小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第171回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○小宮山(洋)委員 民主党で今、文部科学の責任者をさせていただいております小宮山でございます。  塩谷大臣とは、一年間、与野党の筆頭でいろいろお話をさせていただいた仲でございますし、やはり、主に大臣とこれからの教育のあり方などについてお話をさせていただきたいと思っています。 ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、生きる力とおっしゃいましたけれども、最近、PISAの調査で日本の成績が下がった、こうしたことなどから、ゆとり教育がいけなかったんじゃないかというように見直して、授業数をふやすというようなことになっています。  二〇〇六年のPISAの調査、それから二〇〇三...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今申し上げたように、フィンランドでは、そのコミュニケーション能力をつけるために演劇を取り入れているんですが、欧米の多くの国で演劇専門の教師が、日本でやっている音楽や美術の教員と同じように、初等中等教育の学校に配置をされているということなんです。  私のことを...全文を見る
○小宮山(洋)委員 まさしく今おっしゃったとおりで、先ほどからおっしゃっているように、やはり、教えられる先生がいないといけない、また、先生がそれを理解しないとなかなか授業として取り組めないということだと思うので、今ちょうど大臣がおっしゃったように、現在はそういう科目というのは教員...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひお願いしたいんです。私、このことを再三この文部科学委員になってから申し上げているんですが、歴代の大臣が割と短い期間でおかわりになってしまうので実践なされないのかもしれませんけれども、大事ですね、大事ですねとはおっしゃるんですけれども、何も変わっていかない。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひやはりお願いしたいと思っています。  今、予算のお話もございましたけれども、これはもう党派を超えて教育予算をふやすべきだということは、前回もせっかく振興計画をつくるのにOECD並みの五%と言ったのが、相変わらず三・五%。これはもちろん政治家が頑張らなけれ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 どこに問題があるのか考えていたところ、先ほど申し上げたように、教科書検定にも大きな問題があるということがわかったんです。  教科書検定はよく歴史教科書のことで言われますけれども、そうではない。理科の教科書にもある。特に、生物の検定で、私が伺ったところ、まるで...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ところが、ここから先は、聞いていただいて大臣も委員の皆さんも多分驚かれるような現実が高校の生物の教科書にあるんです。  高校の生物1の教科書、1と2があるんですけれども、2は今選択で一割ぐらいの生徒しかとっていないために、生物の1で基本的に必要とされることは...全文を見る
○小宮山(洋)委員 この例をお話しすると皆さんまたもっと驚かれると思うんですけれども、「生物学を学ぶ皆さんへ」、生物に興味を持ってもらおうと思って書かれた、たったこれぐらいの文章、後ろも見えますね、教科書の一ページ分の文章の中に検定の意見というのが十カ所以上ついているんですよ。ど...全文を見る
○小宮山(洋)委員 国民に支持されるとおっしゃいましたけれども、国民はこういうことでつくられているということを知らないんですよ。そんなのを、文部科学官僚が書いた答弁書を読まれるのは全然大臣らしくありません。これはやはり、政治家が党派を超えてこういうのは変えていかなきゃ、子供たちの...全文を見る
○小宮山(洋)委員 また、日本の生物の教科書は世界一文章が少ないということを御存じですか。これを文章のあるところの面積で計算をした人がいる。文章が各国の大体十分の一しかないそうです。生物だけじゃなくて、ほかの教科書も同じようなものだということなんです。  なぜなら、日本の教科書...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ぜひお願いします。そして、この委員室にいらっしゃる皆さんも、超党派でこういうものは取り組む必要があると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思っています。  前に大分時間をとられたので、あと残り時間が六分ほどになってしまいましたが、夜間中学の充実について最...全文を見る
○小宮山(洋)委員 総務省からお伺いしているではなくて、それは、プライバシーはきちんと守るということで、やはり、小学校に行っていない人がどれだけいるか、中学はどれだけかとわからないと対応できないじゃないですか。質問取りに来た人は局長よりもうちょっと進んで、文部科学省がそういう方法...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それで、公立の夜間中学校がある地方自治体も、財政が苦しいので支援を削減する動きがあります。大阪府では、就学援助のうち通学定期だけは府がやるけれども、あとの学用品費とか給食費などは、今後は市町村が負担するように言っているんです。ところが、市町村が負担しなかったら...全文を見る
○小宮山(洋)委員 時間があと一分になってしまいましたので、後ろの方はまとめて最後に大臣に伺いたいと思うんですけれども、あと、自主夜間中学校というのがあるんですね。これも、行政にかわって義務教育未修了者の教育の権利を保障しているので、もっと施設提供や財政補助があっていいのではない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 よろしくお願いします。終わります。
03月17日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○小宮山(洋)議員 ただいま議題になりました民主党・無所属クラブ提出の消費者団体訴訟法案につきまして、提出者を代表して、趣旨と概要を説明いたします。  今回の、消費者問題についての期待が大きい法案について、消費者の皆さんは、違法に上げられた収益、違法収益を剥奪し、被害者に返して...全文を見る
03月17日第171回国会 衆議院 本会議 第15号
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○小宮山洋子君 ただいま議題になりました民主党・無所属クラブ提出の消費者団体訴訟法案につきまして、提出者を代表して、趣旨と概要を説明いたします。  このたびの消費者の権利を守るための法案は、長年の消費者、消費者団体の悲願でした。その要望の柱の一つが、違法に上げられた収益、違法収...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○小宮山(洋)議員 民主党案で地方での消費者行政を国の責任で担うことにしたのは、余りにも今現状が惨たんたるものだからです。先ほどからありますように、予算も人員も一時の半分ぐらいに減っています。ですから、全国一律に一定の水準まで速やかに引き上げる必要があるということで考えております...全文を見る
○小宮山(洋)議員 マルチ商法を初めとする悪徳商法への対応につきましては、被害者の皆さんは、その発生、拡大を防止すると同時に、違法に得た収益を剥奪して、それで損害賠償をしてほしい、救済をしてほしいということを強く要望しているところですので、私どもは、消費者団体訴訟法案にそれがきち...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○小宮山(洋)議員 この地方分権と私どもが考えている地方の組織についてですが、先日の答弁のときに、私が国家公務員にその身分を保障するためにすることを緊急避難的措置と申し上げたことがいろいろな波紋を呼んでいるようですので、もう少し丁寧に説明をさせていただきたいと思います。  民主...全文を見る
○小宮山(洋)議員 先日も申し上げましたように、この法律ができてもう二年にもなりますのに、適格消費者団体が、非常に厳しい要件を満たした認可制になっているために、全国でまだ七つしかできていない。一番西が中国までしかなくて、九州、沖縄には全くない。こんなような状況ですので、私たちは、...全文を見る
○小宮山(洋)議員 ただいまの資金がないということは、本当にそうです。ですから、今回私どもの法案には、訴訟を起こしたりする際に、適格消費者団体に消費者権利院が資料の提供、それから資金の方のバックアップということもできるような形にしています。  それで、段階を追ってというのもある...全文を見る
○小宮山(洋)議員 私どもの法案では、これはきちんと救済されるべきだと考えておりまして、二十七条に消費者問題の定義をしておりますが、ここに当てはまります。  そして、三十二条の報告義務、国の行政機関の長または地方公共団体の長は、事件を把握したら消費者権利官に報告する義務がある、...全文を見る
03月26日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○小宮山(洋)委員 民主党の二つの法案の提出者でもございます。いつも答弁席に座っておりますので、きょうは初めて質問をさせていただくのでうれしく思っておりますが、お二人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。  まず、では品川参考人に、この消費者庁への期待は本当に、特に消費...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私も以前からおつき合いしていますけれども、消費者団体の皆さんは、本当に善意で一生懸命でいらして、割と希望的に、物事を前に一歩、二歩とおっしゃるのは本当に着実でいいと思うんですけれども、これまで、例えばPL法ができて、それから十三年たってどれだけ活用されているか...全文を見る
○小宮山(洋)委員 さっきおっしゃった権利院の勧告は、期限を切って、従わない場合はそれを公表するとか、幾つかの装置はつけております。  それで、もしも何かを一緒につくるとして、一つのかぎになるのはやはり地方の問題だと思うんですよ。お二人とも指摘されたように、この委員会でもずっと...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これは、私たちも、別に国家公務員がいいと思っているわけじゃないんです。ただ、今自治事務になっている中で、国がお金を出す方法はどんなに考えてもこれ以外なかったんですよ。ですから、これは与党の方からも、国がしっかりと財政的に津々浦々措置できる方法があるんなら言って...全文を見る
○小宮山(洋)委員 そういう意味では、私どもが出している消費者団体訴訟制度は、消費者権利院、オンブズパーソンの法案と、これはリンクをしているというか、ともに働けるようにしてあって、これも消費者権利院の方でサポートをして、情報がちゃんと手に入るようにということもやっています。  ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう時間が大分なくなりましたけれども、私も、消費者教育の必要性ということは強く感じておりまして、私たちの法案では、第二条の所掌事務に入れておりますし、あとは、第三十条の権利官の権限として、消費者に対する啓発及び教育というのを入れております。政府案の方にはこの項...全文を見る
03月30日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○小宮山(洋)議員 民主党は、消費者教育は非常に大切だと考えておりまして、私どもが提出している法案には、三カ所にこの消費者教育のことに言及してございます。政府案を拝見いたしますと、残念ながら、消費者教育には全く触れられていないということです。
03月31日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
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○小宮山(洋)議員 御質問いただきましてありがとうございます。  二十五日に申し上げたとおりだというふうにお答えをしたいと思うのですが、私たちは、きのうも枝野議員と総務副大臣のやりとりでもおわかりいただいたように、三年間は基金を積むけれども、それは人件費には使えない、研修費など...全文を見る
04月02日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○小宮山(洋)議員 御質問ありがとうございます。  消費者権利院の場合は、再三申し上げているように、全国津々浦々、どこでも消費者の権利が守られるように窓口を整備したいと思っておりますので、そこで、まず身近なところで、きちんと窓口で相談を受けられる。  そして、私どもはしっかり...全文を見る
○小宮山(洋)議員 政府の消費者庁の法案は、再三ここで議論をしているように、地方の窓口に人件費が出せないんです。人件費を出せないで、給料を二倍にするとか人数を一・五倍にするといっても、それは四年目以降、自治事務になった場合にそれができない、三年間の基金であっても研修費しか出ない。...全文を見る
○小宮山(洋)委員 私も提出者でございますのでなかなか発言の機会が、けさは聞いていただきましたけれども、ないところなども含めて、きょうはせっかく法務大臣にお越しいただいているので、野田大臣と森法務大臣に伺っていきたいというふうに思っています。野田大臣にもしっかり聞かせていただきた...全文を見る
○小宮山(洋)委員 大体今まで、既存の省庁は、ほとんど業界指導という形で、なかなか消費者の方を向いてくれない。特に、内閣府が総合調整をするということで、そこに国民生活局が入ったことによって、かえって経済企画庁のときよりも消費者への対応が見えなくなってきたという消費者からの声もある...全文を見る
○小宮山(洋)委員 今、各省庁から来て伸び伸びととおっしゃいましたけれども、そうすると、そこに骨を埋める覚悟で、各省から来た皆さんは戻らないんですか。
○小宮山(洋)委員 多分思いだけだと。もちろん野田大臣の熱意というのはよく私もわかっています。消費者団体の皆さんが期待していらっしゃるのもよくわかります。だけれども、思いや何かだけじゃ言うことを聞かない、権限がなきゃ無理だというふうに私は思うんですね。ですから、別にけちをつけるん...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは検討はなさるでしょうけれども、これは違いますという答えが必ず出てくる部分があるんだと思いますよ。  それで、やはり権限をしっかり持たないと今までの省庁にきちんと言うことを聞いてもらうことはできないと思いますので、ちょっと仕組み上のことを、皆さんとうに御...全文を見る
○小宮山(洋)委員 では、わかりやすい例としまして、消費者安全法の第十六条の規定による措置要求の権限で見てみたいと思います。  今、内閣総理大臣は措置要求ができるとおっしゃいましたけれども、本当にできるのかどうか。この図を見ていただくと、結局、行政各部を指揮監督できるのは、内閣...全文を見る
○小宮山(洋)委員 期待されるものなんですよね。権限ではないんです。皆さん、ちょっとそこをよくお聞きいただきたい。  なぜ私がそこにこだわるかというと、私どもが消費者権利院を内閣、行政の外につくらないとできないと思った、それに対して、それは閣内不一致になりますから、閣議など、実...全文を見る
○小宮山(洋)委員 分担管理というのはよくわかっております。それは分担管理としての権限なので、先ほど申し上げたように、消費者の問題については、実際は、消費者担当大臣である、現在であれば野田大臣がなさることなんですよ。それと同じことなんです、内閣総理大臣と書いてあっても。  です...全文を見る
○小宮山(洋)委員 それは求めることができるんですが、私が伺っているのは、内閣法第六条による指揮監督権ではありませんねと。  先ほどから、内閣府の大臣としてのと言われましたから、内閣官房の長である内閣総理大臣の法に規定された権限ではありませんねと伺っているんです。
○小宮山(洋)委員 結局、おわかりのように、消費者庁法案、消費者安全法案にある内閣総理大臣は、先ほどおっしゃったように、内閣府の中の総合調整権限でもなく、他の大臣と対等の分担管理事務としての権限で、実際は、内閣府設置法十一条の二に定められている、特命担当大臣を置き、当該事務を所掌...全文を見る
○小宮山(洋)委員 消費者契約法改正のときの附帯決議でも、検討すべしということが入っていると思います。入れましたので、入っております。その後、二年たっているんですが、検討はどこまで進んでいるんでしょうか。  私どもは、予防する差しとめ訴訟と被害の損害をきちんと救済する損害賠償と...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これはちょっと質問通告していないんですけれども。とりあえず、まず予防ということで差しとめ訴訟が二年前にできるようになりましたが、これは本会議場でも申し上げましたけれども、適格消費者団体の認定要件が厳し過ぎて全国に七つしかない。一番北は埼玉です。そこから北、もっ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 やはりすごく財政的なもので非常に困難をきわめているので、そこは私どもの法案の中でも、国や地方公共団体が訴訟の支援を財政的にもするとか、やり方によって各地で育てていくことはできると思うんです。私たちの法案でも、むやみやたらに変な団体をするのではなくて、十二項目の...全文を見る
○小宮山(洋)委員 とりあえずというのは失礼な言い方だと思います。二年前に……(野田国務大臣「おっしゃったでしょう」と呼ぶ)いやいや、それは今回、行政訴訟の父権訴訟にしなかったのがそうなんですよ。とにかく、二年前にこの法案をつくるときに、とっくに私どもは各国の調査というか、そのデ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから階議員も伺いまして、私も伺っておりますけれども、別に私は全部を持てと言っているんじゃないんですよ。全部持てと言ったらすごく大きなものになってしまうから、だから、私たちは外だと言っているんですけれどもね。そのとき何を持ってきて何を持ってこなかったか、そ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これから検討の場を設けるとおっしゃいましたが、どういう場を具体的に設けられますか。
○小宮山(洋)委員 違う違う。その次の段階として、次でいいと言われたから、そこを、検討する場を設けたいとさっきおっしゃったので、どういう場を設けられるんですかと伺っているんです。
○小宮山(洋)委員 そうするとぐるぐる回りになって、最初申し上げたように、新しい省庁の消費者庁が他省庁に言うことを聞かせるためには内閣総理大臣がやります、でも、内閣総理大臣は内閣府の内閣総理大臣なので、横並びの大臣でしかありませんということは、冒頭のところでわかりましたよね。 ...全文を見る
○小宮山(洋)委員 いや、私は、再三言うように、全部持ってこいと言っているんじゃないんです。ただ、持ってくるものと持ってこないものがあって、持ってきたものも共管だとかもとの省庁の権限が強いとかいうと、本当に、せっかく熱意を持って、皆さんも期待をされてつくられる消費者庁が働けないん...全文を見る
○小宮山(洋)委員 消費者庁ができても検察官が対応する、変わらないという御答弁だったかと思います。  もう一つ、エビ養殖詐欺のワールドオーシャンファーム詐欺事件、これは、平成十三年に設立されたこの会社が、フィリピンにエビを育てる養殖場があるということで、十日ごとに出資額の約〇・...全文を見る
○小宮山(洋)委員 消費者庁ができても、それぞれの省庁は今までと同じ、やりますというような、さっきの御答弁のようなことになるのではないかと危惧をしております。  次に、ちょっと実例を挙げて、私どもが提起をしている消費者権利院と消費者庁とどちらが迅速に広範に消費者の被害を救済でき...全文を見る
○小宮山(洋)委員 これを比較してお聞きになって、どちらが迅速に被害者の権利を守れると思われるか、お考えいただきたいと思います。  もう一点、中国製の冷凍ギョーザ、これについては、私は民主党の対策本部の事務局長をしておりましたけれども、結局、一年以上たって、何にもわかっていない...全文を見る
○小宮山(洋)委員 先ほどから伺っていると、消費者庁ができる対応のまずスタートは、情報が上がってくるということですね。ところが、その情報が上がってくるためには地方の窓口が津々浦々になければいけないというふうに思います。  それで、地方の窓口、それがかぎなんですけれども、これはも...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もちろん野田大臣の意気込みはわかります。だけれども、地方のトップの意識を変えたいといったって、それも先ほどの、権限がないけれども期待したいと同じことなんですよ。地方は財源がなかったら人を採用できないんです。それがなかったら今回の法律は機能しないんです。それを再...全文を見る
○小宮山(洋)委員 あと四十秒ほどですので締めますけれども、もちろん研修に使えるのもいいんです。だけれども、人が足りないの。窓口に人が足りないのに、だから研修に使えるのを否定していません、だけれども、意欲だけでは、人件費も出さなかったら採用できないんですよ、首長さんは。  です...全文を見る
○小宮山(洋)議員 委員がおっしゃるとおり、やはりとにかく地方の窓口にしっかりと人が必要だということでは、政府案も民主党案も変わらないと思います。ですから、政府の方によりよい、津々浦々にしっかりつくれる仕組みができるのであれば、それは伺いたいし、それは話し合いをすればいいと思うん...全文を見る
○小宮山(洋)議員 御指摘のとおり、民主党の案では、申請者の消費者団体の活動実績の要件を排除しております。また、これまでNPO法人、一般社団、財団法人に限定していますけれども、民主党案は、生協などほかの非営利法人に拡大もしております。  御懸念の点でございますけれども、今の適格...全文を見る
○小宮山(洋)議員 消費者権利院法案の二十七条に消費者問題というものを規定させていただいておりまして、その規定に当たれば、すべて消費者権利院による調査の対象となります。  ここで消費者問題と規定しているのは、事業者による詐欺、強迫、不実行為等の不当行為、また欠陥商品、この中には...全文を見る
○小宮山(洋)議員 回転ドアの事故につきましても先ほど御紹介したような手順できちんと対応することができますし、それで、運輸安全委員会につきましても、消費者権利院は基本的に内閣の外側から消費者行政全般について監視をする、そういう機関ですので、事業者に対して何らかの行政処分が必要と考...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第13号
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○小宮山(洋)議員 今おっしゃいましたように、本当に損害賠償の制度が必要だということは、ここで御審議いただいて、よくおわかりだと思っています。  そのためには、今差しとめ訴訟しかできないわけですけれども、それを行うのにも、再三申し上げているように、北は埼玉、南は広島までの七団体...全文を見る
○小宮山(洋)議員 参考人質疑で、適格消費者団体第一号の品川参考人もおっしゃっていましたけれども、一番困っているのはやはり財政が苦しいことだということですので、私どもは、訴訟費用の貸し付けとか弁護士報酬の助成、通信費などの助成、補助金の交付や貸し付け、債務保証などのことを考えてお...全文を見る
04月16日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第14号
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○小宮山(洋)議員 今回、消費者の皆様、消費者団体の皆さんの強い思いを受けて、私どもも非常に自信のあるオンブズパーソンの法案を提出いたしまして、これまで六十時間近く、参考人の方にもたくさん来ていただいて質疑をした結果、理事の皆さんの二日間にわたるマラソンの修正協議、そしてそれを支...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 本会議 第24号
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○小宮山洋子君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題になりました消費者庁設置関連三法案に対する与野党共同修正案に賛成、また、修正部分を除く政府三法案に対しましても、現状よりは前進ということから、賛成の討論をいたします。(拍手)  政府提出の消費者庁設置三法案と、民...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○衆議院議員(小宮山洋子君) 元々の政府案では消費者政策委員会という名前でしたけれども、今おっしゃったように、意見具申、意見を述べることができるというだけだったんですね。これですと、そのほかにたくさんある審議会、まあこう言ってはなんですけれども、事務局が用意したもの、資料に基づい...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 委員が御指摘のとおりだと思っております。消費者委員会が勧告をするに当たりまして、消費者、事業者、関係行政機関の長その他の者から得た情報その他消費者事故等に関する情報を踏まえてと、かなり回りくどい言い方にはなっているんですが、こういうものを踏まえてと、...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 当初は、政府案には、取りまとめた結果の概要ということだったんですね。概要というと全体ではなくてその中の要点だけということになりますので、消費者事故などに関する情報はやっぱり国民にとって共有の財産でもありまして、事故の再発を防ぐためにはできるだけ細かい...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 参考人の方もお話をされましたし、私どももそう思っていますが、幾らいろんな仕組みをつくり、情報を提供しても、あふれるほどの情報を手にして自分で判断できる消費者が育っていなければどうにもならないということで、消費者が自立してきちんと判断できるように支援し...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) これも適格消費者団体第一号の参考人の方も述べていらしたんですけれども、元々、適格消費者団体、私どもは、もっと全国に増えなきゃいけない。二〇〇六年に消費者契約法を改正してこういう団体訴権を作りましたけれども、現状では、一番北が埼玉、一番南は広島という七...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(小宮山洋子君) 基金については政府が運用するわけですけれども、私たち修正をした者としては、先ほどお聞きのように、今回のことについても内閣府と総務省とどうも縦割りじゃないかという心配をやはり聞いていらっしゃる方は思われたと思うので、これは野田大臣にもしっかりと頑張って...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) 今おっしゃった部分は、多分附帯決議の十七で読んでいただいたらいいかと思うんですけれども、ここには、地方交付税の措置の方ですけれども、こちらで、その交付税の交付要綱などについて処遇改善を図る地方公共団体への交付金の配分を手厚くすることを定めて、相談員の...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) この消費者教育につきましては、私も解説員をしていたころからいろいろと取材をしたり、力を入れなければと言ってきたんですけれど、まだまだ貧困な状態と言っていいと思います。おっしゃるように、せっかく情報が一元化され、消費者に提供されたとしましても、その情報...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだと思っています。  先ほど表で御説明のありました新たな支援メニューというところで、基金のところでもこの手当てが行われようとしておりますので、今まで当然行われていなければいけなかったんですが、足りない状況の中、しっかりとここは進めて...全文を見る
○衆議院議員(小宮山洋子君) それもおっしゃるとおりだと思います。  ただ、修正協議、非常に時間が詰まった中で多くの項目をいたしましたので、ここでは今回残念ながら消費者団体訴訟法案の方は実現をすることができませんでしたけれども、現在差止め訴訟をしている適格消費者団体でも、一番強...全文を見る
04月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○衆議院議員(小宮山洋子君) この安全法案の二十条一項で消費者委員会に規定したことは、大体この法案の修正の中で消費者委員会を消費者庁と対等の位置付けに、これは大臣もおっしゃっていますけれども、して、消費者庁の任務について様々働きかけをすると同時に、他省庁に対してもできるような形を...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(小宮山洋子君) 松井委員おっしゃるように、これはとても受け入れられる話ではなくて、そういうことであればもう一度、六十時間近く衆議院でやり、こちらでも何十時間もやっていただいているのをもう一回やり直さなければいけないぐらいの話だというふうに思っています。  先ほど総...全文を見る
06月26日第171回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。四人の参考人の方には、いろいろ御意見ありがとうございます。  私も、解説委員をしていたころから、スウェーデン会議の前後からこの問題とずっとかかわってまいりまして、きょう審議入りをしたことには、いろいろ私としての感慨もございます...全文を見る
○小宮山(洋)委員 誤解がないように申し上げると、民主党の案というのも規制はしているんですよ。  それは、単純所持というと、それこそ送りつけられて知らない間に入っているのもそうなるんじゃないかというようなことがあるので、自分で意図して、お金を出して、複数回という、その複数回とい...全文を見る
○小宮山(洋)委員 もう時間が少なくなってまいりましたが、先ほど田島参考人が、現行法をそのままにするのではなくて、そこを精査することから成案を得るようにという御発言をいただいたんですが、それも、それぞれが案を持った上で合意を見ていくための一つの方法かと思いますので、最後にその点を...全文を見る
○小宮山(洋)委員 ありがとうございました。ちょっと、半分ぐらい私の思いも込めた質問になってしまいましたけれども。  民主党もここまで法案をつくってきました。前回の改正のときには法案をつくるまで至らなかったんです。ですから、そういう意味では、お互いに足りない点が多々あると思って...全文を見る