近藤正道

こんどうまさみち



当選回数回

近藤正道の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道でございます。  今月の三日、広島地方裁判所でいわゆる学生無年金障害者訴訟の判決がございました。国が敗訴いたしました。これで国は同種事件で三連敗でございます。  この判決と国三連敗というものをどういうふうに受け止めておられるのか、尾辻大臣にお尋ね...全文を見る
○近藤正道君 国の敗訴の流れというのは、私は定着しているというふうに思っています。しかも、次第に国にとって厳しい中身になっております。是非私は、この広島地裁判決は控訴をしないで確定をさせていただけないだろうか、強く要望申し上げておきたいというふうに思っています。  次に、BSE...全文を見る
○近藤正道君 分かっていないことがまだたくさんあるということが分かりました。  日本で変異性クロイツフェルト・ヤコブ病に感染した男性が確認をされました。厚労省は昨日、この男性のイギリス滞在は二十四日、こういうことを発表いたしました。滞在期間が非常に短いということに衝撃を受けてい...全文を見る
○近藤正道君 アメリカでは、全頭検査ではなくて抽出検査でございます。危険部位の除去も三十か齢以上の牛に限定されておるわけであります。えさの規制だとか屠畜方法も日本とアメリカは随分違います。アメリカのこうしたやり方をどういうふうに思っておられるのかと、大丈夫なんでしょうかと、尾辻、...全文を見る
○近藤正道君 認識ですよ。
○近藤正道君 そうでしょうか。今ほどの答弁でも、日本とアメリカ比較しますと、アメリカは本当に大甘、大甘だというふうに思います。  ここにパンフレットがあります。「安全な国産牛肉を皆様の食卓へ。」と、これはこういうパンフレットでありますが、これによりますと、厳しい全頭検査を行って...全文を見る
○近藤正道君 重ねてお尋ねいたしますけれども、このパンフレットはあれですか、非常識なことを書いてあるんですか。
○近藤正道君 島村大臣の一連の非常識発言、これは明らかに食品安全委員会への私は圧力だというふうに思います。また、干渉であり越権行為だと、こういうふうに思っております。  今月の六日、おとといの日でありますが、新潟市で、新潟県下の農民が八百人ほど集まりまして、そしてこの島村大臣の...全文を見る
○近藤正道君 集まったのは農民でございます。BSEの問題は、先ほど来の話ありますけれども、現在進行中の問題でありまして、分からぬこともたくさんあります。そういう中で大甘のアメリカからこの輸入再開の問題が出てきておりまして、本当に国民の不安は大きいわけでございます。慎重の上にも慎重...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○近藤正道君 何点かお尋ねしたいと思いますが、最初に原子力安全委員会についてお尋ねをしたいと思っています。  関西電力の美浜原発三号機、この蒸気噴出事故が、昨年の七月、私ども参議院選挙の直後にございまして、十一名の死傷者が出るという大事故でございました。これは二次系配管、これが...全文を見る
○近藤正道君 済みません。答弁漏れ、受け止めでございます。どういうふうにこの事態を受け止めておられるのか、大臣にお尋ねをいたします。
○近藤正道君 原子力安全委員会の独自のチェックというのは、具体的にどんな点なんでしょうか。
○近藤正道君 規制庁である保安院をチェックするだけではなくて、独自に個々の電力会社あるいは原発等について目を光らせていただくと、是非そういう姿勢をこれからも強めていただきたいと、こういうふうに思っておりますが。  その上でお尋ねいたしますが、この美浜原発三号機につきましては、確...全文を見る
○近藤正道君 そうしますと、今ほどのサリー原発の際の関西電力美浜三号機の対応といいましょうか、関西電力の定期安全レビュー、これを漫然と承認してしまったという点では、私は、保安院のみならず原子力安全委員会にも私は重大な誤りがあったんではないかというふうに先ほど来言っておりますけれど...全文を見る
○近藤正道君 今後十分意を払ってやってもらうのは、それは当然の話なんですけれども。私は、サリー原発が古いのはそれは当然なんですけれども、今から五年前にそういう事故を起こしたときに、当時、美浜原発三号機については安全レビューで、うちは全く問題ありませんと、きちっと、膨大な作業ではあ...全文を見る
○近藤正道君 是非しっかりとそれはやっていただきたいというふうに思っています。  最終報告はまだの段階でありますが、しかし直近の関西電力あるいは保安院の調査結果によりますと、その基準、つまりこれだけの厚さを持った二次系配管で対応しなさいと、少しでもそれがおかしくなったらやっぱり...全文を見る
○近藤正道君 検討をされるということですので、前向きだというふうに思いますが、あえて申し上げますが、今回、美浜三号炉、三号機の事故を踏まえて保安院あるいは原子力安全委員会が関西電力に命じて行わせた配管の実態調査と、関西電力以外のところにこれを契機に調べていただきたいというふうに皆...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございます。  今ほど来の美浜原発のことでありますが、関西電力はほぼすべてを明らかにしたというふうに思っていたわけでございますが、ここへ来てまだそこから、調査から落ちていたところが数十か所出てきたと。今日は新聞にも大きく報道されておりますし、また先日は抜...全文を見る
○近藤正道君 私も今日の新聞ですから、よくまだ分かりませんけれども、こうやって法で定めた基準、ルール、これに違反したものが四十六件あったと。これだけでも大変な事態なのに、更にここから漏れて、更にこれ以外にも数十か所を調べていない点が今日は明らかになった。これはやっぱり原子力安全委...全文を見る
○近藤正道君 規制緩和、私は一般的に必要だろうと、いいことだというふうに思っておりますが、しかし、緩和するところとしっかりと監視するところというのはやっぱりきちっと峻別をされるべきだというふうに思っています。原発については、やっぱり安全第一という観点からいけば、国がしっかりとポイ...全文を見る
○近藤正道君 時間がありません。最後に、前歴者の出所情報についてお尋ねをしたいというふうに思っています。  これも午前中に御議論がありました。非常に微妙な問題でございますけれども、六月一日からこういう方向で警察は動き出すということでございます。午前中のお話だと、そのための準備を...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  昨年七月に十一名の死傷者を出しました美浜原発三号機の事故調査と関西電力の配管の管理の実態がほぼ明らかとなりました。ずさんの一語に尽きるというふうに私は思っております。中川大臣から、この結果、どういうふうに受け止めておられるのか、所見をお伺...全文を見る
○近藤正道君 関西電力の報告をうのみにしたと、そして一連のでたらめな配管管理、これを見抜けなかった。類似の事故があったときにも、うちは大丈夫だという関西電力の報告を真に受けた。文字どおり大甘の検査を行って、美浜三号機の大事故、これを結果として発生を許してしまったと。そういう意味で...全文を見る
○近藤正道君 今言いましたように、大きな事故が、原発史上前例のない大きな事故が起こった。しかも、今ほど保安院の院長が報告されましたように、長期にわたって大量の違反事例が明らかになった。にもかかわらず、事業者はだれも責任を取らない。そして、先ほどもありましたけれども、現在検討中とは...全文を見る
○近藤正道君 関西電力は本当に大きな、大電力会社でございます。この関西電力にしてこういう配管管理の実態、私は、他の原発事業者についても同様のことがあると、こういうふうに見るのが私は常識かというふうに思っております。  そういう意味では、是非、今回保安院が関西電力に命じたと同じよ...全文を見る
○近藤正道君 最初の二つの質問のまだ答弁が抜けておりますが。
○近藤正道君 私は、関西電力に対して命じたと同じような検査を他の事業者に行っているというふうには思えません。是非同レベルの厳格な調査をやって、そしてその一覧表をきちっと公表していただきたいと強く要望申し上げておきますし、今年の原子力白書のテーマは信頼の構築、こういうふうになってい...全文を見る
○近藤正道君 今ほど御答弁の中にもありましたけれども、私は、この水俣の病像は四つにも分かれるというのはどう考えても私は不自然な気がしてならないんです。併存可能だという大臣の御答弁でありますけれども、四つもあるというのは不自然なんではないですか。
○近藤正道君 終わります。  中山大臣、申し訳ありません、時間が来ましたんで。
03月18日第162回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党の近藤です。  男女共同参画社会の形成についてと防災のことの二つについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  最初に、男女共同参画社会の形成実現についてお尋ねをしたいというふうに思いますが、新年度、男女の共同参画関連政策の経済的効果に関する調査、大変...全文を見る
○近藤正道君 いろいろ出されている報告書、あるいはその報告書を批評した文章等によりますと、間接差別、これの概念、定義が非常に日本の場合不明確であるということに対する質問がかなりなされたというふうに聞いておるんですけれども、どうでしょうか。
○近藤正道君 せっかく、男女共同参画社会基本法の第三条で、性による差別禁止、これをうたっていると。直接差別だけではなくて間接差別もこれで禁止されているというそういう建前になっているんだけれども、間接差別の概念が、あるいは定義が非常に不明確のために、この実効を期し難いと。それについ...全文を見る
○近藤正道君 今ほど言いましたように、国連の場で日本の政府の委員が、私も女子差別撤廃委員と同じようにフラストレーションを覚えます、こういうふうな発言がもう二度とないように是非しっかりと対応していただきたいというふうに思っていますし、今ほどの細田官房長官の御発言、前向きな答弁ですと...全文を見る
○近藤正道君 期待を申し上げたいというふうに思っています。  次に、災害のことについてお尋ねをいたします。  昨年は、私が七月の参議院選挙に受かるまでは大変いい年だったんですが、その後、我が新潟県、水害は起こる、記録的な台風は来る、そして地震が来る、そしてその後は十九年ぶりの...全文を見る
○近藤正道君 次に、地震のことにちょっと戻りたいというふうに思いますが、阪神・淡路の大震災のときにいろいろ特別立法がたくさんできましたけれども、その中で、地震に伴う法的紛争、これを解決するための特別立法が二つできました。一つは、特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特...全文を見る
○近藤正道君 いずれも地元市町村の要望は非常に強いと、地元の弁護士会の要望も強いと、しかもこの意向はきちっと皆さんのところに上がっているというふうに思っておりますので、是非この雪解けに間に合うようなタイミングで発動をお願いをしたいと強く要望を申し上げておきたいというふうに思ってい...全文を見る
○近藤正道君 是非……
○近藤正道君 はい。  是非、地震を発端とする一連の被害として見ていただきたいと要望を申し上げて、終わります。
03月28日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  私は、ODA、インドネシア・スマトラ島のコトパンジャン・ダムについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  一九九六年、日本からのODA約三百十二億円の円借款でインドネシアのスマトラ島にコトパンジャン・ダム、これは水力発電所でありま...全文を見る
○近藤正道君 じゃ、次にお尋ねをいたしますけれども、このダム建設、供用開始、こういうことでインドネシア政府が動いたわけでありますが、当時、今から見るとかなりずさんでありますけれども、一応プロジェクトに伴う人の強制移住に関するそれなりのガイドラインがあったというふうに思っております...全文を見る
○近藤正道君 あっ、そういうことですか。  それなら、これは通告がしていないんですけれどもお聞きをしたいというふうに思いますが、ダムが完成をして貯水が始まって間もなく、いったん日本政府はインドネシア政府に要請をして、この貯水を、水をためる作業をいったん中止をさせております。この...全文を見る
○近藤正道君 もう一度お尋ねをいたしますけれども、一九九七年の四月から約半年ほど、日本政府の要請に基づいてダムの貯水が一時停止をさせられた事実がありますが、これは日本の政府が三条件を満たしていないと、こういうふうに判断をしたんでインドネシア政府に要請をしたんではないでしょうか。お...全文を見る
○近藤正道君 二〇〇三年の十月に環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン、こういうものが整備をされました。これに基づいて、異議申立ての制度、現地の人たちがODAに対して直接異議申立てをする、そういう制度ができました。もちろん、以前にはそういうのはなかったわけでございますが...全文を見る
○近藤正道君 最後に、委員長に、今ほど来の質疑の中で、コトパンジャン・ダムの三条件という話をいたしましたけれども、この三条件にかかわる資料を是非、委員会の方に出していただくように是非お願いをしたいというふうに思っています。
○近藤正道君 はい。終わります。
03月31日第162回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党の近藤です。  地域再生法、その目指すところは地域経済の活性化と地域雇用の創出が中心であると、こういうふうに言われております。今ほど来、この法案に掛ける村上大臣の並々ならぬ思い、確かに伝わってくるものがあります。  ところで、この地域再生法に先立って、鴻池...全文を見る
○近藤正道君 おっしゃることはよく分かるんですが、ただ、いずれにしても、この法案には大きな目玉としてやっぱり地域雇用の創出ということが掲げられておりますんで、そういうその作業の結果として地域雇用の創出が見込まれるではやっぱり困るわけで、かなり具体的なものとして、今度こそそういうも...全文を見る
○近藤正道君 目的規定の中に、今ほど言いましたように、雇用の創出、これが、繰り返しますけれども掲げられております。これからこの法案が公布されますと、五月ぐらいでしょうか、この法案に基づいて再生計画は申請されるわけでありますが、この中で言わば地域雇用の創出をどの程度具体的にこう求め...全文を見る
○近藤正道君 私も是非そうあってほしいと、それは期待しているところなんです。ただ、先ほど来言いましたように、確かに外的な要因が大きく影響しておりますけれども、この二年間、特区にしてもあるいは地域再生事業にしても、雇用の創出という点では必ずしもうまくいっていない。そういう事実があり...全文を見る
○近藤正道君 地域再生基盤強化交付金が八百十億で、それ以外の交付金が二千六百億、こっちの方が多いわけですよね。このより多い方の配分、交付金の配分が評価によって決まるということだと、やっぱり自治体としてはそこが非常に気になるわけでありまして、先ほど陳情合戦みたいな話も少し室長の方か...全文を見る
○近藤正道君 そういうものはむしろ法律でもってきちっと定めるのも一つの方法ではないかなというふうに、こう思うんですが、そういうふうにはお考えにならないんでしょうか。
○近藤正道君 分かりました。そういう意見がやっぱりありますので、是非やる中で御検討いただきたいというふうに思っています。  私はこの地域再生法、森議員が本会議で質問をいたしました。名前の割に中身が、金額も八百十億であるし、事業も三つに絞られているし、そしてまたいろいろ地域から上...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月04日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  私は、先ほどの浮島委員の質問の中にもありました無駄遣い批判の多い年金事務費のことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  現在は特別措置によりまして、年金事務費、保険料から賄われておると、こういうことでありまして、これは一九九...全文を見る
○近藤正道君 私の質問に社会保険庁の方はストレートにお答えになっていないというふうに思うんです。  今ほど、社保庁の方は、以前、つまり財源が国庫、税金のころから同様のものがあったというような趣旨のことをおっしゃっているわけでございます。そういうことになりますと、他の省庁でも似た...全文を見る
○近藤正道君 承知をしていないってどういう意味ですか。要するに、他の省庁でも同じようなことがあるのか、それとも社保庁は突出して多いのか、私の質問にストレートにお答えいただけますか。
○近藤正道君 先ほど来の答弁、私は社保庁が突出して多いという、ということであれば、それは社保庁を変えていただくしかないわけなんですが、しかし、先ほど来の質問によりますと、社保庁は、いや、これは特別措置の前からずっと行われてきていると、我々は特段無駄遣いが言わば多いと思わないかのご...全文を見る
○近藤正道君 実は、九七年の財構法、まあ財政構造改革法の論議のときに、以降は年金保険料から賄われるということで、そうすると特別会計の方に移るということで、その国会の審議権がより及びにくくなるんではないかという、そういう質問が一部出ておりました。  私はやっぱり、この指摘がやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 私はやっぱり、予算執行の透明性という観点からいけばどちらがより望ましいのか、そういう観点で私は会計検査院としてはこの際物を言うべき、そういう時期に来ているんではないかと、こういうふうに思っております。  是非、これから執行の透明性という観点から見ればどちらが望まし...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私は、昨日、日本国憲法に関する調査報告書事務局整理案に対する意見、そして今後の憲法調査会の在り方などにつきまして意見を文書で委員長の方に提出をさせていただきました。  本日、これと一体を成すものとして、憲法九条を中心に私の意見...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道でございます。  私どもの会派は、これまで特区法につきましてはかなり否定的というか、懐疑的なスタンスをずっと取ってきたと、こういうふうに承知をしておりますが、私、今回の特区法の改正を見させていただきまして、それが本当に地域の活性化になるのかどうか、...全文を見る
○近藤正道君 私自身は、この特区法改正を見たときに、さっきも言いましたけれども、これで刑務所の医療がかなり改善されるんではないかと。そういう観点から見ただけでも、私は、この改正案は意味があるんではないかと私自身は実は思ったんです。  これは刑務所だけではなくて、今回の場合、私立...全文を見る
○近藤正道君 日本弁護士連合会も、刑務所の医療がこの特区法の改正で一歩前進するんではないかと、そういうふうに期待を寄せているようでございます。私も期待をしている一人であります。  今ほど言いましたように、大学の医局に医師の派遣を要請している、しかしそれが非常に難しい、なかなかい...全文を見る
○近藤正道君 次に、改正案の条文のことについてお尋ねをいたしたいと思います。  改正案の第十一条の各項目につきまして、午前中、いろんな議論がありました。私も、十一条の一号、二号、四号、七号等については具体的にどういうことをするのか質問をしたいというふうに思っておりました。この点...全文を見る
○近藤正道君 一点確認でありますが、十一条の三号、被収容者の行動の監視及び施設の警備ということにつきまして、被収容者の行動の制止その他の被収容者に対する有形力の行使を伴うものを除くという規定になっております。  しかし、みなし公務員でありまして、この者に対する妨害行為は公務執行...全文を見る
○近藤正道君 義務はないけれども、受刑者の妨害からは公務執行妨害等で守られていると、こういうふうに理解すればいいと、こういうことでしょうか。
○近藤正道君 分かりました。  あと幾つか質問を予定しておりましたけれども、既に質問はなされておりますので省略をして、あと二つお聞かせをいただきたいというふうに思っています。  第十一条の二項、今回の改正案では特区内の特定行刑施設の管理は公的医療機関に委託する。つまり、公的医...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますが、これは、実は午前中の岡崎委員の質問の中で、今回の管理委託の主体、これはかなり大きなところになっているという話がありまして、この管理委託会社に天下りがあるんではないか、その辺の人選はきちっとなされるんだろうかと、こういう質問がありました。  ...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  この特区法改正は、やっぱり地域の活性化、地域雇用の創出、これがやっぱり大きな柱でありますんで、いやしくもこういう特区の制度を使ってその受託会社、あるいは受託会社の親企業という、そういう可能性もあるわけでありますけれども、天下りなどが行われることの...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  昨年の八月、美浜原発事故直後に私も現地を視察させていただきました。最初に朝田参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますが、最終報告では、事業者の不十分な保守管理、品質保証の体制が事故の根本原因であると、こういうふうにしておりまして、その背...全文を見る
○近藤正道君 簡潔に言ってください。
○近藤正道君 簡潔に言ってください。
○近藤正道君 私は、安全文化の劣化の背景に、事業者の経済性最優先の姿勢、原発をとにかく動かすと、これを最優先にする姿勢があるんではないかと、こういうふうに質問をしたわけでございますが、それについて朝田参考人からストレートなお答えがなかったというふうに思っています。  今度は、藤...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、先ほど言いました、今回の事故の背景には、やっぱり定期検査の日数が非常に短縮をされている、あるいは設備利用率が他の原発に比べて関電美浜については非常に高くなっている。そういう運転優先という厳然たるやっぱり事実がある中でこういう事故がやっぱり起こ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月20日第162回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。調査報告書の議決に当たり、最後の意見表明をさせていただきます。  第一に指摘しておきたいことは、この報告書は憲法調査会当初の確認を逸脱しているということであります。  憲法調査会設置の際、各会派は、調査会の目的は改憲を目指すものではないこと...全文を見る
04月25日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  JR西日本の大事故、亡くなられた方々の御冥福をお祈りすると同時に、事故に巻き込まれた方へのお見舞いを心から申し上げさせていただきたいというふうに思います。その上で質問に入ります。  最初に、地震と原発のことについてお尋ねをしたいというふ...全文を見る
○近藤正道君 私は、内部告発があったらすべてそれに飛び付けというふうに申し上げているわけではありません。ただ、この方の告発文書を私も読みましたけれども、設計に具体的にかかわっておられる方でないとなかなか言い得ないようなコメントがありますし、何よりも言っておられることは、その浜岡原...全文を見る
○近藤正道君 今、この国の原発の耐震設計は、大体三十年ほど前に指針が作られております。ところが、その後、新たな知見がいろいろ出てきて、そして先ほど申し上げましたように、地震が活動期に入ったということで、原発と地震の関係の議論がかなりかまびすしくなってきております。そういう中で、最...全文を見る
○近藤正道君 二つ目は、公正取引委員会にお尋ねをいたしたいというふうに思っております。  昨年、新潟市で新潟市発注工事をめぐるいわゆる官製談合事件、これが発覚をいたしまして、百二十社ぐらいのところに公正取引委員会として勧告をいたしましたけれども、八十五社ほどがこれに応じないと。...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月10日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私の地元は新潟でございます。新潟には柏崎刈羽そして巻と、二つの原子力発電所の計画がございました。柏崎刈羽は現在順調に運転を続けておりますが、巻につきましては、住民投票の結果、計画が白紙撤回をされました。そしてまた、柏崎刈羽原子力...全文を見る
○近藤正道君 核物質の防護は必要だ、必要であると、こういうふうにしたとしても、守秘義務について条文に秘密情報の範囲を具体的に定めておらず、これはすべて省令等にゆだねられる、こういう形になっておりまして、これでは行政と事業者へのある意味での白紙委任、こういう結果になるんではないか、...全文を見る
○近藤正道君 次に、クリアランス制度の確立についてお尋ねをいたしたいと思います。  クリアランスレベルの設定経過が、この間、随分転々としてきた、そういう経緯があるというふうに思っています。自然放射線よりも二けた低いから大丈夫ということをおっしゃいますが、この間、クリアランスレベ...全文を見る
○近藤正道君 もう一つお聞きをいたしますが、今の話で、環境省としては必要な際に措置命令等を出して言わば介入をすると、こういうことでございます。是非、環境をつかさどる省としてしっかりと見ていっていただきたいし、監視をしていただきたいというふうに思います。  そのクリアランスによっ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月12日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。一昨日に引き続きまして質問をさせていただきたいというふうに思っています。  一昨日の積み残しからでありますが、最初はクリアランス制度についてお尋ねをいたしたいというふうに思っています。  今日もいろんな観点から、クリアラン...全文を見る
○近藤正道君 違法に持ち出された場合、回収措置命令を発して、そして、それに従わないときには罰則ということでございます。確かに、その搬出されたものがどこにあるか、それがきちっと分かっていれば今院長おっしゃるようなそういう手続でいいというふうに思うんですが、外部に出て例えば回収がもう...全文を見る
○近藤正道君 ちょっとよく理解できませんが、時間がありませんので次に行きたいというふうに思っています。  クリアランスされたものの最終処分は、クリアランスされたものの処分又は再生利用の際の最初の搬出先について、制度が社会に定着するまでの間、事業所が把握、記録するよう求める、そし...全文を見る
○近藤正道君 じゃ次に、今日も、あるいは一昨日もいろんな角度から御議論がありましたバックエンド積立法についてお尋ねをしたいというふうに思っています。  この法案は、言うまでもなく、青森県の六ケ所に建設中の再処理工場、この運転を前提とした法案でございます。核燃料サイクルの推進、そ...全文を見る
○近藤正道君 私はそれとは少し見解を異にするわけでございますが、またそれは議論になりますので避けたいというふうに思います。  いずれにいたしましても、核燃料サイクル、そして再処理路線で皆さんやられるわけでありますが、今月の三十日にはその再処理路線のその先の言わば高速増殖炉「もん...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 私は、社民党・護憲連合を代表し、提案されております原子力二法案について反対討論を行います。  まず、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部改正案について申し上げます。  反対の第一の理由は、原発の安全性を担保する上で大きな役割を果たしてきた情報...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  この祝日法改正案、今ほどの御議論にもありましたけれども、過去二度廃案ということになっております。それは、昭和という時代に対する国民の思いや評価が様々に分かれていることが背景にあるんだろうというふうに思っております。  ...全文を見る
○近藤正道君 私の時間は十分でありますんで、限られたものでございます。いろいろお聞きしたいわけでございますが、どなたかが先にお聞きになるかなと、こう思っておりましたら、どなたもお聞きになられませんので、私はあえてこの質問をさせていただきたいというふうに思っています。  この改正...全文を見る
○近藤正道君 では、時間がちょっとで、もう一つお聞かせをいただきたいと思います。  私は今、この改正案の中に復古的側面があるんではないかと、私はそういうふうに考えておりますが、そういう角度から見たときに、昭和という時代の歴史認識として一九九五年の村山談話、これは欠かせるわけには...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 私は、社民党・護憲連合を代表いたしまして、提案されております祝日法改正案に対する反対討論を行います。  反対の第一の理由は、この改正案が特定の価値観の押し付けだからであります。  この祝日法改正案が提案されるのは今回が三度目であり、五年前に、二年前に二度廃案とな...全文を見る
05月16日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私は、百七名の本当に尊い方々の命を奪ったJR西の尼崎列車脱線事故についてお尋ねをしたいというふうに思っています。  質問に入ります前に、本当に尊い命をなくされた百七名のみたま、そして御家族、今なお負傷の床にある被災の皆さんに心...全文を見る
○近藤正道君 マスコミ等では、当該箇所が非常にやっぱり危険であると、非常に問題であるということを、JR西の運転士の間ではそれなりにやっぱり話題になっていたと。そういうことを、マスコミの前に運転士が続々と登場してそういう話をしております。  私は、今ほどの話をお聞きしましても、や...全文を見る
○近藤正道君 私がお聞きしているのは、予定どおり、JR西が予定どおりに決定に基づいて作業を行っていれば今回の事故の前にATS—Pは装置をされたと、そうすればこの事故は起こらなかったんではないか、こういうことを聞いているわけでございます。新聞等にも、そういう見方を警察もしておると、...全文を見る
○近藤正道君 これは是非、じゃ後でお調べになって聞かせてください。いったん二年ほど前に決定をされたんだけれども、その後、山陽新幹線等の他のところでシステムを改良すると、そういう必要性等もあって、そちらの方に予算付けをして、その結果この当該箇所のATS—Pの装置は遅れたと。したがっ...全文を見る
○近藤正道君 今、ATS—Pの導入を急ぐべきだと、こういう議論をしているわけでありますが、北側国土交通大臣も、これまでの国交省の指導の在り方、これを検証する必要があると、こういうふうにおっしゃっておられます。これが本件事故と国交省とのかかわりでどういうことになるのか、具体的にお答...全文を見る
○近藤正道君 時間がありませんのでちょっと脈絡がなくて飛びますが、このJRの西の尼崎事故につきましては、非常に過酷な労務管理だとかあるいは厳格な運転管理というものが問題になっております。  いわゆる日勤勤務というやつでありまして、非常に懲罰的な形で草むしりだとかあるいは就業規則...全文を見る
○近藤正道君 皆さんの口頭での指導、余りにも懲罰的であると、こういう指導がなされたということでありますが、それはやっぱりJR西にきちっと徹底されていなかったと、それはどうも間違いないようでございます。そして、これと同じような勧告は兵庫県の弁護士会でもなされておりますんで、是非、皆...全文を見る
05月19日第162回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私も食べることは大好きでありますし、また作ることも大好きでありまして、台所にはしょっちゅう立ちます。しかし、午前中にお話しになられました、質問された円議員とか、あるいは午後の神本議員のように実感あふれる話はできません。  食育...全文を見る
○近藤正道君 発議者全体の御意思として、小坂委員が自校方式の方がより食育基本法の理念、趣旨に近いというふうに御答弁されたというふうに受け止めさしていただきたいというふうに思っています。  私は、今ほど言いましたように新潟でありますが、新潟に五泉市というところがございます。これは...全文を見る
○近藤正道君 経済特区、目の前に鴻池先生おられますけれども、経済特区の一部で、あるいは東京都内の一部でも出ているようでありますけれども、公立の保育所、これは調理場の設置が義務付けられている、こういうことになっているそうでありますが、この特区で、それを一時的にやめて外部から給食を運...全文を見る
○近藤正道君 次に、学校給食の言わばつかさ、かなめの役割を果たす栄養教諭のことについてお尋ねをいたします。これも午前中来御議論のあるところでありますが、確認の意味でお尋ねをしたいというふうに思っています。  学校教育法で栄養教諭の制度が導入をされましたけれども、言わば学校へ必ず...全文を見る
○近藤正道君 その際、食育基本法がもし成立しているということになりますと、この法案を是非根拠に定数増を迫っていただきたい、要望申し上げておきたいと思っています。  それとの絡みでお尋ねをいたしますが、この食育基本法と学校給食法との関係はどういうことになると理解すればいいんでしょ...全文を見る
○近藤正道君 学校給食と地産地消のことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  まず、文科省に学校給食と地産地消の関係、その基本姿勢をお尋ねをしたいということが一点と。もう一つは、提案者の皆さんにお尋ねをいたしますが、この法案が成立いたしますと、学校給食における地産地...全文を見る
○近藤正道君 繰り返し新潟のことを言いますが、新潟は全国有数の米、米作県でありまして、学校給食の中で、言わば米飯給食という議論がよく自治体の議会等で議論になります。  お伺いいたしますと、文科省では米飯給食は週三回程度という形で一つの基準を設けているようでありますが、私はこの食...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますけれども、内閣総理大臣をトップにして食育推進基本会議でしょうか、これが設置されて、基本計画はこれからこの法案が通りますと作られると、こういうことでございますが、これは食育推進計画を作るとすれば、これはやっぱり情報をきちっと公開をして、そして広範な...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
06月07日第162回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  三人の参考人の先生方、本当に有益な問題提起、御説明いただきまして、本当にありがとうございました。  多少私がお聞きしたかったことを先に聞かれたところもありますので、一部もしかすると部分的に重複するかもしれませんが、より先生方の方から明確...全文を見る
○近藤正道君 学校給食は当面やっぱりこの食育を進める一つのポイントだろうと、私もそう思いますし、食べるということを最初にきちっと習慣付けて考える場もまた学校給食だというふうに思いますが、しかし一方で、やっぱり食べる場というのは圧倒的にやっぱり家庭だということもまた現実だというふう...全文を見る
○近藤正道君 学校給食におけるしっかりとした言わばしつけというか、それが家庭に伝わっていく、伝播していくという、こういう論理なんでしょうか。
○近藤正道君 中村参考人にお尋ねをいたします。  冒頭この食育基本法に対する中村参考人の立場がよく分からなかったんですが、先ほどの御答弁である程度分かりました。つまり、関連法をどれだけ、どんなものを関連法として備えるかによってこの法の中身がやっぱり変わってくると、だから、やっぱ...全文を見る
○近藤正道君 今の点と関連しまして、私もここのところは非常にポイントだというふうに思っているんですね。この間の食の安全とかということを考えれば、食品関連企業に対する責務というのはもう少し具体性を持った、ある程度の方向を示したものでなければ少しおかしいんではないか、余りにも抽象的過...全文を見る
○近藤正道君 最後に、吉武参考人にお尋ねをいたします。  冒頭の御発言、大変私は共鳴するところがたくさんあります。しかも、実際に生協の言わばトップとして実践を伴ってそういう問題提起をされたことに大変敬意を表したいというふうに思っております。  こういう食育を言うならば、まず食...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  終わります。
06月09日第162回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  おとといの日に三人の参考人の先生方から大変有意義な話を伺いました。それぞれお三方とも、食育の大切さ、重要さ、これは十分踏まえておられますし、それぞれ食育の大変な実践家でもございました。しかし、この食育基本法の評価については私は分...全文を見る
○近藤正道君 法案の第十六条に食育推進基本計画というものが掲げられております。その二の二、食育の推進の目標に関する事項というものが定められておりますが、この食育の推進の目標に関する事項に何を掲げようとされているのか、そして具体的な数値目標を掲げる用意はあるのか、お尋ねをしたいと思...全文を見る
○近藤正道君 できるだけ具体的なものを盛り込んでいただきたいというふうに思っています。  今ほどのお話の中に学校給食における地場産品の使用率を具体的な数字で入れたいと、こういう話がありました。先ほど、岡崎委員の話の中で、地産地消、全国平均二〇あるいは二一%、こういう数字がありま...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問に、たった一分でありますが。  この法律の八条に食の安全ということがうたわれております。七条にも環境との調和ということがうたわれております。安心、安全なものをできるだけ自給をしていく、これがこの法の趣旨だというふうに思っておりまして、そういう意味では、例...全文を見る
06月13日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今般の鋼鉄製橋梁工事をめぐる談合事件に関連して質問をさせていただきたいと思っております。  公共工事をめぐる談合事件が後を絶たない要因の一つに、指名競争入札の際の指名業者氏名、名前を公表する時期が入札の前になされる問題...全文を見る
○近藤正道君 公正取引委員会にお尋ねをいたしますが、公正取引委員会としては、談合防止の観点から見た場合、指名業者名の公表は入札の前と後とどちらが望ましいと思っておられますか。
○近藤正道君 事前に公表すると談合の危険が増すということが公正取引委員会の考えでありますが、国交省だとかあるいは多くの自治体では、にもかかわらず事前に名前を公表している、これが現実でございます。  そもそも、指名業者の名前あるいは範囲が分からなければ談合しようにもそれはできない...全文を見る
○近藤正道君 これだけ談合が続いております。とにかくこの五年間を見ましても、一年間に平均二十数件、こういう毎年談合が続いておりまして、そしてその挙げ句、かつて例を見ないほど巨大な談合が今回、鋼鉄製の橋梁で起こってしまったということでございます。  こういう経過あるいは現状を踏ま...全文を見る
○近藤正道君 簡単にお願いします。
○近藤正道君 是非、今おっしゃられた入札談合再発防止検討委員会の中で、今の指名業者名の事前公表、事後公表の問題を是非議論をしていただきたい。  私は、やっぱり事前公表は談合を助長することになる。新潟市の調査委員会がやったように、市民の、普通の市民の常識は、やっぱり事前公表よりも...全文を見る
○近藤正道君 もう試行錯誤なんかやっている時期ではない。結果は明々白々だ。やっぱり業者の利益よりも談合防止という観点を、こういう価値観を最優先させる、こういう方向に制度を是非切り替えていただきたい。  要望して、質問を終わります。
06月14日第162回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  今日は、警察不正経理を軸とした審査ということでありますので、私も警察のいわゆる不正経理問題一本でやらさせていただきたいというふうに思っています。  現在、十九の道府県でいわゆる不正経理の疑惑が具体的に私は指摘されていると、こう...全文を見る
○近藤正道君 道費につきましては、道警だけではなくて、道の監査委員会が入って、そして言わば道警と監査委員会との緊張関係の中で私はあそこまでいった、しかも内部告発も入ってああいうところまでいったと。そういうことであれば、同じような緊張感の中で国費についてもやっぱり捜査を、調べをしな...全文を見る
○近藤正道君 一般論で言えば、文書の偽造、行使、それと詐欺、横領、こういうものが通常考えられると、こういうふうに思いますが、今回、道警は、会計検査院の検査を受ける際に領収書を偽造したと、こういういうことで北見方面の前の警備課長を偽計業務妨害の容疑で書類送検をいたしました。  な...全文を見る
○近藤正道君 偽計業務妨害とするのが相当だと、その理由が全く分からないんで私は聞いているんですよ。通常は、この種のやつで偽計業務妨害なんて話にはならない。やっぱり文書の偽造だとか行使だとか、最低やっぱりそこから入る。そして、不法領得があれば横領だとか詐欺とかこういうことになる。そ...全文を見る
○近藤正道君 全く答弁になってないと思いますよ。極めて異例な罪名の適用だから、なぜそうなんですかということを聞いているわけでありまして、全く答弁になってないというふうに思っています。  道警察は、早くからこの警備課長のこの不正、これを承知していたけれども、立件すれば他にも立件し...全文を見る
○近藤正道君 全く不自然ですよ、これは。  検察庁を所管する法務省にお尋ねをいたしますけれども、皆さんはこの事件をどういうふうに見ておられるんですか。単に、警察がそういう形で送検してきたんだからその範囲でやるという、そういう対応をされるんですか。それとも、皆さんも独自の捜査権限...全文を見る
○近藤正道君 正に、法と証拠に基づいてやるんですけれども、やっぱり道警に追随をしないで、やっぱりおかしな処理をしたんなら、皆さん社会正義の立場に立ってやっぱり入っていく、是非そういうことをやっていただきたいと要望申し上げておきたいというふうに思っています。  北海道警の裏金問題...全文を見る
○近藤正道君 もう時間がないんだからストレートに質問に答えてくださいよ。
○近藤正道君 会計検査院にお尋ねをいたしますが、会計検査院としては、これは愛媛の問題でもそうですけれども、できれば捜査協力者、つまり捜査費あるいは捜査報償費、これを受領した人に直接当たりたいと、当たる方が真実を発見できると、そういう原則はお持ちなんでしょう。
○近藤正道君 いや、持って回った言い方しないで、最良のやっぱりそれは資料、証拠はその本人なんですから、私どもは会いたいと、その人たちと事情聴取したいと、しかし警察が会わせてくれないんだとストレートに言えばいいじゃないですか。どうですか。
○近藤正道君 警察庁にお尋ねをいたしますが、捜査協力者に会計検査院が事情聴取をすると、当たる、このことを妨げる法律上の私は根拠はないと、こういうふうに思いますが、どうですか。あるかないか、それだけでいいです。
○近藤正道君 えっ。
○近藤正道君 ございません、はい、はい。  ないんならですね、是非、その一切拒否なんということを言わないで、私も皆さんの必要性、会わせない必要性はそれなりに理解をする立場にありますんで、是非その二つの利益を、法的には必要ない、会わせない根拠ないんだから、どうやったら例外的に会わ...全文を見る
○近藤正道君 私はさっきから言っていますけれども、全部を明らかにしろなんて言っていないわけで、今の捜査の秘密を守る、一方で疑惑を解明する、この二つの間に、二律背反ではなくて、両方立てながらいい方法を私は考えりゃあるんではないかと思うんですよ。これはみんなそれぞれの県で議論になって...全文を見る
○近藤正道君 具体的に何もおっしゃってないじゃないですか。  ですから、二つの、まあ一つの比較考量の問題だと思いますけれども、それは各県でもやっぱり知事が中に入ったりしながら、どうやったらこの二つの利害を調整するのかいろいろ腐心していますよ。私はやっぱり会計検査院は、ガードする...全文を見る
○近藤正道君 納得できませんが、終わります。
06月30日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第5号
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○近藤議員 社会民主党の近藤正道でございます。  本日のテーマは公的年金制度の必要性ということでございます。  今ほど、るる各党の代表の皆さんからお話がございました。基本的に、私どもも公的年金制度の必要性について異論はございません。おおむね同感できる点、多々多いわけでございま...全文を見る
07月11日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、前回の行政監視委員会で鋼鉄の橋梁談合事件について質問をいたしましたけれども、その際時間の関係で質問できなかったこと、そして今ほどの紙委員の質問に続いて、警察の不適正支出のこと、この二つについてお尋ねをしたいというふ...全文を見る
○近藤正道君 今どんな議論が行われておるんでしょうか。差し支えない範囲で。
○近藤正道君 私は、公務員の一般的な再就職の問題はもちろん重要な問題でありますが、とりわけ国交省の天下りの問題につきましては、これだけ大きな問題が現れておりますので、是非率先して、より明確な、国民に疑念を抱かせないような再就職、天下りの規制ルールをこの際作るべきではないか。  ...全文を見る
○近藤正道君 私は、そういうことを言っているからいつまでたってもやっぱりこの種の問題はなくならない、やっぱり思い切った抜本的な措置を是非講ずるべきだと、こういうふうに言わさせていただきたいというふうに思っております。  時間がありませんので、もう一つの警察の不適正使用の、支出の...全文を見る
○近藤正道君 一言。
○近藤正道君 今後ですけれども、警察法の第十六条の第二項で、やっぱり皆さんには県警を指導監督する責任があると。今ほど安藤さんは是非両者の対立を打開したいと、こういうふうにおっしゃっておりますけれども、この問題は、全国でやっぱりこういう問題、この危険性はやっぱりありますよ。やっぱり...全文を見る
07月15日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  時間がありませんので、端的に総理にお尋ねをしたいというふうに思います。  郵政公社は中央省庁等改革基本法の第三十三条第一項、これに基づいて設立をされております。この法律は、中期の経営計画とそして業績評価、この実施を求めており、...全文を見る
○近藤正道君 自ら業績評価を行えという、そういう法律に署名捺印をして国会に出しておきながら、一方でその業績評価もなされないうちにこの改革基本法の実質的な中身を解体するようなそういう法律を出すということは、私は道義的な問題以前に法律的に許されない、このことを指摘させていただきたいと...全文を見る
○近藤正道君 国民の不安、懸念、このポイントは何かといえば、金融サービス、これを従来のしなければならない業務からできる規定に変えた、ここに国民の不安、懸念の正に源泉があるわけです。ここを変えなくて一体何が変わるんだ、全く変わっていないではないか、単なる口先だけの気休めではないか、...全文を見る
○近藤正道君 私は今ほど言いましたように、郵便局のしなければならない規定からできる規定に変えた、ここが一番の核心、問題の核心でありまして、ここに手を触れない修正なんというのは、これは単なる口先だけのごまかしでしかない、私はそう思っています。  その上で、いや、拠点の確保だとか、...全文を見る
○近藤正道君 全く根拠のない、なおかつ地方議会を軽視どころか侮辱をした、私は、極めて不穏当な発言でございますので、今日の昼の理事会でも議論になりましたけれども、やっぱり善処、訂正をいただきたいと要望を申し上げて、質問を終わります。
07月22日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  竹中大臣にお尋ねをいたします。  郵政民営化につきまして、都道府県、市町村の議会からたくさん意見書が上がってきております。ほとんど反対、あるいは実質反対、この声が多いわけでございますが、担当大臣としてどうこれを受け止め...全文を見る
○近藤正道君 ひょんなことをお尋ねをいたしますが、担当大臣の竹中大臣のところに地方議会から何通ぐらい意見書が来ておられますか。それを皆さんのところできちっと分析をされておられますか。
○近藤正道君 公社における非常勤職員のことについて、生田総裁にお尋ねをしたいと思います。  公社における事業別の常勤職員と非常勤職員の人数を教えていただきたい。あわせて、今後の公社の非常勤化の見通しについてお示しをいただきたいと、こういうふうに思います。
○近藤正道君 はい、結構です。
○近藤正道君 はい。
○近藤正道君 公社職員、まあ二十六、七万という話がありましたけれども、それ以外に十万を超える非常勤職員がいると。まあ、郵便については常勤職員と非常勤職員がもう極めて近い数値になっているということでございまして、この民営化によって非常勤職員の雇用がどうなるのかということが気掛かりで...全文を見る
○近藤正道君 ちょっと分かりづらいんですけれども、結局、郵便の区分等をやっている日々雇用の人たち、これがかなりたくさんおられますけれども、この人たちどうなるのか。現に、解散のときに現に職員である者になるのかならないのか、これが大きな分かれ目になっておりまして、今大臣のお話は、いま...全文を見る
○近藤正道君 郵政民営五原則の一つ、配慮原則の一つに雇用の安定というものがありますんで、是非その非常勤職員の皆さんに対してもそういう立場で雇用の安定に対するしっかりしたやっぱり方針を持って、きちっと説明責任を果たして仕事を進めていただきたい、これを要望しておきたいというふうに思っ...全文を見る
○近藤正道君 どうして、一局たりとも欠かすことなくという言葉が入らないんでしょうかね。皆さんの言葉は、価値、評価が入るわけですよ、あまねくとか、あるいは機能だとか水準を低下させないと。そういう言い方をするんなら、むしろ、一局たりとも欠かせない、少なくとも準備期間中、移行期間中はそ...全文を見る
○近藤正道君 これはまやかしだと思います。納得できません。  終わります。
07月25日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  アスベスト問題について質問をさせていただきます。  七月の二十日、衆議院の厚生労働委員会でこの問題の集中論議がございました。この際に、我が党の阿部知子委員が、国、当時、旧労働省でありますが、一九七六年にアスベストに関する通達を...全文を見る
○近藤正道君 簡潔に言ってください。
○近藤正道君 今ほど、環境省ともあるいは経産省とも連携を取っておったという趣旨の御発言がございましたけれども、その後の事態の流れを見るととてもそういうふうには思えないと、単に通達を出しただけで後は何もなかったんではないかと思われてなりません。  この通達の翌年の七七年に、埼玉県...全文を見る
○近藤正道君 それは分かりましたけれども、改めて、これだけ被害が拡大をした、私は行政の不作為というのは明らかだったんだと思いますけれども、この行政の責任について端的にお尋ねをしたいというふうに思っております。
○近藤正道君 これだけの被害が出ているわけでございます。  私は、まずアスベストの全面禁止が対策の第一歩だというふうに思っておりますが、しかし政府は、全面禁止は二〇〇八年、三年後だと、こういうふうに言っております。これはやっぱりおかしい。直ちに全面禁止に踏み切るべきだというふう...全文を見る
○近藤正道君 代替品の安全性という話でありますが、正に自己撞着だろうというふうに思っています。アスベストの危険性がこれだけ具体的に顕在化をしている中で代替品の安全性を言うということは、これは私は非常におかしな話ではないか。世界の動向から見ましても、直ちに全面禁止、できるところから...全文を見る
08月01日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  昨日から、岩手県内二つの特定郵便局、視察をさせていただきました。過疎地で本当に頑張っておられる皆さんの声を聞かさせていただきました。私、選挙区新潟でございまして、新潟も岩手県同様、過疎地域をたくさん抱える、簡易郵便局をた...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。藤原参考人も、とにかく今のこの民営化法案の審議の拙速さについてはやっぱり大変問題意識を持っておられるということがよく分かりました。  この法案の一つの大きなメリットとして、藤原参考人が、三百何十兆円のお金が今度は官から民に流れるということをおっしゃい...全文を見る
○近藤正道君 私は、今回の郵政民営化法案は正に地方切捨ての結果を招来すると、そういうふうに思っておりまして、大変危機感を持っております。ですから、私は反対という立場でございます。  次に、坂下公述人にお尋ねをいたしますが、今日、本当に説得力のある、過疎の最前線で簡易郵便局を守っ...全文を見る
○近藤正道君 もう少し時間がありますので、阿部さんにお尋ねをいたしますが、もうとにかく何でもやれると、郵便局は。その象徴的なケースとして郵便局コンビニ論というものがいろいろ出ておりますが、阿部さん及びその職場の中でいろいろお話をされていると思いますけれども、過疎地域で何でもやれる...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第12号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  午前中の片山委員の答弁で総理は、民営化委員会による見直し、これは経営形態の在り方も含めすべての事項を対象とすると、こういうふうに述べられました。また同時に、総理は、民営化委員会は郵政民営化法に定められた理念、そして方向に即して問...全文を見る
○近藤正道君 これは総理が参議院で、経営形態についても見直しの対象にするというところから話が始まったわけでありまして、そういう話がなければこういう議論は起こらなかった。一方で経営形態についても見直しの対象にする、一方で民営化法の理念の、この範囲で見直しを行う、これはある意味で矛盾...全文を見る
○近藤正道君 民営化の目的は、郵貯、簡保、この資金を官から民へ流すことだと、こういうふうに思っておりますが、その実現のために、本来三事業一体で成り立っている郵政事業を四つに分けた。その結果、郵便局のネットワークが危うくなり、金融サービスの義務付けを失わせ、住民に具体的で切実な痛み...全文を見る
○近藤正道君 私は、公社化の中でそういう改革は可能であると、こういうふうに思っているわけでございます。  また、民営化で郵貯法、簡保法が廃止をされました。これで郵便局のサービスの特徴であります簡易、確実、公平、低料金化、言わば福祉的なそういうサービスを行う、そういう法的根拠がな...全文を見る
○近藤正道君 二十八日、私も盛岡の公聴会に出させていただきました。四人の公述人、最終的に三名の公述人が今のこの法案に反対、一人の方が方向としては民営化は賛成だけれども、しかし民業圧迫あるいは過疎地の郵便局はなくなる、この問題についてどう歯止めを掛けていくのか、この歯止めを掛けると...全文を見る
○近藤正道君 はい。いずれ採決のときが来るというふうに思っております。是非、私も廃案に向けて頑張りたいと思っておりますけれども、廃案になったときには総理自らの判断の誤りを認めて、そういうことでやり直していただきたい……
○近藤正道君 要望しておきます。
08月05日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  最初に、少し細かいことでありますが、地域にとっては大変大切なことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  先ほど、公社の正規職員の雇用、勤務条件の話がありましたけれども、私がお聞きしたいのは、正規職員ではなくて非正規...全文を見る
○近藤正道君 次に、郵貯事務、これは簡保事務でもそうでありますけれども、この特徴として外務員を配置をしております。この外務員は、高齢者やあるいは過疎地における簡易な金融あるいは決済サービス、これを担っておりまして、小口、個人を大切にする、文字どおり地域密着型の郵貯、簡保のビジネス...全文を見る
○近藤正道君 それでは、もう一つ。私も四回ほど質問に立たせていただきました。本当にありがとうございました。その質問の中でどうしても私としましては腑に落ちない点がありますので。これは今ほどの大門委員の質問とも少しかかわりがありますが、ネットワーク価値ということについて竹中大臣にお尋...全文を見る
○近藤正道君 生田総裁の御発言を引用されましたけれども、この生田総裁のお話は、やっぱり今の公社を前提としたお話ではないかと。  私が申し上げたいのは、先ほどの大門委員の話にもありましたけれども、この後、民営化をいたしますと、郵貯法、簡保法がなくなるわけです。そういう簡易だとか公...全文を見る
○近藤正道君 結局、三分の一ぐらいなければ実効性ある私は最後の担保措置にはならないというふうに思いますが、そのことについて大臣は御答弁されませんでした。  二日の日、小泉総理は、結局、郵便局の再配置があり得るということを片山議員とのやり取りの中で明確に述べられておりました。経済...全文を見る
10月05日第163回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  最初に、原発のことについてお尋ねをしたいと思います。  本年八月の地震で女川原発は設計上想定した限界以上の揺れに襲われました。これは国内初の事態でございます。想定の甘さなど安全審査に問題があったのではないでしょうか。ま...全文を見る
○近藤正道君 次に、アスベスト対策についてお尋ねをいたします。  先ほども御議論がありましたけれども、政府はアスベストに関する過去の対応について検証結果を先月の末にまとめました。この取りまとめは、政府に被害の発生と拡大の責任があると言っているんでしょうか、あるいはないと言ってい...全文を見る
○近藤正道君 弁解が非常にまあ目立つ、こういうふうに私は思いますが、いずれにいたしましても、この取りまとめの中には、世界的な動向への考慮あるいは予防的なアプローチ、そうして今ほど大臣が言及されました関係省庁との連携、これがいずれも不十分だったと、こういうふうに認めているわけでござ...全文を見る
○近藤正道君 大変言い訳をたくさん多用して苦しい答弁だというふうに思いますが、今政府はアスベスト新法の検討を行っている最中でございます。やっぱり、国に責任があるかどうか。このことはこの新法の言わば根幹を成す話でありまして、私はやっぱり明確にすべきだというふうに思っています。  ...全文を見る
○近藤正道君 私は今日、時間がありませんのでこれ以上申し上げませんが、被害が発生、拡大の責任、政府には明確にあると、こういうふうに思っております。  文科省と厚労省の調査の問題でありますが、八七年の段階で行って調査をいたしまして、所轄のところをですね。そして、それぞれ完了したと...全文を見る
○近藤正道君 共謀罪について法務大臣にお尋ねをいたしますが、共謀罪はさきの国会で三度目の廃案になりました。三回も廃案になったのに、なぜ同じ内容のものをまた提出するんですか。これは国会に対する、国民に対するあるいは軽視ではないかとさえ私は思うんですが、いかがでしょうか。
○近藤正道君 終わります。
10月12日第163回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  最初に、本調査会で憲法改正手続について調査を行うこと自体について申し上げたいと思います。  本調査会は、憲法を総合的かつ広範に調査することを目的に設置されました。そして、五年間の調査を経て、その報告書を本年四月の末に議長に提出...全文を見る
10月14日第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私が最後のどうも質問者になるようでございます。  選挙前と選挙後と随分雰囲気が変わったというふうに私も思いますが、しかし郵政民営化、それがどういう結果をもたらすのか、その住民、有権者の不安というのはやっぱりそれなりに私...全文を見る
○近藤正道君 最大尊重というのは、具体的な施策に何か具体的に影響を与えるんでしょうか。
○近藤正道君 そのことにかかわって一つだけお尋ねをいたしますが、前回の附帯決議の二番目に「移行期間を超える長期・全国一括の代理店契約の締結を明確にすること。」、こういうくだりがございまして、このことについて昨日も我が党の又市征治議員が質問をいたしました。まあ全国一括ということは結...全文を見る
○近藤正道君 どうも核心に触れた御答弁がないんですが。  まあこの附帯決議のところには、例えばその基金については二兆円まで積み立てる、こういうくだりも実はあるわけでございます。つまり、法的保証が外れた、それに匹敵するシステムをどう構築するかということがポイントでありまして、正に...全文を見る
○近藤正道君 移行期を十分にカバーする期間と。正にその一つの、大臣が考えておられる一つのモデルケースというのはどのぐらいなんですかと、それを聞いているわけですよ。移行期を十分にカバーする、十分にカバーする。どのぐらいお考えなんですか。
○近藤正道君 何か小泉総理の靖国、適切に判断するという答弁を思い出すんですけれども、それは皆さんはそれなりに一つの評価、分析をして価値判断を加えて十分なということを言っておられるわけで、それは正にこの間ずっと皆さんはこれを検討されてきて、どのぐらいの期間が必要なのか、どのぐらいの...全文を見る
○近藤正道君 御心配をしていただかなくても結構だって、心配だからこちらは聞いているわけで。  まあ、これ以上はそれ言ってもしようがありませんので、別の角度でお尋ねをいたしますが、ドイツ、ドイツ・ポストのケースでありますが、ドイツでは、郵政民営化に当たりまして、ユニバーサルサービ...全文を見る
○近藤正道君 時間がありません。  最後に、資金の流れ、これ今日、皆さんもいろいろ聞いております。多少重複するかもしれませんが、やっぱりなぜ民営化なのかという正にその根幹にかかわる話でありますので、私も最後に質問させていただきたいというふうに思っています。  資金の流れを官か...全文を見る
○近藤正道君 最後でございますけれども、今ほどるる御説明がありましたけれども、質問の中でも申し上げましたように、法的保証に匹敵する私は代替物、確立はされていないと、こういうふうに思っておりますし、官から民への金の流れ、そしてその金が本当に民の、私たちの暮らしに大事なところに回って...全文を見る
○近藤正道君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、郵政民営化関連六法案に対する反対討論を行います。  反対の第一の理由は、法案に関する審議時間が余りに短く、十分な討議が保障されなかったことであります。しかも、いったんは廃案になった法案が施行期日を半年ずらしただけで何の変更もな...全文を見る
10月19日第163回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  隅野参考人、只野参考人、今日は本当にありがとうございました。たくさんの有益な御示唆をいただきまして、感謝を申し上げます。  最初に、隅野参考人にお尋ねをしたいと思いますが、今ほどもお話がありましたけれども、憲法改正の条...全文を見る
○近藤正道君 只野参考人にお尋ねをいたしますが、隅野参考人もそうだったんですが、国民投票制度、レファレンダムの中に、プレビシットというんでしょうかね、この概念が中にあるというか、それとは別に、この概念が非常にやっぱり意味があるんだという話をフランスの経験を交えてお話しになりまして...全文を見る
○近藤正道君 投票手続をしっかりつくっておくと、こういうことでありますが、先ほど只野参考人の話の中に、フランスの例で国民投票デクレの話がありました。この話は、私常々、国民投票の手続、手法、やり方等については、あらかじめ定めておくやり方と、国民投票の都度同時にセットで決めて、その都...全文を見る
○近藤正道君 フランスは、国民投票デクレということで、その都度手続、方式を決めてやっているようでありますが、そうすると、フランスのようなところでは国民投票制度を決めなくても立法不作為などという問題はそもそも起こらぬわけですか。
○近藤正道君 終わります。
10月24日第163回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、電源開発促進対策特別会計、以下、電源特会というふうに略称いたしますが、この電源特会のことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  特別会計をめぐる問題が国会で最近たくさん議論されております。とりわけ、電...全文を見る
○近藤正道君 電源特会に関連する法人の中でも、とりわけ天下りだとか、あるいは無駄遣いの典型であると、こういうふうに指摘された二つの財団がございます。電源地域振興センターと日本立地センターでございます。  ここは職員に比べて役員数が非常に多いと、実質的に所轄官庁、経産省であります...全文を見る
○近藤正道君 電源特会では、従来からルーズな補助金の使い方、これが問題になっております。その一方で、先ほど副大臣がおっしゃいましたけれども、剰余金の恒常的な発生が続いていると、こういうことでございます。剰余金の発生は、原発の建設計画が遅れている、これが大きな原因というふうに説明さ...全文を見る
○近藤正道君 私は是非一般財源化の道も検討していただきたいと、このように指摘をさせていただきたいと思っています。  十八年度の概算要求で新たにこの補助金の使い道を経産省は拡大をしておりまして、高経年化、つまり老朽原発ですけれども、あるいは核燃料サイクル施設と地域との共生にもこの...全文を見る
○近藤正道君 一言申し上げますが、是非抜本的に私は見直しの議論もしていただきたい。  一方で金が余る、そういう中で補助金の使途をどんどん拡大をしていると。しかし、その一方で、自治体の自発的な意思で原発を動かさないと、こういうふうに決めた場合には補助金は出さない、そういう方向を皆...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今年は戦後六十年ということでございまして、戦後、日本が置き去りにしてきた様々な問題について解決を図っていかなければならない、そのリーダーシップを是非内閣官房長官に果たしていただきたいという立場で、二つ最初にお聞きしたいと...全文を見る
○近藤正道君 今ほど申し上げましたように、とりわけ自治体の場合には必ずしも真剣に取り組んでいない、そういうものが地方自治体における議会の論議を通じてかなり明らかになってきておりますので、是非積極的な取組を更にお願いをしたい、こういうふうに思います。  もう一つの問題でありますが...全文を見る
○近藤正道君 被供託者の識別等、非常に膨大な作業であるということは分からぬわけではございませんけれども、ただ単にこのまま放置ということにはならぬだろうと。こういう問題がやっぱりあるんだということをきちっとやっぱり表に出して、北朝鮮の場合は今こういう状態ですのでなかなか大変だと思い...全文を見る
○近藤正道君 不満な答弁でございます。  私は、もちろん、これからその答申原案を受けて食品安全委員会が更に議論を詰める、そういうプロセスになりますので、余り先走ったことを言うべきではないと、これはよく分かるんでございますが、今ほど申し上げましたように、やっぱり答申に際しては、ア...全文を見る
○近藤正道君 私は時期尚早ではないかというそういう立場で聞いているわけでありますが、民主、共産、社民、野党三党が衆議院に、輸入牛肉トレーサビリティー法案、これと牛海綿状脳症対策特別法の一部改正法案、これを提出をいたしました。これは、BSEの発生国やそのおそれのある国から牛肉を輸入...全文を見る
○近藤正道君 はい、済みません。  この六月にアメリカで二頭目のBSEの牛が発見されました。世界の幾つかの国がこれを受けてアメリカからの牛肉の輸入を禁止をいたしました。今回の日本の方向は、私はそういう流れに逆行しているし、またこの間の、以前の委員会で私が例のリスク評価とリスク管...全文を見る
10月26日第163回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  貴重な御意見、ありがとうございました。戦争のない社会を目指してエネルギーの共同管理から今日にまで至ったEUの歴史、五十年ぐらい掛かっているわけですよね。日本あるいは北東アジアとの違いを改めて思い知らされた感じがいたします...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  二つ目なんですけれども、圧倒的に政党のほとんどが、フランスの国民投票の例なんですが、圧倒的に賛成と、そして国民投票に入る。しかし、テレビは毎日のように討論をやっている。街頭へ出れば両派がしのぎを削って宣伝戦をやっていると。  私のイメ...全文を見る
○近藤正道君 三点目の質問でありますが、フランスの国民投票のことをお聞きしますが、マスコミがいろいろ国民投票の結果を事前に予測していたというふうに思うんですが、予測の中身と、予測とその結果は合致していたのかどうか、外れたのか、そこをお聞きしたいというふうに思っています。  それ...全文を見る
○近藤正道君 虚偽報道。
○近藤正道君 終わります。
10月27日第163回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今回の風営法の改正の趣旨は人身取引対策とそして風俗環境の整備と、この二つが目的だというふうに理解をしておりまして、方向としては賛成をしたい、こういうふうに思っております。とりわけ、私は人身取引対策という観点でこの改正がど...全文を見る
○近藤正道君 大変網羅的に御答弁されて、内閣全体で取り組んでいると、問題ないと、こういうふうなことでございますが、しかし人身取引の被害者のほとんどは女性ということでありまして、そういうことであれば、やっぱり法務省の人権擁護局長そして男女共同参画局長の参加というのは私は欠かせないと...全文を見る
○近藤正道君 次に、人身取引の予算面についてお尋ねをしたいというふうに思いますが、この人身取引対策行動計画に記載のあります厚労省の民間シェルター等への一時保護のための予算が本年度一千万、私は少額、余り少なくて驚いたんですが、確かに先ほど来のお話で、自治体、都道府県の婦人相談所、こ...全文を見る
○近藤正道君 先ほど来の論議で、この婦人相談所の一時避難所、あるいはNGOの一時避難所、ここに駆け込む人というのはまだまだ氷山の一角ではないかと、こういうふうな指摘もありました。そういう話はたくさん聞きます。是非、そういう実態ということを前提に置きながら、そういうものに対して政府...全文を見る
○近藤正道君 皆さんどういうふうな御調査をされているのか分かりませんが、都道府県の婦人相談所、良好に機能しておるということでございますが、私などいろんな人から話を聞くと、みんなやっぱりこの都道府県の婦人相談所、みんな頑張っているけれども、DVの問題でもう手一杯で、これ大変な状況だ...全文を見る
○近藤正道君 人身取引被害者の医療を受ける権利のことについてお尋ねをしたいというふうに思いますが、搾取と、言わば、いわゆる抑圧という、そういう中で心身ともに傷付いていると、こういう人がすべてでございます。そして、ほとんどオーバーステイでありますんで、国民健康保険等の加入の前提もな...全文を見る
○近藤正道君 平成十年度の法改正の中で、人身取引関係規定が盛り込まれました。これは、風俗営業を営む者が接客従業者に対する拘束的行為などを行うことの禁止と、それを防止するために必要な措置の実施を義務付けたものであります。いわゆるパスポート等を取り上げて動けないようにすると、こういう...全文を見る
○近藤正道君 しかし、ある意味ではざる法がそのまままた今回残っているわけでありまして、この辺の議論というのは一体どういうふうに行われていたのかなと。  なかなかその立証が難しくて発動ができないんなら、むしろこれを削除して、より実効性のある規制の仕方に変えればいいわけでありまして...全文を見る
○近藤正道君 他の方法で抑制するというのは分かりますけれども、せっかく残しているんなら、前の経験をよく反省、総括をして、この規定がちゃんと実効あるような、そういう運用方法等をやっぱり考えるべきが筋なんじゃないでしょうか。しかも、行政処分ですので、私は、皆さんのいろいろな解釈、立証...全文を見る
○近藤正道君 是非よろしくお願いします。  今回の改正で、接客従業者の生年月日、国籍、在留資格、期間等の確認義務等が課せられました。そして、それをきちっと保管をする、こういうことも確立をいたしました。非常にいいことだというふうに思っております。  そこで、お尋ねをしたいのは、...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますが、いずれにいたしましても、この改正と、そして刑法で人身取引罪が新設されたこと、あるいは入管法の規制が改正されたこと、従来から見ますと人身取引の規制が大幅に強化されたことは評価をしたいというふうに思っています。  しかし、規制で取り締まっても、...全文を見る
○近藤正道君 大臣、何か最後所見ありますか、今の買春文化の撲滅という点でですね。
○近藤正道君 終わります。
12月08日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今ほどの質問の最後の続きみたいなところから始めたいと思いますが、九八年の建築基準法の改正当時、民間に建築確認と検査を開放するということについては様々異論が出されました。今ほど話がありましたけれども、日本弁護士連合会でも、...全文を見る
○近藤正道君 そのためにも、今ほどお話がありました、とにかく民間開放後のやっぱり耐震の安全性、徹底調査をしていただきたいし、とりわけ民間の確認検査機関の構造計算の実態ですね、徹頭徹尾調べていただきたい、こういうふうに要望を申し上げておきたいと思います。  その上で、確認検査のレ...全文を見る
○近藤正道君 救済策のことについてお尋ねをいたしますが、その前に、やっぱり行政の責任、これはっきりさせる必要があるというふうに思っています。  民間検査機関の確認検査は自治体の事務である、こういう最高裁の判決が今年の六月に出まして、そしてその後、民間検査機関の違法審査は自治体に...全文を見る
○近藤正道君 次に、北側大臣にお尋ねをいたしますが、国の責任についてどういうふうに考えるべきか。  今回、こういう民間に確認検査をやらせたと、そういうシステムをつくった国の責任をおっしゃる方もおられますが、今回、国は様々な公的支援を決定をいたしました。どういう考え方あるいは根拠...全文を見る
○近藤正道君 政府は当面、七棟、二百三十世帯への公的支援を決めたわけでございますが、なぜ七棟なのか、先ほど来議論がございますが、改めて確認の意味で線引きの根拠、お尋ねをしたいというふうに思いますが、関連する他のマンション、耐震基準を満たしていないものがたくさんあるわけでございます...全文を見る
○近藤正道君 線引きの根拠を聞いている。
○近藤正道君 ローンのことについてお尋ねをいたしますが、先ほど来、銀行と言わば販売主、ヒューザーなどが代表でありますが、一体ではないか、一体で仕事をやってきたんではないかという、そういう議論もございましたけれども、今回の偽装が発覚したマンションについて住宅ローンを提供している金融...全文を見る
○近藤正道君 後でこの委員会に出していただきたいと思いますし、委員長の方にお願いしたいんですが、今ほどの住宅ローンを提供している金融機関の一覧、これを是非提出させるようにお取り計らいをいただきたいというふうに思っています。
○近藤正道君 最後のローンの関係の質問でありますが、これは今日、冒頭の脇委員の質問にもありましたし、今ほどの仁比委員の質問の中にもありましたけれども、この金融機関の責任でございます。  一体的に提携ローンというものを使って融資をしていると。つまり、銀行は住宅ローンを提供すること...全文を見る
○近藤正道君 真摯な対応を銀行が取るのは当然の話なんですけれども、先ほどの割賦販売の場合と同じですよ。あれだって品物を売る業者とローン会社が一体となってやっているわけです。今回の場合でも、多分、売主と銀行、特定の銀行が私は提携をしてやっている。そういう中で、私は銀行が当面真摯な対...全文を見る
○近藤正道君 私は、こういうことだってあり得るんで、是非そういうことを検討していただきたいと。  もう一度、ひとつ大臣、御答弁いただけませんでしょうか。