近藤剛

こんどうたけし



当選回数回

近藤剛の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○近藤剛君 ありがとうございます。  おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  本日、平成十四年度経済産業省関係予算等の委嘱審査を開始するに当たりまして、まず平沼大臣の現下の日本経済に対する認識について御所見を賜りたいと存じております。  御承知のとおり、また...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  全く私も同感でございまして、是非そのような中小企業に対するセーフティーネットの拡充、そして新しい産業の創出あるいは需要創出に向けた税制あるいは規制改革、しっかりやっていただきたいな、そのように存じております。  話題を不良債権の処理の問...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。不良債権の処理に対する側面的な支援についてのお考えを承りました。  不良債権処理に当たりまして、そのような、今お話にありました側面的な処理に加えまして、企業が再生を図るためには、またその産業、その業界の中での合従連衡、あるいは業界を超えた、あ...全文を見る
○近藤剛君 おっしゃるとおり、これからの不良債権の処理あるいは日本の産業の再生に向けて、そのようなきめ細かい前向きの施策が必要だろうと思います。  しかし、冒頭、大臣がおっしゃられましたように、日本の経済の再生のためには民需をいかにして拡大をしていくのか、これがポイントになろう...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。具体的なお話を伺いまして大変うれしく思います。  今お話しになりましたように、重点分野だけ、今数字だけお聞きいたしましても約二十兆円ぐらいの内需拡大効果があるわけでありまして、実に経済成長実質四%の効果があるということでございます。これだけの...全文を見る
○近藤剛君 おっしゃるとおりで、これから経済財政諮問会議を中心にこの議論が進むわけでありますが、是非、大臣には今おっしゃられた方針に沿って尽力を賜りたいと存じます。  そしてまた、需要創出の分野におきまして重要な役割を果たすと思われるのが、先ほど大臣おっしゃいました規制改革であ...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  正にこの小泉改革の中心的な考え方は、官から民へ、中央から地方へでございます。是非、今、大臣のお示しいただいたお考えに沿った規制改革の動き、更に加速をしていただきたいと、そのように存じます。  いろいろと今、この不良債権の問題あるいは内需...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。  日本経済再生に向けて、いろいろな分野でやるべきことは大変多いわけであります。その意味で、今、大臣始め経済産業省の皆様に対する期待は非常に大きいものがあると思います。皆様方のますますの御健闘を期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます...全文を見る
04月10日第154回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○近藤剛君 ありがとうございます。自由民主党の近藤剛でございます。私からは、国民主権、特にその行使の在り方につき、所見を述べさせていただきます。  我が国におきましては、国民主権は主として国政選挙、すなわち衆参両院議員選挙に参加することによって行使されます。この代議制民主主義が...全文を見る
05月08日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○近藤剛君 私は、昨年からこの委員会の議論に参加をさせていただいております。参加させていただくに当たりまして、原点に立ち返ることが重要だろうと、そう思いました。  そして、平成二年十一月七日の決議をもう一度私は見てみたわけでございます。この趣旨は基本的には二つあろうかと私は解釈...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○近藤剛君 ありがとうございます。  おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  まず、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法案につきまして幾つかお尋ねをしたいと存じます。  この法律の対象としております新エネルギーの全エネルギー需要に占めます比...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  確かに輸送の問題があると、これは大変重要な視点であろうかと思います。しかしながら、資源をいろいろなところで確保をしておくことの重要性ということは依然として重要でございます。例えば輸送上大変不利なところであったとしても、我が国がその地域の石...全文を見る
○近藤剛君 よく分かりました。  一つ関連いたしましてお伺いしたいのでございますが、先ほど申し上げましたように、探鉱段階におきますリスクの分担あるいは開発段階におきますリスクの緩和措置に関連しての国の関与の在り方でございます。  具体的に申しますと、政策投資銀行とか国の金融機...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  先ほど大島副大臣が脱石油といいますか、石油依存度を下げる努力、これが大変重要になってきているというお話がございました。私も全くそのとおりだろうと思うわけであります。  石油依存度は明らかに我が国におきましては過大でございます。先ほど御指...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。大変心強くお伺いをいたしました。  原子力に関連いたしましては、もう御承知のとおり、欧米諸国におきましても温暖化対策の視点からもその見直しが進められている、前向きな見直しがなされているということは御承知のとおりであります。正に大臣のおっしゃっ...全文を見る
○近藤剛君 よろしくお願いをいたします。  それで、先ほど大臣が言われました新しいエネルギー源の重要性についてでございます。  確かに天然ガスの活用も、これから温暖化対策の意味合いからも重要になってくるわけでございます。ただ、これからの遠い将来といいますか、未来を展望いたしま...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。  そういう意味で、今度の新エネ利用法の最後に規定されております三年後の見直しでございますが、技術の進歩も非常に速いものがあります、また世界の環境も大きく変化をするわけでございまして、そういう意味で三年後の見直しは、これはきっちりとやっていただ...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  場合によりましては、これが、この法律が施行された後、三年とは言わず、必要に応じてまた適宜具体的に見直しが必要な場合もあろうかと思います。そのような場合には柔軟に取り組んでいただきたい、そのように考えております。  次に、もう時間がなくな...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  今回の改正案にそういうことで私も賛成でございますが、しかしこれからのことを考えますと、そろそろ我々はこの規制の在り方そのものについて見直しが将来必要になってくるのではないかなと、そういう考えも一方ではございます。例えば、この法律が要求して...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  今おっしゃいましたように、民間の創意工夫をより引き出すような規制の在り方に向けた検討を是非進めていただきたいと、そのように存じます。  時間がもうそろそろなくなってまいりましたので、最後に地球温暖化の問題につきまして一つだけお伺いをいた...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございます。
06月04日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○近藤剛君 ありがとうございます。おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  今日は、気候変動に関する枠組条約、京都議定書について二、三質問をさせていただきたいと存じております。具体的な質問に入ります前に一言、川口大臣にお祝いを申し上げたいと存じます。  この枠組...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  次に、九七年の十二月、COP3における我が国の立場についてお伺いをしたいと存じます。  京都議定書の最終的な結論は必ずしも当初の我が国の方針にのっとったものではないと思います。いろいろな、もちろん国際交渉でございますので、いろいろな妥協...全文を見る
○近藤剛君 ごく簡単にお願いいたします。
○近藤剛君 その結果、基準年、一九九〇年を取るということに決まったわけであります。その結果、設定された目標がEUにとっては必ずしも十分に意欲的なものではないという批判もあるのは御承知のとおりであります。我が国に対する目標値設定、大変意欲的なものでございまして、我が国が大変意欲的な...全文を見る
○近藤剛君 一方で、アメリカの不参加という大変深刻な問題がございます。アメリカがこの条約に参加しないのではないかということは京都での交渉時点においても予測はされていたわけでございますが、やはりその予測が当たってしまったということでございます。  今年になりまして、ブッシュ政権は...全文を見る
○近藤剛君 大臣が今おっしゃいましたように、発展途上国の参加が大変重要になってまいります。特に我が国の周辺諸国、発展途上国ではございませんが、韓国もこの議定書には参加をしないわけであります。そしてまた、中国、インドも今のところ参加する気配はないわけでございます。よく考えてみますと...全文を見る
○近藤剛君 途上国の参加を促す、それから、先ほど申しましたように、アメリカの参加を働き掛けていく、その前提として目標達成のその仕組みですね。例えば、先ほど申しましたように、アメリカの新しい独自の政策が示しているように、経済単位、GDP単位当たりの削減目標設定という方式が極めて有効...全文を見る
○近藤剛君 目標の設定あるいはアメリカの参加あるいは韓国あるいは主要な発展途上国、中国、インド等の参加を呼び掛けるという大変重要な課題がこれから出てくるわけであります。我が国としては、そのような目的に向けて総合的な外交努力が必要になってくるわけでございます。  環境問題に関連し...全文を見る
○近藤剛君 第一回の締約国会議、来年開かれると思いますが、その場におきましては拘束力をいかに持たせていくのかという課題が議論されることになろうかと思います。現在のような目標設定が多少公平性を欠いているという批判が少なくともある、そしてアメリカの参加が得られていない、そして中国、イ...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  環境は日本外交にとりまして大変重要な柱だと思います。我が国は環境大国として世界に貢献できるわけであります。ODA等も含めまして総合的な外交力が発揮またすべき分野でもあろうと思います。そのような意味で、気候変動枠組条約におきましての我が国の...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○近藤剛君 おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  今日は、ようやくこのエネルギー政策基本法案が当委員会において審議されることになりましたことを大変私としてはうれしく存じております。我が国の国際的に置かれた立場あるいは我が国のエネルギー事情を考えますと、このよう...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。正にそのとおりだろうと思います。  安全と環境にはコストが掛かるわけであります。この点、十分にわきまえたエネルギーと環境の議論をこれからやっていかなければいけないと私としても思っております。  さて、次に、具体的なこの基本法の運用に関連して幾...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  原子力につきまして一言だけ付言させていただきたいと存じますが、それは原子力に関連する安全技術の開発の重要性でございます。  やはり、今、化石燃料の開発、自主原油あるいは天然ガス確保に関する国の関与というお話いただきましたが、同様にこの原...全文を見る
06月10日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○近藤剛君 委員長、ありがとうございます。  今日は、現下の経済運営と構造改革の推進の上で大変大きな柱でございます税制改革と規制改革につきまして、幾つか質問をさせていただきたいと存じております。  先週の金曜日に内閣府が本年の一―三月期、第一・四半期の経済成長についての発表を...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  さてそこで、総理の基本的な考え方に関連をいたしまして、税制面で大変気になることが幾つかございます。二点ほど申し上げたいと存じます。  昨年の十一月の二十六日の本委員会で、塩川大臣から連結納税制度の平成十四年度導入の考えを明快に答えていた...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。連結納税システムに係る付加税について、弾力的に結果を見てお考えいただけるということでございまして、大変心強くお伺いいたしました。  そしてまた、実効税率、法人の実効税率についてのお話も賜りました。外形標準課税の導入につきましては、是非慎重にお...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。是非、有意義な蔵相・中央銀行総裁会議及びサミットになることをお祈り申し上げます。大臣、ありがとうございました。  さて、竹中大臣に次はお伺いをいたしたいと存じます。  まず、先ほど冒頭で申し上げましたように、日本経済は大変今重要な局面に来て...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  非常に分かりやすくお答えいただきまして、よく構造改革の推進が重要であるということが理解をできました。  さて、先週の金曜日に経済財政諮問会議に対しまして、小泉総理大臣から税制改革を含む五つの分野についての御指示がございました。  小泉...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  税制改革は第二骨太の一部であるということでございますが、しかし一方で、ほかの分野と並びでは決してないんだろうと思うわけであります。税制改革の進捗いかんで構造改革の成否が決まると言っても過言ではないと私は思っております。歳出の見直し、社会保...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。大変重要な局面でございます。是非、今お話しいただきました諸点も含めまして強力に推進をしていただきたいと存じます。お忙しいところ、竹中大臣、ありがとうございました。  次に、石原大臣にお伺いをしたいと存じます。  昨年の十一月二十六日の本委員...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。  最近、景気浮揚に役立つもの、あるいは経済社会の活力増強に役立つものということで、規制面の緩和あるいは撤廃についていろいろな提言がなされているわけであります。  これから大臣もいろいろな声を聞きながら進めていかれるということでございますが、...全文を見る
○近藤剛君 それぞれ緩和、自由化、あるいは合理化、簡略化に向けて是非スピード感を持って進んで、進めていただきたいと思います。  次に、石原大臣にお伺いしたいことが一点ございます。今後の規制改革の方向についてでございます。  大きくは経済規制あるいは社会規制は撤廃ないし緩和の方...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。終わります。
07月11日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○近藤剛君 ありがとうございます。おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  今日は、石油公団廃止関連二法案につきまして質問をさせていただきますが、その前に、先日ようやく成立をいたしました自動車リサイクル法につきまして、二点ほど確認をいただきたいと存じております。 ...全文を見る
○近藤剛君 大臣、ありがとうございました。  このリサイクルシステムは世界に先駆けた画期的なプロジェクトであると思っております。成功いたしますと、将来の世界のモデルにもなると思います。是非、今、大臣おっしゃいましたように、関係省庁あるいは自治体あるいは業界の方々の力を結集をされ...全文を見る
○近藤剛君 よく分かりました。  我が国の周辺に目を転じますと、中国におきましては石油需要が急増しております。そのレベルは日本を抜くまでになっているわけであります。  かかる状況の中にありまして、中国の石油政策の動きを見てみますと、ペトロチャイナあるいはCNOOCの上場により...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。本当にそのとおりだと思います。  さて、中国を含めましたアジア全体を見てみますと、第一次石油危機当時には七分の一程度でありました世界のエネルギー需要に占めるアジア地域のシェアは、近年、四分の一程度にまで上昇をしてきておりまして、今後も年率四%程...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  次に、自主開発石油の国家的な意義と、石油公団の今まで果たしてこられた役割、特に資金面、リスク負担面、そして技術面についてお伺いをいたしたいと思います。  自主開発原油の持つ国家的意義は、石油開発公団発足の昭和四十年代初めの当時と本質的に...全文を見る
○近藤剛君 今、副大臣が言われました石油公団の経営につきまして、お伺いをさせていただきたいと思います。  石油公団の二〇〇一年三月末決算を拝見をいたしますと、期間損失が六百九十六億円、繰越欠損金が四千二百十五億円となっております。また、一九九八年の九月の二十九日に発表されており...全文を見る
○近藤剛君 新機構についてのお話も伺ったわけでございますが、新機構としての独立行政法人の設立に当たりまして、当然、従来の教訓、失敗の教訓を生かすということは重要であろうかと思いますが、また同時に、成功もしているわけでありまして、成功の教訓もまた生かしていくことも必要ではなかろうか...全文を見る
○近藤剛君 分かりました。  いずれにいたしましても、世界情勢は極めて流動的でありまして、またエネルギー安全保障を取り巻く環境には必ずしも楽観を許さないものがあります。    〔委員長退席、理事加藤紀文君着席〕  国の役割、特に三つの力と申しました。外交、リスク負担、技術力...全文を見る
○近藤剛君 御説明は理解はいたしますが、総資産三兆五千億に上ります大きな資産をこれからどのように整理統合するかという大きなオペレーションであります。その専任の責任者はどなたなんでしょうか。今お話ございましたように、第三者の有識者委員会による意見聴取、内閣総理大臣への協議は、これは...全文を見る
○近藤剛君 実際のオペレーションの実施に当たりましては、是非実際に実行する責任体制をしっかりと決めて、かつそのラインの責任体制をまたしっかりと確立をしていただきたいと、そのように存じます。  次に、石油公団改組後の新体制につきお伺いをいたします。  優良資産をまとめて価値を最...全文を見る
○近藤剛君 分かりました。  いずれにいたしましても、新しい法案がまた出された段階で改めてこの点については協議をさせていただきたいと考えております。  石油公団改組後の体制の将来像につきましては、国民のやはり合意を得つつ、また、エネルギー安全保障の視点から十分に検討をしていく...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第10号
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○近藤剛君 自由民主党の近藤剛でございます。  今日は、昨今の資本市場を取り巻く諸問題につきまして、柳澤大臣、そして後からおいでいただきます竹中大臣、ほか関係省庁の皆様方のお考えを伺いたいと思っております。  昨年の十二月、米国エネルギー卸売大手のエンロン社が破綻をいたしまし...全文を見る
○近藤剛君 会計疑惑の発生後、直ちに米国政府、議会、米国証券取引委員会、SEC等が動き出しました。大統領も、御承知のとおり、ウォールストリートに出かけまして演説もいたしております。監査法人、公認会計士、証券アナリスト、格付機関等の倫理規程の見直しや罰則強化検討の動きもございます。...全文を見る
○近藤剛君 今の大臣のお答えに関連いたしまして、次に、証券取引等監視委員会についてお伺いをいたしたいと存じております。  米国のSECと日本の証券取引等監視委員会との違いは、SECが日本の委員会の十倍以上の人員を擁しているという規模の問題に加えまして、規則の制定権限や証券に対す...全文を見る
○近藤剛君 大変重要な点の御指摘をいただいたと思います。市場行政の在り方につきまして、アメリカ型、英国型あるいはフランス型についてのお話がございました。そして、それぞれにつきまして一長一短があるということでもございました。  考えてみますと、市場行政と、今、大臣がおっしゃったユ...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  先ほど簡素な組織というお話もございました。ただ、一方で、先ほど米国のSECのお話もいたしましたが、人数は金融庁証券取引等監視委員会の十倍を擁しているわけであります。これから市場監視を更に強めていく、そのような動きの中にあって、金融庁そして...全文を見る
○近藤剛君 次に、資本市場の整備に向けました金融行政に関連をして、一つ具体的な事例についてお伺いをいたしたいと存じます。  御承知のとおり、金融庁では、昨年の三月、閣議決定がございまして、それに基づきまして昨年七月に法令適用事前確認手続、いわゆるノーアクションレター制度を設けま...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。是非、せっかく導入した制度でございます、当初の趣旨を踏まえまして、改善に引き続き努力をしていただきたいと存じます。公正取引委員会あるいは経済産業省のお話ございましたが、そういうところにモデルを求めるのではなくて、本来あるべき、諸外国、特にアメリカ...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  両大臣の現状に対する御見解を踏まえまして、次に、我が国の資本市場の整備につきまして両大臣にお伺いをいたしたいと存じます。  我が国の資本市場にとりまして、投資家の信頼維持と同時並行的に、従来の間接金融中心の経済社会から直接金融への比重を...全文を見る
○近藤剛君 続いて、竹中大臣の御見解を賜りたいと存じます。
○近藤剛君 両大臣から大変心強いお言葉をちょうだいをいたしました。  それに関連をいたしまして、次に、両大臣に税制改革に関連しての幾つかの質問をさせていただきたいと存じております。  今お話しございましたように、間接金融から直接金融への潮流は現在の政治に求められる最も大きな経...全文を見る
○近藤剛君 それぞれの立場から非常に率直な御意見をいただいたと思います。ありがとうございます。  最後に、ペイオフ問題につきましてお伺いをいたしたいと存じます。  現在の金融システムに対しましてまだ不安感ありとして、ペイオフ完全実施を間近に控えまして賛否両論が存在をしているの...全文を見る
○近藤剛君 これから間接金融から直接金融への重心の移行、そしてそのための我が国資本市場整備の正念場を迎えるわけであります。今日お話しいただいた方向に向けまして、小泉内閣の総力を挙げて取り組まれることを期待をいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
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○近藤剛君 おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  今日は参考人として、御多忙の中おいでを賜りまして誠にありがとうございます。それぞれ御自身の豊富な御経験と幅広い経験に裏付けられました貴重な御意見として、私ども謹んで拝聴させていただきました。  時間的な制約も...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  次に、森田先生にお伺いをいたします。  我が国の石油ガス開発力の維持強化に向けました先生の御見解は、七三年の石油ショックを身をもって体験をいたしました我々世代の人間にとりまして、大変説得力あるものでございます。  先生は、和製メジャー...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。時間があればもう少しゆっくりとお話お伺いしたいところでございますが、次に舘澤先生にお尋ねをいたします。  従来の石油公団の経営とその石油開発の在り方につきまして、厳しい御批判を賜りました。ただ、当面の問題といたしまして、先生がおっしゃるように...全文を見る
○近藤剛君 最後に、備蓄機能についてどのようにお考えなのでしょうか。
○近藤剛君 ありがとうございました。終わります。
07月18日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第25号
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○近藤剛君 ありがとうございます。近藤剛でございます。  自由民主党・保守党を代表いたしまして、石油公団廃止関連二法案につきまして、先週以来本日の午前中に至る当委員会における審議を踏まえ、総括的に質問をさせていただきます。  まず、今次関連二法案の前提であるべき我が国の今後の...全文を見る
○近藤剛君 今、大臣よりお話をいただきました我が国の石油開発政策の成否は、実際に開発事業に携わる民間企業との連携に基づく国の総合力が実際のプロジェクト推進に当たって発揮されるのか否かに左右されることになると思っております。  そこでお尋ねをいたします。  石油公団の持つ開発資...全文を見る
○近藤剛君 次に、今般の石油公団事業見直しにおいて制度の大きな再検討が行われることになりました石油備蓄事業を中心とするエネルギー安全保障についてお尋ねをいたします。  石油備蓄事業は、民間の石油会社や基地が所在する自治体等の様々な関係者の協力により成り立っているわけであります。...全文を見る
○近藤剛君 最後に、資源エネルギー庁体制の在り方について確認をさせていただきたいと思います。  エネルギーは国の安全保障の基本的問題であります。先進国は、アメリカを始めといたしまして、エネルギー問題担当の行政機関に対し多くの人員と予算を張り付けております。エネルギー問題の重要性...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  これまでいろいろな形でお答えいただきました我が国のエネルギー安全保障の確立と国際競争力の強化に向けた考え方に沿いまして、新体制下での経済産業省による一層の御努力に期待をいたしまして、ちょうど時間が参りましたので、私の質問を終わらせていただ...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○近藤剛君 おはようございます。自由民主党の近藤剛でございます。  ここ十年間、世界のパラダイムは大きく変化をしてまいりました。その一方で、日本経済は長期低迷にあえいでいるわけであります。日本は、民もそして官もかつての成功体験を払拭できないでいるということが言えようかと思います...全文を見る
○近藤剛君 次に、特許庁長官にお伺いをしたいと思います。  知的財産戦略を国家戦略と位置付けて、我が国産業の国際競争力強化の観点から知的財産基本法を策定をすることとしているわけでありますが、我が国と同様に、諸外国において知的財産に関する基本法あるいは憲法などの法形式を有している...全文を見る
○近藤剛君 続けて特許庁長官にお伺いしたいと存じますが、本年七月にまとめられました知的財産戦略大綱のうちで、多くの項目について特許庁に対して宿題が与えられているわけであります。  中でも、具体的行動計画のうちに、保護強化の第一に、迅速、的確な特許審査の実現がうたわれております。...全文を見る
○近藤剛君 その検討の過程に当たりましては、出願人の経済的な負担を増大させない努力という点も重要かと思いますので、引き続き、御検討を賜りたいと、そのように思います。  続きまして、経済産業副大臣へお伺いをさせていただきたいと思います。  知的財産戦略を国家戦略として位置付けて...全文を見る
○近藤剛君 今の御答弁に関連をいたしまして、今度は財務省にお伺いをしたいと思います。  海外における模造品、海賊版被害の対策については、侵害が行われている国・地域に対する官民を挙げての取組が念頭に置かれているというお話でございました。総合的な対策という点からは、我が国に輸入され...全文を見る
○近藤剛君 関連をいたしまして、次に農水省にお伺いをいたしたいと思います。  我が国知的財産に関する具体的な権利侵害分野は非常に多岐にわたっているわけであります。これまでの審議の中では、特許権、意匠権、著作権などの典型的な知的財産権については議論をされてまいりましたが、我が国が...全文を見る
○近藤剛君 さてここで、再度恐縮でございますが、経済産業副大臣にお伺いをいたしたいと思います。  知的財産立国実現を図るためには、あらゆる場面での官民挙げての取組が必要となると思います。また、先ほど副大臣御答弁されたとおりであります。言うまでもなく、知的財産の活用はその一つ、重...全文を見る
○近藤剛君 それでは、同じ観点から法務省にお伺いをしたいと思います。  情報窃盗に関しましても適切な刑事罰を科する立法の必要があると私は思っておりますが、この点に関しまして法務省の現在の考え方、またこの点について今後どのように立法措置を図っていくと考えておられるのか、お答えをい...全文を見る
○近藤剛君 引き続きまして、法務省にお伺いをいたします。  知的財産立国の実現には、創造、保護及び活用のための政策だけではなくて、それらを支える人的基盤としての知的財産に関する専門的人材の育成も急務であると思っております。官民の知的財産専門家育成をねらいといたしました知的戦略の...全文を見る
○近藤剛君 知的財産立国の実現のために最も重要なことは知的財産の創造でございますが、それに関連して大学の果たす役割は大変大きいものがあると思います。  そのためには、自由民主党といたしましても、TLO等の大学の知的財産事務処理体制の整備あるいは特許流通アドバイザーや産学連携コー...全文を見る
○近藤剛君 さて、もう最後になりますが、平沼大臣に幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。  平成十四年の弁理士法の改正で、弁理士に付与されました限定付きの訴訟代理権は、その範囲において著作権や発明者の権利等には及ばない、しかも弁護士が受任をする事件に限られているわけであり...全文を見る
○近藤剛君 続きまして、訴訟手続の充実と迅速化につきまして、大臣のお考えを伺いたいと思います。  知的財産に関する訴訟につきまして、裁判の専属管轄化を進めて訴訟手続の充実及び迅速化の方向が検討されていると、そのように私は承知をしております。加えて、仲裁というADR手続も迅速な問...全文を見る
○近藤剛君 次に、これから設置されます知的財産戦略本部につきまして、大臣のお考えをお示しいただきたいと思います。  以上、今までの、論点いろいろございましたが、知的財産を取り巻く様々な課題にこれから取り組んでいくためには知的財産戦略を推進する本部を設置をする、そのようなことも含...全文を見る
○近藤剛君 大臣、大変ありがとうございました。  繰り返しになりますが、知的財産政策は我が国の産業競争力を強化するための大きなかぎであります。本基本法の策定を契機といたしまして、この認識を広く国民で共有をして、今後設置される知的財産戦略本部のリーダーシップの下で強力に政府各省の...全文を見る
12月02日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○近藤剛君 ありがとうございます。  冷戦後、世界は大きく変わりました。経済、社会の一体化の動きをインターネットを核とするIT革命が加速をさせました。その結果といたしまして、すべての現象が、政治、経済、社会全体にわたりまして国際的文脈抜きに語れない時代となったわけであります。経...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○近藤剛君 自由民主党の近藤剛でございます。  引き続きまして、電気事業法及び原子炉等規制法の改正並びに原子力安全基盤機構法案に関連し、質問をさせていただきます。  この法案の提案の御説明に当たりまして平沼大臣が述べられましたとおり、原子力発電所の自主点検作業にかかわる不正な...全文を見る
○近藤剛君 よく分かりました。  大臣のそのような御決意に沿いまして、今般の二法案に基づいて諸施策が効果的に実施に移されることを大いに期待いたしたいと存じます。  しかし、今回の措置によりましても、原子力の安全性が必ずしも完璧に確保されるわけではないということも、我々としては...全文を見る
○近藤剛君 分かりました。  平成十五年度以降も踏まえた、より戦略的なアプローチが必要だろうと思います。よろしく御検討をお願いをいたします。  さて、原子力の安全性の確保は、また別の角度からの対策も必要であろうと思っております。  昨年の九月の十一日、私はたまたまアメリカの...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございました。  情報面も含めまして、是非、他省庁との連携も深めて、総合的に対応を検討していただきたいと思います。  また、最近は、イラクや北朝鮮の核開発疑惑に加えまして、アルカイダも核物質を所有していると、そのような報道もございます。核拡散防止の観点か...全文を見る
○近藤剛君 ありがとうございます。  今、キャッチオール規制のお話がございましたが、またこれは一方では民間企業に大変な負担を掛ける話でもございます。是非、情報データの整備あるいは国際的な連携を深めるというようなことによりまして、できるだけ窓口を一元化をして効果的な管理体制がこれ...全文を見る
○近藤剛君 いずれにいたしましても、いろいろな意味でこれからバランス感覚がより一層重要になってくるんだろうと存じます。ありがとうございました。  それでは次に、原子力発電推進の視点から、法定外普通税の核燃料税についてお伺いをいたしたいと思います。  つい最近、法定外普通税であ...全文を見る
○近藤剛君 お考えは分かりました。  我々としても、エネルギー政策の基本が今後、特定地域の財政事情によってゆがめられることがないように、国と地方の税源にかかわる関係、そして要すれば地方税法二百六十一条の見直しについても検討してまいりたいと思っております。  それでは最後に、原...全文を見る
○近藤剛君 今お答えございました需給関係だけではございませんで、温暖化ガス排出量の問題あるいは国際商品への影響等もあるわけであります。これからの原子力行政にありましては、是非、そのような点も含めまして総合的な判断をお願いをしたいと存じます。  これで私の質問は終わります。ありが...全文を見る