近藤正道

こんどうまさみち



当選回数回

近藤正道の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道でございます。  最後あと十五分でございますので、お付き合いをいただきたいというふうに思っています。  皆さんからそれぞれ質問がございました。一昨年、昨年と、子ども、幼児を対象とする大変衝撃的な事件が連続をいたしまして、とりわけ先般の栃木今市の事...全文を見る
○近藤正道君 時間の関係で二つ目の文科省に対する質問は省略をさせていただきまして、最後まで安倍官房長官いていただきまして、ありがとうございました。時間の関係で長官の方にお尋ねをしたいというふうに思っています。  文科省が所管する事業で就学援助費という項目がございます。これは経済...全文を見る
○近藤正道君 いずれにしましても、小泉内閣がスタートをしてこの就学援助費の支給額がどんどん増えてきている。その以前に比べてやっぱり急速な伸び率を示しておりますし、今現在、全国的に百三十三万人の対象者になっている。先ほど言いましたように、東京、大阪では四人に一人。これは、確かにそう...全文を見る
○近藤正道君 格差の拡大が学力にどういう影響を及ぼすかとか、あるいは親の経済、所得の格差が子どもの生活にどういう影響を及ぼすのかということが今いろんな形で議論になりつつあります。是非、全国一律ということが無理ならば、対象を絞った形でも結構でございますので、一度その格差の拡大と子ど...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○近藤正道君 猪口大臣に最初にちょっとお尋ねをしたいと思いますので。  社民党の近藤正道でございます。  今日は、食の安全をテーマの委員会でございますので、それをやりたいと思いますが、その前に猪口大臣に一言、一つお聞かせをいただきたいというふうに思っています。  障害者対策...全文を見る
○近藤正道君 昨年、障害者自立支援法ができましたし、今国会にバリアフリーの新法が上程されるというふうに聞いております。こういうときにこういう事件が起こって大変遺憾でございますが、私は、こういうときこそ政府の姿勢をしっかりと打ち出す、示すために、国連等でも議論になっております障害者...全文を見る
○近藤正道君 じゃ、本題の方に移らさせていただきます。大臣、どうぞ、結構でございます。  BSEの問題でございますが、今ほどお話、議論がずっとございました。これは本当に管理部門の責任だというふうに思いますが、しかし私は、リスクの差は小さいとして輸入再開にゴーサインを与えた食品安...全文を見る
○近藤正道君 輸入再開に当たりまして閣議決定までして行われた現地調査、これが実施されなかったこと、これがまあ大きな問題になっているわけでございますが、食品安全委員会の答申の中には、輸入を再開する場合には輸出プログラムの遵守の確保のために万全を期す、このことを強く求めた部分がござい...全文を見る
○近藤正道君 寺田委員長はそういうふうにおっしゃいますけどね、私はやっぱりこの万全を期す、輸出プログラムの遵守のために万全を期すの中には、事前調査を行うということは当然の前提にあったんではないかと、こういうふうに思っております。  食品安全委員会のメンバーは、最近いろんなところ...全文を見る
○近藤正道君 なかなか答弁には無理があると思うんですけどね。食品安全委員会の多くの委員が、当然事前調査があるというふうに思っていたと。そして、そのころ政府でも質問主意書の答弁で事前調査を行うと言っていたわけですよ。ですから、常識的に考えればほとんどの人たちが事前調査はあるというふ...全文を見る
○近藤正道君 まあ皆さんをこれ以上責めるつもりはありませんけれども、結果として食品安全委員会は、言葉は悪いけれども、まあ政府にいいように使われたと、利用されたと、こんなふうな印象しか私は受けない。結果としてそういうことになったんではないか。私は、このことについて寺田委員長の率直な...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
02月22日第164回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  国民投票制度の議論が始まった中、国民投票制度を中心としたヨーロッパの実情調査に参加することができて、貴重な勉強の機会を与えていただきました。感謝を申し上げます。団長の報告に付加をいたしまして、私の感想を申し上げさせていた...全文を見る
○近藤正道君 近藤ですが、先ほどの話の続きという意味で、そしてまた今ほど吉川委員の方から質問といいましょうか問題提起等もありましたんで、これと絡めて私の補足意見を申し上げさせていただきたいと思います。  まず、この国民投票制度を今すぐやるかどうかという問題について申し上げたいと...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  原田参考人、今日はどうも、大変、質疑も含めまして有益な貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。  私も、このODAの問題で二つの価値観の間で私自身も揺れているところがございます。何のためにODAを行うのかと...全文を見る
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  個別の質問は次回以降にさせていただきたいと思っておりまして、今日は、基礎的といいましょうか、本当に初歩的といいましょうか、そういう質問を三つさせていただきたいと思います。時間が七分しかありませんので、冒頭、三つまとめてお...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  防衛予算の中でミサイル防衛関連の予算の伸びが極めて顕著でございます。基地再編に伴いまして、横田の米軍基地内に共同統合運用調整所、こういうものが設置されることになりました。  額賀長官は、ミサイル防衛レーダーシステムにつ...全文を見る
○近藤正道君 質問主意書等でもなかなかこの中身がよく分からない。このことについてはいろいろのところでマスコミも書いておりますが、端的に申し上げまして、この調整所、ミサイル防衛の運用の拠点あるいは司令部の役割を果たすんではないかと思えてならないんですが、いかがでしょうか。
○近藤正道君 質問は、司令部的な機能を果たすのかどうかということでございますが、どうでしょうか。
○近藤正道君 司令部的な機能という点の質問についてはどうなんでしょうか。
○近藤正道君 米軍のXバンド・レーダー等と日本が新たに配置する四基のレーダー等が連結をされます、この運用所で。そして、共有化されて一体的運用が図られるということになるわけでございますが、これは、自衛隊のレーダー情報は米軍の武力と完全に一体のものと評価される余地がこれで出てくるんで...全文を見る
○近藤正道君 ふだんであればそういうことも言えるかも分かりませんが、この共同運用所で情報が共有化され、そして運用が一体化をされるということになると、そういう武力行使との一体性の問題が出てくるんではないか、そういう可能性は今までに比べて大きく出てくるんではないかと、こういう質問でご...全文を見る
○近藤正道君 日本の防衛のことを聞いているんじゃなくて、情報が共有化されることによって情報がアメリカにもたらされる、そしてその結果、それがアメリカの武力行使とつながったときに集団的自衛権の行使の問題が出てくるんではないか、それが今回の共同運用所の設置によって大きくその可能性が高ま...全文を見る
○近藤正道君 Xバンド・レーダーは、アメリカの本土防衛の側面、これもやっぱり否定できないというふうに私は思っております。そういう日米の巨大な情報の共有が、安保の極東条項の範囲を逸脱をして対岸、アジアにどんな影響をもたらすのかということを懸念するわけでございますが、このことについて...全文を見る
○近藤正道君 財務大臣。
○近藤正道君 終わります。
03月14日第164回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私は、防衛庁、施設庁の官製談合の問題を中心に質問をいたします。  いわゆるその防衛庁の背任事件以降も合計十二件の水増し請求事件が発覚をしております。金額でいいますと約一千億円近い金額になるわけでございますが、こういう事態を見ま...全文を見る
○近藤正道君 今回の防衛施設庁の官製談合事件をきっかけにいたしまして、私は東京防衛施設局の過去三年の入札状況を調査をしてみました。そうしましたら、一〇〇%の落札率のところが三十七件ありましたし、こういうものを含む平均九七%の高落札率、そして再入札の場合のいわゆる一位不動の原則、不...全文を見る
○近藤正道君 まず、実態をしっかり把握していただきたいというふうに思いますが、素人の私たち、私や私のスタッフが見ただけでも、本当に談合を疑わせる非常な不自然な点が、まあ後で幾らでもサンプリングはお見せいたしますけれども、一杯ありますわ、山ほどありますよ。なぜこのことが見過ごされて...全文を見る
○近藤正道君 少し過去にこだわりますけど、落札率一〇〇%、こういう契約は二千件も実は以前あった。そこで、〇四年五月に改善を求める通知を出した、こういうことなんですが、確かに一〇〇%は減ったけれども、その後も一〇〇%に限りなく近い九九・九九九何%なんというのがたくさんある。  通...全文を見る
○近藤正道君 一〇〇%の落札率が三七%もあるということは公正な競争かどうか聞いているんですよ。どうですか。
○近藤正道君 全国で談合が行われているわけでありますが、佐世保、岩国で米軍施設をめぐる官製談合事件が発覚しております。事件の概要を聞かしてください。
○近藤正道君 沖縄の米軍基地は大丈夫でしょうか。談合はないと断言できますでしょうか。
○近藤正道君 検察に丸投げしないで自ら捜査してくださいよ、実態調査を。強く申し上げておきます。  米軍基地の工事費用は、いわゆる思いやり予算から支出されております。日本の防衛という、そういう美名の下で実は思いやり予算にたかって高級官僚の保身と談合が繰り返されている、これが実態で...全文を見る
○近藤正道君 先ほども実態調査をやっていただきたいと、防衛施設庁の方でもやっているということでありますが、私はなかなか数が多くて大変だと思います。せめて一〇〇%の高落札率のケース、あるいは一位不動のケース、そして落札者のみ予定価格内と、こういう疑わしい案件に絞って実態調査をすべき...全文を見る
○近藤正道君 実態調査はやるんですか、やらないんですか。
○近藤正道君 天下りの問題がこの背景にあるとしばしば言われております。五年間の自粛という話も出ておりますけれども、独立行政法人、公益法人等を経由した迂回の天下りも含めて私は五年間天下りをしっかりと禁止する、そういう法律をしっかり作るべきだというふうに思いますが、お考えをお尋ねしま...全文を見る
○近藤正道君 実に後ろ向きな答弁だというふうに思っています。  会計検査院にお尋ねをいたしますが、会計検査院は、いわゆる防衛庁の背任事件のときに大きな衝撃を受けたと、こういうふうに報告をしているわけでありますが、今回の官製談合については全く無力だったというふうに思っています。防...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますが、防衛庁と防衛施設庁の発注、入札に伴う一連の不祥事が原因で本国会での防衛庁の省への昇格は断念したと、こういうふうに正式に受け止めていいかどうか、お尋ねをしたいというふうに思っています。  あわせて、防衛庁長官の責任についてお伺いしたいと思いま...全文を見る
○近藤正道君 こんな状況の中で省への昇格なんというのはあり得ない、国民はとてもそんなものは納得するものではないと。そのことを強く申し上げて、私の質問を終わります。
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日、初めて三十分を超えて三十五分の質問時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  最初に、猪口大臣に一つだけお聞かせをいただきたいというふうに思っています。  男女共同参画社会推進のために本当に頑張ってお...全文を見る
○近藤正道君 頑張ってください。これで大臣に対する質問は終わりますので、どうぞお引き取りください。  次は、先ほど来も議論がありましたアメリカ産輸入牛肉に脊柱が混入していた問題について質問をさせていただきたいというふうに思っています。  今週、香港でもアメリカ産牛肉に骨が混入...全文を見る
○近藤正道君 食の安全担当特命大臣として、皆さんは文字どおり国民の注視の中でああいうリスク評価をした。しかし、あれは大前提として輸出プログラムが完璧なものである、これが大前提なんですよね。これが、先ほど来議論がありましたけれども、見事に裏切られた。    〔委員長退席、理事芝博...全文を見る
○近藤正道君 今日は、管理部門の農水、厚生の担当の方も来ておられますけれども、今アメリカの方から調査報告書が来ている。これについて皆さんの方もいろいろ質問をして、それに対してアメリカの方から再回答がある。この議論がしばらく続くんだろうというふうに思いますが、今回香港でも同様な事態...全文を見る
○近藤正道君 皆さんに質問すれば、結局今の段階ではそういう答弁しか来ないんだろうなと、こういうふうに思いますが、しかし、これだけ問題になった中で、二度にわたって言わばルール違反があったということを見ますと、私はそのルールそのものの設定も含めてもう一回見直しということもやっぱり真剣...全文を見る
○近藤正道君 お言葉ではございますけれども、私はこの問題を、今回の問題が出てきたんで急に言ったわけではありません。私も間もなくこの委員会所属二年近くになりますけれども、私がこの委員会に所属されたころから、例のこのBSEの問題はかかっておりまして、当時から、食品安全委員会がなぜ存在...全文を見る
○近藤正道君 さっきから堂々巡りしているようですけれども、私は、香港の問題が出た、そして更に加えればアメリカでは三頭目のBSEが出たと、こういう新たな状況の中で、もう少し国民の前に、正に食の安全を守るために担当大臣は体張ってると、そういうところをやっぱり見せるべきだということを実...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。分かりましたというのは、了解したということではなくて、分かってないんです、分かってないんですけれども、これ改めてまた議論をしなきゃ、今日は、実は沓掛大臣にもお越しいただいておりますんで、せっかく来ておられるのに何も言わないと申し訳ありませんので、松田大...全文を見る
○近藤正道君 この国民保護法が論議になったとき、言わば有事立法の論議ですよね、私は議員ではありませんでしたけれども。このときは、作ることの是非、そのことについて総論的な議論があったけれども、その国民保護計画の中身についての議論は果たして十分になされたかどうかというと、私は多少疑問...全文を見る
○近藤正道君 私もそんなに勉強しているわけじゃないんですけれども、いろいろ言われますと、十分に踏まえているかどうかという観点から見ますと、私は踏まえられていないんではないかと、今現在そう思っています。  これは、この後、場合によっては質問主意書とか、そういう形でいろいろ質問をさ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
03月22日第164回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道でございます。  今回の国会で格差のことが種々議論になりました。  初めの段階で、この国の格差拡大についての総理に対する質問で、総理は、実感としての格差拡大はあるのかも分からぬけれども、統計の上ではそういう有意な差はないと。結局、高齢者世帯が増え...全文を見る
○近藤正道君 格差がある意味で活力の源泉だと、こういう御指摘でございますが、それを全否定する気はありませんけれども、あるレベルを超えますと非常にやっぱり問題をはらむと。問題は今のレベルがどの程度なのかというところにあるんだろうと思うんです。    〔委員長退席、理事芝博一君着席...全文を見る
○近藤正道君 格差の拡大がある程度固定をして、そして機会のやっぱり不平等を招く、そういう懸念を持っている人がたくさんやっぱり増えている。したがって、やっぱりしっかりとした実態調査を行って、政策がこれに対応していく、そういう必要があるんだというふうに申し上げているわけでございます。...全文を見る
○近藤正道君 フリーターの中心層が二十代から三十代に徐々に移りつつあると。    〔理事芝博一君退席、委員長着席〕 この現象はいろんなところに悪影響をこれからもたらすわけでございまして、各県でもそれぞれ対応に苦慮しているところでございますが、もっとこういう今ほどの指摘を内閣府...全文を見る
○近藤正道君 猪口大臣にお越しいただきましたんで二つほど質問をさせていただきたいというふうに思います。  今ほど格差拡大の一つとして女性、若者を中心とするパート化、フリーター化、非正規雇用化、この話がございましたけれども、パート労働者の増大が非常に顕著でございます。男性でも今四...全文を見る
○近藤正道君 その部分は私も読ませてもらっておりまして、それを受けた上で、大臣から更に具体的な一歩も二歩も踏み込んだ意欲といいましょうか、閣議等における積極的な働き掛けを期待したいと。そういう観点の何か披瀝でもありましたらお聞かせをいただきたいと、こういうことで申し上げたんですが...全文を見る
○近藤正道君 頑張っていただきたいというふうに思います。  男女の賃金格差の話と同時に、性別を問わずフリーター化あるいはニート、こういう問題が格差拡大の大きな要因としてこのところ本当に大きく取り上げられておるわけでございます。猪口大臣のところで青少年育成施策大綱、こういうものを...全文を見る
○近藤正道君 終わります。     ─────────────
03月23日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  予算の委嘱審査でございますので、最初に来年度予算の特徴についてお聞きしたいというふうに思います。  この特徴は、一般歳出、つまり無償援助部分、これを抑えながら、その代わり円借款とかあるいは棒引き、債務救済、こういうもの...全文を見る
○近藤正道君 大変厳しい財政状況でございますけれども、総理もミレニアム開発目標についてきちっと物を申されておりますわけで、無償の部分、つまり真水部分がやっぱりどうなるのかということが非常にポイントなんで、是非頑張っていただきたいというふうに思いますし、同時に、今言った、大臣がおっ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  余剰のプルトニウムは持たないというのが我が国の国際公約でございます。しかし、現に日本の国は約四十三トンの使い道の定まらないプルトニウムを持っております。そういう中で、六ケ所、ここの再処理工場でアクティブ試験、言わば試験運...全文を見る
○近藤正道君 使い道が具体的に定まらないのは、私は余剰ではないかというふうに思っております。いずれにいたしましても、四十三トンのプルトニウムの決着、これがまず先決なんではないでしょうか。国際公約を踏まえるならば、四十三トンのプルトニウムを放置しておいたままアクティブ試験を強行する...全文を見る
○近藤正道君 答弁になっておりませんが、なぜ四十三トンのプルトニウムを先にやらないんですか。
○近藤正道君 現在ある四十三トンは具体的に使途が定まってないじゃないですか。どうしてそれが余剰でないと言えるのか私はさっぱり分かりませんが、先へ行きたいというふうに思います。  本日、金沢地方裁判所で志賀原発二号炉、この差止めの裁判がありまして、住民が勝訴いたしました。耐震対策...全文を見る
○近藤正道君 皆さんそうおっしゃるけれども、現に金沢地方裁判所、一審ではありますけれども、耐震性に問題ありということで皆さんを敗訴させる、そういう判断を出しているわけでありまして、それに対してどういうふうに思っているかというふうに私、聞いているわけですよ。  いずれにいたしまし...全文を見る
○近藤正道君 全く電力会社の方は設置許可を得たということを大前提に裁判をやったんですけれども、こういう結論になりました。私は、こういう中で六ケ所のアクティブ試験、ここに入るべきではないと強く指摘をさせていただきたいというふうに思います。  そして、松田大臣にお尋ねをいたしますけ...全文を見る
○近藤正道君 そういう中で、玄海、伊方、そしてさらに、指摘をされております浜岡についてもプルサーマルの論議が加速をされております。一方で、今ほどお話がありました原子力安全委員会が耐震見直しの論議を行っております。そして、その上で、今日の判決でございます。私は、せめてこのプルサーマ...全文を見る
○近藤正道君 全く私はおかしいと思うんです。やっぱり安心は政治がしっかりと与えなければならないというふうに私は思っています。原発の耐震性に問題ありということで今見直しの論議が行われている中、プルサーマルというより慎重でより厳重な管理が必要とされるそういう新たなレベルに突入すべきで...全文を見る
○近藤正道君 プルサーマルといっても特別なものではないと、交付金の増設だとか新設はないと、これまで皆さんはそういうふうに言ってきたのに、なぜか今回、来年度予算の中で核燃料サイクル交付金制度を創設されました。金の力で強引に進める、あめをぶら下げて同意を迫る、こういうやり方は道義、品...全文を見る
○近藤正道君 最後に小坂大臣にお尋ねをしたいと思います。  ナトリウム漏れ事故で止まったままの「もんじゅ」、これが〇八年、再運転を目指して今動き出しておりますし、予算措置もとられております。十年以上の長期停止後の運転再開は、原発でも世界的にまれではないか、まして高速増殖炉では前...全文を見る
○近藤正道君 六ケ所の再処理工場も、そして「もんじゅ」も、そしてプルサーマルも国民は納得してないということを申し上げまして、質問を終わります。
04月10日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道です。  輸入農産物の安全性について質問をさせていただきたいというふうに思います。  農水省が昨年に食料品の消費モニターを行いまして、輸入農産物、輸入原材料の安全性について調査をいたしました。そうしたら、国民の七五%、回答者の七五%が不安であると...全文を見る
○近藤正道君 それなりの努力は分かるわけでございますが、いずれにいたしましても、一検疫所に一人しか検査員がいないというところもあるようでございます。休むわけにもいかない、病気にもなれない、こういう状態はいいわけがないわけでございまして、とにかく大幅増員、更に努力をしていただきたい...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、この水際における検疫体制、検査官の問題については、これは対象外ということになるんでしょうか。
○近藤正道君 充実強化ということが基調だということで確認をさせていただきたいというふうに思っています。  先ほどアンケートのことで申し上げましたけれども、食品の表示、これが消費者が食品を選ぶ上での重要なポイントでございまして、とりわけ輸入加工食品については原料原産地表示が極めて...全文を見る
○近藤正道君 ちょっと、たくさん聞きたいことがあるんですが、時間がありませんので、松田大臣にお越しいただいておりますんで、BSE関係についてお尋ねをしたいというふうに思っています。  これは内閣委員会でも大臣にお聞きをしておるわけでございますが、食品安全委員会、私は今回の問題で...全文を見る
○近藤正道君 まあ大臣はそういうふうにおっしゃるかもしらぬけれども、しかし、かつて食品安全委員会の在り方について批判的な発言をされていた方がこれではやっていられないということで皆さん辞められていると。そのことを、まあマスコミの言葉をもって質問するのもどうかと思いますが、マスコミも...全文を見る
○近藤正道君 六月の総理大臣の訪米に合わせて牛肉輸入再開、これが言わば手土産的に再開されるんではないか、こういう声さえ出ています。そういう中で、今ほどの大臣の答弁だけではとても私は説明責任を果たしたことにはならないというふうに指摘をさせていただきたいというふうに思っています。 ...全文を見る
○近藤正道君 時間がありませんので。
○近藤正道君 いいです。時間がないんですから、時間がないんですから。
○近藤正道君 終わります。    〔委員長退席、理事風間昶君着席〕
04月11日第164回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  質問時間がわずか十二分でありますんで、二つほど質問できればいいなと、こういうふうに思っております。  一つ目でございますが、エアソフトガン、これは従来は規制の対象外だったわけでございますが、このエアソフトガンのうち人を...全文を見る
○近藤正道君 簡易な測定器を持っているということはいいんですが、通常はそういうものを持ち歩いているわけではなくて、街頭等でいろんな形でその可能性がある事態に遭遇したときに、現場の捜査員は、警察官はどういう対応をするんですか。例えば任意捜査とかあるいは職務質問とか、いろいろあります...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、通常は、職務質問か何かやって、そして説得をして提出をしてもらって、測定器に掛けて、そしてレベルを超えたらこれは犯罪に該当するということで検挙すると、こういう形になると、こういうことでしょうか。
○近藤正道君 別に意地悪な質問しているわけじゃないんですけれども、そうすると、職務質問等をやって、そして任意提出に応じてもらえないようなときには、これは事実上対応できないと、こういう形になるんでしょうか。その場合は何かいい方法はあるんでしょうか。
○近藤正道君 私も大部分の場合はうまくいくんだろうというふうに思っておりますけれども、しかし、外観上明らかに違法のエアガンを持っている場合ならいいんですけれども、そうでない場合は測定しないと分からぬという、事柄の特質上そういう問題がありますので、是非、現場で混乱が起こらないような...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月19日第164回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、あらかじめ「国民投票制度の論点」というメモを皆様のところに配付をさせていただきました。本日は、そのメモに基づきながら、国民投票制度の論点申し上げたいというふうに思います。  本題に入る前に、本調査会における論議の...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、独立行政法人日本スポーツ振興センターのサッカーくじ、totoについて質問をさせていただきたいと思います。  サッカーくじ、いろんな議論を経て導入されたわけでございますが、このくじの売上げ、販売が始まった二〇〇一年...全文を見る
○近藤正道君 百四十九億円の実績しか昨年はなかったのに、これを一挙に二百六十億円台に見込んだ根拠を具体的に聞かせていただきたいんです、一般論じゃなくて。
○近藤正道君 文字どおり、捕らぬタヌキの皮算用、本当に甘い皮算用だというふうに思っています。  サッカーくじの売上げの半分はくじの当せん者への払戻金に充てる、こういうシステムになっているわけでございます。システムの開発や広告宣伝費などの運営費が百二十億円ほど掛かるということで、...全文を見る
○近藤正道君 報道では、二百二十億円、遅延損害金を入れると二百七十億円ぐらいになるんではないかと言っておりますが、これは違うんですか。
○近藤正道君 額について多少違いがありますけれども、いずれにいたしましても、りそな銀行の業務委託費、これがかなりの部分未払になっているということで、報道によりますと、りそな銀行がこのうちの百四十億円程度について五月中旬までに支払うよう催告をしていると、これが入れられない場合には提...全文を見る
○近藤正道君 解決されなかったらどうなるのかと、それを聞いているんですが、どうぞ。
○近藤正道君 サッカーくじを経理いたします投票勘定の累積欠損金、十七年度末で二百四十六億円程度、こういうレベルに達しております。しかし、独法内のほかの事業からの補てんは行うことができない、そういうシステムになっておりますし、また国による補てんも現行制度では想定されていない、こうい...全文を見る
○近藤正道君 答弁の趣旨は分からぬわけでもありませんけれども、しかし、もうこれ数年にわたって甘い見通しとそして厳しい決算状況、この乖離はどんどん広がるばっかりですよ。そして、売上げ見通しも、こんなもの突然、どこから考えたって履行不可能、実現不可能、こういう数字を出して、累積赤字だ...全文を見る
○近藤正道君 時間でありますので、終わります。
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  行革推進の理念の質問はちょっと後の方に回しまして、通告の二番目のところから入っていきたいというふうに思います。  政府は、この間の衆議院の議論、公務員削減の数値目標の合理的な根拠、これを説明することは私はできなかったん...全文を見る
○近藤正道君 分権の理念に反するんではないかという質問については全く御答弁がございませんでした。  今ほど保育の話が出ましたけれども、私は教育のことについてお尋ねしたいと思います。  つまり、子供の数が減ると、それ以上に教職員の数を減らせと、こういうことがこの法案の中に書いて...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、私は米百俵を唱えた総理がやることではないんではないかと、こういうふうに思っております。  次に、天下りとか官製談合、随意契約の問題について一言お聞きしたいというふうに思います。  いずれにいたしましても、この問題は、大変、税金の無駄を排除...全文を見る
○近藤正道君 この三年半前の申合せ、これをしっかり実行したとしても平成二十年で五十七歳。六十歳定年なんですよ。いつになったら六十歳定年が履行できるんですか。私は、せめて、直ちにやめろと、そういう気持ちはあるけれども、前倒しで何とかならないのかと、このことを申し上げているわけでござ...全文を見る
○近藤正道君 総合的にというふうにおっしゃいますけれども、私はお聞きをして、ここに本当の意味で真剣に切り込む、そういう決意を感ずることができないんです。ここを抜きに私は行政改革なんかあり得ないと、本当に私はそういうふうに思います。  最後の質問でございますが、公務員制度改革、I...全文を見る
○近藤正道君 最後に、法の理念でございますけれども、今でも小さい政府が更に小さくなる、世界で最も主要国の中では小さな政府になると。この政府で社会保障、セーフネットがしっかりと確保されるのか、そして格差の是正が行われるのか、大変疑問に思っております。これはこれからの論議の中でしっか...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は四名の参考人の先生方、本当に貴重な、そして示唆に富む問題提起をいただきまして、本当にありがとうございました。勉強になりました。  最初に山家参考人にお尋ねをしたいというふうに思います。  政府は、簡素で効率的な...全文を見る
○近藤正道君 加藤参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  事業仕分ということで今日は大変いい話を聞かさせていただきました。具体的な話もありましたし、是非、二十四日の参議院議員会館のには是非私も出席をさせていただいて、じかにその現場を見させていただいて更に理解を深めさせていただ...全文を見る
○近藤正道君 再度、山家参考人にお尋ねをしたいというふうに思います。  先ほど、サービスの量とそして質の話がございました。市場化テストでコストだけが優先されがちな具体的な手法、やり方について問題提起がございました。今の市場化テストのやり方ですとサービスの質の低下になるんではない...全文を見る
○近藤正道君 済みません、時間がなくなってしまったんですが、どうしても最後に一つ稲継参考人にお聞きをしたいことがございました。  とにかく、天下りの問題、その弊害がいろんなところに出てきております。そして、今回の公益法人の改革についても、田中参考人、蛇口を閉めろという話がござい...全文を見る
○近藤正道君 時間です。終わります。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日はまた、貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。お疲れのところだと思いますが、もう少しお付き合いをいただきたいというふうに思っています。  最初に、佐伯参考人にお尋ねをしたいというふうに思って...全文を見る
○近藤正道君 平成二十年レベルでGDP比を半減するということでございますが、これでこの国の中小零細企業、大丈夫だというふうにお思いですか。
○近藤正道君 今度は質の問題でございますけれども、中小零細企業を相手にする、そして一方で、海外における開発及び取得の促進などという、本当にグローバルな立場での金融もやると。全く異質のものを、正に二兎を追っていると言いましょうか、そういう難しい両極端の仕事を同時にやる、どうしてやっ...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  いずれにいたしましても、詳細設計はすべてこれからでありますんで、今の段階でこれ以上詰められない、そういう難しい点がありますんで、私も佐伯参考人が今ほどおっしゃったようなそういう方向になることを望んでおりますけれども、しかし激しい市場競争の中で果た...全文を見る
○近藤正道君 最後に、駒場参考人にお尋ねをしたいと思います。  ケースワーカーとして現場で頑張ってこられたその体験を基にいろいろのお話をされた、私は共鳴するところがたくさんございました。  その上でお尋ねをいたしますが、職員の配置基準、これを今回、行革推進法で見直して、そして...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますけれども、今日、午前中にも四名の参考人、来られました。その中のお一人が、この国は今でもやっぱり小さな政府だと。政府支出の対GDP比を分野別に紹介をいたしまして、全体的にも小さいけれども、言わば公共事業関係は例外として、それ以外の治安関係、そして文...全文を見る
○近藤正道君 時間でございますので、これで終わります。
05月11日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、行革推進法案と義務教育の関係につきまして質問をいたしたいと思います。  最初に、義務教育教職員の定数改善計画でございます。  一九五九年からスタートをいたしまして、この間、第一次から第七次まで、定数改善計画が積...全文を見る
○近藤正道君 小泉総理は衆議院におきまして、この法案の第五十五条の第三項が定めます児童生徒数の減少を上回る教職員等の純減、これを実施したとしても、公立学校における教育の質の低下をもたらすものにはならないよう配慮していきますと、こういうふうに答弁されております。  改めて、中馬大...全文を見る
○近藤正道君 中馬大臣は、数ではない質だと再三申されております。それは否定するものではないわけでございますが、しかし、数もやっぱり非常に大事だと、私はそういうふうに思います。  日本は、今でも先進国の中で教職員一人当たりが受け持つ子供の数、これは多い国でございます。先進国の主流...全文を見る
○近藤正道君 法案の第五十五条の第二項で、地方公務員純減を実現するために、「地方公務員の配置に関し国が定める基準を見直す」とまで言っております。この国が定める基準の見直しにはいわゆる標準法、この見直しも含まれるのではないかと思いますが、小坂大臣、お答えいただきたいと思います。そし...全文を見る
○近藤正道君 文科省は、行革推進の流れの中で昨年の十二月の十六日、これは小坂大臣と財務大臣との話合いの中で、平成十八年度の第八次定数改善計画の策定、実施、これは見送ると、こういうことを決定をされました。  文科省としては、今後新たな定数改善計画の策定はどうするんでしょうか。あき...全文を見る
○近藤正道君 行革推進の流れはあるけれども、しかし文科省としてはこれからも少人数教育の方向は後退させない、その旗は掲げて進むんだと、こういう決意表明があったと私は評価してしっかりと受け止めさせていただきたいというふうに思っています。  次の質問でありますが、教育の機会均等、教育...全文を見る
○近藤正道君 前向きな御答弁だと思いますが、私の質問の中心は、義務教育は主として公立学校が担う、これが憲法第二十六条の要請ではないかと、こういう端的な質問でございますが、もう一度御答弁いただきたいと思います。
○近藤正道君 義務教育の中心を担うのは公立学校であると、こういう御答弁だというふうに受け止めさせてもらっておりますが、この義務教育の現場、ここに今格差の問題がいろいろ暗い影を投げ掛けております。親とか子供の保護者、この格差が教育現場に影響を与えていると、こういうことでございます。...全文を見る
○近藤正道君 くどいようでありますけれども、私は、やっぱり少人数教育、きめ細かな指導、これが世界的な流れ、日本もこの流れの中で人づくり、教育についてやっぱり頑張るべきであると、こういうふうに思っておりまして、今回の行革推進関連法の中で、今でも教育やあるいは社会保障にかかわりを余り...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道と申します。  今日は、四名の公述人の皆さん、本当にいい問題提起をしていただきまして、ありがとうございました。今後の議論の中に是非生かしていきたいというふうに思っています。  私は、片山公述人に主に何点か質問をさしていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○近藤正道君 真に簡素で効率的な政府、行政を目指すということであれば、正に今もう問題点が噴き出しておりまして、やっぱり天下りの問題、これにメスを入れなくて一体何が簡素で効率的なのかと、こういう思いがしております。民間では官製談合、公益法人では随意契約と、本当にあきれるばかりの実態...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。
05月23日第164回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  最初に、申し訳ありません、管轄裁判所のことを、到着で直ちにで大変恐縮でございますが、まずこのことから入っていきたいというふうに思っています。  衆議院で、管轄裁判所、事業者等の行為地、行為があった場所、これを盛り込んで...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  結構でございます。この一点をお聞きするために来ていただきました。ありがとうございました。お引き取りください。  次に、先ほど来御議論がありました確定判決等による後訴の遮断効の問題について私もお聞きをしたいというふうに思っています。これ...全文を見る
○近藤正道君 そういう話ししているんじゃない。
○近藤正道君 後の話ししているんです。
○近藤正道君 よく分からないんですが、特別の制度として設けられたことは分かるんですけれども、しかし蒸し返して裁判を起こされると困ると。だから、いったん確定判決が出たら同一の裁判については再び裁判を起こせないと、これは分かるんです、一般論として。  ところが、じゃ同一の裁判かどう...全文を見る
○近藤正道君 個別的事案ごとに考えるというのは分かるんですよ。だけれども、どこかで線を引かなきゃならぬわけでしょう、社会的事実として同一性があるかどうか。その場合、一番常識的に考えるのは、時間的に接近しているか離れているか、場所的に接近しているか離れているか、そこで判断するのが常...全文を見る
○近藤正道君 はい、分かりました。  是非そこは、つまりいったん確定判決が出ますと後の裁判が遮断されるわけですから、消費者にとっては極めて重大な問題なんですよ。だから、どういう場合ができるのかできないのか、これは最終的に判例の積み上げになると思うんだけれども、やっぱり行政として...全文を見る
○近藤正道君 時間がありませんので最後の質問いたしますが、後に生じた事由、これも先ほど来大変議論になりました。この後に生じた事由の一つのケースとして、黒岩議員が新証拠の発見という話ししましたよね。最初やったときにはそれがなくて負けちゃったと。その後、重大な、決定的な証拠が出てきた...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、新たな証拠もケースによっては、後の、後訴の遮断を突破して新たな裁判を起こしていく理由になる場合があるということはお認めに、じゃなられますね。局長、どうですか。
○近藤正道君 終わります。
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  行革推進法の四条の三号で、現行政策金融機関の負債総額が資産の総額を超える場合の超過額又は新政策金融機関に生じた損失で、経営責任に帰すべきものは財政上の措置は行わないと、こういうふうに規定されております。  そこで最初に...全文を見る
○近藤正道君 商工中金と政策投資銀行、これは完全民営化されるわけでございます。法案の六条の三項によりますと、一定の経過措置を設けた上で民営化の後も現在の機能の根幹は維持されると、こういうことになっております。  しかし、完全民営化ということになりますと、経営は株主の意向に従うと...全文を見る
○近藤正道君 先日、朝日新聞の世論調査で、米軍の沖縄海兵隊のグアム移転費六十・九億ドルでありますが、これを日本が負担することについて納得できないと、こういう回答が七七%でありました。そしてまた、米軍再編についても政府は説明責任を果たしていないんではないかと、こういう回答が実に八四...全文を見る
○近藤正道君 詳細は分からないということでありますが、JBICが無利子融資を行うと、こういう話が出ております。谷垣財務大臣、この点について我が党の又市議員が質問いたしましたが、これから詰めるということで答えるのは差し控えたいと、こういうことでございますが、このJBICの融資という...全文を見る
○近藤正道君 仮定の話で恐縮でありますが、JBICの機構、法的な枠組みを見ますと、この種のもので金が出せるという根拠をとても私の常識では見付けることができないんですが、万一やるということになれば、これは法改正が必要ですよね。
○近藤正道君 この後、行革担当大臣にもちょっとお聞きしようかと思っておったんですが、今の答弁だと何を聞いても答えていただけないということでありますので、これは割愛をさせていただきたい。  市場化テスト法案のことに入っていきたいというふうに思います。  法案は、競争を導入いたし...全文を見る
○近藤正道君 精神論を言われたって困るんですけれども、私は、コスト面で、やっぱり明らかに、現に、現在の制度の上では開きがあるんではないか。ここの共通の土俵をまず作る、イコールフッティングのやっぱり体制をつくる、それが先ではないか。今の状況でイコールフッティングなんていうのは果たし...全文を見る
○近藤正道君 私は、官と民の今までの長い歴史を見ても、やっぱりいろんな条件が違うと。今大臣がおっしゃることはよく分かるけれども、こういう状況の中でも官がなおかつ独占、専らやる場合、民が専らやる場合がありますけれども、その真ん中に官と民が相互に乗り入れて競争する、ここが今回できると...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。そこはやっぱりこれからのポイントですんで、是非その実施要項の、ここが一つの歯止めになるわけでありますから、十分やっぱり事案に応じて必要な歯止めを是非入れていただきたい、強く申し上げておきたいと思います。  次に、競争に参加する民間業者の情報公開のこと...全文を見る
○近藤正道君 前向きの御答弁いただきまして、ありがとうございました。  行革大臣に、中馬大臣にお尋ねをいたしますが、いよいよあしたが締め総ということでありまして審議は大詰めを迎えますが、実は先日、二十二日、住民が保育園の民営化の取消しを求めた裁判で、横浜地方裁判所は民営化は違法...全文を見る
○近藤正道君 いや、私は、横浜の市の仕事であり、かつこの担当は厚労省であるということは百も承知の上で、かつ行革の民営化のことが最大の争点になっている担当大臣としてどういうふうな所見をお持ちですかという質問をしているのに、中身もよく分からない、所管じゃないから分からぬみたいな、こう...全文を見る
○近藤正道君 大変不満でありますが、時間がありませんので次に、最後の質問に移りたいと思います。  五月の十六日に鳥取県で公聴会をやりました。ここで片山知事が出てこられまして、キャリアの天下りに関して、天下り廃止が公務員制度改革の本丸だと、行革推進の最大の処方せんだとまで言い切ら...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月25日第164回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今ほど、魚住先生と山口参考人の最後のやり取りを興味深く聞かさせていただきました。私も、この改正案、これから採決ということになるわけでありますが、私としてもやっぱり合格点、是非成立をさせなければならない、そういう法案だとい...全文を見る
○近藤正道君 先生が最後におっしゃったことは私もよく分かるんです。冒頭にも言いましたように、この制度の意義をよく分かった上で、なおかつ採点の得点を高めたいと思って申し上げているわけでございまして、理論的にはなかなか整合性の付きにくい難しい問題。しかし、政策的なところで、ここでどう...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、この「法律のひろば」のころの考えと今では少し考えが変わったということになるんでしょうか。
○近藤正道君 山本先生に最後の質問でございますが、裁判管轄につきましては、政府案に加えて衆議院段階で行為地、事業者の行為地というものが入りました。  その上で、行為地の解釈について審議会をリードされた先生の御意見をお伺いしたいんですが、この行為地の解釈につきましては、消費者が勧...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  これは裁判所が最終的に解釈で判断するところだというふうに思いますが、先日、この委員会に衆議院の修正案の提出者が来られまして、今先生がおっしゃったことと同じことをおっしゃっておられました。  ですから、立法者の意思として、消費者の行為地...全文を見る
○近藤正道君 一つどうしても聞きたいことがあります。  今回の後訴遮断効、これ導入されることになりますと、差止め訴訟では消費者団体が敗訴して確定すれば、その後、差止請求はそれ以上できないと、こういうことになるわけでございます。しかし、個別消費者の事業者に対する訴訟は違う、これは...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今回は少したくさん質問時間いただきましたんで、サラ金の多重債務の問題について質問をさせていただきたいと思っています。  私も、サラ金の多重債務、自己破産、幾つか仕事の上でかかわっておりますが、大変深刻な事態になっている...全文を見る
○近藤正道君 サラ金の規制に関して、今ほど来の議論がありますけれども、同時に、日本弁護士連合会だとかあるいはこの種の問題に取り組んでおります弁護士は、繰り返し、いわゆる日掛け金融業者の規制の問題についても何とかしてもらわなきゃならぬと。この日賦貸金業あるいは日掛け金融と言っており...全文を見る
○近藤正道君 先般、アイフルが違法取立てで業務停止処分になりました。遅きに失した感じがあるというふうに思っています。  サラ金業者は、弁護士が表にそれなりに出ますと今は割と穏やかな対応しますけれども、弁護士ではない普通の庶民が対応いたしますと態度が随分違ってまいりまして、貸金業...全文を見る
○近藤正道君 このごろ、本当に我慢ならぬなというふうに思いますのは、サラ金と大手銀行との業務提携、一体化の問題でございます。  先ほどもちょっと言ったと思いますけれども、サラ金業者は銀行から資金調達をやっていると。大体六、七割は銀行から借りて、それを十倍ぐらいに上乗せをして貸し...全文を見る
○近藤正道君 与謝野大臣はこの間いろんなところで今のサラ金業界と大手銀行との提携ぶりを、こんなことでいいのかと警鐘を鳴らしておられます。大変私としては結構なことだというふうに思っていますけれども、もっとどんどんいろんな場でそういう話をしていただきたいというふうに思いますし、こうい...全文を見る
○近藤正道君 大臣、非常に見識のある答弁をされていただきましてありがとうございました。全く同感でございます。  最後に、一つ申し上げておきたいというふうに思いますけれども、こういう形でサラ金の高金利、そして多重債務問題が正に社会問題になりまして、グレーゾーンを撤廃しろと、そして...全文を見る
○近藤正道君 繰り返しますけれども、最高裁は、司法判断でありますので、グレーゾーンについては、それはもうこの制定の趣旨、そして現実にそのグレーゾーン金利が果たしている役割等を考えて、極めて厳格に法解釈をいたしました。あれはもう実質的に、こんな制度早くやめろと、一日も早く、そういう...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  前回も申し上げましたけれども、この団体訴訟制度、大変画期的なことであるというふうに評価をしておりますけれども、しかし最大の問題点はいわゆる後訴遮断効の問題であると、こういうふうに思っています。  私は前回の議論、そして...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  それでは、今度は、損害賠償請求に関してお聞きをしたいと思います。  今ほど風間委員が一番最後のところで質問をしたにもかかわらず答弁がなかったわけでありますんで、私が、じゃ代行して質問をしたいというふうに思いますが。  団体訴訟制度、今回は差止...全文を見る
○近藤正道君 具体的な検討ではないけれども、しかしやっていくということでございますんで、是非、これは消費者の要望も非常に強い制度でもありますし、海外ではそれなりに機能している制度でありますんで、検討いただきたいというふうに思っています。    〔理事芝博一君退席、委員長着席〕 ...全文を見る
○近藤正道君 いいですか、副大臣、これは振り込め詐欺の問題にかかわって、さっき言いましたように、銀行の口座に多額の不当利得の金がため込まれておるわけですよね。これを吐き出させるというシステムをどうやってつくっていくのかという議論に関連して、与謝野大臣は、この間、積極的に考えてみた...全文を見る
○近藤正道君 よろしくお願いします。  最後の質問になるというふうに思いますが、今回は、消費者契約法の不当勧誘だとかあるいは不当な条項、これの差止めということでございますが、これで実験的にとにかくスタートをすると。しかし、問題は、ここの領域だけにとどまっている必要はないわけであ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  スケールの大きな話の後で恐縮でございますが、私はフィリピンにおける一つのODA事業のことについてお尋ねをしたいと思います。  資料として配付させていただきましたフィリピン、ルソン島のアグノ川かんがい事業の円借款のことで...全文を見る
○近藤正道君 ところが、この今の書簡、ここの一番最初に名前を連ねた現地の住民運動のリーダー、ホセ・ドートンという六十二歳の方がおられるんですが、この方が今年の五月の十六日に何者かに射殺をされると、こういう事件が起こりました。現地ではこれは軍が関与しているというふうな、言わばこれま...全文を見る
○近藤正道君 私は現地の人たちの情報を日本のNGOを通じて何本か聞かさしてもらっているんですけれども、これはもう明らかにやっぱりこの事業の反対のリーダーをつぶすと、この人を殺害することによって反対運動そのものをつぶすと、そういう意図に基づいて行われたものであるということは明らかだ...全文を見る
○近藤正道君 慎重に対応したいと、それは結構でございます。是非このところはよくこれから現地の状況を見定めていただきたいというふうに思っています。  フィリピンのアロヨ政権の下でこの種の事件が今年に入って九十件を超えているということでありまして、大変な状況。こういう状況の中で、果...全文を見る
○近藤正道君 この事業は日本とフィリピンの二国間の協定ということでどうもスタートしているようでございます。二国間の協定で仕事が始まりますと、とかく現場の思惑をあるいは心配を乗り越えて事業だけがどんどん進むと、こういうことが大変懸念されるわけでございます。是非、あらゆる情報はやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 JBICには、環境社会配慮確認のためのガイドライン、こういうものが作られてあります。〇三年の十月から施行されているわけでございまして、これ以前はいろんな問題がございました。正に環境と開発の衝突するような様々な問題がある中でこのガイドラインが作られたわけでございますが...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
06月01日第164回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  十分でありますので、確認的な意味を含めまして三点質問をさしていただきたいと思います。今ほど来の御議論でほぼ理解をしているつもりでございますが、かねて思っていたことでありますので、文字どおり確認の意味で提案者に質問をさして...全文を見る
○近藤正道君 これも先ほど来出てまいりましたけれども、第六条、探偵業務の実施の原則の中に、「人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害することがないように」ということでございまして、このことに違反した、該当した場合には処分事由になると、先ほど来そういう話がございました。  し...全文を見る
○近藤正道君 是非、人の生活の平穏を害する行為、ここの場合、ここのポイントの概念、事細かにやることはできませんけれども、中心的な概念についてはきちっとやっぱり分かるように、普通の人が分かるような言葉でしっかりと周知徹底が図られるように政府側とよく打合せをしていただければ大変有り難...全文を見る
○近藤正道君 十三条で資料の提出を求めることができると、こういうことになっておりますが、この資料の提出、この資料というのはどんなものを想定されていたのか。さっきも言いましたように、資料といえば正に依頼者と探偵業者との間の契約にかかわる資料がまず想定されるんですが、この肝心なものが...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
06月05日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、自殺防止対策について関連してお尋ねをしたいというふうに思っています。  自殺者数が八年連続して三万人を超えたと。そういう中で、このたび自殺対策基本法が議員立法で出てくる、そういう方向で準備がされております。そうい...全文を見る
○近藤正道君 総務省にお尋ねしたいと思いますが、総務省は、厚労省の自殺死亡統計、これに対して、これは自殺予防対策に十分活用されないので改善する余地があると、こういう調査結果を昨年の十二月の一日に発表しております。  厚労省の統計をより効果的に自殺予防対策に活用するためにはどうす...全文を見る
○近藤正道君 このことの質問のレクを先週の末にやらさしていただきました。厚労の方は統計は万全だというふうに言いますし、また総務省の方は一方、統計を自殺対策により効果的に活用するには改善の余地があると。それぞれ自分のところは問題ないと、相手の方にちょっと問題があるみたいな、そういう...全文を見る
○近藤正道君 BBC放送でこのパキシルの危険性について最近たくさんの報道がなされております。そういうこともありまして、この国で大量に使われているパキシルの危険性、このことを心配する声がいろいろなところで上がっておりまして、私のところでも是非一度聞いていただきたいと、こういう要請が...全文を見る
○近藤正道君 この国は、サリドマイドとかあるいは非加熱製剤ということなどで本当に悲惨な薬害の歴史を持っております。ですから、薬についてはやっぱり慎重の上にも慎重であってほしいと、本当にそういうふうに思っています。それこそ昨年から今年にかけて、海外ではこのSSRIの危険性を具体的に...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
06月08日第164回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○近藤正道君 社民党の近藤正道でございます。  今ほどの、拾った人にとっても落とした人にとってもいい制度にしたいと、制度の周知徹底を図りたいと、こういう委員長のお話でございました。是非そうしていただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、この法改正によりまして、所有権は三か...全文を見る
○近藤正道君 これも先ほど来出てきている問題でありますが、今回の法改正では個人情報関連物件については拾得者に所有権が帰属しないということになっているわけでございます。    〔委員長退席、理事芝博一君着席〕  問題は、警察がこのような個人情報関連物件を取り扱う場合に、中身をど...全文を見る
○近藤正道君 慎重な扱いをよろしくお願いをいたします。  今ほど、拾得物、警察が受け取ると。インターネット等を使って公表するという話も出てまいりました。この個人情報関連物件についてインターネットを使って広く公表する場合に、どの程度インターネットに載せるのか、ちょっと細かい話で恐...全文を見る
○近藤正道君 次に、特例施設占有者制度関係について質問いたしたいというふうに思っています。  近年、官から民へと、こういう流れがあるわけでございまして、その流れの中に言わば沿った対応でもあるのかなと、こういうふうに受け止めておりますが、業者への丸投げにならないよう措置することが...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
06月12日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、国際的な熱帯林など、違法伐採の問題について質問をさせていただきたいと思います。  国連が公表いたしました世界の森林白書、これによりますと、データは少し古いんですが、八〇年から九〇年、この十年間で日本の国土面積の約...全文を見る
○近藤正道君 そういう枠組みの中で、やっと重い腰を上げて、政府調達の材木については合法材を使うという方向が打ち出され、グリーン購入法の枠組みの中で政府の調達措置が決められたということになるわけでございます。  そこで、その政策目的と見通し、効果をお伺いしたいというふうに思ってお...全文を見る
○近藤正道君 そういうふうになればと私も願わずにはいられないんですが。  地方自治体については、この合法木材の採用は努力義務という形になっているんですが、是非、政府に匹敵するような取組ができるようにするにはどうしたらいいのか、これをお答えいただきたいということが一つと。もう一つ...全文を見る
○近藤正道君 一般論としては分かるんですけれども、結局業者の自主性に任せるということなんですよね。それではやっぱり信頼性が担保されないではないか。ある程度第三者における検証、そういうものを盛り込まないとまずいんではないか、そういう声がやっぱり圧倒的に多いわけですよ。ですから、制度...全文を見る
○近藤正道君 冒頭、外務副大臣も申されておりましたけれども、政府はインドネシアとの間で二国間の違法伐採をチェックする、そういうシステム、こういうものをつくり上げているわけでございます。これを、インドネシアのみならず、今のパプアニューギニアだとか、あるいはいろいろ、二割も違法伐採が...全文を見る
○近藤正道君 それと、NGOの人たちと話をいたしますと、今アジア地域、ここから言わば熱帯林の違法伐採が猛烈にやられているわけでございますが、このアジア地域には、アジア森林パートナーシップ、AFPという、こういう多国間協議の場と、もう一つ、森林法施行に関する東アジア会議というのと二...全文を見る
○近藤正道君 時間です。終わります。
10月26日第165回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、共謀罪のことについてお伺いしたいというふうに思っています。今衆議院の予算委員会で付託中でありますので余り中身に入って御迷惑を掛けるわけにはいきませんので、周辺のことを中心に、少し日ごろ思っていることについてお聞きを...全文を見る
○近藤正道君 今の大臣のお話だと、政府提案の原案を一日も早く成立させたいと、こういうふうにお聞きをしたんですが、しかしこれは、政府原案は余りにもその処罰対象が広い、これではとても国民の理解が得られないということで、与党は三度も修正をされたんですよ。  そういう言わばいわく付きの...全文を見る
○近藤正道君 法務省は、共謀罪創設の理由として、専ら国際越境組織犯罪防止条約、まあこれ条約というふうに言いますが、これを批准するためであると、こういうふうに説明をしてきました。共謀罪を作らないと条約の批准は不可能で、国際的にも批判を浴びると、こういうふうに言ってきたわけでございま...全文を見る
○近藤正道君 しっかり調べるんですか。
○近藤正道君 調べるかどうかを聞いているんですよ。
○近藤正道君 調べるかどうかを聞いているんですよ。
○近藤正道君 私は大臣に、日弁連のささやかなスタッフでもかなりの程度のものを調べたと。そこで、是非大使館を使って、この条約を批准したすべての国についてその後どういう状況になっているのかということをしっかり調べて、そして私たちに報告をしてくださいと、こういうふうに申し上げているんで...全文を見る
○近藤正道君 しっかり調べていただきたいと。私はまだその調査の途上だというふうに思っておりますんで、これは是非調べていただきたいと。それとも、もう全部調べてこれ以上はもう調べる気はないということなのか、どっちなんですか。
○近藤正道君 是非、どうも、やったのかやっていないのか、どうもはっきりしないんですけれども、これは日弁連等からも強いやっぱり要望が出ていますんで、日本の国がどのような選択肢の中で行動できるのかということを調べる上にとって極めて重要な問題でありますので、是非しっかりと細大漏らさずや...全文を見る
○近藤正道君 私は語学は駄目なんですが、日弁連等の皆さんの話をいろいろ聞いておりますと、多くは開示をされているんだけれども、肝心のところがマスキングをされている。前後の事情の話をいろいろ聞きますと、やっぱりここは極めて問題があるなと、肝心の部分がやっぱり隠されているなと、こういう...全文を見る
○近藤正道君 私は、今、国連で当初、日本政府が共謀罪の創設に反対していたこと、あるいはアメリカが留保したと、これはもう広く知られておりますんで、そのことの中身を皆さんから説明を求めようとして質問したわけではなくて、これらの二つの重要な事実は、いずれも皆さんの方から積極的に公表した...全文を見る
○近藤正道君 情報の公開はどうなんですか。情報の公開。
○近藤正道君 終わります。
10月30日第165回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  資料の配付をお願いをいたしました。これを土台に質問をさしていただきたいと思います。外国人の研修・技能実習にかかわる問題でございます。  この研修・技能実習生、九一年には年間四万三千人ほどだったんですけれども、昨年、〇五...全文を見る
○近藤正道君 厚労省に聞く前に、今ほどの話、答弁も受けての話なんですけれども、実習生に対する不正とか人権侵害を解消するために、もう私は行政が直接、研修生の権利を母国語できちっと伝えると。仕事を始める前にあるいは研修を始める前にきちっと伝える。これは言葉のハンディがあるわけでありま...全文を見る
○近藤正道君 行政が直接やらないでJITCOという財団法人にすべて丸投げをしているという、こういう印象を私は受けるんですが、JITCOの担当者にも来ていただいたり、いろんな人の話を、つまり、こういう外国人研修・実習制度、実習生に対する様々な権利侵害を支援している人たちの話を聞きま...全文を見る
○近藤正道君 私がレクを受けたときは、お互いに顔を見合わせながら、正確なところはだれも分からないというようなことを皆さん言っていましたよ。だから、今のお話だと、ある程度入国管理局が押さえているみたいな話をされますが、それは入国のときの一応建前で、ここでこういうふうな仕事をこういう...全文を見る
○近藤正道君 規制緩和という方向でこれから外国人労働者、研修、実習という形でどんどん増えてくるだろうというふうに思います。しかし、そのためには、まずこういう外国人労働者に対する不正だとか人権侵害、これをやっぱりきちっと正していかなきゃ駄目ですよ。  皆さんは、数年前にこういう人...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
11月22日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  最初に、タウンミーティングのやらせのことについてお尋ねをしたいと思います。  衆議院のさきの教育特で小坂前文科大臣、タウンミーティングを開催して国民の意見を聴いた、あるいはタウンミーティングで賜った意見を踏まえてこの法...全文を見る
○近藤正道君 私は、このタウンミーティング、根っこから腐っている、腐っていたと、そういう思いさえしております。正に世論を偽装したと、こういうふうに思っています。  そういう意味では徹底的にうみを出していただきたいと、こういうふうに思うわけでありますが、しかしタウンミーティングの...全文を見る
○近藤正道君 私は、結果として隠ぺいと言われてもしようがないんではないか、こういうふうに思っています。  委員長にお願いをしたいと思いますが、せめて教育関連、タウンミーティングの委員会に、調査会に出された資料、そして報告、そしてどういう項目を今調査しているのか、そのことについて...全文を見る
○近藤正道君 法案についてお尋ねをいたしますが、現行の教育基本法の十条、これは、教育は、国民全体に対して直接に責任を負って行われるべきものである、こういう文章があったんですが、これが削除されまして、代わって「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべき」との文言が導入され...全文を見る
○近藤正道君 学テの最高裁判決、よく読んでくださいよ。この学テの最高裁判決の中では、法令に基づく教育行政も不当な支配の主体足り得る、こういうことを明確に言っていますよ。  ですから、今度の法案、法改正で、この教育行政も不当な支配の主体足り得る、このことはどうなるんですか、維持さ...全文を見る
○近藤正道君 全然答弁になっていない。これは時間もありませんので、後でまたお聞きをしたいというふうに思っています。  ちょっと通告をしたやつが時間がありませんので飛ばしまして、私は、今回の法案改正によって、通りますと学習指導要領の見直しが行われると、こういう御答弁を大臣されてお...全文を見る
○近藤正道君 質問は、どういうふうに影響を及ぼしていくのかと。総理は、この間、この国の歴史教科書について様々な御意見を言っておられた。そして、学習指導要領をやっぱり変えて、そしてさらに法案の中に、徳目の中に国を愛する態度、まあ態度も心も同じだと、これは小泉前総理の話でございますが...全文を見る
○近藤正道君 質問が後先になりましたけれども、まあこれは通知表のことでございますが、小泉前総理は国を愛する心の評価項目、これは必要ないと、こういうふうに前国会で申されておられました。  ところが、安倍総理は、内心への評価はしない、こういうふうに言いながら、調べたり勉強したりする...全文を見る
○近藤正道君 この小泉前総理との比較との、私の質問についてお答えいただけますでしょうか。
○近藤正道君 終わります。
11月24日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私は、先日に引き続きまして、教育行政のことについて質問をさせていただきたいと思います。  先日は、時間も短かったこともありましたし、大臣との議論がうまくかみ合わなかったと、議事録を見まして改めてそう思いました。これはも...全文を見る
○近藤正道君 よく分かりませんけれども、何か、十六条においても教育行政は不当な支配の主体たり得るんですか、一般論としては。明確に言ってください。
○近藤正道君 はい、分かりました。  現行法の十条でございますが、今日もいろいろ議論がございました。これは戦前の教育体制の反省から生まれたと、これは公知の事実でございます。国家権力の教育支配からの決別と、これを定めた、こういう規定でございまして、十条がその歯止めの役割をずっと果...全文を見る
○近藤正道君 政府委員にもお尋ねをいたしますが、教育行政の行き過ぎを是正する、行き過ぎた介入を是正すると、これに歯止めを掛ける規定、文言は「不当な支配に服することなく、」、この文言だと、こういう理解で政府委員の方でもよろしいんでしょうか。
○近藤正道君 歯止めの規定は何ですかということについて、それは不当な支配ですということ、これを今大臣も政府委員もおっしゃいました。ところが、衆議院ではそういう説明ではなかったんではないですか。衆議院では、公正かつ適正、これを根拠に行き過ぎについて歯止めを掛けると、こういう説明をし...全文を見る
○近藤正道君 そうしますと、与党の皆さんの中では、今回は、今度はもう改正法の十六条で、十条はすっかり変わったんだと、法に基づきさえすれば国は教育内容にどんどん介入できるんだと、こういう趣旨の発言が相次いでいるんですが、今ほど来の大臣あるいは政府委員の答弁によりますと、必ずしもそう...全文を見る
○近藤正道君 私は勝手に言っているわけではなくて、そういう内容は、文言はあちこちで見ることもありますし、現に衆議院の論議の中で何人かの自民党の議員の皆さんが質問の中で前触れで言っていますよ。これはもう議事録見ていただければ分かります。しかも、それが一つと。  もう一つは、大臣も...全文を見る
○近藤正道君 違う。
○近藤正道君 それは言葉からいけばそうかもしれませんけれども、私たちは今、今改正案の中身をめぐって、これは憲法が定めたやってはならないところを逸脱して人の心の中に入り込んでいるんではないか、人に義務なきことを、国民の憲法上の権利を侵害しているんではないか、教育行政として行き過ぎだ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
11月27日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。お疲れのところ大変恐縮でございますが、もう少しお付き合いをいただきたいと思います。  教育改革のタウンミーティングで、いわゆる公務員の動員が行われてたんではないかと、こういう議論が何度かありました。青森八戸のケースだとか、あ...全文を見る
○近藤正道君 教育委員会、教育改革タウンミーティング八か所のうち六か所でいわゆる動員が行われていたということでございまして、県名も明らかになりましたが、それぞれ何人ぐらいの人たちを動員をしたのか、数字を明らかにしていただきたいと思います。
○近藤正道君 改めて大変な動員が行われていたなという思いひとしおでございます。  内閣府あるいは文科省から、県あるいは県教委、こういうところに要請があって、それに従って地方公務員あるいは教育関係者がいわゆる動員をされたわけでございますが、今ほどの数字を参加者総数の中の総数で割り...全文を見る
○近藤正道君 文科大臣、同じく、どういう印象を今お持ちでしょうか。
○近藤正道君 それはこの場で、国民の選挙で選ばれたこの国会の議論が正にポイントであるというふうに思います。そういう意味では、タウンミーティングはこれを補完するもの、そうだというふうに思いますが、衆議院では、繰り返し、それこそ十回近く当時の大臣はこのタウンミーティングを言わば改正法...全文を見る
○近藤正道君 いろいろ私どものところに来る情報によりますと、とりわけ当日参加を希望された人が排除をされたと、入れなかったと、こういう話がありますんで、これは引き続き、今日は中間でありますので引き続き詳細な調査をされると思いますので、この排除の事実の有無、程度等については調査を継続...全文を見る
○近藤正道君 それは調査は是非やっていただきたいんですが、もう調査を始めてかなりの日数がたっておりますが、今現在、多少なりとも結構でございますが、出張手当だとか何かその対価が、ここに参加することに対してお金が、公の金が払われた、そういう事実は多少なりともありますか。
○近藤正道君 調査中である。ないというふうには断言されないんですか。
○近藤正道君 そこは是非徹底的に調べていただきたい。今現在で都道府県からの手当の支払がないというのがはっきりおっしゃらないのが何とも私としては不可思議な話であるということを申し上げておきたいというふうに思っています。  実は、私は今日、「教育改革タウンミーティングの参加者・当日...全文を見る
○近藤正道君 私はもう正にでたらめであり、非常識極まりない、こういう中身だというふうに思っています。  こういう動員者だとか、あるいは当日のスタッフ、この人たちがいろんな形で拍手をしたり、いろんな雰囲気を正に醸成をする、そういう雰囲気の中で私はこのタウンミーティングが行われてき...全文を見る
○近藤正道君 ひどい逃げの答弁じゃないですか、これは。私はそれはもちろん総務省の方が所轄であるということはそれなりに承知しながら、この種の、正に問題になっているんで、より客観的に公平に法的評価を問いたいということであえて内閣法制局来てもらったんですよ。  これですね、青森県の教...全文を見る
○近藤正道君 私はあえて懲戒処分に当たるんではないかということまで言っているわけではない。青森県のケース、青森県の県教委のケースは訓告処分ですよ。だから法的な意味での懲戒処分ではない。それははっきりしているんですが、いずれにしましても、青森県ではやらせ質問を担ったこの人たちについ...全文を見る
○近藤正道君 事実、繰り返しそれは言っているわけですよ。  いずれにしましても、やらせを、その質問を担った人、私は、まあ青森県の県教委では六人を訓告処分にしているわけでありまして、そういう意味ではやっぱり非違行為、これは職務外の私的な行為であっても、この信用失墜というのはこれは...全文を見る
○近藤正道君 末端の質問を担ったまあかわいそうな公務員の皆さんが訓告処分を受けているわけでありますので、私は是非、これは罪の軽重からいけばやっぱりやらせた方がはるかにそれは重いわけでありまして、けしからぬという話だけではなくて、法的な責任もやっぱり明確にしていただきたいと、それは...全文を見る
○近藤正道君 正に民意の偽造だというふうに思っています。  私、最後にお聞きしたいんですけれども、今日、競争入札、業者に競争入札でもってこの八回のイベントをやりましたけれども、この落札率を公にしてくださいよ。もうこれだけ私は問題が出てくると、落札率をとにかく知りたいと。官房長官...全文を見る
○近藤正道君 やましい点がないのなら、是非出してくださいよ。  いずれにしましても、これは、こういう入札のやり方は抜本的に改めるということでありますし、今回は本当に全部見直すということでありますので、この数回行われた、全部で六回行われた入札については落札率を全部明らかにして、何...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日はいじめの問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  最初に、今ほども御議論がありました子どもの権利条約、この問題から入っていきたいというふうに思います。  十二年前にこの条約の批准が行われました。条約が...全文を見る
○近藤正道君 一部取り込まれたものもあるということでありますが、先ほどの議論にもありました外国人の子供、外国人児童の教育を受ける権利につきましては、憲法は国民の権利ということでありますんでそこから一部外れると、それを立法政策でどうやってカバーするかという議論がずっと続いてきたわけ...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。これは、分かりましたというのは言葉が分かったという意味で、理解したということではありません。私は、やっぱり立法政策の点からもいろいろ問題があるなと思っております。  この子どもの権利条約を批准いたしますと、五年ごとに政府は国連の子ども権利委員会に対し...全文を見る
○近藤正道君 そういうことでありますと、こういう質問をせざるを得ないんですが、五年に一度報告を国連子ども権利委員会に出すと。今度三度目の報告を出さなければならない。もう既に出さなければならない期限がついこの間もう来ているということの中で、今政府はどういう報告を出すのかいろいろ検討...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  今いろいろ議論をやっているところということで、なかなか言えないということは、それは了解をいたしましたが、しかし二度続けて厳しい指摘を受けているわけでありますので、法的拘束力の有無とはかかわらず、やっぱり政治の責任としてこの指摘に対してきちっと正面...全文を見る
○近藤正道君 報告書はそうなんですけれども、私がお聞きしたいのはそうじゃなくて、国連の子ども権利委員会が示したあの日本の子供を取り巻く現状認識について、大臣自身は同じ認識に立たれるんですか、それとも違う認識なんですか、どっちなんでしょうか。そこを聞いているんです。
○近藤正道君 私は、やっぱりここのところを、大前提ですので、しっかりと、同じ認識に立つのかどうなのか、ここはやっぱりやらなければならない。そこら辺のところがやっぱりあいまいだったんではないか。法的拘束力がないということを言わば奇貨として、その辺の現状認識についての受け止めについて...全文を見る
○近藤正道君 いろいろ私も分からぬことがたくさんありまして、いろいろ人の話を聞いたり本を読んだり、どうしたらいじめを少しでも減らすことができるか悩んでおりますけれども。  いろいろの議論で、二ついろいろお話が出まして、この国は千九百七、八十年代ぐらいから子供たちがいろいろ暴れ出...全文を見る
○近藤正道君 聞いておりまして、少し私はやっぱり心配ですよ、大変。いずれにしても、これから出席停止だとか、あるいは体罰などという話も一部出ているようですので、非常に力で押さえるという、あるいは排除するという、こういう考え方が出てくる。  しかし、一方で、やっぱりなぜそういういじ...全文を見る
○近藤正道君 前内閣でありますけれども、小泉前総理は米百俵ということでスタートいたしました。私は、地元は米百俵のところでありますが、米百俵の発想というのは、今、伊吹大臣がおっしゃったようなそういう発想ではないんではないか。そういう計算で、あれでやるんではなくて、教育にはもっと本質...全文を見る
○近藤正道君 私はそういうふうには思わないですよ。皆さんすごいやっぱり権限持っている。こういうことを、未履修の話をしましたけれども、あれだって学習指導要領は、例えば日の丸・君が代などを強制する場合は、皆さん強烈な指導を発揮するじゃないですか。一方で、未履修の問題についてはいい加減...全文を見る
○近藤正道君 むしろ、強烈な権限を持っているのに、この機会に乗じて更にその権限を、まあ焼け太りなんと言う人もいるけれども、更に強大な権限を持って、人の心の中に、あるいは都道府県の中に入っていこうと、そういう思いがしてならないですよ。  だから、私は、そこの実態から見れば、皆さん...全文を見る
○近藤正道君 時間が来ましたんで、以上申し上げまして、終わります。
11月29日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  毎回質問をさせてもらっておりますが、質問をすればするほどこの政府法案、賛成するわけにはいかないなという思いが強まってくるわけでございます。  その中でも私は、私も質問をさしていただきましたし、先ほども議論がありましたけ...全文を見る
○近藤正道君 立ち入るか立ち入らないかは、それはもう判断なんですけれども、私どもは、極めて微妙な、際どい、境界線が不明確な、そういう評価項目をたくさん入れ過ぎていると。  これについては、先ほども大臣、田中耕太郎元最高裁長官の話、この教基法を作ったときの文部大臣ですよ。この方は...全文を見る
○近藤正道君 さらに、この第二条で教育の目標、これはまあ指導と評価ということでございますけれども、これを進めるに当たって、学問の自由が一体どうなるんだろうかと、現行法に比べてどうなんだろうかと。「学問の自由を尊重し、」というものから、「学問の自由を尊重しつつ、」、まあ正面から見る...全文を見る
○近藤正道君 それでは話を更に進めまして、今日もまた議論になりました国を愛する態度のことについてお尋ねをいたします。  これについて一番議論が集中しているわけでございますが、小泉前総理は態度と心は一体であると、こういうふうに言っておられました。大臣も昨日、教える場合は態度と心は...全文を見る
○近藤正道君 私の質問に全然答えておられない。  私は、東京地裁が判決の中で言っている、人の内心、内面の領域の精神的活動は外部的行為と密接な関係を有するんであって、これを切り離して考えることは困難かつ不自然だと。至極当たり前のことを言っていると、この言い分ですね。皆さんは切り離...全文を見る
○近藤正道君 まあ、時間がありませんので。  国を愛する態度が教育の場で一律にもう求められると。国を愛する態度が教育の場で一律に求められる、その態度の良しあしが評価されるということは、結局のところ人の内面の自由を損なうのではないか、私はそういうふうに思えてなりません。  教育...全文を見る
○近藤正道君 私は、そういう区別なんてできないと、内面に立ち入らざるを得ないと。そういう非常に境界が確定できないような紛らわしい、そういう評価などはやっぱり私はやるべきではないと、こういうふうに思っております。  いずれにいたしましても、第二条、改正案の第二条は、単に学校だけに...全文を見る
○近藤正道君 私は、単に学校の中のことだけではないと、これはやっぱり相当問題を含んだ法案だというふうに思っています。  現に大臣は昨日、地域社会、学校の先生、そして御家庭、そういうものがみんなこの法律によって、この法律というのはつまり改正法案です、改正案でありますが、この法律に...全文を見る
○近藤正道君 いずれにしても……
○近藤正道君 はい、分かりました、済みません。  第二条は大変たくさんの問題をやっぱり含んでいると、これは更に徹底して論議をしていかなければならないなと改めて痛感をしたということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月30日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私もタウンミーティング、やらせのことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。  二十億超の金を使って合計百七十四回のタウンミーティングが行われたということでございまして、今、その中でどういう問題があったのか、い...全文を見る
○近藤正道君 多少違っても大体の数字ぐらいは今日公表できないかと、こういうふうにあらかじめ通告をしておったわけでございますが、それもできないんでしょうか。
○近藤正道君 じゃ、やらせ質問に対する謝礼金のことをお聞きしたいというふうに思いますが、五千円、こういう話が出てきております。そして、これは平成十四年以降の数字でいいますと、この間、二十五回、六十五人の方にやらせ質問の言わば見返りとして謝礼金五千円払われたと、こういうことでござい...全文を見る
○近藤正道君 平成十三年度の五千円の謝礼金、何人の方に払われましたか。
○近藤正道君 何人いたかって聞いているじゃないですか。
○近藤正道君 私がいただいた資料、これは内閣府からの資料でございますけれども、平成十三年度、出演者謝礼というものが毎回各会場ごとに出てくるんですが、この出演者謝礼というのは何ですか。この中にいわゆるその五千円の謝礼、これが含まれているんじゃないでしょうか。
○近藤正道君 平成十四年度以降の五千円の謝礼金、支払の割合をいろいろ調べてみますと、二七%ぐらい払われているんですよね。だから、そこから類推をいたしますと、平成十三年度、五十人ぐらいに謝礼金が支払われていた可能性があると、そういうふうに思っておりまして、それで私はこの平成十三年度...全文を見る
○近藤正道君 私は納得できないんですが、今日、この間、様々な形でタウンミーティングのでたらめな金の使い方、出ております。そこまでやるのかという、そういう思いさえしているわけでありますが、私は、せっかく官房長官がこの際うみを徹底的に出すということであるならば、先ほど来議論がありまし...全文を見る
○近藤正道君 総点検をやると、今までのやり方は抜本的に見直すと、こういうことを言っておられるわけですから、私は、いったんすべて明らかにする、予定価格も明らかにする、これが私は一つのけじめではないか。皆さんが漫然とこれからも同じようなやり方でやりますということであれば、それは確かに...全文を見る
○近藤正道君 人ごとみたいですよね。  次の問題に移りますが、前回も私このことに言及をさせていただきましたが、タウンミーティングやらせ質問、やらせ質問を担った人が処分を受けていると。青森県の教育委員会、一般国民を装ってやらせ質問を行った六人の公務員が訓告処分を受けていると。責任...全文を見る
○近藤正道君 このタウンミーティング、教育改革タウンミーティングに限っても、大変な動員、あるいは業者のスタッフ、やらせ質問、本当にたくさんの問題が出てきております。  私、この間、文科大臣にもお尋ねをしましたけれども、正にこういう国論を二分した問題について、官が積極的に世論を言...全文を見る
○近藤正道君 時間がありませんので、来ましたので、最後に一言でございますが、いずれにいたしましても、このタウンミーティング、やらせの問題についてはまだまだ本当にたくさんの問題が残っておりまして、情報公開が徹底的に不足をしている。私はやっぱりこの参議院における賛否の前に、この情報の...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日、二時過ぎまで欠席をしておりまして申し訳ございませんでした。ですから、少し前の方と重複するような質問になりはしないかと大変気にしているところでありますが、今日は最初の日でありますので、改正法案の立案の基礎的な考え方に...全文を見る
○近藤正道君 じゃ、民事局長の方にお尋ねをしたいというふうに思いますが、この稲葉さんの「会社法のどこが問題なのか」。この間、新会社法が制定をされましたけれども、詰まるところ、企業活動の活性化だとかあるいは経済主体にとっての選択肢、まあ規制緩和、こういうところの必要、ニーズがやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  稲葉さんがこの新会社法に示した批判が、今回論議の対象になっております信託法案等についても当たりはしないかと、当たるところがあるんではないか、そういう懸念を言わば持って今の質問をさせてもらったわけでございます。もちろん、会社法と信託法とい...全文を見る
○近藤正道君 一番最後でありますんで、もう皆さんがいろいろ質問をされておられますけれども、準備をしてきましたんでやらさせてもらいたいと思います。  今ほどのお話もありましたけれども、この信託法案の最大の問題点は、やはり自己信託の問題ではないかと、こういうふうに思います。衆議院に...全文を見る
○近藤正道君 これもまた出た話かもしれませんけれども、防止策のうち、公正証書その他の書面等に関し、法務省令で定める事項の具体的内容としてどういうものを予定しているのかということでございます。  この点に関連して、そもそも信託の公示方法の厳格化について、法案が公正証書と確定日付の...全文を見る
○近藤正道君 税のこと等についていろいろお聞きしたいというふうに思っておりましたけれども、これにつきましては、ほぼ今までのところで議論が大体出ておりますし、財務省の方の当面の見解についてもいろいろ御答弁がありまして、これ以上やっても今日の段階では何も出てこないだろうな、こういうふ...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  先週の末から参考人質疑あるいは地方公聴会ございまして、しばらく大臣とお顔合わせがなくて、久しぶりにお会いしたような、そんな感じがしてなりません。  通告はしておりませんけれども、今ほどの井上議員のやり取り、私としてもこ...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、現行十条、そして改正の十六条、不当の支配の問題については大変いろんな問題をはらんでおりまして、今ほどの大臣の答弁、議事録を精査をして、改めてまたやらさせていただきたいと、こういうふうに思います。  私は、改正案の法の二条のことについてお尋ね...全文を見る
○近藤正道君 今ほど来議論がありました現行の十条が今度十六条になるということについて一つお尋ねをしたいというふうに思いますが、結論を言いまして、私は、この改正の十六条によって文科省は教育内容について今度はストレートに、少なくともスタンダードの部分については口を出すことができると。...全文を見る
○近藤正道君 改正法の十六条で教育財政についての様々な規定がなされているわけでありますが、十六条の四項、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう必要な財政措置を講じなければならないというふうに規定されておりますが、なぜ全国の教育の機会均等と水準維持向上のために財政措置を講じますと、こ...全文を見る
○近藤正道君 私は、傾向としては、今回の改正で教育内容に対する国家統制的なものは非常に強まったと。それに引き換え、財政措置については国が地方に押し付けることのできるような、そういう構造に、システムに移行しつつあると、そういうふうに非常に思えてなりません。  時間がありませんので...全文を見る
○近藤正道君 やっていいこと、悪いことというのはちょっと乱暴だったかなというふうに思うんですけれども、やってはならないこと、つまり踏み込んではならないこと、逆に積極的にやるべきこと、これを学テの最高裁判決の中でもそれなりに言っているわけです。その定めはやっぱり憲法からくるんだよと...全文を見る
○近藤正道君 次の質問に移りたいと思いますが、この改正案の基礎になったのが〇三年の中教審の答申、まあそれ以前にも様々な議論がございましたけれども、直近のものとしては〇三年の中教審答申だろうというふうに思っています。二十一世紀を開く心豊かでたくましい日本人の育成、こういうことを目指...全文を見る
○近藤正道君 いや、もう私はその言葉自身は、その言葉で、その今言った競争主義とか、まあ大臣は効率主義というふうにおっしゃったけれども、それを直ちに見るというのは多少私も気が引けるところがありますけれども、しかし改正案については能力主義を更に加速をさせる、そういうものを目指している...全文を見る
○近藤正道君 最後にお尋ねをいたしますが、昨日、新潟と長野、地方公聴会へ行ってきました。大変有意義な話をたくさん聞いてきましたが、その中で非常に印象に残ったのは、イギリスの教育行政、公教育の研究をされている大学の先生が、日本ではサッチャー改革が大変誤解されていると、あれは失敗なん...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 近藤正道でございますが、子どもの権利条約とのかかわりについての質疑が今まで余りなかったようでございますので、その角度からお聞きをしたいというふうに思っています。  福田公述人にお尋ねをいたしますが、今から十二年ほど前にこの国は子どもの権利条約の批准をいたしました。...全文を見る
○近藤正道君 福田公述人にまたお尋ねをいたしますが、先ほどフィンランドのお話がありました。うらやましいほどの少人数教育が行われておりますが、いろいろお話をされた後、正にフィンランドで行われていることは日本の教育基本法の実践そのものだというような趣旨のことが言われておりましたけれど...全文を見る
○近藤正道君 もう一つ最後に、大島公述人にお尋ねをしたいんですが、先ほどの家庭教育でワーク・ライフ・バランスの話、大変、私も全くそのとおりだというふうに思っておりますが、大島委員は新潟県の男女共同参画事業、先頭で頑張っておられますが、その観点で一つだけお尋ねをいたします。  今...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 社民党の近藤正道と申します。  今日は、公述人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。お聞きしたいこと、もう既に先にいろいろ聞かれておりますんで重複は避けたいというふうに思いますし、私、後の質問ですんで、少しポイントを絞って全員に質問するこ...全文を見る
○近藤正道君 もう一度、大田公述人にお尋ねをいたしますが、イギリスの教育行政が御専門だということでございます。イギリスの教育改革が今の教育改革論議の言わば前提となって様々な角度から議論があって、そして今回の法案提出になってきたと。私は、流れを実に大ざっぱに、そういうふうにとらえて...全文を見る
○近藤正道君 牛越公述人にお尋ねをいたします。  先ほど、不当な支配のところで何か言い掛けられて、話が時間切れで切られてしまいましたんで、そのことについて続きを、もし、短い時間で恐縮でございますが、お話しになっていただきたいというふうに思うんですが。  これについては、現在の...全文を見る
○近藤正道君 最後になると思いますが、久保公述人と若林公述人にお尋ねをしたいと思いますが、家庭教育のことでございます。  今回の政府の改正案の中で、家庭教育が盛り込まれまして、家庭が第一義的な責任を負うということになっておるわけでありまして、それ自身は私は当然のことだろうという...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は、三人の先生方、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  お話を聞いて、この信託法改正の展望が相当開けてきたな、とりわけ福祉型の信託あるいは目的信託、前途に非常にもう明るいものを感じますし、弊...全文を見る
○近藤正道君 今ほど来の参考人の皆さんと委員とのやり取りの中で、私としてはこれから言う懸念は相当程度うせたわけなんですが、あえてせっかく質問として用意をしてきましたので、ちょっと聞きにくい質問で大変恐縮でございますが、もう一度池田参考人にお尋ねをしたいと思いますが。  今回の信...全文を見る
○近藤正道君 中田参考人と深山参考人にお尋ねをしたいと思いますが、事業信託がこの法改正の一つのポイントになっているというふうに思います。その中で、事業信託と労働者の権利義務というものが一つポイントになるんだろうというふうに思うんですけれども、なかなかこの議論は、営業譲渡だとか、あ...全文を見る
○近藤正道君 あと二分ぐらいありますので最後の質問でありますが。先ほど中田参考人に質問がありましたけれども、あとのお二人、深山参考人と池田参考人にはなかった問題なんです。つまり、今回の法改正で積み残された問題のうち公益信託についてのこれからの展望のことなんですね。これは先ほど中田...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
12月07日第165回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。法案の最後の質問者になるんだろうというふうに思います。  午前中からいろいろ議論を聞かさしていただきまして、この改正法案の最大の問題点がやっぱり自己信託にあるんだなということを改めて感じましたし、また企業会計などの周辺のルー...全文を見る
○近藤正道君 今ほど来のお話は、この間何度かお聞きをしました。そういう対策を取っているんで十分な立法上の配慮をなされているというふうに皆さんおっしゃるわけでありますが、ならば、なぜ自己信託だけ施行期日が一年先延ばしにされたのか。いろいろ与党の部会の中での議論もあったというふうに聞...全文を見る
○近藤正道君 これも何度か出てきた話でありますが、信託についてはその法的な構造ということについて大きな学説上の対立があります。そういうことの学説の対立というものを背景にいろいろ議論がなされているわけでありますが、改正案の八条によって受託者と受益者との地位の兼併、これを一般的に今回...全文を見る
○近藤正道君 自己信託と同時に、大変濫用の危険、可能性を指摘されているもう一つの信託形態として目的信託というのがございますが、これについて衆議院でいろいろ議論した結果、修正が施されまして、別に法律で定める日まで受託者を財産的基礎、人的要件を満たす政令で定める者に限定する、こういう...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  それでは最後に、福祉信託についてお尋ねしたいというふうに思います。  超高齢化社会をより安心して暮らせる社会にするために、高齢者や障害者の生活を支援する福祉型の信託、この必要性はますます高まってくるんだろうというふうに思っています。昨日、そして...全文を見る
○近藤正道君 よろしくお願いをいたします。  今ほどの御答弁の中にもありましたけれども、高齢化社会を迎えて、高齢者や障害者の財産管理にとって大変この福祉信託というのは有用な制度だというふうに思っておりますが、一方で、高齢者、障害者は、これは委託者、受託者、受益者の立場になるわけ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。     ─────────────
12月11日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は、三人の参考人の方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。お三方とも地方自治の、自治体の教育行政の先頭に立って、その体験に基づかれて貴重な御意見を話していただきました。是非この後の審議の参考にしていき...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  改正案の十六条の二項あるいは四項の解釈にかかわるところだというふうに思いますが、私は、文科大臣にもいろいろ質問をさせていただきました。改正案ではそれなりに教育財政の措置を講ずるという、そういう文言があるけれども、例えば、これを拡充するとか安定的に...全文を見る
○近藤正道君 加戸参考人が今おっしゃったことが、私も全く同感なんです。  実は、行革の推進法の中で、子供の数以上に教職員の数を減らすこととか、あるいは人確法の見直しも含めて考えると、こういうことは法律の中に明記されました。そしてまた、先ほど来出ております義務教育費の国庫負担の二...全文を見る
○近藤正道君 教育委員会制度のことについてお尋ねをいたします。  私も、その中立、安定、継続と、こういう観点から教育委員会制度は必要であると、こういうふうに実は思っておりますが、しかし様々な局面を見ますとこれが十分に機能していないと、批判されるべきたくさんの問題点を含んでいると...全文を見る
○近藤正道君 もう一つ加戸参考人にお尋ねをしたいと思いますが、地教行法で首長と教育委員会の予算編成に関する意見交換、教育委員会からは意見を言う、首長からは意見を聴取する、こういう規定がありますけれども、実際はほとんど機能していないんではないか。せっかくそれなりの歴史的な背景があっ...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  最後に、学校における競争のことについて濱野参考人と加戸参考人にお尋ねをしたいと思いますが、品川区における非常に意欲的な取組については敬意を表したいというふうに思うんですが、この間、参考人質疑で教育における競争の議論がいろいろ議論になりまして、これ...全文を見る
○近藤正道君 時間です、終わります。
12月12日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は五名の公述人の皆さん、大変御苦労さまでございました。貴重な御意見をいただきまして、これからの審議に是非反映をさせていきたいというふうに思っています。  とりわけ公募で手を挙げていただきました浅野公述人、二十二歳の...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  大内公述人にお尋ねをしたいと思いますが、教育格差の話を今日していただきました。余りこの国会で論議のなかった、そういう角度だったというふうに思っておりまして、大変感銘を受けたわけでございますが、政府法案が格差社会の拡大とかあるいは固定化に...全文を見る
○近藤正道君 もう一つ。  この格差の問題の一つの柱として教育の機会均等、現行法でも教育の機会均等はございますし、政府案の中にも一応教育の機会均等ということは盛られているわけでございますが、大内公述人の先ほど来のお話によりますと、現行法に比べてより教育の機会均等が政府案では少し...全文を見る
○近藤正道君 大内公述人の先ほどのお話の中で、イギリスの教育改革の話、そしてこの対極としてのフィンランドの話、二つございました。イギリスの話につきましては今ほど仁比議員の質問に答えて少し敷衍してお話しになられましたんで、私はもう一つのフィンランドのことについてお聞きをしたいという...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの大内公述人の中に一部もう答えが出ているような気もするわけでございますが、ここは日本の国会でございます。日本において教育の格差をいかに是正するか、とりわけ今政治の大きな関心になっております学力低下、これについてどういう政策を取ったらいいのか、最後にお聞きをした...全文を見る
○近藤正道君 今日はそれぞれ立場の異なる公述人六名お見えでいらっしゃいますけれども、立場が違うというのは教育基本法の改正についての立場が違うということなんですが、しかし、おしなべて共通している点が一点ございます。  それはやっぱり、この国の教育予算、余りにも低いと。ここはやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 まあ、私どもはかねてこの国の教育予算は余りにも貧弱であると、GDP比、OECDの中のGDP比最低ラインである、これは非常に恥ずかしいことであるということで、そのかさ上げ、底上げを強く望んでおるんですけれども、なかなか現実の政治はそうならない。せめて法システム、制度と...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  昨日、タウンミーティングの調査報告をいただきました。国民の血税を二十億つぎ込み、やらせ、サクラ、そして過剰支払の正にオンパレードでございます。しかし、報告書を見まして私驚きましたけれども、やらせた側の実態は全く明らかにな...全文を見る
○近藤正道君 いじめ自殺のことにつきまして、昨日も福島みずほ議員がいろいろ質問をしておりました。松江のタウンミーティングで木村さんという方が、今から一年半前、文科省のいじめ自殺ゼロというのはやっぱりおかしいと、警察のデータと合わないと、何とか警察と連携を取っていじめ対策をきちっと...全文を見る
○近藤正道君 責任はあるんですか。認められるんですか。
○近藤正道君 先ほど神本議員が自民党の新憲法草案と今回の政府案のかかわりを聞きました。私もこれに関連してお尋ねをしたいというふうに思います。  伊吹大臣の答弁によりますと、政府案は自民党の新憲法草案ともすり合わせがなされて、新憲法草案とも合致する、そごはない、こういうふうにこの...全文を見る
○近藤正道君 憲法と新憲法草案が違うというのは、それは常識ですよ。  こういう新憲法草案により近い政府案は認めるわけにいかない。廃案を求めます。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  昨日、タウンミーティング調査委員会の調査報告書をお昼にいただきまして、見ているわけでございます。このタウンミーティング、やらせだけではなくて、やらせないという松江のケース、積極的に発言をしたいというふうに内閣府まで出向い...全文を見る
○近藤正道君 もうあきれて私は言葉もないわけでございますが、ある特定の人物とその関係者と見られる者、ある特定の人物とその関係者と見られる者がどうも応募したようだと、この人を落とすために、その人だけ抽せんで落選させるとばれるんで、一定の人を巻き添えにして五十人、約五十人一緒に抽せん...全文を見る
○近藤正道君 親子一組で応募資格があるというんだから、当然そうなんではないですか。  私、先ほど、そこである特定の人物とその関係ある者というふうにレッテルを張られた人から話を聞きました。非常に怒っておられます。一体、市の役割と、市が何をしたのか、市の教育委員会が何をしたのか、そ...全文を見る
○近藤正道君 とにかく、この調査報告書によりますと、いずれにしてもこういう形で作為的な抽せんをしたということは決して認められないということを言っています。もし騒ぎなどがあれば、それは警察で対応すればいいわけで、こんなやり方で排除するというのは全くおかしいと、こう言っています。 ...全文を見る
○近藤正道君 私は、先ほど関係者にちょっと話を聞いたんですが、この落とされた方に対しては何の、今の現在、おわびの言葉も何もないと。これ、もう場合によってはそれは賠償ものですよ、これは。だから、きちっとこれは謝罪されるんでしょう、当然のことながら、内閣府として一人一人に対して。確認...全文を見る
○近藤正道君 教育にかかわる者としてあるまじき私はことだというふうに思っています。  その上で私は更にひどいというふうに思うのは、このタウンミーティング、まあこれは親と子のタウンミーティングで、親子で応募資格があって行くんですけれども、会場には小坂前文科大臣そして河合隼雄さんと...全文を見る
○近藤正道君 この報告書の中にはこの京都のケースがある。これについては一般参加者の中にあらかじめ声を掛けられた、またこれは大人なのか子供なのかよく分からないんですが、発言者を把握していたということと、発言者席の把握もしていたと、発言内容の把握もしていたと、こういうところにすべて丸...全文を見る
○近藤正道君 他のタウンミーティングでは、言わば県庁あるいは県の教育委員会等が、県の職員だとかあるいは学校関係者、あるいは教育委員会関係者に働き掛けた。まあ、私は多分にやっぱりその立場、地位を利用しての働き掛けがあったんだろうというふうに思うんですが、子供に対して一体だれがどうい...全文を見る
○近藤正道君 大臣、そういう認定は、評価はおかしいですよ。あなたみたいな言い方をするんなら、それはサクラなんて、動員なんて出てこなくなるわけです、それは。  いずれにしましても、これは子供が相手のことなんですよ。正に教育的な配慮が最も重視、尊重されなきゃならぬ、そういう領域でこ...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、大人だけではなくて、最も教育的な配慮が必要な子供たちに教育の衝に当たる人たちがこういう形で、私は広い意味でのやらせだと思うんですけれども、こういうふうにやらせた、これは本当に大きな問題。こういうことも、あるいはやらせた側の責任が全くこの報告書...全文を見る