小山展弘

こやまのぶひろ

小選挙区(静岡県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

小山展弘の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○小山分科員 それでは、質問をさせていただきたいと思います。  二年ぶりに戻ってまいりましたものですから、少しまだブランクがありますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、最初に、ISILによる日本人人質事件に関連したことをお尋ねしたいと思います。  安倍総...全文を見る
○小山分科員 わかりました。  次に、災害対策、津波対策についてお伺いしたいと思います。  特に、津波対策ということになりますと、一番望ましいのはやはり、津波堤防を構築して、その津波堤防でしっかり津波を防いでいくということができれば一番いいわけですけれども、津波堤防の構築につ...全文を見る
○小山分科員 堤防については、現時点でも、林野庁の管轄で、防風林を守るための堤防というのがある。しかしながら、これが高波で、三百メーター、波にさらわれて流されてしまった。高波で流される堤防が津波に対応できるんだろうか。これは、コンクリートでしっかり補強してあれば、少なくともさらわ...全文を見る
○小山分科員 津波堤防の構築というのは、津波というのは実際に来てみないとわからないというところはございますけれども、堤防をつくることで、今、地価も非常にこの沿岸部は下がっております、こういった経済面、あるいは住民の心の不安といったものを取り除くというような効果もあろうかと思ってお...全文を見る
○小山分科員 今、対応中、制度整備中ということで、また、いろいろな専門家の方も入って、極力このリスクを管理して、また、運用の失敗ということがないようにということで御尽力されているということは、その御尽力の努力というものはわかりました。  ただ、私も金融機関に勤めた経験がございま...全文を見る
○小山分科員 確かに、各所管省庁のということは大事なことだと思います。しかしながら、例えば今いろいろと准組合員の制度なども議論になっておりますけれども、農協は農協で、支所の統廃合などを行って、地方ではこの経営がさらにスリムになるということが要求される。漁協は漁協で、これも大変、店...全文を見る
○小山分科員 大変いい御答弁をいただきました。  新しい公共というような名前で、当時の鳩山由紀夫総理が大変力を入れた政策でありました。鳩山元総理には人格否定的な発言や批判報道が大変目立っておりますけれども、また、批判されるべき点もあったかとは思いますが、かの鳩山内閣の方針も、そ...全文を見る
○小山分科員 政府広報オンラインでは、協同組合が地域社会の持続的発展への貢献を重視ということも述べられております。  今、農協法の関係で准組合員制度の議論もされておりますけれども、農協は協同組合として、農業者だけの組合、法律上は農業者が正組合員ということになっておりますけれども...全文を見る
○小山分科員 では、最後に一問、もし時間があればお願いします。  中国へのお茶の輸出について、中国は日本茶についての放射性物質検査証明書を要求しておりますが、この証明書の様式について日本政府と中国政府の間では合意がなされておらず、実質的に中国に茶葉を輸出できない状態にあります。...全文を見る
○小山分科員 ぜひ、今後とも御尽力をお願いいたします。  以上で質問を終わります。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○小山分科員 小山展弘でございます。  それでは、早速質問させていただきたいと思います。  まず、総理は施政方針演説で次のように述べました。「戦後一千六百万人を超えていた農業人口は、現在二百万人。この七十年で八分の一まで減り、平均年齢は六十六歳を超えました。」と述べ、その後で...全文を見る
○小山分科員 次に、日本農業の将来像、ビジョンについて、安倍政権あるいは林農林水産大臣はどのような構想を描いているのか。  ビジョンというと抽象的ですけれども、特に、その中でもどういう主体が今後の農業の担い手となるのか。今、年齢的なところではお話がございましたが、大規模農家、あ...全文を見る
○小山分科員 多様な担い手ということを想定されているということだと思います。  これから企業の参入とか大規模農業法人といったようなものがふえていきますと、最後に大臣がお話しになっておられた水路の管理とか、こういったものも、今は特に、貨幣を媒介として何か仕事でやっているというより...全文を見る
○小山分科員 これまで予算措置で実施されてきた制度についても、今後行われなくなるというようなことも中にはあろうかと思います。  北海道のように、かなり認定農家さんが多い、かなり規模も大規模化が進んでいるところではそれほど大きな影響は出ないかと思いますけれども、やはり地域、地方に...全文を見る
○小山分科員 同じような質問になりますけれども、安倍総理も施政方針演説の中で、これからは地域農協の皆さんが主役、農家の所得の向上と、もう一つ、地域農協を、今大臣のお話にもございましたが、自由な経営をしていくというようなことでお話しになっておりますけれども、例えば、中央会を農協法に...全文を見る
○小山分科員 多分、政府の考え方では、全中の監査、あるいは、農協が利益を上げてはいけない、収支とんとんでなければいけないんだという今までの制約が農協の経営の自由というものを制限していて、その結果、販売高が増加にならなかった。端的に言えば、全中の指導ないし監査というものが地域農協の...全文を見る
○小山分科員 確かに、いろいろなどんな組織でもこれは批判もあろうかと思いますし、また、組織の中での摩擦というものはあろうかと思います。  しかし、まさに今お話しいただいたとおりで、組合長アンケートでも十JAのみ、たしかこの一月二十九日のアンケートでは、九割以上の組合長が特にそれ...全文を見る
○小山分科員 大きな方向性についての認識というところでは大臣と共有するところもあるんですけれども、まさにこの買い取り販売はリスクが大きい、だけれども、それもやっていくということは私も大事なことだと思っております。  それだからこそ、今後、この農協の財務の安定性、経営の安定性とい...全文を見る
○小山分科員 仕組みの御説明というようなことでありましたが、農林中金も職員の数も限られておりますし、もともと銀行ですので、その中で、農協法に位置づけられた指導業務を中心に行う全中と同様の指導はするというのは、相当職員にも負荷がかかりますし、金融機関としての仕組みを整えてきている、...全文を見る
○小山分科員 済みません。  以上で質問を終わります。
03月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小山委員 おはようございます。民主党の小山展弘でございます。  それでは、早速質問に入りたいと思います。  政務二役の大臣不在の際の職務代行、危機管理意識について、最初にさらっとお尋ねしたいと思います。  二月二十三日、前任の西川大臣が辞任した日ですけれども、この日、小泉...全文を見る
○小山委員 大臣が辞任をする、交代が起きるというような、最高責任者の空白が起きたような、農水省にとっては、責任の所在が、権力の空白が起きるような大変な日だったわけでございます。何らかの、口蹄疫とかそういったことが過去にもございましたが、現地対策本部とかあるいは国際会議、こういった...全文を見る
○小山委員 どちらかというと、今の政府の答弁においても、高齢化の方が問題であるということかと思います。  もし私が計算を間違っていたら恐縮ですが、今よりもさらに、大規模化とかロボット化、機械化で人口は減っていくということですから、総理の施政方針演説ということで、非常に短い文章の...全文を見る
○小山委員 ここからは、農協法の制度変更について伺っていきたいと思います。  まず、骨格によりますと、理事の過半を認定農業者や農産物販売のプロとするとのことですけれども、農産物販売のプロというのは、どういう定義で、どういった人たちのことを指すのか。  例えば、今ある全農とか経...全文を見る
○小山委員 原則としてという言葉が入るということで、必ずしも認定農業者や農産物販売のプロということで過半を占めなくてもいいと。これであれば、何のために法改正をするのか、法改正しなくてもいいんじゃないかというふうに私は感じました。  それと、この骨格の部分で農産物販売のプロという...全文を見る
○小山委員 今、奥原局長からのお話でございましたが、最初の農家の収益、高く売っていくということが目的だということと、やはり今回の全中の組織をいじるということにつながりがあるというふうにはまず感じられないということであります。むしろ、リスクのある買い取り販売をしていくからこそ、経営...全文を見る
○小山委員 林大臣から、ある意味、いい御答弁をいただきました。実態として、事実として、地域インフラとしての役割を農協が果たしている、私もそのとおりだと思います。  だからこそ、私は、現状を理屈に合わせるのではなくて、むしろ今の実態を認めていく、まさに地域インフラ、地域に役に立つ...全文を見る
○小山委員 今のあべ副大臣が御答弁いただいたときには、まさに、全中の経営改善指導、そして業務監査というのが前提だったわけだと思います。  ですから、それが、今回、このような法制度の変更でなくなるということですから、当時想定し得たものではないんですね。やはり、農林中金も銀行であり...全文を見る
○小山委員 質問の持ち時間が来ましたので終わりますが、七百JAのうちのわずか十農協、そしてまたモニター調査でも四割が感じないと言っているわけですから、私は、これは根拠がやはり弱いと思います。  以上で終わります。
03月20日第189回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小山委員 民主党の小山展弘でございます。  それでは、早速質問したいと思います。  まず、津波対策についてですけれども、東日本大震災の後、津波に対しては非常に国民の関心が高くなりました。  津波から身を守るためには、津波から避難をする。避難タワーや命山、あるいは避難道路と...全文を見る
○小山委員 要は、内閣府の定義の中では、津波堤防に対しては津波の高さだけでやるということですね。確認です。
○小山委員 質問では、津波堤防について定義があるかと。これは通告してあります。  津波堤防については、内閣府としては定義がないんですか。なければないと言ってください。
○小山委員 内閣府では、堤防の定義についてはないということでしたが、では、具体的に構築物を管理している国交省所管の海岸構造物としての堤防について、レベル1、レベル2に対応する、これは事実上の津波堤防ということだと思いますが、それについての定義というか、どういうものをレベル1対応の...全文を見る
○小山委員 割と抽象的な定義かなと思います。  それでは次に、農水省所管の海岸防風林、防砂林のレベル1、レベル2に対する実質的な堤防の高さ、あるいは強度等について御答弁願います。
○小山委員 余り細かくこのことで話していてもしようがない、時間もないものですから。  何でこんなことを話したかといいますと、二〇一二年に静岡県の磐田市におきまして、きのうの質問取りの時点で、静岡県のこの地域はレベル1対応の堤防ができているということでございましたが、高潮で三百メ...全文を見る
○小山委員 静岡の県議会の複数の議員から、こういったことも工夫として何とかできないかということがありましたものですから、きょう質問をさせていただきました。  この地震財特法というのは、東海地域に住む人間からすると大変ありがたい、そして、南海トラフ地震の特殊性を認めていただいてい...全文を見る
○小山委員 今、ほとんどお答えの中にもありましたが、ぜひこういった、大臣の答弁にもございましたとおり、津波堤防をつくっていくというような予算がなかなか難しいという中で、さまざまな分野を活用して、実質的にこのような堤防の構築、整備をしていくということは大事なことだと思います。  ...全文を見る
○小山委員 昭和四十五年以前の、あるいは昭和三十九年以前の建物で、まだこういった抜本的対策が行われていないものもありますので、ぜひ早急にこういったものは進めていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。
04月15日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  福島伸享先生に引き続いて質問いたします。  まず最初に、食料・農業・農村基本計画の中で、農業所得の試算、今後の見込みについて質問いたしたいと思います。  この農業所得の試算、農業所得倍増ということで今政府・与党の方では目標を掲げておりま...全文を見る
○小山委員 実質値ということを今確認させていただきました。ですので、日銀の金融緩和等の物価上昇に関係なく所得が倍増するという方針で臨まれたということだと思います。  そこで、次に伺いたいと思いますけれども、政府は、農業所得の試算について、十年後の価格、平成三十七年の価格を、二十...全文を見る
○小山委員 確かに、今御答弁にもありましたが、一定の前提のもとに試算をしなければいけないということは当然あると思いますし、また、ほかの生産額の試算との関連性ということもあると思います。  しかしながら、例えば民間で経営改善計画なんかをつくるときには、価格の見込みがどうなるか、そ...全文を見る
○小山委員 二点ほど指摘をさせていただければと思いますが、今の御答弁ですと、品目ごとに消費の見通しを立てて、その消費量に見合った生産目標を立てるから、だから価格は下がらないと。結局、生産量を伸ばしていくとか、生産量というのは需要と一緒なものを出すんだということでした。これは裏を返...全文を見る
○小山委員 余り、発酵茶とか国内の需要の増というよりも、一万トンはほとんど輸出の増ということですね。  そういう答弁でしたので、そこのところは余り時間もないので触れませんけれども、中国茶の方が価格は七分の一。その中で、中国茶と日本茶でどれほど差別化が図れるのかというところでは、...全文を見る
○小山委員 日本製品の品質のよさとか、具体的なものはちょっとないという、今、売れているから売れているんだという話では、将来にもわたって今のような輸出が伸びていくということは、ちょっと今急な質問をいたしましたけれども、自信を持ってこれからもずっと伸びていくということは言いがたいかも...全文を見る
○小山委員 省エネ型の生産機械の導入をリースで進めていくという、このこと自体は決して悪いことではないと思うんです。ただ、では、どのぐらいのお茶農家さんがこれを導入するかということ、現場感覚から考えると、なかなかこれは少し現場の現状と意識がずれているように思うんですね。  その前...全文を見る
○小山委員 確かに、輸出を促進していくというところは重要なことですし、これは大変いいことだと思います。  しかし、ここも微妙に、農業・農村所得ということで、今回この計画にはあるわけなんですけれども、実際の輸出の中身を見てみますと、水産物がかなり大きいウエートを占めている、あるい...全文を見る
○小山委員 医福食農連携とICT活用・流通については将来の需要を見込んでということですが、これもシンクタンクの調査結果をもとにしているということですけれども、シンクタンクだとかコンサルなんというのは顧客が喜ぶようなデータを出すようなところもあるので、この点はこれから農水省の方でも...全文を見る
○小山委員 先ほどの財務省の話とある意味相似形、似ているかと思いますけれども、これからこの価格が変わるかもしれないということですね。ですから、ここもやはり将来にわたった根拠がかなり不安定な部分ではないかと思います。  時間もないので、活力ある農山漁村づくりの中で、社会的企業とか...全文を見る
○小山委員 社会的企業の中には協同組合も入ってくるということでございますが、企業の中に協同組合、確かに一般の方から見ると見分けがつきにくいということはあるかもしれないですけれども、やはり協同組合は協同組合としてしっかり位置づけていただければと。特に、今、農協法の制度変更等で議論が...全文を見る
○小山委員 水系の異なる改良区が合併するということもあり得ると。確かに、従事者が減る中で維持しがたいというところはあろうかと思いますが、大臣の御答弁にもあったとおり、賦課金が異なるとか、もともと組織あるいは歴史背景が異なるわけですから、この点が無理な合併、合併のための合併というこ...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  早速質問をさせていただきたいと思います。  まず、今までの政務三役の皆さんや林大臣の答弁、あるいは安倍総理の国会での発言あるいは答弁の中にもあったかと思いますが、よく出てくる単語で、強い農業というものがあります。日本は強い農業を目指すとか...全文を見る
○小山委員 私は、今のお話を伺って、強い農業、強いというような言葉、これは語感の違いかもしれませんが、余りそういうイメージというものではなくて、むしろ、今までの農業政策の延長線上に、今までも課題のあった耕作放棄地の解消であるとか、あるいは地域の農地の維持といったものではないかなと...全文を見る
○小山委員 今お話しいただいたことは、そのとおりだと思います。  加えて、あえて申し上げれば、やはり日本の総人口全体が減っているということ、それから、高齢者の方ほどお茶を飲む機会というのは比較的多いかと思いますが、それでも、高齢化が進んでいるということで、年々その消費量、食べる...全文を見る
○小山委員 私も政府の認識をほぼ共有するところですけれども、よく一般論として、農家の経営の規模を拡大しようとか、あるいは、食料・農業・農村基本計画の中でも、お茶の農家あるいはお茶に携わる農業者、この所得をふやしていく中で、省エネの機械を導入してコストの削減を図るんだということが農...全文を見る
○小山委員 主には輸出の増加というところを見込んでおられる。食料・農業・農村基本計画でも、平成三十七年までに一万トンの生産量の増加、これはほとんど輸出であるということでした。  ただ一方で、次の質問でお尋ねしたいんですが、輸出が伸びていくのは、これは伸びていっていただきたいと思...全文を見る
○小山委員 今、生産農家の方に、もうお茶をつくるのをやめてくださいというようなことになるべくならないように、やはり、まだ東北の方とかあるいは北陸の方とかへ行けば白湯を飲む文化のところもありまして、そこに、お茶を飲んでいただくように、国内での需要喚起というところも、輸出というものも...全文を見る
○小山委員 奥原局長にこのことについてもう少しお尋ねしたいんですが、そうしたら、この経済事業の中にはいわゆる葬祭事業とかそういったものも入るんでしょうか。
○小山委員 そうしますと、経済事業が非常に今までよろしくない。経済事業が本来業務だというような議論が展開されてきたかと思うんですが、経済事業の中でも、奥原局長がおっしゃったとおり、販売事業と購買事業、ここがやはりメーンだと思うんですね。ここの改革ということが本来だと私は思っており...全文を見る
○小山委員 ちょっと私もわかりにくい発言をしてしまったかもしれませんが、全中のところは理解しているつもりではございます。  それと、先ほどちょっと申し忘れましたのが、指導事業というのは常に赤字なんですね。そのことも経済事業という形で含めてしまうと、赤字幅がこれは当然、どの程度か...全文を見る
○小山委員 今の御答弁自体については大変共感するところでもあるんですけれども、ただ、今の質問の中で、本来の農協、これはもちろん、組合員の方々の所得の向上とか農家の方々の所得の向上という大前提、これは玉木さんとかみんな質問しますので、大前提のもとで、では、その中でお役に立つ農協の役...全文を見る
○小山委員 配慮というものがなされるということが前提で農協グループは今回の法改正というものに一定の理解を示したというのは、これは条件なんだと思うんですね。  そういうことからしますと、ここの配慮のところは改正後に考えますと。実際、本当に他の事業体と比べてのイコールフッティングと...全文を見る
○小山委員 主に買い取り販売、有利販売をさらに広げていくということかと思いますが、そのことによって、組合員あるいは出荷者にとってはどのような所得の向上に結びつくのでしょうか。
○小山委員 私は、理想的な形でいけば今の大臣のお話のとおりになるケースもあろうかと思います。しかし、そうでないケースもやはり考えられるのではないか。  協同組合ということであれば、なるべく収益を上げないという観点からしますと、例えば高く売れるんだったら、その分、出荷者なり組合員...全文を見る
○小山委員 そこの原則のところがやはり外されてしまってはいけないと思いますし、いろいろ今、農協がだらしないからということで、株式会社で、農協よりも高く農産物を買って、売っていますよとか、そういうところも出てきていますけれども、ただ、お茶なんかが非常に代表的かと思っておりますが、協...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○小山議員 民主党提出、農業協同組合法の一部を改正する法律案について説明いたします。  我々民主党は、本年一月十三日、農林水産委員会の閉会中審査で、全国農業協同組合中央会、全中の監査制度をいじることでなぜ農家所得が向上するのかと農林水産大臣に質問いたしました。あれから四カ月、何...全文を見る
05月21日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  質問に入る前に、一言申し上げたいと思います。  このたびの農協法の変更の審議に当たって、今、福島委員からも話がありましたが、法律案の逐条の関係資料が出てきたのは二日前でございました。作成は、ここに四月と書いてありますけれども、四月ぐらいか...全文を見る
○小山委員 共通法制というところで、私は、これはどちらが正しいとか正しくないとかということではなくて、事実としてどうかということを考える一つの論点として申し上げたいと思うんです。  例えば、政治的中立性ということで、先ほど齋藤委員からのお話にもあったように、何で民主党が政権のと...全文を見る
○小山委員 ありがとうございます。  私も、農水省さんが所管をするとかどこの省庁が所管するということまではきょうは求めるつもりはもちろんないんですけれども、ただ、こういった協同組合の共通政策を求めていく上で、どこかの窓口、担当官庁というものをこれから定めるように議論を深めていっ...全文を見る
○小山委員 この国際協同組合年のときに議論がありましたのは、例えば、以前は、教科書にも協同組合とは何なのかというような記載があったんですね。今はもう教科書からも記載が削除されちゃっています。  こういったことも含めて、何か株式会社の突然変異みたいな、あるいは税制面で不当な優遇を...全文を見る
○小山委員 ぜひ、協同組合の特質に留意するということで、監査に当たっても、営利目的の株式会社、また株式の投資に当たって投資判断として正確な会計情報を得たいという株式会社、特に上場会社に対する公認会計士、監査法人の監査のあり方と、利用者が永続的に協同組合を利用していくということを目...全文を見る
○小山委員 今大臣の答弁にもございました中で、ちょっと私、見解が違うところは、戦前の産業組合というのは、戦時体制に入るときに、農業会というものになります。これは、戦時体制、統制経済に入っていくわけですね。この中で、農村部の農村金融と購買、販売事業を行っていたところと都市部の信金と...全文を見る
○小山委員 この当該の政府広報オンラインに照らせば、これは当時の政府の方針ということだと思うんですけれども、それが今、変わりないということで伺いました。  それであれば、農協も農家のためだけではなくて、協同組合として、この広報オンラインにもありますとおり、地域社会に根差し、地域...全文を見る
○小山委員 私も、戦後の農協の歩みというものを決して否定するつもりはありません。それはそれで歴史を刻んできたものであると思っております。  そこに、今、農家のためだけの組合にしていくというわけではなくて、むしろ現状維持、あるいはもう少し地域での果たす役割というものをさらに幅を広...全文を見る
○小山委員 おっしゃるとおりでございまして、経済事業改革、経済事業で黒字化を図るんだといっても、葬祭事業とか、あるいは毛皮、宝石の販売をさらに手広くやって、そこで黒字にしてもこれはしようがないですね。やはり販売、購買事業の改善ということでやっていった方がいい。  ですから、余り...全文を見る
○小山委員 大変恐縮ですが、全中の監査権限を見直す、あるいは監査の廃止ということと、販売、購買事業の経営改善ということが、因果関係が私はちょっと今の御答弁ではよくわかりませんでした。  これから逐条審査ということで、さらに経済事業のことは質問していきたいと思いますけれども、何で...全文を見る
06月04日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  早速質問に入りたいと思います。  先ほどの別の委員の質問にもありましたが、ここでは、きょうこの委員会の中断の理由にもなった、全中が単位農協の経営の自由を制約した具体的事例があるかどうか、まずこのことから質問させていただきたい。これは事前通...全文を見る
○小山委員 恐らく、私どもが求めている具体的事例というのは多分ないんだろうと思っておりますけれども、もしこれが裁判とかであれば、証人の伝聞というところだけ、しかも、それもごく限られた人たちのヒアリングということになろうかと思います。  賛成意見あるいは全中が経営の自由を制約、奪...全文を見る
○小山委員 済みません、これは通告していないんですけれども、たくさん出てきた質問ですので、もう一つちょっとお伺いしたいと思うんですが、営利を目的として事業を行ってはならないという部分を削除する、第八条の規定のところですけれども、これが誤解を生むというようなお話がございました。 ...全文を見る
○小山委員 特に奥原局長の経済事業改革にかける思いや、あるいは、先日も立ち話で馬路村農協のお話をされたとき、局長がああいう組合がもっとできたらいいと思うんですよとお話しされていた熱意は私も共感するところもありまして、その点は、私も奥原局長の熱意というものに大変敬意を表しているとこ...全文を見る
○小山委員 ありがとうございます。  次に、信用事業のことを伺いたいと思います。  協同組合の信用事業というのは、他の銀行が営利目的で〇・一%でも多くの金利を取ろう、こういうような、一般的に営利目的で金融を、融資をするわけなんですけれども、そうではなくて、協同組合の信用事業と...全文を見る
○小山委員 協同組合金融、信用事業も協同組合の立派な業務の一つであるということで御答弁いただきました。  そこで、ここからは、今回、経済事業に入ってまいりたいと思います。  先日の局長の答弁でも、五月十三日に、農業中心の販売活動あるいは資材活動、これをやっていただくということ...全文を見る
○小山委員 今、実は次の質問でお伺いしようと思ったことも大臣から御答弁いただきましたので、まさに私も、営農指導事業の収支実態についてということでお伺いしようと思ったんですが、ここだけは赤字でいいと私は思っているんです。  といいますのは、この営農指導事業、今大臣からも、赤字でも...全文を見る
○小山委員 そうしましたら、農水省としては、総合農協として最終黒字を図るということで、特別今も法的には問題があるわけではないんですけれども、そういうことで認識しているということで理解してよろしいでしょうか。
○小山委員 今、奥原局長の答弁がまた経済事業という話になりましたが、その経済事業も、大宗は営農指導なんですね。  そうしますと、農業関連事業は、農協の平均でいいますと、マイナス三千五百万。ここはやはり私も黒字にしなきゃいけないと思う。生活その他事業も、事業を手広く広げて赤字にな...全文を見る
○小山委員 奥原局長、よろしいですか、先ほど手を挙げていただいていたので。
○小山委員 さすがにこれだけではないだろうとは思っておりました。  この後、全中の業務監査の、これはホームページ、インターネットで公表されているものを少し出しておりますけれども、委員長にもう要求はしませんけれども、できればもう少し詳細な、経済事業に対する指導実績について資料を出...全文を見る
○小山委員 必ずしも高く買って高く売るということが理想どおりにいくばかりではない、やはり市場競争ですので、勝つところもあれば負けるところも出てくるということですので、これも繰り返しになるかもしれないですが、農協がやはり赤字を出すこともあると思うんですね、だからこそ、破綻未然防止で...全文を見る
○小山委員 幾つか真面目な意味でこの論点があろうかと思っておるんですが、委託販売でも、もちろん、農家の方の出したものを高く売るということはできます。農家の方々の所得も上がっていくということはできるんですね。  これは、今御答弁の中で、リスクをとっていないとなかなか緊張感が生まれ...全文を見る
○小山委員 質問時間、持ち時間が終了いたしましたので、次回、機会があればまた質問させていただきたいと思いますが、私は、この業務監査の中で指摘事項を重ねてきたということが経営改善に資するものだと思いますし、今のお話の中でも、株式会社と協同組合というのは違うんですね。  ですから、...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○小山議員 金子委員にお答えいたします。  我が国の農協は、総合農協として、持続可能な農業の実現に向けた営農指導や担い手の育成など農業者のための事業だけでなく、豊かで住みよい地域社会の実現に向け、地域住民にさまざまなサービスを提供する事業も行っております。特に、過疎化や少子高齢...全文を見る
○小山議員 政府案では、経済事業の定義もしっかりとなされておりませんし、どのように農協の経営がよくなっていくのかということが示されておりません。  何よりも、准組合員の規制等にも触れられておりまして、今後、総合事業体として経営をやっていく農協が、特に、准組合員の規制等が入ってく...全文を見る
○小山議員 本法におきましては、組合の監査その他の組合に係る制度のあり方については、本法施行後三年をめどとして検討が加えられ、必要があると認められるときには、その結果に基づいて必要な措置を講ぜられるものとしております。  どんな組織でも、問題のない組織というものはありません。不...全文を見る
○小山議員 そのように御理解いただいて結構だと思います。
○小山委員 民主党の小山展弘です。  早速質問させていただきたいと思います。  先ほど答弁の中にも、ピラミッド形の三角形を逆三角形にしていくんだというお話もございましたが、今の系統組織が全国連を頂点とするピラミッドだというふうに捉えているならず者の職員もいないわけではないかも...全文を見る
○小山委員 事前通告もなく大変恐縮でございましたが、ぜひこの点、ひたむきに真面目に取り組んできた職員の皆さんにもちゃんと説明がつくような、そしてまた、彼らの思いが生きるような、そういう配慮をぜひこれは最大限お願いしたいと思っております。  それと、質問ですけれども、現行農協法の...全文を見る
○小山委員 いろいろ、普通の株式会社でも研修というものをやっております。任意でもやっていくということかとは思いますけれども、やはり協同組合というのが、いろいろな意味で一般の民間とは違うところがある、だからイコールフッティングということも信用事業の方でも出てくるわけですけれども、だ...全文を見る
○小山委員 組合員への奉仕ということですので、正組合員のためだけの組織ということではないと思っております。ですから、今後規制が入るということは、いろいろな意味で法的な問題が出てくると思うんですね。  例えば、准組合員が利用できる事業を制限、限定する規制を導入するということも想定...全文を見る
○小山委員 ぜひ、五年間の調査ということではございますけれども、そもそも、こういった調査をするとか規制を入れるということ自体に矛盾があるのではないか、そしてまた、准組合員も含めて組合員に対して奉仕をするということですから、准組合員が何かおかしいというような発想そのものが間違ってい...全文を見る
○小山委員 五月十四日の本会議の答弁で、安倍総理は、准組合員へのサービスがメーンとなり、正組合員へのサービスがおろそかになってはならないという答弁をしております。  准組合員との取引を行った結果、正組合員へのサービスが低下した事例というものはあるんでしょうか。
○小山委員 今、准組合員と正組合員の話がありました。きのうですかね、松木けんこう委員から、営農指導事業に対して国の補助金というものを使えないだろうか、国の支援というものはないだろうかというような、そういった質問もありました。  それは、もし私が答弁者だったら、今、総合事業体で、...全文を見る
○小山委員 今の奥原局長の答弁の中で、有利販売とかいわゆる経済事業改革、ここも利用実態として検討していくということですが、経済事業の部分と准組合員の利用のアンケート調査というのは、何か、整合性というか、そこを合わせなければいけない必要というものはあるんでしょうか。どのようにお考え...全文を見る
○小山委員 お話としてはわからないわけではないんですが、しかし、経済事業の収益を上げているあるいは経済事業でしっかり事業を行っているということと准組合員の利用というのは、ある意味両立もするわけですし、関係性がないことではないかなと私は認識します。  経済事業で大変収益を上げて利...全文を見る
○小山委員 組合の運営のお話にもなりましたが、逆に言えば、論点が少し変わりますけれども、では、経済事業に人さえ張りつければ有利販売というのは伸びていくとか、あるいは人がそこに集中をすればそれで経済事業の収益というのは上がるというふうに御認識なんでしょうか。
○小山委員 人数というよりも、私はむしろ質だと思うんですね。農産物販売とか、あるいはこの間も出た、目ききがどれだけいるかということで、これは他部門から移ってきてすぐ養成されるというものではなくて、むしろ、OJTで、若い職員が入ってきて、少数の人数でもしっかり経験を積んで、また教育...全文を見る
○小山委員 准組合員の実態を調査するということですけれども、それに関連して、今現状においては、現場では員外利用の規制なんかも含めてさまざまな状況があろうかと思っておりますけれども、この点について、例えば五年間、この員外利用規制も含めて、今まで以上に行政が対応を変化させていくという...全文を見る
○小山委員 今、従来と同じ方針でということで御答弁いただきましたので、ぜひこれはそのとおりにお願いしたいと思います。  といいますのも、非常に懸念しておりますのは、この員外利用規制のところを業務改善命令でがんがん出して、そうしますと、実際には今いろいろなところで組合員以外の員外...全文を見る
○小山委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、販売、購買事業、それから生活その他事業の黒字転換というのが必要でありまして、販売、購買と営農指導を一緒にして、そこで全国のJAが黒字になっていくということでは、北海道はそれでいいところもありますが、北海道の基準を全国に適用する...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  きょうは、三十分と、岸本先生が少し早く終わっていただいたので、少しありますが、早速質問したいと思います。もし、質問し切れないものについては、また質問主意書のような形で、ちょっとお手間をかけますが、お願いしたいと思いますので、よろしくお願いい...全文を見る
○小山委員 先ほどの福島議員のところにもありましたけれども、今の奥原局長の答弁、そしてまた、前回の六月十日の、林大臣の法的安定性ということで、今後、この准組合員の規制の調査をする間についても、員外利用規制については、今までと監督行政の方針、姿勢というものは特別変えないんだというこ...全文を見る
○小山委員 ぜひ、繰り返しになりますけれども、こういうことを言うとまた怒られるかもしれないですけれども、職能組合原理主義というか、職能組合という理屈で割ったようにいくんじゃなくて、やはりそれぞれ地域農協なら農協で、職能以外の部分で果たしている役割とか、枠からはみ出している、だけれ...全文を見る
○小山委員 大臣から答弁をいただいて、非常にほっとした農協の組合長さんもいるんじゃないかなと思っております。  北海道の話も大臣からも伺っていて、確かにこの三事業、いわゆる経済事業で黒字を出しているところもある。それはそのとおりなんですが、ただ、今までのこの委員会の議論でもあっ...全文を見る
○小山委員 一部で農協の販売、購買事業の赤字の指導責任というのを全部全中になすりつけてしまったと言われないように、先ほど、午前中の質疑にもありましたけれども、全中やあるいは農協系統グループというものも、民間団体ではあるんですが、そこと一体となって農政というものが展開されてきたと思...全文を見る
○小山委員 農林中金のJAバンクの方は信用事業ということが中心ですので、特に経済事業の、先ほど私が申し上げたような、森林組合で買い取り販売を行って大きな負債あるいは赤字を出してしまった、穴をあけてしまったというのは、こちらの方にまでは、人員体制の面から見ても、私はもうやめて久しい...全文を見る
○小山委員 甘えを許してはいけない、しかし、痛みを共有する姿勢を持てということを私はよく上司から言われておりました。  これも、ある意味、協同組合の性格というものをあらわしているかと思いますが、利益のための利益という、営利性の追求ということに余りに過度にいってしまって、構成員の...全文を見る
○小山委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   我が国の農業・農村の現場を取り巻...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○小山委員 民主党の小山展弘です。  今、質問の中でもマグロのことがございましたが、遠洋漁業界においても、はえ縄でやっていれば、大きい魚しか餌を食わないわけですね。ところが、まき網ですと小さい魚もみんなとっていっちゃう。これは商品にならないと思ったら海に捨てていっちゃう。ところ...全文を見る
○小山委員 第三者委員会の調査によれば、経営陣が関与していたことも報告されております。東芝の経営陣に対する処分はどのように検討しているんでしょうか。ライブドアの事件は数十億円で刑事告発されました。私は刑事告発相当と考えますが、いかがでしょうか。
○小山委員 繰り返しになりますけれども、今回のこの粉飾事件は、銀行員の視点で見れば、古典的な手口なんです。  農協法の改正が八月の末に参議院でも可決ということになりましたけれども、総合事業体であり、複数の事業を行って、協同組合の特殊性を持つ農協の会計監査について、ただでさえ十分...全文を見る
○小山委員 法案も通って、今からまたこれを戻すというのは大変なことでもありますし、なかなか非現実的かもしれないですけれども、ただ、今後、この法案についていろいろ考えていくときに、新自由主義とだけステレオタイプで言うわけではないんですけれども、何か今までの世間の先入観に基づいて、公...全文を見る
○小山委員 一般的に、民間の企業なんかでは、会社分割したりとか、分割した会社同士を統合していくなんという場合には、統合効果を見込んで、試算して、その効果がどのぐらいプラスになるかということを数字でも確認して統合に進んでいくんですね。もちろん、数字にあらわしにくい、そういうものもあ...全文を見る
○小山委員 プラスの面ももちろんあると思うんですけれども、ただ、プラスの面ばかりだろうかということもやはり検討していかなければならないと思います。  研究と教育というのは本来別々のものであると思います。実習船と調査船を一緒に運用するということですけれども、これははたから見るとコ...全文を見る
○小山委員 あえて批判的にちょっとお尋ねしたいと思うんですが、それは両法人を統合しなければできないことなんですか。今のままで、例えば水産大学校の学生さんが水産研究所の調査を学びに来たり、あるいは水産研究所の研究員が特別講義で教えに行くということは、どうしてもこれは統合しないとでき...全文を見る
○小山委員 円滑にいくというほどの何か説得力のあるものはちょっと余り感じられなかったんですが、とにかく私が申し上げたかったのは、形だけということにならないように、そちらの方ばかりに意識が行かないようにしていただきたいということであります。  もう少し具体的なことをちょっと伺って...全文を見る
○小山委員 今でも研究員が講義を行っているということですので、統合しちゃだめだというわけではないんですけれども、ますます、なぜ統合するのかという理由がちょっといま一つよく見えない部分でもあろうかと思います。  また、本当にくどいですけれども、この陰で、コスト削減、コスト削減で研...全文を見る
○小山委員 明確な御答弁をいただきました。ありがとうございます。  研究員の方の人件費削減ということだけでなく、いろいろ周りの補助スタッフの方のこういった削減というものがなされるんじゃないかというような不安もかなりあります。  先ほども申し上げましたけれども、私も、伺ったのは...全文を見る
○小山委員 今大臣からも御答弁ありましたので、ぜひ今後も、私は、きょうは具体的な質問としては水産関係の研究施設のことにちょっと集中しましたけれども、ほかにも本当に農水省の職員さんは一生懸命頑張られていると思います。また、独立行政法人での研究というのも非常に頑張ってやっていらっしゃ...全文を見る
○小山委員 今のあべ副大臣の御答弁のとおりだと思っております。  なかなかマーケット、国内市場の動向もあって、民有林の収支で全て賄えない。まして、民で対応できないところを国有林の事業としてやっている。ですから、民間で収支がとれれば、全部民有林でもいいわけでして、それができないか...全文を見る
12月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○小山委員 民主党の小山展弘でございます。  まず、大臣、副大臣、大臣政務官、御就任おめでとうございます。  この国の農業の振興、食料安全保障の確保、そしてまた食の安全、安心の確保といった同じ目的に向かって、立場とかアプローチは違っても、同じ目標、目的に向かって、この農林水産...全文を見る
○小山委員 大臣の御発言にもありましたとおり、お茶を輸出の戦略作目として、また輸出自体も拡大をしていく、そしてまた、それには農薬の基準とか、あるいは中国に対しては原発の、放射能の基準の問題などもありますけれども、ぜひ粘り強く輸出拡大に向けてお取り組みいただきたい。  ちょっと私...全文を見る
○小山委員 お茶も収入保険制度の中に含めていただけるということで大臣からの御答弁をいただいたというふうに思っております。  それでは、きょうは、もともとのこの閉会中審査が開かれるきっかけというのは畜産ということだったんですが、簗議員さんや稲津議員さん、篠原議員といろいろ先輩方の...全文を見る
○小山委員 だんだん施行日も近づいてきておりますので、年明けにはいろいろ動きもあるのかなと思いますが、また鋭意進めていただきたいと思います。  さて、この監査のことについては九月のときにも質問をさせていただいて、そのときも調査中ということだったんですけれども、全国監査機構を廃止...全文を見る
○小山委員 多分、調査ももう終盤に来ているころではないかなと思うんですけれども、全国監査機構は、もちろん規模や数は違うんですけれども、しかし、それでも真面目にひたむきに取り組んできて、大きな粉飾を見抜けなかったとか、こういう見逃しというようなことは起こしてこなかったんですね。しか...全文を見る
○小山委員 また予算委員会の分科会で、このことはもっとしっかり質問したいと思います。  ただ、今お話を伺っていて、職業的懐疑心、本当に、日本人から、働くということのプライドとか職人的なモラルというものがどんどん失われているんじゃないかな。業績評価制度とか、とにかく給料が上がって...全文を見る
○小山委員 私信ということであれば、それはおっしゃるとおりですけれども、ただ、普通、先ほども冒頭でお話し申し上げたとおり、余り相手から感謝されるというと、どういうプロセスだったのかということがこういったものからもあぶり出されるのではないかと思って、このことはお尋ねしたんです。 ...全文を見る
○小山委員 GDPのどのぐらいの比率かという目標までは書かないということですけれども、しかし、どういった国を目指していくのかということが私はこの論戦の中で一番大事なことではないかなと。  甘利大臣は、先日の合同審査の中で、日本の市場はどんどんシュリンクしていくんだと。これはたし...全文を見る
○小山委員 質問時間も大分少なくなってまいりましたので、今経緯を伺いましたけれども、私ども民主党も、マニフェストを達成していなくて公約違反だ公約違反だと随分言われました。もちろん政権を運営しているとそういう変更というのはあるんですけれども、ただ、ちょうどこれは玉木さんがつくってき...全文を見る