小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○小宮山委員長 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担わせていただくことになりました。  委員の皆様のさらなる御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。  どうぞよろしくお願...全文を見る
○小宮山委員長 これより理事の互選を行います。
○小宮山委員長 ただいまのやまぎわ大志郎さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に     後藤田正純さん    実川 幸夫さん     谷川 弥一さん    萩生田光一さん   やまぎわ大志郎さん    田嶋  要さん     高井 美穂さん    西  博義さん 以上八名の方々を指名い...全文を見る
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  私は、民主党の中で男女共同参画推進本部の本部長代理も務めております。この少子化への対応と男女が平等であること、男女共同参画というのは同じ根の問題だと思っておりまして、その点から、今回の一連の柳澤伯夫大臣の御発言は大変本質的...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また個々の御発言については後ほど詳しく伺っていきたいというふうに思いますけれども、先ほど申し上げたように、おわびをすれば済むということではない。思っていたから言葉に出るので、言葉というものは思わなければ出てくるものではありません。そういう意味でも、やはり私ども...全文を見る
○小宮山(洋)委員 安倍総理は、代表質問の中で、これは一月二十九日の衆議院本会議ですけれども、小沢代表、そして松本政調会長の質問に対して、「私としても、不適切な発言と考え、今後誤解を生じないように大臣に厳しく注意を促したところでございます。」というふうにおっしゃっています。  ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、これは本会議場で聞いているところでは、厚生労働大臣の発言についておっしゃっているとしか思えないのですけれども、安倍内閣としては、内閣全体が発足されて四カ月余り、今五カ月目に入ろうとしているんでしょうか。昨年には佐田大臣がおやめになり、これは閣僚ではありま...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、衆議院では与党が七割を、郵政復党組も含められますとなっておりますので、総理がリーダーシップを発揮されなくても、与党多数ですから法律というのは成立していくのではないかというふうに思います。  これから一つずつ柳澤大臣の御発言について、私は、先ほど申し上げた...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今のではお答えになりません。何が悪かったかということを具体的にお答えください。     〔委員長退席、斉藤(斗)委員長代理着席〕
○小宮山(洋)委員 女性を産む機械、装置と言うことは……(発言する者あり)言葉狩りではありません。これは基本的な考え方の問題です。女性を産む機械、装置とそこで例えとして言われたということは、全く思っていらっしゃらないことが言葉に出るとは思いませんので、やはりどこかに、人口政策の対...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それはそういう考えをしているから出てくる言葉なのです。  さらに、一人頭で頑張ってもらうということについては先ほど高井議員が伺いましたけれども、女性が頑張っていないから少子化になっているという考えは全くお持ちでないということでいいんですか。そうであれば、どう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 おわびはもう結構なんです。どういうことでおっしゃったかということを言っていただかないと、柳澤大臣にその責任者としての資質が問われているわけですから、しっかりそこはお話をいただきたいと思っています。  そして、再三話に出ているように、このことで多くの人が傷つい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回の発言についてはそれ以上おっしゃることはないということのようでございますから、この発言が明らかになりました翌日、一月二十九日月曜日の夕方に、参議院の厚生労働省政府控室で超党派の女性議員十六名が辞任の要求をいたしました。署名自体は二十八名がしておりますが、参...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その中で柳澤大臣は、報道から皆さんがそう受けとめられるということはわかる、皆さんにおわびする、報道がこういうふうにしたから皆さんにおわびをするというようなことをおっしゃって、発言は私の女性観、女性に対する思いではないというふうに再三おっしゃいまして、家内も働い...全文を見る
○小宮山(洋)委員 娘さんたちに男性と同じ教育をした、女性に男性と同じ教育をしたということは、今の男女共同参画社会を推進している内閣の大臣としてはおっしゃるべきことではないし、やはりそういう考え方……(発言する者あり)黙らせていただけませんか。
○小宮山(洋)委員 男性と同じに女性を教育するということが女性の個性を生き生きと発揮させる、男女共同参画の考え方とは違うそういうことが次々にお言葉の中で出てくると、やはりそこが少子化問題の責任者としての資質に問題があるのではないかということになるわけですが、おわかりでしょうか。
○小宮山(洋)委員 それでは、男女共同参画社会、これは歴代内閣が力を入れて取り組んでおられて、きょう午前中に質問をされました猪口大臣、そして現在は高市大臣が少子化とか男女共同参画の担当をされていると理解をしております。安倍内閣もそのことに力を入れていらっしゃるんだと思いますけれど...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この男女共同参画というのは、どうもサンカクだかシカクだかわからないという人もいるように、なかなかこなれない言葉でございますので、この基本法をつくるときに、これは与野党、本当に力を合わせてつくった基本法ですが、当時の官房長官で担当大臣であられました野中広務大臣と...全文を見る
○小宮山(洋)委員 少子化の問題というのは、一九八〇年代からヨーロッパの多くの国でも少子化と直面をしていました。そして、少子化から持ちたい人が持てるようになって、多くの国で出生率が回復をしております。回復をしている国の多くのところで男女共同参画、男女平等が実現をしている。そして、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の御答弁の中で、カイメイカというのはどういう字を書くんでしょうか、私を何かおっしゃったようですけれども。文明開化をまだしていないのかなと思ったりもいたしますけれども、カイメイカ、ちょっとよくわかりませんでした。  今も、よいことの、こういう発言もしている、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、ですから、持ってもらうということについて、どういうふうなお考えでおっしゃったんですかと伺っています。
○小宮山(洋)委員 もう一つだけ、御発言のことを聞きたいと思います。  三つ目の御発言でございますが、それが昨日の記者会見で問題になりました、若い人たちは、結婚したい、子供を二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる、若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが非常に...全文を見る
○小宮山(洋)委員 問題だとは思っていらっしゃらないということでしょうか。  では、申し上げますけれども、それを、二人以上持ちたいということが極めて健全だとおっしゃったことが問題だと思っています。二人以上持つことがなぜ極めて健全なんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 私としては困ってしまうと言われても、こちらも困ってしまうんですけれども。  では、柳澤大臣にとっての健全、不健全の定義を伺いたいと思います。
○小宮山(洋)委員 それがわからないから伺っているんです。  それでは言い方をかえます。少子化の背景に不健全ということがあるのでしたら御説明ください。
○小宮山(洋)委員 今のを伺うと、柳澤大臣は、今、国の中で少子化問題の責任者をされている、厚生労働大臣として困ってしまうことが不健全だということでよろしいんですか。二人以上産んでほしいと思う、だから柳澤大臣が困らないようにすることが健全であって、そうでないと不健全ということかなと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 評価をした、健全だと評価をしたということですね。  今私がここで申し上げているように、二人以上子供を持つことが健全な状況だということは、これは、先ほどから申し上げている女は産む機械だということと同じかあるいはそれ以上にひどい発言だという意見が、私のところにも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 少なくとも、女性の心を傷つけたと機械発言ではおっしゃったわけですよね。そうしたら、この二人以上持つことが健全だということが、前の文脈を見ればわかるといっても私は全くわかりません。わからない女性がたくさんいるということであることは、不適切な表現だったのではないで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは、持ちたくなくて持っていないのではなくて、大臣がおっしゃっているように、本当は二人持ちたいと思っている人が若者の八割から九割いるんですよ。ところが、持ちたくても持てないから、その環境を整備する責任者があなたでしょうということを言っているわけです。それを、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今のこの一連の柳澤大臣の御発言について、高市少子化担当大臣に伺いたいと思います。  今、内閣委員会や、そして青少年問題特別委員会でも担当大臣として御出席いただいて、本当にいろいろ積極的な御発言をいただいていると思っています。  これはやはり、最初の発言があ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私が最初からこれまでずっといろいろな発言について伺っていたのは、決して私一人の考えからではありません。私のところに、メールやらファクスが本当に読み切れないほど連日来ているんです。  その中の一部をちょっとだけ御紹介します。  広がりつつある男女平等に逆行す...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどの私のところへ来たメールの中にもありますが、人口問題に深くかかわる厚生労働省の最高責任者である大臣として、国際的な人口問題についての取り組みの基礎となっています一九九四年にカイロで開かれました国際人口・開発会議、ここでの合意文書のカイロ文書というものが原...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうなんですね。女性は人口政策の対象ではなく主体であるということが国際的に確認をされているわけです。今読み上げられたように、何人子供を産むか、産まないか、どういう間隔で産むか、それは、それぞれのカップル、特に産む性である女性が自己決定をするということが確認をさ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 冒頭にも申し上げましたけれども、これからの日本の社会にとって、環境の問題とかいろいろな問題がありますけれども、最優先の課題がこの少子化への対応、少子高齢社会への対応ですけれども、幾ら高齢社会への対応をしても、子供たちが必要以上に減る、持ちたい人が持てなくて減っ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 全力で取り組んでくださるということですが、それはぜひ、女性が頑張らないからだというのではなくて、持ちたい人が安心して生み育てられるように、それでは、柳澤大臣は、担当、所管が一番その政策について多い厚生労働省の責任者として、どのように取り組んでいかれるおつもりで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 済みません、私、先生と呼ばれないことにしているので、委員か議員にしていただくようにお願い申し上げます。  この少子化の問題というのに政府が本格的に取り組み始めたのはいつごろだと認識していらっしゃるでしょうか。これは、答えを言ってしまいますと、一九九〇年、平成...全文を見る
○小宮山(洋)委員 政府は昨年、先ほども同僚議員もちょっと取り上げておりましたけれども、六月に新しい少子化対策というものをつくられました。六月には何か骨太の方針が出てくるということで期待をしていたんですけれども、どうも昨年のは、見ると、大分骨が細くなっているような印象がございます...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうですよね、高市大臣はそのとき担当大臣であられなかったので。  今高市大臣がいみじくもおっしゃったように、総花的だという批判も出されたときにありました。それで、目玉の乳幼児加算、これは緊急雇用創出特別基金の余剰金活用という一時しのぎにすぎないのではないかと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 昨年、骨太と今おっしゃいましたけれども、できるだけのものを、あらゆるものをここに入れたということでございましたが、先月、また新しい戦略会議をつくるということが出ました。新たに戦略を練らなきゃいけないということは、今までのでは足りないということかなと思うんですが...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その中でやはり柳澤厚生労働大臣も重要な役割を担われると思うんですけれども、大臣はいかがですか。
○小宮山(洋)委員 先ほど一九九〇年からもう十六年も十七年もたっているではないかと申し上げましたけれども、その間出生率が下がり続けているのは、政府の本気度が見えないんです、女性たちには。私も仕事をしながら三人男の子を育ててまいりましたから、大抵のことは、どう答弁をされても、いや、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 まだ、正式な出生率の発表は六月だと思いますけれども、昨年が一・二九ぐらいに上がったであろうということは私も聞いております。ただ、これで抜本的に上向き傾向になったとは私は思っておりません。なぜなら、私たちはベビーブームの世代ですが、第二次ベビーブームの世代が、今...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この子ども家庭省とか庁を設置している国というのは結構あるんです。アイルランドが国家子供事務所というのを持っています。ニュージーランドは子供若者家族サービス省というものを持っています。ノルウェーは子供家族省。そしてアメリカは子供家庭行政局。このように、各国いろい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ですから、そういう第三の施設をつくっても、およそ千カ所ぐらいつくる、それ以上ふやすつもりはないというようなお話だったので、すごくおかしな形になっています。そういうような無駄なことを省くためにも、やはりそこは同じところがやればきちんとできてくるということなんだと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私どもは、義務教育までこの子ども手当で、その先は奨学金ということで、ちゃんとその財源についても民主党の予算案の中で出しておりますので、きょうは時間がございませんけれども、後ほどお届けをしたいというふうに思います。  それからあと、これはやはり働き方の問題とも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちゃんとその働き方、こういうことについて聞くというふうに私は言ってあります、午前中に。横でそういうふうに出てこないでください。  これは、やはり厚生労働大臣がそういう認識を持っていらっしゃるから女性たちは信用できないというふうに言うわけですよ。七割の女性がと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 なかなかわかっていらっしゃるとはよくわかりませんが、私が伺ったのは、このような七割がやめなきゃいけないという現状についてどうお思いですかと伺ったんです。
○小宮山(洋)委員 そうなんですよ。そぐわない状況なんです。だから、出生率が下がっているんです。  日本だけが、女性の生涯の就業率をあらわしたときに、M字型カーブ。大臣御存じだと思いますけれども、学校を出て、まず働き出したところがMの最初の頭になります。二十代後半から三十代前半...全文を見る
○小宮山(洋)委員 とにかく子供を中心に置いて総合的に政策をするという中には、今申し上げました経済的な支援、働き方の見直し、そして、ワーク・ライフ・バランスをきちっと確保するためには、この国会でも労働国会ということでこれは提出をされるということですが、正規と非正規の均等待遇の問題...全文を見る
○小宮山(洋)委員 前半のものについては、私どももしっかりと理論的につくって法案を提出させていただきますので、その折にまた議論をぜひさせていただきたいというふうに思っております。それは、それぞれの職場の中でしっかりとした価値基準を持って当たるという法案を出したいというふうに思って...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ということは、出生率の目標値を念頭に置くということですか。
○小宮山(洋)委員 出生率を念頭にするというのはお答えになっていないようですけれども、出生率がこれぐらいまで上がるという目標値を念頭に置くということですか。
○小宮山(洋)委員 では、政府は今までもそういう見通しを持ちながら念頭に置いて進めてこられたのに、一九九〇年から下がり続けているということは、これは政策の失敗ということでしょうか。
○小宮山(洋)委員 あと三十秒ですから、しっかり三十秒で、ストップウオッチを持っています、そこで終わりますけれども、今大臣が言われたことは、結局、幾ら一生懸命やっても財政の制限があったとか、優先度を上げていないということなんですよ。子供を第一に考えていないということなんです。です...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  今、ちょうどいろいろな契機で少子化の問題が焦点になってきておりますけれども、午前中も質疑にありましたが、少子化対策の戦略会議として、政府は、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議、これをスタートされまして、塩崎官房...全文を見る
○小宮山(洋)委員 本当にしっかりと、骨が細くならない骨太の結論を出していただきたいというふうに思っております。  それで、きょうは二点伺いたいんですが、最初は、昨年の少子化対策の柱とされました放課後子どもプランにつきまして、これは学童の側からと、双方からいろいろと問題があるの...全文を見る
○小宮山(洋)委員 現場で子供を預けている人たちも、それから実際にこういうことに携わっている方々も、それぞれを充実してくださいという要望が強いかと思うんですけれども、きょう、ちょっと図をお配りすればよかったんですが、今も同じような名前が出てきて、頭に入っていらっしゃらない方は何が...全文を見る
○小宮山(洋)委員 三年間の空き教室を利用しての全児童を対象にしたものを調べてみますと、週に一日ぐらい行われているところが多かったんだと思うんです。一方で学童の方は、低学年の子供は、小学校にいる時間より長い、千六百時間以上を過ごす生活の場になっているわけですね。そこはもう基本的な...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、同様の、今と同じようなサービスが行えるようにきちんとやるということで、この点は特に心配はないということだったかと思います。  それで、学童保育については、今、さらにニーズが高まっていると思うんですが、おととしでしたか、青少年問題特別委員会で集中審議...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今調査をしていて、これから検討ということですが、子供たちはもう既に、多くの子供が九十人、百人の中で学童を受けているわけですから、ガイドラインをつくりますと言われて一年半、遅いのではないかと思います。また改めて伺いますので、ぜひスピードアップをして、ガイドライン...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今のお答えをお聞きになって、平沢副大臣、どう思われますか。今まで一生懸命、三分の一ぐらいは民間が担ってきたんですよ。今後ともやりたいと言っているのに、今度仕組みが変わって補助金で講じられるようにいたしましたと言われても、実際に市町村がやらない。そうなると、せっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、副大臣から、心強いというか、民間からすれば当然やってくださいということだと思いますけれども、御答弁をいただきましたので、四月からですから急いでやっていただいて、ここの委員会でもしっかりとまた担当大臣ともやっていきたいと思いますし、与党の議員の方もうなずいて...全文を見る
○小宮山(洋)委員 心強い御答弁をいただいて、ありがとうございます。  これはこの委員会でも、それから私が委員長をしております青少年特でも、ずっとこの学童の問題、放課後の子供の居場所の問題に取り組んでおりますので、また私どももしっかりフォローさせていただいて、意見も言わせていた...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この回答者の年齢構成なんですけれども、比較的ずっとそういう考え方で過ごされてきたから反対派が多い熟年層の回収率というのはそれほど減っていない。一〇%も減らない、五、六%しか減っていないんですね。その結果、若い人たちが少ないから全体としては反対の割合がふえている...全文を見る
○小宮山(洋)委員 内閣府の方にもう一問、この調査のことについて伺いたいんですけれども、結局、先ほど言われたように、抽出した中から訪問をして、お宅に伺って調査をするわけですよね。そうすると、昼間の時間にお宅にいる方たちが答えるということになります。ですから、高齢な方はお宅にいらっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはりぜひそのあたりの工夫をしていっていただかないと、世論調査がこうだからこうですというふうには言えないような状況になっているということをわかっていただくために、今幾つかの例をお示ししました。  今回の調査結果について、あと残りの時間で伺いたいんですが、別姓...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうなんですよ。全体からすると多少慎重な方に振れたかなというのを、その背景に、若い人たちが答えなくなったということがあるんじゃないですかということを先ほど申し上げたので、その辺もぜひ御考慮いただきたいと思います。  もう一つ。改姓、姓を変えることで不便を生じ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この民法改正の答申を法制審議会が出してから実に十一年たっているわけなんですね。これまで、政府の審議会が答申をすれば、大体政府が法案をつくって国会にかけて、国会で議論をするというのが通常の形だったと思っています。ところが、なかなか議員の皆様の賛成も得られない、与...全文を見る
○小宮山(洋)委員 しつこいようでございますけれども、議会でももちろん審議をしますが、やはり政府の審議会が答申を出したら政府案を出すというのが今までの通例だったのではないかということと、今、図らずもおっしゃっていただきました男女共同参画の基本法、基本計画でも、やはりそのあたりの社...全文を見る
03月09日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  先日、予定をしていました質疑のときに体調不良でいらしたので、この後またぜひ質疑をしたいというふうに大臣の方からも言っていただきました。そのときに用意をしておりました、少子化への対応の中の柱とされている学童と全児童を一緒にし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確かに、子供の安全という意味からも、空き教室を使っていい形で連携をとること自体はいいと思うんですが、今回の事業で心配をしているのは、一貫して文部科学省が主導をしているんです。  今回の事業、この概要を見ましても「各市町村において教育委員会が主導して、」となっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣は青少年問題特別委員会の担当大臣でもいらして、青少年特では学童のことを集中審議したり、以前、まだなられる前ですけれども、ずっと取り組んできておりまして、御承知かと思うんですけれども空き教室を利用した、これももちろん私はあっていいと思うんですね、拡充すればい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 心強いお言葉をいただいたと思っています。  それで、今、ニーズが多いのに受け入れの状況がよくないために、一カ所で九十人も百人もというところがあったりしまして、そこについてのガイドラインづくりは先日の質疑でも厚生労働省、検討しているということでしたので、そのあ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ担当大臣としてそこの実情も詳しく聞いていただきたいんです。これは先日も質疑をさせていただきましたが、放課後子ども教室、十八年度、九千カ所のうち三千カ所で民間団体が直接委託を受けて行ってきたわけなんですね。ところが、補助事業に戻って、余り地方が意欲がなくて、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっとしつこいようですけれども、大臣の御認識としては、学童は学童でしっかりと充実をさせていく、それで空き教室事業の方の部分も、そちらもしっかりと民間の力も使いながらやっていく。それぞれを拡充した上で必要なところを連携を図るということでよろしいですか。
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  ぜひまたこの件はフォローさせていただきたいというふうに思っています。  それで、残りが少なくなりましたけれども、今、少子化担当大臣という形で、前任者の猪口大臣、そして高市大臣と頑張っていらっしゃると思うんですけれども、この点は、や...全文を見る
○小宮山(洋)委員 毎年、骨太の方針が骨が細くなってしまっているのは、やはり内閣府で総合調整ということが実態としてなかなかまだうまくいっていないということなんじゃないかと思うんですね。今回はまた戦略会議もつくられるわけですので、そういう意味では、やはり今少子化担当大臣で、確かにい...全文を見る
03月14日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  まず、やはり与党の皆様にぜひお願いをしたいのは、こういう不正常な形で行うことは、法案の質疑にとっても私たちそれぞれにとっても不幸なことです。これは委員長も理事の皆さんも委員も、一刻も早く正常化をしたいということは願っている...全文を見る
○小宮山(洋)委員 要件が強化されていないかと、ちょっとよくわからなかったんですけれども。  先ほど、まだこれから伺おうと思っておりました、省庁が決めるのと評価委員会が決めるのとの違いということまでお答えいただいたんですが、どうしてそこが、同じなのにこういう二つの手法があるのか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次々全部読み上げていただきましたが、今読み上げていただいて、言っていらっしゃる御本人がよくわかりましたか。その程度の基準で全国展開をしては困る例があるのではないかと思っておりまして、これから具体的にちょっと。  今回の大きい項目の一つで、学校教育法の特例、満...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多様なニーズにこたえるのはもちろんいいんです。ただ、そのときに、子供にとって一番いい状態であるかどうかが問題で、幼稚園で二歳児を受け入れるということが、本当にそれが一番子供にとってよい、最善の状態かというのに疑問があると思っています。  大臣、そこの専門の大...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これは昨年の十月から施行をされて、私たちはその質疑でも文部科学委員会で、かなりこれは現場に戸惑いと混乱が出るのではないか、モデルケースを一年しかやらなかったわけですから。モデルを実施したところからもそういう声があるということを申し上げました。  それで、十月...全文を見る
○小宮山(洋)委員 よく勉強していらっしゃるようですので重ねて伺いますけれども、こども園の仕組み、認定こども園、物すごく複雑なんですよね。四つタイプがあって、その中の幼稚園型の申請しかないんです、これは。それはどういうことだと思われますか。せっかく地域でやれるようにとかいろいろな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 聞いている質問と違います。
○小宮山(洋)委員 私が何で詳しくこのことを言っているかというと、去年こういう新しい仕組みを導入したんですよ。そのことですら現場は混乱をするんです。それは半年の間に十三件しかない。  さっき私が申し上げたのは、今出しているのは幼稚園型と、あとは幼保一体ということで最初からつくっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、何で保育所の方にメリットがないような形なのかということ。それから、先ほどから地域地域とおっしゃいますけれども、地域が自主的にやれるものは一つも手が挙がってないんですよ。
○小宮山(洋)委員 先ほど、今回学校教育法の特例を全国展開するに当たっては、ちゃんと聞いてください、大丈夫ですか。(渡辺国務大臣「はい」と呼ぶ)幼稚園の接続としてやるとおっしゃいましたね。そうすると、二歳児も幼稚園の教諭が見るわけですね。
○小宮山(洋)委員 それはさっきの私の質問への答弁で、今、私がした質問をお聞きでしたか。  幼稚園の接続と言われたので、ではそこは、今回のこの特例の全国展開では幼稚園教諭が二歳児も見るということですねと伺ったんです。
○小宮山(洋)委員 必要な人員を補充する、でも、メーンは、先ほど幼稚園の延長だとおっしゃったように、今まで幼稚園の教諭がやることがメーンなんですよね。そうでなければ、今回の特区を全国展開するということと認定こども園との違いもまたわからなくなるし、あんなややこしいのを去年導入したば...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今のお答えだと、認定こども園の質疑のときに政府側からのお答えいただいたこととずれてまいります。というのは、認定こども園は幼稚園と保育所を一緒にした形ですが、ゼロ歳児から二歳児までという、保育所などでも保育士さんの数多くがその子供の生活を見ている部分については、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何が有効かを聞いているんじゃなくて、事実関係を聞いているんです。今のは全然答えになっていません。
○小宮山(洋)委員 やはり質問していることとちょっと答えが違うと思うんですね。これは決して細かいことではなくて、今度の構造改革特区の幾つかある柱の一つの大きな柱がこれなんですよ。ですから、これはやはり子供にとってどうかということをきちんと責任者の大臣はわかってお答えいただかないと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私が申し上げているのは、幼稚園教諭にとって有効かじゃなくて、そのときに預けられる子供にとってどうかということを言っているんです。  御承知だと思いますけれども、保育所というのは、朝から夕方まで、今、延長保育もございます。一日の多くの時間をそこで育てられるんで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 二歳児を幼稚園で幼稚園教諭が主体で見たら一日の生活を見るという保育士的な役割ができない場合に、その子にとっていい状態ではないんじゃないですかということを聞いているのです。  それとあわせて、それでは、どれぐらいの子供にメリットがあるということで、何人ぐらいの...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから申し上げている、二歳の子供の置かれた状況にとって本当にいいのかということと、私は、今どれだけいるかじゃなくて、どれぐらいのニーズがあると考えてやっているのかということを聞いているので、そこについては全くお答えをいただいていません。聞いていることとお答...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、今、保育所で二歳児何人に対して保育士一人がいてやっているのか御存じですか。そういう水準がちゃんと保てるのかどうか。今のお答えでは、二歳の子供を今回、全国に特区を広げた際に幼稚園で見るということで子供の利益になるとはとても思えませんので、そのお答えをし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 だから、六人に対して一人で見ていたところを、今度、幼稚園の延長だとそうはならないわけですよね。そこのところがやはり、これはあくまで保育所のことを聞いているのではなくて、その基準に合った形でないと、今回、特区を全国展開するということは、私としては子供の立場からこ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私は今のお答えでは納得できませんので、これはまた後ほど絶対、採決を急ぐということではなくて、きちんとした御答弁をいただける形で確認をさせていただきたいということを申し上げたいと思います。  とにかく、認定こども園もなっていないわけですよ、去年通して今やってい...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件について調査を進めます。  高市国務大臣から所信を聴取いたします。高市国務大臣。
○小宮山委員長 参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査のため、三月二十三日金曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 ...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次回は、三月二十三日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これで散会いたします。     午後零時二十三分散会
03月16日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  先日に引き続きまして、構造改革特区の問題について、特に、規制の全国展開のうち学校教育法の特例、満三歳に達する年度の当初から幼稚園に入園する、いわゆる二歳児を幼稚園に入れることについての特例を削除して全国展開をする、この問題...全文を見る
○小宮山(洋)委員 アンケートの結果で、今いい点ばかりおっしゃいましたけれども、私も持っておりますので、後ほど問題点についてまた伺いたいと思いますが、ということは、今の御説明ですと、どうもその全国展開を評価委員会で決めるものと、各省庁がみずから決定するものの区別が、これまでの質疑...全文を見る
○小宮山(洋)委員 よくわからないということですが、うちの部屋でヒアリングをしたところ、評価委員会では厚労省からのヒアリングとか意見交換はしていないと。ただし、推進本部には厚労省も構成員として参加しているので厚労省も合意したものと考えている、うちで聞きましたらそういう答えでしたが...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確かに、構造改革特区で本当に成果を上げて全国展開をした方がいいものがたくさんあるのもよく存じています。ただ、一つ一つのことが詳細にきちんとチェックされて全国展開されているかというと、特にこの二歳児の問題に関しては、余りそこがきちんとされていないのではないかとい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何回か渡辺大臣の御答弁の中でも、そのことによって現場の教諭の皆さんが訓練をするみたいなお話もあったかと思うんですけれども、その訓練の材料にされる子供はたまったものじゃないというふうに私などは思います。  あと、文科省の方は、やはり二歳児が幼稚園教育を受けるに...全文を見る
○小宮山(洋)委員 どうしても私は、二歳児を全国展開するだけの理由よりも、そこは弊害の方が懸念をされると思うんです。  例えば、先ほどの調査報告の中に、実施幼稚園においては、保育所で行っている職員配置や保育内容を取り入れて、子育て支援に準ずる形で適切に受け入れる工夫を行っていく...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣の御答弁ではなかなか中身が詰まっていかないので政府委員の方に重ねて同じことを伺いたいと思いますが、大臣のお子さんのときは、今お幾つかわかりませんけれども、今既に多くの保育園で、保育に欠ける子だけではなくて子育て支援ということをかなりの保育園がやっているわけ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、ちょうど認定こども園のお話が出ました。これも先日の質疑でも聞かせていただきましたが、本当に認定こども園は、私ども民主党が考えている考え方からすると、拙速でわかりにくい。何か第三のものを、幼稚園、保育所のほかに認定こども園をつくったという印象がぬぐえないんで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほど政府委員から御答弁があったように、全体で八百六十件申請がある。四月から保育園型は一園、地方裁量型も一園というと、圧倒的にやはり幼稚園型、幼稚園が主体のものが多いわけですよ、現実問題として。  せっかくお越しいただいた平沢副大臣に伺いたいと思いますけれど...全文を見る
○小宮山(洋)委員 少子化担当の平沢副大臣においでいただいたのは、要は、就学前の子供たちについてどういうような居場所を用意するかのビジョンがないわけです。そういう中で認定こども園をつくってみたり、それで、今、幼稚園と保育所を合わせると三万五千カ所ぐらいあると思うんですが、では全部...全文を見る
○小宮山(洋)委員 省庁のいろいろな権益のはざまに子供が落ちないように、少子化担当の大臣もなかなか実際に動ける部下の方がいらっしゃるわけでもないので大変だと思いますけれども、総合調整の機能がせっかく内閣府にあるわけですから、おっしゃったように、子供の視点、それから保護者が混乱しな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、趣旨を説明いたします。  その趣旨は案文に尽きていますので、案文を朗読いたします。     構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たって...全文を見る
03月22日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  マネーロンダリングへの対策は当然必要だと思いますが、この法案についてはかなり懸念される部分も多くございますので、一時間の質疑ですが、しっかりといろいろな点を確認させていただきたいと思っています。  まず、この法案は、FA...全文を見る
○小宮山(洋)委員 このFATFのメンバーですけれども、参加メンバーは、OECDの加盟国を中心に三十一カ国・地域と二つの国際機関なわけですけれども、それぞれの法整備には各国によって違いがあります。そういう点から、日本の今回の対応の特徴を大臣に伺いたいと思います。
○小宮山(洋)委員 ちょっと、特徴がいまいちよくわからなかったんですけれども。  行政による誘導的な措置ということは、法律で定めるのではなくて、行政庁がいろいろ考えて、裁量と言うとあれかもしれませんけれども、そういう形で進めることを主にしていくのが日本の特徴ということですか。
○小宮山(洋)委員 そういうような方法をとっている国はほかにはなくて、日本のこれまでのやり方の中でやっている、これは日本の特徴だということでよろしいですか、大臣。
○小宮山(洋)委員 今回のこの法案のもとになっているのは、二〇〇二年に制定をされました金融機関本人確認法と一九九九年制定の組織犯罪処罰法に定められている金融機関の疑わしい取引の届け出制度だと伺っておりますけれども、これまで金融機関のみに課されていた顧客管理、記録保存、疑わしい取引...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その郵便物受取・電話受付サービス業がトラスト・アンド・カンパニー・サービスプロバイダーに当たるということは、FATFの方に何か確認をされたり、そういうことというのはされているんですか。
○小宮山(洋)委員 先ほどからも議論になっておりますけれども、今回、金融庁に置かれていたFIU、特定金融情報室を国家公安委員会に移管することになっているわけです。  こうした重要な法案を予算の関係で、予算関連法案ということでこのように急いで審議をするというのもいかがなものかと思...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これも先ほどから議論になっておりますけれども、国家公安委員会の事務局を警察がやっていること、置かれている場所の問題、そのことなどについて、今の警察のさまざまな問題も含めて、やはりきちんと運用されるのかという懸念がどうしてもあるわけですね。  国家公安委員会の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その辺はしっかりとけじめをつけていきたいという大臣の御発言かと思いますので、その点については、この委員会でいろいろな場面でまた伺っていきたいと思っています。  この法案の中の、法律専門職について疑わしい取引の届け出義務が除外されたことについて、これも前の二人...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ところが、このFATFの勧告では、こうした法律専門家への疑わしい取引の届け出義務というのを定めてあるわけですよね。ですから、この部分につきまして、ことし秋にも予定されている勧告の相互審査、ここでその勧告を遵守していないという評価を受ける可能性はないんでしょうか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 FATFの勧告を尊重しなければならないとされておりますOECD諸国の中でも、アメリカやカナダなどは、弁護士などに対する疑わしい取引の届け出義務を制度化していない。これも先ほど質疑にありましたように、御答弁に、アメリカは遵守していないということで厳しい評価を受け...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この制度を実施しているEU諸国の中でも、ベルギーやポーランド、この両国の弁護士会が、疑わしい取引の届け出制度が憲法に違反するとして訴訟を提起していると聞いているんですが、これは現在どうなっているか、把握しているでしょうか。
○小宮山(洋)委員 そして、この法律専門職への届け出の義務づけをどうするかという将来に向かっての話も先ほどからも出ていますが、御答弁では、いい知恵を出すとか、あるいは引き続き検討をする、それからまた国際的動向を見ながらというようなお話がございましたけれども、今申し上げたように、国...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  検討されることがいけないとは申しませんが、その検討をどういう検討をしているかということがきちんと皆さんに情報が公開をされて、法律専門職の皆さんも国民も納得のいくような形で検討をしていっていただきたいと思いますし、私は、先ほど申し上げ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確認させていただきますが、そうすると、是正命令が出された内容のみについて、そこに違反をしたら刑事罰ということなので、新たな要素で届け出を欠いてもそこは入らない、その是正命令に含まれた範囲だけということでよろしいですね。
○小宮山(洋)委員 これまで行われていた金融機関による疑わしい取引の届け出、これは年を追って増加しておりまして、二〇〇六年には十一万三千八百六十件にも達しているわけです。この二〇〇六年、十一万三千八百六十件のうち事件として立件されたものは五十件と聞いています。その内訳は詐欺が三十...全文を見る
○小宮山(洋)委員 一般的な犯罪の中からマネーロンダリングに至ったものもあるということですが、それはこの五十件のうち何件ぐらいあるんですか。
○小宮山(洋)委員 今の御答弁を伺いましても、どうも、十一万三千八百六十件も届け出があって、その中からの五十件の立件、しかも、その中でマネーロンダリング犯罪にかかわったものが幾つあるかわからないということでは、今回拡大するのがちょっといかがなものかと思わざるを得ません。  この...全文を見る
○小宮山(洋)委員 新しく対象になる事業者の全国宅地建物取引業協会連合会、それから日本金地金流通協会、日本ジュエリー協会、日本テレマーケティング協会、リース事業協会などから、私ども民主党でもヒアリングをいたしました。その結果、皆さんが口をそろえて言われるのは、やはり疑わしい取引と...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今伺いましたが、やはり疑わしい取引については義務づけられる報告の範囲、内容が極めてあいまいで、結果として、犯罪収益の移転にかかわったとされる事例が報告でなされなかった場合には事後的に行政処分の対象とされてきたわけですが、これに加えて、是正命令と違反の際の刑事罰...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その刑事罰が重過ぎるのではないかという指摘も多くされています。  是正命令の違反は、二年以下の懲役もしくは三百万円以下の罰金と二十三条でされています。疑わしい取引の届け出を欠いて是正命令を受けていた金融機関などの事業者が再び届け出を欠いた場合、これは指摘を受...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また、二十四条に、対象となる事業者が顧客の利益を守ろうとして、第十三条の調査を拒否したり、第十四条の立入検査を拒否したり虚偽の答弁をしたりした者は一年以下の懲役、三百万円以下の罰金が科される。それからまた、二十七条に、司法書士、公認会計士、税理士などが所属する...全文を見る
○小宮山(洋)委員 このような取り締まり規定の違反につきまして懲役刑を設けるというのは行き過ぎなのではないかというふうに考えます。法案の第二十三条、二十四条から懲役刑の規定を削除するべきではないか、また二十六条の罰金刑の金額を引き下げるべきではないかというふうに考えますが、重ねて...全文を見る
○小宮山(洋)委員 繰り返し同じ御答弁をいただいていますけれども、今回、本当に対象の事業者が非常に拡大をされるわけです。  ですから、宝石業などといっても、結婚の場合にエンゲージリングを買うということもあるでしょうし、特に宅建業者の場合はかなりの部分が大きな金額の取引になるわけ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次に、立入検査について何点か伺いたいと思いますが、それぞれの対象業種の行政庁は事業者に対して報告徴収、立入検査ができることとされております。こうした規制は、疑わしい取引の届け出から除外された司法書士、行政書士、公認会計士、税理士についても適用されるということで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 こうした金融機関などの取引機関と専門職の事務所が、本人確認や記録保存がきちんとなされていない疑いがあるということだけで行政庁の立入検査の対象とされるということになるんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 この法案の第十七条三項では、「前項の指示を受けた都道府県警察の警視総監又は道府県警察本部長は、同項の調査を行うため特に必要があると認められるときは、あらかじめ国家公安委員会の承認を得て、当該職員に、特定事業者の営業所その他の施設に立ち入らせ、帳簿書類その他の物...全文を見る
○小宮山(洋)委員 このような令状なしで警察機関による立入検査、これは海外では例がありますか。もしあるとすれば、具体的にお示しください。
○小宮山(洋)委員 監督行政庁を飛び越えて、警察が特定事業者の事務所に令状なしで報告と資料提出を求めたり立入検査のために踏み込むことを可能にする制度というのは、これはやはり憲法三十五条の定める令状主義を否定することにつながるもので、これは法案から削除するべきではないかと思いますが...全文を見る
○小宮山(洋)委員 最後に大臣に伺う前に、もう一度だけ、ちょっと先ほどのあの法律専門職のところをもう一点だけ確認させていただきたいと思います。  今、日弁連の会則で弁護士については準用をするというふうに法律にも言われていますが、その会則で本当にこのFATFの要請にこたえていない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは検討してみないとどれぐらいかかるかわからないとおっしゃるのかもしれませんけれども、とにかく今反対が多いからとりあえずやめておいたけれども、割と近いうちにまた義務が課されるのではないかという心配があるわけですね。だから、それはやはり、先ほど申し上げたように...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ずっと質疑をしてまいりましたが、多くの懸念材料がございます。  大臣に最後に伺いたいんですが、マネーロンダリング対策が必要なことはもちろん理解をするわけです。しかし、対象となった事業者が通常の業務に支障を来すほど過度な負担になったり、あるいは市民生活に支障を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 こうした多くの懸念があることを、非常に短時間の質疑で法案を通すということのようでございますが、こうした懸念がないということがはっきりわかるように、附帯決議などでしっかりそういうことは申し合わせをしておく必要があるということを申し上げまして、私の質問を終わります...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。  本日は、参考人として、弁護士・日本子ども虐待防止学会制度検討委員会副委員長平湯真人さん、さいたま市児童相談所長栗原直樹さん、沼津市役所子育て支援課こども相談係長兼主任...全文を見る
○小宮山委員長 どうぞ。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、栗原参考人、お願いいたします。
○小宮山委員長 どうぞおかけください。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、笹井参考人、お願いいたします。
○小宮山委員長 どうぞおかけください。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  次に、柏女参考人、お願いいたします。
○小宮山委員長 どうぞおかけください。
○小宮山委員長 ありがとうございました。  以上で参考人の方々からの意見の開陳は終わりました。     —————————————
○小宮山委員長 これより参考人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。やまぎわ大志郎さん。
○小宮山委員長 次に、井澤京子さん。
○小宮山委員長 次に、高井美穂さん。
○小宮山委員長 次に、西村智奈美さん。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、石井郁子さん。
○小宮山委員長 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。  参考人の皆様には、本当に貴重な御意見をお述べいただきまして、ありがとうございました。いただきました御意見を委員会での審議の参考にさせていただきたいと思いますし、また法改正...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 本会議 第19号
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○小宮山洋子君 菊田真紀子議員からの二つの質問についてお答えをいたします。  まず、民主党の正社員の労働条件の切り下げの規定についてお尋ねがありました。  民主党案は、すべてのパート労働者に対して均等待遇の確保等を図ることを事業主に求めていますが、そこで、万が一にも、均等待遇...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○小宮山(洋)議員 同一価値労働同一賃金、何をもって同一価値の労働とみなすのかはっきりしないということですが、お答えをしたいと思います。  同一価値労働同一賃金の原則というのは、異なる職種、職務であっても、労働の価値が同一または同等であれば、その労働に従事する労働者に、就業形態...全文を見る
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  政府提出のパートタイム労働法改正案につきまして、私ども民主党も、先ほどから答弁も申し上げておりますように、私どもの法案も持っておりますので、そこを比較しながらさまざまな点で伺っていきたいと思います。  全体的な、基本的考...全文を見る
○小宮山(洋)委員 たくさん質問項目を用意しておりますので、なるべく簡潔明瞭にお答えをいただければ幸いでございます。  今お話あったように、多様な働き方に対して公正な待遇と言われたんですが、政府の法案の中では、とても公正な待遇にはなっていないし、二段構えと言われましたが、その一...全文を見る
○小宮山(洋)委員 全く私の聞いている趣旨とは違うお答えのように思います。  とにかく、ILOの方でこれはやはり百号条約に反すると指摘をしているわけですから、それに対してこたえるものになっているのかと伺ったんですが、日本の法制度はこうなっていると。法制度は私もよく知っています。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 何か、御答弁を聞いてもやはりよくわからないというのが実感でございますが、具体的に幾つか伺っていきたいと思います。  これまでのパートタイム労働指針は、均衡の配慮、同一の賃金決定方法などを規定していますけれども、この指針に基づく指導助言による改善の実績、これは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 どうもなかなか中身にうまく、ぴったり合った御答弁になりませんので、これ以降は政府参考人の方に質問をいたしますので、きっちり答えていただきたいと思います。  今、きちんと審議をしてきたということですけれども、均等分科会の建議の内容と審議会で答申をされた法案要綱...全文を見る
○小宮山(洋)委員 とてもそのようには思えませんが。  もう一点、差別的取り扱いの禁止につきましても、均等分科会の建議では、「その待遇について」というふうに書いてあるだけなんですが、それが法案要綱を経て政府の改正案では、「事業主との雇用関係が終了するまでの全期間において、その職...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは、審議会で審議をされた方々はもう少し広い範囲のことを想定してされたのが、やっている間に本当に限定して狭くされたというふうに思います。それは必ずしもそこの審議の経緯を正確に反映したものではないのではないかということを指摘しておきたいと思います。  それで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、今のでは答弁になっていないと思いますよ。  それで、しかも去年の十月に審議会に出された図では、今回政府が強調されているすべての待遇について差別的取り扱い禁止という、ここの部分はこの輪の中になかったんです。三つの輪だけが示されていて、これは欄外に書いてあ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そこの、差別禁止のところだけではなくて、四つにカテゴリーを分けられたということは、それぞれに該当するパート労働者がいるから分けたわけですよね。それぞれがどういう割合になると考えて今回の法案がつくられたかをまず答えてください。
○小宮山(洋)委員 そうすると、なぜこういう四つの分類にしたかという根拠が全くないではないですか、今の話だと。  そうすると、何でこんなことにしたのか。私はそれぞれがどうしてこういう分け方になったのかさっぱりわからないので、それでは、こういう人はここに該当して、こういう人はここ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 なかなかどうも、どうしてこういう区分けになっているのか、これが本当はこのパート労働法政府案の根幹をなすものであるはずなのに、ここがどうもぐらぐらしていてよくわかりません。  それでは、具体的な例で少し詰めて聞いていきたいと思いますが、丸子警報器事件の例に即し...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それでは、同じように家計補助や仕事と家庭の両立のためということで、正社員と同じ昇給措置を講じないということは、これは不合理な差別になると考えていいですか。
○小宮山(洋)委員 この丸子警報器事件では、裁判所は、正社員と同じ賃金体系の適用をするべきと判断しているわけですが、政府案で、差別してはならないということは、同じ賃金体系の適用を保障するという趣旨だと考えていいですか。
○小宮山(洋)委員 労働基準法に基づく差別禁止規定に抵触した場合は、労基法十三条によって労働者は差別がなかったものとして権利を主張できると解釈されていますが、パート労働法でも同様と考えていいんでしょうか。よいとすれば、これに該当する条文はどれになりますか。
○小宮山(洋)委員 この裁判で裁判所は、結果的に正社員の賃金の八〇%になるまで格差を埋めないと公序良俗に違反して違法と判断しているわけですが、今回の政府案では、これは一〇〇%になるまで格差を埋めないと違法になるという考え方でいいですか。
○小宮山(洋)委員 このケースは警報器製造ラインでの業務が正社員とパートで全く同じだったというものですけれども、全員が異なる業務に従事していて、こうした苦情を申し立てたパートと同じ仕事についている正社員がいないという場合は、同等の労働、同一価値労働の物差しによって同一性を判断する...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私たちが出した法案は、そこに一歩踏み出す、一石を投じるという法案であるということを御理解いただきたいと思います。  次に、政府案では、通常の労働者と均衡がとれた処遇と言っているわけですが、そのために正社員の処遇を低下させてはならないと考えます。  これは本...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の答弁だと、審議会の中でコンセンサスに至らなかったから、今回のこのパート労働法の政府案ではこのようなケースへの対応の措置は講じていない、今まである法律の中で対応するということで、この法案の中では対応されていないということでよろしいですか。
○小宮山(洋)委員 そうすると、冒頭申し上げたように、明らかにこれは正社員が引き下げられるという危惧を持たざるを得ません。  このようにして転換させられた、あるいは転換させられようとする労働者は、政府案に基づく調停等の申し立て権が確保されると考えていいですか。
○小宮山(洋)委員 ちょっと、聞いたことに直接答えてほしいんですけれども、こういう相談はできるけれども、結局、今の話だと、調停等の申し立て権が確保されるということではないということですか。
○小宮山(洋)委員 転勤があるかどうか、残業するかどうかという区分の設定によって、正社員の区分が適用される対象者の多くが男性になり、適用除外の多くが女性に偏っていた場合、どのように法的に対応されるんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 正社員の処遇を低下させてはならないということで今四問伺いましたけれども、局長のどのお答えも、この危惧に対して答えるものにはなっていません。  民主党案では、事業主の責務として、「通常の労働者の労働条件を合理的な理由なく低下させることがないように努めるものとす...全文を見る
○小宮山(洋)委員 経済全体の底上げの中でとかおっしゃいましたけれども、上げ底であるので、なかなかこれはいろいろな意味で、やはりきちんと条文の中で切り下げないことを明記しないと担保されないというふうに考えるということを申し上げておきたいと思います。  それから次に、政府案では、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これによってどうやって今の実態が変わっていくのか、かなり疑問だというふうに思います。  それから、「反復して更新されることによって期間の定めのない労働契約と同視することが社会通念上相当と認められる期間の定めのある労働契約」を期間の定めのない労働契約に含むとし...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今の説明、ちょっとよくわからなかったんですが、同一になってからの全期間、だから、ずっと働いている間全部ということではなくて、同一になってからの全期間ということですか。もう一度確認させてください。
○小宮山(洋)委員 でも、それが本当に同一になったかどうかという判断は、どの時点からというのはなかなか実質上難しいんじゃないですかね。  反復更新の具体的な定義、規定はどういうものかを聞かせてください。
○小宮山(洋)委員 今、形式ではなくて実態に即して判断と言われましたけれども、それを把握できる体制、反復更新されていると認定できるそういう体制が政府に整っているんですか。
○小宮山(洋)委員 十分な答弁とはなかなか思えません。これも、また次の質問者にバトンタッチをしたいと思います。  とにかく三つのハードルをクリアしなければ差別の禁止にはならない。パートと同じ仕事をしている正社員がいない場合や、有期契約労働者、転勤や配転がないパート、これは差別禁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それもやはり実態に合っていないと思うんですよ。大手の方はかなりいい処遇をしているから該当する人がいないと。そうじゃないんじゃないですか。ハードルが高過ぎるから、大手でさえ該当する人がいないんじゃないですか。  では、中小には該当する人がいるんですか。
○小宮山(洋)委員 それで中小は厳しいという話があった。そうだと思いますよ。  それで、大体、今回経営者側が余りこの法案に反対をしないということは、実効性が余りないから、実質的に変わらないから、対象者がないからじゃないんですか。
○小宮山(洋)委員 先ほど一部申し上げたように、審議会の建議、それから法案の要綱の答申、それと実際に政府案になったものとで表現ぶりが限定されるようになっているんですよね。そういうところも、やはり最近余り経営者側から反対の声を聞かないというところにあるんじゃないかと思います。  ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これも今の答弁では不十分だということを申し上げておきたいと思います。  それで、この後、もう少し広げた範囲で、今回民主党では最初の質問者ですので、少し引いた形で、また大臣にも御答弁をお願いしたいと思います。  とにかく評価の物差しがないと差別の解消にはつな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 局長の御答弁は実務的な立場からやむを得ないと思いますけれども、大臣はやはり政治家でいらっしゃるんですから、現状からもう一歩踏み込むことを、これは別に党派を超えていいわけですよ、私どもも提案をしているので、政府としてもぜひ提案をする、少なくとも考えるというぐらい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 中長期的と途中でお言葉がありましたけれども、やはりもう少し将来を見通して、これから女性の力を上手に生かさなければこの社会は成り立たないわけですよ。そういう意味からしてももっと踏み込んで、間接差別を禁止するという観点からも、やはりこのパート労働法の提出に当たって...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私どもの条文をしっかりお読みいただきたいと思うんですが、私たちは、他の応募者の就業の機会の確保についても配慮しつつとちゃんと盛り込んでございまして、それを努めるようにしなければならないという努力義務にしてあるんですよ。  これぐらいのことはしないと、やはり実...全文を見る
○小宮山(洋)委員 法文のつくり方の問題ではありません。基本的に立っている理念と、実効性を上げられる工夫をしているかどうかの違いだと申し上げておきたいというふうに思います。  それから、再び局長に伺いますけれども、事業所ごとの均等待遇の推進について、政府案では、短時間雇用管理者...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一点。調停が行えるようにしたということ自体は評価できるんですが、その体制がきちんと整っているんでしょうか。  均等法に基づく調停の申請件数、これは、一方からの申し出で可能になった後は一時的にふえましたけれども、最近では、平成十七年度が四件、十六年度が三件...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、その実効性が上がる形で調停が活用されるような体制づくりをしていただきたいというふうに思います。  そして、ILOの百七十五号条約、パート労働条約を早く批准すべきではないかと考えますが、なぜ日本は批准できないんでしょうか。
○小宮山(洋)委員 結局、国際的に言われているパートタイム労働者と日本のパートタイム労働者ではやはり置かれている状況が違い過ぎるということだと思います。やはり、国際的なものに近づけていく努力がもっと必要で、そのためにもこのパート労働条約の批准を早くできるように努力をしていくべきで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 かなり高邁な議論を伺わせていただいているようですが、私はあくまで現実に立脚をして物を言っているつもりです。  それで、やはり現状追認の法案では、政府案の役割を私は果たさないと思います。やはり将来に向けて、今不公平な状況で働いているパートの人たちに、希望が持て...全文を見る
○小宮山(洋)委員 時間が来ておりますけれども、私はそれは理解はできません。私どものは物差しをつくる仕掛けをつくろうと言っていることなので、同じものをきちんと評価しようと言っていることなので、その仕掛けをつくらない限り、今の政府案では同じ価値のものが同じと評価されない、その危惧ば...全文を見る
○小宮山(洋)議員 お答えいたします。  パート労働者につきましては、御承知のように、正社員と同様の業務に従事していながら、賃金額が同様の業務に従事する正社員より低いことや、定期昇給、賞与、退職金の有無などに差があるというのが現状です。  そこで、民主党案では、パート労働者と...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件について調査を進めます。  お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官荒木二郎さん、内閣府政策統括官柴田雅人さん、警察庁生活安全局長片桐裕さん、文部科学省大臣官房審議官中田...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。西本勝子さん。
○小宮山委員長 次に、田嶋要さん。
○小宮山委員長 暫時休憩いたします。     午前九時五十五分休憩      ————◇—————     午前十時五十二分開議
○小宮山委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。津村啓介さん。
○小宮山委員長 次に、太田和美さん。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、石井郁子さん。
○小宮山委員長 済みません、申し合わせの時間が経過しておりますので、御協力をお願いいたします。
○小宮山委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これで散会いたします。     午後零時二十五分散会
04月26日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。  お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房審議官後藤博さん、法務省大臣官房司法法制部長菊池洋一さん、文部科学省大臣官房審議官西阪昇さ...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中森ふくよさん。
○小宮山委員長 次に、山内康一さん。
○小宮山委員長 次に、泉健太さん。
○小宮山委員長 次に、高井美穂さん。  泉さんと調整をした時間の範囲でお願いします。
○小宮山委員長 次に、伊藤渉さん。
○小宮山委員長 次に、塩川鉄也さん。
○小宮山委員長 次に、児童虐待の防止等に関する法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  本件につきましては、先般来各会派間で御協議をいただき、意見の一致を見ましたので、お手元に配付いたしました起草案を委員長から提案したいと存じます。  本起草...全文を見る
○小宮山委員長 お諮りいたします。  児童虐待の防止等に関する法律及び児童福祉法の一部を改正する法律案起草の件につきましては、配付の起草案を委員会の成案とし、これを委員会提出の法律案と決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○小宮山委員長 起立総員。そのように決しました。  なお、ただいま決定いたしました本法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これで散会いたします。     午前十一時七分散会
04月26日第166回国会 衆議院 本会議 第26号
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○小宮山洋子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。  本案は、子供のとうとい命が奪われる児童虐待事件が減少するに至っていない現状にかんがみ、適切かつ確実な児童虐待の防止等を図るため、所要の措置を講じようとするものです。  ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○小宮山(洋)委員 私の持ち時間は三十分でございますが、少し欲張っていろいろなことを伺いたいと思っておりますので、ぜひ簡潔明瞭な御答弁をいただければ幸いでございます。  まず最初に、男女共同参画についてちょっと伺いたいと思っています。  この男女共同参画社会、男女ともに生き生...全文を見る
○小宮山(洋)委員 こちらの参画局が出されましたリーフレットにも載っておりますけれども、働き方が柔軟でライフスタイルの選択が多様な国の方が、仕事をしている人も多いし子供の数も多いということなのかなと思います。  最近、ワーク・ライフ・バランス、仕事と生活の調和ということがキーワ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 最初のデータの読み方のところでも申し上げたように、専業主婦で自宅で子育てをしたいと御本人、女性が思って、夫もそれでいいと言えば、もちろんそれはそれでいいわけなんですね。ところが、日本の女性は、潜在就業率という、本当は働きたいと思っている人が欧米と同じように八割...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ、この基本法をつくったときと同じように、これは最初に申し上げたように党派を超えて取り組むべき日本の重要課題だと思っていますので、ともに進めていければというふうに思っております。  次に、久しぶりにたばこの話、禁煙の話をさせていただきたいので、お忙しい中、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり、この条約に基づいてきちんと国内計画をつくって実施をしていくべきなのではないかというふうに思っております。  その推進のための体制ですが、たばこ対策関係閣僚会議というのがありますけれども、これは年に何回ぐらい開いて、どう機能しているのか。また、対策室と...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私が不思議だと思うのは、喫煙率の数値目標ということが再三話題になりながら、これが決められないわけですね。先ほどおっしゃった健康日本21をつくった二〇〇〇年に、男女とも半減という案が撤回をされました。そして、中間見直しの昨年暮れにも、二〇〇四年の喫煙率である男性...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ちょっと急がせて済みませんね。  それで、下村官房副長官に伺いたいんですけれども、この後、実はがん対策推進協議会の、そこにも喫煙率削減の目標はどうも明記されないだろうということですとか、公共の乗り物のタクシーの禁煙についても諸外国に比べて取り組みがおくれてい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  ぜひ官房副長官下村さんに伺いたいということで、無理をして時間をつくっていただきました。十八歳に投票年齢を変えることとか、超党派でいろいろなことも御一緒していて、意欲的に取り組んでくださると思いまして、塩崎官房長官は今お忙し過ぎるよう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり、先ほど申し上げたように、少なくとも禁煙を希望している人たちのパーセンテージぐらいは目標値に入れるということが、わかりやすい取り組みになるのではないかと思うんですね。ぜひそういう方向でお願いをしたいと思います。  もう一点、たばこについて、タクシーの禁...全文を見る
○小宮山(洋)委員 七倍増といっても七%しかないわけですよね。私も探して東京で乗ろうと思うと、ほとんど会いません。これはやはり、タクシーのドライバーの人たちの受動喫煙の問題もあるし、喫煙者が乗った後というのはその煙があるので、ほかの乗降客の問題もありますので、ぜひ、これもまた後日...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ子供たちが、そして保護者が困らないように、よろしくお願いしたいと思います。  残り時間が少なくなりましたが、もう一点、やはり現実に起こっている問題として、豊島区の長崎小学校で、心身障害学級のすぐ隣に、この計画にのっとった子供の遊び場としての、豊島区独自の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 おっしゃるとおりに、そういう指導はぜひしていただきたいと思うんですね。  趣旨と違う形で、やはり身障学級のお子さんたちに影響が出るのはもちろんよくないし、豊島区の場合は区の行財政改革プランに、児童館を廃止して、その資産活用を図るとか、行革の視点でやっていると...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○衆議院議員(小宮山洋子君) ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び主な内容を説明いたします。  本案は、子供の尊い命が奪われる児童虐待事件が平成十六年の児童虐待防止法の一回目の改正後も減少するに至っていない現状を踏まえ、適切かつ確実な児童虐待の防止等を図る...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) やはり、実力行使を伴う立入りにつきましては臨検という言葉を使うのが通例であるということなんですね。私も、清水議員がおっしゃるように、こういう物々しい言葉は余り使いたくないと思ったのですが、ただ議論をしている中で、超党派で議員立法で作りましたけれども、...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) それはしつけとの関係ということもあるかと思うんですけれども、児童虐待防止法の第十四条第一項に、「児童の親権を行う者は、児童のしつけに際して、その適切な行使に配慮しなければならない。」と規定してございまして、こうしたしつけの必要性が児童虐待を容認する理...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだと思います。  ただ、櫻井議員もたくさん議員立法を作っていらっしゃるのでお分かりだと思いますが、法律にどこまで細かく書き込むかというのはもろ刃の部分もございまして、法律では今回こういう形で書きましたので、あとは厚生労働省とか担当の...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 例えば、児童福祉司の数なども本当に足りないんです。  今回、ちょっとやり残した部分として、親の指導のところをきちんと盛り込めなかったということなどもあるんですが、これもソーシャルワーカーとか、特にファミリーソーシャルワーカーとか、ほとんどいないわけ...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 用意していないことは私が答えなければいけないということになっておりまして、何割という形にはなかなか明らかになっていないということは御承知の上での御質問かと思います。  徐々にこれを整備しなければいけないということで、厚生労働省を始め市町村なども取り...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだと思っております。先ほど申し上げた昨年の暮れに超党派で予算要求をしたときにも、その点も、特に社民党の保坂議員などもよく調査をされて強くおっしゃいまして、私たちも主張をいたしましたし、今回そういう意味も含めて、附則のところにその自立支...全文を見る
06月14日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  青少年問題に関する件について調査を進めます。  お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官山中伸一さん、内閣府大臣官房審議官荒木二郎さん、内閣府政策統括官柴田雅人さん、警察庁生活安全局長片桐裕さ...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。     —————————————
○小宮山委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井脇ノブ子さん。
○小宮山委員長 次に、松本洋平さん。
○小宮山委員長 次に、田嶋要さん。
○小宮山委員長 田嶋さん、時間が来ています。
○小宮山委員長 次に、西村智奈美さん。
○小宮山委員長 次に、西博義さん。
○小宮山委員長 次に、石井郁子さん。
○小宮山委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これで散会いたします。     午後零時八分散会
07月05日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第7号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  御報告いたします。  今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してあるとおり、「青少年の健全育成に関する基本法」の制定を求める意見書外四件です。      ————◇—————
○小宮山委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、派遣地等...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次に、閉会中、委員会で、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  本日は、これで散会いたします。     午前十時一分散会
08月07日第167回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○小宮山委員長 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員の皆様のさらなる御指導、御協力によりまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思います。  どうぞよろしくお願いいたします。...全文を見る
○小宮山委員長 これより理事の互選を行います。
○小宮山委員長 ただいまのやまぎわ大志郎さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に     後藤田正純さん    実川 幸夫さん     谷川 弥一さん    萩生田光一さん   やまぎわ大志郎さん    田嶋  要さん     高井 美穂さん    西  博義さん 以上八名の方々を指名い...全文を見る
08月10日第167回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○小宮山委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、派遣地等...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  次に、閉会中、委員会で、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議...全文を見る
○小宮山委員長 御異議なしと認めます。そのように決しました。  本日は、これで散会いたします。     午前十時三十一分散会
10月24日第168回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。  民主党の次の内閣で文部科学の責任者を務めさせていただいておりますので、きょうは、私は、皆様よりちょっと多い一時間、質問時間をちょうだいしていますが、すべて大臣とさしで話をさせていただきたいと思っています。細かいことを伺うつ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この後、いじめのお話もいろいろ伺おうと思っているんですけれども。  とにかく、学力を上げるにも、ただ授業時間だけをふやせば上がるというわけではないわけですよね。それで、総合力は求められるとおっしゃいましたけれども、やはり時間数が減るとそれを求めなくなるのかみ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、もちろんそのように策を練ってやっていただくのは大事なんですけれども、もちろん決意だけではだめですけれども、やはり情熱とか決意がないと物事は進まないと思いますので、ぜひぜひその大きな決意を持って臨んでいただきたいと思うんですね。  ボランティアとか外部化...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次に、中教審でこれからの方向性などを議論している一方で、安倍内閣でつくられました教育再生会議がありますね。けさの新聞を読みますと、どうも今までの既定方針どおりやるということで伝えられておりますが、この教育再生会議、ことしじゅうに第三次報告を出すという予定ですが...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また、副大臣のもとにも新たな会議がつくられましたよね。そうすると、中教審があって、再生会議があって、副大臣のもとの会議があって、みんなやはりこれからの教育の方向性を考えているというと、その位置づけというか役割分担を明確にしないと非常にわかりにくいと思うんですが...全文を見る
○小宮山(洋)委員 池坊副大臣がいらっしゃるときにまたその話も伺いたいと思いますが、副大臣は今の再生会議の方向性にはちょっと批判的でいらっしゃるように報道をされておりますよね。  教育再生会議、私が見るところは、かなり思い切ったというか、言い方によれば乱暴な議論も行われているよ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 次に、私も教科書検定の透明化についてちょっと大臣のお考えを伺いたいと思います。もういろいろな議論が行われていますので、細かいことは申しません。  一つ目は、やはり政治が介入するのは私もいけないと思います。ただ、福田内閣になって、やはりいろいろな世論の声も受け...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回の検定結果がどのように出されたかについては非常に不透明だと思っております。  教科書調査官の調査した結果から出された沖縄戦の集団自決について、審議会では一切意見は出なかった。その調査官は四人おいでで、メーンの方、それに、サブでやる方と。最後は合議でやると...全文を見る
○小宮山(洋)委員 真剣に考えていただいているという姿勢は今の御答弁からもわかったんですが、静かな雰囲気の中でというのが、やはり密室で、見えないところで行われているということと同じことにならないようにしなければならない。先ほど西委員からも幾つか、参考にしたものをつけるとか、御提案...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その面ではおっしゃるとおりだと思います。  昨年、北海道の滝川市で小学校六年生の女の子が、そして、福岡県で中学二年の男の子がいじめによって自殺をした事件などをめぐりまして、私がちょうど委員長を務めておりました青少年問題特別委員会でも、いじめの集中審議を昨年行...全文を見る
○小宮山(洋)委員 教育の場である学校の中でいじめられる、そして命まで失うなどということは、本当にあらゆる知恵を出して防がなきゃいけないと思うんですね。  それで、文部科学省の方でも、二十四時間いじめ相談ダイヤルというものを設置されていますが、これは教育委員会が窓口なんですね。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その支援センターへ支援があることは、先ほども申し上げたように知っているんですね。ただ、子供に向けて、子供がその番号を全国共通で知ることができるとか、フリーダイヤルでかけられるとか、子供に直接、わかるというか、届くような形の支援をぜひしていただきたいなというふう...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いろいろ歯切れよく御答弁いただいた大臣の中では、一番歯切れの悪い御答弁かなと思うんですけれども。  検討していただくのは結構なんですが、私が聞いたこの中学三年生は、もう四月から高校生になるんですよ。それでまた、今高校生で現に困っている人たちもいるわけです。も...全文を見る
○小宮山(洋)委員 では、どのように検討が進んでいるか、またしっかりと伺わせていただいて、また御提案もさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、これはかなり重たい話なんですけれども、先ほど、いじめ自殺のことも申しましたが、学校で子供の命が失われる、こ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ところが、もう一つ、これは、小学校六年生の男の子が、宿題のことを聞いただけで、先生の機嫌が悪かったので、すごい勢いで友達の前で殴られて、その後、裏山で首をつって死んでしまったというのが、もう一人の代表をされている内海さんのお子さんなんですね。  この両方の例...全文を見る
○小宮山(洋)委員 教育委員会の体質もよくわかっていらっしゃるということなので。ただ、今挙げられた事例が本当にふさわしい事例かどうかというのはちょっと疑問も残りますけれども。自治体が取り組むこと、それから教育委員会がやること、文科省がやることはあると思いますけれども、やはり、国の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 済みません、先生と呼ばれない議員をしているものですから、申しわけございません。  今、会うか会わないかは、こういう公の場所で約束できないとはおっしゃいましたけれども、また私の方でも連絡をとらせていただくので、ぜひそういう方向で検討していただきたいというふうに...全文を見る
○小宮山(洋)委員 その一人一人の教育的ニーズに応じたというためには、やはり個別の教育支援計画をつくる必要がありますし、特殊学級や通級の指導制度を、通常学級に在籍した上で、必要な時間のみ特別支援教室で指導を受けられるようにするという必要があるんだと思います。  また、特別支援学...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう一つ、ちょっと別の視点というか、もとは同じかもしれませんが、国連の障害者権利条約には日本も署名をして、今、批准のための作業を政府で行っています。二十四条の「教育」の中に、あらゆる段階におけるインクルーシブな教育制度というのがあるんですね。政府は、包容する教...全文を見る
○小宮山(洋)委員 確定していないからこそ、ぜひ障害者の皆さんの意見も取り入れていただいて、ちゃんと権利を持って学べる、そういう形のものにしていただきたいというふうに要望いたします。  もう時間もわずかですので最後の質問になりますが、学校施設の耐震化について、ひとつ伺いたいと思...全文を見る
○小宮山(洋)委員 おっしゃることがわからないわけではないですが、そこで理解しましたとはとても言えないので、これは命にかかわる、安全にかかわることですから、私どももしっかりそれは働きかけをしたいと思いますが、政府を挙げて一刻も早く耐震化を進めていただきたいと思います。  きょう...全文を見る