものというのは、基本的に私は違うと思うので、宿泊施設を持っているとか研修とかいろいろなことがありますけれども、この青少年の関...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先日、国会の中の超党派の議員でつくっておりますある議員連盟で、文部科学省からヒアリングをさせていただきましたけれども、そのとき担当の方は、この総務省とか有識者会議でヒアリングを受けて、自分たちは存続が必要だと言っているんだけれども、どうもその考えはなかなか聞き...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣に伺いたいんですが、最終的には行革本部が決定をするというお話でしたけれども、まあ、決めるのは最後は主務大臣なんでしょうけれども、その方針を行革本部が出せばそれに従わざるを得ないというニュアンスなのだと思います。  先ほどから話をちょうど官房長官、担当大臣...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、国内的なことだけではなくて、国立女性教育会館、アジア地域の最初の女性の社会教育と生涯学習のナショナルセンターとして設置をされていまして、中国や韓国、そして、最近では政府も力を入れていらっしゃるアフガニスタン、アフガニスタンでは三十二の州に全部これに倣っ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは残せ、そして、確かに青少年関係のものは三つ一緒にして私もいいと思っていますので、そういうようなことを文部科学省ともいろいろ話をしているというか、この間のヒアリングをさせていただいて、意見交換をいたしました。  全部いけないというのではなくて、やはり、そ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。終わります。
11月24日第161回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○小宮山(洋)委員 この発達障害者支援法は、現在支援の谷間に置かれている自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、ADHD、学習障害、LDの方や保護者の皆さんたちの悲願であった支援のための法整備の第一歩となるものだと思います。  この法律を意義あるものにするためには、一つ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この法案は皆様の声を受けて議員立法でつくられているわけですが、これから検討会をする、これからプログラム開発をするというのは非常に遅いと思います。省庁としてしっかりと取り組んで早急にやってほしいと思います。  次に、母子保健にかかわる保健師あるいは保育士、幼児...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、言われたようなことを早急にやっていただいて、いろいろな角度から、今あるものもいい形で活用するし、新たに必要なこともしっかりやっていくということをお約束いただきたいと思います。  そして、学校教育でも、自閉症、ADHD、学習障害の障害特性を正しく理解して...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その教育の基礎のところで、障害についての教育も教員免許の中でされているということですけれども、現在もそれが十分だとは言えない。特に、今まで認識のなかなか徹底していなかったこの発達障害についてもしっかりやっていただきたいというふうに思います。  次に、自閉症を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、知的障害を伴うと言われたように聞いたんですけれども、知的障害を伴わない場合もあるわけですよね。だから、そういうさまざまな状況にある子供たち、そういう人たちに対する適正な正しい評価をする、そのためには、やはりその政策をつくられる方々がそういう認識をしっかりと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん新しいセンターをつくることも必要ですが、今のいろいろな財政状況の中で新しいものをどんどんつくるというのは無理だと思いますので、やはりきめ細かいサービスを、支援を提供するためには、今ある社会的資源を有効に利用するということもしっかりと考えていってほしいと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 法律をつくっただけで実質的サービスが受けられなければ何もならないわけですから、この法律、随分いろいろ協議して修正を重ねてまいりましたけれども、最初は、思想はいいけれども、実際のサービスが受けられないんじゃないかという指摘もいろいろありました。そういう意味でも、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大体いつごろを目標にしているかと聞いたのですが。
○小宮山(洋)委員 大体数年というのは二、三年ぐらいのところを数年というのだと思いますが、それでよろしいですか。
○小宮山(洋)委員 しっかりと、これは議事録に残ると思いますので、またチェックをさせていただきたいと思います。  そして、発達障害というのは非常に高い頻度で起こる障害だからこそ、まず、障害としてとらえる前に、子育て支援の施策として必要なサポートを受けられるようにすることが必要で...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど、専門家の育成についてはこれから審議会をつくってやるというような、検討会をつくってやるというようなお話でしたが、今言われたように、一般的な子育て支援の中でやるということは、そんな支援プログラムをつくるというほどの専門的な知識ということではなくて、認識があ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 最初に申し上げたように、この法律の目的というのは、実質的な支援が受けられるということとあわせて、国民が発達障害を理解するようになるという、アナウンスメント効果といいましょうか、啓発の効果があると思いますので、ぜひ、その点もよろしくお願いします。  そして、発...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう時間になりましたので終わりますが、厚生労働省、文部科学省、協力をしてやっていく、言葉だけではなくて、いろいろな場面でそういう言葉、きれいな言葉はたくさん伺います。けれども、実質的には、実際からすると垣根が依然としてあるんです。でも、受ける側は一人、同じ人な...全文を見る