近藤剛

こんどうたけし



当選回数回

近藤剛の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○近藤参考人 前原委員にお答えをいたします。  私、従来から一貫して申し上げておりますことは、今度の民営化の目的でございますが、まず、今大臣から御答弁あったように、借金を確実に返していく道筋をつけること、これが第一でございますが、しかしながら、第二番目の問題点といたしましては、...全文を見る
○近藤参考人 まず、利潤のお話でございます。  今度の決めていただきました枠組みの中で、通行料の中に利潤を含まない、こういうことになっております。しかし一方で、効率化によるインセンティブ、これは認めていただける。したがって、我々がこれから効率化の努力をする、その分は内部留保とし...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○近藤参考人 委員にお答えをいたします。  高速道路の整備に関しましては、いろいろな議論が各地でございます。地域ごとに御心配をいただいたり御要望いただいたりしているわけでございますが、そのような状況の中で、現地の支社あるいは関係者が、それぞれの必要性に応じて、その都度の判断で必...全文を見る
○近藤参考人 私が内部関係者から聞き取り調査した結果では、飯島氏からと思われる電話が二回ほどあった、そのように承知をしております。
○近藤参考人 この件につきまして私が申し上げているのは、違法性を疑うに至る情報は存在はしなかったということでございます。
○近藤参考人 私がヒアリングを行いましたのは、公団内の役職員でございます。飯島氏は、私の権限の及ぶ範囲の外におられる方でございます。聞き取り調査はいたしておりません。
03月24日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○参考人(近藤剛君) 池口委員にお答えをいたします。  お尋ねの日本道路公団の債務総額でございますが、平成十四年度決算値で申し上げますと、流動負債と固定負債を合計をいたしまして約二十八兆六千億という数字でございます。なお、資本金が二兆三千億円ございます。したがいまして、要償還額...全文を見る
○参考人(近藤剛君) お答えをいたします。  幾つか御質問ございましたが、まずコストの削減について申し上げます。  日本道路公団におきましては、コストの削減を民営化に向けての重要な環境整備の一つと位置付けしております。昨年三月に、建設・管理に関する新たなコスト削減計画を作成を...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 済みません。それで、失礼いたしました、幾つか別納制度の見直しにつきましてお答えをいたしますが、昨年の九月でございました。国土交通大臣から、現行の別納割引制度を廃止をするということ、それから不正利用につきましては、厳重に審査をして契約を取消しをし、かつ損害賠償...全文を見る
04月02日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○近藤参考人 中馬委員にお答えをいたします。  委員おっしゃいましたとおり、我々といたしましては、サービスエリアあるいはパーキングエリアの営業施設の展開を含めまして、関連事業を、主なる新会社にとりましての収益源だ、そのように認識をしているところでございます。したがいまして、我々...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○近藤参考人 松崎委員にお答えをいたします。  民間会社の社長を任されたと仮定してというお話でございますが、民営会社の社長につきましては、会社の設立手続の中で今後決定されるものとなっております。  その上で、あえて仮定の上に立ってお話をさせていただきますと、まず、料金の問題で...全文を見る
○近藤参考人 いわゆる十三件問題につきましては、委員御指摘のとおり、私が就任いたしましてから直ちに、公団内で得られるできる限りの情報を把握したいと考えまして、関係いたしました公団在籍の役職員を対象にいたしまして、昨年の十一月二十日以降でございます、私みずからが聞き取り調査を行わせ...全文を見る
○近藤参考人 いわゆるイニシアルAとかIとかということでございます。承知しておりまして、その面につきましての聞き取り調査をさせていただいたわけでございます。
○近藤参考人 先ほど申し上げましたように、在籍をしている公団の役職員から聞き取り調査をさせていただきました。
○近藤参考人 先ほどお話しいたしましたように、在籍している公団の役職員の皆様からお話を伺いました。  藤井前総裁は、既に公団の役員でございません。したがいまして、私の権限の外側にいらっしゃる方でございます。したがいまして、聞き取り調査は、私自身としては行っておりません。
○近藤参考人 岩國委員にお答えをいたします。  昨年の十一月二十日に、私は総裁に就任をしたわけでございますが、その就任の職員に対するあいさつにおいて、私は絶対に人員整理はやりたくありませんと申し上げたところでございます。この私の気持ちは、その職員に対するあいさつの中でいろいろ申...全文を見る
○近藤参考人 御指摘のとおり、あいさつを行いましたその後で記者会見をさせていただきました。そのときに、私のあいさつを引用する形で記者の方から質問がございました。それに対して、今読み上げました趣旨を踏まえてお答えをさせていただいたところでございます。
○近藤参考人 委員御指摘のとおり、上下一体ということは極めて重要であるということは、私、今も考え方は変わっておりません。終始一貫して主張してまいってきたところでございます。  しかし、必ずしもすべての資産を法的に所有することが絶対条件であるとは考えていないわけでございます。御承...全文を見る
○近藤参考人 今回の民営化法案におきましては、二点大変重要なこの経営自主権に関する規定を含んでいるわけでございます。  まず第一点におきましては、高速道路の建設につきましては、従来の施行命令等国からの一方的な命令の枠組みは廃止をされるということでございます。事業中の区間につきま...全文を見る
○近藤参考人 結論から申し上げますと、当時私が検討をいたしました資料といたしましては、公団が正式につくっております公団の財務諸表が一つ、もう一つは、昨年の六月でございますが、仮置きという形で公団が発表いたしました民間企業並み財務諸表というものがございました。この両方を私拝見いたし...全文を見る
○近藤参考人 委員は、今新聞記事を引用されての御質問だろうと思いますが、実は、私は実際にはそのような発言をしていないわけでございます。  発言をいたしましたのは、債務完済後も高速道路の管理は引き続き必要であるということを申し上げました。新会社としてこれに貢献できることがあれば貢...全文を見る
○近藤参考人 今の法案の趣旨からまいりますと、管理経費、これはかかってまいりますが、それは税金で負担をされる、こういうことだと承知をいたしております。
○近藤参考人 御指摘の私の発言は、高速道路の通行料金を無料にした方がよいのではないか、その旨の御趣旨の御質問に対して私が個人的な感想を述べさせていただいたものでございます。  ただほど高いものはないといいますのは、要するに、経済活動にかかわる事柄すべて、無料、ただ、本来的にただ...全文を見る
○近藤参考人 私が申し上げておりますのは、償還経費を国民の税金で賄うのは必ずしもフェアではないのか、そのような趣旨でお答えをしているわけでございます。  管理経費につきましては、今も一般国道は税金で負担をしているわけでございます。したがいまして、償還が終わった後は一般国道並みに...全文を見る
○近藤参考人 先ほどからるる申し上げておりますとおり、ただほど高いものはないというのは、経済活動において、これはただだと、無料だと言われたときには、ちょっとよく考えなければいけないよ、こういう表現でございます。そういう意味でお答えをしたわけでございます。
○近藤参考人 いわゆる十三件問題につきましては、公団内で得られるできる限りの情報を把握したいと考えまして、関係をいたしました公団在籍の役職員を対象にいたしまして、私が総裁に就任をいたしました昨年の十一月二十日以降、約二週間ほど時間をかけさせていただきました。  その結果、私自身...全文を見る
○近藤参考人 私が就任をいたしてから、まだ前総裁にはお目にかからせていただいておりません。
○近藤参考人 今までお話しいたしましたように、私の聞き取り調査は、私の権限の及ぶ範囲内で行わせていただいたわけでございます。藤井前総裁は、既に私の権限の及ぶ範囲の外にいらっしゃる方でございます。また、藤井総裁は現在、国土交通大臣を裁判で訴えておられる方でございます。その段階でお目...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○参考人(近藤剛君) 北澤委員にお答えをいたします。  まず、サービスエリア、パーキングエリアの商業施設からの収入のお話でございますが、これは売上げそのものよりも実際の収入がどのようになるのか、これはいろいろな方面からの検討が必要だと、そのように承知をしております。  そして...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 北澤委員に改めてお答えを申し上げます。  このたびのこのサービスエリア、パーキングエリアの商業活動についての準備活動でございますが、従来から財団及び公団におきましてはこのサービスエリア、パーキングエリアの活動についてより効率化し、かつサービスの向上の方法は...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 皆様の御配慮によりまして、改めて答弁させていただきますことを御礼を申し上げます。  先ほども申し上げましたように、これは、今回のこのプロジェクトは、我々が従来からやっておりますサービスエリア、パーキングエリアの商業施設の機能強化あるいはサービス向上を目指し...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 三分割、これはいろいろなメリットがあるわけでございます。競争、切磋琢磨して競争力を付けていく、その努力を行う、あるいは地域密着型の道路運営をする、サービス強化に努める、こういうメリットがあるわけでございますが、一方でデメリットも生ずる可能性がございます。 ...全文を見る
○参考人(近藤剛君) ありがとうございます。  二点について改めて発言をさせていただきたいと存じます。  まず第一点が、先ほど委員から御指摘ございましたサービスエリア、パーキングエリアの商業施設の多機能化等に関する入札の問題でございます。先ほども申し上げましたが、誤解を生じな...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 森本委員にお答えをいたします。  公団といたしまして、これまでも高速道路ネットワークなどの整備管理を行う国の機関といたしまして情報公開の徹底を進めてまいりましたほかに、従来から入札契約情報の公表拡大などによりまして透明性の確保に努めてきたところでございます...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○参考人(近藤剛君) お答えいたします。  今、委員から御指摘ございました日本道路興運等の問題につきましていろいろと新聞報道されていることは承知をしておりまして、また大変重大な関心を持ってそれら企業の経営の状況等につきまして、我々としてできる限りの事実関係の把握、実態の把握に努...全文を見る
○参考人(近藤剛君) お答えいたします。  今、委員御指摘のとおり、平成十六年一月十四日に、日本道路興運株式会社が東京国税局から運転手派遣で架空人件費を計上をし、所得隠しをしたとの新聞報道がなされております。また、公団との車両管理等業務委託の契約にも関係があるように記載をされて...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 確認をさせていただきますと、日本道路興運と日本道路公団との契約においては、契約書どおり適正に履行をされているということを我々として確認をしたということでございます。
○参考人(近藤剛君) 我々が確認をいたしましたのは、日本道路公団との契約において報道にあるような事実関係があるのかないのかということでございました。  その結果、公団との契約におきましては、そのような事実関係は現在のところ認識されていないと、そういうことでございます。
○参考人(近藤剛君) 森本委員にお答えをいたします。  まず、財団職員の雇用に関する問題でございますが、財団及びその監督官庁でございます国土交通省の判断を踏まえまして、新会社におきまして適切に対応されるべきものと認識をいたしております。  一般論であえて申し上げるといたします...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○参考人(近藤剛君) 料金引下げにつきましては、先ほど大臣からお話がございましたように、我々といたしましては、最大限努力しなければいけない項目の大変重要な項目の一つと認識をしております。  二つの方向で考えてまいりたいと存じておりまして、まず第一点が、料金を値下げをすることによ...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 簡潔にお話しさせていただきますが、ETCの割引、前払割引におきましては、郵送代及び利用明細の作成、発送にかかわる実費相当額として、委員御指摘のとおり毎月百円、これは年間にいたしますと千二百円でございますが、いただいているということでございます。  先ほど委...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 森本委員御指摘のとおり、国土交通省より平成十五年三月二十五日に政府・与党協議会に報告をされました道路関係四公団民営化に関し直ちに取り組む事項について、その内容を踏まえまして、公団としては直ちに子会社、関連会社に対し検討を要請をいたしました。要請後、先生の御提...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 今、申し上げましたことも含めまして、鋭意、先生と私の考え方、同じ方向を向いていると思っております。いろいろと知恵を出させていただきたいと思います。
○参考人(近藤剛君) 高速道路におけます交通事故等の発生に際しまして、救命効果の高い救急活動を支援することが極めて重要であると私も考えております。  ドクターヘリの活用につきましても、平成十三年度より関係機関と調整をいたしまして、有効性の高い三十一か所で、先ほど先生おっしゃいま...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 将来は完全民営化、上場を最終的に想定をすべきでありますので、設立の段階から上場する際に必要な情報は徹底して公開をしていく、開示していくことによりまして、最大限の透明性の確保に努めるべきだと私自身思っております。  また、先生から例示ございましたが、役員の報...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 道路関係四公団民営化に関し直ちに取り組む事項に、これは平成十五年三月二十五日の政府・与党協議会の決定事項でございますが、「事業用残地、宿舎、保養所等売却可能な資産について、早急に売却の手続を進め、債務償還に充てる。」とされております。当公団におきまして、これ...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 委員御指摘のトラックターミナルにつきましては、設立後数年後は業績が実は伸び悩んだ時期がございました。しかし、次第に業務収益も増加をしてまいりまして、近年は三社とも、三社、これは東北高速道路ターミナル、北陸高速道路ターミナル、九州高速道路ターミナル、この三社で...全文を見る
○参考人(近藤剛君) インターチェンジの利用可能性につきましては、平成十年の法改正がございまして、民間事業者が道路占用許可を受けまして、食事施設や物販施設などの利便増進施設を設置することが可能となっております。これを受けまして、委員御指摘のとおり、現在三か所でございます、関越道、...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 委員御指摘のとおり、新会社は高速道路本体事業を行うと同時に、収益事業の大きな柱でございますサービスエリアあるいはパーキングエリアにおきます商業活動を始めとする関連事業を行うこととされております。この関連事業の収益拡大を図るには、おっしゃるとおり、職員の一人一...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 民営化いたしますと、まず求められるのは効率性の追求でございます。年次決算が発表されるわけでございまして、それに向けての経営努力がまず第一義的に求められるということになります。そういう意味で、最も効率的な契約を追求をしていくということになろうかと思います。 ...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 公団の業務に長く携わった者、あるいは役職員が、民間企業への再就職に当たりましては、これは国民の不信や誤解を招くことがないように注意をしなければいけない、そのように私着任をしてからいろいろと考えておりまして、民間企業に再就職すること自体については、職業選択の自...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 従来の公団業務に対しましては様々な御批判や御指摘があったことは私自身十分承知をいたしております。これらの御批判等を踏まえまして、公団業務の在り方を根底から見直すために公団民営化という抜本的な改革に取り組まれたものと認識をいたしております。  今回の民営化法...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 従来の公団事業に対しまして、プール制の下で償還期限を先送りしてきたとか、あるいは経営努力が業績に反映されず、建設・管理コストの削減努力が不十分であったとか、あるいはいわゆるファミリー企業の存在が不明朗で不透明であるとか、いろいろな御批判や御指摘があったことは...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 民営化の目的は、大きく分けまして三つほどあるのではないか、そのように私は理解をしているところでございます。  一つが有利子負債、日本道路公団につきましては約二十八兆円でございますが、これをこれ以上増やさない、そしてしっかりと返していくための道筋を立てる、こ...全文を見る
○参考人(近藤剛君) 今回の道路整備特別措置法の改正案におきまして、機構に帰属した資産は、料金の徴収期間満了の期におきまして道路管理者たる国に移管をされると、そのようになっております。  なお、債務完済後も、高速道路の管理は引き続き必要となるわけでございます。新会社といたしまし...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○参考人(近藤剛君) 昨年の十月の五日でございましたが、石原国土交通大臣と藤井前日本道路公団総裁が会談をされました。その際に、前総裁が複数の政治家の実名ないしはイニシアルを述べましていわゆる政治家による圧力の実情に言及したとされる中に、飯島総理秘書官から前日本道路公団総裁あてに当...全文を見る