小宮山洋子

こみやまようこ



当選回数回

小宮山洋子の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小宮山副大臣 職業訓練の実施につきましては、これまでも、可能なものはできるだけ民間に委託するという考え方でやってきております。特に、介護、福祉、医療、子育て、情報通信などといった成長分野を中心に、民間の教育訓練機関などを活用した職業訓練を実施してきています。  例えば二十三年...全文を見る
○小宮山副大臣 職業訓練バウチャーにつきましても、地方自治体で導入、実施をされた例があります。青森県、茨城県、栃木県、群馬県、岐阜県そして兵庫県の神戸市で実施をいたしましたが、廃止をした自治体が実は多くて、現在もやっているのは茨城県と栃木県だけなんです。といいますのは、就職率など...全文を見る
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小宮山副大臣 仮に子ども手当法案が成立をいたしませんと、これは児童手当法案に戻ることになります。しかし、この場合、例えば今御指摘がありましたように、中学生には支給ができないなど、減額をされたり廃止をされたり、これまでお支払いをしてきた子ども手当よりも減ることになります。そして、...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○小宮山副大臣 厚生労働副大臣の小宮山でございます。  大塚副大臣、岡本政務官、小林政務官とともに細川大臣を支え、牧委員長を初め委員の皆様の御協力もいただきながら厚生労働行政に力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、お手元の資料に基づいて、...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○小宮山副大臣 厚生労働省予算は、御承知のように、年金、医療、介護、雇用、福祉など国民生活に密接にかかわる予算が中心でして、国民にサービスや現金を提供することを通じまして、おっしゃったようにお金の循環が生まれてくる、生きたお金になると考えております。
○小宮山副大臣 子ども手当は、御承知のように、一人一人の子供の育ちを社会が応援するということなので、あくまで経済対策を目的としてつくったものではございません。  その上で、子育て支援策にはもちろん現金給付とともに現物給付が大事だということは、私どもも、総合的にパッケージで政策を...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃいましたように、学校給食費も本人の同意なしに徴収できないか、厚生労働省としても一生懸命検討してまいりました。しかし、おっしゃいましたように、保育料とは異なって、学校給食費については強制徴収可能な公債権ではないということもありまして、今回は本人の同意による仕...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるように、大変大事な視点だと私どもも認識をしております。  御承知のように、平成二十二年度の補正予算案で妊婦健康診査支援基金を積み増しまして、二十三年度についても公費助成を継続するとともに、妊婦健康診査の標準的な検査項目の充実を図りまして、妊婦一人当たり...全文を見る
○小宮山副大臣 日本脳炎のワクチンにつきましては、接種後に健康被害を発症した事例があったことから、平成十七年の五月より積極的推奨を差し控えてまいりました。その後、新たなワクチンが薬事承認されたことから、平成二十二年の四月から、三歳児の積極的勧奨を再開しました。  この間、積極的...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○小宮山副大臣 長島委員には、いつも、虐待された子供のことに関心を持っていただいてありがとうございます。  おっしゃるように、子ども・子育てビジョンでは平成二十六年度に一六%を目標にしておりまして、そのために、里親の委託率につきましても、厚生労働省の政策評価のアウトプット指標に...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○小宮山副大臣 古屋委員には、いつも子供の健康の問題の政策でお力をいただいて、ありがとうございます。  御指摘の保育所におけるアレルギー対応ガイドラインにつきましては、以前にも答弁させていただいたとおり、今年度中ですから、今月中に策定をいたしまして発出をすることにしております。...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○小宮山副大臣 村木元局長は、刑事事件につきましては無罪判決がおっしゃったように確定をしていますが、御指摘の上村元係長の上司としての責任はあるものと考えています。  村木元局長を含め、当時の関係者の監督責任について検討していますが、具体的な結論を出すためには上村元係長に関係する...全文を見る
○小宮山副大臣 今おっしゃった観点で、なるべく早くその事実関係を確認したいとは思っているんですが、ただ、今起訴休職中の上村元係長が今おっしゃったように事実関係を認めていたものの、村木さんが無罪になったということで、また何かそこのところがはっきりしなくなっているようで、私が聞いてい...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○副大臣(小宮山洋子君) 厚生労働副大臣の小宮山でございます。  大塚副大臣、岡本政務官、小林政務官とともに細川厚生労働大臣をお支えをして、厚生労働行政の推進に力を尽くしてまいりますので、津田委員長を始め委員の皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。  それでは、お手元の資...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○副大臣(小宮山洋子君) 委員には、いつも子供の問題に関心を持っていただいてありがとうございます。  おっしゃいますように、児童養護施設では虐待を受けた経験のある子供が最近大変増えておりまして、平成十一年度より心理療法担当職員の配置を決めていまして、平成二十一年度には、児童養護...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) ずっと児童養護施設のいろいろなことが据え置かれたと申し上げましたけど、典型的なのが居室面積の最低基準で、これは高齢者の施設の三分の一という現状があるんですね。そこで、先ほど申し上げた検討会で今、子供の居室については、子供一人当たりの居室面積を現行の三・三...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだと思います。  児童虐待防止法の中には、実はいつも御指摘いただいているように歯科医師が入っていないんですよね。けれども、この虐待防止法は議員立法で作ってまいりましたので、今おっしゃった親権の一時停止を含めて、政府の方で用意しているのは...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 是非、委員もおっしゃっていますように、様々な知見を集めてそうした取組が行われていくように、政府としてもそこをサポートできるような形を整えてまいりたいと思っております。
○副大臣(小宮山洋子君) ありがとうございます。  子ども手当は決してばらまきではございません。これは税制の控除から手当という民主党の税制の考え方から来ているもので、高額所得者に有利な控除から低所得者の方の方へ手当として必要な人に行くものでありまして……(発言する者あり)
○副大臣(小宮山洋子君) 金額につきましては、これからまたマニフェストの見直しの中で二万六千円が適切かどうかはこれから検討すると思いますが、当初発足したときにはとにかく税源と見合ったものでございました。  それで、今、西村委員がおっしゃいましたように、子育てをしている人たちが一...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これまでの縦割り行政を排して、私どもは子供たちを中心に子供の視点でやろう、総合的にやろうと思っておりますが、この子ども手当は御要望にこたえた第一弾ですので、是非野党の皆様からも御理解をいただきまして、ここで四月から支給ができませんと、今のお話のように、本...全文を見る
03月24日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○副大臣(小宮山洋子君) 急な御質問ではございますけれども、この件に限らず、外国の方が研修をされる、あるいは就労をされる、そのこと全体が実情に合っていない部分がかなりあるのだと思っています。今回、介護とか看護とかの人材難のところでそれが組み合わさってEPAの中で出てきている。ここ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) まず、親を亡くした子供がどれぐらいいるかというのが、そこの自治体の機能がかなり低下しているということもありまして、なかなか把握ができない。昨日、厚生労働省と東京都の方から人を派遣しまして、その把握もしています。  そして、各地から、今おっしゃった保育士...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今の仕組みとしては、雇用調整助成金を使いやすくすることをもう措置をとっております。事業主の方が事業を縮小しても、休業によって労働者の雇用を維持しようとするときに使っていただくのが雇用調整助成金ですけれども、今回、災害救助法が適用になっているお地元の青森を...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 児童福祉施設、特に保育園などについては今その状況の把握に努めているところです。  児童福祉施設については、分かっている範囲で二百七施設が被害を受けて、全壊が三施設というようなことも来ておりますけれども、御承知のように、津波の被害のあった沿岸部はほとんど...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 母子手帳などもない妊婦の方もいらっしゃいますので、これは健診の仕組みなどが市町村によって違ったりいたしますので、今、避難をされた先で早急に母子手帳なども交付をして健診が受けられるようにということを今通知をしているというのが一つ。それからあと、相談窓口を開...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 私も田村委員がおっしゃるとおりだと思っております。  その一時的な住宅、これは災害救助法に基づくそこに指定された方で住宅のなくなった方に入っていただく、これは原則六か月ということで、それから、仮設住宅などができるまでのつなぎ的な緊急避難場所として使われ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これも委員がおっしゃるとおりだと思います。  最初は命を守るための医療などが必要で、その後は今度は生活再建のために雇用の関係の相談などが多くなるというのは当然のことでございまして、今もハローワークに特別の相談窓口をつくっていますが、そのほかにも避難所に...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これもおっしゃるとおりだと思います。  そういう意味で、最初にその事業主の責めではないからというのを出してしまったためにいろいろ混乱を起こしたことは申し訳なかったと思っています。その後、その雇用調整助成金で対応ができるということをQアンドA作りましたが...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) やはり、赤ちゃんが安心してミルクが飲めるように、おっしゃるようにあらゆる手だてを使わなければいけないと思います。そういう意味では、おっしゃったように西日本の方で取った水をペットボトルにするなどということも必要だと思いますし、あるいは、今ペットボトルの容器...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 飲料水の放射線測定に対応できる機関というのは限定をされているのですね。それで、なかなか個々のケースに対応できていないと思うんですけれども、保健所などで御相談をいただければ、周辺の放射線の測定状況などを勘案して御相談に乗れるように、そういう体制もしっかりと...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) たくさん広報をしなければならないことがあるんですけれども、極力できるように努力をしたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) 先ほども答弁をさせていただきましたように、雇用調整助成金で柔軟に対応ができるようにしっかり努めてまいりたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) その養護施設の方で、そうした退所した児童を調査をするということを東京都などでは現在しているんですが、なかなか退所した人の跡を追うというのが難しいというふうには聞いております。ただ、退所をして、自立援助ホームをちゃんとつくるとか、そうでなく本当に自立をした...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだと思います。  特に、女性がどのようなライフスタイルを取っても公平な形にこうした社会保障の制度をするべきだということはずっと言ってまいりましたけれども、今回、運用三号で問題が皆さん注目をしていただいて、でも元は、今おっしゃったように元...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○小宮山副大臣 今回のつなぎ法案は、御承知のように、各党、二十三年度の子ども手当法案についてはいろいろな御意見があり、このような状況の中で今まだその意見がまとまらないという中で、四月以降、国民生活とか、あるいは、今ずっとお話があったように、被災地あるいはそこを支えるために市町村が...全文を見る
○小宮山副大臣 古屋委員もよく御承知のとおり、日本ではとにかくこれまでGDPの中の〇・八%しか子供にお金を使ってこなかった、そうした中で子供政策が必要だということは重々おわかりなことだというふうに思います。  今回、私ども、二万六千円を目指してはまいりましたけれども、こういう状...全文を見る
○小宮山副大臣 二万六千円の根拠は、別に官僚が書いたものではございません。これはもともと民主党の子供政策の中でつくったもので、子供たちの育ちにかかる経費はいろいろな計算がありますけれども、二万六千円のもとになっているのは、子供たちの最低限の生活費と教育費、これはゼロ歳から中学生ま...全文を見る
○小宮山副大臣 保育所の待機児童の数は、先ほど委員がおっしゃいましたのは秋の数で、秋は春よりも多くなるので、昨年の四月一日現在は二万六千人ということでございましたが、それに対して認可外保育所を利用している人は十八万人。ただ、このうちのどれだけの割合の方が本当は認可に入りたかったと...全文を見る
○小宮山副大臣 控除から手当というのは民主党の税調の一つの基本的な考え方でございまして、これはやはり高額所得者の方から低所得者の方に流すという考え方なので、それに見合った形で今回子ども手当の設計をしています。  そういう意味で、この先、その逆転現象のところなどをどうするかという...全文を見る
○小宮山副大臣 私もおっしゃることにかなり同感をする部分がございますが、先ほど申し上げているように、今回はなるべく実務的につなぐということだったので、残念ながら、政府案に盛り込んだことが盛り込めていない。そういう意味では、実質的に同額が行くつなぎ、安心こども基金の対応をせざるを得...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○副大臣(小宮山洋子君) 平成七年の阪神大震災のときにも、保育所の再開が難しくなったり子供の数が著しく減った保育所につきまして、その保育所の職員の雇用保障ということも含めまして、保育所運営費の交付のルールに基づいた特例措置というものを講じてまいりました。  今委員がおっしゃった...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 障害福祉サービスにつきまして、その避難所でサービスを提供する場合、あるいは利用者とともに別の施設に避難して必要な支援を行う場合でも柔軟に報酬の対象とするように、各自治体に通知を示しているところです。  また、障害福祉サービス事業者等が報酬を請求するに当...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、三月十七日に災害救助法を適用されたこの五つの県について、最初、スタートとしてここから始めました。これから様々なニーズをしっかり把握をいたしまして、更にこれをどう拡大をしていくのか、検討させていただきたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) 子供たちへの支援の御理解、ありがとうございます。  そして、今の御提案でございますが、先ほどから大臣もお答えをしているとおり、私どものマニフェストは二万六千円でお約束をいたしました。ただ、このような事態に至って、今後御審議をいただく中でそこはどういう額...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 不幸にして親を亡くした子供につきましては、親戚の方などが見られているときにはその方に、また児童施設に入る場合にはそこへ行くようにしたいと思いますが、先ほどからいろいろ御指摘あるように、手続などがすぐできない場合には、後からその遡及ができるようにしてまいり...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 昨年一月、福島委員が大臣のときに取りまとめていただいた子ども・子育てビジョン、それに基づきまして、おっしゃいますように、学童保育あるいは保育につきましてもしっかり取り組みたい、五万人毎年保育受入れの児童の数を増やしたいと思っておりますし、待機児童の先取り...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 同じ意見でございます。  やはり震災復興のためには全体で負担をし分かち合っていかなければいけないと思いますが、これからの未来の子供たちについてはやはりより一層の支援が必要なので、子供の家庭にだけ負荷が行くようなことは決してならないように子供の支援に最大...全文を見る
04月06日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○副大臣(小宮山洋子君) これから雇用を創出して就労を支援するということが再建のために非常に重要だと思っておりまして、関係省庁が横断的に知恵を出すためのその推進会議を立ち上げまして、昨日、第一弾の緊急対応ということで、「日本はひとつ」しごとプロジェクトと命名いたしましてつくりまし...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○副大臣(小宮山洋子君) 地域職業訓練センターとコンピュータ・カレッジにつきましては、今御指摘ありましたように、業務の一層のスリム化、予算の縮小が求められていることから、今回のような措置をとったところでございます。  元々地域の労働者の職業能力の開発を目的とする施設ですので、こ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおり、様々なところで女性に対する配慮というのがまだまだ足りないのが現状だと思っております。  今ちょっと中断をしておりますけれども、社会保障の新たな改革の中で就労促進のチームというのがありまして、その中で、これだけ本当に有能な人材がある女性...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 地域職業訓練センターと、それから情報処理技能者養成施設、コンピュータ・カレッジ、特に被害が集中いたしました五県に十五の施設が設置されておりまして、このうち四県の九施設に被害が生じています。  厚生労働省としましては、平成二十三年度からの三年間の激変緩和...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この度の大震災で離職をした方が早く再就職をなさるためには職業訓練というのは本当に大事だというふうに考えています。地域の訓練ニーズ踏まえながら、被災地域や被災者の受入先の地域で被災者向けの特別コースの設定、例えば、瓦れきを除去するのに建設機械を運転をする、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員のお話にありましたように、評価委員会からは、その目標値を上回る成果を上げているというふうに評価をしていただいています。  今回、ポリテクセンター等の移管は、雇用のセーフティーネットとしての職業訓練を国の責任で実施する必要がある、その機能の維持を前提...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この新しい機構でポリテクセンター等の指導員の数や予算は効率化をいたしますけれども、指導員に対しまして再訓練を実施して各指導員の担当できる訓練の範囲を広げる、守備範囲を広げるということですね、一つの訓練科をより多くの指導員が担当できる体制を整備することなど...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員御紹介いただきましたように、本当にあらゆる仕事と言ってもいいほど、幅広く震災対応ということで、今回、第一段階の緊急対策としてそうしたものを基金で県ができるようにいたしました。それについては、現在、新しい年度の予算にはなっていますけれども、この後もその...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 基金というと単年度になりますけれども、そこはいろいろと工夫をいたしまして、雇用をつないでいけるように、また委員の御意見もいただきながら検討をしてまいりたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) 法人の名称につきましては、職業能力開発業務の移管先であります高齢・障害者雇用支援機構が施策の対象者を列記する名称としているために、職業能力開発業務の主な対象が求職者であるということから、法人の名称は高齢・障害・求職者雇用支援機構といたしました。  ただ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 組織の統廃合に伴う職員の移籍につきましては、承継法人に包括承継させる方法や採用方式など様々な方式があり得ますけれども、今回は抜本的改革ということでこういう形を取りました。  今おっしゃいますように、今後の独法改革に際しましては、その時々の法人の置かれた...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○小宮山副大臣 これだけの未曾有の災害でございますので、もとのような形でやることは難しいとは私どもも考えております。  ただ、どのような形にするかは、今後、与野党ともに知恵を出していただくということで、子ども手当という名前をどうするかということと、中身をやはり、再三申し上げてい...全文を見る
○小宮山副大臣 この大規模な震災などの発生直後から子供のことはずっと気にかけておりまして、子供のケアのための児童の専門職員を派遣するなどの準備を進めてまいりました。  そして、親を亡くしたりあるいは行方不明の子供については特に早急に把握をするように、児童相談所の職員などが各避難...全文を見る
○小宮山副大臣 日本じゅうが心一つに応援をするということで、「日本はひとつ」しごとプロジェクトと。関係省庁横断で、被災地の被災者の方、被災企業、そうした方の就労をしっかりと支援し、雇用を創出すること、また、被災地以外にいらした方の就労もしっかり支援をしたいと思っておりまして、第一...全文を見る
○小宮山副大臣 原子力安全・保安院からの情報によりますと、本日午前零時二十分現在で、被曝線量が百ミリシーベルトを超えた作業員の人数は二十二名、このうち、被曝線量が最も高い者の被曝線量は百九十八・二四ミリシーベルトということでございます。  おっしゃるように、これは二百五十ミリシ...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○小宮山副大臣 橘委員には、いつも児童虐待防止に取り組んでいただいてありがとうございます。  お尋ねの件ですが、全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は、平成二年度は一千百一件でありましたけれども、その後ずっと増加をし続けていまして、平成二十一年度に四万四千二百十一件...全文を見る
○小宮山副大臣 児童相談所の全国共通ダイヤル、これは、〇五七〇—〇六四—〇〇〇という、本当は三けたぐらいでできるといいんですけれども、番号がどうしてもこういうなかなかわかりにくいものになってしまうということもありまして、今広報に苦労しているところですが、この共通ダイヤルは、どこの...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるように、児童養護施設等の職員や施設長が虐待をするというのは、本当にあってはならないことだと思います。  このため、平成二十一年四月に施行されました児童福祉法の改正で、被措置児童等虐待の通告等の制度というものを設けまして、それとともにガイドラインを作成し...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるように、接近禁止命令は児童福祉法第二十八条の強制入所等の場合のみということで、今回も、社会保障審議会でも、同意入所や一時保護の場合、また、年長のひとり暮らしの未成年者の場合などについても対象を拡大すべきだというような御議論もございました。  ただ、接近...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○小宮山副大臣 今回の改正案では、委員がおっしゃいますように、親権停止申し立ての請求権者に子供が加えられておりますけれども、法制審議会の議論でも、子供をそのような状況に追い込むことにならないようにすることが重要だ、基本的には子の親族や児童相談所長等が親権停止の申し立てを行うべきと...全文を見る
○小宮山副大臣 御指摘のとおり、家庭裁判所から保護者に児童相談所の指導を受けるように命ずる制度などを望む意見が児童福祉の現場からありまして、親権の在り方に関する専門委員会でも御議論をいただいたところです。  専門委員会でも制度を求める意見があった一方で、裁判所が行政の指導に従う...全文を見る
○小宮山副大臣 児童相談所長などが児童等の福祉のために監護等の措置をとることができるとされますけれども、親権者の意向に配慮すべき場合もあると考えられるので、親権者が明確に異を唱えている場合に、児童相談所長等の判断を優先させてよいかどうか、これは個別の事案によって判断されるべきもの...全文を見る
○小宮山副大臣 児童の監護、教育及び懲戒に関しまして、親権者の親権に優先してとることができる必要な措置かどうか。これは、一義的には施設長等が判断することになりますけれども、御指摘のとおり、あらゆる問題について個別に施設で判断するというのは混乱や負担を生じさせるおそれもございます。...全文を見る
○小宮山副大臣 それはやはり子供の利益のために今回こういう法改正をしますので、委員がおっしゃるとおりにできるように努力をしたいと思っております。
○小宮山副大臣 先日も同様な御質問をいただいたかと思うんですけれども、接近禁止命令の適用範囲の拡大につきましては、同意入所等、一時保護の場合ですとか、それらの措置がとられていない場合で、例えば自立している年長のひとり暮らしの未成年者が自分で稼いだ収入を親が無心に来るような場合、こ...全文を見る
○小宮山副大臣 子供たちが退所をした後に自立していくためには、やはり身上監護と財産管理を行う未成年後見人の存在というのは大変重要だと考えております。  今委員がおっしゃいましたようなこと、そして、あとは報酬ですとか、子供が第三者にけがを負わせたり他人のものを壊してしまい未成年後...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃいますように、震災孤児の問題につきましては、震災後すぐに、現地の児童相談所の相談員と、それから全国から来た人たちが力を合わせまして、その把握に努め、おっしゃったように、現在百三人ということです。  やはり、心に傷を負っているので、なるべく近い人がというこ...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○副大臣(小宮山洋子君) その検査につきましては、厚生労働省の方でも緊急時における食品の放射能測定マニュアル、それから地方自治体の検査計画というのを示しているんですが、おっしゃるように、機器を持っているところがまだ少ないわけです。全体で一千万ぐらい掛かるのではないかということと、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおり、やはり粉じんがひどいことは、ちょうど十日前に私も行きまして避難所の状況などもよく見てまいりました。  今、厚生労働省としましては、保健師さんを全国から来てもらいまして、巡回をして健康状況のチェックをしていますので、その保健師さんからも...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるように、就労支援、そして雇用を創出しなければいけないということで、関係省庁で集まって会議をつくりまして、緊急対策としてその「日本はひとつ」しごとプロジェクトということで、重点分野雇用創出事業という基金事業で、避難所の中でのお子さんの一時預かりと...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○小宮山副大臣 子供のことにいつも関心を持っていただいて、ありがとうございます。  お尋ねの点ですけれども、今回の震災で両親を亡くしたあるいは行方不明の孤児につきましては、これまで、現地の児童相談所の職員と応援に入りましたほかの地域からの児童相談所の職員がチームを組みまして、避...全文を見る
○小宮山副大臣 現在確認されています百十名につきましては、一時的に今施設に入所している子供が二人いるんですけれども、そのほかは親族とともに生活をしていまして、そういう意味で親族里親の制度をしっかり活用していただければと思っています。  また、親族で引き受けられない場合につきまし...全文を見る
○小宮山副大臣 児童養護施設や乳児院につきましては、幸いなことに、被災状況として、人的な被害、建物の倒壊などの被害は報告をされておりません。  しかし、一部の施設で、外壁のタイルの脱落や壁の亀裂、水道管の破裂、かわらの落下などの被害がございますので、これはなるべく早く復旧をした...全文を見る
○小宮山副大臣 今おっしゃいました具体的な後段のケースにつきましては、また詳しくそのケースを伺いまして、可能な限りの対応をしたいと思っています。  今回の震災で被害を受けました児童福祉施設の復旧費用につきましては、社会福祉施設等災害復旧費補助金の補助対象となっているほか、激甚災...全文を見る
○小宮山副大臣 委員が御指摘のように、これは中長期的にずっと取り組んでいかなきゃいけない問題としまして、十八歳を超えた子供たち、二十歳までは措置の延長が可能ということにしているんですけれども、なかなかそれが実際に運用されていない。今回の被災地につきましては、特にこうした形のものが...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるとおりだというふうに思います。  そして実際に、まだまだ足りないとは思いますけれども、厚生労働省でも、例えばユニセフの皆さんが絵本などを子供たちに届けるとか、やはり各国でのいろいろな、緊急の際の子供の心のケアも含めたさまざまなノウハウを持っておいでです...全文を見る
○小宮山副大臣 同じ女性同士ということで、目が合いましたので、私の方から答えさせていただきたいと思います。  これは、避難所を最初に設置したときからずっと、阪神のときの経験も踏まえまして、女性への配慮あるいは妊婦さんや赤ちゃんを出産したばかりの方への配慮ということはずっと言って...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○小宮山副大臣 池坊委員にはいつも子どもの問題に力を尽くしていただきまして、本当にありがとうございます。  最後のところから先にお答えいたしますと、幸いなことに、児童相談所とか児童養護施設など人的被害はございませんで、軽微な、壁のタイルがはがれたりとか、そういうところがございま...全文を見る
○小宮山副大臣 児童福祉審議会は、委員もよく御承知のとおり、十八歳未満の子どもにつきましてしっかりと福祉の面で保護を図っていく、できればその中には子どもの権利の保護もある程度入ればと思っておりますけれども、まだ、子どもを包み込んで保護をしていく、そのような形の法律だと承知をしてお...全文を見る
○小宮山副大臣 委員も御承知のように、この児童虐待防止法、こうしたものは議員の間の、議員立法でつくってきておりますので、この一時保護のあり方につきましても、以前、私も委員として池坊議員や馳議員と一緒につくらせていただいてまいりました。  確かに、一時保護二カ月の間に、実は前回の...全文を見る
○小宮山副大臣 昨年度の補正予算でも、児童虐待に関する予算を十倍にふやさせていただきました。  その中で、本来でしたら正規の職員をふやせばいいんですけれども、やはり相談件数も受け入れる子どもたちもふえておりますので、臨時職員ではございますけれども、そうした人手もふやす、そういう...全文を見る
○小宮山副大臣 私も委員のおっしゃるとおりだというふうに思っております。やはり二、三年のローテーションで回ってしまうとなかなか専門性も持てない。ただ、全体の人員の配置の関係で現状はそうなってしまっているわけなんですが、必要に応じて、やはりしっかりと研修をする。  それから、児童...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるとおりだというふうに思います。  児童養護施設につきましては、検討会を今立ち上げておりまして、そのもとで検討している中で、特別養護老人ホームの水準を下回っている今の児童養護施設の施設基準というのはおかしいということで、その居室面積に関する最低基準につい...全文を見る
○小宮山副大臣 はい。  児童相談所は虐待通告を受けた場合など調査を行っておりますが、こうした調査について権限規定を設けることは、調査を受ける側の権利にも配慮が必要で、慎重にということが、今までそのように考えられてまいりました。  それで、平成十九年の児童虐待防止法改正で、地...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 法務委員会青少年問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○小宮山副大臣 接近禁止命令、おっしゃるとおり、必要な点もあるかと思いますけれども、まず面会、通信を禁止する、そこで従わなければ、強制に切りかえまして、その後やるとか、やはりプライバシーとの関係とかいろいろございますので、段階を追ってやっていく必要があるのではないか、そのように考...全文を見る
○小宮山副大臣 親との再統合というのは、やはり親指導をどうするかということも絡みまして、なかなか難しい問題ではあるかと思っています。  ただ、児童虐待を行いました保護者に対する指導、支援につきましては、児童虐待防止法十一条におきまして、児童虐待を行った保護者について行われる指導...全文を見る
○小宮山副大臣 実務をする方から先にちょっとお答えをさせていただきます。  退所後に子供たちが自立していくためには、おっしゃるように、身上監護と財産管理を行います未成年後見人の存在というのはとても重要だと考えています。  今委員が御指摘ありましたように、未成年後見人の報酬、被...全文を見る
○小宮山副大臣 委員が再三おっしゃっていますように、子の利益の観点から、離婚後も適切な親子の面会交流が行われるということ、これはとても重要だと思っております。  今回の民法改正案で、子の監護について必要な事項の具体例として、親子の面会交流が条文上明示されています。  厚生労働...全文を見る
04月20日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○副大臣(小宮山洋子君) 雇用調整助成金は、御承知のように、事業主が納めました雇用保険料で全て運営されています。ですので、災害や法令の規制等による休業といった事業主の共同連帯により対応すべきでないものについては、従前からこれは助成対象となっていないんですね。このため、原子力災害特...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃったことでちょっと違っているところがございますのは、二十キロより外のところでこの雇用調整助成金が適用になっているのは、災害救助法の適用などで、その事業が行えない経済的な理由があるところで、そこと取引があるなど、三分の一以上そのことによって経...全文を見る
04月21日第177回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○副大臣(小宮山洋子君) 昨日から答弁を何度もさせていただいていますが、雇用調整助成金は、御承知のように事業主が納めました雇用保険料のみで運用されておりますので、災害や法令の規制等で休業をしたといったような事業主の共同連帯で対応すべきものでないものについては、これは適用ができない...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○小宮山副大臣 雇用調整助成金につきましては、今回の震災を受けて、東京都以外の九県の災害救助法適用地域に所在する事業所の事業主や、これらの事業所と一定規模以上の経済的関係を有する事業所の事業主、現在の計画停電の影響を受けた事業主を対象といたしまして、今お話があったように、事業活動...全文を見る
○小宮山副大臣 雇用調整助成金は、御承知のように、事業主が納めた雇用保険料のみで運営されているんです。ですから、災害や法令の規制等による休業といった、事業主の共同連帯により対応すべきでないものについては、これまでも対象となっていません。このため、原子力災害特別措置法に基づく警戒区...全文を見る
○小宮山副大臣 今委員がおっしゃいましたように、日本が一つになって被災された皆さんの就労を支援して雇用を創出するということで、被災者等就労支援・雇用創出推進会議で「日本はひとつ」しごとプロジェクトの緊急対策を取りまとめまして、きのうまでに二万人の雇用を創出しています。  今おっ...全文を見る
○小宮山副大臣 今、ハローワークの方に来ていただいたり、あるいは避難所に出張したりしていますけれども、特に障害を理由にというようなことでは私は聞いていません。
○小宮山副大臣 今回の地震と津波で特に被害が大きかった岩手、宮城、福島の三県、その沿岸部にある市町村には、災害の前にはおよそ八十四万人の方たちが雇用されていた、働いていたということがわかっています。ただ、いまだ企業、事業所の被害の全貌が明らかでないので、現段階では、今回の震災によ...全文を見る
○小宮山副大臣 委員が御指摘の、被災者を雇い入れた企業に対する助成金というのは、高齢者や障害者、母子家庭の母などの就職が困難な方を雇い入れた事業主を助成する特定求職者雇用開発助成金のことかと思います。  このたび、この特定求職者雇用開発助成金の対象者に、新たに、震災時に被災地域...全文を見る
○小宮山副大臣 委員の御指摘、もっともだというふうに思います。その瓦れきの撤去とかパトロールのほかに、例えば、保育士の資格を持って保育をするとか、あるいは介護福祉士の資格を持って介護をするということは、今の中でも読めることだというふうに思うんですが、おっしゃいますように、多くの方...全文を見る
○小宮山副大臣 想像力を働かせてと、本当にそのとおりだと思いますので、マッチングするためにはやはり人手も必要ですので、全国から今応援体制も組んでおりますので、なるべく心の通い合うような、しっかりとした対応をしたいというふうに思っております。
○小宮山副大臣 この制度自体は御評価いただくということでございますが、これはさっき大臣からも御答弁いたしました。何とかつなぐようにということで、無料の職業訓練、訓練中の生活支援のための給付を行うということで、これを恒久化したい。  これまでの取り組みの成果ということでございます...全文を見る
○小宮山副大臣 新しい訓練の対象となります求職者は、非正規雇用を繰り返していて雇用保険に加入したことのない方とか、あるいは雇用保険の受給期間終了後も就職できない長期失業者など、いろいろな類型にわたる方たちが対象になると考えております。  ですから、新しい訓練では、このような多様...全文を見る
○小宮山副大臣 一年間でおよそ二十四万人を計画しております。
04月26日第177回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○小宮山副大臣 厚生労働省では、平成十九年から養育費相談支援センターを設置しまして、ここで、養育費だけではなくて面会交流の相談にも応じています。平成二十一年度は、面会交流の相談を百三十四件ここで受けています。  また、都道府県等を単位に設置されました母子家庭等就業・自立支援セン...全文を見る
○小宮山副大臣 なかなか難しいところですけれども、離婚に至るのにやはり両親の間にいろいろな確執があるかと思いますので、その中でやはり子供のことを第一に考えるという視点が、当事者もそうですし、それをサポートする体制がなかなか整っていなかったということもあるかと思いますので、これから...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるように、副大臣というよりも、この民法改正にずっと努力をしてきた議員としてお答えをさせていただきたいと思います。  今、井戸委員がおっしゃいましたように、やはりこれだけ家族のあり方が変わっていて、それで十五年前にきちんとというか、法制審議会から答申が出さ...全文を見る
○小宮山副大臣 委員がおっしゃいますように、児童養護施設については多くの問題があって、虐待防止法改正の中でもずっと取り組んでまいりましたが、なかなか進まない部分がございました。  おっしゃるように、ちょうどタイガーマスクで関心が高まったその時期もとらえまして、ことし一月に、児童...全文を見る
○小宮山副大臣 前回もお答えしたかと思うんですけれども、今、施設長になれる資質としては、いろいろな方がなれるような条件になっていますよね。ですから、それを、幅広く人材を何とか集まっていただきたいということと、今おっしゃったような専門性をどれだけ持った人にやっていただくのがいいのか...全文を見る
○小宮山副大臣 どういうことで家庭の育児力が低下したかとか、なかなかいろいろな要因が複合的にあるかとは思うんですけれども、やはり、核家族化が進み、それで非常に、今、一つの家庭の平均の人数が二・五人とか二・六人とかいうような状況になって、なかなか子育ての知恵とかが受け継がれないとい...全文を見る
○小宮山副大臣 平成二十年現在で、児童養護施設に入所している子供のうち、父子家庭が一五・七%、母子家庭が三五・六%となっています。それから、児童自立支援施設では、父子家庭が一一・三%、母子家庭が三九・八%となっておりまして、ともに母子家庭の方が多いんですね。  ただ、児童養護施...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃいますように、やはり家族の形が変わり、そして国連の子どもの権利条約を世界の各国が、最も多くの国が批准している、こういう条約もできたりしました。  ただ、日本の中ではどうしても、子供は保護するもの、守ってやるものということが強過ぎましたので、そういう意味で...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今回の福島第一原発の緊急作業でも、まずは作業員の方々の放射線被曝線量ができる限り低く抑えられることが重要でして、厚生労働省といたしましては、やはり労働安全衛生法の下でしっかりと労働者の安全衛生を守らなければならないというふうに考えておりまして、適切な線量...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○小宮山副大臣 今委員がおっしゃったような窓口の対応があったということですから、それはとんでもないことだと思いますので、具体的に挙げていただければ、そこはしっかりと指導していきたいというふうに思います。  それで、この求職者支援制度の認定職業訓練につきましては、厚生労働省令で現...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるようなことが事実窓口で行われているということですから、やはり本当にその方にふさわしい訓練を受けていただくというのが趣旨ですので、そういう意味では、ガイドラインと言うかどうかはともかく、こういう方向でやるようにということは必要だと私も思います。
○小宮山副大臣 この基金事業、緊急人材育成支援事業につきましては、平成二十一年七月に事業を開始いたしまして、ことしの九月までの実施を予定しています。この間の基金の総額はおよそ三千九百六億円、基金訓練の受講者の目標はおよそ三十五万人です。  求職者支援制度につきましては、現在提出...全文を見る
○小宮山副大臣 このたびの求職者支援制度では、厚生労働大臣が関係者の意見を聞いて全国レベルの計画を定めています。また、都道府県を単位とした地域ごとに、労働局と都道府県、地域の労使団体や教育訓練機関等との協議の場を設けまして、地域の具体的な訓練計画を定めることにしています。  こ...全文を見る
○小宮山副大臣 委員が御指摘のような、そうした工夫も検討はしてみたいというふうに思います。  ただ、全体のコースを通じまして、就職率からいきますと大体六八・八%ぐらい、実践演習コースだと七一・五%ぐらいは就職ができているんですね。あと、実際に効果が上がったコース、そういうことを...全文を見る
○小宮山副大臣 今、ハローワークの中では、本当に人に寄り添ってそれぞれマンツーマンでやるようなこととか、さまざまな形をとっていろいろ工夫しながらやっておりますので、大変今、ハローワークにおいでいただく方が新卒者も含めてふえているということはそのとおりだというふうに思っています。 ...全文を見る
○小宮山副大臣 雇用調整助成金の支出のための積立金からの借入額、これを返済するのに当たりましては、雇用保険二事業の単年度収支が黒字だった場合にその額を返済するということにしておりますので、保険料を引き上げるというようなことは検討せずにやりたいというふうに思っております。
○小宮山副大臣 なかなか現状の中で、黒字が出たら返すという形をというふうに申し上げましたけれども、いろいろな形で、やはり就業状況、雇用の創出など、立て直しを図った上でないとそれはできないと思っておりますので、しばらくは借り入れがかさんでいってしまうというのはやむを得ない。でも、保...全文を見る
○小宮山副大臣 今回のこの特例措置は、雇用保険の基本手当の所定給付日数が九十日から三百三十日とされていることなども踏まえまして、当面の対応として、支給期間を一年間といたしました。  ただ、委員もおっしゃったように、今回は本当にこれまで経験したことのないような被害の状況であります...全文を見る
○小宮山副大臣 委員がおっしゃるとおりだと思います。  ですから、雇用保険を受給している間もやはりハローワークに一定の期間ごとには来ていただいて、どのように再就職を目指してやっているのかということもちゃんと指導というか聞きながら、適切な形で指導していって、そこから、それでもその...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるとおりだと思います。やはりそのマッチングをするだけの能力を持った人がきちんとハローワークにいないといけない。そのためには、相談に来た方の持っていらっしゃる能力ですとか、あるいは、どういうことをさらに加えると就職ができるのか、また労働市場での求人、求職の条...全文を見る
○小宮山副大臣 委員がおっしゃるとおりだというふうに思います。  ただ、質の高い人をどのように確保するか。一度になかなかいかないとは思いますけれども、やはり、恒久化をする中でその質を高めていけるように、どのようにしたらいいのか工夫をしてみたいというふうに思います。
○小宮山副大臣 おっしゃるように、被災地で今後復旧に向けた作業が本格化する中で、アスベストとか粉じんの発生による健康被害を防止する、これは重要な課題だと考えています。  アスベストを含めた粉じん対策としては、防じんマスクの着用が効果的であるため、建設事業者に対しまして、瓦れきの...全文を見る
○小宮山副大臣 これは、先ほども御答弁しているかと思いますけれども、求職者支援制度につきましては、現行の緊急人材育成支援事業の実績を見ますと、雇用保険の受給終了者などが六割以上となっています。このことが一つ。また、求職者支援制度を利用することで、安定した就職を促進し、雇用保険の被...全文を見る
○小宮山副大臣 先ほどから大臣もお答えをしているように、これは施行をして、確かにいろいろな検討課題があることは議論の中でもわかっておりますので、見直しは三年後としましても、その検討はそれに向けてやっていかなければいけないのだというふうに思います。
○小宮山副大臣 先ほどから大臣もお答えしているとおりでございまして、いろいろ懸案があることはわかっておりますけれども、施行をして、やはり実際にどうかということも見ながら検討する必要はあると思いますが、それはなるべく可能な限り早く始めた方がいいというふうには思います。
○小宮山副大臣 雇用保険の国庫負担の本則復帰のための安定した財源につきましては、税制措置、また歳出削減といったいろいろな選択肢の中から検討されるべきものだと考えています。  また、雇用保険の国庫負担の暫定措置の廃止の検討につきましては、その時期をなかなか、私といたしましても具体...全文を見る
○小宮山副大臣 全体として見ますと相当数の訓練が設定されていると考えていますけれども、地域によりまして訓練の量とか種類などに差が生じていることもあると思っております。  求職者支援制度では、毎年度、全国レベルまた都道府県レベルで労使団体や民間教育訓練機関など関係者の意見を聞いて...全文を見る
○小宮山副大臣 訓練機関に支給する訓練奨励金の額は、今行っております基金事業の支給水準を踏まえて設定をしていますので、適切なものではないかというふうに考えています。  具体的な認定基準は現在検討中ですけれども、施設設備が訓練を適切に運営できるものなのかどうか、訓練を効果的に指導...全文を見る
○小宮山副大臣 基礎訓練を受講した後に公共職業訓練を受講した方の人数全体は把握していませんが、基金訓練の実践演習を修了した方の七・七%が、次に受講できる公共職業訓練の受講を希望していたというデータはあります。  公共職業訓練、離職者訓練につきましても、雇用のセーフティーネットの...全文を見る
○小宮山副大臣 そのとおりだと思います。
○小宮山副大臣 これもたびたびお答えしていますけれども、どれだけの方が職を失ったかとかそういうことは、被害の全体像もまだ把握できていない中で、確実な数字はございません。  ただ、被害の大きかった岩手、宮城、そして福島の三県の湾岸部のところで八十四万人の方が働いていらしたと。その...全文を見る
○小宮山副大臣 被災した方が職業に新たにつかれるために、地域のニーズに合った職業訓練をどう組み立てていくかということは大変重要なことだというふうに考えています。  ただ、今、当面のものですけれども、被災者向けの特別コースの設定などをしまして、建設関連分野を初め、公的な職業訓練を...全文を見る
○小宮山副大臣 今、阿部委員がおっしゃったのと同じような話は、私も、岩手の大船渡や久慈へ行ったときにも同じように聞いてまいりました。  そういう意味で、厚生労働省としては、雇用調整助成金とか雇用保険の失業手当とかいう形で仕組みはつくったつもりなんですけれども、そのことがやはり事...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたとおり、本当に子供たちがしっかりと育っていけるための環境を整備するということで、私もこの文章を読みまして、本当にこれはすばらしい文章だと思いますし、しっかりとこの方向で子供たちの環境を守り、さらに都道府県とも協力をしながらその質を...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 確かに、おっしゃるとおり、今回の法改正では都道府県がそれを条例で定めるとなっておりますけれども、これは決して最低基準がなくなるということではありません。今回の地方分権の推進計画、その内容によりましても、保育所の最低基準は条例で都道府県等が定める。その際に...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 一点目ですけれども、この保育所の居室の面積基準、それから職員の配置基準など従うべき基準として厚生労働省令で定める基準につきましては、現行の基準を基本とすると考えておりますので、下げることはないとお約束をしたいというふうに思います。  それから、その向上...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今回これは、私どもとしては子供にとっての質を切り下げることはあってならないとは思っておりますけれども、都市部の待機児童の深刻な状況ということがございますので、一時的な特例措置として、地域を限定して、保育室等の面積に係る最低基準だけについては標準として条例...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) そのとき私が、別に副大臣になったからといって私の考えが変わるわけではございませんので、本当にそのときは、山下委員も一緒に、子供のことを考える超党派の議員が何とか子供の質を守りたいということで院内集会を、およそ、多分、一つの部屋に入り切らないほど、四百人ぐ...全文を見る
05月10日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今回の震災では、両親を亡くされたり、あるいは行方不明な子供たちがいるであろうということは当初から懸念をされておりましたので、被災地の児童相談所の職員と全国から応援に入った職員が避難所を回りまして、子供の家族の状況やら子供の心のケアやらしてきているところで...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今も申し上げましたように、被災地の児童相談所の職員と全国から応援に入った職員が避難所を回って子供のケアもしておりますけど、その中で、児童福祉司のほかに児童心理司も行っていますので、そういう人たちを中心にしっかりと子供たちとの関係を、心のケアについても必要...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) こちらも心のケアチームということで、精神科医、精神保健福祉士、臨床心理士、保健師、看護師など、平均四、五名で構成をされたチームが、保健師の活動などと連携を取りまして、避難所の巡回や被災者の御自宅の訪問支援、それから行政職員などの支援者の支援などを行ってい...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今委員からも言っていただきました被災者等就労支援・雇用創出の推進会議というものを各関係省庁の実務者を集めてやっておりまして、その「日本はひとつ」しごとプロジェクトのフェーズ1、第一段階としては、緊急なものを取りまとめまして、雇用の予定や求人も含めまして四...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員の御指摘、ごもっともなところがたくさんあると思っております。  私も、議員になる前からこの問題はずっと、研修制度を実習制度にして、実際に、実際は労働をしながら研修だということで、生まれたときからこれは非常に実態と制度の問題というのがいろいろ問題を含...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、安心こども基金、平成二十二年度、ここで一千億、保育所整備などのために積み増しをいたしまして、その事業の年度が二十三年度、今年度末で切れてしまいまして、新システムの方も、ちょっと今回震災で少し動きが止まっておりましたけれども...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 保育所での放射線量をどれだけ受けているかも文科省に倣って連携を取りながらやっておりますので、連携を取りながらやっていきたいと思っております。
○副大臣(小宮山洋子君) この内部被曝の測定につきましては、今おっしゃったように、法令上は三か月に一回ですが、厚生労働省といたしましては、今回は緊急事態であるということで、内部被曝のおそれの高い方に対する内部被曝の測定を速やかに行うように指導をいたしました。それを受けて、東京電力...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今回の福島第一原発での緊急作業に従事された方につきましては、離職後を含めて長期的に被曝線量などを追跡できるデータベースを構築した上で、これに基づいて健康管理を実施することが必要だということを先日も答弁をさせていただきました。  この作成につきましては、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これは、大阪労働局から大阪府に確認をしました結果、今年三月十七日及び十九日に、西成労働福祉センターが、今御質問のあった運転手の求人に対して二名を職業紹介し、そのうち一名が就業条件と異なる東京電力福島第一原子力発電所での給水作業に従事させられていたというこ...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○小宮山副大臣 今委員が御指摘になりましたような企業の個別の対応については、私も適切ではないと思います。  ただ、この認定につきましては、先ほどから申し上げているように、解雇予告の除外認定の審査では、一つは、天災事変のほかやむを得ない事由のため、二つ目として、事業の継続が不可能...全文を見る
○小宮山副大臣 先ほど、適切でないと私が申し上げたのは、今回のこの認定がというのではなくて、委員がおっしゃったような、ばらばらな対応が最初にあったということは適切ではないですねということを申し上げましたので、この認定としては、仙台の方の基準監督署ではきちんと手順をとってやったと聞...全文を見る
05月12日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○副大臣(小宮山洋子君) 緊急人材育成支援事業の実績といたしましては、事業を開始しました平成二十一年七月から二十三年三月末までの累計の受講者数が、目標の二十三万人に対しまして三十三万四千五百四十九人となっています。訓練修了後三か月経過時点で把握いたしました就職率、これが目標の六〇...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃるとおり、質を上げていくということは非常に重要なことだと考えております。  財政的な面で言いますと、例えば受講者一人当たり基礎額五万円を支給しているところ、そのコースの就職率に応じて就職者一人当たり一万円又は二万円を上乗せをするというよう...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 現在のハローワークの中で当然効率的にもっとできるように工夫をしていくことは前提ですけれども、それでもやはりここは増員をしていかなければならないと考えております。  ハローワークの中できめ細かな就職支援をしている就職促進指導官、これは長期失業者に対して、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 就労を支援し、そして雇用を創出するために関係省庁でこの会議をつくりまして、おっしゃるように、緊急のものとしてフェーズ1を出し、フェーズ2でそれを裏打ちする補正予算などについての方策を今取っているというところです。  この中で、やはり雇用を創出するために...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 最初からこの目的としまして、被災者の雇用をつくるという、支えるということと被災した企業をしっかりと支えていくということを目的としてやっておりますので、当面の復旧事業についても可能な限り地元の建設業者が受注できるようにすること、復旧事業についても、ハローワ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 求職者支援制度は、雇用保険を受給できない求職者に職業訓練とその期間中の生活を支援しまして訓練受講をしやすくするための給付金だと考えております。これによりまして安定した就職につなげていくことを目的とする制度です。  ですから、職業訓練受講給付金は、今委員...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この職業訓練受講給付金の額、これは現在行われている緊急人材育成支援事業で給付額が全国一律で月十万円、世帯の場合は十二万円であることから、これとの連続性を考えまして全国一律で月十万円としたということです。
○副大臣(小宮山洋子君) そういう方については、一人当たり標準生活費を考慮して月十万円のそれに上乗せをする形で低利の融資が受けられるような制度をちゃんと設けるという予定ですので、こうしたことも使っていただいて、そうした方にも利用していただければと思っています。
○副大臣(小宮山洋子君) 確かに委員がおっしゃるとおり、この制度があります、これがあります、だから大丈夫ですということではなくて、きちんとそうしたものを組み合わせてそういう低所得の方もきちんと受けられるように、そこはしっかりと見ていきたいというふうに思っています。
○副大臣(小宮山洋子君) 高齢・障害・求職者雇用支援機構が都道府県ごとに設置する地方運営協議会は、その地域での訓練の計画を策定するというのではなくて、高度な物づくり訓練を行うポリテクセンターやポリテクカレッジが訓練を実施できるように、しっかりと実施できるようその運営の在り方を議論...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 求職者支援制度の認定職業訓練では、その訓練が終わった後、受講者からアンケートを実施することを考えています。また、認定職業訓練についての苦情、これはハローワークやこの支援機構が受け付けまして訓練実施機関に必要な指導を行う、こういうことにしているんですね。 ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 先ほども申し上げたように、被災地での雇用ということを重点的に考えてこの会議ではやっています。  ただ、五万人分の重点分野雇用創造事業、これは原則として被災者を対象としていますので、この五万人分は被災者の雇用創出につながります。  ただ、復旧事業による...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるように、ただ雇用をつくればいいということではなくて、そこの質や労働条件が守られなければいけないというのは当然のことだと思います。  そういう意味で、「日本はひとつ」しごとプロジェクトの中でもその労働条件について、雇用の質の重要な要素の安全衛生...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それは、やはり超党派の議員の皆様で作っていただくのがよいのか、旗振り役ということがございましたけれども、厚生労働省が何らかの形でそのバックアップをするなりした方がいいのか、そうしたことはまた検討をさせて、相談をさせていただきたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) それは、先ほどから申し上げている就労支援・雇用創出の推進会議のフェーズ3の中でそうしたことも併せて考えていきたい。今委員がおっしゃったことのほかに、子供にとってもいいようなこととか、そうしたことも含めてしっかりとやっていきたいと思います。
05月16日第177回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃいますように、本当に事務処理の誤りなどというのはあってはならないものですし、それが増えているというのは本当におっしゃるようにゆゆしき事態だというふうに思っております。  日本年金機構では、年金事務所などの一線の職員から提案を募集しまして、昨年の...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 平成十九年十二月から平成二十年十月までに、全受給者、加入者、およそ一億九百万人に送付いたしましたねんきん特別便、これは御本人に年金記録の漏れや誤りを申し出ていただくことで記録回復に結び付けるという事業ですが、旧社会保険庁では、このねんきん特別便の回答の処...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 一問目のプロでないとということは、プロでないとできない部分が多いということは認識をしております。  ただ、このときに、分限免職者がいたということもございますけれども、社会保険庁の職員全体が一万六千五百三十七人のうち、二十一年の十二月二十六日に、これがけ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 日本年金機構の職員採用につきましては、平成二十年の七月に閣議決定されました日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画で、国民の公的年金業務に対する信頼回復の観点から、懲戒処分を受けた者については日本年金機構の職員には採用されないとされていまして、同機構...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 申し訳ありません。私はこちらの方の担当の副大臣でないと言うと叱られるかもしれませんけど、厚労省の仕事は広いものですから、私はこちらの方を所管している副大臣ではございませんので、このマニュアルがあったことは存じません。
○副大臣(小宮山洋子君) こうしたマニュアルは適切ではないと私は思います。  ただ、先ほど申し上げた面接というのは、その人が今回採用するのにふさわしいかどうかを面接をしたと申しましたので、この年金の照合のための面接の話とは違う面接の話を私はいたしました。
○副大臣(小宮山洋子君) はい。  調査をするように担当局の方には伝えたいと思います。
05月17日第177回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小宮山副大臣 雇用保険制度は、御承知のように失業期間中の生活の安定のために出しているものでございますので、失業手当を受給中に仕事をした場合、その日については失業の認定ということはできません。  ただ、原則、百八十日ぐらい失業手当を受給できるとすると、例えばその中で三日とか五日...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今、江田大臣からお話があったこととほぼ同じですけれども、私も議員としてこの児童虐待防止法の改正などにずっと超党派で御党の議員とも一緒にやってまいりまして、そのとき、特に児童虐待防止法を制定してもなかなか児童虐待が減らない中で、どういう見直しが必要かを多く...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 難しい御質問ですが、感想でよろしいということでございますので、これはやはり民法の中で家族法の改正というのはずっとなかなか手が着けられないまま来たということと恐らく関連をするかと思うんですけれども、児童虐待防止法の改正のときに、これは附帯決議とかでは駄目な...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今、民法の方の考え方について江田大臣からお答えいただきましたが、児童福祉法の方では、児童の福祉、保護に当たるために、民法の親権停止の創設、親権喪失、それから管理権喪失の見直しに併せまして、こうした制度について児童相談所長の請求権を児童福祉法の改正により付...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これも江田大臣から答弁のあったところでございますが、それぞれ今回、今までもそうだったと思いますが、法務省と厚生労働省と別々に審議をしてまいりましたが、委員が重なっていることですとか、厚生労働省、法務省、最高裁判所の事務総局からは共同で参加をしているという...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この部分でございますが、先ほど審議官からお答えをいたしましたように、一時保護の場合は把握をしておりませんで、またそこも調査をさせたいと思っておりますけれども、児童養護施設の場合は、再入所の率はさっき申し上げたように八%余りということでしっかり把握をしてお...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) いやいや、違う、前です。改正のときが、児童福祉法改正のときにそういう問題点を、済みません、残しているということで。申し訳ございません。これは、なぜ再入所が多いかという御趣旨かと思いましたので、そこは以前に議員立法で改正をしたときにやり残した課題だと申し上...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 違うのかな。
○副大臣(小宮山洋子君) 親権者による不当な妨げというのは、目的とか手段の観点から見て妥当性を欠く行為、そのことによりまして児童相談所長や施設長などの措置を妨げることでございます。  具体的には、子の利益と関係のない主張をするとか施設に押しかけて子を連れ去る行為ですとか児童相談...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 法的効果はあると考えております。  一時保護中とか施設入所中の児童に対して児童相談所長や施設長などがとる措置につきましては、児童福祉関係者などから、親権者などの意向との関係について明確な規定がないことから、親権者などが不当な主張をするなどによって対応に...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 訓示規定でございましても、こういう形に規定をすることによりまして、やはり何もない中で児童相談所長などが判断をするのは非常に困難だということが現場からも声が上がっておりますので、こういう形のものがあるということはこれから判断をする際に役立つものだと考えてお...全文を見る
05月19日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○副大臣(小宮山洋子君) 世代間の公平ということで、これまではどうしても社会保障というと年金、医療、介護、高齢者のものに特化されているような印象がございましたけれども、これからはやはりこれからの担い手となる若者、将来のやはり子供たちにも全体に行き渡るものにしようというのが今考えら...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおり、離職した後も長期的に健康管理をする必要があるということで、データベースを作るということを先日も答弁もさせていただきましたが、五月十七日に原子力災害対策本部から出しましたいわゆる工程表の中にも、離職後を含めて長期的に被ばく線量等を追跡でき...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それはなるべく早くという御趣旨だと思いまして、私どももそう思っております。  当初、来年度予算で全体の委託事業のことなどをということを事務方では企画をしておりましたが、少なくともできるところまでは進めなければいけないということで、二次補正に関係の予算も...全文を見る
05月24日第177回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、五月二十三日現在、親を亡くしたあるいは行方不明の子供が百五十五人、今おっしゃいました宮城では、その中で八十人というふうになっております。  そうした中で、やはりしっかりとフォローするために、まずこの子供たちは、ほとんどの...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 制度としては、児童扶養手当の制度というのも使える一つかと思っております。  それで、また様々なケースの中で、父親が亡くなった後母親が子供を見ていく場合に、いろいろな相談とか援助も、これは児童相談所が非常に重い責任というか役割を担っているというふうに思っ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 多分、今委員がおっしゃったことは、今回の震災時などでそのことが際立って出てきていますけれども、通常からある問題なんだというふうに思っています。  そうした、特に支援が必要な子供の社会的養護のところ、これは里親とか施設とかファミリーホームとかいろいろな形...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおりだというふうに思います。  それで、こうした資金につきましても、予算に限りがある中で年々上げてはきているんですけれども、それでもやはりもっときちんと支援をした方がいいということは、私も同じ考えは持っております。  そして、そういう中で...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃることは、そのとおりだと思います。  ただ、再三申し上げて申し訳ありませんけれども、資金に限りがある中で、どういうような形でそれぞれ施設に、あるいは里親の方にどういうふうに資金を手当てをしていったらいいかをいろいろと考えながらやってきた結果が今...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるタイガーマスクの皆さんの善意、あれは本当にすばらしいことですが、おっしゃるように、行政がもっと今できることがあるだろうということで、社会的養護の検討会を里親会とか現場の施設の方とかに集まっていただいてすぐに立ち上げまして、今検討をしております。...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員のおっしゃるとおりだというふうに思います。  緊急なときにはやはり親権者や児童の意思に反してもその実施をすることが必要でございますけれども、そうでない場合に、今おっしゃった事後的な仕組みということも検討していければいいというふうに思っておりますし、...全文を見る
05月25日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○副大臣(小宮山洋子君) これから各企業が節電対策として事業計画や生産計画を変更するときに、所定労働時間の変更ですとか、始業、終業時刻、所定休日の変更、変形労働時間制の導入など、労働条件を見直すということが見込まれております。  その際に、今委員がおっしゃいましたように、労働条...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃいましたように、休日を変更するなどして保育所や学童保育が困るということがあってはならない、放課後児童クラブですね、あってはならないということで、今日ちょうど経済団体とか連合、そうしたところにヒアリングを行っておりまして、そういう事業主の団体、労働...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これはやはり国として節電に取り組もうということでやっているわけですから、当然、延長保育あるいは休日保育をするときに、今も国の方でもしっかりと支援をしておりますけれども、そういうスキームを使うことはもちろんのこと、どのような支援が必要かということもしっかり...全文を見る
05月26日第177回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今委員が御紹介いただきましたように、先日答弁をしたように、ずっと議員立法でこの改正作業にも取り組んでくる中で、やはり専門家がいないんですね、一つは。ドイツのようにソーシャルワーカーが非常にたくさんいて、その人たちが児童虐待を扱う機関にきちんといるというよ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) そうした事実は今のところ把握をしておりません。しっかりとそうしたことがあったかどうかを調査をいたしまして、これはやはり、避難所に行かれた方以外に、御自宅にとどまられた方のところに救援物資などが行かなかったというケースがあるのかと思いますので、しっかりと対...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 親族里親の皆様には、今委員もおっしゃったように、なるべく近い人が見た方が子供たちにいいということもございまして、その経済的な負担があるから見られないということにならないように、それぞれの避難所などを児童相談所の職員などが、現地の職員と全国から応援の職員な...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 一時的といいましょうか、短期でも申請はできるようになっておりまして、これはまた、今いろいろな事情ですぐには申請ができなかった場合、申請をしていただければ遡って、実際に見ていただいたところを日額計算をして加算ができるような形にはしております。
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃいますように、児童相談所の職員は本当に人手不足というのは震災前からあったことでございます。ですから、その増員も少しずつですが毎年しているんですけれども、これも超党派の虐待防止法の改正などをしていたメンバーで、予算のときにもいつも私も各省に頼みに行...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、親族里親には、一般生活費ということで児童一人当たり月額四万七千六百八十円が支給され、また教育費とか医療機関にかかった場合の医療費、こうした実費は支給をされますけれども、里親手当は出されていないというのが現状です。なぜ出して...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それは、今それを、何ができるかを事務方で検討しているところなんですね。ですから、実際に必要な経費をどのように計算するかとか、いろいろなところを増額をするとかいう形で、養育里親さんと親族里親の間に、実際に子供に掛かる経費は同じことなので、そこの差が埋められ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これは法務省の方からお答えいただいた方がいいかとは思うんですけれども、直系血族、同居の親族は互いに助け合わなければならないということですとか、直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養義務がある、また、それ以外の三親等内の親族も家庭裁判所が義務を負わせることができ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これ、法律ではなくて省令で決めているということですので、法改正をしないでも、今法務省の方でおっしゃったような解釈を私は昨日聞きましたので、それで、民法がそうだからできないというふうに聞かされていたんですけれども、そうではないということが分かりましたので、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 平成十九年の二回目の児童虐待防止法の改正で、相当に、先ほど審議官からも御答弁申し上げたように、チェーンカットも司法が関与することでできるようにいたしましたので、法的な仕組みとしては可能な限りのところまで今整備がされていると私も認識をしています。  ただ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それはしっかり取り組んでいきたいと思っております。  昨年の補正予算のときにも、児童虐待関係の予算を、元が少なかったんですが十倍にいたしまして、その額ではまず量が必要ということで、臨時職員ですけれども増加をいたしました。それで、先ほど申し上げたように、...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それは法務省にお答えをいただく懸案ということで。
05月27日第177回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○副大臣(小宮山洋子君) 避難所生活を解消しまして安心して生活をしていただくためには、応急仮設住宅の早期整備というのは重要ですけれども、このため、仮設住宅の建設を急ぐとともに、あわせて、応急仮設住宅の一種としまして民間の賃貸住宅の借り上げの促進を図っております。  四月十八日月...全文を見る
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○小宮山副大臣 委員御指摘のとおり、福島の第一原発で緊急作業に従事する労働者の安全衛生につきましては、先日、東京電力に対しまして、厚生労働省といたしまして、下請労働者も含めて発電所に立ち入るすべての労働者の被曝管理や安全衛生教育を徹底するように指示をしたところでございます。  ...全文を見る
○小宮山副大臣 現在は、福島第一原発での緊急作業に従事する作業員の多くは、自宅のほか、いわき市内の宿泊施設等で宿泊をしていますが、現在も、これは五月二十七日現在ですが、四百七十人が福島第一原発の免震重要棟と福島第二原発の体育館で宿泊をしています。  事故発生当初は、おっしゃいま...全文を見る
06月01日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○小宮山副大臣 チルドレンファースト、子供第一というのは、民主党が掲げている大切な政策の大きな柱でございますので、もちろん、これは揺るがずに、しっかり進めていきたいと考えています。  昨年一月には子ども・子育てビジョンを策定いたしまして、量的にも、これから五年かけてしっかりと拡...全文を見る
○小宮山副大臣 政権を担いましてからの二十二年度、二十三年度の待機児童対策でございますけれども、昨年一月に策定した子ども・子育てビジョンに基づいて、潜在的な保育ニーズも含め、保育サービスを毎年およそ五万人分ふやしていく、それを目標にした予算を確保してきています。  具体的な取り...全文を見る
○小宮山副大臣 委員御指摘のように、やはり保育ママ、家庭的保育事業、これは多様な保育を充実していくという意味でも大切なことだというふうに考えております。  平成二十二年四月から児童福祉法に位置づけまして、ガイドラインを策定し、そして資格要件についても、保育士以外に市町村が実施す...全文を見る
○小宮山副大臣 坂口大先輩に御心配をいただきまして、本当にありがとうございます。申しわけございません。  ここにちょっと「(子ども手当)」とかなり控え目に書いてございますのは、現状から申しますと、よく御承知の上での御質問だと思いますけれども、現在、私どもは子ども手当は、総合的に...全文を見る
○小宮山副大臣 福島第一原発で緊急作業に従事していたその東電の社員二名の方が、内部被曝を含めた被曝線量が上限である二百五十ミリシーベルトを超えるおそれがあるということを、五月三十日に東電より報告を受けました。  緊急作業に従事する労働者の内部被曝測定につきましては、これまでも再...全文を見る
○小宮山副大臣 御指摘の点はしっかりと調査をしたいと思います。  外部被曝につきましては、あらかじめその作業で被曝が見込まれる線量を可能な限り低く抑えられるように努力した上で、各作業員の累積外部被曝線量に応じて作業を割り振るなど、よりきめ細かな管理を行うこと、これが必要だと考え...全文を見る
○小宮山副大臣 子供のいじめや自殺の問題は本当に、議員の中でも超党派でいろいろ検討してもなかなか出口が見つからない。その中で、子供のオンブズパーソンというのは一つの解決方法として有効なものであると思っておりますし、そのエンパワーという意味がどういう意味かあれなんですけれども、支援...全文を見る
○小宮山副大臣 今委員がおっしゃいましたように、基金訓練の新規訓練設定奨励金、これは基金訓練制度ができたとき、創設時から、新たな訓練機関を開拓して一定規模の訓練コースを確保するための奨励措置として支給をしてきましたが、その後、多くの訓練機関が既に参入をしていまして、役割を終えたと...全文を見る
○小宮山副大臣 それは委員がおっしゃるとおりだと思います。訓練・生活支援給付、これは就職に結びつけるために必要な給付ですので、おっしゃるように、被災した方々については要件を緩和する。  一点は、土地や建物の要件について、現住所以外に土地や建物を所有している場合でも、被災者の個別...全文を見る
06月07日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○副大臣(小宮山洋子君) 子ども手当の担当でございますので、私の方から実務的にお答えをしたいと思っております。  その議論の中身は、今大臣からもお答えしたように、各党間でいろいろ御議論をいただいていると承知をしておりますが、民主党の中での議論でも、やはりこれは既に年少扶養控除を...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この子ども手当に限らず、マニフェストについては今党内で見直しの議論が行われているというふうに承知をしております。  その結果、いろいろな状況の中でお約束したことと違う場合にはしっかりと説明をして納得をしていただく、そういうことだと思っておりますので、子...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 子ども手当は、まず、子供、子育てを応援する総合的な政策の第一弾として、持ちたい数の子供を持てない一番の理由が、現在でも経済的負担というそういうデータの中からまず第一歩としてこの子ども手当の充実ということをいたしました。  そして、今、子ども・子育て新シ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) それも党内のマニフェストの見直しの中で議論をされていると承知をしておりますが、やはりいろいろな経済状況を含めて、実際に政権を取った中での対応ということで、その金額自体の見直しも議論されることだと思っております。
○副大臣(小宮山洋子君) 先ほどから何回か申し上げていますように、マニフェストというのはもちろん国民の皆様への公約でございますから、なるべく守れるように努力をしてきているわけですが、様々な状況の中でそれがお約束どおり実現できない場合には、どういう理由でそれがそうなっているのかとい...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 私がお答えしていいのかどうか、今の流れの中でお答えをする立場になりましたけれども、やはり、ただ、マニフェストの中で実現しているものはたくさんございます。昨年末に厚生労働省の中でも岡本政務官を中心にそのチェックをいたしまして作っておりますので、必要があれば...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいますように、東電が今は第一義的にはやるということになっておりますけれども、東京電力でその内部被曝測定の結果、一定レベル、これは二十ミリシーベルトを超えるおそれのある場合については、その内部被曝が見込まれる労働者については、協力会社の社員を...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 御指摘いただきました点につきましては、五月三十日に東京電力に対して、今年三月中に緊急作業に従事した全ての労働者に対して至急内部被曝の測定を実施してその結果を協力会社に通知するよう指導をいたしました。内部被曝測定は六月十日までに、その結果を六月十三日までに...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 東京電力では、協力会社の社員も含めまして労働者の日々の外部被曝線量、これを記録しています。この記録に基づいて労働者の特定を行った上で内部被曝線量の測定を進めているということなんですね。また、協力会社では、東京電力から通知された測定結果と協力会社自体が把握...全文を見る
06月09日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいましたように、今回の震災は、発災直後から医療班の継続的で迅速な派遣を始め、本当に医療従事者の方々には被災地域の医療の確保のために精力的に取り組んでいただいております。今おっしゃいましたように、医療の公共的な役割が被災者の生活支援のためにも...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○小宮山副大臣 現在検討されている議員立法では、地域医療機能推進機構は地域で必要とされる医療を提供する機能を確保する、これが目的になると聞いていますが、病院が所在する地域の医療実情に合わせて必要な医療を提供することが目的の趣旨に沿うと考えられます。  このため、必ずしもすべての...全文を見る
○小宮山副大臣 委員が御指摘のように、木金で仕事を休んで土日に仕事をするという自動車関係、あるいは月火を休んで土日に仕事をするというところなど、多くの企業が出ておりますので、五月の半ばに、保育とか放課後児童クラブがしっかり対応できるように、どれだけの必要性があるのか、市町村にニー...全文を見る
07月12日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいましたように、これから被災地で生活再建をしていくためには、雇用を創出をして、仕事をしっかりつくっていくことが必要だと考えています。  このため、雇用創出の基金事業につきましては要件をかなり緩和をしておりますし、一次補正で五百億円の基金の...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 御承知のように、二百五十ミリシーベルトは緊急時の作業ということで苦渋の決断をしたところでございますが、その緊急時がどこまで続くのか、これからの工程も見ながら、それをいつ戻せるのかということもしっかりと検討をしていきたいというふうに思っています。
○副大臣(小宮山洋子君) 確かに、おっしゃるように、三月のあの時点での管理というのはかなりずさんなものであったというふうに思います。その後、紙ベースでしかやっていなかったものを今やっている作業員については全てもうコンピューター管理になっておりますので、今はそんなことはないと。ただ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今、東電福島第一原発では、現在は個人線量計を回収する際に被曝線量を画面上に表示をして労働者に閲覧をさせていますけれども、線量を記載した紙の交付というのは現状では行っていません。今委員がおっしゃいましたように、七月上旬にこうした紙で渡すことが望ましいという...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 東電の方には様々な指導をしておりまして、また、一日の被曝線量が一ミリシーベルトを超えるおそれがある作業につきましては、事前に作業届を提出させて被曝線量管理の徹底や被曝線量の低減について作業ごとに指導を行っております。七月七日現在、百四十一件の届出があって...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 教育につきましては、労働安全衛生法によりましていろいろなことが規定されておりますが、今回のケースでいえば、業務に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防に関すること、こうしたことをしっかりと伝えるべきだと思っておりますし、また、労災補償制度の概要につ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃることはもっともだと思いますので、チェックをさせていただきたいと思います。
○副大臣(小宮山洋子君) 被曝線量の内部、外部のその暫定値ですけれども、二百五十ミリシーベルトを超えているのが先ほど御指摘いただいたように六名、二百から二百五十ミリシーベルトが九名、百から二百が百九名、五十から百ミリシーベルトが二百八十八名、二十から五十ミリシーベルトが六百二十三...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○副大臣(小宮山洋子君) 実際の細かな実施の情報提供というのは市町村が行っているんですけれども、中には対象となるお子さんの家族に個別に手引を郵送しているということが大阪、新潟、下関市、さいたま市、世田谷区などでも行われているということがあります。それから、母子健康手帳に予防接種に...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 厚生労働省といたしましては、昨日までに原則三月、四月中の新規従事者全員の内部被曝測定を終了するように指示をしていました。百三十二人の連絡先不明者が判明したということは大変遺憾に思っています。これは、連絡先の不明者に対しましては、東京電力に対して再度ほかの...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これまでも累積の線量については放射線管理手帳というのがあるわけですね。ただ、委員がおっしゃるように、確かにそこで働いている人たちが日々ちゃんと自分の被曝線量が分かるようにすることは必要だと思っていますので、先日もお答えしたように、紙によって日々通知をする...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今申し上げましたように、日々レシートのような形で渡すと同時に、一か月ごとにはきちんと紙で渡すようにということも指導していますので、そのことと併せて、どういう形がいいかは更に検討したいと思います。
08月03日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○小宮山副大臣 七月二十九日、東京電力からの報告ですと、東電福島第一原発の協力会社の作業員のうち、三月中に緊急作業に従事した者で、これまで三十人と連絡がとれていなかったものが、確認ができて、今それは十人に減っているということです。  御指摘のように、四月から新たに緊急作業に従事...全文を見る
○小宮山副大臣 これも委員がおっしゃるように、これは本当に緊急時のための被曝線量として、ICRPがここまでなら大丈夫というものの半分の二百五十に設定をしているところです。  ただ、全体の作業工程を考えて、そこを押さえながらどうやってこれを下げていけるかということで、私としてはな...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○小宮山副大臣 それは可能だと思います。  御承知のように、雇用創出基金事業というのは、被災された皆さんの雇用創出につなげる、そして被災地の復旧復興に向けてつくったものでございまして、自治体の判断でいろいろできるように県に基金を積んでやっているんです。  当初は、避難所の見守...全文を見る
○小宮山副大臣 今申し上げましたように、そういう両方のやり方があります。
○小宮山副大臣 交付額は百三十八・七億円です。
○小宮山副大臣 ほぼ全額に近い百三十八・六億円です。
○小宮山副大臣 委員が言われるとおりです。  福島県での現状では、計画として一万一千人分、それが今の額になるんですが、求人数は五千六百十人、採用実績は三千八百七十四人ということですので、おっしゃるとおりだと思います。
08月10日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第35号
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○小宮山副大臣 今行っております子ども手当は事実上廃止ということかと思いますけれども、私どもの、子供を社会全体で支援する、子供の育ちを支援するという、その基本的な考え方は変わっておりません。  今ある恒久制度が、児童手当の法律が恒久制度なので、それに乗せる形で、両方の意見をあわ...全文を見る
○小宮山副大臣 民主党のそもそもの考え方としては、先ほど申し上げたように、子供は社会全体で支援をする。両親が、家族が育てるのはもちろんですが、社会全体で支援をする。子供の育ちを支援するということを目的に書いておりました。  自公政権で行われた児童手当は、家計というか、生活の安定...全文を見る
○小宮山副大臣 確かに、マニフェストでお約束したとおりには今行われていないということは、震災復興の財源が要ることなども含めて、実行できないところについてはおわびを申し上げないといけないと思いますが、もとのままの制度に戻すということではなくて、先ほど申し上げたように、所得制限をかけ...全文を見る
○小宮山副大臣 各党いろいろな御意見がある中で真摯に御協議をいただいて、今回の合意ができたと思っております。ですから、これから、来年度の恒久法につきましては、三党でまたそれぞれのところで話し合いをして合意をしていくということでございますので、今、その子ども手当の理念がすべて変わっ...全文を見る
○小宮山副大臣 今回の協議の中で具体的にどのような議論があったかは承知をしておりませんけれども、政権としましては、おっしゃったように現金と現物の給付のバランスをとりながらやるということは最初から総合的に子供政策として掲げておりまして、今も、子ども・子育てビジョンにのっとって現物の...全文を見る
○小宮山副大臣 今回の合意の中で、二・二から二・三兆円の財源ということで合意をしております。これまでの自公政権の行っておりました児童手当は一兆円でございました。もともと、一万三千円ですべての子供に同額やっていたときには二・七兆円でしたので、四千億から五千億の財源がここから出ると考...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○小宮山副大臣 三党合意の中には、「児童手当法に所要の改正を行うことを基本とする。」とだけ書いてありまして、どこを検討するということは、三党の間でいろいろお話し合いがあったと思いますけれども、次また二十四年度の制度にする中で、また三党で真摯な御議論をいただけるものと思っております...全文を見る
○小宮山副大臣 二十四年度以降の制度につきまして、今回の三党合意では、子供の年齢や出生順位に応じて手当額に差が設けられるとともに、所得制限が導入されるなど、従来の子ども手当と異なる点があります。ただ、一方で、手当額が大幅に増大して支給対象も中学生まで拡大する、また、所得制限世帯へ...全文を見る
○小宮山副大臣 今、児童手当法の目的は、「この法律は、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会をになう児童の健全な育成及び資質の向上に資することを目的とする。」とされております。二十二年度等における子ども手当の支給に...全文を見る
○小宮山副大臣 私どもが子ども手当をつくったときには、子供のための手当ということで考えておりました。ただ、今回三党で、各党が本当にいろいろな状況の中で真摯にぎりぎりの議論をされた結果、恒久法である児童手当法に乗せる形で子供に対する手当をということでございましたので、そこは、この目...全文を見る
○小宮山副大臣 民主党としては、すべての子供を社会が支援するということが基本的な理念でして、その理念自体は、今回、新しい子供に対する手当の中でも維持ができる部分があるというふうには思っています。  ただ、所得制限をつけたことというのは、おっしゃるように、三党でぎりぎりの調整をさ...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるように、三党合意の中で、所得制限世帯も含めた扶養控除のあり方についても総合的に検討するというのは事実でございます。  私は今、民主党として考えてきた子ども手当の考え方の理念の部分と、それから実際にこれから検討されていくべきものと、ちょっと整理をしないで...全文を見る
○小宮山副大臣 このビラにつきましては、先ほど玄葉大臣からもお答えをいたしましたように、子供に対する手当と書くべきところであったものを、これまでの子ども手当がそのまま存続するような印象を与えたことは申しわけないというふうに思っております。  「恒久的な」というのは、児童手当法と...全文を見る
○小宮山副大臣 申し上げたのは、この三党合意にある、法制上の措置として児童手当法に所要の改正を行うということで三党合意されておりますので、これは、児童手当法が恒久法ですから、そこに子ども手当と書いたのは誤解を与えて申しわけないと申し上げましたように、二十四年度からは、恒久法である...全文を見る
○小宮山副大臣 先ほどからも御答弁申し上げているように、これまで行ってきた子ども手当は事実上廃止です。これまでの、一万三千円行ってきた子ども手当ではなくなるわけですから、三党合意のもとで今回やっているわけなので、そういう意味では、額が変わったことなどからしても、これまでの子ども手...全文を見る
○小宮山副大臣 御承知のように、ビラよりもプレス民主、こういう冊子にする方が印刷などに時間がかかることもありまして、今回、後から出てきたということは、先ほどのビラと同じように誤解を与える表現だったことは申しわけないと思っております。  このプレス民主につきましても、訂正版を既に...全文を見る
○小宮山副大臣 もう既に、党の方でこのビラについては配らないようにということを指示しておりまして、また、ビラについては、この法案が成立し次第、三党合意に基づいたものを改めてつくるというふうに聞いています。
○小宮山副大臣 今申し上げましたように、三党合意に基づく内容のものを改めて配るというふうに言っておりますので、多分、そのタイミングという意味では、この法案が通るまで皆様に対して不快な思いをさせることが起きてしまったことが残念だという意味でのタイミングの問題だと思います。
○小宮山副大臣 大変難しいんですけれども、ぎりぎり変わらないというふうに思います。  なぜならば、先ほど申し上げたように、これまで所得制限がかかっている家庭について、児童手当は全く手当がございませんでしたけれども、今回は、税額控除、あるいは財政的な措置、税制上の措置、そういうこ...全文を見る
○小宮山副大臣 児童手当法の目的そのものには書いていないというふうに思います。  ただ、先ほど申し上げたように、新しい子供に関する手当については、恒久法である児童手当法にのっとって、それに乗せる形でいろいろなことを検討していく中で、私どもの考え方もできれば民主党として主張をして...全文を見る
○小宮山副大臣 それはまた三党の中で御議論をいただけると思いますけれども、私個人的な思いとしては、子供政策をつくってきた者として、民主党としては入れていただきたいというふうに主張をさせていただくのかと思いますけれども、それは、今まで真摯な議論の結果、三党がぎりぎり合意されたように...全文を見る
○小宮山副大臣 児童手当法に所要の改正を行うこととするということが三党合意にはございますけれども、何を検討して、何をその中に盛り込むということは、まだ三党で検討されていないというふうに聞いておりますので、そこのところはまた検討をしてやっていただけるというふうに思っております。
○小宮山副大臣 三党合意の中で所要額二・二から二・三兆円程度ということも合意をしておりまして、その中には税制上、財政上の措置の分も含まれていると理解をしています。
○小宮山副大臣 もともと、一万三千円ずつ支給をしておりますと、年間の所要額が二・七兆円でした。それに対して今回、三党合意に基づく形でやって、そこに税制上、財政上の措置を加えても二・二から二・三兆円ということで、先ほどの一千億余りというのは、今年度の残り分が、あと支給が年間の四分の...全文を見る
○小宮山副大臣 先ほど申し上げたとおりで、二万円にする場合は二・九兆必要でございますので、二・七兆というのは一万三千円の年間の所要額でございます。合っております、私が申し上げたことで。
○小宮山副大臣 申し上げたのは、二万円に上げたかったときの所要額は二・九兆円で、ただ、四月からの中では一万三千円にしておりますので、そうすると所要額が二・七兆ということです。今行われている子ども手当の中では二・七兆で予算を組んでおりましたので、この後、今回こういう形をすることによ...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるとおり、児童施設にいる子供など、本当に必要な子供への手当てというのは必ずやらなければいけないことだと考えておりまして、今回の特別措置法案では、平成二十二年度の子ども手当支給法附則の検討規定を踏まえまして、すべての子供たちが手当の恩恵を享受できるよう、これ...全文を見る
○小宮山副大臣 今回の特別措置法に基づきます新たな交付金、おっしゃるように従来の次世代育成支援対策交付金を改組いたしまして、地方が独自の子育て支援サービスまた待機児童解消を実施するために、市町村などに対して交付することを予定しています。事業が円滑に実施できるように、四月からの事業...全文を見る
○小宮山副大臣 今回の特別措置法案での支給額や支給要件の変更、またおっしゃるような申請事務などにつきまして自治体に御負担をおかけすることになりまして、これは大変申しわけないというふうに思っています。  厚生労働省といたしましては、QアンドAをつくってそれを活用していただくことや...全文を見る
○小宮山副大臣 今回は、大変時間がなかったので十分だとは思いませんけれども、細川大臣からそれぞれの地方の団体の責任者の方には電話などでお話をしたところです。  今後、平成二十四年度以降の制度の検討に際しましては、この法律案の附則で、三党合意を踏まえて、地方自治法に規定する全国的...全文を見る
○小宮山副大臣 乳児に日常的に接する保護者自身が乳児の便をチェックするということは、健康管理で非常に重要なことだと考えています。  御指摘の便の色のカラーカードによる胆道閉鎖症の早期発見につきましては、厚生労働科学研究によりまして一部の地域で試験的に実施されていまして、その活用...全文を見る
○小宮山副大臣 節電対応のためでありましても、委員が御指摘のように、所定の休日や労働時間などの労働条件を変更する場合には、労使でよく話し合っていただく必要があります。  下請の企業も、労働者に過度の負担を強いることのないよう、発注元とも取引条件などについて十分調整を図りながら、...全文を見る
○小宮山副大臣 おっしゃるとおりだと思います。
○小宮山副大臣 節電で休日出勤が行われると聞いたときから、こうしたことが起こることはわかっておりましたので、しっかりと対応するようにということで、検討はしてまいりました。  そして、ことしの夏、七月から九月の電力需給対策の実施に伴って休日保育などのニーズが増加しましたことから、...全文を見る
○小宮山副大臣 これは財源のことなどもございますので、御承知の、これから子ども・子育て新システムをぜひ御協力いただいて実現をする中で、保育をさまざまな形で充実をさせていく、そのことに向けて、それまでの間どれだけのことができるかは、最大限努力をしていきたいというふうに考えています。
○小宮山副大臣 おっしゃるとおりで、この交付金によりまして、地方独自の、それぞれの地域に合った新たな子育て支援サービスへの支援、それからまた、最低基準を満たす認可外保育所施設への支援などの待機児対策など、いろいろなことを新たに市町村が独自で実施できるように交付をすることを予定して...全文を見る
○小宮山副大臣 来年度以降の子供のための金銭給付制度につきましては、特別措置法案の附則で、今般の三党合意に沿いまして、政府は、特別措置法に規定する子ども手当の額等をもとに、児童手当法に所要の改正を行うことを基本として、法制上の措置を講ずるということを規定いたしました。  平成二...全文を見る
○小宮山副大臣 今、二・二から二・三兆円で所要額も三党で合意された中から考えますと、この金額は同じだというふうに思っています。  その根拠については、先ほど申し上げたように、実質手取り額の減少を回避並びに緩和するためにこういう金額を出したというふうに聞いております。
○小宮山副大臣 政府といたしましては、その逆転現象が生じるのが主に三歳未満の層であることなどから、三歳未満について支給額を七千円上乗せして二万円とする法案を通常国会に提出をいたしましたが、国会での御指摘も踏まえまして、与野党協議を行って、ことし十月以降の制度のあり方を検討するため...全文を見る
○小宮山副大臣 所得税と住民税の扶養控除廃止によりまして、最終的には、今御指摘のように、年収一千万の世帯で月額九千八十三円、年収一千五百万の世帯で月額一万三千二百円の減収になります。こうした点も踏まえて、三党間の協議の中で、所得制限世帯に対する措置として九千円という意見が出たもの...全文を見る
○小宮山副大臣 御指摘の点につきましては、所得制限世帯に対する給付をどうするのか、事業主の負担をどうするのかなどによりましてその地方の負担も違ってくる。国と地方の負担割合が児童手当法と同じだと仮定したとしましても、地方負担額を計算することというのは、その前提条件が、どういうふうに...全文を見る
○小宮山副大臣 繰り返しになりますが、これからの二十四年度の恒久的な制度に向けて検討がされる中で、いろいろ前提の置き方によってその金額は変わると思いますので、そのときに地方をどう考えるかというのは、国と地方、それから皆様ともいろいろ協議をしながら、それによって必ずしもふえるという...全文を見る
○小宮山副大臣 これも、所要額についても三党で合意をしておりまして、二・二から二・三兆円ということです。
○小宮山副大臣 その控除を合わせますと二・一兆円です。
○小宮山副大臣 住民税の年少扶養控除が廃止となる場合を試算いたしますと、月額マイナス二千七百五十円となります。このため、三歳未満、三歳から小学生の実質手取り額が四百八十八万円でマイナスになると計算をしています。
○小宮山副大臣 申しわけありませんが、どれぐらいの世帯という計算は、今ございません。
○小宮山副大臣 私からちょっと一つだけ。  ただし、五百万円の世帯では、中学生分が児童手当の場合はなかったので、その部分はプラスになるということだけ申し上げたいと思います。
○小宮山副大臣 例えば児童虐待防止などにつきましては、子どもを守る地域ネットワークを設置しまして、それで進行管理台帳ということを関係機関で共有してやっているというような例はございます。  ただ、全体の子供たちについて子供台帳ということは、やはり子供のプライバシーへのいろいろな影...全文を見る
○小宮山副大臣 これも再三答弁を申し上げましたけれども、やはり、さまざまな、緊急にこの財源が必要という中で、三党でぎりぎりの合意を図った結果だというふうに思っています。その九割プラス所得制限の部分も、何回か申し上げているように、それは財政的な措置、税制的な措置をとりますので、何も...全文を見る
○小宮山副大臣 再三申し上げているように、やはり所得制限をかけるということは、三党のぎりぎりの調整の中のことだったということです。  それで、その根拠というのは、直接イコールで結びつくかどうかわかりませんが、所得階層別の調査としては、内閣府が平成二十年度に行いました少子化社会対...全文を見る
○小宮山副大臣 平成二十三年度の松阪市での給付につきまして、国に報告されている平成二十三年度の松阪市の子供の数をもとに試算をいたしますと、三重県と松阪市の地方負担額は平成二十二年度のつなぎ法の場合と変わらず、それぞれおよそ二億円、国費はつなぎ法の場合と比べ、およそ一億円減のおよそ...全文を見る
○小宮山副大臣 これも先ほどからお答えしているように、地方への交付金は五百億円で、これまでの次世代からの組み替えということで、純増百四十億円ということです。おっしゃるように、ここをできれば規模を拡大していって、地方が自由に使っていただけるお金がふやしていければいいというふうには考...全文を見る
○小宮山副大臣 それは、子ども・子育てビジョンで量的な拡大については五年の計画を考えております、現物について。それからあと、子ども・子育て新システムの中で多様な形のいろいろなものを考えておりますので、そうしたことをあわせて、今ここで金額をすぐ出すことはできませんが、かなり、これか...全文を見る
○小宮山副大臣 お示しいただきましたその十兆円というのは、平成二十一年度から二十六年度の姿になっておりまして、これは五年間で平均して二兆円ということになります。お尋ねの平成二十二年度及び平成二十三年度の予算ベースの給付費の推計額は合計でおよそ四兆円ですので、順調に進んでいるという...全文を見る
○小宮山副大臣 現状では、病児・病後児保育については、平成二十二年度で延べ三十九万人、認定こども園については、平成二十三年四月一日現在で七百六十二カ所、家庭的保育については、平成二十二年度で〇・四万人となっています。  こうした事業につきましては、待機児童の解消を初め、子ども・...全文を見る
○小宮山副大臣 平成二十三年度予算では、子ども・子育てビジョンの目標達成に向けまして、内容面での充実を図っています。病児・病後児保育につきましては、看護師等が保護者の自宅へ訪問して一時的に保育する方法も新たに補助対象にする。また、認定こども園については、一定の要件を満たす保育所型...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今、菅総理からもお答えいたしましたように、今までの子ども手当がそのまま続くような形のビラをこの時点で作ったことに対してはおわびを申し上げたいと思っています。回収ということですけれども、これはもう配らないようにという指示はしてございまして、この法案が通った...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これまで支給をしております一万三千円の子ども手当は事実上廃止になります。それはもう九月の時点で、十月から先取りをして二十四年度のものを金額は実施をいたしますので、それまでの子ども手当は事実上廃止だと思います。この後の二十四年度のものにつきましては、三党合...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今も申し上げたように、児童手当法に所要の改正を行って子供に対する手当を作るということですので、この子供に対する手当を、今までの児童手当の制度に子ども手当の考え方もどういう形で合わせてやるのかどうかというのはこれから各党でお話し合いになると、ネーミングにつ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今申し上げましたように、これまでの全ての子供に一万三千円という子ども手当は廃止になりますので、誤解を招く表現があれば、そこのところは、今、申し訳ないとおわびをし、三党合意に基づくものに作り直しているということです。
○副大臣(小宮山洋子君) 目的について、児童手当では、その家計の補助と子供の育ちを支援をすると。子ども手当につきましては、子供の育ちを支援するということだけになっておりますので、そこをどういうふうな形で行うかは、児童手当を基にしてそこに乗せる形でやるという中で各党で御議論をいただ...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○副大臣(小宮山洋子君) 今回、年少扶養控除の廃止ということが先行しているために、一部の御家庭には御迷惑をお掛けすることになるのは大変申し訳ないというふうに思っています。そこのところの赤になる部分をなるべく減らすようにということも考えながら、三党でぎりぎりの交渉をしていただいた結...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) これは三党の政策責任者で御検討をされたので、そこの詳細な内容については私は承知をしておりませんが、貧困について具体的に検討されたというふうには聞いておりません。  厚生労働省といたしましては、しっかりと、先ほど申し上げたように、全体的な、総合的な政策の...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 子ども・子育て新システムの中間取りまとめの中で、利用者負担につきましては、施設と利用者の適切な利用関係の確保に資するよう、低所得者に一定の配慮を行いつつ、利用者に一定の負担を求めることとし、その具体的な在り方については今後検討するとされております。  ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) またいろいろな面から関係者と御相談をして検討をしなければいけない課題がたくさん新システムにはまだ残されておりまして、今御指摘の点もその中に入ると思いますが、とにかく子供を、全ての子供を支援するということを目的に今政権としてはやっておりますので、困る子供が...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この新システムの中のこども園を始め、お子さんをお預かりをして全ての子供に質の高い学校教育、保育をという理念で今やろうとしておりますので、先ほどおっしゃったような虐待のケースとか、子供が本当に困った状況に置かれている場合には措置をすることができるということ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 現行制度では、滞納されました保育料は市町村が強制徴収することが可能というふうになっています。そこの保育所がかぶることのないように検討を進めていきたいというふうに思います。
○副大臣(小宮山洋子君) 私自身も福島委員がおっしゃるとおりだと思っております。  ただ、今回の法案におきましては、現在の様々な状況の中で、民主、自民、公明三党がそれぞれの考え方の中でぎりぎりの調整をした結果だと思っておりますので、政府としてはそれに基づいて進めていきたいという...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) とてもチルドレンファーストがまだ実現をしているとは思えません。ただ、今回の子ども手当で今おっしゃったように少しは増えてきているという状況だと思っています。現金給付だけではなくて、先ほどから御指摘がありますように、現物とか働き方、総合的に子供たちを支援して...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) やはり若者がしっかりと自立をして生活できるように、今ハローワークなどでも、その正規雇用に向けてジョブサポーターを付けたりその相談の窓口を特別に設けたり、きめ細かな職業相談や職業紹介を行っていますので、そちらの面の対応をしっかりするということが一つだと思い...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるように、民主党の中で検討していたときから、やはり控除から手当へ、高額所得者に有利な控除ではなくて、税制はなるべく簡素化をして、必要な人には社会保障のサービス給付として手当にするという考え方で、それに基づきまして昨年度実施しました年少扶養控除の廃...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおり、新しいシステムの中でかえって子育て家庭に負荷が掛かるということは最大限なくしていかなければいけないと思っております。  衆議院で阿部委員にもお答えをしましたように、五百万円のところでは中学生が増える分はプラスになるんですけれども、でも...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○副大臣(小宮山洋子君) この度の東日本大震災では大きな被害を受けた保育所も本当にたくさんありました。今御紹介をいただいた例を含めまして、保育士の皆さんによる本当に適切な避難誘導などによって多くの子供たちの命が救われたと思っておりまして、こうしたことに対しては深く敬意を表したいと...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 私も保育現場のことはいろいろなところで伺って、見てきておりますので、そうした発言は非常に重く受け止めさせていただきたいと思います。  今年四月に成立しました地方分権第一次一括法を踏まえました児童福祉施設最低基準の改正の中で、この保育所の職員配置基準につ...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今申し上げました子ども・子育て新システムも含めまして、社会保障の改革の中でこうした子育てのところにしっかりとそこを柱として充実しようということを宣言として出しておりまして、その社会保障の改革の中でも東日本大震災のこともしっかりとそうした経過も踏まえた上で...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) この度の児童福祉施設最低基準の改正は、地方分権第一次一括法によりまして児童福祉施設の設備、運営などに関する基準の策定を都道府県が定める条例に委ねることとされたことを踏まえまして、従うべき基準、参酌すべき基準といった条例制定に当たっての基準の整理を行うこと...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) その目的、意義は先ほど委員がおっしゃったとおりでございまして、今回の改正の中でもそこは変わらずそのまま存続をするというふうに考えております。
○副大臣(小宮山洋子君) そのとおりです。
○副大臣(小宮山洋子君) 御紹介いただいた三つの見解は、厚生労働省としての公式の見解です。
○副大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、従うべき基準、参酌すべき基準、こういった条例制定に当たっての基準の整理を行うことが基本だと考えておりまして、面積や人員配置の基準を引き上げるべきとの御指摘につきましては、私自身もそう思いますが、現在検討中の子ども・子育て新...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) そのような引上げを行うためにはやはり財源が必要でございますので、繰り返しになりますけれども、しっかりとその税制などの財政の措置も伴った形で現実的に引上げのための努力をしていきたいというふうに考えています。
○副大臣(小宮山洋子君) やはり子供の安全、安心を守るためには基準をしっかりすることが必要だということは私も同感でございます。  御指摘の避難階段等の基準につきましては、今回の地方分権改革の中で参酌すべき基準とするわけですけれども、各自治体の責任の下に、おっしゃるような今回の三...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) このパブリックコメントの手続では、募集期間でありました七月の十五日から八月十三日の間に九百八十六件の御意見をいただいています。  御意見には、保育の質を確保する観点から保育所の面積基準を引き下げるべきではない、また、面積基準の特例措置は三年間の時限措置...全文を見る
○副大臣(小宮山洋子君) 今はっきりした何対何という数字は持っておりませんが、批判的な、反対をするものが多かったというふうに承知をしております。
○副大臣(小宮山洋子君) 繰り返しの答弁で恐縮でございますが、こうした御意見も踏まえた上で検討を進めていきたいというふうに思っています。
○副大臣(小宮山洋子君) 平成十五年の待機児童数が二万六千三百八十三人に対しまして、平成二十二年では二万六千二百七十五人と、若干減少している程度でございます。
○副大臣(小宮山洋子君) 私どもも、子供の育ちのためにしっかりと面積基準も守って、できれば拡充をしたいとさっき申し上げたとおり思っておりますけれども、先ほど総務大臣からも御答弁ありましたように、大都市の場合どうしても待機児さんがたくさんおられると。待機児がいる間はやむを得ずそこの...全文を見る
09月16日第178回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 子どもに対する手当に関する三党合意についてお尋ねをいただきました。  子ども手当は、子ども一人一人の育ちを社会全体で応援をするという観点から支給をするもので、相対的に高額な所得者に有利な所得控除から相対的に支援の必要な人に有利な手当に切り替える、控除...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○小宮山国務大臣 後期高齢者医療制度の見直しにつきましては、昨年の十二月に高齢者医療制度改革会議で検討が取りまとめられました。これに基づきまして、社会保障・税一体改革の成案でも見直しを行うということを盛り込んでおりますので、鋭意検討をして、これはなるべく早く取り組みたいというふう...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるように、やはり被災地の復旧復興には何よりも仕事が必要だということだと思っています。  東日本大震災の被災三県につきまして、七月の有効求職者数が十五万人を超えていまして、依然厳しい状況にあるということは認識をしております。  そうした中で、日本が一つ...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるとおり、やはり、特に食べ物の安心、安全ということは本当に最重要な課題だと思っております。  牛肉につきましては、八月十九日に、順次、出荷の制限の一部を、四地域に出してありましたものを解除いたしましたが、これも、しっかりとした飼育管理ですとか全頭検査な...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるように、平成二十二年度の診療報酬改定で、十年ぶりにプラス改定を行いました。その中で、改定のめり張りといたしまして、救急や手術後の患者への高度な集中治療、リスクの高いお産を行う妊産婦の入院、リスクの高い新生児に対する集中治療、病院で実施している難しい手術...全文を見る
○小宮山国務大臣 雇用保険につきましては、平成二十二年に雇用保険法を改正いたしまして、適用基準を六カ月雇用見込みから三十一日以上雇用見込みに拡大をいたしました。この拡大によりまして、非常に厳しい雇用失業情勢のもとで、非正規労働者に対するセーフティーネット機能をより強化できたという...全文を見る
○小宮山国務大臣 生活保護の母子加算につきましては、子供に貧困の連鎖をしないようにしていくためにも、やはり教育の機会をしっかり確保する必要があるということで、三党の連立合意書を踏まえまして、平成二十一年十二月に復活をさせました。  平成二十二年六月には、全国の被保護母子世帯の世...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるとおりだというふうに思います。  今いろいろと声が出ていますけれども、三党合意の中にも、恒久法である子ども手当法に乗せる形で、これから三党できちんと検討をするということなので、これまで続いて支給をしてまいりました子ども手当は、額が変わることから事実上...全文を見る
○小宮山国務大臣 月額二万六千円の子ども手当はまだ実現できていない、これはなかなかいろいろな財政事情からも難しいということは、国民の皆様におわびを申し上げないといけないと思っています。  それで、子ども手当としてこれまで一万三千円ずつ支給をしてまいりましたけれども、これから、三...全文を見る
○小宮山国務大臣 三党で御協議をいただいて、今、これは先ほど岡田委員の質問に私違うことをちょっとお答えしたようなので一つ訂正をさせていただきたいんですが、恒久法である児童手当の制度に乗せる形で御協議をいただくということになっております。  そうした中で、一人一人の子供を支援する...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、三党合意のペーパーを手元に持っておりますけれども、「子どもに対する手当の制度のあり方について」というのが三党で合意をされたペーパーです。この中で、所要額二・二から二・三兆円程度ということが合意をされております。  これでいきますと、所得制限をかけた世帯にも...全文を見る
○小宮山国務大臣 合意にあるとおりのことを申し上げているので、ここの中にも、言われたように、控除のあり方についても検討をするということにしておりますので、控除を、控除から手当にするかどうか、あるいはそうしないかどうか、そのことも御協議をいただくということだというふうに私は申し上げ...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほど岡田委員の方からも、その二点のほかに、やはり財政的ないろいろの計算、試算が甘かったということも言われております。そういう中に、私も、この子ども手当についても積み上げ方が甘かったという認識は持っております。
○小宮山国務大臣 これは、ここにありますように、八月十一日現在のところで民主党神奈川県第十区総支部、城島事務所がつくったものでございますが、子ども手当の部分の内容が不適切であったため、城島議員が指示をし、修正版を作成し、そちらを配布したというふうに聞いております。
○小宮山国務大臣 これは、新しい一元化の年金制度につきましては、やはり国民的ないろいろな議論が必要ですし、与野党で協議をしていただかないとこの国会の情勢の中では通りません。  そういう中で、決してあきらめたわけではございません。二十五年までにはまだ時間がございますので、ぜひ国会...全文を見る
○小宮山国務大臣 この公的年金控除の最低額を戻すということについては、控除から手当へという全体の流れの中で、また年金改革との関係も総合的に勘案をして検討していきたい。  現在はできていないことは事実でございます。
○小宮山国務大臣 それは、今申し上げた中で、全体の設計の中で、年金の改革の中での整合性も含めて検討をするという意味でございます。
○小宮山国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、現在行っているのは、毎年誕生月に郵送しているねんきん定期便とインターネットを活用したねんきんネット、これを実施しています。  年金通帳のあり方につきましては、こうした取り組みのあり方とあわせた検討が必要であることから、現在、ねん...全文を見る
○小宮山国務大臣 介護職員の処遇改善につきましては、平成二十一年度に介護報酬三%引き上げ、これは月額九千円相当です。さらに、介護職員一人当たり平均月額一・五万円に相当する介護職員処遇改善交付金、これを平成二十一年十月から交付しまして、合わせて月額およそ二万四千円の効果が出ています...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは就任の会見のときにも従来方針どおりと申し上げましたので、わずかずつであってもプラスの改定をしたいというふうに考えております。
○小宮山国務大臣 お話をする機会をいただいてありがとうございます。  これは、就任会見のときに質問を受けまして、私が七百円に上げると言ったわけではなく、昨年、副大臣として税調のメンバーとして出席をしておりました。そのときに厚生科学研究のデータをお示しして税調で議論した中身をお話...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは、やはり出産にお金がかかり過ぎるというところから、野党の時代からこの出産一時金を上げていくということをやってきたのですが、五十五万円まで上げるとなると、そこに上限が張りつくというような皆様の御意見もございまして、しっかりと検討をさせていただきたい。  た...全文を見る
09月27日第178回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小宮山国務大臣 しっかり検討させていただいた結果を、けさ、記者の皆様にも発表しております。  それは、特に被害が大きく、復興に時間を要する地域では、雇用保険の支給が終了となる方、できれば新しく職についていただくように、今「日本はひとつ」しごとプロジェクトなどでいろいろやってい...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは再々延長というより、申し上げたように、被害が非常にひどい地域、沿岸地域とか、原発の、今仕事ができない地域、こうしたところに地域を限定しておりますので、単純延長ではございません。
○小宮山国務大臣 前段で申し上げましたように、一人でも多くの方にこれからずっと続けられる本格的な職についていただくのが第一です。  そのためには、私も以前も副大臣としてずっと中心で取り組んでまいりました、日本が一つになって被災地の雇用を支援しようというプロジェクトの中で、当面は...全文を見る
○小宮山国務大臣 自発的に報酬を得ない労務の提供で行った場合は、雇用保険の認定につきましても、それが離職前の勤務先で行った場合でも失業として認定を行いまして失業給付が支給をされる、この取り扱いにつきましては既に通知を出しております。  ただ、その業務が業務命令によって行ったので...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在の雇用保険の制度でいくと、私が先ほど申し上げた説明になるということは御理解をいただきたいと思います。  ただ、やはり現地でそういう思いがあってやっていらっしゃる方のことの、そこに寄り添う政策も必要だというふうに思っておりますので、どういう形でそれを徹底して...全文を見る
○小宮山国務大臣 小泉議員からの御提案を今初めて承りましたので、ただ、さっきから申し上げているように、今の仕組みの中ではなかなかそれが難しいということはおわかりいただけると思います。それが、被災地域の中の特区とかあるいは特例として、どこまで何が可能なのかは検討させていただきたいと...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほど御紹介のあったプロジェクトチーム、厚生労働副大臣が座長をしておりますので、こちらからお答えをさせていただきたいと思います。  これは九月三十日に、アンケート結果が一応ある程度まとまっておりまして、それによりますと、冬の寒さに対しては二重サッシとかペアガラ...全文を見る
○小宮山国務大臣 この十月からの子供に対する手当については、御党の大変な御努力もいただきまして、三党で合意をいたしました。その三党合意の中にもありますように、恒久法である児童手当法を改正してということを合意しております。これまでと支給の金額も変わりますので、これまで支給してきた子...全文を見る
○小宮山国務大臣 これまで支給をしてきた子ども手当は、事実上廃止だと考えております。そして、四月以降については、恒久法である児童手当法の改正という形で行います。  でも、これは従来の児童手当に戻るということではございませんので、どういう形でやるかについて、これから具体的に三党で...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほどの御質問にもう一言答えさせていただきたいんですが、児童手当のままではないということは、施設の子供にきちんと給付をするですとか、外国人の子供を外すとか、あるいは保育料の天引きができるようにするとか、内容が変わっておりますので、児童手当そのままではないというこ...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 私は、答弁に立つときに、議長席の前で一回礼をし、議長の横に来てもう一回礼をしたつもりでございますが、そのように見えたとすれば、次回からはきちんと国旗の方に正対をして御挨拶をしてから、敬意を表してから答弁をしたいと考えております。
○国務大臣(小宮山洋子君) ホール・ボディー・カウンターについては、県がしっかりと検査ができるように各省で支援をしていると思いますが、直接の担当は厚労ではございません。
○国務大臣(小宮山洋子君) 櫻井委員は医師でいらっしゃるので、この分野は大変詳しくておいでだと思いますけど、おっしゃるとおりの部分がかなりあると私も思っております。  やはり、この分野は日本が技術力、研究開発力を持っているわけですから、その不必要な規制についてはしっかりと外して...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 被災地の声につきましては、関係の省庁集まって「日本はひとつ」しごとプロジェクトということで、おっしゃったように予算は付けているんですが、それが本当に必要とする一人一人のところにどう届けられるかというところで今多少苦労をしております。  おっしゃったよ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) このお示しいただいている図は、社会保障費二千二百億円削減のシーリング対策として、旧政管健保の国庫補助を一千億円削減して、財政力のある健保組合と共済組合から支援金を調整するために、大企業ほどサラリーマン本人負担割合が低く、格差が大きいことを示すために作っ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは政策集の方に入ってきたものかというふうには思いますが。  もう一つ、やはり保険料率が低いところは比較的被保険者一人当たりの保険料が高くなっている、そのような実情もございますので、いろいろと実情をしっかりとチェックをしながら、マニフェストの方向、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 日本放送協会、NHKの保険料率は五・三五%です。それから、国家公務員共済の保険料率が六・七一%。協会けんぽの保険料率は九・三四%となっています。  ただ一方で、先ほど申し上げたように、被保険者一人当たりの保険料が日本放送協会は五十五・七万円、国家公務...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 日本放送協会の平均報酬が千四十一万円、国家公務員の保険料の基礎となる平均報酬六百五十八万円、協会けんぽが三百七十一万円となっています。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、医療とか介護のところの人材を増やしていくということも一つの成長戦略の中に組み込まれていることですし、これから超高齢社会、超少子社会の一方で超高齢社会になることからも、そこは大変必要なことだと思っております。  ただ、そこのやはり報酬が良くない...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 厚生労働省が、おっしゃったように水道法に基づいて飲み水の認可を行っておりますけれども、その際に、将来の水需要予測が人口予測等に見合った適切なものかどうか、また、その需要量を賄う水源量を確保しているか、これまでもその根拠を含めて審査をしてまいりましたので...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 食品の安全につきましては、私どもも、本当にあの原発事故以降、いろいろと細心の注意を払いながら検討をしてきているところでございます。    〔委員長退席、理事川上義博君着席〕  食品中の放射性物質に関する暫定規制値、これにつきましては、今回のあの原発...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃるように、食品についてしっかりした基準がないということ、このことがこの原発の事故が起こった後、特にお子さんをお持ちの方の不安ということもありますし、私どもも非常に頭を痛めてきたところでございます。  ただ、お子さんにつきましては、国際的...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 食品の検査の方についてお答えをいたします。  原発事故発生以来、食品につきましては、九月二十八日現在およそ二万五千件の放射性物質の検査を実施してきています。今後とも、この検査体制は、検査機器の充実なども含めて充実を図っていきたいと思います。これまでの...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、多くの食品を検査したいという、そういう思いはございますが、本当に多数の食品がありますので全てを検査するということは現状ではなかなか難しい。その中で、しっかりと検査機器の問題あるいは人手の問題も含めまして、どこまでできるかを検討しながらなるべく多...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、御承知のように、食品安全委員会の評価書案、このパブリックコメントが終了いたしまして、先ほど御報告にあったように三千という大変大きいものが寄せられました。  そして、並行して、放射性物質汚染対策顧問会議という細野大臣の下の会議で今検討しております。...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、応急仮設住宅につきましては被災県の方でその必要な戸数の把握に努めておりますけれども、これは民間賃貸住宅の活用も含めて早急に対応したい。そして、今委員がおっしゃいました冬に向けてのことですが、これは標準設備として、エアコンの設置に加えまして、窓の二重...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) ありがとうございます。厚生労働省になってからは初めての女性ということで、しっかりとその立場でやっていきたいと思いますので、また御助言も御支援もいただければと思います。  この子宮頸がんワクチンにつきましては、私も党の方にいたときに一緒にやらせていただ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これ、ワクチン接種がかなり効果のあるものということで取り組んでおりますけれども、当然のことながら検診と併せて行わないとこれはしっかりした予防措置にはなりませんので、そういう意味では、今、国会に提出されております法案が審議されるようにというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 大腸がん検診の便潜血検査、これは大腸がんの死亡率の減少を確認されていることから推奨しているものでございます。  そして、厚生労働省としては、今後、がん検診の在り方の見直しの中で、胃がん検診でのヘリコバクター・ピロリ菌の検査についても、最新の科学的な知...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この年金制度の改革につきましては、今社会保障審議会の年金部会で検討していますので、これはいろいろ就業形態や家族形態に母子と父子の場合では違いがございますけれども、見直しに向けて検討していきたいと思っています。ただ、これは遡ることができませんので、現在の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 被災三県での医療機関の被害状況を調査をしましたところ、九月十五日時点で、病院につきましては全三百八十のうち全壊が十、一部損壊が二百九十、医科診療所につきましては全体四千三十六のうち全壊が八十三、一部損壊が千百七十六、歯科診療所につきましては全体二千五百...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) はい。
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃいましたように、公的医療保険制度、被災地にお住まいで生活にお困りの方は来年二月末まで医療費の窓口負担を免除をしています。この免除措置の延長につきましては、被災地の状況などを踏まえて、お困りになることがないようにしっかりと判断をしていきたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 診療機能の回復状況につきましては、病院については、入院の受入れ不可が八十四のうち六十四が回復いたしまして、今不可なところが二十になっています。それから、外来受入れ不可が四十五から三十五が回復をし、八へそれぞれ減少をしております。さらに、診療所につきまし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 被災三県の医療施設等災害復旧費補助金の申請件数及び申請金額は、医療機関全体で二百九十件、およそ百六十二億円です。そのうち、病院が百二十五件、約百四十億円、そして、医科診療所が百六十五件、約二十二億円となっております。  ただ、現時点では全て一部損壊の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 遅れているというより、全壊の場合はいろいろとその準備をするのに時間が掛かる、そこのその申請をする準備に対応するのに時間が掛かるということと、今申し上げたように、再生基金の方でこれは対応しているケースがあるというふうに聞いております。
○国務大臣(小宮山洋子君) 災害復旧補助金につきましては、被災地域の医療体制の早期復旧を図るために、地域医療の提供で中核的な役割を担う公的病院や政策医療を行う民間医療機関を補助対象としています。  ただ、第一次補正予算で、これまでは対象となっていなかった災害拠点病院や小児救急医...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 失礼しました。  その災害復旧の補助金は、全体の町づくりとか全体像の中で使っていくというものなので、まだそこの段階に至っていないということかと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃいましたように、その地域医療再生基金について三県に配っております。先ほど申し上げましたように、その再生基金の方で全壊の場合は対応するということが考えられますが、ただ、これ全体が、先ほど申し上げたように、町づくり全体の計画ができる中で使うというこ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは必要な要件を満たしていれば出せます。
○国務大臣(小宮山洋子君) それが、ここは仕組みをしっかり検討する必要があると思いますが、これはその場で再建をすることが条件になっているために、先ほどから申し上げているように、町づくり全体の中でその医療機関をどこにするかということが決定しない段階で使えていないということです。 ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどのその原状復帰でなければ使えないということは、こういう災害の際ですから柔軟に対応して使えるようにしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 第三次補正予算に向けまして、被災三県の中でも特に津波などで甚大な被害を受けた地域の医療の復興を支援するために地域医療再生基金の積み増しを要求をしています。  仮設病院の設置に要する費用につきましては、この地域での医療を復興する過程で必要性があると認め...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 地域医療再生基金は既につくってございまして、三次補正で更に積み増すので、もう既に使える基金はございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、各県に百二十億円ずつございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは復興計画の中に盛り込んで使うということなので、各県でそこに早く盛り込めるように厚生労働省としてもサポートをしていきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどお答えをいたしましたように、地域医療の提供の中で中核的な役割を担う公的病院、それから政策医療を担う民間医療機関を補助対象としているのが災害復旧費補助金で、これを使うようになっていますが、第一次補正予算で、これに災害拠点病院や小児救急医療拠点病院な...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これまでやはりその地域で中核的な役割を担ってきたところに出すようにしてまいりましたが、地域の実情に応じてできるように、どのように使えるかを考えていきたいというふうに思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 地域医療の再生基金とか災害のものとかいろいろと今までの使途がございますが、何とかとにかく現地の医療を再生しなければいけないというふうに思いますので、その組合せなり、うまくいかなければ新しい仕組みを考えるなり、地域の医療をしっかりと応援していけるようにし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) そこにお住まいの方がお困りにならないようにあらゆる知恵を使って考えていきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、災害復旧費の中で今上限というのは決められておりませんので、その中で必要なものが対応できるようにしていきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、今回、東日本大震災に際してそういう形にしておりますので、その中で対応していきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは遡って出せるようにいたしますので、出せます。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど申し上げたのは政策医療にかかわる病院についてそういう形で遡ってするということで、あとは災害の方の費用でやらせていただくということです。
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小宮山国務大臣 今御指摘ありましたように、山古志村でも仮設住宅は二年から三年に期限を延ばしておりましたから、その二年という期限にこだわらずに、柔軟にそこは対応したいと思っております。  ただ、これまで、仮設の中で本当に、ひとり暮らしの方とか体が御不自由な方とか、いろいろな形に...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、平野大臣からもお答えいたしましたが、それぞれ個別の分野の基金をいろいろつくっております。  例えば、雇用をしっかりしないと再建ということができない。その中で、雇用については、当面は、最初は重点分野雇用創造事業で、どんな仕事でも、さっきお話にあったような避難...全文を見る
○小宮山国務大臣 市町村を窓口にしてという意味で、先ほど申し上げたように、NPOとか市民の方が使えるような形の基金を雇用について考えております、三次補正の中で。
○小宮山国務大臣 アンケート調査の結果でございますけれども、応急仮設住宅に入居する三千二百三十一世帯に聞きました。その調査で、冬の寒さに対する主な御意見がございまして、二重サッシとかペアガラスが必要、壁に断熱効果がない、玄関をあけると雨や風、雪が入り込むので囲いをつくってほしい、...全文を見る
○小宮山国務大臣 寒さ対策につきましては、御党の調査結果も拝見いたしましたが、万全を期していきたいというふうに思っております。  今御紹介あったエアコンの追加設置、それから窓ガラスの二重化、断熱材の追加など、これは取り組みを強化するように被災県に促しておりまして、今お話にありま...全文を見る
○小宮山国務大臣 公的医療保険制度の中では、被災地にお住まいの方で住居が全半壊、全半焼などの被災をされた方ですとか、原発の事故に伴って政府の避難指示等によって避難を余儀なくされた方に対しては窓口負担等を免除しております。  おっしゃいました高校生までの無料化ということでございま...全文を見る
○小宮山国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、九月三十日にアンケートを取りまとめた結果、先ほど御紹介したような、特に寒さに対する多くの御要望がございましたので、エアコンの追加設置、それから窓ガラスの二重化、断熱材の追加など、こうしたことを示しまして、取り組みを強化するように被...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 旅館業は観光業でございますので、国交省の担当でございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) その前に、先ほどの旅館についてですが、先ほど私が答弁しましたように、観光業としては国交の担当でございます。ただ、今回の原子力の損害賠償法の中では衛生の面からということで厚労が担当になっております。そこは訂正をしたいというふうに思います。  それから、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいますように、復旧復興に向けてはとにかく仕事をつくり出していくということが一番重要な点だというふうに思っております。  そのために、一次補正予算で重点分野雇用創造事業に五百億円積み増しまして、現在実現しているのは被災三県で一万六千七百人...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおり、特に復旧事業の中では建設関係のニーズが多いということで、四月の五日から公共職業訓練の特別訓練コースの設定を県知事に対して要請をしておりまして、また五月には基金訓練の特別訓練コースの設定を中央職業能力開発協会にあてて要請をしているところ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、渡辺委員からもございましたように、今回の災害の際には厚生労働省のDMAT事務局から要請をいたしまして、それが、おっしゃるようにこの百七十六条の中には厚生労働省がございませんが、今、前田大臣御答弁のように、緊急災害対策本部の中に厚生労働大臣も入ってい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 診療報酬では、今お話ありましたように、ドクターカーとかドクターヘリ、患者を病院に搬送する際に診療上の必要性から医師が同乗して診療を行うことにつきましては、救急搬送診療料として評価を行っているところでございます。おっしゃいましたように、導入されて以来、こ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 三月二十二日に予算委員会で御質問をいただいて、当時の大塚副大臣から検討するとお答えをした点だというふうに思います。  DMATに並んでDCATになるのかという御提言があったというふうに承知をしておりますけれども、この災害時の介護職員の派遣につきまして...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 雇用促進住宅、被災された方々が入所されているものについては、その居住環境を改善するためにエアコンの設置をまず進めてまいりました。その結果、被災三県で十月三日現在九九・二%、おおむねこのエアコンの設置が完了いたしました。  そして、給湯器につきましては...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 御承知のように、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限の解除につきましては、福島県知事からの申請に基づいて原子力災害対策本部から指示をされます。おっしゃったように、酪農家がいるところの解除は六月八日に行われておりますけれども、現地に乳業会社がある場合...全文を見る
10月21日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○小宮山国務大臣 厚生労働大臣を拝命いたしました小宮山洋子でございます。  厚生労働行政は本当に諸課題山積しておりますが、その先頭に立って解決に取り組みたいと思っておりますので、委員長や委員の皆様そして国民の皆様にも御理解、御協力をいただきますようお願いを申し上げます。  私...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小宮山国務大臣 厚生労働省としましては、応急仮設住宅の寒さ対策について、何回かにわたって通知を出して、その取り組みを促してきています。  まず、三月十九日に、応急仮設住宅の仕様は寒冷地に配慮するよう周知をいたしました。六月二十一日には、既に完成した応急仮設住宅について、断熱材...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員御指摘のように、新しくつくった仮設については、十月七日に、石油ストーブなども対象とするというふうにいたしました。ただ、民間賃貸住宅とか公営住宅というのはいわゆる一般の住宅で、今委員もおっしゃったように、断熱とかが一応できているものというふうになっておりますの...全文を見る
○小宮山国務大臣 御指摘の、生計を主として維持していた場合の考え方、これは実際の今の家計の実態に合わなくなってきているというふうに私も考えております。そこの中でこういう御指摘も受けていると思いますので、どのような運用ができるのか、地方自治体の状況も勘案しながら、これは検討してまい...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるように、私も、今のこの時代には合っていないのできちんと対応を考えさせていただきたい。ただ、それを政令、省令という形でするかどうかについては検討の中でまた考えさせていただきたいと思いますが、はっきりとわかりやすい形でお示しをしたいと思っています。
○小宮山国務大臣 私も、現地でそういう声もしっかり伺ってまいりました。  六月に、簡易スロープ、手すり、敷地内通路の舗装などの追加工事を促進するように、被災県には通知をいたしました。さらに、アンケートの中でもバリアフリー対応を求める声を多くいただいています。そのため、十月二十一...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在の食品の放射性物質暫定規制値、これは一年間に許容できる被曝線量を五ミリシーベルトと設定しています。これは緊急時のものですから、新たな規制値を設定して、より一層食品の安全性を確保する必要がある、ということは、今よりは厳しくなるということだというふうに考えていま...全文を見る
○小宮山国務大臣 地方自治体の検査結果につきましては、放射性物質が検出されれば検出値を公表し、検出されなかった場合でもその検出下限値を公表するようにということを、十月の三日にそのような形で通知をしていまして、毎日、厚生労働省で取りまとめて迅速に公表をして、正確な情報提供をしていき...全文を見る
10月25日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 厚生労働大臣を拝命いたしました小宮山洋子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組みますので、委員長、委員の皆様を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。  私は、副大...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 臓器の移植に関する法律に関する附帯決議に基づき、臓器移植の実施状況等について報告します。  初めに、臓器の移植に関する法律については、平成九年に法律が施行されてから今月で十四年を迎えます。この間、臓器を提供された方々や移植医療の普及に取り組まれた関係...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○小宮山国務大臣 今、辻副大臣からお答えしましたように、人口というのは目標値を政府が定めるものではなくて、今私どもが子ども・子育て支援として取り組んでいるのは、持ちたい人が安心して持てる、子供を安心して育てるというために、子ども手当ですとかあるいは就学前の子供の居場所づくりに取り...全文を見る
○小宮山国務大臣 子宮頸がん予防ワクチンを含めた今おっしゃったようなワクチンをどういう形で今後引き続き継続して行っていくかについては、今、予防接種法をどう見直すかということを厚生科学審議会の予防接種部会で議論を進めているところです。  その予防接種法の中に位置づけてやるのか、今...全文を見る
○小宮山国務大臣 定期接種で行っているポリオの生ワクチンにつきましては、今おっしゃったように、副反応がいろいろあるということから、私も不活化ポリオワクチンに早期に切りかえていくべきだというふうに考え、答弁でもそのように申し上げているところです。  国内で、その不活化ポリオワクチ...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在、検討の項目にこの医療保険制度は入っていないというふうに認識をしておりますけれども、この根幹に影響を与えるものであってはいけないと思っていますので、そういう意味では、国民の皆様にとって、医療の安心、今の保険制度の安心ということが保たれるようにはしっかりと対応...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、田村委員がおっしゃった点はそのとおりだというふうに思います。障害者自立支援法は、法律上、受けたサービスの内容に応じて利用者に御負担いただく応益負担であった。そのことがやはり障害者の自立をかえって阻害するという御意見もありましたので、その中で応能負担という形を...全文を見る
○小宮山国務大臣 八月三十日に障がい者制度改革推進会議の総合福祉部会で提言がまとめられました。これは、御承知のように、障害当事者の方にたくさん入っていただいたものですので、御希望がたくさん詰め込まれているということはよくわかる内容だと思います。そういう意味では、おっしゃったように...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、与党の中でも議論が開始をされたところだというふうに聞いておりますので、これは与野党、御意見を伺いながら、どういう形でするのかを考えていきたいと思っています。
○小宮山国務大臣 同じ繰り返しの答弁になって申しわけありませんが、今、与党でもそういう検討が始まったところですので、田村委員のお考えはよく承ります。それで、なるべく円滑に与野党で進むように私の方としても努力をさせていただきたい。このつなぎ法をベースにするのか新たな法律をつくるのか...全文を見る
○小宮山国務大臣 この慎重に考える会には参加していません。
○小宮山国務大臣 何回か申し上げているんですけれども、参加することは私は必要だというふうに思っています。  それは、今幾つかの懸念をおっしゃいました。確かに、そういう懸念が本当にあるのだとすれば、しっかりと健康とか食品とかそういうことに対しては対応しなければいけないと思いますが...全文を見る
○小宮山国務大臣 今から入っても遅いということに対しては、今から入っても私はできることはあると思っています、まだ枠組みがきちんと決まったというふうには認識をしておりませんので。  それで、もしその中で今のようなことが議論をされることになれば、そのときにはその懸念を表明する。ある...全文を見る
○小宮山国務大臣 健康ですとか食品の安全とか、厚労行政でお預かりをしている、人々が生活していく上での安心、安全にかかわるような社会的規制を含めたそうした部分についてはしっかりと守れるように、これは政府全体でやるようにしていきたいというふうに思います。
○小宮山国務大臣 そこで誤解を与えるような発言であったとすれば、そこは申しわけなかったというふうに思っております。  再三、田村委員ともこの委員会で副大臣のときにやりとりをさせていただきましたが、三党合意によって子供に対する手当ができたことで、支給の金額も含めて、それまでの子ど...全文を見る
○小宮山国務大臣 児童手当の場合は、家計への補助という形で、子育てをしている家庭の経済的なところを支援するということが入っているかと思います。子ども手当の場合は、子供の育ちを支援するという方にウエートが置かれているというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 多分これは、子供の育ち、子供が成長していくこと自体、それから、子育てをしている人たちを社会全体で支えるということに一つの考え方を私どもは持っています。  これまで、もちろん家族が育てるんですよ、だけれども、やはり家族が育てるというところに非常にウエートが置かれ...全文を見る
○小宮山国務大臣 そもそも、民主党でこの子ども手当を考えたときは、控除から手当へということで、その控除から手当へという税制の中の考え方が基本にありました。そういう意味では、御承知のように、控除から手当にすれば高所得の方から低所得の方へ流れる、そういう考え方ですとか、あとは、累進課...全文を見る
○小宮山国務大臣 多分、何を理念というかのすれ違いなんだと思います。  理念の一番もとにあるところは社会全体で子供の育ちを支える、そこは私は変わっていないと思います。ただ、いろいろな考え方や仕組みの中で、今回、東日本の大震災があったというような財政の状況、また与野党のねじれがあ...全文を見る
○小宮山国務大臣 何か禅問答みたいになってしまいますけれども、理念が変わるということと姿を変えていくということは別だというふうに私は思っています。  ただ、お約束をした一人当たり月額二万六千円ということができていないということ、全額国庫負担ができていないということは大変申しわけ...全文を見る
○小宮山国務大臣 誤りだというふうには思っておりません。  二〇〇九年の民主党マニフェストでは、健診も含めた妊娠、出産に関する費用がおよそ五十五万円かかるとの調査結果もあるということをもとにしまして、出産育児一時金を見直して、国からの助成を加え、出産時に五十五万円までの助成を行...全文を見る
○小宮山国務大臣 そういう意味では、おっしゃるように、マニフェストの書き方が正確に認識していただける表現でなかったことはおわびを申し上げたいと思います。
○小宮山国務大臣 破綻をしているというふうには考えておりません。ただ、これから、将来的な、今世界で一番の超高齢社会になっていることですとか、現在の賃金の上昇率が落ちていることとか、幾つかのことから、中長期的にはいろいろなことを考えなければいけない。  ただ、今、年金の議論の中で...全文を見る
○小宮山国務大臣 合計特殊出生率の見込み、これは、中位推計で一・二二の見込みが一・三九というので、これも上がっております。ですから、とにかく、先ほど申し上げたように、世界で一番の長寿国であるので、いろいろな面で中長期的に考えなければいけないテーマが多いというふうに考えております。
○小宮山国務大臣 百年安心が維持されているかというと、ちょっとそこはなかなか難しいところがあるかというふうに思います。ただ、やはりもっと速いスピードで中長期的なことを考えていかなければいけなかったのではないかというふうには認識をしております。
○小宮山国務大臣 現時点ですぐに破綻するというふうには考えてはおりません。ただ、世界で一番長寿の国であるから、これから先、今までの計算どおりにはいかなくなっていくのではないか。その中で、中長期的に、そこは百年安心と言ったものが百年もたないかもしれないわけですから、そういう意味では...全文を見る
○小宮山国務大臣 今の制度の中ででも、例えば、仕組みに組み込まれたマクロ経済スライドが適用されていないということとか、幾つかのことで財政的な負荷が加わっている部分があるのではないかというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 それは数字を挙げて検証させていただきたいと思っています。  ただ、出生率が上がってきたというのは、もちろん自公政権の時代からいろいろ政策をとられてきたことに加えて、私どもの政権でも子供の政策に力を入れてきたこともそこには貢献をしていると思いますので、そういう意...全文を見る
○小宮山国務大臣 最初に、民主党が掲げた全体を一元化するという年金制度については、与党で検討が進められるものだと思っておりますので、それはきちんと将来の姿として置きながら、現在の年金制度の中で改善すべきことを検討していきたいと思います。  このマクロ経済スライドにつきましては、...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、そういうことで厚労省が決めたとかいうことではなくて、今いろいろな前提を置いて部会で検討を始めたところですので、これはしっかりと年末に向けて専門家に御議論をいただいて検討していく項目の一つだというふうに認識をしています。
○小宮山国務大臣 これもその成案に含まれた検討項目の一つとして、六十八歳に引き上げるというのは、厚労省の案というよりは、専門家の委員の先生から材料を出して検討してほしいということでさせていただきました。  ただ、そのことをそういう形でしっかりとマスコミの皆様にもわかりやすく部会...全文を見る
○小宮山国務大臣 今検討しているものを私の方から反対だと申し上げるわけにはいきませんが、これは先ほど申し上げたように、中長期的な課題としては最長寿国なので上げていく検討ということは必要かと思いますが、今直近にすぐやることではないというふうに思っております。
○小宮山国務大臣 年金が長期的なものだということはわかっています。それはだから、将来の長期的なものに対して、例えば、すぐ直近の、来年の改正案として国会に出すのかどうかといえばそういうことではありませんということを申し上げました。  そういう意味では、最初に申し上げたように、今、...全文を見る
○小宮山国務大臣 控除から手当というのは、民主党の税制、社会保障に関する考え方の基本を申し上げたもので、そのもとには、子ども手当を考えたときには、子供に対しては高齢者に対してよりもずっといろいろなものが少ない、その中で新たに控除を廃止して手当ということをいたしました。  高齢者...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在、たばこについては財務省が所管をしていることということは当然ながら承知をしております。  価格の値上げということも、これも再三委員会でも答弁をさせていただいていますが、私がこれだけに上げると言ったということではなくて、記者さんの質問に対しまして、昨年私が副...全文を見る
○小宮山国務大臣 やはり、それはたばこに関する健康の面から考えてのたばこということなので、どういう形になるかというのは、これからまた法律のつくり方も含めて考えなければいけないことだと思います。
○小宮山国務大臣 そういうことはあり得ないということは、医療関係者でもあられる委員は御存じの上でおっしゃっていることだと思いますが、現在のたばこ事業法を廃止してというのは、税源として財務省が管轄していることをやめるということなので、それに対してどういうたばこの法律をつくるかという...全文を見る
○小宮山国務大臣 ちょっと今、私もそれを検討したときが大分何年も前なのではっきり覚えてはいないんですが、多分一つの法律ではないというふうに思います、たばこ事業法を廃止した後。  それは、健康に関するところは厚生労働省が管轄をするということかと思っていますが、全体を幾つかの法律を...全文を見る
○小宮山国務大臣 詳しくはまた局長から実務的なところをお答えしたいと思いますが、先ほどお答えをいたしましたように、支給開始年齢というのは、繰り返しになりますけれども、最長寿国なので、長期的と言うとまたしかられるかもしれませんけれども、長期的にはやはりそこの是正というか検討をしなけ...全文を見る
○小宮山国務大臣 発言は、わかりやすく、誤解がないようにしていきたいと思っています。  ただ、一つだけ申し上げますと、そこの記者クラブで発言をしたものを二時間で別に撤回したわけではございませんで、説明を十分にしたということを御理解いただきたいと思います。
○小宮山国務大臣 働く女性を応援したいという表現がございましたけれども、私は、生き方の選択、ライフスタイルによって不公平でない制度にしたいというふうに思っています。そういう意味では、今、働いている女性にとって公平でないということかと思っているんですね。  二分二乗につきましては...全文を見る
○小宮山国務大臣 まずは厚生年金と共済年金の一元化を急ぐべきだと思っておりますし、与党としましては、ずっとお約束をしてきているとおり、今、全体の年金の一元化を目指して検討を始めているというふうに認識をしております。
○小宮山国務大臣 二〇一二年以降ということでございますので、今いろいろ検討していますのでなるべく早くやりたいとは思っておりますが、二〇一二年に出すことはなかなか厳しいのかなと。なるべく早く、二〇一二年以降、可能な限り、関係者の調整を済ませた上で、急ぎたいというふうに思っています。
○小宮山国務大臣 先ほど申し上げたように、別に私は専業主婦を否定しているわけでは全くございません。  ただ、働いている女性に対して、これは年金の三号の問題、また配偶者控除のこと、もともと働く中で女性の賃金がきちんと均等に評価されていないことなども含めて、今はパートなどの保険適用...全文を見る
○小宮山国務大臣 百三十万に何かこだわるとか、認定基準をどうしたいと言っているということではございません。これは徐々に上げてきているわけですけれども、ある意味イタチごっこになってしまいますので、根本的に考え方を改めていった方がいい。その経過措置の本当に考え方の整理ですので、第一歩...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは中途半端だというふうに、両側の御主張があるところから御批判をいただいているということは私も認識をしております。  ただ、これは今、遺族年金については既に二分二乗というか夫婦の分割ということをやっているわけですけれども、これは法の規定の中でも、そこの専業主...全文を見る
○小宮山国務大臣 ごめんなさい。先ほど遺族年金と申し上げたのは離婚時の年金分割でしたので、そこは訂正をさせていただきたいというふうに思っています。  考え方の整理にすぎないということを申し上げたのは、実質的に払う金額も、もらう金額も、その世帯単位で考えれば変わらないので、これは...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、いろいろな角度から考えられるという意味で申し上げましたので、全く違う話というより、本当にライフスタイル、どういう人生を選択するかによって、公平な仕組みでないものをどう是正していくかという意味では、そういうところが公平になっていないと、これから、支える能力...全文を見る
○小宮山国務大臣 騎馬戦から肩車というのは、やはりこれからの人口構成の中で、働ける女性はしっかりと、一人が一人を支えるのではなくて、二人で支えた方が、それはいろいろな意味でリーズナブルなことだということで申し上げましたので、そのことと二分二乗の話というのは、先ほどから申し上げてい...全文を見る
○小宮山国務大臣 その点につきましては、今おっしゃったように、第一号被保険者の方から見た場合に、また別の意味の不公平感を生じさせる可能性があるという御意見ですとか、もともと厚生年金制度は比較的所得が高かった方から低かった方への所得再分配が行われる仕組みであるので、第一号被保険者の...全文を見る
○小宮山国務大臣 今おっしゃった一点目と二点目は同じことかというふうには思いますけれども、これは、再三申し上げているように、この社会保障制度、税制もそうですけれども、これが、どんな生き方を選んでも公平な制度にしたいということと、また、年金制度などについては、世代間それから世代内の...全文を見る
○小宮山国務大臣 そういうことではありません。  現在は、国によっては働いたことがメリットになるような、スウェーデンなどが考えているやり方もございます。ただ、日本の中では、働くことがマイナスになるような仕組みが多過ぎるというふうには考えておりますので、そういう意味では、あくまで...全文を見る
○小宮山国務大臣 マイナスにというのは、ちょっとこれも正確な言い方ではなかったかもしれないので言い直させていただきたいと思います。  例えば、母子家庭のお母さんが働いている。これは言うまでもなく非常に年収が少ない。その中で、その人が、今の話に戻して言えば、三号の問題で専業主婦の...全文を見る
○小宮山国務大臣 だから、今申し上げましたように、例えば母子家庭のお母さんが、本来、専業主婦の夫の方がずっと高額であるのに、その妻の分の年金の保険料を働いている所得の少ない母子家庭の母親も負担をするというのは、これはニュートラルではなくて、働いている母子家庭のお母さんの方に負荷が...全文を見る
○小宮山国務大臣 事実関係としてそういうことがあるというふうに申し上げました。  再三申し上げているように、今回、二分二乗を今言っている形で入れても、これは払う保険料ももらう年金額も変わらないので、これはあくまで半歩前進の考え方の整理ですということは最初から申し上げました。将来...全文を見る
○小宮山国務大臣 介護職員の処遇改善というのは大変重要なことだというふうに思っています。これから先、どこに雇用を創造していくかということについても、超少子高齢社会の中で、福祉の現場の処遇を上げていくということはそういう面からも大事だと思っています。  現在は、介護職員の処遇改善...全文を見る
○小宮山国務大臣 ですから、介護職員の処遇は改善ができるように最大限努めていきたい。そのやり方として、交付金をさらに引き続きやっていくのか、あるいは介護報酬の中に組み込んでいくのか、そのことについては今検討をしておりますので、予算編成過程までにどういう形で、とにかく改善に取り組む...全文を見る
○小宮山国務大臣 今検討している最中ですけれども、介護報酬に組み込んで、きちんとそれが介護職員の処遇改善に行くためには、そこは何らかの方法で区切って、この金額分、何%上げた分は介護職員に行くというような区分をしてやっていく必要があるというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 それは神のみぞ知るというか、私がいつまで生きたいかと生きるつもりかとまたちょっと違うのかと思いますけれども、私は今、日々できることを精いっぱいやっているというところでございますので、どれだけ生きられるかは、それは私が、毎日、日々一生懸命生きた結果だというふうに思...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、多くの方が思われているように、自宅でというふうに思っています。  そういう意味で、今つくろうとしている社会保障の一体改革の中でも、在宅医療、在宅介護、今負荷のかかる部分、刈り込む部分ばかりが先に出て、これは私どもの提示の仕方も含めてもっときちんとしたい...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、そうしたことも含めて今後のあり方を分科会などでも検討しているというふうに認識をしております。委員の御指摘もそのとおりだと思いますので、検討させていただきたいと思います。
○小宮山国務大臣 御指摘は受けとめさせていただき、必要な検討はさせていただきたいと思います。
○小宮山国務大臣 それは、政府としてやることで成案をつくりましたのですから、政府の一員として、当然、そういうことでございます。
○小宮山国務大臣 成案に挙げてあるような項目を検討するということは、私の認識として、そういうふうにしております。  ただ、その中で、先ほどから申し上げているように、どういう順序でやるかとか、それをすぐにやるのかとか、どれだけの工程表の中でやるのかということについては、今検討して...全文を見る
○小宮山国務大臣 ですから、何をベースにして不公平か公平かという話だと思いまして、そういう意味では、私は、女性の立場からして、その生き方に対して、女性個人個人として見たときに公平でないという言い方をしております。
○小宮山国務大臣 だから、例えば、先ほども申し上げたように、母子家庭のお母さんが、働いていてその人は二号で厚生年金の保険料を一定額払っている。それに対して、専業主婦の家庭では、女性を見たときに、夫は払っているけれども妻の方は払っていない。それから、一号の女性の場合は定額を払ってい...全文を見る
○小宮山国務大臣 生き方というか、生き方の選択ですね。だから、そういう意味で、一号の妻になった場合と、国民年金もそうですから、一号である場合と、専業主婦であるということを選んだ、そのライフスタイルを選んだ女性と、それからあと、二号で、働いて、まあ母子家庭は一番典型的な例として申し...全文を見る
○小宮山国務大臣 午前中も申し上げましたように、別に私は専業主婦としての生き方を否定しているわけでも何でもございません。  今の調査については私も拝見させていただきましたが、二十九歳以下の妻のうち四七・九%が妻は専業主婦に専念に賛成ということなんですが、これは、既に結婚している...全文を見る
○小宮山国務大臣 再三申し上げているように、今回の二分二乗は、考え方の中で、おっしゃる言い方でいえば、受給権を平等にしたということですから、全体の給付の額とか保険料を納める額からすれば変わっていないので、委員のお立場からそうおっしゃるのは、それはそういうことだと理解ができるかとい...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは、やはり、七十五歳という年齢のところだけで切って全く違う仕組みにすることに対して国民の皆様方がそれは年齢による差別だというふうにお考えだということで、民主党としては、差別という言い方を、七十五歳で、そこから今までとは分離して年齢によって変えるということは、...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在の厚生年金の標準報酬月額の上限は六十二万円で、御承知のように、これ以上高い方は、実際の所得と比べれば相対的に低い負担しかしていないということになります。  厚生年金の標準報酬月額の上限の引き上げにつきましては、一体改革の成案で、負担能力に応じてより適切な負...全文を見る
○小宮山国務大臣 現在検討していただくように提案をしている項目の中には、その標準報酬月額上限の引き上げということだけではなくて、公費による低所得者への加算ですとか高所得者の基礎年金額の調整とかということも盛り込まれています。ですから、検討項目の中には、保険料による所得再分配だけで...全文を見る
○小宮山国務大臣 標準報酬上限を引き上げた際に給付にどういうふうに反映するか、そのあり方についても検討していきたいというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 そういうことも含めまして、給付へどう反映させるかも、あわせて検討していきたいというふうに思います。
○小宮山国務大臣 そういう意味では、委員のおっしゃるとおりだというふうに私も思います。  今提案しているいろいろな検討項目の中には、公費による低所得者への加算ですとか、高所得者の基礎年金額の調整といったような、税財源の配分の重点化を図っていくものと、それから、標準報酬月額上限の...全文を見る
○小宮山国務大臣 高額療養費の見直しについては、昨年も医療保険部会で議論をいただいたんですけれども、厳しい医療保険財政の中で、保険料財源を負担する保険者の理解が得られないで見送ったということがございます。  そうしたことを受けて、今回の受診時定額負担というのは、こういう経緯を踏...全文を見る
○小宮山国務大臣 今御提示いただいている大和総研が十月五日に公表しました試算は、夫婦と小学生の子供二人の世帯の可処分所得について、子ども手当だけではなくて、震災復興のための臨時増税ですとか社会保険料の影響も含めて、一定の前提を置いて試算をしたものだというふうに承知をしております。...全文を見る
○小宮山国務大臣 そういう意味では、最初の年は一万三千円で、二万六千円支給しますとお約束をしながらできなかったことに対しては、大変申しわけなかったと思っておりますし、期待をされていた御家庭には、そこの、控除から手当ということの説明がきちんとできなかったり、目指していた財源が獲得す...全文を見る
○小宮山国務大臣 介護保険施設に対する災害復旧費の国庫補助率が、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律に基づいて、通常の災害復旧事業の国庫補助率が二分の一のものは三分の二に、三分の一のものは二分の一になっています。  そして、介護老人保健施設については、...全文を見る
○小宮山国務大臣 特別養護老人ホームとか保育所などの社会福祉施設については、災害復旧予算で、仮設施設の設置とそれに引き続いて行われる恒久的な施設復旧のいずれも補助の対象としています。  そして、医療施設については、地域医療再生基金を、県の判断で、仮設施設の整備とそれに引き続いて...全文を見る
○小宮山国務大臣 被災三県が特にその復旧が必要なものが多いので上限の百二十億にしたということで、そのほかの県にも、必要に応じてきちんと配分をするようにしてございます。
○小宮山国務大臣 特に、被災三県の岩手、宮城、福島のうち、津波などによって甚大な被害を受けた地域を対象にこの三次補正では積ませていただいたので、この三県のそういう一番被害の重要な部分を強力にやりたいという意味です。
○小宮山国務大臣 既に確保してある地域医療再生基金の中で、茨城など今回の災害で被害を受けたところは、ほかの県よりは多目に行くようにしてございますので、十分とは言えないかもしれませんけれども、この三県以外も被災状況に応じた配分をしているというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 健康保険の保険料負担は労使折半が原則ですが、健康保険組合については、組合会、事業主と従業員の半々で構成するその組合会が定める規約によって事業主の負担割合をふやすことができると法律に規定をされています。  したがいまして、組合会で決定したものを一対一に是正するよ...全文を見る
○小宮山国務大臣 公的医療保険制度を担う保険者の事務については、国も一定の責任を負う必要があるという観点から、現行法では、事務の執行に要する費用を国が負担すると規定をされています。  したがいまして、今も、わずかな額かもとおっしゃいましたけれども、平成二十二年度、およそ二百九十...全文を見る
○小宮山国務大臣 坂口委員には、いつもいろいろ御指導いただいておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  御質問についてでございますが、おっしゃったとおりでございます。わずかであってもとにかくプラス改定をしたいという、これまでの政府が言ってきたとおりの方針...全文を見る
○小宮山国務大臣 御承知のように、改定率につきましては予算編成過程で決定されることになっておりますが、御質問にお答えすると、中医協の方々と特にお話をしてということではございません。現場の人というのは、医療関係者などのサービス提供者、また費用を支払うことになる保険者、医療サービスを...全文を見る
○小宮山国務大臣 改定率につきましては、先ほどの御忠告もしっかりと承りまして、中医協の御意見ももちろん伺ってまいりますし、予算編成過程で決定をされることになりますけれども、今おっしゃったように大変厳しい保険者の財政、それから保険料率に与える影響、こうしたことも考慮をしながら、先ほ...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃいますように、高齢化がこれだけで進み、また、医療が高度化して費用がかかるようになるなど医療費の増大が見込まれる中で、どうやってこの医療保険制度を持続可能にするかということは、ぜひお知恵もいただきながら考えていかなければならない大変難しい問題だと思っていま...全文を見る
○小宮山国務大臣 御心配の混合診療の解禁というようなことは、今実際に検討項目には入っていないというふうに承知をしております。  ただ、言われるように、いわゆる混合診療を全面的に解禁する、このようなことにつきましては、患者負担が不当に拡大するおそれがあること、また、安全性、有効性...全文を見る
○小宮山国務大臣 難しい御質問だと思います。  先ほどお答えをしたように、その社会保障・税一体改革の成案は内閣として取りまとめておりますので、その中で厚生労働大臣も入ってやっておりますから、内閣としてこういうことを検討するという方針を決めたことはそうでございますが、私自身といた...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、年金の財政状況の検証というのは今いろいろな段階で行わなければいけないと思いますけれども、現状、毎年度の決算の中で、積立金が、例えば二十一年度はプラス四兆になったとか、二十二年度は、今集計中ですけれども、これはマイナスの見込みとか、そのような変動がございま...全文を見る
○小宮山国務大臣 坂口委員がおっしゃるとおりだというふうに私も思っております。  これは、先ほど局長からも御説明したように、厚労大臣も一員となっている、政府の、官邸の会議の中でこういう検討をということで項目が挙げられて、これは政府として決定をいたしましたので、今それを、挙げられ...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃいますように、安心こども基金や妊婦健康診査支援基金、さまざまな基金事業というのは、それぞれ本当に大事な施策だということは私もよく承知をしております。そういう意味では、自治体の方が区切り区切りのある基金の中で不安定だということもよく承知をしております。 ...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員が何回も繰り返し御指摘をいただいておりますこの便色のカラーカードによる胆道閉鎖症の早期発見につきましては、厚生労働科学研究によって一部の地域で今試験的に実施をされていると思います。  そして、母子手帳に関する検討会で、十月七日の検討会の中で、委員の方からも...全文を見る
○小宮山国務大臣 子宮頸がん予防ワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、この予防接種法の位置づけにつきましては、もう十分に議論されているはずとおっしゃいましたけれども、今その制度の見直しについて、昨年から厚生科学審議会の予防接種部会で議論を進めているところです。  こ...全文を見る
○小宮山国務大臣 これはやはり、不活化ポリオワクチンに早く切りかえるべきだということは、副大臣のときにも、委員にも何度もお答えをしてまいりました。  確かに、切りかえるという決定が、ずっと検討されてから随分長くかかっているということは事実だと思いますけれども、これを切りかえると...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるように、介護職員の処遇改善は本当に大切なことだと思っています。確かに、処遇改善交付金の中で一万五千円上げて、継続性とかいろいろなことが効果が上がっているということもよく承知をしております。  ただ、現在の給与引き上げの半数が一時金の支給によるもので、...全文を見る
○小宮山国務大臣 厳しいさまざまな医療保険財政の中で、セーフティーネットの機能を強化するための方策をいろいろ議論いただいているところでございます。その中で、そうしたさまざまな御意見を尊重しながら、給付と負担のあり方については、しっかりと、今の委員の御懸念のないような形で検討してい...全文を見る
○小宮山国務大臣 御指摘の規制・制度改革に関する分科会の報告書、これは内閣府で取りまとめたものですが、御指摘の記述は、この分科会のもとに置かれましたライフイノベーションワーキンググループの議論の中で、ある委員から、予防接種も医療保険の対象とすることを検討すべきという御意見があった...全文を見る
○小宮山国務大臣 混合診療については、先ほどから私も答弁をし、副大臣が答弁をしたとおりでございますので、そういうことのないようにしっかり対応したいと思っています。  ただ、再三申し上げますように、TPPで今交渉されている中では、具体的にこういうことが検討項目には上がっていないと...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは再三申し上げていますけれども、交渉に参加する中で具体的な中身が出てきますので、その中で私は交渉をするべきだと思っています。その中で、本当にこういう安心、安全を守るべきところはしっかりと主張していけばいいことだというふうに私は思っております。
○小宮山国務大臣 今回の医道審議会の戒告処分相当との答申、これは今回は適正な処分だったというふうな受けとめはしておりますが、今委員がおっしゃったようないろいろな御懸念があるということも承知をしておりますので、どのように改善をしていけるのかは検討させていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○小宮山国務大臣 TPPの交渉の場合には、先ほどからあるように、もしこういうのが入ればといういろいろな御懸念がある一方で、やはりメリットになるところもあるというふうに思っています。  例えば、具体的には、医薬品とか医療機器、これはTPP参加国の関税が撤廃されることや、知的財産の...全文を見る
○小宮山国務大臣 足元でしっかりと、日本の医療機器がきちんとできるようにということの御指摘はそのとおりだと思っています。  厚生労働省の今までの承認が非常におくれていた。このことも、今、そこの承認のところを増員するなど、取り組んでいるところですが、これは厚生労働省だけではなくて...全文を見る
○小宮山国務大臣 今の宿題はお預かりをしたいというふうに思います。  先ほど、情報収集のことでも御質問をいただいた中で、ちょっとお答えをし切れなかった部分がありますが、政府全体として情報収集をしておりますので、その中で、厚労省としても、厚労にかかわる分野についてはしっかりと情報...全文を見る
○小宮山国務大臣 現状として御指摘のような状況になっていることは、大変申しわけないというふうに思っています。  これはさっきもお答えいたしましたが、子ども手当を試算したときに、ちょっとそこの前提が甘かった部分ですとかいろいろございまして、一年目は半額だけれどもその次全額という過...全文を見る
○小宮山国務大臣 各党からのいろいろな御意見はしっかりと検討をさせていただきたいというふうに思っております。これは、野党時代につくったときに、最初に制度設計をしたものがなかなかそのとおりにいかない事情があったとか、言いわけはいろいろございますが、現状としてこういう事態になっている...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、日本は世界で一番急速に高齢化が進んでいるので、医療・介護分野での革新、ライフイノベーション、これを力強く進めるということは、医療・介護・健康関連産業、こうしたところを成長を牽引する産業にすることで、より高い成長と雇用創出というものが見込めるというふうに思って...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは、初め、国家戦略室のもとにライフイノベーションの推進の対策室をつくり、スタートをしたところですけれども、政権交代後間もなく、なかなか国家戦略のところも思うような形にならなかったという部分もあることは事実だというふうに思います。  ただ、今おっしゃったよう...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、政府としては、現在の派遣法の改正案を提出しておりますので、それは御審議の過程で各会派でまたいろいろ御協議もいただければいいというふうに思っております。
○小宮山国務大臣 現在の食品中の放射性物質の暫定規制値、これは一年間に許容できる被曝線量を五ミリシーベルトと設定しています。これは緊急時のものですので、先日申し上げたように、現在の状況を踏まえた新たな規制値を設定して、より一層食品の安全性を確保する必要があるというふうに考えていま...全文を見る
○小宮山国務大臣 今の委員のお言葉にあったように、ウクライナが十一年かかったから日本もそれだけかかっていいなどと言うつもりは全くございません。  ただ、こちらも暫定規制値を、今までない中でつくってきたものを、今現時点で、今の現状の中でより安全なものに、新しい規制値にしっかりとつ...全文を見る
○小宮山国務大臣 私どもが参考にいたしました唯一のものとしてのICRPなどでのいろいろな基準値からいたしましても、確かに子供は感受性は高いんですけれども、一般的に言って子供は摂取量が少ないということから、多くのものが大人と同じ規制値になっています。ただ、ミルクとか水そのものについ...全文を見る
○小宮山国務大臣 済みません、一つだけ。  先ほど御指摘いただいた、福島医大で三百三十床というのは、これは私も、ここに添付してある、この報道があったときに確認をしたところ、これは県で以前にこういう考え方を持っていたと。ただ、今これは全然動いていないということを確認していること。...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 子ども手当につきましては、民主党としていろいろと主張をしてまいりました。これは子供の育ちを社会全体で支援をするということをメーンに置いていますけれども、児童手当もやはり子供の育ちとそれから家計を支援するということがございましたので、いろいろな形で三党で...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) まず、看護職員の確保対策につきましては、看護師等の学校、養成所の運営費補助費などの養成を促進する政策、それから病院内保育所への支援を始めとする定着を促進するための方策、そしてナースバンクでの求人求職情報の提供、就職あっせんなどの再就職支援、こうした施策...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これから高齢者が増えていくということは確かなことですので、質の高い介護人材を一層確保しなければいけない、これは重要な課題だというふうに思っています。  一方、専門資格なわけですね、その介護福祉士というのは。その資格取得のために、在宅で介護をしている家...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この安心こども基金がいろいろな形でその地域子育て創生事業、この中に今言われたような子育てタクシーもあるんですけれども、御活用いただいているということは十分承知をしています。  今、この子育てタクシーは、安心こども基金を活用して実施している都道府県とし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 私も総理の言われるとおりだというふうに思っています。  総理のあの演説の中にもあったように、かつては一億総中流ということで、みんな大体自分は中流の、働いて人間らしい生活がそれなりにできている世帯だという認識を持っていたわけですけれども、やはりこのとこ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、被災地の復旧、そしてこれから復興の段階ですが、仕事というのがその核になると思っていまして、日本全体が応援していく「日本はひとつ」しごとプロジェクトということで、最初は当面の雇用という形でやってまいりました。それも、いろい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) ILOでも仕事をされて、国際的なそういう標準について非常に認識の深い委員からの御指摘を重く受け止めたいというふうに思っています。  ILOはそもそも、労働条件をしっかりと良くして社会正義を基礎にする世界の恒久平和をつくると、そういう目的で設立をされた...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 私も、そういう国際条約、それも中核になるものについては批准する方向でしっかりと取り組むべきだと思っております。  ただ、御指摘のありましたILOの百五号条約と百十一号条約につきましては、国内の法律との整合性の問題で今検討が続いているということでござい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 社会保障と税の一体改革の中では、その社会保障につきまして、御承知のように、機能を強化すべきところはこれからの超少子高齢社会に向けて機能を強化していく。一方で、おっしゃいますように、自然増をそのままにしていくと本当に財源の面でなかなか持続可能になり得ない...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 七十歳から七十四歳までの方の自己負担につきましては、現在、法律上二割負担とされている中で毎年度およそ二千億円の予算措置によって一割負担に凍結をしています。これによりまして、六十九歳までは三割負担ですが、七十歳を境にその負担割合が低下しているというのが現...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 基礎年金の国庫負担分の二分の一、これを恒久的に実現をするためには財源を安定的に確保をすることが不可欠ということは言うまでもございません。  このため、現行の年金法では、税制の抜本的な改革によって安定財源を確保して基礎年金国庫負担割合を恒久的に二分の一...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今幾つかのことをおっしゃいましたので、どの部分からお答えをしたらいいかというふうには思うんですけれども、おっしゃるように重点化、効率化すべきところはきちんとやっていくということが一つ。  それから、やはり雇用をしっかりつくり出さなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) いいのか悪いのかと言われれば、それは是正をしなければいけないことだという、良くないことだというふうに思います。  ただ一方で、生活保護受給者にも必要な受診は行っていただかなければいけないということだと思いますので、医療扶助を受ける際に自己負担を例えば...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、厚生労働省の中でもその生活保護の在り方、先ほども御指摘にあった、年金の最低額とのアンバランスの問題なども含めて検討はさせていただいておりますので、委員の御指摘もその中で検討はさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) こういう貧困ビジネスというものが横行しているということはよく承知をしております。  厚生労働省としましては、劣悪な施設からの転居を進めるために、転居に伴う引っ越し代ですとか敷金などの支給を行ったりもしています。また、今開催しています生活保護制度に関す...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今御指摘いただきましたように、精神科病院に入院している認知症の患者数が平成二十年の五・二万人、このように増加をしているというのは大変問題なことだという認識は私も持っております。  そのため、昨年十二月、厚生労働省に設置いたしました新たな地域精神保健医...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員の御意見もしっかりと承りながら、今本当にいろいろな意味で専門にケアを、またキュアという言い方もされましたけれども、する人が少ないという認識は持っておりますので、どのように充実をしていけるのか、私も現場を見せていただいて、御意見も承りながらしっかり取...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員の御意見もいただいて検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃいますように、そのチーム医療の推進ということは、それぞれの地域の中にふさわしい医療を連携をして行っていくために大変必要なことだというふうに考えています。このため、厚生労働省でチーム医療推進会議、これを設置をいたしまして、日本の実情に即した医師と...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃったことはそのとおりだと私も本当に思います。やはり在宅でこれから様々な医療が受けられるように、そして介護とも連携してできるようにということを、今度、今検討している社会保障改革の中の医療提供体制として重点に挙げていきたいと思いますので、そ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) マニフェストの中では、年金の最低保障と所得比例の部分を積み上げた新しい、全員が一つの年金制度に入る年金の一元化、これについては二十五年度までに法案を提出をするというふうにお約束をしていまして、今民主党の方の中でワーキングチームが立ち上がり、それに向けて...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、政府として決めております、六月に決定をいたしました社会保障・税一体改革の成案の中でも、将来的には年金一元化ということをちゃんと書き込ませていただいておりますので、そういう方針であるということは私からも徹底をしているところです。  ただ、先ほど...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど最初に答弁をさせていただいたとおり、二十五年度に法案を提出をすると、法案を作り上げるというお約束をしておりますので、作り上げて、その後、もちろん今のねじれている国会の中で与党だけでやるといってもできないわけですから、それは国民の皆様のいろいろな意...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 一つ、お答えする前にちょっと整理をしたいんですけれども、先ほどおっしゃったこの三号の仕組みにのっとって起こった運用三号の是正の問題と、これからの年金改革の中で三号をどうするかということと、二つちょっと分けてお話をさせていただきたいと思います。  運用...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 別に働く女性の味方じゃないと言ったわけではなくて、私は専業主婦を全然否定しているわけではありません。専業主婦になった人あるいは働いている人、その働き方も様々ありますけれども、生き方というか働き方の選択、ライフスタイルの選択によって不公平にならないような...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 一番最初に申し上げましたように、最低保障年金も含んだ年金の一元化は党で今検討を始めていて、二十五年までに法案を作る方向で検討をしています。  最初に申し上げたように、その制度が皆様も御賛同いただいて制度として発足しても、全ての人がそれに全部移行するに...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど申し上げたように、六月にできました社会保障・税一体改革の成案に基づいて、これは政府で決めたことなので当然厚労大臣も入って決めたわけですけれども、こういう項目を年金について検討しましょう、医療についてはこういう項目を検討しましょうということが挙げら...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 全然逃げておりませんで、私も最初の答弁から、最低保障年金についてはマニフェストのお約束どおり二十五年に法案を提出できるように準備が進められていると思います。  ただ、そのことと支給開始年齢の問題は、最低保障年金を入れた年金の一元化をしてもいつから支給...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) ぶれているとは思っていません。  それで、これは、先ほど申し上げたように、社会保障・税一体改革の中で、官邸での議論の中でこれは検討をするということが指示をされたというか決められたことなので、これはその決められたとおりに議論をするということ。そのことと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 来年の通常国会で、直近のところでやることはありませんということ、来年の法案提出は考えていませんということを申し上げました。  その先については、今、一つは、毎年の決算で検証可能な形としては積立金の問題があります。これは、二十一年度はプラス四兆円になり...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今行っております線量を五ミリシーベルトと設定しているのは、三・一一の大震災の後、原子力発電所であのような事故があり、放射線量が非常に多いことが想定される中で作られた暫定規制値ですから、これから新しい規制値をするということは、これは別に専門家の考え方を縛...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今までのが安全でなかったと言っているわけではありません。例えば私どもが国際的に標準としているICRP、国際放射線防護委員会は、長期的な目標に用いる参考レベルは年間一から二十ミリシーベルトの範囲でなるべく低くするようにすべきとしています。また、コーデック...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは被曝線量を、一年間に許容できる被曝線量を五ミリシーベルトと設定いたしまして、これを食品の各カテゴリーに当てはめた規制値です。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今おっしゃったことはそのとおりだというふうに思います。  全く知見がない中であのような事故が起こり、これはまたスリーマイルとかチェルノブイリとは違った状況の中で、どうやって安全を守れるかということで作り出しているのが今の暫定規制値なわけですけれども、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先日、私がちょっと姿を変えてということが誤解を与えたのであれば、そこはおわびを申し上げたいと思っています。  これまでの子ども手当の議論の中で、委員とも別の委員会で先日も議論をさせていただきましたが、三党合意によって今三月までの形が子供に対する手当と...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今理念とおっしゃったのは、全ての子供にというところかというふうに思います。所得制限は、今三党合意の中では、夫婦で九百六十万程度の年収のところで掛けたらどうかというふうに案が示されていると思いますが、その所得制限を掛けた世帯についても税制上の措置である税...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 元々私たちが考えた子ども手当は、そこの説明も最初に政権取らせていただいた後うまくいかなかったという点はおわびを申し上げなきゃいけないと思いますが、控除から手当へというのがもうそもそものスタートでした。控除でやりますと高額所得の方に多く行きますので、そう...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 控除の在り方についても三党合意のこれからの検討課題だと思っておりますので、思っているんではないんですね、検討課題になっていますので、控除の在り方についても今後議論をされることだというふうに思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどのまた繰り返しになってしまいますけれども、社会で一人一人の子供の育ちを支援をするという意味では、本当は同額と言っていたところが同額でなくなったところはその姿を変えたというふうに先ほど申し上げたんですけれども、所得制限が入る過程でも、繰り返しになり...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは多分、理念ということと姿、仕組みということの定義の仕方だと思います。そういう意味では、理念というのは全ての基礎にある考え方ですから、考え方自体は民主党としては変えているというふうには私は思っていません。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、私が直接かかわっていたのは、この十八年の方の法案にはかかわっておりますが、前の方にはかかわっておりません。  それで、このときにつくったこの理念がそのまま今の子ども手当に、この平成十八年のときのものが生きているというふうに考えていますが、この...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) ちょっとそこは委員と考え方が私は違うと思っていまして、理念があった上に制度として幾つかの条文で制度を形作っていきます。その中の一つの条文が欠けたからといってベースになっている理念が変わるわけではないということを私は申し上げています。
○国務大臣(小宮山洋子君) どういうふうに説明をすればいいのかと思いますけれども、これは個人とか、あるいは、前のところもそうですが、のみの責任ではないと言ってあるので、個人の責任や家庭の責任がないと言っているわけではありません。とにかく、それぞれの家庭で子供は育てるべきだ、特に母...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) いや、社会で育てるというのは、それは子供は家庭で育てることが大前提とした上で社会全体で育てるということを言っているのであって、社会だけで子供を育てるなどということは全く言っているつもりはございません。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、大沢真理さんとは私はもう、十年ではないですね、二十年以上の友人でございまして、いろんな意見交換もしておりますが、大沢さんの考え方イコール私の考え方というわけではないことは言うまでもないことだというふうに思っています。  それで、やはり国からの...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 当初、民主党の税制の考え方の中で、先ほどから申し上げたような控除から手当へというそのときに、子供の扶養控除と配偶者控除を外してそれを手当にするというときは一万六千円という形を私どもが出しました。その後、党の中でいろいろ議論をする中で二万六千円となったと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 私はこういうふうには考えてはいません。
○国務大臣(小宮山洋子君) 蓮舫大臣の御発言の詳細については私は承知をしておりませんので、今お書きになったところを見ただけで私が論評することはできません。
○国務大臣(小宮山洋子君) 蓮舫さんの言い方については論評はいたしませんが、子ども手当の使途を調査するということもしております。ただ、これは少し長い目で見て、家族の、保護者の方の精神状態が良くなる、全体の暮らしが良くなるということまで含めて考えてもいいのではないかと私は思っていま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) ただいまお尋ねの善きサマリア人法、これは、今御紹介あったように、公共の場などで善意で傷病者の救急蘇生を行った場合にはその結果について責任を負わないことを法律上明文化するものだというふうに理解をしています。  ただ、既に現行の法制度上でも、善意に基づい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今お話にありましたように、がんを始め高額療養費が長期間にわたって高額掛かるというケースもあることにどう対応するかという、そこの見直しをしなければいけないということが一方でございます。  御承知のように、高額療養費の見直し、昨年も医療保険部会で議論をい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいますように、視覚障害者の方も御自分の年金のことをしっかりと把握できることは大変重要だと思っておりますので、長妻元大臣の御発言にあるようにしっかり取り組みたいと思っていますが、これは来年四月から送付をする平成二十四年度のねんきん定期便に御...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 厚生労働省はとにかく国民の生命を守るということが一番重要なことだと思っていますので、その所管をしている医薬品で命の危険があったりすることはもう本当にあってはならないことだと思いますので、しっかりと倫理観を持って医薬品の安全性ということには最善の努力をさ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 申し訳ございません、先日まで副大臣としても労働の方の担当で薬の方ではなかったこともございまして、今までは参加したことございません。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、この報告書のことについては藤田政務官も申し上げましたけれども、今までの経緯の部分があるのだとは思いますが、この真っ黒なままでいいというふうには私も思いませんので、どういうことが可能なのかを検討させていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) ミドリ十字の創始者は内藤良一氏、元軍人で陸軍軍医中佐だったというふうに聞いています。
○国務大臣(小宮山洋子君) そういう事実は聞いています。
○国務大臣(小宮山洋子君) そのようなことにならないように目を配っていきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 川田委員のお立場からそのようなお考えを持たれるということはよく理解をいたします。  一方、日本赤十字社と田辺三菱製薬株式会社の血漿分画事業部門の統合、これは安全な血漿分画製剤の安定供給ですとか国内自給を目指すという目的が一方であるというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今おっしゃいましたように、国内で行われる献血によって得られる血液を原料として国内自給をするということも大切なことだと思っていますので、その国内自給の推進に取り組んでいきたいと思います。  おっしゃる新しい法人につきましても、安全な血液製剤の国内自給を...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員とは共にたばこ対策取り組ませていただいてまいりましたが、この度厚生労働省のリーダーとなりましたので、たばこが健康に悪影響を与えるということは明らかなことですので、そういう意味では、たばこ対策を進めることによってがんですとか循環器病などの生活習慣病を...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 御指摘の文書は、アメリカ通商代表部、USTRが九月十二日に公表した文書だと思います。この文書には、TPP交渉参加国での医薬品へのアクセスを高めるため、医薬品アクセスの迅速化など九つの目標の達成に向けた交渉を行うというアメリカ政府の方針が記載されておりま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、こうした方針はずっとアメリカ政府が主張しているもので、この項目は、先発、後発医薬品のいずれにも公平な市場アクセス機会を確保するための一つの方策としてこうしたことを主張している内容だというふうに思っています。  薬価の透明性とか公平性を主張して...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今外務省からも御説明ありましたように、こうした内容につきましては、内閣官房作成の説明資料のTPP協定交渉の分野別状況でも米豪のFTAの例を引きながら説明をしています。  それで、御指摘の、公的医療保険制度はTPP協定交渉の議論の対象となっていないとい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、検討に必要な情報については政府全体で入手を図っていますが、厚生労働省としても必要な情報は入手をいたしまして、国民の皆様に分かりやすく御説明をするということは私も必要だというふうに考えています。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今申し上げたように、必要な情報は可能な限り入手をしたいと思いますが、交渉に参加をしないと具体的な中身は分からないというふうにも聞いています。  私は、再三申し上げているように、交渉に参加した上でしっかりとした議論の材料を手に入れて、その枠組みをつくる...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 再三申し上げているように、国民の健康とか安全を守るということについてはしっかりと取り組みたいと思いますが、前提が、どういう条件で話をしているかということのきちんとした材料を手に入れるためには私は交渉に参加する必要があると思っていますので、交渉に参加した...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは委員がおっしゃるとおりだと思います。  その一マイクロシーベルトというのは、学校とか幼稚園の基準を定めたときに、それと併せて保育所もしたものなので、今回環境省が全体の、先ほどからのお話でもお分かりのように、各省縦割りになってしまっているので、そ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 何回か申し上げているように、私は交渉に参加をした方がいいと思っていますが、今委員がおっしゃったような事態で、厚生労働省が守るべき国民の安全が守れないということであれば、席をけって交渉から離脱をするというか、参加をしないという選択をすべきだと私も思ってい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今、久住委員が御説明されたとおりだと思いますので、そうしたことが皆様に分かりやすくなるようにしたいというふうには思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 健康面から見たらそういうふうにしたいところなんですが、これはずっと緊急時の二百五十をいつ百に引き下げるかということをもう日々ずっといろいろなところで検討をし、一日も早く下げたいという思いでやってまいりました。ただ、そのときに、なるべく被曝線量を浴びない...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先日、私もJヴィレッジに行きましてその確認をしてまいりました。そのレシート、それから月ごとにそれぞれの雇っている会社ごとにちゃんと一人ずつのペーパーという形で出すような形になっておりますので、理事会で御協議いただいて必要ということであれば提出をしたいと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今日の二時過ぎに食品安全委員会で食品健康影響評価書、これが取りまとめられたというふうに聞いています。  この後、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の放射性物質対策部会を今月三十一日に予定をしていまして、その評価書を踏まえて厚生労働省で規制値の案を作成を...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今申し上げましたように、法律で決められた手順がいろいろございまして、なるべく早くしたいと思いますが、具体的なスケジュールについては今調整をしているところです。
○国務大臣(小宮山洋子君) 子供のがんは依然として子供の病死原因の第一位で、これまでのがん対策でも政策的に遅れている、そのために重点的に取り組む必要があると私は考えています。  今、がん対策推進協議会で平成二十四年度のがん対策推進基本計画の見直しに向けた議論を進めています。この...全文を見る
11月02日第179回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 不育症の周知や相談体制についてですが、妊婦の方が安心、安全に妊娠、出産できるよう、不育症に関する適切な検査や治療についての情報を提供することは大変重要だと考えています。  このため、厚生労働科学研究で不育症の治療に関する研究を実施し、研究班がその成果...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 出産をめぐる環境の整備についてお尋ねをいただきました。  地域で安心して子供を産み育てることができるよう、周産期医療体制の整備を図っていくことが重要なことは言うまでもありません。  厚生労働省としては、各都道府県が周産期医療体制整備計画を策定し、中...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小宮山国務大臣 被災地の医療機関の復旧状況につきましては、被災三県で三百八十医療機関がありますが、入院できないものが当初八十四だったものから六十四が回復し現在二十に、そして外来の受け入れができないものが四十五から三十七が回復し八へ、それぞれ減少しているという報告がございまして、...全文を見る
○小宮山国務大臣 東日本大震災の際には、当初は緊急時の災害派遣医療チーム、DMAT、その後はJMATに大変御活躍をいただきました。  そのDMATや中長期の医療提供体制のあり方などにつきまして、ことしの七月から、災害医療等のあり方に関する検討会、これを開催して検討を行ってまいり...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小宮山国務大臣 私は、そのポーランドの対応は存じておりません。ただ、そのとき私は労働担当の方の副大臣をしておりまして、こちらの厚生関係の担当は、もう一人の副大臣が担当しておりました。(村上(誠)委員「どなたでしたか」と呼ぶ)大塚副大臣です。
○小宮山国務大臣 恐らく、細川大臣の答弁というのは、安定沃素剤については、原子力災害対策特別措置法に基づいて、原子力災害現地対策本部長より県及び関係市町村に服用指示が行われるということが指定をされているので、直接の担当ではないという意味での答弁かというふうに思います。
○小宮山国務大臣 原発事故の周辺住民に対しましては、原子力災害現地対策本部長が、三月十六日に、念のため、避難地域二十キロ以内から避難していない住民が残っている場合を想定して、その避難時に安定沃素剤を服用するよう指示したというふうに承知をしております。
○小宮山国務大臣 先ほど、私は直接の担当副大臣ではなかったと申し上げましたが、大塚副大臣とともに協議をしていた点もございますので、その中で私が知っている範囲で申し上げますと、安定沃素剤というのはそう何回も飲むわけにいかない。一回飲むと、その有効時間が二十四時間だというふうに記憶を...全文を見る
○小宮山国務大臣 社会保障の一体改革につきましては、これは言うまでもなく、世界一の超少子高齢社会になっている中で、毎年一兆円を超える負担がふえ続けています。それを持続可能な、機能をしっかり強化したものにするために、一体改革をしなければならない。  これは、政府の方として、社会保...全文を見る
○小宮山国務大臣 その集中検討会議そして政府で決定ではないけれども取りまとめたものについては、厚生労働大臣も参加をして決めておりますので、政府の決めた、こういうものを検討するようにと言われたことの中で厚生労働省が検討するべきところは今部会で検討をしているというのは、私の、責任者の...全文を見る
○小宮山国務大臣 来年度から保険料の引き上げが見込まれるものとしましては、協会けんぽの保険料、後期高齢者医療の保険料、厚生年金保険料、介護保険の第一号の保険料などがございます。こうした引き上げは、高齢化などによる給付の増加に対応して、制度を持続可能に、維持をするために必要だと考え...全文を見る
○小宮山国務大臣 恐らく、加藤委員と私が言っている公平、不公平の立ち位置が違うのだと思います。  加藤委員がおっしゃいますように、私は、女性の働き方、生き方が、その選択の仕方によって社会保障の制度などで不公平であってはいけないと、民主党の中ではずっとそういう形を男女共同参画の中...全文を見る
○小宮山国務大臣 四%から五%だと思います。
○小宮山国務大臣 今、厚生年金の中での不公平ということを私は申し上げているつもりなんですね。ですから、これは今、全体を党の中で、マニフェストでお約束した一元化の方向に向けての議論も進んでいると思いますので、将来的には一元化をしていけばこういう問題は全部解消する。けれども、今のまま...全文を見る
○小宮山国務大臣 この法案につきましては、今、与党の中ともいろいろ話をしておりまして、調整の最終段階でございますので、間もなく提出をしたいというふうに思っています。
○小宮山国務大臣 この第三号の記録不整合法案、これでは、保険料の追納が可能になるまでに二年、その追納可能な期間を三年間とすることから、受給者の年金が実際に減額されたりするのは公布から五年後ということになります。  これは、さまざま、今の扱っているもののほかに、また二重にその記録...全文を見る
○小宮山国務大臣 今回の三号不整合の法案の基本的な考え方として、公平の観点ともう一つ生活への配慮という、年金受給者の六割は年金だけで生活していらっしゃる、その両方のことから考えて過払い分の返還は求めないとしたところです。  そして今、期間の問題につきましては、不整合記録のある方...全文を見る
○小宮山国務大臣 マニフェストでお約束をしている年金の一元化については、これは二十五年度中に法案を提出するということで、そのように今党の中で議論が進んでいるものと思います。  今回の消費税引き上げの五%分は、そのうちの一%相当、二・七兆円程度は、成案で示された制度改革に伴う必要...全文を見る
11月09日第179回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小宮山国務大臣 御承知のように、日本は世界最長寿国であります。先進諸国を見ましても、アメリカもドイツもやはり支給開始年齢を六十五歳から六十七歳に上げるなど、諸外国もその開始年齢を上げておりますので、そうした中で、最長寿国の日本として、もっと早くそうした年金の支給開始年齢を上げて...全文を見る
○小宮山国務大臣 当面、来年の通常国会あるいは再来年という短時間の中で法案を提出することは考えておりません。
○小宮山国務大臣 年金の改正すべきものについて二〇一二年以降速やかに提出をすると申し上げているので、すべてのものをそこに入れるということは言っておりません。  ですから、低所得者への加算ですとか、あるいは受給資格期間の短縮ですとか、当面やらなければいけない、必ず今盛り込もうと思...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員が今おっしゃいましたように、がんの患者さんなどは、本当に高額な療養費を長期にわたって払われている。その中で、おっしゃるように、もっと年収で刻みをつけなきゃいけないということで、現在、社会保障審議会の医療保険部会で、十月のこの部会で、年収三百万円以下の方につい...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほど玄葉大臣からもありましたように、食品の輸入につきまして食品安全に関する措置を実施する権利というのは、WTOの衛生植物検疫措置に関する協定、SPS協定で日本を含む各国に認められていますので、輸入食品については、これをもって的確に監視していくことができます。 ...全文を見る
○小宮山国務大臣 BSEの対策につきましては、今委員も御指摘いただいたように、ちょうど十年たちましたので、最新の科学的知見に基づいて判断をするということが求められていますので、そういう意味で、アメリカからどうのこうのという前に、十年たったので科学的に再評価をしましょうということで...全文を見る
○小宮山国務大臣 今、牛もですけれども、食品中の放射性物質につきましては、厚生労働省が定めましたガイドラインに基づいて、各地方自治体でモニタリング検査を実施しています。国では、検疫所ですとか国立試験研究機関を紹介する仕組みをつくりまして、この地方自治体の検査体制を支援しているとい...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員がおっしゃるとおり、国民皆保険の制度は、必ず守らなければいけない、譲ってはいけないものだと思っております。
○小宮山国務大臣 ずっと委員が取り組んでこられました脳脊髄液減少症、これについては、今御紹介がありましたように、診断基準が関係学会で了解をされまして、これから、今これもお話のあったブラッドパッチ療法など治療法の有効性を確認するなど、引き続き治療法の確立に向けて研究を実施していく予...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃいますように、先進医療として保険診療と併用を認めるということに向けて、これは積極的にやりたいと思っております。  このブラッドパッチ療法については、患者の負担軽減、研究推進のために、今研究を行っております医療機関が先進医療の申請に向けた準備を今行ってい...全文を見る
○小宮山国務大臣 御指摘のとおり、日本ではどうしても認可がおくれるというドラッグラグ、デバイスラグの問題に取り組むために、認証する機関のPMDAの人員をふやしたり、いろいろなことをしているところです。  それで、おっしゃったものにつきましては、ヒトiPS細胞などを用いた、人を対...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員がおっしゃるように、これから心のケアは、本当に長期にわたって非常に必要なものだと思っていますので、今、被災県からも御意見を伺って、専門家をどれだけ派遣したらいいか、そのような調整も進めているところです。  今、御紹介いただいた二十八億円の予算は、活動拠点と...全文を見る
○小宮山国務大臣 今おっしゃいましたように、うつ病などの患者に対する認知行動療法について、平成二十二年度の診療報酬改定で、医師が実施するものを新たに評価をいたしました。  今おっしゃったような、看護師とか心理職などがチームとして行うものにつきましては、医師と同様の効果があるかど...全文を見る
○小宮山国務大臣 認知行動療法を実施できる人材養成のために、平成二十三年度から研修事業を行っておりまして、来年度も、今九千八百万円が少ないというおしかりをいただいているところなんですが、具体的には、医師を対象に百五十名、それから看護師、心理職対象に七百名、これで研修をしたいと思っ...全文を見る
○小宮山国務大臣 高田馬場にできましたサテライトセンターにつきましては、引き続き、国立精神・神経医療研究センター、この運営に必要な交付金の確保に全力を尽くしたいと思います。
11月10日第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小宮山国務大臣 被用者年金の一元化については、今御紹介いただいたように、平成十八年四月の閣議決定に従って平成十九年四月に法案を提出いたしましたが、二十一年七月、衆議院の解散に伴ってこれは審議未了、廃案となりました。  被用者年金の一元化、これは大変重要な問題なので、一体改革の...全文を見る
○小宮山国務大臣 被用者年金の一元化をきちんとやる法案を、今調整しているものをつくり上げたところで新たな閣議決定をしたいというふうに思っています。
○小宮山国務大臣 先にお答えして、後ほど総理からお答えいただきたいと思います。  この一元化の法案は、先日私が、来年の通常国会の当初のところで一くくりにするには、今おっしゃった新三階のところをどうするかというところも、これは関係省庁で今詰めているところでございますので、当初には...全文を見る
○小宮山国務大臣 いわゆる運用三号の通知につきましては、国会等で御指摘を踏まえてこれを廃止しております。  廃止後に不整合記録が判明した方については、正しい記録に訂正した上で年金の支給決定をしていますが、既に運用三号通知によって年金の支給決定がされた方については、この問題の最終...全文を見る
○小宮山国務大臣 この国会に出せるように準備をしております。
○小宮山国務大臣 この国会に提出いたします。
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小宮山国務大臣 国民皆保険制度は、御承知のように、すべての国民が平等に一定の負担割合で有効な治療を安全に受けられる、これは守らなければいけない制度だと思っています。  混合診療をもし全面的に解禁するとすると、これは国民が安心して今申し上げたような医療を受けられない可能性がある...全文を見る
○小宮山国務大臣 二つのことがあるので、ドラッグラグ、デバイスラグを解消することと不活化ポリオワクチンのこととちょっと分けてお答えをしたいと思います。  不活化ポリオワクチンは、とにかく早期に導入すべく、政府としてもやっています。そして、来年の春には開発をしているところから申請...全文を見る
11月11日第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、知的財産分野についてはTPP協定の交渉参加九か国の国内制度、いろいろ多様で、この個別項目についての議論は収れんしていないというふうに承知をしています。  一方で、米国の二国間FTAでは、医薬品の承認後五年間は、医薬品の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、アメリカがその二国間でやっている日米投資イニシアティブにおける議論の中でそのような主張をしているということは承知をしています。  ただ、これも委員が御紹介いただいたように、現在までのTPP交渉の中で各国の労働法制の緩和...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、TPPは当然のことながら交渉事でございますので、確かにアメリカは強い力を持っているかもしれませんが、多国間で交渉をしていて、労働法制が各国それぞれ違う中でアメリカの主張だけが通るとは思っておりません。その中でしっかりと守るように日本としては主張...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは政府全体として対応していくことですが、厚生労働省としては、ここは譲らないように対応していきたいと思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、TPPにもしも参加した場合には、やはり雇用が増える業種、そして雇用が減少する業種、当然あると思います。そのことでなくても、もう既にいろいろと労働の移動ができるようにしないといけない構造になっていると思いますので、今委員が言われたことを含めて、職...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今申し上げたように、当然雇用が増える業種、減る業種が出てくると思いますけれども、まだ交渉に参加をしておりませんので、TPPで交渉している国のそれぞれの態度がまだ分かっておりません。  各省で先ほども御紹介あったようにいろいろ試算をしておりますけれども...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小宮山国務大臣 被災地の医療福祉事業者の皆さんは、みずからも被災をしながら本当に再生に取り組んでいらっしゃいますので、厚生労働省としては、独立法人の福祉医療機構による融資条件の緩和など、これまでもしていますが、今度の新しい仕組みの中では、関係省庁が一丸になって平野担当大臣のもと...全文を見る
11月15日第179回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 入園児が減りました保育所につきましては、その法人がそこで雇用をしていた従業員というか保育士などを福祉に従事をさせる場合には、昨年度と同じだけの交付金を支弁できるようにしております。来年度につきましては、またその状況を見ながらしっかりと対応させていただき...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、現在国会提出中の法案では、平成二十四年度以降の基礎年金の国庫負担二分の一と三六・五%の差額について、これは税制抜本改革によって確保される財源を活用して年金財政に繰り入れることとしております。  この八月十二日に閣議決定された中期財政フレームは...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) とにかく、年金の財政はきちんと恒久的なものを確保しなければいけませんので、税制の抜本改革によってこれをなし得たいと思っておりまして、そのために今全力を挙げて取り組む方針をつくっているところです。  ただ、これは二〇一〇年代半ばに消費税を上げて充てると...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今回、社会保障改革の中で、二〇一〇年代半ばまでに五%上げるというふうにしておりますが、その中の機能強化の部分が三%相当ございまして、それには制度改革に伴うもの、高齢化の自然増のもの、それから、年金の二分の一の安定財源に加えて、税制抜本改革実施までの二分...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 後段というのは、この平成二十四年度以降というところですね。  それで、歳出の大枠には、税制抜本改革により確保される財源を活用して年金財政に繰り入れる年金差額分が含まれているということですから、私が今申し上げたように、税の改革の中にその分を含めておりま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) だから、この歳出の大枠というのは、基礎的財政収支対象経費七十一兆、その中に年金の差額分以外の金額というのがございますけれども、そこの大枠の中にはこの抜本改革によって確保される財源が入っているということだと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 恐れ入ります。そのどうなるという意味がよく分からないので、もうちょっと御説明いただいてよろしいでしょうか。
○国務大臣(小宮山洋子君) その大枠の七十一兆の中には、毎年増えていく年金、毎年確保しなければいけない年金の二分の一の二・六兆が含まれているということでございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) それ、最初に答弁をさせていただきましたけれど、八月十二日に決定された中期財政フレームは、平成二十四年度以降の歳出の大枠七十一兆円には、税制抜本改革により確保される財源を活用して年金財政に繰り入れる年金の差額分が含まれているということ、そして歳出の大枠の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 最初に申し上げましたように、その二〇一〇年代半ばに行います消費税をアップすることによって少しでも早くしっかりした財源を確保するようにやっていきたいというふうに思います。(発言する者あり)  それは、おっしゃるように、当然その空の期間が短いにこしたこと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) だから、つなぎの措置というのは、空にはしないということを私の方は言っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) 第三次補正予算案で地域医療再生基金の積み増し、これは七百二十兆円を、これは特に津波で甚大な被害を受けた三県に充てるという形で、その医療提供体制の再構築のためにそこを特化して、そういう形でいたしました。こうした地域では、地域全体の町づくり構想と一体になっ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど申し上げましたように、その三次補正では特に被災地の中でも津波の被害が大きかった地域に限定をいたしました。でも、それ以外のその地域医療の再生の基金の中で、それぞれの県から御要望を受けた中で、被災三県の次ぐらいにその茨城県の御要望も伺って多くの金額を...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは茨城県もございましたが、特に甚大な地域ぐるみで津波の被害に遭った地域、甚大な津波被害のあった地域に三次補正は限定をしたということです。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどからの御説明をしているように、地域ぐるみで例えば高台に移転するとか……
○国務大臣(小宮山洋子君) いや、法律で決まっているわけではございません。今回の中で、地域ぐるみで全体的に大きな被害を受けたところで、その地域全体の計画の中で移行をするような特に甚大な被害のあった地域に限定をしたということでございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどから繰り返しになってしまいますけれども、地域全体として津波の大きな被害に遭って、町ぐるみの計画の中で移転をしなければいけないとか、そういうところに限定をさせていただいたということです。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、根拠はこれから作ります補助要綱で決めさせていただきます。
○国務大臣(小宮山洋子君) 補助金の交付の基準を厚生労働大臣として決めさせていただきます。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、法律の中でそういう要綱を決めるというふうになっておりますので、法律に基づいて決めさせていただきます。
○国務大臣(小宮山洋子君) 申し訳ありません。今その名前分かりませんので、後ほどお答えいたします。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは予算の中でこういうふうにしてやるというふうに決めたことでございます。それで、それについては後ほどその法律に基づく要綱でその中身を決めさせていただくということです。
○国務大臣(小宮山洋子君) 予算執行に係る一般的な法令でございます。会計法令です。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは予算の中で行いますが、執行に当たっては一般的な会計法令の中で行ってまいります。
○国務大臣(小宮山洋子君) それはその中で決めてまいります。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、予算の中で、先ほど申し上げたような、特に地域ぐるみの激しい津波の被害に遭ったところで予算要求をしてやっておりますので、今からその中に茨城を入れるというのはなかなか難しいということだと思います。  ただ、茨城については、全体の地域再生の基金の中...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは予算書の中には書いてございません。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、専門家の委員にお答えするのも恐縮ですけれども、マクロ経済スライドは、これから現役の人口が減少していくことですとか平均余命の延びなど、その給付と負担の変動に応じて給付水準を自動的に調整する仕組みです。ただ、デフレ経済下では発動しないということにな...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) スライドの調整率は平均的に〇・九%でやっているということ、そのことでよろしいですか。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、一・五%の場合は、それから〇・九%を引きますので、〇・六%となります。
○国務大臣(小宮山洋子君) いわゆる組織対策費につきましては、私が財務委員長のときには支出をしておりません。なお、組織対策費というのは、これは政治資金規正法に基づく支出として認められているというふうに認識をしています。それぞれ、その党の役職者がその職務に照らしてしかるべき目的で支...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、政治資金規正法にのっとったもので、当時の執行部で判断され、党の正規の手続にのっとったものである限り、それは正規の支出と言ってよろしいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、私が財務委員長のときにはその執行部としてはこういう組織対策費は支出をしないという、そういう方針でいたしました。
○国務大臣(小宮山洋子君) その当時の幹事長がそういう判断をされました。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは枝野幸男さんです。
○国務大臣(小宮山洋子君) 平成十九年は私が担当しておりませんので、分かりません。
○国務大臣(小宮山洋子君) ちょっと今、私が担当していたのは二か月、三か月ほどでしたけれども、私が今記憶には残っておりません。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、今総理がお考え述べられましたので、私が財務委員長のときには振り込みの通帳などは全部チェックをしておりましたが、全体のことについては総理が判断されることだと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 財務委員長をしていたときには全部通帳を私が持っておりましてチェックをしておりました。ただ、その中にこの名前があったかどうかは今記憶をしておりませんと申し上げました。
○国務大臣(小宮山洋子君) 大震災の雇用対策、日本全体で応援するための「日本はひとつ」しごとプロジェクト、今おっしゃったように第二段階までやってまいりました。具体的には、重点分野雇用創造事業で、当面、高齢者の見守りですとか安全パトロールとか、何でも仕事になるようにして、また復旧復...全文を見る
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいますように、パートの女性の労働者などが多かった水産加工業などで非常に大きな被害を受けまして、そのため女性の求職者の数が前年度比で非常に増加をしているなど、厳しい状況にあることはよく認識をしています。  それで、「日本はひとつ」しごとプ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃるように、被災地の雇用を支援するための国の助成金としては、休業などによって労働者の雇用を維持した事業主を助成する雇用調整助成金、また被災者を雇い入れた事業主を助成する被災者雇用開発助成金などがあります。  おっしゃるように、使いづらいという御...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 御紹介をしているような今回の第三次補正での取組は、復興基本計画、基本方針に盛り込まれたものに基づいてつくってございまして、一つは、その地域の産業と一体になって、農林水産業ですとか製造業、あるいは新しい時代の再生エネルギーですとか、それから地域包括ケア、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 被災地での医療従事者の確保は本当に緊急を要する課題だと思っています。  全国の医療関係団体で構成をする被災者健康支援連絡協議会、この協力を得まして、医療機関ごとのニーズに合わせた医師などの派遣を調整をしているというのが一つございます。  それから、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 大震災の発生直後から各都道府県の協力をいただきまして、精神科医、看護師など四人から五人に成る心のケアチームというのをずっと派遣をしてきました。十一月十一日までの累計で延べ五十七チーム、三千三百五人が活動をしています。  被災者の方の生活の場が仮設住宅...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 厚生労働省では、今年八月に原子力災害対策本部が市町村による除染実施ガイドラインというのを定めましたので、それに基づいて今年九月に事業者が労働者の放射線障害防止のために実施すべき事項を定めた通達を出しています。  おっしゃるように、通達出しただけでは駄...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) その前に一つ。今、障害のある方への個人情報の問題なんですが、一つ厚生労働省として、今回、視覚障害者の方について身体障害者手帳などの名簿を管理する県がその責任の下で、視覚障害者への対応に詳しい関係団体とか市町村の職員と連携して安否確認などを行う仕組みを整...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 社会保障と税の一体改革の中の年金の部分につきましては、以前にも委員会でも私からも、今委員がおっしゃった二点についてこれは優先的にやるべき課題というふうに申し上げてございます。低所得者への加算ですとか、それから受給資格期間の短縮、これは現在発生している低...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 冒頭というと、どこが冒頭か等はあると思いますが、その三月までの間に、この社会保障制度改革については、再三申し上げているように、全体の全体像をお示しをして、まず第一にやるものを取りまとめましてその国会の冒頭の辺りに出したいと。で、そのまた後、その一年後に...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) その社会保障の改革の中で、年金、医療、介護、それぞれいろいろな問題がございます。その全体像は分かりやすく年末までに取りまとめたいと思っています。その中で、何をそれぞれの分野で最初に一まとめにして出す中に入れるかどうかは今検討しているところでございますの...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この被災者雇用開発助成金、これは被災者の雇用を少しでも増やすために雇い入れた事業主に支払うものです。これは、第一次補正予算によりまして今年五月二日に創設をいたしました。その助成金の対象者を雇い入れてから六か月以降に申請が行われるということになっておりま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 当初、財源が限られている中で、再雇用のチャンスがある方よりもそうでない方を優先したいという考え方で入れたものですが、今御紹介いただいたように、地元からの声も伺いまして、人材育成、職業訓練を行う場合には、別の仕組みの中で成長分野等人材育成支援事業を拡充し...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今おっしゃったのは、その四万八千人の中で実際に助成金の支給対象となるのは雇用していた労働者を解雇していないなどの支給要件を満たした場合ということが入っているので、今おっしゃったようなことになるのだと思っています。  それで、先ほど御紹介したように、三...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、いろいろな制度の中でそれを整合的に運用しなければいけないところもございますので、先ほど申し上げたように、訓練をするとか、幾つかの条件を満たしていただいた中でやらせていただきたい。  再三になって申し訳ありませんが、三次補正の中では、当初からそ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは委員がおっしゃるとおりだというふうに思います。  女性とか高齢者、障害をお持ちの方に使っていただけるこの事業は、県に基金は積みますけれども、市町村で使い勝手よくできるようにしたい。これは行政だけではなくて、事業者もそうですし、NPOの皆様になる...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 確かにおっしゃるとおり、高卒者の就職状況は大変厳しいという認識は持っています。  このため、関係省庁とともに東北新卒者就職応援プランという形で、現地や厚労省でそれぞれの経済団体への求人を要請したり、ハローワークの全国ネットワークを生かした求人開拓をし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この点も委員がおっしゃるとおりだと私自身も思っています。私も被災地の各仮設住宅に行きまして、多くの御指摘を受けて、同じ思いを持っております。  これまでは各県が仕様を決めて業者に発注をするということなので、その場所場所によってばらばらでありますし、寒...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 災害援護資金、これは各地方自治体が、そして生活福祉資金は社会福祉協議会がそれぞれ貸付けを実施しています。そのいずれの貸付けも、災害の被害の状況に応じまして、災害援護資金は通常三年の据置期間を五年とすること、また生活福祉資金は通常六か月以内の据置期間を二...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これまでも被災者生活再建支援法による支援金ですとか義援金、それから先ほどもお話ししました自治体による災害援護資金などを御活用いただいていると思っていますが、そこがスムーズにいっていない点については、先ほど申し上げたように、これは自治体がやっているところ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 仮設住宅に入っていただいた後は、基本的に御自身で買っていただくということになっておりますので、先ほど申し上げたような資金を活用して買っていただくという形に今の法制の中ではなっております。
○国務大臣(小宮山洋子君) 災害救助法の適用は、先ほど申し上げたように仮設住宅に入っていただくところまでなんですね、私の方で扱っているのは。私の方というか厚生労働省で扱っておりますのは。ですから、後は、先ほど申し上げたような、自治体で出している災害援護資金ですとか社協で出している...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、一人一人の方が憲法に保障されているようなしっかり安心できる生活ができるようにということだというふうに思います。  ですから、それは、おっしゃりたいことはよく分かりますが、今の仕組みの中ではそういう形しかできないと。あとは、御紹介いただいたNP...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど申し上げましたように、社会福祉協議会での資金というものも必要な方のところに行くように、厚生労働省としてもそこはしっかりと目配りをしていきたいと思っております。
○国務大臣(小宮山洋子君) 食品につきましては、TPPの協定交渉では、現在は個別の食品安全基準の緩和というものは議論されていませんが、もし今後、協定交渉の中で提起された場合には、WTOのSPS協定で認められた食品安全に関する措置を実施する権利の行使を妨げる提案、これを受け入れるこ...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 済みません、今正確にその数は私が手元に持っておりませんが、小規模多機能型の居宅介護、これは認知症の方などが通っても泊まっても、それから訪問もできるというサービスですので、離島などのへき地でもこうした小規模多機能型居宅介護ができますように、新規の事業者が...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど御答弁申し上げたように、いろいろな工夫はさせていただいているのですが、委員の御指摘でもございますので、そうしたことができるように検討をしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) できるようにさせていただきたいと検討させていただきます。
11月18日第179回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 被災地の医療機関などの医師の配置と診療報酬についてですが、被災地の医師不足の状況に対応し、医療の提供体制を確保するため、被災地の医療機関や介護施設の医師基準の特例などを復興特区法案関連の省令に規定することを検討しています。  被災地の診療報酬を引き上...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 雇用や介護、そして子育て支援など、基金が重要な役割を果たしてきたということは現在も変わらないと思っておりますので、政策効果もしっかりと見ながら、次の二十四年度の予算編成過程でしっかりと財源は確保していきたいというふうに考えています。
11月22日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○小宮山国務大臣 お尋ねのような費用は、災害救助法は仮設へ入るところまでなので、なかなか対応が難しいんですね。  ではどうすればいいかということですけれども、特別交付税を活用した復興基金、これで地域ごとに対応していただくようにしているというふうに聞いています。  これは今各県...全文を見る
○小宮山国務大臣 医療従事者の人材流出を防止するために、今厚労省として支援をしていますのは、各都道府県ごとに設置をする地域医療再生基金、これで被災三県には最高額の百二十億円を積んでいまして、また、三次補正の中でも七百二十億円まで積み増しをしています。この中で、医師などの確保に関す...全文を見る
11月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○小宮山国務大臣 福島県での医師の確保の問題は大変重要だというふうに考えています。  福島県全県で見ると医師の数はマイナス二%というふうに聞いていますけれども、特に、緊急時避難準備区域の中にある六つの病院では、四十八人だったものが三十三人と、三割も減っているというふうに実態を把...全文を見る
○小宮山国務大臣 被災地の医療機関の復興ということは本当に大変重要ですので、さまざまな基金、補助金などを組み合わせて何とかやっていきたいというふうに思っているところです。  今委員御指摘の医療機器などソフトなものにつきましても、今回、三次補正で七百二十億積み増して、その中には入...全文を見る
11月25日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○小宮山国務大臣 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由と内容の概要を説明いたします。  基礎年金の国庫負担割合については、平成二十一年度と平成二十二年度には、臨時の財源を活用して国庫負担割合を二分の一に引き上げ...全文を見る
11月25日第179回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 民間賃貸住宅等の借り上げによる仮設住宅への暖房器具の設置についてですが、プレハブの仮設住宅は、民間賃貸住宅等の一般住宅に比べて、断熱材の追加や二重サッシ化などの追加工事をしてもなお断熱面等で劣っていることから、プレハブの仮設住宅を対象に暖房器具の備付け...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○小宮山国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、平成十六年度の与党税制改正大綱で、年金課税の適正化により確保される財源は、平成十六年度以降の基礎年金拠出金に対する国庫負担の割合の引き上げに充てる、定率減税の縮減、廃止による増収分により、平成十七年度以降の基礎年金拠出金に対する国...全文を見る
○小宮山国務大臣 平成十六年度の与党税制改正大綱を踏まえまして、平成十六年度以降の予算編成過程で、それぞれの年度の基礎年金国庫負担割合の引き上げ幅を決定して、その実現を図るための法律改正を、これは逐次、少しずつですけれども実現をしてきているというふうに思っています。  厚生労働...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、もともと税制改正の中から、財源の話から生まれてきたもので、さまざまな控除がありますけれども、控除は高額所得の方に有利なので、控除はなるべく複雑なものを廃止して、必要な方に社会保障のサービス給付にしようという、控除から手当にという考え方がもともとございまし...全文を見る
○小宮山国務大臣 個別の徴収については厚生労働省がやるところではございませんが、そこの法令に基づいて行われていることだというふうには思います。  ただ、この子供に対する手当は、とにかく子供の育ちと子育てをしている家庭に向けて支給をされているものですので、それはその目的のために使...全文を見る
○小宮山国務大臣 これまでもいろいろと、裁判の判例もいろいろな形で出ておりますし、先ほど申し上げたように、それぞれの役所が法令に基づいてやっていることだとは思いますけれども、この子供に対する手当は、やはり子供の育ちとその子育てしている家庭が使えるようにしておくべきだというふうに考...全文を見る
○小宮山国務大臣 年金制度がばらまきだというふうには、全く民主党としても考えていないということだと思います。  その一元化の年金のねらいというのは、もう委員は御承知のとおり、厚生年金、共済年金そして国民年金、それぞれ掛金も給付額も違う、また、途中で仕事がかわっても非常に複雑な仕...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃいましたように、過去に貸してある、繰り延べになっているものが元本ベースで三兆八百四億円もあるということで、この繰り入れが行われなかった部分は積立金で今充てているわけですので、これはできるだけ速やかに返してもらわなければいけないというふうに思っております。...全文を見る
○小宮山国務大臣 和田委員には、年金のワーキングチーム座長として、わかりやすく、これから三十年あるいは四十年かけてやっていく中で、そこまでの間、今までの年金制度の方は続いていくわけですから、そこを改善しなければいけないということを御説明いただいて、ありがとうございます。  お尋...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員が言われるとおりだというふうに思います。  どれだけの期間をもって完成形という形にするか、全部新しい年金を受け取る世代になるかというと三十年とか四十年とかになりますので、今の働き盛りの方々が新しい年金の、恩恵と言っていいんでしょうか、受け取る方になるので、...全文を見る
○小宮山国務大臣 ことし六月三十日に一体改革の成案をつくりまして、その中で年金改革の目指すべき方向を出しているわけですね。公平な形の一元化ということと、あとは、やはり今の制度の改善ということで、単身高齢者、低年金者、無年金者の増大に対して最低保障機能を維持するとか、あるいは高齢な...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるとおりだというふうに思います。  やはり、国民年金保険料の納付率の向上対策など、そういう業務の改善、運営の改善についてはしっかりと指導していきたいというふうに思っています。  今、戸別訪問をしたりとか負担能力がある高所得者の方への強制徴収とか、とに...全文を見る
○小宮山国務大臣 特例水準につきましては、先日の提言型の政策仕分けでも御指摘をいただき、その当日に、私もずっとそういうふうに思ってまいりましたので、特例水準の解消には取り組みますというふうに私の方から明言をさせていただいております。  これはやはり、三年で解消するか五年で解消す...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、今回の、年金の二分の一に消費税を充てようとしていることと、全体の、社会保障と税の一体改革と、ちょっと区別をして、分けてお話をした方がいいと思うんですが。  全体の、社会保障の一体改革につきましては、今、先に増税が出ていると言いますけれども、それはメディ...全文を見る
○小宮山国務大臣 なかなかそう簡単にお答えできるものではございませんが、先ほどの、前の質疑もお聞きいただいたように、今回、基礎年金の二分の一のところを安定させるということは、将来に向けて、先ほど言われた、若い世代にとって持続可能でメリットがあるというふうに考えています。このままで...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、民主党が選挙の前にマニフェストに、二〇一三年度中に法案を提出すると言ってまいりましたので、それに向けて、一元化の新しい年金制度を今党の方で御議論いただいていると承知をしています。  連携をとって、政府・与党として一体になって、これは法案を提出し、今の年...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、社会保障の改革全体の中で、先ほども十二月の半ばごろまでには取りまとめの方向を決めると申し上げましたが、その全体像で、どういう形につくり上げていくのか、そして、どこをどう改善し、またやっていくのかということも含めまして、工程表も含めてお出しをしたいというふ...全文を見る
○小宮山国務大臣 どういうふうに年金のところを書きあらわすかは、これからまた党でそこを検討されているところと相談をしながらですが、これはそんなにおかしいことではないと思っていますよ。全体像の中で、直近にやっていくことと、例えば支給開始年齢のように、百年安心のために、長期的に安全の...全文を見る
○小宮山国務大臣 支給開始年齢については、何回かこちらでも御説明をしたように、現在の財政状況とか出生率の動向からすると、今すぐやるというものではない。ただ、今の、賃金が上がっていないこととか、全体の年金を支える要素の中で、これから百年ずっと安心とは限らないので、それは財政を見直し...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃいましたように、裁定時に大きな問題があったということは私もそのように思いますので、どうだったかというのは調査をすればよいと思います。  とにかく、平成十年に共済も含めてチェックをふやす前までが七七%、間違っている部分に占めておりますので、そこに問題があ...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは、この二分の一の部分は今年度の当初予算に計上してありましたけれども、一次補正で、緊急的に東日本大震災の復興費用に転用されたものです。ですから、今回の三次補正では、この復興費用に転用した分を復興債で補てんする、返してもらうということなので、これは適切なものだ...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員は十分御承知のように、介護報酬は、やはり地域間の人件費の違い、これを調整するために、サービス別と地域別に介護報酬の単価の差を設けております。  二十四年度の介護報酬改定に向けて、国家公務員の地域手当に準拠した見直しを行うということで、そのことが今委員がおっ...全文を見る
○小宮山国務大臣 今申し上げましたように、今その分科会で検討されていますので、そこの検討状況を見ながら、また、これは予算編成過程で介護報酬と医療報酬のどれだけ財源を確保するかということを財務省とやるわけですので、その中で、少なくとも地方の方で経営が立ち行かないようなことのないよう...全文を見る
○小宮山国務大臣 診療報酬については、政権として取り組んでいる提言型政策仕分けの中で、そこの中での仕分けの結果としては本体を切り込めということが出ましたので、本体を切り込んでしまったら今医療の改革、充実のためにやっていることができなくなるので、それはないということを申し上げたのが...全文を見る
○小宮山国務大臣 そこは、会見のやりとりの中でわかりにくい表現になっていたら申しわけないというふうに思いますが、前回の改定のプラスというのも、〇・〇幾つというほんのわずかの改定でございますので、それはもちろん、そこをプラスにした意義は、政権交代の後、非常にあるんですけれども、今回...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、そういう言い方をそのときに、記録にあるわけですから、しているのだと思います。  ただ、そのゼロというのが全くプラスにならないということかというと、私が申し上げたように、前回が〇・幾つかの上げ幅であったということと、私の真意としては、必要な改善のところに...全文を見る
○小宮山国務大臣 今提出させていただいている法案では、平成二十四年度の基礎年金国庫負担二分の一、これを維持するために、税制抜本改革によって確保される財源を活用してつなぐ何らかの措置を講じていくこととしているんですが、その具体的な内容については、今後の予算編成過程の中で検討していく...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほども、例えばという言い方をさせていただきました。  何らかのつなぐ方法をとらないと、空にすることはできないということで、例えばつなぎ国債については、平成二年の臨時特別公債、これは湾岸戦争のときに出したものをそういう形で、つなぐ国債という形でされましたし、今...全文を見る
○小宮山国務大臣 ここの二年は、いろいろな形でやりくりしてまいりました。先ほども答弁をさせていただきましたけれども、二・五兆を毎年出してくるということは、いろいろ無駄を省いていろいろなものに充てるといったことがうまくいかなかったことについては、ことし八月に、岡田前幹事長のもとで、...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、先ほど具体的には予算編成過程でということも申し上げましたので、そういう中でいろいろとやりくりもしていかなければとは思いますけれども、これは年金のことだけではなくて、御承知のように、厚生労働予算もいろいろなところで必要がございますので、それをどこに何を充て...全文を見る
○小宮山国務大臣 充てられるのかどうかはここでお答えできないと申し上げたので、充てられるということは申し上げていません。
○小宮山国務大臣 五%の内訳の中の機能強化の三%相当の中に年金二分の一の安定財源がございますが、その下にちょっと米印で「税制抜本改革実施までの二分の一財源」ということも加えてございますので、それは五%の中に入っています。  おっしゃるように、社会保障と税の一体改革は、これは政府...全文を見る
○小宮山国務大臣 私の発言ではないので、御本人に聞いていただかないと、私もよくわかりません。
○小宮山国務大臣 六十八歳—七十歳まで引き上げることはすぐにしないということは申し上げているとおりで、ただ、おつくりになったように百年安心をキープするためには、いろいろな財政の状況、出生率、それから経済の、賃金の上昇率とかを見なければならない。ただ、今の中で、そこの賃金の割合とい...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは、私どもも、今、政権としても、経済成長がしていけるようにいろいろと今考え方をまとめて、それを実施すべく全力を挙げてやっているところです。  ただ、やはり、いつまで絶対安全かということは、それはないわけですから、常にリスク管理として先々のことを検討するとい...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員が何を意図して何をとおっしゃっているのかはわかりませんけれども、とにかく、働いて、ちゃんと雇用と年金がつながらなければいけませんから、それは、六十五歳まで働けるようにという法案を提出させていただけるように今やっているところでございますので、その先に上げるとな...全文を見る
○小宮山国務大臣 これは党の方でも検討していますし、あと、審議会でも御審議をいただいていますが、特例水準を見直ししないと、先ほど委員もおっしゃったように、マクロ経済スライドも解消するまでは働きませんので、ここはしっかりとやらなければいけないと思っています。  ただ、それが、今お...全文を見る
○小宮山国務大臣 それはその時々の物価に合わせて額を決めるためにありますので、今おっしゃりたいのは、前に下げたときの水準以下でないと下げられないという今の仕組みの問題をおっしゃっているのだと思いますから、やはりこれは前年の物価に合わせて、下げるべきときは下げられるように変えていく...全文を見る
○小宮山国務大臣 ただいま議題となりました特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案について、その提案の理由と内容の概要を説明いたします。  B型肝炎訴訟については、平成十八年の最高裁判所判決で、集団予防接種等の際の注射器の連続使用によるB型肝炎ウイルスへの感...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 石井委員のおっしゃることはもっともな部分がかなりあると私も認識をいたします。  というのは、この在宅歯科診療設備整備事業、これは、おっしゃったように、ポータブル歯科診療機器などの整備に対する支援を行う事業ですけれども、先ほどからるる御説明いただいたよ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 厚生労働省の方から、この医療提供体制推進事業費補助金の交付についてということで、厚生労働省の医政局医療経理室長から出している通知というのは、先ほど私が御説明したように、今年度においては補助所要額が予算額を超過していることから、交付申請に当たっては、必要...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) そんなことはございませんで、先ほどから私が答弁をしているのが正しいものでございますので、もしその辺りいろいろ連携のそごがあれば、そこはしっかりと徹底をして正しい情報を都道府県にもお伝えをするようにしたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、御指摘のような点はしっかり調査をさせていただきたいと思っています。  ただ、私が答弁をしたとおり、予算額が今回足りなかったと、それで、医療提供体制推進事業費補助金全体は二百五十九億ありますので、先ほど申したように、ほかの事業間で融通することは...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 三原委員には、議員になられる前からこの問題ずっと取り組んでこられたこと、敬意を表したいと思っております。昨年お答えをした気持ちは今ももちろん変わっていません。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員が御指摘いただいたのは、子宮頸がん予防ワクチンの一つのサーバリックス、これがワクチン製造販売業者から供給が逼迫しているということで、今年の三月から、大変申し訳ないんですが、一時的に一部の対象者の方に接種の制限を行いました。供給量が確保できた段階で...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) そういう意味では、供給量の実態に合わせてしたことだとは思いますけれども、おっしゃるように、そういうことを聞きましたら保護者としても大変混乱をするということは私も思いますので、そこは申し訳なかったと思っていますし、これからはもっと分かりやすくしっかりと徹...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほども申し上げましたように、この子宮頸がんワクチンの導入については、私自身も議員のときからいろいろNPOの皆様とともに活動をしてまいりましたので、その意味合いはよく分かっておりますので、決して途切れることのないようにつないでいきたいというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 現在、任意接種となっています主なワクチンにつきまして、厚生科学審議会の感染症分科会予防接種部会でその医学的、科学的な評価などを踏まえまして今予防接種法上の位置付けなどの検討を行っているところですが、御指摘のロタウイルスワクチンにつきましては、今年の十一...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この不活化ポリオワクチンを早く導入すべきだということについては、今委員もおっしゃったように、もう二十年ぐらい前から言われているのに日本の取組が非常に遅かったという認識は持っております。それで、これを早く導入をすることにするということは、私も昨年、副大臣...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この点も委員がおっしゃるとおりだというふうに思っています。  私も、小児がんの保護者の方とかあるいはお医者様からもいろいろお話を承っておりますが、おっしゃったように、非常に全国に散らばっているために一つの病院で症例が集まらないと、そのことが取組が遅れ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これは小児科の、今重点的にちゃんと力を入れなきゃいけないという診療科の偏在の中でも取り組んでいますけれども、全体に小児科は手が掛かる割に診療報酬の評価などが低いということもその原因の一つだという認識は持っています。  小児がんについては、治療法、必要...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今二つ、前段と後段とあったかと思いますが、前段の方につきましては、今後、ブラッドパッチ療法など、その治療法の有効性を確認をして、その治療法の確立に向けて今研究を研究班の方で実施をしていますが、それを待ってはいられないということがございまして、先進医療の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今おっしゃったとおり、予防というのは本当に医療の中で最もこれから重要視をしていかなければいけない部分だという認識は私も持っておりますし、予防接種について全体に先進国に比べて日本が遅れてきたということも事実だと思っております。  その予防接種制度の見直...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 予防接種の行政全体について総合的、恒常的に評価、検討を行う専門的な機関がきちんと位置付けられるということは大変重要なことだと思っています。  今委員は原子力行政の話をされましたけれども、原子力行政の場合は、そこを推進する者とそれからチェックをしてどち...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 過労死の問題につきましては、私も放送局の解説委員をしていたときからずっと過労死の問題は取り上げてまいりまして、過労死で夫や家族を亡くされた皆様、家族の皆様が、命より大切な仕事って何ですかという手記をつくられまして、そういうことにもかかわらせていただいて...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 御指摘いただいたように、バス、タクシーも非常にやはり過労死とかが多いんですけれども、中でもトラックについて非常に厳しい労働条件であるという認識は持っています。  厚生労働省としても、労働基準監督機関で労働基準法や改善基準告示、これはトラック、バス、タ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 成人用の肺炎球菌ワクチンにつきましても、先ほどお話をしていました予防接種部会の方で、新たに予防接種に位置付けるかどうかを検討している七つのうちの一つになっています。それでまた、厚生科学審議会感染症分科会の予防接種部会の下にワクチン評価に関する小委員会、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃったように、本当に御高齢な方で年金だけで生活していらっしゃる方が六割いらっしゃると。その方への生活への配慮が必要なことはもちろんなんですけれども、ただ、このままでいきますと、将来の、今度は、私どもの社会保障改革は、現役世代あるいは子供の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この法律の成立に大変尽力もされました西村委員からの御質問でございますが、今年八月に歯科口腔保健の推進に関する法律が成立しましたことを踏まえまして、厚生労働省では、今御紹介のあったように、省内に歯科口腔保健推進室を設置をいたしました。この推進室は、歯科疾...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この診療報酬改定につきましては、大臣就任以来、少しでもプラスにという形で申し上げてまいりました。ただ、今、西村委員もおっしゃいましたように、先日行われました提言型政策仕分、これは総理を筆頭に野田内閣として取り組んでいるもので、これも重く受け止めなければ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) いつも児童虐待防止の観点から歯科医師としての御経験もいつも伺っているところですが、本当にやはり歯科医師の皆さんも児童虐待を発見しやすい立場にある、そういう方だと私も認識をしています。  虐待が疑われる子供を発見した場合には児童相談所に相談をしていただ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 事務方もおりますが、私、御指名でございますので、お答えさせていただきたいと思います。  やはり、とにかく子供たちを、そして子育てを総合的に応援していきたいというふうにずっと考えてまいりまして、それで経済的な負担の子ども手当と、それからあと子供の居場所...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員の方から印刷中ではないかというお話ありましたが、ヨーロッパでの診療ガイドライン、まだ発表されていない、こちらが入手ができていないので確認はできていませんが、既に国内の学会、日本ヘリコバクター学会が発表しているピロリ菌の診療ガイドラインで、萎縮性胃...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員が御指摘のとおり、全医師に占める女性医師の割合は年々増えていまして、平成二十三年度の医師国家試験の合格者は三二・五%が女性となっています。特に、小児科とか産婦人科とか、今非常に医師が足りないところに女性の割合が多いということも承知をしています。 ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、御党の坂口委員の下でというか御一緒にというか、この協同労働の協同組合法、協同出資で協同労働をするというような働き方についての法制度が全くないんですね、今。今までのどの法制にも当てはまらないと。これは元々地域の中で高齢者の...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 川田委員に試験をされているようでございますけれども、先日も私、本日の国際エイズデーに向けたイベントなどに参加をしてまいりまして、まずは、一つは検診をしっかりと受けていただくということ、それから、やはりこれは性交渉によって感染をしますので、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいましたように、女性の意見をもっと入れることですとか、例えば災害救助法で、仮設住宅に入るところまでは厚労省なんですけれども、それを建てるのは国交省であり、入った後の支援は今度は内閣府の方とか、本当に被災者の身になっていない部分がありますの...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この受診時定額負担につきましては、先ほど辻副大臣から御説明したような財政の事情などから一体改革成案に盛り込まれて検討しているものですが、御指摘のように、やはり必要な受診ができなくなるようなことがないように、そのためにやはり低所得者への配慮ということは言...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員が御指摘のような問題点が提起されていることも十分承知をしておりますので、様々な御意見を伺いながらしっかりと検討をしていきたいと思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) この点は今日の審議の中でもいろいろ御指摘をいただいています。中医協で今検討しているところですけれども、御指摘も受けて、しっかりと対応できるように検討していきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) ただ、その以前にも同じような調査をしておりまして、その調査の結果は似たようなものだったというふうには聞いております。ただ、調査の方法が本当に適切であるかはまた後ほどチェックをしたいというふうに思っています。  ただ、全国ホームヘルパー協議会からの意見...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今の委員のような御指摘も踏まえまして、今、介護給付費分科会で検討しているので、その際には、調査の在り方ですとかそれから内容、それから関係者からの御要望、様々な御意見も伺いながらここの中で結論を出していくということだというふうに思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) 国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  基礎年金の国庫負担割合については、平成二十一年度と平成二十二年度には、臨時の財源を活用して国庫負担割合を二分の一に引き上げましたが、長期的な給付と負担の均...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○小宮山国務大臣 政府といたしましては、国の責任を認めた平成十八年の最高裁判決を重く受けとめています。そして、今、厚生労働大臣を務めさせていただいております私自身としましても、長年にわたって精神的、肉体的、そしてまた経済的に大きな御負担をおかけいたしました、苦しみを味わわせてしま...全文を見る
○小宮山国務大臣 B型肝炎訴訟につきましては、対象の方が四十万人以上と推計されまして、これまでに例のない広がりを持つ問題であることから、感染した被害者に対する給付金の支給を万全なものにするためにも、委員御指摘のとおり、財源の確保が極めて重要だというふうに考えています。  厚生労...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほど、改めて谷口参考人のお話も伺わせていただきましたけれども、患者の皆様には、御自身には何の責任もないのに、長年にわたって肉体的にも精神的にも経済的にも多くの苦しみを味わわせてしまったことに、本当に心からおわびを申し上げたいというふうに思っております。  ま...全文を見る
○小宮山国務大臣 除斥期間を経過した肝硬変、肝がんの患者の皆さんの取り扱いにつきましては、基本合意書を締結する過程でもこれは議論をされていなかったために、基本合意書に示されていません。そういうことから、基本合意書をもとにしたこの法案には規定をしていないということです。  今後、...全文を見る
○小宮山国務大臣 慢性肝炎発症後二十年以上経過した方の取り扱いにつきましては、一年以上にわたった和解協議の中で出された結果として締結した基本合意書で明確に示されていると考えています。  したがいまして、立法措置に際しましては、この基本合意書の内容を尊重する必要がある、そうした対...全文を見る
○小宮山国務大臣 ドラッグラグを解消する問題につきましては、今委員御指摘のように、それを短縮するということと安全性の確保、両方を図っていくということが非常に重要だというふうに考えています。  ドラッグラグがあると、これは日本の医療現場で患者の皆さんが有効で安全性のあるものを早く...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員がおっしゃるとおりだと私自身も思います。  それはやはり、恒久的な、どの薬害であっても対応できるような第三者機関、ただ、この国の中で第三者機関をどのようにつくるかということは、いろいろなテーマの中でずっと議論をされてきたことだと思っていますので、今御党の中...全文を見る
○小宮山国務大臣 それは本当に、おっしゃるように、子供たちへの教育を早期にするということは大事だと思っておりますので、私の方でそのようにできるように指示をして取り組んでいきたいと思っています。
○小宮山国務大臣 それは、なるべく早期にとは思っておりますけれども、これから文科省と協議をさせていただきますので、可能な限り速やかにという答弁にさせていただきたいと思います。
○小宮山国務大臣 やはり、被害に遭われた方が本当に長年のさまざまな面での苦しみを抱えていらしたこと、委員御指摘のとおり、国の対応が遅かったことも含めて、心からおわびを申し上げなければというふうに思っております。  国の責任を認めました平成十八年の最高裁判決、これは非常に重いもの...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員もおっしゃったとおり、今回、基本合意書を締結する段階ではこうしたことが表に出ていなかったということもあって議論をされなかった、ですから基本合意書には示されていない。  私がまず第一歩を踏み出したいと先ほど申し上げたのは、今まで締結された基本合意書に基づいて...全文を見る
○小宮山国務大臣 今委員がおっしゃったとおり、C型肝炎救済特別措置法、これは議員立法で制定をされたものですけれども、それは、C型肝炎訴訟で企業や国が責任を負うべき期間等に対しまして五つの地方裁判所の判断が分かれたことや、当時の法制のもとで法的責任の存否を問う訴訟による解決を図ろう...全文を見る
○小宮山国務大臣 基本的には、委員がおっしゃるとおりだと思っています。  委員がこういう御指摘があるということで、このケースを調べたんですけれども、このケースの場合は、可能な範囲を広げるために、いろいろ書類が整わないときに何をしたらいいかという、関係者作成の陳述書という形で提出...全文を見る
○小宮山国務大臣 医療機関にカルテ開示の手続、迅速に進むようということは非常に重要なことだと思っておりますので、医療機関に対しましては、救済を受けるために必要になるカルテなどの証拠資料の要件がわかるように、B型肝炎訴訟の手続、これは厚生労働省のホームページに掲載をし、また、都道府...全文を見る
○小宮山国務大臣 B型肝炎訴訟の特徴としては、対象の方が四十万人以上と、大変多くなると推計をされています。これは、これまでに例のない広がりを持つ問題でございますので、感染された被害者に対する給付金の支給が万全なものになるようにということで、財源の確保が重要だということで、このよう...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員がおっしゃりたいことは、理解をしているつもりでございます。
○小宮山国務大臣 肝炎の恒久対策につきましては、インターフェロン治療等に対する医療費の助成、肝炎ウイルス検査の促進、研究の推進などを柱といたします肝炎総合対策を平成二十年度から実施をしています。  また、肝炎対策基本法に基づいて、今後の中長期的な肝炎対策の方向性を定めた肝炎対策...全文を見る
○小宮山国務大臣 先ほどの答弁でも申し上げましたように、まずその第一歩として、基本合意に盛り込まれたことを今回スタートさせていただきたい。そして、さらに除斥期間を超えた皆様が訴訟を起こされて、裁判所が仲介をすることによりまして、そちらも誠実に対応していきたい、そういう考え方のもと...全文を見る
○小宮山国務大臣 それにつきましては、そうした御指摘も踏まえて、少しでも改善ができるように、前進ができるように努めていきたいというふうに思っています。
○小宮山国務大臣 前段の部分は、閣議決定したことについて、そういう認識だったと申し上げました。  今改めて御質問いただいた部分につきましては、先ほどは私としての考え方を申し上げましたけれども、政権全体としてこの点についても今後協議をしていかなければいけないと思っておりまして、後...全文を見る
○小宮山国務大臣 御指摘のように、やはり検診をしっかり受けていただくということが大事だというふうに私も思います。  ただ、十八年のときにこれだけ多かった、それが減ってきているということなんですが、検診、これは一度受けて、そこで陽性でなければその後は受けないでいいというような仕組...全文を見る
○小宮山国務大臣 厚生労働省は予算折衝をしなければいけない案件が残念ながらたくさんございますけれども、事の重要性というのは私もしっかり認識をしておりますので、最大限予算折衝の中でとっていけるように努力をしたいというふうに思います。
○小宮山国務大臣 御指摘のようなことがしっかりと実現できるように最大限努力をしてまいりたいと思います。
○小宮山国務大臣 今、予防接種部会で、このB型肝炎ウイルスも含めて七つの予防接種をどう位置づけるか、その優先順位も含めて御議論いただいているところですけれども、そこの優先順位については私の方としても目配りをしていきたいというふうに思います。
○小宮山国務大臣 再三答弁させていただいているとおり、今回は、まず第一歩として、その基本合意書に含まれているものの法案を提出させていただいた。その後また仮に裁判に提訴が行われた場合には、裁判所の仲介をもって、誠意を持って対応していくということで臨みたいというふうに思っております。
○小宮山国務大臣 これまで、政府といたしまして、裁判所の仲介のもとで、一年以上にわたって誠実に和解協議を行ってきたと思っています。ことし一月と四月に札幌地裁から示された所見を原告と国の双方が受諾をして、この所見に基づいてことしの六月に原告の皆様と基本合意書を締結し、この問題の全体...全文を見る
○小宮山国務大臣 政府としましては、一年以上にわたる和解協議の結果、原告の皆様と締結をしたこの基本合意書、これを誠実に実施するということをお約束しています。  ですから、厚生労働省令では、病態等の基準について、この基本合意書の内容に従ってしっかりと規定をすることをお約束いたしま...全文を見る
○小宮山国務大臣 衆議院議員柿澤未途さん提出の特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案に対する修正案につきましては、政府としては反対でございます。     —————————————
○小宮山国務大臣 ただいま御決議いただいた附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力いたします。     —————————————
12月06日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(小宮山洋子君) 今、丸川委員がおっしゃいましたように、この母子家庭の高等技能訓練促進費、この支給期間につきましては、本来は修業期間の後半二分の一の期間なんですが、平成二十一年度の緊急経済対策の補正予算によりまして、平成二十三年度末までに修学を開始した方について、安心こ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この年金のつないでいく部分についてはこれから財務当局ともしっかりと折衝をしていかなければならないと思っていますが、私どもはやはり、今、社会保障改革として安心できる年金をつくるというのは一つの大きな柱ですから、そういう意味でも、年金を取り崩すということは...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今回政府が提案した法案では、平成二十四年度から税制抜本改革により安定財源の確保が図られるまでの間については、税制抜本改革により確保される財源を活用して基礎年金給付費の二分の一と三六・五%との差額を国庫の負担とするよう、必要な法制上、財政上の措置を講じる...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほどから申し上げているとおり、政府としましては、従来から、安定財源確保して二分の一を恒久化するという年金法本来の趣旨を踏まえながら、税制抜本改革の財源を活用してこの二分の一を維持していくという方針を取っています。  政府提出の法案もこの方針に基づい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これまで、御承知のように、いろいろな無駄を省いたり、特別会計の方から捻出をしたり、いろいろやりくりをしてつないでまいりましたけれども、この二・六兆円という大きな金額については、やはりしっかりとその財源を確保を税制上していくべきだというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、マニフェストを作る段階で財政についての検討が不十分であった、それは大変申し訳なかったということは、夏に当時の岡田幹事長が取りまとめたマニフェストの検証でも申し上げているところです。そういう意味では、無駄を削減をしていろいろなことをしますというこ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 先日、提言型の政策仕分というものも行政刷新の方でこの政権でやらせていただきました。一つ一つの無駄をもちろんそれは省いてまいります。でも、そのことが大きな財源にはなかなかなり得ないということは、そこは、先ほど申し上げたように、見通しどおりいっていないとい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、マニフェストでお約束した、四年間の政権をお預かりする期間に実施をするということはないということを、選挙を経ないで実施をすることはないということをお約束したものと思っておりますので、総理も申し上げているように、実施をする前に民意を問えばよいのだと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 同じ答弁になって恐縮でございますけれども、この年金の安定という本当に大切な社会保障の柱につきましては、やはり税制の抜本改革によって安定的な財源を確保をすると。そういう意味で、政府提出の法案としては、一義的には二十四年度の基礎年金国庫負担の財源として臨時...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 消費税を五%上げさせていただく。その中身としては、機能強化分として三%相当を充てることにしていまして、それは今回、充実しよう、全世代型にするという制度の改革、そこの機能を強化するところに一%、それから高齢化で全体に増えていく分で一%、そして年金二分の一...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 一言で申し上げれば同様の認識でございますが、少し説明をさせていただくと、御承知のように年金財政は長期的な収支で判断をすべきもので、そのため、法の規定に基づきまして、少なくとも五年に一度、将来の人口ですとか経済の前提を設定した上で長期的な年金財政の見通し...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃいますように、この基礎年金の国庫負担二分の一というのは安定的にしっかりと確保をしておかなければいけないものだというふうに私も考えております。  ただ、委員も御指摘のように、未曽有の大震災の復興に充てるということでやむを得ず緊急的にこれは...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 税制抜本改革によってしっかりと確保すべきだと考えておりますが、その間の、二十四年度から税制抜本改革で安定財源が確保されるまでの間、これもきちんと二分の一は確保すべきだと考えておりまして、この期間の国庫負担につきましては、この法案に対する衆議院での修正に...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この支給開始の年齢を引き上げることについては六月の成案に盛り込まれた項目の中に入っておりますので、ただ、これも委員会で以前にもおわびをしたように、項目をただ並べて順番に検討を部会でしたために、全部同じように同等に扱って今回改革をするのではないかというよ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この特例水準は、年金受給者の中で六割が年金だけでお暮らしになっているとかいろいろな事情から、高齢者の方の生活の安定のためにというところで、本当は引き下げるべきところを特例措置で引き下げないできたという経緯があるというふうに承知をしています。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃることもよく分かりますが、ただ、これをどんどん先に延ばすことによってやはり後世への負担というのが増えていくことになる。  百年安心ということで自公政権のときにおつくりになりましたこの年金の元々のその安心のための仕組みが先ほど申し上げたように作...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 年金積立金管理運用独立行政法人、この平成二十三年度第二・四半期、七月から九月の運用状況は、国内外の株価の下落ですとか円高などによって収益率がマイナス三・三二%、収益額はマイナス三・七兆円と、これは時価に基づく評価ですが、そのようになっています。一方で、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 社会保障・税一体改革成案には、低年金、無年金者問題に対応して、最低保障機能を強化するという観点から、年金分野の検討項目の中に低所得者への加算、これが盛り込まれています。  具体的な内容につきましては今社会保障審議会の年金部会で議論をしている最中ですが...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 御党の方でそういう御提案をお持ちということもお聞きをしています。ただ、御提案のその低所得者の方の基礎年金に定率で加算を行うということですと、低年金の方ほど加算額が少なくなってしまうという、そういうことから、最低保障機能の強化という点からはその効果が弱く...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 民主党がマニフェストでお約束をいたしました新しい一元化の年金制度については、マニフェストのお約束どおり、二十五年度の法案提出へ向けて今党の方で検討が進んでいると承知をしています。  六月にまとめました政府・与党社会保障改革の検討本部として合意しました...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員がおっしゃいましたように、間質性膀胱炎、これは大体二十歳から六十代の女性に多くて、主な症状は膀胱痛や頻尿ということで、排尿回数が一日二十回を超えることも珍しくなく、その際に強烈な痛みが生じることもあって、患者さんは大変御苦労をされているというよう...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 申し訳ありません、副大臣のときに私、労働担当の方で、こちらは担当しておりませんでした。  そのときも幾つかの試算はしておりましたけれども、現状として、さっき副大臣がお答えしたように、どこを基準点にして、どれだけ減額をし、どこで支給しないようにするかと...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) どうしても増税とかそちらの税制改革の方が先に出ているということは、やはり政府としてしっかりとその基になる社会保障改革を御説明をしていかなければいけないというふうに考えています。  昨日、私が本部長をしている厚生労働省の推進本部で、これまでの議論を取り...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) いえいえ、それはいろいろな、多様な生き方がありますので、今私は高齢者だけに偏らないで若い人もと申し上げたので、いろいろな生き方をしていらっしゃる方全ての方にしっかりと、特に保障が必要な方のところに手厚く行くような形でしっかりと組み立てて、御説明をしてい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 基礎年金の国庫負担二分の一は、年金財政の長期的、安定的な運営のために不可欠ですので、そうした観点から、平成十六年度から十九年度にかけて税制改正によって得られた財源、これを用いて段階的に国庫負担割合を三六・五%まで引き上げてきたというふうに承知をしていま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今の御質問にお答えする前に、その前の件ですけれども、今回の社会保障と税の一体改革の中では、こういう形で社会保障を充実する目的税として五%上げさせていただくという、今回その目的としっかり結び付けた形で御理解いただくようにしていきたいと思っておりますし、も...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは高齢者の方の生活の安定とのバランスも考えながら検討をしております。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは、必要な準備に要する期間も考慮して、新機構の発足は今年六月の法律の公布日から起算して三年以内としています。
○国務大臣(小宮山洋子君) 譲渡を行いますRFOには中期目標として、年金資金等の損失を最小化する観点から、不動産鑑定評価の手法に基づき適正な価格設定に努めるよう指示をしています。  RFOでは、これを踏まえて地方公共団体と価格などの協議を行い、適正な価格で譲渡されることになると...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、過去に繰り延べたものが、御指摘のように、平成六年度から未返済が三兆八百四億円、そしてこれは元本と運用収益の合計でおよそ五・五から五・六兆円となりますので、これは是非返していただきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 先ほど、前の質問者の方にも答弁をさせていただきましたが、今回はやはりいろいろな経済状況とかそういう市場によりまして運用利益が悪くなっていますが、やはりこれは長期的な観点で考えるべきことなので、すぐに運用方法を考えるということではないというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) この点は、御承知のように、これまでもさんざん議論をされてきたけれども変わってないという部分でございますが、社会保障審議会の年金部会では、第二号被保険者と第三号被保険者の夫婦は保険料を共同で負担していると考えれば、第三号被保険者も保険料を払って年金を受け...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今の生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに切り替えていくということは、もうそのようにしております、そのようにするということを決断をしています。  ただ、今年の末ぐらいから順次薬事承認申請が四種混合について行われ、その後、不活化ポリオ単独のワクチン...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員から御紹介いただいたように、第十五回のILOアジア太平洋地域会議、日曜日から水曜日まで四日間の予定で開催をされています。これは、当初、四月に予定をしていたんですが、大震災の関係で延期をされていまして、ただこの時期にこそディーセントワークに関する国...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今委員が御指摘いただいたように、私も議長席から総理の演説を聞いていまして、総理もずっといろんなところで言われていましたけれども、それだけ皆様の前で社会保障の一体改革への決意を、そして高齢化が進み、中間層が危機的な状況にあるというのは日本だけではなくてア...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) フィジーの状況につきましては、労働組合の幹部が逮捕されるというような事態で、私としても憂慮をしております。そして、このILOの会議にも招請をしたけれども出国が許されなかったということも聞いておりますので、そういう意味では、しっかりと情報を把握をして、関...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 私が申し上げたことへの御質問ですので、私から答えさせていただきます。  もちろん、基礎年金国庫負担二分の一、これは年金を長期的、安定的に運用するために必要ということで出しているものでございますが、必要な法制上の措置、税制の抜本改革、これが通りましたら...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) そうですね、ここの被用者年金の一元化、その新三階の部分については、厚生年金の部分というより共済年金の方の財務省、総務省、文部科学省が管轄するところでございますので、そちらの関係省庁ともよく連携を取りながら、丁寧に、でもやはり公平性の点から迅速にというこ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案について、その趣旨を説明いたします。  B型肝炎訴訟については、平成十八年の最高裁判所判決で、集団予防接種等の際の注射器の連続使用によるB型肝炎ウイルスへの感染について国の責任が認められた後...全文を見る
12月07日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○小宮山国務大臣 今委員が御紹介いただいたように、毎年六月一日現在で派遣労働者数を把握していますが、平成二十年度が二百二万人でしたが、二十一年度百五十七万人、二十二年度百四十五万人、そして二十三年度の速報値では百二十二万人と、減少傾向であるのは事実でございます。  平成二十年ま...全文を見る
○小宮山国務大臣 そこのところがなかなかうまく転換がいかないのが今の現状だという問題認識は持っております。
○小宮山国務大臣 御承知のように、派遣の仕組みの性格上も、日雇いですとか非常に短期の労働者について、派遣元が雇用管理責任を果たしにくい仕組みだというふうに思っています。そうしたことから法違反等の問題も生じているので、労働者の保護を図るために、原則として禁止という考え方をとっていま...全文を見る
○小宮山国務大臣 改正法案で盛り込むことにいたしました労働契約申し込みのみなし制度、これはあくまでも派遣先が違法な労働者派遣を受け入れた場合に限定をしていまして、その派遣先に対する一定の民事上のペナルティーを科すものだと考えています。ですから、企業の採用の自由に反するものではない...全文を見る
○小宮山国務大臣 専門二十六業務については、今、委員はITの進化のことをおっしゃいましたけれども、そのほかにも、例えば一般事務と区別がつきにくい事務用機器操作ですとかファイリング、そこをどう区別するかというような、専門性がどこであるのかを判断するというのが非常に難しいことは事実だ...全文を見る
○小宮山国務大臣 私も、ほぼ、委員がおっしゃることはそのとおりだというような認識は持っております。  現在の法律の中でも、派遣労働者の職業訓練の機会を確保することというのはきちんと規定をされておりますし、また、解除に当たっては、新たな就労機会の確保や休業手当等の費用負担に関する...全文を見る
○小宮山国務大臣 今御紹介いただいた調査につきましては、今回の改正法案の中身をどれぐらいお示しした上で聞いたのかとか、前提がちょっとわからない点もございますので、この調査自体へのコメントは避けたいというふうに思います。  この改正法案につきましては、長い期間にわたって公労使の代...全文を見る
○小宮山国務大臣 派遣切りとかがないように、リーマン・ショックの後、また大震災の後、厚労省としても努めてきたところですが、そういう意味で、いろいろな理由で派遣の働き方を選んだ方々が途中で意に反して切られることがないように、また、しっかり保護されるようにということが、今一歩前進と申...全文を見る
○小宮山国務大臣 個人的イメージと言われましても、私は、放送局で解説委員をしていたころに、この派遣法ができたときの解説も実はしていまして、そのころ十三業種ですけれども、これは、専門能力を生かして働きたい時間に働ける、企業にとっても労働者にとってもよい、バラ色の働き方だというのが最...全文を見る
○小宮山国務大臣 そうですね、やはり、今あったように、そういう不当な利益を上げて労働者から正当以上に利益を吸い上げているような業者がいることによって、きちんとやっているところの評価が下がるというのは、それは好ましくないと私も当然ながら思います。  そういう意味で、政府としまして...全文を見る
○小宮山国務大臣 委員が言われましたように、一般労働者派遣は、中間搾取が行われやすいとか労働者を保護する必要があるということで許可制になっていますが、特定労働者派遣は、常時雇用されているからということで届け出制になっているわけですけれども、その中でも、やはり、一年をちょっと超える...全文を見る
○小宮山国務大臣 三党から修正案が出されておりますけれども、お尋ねの政府原案では、登録型派遣や製造業務派遣の原則禁止の対象となる方々はおよそ二十九万人になります。こうした方々が安定的な雇用に移行できるよう支援していくことはもちろん重要だと考えています。  このため、この原則禁止...全文を見る
○小宮山国務大臣 今委員もおっしゃいましたように、特に東日本大震災の後、いろいろと雇用の状況、さまざまな状況が悪い中で、派遣の働き方が果たしている役割も確かにあると思います。  午前中も申し上げましたが、最初は本当にバラ色の働き方みたいなことで、十三業種のときに、専門能力を持っ...全文を見る
○小宮山国務大臣 明治乳業のその粉ミルクの件は、ちょうど三月に原発で事故があったときに、外の空気を入れて製造する過程で入ったというふうに聞いています。  今御紹介あったように、今の数値がすぐに危険なものというか、安全値の中のものであることは確かですが、おっしゃるように、今度新し...全文を見る
○小宮山国務大臣 雇用情勢につきましては、東日本大震災の影響によって、四月に被災三県を除く完全失業率が四・七%、有効求人倍率が〇・六一倍、雇用調整助成金の休業等の実施計画届の対象者がおよそ百八十三万人というように、悪化をいたしました。  その後、サプライチェーンの回復ですとか復...全文を見る
○小宮山国務大臣 今阿部委員がおっしゃったのと同様の問題意識を私自身は持っております。  ただ、今回、ここが削除になったというのは、先ほどからの審議でもありますように、今の、大震災の後のさまざまな雇用情勢の中で、やはり、そこで働いていらっしゃる方の職を奪ってはいけないというよう...全文を見る
○小宮山国務大臣 実態調査をするには、ある程度の準備期間を持って、ことし何をするというふうにやっているかと思いますが、なるべく早い時期にそうした実態調査ができるように検討させていただきたいと思います。
○小宮山国務大臣 委員の御見解は承りましたが、ただ、これは、適正化をすると、専門二十六業務が決まっているわけですから、そこにちゃんとはまらないものがあるのはやはりおかしいわけなので、例えば一般事務と区別がつきにくい事務用機器操作とかファイリングとか、こういうところで実態が専門性の...全文を見る
○小宮山国務大臣 専門二十六業種についての検討はもちろんこれからしてまいりますけれども、現在は、今二十六業種であるのでありますから、その中がきちんと行われるようにしていくのは当然のことだというふうに考えています。
○小宮山国務大臣 先ほども申し上げたように、リーマン・ショックを初め、今の経済情勢が一番大きな原因だと考えています。
○小宮山国務大臣 やはり、題名に「派遣労働者の保護」ということを明記したという意味は、私はあると思っています。  具体的には、日雇い派遣の原則禁止、先ほどから議論になっている違法派遣の場合のみなしの制度、そうしたような今までにない制度も盛り込まれておりますので、これは労働者の保...全文を見る
○小宮山国務大臣 おっしゃるように、その三年間というのは周知を図る期間ですので、そういう意味では準備をしっかり進めたいと思っていますし、その間にも、違法なものはしっかりと監督をしていきたい。  先ほど御議論が多少ございましたが、その間に、このみなし規定の制度を見直すというつもり...全文を見る
○小宮山国務大臣 長妻元大臣と同じ意味で対応したいと思います。
○小宮山国務大臣 専門二十六業務につきましては、いろいろな質疑の中でも御指摘をいただきましたし、そうした点も踏まえて、労政審で見直しに向けて検討していきたいと思っています。
○小宮山国務大臣 やはり、この二十六業務は、専門的であるということの位置づけの中で決められたものでございますので、それにふさわしくないものが入っていてはそれは困るわけですから、そういう意味で見直しをしっかりとしていきたい、そのように思っています。
○小宮山国務大臣 派遣法は派遣法で一歩前進をさせなきゃいけないと思っていますし、おっしゃるように、非常に多くの方々が働いていらっしゃる有期労働法制も見直しをしていく必要があると思っています。  その雇用の実態というのは非常に多様ですけれども、やはり不安定さですとか待遇の格差です...全文を見る
○小宮山国務大臣 ただいま御決議いただいた附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力いたします。     —————————————
12月07日第179回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃるように、その勤務地の変更を伴って配置を変更するときには、やはりこれは育児・介護休業法で労働者の状況に配慮するということが事業主に義務付けられています。  それからまた、男女雇用機会均等法で、妊娠、出産を理由とする女性の労働者に対する不利益な...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 済みません、指名をされておりませんが、最初のそのBNCTだけ、医療的なことをちょっとだけ話させてください。  これは、現在、厚生労働の科学研究費の補助金で、おっしゃった京都大学でのBNCTに関する研究を支援をしています。ただ、おっしゃったように、これ...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(小宮山洋子君) B型肝炎訴訟につきましては、御承知のように、先行訴訟が平成元年に提訴をされて、平成十八年の最高裁判決で五名の原告について集団予防接種によりB型肝炎に感染したことについて国の責任が認められました。その後、平成二十年三月以降、先行訴訟と同様の状況にあるとし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員おっしゃったように、いろいろな見解があることは承知をしておりますが、今申し上げましたように、これは非常に多くの方に精神的、身体的、そして経済的苦痛をお与えしたということで、これが連続注射によるものだということはやはり国の責任があると考えておりますの...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それはそれぞれ個々のケースでしっかり検討していきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) これは政府の方の税制調査会の方でもそういう議論をいたしまして、そこでこういう形で盛り込むということは国民の皆様に御説明をしていると思いますし、厚生労働省としても説明をしていると思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 今局長の方からも御説明をしたように、随時可能な限り説明をしてきていると思います。突然ではなくて、今申し上げたように、昨年の十月、そして今年の一月、六月、そして今年七月の閣議決定のときにも政府の方針は公表をしておりますし、メディアの皆様にもそれを伝えても...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今年の七月に閣議決定をしましたとおり、当面五年間で必要な経費について、税制上の措置と、今言われたように厚生労働省での基金の返納ですとか資産の売却などによって必要な財源を確保する方針です。  政府としましては、その修正された財源確保規定に基づきまして平...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今のその六十二年のWHOに関してでしょうか、今問われているのは、通知が遅れたというのは。
○国務大臣(小宮山洋子君) 日本で予防接種の行政の中で、予防接種法が施行されました昭和二十三年に注射針を一人ごとに消毒をすること、また二十五年にはツベルクリン反応検査とBCGについて、昭和三十三年に予防接種についてまた注射針を一人ごとに交換すること、さらに昭和三十四年からは予防接...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 平成十八年の最高裁の判決では、遅くとも昭和二十六年には、集団予防接種等の際、注射針、注射筒を連続して使用した場合にB型肝炎ウイルスの感染の危険性について認識すべきだったとされていまして、また、昭和二十六年から昭和五十八年までの間に予防接種やツベルクリン...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 必ずしもそういうことではないと思います。今回はその欧米の論文を基にした判決、今回の判決でこういうものが出たので、それを重く受け止めて基本合意に基づいてやっているので、一つ一つのものが全てそのことで対応するというものではないと、個々のケースでしっかりと対...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 無過失補償制度についていろいろな問題があることは、私も議員のときにも取り組もうとした経緯もございまして、よく分かっているつもりでございます。  この無過失補償制度については、ほかの分野に先駆けて、産科の分野で平成二十一年の一月から、分娩に関連して発症...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 現時点では、C型肝炎ウイルスへの感染について、集団予防接種の際の注射器の連続使用によるものという科学的な因果関係は証明されてないと思っています。これから、今、第三者機関をどうするかということを検討しているところですけれども、今おっしゃったような視点もそ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 今その第三者機関をどういうふうにつくるかということを、B型肝炎とC型肝炎と今ちょっと違った仕組みで動いておりますのを一緒にした方がいいのではないかという御指摘は衆議院の方の委員会でも受けておりますので、その在り方の検討も含めて検討をしていきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃるとおりだと思っておりますので、B型のみならずC型についてもしっかりと検討をし、さらに研究も進めていくようにしたいと思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) 除斥期間を経過しました肝硬変とか肝がんの患者さんたちの取扱いにつきましては、基本合意書を締結する過程でも議論をされていないため、その基本合意書には示されていません。ですから、今回はその基本合意書に基づいて作ってありますので、この法案には規定をしてござい...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃったとおりだというふうに思います。今後提訴される方々への対応も含めた迅速で全体的な解決を図るために、今回法案を提出をさせていただいていると思っています。ですから、これを一刻も早く成立をさせていただいて、全面的な解決を目指したいと思っていま...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 肝炎ウイルスの感染経路というのは非常に多岐にわたりますので、過去に感染リスクが高い状況にあったとしても、その御本人が自覚をしていらっしゃらないことが多いというふうに承知しています。このため、肝炎対策推進協議会での御議論などを踏まえまして、今年五月に策定...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 性別ですとか年齢別などの詳細なデータを適宜施策に反映するということは大変重要だと思っています。今後、各自治体との密接な連携の下で、国としても実態を把握をして効果的な肝炎対策の推進につなげていきたいと思っています。  なお、感染経路別のデータにつきまし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員がおっしゃるとおりだというふうに思います。  政府としましては、国の責任を認めた平成十八年の最高裁判決、これを重く受け止めまして、裁判所の仲介の下、誠意を持って和解協議に応じ、原告の皆様と基本合意書を締結をいたしました。  私といたしましては、...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 集団予防接種による感染であることを証明する方法につきましては、一年以上にわたる和解協議の結果、原告の皆さんと締結をした基本合意書で詳細に規定されています。現在、裁判所の仲介の下でこの基本合意書に沿って認定手続を進めているところでございます。  今御指...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 平成十八年の判決後すぐに対応していればという委員がおっしゃることも考え方としてはあるというふうには思います。ただ、それを重く受け止めて和解の協議をその間してきたということは御理解をいただきたいと思っています。そこで締結いたしました基本合意書に基づいてし...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 委員が御指摘のとおり、生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンへ変えようという切替えの決断が遅かったと私も思っています。その決断をしてからは鋭意その生産を奨励をするなど努めているところですが、今月末から順次薬事申請が出される予定です。これは四種混合につ...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) これはおわびというのは衆議院のときから何度もさせていただいているところですが、本当に長年にわたりまして精神的、肉体的そしてまた経済的な御負担を患者の皆様にお掛けをし、また本当に、言われるように体も非常にきつい中で長年にわたって訴訟を起こしてこられた皆様...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) しっかりと予算が確保できるようにやってまいりたいと思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) これはまず、第一歩としてこの間の基本合意書に基づいてまずこの法案で対応させていただき、そして除斥期間が過ぎた方がまた提訴をされた場合には、その対応を速やかにできるように真摯にやってまいりたいと思っています。
○国務大臣(小宮山洋子君) それはしっかりと対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) それは、衆議院の方の審議の中でも、学校教育の中でしっかりとこうしたことも人権の問題を含めてやるべきだというふうに言われましたので、私の方からも文部科学省としっかり連携をして取り組むように指示をしているところです。
○国務大臣(小宮山洋子君) 御指摘のように、基本合意書に基づきまして、第三者機関による検証の場を設置して感染被害の真相究明や検証を行うことにしています。現在、原告、弁護団の皆様などとも相談をしながら人選そのほかの作業を進めておりまして、準備が整い次第開催をしていきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) それは私も委員と同じ問題意識を持っています。  今、薬害肝炎検証検討委員会での最終提言を基に検討をしているんですが、本当にB型肝炎、C型肝炎だけではなくて、薬害全体についてどのような第三者機関をどこに置けばよいのか。厚生労働省の中だとどうしても第三者...全文を見る
○国務大臣(小宮山洋子君) 参議院議員川田龍平さん提出の特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案に対する修正案につきましては、政府としては反対でございます。
○国務大臣(小宮山洋子君) ただいま御決議いただいた附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力いたします。
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(小宮山洋子君) おっしゃるとおりで、食品中の放射性物質については、厚生労働省が定めましたガイドラインに基づいて、食品の特性ですとか環境モニタリングの結果も考慮して各地方自治体で効率的、効果的にモニタリング検査を実施をしています。その検査結果につきましては、放射性物質が...全文を見る