小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○小宮山(洋)委員 大臣所信を受けての冒頭の質問でございますので、主に大臣と、学校で子供たちがどういう力をつけるというふうに文部科学省では考えて今取り組んでいるのかという、少し基本的なお話を中心にさせていただきたいというふうに思います。  昨日も富田委員の質疑の中で、いろいろ今...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今回、学習指導要領が改訂されようとしているわけですけれども、どうも国としての方針が揺れているのではないかというふうに、一般的にといいましょうか、町の中では言われている部分がございます。  昭和五十二年の改訂で、ゆとりある充実した学校生活の実現と言われまして、...全文を見る
○小宮山(洋)委員 多分これは、先生方に向けて、一般の方にも配られているんでしょうか、このQアンドAを読むとかえってわからなくなってしまうようなところがありまして、大臣のお話はよく理解できる部分はあるんですけれども、ゆとりから詰め込みじゃないかというQに対しては、「「詰め込み教育...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大臣のお話を伺うと、私もそのとおりだというふうに思うんですけれども、せっかくQアンドAをつくっているのに、QアンドAの中で、内容をふやすわけじゃないとか、何か弁解めいた、ゆとりから急にかじを切ったと思われないような言葉が並んでいるので、かえって誤解を受けるので...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そうですね。何をもって家庭の教育力、地域の教育力が低下をしていて、そこに国というか文部科学省がどうそのことに対して対応するかというのは、おっしゃるように大変難しい問題だと思います。  今、大体家族の平均の人数が二・五人に減ってしまっていて、なかなか上の世代か...全文を見る
○小宮山(洋)委員 学力が下がったと言われるのは、これも余り、国内の学力調査で、これをもとに下がったということではないのではないかと思いまして、一番今言われているのが、PISAの調査で下がっているということがあるのかと思うんですね。  このPISAは、OECDが十五歳を対象に実...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私も、必ずしもこれで一喜一憂する必要があるとは思わないんですけれども、せっかく新しい学習指導要領をつくるときに、こうしたことをしっかり生かしていく。先ほどからおっしゃっている、生きる力を使えるようにしていくというところがやはり足りないんだというふうに思うんです...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり子供が興味を持って理科の授業とかを受けるためには、先生自身が興味を持ってというかおもしろがってやらないといけない。それにはやはり先生の数とかゆとりのなさということが影響してくると思いますので、先ほど千人増員というお話があって、これはまた後ほど法案審議でも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 日本の中でも、劇団の方などがいろいろな授業で、あるいは課外授業とかでワークショップという形でこういうものをやったりされているというふうにも聞いていますので、ぜひ、そういう新たなといいましょうか、今まで日本では取り組みが余りなされなかったことをしていくことが、国...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひ知恵を出し合っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それで、今回やっている中で、やはりフリースクールの子供たちが学校へ通っていると認められないことの背景として、フリースクール高等部の子供たちが身分証明書を持っているんですけれども、映画館など...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはり国立の状況を見ましても、場所によるんですけれども、六割が無料にしているけれども、四割は取っている。それから、高校生とフリースクール在学生を別料金に設定している国立のところが四館あるとか、まだ文科省として、それは独立行政法人はわかりますけれども、やはりしっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大事な問題ですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  あともう一点、学校の耐震化について伺いたいと思うんですけれども、四月に最新データが発表ということで、昨年四月のデータですけれども、耐震性ありというのが五八・六%、耐震性なしと未診断、まだ診断していな...全文を見る
○小宮山(洋)委員 おっしゃったように、地方にばらつきがありまして、長崎、徳島、山口、北海道、茨城、広島、こういうところで非常に低くなっているんですね。これはやはり地方の財政事情もありますので、私たち民主党では臨時措置法というものを提出しているんですけれども、現行制度ですと改築は...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひよろしくお願いします。  ちょっと時間がなくなったんですけれども、最後に一言だけ伺いたいんです。  DV防止法、これは超党派でつくり、二回の改正を行ってきました。ところが、どうもおかしなジェンダーバッシング、性教育バッシングに、今度はDVバッシングとい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございます。  今回のDV防止法の改正で、地方自治体がもっと主体的に取り組むことになりましたので、やはり自治体の責任者、あるいは学校の中でも、これは一般的な必要な知識としてしっかり力を入れていただけるようにお願いを申し上げまして、質問を終わらせてい...全文を見る