小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  子供の安全を守るためには、本当にあらゆる知恵を出しまして、あらゆる手だてを尽くさなければいけないというふうに思っております。内閣委員会でも、閉会中としては本日ぎりぎりでございますが、きょうこの審議が与野党の合意で開かれるこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この栃木のケースも、防犯ブザーを持っていたのに使えなかった、いろいろ通学路の問題、さまざまな問題があると思いますが、まずその犯人をとにかく捕まえてもらわないと安心できませんので、しっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  きょうは二十分ほどでござ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 関係省庁の連絡会議というのは実務者の方々、各省庁の責任者の方々がされていて、それが全閣僚による閣僚会議に報告をされるということで、当然、各省庁のトップである政治家の皆さんがそのあたりを取りまとめられると思うんですけれども、そのあたりの連携というのはうまくいくん...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひまた、その取り組みについても、この内閣委員会でいろいろ一緒に検討させていただきたいというふうに思います。  それで、三月までにこれをやるというようなこともいろいろ述べられているようですけれども、やるにはやはり財政的な裏打ちが必要ですよね。私どもの党大会の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 十八年度予算の前に、やはりすぐできることをしなければいけないわけですから、民主党としては、子供の安全のことも補正予算にぜひ盛り込むべきだというふうに主張をしていきたいと思っております。  今、警察官の増員、これも確かに必要ですけれども、全部警察官で守るという...全文を見る
○小宮山(洋)委員 自主的にされていることをどう政府がバックアップするかということはなかなか難しい面もあるかと思いますが、おっしゃったように、いろいろ、そういうちゃんと情報の集まる場所の提供とか情報の提供、また各地で行っているさまざまな事例を全国的に紹介していくというようなことも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そのように文部科学省が率先して仕組みをつくってやられるもの、それから地域が自発的にやっていくもの、両方へのバックアップというのが必要だと思います。それで特に、例えばスクールバスにしましても、最後は一人になってしまうんですね、うちに行くまでの短い距離かもしれませ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど冒頭に御説明があった中でも、各種団体や関係者などに対して、地域の取り組みに積極的に参加するよう呼びかけていくとございますが、どのようにそれをするかということがなかなか難しいんだと思います。  そういう意味で、本当に国民的な活動として、取り組みとしてでき...全文を見る
02月14日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  参考人の皆様には、本当に、子供たちを守るための示唆に富んだお話をいただきまして、ありがとうございました。この委員会は、御承知のように、国会の中で子供のことだけを審議するのはここだけでございますので、ぜひ子供の安全のことをし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 森田参考人にいっぱい伺いたいことがあるんですけれども、一つは、大人の聞く姿勢ということを再三おっしゃいましたけれども、大人にその聞く姿勢を持たせるためのまた指導をしなければいけないんじゃないかと思うんですが、プログラムの中ではそういうこともやっていらっしゃれば...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  ずっといろいろ性犯罪のことなんかをやってこられて、児童虐待防止のときにもたくさんお知恵をおかりした、そういう経験からそういうお話が伺えるんだと思うんです。  もう一つ、やはり小学生の子供が殺害される事件などは性犯罪者によることが多...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多田参考人に伺いたいんですが、先ほど、どんな支援が必要かすぐには言えないと言われましたけれども、先ほどちょっとおっしゃりかけた、地域の力を引き出すための仕組みをつくったりすることにはお金もかかるんだ、そのあたりをもう少し教えていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  最後に一言だけ。今の学童のことはこの委員会でやってきたんですけれども、一緒になることによって、学童の子供たちはずっとやはりそこで暮らしを見なきゃいけない、そこが非常勤化されたりすることによって質がどうなるかということを保護者の方がま...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党の次の内閣で男女共同参画、子供政策などを担当しております小宮山洋子でございます。  本日は、男女共同参画基本計画がようやくできました、そのことを中心にお話を伺っていきたいと思っています。  年末にようやく閣議決定されました第二次の男女共同参画基本計画...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この計画の中にも、今御説明ありましたように、社会的性別、ジェンダーの定義について、誤解の解消に努め、わかりやすい広報啓発活動を進めるとされておりまして、注に「社会的性別」(ジェンダー)の視点として詳細に書かれております。  生物学的性別との違いということはも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 男女共同参画社会をつくることと、政府も力を入れておられます少子化への対応ということは、根っこは同じことで、男女共同参画局でもそうした調査結果も出されておりまして、前回の国会で私もその視点から質問させていただきました。  担当大臣は猪口大臣ですけれども、これは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 きょうは、この計画の中にも書かれておりますが、特に性教育についてこの後質疑をしたいと思っております。  基本計画の中では、「適切な性教育の推進」として、人工妊娠中絶や性感染症の増加などが見られるので、性と生殖に関して、発達段階に応じて男女ともに正確な知識を持...全文を見る
○小宮山(洋)委員 実際にその事例集をつくるのは文部科学省ですけれども、どのようにしてつくられるんでしょうか。  昨年十二月にまとめられました義務教育諸学校における性教育の実態調査の結果、こちらに分厚いものを私も持っておりますけれども、この結果では、全国の市町村にある二千四百二...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その六十八件というのは、指導内容や教材が発達段階を踏まえていないというものが二十七件、学習指導要領に示されていない内容を指導しているが五件、一部の教員の考え方に沿った指導が行われているが二件、保護者等に説明もないまま性教育が進められているというのが四件、そのほ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私は政務官に、政務官あてにどなたかが個人的におっしゃったことを伺っているのではありません。過激な性教育・ジェンダーフリー教育のプロジェクトチームで調査をされた結果として、公党のホームページに三千五百二十例が出ているわけですから、その内容についてきちんと調査をさ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それで、このプロジェクトチームではシンポジウムなども行われていますけれども、ここにもございますように、養護学校で、養護学校の子供たちというのは本当に弱い立場ですから、性被害に遭わないようにとか、きちんとわかるために、こういうお人形を使ってやったりして、これは私...全文を見る
○小宮山(洋)委員 年齢に応じました男女の体の違いも踏まえた人間教育としての性教育、これは、それぞれを尊重し合って、持ちたい数の子供を持つといったことのためにも、ぜひ必要だと考えております。  日本では、ずっと性をタブー視し過ぎまして、必要な教育が行われてこない、そのことにより...全文を見る
○小宮山(洋)委員 全国高等学校PTA連合会が昨年秋に行いました調査の結果によると、高校二年生の性体験の比率は、男子が一八・四%、女子が二二・八%で、八割が性行為を構わない、どちらかというと構わないと言っているという調査結果があります。  また、二〇〇四年度の人工妊娠中絶統計で...全文を見る
○小宮山(洋)委員 厚生労働省にも伺いたいと思いますけれども、厚生労働科学研究班、これは母子保健課が依頼をして行っているものですけれども、そこが二〇〇四年度に行った男女の生活と意識に関する調査でも、性教育は、学校や地域で、コンドームの使い方など生きる上で必要な性情報を義務教育終了...全文を見る
○小宮山(洋)委員 猪口大臣に、今お聞きになっていて、文部科学省そして厚生労働省に尋ねましたが、実際に、もう高校生になると性交渉をしている人がかなりの割合でいる、だから義務教育終了までにぜひしてほしいという国民の声がある。そして、適切な科学的な性教育が早い時期からなされると、かえ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今私がぜひ積極的にと猪口大臣にお尋ねをしたところ、官房長官の方から慎重にというお声がございましたので、御発言なさりたいようですから、どうぞ。
○小宮山(洋)委員 いや、追認するというのではなくて、現状がそうでありますから、私は、その発達段階に応じて、先ほど申し上げたように、小学校に上がる前、絵本から、やはりそこのところはお互いに大事にするという意味の人間教育をしていく必要があると思っています。小学校でも必要です。中学校...全文を見る
○小宮山(洋)委員 別に避妊の教育だけをしろと言っているのではなくて、やはりいろいろな情報が今子供たちだってインターネットなどから入ってくるわけですから、年齢に応じたということを私は申し上げているんですけれども、それは子供のころから必要だと思っております。  ちょっと視点を変え...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多分性教育という言葉のイメージが官房長官と私が描いているものがちょっと違うのかなという感じはいたします。  その参考人の方の意見では、例えばCAPのプログラムで、中学生や高校生に、デートをするといったロールプレーを使いながら、一方がセックスが嫌なのに一方が強...全文を見る
○小宮山(洋)委員 学問的にとおっしゃいましたけれども、学問的に確立してからではちょっと間に合わないというところもあるかと思いますので、それぞれの現場で有効な取り組みがされていたら、そこに耳を傾けていただいて、先ほど文部科学省もよい事例集ということがございましたので、いろいろ効果...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○小宮山(洋)分科員 民主党の小宮山洋子でございます。  きょうは、子供の安全について、三十分間質疑をしたいと思っています。  まず、「犯罪から子どもを守るための対策」について、政府は昨年十二月に緊急対策六項目を掲げ、三月までと時期を区切って取り組むとされています。ところが、...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 民主党は、やはり補正予算に、通学路の安全のためのスクールバスや防犯灯等の整備、それから犯罪被害防止のための安全教育、また地域ぐるみの学校安全体制の整備などの総合的な施策が早急に必要であること、また、公立の小中学校の耐震改修などに合わせまして七千二百三十五億円...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 迅速にとおっしゃいますけれども、どれだけスクールバスが今までよりも多く活用されるようになったのか、そうしたことがまだ実際に数字としてあらわれてきていない以上、余り迅速だとは思われません。もっと迅速な取り組みが必要だというふうに思っております。  そして、十...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 この来年度予算の中の新規に上がっている項目についてちょっと伺いたいんですが、子供を対象とする犯罪の検挙の徹底ということが新規に上がっています。ということは、子供への犯罪の検挙率は下がっているんでしょうかという点。それから、栃木県で起こりました小学生の殺害事件...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 民主党としましては、学校を中心とした子供の安全につきまして、おととしの奈良での事件などを受けて一年余りにわたって検討してきました成果として、学校安全対策基本法案を二月二十三日に議員立法として提出しました。国、地方公共団体、学校設置者の責務、財政上、法制上の措...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 もちろん関係省庁の連携は必要なんですけれども、そのためにはやはり子供の安全の基本法のようなものをできればつくる必要があるのではないかと私ども民主党では考えて、今検討も進めておりますので、またそれについては提案をさせていただきたいと思っています。  そして、...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 今おっしゃった、その不審者が発見された場所という、人に着目をしてやり過ぎるといろいろ問題があるので、その点もちゃんと留意をして指導された方がいいのではないかということを申し上げたんです。次のテーマのお答えとあわせて、もう一度そこのところだけお答えいただきたい...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 私がお尋ねしていることには答えていただいていないと思いますが、きょうは時間がないので、また場を改めてしっかり伺いたいと思います。  性犯罪者の再犯防止について、法務省は取り組むとされておりまして、今回もこの予算にも幾つか上がっているんですが、どのように再犯...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 先ほど申し上げた青少年特で、来られた参考人が、性犯罪に詳しい方なんですが、諸外国を見ても性犯罪者の再犯防止については悲観的だ、大事なのはティーンエージャーへの性教育で、ピア、仲間同士で話し合わせるような性教育が必要という意見でした。内閣委員会でも先日質疑をさ...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 やはり現場の積極的な取り組みを応援するような政策を、政府としても、子供の安全、性犯罪の防止という意味からもぜひ進めていただきたいと要望を申し上げます。  あと残りが三分ほどになりましたけれども、学校の耐震強度が不十分であるということは、これは子供の安全の面...全文を見る
○小宮山(洋)分科員 少子化のことは伺えなくて申しわけありませんでした。  少子化への対応としてもやはり子供の安全ということは大切ですし、最後に、今、内閣官房副長官補が議長の関係省庁連絡会議というものがございますけれども、犯罪防止の犯罪対策閣僚会議だけではなくて、子供の安全のた...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○小宮山(洋)議員 このたび民主党から提出いたしました児童手当法の一部を改正する法律案、いわゆる子ども手当法案につきまして、提案者を代表して、提案の理由及び内容の概要について説明します。  民主党は、チルドレンファーストを掲げ、どの党よりも早くから、子ども第一の方針でさまざまな...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  本日は、参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。  皆様に伺いたいのですが、もちろん、少子化への対応というのは、一つのことだけで子どもを産むようになるわけではございません。ただ、さまざまな調査をとりましても、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど、中根参考人が幾つか資料をお示しになりましたけれども、一番最初の資料で二・二三という数字がございました。これは今が一・二八というのと非常に差があるわけですよね。  ですから、子どもを持っている人は二人以上持つということの数字だと思うんですけれども、その...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど京極参考人がおっしゃっていただきました義務教育終了までというのは、私どもが出している法案でございますので、応援していただいてありがとうございます。  京極参考人、大日向参考人の方から育児保険のお話がございました。私たちも検討はしたんですけれども、いろい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 時間ですと来ましたが、ストップウオッチを持っておりまして、まだ四十秒ほどございます。  今の財源のことですが、これはこの後、質疑をしていく中で申し上げますけれども、私たちは、税とそれから税の仕組みの控除のところを見直すことによって、それを今高齢者に比べて薄い...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○小宮山(洋)委員 おはようございます。民主党の小宮山洋子でございます。  今回、政府提出の児童手当等の改正の法案に対しまして、私ども民主党は、その児童手当の部分につきまして、子ども手当の対案を出させていただいております。これからの一時間は、民主党のトップバッターといたしまして...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この少子化の問題というのは、一九八九年に一・五七に出生率が下がった、一・五七ショックという言葉が生まれたころから、政府は、縦割りではだめだというので、内閣の方で健やかに子どもを生み育てる環境づくりに関する関係省庁連絡会議という会議をつくられまして、働き方の見直...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、全体として子どもを減らそうというようにおっしゃったように思うんですけれども、政府とか国が、子どもを減らそうとか、産めよふやせよ、ふやそうとかいうふうに考えること自体が、私は、女性の立場からすると、ちょっと違うのではないかと思うんですね。持ちたい数の子どもを...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回、三年生から小学校修了まで拡充するという政府案になっておりますけれども、その財源はどのように確保するんでしょうか。  報道ではたばこ税の増税を充てるとも言われておりまして、十二月十五日の朝刊各紙には、与党の税制調査会が児童手当の財源確保のために二〇〇六年...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今おっしゃった歳入面をふやしてということの中には、たばこ税も含まれているわけですよね。ですから、この児童手当法というのは、ずっとここのところ毎年のように改正をされていて、確かにそれは中身の改正でない部分もございますけれども、最も近くは二〇〇四年に改正されている...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど副大臣がお答えになった歳入の面でも見直すという中身をもう少し御説明ください。
○小宮山(洋)委員 その所得税の改正につきましては、後ほどまた財務副大臣にはゆっくり伺いたいと思うのです。  今伺っておりますのは、私が当初の質問で、たばこ税の位置づけというのはどうなっているのですかと申し上げたところ、歳出と歳入の見直しでとおっしゃいましたので、今回の児童手当...全文を見る
○小宮山(洋)委員 加わっていらっしゃらないということですが、報道ではそうされておりますので、一般の国民はたばこ税の増税が充てられるんだなと思っておりますから、ほかの方法をおとりになるのでしたら、そのこともしっかりと国民の方にアピールをしていただいた方がいいのではないかと思います...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうですね。重なり合ってというお話がありましたけれども、ですから、見方によっては継ぎはぎになってしまっていて、抜本的にここに力を入れるという体制になっていないのだというふうに思っています。  今、民主党案につきまして、教育の方はどうなるのだというお話がござい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確かにおっしゃるとおりだという部分があると思います。  一九八九年の一・五七ショック以降の、縦割りではだめだからといって先ほど申し上げた省庁の連絡会議ができましたが、結局一生懸命やっていたのは厚生労働省だけでした、対策室をつくって。あと、ほかの各省庁に窓口ど...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、図らずも、より大きな抜本改革は平成十九年度とおっしゃいましたが、抜本改革というのは大きいものをいうんですよ。ですから、今までなさったことが大きくないということをみずから認められたような感じではないかと思っております。  今おっしゃったような配偶者特別控除...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ですから、今回私たちが提案をしたのは、そこの控除の方を解消してでも、経済的支援の大きな柱としましてこちらの子どもへの手当を手厚くした方がいいのではないか、私どもは、ずっと議論の積み重ねの中で、そういう割り切り方で今回提出をしているわけです。  確かに、いろい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そんな、わかりやすい、わかりにくいだけではなくて、最初に申し上げたように私どもはなるべくライフスタイルに中立な税制にしたいと思っておりますが、控除というのは、夫の給与から控除されるわけですよ。ですから、女性たちにとっては、昨日の参考人質疑の中でも公明党さんがお...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確かに考え方ですが、当初スタートした三人目だけ出していたというときは、先ほど団塊の世代と大臣おっしゃいまして、私も団塊の世代でございますけれども、そのころは出生率がもっと多かったときなんですね。今は一・幾つなわけですから。それで、やはり特に子どもを持っていない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党の考え方としては、所得制限は設けていません。高額所得の方は累進課税でその分を支払っている。子どもについては親の所得と関係なく、とにかく子どもに視点を当てるという私どものチルドレンファースト、子ども第一に考えていくという考え方から、親の所得にかかわらずすべ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そこは考え方の違いと大臣がおっしゃったとおりでございますので、やはり全体のあり方の中でそこのところは考えていきたい。あくまでも私たちは、子どものいる家庭の家計の足しにするというよりは、子どものために行くような形、それは親の所得とかかわらず、一人目であろうが三人...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その全体策が必要だということは私どもも考えておりまして、総合的な支援策の大きな柱でしょうということを申し上げているんですね。  今申し上げたデータのほかにも幾らでも、持ちたい数の子どもが持てない理由として経済的な負担ということが一番だというデータはたくさんご...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私がそこのところの責任者でないとおっしゃらずに、先ほど申し上げたように、本当に最初からこの少子化社会について、持ちたい人が持てるようにしなければいけないと一番取り組んでこられたのが厚生労働省だということは、当時厚生省ですが、よく承知をしておりますので、ぜひ強く...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また雇用のときに議論をさせていただきたいと思いますが、このワークライフバランスをしっかりととれるようにして働き続けられるようにするということは、企業にとってもメリットがあります。  せっかく教育訓練をした人がやめてしまうと、ある計算では、企業のロスが一五〇%...全文を見る
○小宮山(洋)議員 今度は答弁をさせていただきます。  この法案は、今私も質問の中でも申し上げましたけれども、民主党は、チルドレンファースト、子ども第一ということで、いつも後回しになってきた子どものことを第一に考えようという考え方をずっととっております。  その中で、子どもに...全文を見る
○小宮山(洋)議員 重ねてのお尋ねなので続けて答えさせていただきますが、私どもは健全育成という言い方は余りしておりません。健全育成というのは、やはりこれが健全育成だという大人の視点で、それに合わせて子どもをはめていくような考え方かと思いますので、子どもが安心して個性を生かして育つ...全文を見る
○小宮山(洋)議員 そういう意味でいえば、おっしゃるその健全育成ということですが、その中身といたしましては、私どもは、子どもたちのそれぞれの伸び方がありますので、それを応援するという、中身の考え方としてはそういう考え方をとっております。
○小宮山(洋)議員 暫定措置というのは、その財源の手当てを、先ほど申し上げた所得税の抜本改正のときに税の控除を廃止してやるという基本的な考え方にのっとった、全額国費負担にしたいと考えておりますので、今おっしゃったのは、健全育成事業の部分を事業主が負担をしている、そこをどうするかと...全文を見る
○小宮山(洋)議員 おっしゃった現行の児童育成事業というのは、全額その事業主からの拠出金の負担で行われているわけですけれども、この法案によりまして、事業主からの拠出金を廃止するということになりますので、児童育成事業に、これは児童健全じゃないですよね、児童育成事業に係る規定は本則か...全文を見る
○小宮山(洋)議員 私どもは、毎年民主党の予算案ということを、ことしで四年目でございますけれども、示させていただいておりまして、その中で、特別会計の見直しとか公共事業のあり方を、コンクリートから人への投資をするなどということで、特に、安全、安心が見えること、物から人へ、十兆円とい...全文を見る
○小宮山(洋)議員 私自身も三人子どもを育てておりますけれども、確かにインセンティブとして、ベースは今、西村議員がお答えしたようにすべての子どもに同じというのがベースなんでございますが、実情からいきますと、確かに一人目のときには初めての子どもですからいろいろな投資をしなきゃいけな...全文を見る
○小宮山(洋)議員 そういう考え方自体が違うということを申し上げているんです。持ちたい人が安心して子どもを産み育てられた結果として出生率が幾つになるかということであって、出生率の目標値を幾つにするなどということは、それこそ人口政策の道具として女性を考えている。一九九四年のカイロの...全文を見る
○小宮山(洋)議員 少子化への対応と少子化対策とは全く違います。少子化への対応ではございますが、それは持ちたい人が持った結果幾つになるか。今持ちたい数は大体二・五から二・六人持ちたいと言われているわけですから、本当に持ちたい人が持てるだけの政策を政府がおとりになれば、持ちたい数が...全文を見る
○小宮山(洋)議員 子ども手当といたしましたのは、この私たち民主党の法案は、党の政策であるチルドレンファースト、子ども第一という方針のもとで、子どもに着目をして、子どもが安心して育つことができるということをまず置いています。そして、親が安心して子どもを育てられるよう、子育てに係る...全文を見る
○小宮山(洋)議員 第一に、制度の仕組みなんですけれども、政府案が、児童手当制度の抜本的な改革を行わないで当分の間の暫定措置としての特例給付を拡大する、そういうような小手先での改正であるのに対しまして、民主党案では、制度を一本化して、抜本的な改革を行っております。そして、午前中も...全文を見る
○小宮山(洋)議員 午前中もお答えいたしましたけれども、何々対策というと、あたかもそのことが悪いことで、そうならないように対策を講ずるというような考え方になります。私たちは、少子化対策というのではなくて、少子化への対応という見方をしておりまして、これは大きく違うところだと思ってい...全文を見る
○小宮山(洋)議員 この法案では、四月分から子ども手当の受給資格を有する者等に対しては、子ども手当の支給及び額の改定に関する経過措置など、必要な経過措置を設けておりまして、適切な支給が行われるよう配慮しております。また、最初に支給される四月、五月分の子ども手当は六月に支給されるこ...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○小宮山(洋)議員 どの党よりも早くからと申し上げたのは、この子ども手当のことだけではなくて、総合的な子育て支援ということをほかのことよりも優先をして、党全体として、子ども第一、チルドレンファーストという言い方でやり始めましたのは私どもが一番最初ということを申し上げました。
○小宮山(洋)議員 私が当選いたしましたのが一九九八年でございますので、チルドレンファーストという形で子ども第一を全体として取り組んだのが最初という言い方をさせていただいております。
○小宮山(洋)議員 この法案は、先ほどから申し上げておりますように、私どもが子ども第一、チルドレンファーストという方針のもとに、この児童手当につきましても子どもに着目をし、子どもがまず安心して育つことができるよう、そして保護者が安心して子どもを育てられるように、子育てに係る経済的...全文を見る
○小宮山(洋)議員 先ほど、二〇〇〇年の私の参議院での本会議のことを取り上げておっしゃいましたけれども、おとといでしたか、質問の中で私も申し上げたように、私どもが反対しているのは、額を上げることに反対しているのではありません。そこのやり方が、例えば二〇〇〇年の場合は、その一年前に...全文を見る
○小宮山(洋)議員 私が「どの党よりも早く」と申し上げましたのは、チルドレンファースト、子ども第一ということを党全体の政策の柱にしたのが最初という言い方をいたしましたので、児童手当のことを最初にやったというふうに言っているわけではございません。
○小宮山(洋)議員 私どもの試算によりますと、中学生以下はどこの御家庭でもこれは負担が減ることになります。そして、高校生以上のところでは、高校生、大学生のいる御家庭では年間十万円余りの負担がふえると思いますが、そこにつきましては、今、郡委員がお答えいたしましたように、希望する者全...全文を見る
○小宮山(洋)議員 私どもは、奨学金につきましてはさまざまな方法を考えておりまして、例えば平成十八年度の民主党予算案では、希望者全員への奨学金貸与を可能にする、貸与額の五〇%程度の引き上げ、例えば自宅外の私学生の場合は、現行六万四千円を九万六千円にすること、保護者の所得要件の撤廃...全文を見る
○小宮山(洋)議員 それは、今おっしゃったようなセーフティーネットの話とはちょっと違うのではないかというふうに思います。学びたい人がその家庭のいろいろな状況の中で、学びたいときには、今の大学生の学ぶ状況などにいたしましても、自分で奨学金を借りて、行けばそれだけ一生懸命勉強もいたし...全文を見る
○小宮山(洋)議員 当分の間と申しましたのは、所得税のやはり抜本的な改正を行う際に、私どもはこの控除を廃止するという案をその以前から出しますけれども、そこの議論をぜひ政府の方でも、定率減税廃止の前になさるはずだったものを早くやっていただきたいと思います。その当分の間は、その事業主...全文を見る
03月30日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○小宮山(洋)委員長代理 石井郁子さん。
04月13日第164回国会 衆議院 本会議 第22号
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○小宮山洋子君 泉健太議員から民主党の議員立法についていただいた質問のうち、私から三問について答えさせていただきます。  まず、損害賠償等団体訴訟制度の必要性についてですが、消費者団体訴訟制度は、二〇〇〇年に消費者契約法ができたときから課題になっていたもので、当時、商工委員会で...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  いつもこの文部科学委員会に属しているのではございませんが、私は子供の保育の方のことを長年ずっと、NHKにいたころから取材もしてまいりましたし、私自身も三人の男の子を公立、私立、合わせまして六つの保育園で一緒に育てていただい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 小坂大臣に伺いたいと思いますが、新しい枠組みというお話がございますが、今回四つの型に分かれているのが、また複雑な感じをどうしても否めないんですが、今回この四つの型にお分けになって、新しい機能にこたえようとされたのは、どういうところからなのか、その基本的なお考え...全文を見る
○小宮山(洋)委員 重ねて大臣にもう一言だけお答えいただきたいと思うんです。  午前中からの質疑を伺っておりまして、第三の施設ではなくて、新しい機能だというふうにおっしゃっていましたよね。大臣もおっしゃいましたように、各都道府県、地域によって、幼稚園が七割から八割の地域、それか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 個人的にはなるべく簡素な制度の方がよい、それで社会的要請あるいは現状の中でいろいろ割り切れないものもあるという、大臣のお立場としては最大限のお答えをいただいたのだと思いまして、これ以上余り追及をしようとは思いませんが。  結局、社会の要請、利用者の要請も、や...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっと私が聞き漏らしたかもしれないんですが、地方裁量型はこれからどれぐらいになるかというのは、それは地方の裁量だからまだわからないとおっしゃるのかもしれないんですが、私が伺ったところ、十月から始めて実際に運用し出すのは来年の四月になるだろうと思われるけれども...全文を見る
○小宮山(洋)委員 地方裁量型のところだけが補助制度じゃなくて一般財源なんですよね。ですから、それはやはり、やる気のある地方自治体がないと、ここは数を見込めないと思うんですよ。  そういう意味では、こういう型、四つの型がニーズに合わせるのに必要だったとさっき大臣もおっしゃったわ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 どうも何か自信なげに聞こえますね。  今おっしゃった認証保育というのは東京都が行っております。それに近い形でいろいろな自治体がやっておりますけれども、これから周知を図ると。だから、そういう意味では、後ほどまた細かく伺いますが、一年間のモデル事業でスタートをす...全文を見る
○小宮山(洋)委員 またいろいろ具体的な点を伺う中で、いかに準備がまだ足りないと私どもが感じているかということをお話しさせていただきたいと思いますが、何か自信なく、だんだん声が小さくなっていくようにも聞こえますけれども。  次に、この四つの型によってそれぞれ補助金の制度が違うん...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほども十一条のお話を承りまして、連携協力義務を地方に法律上課していらっしゃるのはわかるんですが、だけれども、実態からいくと、地方がそういうふうに連携して窓口を一本化してやるような仕組みにすぐなるとは、ちょっと、とても思えない。  私自身、さっき申し上げたよ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 幾ら促されてもなかなか、人数とか人員の面とか、さまざまな業務のこれまでのやり方とかで、できないところが現場として多いんじゃないかと思うんです。  大臣、ちょっと一言伺っていいですか。質問の、通告と違ったやりとりをしていて申しわけないんですが、せっかく先ほどか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 率直にお答えいただいてありがとうございます。  私どもはもともと方向性が違うわけですけれども、民主党としてはやはり一本化していく方向が望ましいと考えておりますので、多少なりのインセンティブをつける。財源につきましては、いろいろな考え方がございますけれども、先...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっと、よくわからなかったんですけれども。  私は、質というよりは、保育に欠ける子と言われる優先順位の高い子が、地方裁量型でも間違いなく入れるんですかということを伺いましたので、政府委員の方で結構でございますが、はっきりお答えいただければと思います。
○小宮山(洋)委員 保育の必要度の高い子は拒めないということを、今お約束いただいた。中に書いてあるのかもしれませんけれども、ちょっとはっきり読み取れなかったものですから。この委員会の議事録で、しっかりと確認をさせていただいたと思います。  先ほどからのやりとりの中で大分伺ってし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。力強いお言葉をいただきました。  おっしゃったとおりなんだと思うんです。これは別に与野党がある話でもございませんし、今の子供たちと保護者にとって、地域にとって、よりよいものに、せっかく新しいものをつくるわけですから、これは知恵を出し合っ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確かに、三月三十一日に最終まとめが出ているのに、三月の初めにはもう既に法案が出ている。だけれども、御説明としては、施設の設置の基準ですとか職員配置とか、アウトラインはもう中間報告で出ていたということなんですが、そこで行われる教育保育の内容については最終報告なん...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ところが、現状としては、公立の幼稚園は都道府県教育委員会、また、私立の幼稚園についてはまた別の窓口があり、保育所も公立と私立によって担当課が違うわけですよね。この四つのケースをいっても、現状としては全部違う場所がやっているんです。そこが一本化されるということは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうすると、この「法律案の概要」ということで色刷りの、わかりやすくしていただいた中では、「利用手続き」として「認定施設の利用は直接契約。」としか書いていないんですね。「利用料も基本的に認定施設で決定。」とあるんですが、保育に欠ける子についてはそうではないという...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうすると、保育に欠ける子もすべて、ここにあるように認定施設に直接契約の申請をすると。ただ、それについて、今度はそこの施設側が市町村にそれを持っていって、どの子をやるかということをするんでしょうか。保育については市町村との契約という話もこの間ちょっと途中で伺っ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 皆さん、聞いていらしておわかりになりますか。これはなかなか難しいですよね。  では、今の話をもうちょっと伺いますと、そこで受け付けて、例えば百人なら百人受けますということになりました。そのうち、幼稚園枠が七十人、保育所枠が三十人となったとすると、その幼稚園枠...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何か、ずっとこれだけ聞いていると、これだけで終わっちゃいそうなんですけれども。  一つの園が、そういう、何か枠を設けるんですか。そうすると、今言われた七十人の枠に一人ずつ入れていくみたいなことをすると、地域のニーズによって、その時々によって違ったりということ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 頭の体操は日ごろいっぱいしているので、別にここで体操させていただかなくてもいいんですが。  今伺っていても、やはり非常に複雑、少なくとも施設の側にとってはとても複雑だと思いますので、また後ほど御質問なさる方にそこは譲りたいと思います。  予定した質問が進ま...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その一本化をした施設にはどういう子供たちが入れるんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 先ほどから申し上げているように、仕事をしている保育に欠けると言われている子供たちがちゃんと優先順位を持って入れるということがぜひ必要ですが、一方で、馳副大臣とも一緒にさせていただいた児童虐待防止の取り組み、あの改正の中でも、残念ながら、子供と接する時間の長い専...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の省庁の発想を飛び越えなきゃいけないので、実現への壁はかなりあるのかとは思いますけれども、本当に子供たちの視線に立って言えば、少なくとも、せっかく両方の省庁が乗り入れをして、新しい機能としてこども園をつくるのですから、このこども園担当部局は、例えば内閣府に一...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これも先ほど来質疑でいろいろ申し上げているように、国の補助のあり方が今の政府案では複雑過ぎるというふうにも思うんですけれども、民主党案では、国の補助のあり方はどのように考えているのでしょうか。
○小宮山(洋)委員 その行き渡らない部分についての補助の特例を設ける修正案が提出されているのだと思います。  それから、第三者評価の導入ということが入っています。現状では、保育所の方は第三者評価をする試みが、少しずつですが行われておりますが、幼稚園の方はまだ第三者評価ということ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そして、教育保育の内容、施設整備、運営、職員の資格などについて、統一したものが必要だと考えるんですけれども、どのような考え方をとっているでしょうか。
○小宮山(洋)委員 民主党案の提出者に修正案についての最後の質問になりますけれども、民主党では、チルドレンファースト、子供第一ということを考えてずっと政策をつくってきていますが、その子供や子育てを応援する総合的な政策の中で、幼稚園と保育所の一本化ということの位置づけはどのようにな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今やりとりをさせていただきましたけれども、民主党が考えていることの中にも将来取り入れていただけるような考え方もあるかと思いますので、ぜひそこのところは、一緒に考えていけるような形をとっていただければと希望をいたします。  それでは、政府側への質問を、あと私の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり、同じように保育に欠ける状態の中で、認可保育所に入った場合とこども園に入った場合で、保育料に余りに差があるというのはいかがなものかと思うので、認可保育所の保育料とある程度の均衡を図ることが公平性から必要かと思いますが、どこまでの基準を国としてはおつくりに...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろんそういうチェックの目が入ることも必要ですけれども、せっかくガイドラインをおつくりになるんですから、その中で、そういうような余り不均衡にならないようにというような、料金設定のことについてもぜひ一項入れておいていただきたいというふうに思います。  それか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そのあたりもやはり非常にわかりにくいので、保護者の方が混乱しないように、それから施設の方もよくわかるように、しっかりと周知徹底を。本当に複雑なんですよ。だから、それをわかりやすくするというのは、これは相当な努力が要ると思うんですが、ぜひお願いをしたいというふう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それで、書類の数がふえるんですか、ふえないのですか。
○小宮山(洋)委員 日本語で伺っているんですが。ふえるんですか、ふえないんですか。
○小宮山(洋)委員 なかなかふえるとはおっしゃいませんが、ある部分はということは、そうでない部分は両方出さなきゃいけない。だから、少なくとも両方兼ねてやろうというところは、ふえるんです。  今でさえ、やっていることが、補助金を受け取るときも、会計処理もややこしくて、そのために、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そこをもちろん一生懸命やっていただかなきゃいけないんですが、例えば、お昼寝の時間に保育士さんは、親への、保護者への連絡帳を書いたりとか、その間もやはり保育にかかわることの仕事をほぼフルにやっています。そうしたことからしても、そこをどうするかということはかなりの...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、やはり保護者の方たちも非常に意識が違います、幼稚園に入れていらっしゃる方、保育所に入れていらっしゃる方。そこの意識の壁を取るというのも大変かと思うんですが、この点はどうでしょう。
○小宮山(洋)委員 もう一点、調理室は設置が望ましいが、外部搬入も一定の条件で認められることとなっておりますけれども、三歳未満についてはやはり外部からでは無理ではないかということが実施した園からありますが、この点はいかがでしょう。
○小宮山(洋)委員 持ち時間があと三分ほどになりましたので、あとはもう質問ではなくて、意見としてちょっと一言申し上げます。  補助とかを受けたとき、あるいはやり出すときの手間暇がかかり過ぎるということが、せっかくの新しい機能の認定こども園へ手を挙げることをちゅうちょさせるのでは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。
04月21日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○小宮山(洋)議員 御質問ありがとうございます。  今、川内委員が御指摘ありましたように、民主党はずっと、生活者、納税者、消費者の立場から政策をつくるということの努力をしてまいりました。日本の消費者行政というのは、一九六八年の消費者保護基本法、これは二〇〇四年に消費者基本法に変...全文を見る
○小宮山(洋)議員 御指摘のとおり、政府案では、適格消費者団体に関しまして政府の裁量の余地が非常に多くございまして、中立公正な立場からこの制度が運用されることについての疑念が生じかねないと考えております。  適格消費者団体に関する私どもの法案と政府案との主な相違点としましては、...全文を見る
○小宮山(洋)議員 御指摘のように、せっかく消費者が待ち望んでおりました消費者団体訴訟制度がうまく機能するためには、広く認めなければなりませんが、政府案の場合、非常にその要件が厳しくなっておりまして、また後ほど質疑で明らかになるとは思いますが、九つぐらいしかできないのではないかと...全文を見る
○小宮山(洋)議員 先ほども申し上げましたように、消費者団体訴訟制度というのは、本当に、消費者団体、消費者が待ち望んでいた制度なわけなんですね。ですから、スタートするときには、予防のための差しとめだけではなくて、被害を救済することができる損害賠償制度をあわせて盛り込むべきだと私た...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  私の持ち時間は、一部枝野さんに差し上げましたので一時間をちょっと切りますけれども、今回の消費者契約法、先ほど答弁席でも申し上げましたが、本当に消費者の皆さん、消費者団体の皆さんが待ちに待った制度でございます。少しでもよい制...全文を見る
○小宮山(洋)委員 午前中に川内委員も質問をいたしましたけれども、消費者団体あるいは学識経験者の側からは、損害賠償制度は必要だという意見もかなり出ていたのだと思います。  諸外国でも、消費者団体訴訟制度に損害賠償を導入している国、さまざま、答弁でこれも申し上げましたが、クラスア...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでやはり慎重に取り扱う方がよいという結論に報告としてはなっているのだと思うんですけれども、猪口大臣に伺います。  民主党の法案では、クラスアクション型で損害賠償を盛り込んでおります。確かにやり方がいろいろ難しいということはわかりますが、例えば犯罪収益の吐...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから大臣の御答弁を伺っていますと、社会的影響が大きいから今回はこの程度にとどめておいたというニュアンスに聞こえてまいります。  今回の改正は、とにかく消費者の立場に立って、少しでも、少額のものでなかなか訴えが起こせない、それでどんどん悪徳商法を含めて消...全文を見る
○小宮山(洋)委員 できれば私がお尋ねしていることへのお答えをいただきたいんです。  私がお尋ねをしたのは、私もこの制度を二年以上勉強しておりますので制度の仕組みはよくわかっているつもりなんですが、より事業者の立場にお立ちになっているような御答弁に聞こえますが、今回の制度改正は...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん、今までにない形を導入するということはよくわかっております。これは、私たちは、そういう消費者契約法をつくるときからそういう形を提案しておりましたけれども、今回、差しとめ請求権を団体訴訟で認めたということは本当に大きな意義のあることなんです。  ただし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また聞いていることにお答えいただいていないんですが、これから将来はその損害賠償制度をお考えになるんですかと伺っているんですね。  司法アクセスにつきましても、私もちょっと、素人ではございましたが、司法制度改革のときに法務の責任者をさせていただきまして、司法ネ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何か、余り同じところでずっととまっていたくはないんですけれども、どうもまだちょっと納得いかないところがあります。  検討委員会の中で検討されていたこと、それから消費者団体の皆さんが説明を受けていらっしゃることも、とにかく新しい制度をスタートさせるのだから、当...全文を見る
○小宮山(洋)委員 前回も、二〇〇〇年に消費者契約法ができたときから、この消費者団体訴訟制度は懸案で、附帯決議にも盛り込まれているわけですが、具体的な検討が、二〇〇四年、四年後に直接今回の改正についての検討が行われているわけですね。  これでいきますと、損害賠償は一体いつになっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また、いろいろ含めてとか言われると、では、しないの、しないことも何か、またそこがあいまいになってしまうんですよね。先ほどの副大臣の御答弁のとおり、早急に進めていただきたいというふうに思っております。  では、次に進ませていただきますが、次に、適格消費者団体に...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり、認定になりますとかなり政府の裁量が入るわけですよね。パブリックコメントの中には、もし認定制にするにしても、総理大臣ではなくて行政から独立した第三者機関が行うべきという意見が政府案へのパブリックコメントにも民主党案へのパブリックコメントにもございましたけ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、事細かにいろいろ要件が書いてあると言われたんですけれども、その要件が厳し過ぎるというふうに私たちは思います。  この要件でいきますと全国で幾つぐらいの消費者団体が認定されると考えていらっしゃるのか、それで十分だとお考えですか。
○小宮山(洋)委員 以前ヒアリングをしたときはたしか九つぐらいと言われたので、それから一個ふえたのかと思いますけれども、この後、これが出て、本当に広がっていく必要があると思っているんですね。  また、後ほど、先ほどの裁判管轄の話を私からも少し伺いたいと思いますが、先ほど大臣が事...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、これは私たちは外しているんですけれども、「専門的な知識経験を有する者」「法律に関する専門的な知識経験を有する者」、これは「専門委員」というとされていますが、その専門委員が「必要な助言を行い又は意見を述べる体制が整備されていること」とあるんですが、体制...全文を見る
○小宮山(洋)委員 常駐化していなくてもいいということですね。そのことは消費者団体にもきちんとわかりやすく説明をしていただきたいというふうに思います。  次に、差しとめ請求の対象について伺いたいんですが、大臣、消費者契約法に違反する不当な行為、ここに対象を限定したのはどうしてな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっとよくわからなかったんですけれども、予見可能性が高い、そうすると、詐欺的行為とか公序良俗違反というのは予見性は高くないんですか。
○小宮山(洋)委員 今、詐欺的行為とか公序良俗違反というのは抽象的で、消費者契約法に違反する行為は予見可能性が高いとおっしゃったんですが、ちょっと私にはなかなかぴんとこないんです。もう少しかみ砕いて、大臣御自身の言葉で、私にわかるように、なぜ消費者契約法に違反する不当行為に限定し...全文を見る
○小宮山(洋)委員 では、局長の方に伺いたいと思いますが、民主党案では、詐欺的行為、人を詐欺しまたは強迫する行為や、民法九十条の公序良俗違反により無効とされる勧誘行為も加えて対象を広げているんですが、政府案ではなぜ狭くしているんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 もう一つ、「不特定かつ多数の消費者の利益のために」とすると、さらに対象が狭くなるんですよね。その不特定かつ多数というのは、不特定であって多数でなきゃいけない、多数というのは一体どれぐらいをいうのかとか、なぜこのような規定を置かれたんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 私たちは、やはり余り狭く限定をすると、せっかくの制度が使われることが本当に少なくなってしまうのではないかということを危惧しております。そういう意味では、やはり広くとるという形で私たちは法案を出させていただいております。  次に、適格消費者団体の業務について幾...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これもやはり消費者団体から非常に御意見の多かったところでございますので、また全体の動きを見ながら、本当に三年がふさわしいのかどうか、さらなる御検討もいただければと思っております。  それから、財産的利益受領の禁止規定、これもあいまいだということを御指摘を多く...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっと具体的に伺いますと、例えば、適格団体が、和解内容として、中立機関である消費者支援基金への寄附を条件とする場合、これは訴権行使の費用としての援助ということですが、その場合はどうなるのか。また、適格団体に情報提供をしてくれた被害者に対して補償をすることを条...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この禁止規定については、最後のところで申し上げましたように、要件をきちんと定めてわかりやすくしていただければ、今回のこういうような心配がなくなると思いますので、そこのところはぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、業務や経理の状況について学識経験者...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、これは大臣に伺いたいんですが、「政党又は政治的目的のために利用してはならない。」とされています。この政治的目的というのは、どこまでを政治的目的というのかが非常に難しいのではないかと思うんですね。  民主党案では、政党のために利用してはいけないという...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今おっしゃいました、例えば特定の政党の候補者を支援するとかいうことは、政党のために利用してはいけないということで十分なのではないですか。それに加えて政治的目的がいけないというのはどうしてでしょう。
○小宮山(洋)委員 ちょっとまだわからないので、局長、何かもう少し詳しく答えていただけるなら、お願いします。
○小宮山(洋)委員 そこのところも、候補者といっても、候補者は政党の候補者であることが多い、まあ、無所属もあるということもありますけれども。どうも、政治的目的というふうに言われてしまうと、先ほど、こういう場合はいいですよという幾つかのことを大臣がおっしゃいましたけれども、そこのと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、国民生活センターや地方公共団体が、必要な限度において、適格消費者団体に消費生活相談の情報を提供することができるとしてありますけれども、この必要な限度ということを入れたのはどういうことからですか。
○小宮山(洋)委員 残りが五分を切りましたので、訴訟関係のことについてはまた次回に回すといたしまして、山口副大臣に何点かお答えいただくものがあると思いますので、そこへ飛んでいきたいと思います。  今の情報提供に関連するところなので続けて伺いたいんですが、この消費者団体訴訟制度が...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点お答えいただきたいと思いましたのは、民主党に寄せられたパブリックコメントでも、政府へも非常に多かったのが財政支援なんですね。民主党案では国と地方公共団体が必要な資金の確保に努めることということを入れておりますが、政府としては消費者団体への財政支援という...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん、ある程度の財政基盤は必要ですが、やはり新たなことをするためには適格消費者団体もいろいろと財政支援を必要とすることもあると思いますので、そこはまた柔軟に考えていっていただければというふうに思っております。  私の持ち時間、ほぼ終わりましたが、午前中か...全文を見る
04月26日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  参考人の皆様には、それぞれのお立場から貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私たち民主党は、常に消費者、生活者の立場からさまざまな政策をつくってまいりまして、今回も対案という形で、これは二年間にわたり...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。  私たちも、確かにこの損害賠償制度、日本で仕組むのは非常に難しいということで、このことだけで一年以上かけていろいろな検討をしてまいりました。ですから、今回対案として出させていただいたので、ぜひこれもたたき台の一つとしていただいて、差...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それから、政府へのパブリックコメントでも民主党案へのパブリックコメントでも、消費者団体や消費者の皆さんから非常に多かったのが、やはりこういう活動をするために財政支援をしてほしいという御意見が大変多く寄せられましたが、飯田参考人はそのことについてどうお考えですか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、これは消費者が待ち望んでいた制度ですし、これからこの二十一世紀の消費者と事業者の関係を変えていく制度だと思っておりますので、これは別に党派で対立することではございませんから、知恵を出し合って、よりよい実効性のある制度につくり上げていきたいというふうに思っ...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○小宮山(洋)議員 委員が御指摘のとおり、消費者被害の多くというのは、同じような種類の被害が多くの人に及びますが、一人一人が少額のために、訴訟を起こしてまで被害の回復をしようという人はほとんどいないと言ってもいいと思います。そのために、被害の救済がなされないままであるというのが実...全文を見る
○小宮山(洋)議員 この点につきましては、お寄せいただいたパブリックコメントの中でも、支援が必要だという非常に多くの御意見をいただいております。  適格消費者団体は、消費者団体訴訟制度を実効性のあるものとして、消費者の利益のために積極的に活動をするということが期待されるわけです...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○小宮山(洋)委員 まず、今回の遺失物法案の全体的なことについて一つ伺いたいと思うんですけれども、遺失物を取り扱っている現場で一番困っていることは実際にどういうことで、そのことに今回の法改正がどのように役立つかということをお答えいただきたいと思います。
○小宮山(洋)委員 今回、個人の一身に専属する権利や個人の秘密が記録された文書等は拾得者が所有権を取得できないということになりますが、対象になる主なものはどんなものがあるんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 パソコンとかデジカメとか、そういったデータが入っているものも今回拾得者が所有権を取得できないことになるわけですね。
○小宮山(洋)委員 そうした例えばパソコンですとかデジカメとか携帯電話とか、そういうものはどのような形で処理をするのか。パソコンなどのデータを完全に消すということはかなり難しいと聞いておりますけれども、そうした処理、拾得者に渡さないとしても、その後それをどういうふうに処理をされる...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これまでは、拾得物を届けますと、所有者があらわれなければ一定の期間後に自分のものになると拾った人は思っているわけですよね。特にパソコンですとかデジカメとかの場合はそういう期待というと変ですけれども、そう思って届けている人もいると思いますので、そういうことについ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その件につきまして、先ほど国家公安委員長がきめ細かな指導という言い方をされましたけれども、どんな指導を考えていらっしゃいますか。
○小宮山(洋)委員 あと、動物については先ほど二人の委員からかなり詳しく御質問がありました。動物愛護団体から心配があるので、ぜひ従来どおりきちんと遺失動物の保護をして飼い主に返還する、そういうようなことが行われるように努力をしていただきたいということにとどめまして、質問はやめさせ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 時間が短いので端的にお答えいただきたいと思うんですけれども、私が伺ったところでは、例えば福祉タクシーなどは国交省が条件を付した許可をする、それからNPO団体についても道路運送法の八十条で有償運送に対しては許可をするというふうなお答えをいただいております。また、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御答弁ですと、個々の事情を聞いて、必要があればそれは個人個人のボランティア活動であっても考慮し得るという御答弁だったかと思うんですが、私がこのことを、私自身が調べるのでも、警察庁に伺うと、それは都道府県の公安委員会規則でやっているから都道府県に聞いてくださ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 あす施行の道交法改正につきましては、確かに駐車の秩序を守るということはあるのかもしれませんが、本日報道されているとおり、民間委託を受託した七十四法人のうち三十六法人に警察OBの方がかなり天下りをしていらっしゃるとか、天下り機関をつくったのではないかというような...全文を見る
○小宮山(洋)委員 終わります。
06月01日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○小宮山(洋)委員 まず、子供の安全のことについて一問だけ伺って、その後、放課後子どもプランについて伺っていきたいと思います。  先ほど泉健太議員も伺いましたけれども、昨年末に、子供の安全について内閣官房で緊急対策を出されましたが、補正予算が組まれなかった。そして今年度予算でも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん、会議を開かれるのはいいんですけれども、子供は生身の一人の人間なのに、各省庁縦割りであるところを、そこを束ねられるのが内閣官房だと思いますので、ぜひやはり、まだ犯人が半年間も捕まっていない、不安な親御さんが何で署名までしなければスクールバス一台導入でき...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その実態調査、分析されて検討されているということは大変心強いことだと思いますので、それをスピードアップしていただいて、こども未来財団からも三十五人ぐらいが限度だということも出ているわけですから、それこそ百人規模のところがあるような現状の中で、ガイドラインをぜひ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多分、馳副大臣がプレス発表をしてくだされば、そういう誤解のない表現をしていただけたかと思います。  私もメディア出身なんですけれども、メディアはそうそう気を使って書きません、残念ながら今のところ。それで、先日、関係者の方も一緒に文科省と厚労省から来ていただい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 厚生労働省に伺いたいんですけれども、いつも学童に来る子供、それから遊びたいときに来る子供、ここをやはりある程度区別をする必要があると思っています。子供たちの生活の場、それを安定して保障するためには、専用の部屋とか同じ専任指導員が毎日見ることとか、学童に不可欠な...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それと、これは馳副大臣と北井局長と両方伺いたいんですけれども、今回心配を呼んでいる一つが、学校を使うからといって教育委員会が主導していいのかということがあるわけなんですね。校長または教頭がメンバーとして参画するプランの事業運営組織を設けるというようなことが言わ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 馳副大臣がおっしゃったような方向であれば、みんな何も文句を言うところはないと思うんです。ただ、出ているペーパーが、「教育委員会が主導することにより、」というようなことが書いてあり、各市町村では、今申し上げた校長などが「メンバーとして参画する同プランの事業運営組...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひお願いいたします。  それで、地域の実態、地域の実情に応じていろいろな形で進められるということがありましたが、先ほど川崎の例がやまぎわ議員からありましたけれども、もう既に一本化をしている、学童をやめてしまった自治体で、学童に通っていた子供や家庭からいろい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 きょうの熱意ある御答弁をぜひプレスに向けて発表していただくことを心からお願いを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月08日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  本日は、私が民主党の中で子供政策の責任者を務めさせていただいている立場から、子供の視点から、三十分ではございますが、質問をさせていただきたいと思います。  まず、政府案と民主党案を比べてみまして、私の目から見ますと、子供...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど、小坂大臣の方からは手法の違いだというふうに御答弁ございましたけれども、私は、手法の違いというようなものではなくて、やはり、重点の置き方、軸足の置き方が子供の視点に立っているかどうかということの大きな違いではないかと思っております。  そういう意味で、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど、私の最初の問いに対して民主党の提出者の答弁にもございましたが、民主党案には学習権ということが明示をされております。今回、この教育基本法を変えた方がいいのかどうかということは国民的な議論をしっかりしなければいけないと思っておりますが、私たちも、いろいろ盛...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御答弁にあったことは全部、国とか地方公共団体あるいはさまざまなところがそういう場を用意するという、用意する側からの規定でありまして、心はそういうことかもしれませんけれども、政府案を見る限り、子供の権利として学べる学習権ということは見受けられない。そこのとこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから御答弁を伺っていますと、憲法に書いてあるからとかいろいろおっしゃいますが、それでは今回の教育基本法は何のために改正をするのか。やはり教育基本法を改正する以上、子供の視点というか、子供のしっかりした教育を受ける権利ということをしっかり明記すべきではない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今のお答えは文部科学省的お答えで、保育所にいる子供のことは全く入っていません。そこを私たちは一緒にしなきゃいけないと。保育所であっても幼稚園であっても、本来、私たちはそこを一本化していったらいいと思っているんですけれども、その中で、とにかく学校へ上がる前の子供...全文を見る
○小宮山(洋)委員 なかなか無償化が現実のものとならない中で、それではどうやって教育を受けるかといいますと、一方では奨学金の充実ということがあると思います。  民主党の中では、義務教育終了までは子ども手当、これを大幅に増額する。財源のためには、税の控除を廃止して社会保障のサービ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから、幼児教育あるいは高等教育の無償化の問題、奨学金の問題、そうしたことが、やはり実質的な裏打ちがないと、幾ら学びたくても学べない状況というのがどうしても今のような経済状況やさまざまな格差が生じている中で出てきてしまう。教育基本法という教育の憲法も変えよ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、格段の御努力をお願いしたいと思います。やはり今、経済状況がこういうふうになっている中で教育基本法を改正しようというからには、理念だけではなくて、現実にこのことによって教育が保障されるという、その幅が広がらないと意味合いがないというふうに思います。  そ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点、政治教育について伺いたいと思います。  民主主義をしっかりと小さいころから学ぶ教育というのはぜひ必要だと思っています。やはり若者が政治に参画しませんと投票率も上がりませんし、これからこの日本で長く生きていく若い人たちこそ政治に関心を持つべきだと思う...全文を見る
○小宮山(洋)委員 日本の場合は、なかなか政治教育というのはタブー視されておりまして、確かに政党教育をしてはいけませんけれども、民主主義の教育、一票一票で政治をつくっていくという教育は、本当に小学生ぐらいからきちんとしなければいけない。  私は、たまたまアメリカの高校に一年行っ...全文を見る
06月09日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○小宮山(洋)委員 ただいま議題となりました、民主党、日本共産党、社会民主党、国民新党提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提出者を代表して趣旨説明をいたします。  政府案では、男女双方に...全文を見る
06月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○小宮山(洋)委員 そもそも間接差別の法理が救済しようとしている対象は、直接差別禁止の規定では救済することのできない現に存在するさまざまな形の男女差別の問題であり、これを包括的に禁止することに意味があります。  一方、政府案では、省令で限定列挙することとしているため、間接差別の...全文を見る
○小宮山(洋)議員 御承知のように、日本の賃金制度では、同じ仕事をしていましても、年齢や勤続年数、扶養家族の有無、残業、配転、転勤などの拘束性、職務遂行能力、成果などの違いによりまして、処遇が大きく異なっています。こうした状況の中で、短時間労働者と通常の労働者との、均衡ではなくて...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  男女雇用機会均等法二十年目の見直しということで、多くの女性たちがさまざまな期待を持って見守っている法案でございますが、会期末近いということで、本当に短い時間の審議になってしまいました。ぜひ密度の濃い質疑をしたいと思っており...全文を見る
○小宮山(洋)委員 人は、その性にかかわらず平等に処遇されるべきもので、男女平等の観点からは、男女双方の差別を禁止したということ自体は評価ができますが、性差別禁止法ということが今局長の言葉にもありましたけれども、その性差別禁止法にふさわしく、民主党の修正案で示しているように、男女...全文を見る
○小宮山(洋)委員 共働きの男女の一方または双方に対する不利益取り扱い、既婚、未婚による差別的取り扱いは性差別となるということをまず確認したいと思います。  また、改正案の第九条二項の女性労働者に対してのみの婚姻を理由とした差別禁止は、男女労働者とすべきではないでしょうか。
○小宮山(洋)委員 ということは、男性が結婚しても差別をされていないということは、今、女性にだけ差別があるということをお認めになったということかと思うんですけれども、一番最初のところの、既婚、未婚は性差別とは考えないと言われたことと後半でおっしゃったこととは矛盾しないですか。
○小宮山(洋)委員 諸外国の法制を見ましても、そのほとんどが性差別禁止法として男女双方に対する差別を禁止しています。  九七年の均等法改正のときの衆参の附帯決議でも、先ほど局長も言われましたように、男女双方に対する差別を禁止する、いわゆる性差別禁止法の実現を目指すこととされてお...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次に、仕事と生活の調和、ワークライフバランス、昨日の参考人質疑から始まってずっとテーマになってきているものですけれども、均等法二十年目の大きな見直しとなる今回、本当に男女の雇用の場での平等を実現するためには、やはりもう一歩踏み出して、仕事と生活の調和、ワークラ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 立ち位置が違うので、そこは議論してもなかなかかみ合わないところなのかとは思いますけれども、やはり仕事の部分だけを切り出して、切り取って、そこだけで平等にしようといったってこれは無理なわけですよ。今実際に、育児の九〇%、介護の八五%は女性たちが担っている。そうい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 お話にありましたように、九七年の法改正で、生活の部分は育児・介護休業法に分けて、均等法は目的を絞った、それを戻して、広くする改正はしないという答弁が参議院の審議でも川崎大臣からもございました。  ただ、この前回の改正のときそこを分けたのは、女性だけにそこが偏...全文を見る
○小宮山(洋)委員 局長のお立場ではそうお答えになるしかないのかもしれませんけれども、たくさん傍聴に来ていらっしゃる女性の労働者の方たちも、なかなかそういう答弁で納得がいくとは思いません。  それで、理念に入れれば、法律を大幅に変更しなくても多くの法的効果を持たせることができる...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今局長がお述べになったのは、今までやってきた施策ですね。その中で、これだけどんどん少子化で、本当は若い人の八割は二人子供が欲しいと言っているのに、一・二五まで下がっている。一方、働き過ぎの男性の労働者は、自殺が毎年三万人を超えていたり、あるいは過労死をしたり、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回、その三項目と言われているのが、募集、採用における身長、体重、体力要件、コース別雇用管理制度における総合職の募集、採用における全国転勤要件、昇進における転勤経験要件の三項目。  これ以外に、今回の均等法改正のもとになっています男女雇用機会均等政策研究会報...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この賃金の話は、幾らこれまでいろいろ議論をさせていただいてもかみ合ってこない点なんですけれども、賃金の男女格差については改めて後ほど伺いたいというふうに思います。  国際条約との関係でも、今回の内容では不十分だと考えます。二〇〇三年に、女性差別撤廃委員会、C...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御説明を伺っても、やはり建議に書いてあるものと今回七条で規定をしているものと規定ぶりは違いませんか。本当にそちらの研究会報告どおりにされていますか。
○小宮山(洋)委員 私は、私だけではなくて、これに関係していろいろ研究している方たちもそのとおり盛り込まれているとは思っておりませんが。何回やっても同じことでしょうか。もうちょっと御説明いただけませんか。
○小宮山(洋)委員 局長が考えておりますと言われても、そのようにはなっていないというふうに思います。  今回、三項目を省令で限定列挙することによってそれに該当しないケースを裁判で争うことが非常に困難になるのではないかという懸念が強くあります。現行法のもとでも最近、世帯主、非世帯...全文を見る
○小宮山(洋)委員 裁判に与える影響というのは、本当に日本の裁判所は法律や省令に書いてあることに、厳しくそれに基づいて判断をするケースが多いので、法律で決めますと、幾らここで影響ないとおっしゃっても影響が出てくるということが現実にあるわけです。均等法が最初に制定されたときにも、裁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 周知を図るのは当然のことなんですけれども、それでは、均等法をつくったときには、周知を図らなかった結果こんな判決が出たんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 諸外国を見ましても、限定列挙をしているというところはないわけなんですね。間接差別として想定されるケースを指針という形で例示するのでは何でだめなんでしょうか。  先ほど局長が言われたように、日本ではまだ判例が積み上がっていないというところに逃げられると困るんで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは経営側の考え方というんでしょうかね。かえって、働く側からいくと、その三つ以外はそうでないと解されてしまうことの方が混乱を招くんじゃないですか。  やはりちょっと、参考人質疑の中でも、経営者側の御発言を聞いても、反対だった、今回は限定だから、まあやむを得...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ですから、そのメリットをもうちょっと広げたらどうですか、三つに限定する必要はないんじゃないですかということを申し上げているわけです。  先ほどから、均等法ができたときに余り周知が徹底しなかったことはお認めになったのかどうかわからないんですが、今回は一層努力を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ここでまた、ありとあらゆる手段というのは何ですかと聞くといろいろあれなので、すべての手段を講じてやっていただけるものだと理解をしたいと思います。  参議院での質疑などを通じましても、定義、法理は間接差別についてもっと幅が広いと。きのうの参考人の質疑の中でも、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次に、雇用管理区分について伺いたいと思います。  間接差別の方だけを幾ら周知をしても、雇用管理区分がある限り、本当に限定をされた中の差別しか禁止されないのではないかと思うからです。  この雇用管理区分というのは、均等法施行前後に金融機関等の大企業を中心に導...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、当たらなくはないのではないでしょうか。  この雇用管理区分というのは、女性の労働条件に大変大きな影響を与えています。憲法の二十七条二項では、労働条件は法律で決定するとされております。この労働条件法定主義に反するのではないかと思いますが、いかがでしょう。
○小宮山(洋)委員 でも、実際上、それによって労働条件が決まってくるわけですよね。  ここの雇用管理区分で言われている、職種、資格、雇用形態、就業形態等の区分、その他労働者についての区分とは具体的に何を指すのですか。
○小宮山(洋)委員 ですから、その区分をそのままにしておいたのでは、間接差別を幾ら禁止してもその雇用管理区分の中でしか行われないわけですよ。非常に限定されたものしか対象にならない。  このことを指していると思われますが、二〇〇三年の女性差別撤廃委員会の、雇用機会均等法のガイドラ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この雇用管理区分をそのままにしておいて、間接差別は三項目に省令で限定をして、どれぐらいの人が救済されると考えておいでなんですか。
○小宮山(洋)委員 やはりそういうような形で行われているのは国際動向とはかけ離れていると思います。  欧米では、間接差別が禁止されたことによって男女差別がどのように改善されていますか。
○小宮山(洋)委員 ですから、今のような日本の雇用管理区分をそのままにして限定列挙をしたのでは、ヨーロッパで行われているような差別の解消にはつながらないのではないかということを申し上げているわけなんですね。  先ほどお答えいただいたんですが、ちょっと、聞いていらっしゃる方も、本...全文を見る
○小宮山(洋)委員 なるべく、最低限ではなくて、少しでも多くの女性たちが救済されるように、女性差別撤廃条約のその委員会の勧告に従って、そこの見直しをぜひしていっていただきたいというふうに思います。この雇用管理区分というのは、温存しておくべきではないというふうに、そこが解消されませ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、次に伺おうと思ったんですが、そのパートも入れて比較した数字、これは厚生労働省は余り表に出していませんよね。計算をしますと、パートの女性の賃金は男性の賃金の四五%という、国際的に見て本当にかなり低い、格差がすごく大きいという現状になっているわけですが、この現...全文を見る
○小宮山(洋)委員 日本は、男女の賃金格差につきまして、再三ILOから勧告を受けています。ILOの条約勧告適用専門家委員会、たびたびいろいろ勧告をしていますが、二〇〇三年には日本政府に対して、専門家グループが、男女の賃金水準に及ぼす間接差別の影響を考慮するよう希望し、また作業委員...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ILO百号条約は、同一価値労働同一賃金とあわせて間接差別も含んでいるということだと思いますが、その認識をしっかりと持っていらっしゃるでしょうか。  それで、ILOからの意見の中では、日本での間接差別に言及をして、間接差別が男女の給与水準に及ぼす影響を考慮する...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは違うでしょう。だって、その条約勧告適用専門家委員会がちゃんと、男女の賃金水準に及ぼす間接差別の影響を考慮するようにと言っているのに、何で含まれていないことを、百号条約についてそういうことを言うわけですか。
○小宮山(洋)委員 何かわかりません、その答弁聞いていて。  結局、賃金の格差というのは、直接差別だけではなくて間接差別も含まれて出てきているわけですから、それは同一価値労働同一賃金の条約の中には両方含まれるのは当然のことだというふうに思います。ILOもそう考えているんではない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私、頭が悪いんでしょうかね、ちょっとわからなくなってきちゃいましたけれども。  それでは、今回間接差別を禁止することによって、賃金には何もいい影響はないということですか。
○小宮山(洋)委員 皆さん、聞いていらしておわかりになるでしょうか。このことだけやっていますとちょっと持ち時間足りなくなってきますので、また後の質問者にここのところは残しておきたいというふうに思います。  賃金格差の主要な原因について、男女間の賃金格差問題に関する研究会報告が、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどの、前の問いのところで、労働基準法は刑罰を伴う法律なので困難というようなお話がありましたが、そうなのであれば、均等法にこの二つの原則を含む賃金の性差別禁止を規定すべきなのではないですか。
○小宮山(洋)委員 それでは、政府は、国際的に見ても非常に差の大きい男女の賃金格差をこれからどのようにして是正をしていくんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 次に、そのパート労働について伺っていきたいと思います。  パートタイム労働者は千二百万人を超えまして、パートなくしては日本の労働市場は成り立たなくなっています。このパート労働者の約七割が女性で、女性パート労働者の平均賃金は男性一般労働者の約四五%という格差が...全文を見る
○小宮山(洋)委員 女性差別撤廃委員会の日本政府の第四回、第五回リポートに対する審議では、委員から、パートタイム労働者に圧倒的に女性が多いことは間接差別になるのではないかという指摘が相次いでいますが、このことにはどういうふうにこたえるんでしょう。
○小宮山(洋)委員 対応していきたいということでしたら、どのように対応するんでしょう。  それで、EU諸国ではパートの差別は間接差別と認識をされています。では、今回の均等法改正でパートについては何がどう変わるのか、あわせてお答えください。
○小宮山(洋)委員 その対応するという中には法改正ということを考えていますか、パートタイム労働法の。  それで、ヨーロッパの諸国では、パートタイム労働者というのは働く時間が短いだけで待遇は長時間労働者と同じで、待遇が違う日本のパートタイム労働というのは非常に特異なものだと思いま...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣に伺いたいと思いますが、今質疑をお聞きになっていて、やはり女性のかなりの部分が、本人が望むかあるいはそれしか仕事がないか、いろいろ事情は違いますけれども、パートタイム労働者として働いているわけです。ですから、このパートも含めた形の、賃金を含めた均等な待遇と...全文を見る
○小宮山(洋)委員 来年、労働法制について大きく見直しが図られるというふうに伺っております。その中でも、このパートの問題というのはいろいろな意味でこれから大きな問題だと思いますので、またぜひ積極的な対応を図っていただきたい。私たちは、できることなら、今回の均等法とあわせてそういう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 野党側としましては三年後の見直しの修正案というものを提出しておりますが、政府案では参議院での修正で五年後に見直すことになっています。その見直しに向けての手順はどのように進められますか。
○小宮山(洋)委員 今、およそ一時間半にわたって全体を総括的に質疑させていただきましたが、本当にこの均等法の問題というのは、幅が広いというか、いろいろなものと関係をしてきていまして、こうやって質疑をするのにも、本当にさまざまな資料に目を通し、いろいろなところに目配りしてやらなけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 きょうの質疑も、記者の方は何人ぐらい来られているんでしょうかね。大体、こういう専門的な知識がないとなかなかわからないものは、私もメディアにいた者ですけれども、なかなかメディアも取り上げない。そのことも周知が図れない一つなのかもしれません。  本当に、この二十...全文を見る
09月28日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○小宮山委員長 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。とても光栄に存じます。  青少年の問題をめぐりましては、この委員会で、子供の安全や児童虐待、また学童保育の問題などにつきましてこれまでも審議をして...全文を見る
○小宮山委員長 これより理事の互選を行います。
○小宮山委員長 ただいまのやまぎわ大志郎さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に     倉田 雅年さん    谷川 弥一さん     馳   浩さん    御法川信英さん   やまぎわ大志郎さん    奥村 展三さん     高井 美穂さん    伊藤  渉さん 以上八名の方々を指名い...全文を見る
10月19日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長が指名することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に     後藤田正純さん    実川 幸夫さん  及び 萩生田光一さん を指名いたします。      ————◇—————
○小宮山委員長 この際、高市国務大臣、平沢内閣府副大臣及び谷本内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。高市国務大臣。
○小宮山委員長 次に、平沢内閣府副大臣。
○小宮山委員長 次に、谷本内閣府大臣政務官。
○小宮山委員長 青少年問題に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官荒木二郎さん、内閣府政策統括官柴田雅人さん、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長桜井俊さん、文部科学省生涯学習政策局長田中壮...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福岡資麿さん。
○小宮山委員長 次に、井脇ノブ子さん。
○小宮山委員長 お答えはいいですか。(井脇委員「大臣お願いします、一言」と呼ぶ)高市大臣、どうぞ。
○小宮山委員長 次に、太田和美さん。
○小宮山委員長 次に、高井美穂さん。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、石井郁子さん。
○小宮山委員長 次に、保坂展人さん。
○小宮山委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これで散会いたします。     午後零時四分散会
10月27日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○小宮山(洋)委員 本日最後の質問者になりましたが、官房長官は会見で御退席中ですので、官房長官に関する質疑に関しましては、戻られてからまとめてさせていただきたいと思っています。  まず初めに、消費者問題について少し伺いたいと思います。  消費者団体訴訟制度、この内閣委員会で、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この法律、今おっしゃったように、初めての仕組みで、消費者が本当に待ち望んでいたものなんですけれども、多くの附帯決議がつけられております。私どもがつけました。より多くの団体が適格消費者団体の認定を受けられるように、基準の明確化や配慮ということを附帯決議で求めてお...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、その際にも、こういう問題に取り組んできました消費者団体や市民の声も聞きながら進めていただきたいというふうに思います。  それともう一点、附帯決議の中で、民主党案には入れてありました損害賠償制度について、速やかに検討していくという趣旨のことも盛り込んでご...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党の案の中には、アメリカの制度、ドイツの制度をいろいろ参考にいたしまして、日本で導入できると思われるものを提案したつもりでございますので、ぜひ参考にしていただきまして、なるべく早くその検討も進めていただきたいと思っています。  とにかく、多くの被害者がい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今お話にありました消費者基本計画も、これは消費者基本法という、消費者は、保護の対象であったものから、権利の主体だという大きな発想の転換の中でつくられたものでございます。私もこの委員会にずっと所属をしておりますので、また折に触れて消費者問題も伺わせていただきたい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど申し上げた幾つかの事件の中で、栃木の事件についてはまだ犯人が捕まっていません。地元では日々不安な状況が続いているわけですけれども、その後どうなっているか、警察庁に伺いたいと思います。
○小宮山(洋)委員 この件に関しましては、最初、白い車とか、どうも初動のところで誤ったのではないかというような指摘もございます。やはり、こういう事件、子供を殺害するなどということは、必ずこれは検挙されるのだということを示すことが再犯をまた防ぐことにもなると思いますので、ぜひ力を入...全文を見る
○小宮山(洋)委員 せっかく昨年末に緊急対策として出されながら、だって、栃木の事件が起きたのはいつですか。もう一年でしょう。一年たった十一月にやっと民間のバスを入れましたで、どこが緊急対策かと私は言いたいと思いますね。その間、毎日子供は通学をして、保護者は不安な思いをしている。予...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これは内閣委員会でも、それから青少年問題特別委員会でも何回も取り上げておりまして、その特別委員会の方で参考人として来られた、CAPという、御存じだと思いますけれども、そのプログラムを主宰している方からいろいろ話を伺って、さっき申し上げたように、防犯ブザーは取り...全文を見る
○小宮山(洋)委員 まあ、それぞれの、いつもそういうふうに逃げられてしまうんですけれども、それはやはり、これは国として、子供の安全ということは政府を挙げて取り組むということですから、効果があるプログラムであれば、学校は非常に閉鎖的なんですよ、まだ開かれていない、民間のいい知恵があ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 子供に関して高市大臣からは先日来大変心強い御発言をいただいておりますので、期待をしたいというふうに思います。  次に、これは大変難しい問題なんですが、生命倫理、生殖医療について伺いたいというふうに思っています。  生殖医療の技術が以前には考えられなかったほ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 このクローン禁止法をつくるときにも、日本にはそのベースとなる、基礎、土台となる生命倫理や生殖医療に関する法律がないということが抜本的な問題だったわけです。それがないのに、クローンのこの技術とこの技術はいけませんというのだけをつくりますと、ではほかはいいのかとか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 生命倫理については、自民党さんも民主党でも憲法の改正案の中に入れています。ですから、そういう考え方もあるかと思いますし、その基礎になる法律についても、やはり議論をある程度国民の中でできるような形をとっていく必要があるのではないかと思っています。  基礎になる...全文を見る
○小宮山(洋)委員 総合科学技術会議、これは高市大臣が所管されているところですけれども、ここで議論をされて、文部科学省と厚生労働省にガイドラインづくりを投げた。その後どう議論されているのかを私、一生懸命調べたんですけれども、大変わかりにくいんですね。文部科学省で人クローン胚の研究...全文を見る
○小宮山(洋)委員 官房長官お戻りになりまして、お待ちしておりました。  今、生命倫理と生殖医療の話をさせていただいていたので、なかなか議論にすぐ入っていただくのは難しいかと思うんですけれども、今質疑をさせていただいているのは、生殖医療の技術が本当に考えられないほど進んできまし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その前向きに考えたいという、まあ、個人的にというのはつきましたけれども、前にもその議論をされていた塩崎さんが官房長官でいらっしゃることは大変心強いと思っています。  おっしゃったようにこの問題は、党派が対立してというのではなくて、私たちも、女性議員中心ですけ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先日、ヒアリングをさせていただきましたけれども、法務省の方からは、生殖補助医療により出生した子の親子関係のあり方について、厚生労働省での検討状況を踏まえ、国民意識の帰趨を勘案しつつ検討を進めていくべきというふうにしていまして、私のとったところでは、国民的なコン...全文を見る
○小宮山(洋)委員 昨日も超党派の勉強会で向井亜紀さんに来ていただきまして、ヒアリングをさせていただきました。今の御発言の中で、日本ではまだ、方向性として禁止したいとは言っていますけれども、そういう法律があるわけではないので、違法ではありませんから、そこだけはしっかりわかっておい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これまでになく前向きな御答弁をいただいたと思っていますので、今後また話をいろいろさせていただきたいと思います。  大分残り時間が少なくなりましたので、最後の男女共同参画の問題については、残り時間少ない中でちょっと問題を絞りたいと思いますが、一つは、具体的な問...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ということは、終了まで公表しないけれども要望が出ているからということだろうというふうに解釈をいたします。  この選択的夫婦別姓の問題というのは、国会の中では、最近、ちょっとなかなか話題にもできないような状況になってしまっていますが、待ち望んでいる人たちはたく...全文を見る
○小宮山(洋)委員 時間が参りましたので終わりますが、選択的夫婦別姓、選択ができないのはついに世界で日本だけになりましたので、そのことだけは心にとめておいていただきたいというふうに思っております。  男女共同参画については、また次の機会に質問をさせていただきたいと思っています。...全文を見る
11月16日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長が指名することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に田嶋要さんを指名いたします。      ————◇—————
○小宮山委員長 青少年問題に関する件、特にいじめ問題について調査を進めます。  お諮りいたします。  本件調査のため、本日、参考人として横浜市立末吉小学校校長森徹さん、東京大学社会科学研究所助教授本田由紀さん、特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター代表理事清川輝基さん...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、本当にありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  次に...全文を見る
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、本田参考人にお願いいたします。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、清川参考人、お願いいたします。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、内田参考人、お願いいたします。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見の開陳は終わりました。     —————————————
○小宮山委員長 これより参考人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上野賢一郎さん。
○小宮山委員長 次に、松本洋平さん。
○小宮山委員長 次に、田嶋要さん。
○小宮山委員長 あと五分なので一つに絞った方がよいのではないでしょうか、委員長から言ってはなんですが。
○小宮山委員長 次に、津村啓介さん。
○小宮山委員長 では、それぞれコンパクトにお願いをしたいと思います。
○小宮山委員長 本田参考人、手短にお願いします。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、保坂展人さん。
○小宮山委員長 次に、高橋千鶴子さん。
○小宮山委員長 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。  参考人の皆様には、貴重な御意見をお述べいただきまして、本当にありがとうございました。いただきました御意見を、私たち委員会の中での審議の参考にさせていただきたいと思っていま...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。  お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長竹花豊さん、法務省大臣官房審議官深山卓也さん、文部科学省大臣官房審議官中田徹さん、文部...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 まず、政府参考人から順次説明を聴取いたします。警察庁生活安全局長竹花豊さん。
○小宮山委員長 次に、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長大谷泰夫さん。
○小宮山委員長 以上で政府参考人からの説明は終了いたしました。     —————————————
○小宮山委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。谷川弥一さん。
○小宮山委員長 次に、大塚高司さん。
○小宮山委員長 次に、田嶋要さん。
○小宮山委員長 次に、高井美穂さん。
○小宮山委員長 高井さん、質問時間が終了していますので、御協力をお願いします。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、石井郁子さん。
○小宮山委員長 次に、保坂展人さん。
○小宮山委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これで散会いたします。     午後零時六分散会
12月19日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  御報告いたします。  今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、「青少年の健全育成に関する基本法」の早期制定を求める意見書外九件です。      ————◇—————
○小宮山委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員会で、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     ...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これで散会いたします。     午前九時四十一分散会