小宮山洋子
こみやまようこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月25日 | 第162回国会 衆議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○小宮山洋子君 民主党の小宮山洋子です。 民主党・無所属クラブを代表して、小泉総理に、少子化への対応、子育て支援について、そして介護保険制度の見直しについて伺っていきたいと思います。(拍手) 質問を活性化するために再質問もいたしますので、よろしくお願いいたします。 質...全文を見る |
○小宮山洋子君 最初にあれだけ申し上げましたのに、総理自身の御意見というのはほとんど聞かれなくて、大変残念です。誠意を持って丁寧に答えているとあの答弁でおっしゃるのでは、私たちのレベルと違い過ぎます。 総理が、誠意、丁寧さ、総理にとってはどういうものなのか、そして、この本会議...全文を見る | ||
02月23日 | 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 一時間、質問の時間をいただいておりますので、前半は、少子化対応、子育て支援について南野大臣にたっぷりお答えいただきたいと思っておりますし、その後は、人身売買禁止について、またスマトラ沖大地震での邦人の支援、救助のことについ...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 やはり、午前中の質疑で宇佐美委員も申し上げましたけれども、縦割りで責任を持つ部署がないところが総合的な政策ができない原因ではないかというふうに思います。 私たち民主党は、子ども家庭省という責任ある部署をつくることをマニフェストにも盛り込んで提言をしておりま...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ぜひ官房長官としても積極的にお取り組みいただきたいと思いますが、先ほどびっくりしたとおっしゃいましたけれども、女性たちは別にびっくりしていません。政府の皆さんがそこに気づかずびっくりされただけだと思いますので、その点は申し上げておきたいと思います。 それで...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 十分に働けているという御答弁だと思いますので、残り時間少ないですけれども、十分な御答弁をいただきたいと思います。 南野大臣は助産婦さんでいらして、子供のことは専門分野でいらっしゃるはずですので、私としては、ぜひそこに全力投球をしていただきたいという思いです...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 できれば先生と呼ばないでいただきたいのでございます。 見直していくというお話はありますが、私は、この国は子供については余りに注意を払わな過ぎたんだと思います、母親が育てていればいいということで。確かに年金の問題もありますけれども、もう少し子供のことにしっか...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今言われたとおり、私どもは、ちゃんと財源を確保した上で、先ほど申し上げたように、税とそれから今の社会保障のサービス給付を変えていくという、ちゃんと根っこの議論をした上でそういう提言をしておりますので、その点についてどうかとお尋ねしたんですけれども、またこの点は...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 だから、それをなさるのに、せっかく助産婦さんの経験もおありになる大臣が担当していらっしゃるんですから、医療制度改革の中でリーダーシップを持ってそういう方向で検討していただきたいんですが、いかがですか。 | ||
○小宮山(洋)委員 少子化問題担当大臣というものの役割がどういうことかということで、その面では一番トップにあって、各省庁がいろいろ言っても、そこをきちんとリーダーシップを持ってある方向に持っていかれるのがその担当大臣のお役目なのではないんですか。 | ||
○小宮山(洋)委員 とにかく、やれないかもしれないと言ったらできませんので、ぜひ、ネゴシエーションが必要なことはもちろんわかっています。でも、方向性についてはリーダーシップをとっていただきたいとエールを送っておりますので、ぜひ受けとめていただきたいと思います。 それで、ちょっ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 企業に取り組みを進めてもらいたい、それは当たり前なんですけれども、そういうことを言っているだけで進むんだったら、こんなに出生率は下がっていないんですよ。それでも下がっているということは、企業が取り組んでいない、それに対する政府の指導並びにサポートが足りないとい...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 間もなく制限時間はあと二分でございますけれども、今のような御答弁では私は納得いたしません。もっと強いリーダーシップをとって新たな提案をされなければ、いろいろなところの調整とか、企業の自主性に任せるのだったら、こんなことになっていないんですよ、みんな子供欲しいと...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 もう時間でございますので、御退席いただいて結構ですが、今の御答弁は御自身の御答弁ではございませんので、また改めて伺いたいと思います。 森山大臣のときは、森山大臣は、女性の大臣としてリーダーシップをとられました。せっかく法務と兼務していらっしゃるんですから、...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 革命的に取り組んでいただくというのはいいんですが、一点だけ今おっしゃった中で賛同しかねるのは、子供を何人も産んだ人を顕彰するというのは、これは子供を産めない人とか産まない選択をした人等のこともありますので、そこのところはかなりデリケートな問題ですから、いろいろ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 それでは、次の、人身売買禁止について伺いたいと思います。 人身売買の禁止につきましては、九三年の国連総会での女性に対する暴力撤廃宣言、また九五年の北京女性会議での行動綱領などで、根絶すべき課題と認識されてまいりました。 ところが、日本では、自分には関係...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 国連人権高等弁務官の報告書としまして、二〇〇二年の経済社会理事会に、人身売買の被害者の人権確保が最重要であるという認識のもとに、人権を考慮した人身売買の防止、根絶及び被害者支援のための指針、ガイドラインが出されております。この水準での被害者の救済、保護、支援、...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 また、今在留特別許可のお話もありましたけれども、入管難民法を改正しても、現在の難民の場合を見ましても、取り締まりと保護を同じ部署が行っているために、国際基準に比べて人権が守られない状況というのが続いているわけです。 難民については、別の制度をこの間改正で一...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 私は、それだけでは今の入管の現状からいって無理だとは思いますけれども、本日はちょっと時間の関係上、次へ行きたいと思います。 被害者の保護につきましては、婦人相談所、民間シェルターで行うということを行動計画で決めておいでになりますけれども、平成十六年度、婦人...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 時間が短いので官房長官には全部御理解いただくのは難しいかと思うんですけれども、私が申し上げたいのは、もちろん加害者を処罰するための刑法改正などは必要だと思いますけれども、全体として、例えば人権高等弁務官がガイドラインで言っているような、非常に強調している部分が...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 官房長官がそれを奨励されているという大変心強い御答弁をいただきました。民主党では、今、総合的な法律をつくる作業を進めておりますので、またぜひ協力をしながら、いい形のものができればと思っております。 多少これとも関係がございますが、スマトラ沖大地震、インド洋...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 このインド洋大津波によっては日本人の被災者も多く出ているわけですが、その支援のあり方につきまして大変大きな問題があると思っております。残りの時間、そのことを伺いたいと思います。 日本人の被害者は、亡くなった方が二十九名、そして行方不明者は十六名というのが現...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 これは数の問題じゃないと思いますので、ぜひ、おっしゃったように反省をして次の体制をとっていただきたいと思うんですね。 この遺族の方は、この後、証明書類をつくって、その代金や、大使館からあっせんされた葬儀屋への、これもかなり高額の火葬代などを領事部で支払って...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今のような答弁をお聞きになって、皆さん、どう思われるでしょうか。確かに、規則どおり現地の方はされたのだと思いますけれども、被災者の方から紙一枚の代金まで全部取る。大きな災害であるということはもう直後にわかったはずですのに、一月七日になってから、その後被災状況が...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 とにかく、それぞれの場所の方が一生懸命仕事をしなかったと言っているのではないんですよ。そこの連携がうまくとられていないし、人間的に心の通った対応がとられていないということを申し上げたいということなんです。 現地でのコーディネーションもなかなかうまくいってい...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今も、最初に申し上げたように、十六名の行方不明者の方がいらっしゃるわけです。海外で起きた災害のときに、邦人保護のために国は何をしなければいけないのかという、そのことを今回のことからしっかりつくっていただきたいんですね。当然、今待っていらっしゃる方への対応という...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今おっしゃいましたように、とにかく今の方への対応をまずしていただいた上で、今後本当に世界にたくさんの日本人がいるわけですから、もちろん国際貢献でそれを海外の方のためにすることも大切ですけれども、日本人のいろいろな被害に遭った被害者を守るためのしっかりしたシステ...全文を見る | ||
04月06日 | 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。私は、提出者の方を中心に、なぜこのような基本法が必要なのかという視点から伺っていきたいと思っています。 基本的には、私たち民主党は、このような形のものは基本法ではないというか、基本法にこういうものをするのはやはり個人の選択の...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 次に、法制局に伺おうと思いました基本法とはまで今お答えをいただいたかとは思うんですけれども、基本法というのは、憲法と個別法がありまして、それだけでは足りない、その間をつなぐ、国民一般に広げなければいけない理念とか、私は基本法というのはもう少し大事に扱っていくべ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 私が尋ねたことに答えていただいていないと思うんですが、一九九九年に男女共同参画の基本法をつくるときには、そういう事細かいことは基本法に書くものではないといって書けなかった。それに対して、今回、これだけ細かいことが書けているということは、何か法制局として方針が変...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ここであなたとやりとりをしてもかみ合わないと思いますので、このことについては、ちょっと法制局の方の方針を後ほど確認させていただきたいと思います。 ぜひ理事会の方でお願いをしたいと思います。 | ||
○小宮山(洋)委員 ですから、私としては、そのときと方針が変わったとしか思えないような、私が考えている基本法とは全く違う形というか、基本法のていをなしていないのではないかというように思っております。 それで、基本法になぜするのかということとあわせまして、やはり、食というのは最...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 思いがあふれていらっしゃるのはよくわかるんですが、伺いたい点がたくさんございますので、できればもう少し簡潔にお答えいただけるとありがたいと思います。 それで先ほど、何か、省庁横断的にできないということはよくわかるんです。ただ、これがなぜ基本法かというと、提...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 それぞれの省できちんと取り組んでいらっしゃるわけですよね。今副大臣がおっしゃったように、農水省も力を入れてそれに取り組んでおられるわけですよ。だから、それをそれぞれ推進すればいいのであって、何も、消費、生活のバランスというふうなこともおっしゃいましたけれども、...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今情熱を込めてお話しになったように、食に関する生きる力、人間力をつけるのだ、それだけ書いていただければまだわかりやすかったかなというふうには思いますけれども、結局、前文がやたら長いということを含めて、もちろんいろいろなことを束ねようとされているのはわかりますけ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 何か、答えになっているんでしょうかと私に聞かれても困るんですけれども。だから、国民が求め、期待していると言われるんですけれども、私はそれは余計なお世話だという感じがするんですね。 それで、もう時間が少なくなってきたので、用意した、条文に沿って全部は伺えない...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ちょっと理解できませんね。というのは、もちろん条文がたくさんあるかどうかを言っているのではなくて、これだけ雑多なものがいろいろ羅列されているようなものがあるのか、私はちょっと、私の勉強が足りないのかもしれませんけれども、ほかでは見たことがございません。そこがそ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今、提出者の西川議員がおっしゃいましたように、あいまいな部分があるとか、願いとか思いとか、そんなことで基本法をつくっていいんですか。私は非常に疑問に思います。 十三条に、「国民の責務」とあります。「生涯にわたり健全な食生活の実現に自ら努めるとともに、食育の...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 環境整備といっても、これはやはり基本法という、私が最初に申し上げているように、基本法というものは重いものだと思っています。その中で、「国民の責務」として、「生涯にわたり健全な食生活の実現に自ら努めるとともに、食育の推進に寄与するよう努めるものとする。」と。これ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 だんだん私は怒りたくなってしまって聞いているんですけれども、先ほどから申し上げているように、そういうメニューを提示するものが基本法なんですか。やはりこれは国会議員として、基本法というものをもっと私は大事に考えてほしいというふうに思うんですね。そんな思いや願いや...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 その食の安全については、消費者は非常に今勉強もしていますし、いろいろと非常に敏感に反応をしているんだと思います。ですから、政府の方もBSEの対策でいろいろと苦慮もされているし、いろいろなことがあるのだと思っていますので、私はこれは国民に言う前にやはり政府の方の...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 一貫して基本法をもっと大事に考えるべきだということを申し上げておりますが、各省庁が予算をとりやすくするためのような基本法というのは、私は納得いたしかねます。 それで、あと内閣府設置法の一部改正ということで、会議をそこにつくる。先ほどおっしゃった、その人数も...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ちょうどあと持ち時間が二分ほどになりましたが、私は、このような食育基本法は要らない、つくることの方が、個人のプライバシーの領域に踏み込むことになって、害の方が大きいというふうに考えております。 先ほど各省に伺いましたような個別の対応で十分だと思いますし、こ...全文を見る | ||
04月08日 | 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 三人の参考人の皆様、きょうは、それぞれのお考えを伺わせていただきまして、大変ありがとうございます。 私ども民主党は、皆様もおっしゃったような、今の食の現状についてのさまざまな危機的な状況については認識を同じくいたします...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 服部参考人に伺いたいと思いますが、問題意識というのはみんな余り変わらないと思っているんですね。ただ、この基本法をつくるということによって、おっしゃったような、先生方も四七%がはしを持てないというような現状の中で、環境づくりが、基本法をつくっただけでできるとは思...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 河井参考人に伺いたいと思いますが、先ほど、基本理念が六つも七つも並列されていて、どこかにポイントをと、私もそのとおりだと思います。 ここで基本理念がはっきりしていない、欲張ってということは水原参考人もおっしゃいましたけれども、余りに欲張っていろいろなものが...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 おっしゃる気持ちはわからないではないのですが、私は、基本法というものはもう少し大事に考えたいという思いがございまして、みんなの関心を呼ぶために、環境をつくるために、予算をつけるために基本法というのは、ある意味で邪道だというふうに思います。 ここ五年間で、こ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 食についての法律をつくっている国というのはほかにございませんので、できれば個別のところで推進をしていければというふうに思っております。 ありがとうございました。 | ||
04月14日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第2号 議事録を見る | ○小宮山議員 今阿部議員がおっしゃったこと、女性の立場、そして若者の立場からちょっと申し上げたいと思います。 これだけ非正規雇用がふえてライフスタイルが変わっている中で、当面、厚生・共済年金の一元化というだけではとてももたないし、信頼回復はできないと考えます。 まず、女性...全文を見る |
04月22日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第3号 議事録を見る | ○小宮山議員 前回も発言させていただきましたが、きょうは女性の年金について自民党からも公明党からも言及があって、このテーマについてお話しいただくというのは大変結構なことだと思いますが、実際与党が昨年行ったのが、年金分割のお話をされましたが、これだけしかやっていないということなんだ...全文を見る |
07月08日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第6号 議事録を見る | ○小宮山議員 今の点については、これまでのいろいろなものをお読みいただければよくおわかりいただけるのではないかと思っています。 それで、国民年金の位置づけということで本日議論をしているわけですから、先ほど枝野さんが言われたように、やはり全体像を組み直して、多くの人たちが納得で...全文を見る |
07月22日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第7号 議事録を見る | ○小宮山議員 日本は、御存じのように世界で最も高齢者の比率が多い国の一つになっています。国連の世界人口統計によりますと、高齢者の比率、二〇〇〇年現在で世界第三位、そして二〇五〇年には、日本の六十五歳以上人口は三五・八九%になって、世界一になると推計をしています。このとき日本人の四...全文を見る |
○小宮山議員 先ほど御説明申し上げたつもりなんですが、御理解がなかなかいただけないようなので、さらにもう少し説明をさせていただきたいと思います。 私たちは、払っていない人に最低保障年金をという考え方はとっていない。だけれども、そこは理屈の問題といいましょうか、所得がなければゼ...全文を見る | ||
07月29日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第8号 議事録を見る | ○小宮山議員 私たち民主党が税調で考えている考え方は、納税をする人たちはすべての人が申告をする、それに対するインセンティブも働かせられるように控除の仕組みも考えていくということを考えております。 だから、そういう意味からいたしますと、前回も御説明したように、所得がなければゼロ...全文を見る |
10月12日 | 第163回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 きょうは、三十分の質問時間の主な部分を、民主党の男女共同参画、そして子供政策の責任者といたしまして、官房長官、男女共同参画担当大臣に伺っていきたいと思っております。 新しく入られた議員の方もいらっしゃいますが、男女共同...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 今、政府としては少子化への対応に力を入れて取り組んでいらっしゃると思うんですけれども、この少子化への対応につきましても、男女共同参画社会の実現ということが欠かせないと思っております。 先月、男女共同参画会議の専門調査会からこういう大部の報告書が出ております...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 この少子化と男女共同参画に関する調査によりますと、日本で特に水準が低くて取り組みが必要な項目は、家庭内での役割分担の柔軟性、働き方の柔軟性、雇用機会の均等度などとされております。そして、こうしたことは、本来の意味でのジェンダー、社会的、文化的につくられた性別の...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 私は、その実態をどう把握しているかと聞いたので、教育御意見箱に保護者からこういう懸念があると寄せられたということは実態の把握とは違うと思いますよ。しっかり実態を把握していただきたいと思います。 | ||
○小宮山(洋)委員 それは逆です。そういうことの実態を把握せよと例えば参議院の予算委員会で特定の議員がおっしゃったことは承知しておりますが、そのことをやるというのではなくて、そうしたことがジェンダーの視点で行われているのではないということの実態調査をしてほしいと言っているんです。...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 何度も言って申しわけありませんけれども、一度言ったら理解していただきたいんですが、それもじゃなくて、そのことを調査してくださいと私は申し上げておりますので。もう結構です。 文部科学省も間違いなく政府の内閣府にあります男女共同参画会議の中に入っているはずです...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 最初にも申し上げましたように、一九九九年の男女共同参画社会基本法制定のときの国会審議、これは政府案の提出者の当時の野中広務官房長官と民主党案の提出者の私が、一緒に机を並べたりあるいは質疑をする間柄で、本当に与野党で力を合わせてつくったものでございます。一部の方...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今度出されます国の基本計画に基づきまして、最初のときと同様に各地方自治体でも計画を策定するということになると思うのですが、その際にも無用な混乱が起きませんように、きょうの御発言の趣旨をぜひ全国にもしっかり伝えていただきたいと思います。 次に、今度は、私は人...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 これが法的な根拠なしにやるのでは弱いのではないかというところだけ今お答えいただけるといいのですが。 | ||
○小宮山(洋)委員 ちょっと次に伺うことまで大分先にお答えいただいた部分もございますけれども。 民間シェルターで被害者の保護をされている方、それから弁護士さん、NGOの皆さんなどが強調されるのは、やはり人身取引の保護センターが全国に一カ所でもいいから必要だということをおっしゃ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今官房長官からも、一緒に検討しようというお言葉をいただきましたけれども、民主党では、関係者の御意見も伺いながら、この一年間プロジェクトチームで検討してまいりました人身取引等の防止と被害者の保護の法案を本日衆議院事務総長に提出することにしております。 これは...全文を見る | ||
10月14日 | 第163回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 本日は、質問時間を一時間いただいております。今回の風営法の改正案は二つ目的がある、一つが人身取引対策、もう一つが風営対策というふうに伺っております。私は、そのうちの人身取引対策を中心に伺っていきたいと思っています。 政...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 性風俗営業者等に対して、客に接する業務に従事する者の就労資格確認などを義務づけるということですけれども、それをチェックするだけの人手があるかなど、その実効性というのはどうなんでしょうか。 | ||
○小宮山(洋)委員 今回、短期滞在も興行もだめとなりますと、日本人の配偶者等の、いわゆる偽装婚姻の増加ということが予想されます。最近、タイなどからの入国者につきましては、入国理由のうち日本人の配偶者等というのが増加しているわけなんですけれども、これに加えて今回の規制によって偽装婚...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今回、ようやくといいましょうか、先日官房長官とも質疑をさせていただきましたが、細田官房長官の肝いりということもございまして、この人身取引の対策を考えてこのような取り組みをされているということ自体は評価をしたいと思うんですね。こうした政府の動きの背景には、二〇〇...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 一番大切だと考えております人身取引の被害者の保護の観点から、この後、何点か伺っていきたいと思っております。 私たち民主党は、被害者保護のための法案を、一年間にわたりまして、被害者救済にかかわっているシェルター、NGO、弁護士、研究者など関係者の皆さんと意見...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 そうしたことに取り組んでいらっしゃるのはわかるんですが、今回の行動計画でそこがどう改善をされるのか、具体的にお話しいただきたいと申し上げたんですね。 それで、心理療法担当職も婦人相談所にいると言われましたが、全国津々浦々というか、各都道府県の婦人相談所すべ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 配置しているのはわかりましたが、常駐をしているのですかということと、それからあと、今御紹介したように、HELPの場合も、今年度に入ってからの十三件のうちセンター経由で委託費が出ているのは四件のみなんですよ。あとの場合については知らないということでしょうか。 | ||
○小宮山(洋)委員 それは、やはり行政の中で対応し切れていないから、こういうところで、かなり財政的困難の中で対応しているのですよ。ところが、行政を通らないで行かれた場合にはしようがないでは済まないのじゃないですか。 | ||
○小宮山(洋)委員 今HELPのお話をしていますが、サーラーも同じような実情がございます。それで、民間でもこれは二カ所しかないというのは本当は足りないわけなんですけれども、やはりそういうような政府の対応が私は足りないと思いますけれども、サポート体制もないためにそれがなかなか行えな...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 各都道府県でいろいろなところに協力を求めているということはわかりますが、実態として、二十四時間、四六時中、いつ来るかわからない人に対して、すぐにその言語が話せる通訳が手当てできるはずがないのですよ。ですから、せめてどこかにアクセスポイントを持って、各国語の通訳...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 通告してございませんでしたが、気持ちのこもった御答弁をいただいてありがとうございます。これは与野党関係なく、やはり必要な手だてというのは、こうした人権問題にとってはとれるような知恵を出し合っていく必要があるのではないかと思っております。 そして次に、滞在期...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 もちろん、こういう加害者の方を処罰するために、裁判などの証言など、協力してもらうための特別在留許可ということも結構ですけれども、やはり被害者の身になった、未払い賃金なども払われるような、そのような努力も、今の新しい機構などもまだまだ動き出すのにいろいろ大変な実...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 被害者となった方々はいろいろな状況の方があるんですけれども、この調査の中でも日本で仕事をしようと思って来ている方が非常に多いわけです。魚工場での仕事ですとか、それからタイ・レストランでの仕事だとか、スナック勤務とか、カラオケの仕事だとか、レストランで働くとか。...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 筆頭理事にちょっと聞いていただきたいんですが、超党派での取り組みということで、今までの経緯をちょっと御説明したいんですが、いらっしゃいませんね。今後のこの委員会の対応も含めて、ぜひ聞いていただきたいと思っておりますが。 それでは、おいでいただくまでに次の質...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 はい、筆頭が戻られてからその部分の質問をいたしますので、ちょっと質問を……(発言する者あり)申しわけございません、お呼び立てをいたしまして。ちょっと先に別の質問をしていようかと思ったんですけれども。この問題に対する超党派のこれまでの取り組みの経緯もちょっと聞い...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。通告していないのにお答えいただいて申しわけないんですけれども、官房長官がきょういらっしゃらないものですから、ありがとうございました。 それで、これは結局プロジェクトチームの皆さんと検討してきたんですが、今回、やはり内閣官房が行動計画で...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 そして、今回、政府の方でお考えになっているのは、官房副長官補がトップの関係省庁連絡会議でやっていくということなんですが、先ほど村田国家公安委員長からも、これは国際的にも重要な問題だから取り組みをという心強い御答弁をいただきましたけれども、これはやはり総理を本部...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 先ほど村田委員長の方から犯罪被害者の保護の取り組みのお話がございまして、これも私も党内で責任者としてやらせていただいております。これについては本当に内閣官房がよく取り組んでいただいていて、今度被害者保護のための計画をつくるわけですけれども、これについても多くの...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 性風俗などについて時代に合わせて規制をしたりしていくということは必要だと思いますが、例えば、ダンスホールは対象にするけれどもダンス教室は外したとか、実態に合わなくなっている部分がほかにもあると思っておりますので、今後とも、そういう見直しは積極的に現状に合わせて...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 もちろん、志のある方がボランティアでなさるというのは貴重なことだと思うんですけれども、今も伺いましたように、五十七・八歳というその年齢の方が、本当に少年たちの気持ちがいろいろわかってできるかどうか。もちろん、ボランティアがいけないのではありません。それはそれで...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。 特に村田国家公安委員長におきましては、通告をしてございませんでしたが、本日はたった一人の答弁者の政治家ということで、心強いお答えをいただいてありがとうございました。お答えいただいたことをぜひ今後とも御一緒にしていただければというふ...全文を見る | ||
10月20日 | 第163回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 私の持ち時間は十分なので、簡潔に質問していきたいと思ったんですが、先ほどからの質疑を聞いておりまして、私自身、三人の子供を預ける場所がなくて、学童保育をつくる活動をしたり、それから児童福祉法の改正のときにかかわったり、ずっ...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 このこども未来財団というのは厚生労働省が委託事業として行ったわけですから、単に指導員の声を聞いただけというような、今ちょっと否定的なニュアンスに聞こえたんですけれども、こういうものはもっと積極的に、やはり子供の立場で、きちんと数字を踏まえて、最後におっしゃいま...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ガイドラインを検討されるということはどうですか。 | ||
○小宮山(洋)委員 ぜひ研究をしてつくっていただきたいと思いますし、私たちもそういうことを検討したいと思っています。 それで、時間がもうあと三分ほどになってしまったんですが、真田さん、いろいろ今までの議論も含めて、やはり大規模化の問題とか、指導員のあり方が今の全児童と全く違う...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 先ほどもありましたけれども、幼稚園と保育所を一体化するというのと今の全児童と学童を一緒にするということは全く違うということを、ぜひこの委員会の委員の皆様にも御認識をいただきたいと思います。 その意味で、現場も視察もいたしますけれども、ぜひ私たち、子供の立場...全文を見る | ||
12月21日 | 第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号 議事録を見る | ○小宮山(洋)委員 この一連の問題は消費者問題でもありますので、今回はその立場から伺いたいと思います。持ち時間が限られておりますので、ぜひ御答弁は簡単明瞭にお願いをしたいと思います。 この耐震偽装の物件ですけれども、今わかっているだけで、昨日伺ったときは七十八件、先ほど八十二...全文を見る |
○小宮山(洋)委員 国民の受けとめもさまざまでして、例えば朝日新聞の調査では、政府の税金を使った支援策について、適正だという意見が三九%、それに対して、手厚過ぎるという意見も三三%と、ほぼ拮抗しています。 これまで、阪神・淡路大震災、それから中越地震など、天災での住宅被害への...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 それでもまだ国民は、半数はやはり納得していないので、そのあたりの説明と、やはり基準がわかりやすくきちんとあるべきだと私は思っております。 そして、消費者行政というのは本来内閣府で行われているはずですが、今回、消費者にとって大事な問題なのに内閣府が何をされて...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 今副大臣はきれいにお答えになりましたが、きのう質問取りに来た内閣府の方は、基準づくりなどは国交省に任せていると言われました。内閣府では、総合調整の機能も含めて消費者行政をなさるはずですので、しっかりお願いをしたいというふうに思います。 今大臣は、当然事業者...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 例のヒューザーの小嶋社長がヘリコプターを持っているとか、あの資産が散逸しないようにするためには、個々の住民がそれを押さえなければ国は何もできないというのはちょっと納得できませんので、そのあたりもぜひ、先ほどもいろいろな法令を駆使して今回やっていらっしゃると言わ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 被害者からの、今回もそうですし、阪神大震災のときなどもそうですけれども、最も強い要望は、借金して新築した家を買ったらそれが欠陥だった、例えばこれがクレジットカードで食べ物を買ってそれが腐っていたら、カード代金を払う必要はないわけです。そういう意味で、欠陥マンシ...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 ぜひ、やはりこれは、挙げて業界も取り組まなければいけない問題ですから、金融庁としてもしっかり取り組んでいただきたいと思っております。 それから、これからの予防策として、先ほどからも話題になっていますが、検査体制の見直しがぜひ必要だと思います。民間が検査する...全文を見る | ||
○小宮山(洋)委員 内閣府にお尋ねしたいんですが、建物引き渡しの重要事項説明の範囲に確認や検査の実施の有無を加える、これが必要ではないかと思っています。そのほか、消費者行政の責任部署として現在取り組んでいらっしゃることをお答えいただきたいと思います。 | ||
○小宮山(洋)委員 ぜひ、縦割りでなく一体化した強力な取り組みをお願いして、質問を終わります。 |