小山孝雄

こやまたかお



当選回数回

小山孝雄の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第147回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○小山孝雄君 ありがとうございます。  私は、まず、憲法に対する基本的な考え方を申し上げますが、最近遺伝子、DNAの研究というのが長足の進歩を遂げておりますけれども、私は、これは一人の個人の人間のみならず、国家、国民、民族にもDNAがあると思います。したがって、国家の基本法であ...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○小山孝雄君 自由民主党の小山孝雄でございます。  最初に、外務大臣にお尋ねをいたします。  報道によりますと、北朝鮮に対する米支援の問題でございますが、与党の了解が得られればきょうにでも米支援の再開を決定したい、このように聞いておりますが、どうでございましょうか。自由民主党...全文を見る
○小山孝雄君 大臣は昨日、拉致事件の被害に遭いました御家族の方にお会いをされた。昨日はその家族の皆さんが外務省前、きょうは自由民主党の本部前に朝早くから寒い中、座り込んで問題の早期解決を訴えておられます。  きのうお会いになられたようでございますけれども、どのように受けとめられ...全文を見る
○小山孝雄君 あの方々は、本当にこれしか訴えるすべがないと、やむにやまれない気持ちで座り込んでおられると思います。  実は、けさあそこを通って国会に参りますときにちょっと党本部前でおりまして、二言三言言葉を交わしてまいりました。  外務大臣は、御自分の子供を拉致された、そんな...全文を見る
○小山孝雄君 解決のためには何でもやってみたいというその大臣の決意、どうぞ、この問題はまさに国家主権にかかわる問題そのものでありますので、最重要課題として取り組んでいただきますことを再度要請して次に移りますが、同じく米国内でも最近日本企業に対する戦時賠償を求める訴訟、提訴が相次い...全文を見る
○小山孝雄君 これも決して民間の話じゃないと思います。やはり国として対処すべきじゃないか。一企業のためのことではない、戦時賠償、こういうのでありますから、どうかその方針で臨んでいただきたい、このように思います。  次に、憲法第十三条と胎児の生命尊重という問題についてお尋ねをいた...全文を見る
○小山孝雄君 すなわち、胎児の生命は憲法十三条で最大限尊重されなければならないものであり、だからこそ、資料もお配りしておりますように、刑法第二百十二条は堕胎罪を設けております。そして、その罪は一年以下の懲役刑も科してあるわけでございます。憲法、刑法がこのように重く規定しているとこ...全文を見る
○小山孝雄君 大半が母体保護法十四条一項一号に基づいて行われている。このお配りしている資料、「出生数と人工妊娠中絶数の推移」というのをごらんいただきたいと思いますが、昭和二十四年がこの母体保護法の前身の優生保護法が制定され、施行された年であります。それから今日までちょうど五十年で...全文を見る
○小山孝雄君 そうすると、経済的理由というのは、例えばことしはちょっと収入が減ったからとか、あるいは車を買いかえたいからとか、そういう理由ではないということですね。  現に生活保護法の適用を受けている者が妊娠した場合、または現に生活保護法の適用は受けていないが受けざるを得ない状...全文を見る
○小山孝雄君 今の説明聞きましたが、こんなことを言いたくはありませんけれども、政務次官、大臣にも伝えてください。  先ほど局長が御答弁になりましたけれども、この問題について少し意見を聞きたいということでお越しをいただきましたときに、局長、担当課長もおられました。経済的理由という...全文を見る
○小山孝雄君 この出生数と人工妊娠中絶数の推移を見ますと、人口妊娠中絶が百万台に乗った年が昭和二十八年であります。  それは、昭和二十四年に法律ができて、二十七年に今私が申し上げたところは大幅に換骨奪胎、骨を抜かれたからでございまして、皆さん奇異に感じられると思うので申し上げま...全文を見る
○小山孝雄君 政務次官にもう一つお尋ねしますけれども、少子化対策ということで、これはもう本当に莫大な予算も使いながら、政府を挙げて、国を挙げて今その対策が進められているわけでありまして、その陰で現在も、届け出された正式な数字だけでも年間三十三万もの生まれるべくして宿った命が失われ...全文を見る
○小山孝雄君 厚生省には、今の点、くれぐれも心を込めて進めていただきたいと思います。  次に、文教問題に入ります。  今折しも卒業式、入学式の季節であります。昨年八月十三日に国旗・国歌法が制定されて以来の初めての卒業式、入学式の季節でございますが、文部省は学習指導要領において...全文を見る
○小山孝雄君 今指導の内容が、原則のような内容が語られましたが、文部大臣、実は私のところにこんな資料が寄せられました。小学校二年生の子供さんの音楽の教科書でございます。その冒頭に国歌が、歌詞と楽譜がございます。それを教えずに、その上に「ぞう列車よはしれ」という、これは反戦歌だそう...全文を見る
○小山孝雄君 詳細は承知していないということでございますが、これは大阪の和泉市の某小学校であります。このままお渡ししますと、提供してくれた子供さんのお名前、学年、担任の先生、すべて名前が載っておりますので、そこのところは伏せて後ほどお届けします。中山大臣もお見えでございますが、大...全文を見る
○小山孝雄君 既に卒業式が行われて、国旗掲揚、国歌斉唱の実施率等、文部省、掌握しているところもあろうかと思います。特に公立高等学校が、もう既にその行事は終わっていると思いますが、これまで低かったのは北海道、神奈川、三重、大阪、兵庫、奈良、広島あるいは東京等々でございます。  今...全文を見る
○小山孝雄君 広島県が国旗掲揚、国歌斉唱ともに一〇〇%だと、こういうことでありますが、もし実態の伴うものであれば、大蔵大臣もおられますが、大変これは前進したことだと思います。  私の手元に、実は、卒業式、入学式のときにこのように行動しろという高教組の中で配られているマニュアルが...全文を見る
○小山孝雄君 これは、じゃ後でコピーしてお上げしますので、これも調査をしてください。よろしいですか、御回答を願います。
○小山孝雄君 東京都の中でも、東京都は大分よくなったということを聞いておりますが、その中でも昨年女性の市長が誕生した国立市、非常に大きくあちこちで取り上げられております。実は、私もあそこに十五年住みまして、一番問題の小学校だという国立市立第五小学校、これは団地の真ん中にある小学校...全文を見る
○小山孝雄君 聞いてみますと、部外者が学校に入ってきた、校長が帰ってくださいと言っても帰らない。これは、もう住居不退去罪、刑法第百三十条、「三年以下の懲役又は十万円以下の罰金」と書いておりますが、その罪にも該当するんじゃないんですか。  どのような厳正な対処をなさったのか、もう...全文を見る
○小山孝雄君 毎年毎年このようなことが繰り返される、大変ゆゆしいことでございます。私は、当たり前のことが当たり前に粛々と行われる、そんな教育現場であってほしいと心から念願をして、こんな問題を取り上げさせていただいたところでございます。  そしてまた、文部大臣は、これまでも大変教...全文を見る
○小山孝雄君 道徳教育といいましても、決してしかつめらしい顔をしてかた苦しいことを教えるんじゃないと思います。  一昨年になりましたが、学校教育の現場で苦悩している広島県の中学校の教師をこの委員会にお呼びして証言をしてもらったのが一昨年の四月でございました。それが契機に広島県に...全文を見る
○小山孝雄君 防衛庁長官、お願いを申し上げます。  北朝鮮の工作船が日本海近辺に徘回をしたあの事件からちょうど一年でございます。つい先般、二月の末の朝日新聞に、護衛艦「はるな」の乗員の皆さんがあのときどんな気持ちで事に当たったかということが、中部防衛衛生学会でその内容が報告をさ...全文を見る
○小山孝雄君 防衛庁に尋ねますが、あの護衛艦の乗組員には防弾チョッキが装備されていなかったのじゃないかとも聞いておりますが、どうなんでしょうか。海上保安庁の乗組員にはちゃんと装備されていると聞いておりますが、いかがですか。
○小山孝雄君 今はどうなっているんでしょうか。
○小山孝雄君 その新聞報道を見たときに、半数が死を覚悟したという大きな見出しが出ておりましたのですが、その理由が今わかりました。やはりそのような装備をするのは当然のことだと思いますので、鋭意これからも充実をしていただきたいと思うわけであります。  昨年三月のあの北朝鮮の工作船の...全文を見る
○小山孝雄君 今までもたびたびあったという報告でありますが、これはやっぱり有事とかじゃなくて、防衛庁長官、平時における海上自衛隊の、また陸上自衛隊の、航空自衛隊の対応というものに対する法整備というものが必要なんじゃないんですか。  領空侵犯のときはスクランブルをかけて船はいつで...全文を見る
○小山孝雄君 終わります。
03月14日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
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○小山孝雄君 自由民主党の小山孝雄でございます。  きょうは、大臣、総括政務次官、それから政府参考人に、所信の中にございましたが、安全文化の創造ということを大臣述べられましたわけでございますが、この安全ということについて質問をさせていただきます。  我が国は、安全と水はただだ...全文を見る
○小山孝雄君 大きな災害の陰には、これは報道もされませんけれども、労働災害がたくさんあるわけでございます。かつては六、七千の死亡災害事故がありました。労働安全行政、そしてまた関係者の皆さんの御努力によりまして次第に減ってきておるわけでございますが、たしか平成十年には史上初めて死亡...全文を見る
○小山孝雄君 死亡災害事故、今千九百二十四人、これは直近の数字でこれからまたふえることになるんでしょうが、その中でいわゆる安衛法違反というものはどれくらい今掌握しておりますか。
○小山孝雄君 そうすると、それ以外の件は違反がないということになるわけでございますが、私、ここに労働安全衛生関係法令集というのを持ってきておりますが、非常に分厚いものでございます。安全衛生法本体は百二十二条、政令が二十五条、そして安全衛生法規則というのが六百七十八条ございます。こ...全文を見る
○小山孝雄君 今、総括政務次官、安衛法及び規則等の改正も視野に入れているというお話がありましたが、どのあたりを改めなきゃならないという認識を持っていらっしゃいますか。何条とかこの規則とかまで具体的にならなくても結構ですが、どのあたりが今の現状に合わなくなってきていると認識なさって...全文を見る
○小山孝雄君 政府参考人、何か総括政務次官の答弁に補足することがあればお願いいたします。
○小山孝雄君 今の総括政務次官のお考え、そしてまた基準局長のお考え、特に事故を未然に防ぐということの観点からの再検討と法改正、規則等の改正と法令の改正ということは大変大事な点だと思います。どうぞ速やかに、適切にお進めをいただきたいと要望申し上げる次第でございます。  こんなこと...全文を見る
○小山孝雄君 今のような数字が明らかになったわけですが、やはり一番多いのが墜落、転落。  仮設の工事現場、仮設の構造のところをずっと視察に歩いておりますと、ちょうどこの腰の下あたりに手すりがあるという、これで大丈夫かなと実は思いました。そして、現場の方に聞いてみると、法律なのか...全文を見る
○小山孝雄君 どうぞよろしくお願いを申し上げます。  人間はうっかりしたり、集中して何時間も人の話は聞けないもので、きょうはまだ十時半前でありますから皆さんも耳を傾けてくださっておりますが、私などもそうですが、一日ぶっ通しの委員会ではもう数時間、一時間以上いたしますとうろちょろ...全文を見る
○小山孝雄君 けがをなさって、あるいは亡くなられて、その補償、遺族への補償、あるいはけがの治療に当たる補償、あるいは月々の労災補償をずっと続けられるわけでございますが、これはたしか一兆円を超えておるわけで、莫大な金でございます。労働省の施設に労災ケアセンター、ここも何カ所か見させ...全文を見る
○小山孝雄君 大臣にお尋ねをいたします。  大臣は通産省の御出身であり、中小企業の問題についても大変造詣が深いわけでございますけれども、この災害の大部分がこれは中小企業の現場で発生しているということは御承知のことだと思います。そして、その中小企業というのは多くは下請でありまして...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第14号
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○委員以外の議員(小山孝雄君) 今いみじくも本岡先生が御自分のお生まれになった年を例に出されまして、おのおのの生まれた年、また生きた時代というものは、そのおのおのの受けとめ方が本当に大切なことであり、そしてまたおのおのの立場で昭和という時代を振り返るということが大変重要なことじゃ...全文を見る
05月02日第147回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○小山孝雄君 両参考人にお尋ねをいたします。  先ほどSWNCC指令のお話が出ておりましたが、いわゆる降伏後における米国の初期の対日基本政策、その中に冒頭に、日本国が再び米国の脅威となり、また世界の平和及び安全の脅威とならざることを確実にすることというのが占領政策の基本政策の重...全文を見る
○小山孝雄君 簡単に言いますと、憲法草案の作業中に、これはラウエルさんが文書に残して、ラウエル文書ということで残っておりますけれども、たしかゴードン女史は何かにそのことを語ったことを記憶しておりますが、日本側が皆さんの草案をのまなければ力を用いてもいいよということをマッカーサー将...全文を見る
○小山孝雄君 先ほどの証言の中で、日本国民の人は自分たちがこういう作業をやっているということを知らない、また知られまいとしたという努力を、そしてあちこちの図書館を回ったと、一カ所の図書館ではなくてあちこちの図書館を回ったという証言がありましたね。それからいくと、知らせまいとしたと...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第16号
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○委員以外の議員(小山孝雄君) 戦争のことを本岡先生おっしゃられましたけれども、昭和の時代の始まりは、これはまさに経済問題で始まったと私は認識をいたしておるわけで、戦争だけではなかったのじゃないかと。金融恐慌に始まり、世界恐慌に始まったのが昭和の時代の始まりでありまして、もちろん...全文を見る
○委員以外の議員(小山孝雄君) 三月三十一日、実は前日に法案を提出いたしました。法案を提出した翌日夕方、電話連絡がございまして、アクセスという番組に出てくれないかということで出たわけでございます。私、一時間、視聴者の皆さん、そしてまた、崔さんとおっしゃる何か有名な映画監督さんだそ...全文を見る
○委員以外の議員(小山孝雄君) 承知いたしておりません。  今私が申し上げているのは、電話による調査。そして改めて、電話による調査について最終的にはどうだったのかということを、せっかくの御下問がありましたので昨日確認をしましたところ、百十八本の電話のうち八十四本が賛成、三十四本...全文を見る
05月30日第147回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○小山(孝)参議院議員 ただいま議題となりました国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  六十年有余に及ぶ昭和の時代は、我が国の歴史上未曾有の激動と変革、苦難と復興の時代でありました。今日我々がある平和と繁栄...全文を見る
○小山(孝)参議院議員 御指摘の森総理の発言は、五月十七日の参議院本会議において総理が述べられておりますように、神道政治連盟国会議員懇談会の活動の経緯を紹介する趣旨で申し上げたものであると承知をいたしております。  そしてまた、本法律案の趣旨は、既に提案理由で述べましたように、...全文を見る
○小山(孝)参議院議員 五月十五日の神道政治連盟国会議員懇談会結成三十周年記念祝賀会における森総理の発言の趣旨は、全体として見れば、今日の続発する少年犯罪の現状をとらえられまして、両親と祖先からいただいた命の大切さを子供たちに教えることの重要性を力説し、その中で、家庭でも学校でも...全文を見る
○小山(孝)参議院議員 天皇に対する考え方につきましては、本法律案とは直接に関係するものではない、こう考えるものでありますけれども、あえて発議者というか私個人の天皇に関する認識を申し上げますならば、一つは、天皇につきましては、日本国憲法第一条において、「日本国の象徴であり日本国民...全文を見る
○小山(孝)参議院議員 この神の国につきましては、そもそも神の国という言葉についての誤解があるように思います。日本語で言う神とは英語で言うゴッドではないと思います。日本には、古くから古事記などの古典に見られますように、神話の世界があり、山も神、海も神、木々も神、岩も神というように...全文を見る
08月08日第149回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○小山孝雄君 同じく自民党の小山孝雄でございます。  最初に、警察庁に伺いますが、この八月三日に、ことし上半期の少年犯罪、そして刑法犯のまとめが発表されましたけれども、特にその中で最近の少年犯罪の傾向についてお答えをいただきます。
○小山孝雄君 今お話がありましたように、その動機が今までの事件とは違う様相を呈しているということを非常に憂慮するものであります、人を殺してみたかったとか、あるいはだれでもよかったとか。生活に困窮して、そして刑法犯に触れる犯罪を起こしたのは昔のこと、今は理由がわからない、そういうこ...全文を見る
○小山孝雄君 今お答えいただきましたが、実は私ども自由民主党政策審議会で、特に教育問題の担当部門の者たちで真剣に論議をして、さきの国会に出そうと用意をした法案もございます。しかし、総務庁長官、なかなか実際、総務庁で青少年対策の何かをやっただけで事が済むものではない。各都道府県、市...全文を見る
○小山孝雄君 ありがとうございます。そのとおりだと思います。本当に社会全体の、国全体の私ども国民的なテーマになってきている、こう思うわけでございます。  文部省にお尋ねいたします。  先ほど中島委員から不登校の質疑もございましたが、校内暴力の動向について発表してください。
○小山孝雄君 校内暴力におきましてもやはり同じように突発的、突如としてという状況が見られるということでございます。  文部大臣に伺いますが、総理の諮問機関でございます教育改革国民会議、この第一分科会の報告が既に、中間報告というんでしょうか、出されております。  子供はひ弱で欲...全文を見る
○小山孝雄君 大変大事な御指摘だと思います。私どももそのような考えを持ってこれからもこうした問題について取り組んでまいりたいと、こう思っておるところでございます。  ところで、大臣、大変答弁は難しいかもしれませんが、道徳というのはどういうものでございましょうか。社会生活を送る我...全文を見る
○小山孝雄君 既に二年前、心の教育のあり方ということで、文部大臣の諮問に対し既に中教審も答申を出しまして、いわゆる道徳教育の充実という答申も出しているわけであります。その内容及び対応状況について文部省に伺います。
○小山孝雄君 二年前、私はここの本委員会で学校教育の現場に立つ中学教師を参考人として招きまして教育の現状を語ってもらいました。そのときに、道徳教育の状況について、まずやっていることにはなってはいるけれども、実際の子供たちの持っている授業時間割りにも入っていないよ、こういうのがたく...全文を見る
○小山孝雄君 内容についてはどうですか。
○小山孝雄君 確かに時間数等々は以前よりは少しくふえているということですが、私はまだまだ中身は極めて憂慮すべき内容だと、こう思っておりますが、文部大臣、現状の道徳教育の内容について、充実ぶりについてどう思われますか。十分だと思いますか。
○小山孝雄君 おっしゃるとおりだと思いますが、私は文部省からこの道徳教育の実施状況の調査をお聞きしましたときに、相当時間がふえておりますよ、ちゃんとやるようにしておりますと、こういう御報告をちょうだいしたんですが、この二日、三日、本院で子ども国会というのが開かれました。全国からえ...全文を見る
○小山孝雄君 大臣の御所感、承らせていただきました。  初中局長、お見えでございますが、申し上げます。  わずかばかり、実施率が数%ふえたとか、その程度でよくなったとか言うことは、これは間違いです。この現実に教室にいる子供たちがどう感じているかということを、この証言録をぜひ、...全文を見る
○小山孝雄君 ところで、道徳教育の中においてどのようなことを教えているのでございましょうか。大臣、お願いいたします。
○小山孝雄君 今、大臣が御発表いただきました道徳の内容、御参考までに配付資料として皆様のお手元に配付しておりますのでごらんをいただきたいと思いますが、実に立派なことを、そして大変大事なことが書かれてございます。  小学校一学年、二学年、「父母、祖父母を敬愛し、進んで家の手伝いな...全文を見る
○小山孝雄君 道徳には教科書がありませんので、全国共通して使われる資料というのはこの小学校、中学校の「学習指導要領解説 道徳編」だけでございます。小学校で四十一万、中学校で二十三万部印刷されて配付されているということでありますが、学級担任に配付されているということでありますが、た...全文を見る
○小山孝雄君 事ほどさように現状と、現場に立っている教師がそう言うのでございますから、ぜひそれは、国の予算を使ってやっているわけですから、徹底して活用いただくよう、各現場に臨んでほしいと思うわけであります。  なお、主計局長、大蔵大臣もお見えでございますが、配付されていないとい...全文を見る
○小山孝雄君 いつごろをめどに作業を進めておりますか。
○小山孝雄君 それは再来年度、十四年度以降には使ってもらいたいと、こういうことでしょうか。
○小山孝雄君 それともう一点、この道徳教育というのがないがしろにされているもとに、教える側がよくわからないということもあるんじゃないでしょうか。  大学教育の中で、教員養成課程の中でどんなカリキュラムになっているのか、そしてまた試験問題としてちゃんとそのテーマが取り上げられてい...全文を見る
○小山孝雄君 もっと追いたいところですが、時間も迫っております。  先ほど来、文部大臣の御発言にもありました、教育というのはひとり学校教育に任せておいていいものではない、家庭教育、社会教育すべてが相まって人間の完成といいますか社会教育が行われていくんだと、こう思うわけであります...全文を見る
○小山孝雄君 一層の御努力を求めて、次に進みます。  官房長官、お戻りでございますが、森総理の所信表明の中で、教育改革、日本新生プランの第三の柱を教育の新生と位置づけられまして、教育改革として重大視する御意向が述べられました。その教育改革の課題について述べられた中で、例えばIT...全文を見る
○小山孝雄君 教育委員会の機能について、本当にそのように願うわけでございます。  文部大臣にお尋ねいたしますが、教科書採択に関しましては平成二年の文部省通知が出されておりまして、これは教育委員会の専権事項であると、こういうふうにしているわけでございますが、実際は学校票であるとか...全文を見る
○小山孝雄君 教科書の問題についてもう一点、文部大臣、お願いいたします。  先般、一部の新聞が、今現在検定が進行している、申請中の教科書についてこのような内容があるということを報道いたしました。これは非難めいた内容も含まれておったように思うわけでございますが、制度として、これは...全文を見る
○小山孝雄君 ありがとうございました。  ことしは五千円札の主人公の新渡戸稲造博士が「武士道」を著しましてちょうど百年でございます。その「武士道」をフィラデルフィアの小さな印刷所から新渡戸博士が出版をなさった。その第一版の序文に、ベルギーの法律学者と懇談をしているときに、日本で...全文を見る
10月13日第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第6号
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○小山孝雄君 おはようございます。自民党の小山孝雄であります。  今週最後の日になりましたが、本日も佐藤委員を除く野党の皆さんの御出席がいただけておりませんことを大変残念に思う次第でございます。  質疑に入りますが、ここに「日本国憲法制定の過程」という、これは本のコピーであり...全文を見る
○小山孝雄君 ありがとうございました。  御案内のとおり、参議院発足当初には、いわゆる保守的な考えを持ちながらも衆議院の多数派とは一線を画する無所属議員から成る緑風会というのがございました。大勢力でありました。最大会派であったわけであります。当時の活動といたしまして、国家行政組...全文を見る
○小山孝雄君 今、御答弁で横流しという御答弁がありました。すなわち、集票力が極めて高い、いわゆるタレント性の高い候補者を立候補させることによって、その候補者が今の東京都知事の石原愼太郎さんだとかあるいは藤原あきさんだとか三百万票を超えた人というのは数名、あるいは我が党の宮田輝候補...全文を見る
○小山孝雄君 政党名の投票でもいい、個人名の投票でもいいという法案になっているわけでありますが、帰属が不明な票の案分についてお尋ねいたします。  この両方認めることになったときに、これまでに想定されなかったケース、案分の方法というのが問題になってくるんだと思いますが、どんな点が...全文を見る
○小山孝雄君 そうすると、政党と候補者個人両方に案分するということになるのでございますか。
○小山孝雄君 連座制の適用の問題につきましてはたびたび質問も出たところでございますが、参議院比例代表選出議員の選挙に連座制が適用されることとなるわけでございますが、もう一度、その内容について確認をいたします。
○小山孝雄君 次に、定数削減についてお尋ねをいたします。  これは衆議院の定数削減を受けて参議院の定数も削減する、こういうことでしょうか。
○小山孝雄君 続いて保坂議員にお願いいたします。  衆議院は比例区のみの二十人削減になっております。提出されている法案というのは、選挙区六人、比例区四人削減することにしておりますが、その点、なぜですか。
○小山孝雄君 選挙区のうちで、削減される選挙区が岡山、熊本、鹿児島と、この三県に定まった理由は何でしょうか。
○小山孝雄君 今削減の内容についてお尋ねしたわけですが、今回の改正法案について多くの国民は定数削減のことが含まれているということを知らないんじゃないんでしょうか。佐藤委員を除く野党の皆さん、きょうもおいでになっておりませんが、その審議拒否の理由はこの法案の内容ではなく、削減するこ...全文を見る
○小山孝雄君 参考人の御意見を総合いたしますと、参議院は創設当初二百五十、沖縄県が祖国復帰をいたしまして二百五十二、創設以来一議席もふえておりませんよという御指摘でありました。当然そのとおりでございます。  衆議院が、一票の格差等の問題から次第次第に、本則はそのままにして附則で...全文を見る
○小山孝雄君 それに続いて自治省にお尋ねしますが、開票体制の問題でございます。  先ほども、政党と個人、両方への案分という、これまでの日本の政治史の中でないんじゃないんでしょうか、選挙史の中でない案分も行われるとなると大変時間がかかる。そしてまた、三千三百近くに上る市町村と都道...全文を見る
○小山孝雄君 新制度の導入に伴いまして、どうでしょう、先ほども申し上げましたが、即日開票というのは維持できますか。  即日開票と申しましても、投票日の夜中の十二時までとはあえて言いませんけれども、少なくとも深夜、日付変更線を過ぎて深夜には全部議席が定まるということは維持できるで...全文を見る
○小山孝雄君 予測しがたい点が多々あろうかと思いますが、最も大事なのは、素早くやはり有権者に選挙結果が知らされるということだと思います。  そこで、市町村選管と各都道府県の選管のオンライン化が完全にできている県、何県ぐらいあるんでしょうか。
○小山孝雄君 四十七都道府県のうち九県しか完全オンライン化ができていないとなると、相当開票体制に、特に比例区の開票体制については大変だなという感じがするわけでございます。これは、全国の市町村まできちっとそれを広げる、予算をとってやったらどうですか。お考えを聞きます。
○小山孝雄君 自治省、国の指導でそういうことをやろうということであれば、私ども応援することはやぶさかではございません。  そこでもう一つは、法改正が成った後の制度の周知について十分な啓発が必要だと思うわけであります。法成立後、どのように速やかな周知徹底を図る予定か、自治省のお考...全文を見る
○小山孝雄君 片山先生、今制度の周知徹底についてお尋ねしたわけでありますが、よく声が聞こえてまいりますのは、非拘束名簿式というのは極めてなじみが、言葉として入らない。大体、拘束なんということ自体が嫌なことでありますので、それにまた非なんてつきましても本当にそこから既に面倒くさいと...全文を見る
○小山孝雄君 ぜひマスコミの皆さんの協力もいただいて、親しめる名称、あああの制度ねと、こう言葉がすぐ頭に入る制度の名前が全国的に行き渡るよう願ってやまない次第でございます。  最後に申し上げますが、この論議が始まりまして、旧全国区は残酷区だった、あるいは銭酷区だったということが...全文を見る