近藤正道

こんどうまさみち



当選回数回

近藤正道の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○委員以外の議員(近藤正道君) 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  ただいま委員外発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。  最初に、政府に、総理にお尋ねをいたしたいと思います。  政府はソマリア沖に自衛隊派遣を強行しようとしておりますが、海賊対策...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 距離ということであれば、また、今お話ありませんでしたけれども、武装の点からいえば、もう既に海上保安庁では「しきしま」、これはもうヘリコプターを二機搭載をするまさに護衛艦並みの巡視船でございますが、これで対応可能なんじゃないですか。
○委員以外の議員(近藤正道君) まず、海上保安庁で実際対応してみたらどうなんですか。それをしないでなぜ自衛隊になるのか、それが全く分からない。  本当のねらいは、これは海外のマスコミも言っておりますけれども、アメリカの第五艦隊、これが中心となって行っております多国籍軍、ここにと...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 海外のマスコミは、やっぱり多国籍軍への参加、この側面もあるんではないか。そういうことになりますと、まさに集団的自衛権の行使の問題と背中合わせの問題が出てくるわけでありまして、大変私どもとしてはやっぱり慎重に考えざるを得ない。国民の生命、財産であれば...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 社民党の労働者保護法制の三本柱、これ、パネルに書いたとおりでございますけれども、(資料提示)製造業現場で今、先ほども議論ありましたけれども、派遣切り、猛烈な勢い、スピード、規模で行われているわけでございます。  そこで、担当大臣の舛添大臣、この間...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) いろいろ総合的におっしゃりますけれども、労働者派遣、これが製造業では好ましくない、やめるべきだと、この真意を聞いているんです。どうぞ。
○委員以外の議員(近藤正道君) 派遣切りだとか請負切りに対して派遣先の指針、請負発注者ガイドライン、これが作られておりますけれども、全く無力、役に立っておりません。せめて、その指針だとかあるいはガイドラインの中核部分あるいは中心部分は、この際、法律に格上げして実効性を図ったらどう...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 指針では実効性がない、指針では実効性がないと、法律に格上げできないか、中心部分についてはそういうことができないかという質問です。どうぞ。
○委員以外の議員(近藤正道君) 社民党は、ヒューマン・ニューディール、いのちと緑の公共事業を訴えております。第二次補正も、これはこの次の本予算もそうでありますけれども、自然エネルギーの振興を図って、この中から雇用をつくり出すと、こういう発想が極めて二次補正でも弱い。ここはもう、ま...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) はい。最後の質問になります。
○委員以外の議員(近藤正道君) 質問といいますか、まとめになりますけれども……(発言する者あり)はい、終わり、終わり、質問ではありません。二兆円の定額給付金とそして消費税の増額、これだけやっぱり反対が多い、問題点も噴出をしている、こういう制度はやっぱりやめるべきだ、撤回をすべきだ...全文を見る
01月26日第171回国会 参議院 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○近藤正道君 私は、議長に北澤俊美君を、副議長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
01月26日第171回国会 両院 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  社民党・護憲連合の立場から、〇八年度一般会計補正予算案(第2号)、同特別会計補正予算案(特第2号)の各修正案に賛成する理由を申し上げたいと思います。  修正二案に賛成の理由は、定額給付金の削除及びその財源の特会への返還...全文を見る
01月27日第171回国会 両院 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会 第2号
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○近藤正道君 近藤正道です。  実は昨日、私は両院協議会の規則、余り勉強していなくて、一回発言をしたら二度以上発言するのは控えた方がいいのかなと、こういうふうに思って実はおったんですが、その後、参議院の規則などをちょっと勉強しましたら、両院協議会規則、協議会では何度も発言しても...全文を見る
01月27日第171回国会 両院 平成二十年度政府関係機関補正予算(機第2号)両院協議会 第1号
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○近藤正道君 社会民主党・護憲連合の近藤正道です。〇八年度政府関係機関補正予算案(機第2号)に反対する理由を申し上げたいと思います。  政府関係機関補正予算には、企業の資金繰り対策として、政府系金融機関である日本政策投資銀行などによる企業発行のコマーシャルペーパーの購入、中堅・...全文を見る
○近藤正道君 先ほど申し上げましたけれども、もう一度確認をさせていただきたいと思っておるんですが、私も今回のこの問題については、中小企業に対する対策が不十分だというふうに思っているんですが、一番反対をする最大の理由は、今ほど共産党の大門先生がおっしゃったように、日本政策投資銀行が...全文を見る
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○委員以外の議員(近藤正道君) お答えをいたします。  百年に一度の経済情勢、雇用情勢に大変な危機意識を持っております。今こそこれに対応できる確実かつ効果的な生活・経済緊急対策が実現されなければならないと、こういうふうに思っております。  そういう認識の上に立ちまして、まず、...全文を見る
02月12日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○委員以外の議員(近藤正道君) お答えをいたします。森さん、いいですか。お答えをいたします。  定額給付金につきましては、私どももこれに反対を今一生懸命しているわけでございますが、仮に通ったらばの仮定の質問でございますが、私は定額給付金は受け取りません。  以上でございます。
03月09日第171回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私も、漆間官房副長官の質問から始めさせていただきたいと思っています。  午前中からこの質疑が続いております。既に、金銭の多寡とか、あるいは請求書でもあればなどと、相当具体的な内容にも言及をしております。私が注目をしたい...全文を見る
○近藤正道君 総理は、この小沢さんの秘書の逮捕のころ、官邸の執務室で漆間さんと二人で執務室に入っている。これは総理の日誌、マスコミに載る日誌を見て私が今質問をしているんですが。  例えば、逮捕当日、三月三日、夕刊で総理は逮捕を知ったと、こういうことでありますが、午後の七時から七...全文を見る
○近藤正道君 当時の状況からいって十分そういう捜査の話、進展はあったので話が議題になっていたんではないかと、こういうふうに思いますが、漆間さん、どんな話をされたんですか、ちょっとおっしゃってください。
○近藤正道君 総理にお尋ねをいたしますが、先ほど来お話ししておりますけれども、漆間さんの話は、自民党に捜査が及ぶかと、そういうマスコミの質問に対していろいろ答えられている。そして、すべてのマスコミが自民党に捜査は及ばないと、証拠の具体的な分析までして、見通しまで含めてお話しになっ...全文を見る
○近藤正道君 二階大臣にお尋ねをいたします。  先ほどお話がありましたけれども、大臣はパーティー券の件で金曜日もいろいろ質疑を受けられましたけれども、数日来から、大臣個人に対して言わば裏献金、やみ献金というものが行われている可能性、そういうものがあるという新聞がいろいろ出されて...全文を見る
○近藤正道君 エネルギー政策についてお尋ねをいたします。  二月の十日の日に、環境省は再生可能エネルギーの普及のために固定価格買取り制度を提言をいたしました。二十四日でありますが、経産省は日本版買取り制度を発表いたしました。その根拠となるエネルギー供給構造高度化法案、これは問題...全文を見る
○近藤正道君 最後の質問でありますが、なぜ余剰電力なんですか、なぜ太陽光だけなんですか。もっと風力とかバイオマス、全体を対象にした固定価格買取り制度がどうしてできないんですか。  そしてまた、消費者の負担というふうにおっしゃいますけれども、少なくとも家庭用の小口電気料金について...全文を見る
○近藤正道君 再生可能エネルギーの拡大は、地球温暖防止の問題と同時に、内需拡大とかあるいは景気対策の柱なんです。そういう意味では、是非地域経済振興につながるように、地元企業とかあるいは工務店などが受注できるような仕組みを是非考えていただきたいというふうに思いますし、地域の雇用創出...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
03月12日第171回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  社民党は、政治腐敗防止に向けた緊急提言を行いました。(資料提示)企業献金の禁止は社民党の基本的な立場でございますが、しかし西松建設の違法献金が大きな政治問題となっている今、少なくとも公共事業受注企業からの企業献金は直ちに...全文を見る
○近藤正道君 こんな状況の中で、はっきりと禁止ということを言えないというのは大変やっぱり私は問題だというふうに思います。  厚労省の調査によりますと、年度末まで十五万八千人の非正規労働者と一万人の正社員が解雇をされる、こういう報告でございます。登録型のみならず常用型もどんどん解...全文を見る
○近藤正道君 企業を指導監督するのは各地の労働局あるいは労働基準監督署、そしてまたハローワークの職員もこれにかかわりがあるわけでございますが、とにかく〇六年の小泉さんの行革推進法によって人が減らされている、この三年間で千人も減らされている。労働行政はこの春に更に三百六人減らされる...全文を見る
○近藤正道君 企業は雇用を守るべきであります。どうしても守れない、そういうときには再就職を支援すべきだ、それが企業の社会的責任だというふうに思っています。  この間、製造業の大企業の内部留保は百二十兆、こういうふうに言われております。三月の三日の日に日本経団連と連合から政府に対...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの仕組みはあるということでありますので、是非総理、大企業に対して、必要な拠出をやっぱり行って社会的責任を果たすと。これは御手洗さんもそういうことは何度も、その用意はあるよと、こういうふうに言っているわけでございますので、率直に要請されたらどうですか。
○近藤正道君 終わります。
03月13日第171回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。最初に、熊野参考人にお尋ねをいたします。  先ほど雇用の問題で、企業が海外に流出する理由として、労働力のコストというよりも、むしろ内需が非常に日本の場合低い、それが一...全文を見る
○近藤正道君 今ほどと同じ質問なんですが、最初から言えばよかったんですけれども、駒村参考人、社会政策という観点からどんなふうに、今の製造業への派遣禁止という問題についてはどういうふうな御意見をお持ちでしょうか。
○近藤正道君 高橋参考人にお尋ねをいたします。  先ほど、郵政民営、かんぽの宿のお話がございました。高橋参考人がこの五年間で売却というところにかかわっていたこととか、あるいはそのことについて国会で余り質問がなかったという、そういう話も興味深く聞かさせていただきました。  今ほ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
03月17日第171回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  最初に、今日一番で答弁席に立たれました漆間さんにかかわって法務大臣に質問をしたいというふうに思っています。  元警察庁の長官で官房副長官だと、そして官邸における事務方のトップが漆間さんでございます。  三月の五日の記者懇で、...全文を見る
○近藤正道君 漆間発言については、官房長官も総理も国会でコメントをしているんですよ。私が聞いているのは、一連の報道についてどういう所見をお持ちなのかと。  つまり、今回は検察の言わば捜査の在り方あるいは中立性、そのことが非常に議題になっておりまして、まさにそういう意味では法務大...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。分かりましたというか、私はとても理解ができませんけれども、しかしまあこれ以上質問しても多分、大臣は頑として答弁されないということがほぼ推測をされますので、じゃ断念をいたします。  次の問題でありますが、二〇〇七年の九月の二十七日に最高裁の刑事局の平木...全文を見る
○近藤正道君 小川刑事局長自身はどのような見解をお持ちですか。今、平木さんとおっしゃったような、同じような認識、見解をお持ちですか。
○近藤正道君 これ是非、最高裁としてと言っても皆さんもうお答えされないんだろうというふうに思いますけれども、平木さんがおっしゃったように、まあ堂々とマスコミのそういう場でお話しになっておるんですけれども、刑事局長自身は、よく行われておりますよね、マスコミの報道について、無罪推定の...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  推定無罪原則というのがあるわけでございますが、この推定無罪原則を無視をして犯人と決め付ける報道、犯人視報道、これがマスコミでよくやられているわけでございますが、これだけが問題なわけではないと。捜査当局がマスコミを隠れみのにしながら世論の処罰感情を...全文を見る
○近藤正道君 いや、私は、一般論としてこういう事実があったときには犯罪に該当するんですか、しないんですかという質問は、これは法務委員会の場で法務省の担当者に聞いて何が悪いんだと、言い換えればどうして答えられないのかと、こういう疑問を持っておりますが、検察官が捜査上知り得た秘密の情...全文を見る
○近藤正道君 具体的に漏らした中身が国家公務員法百条で言うところの職務上知ることのできる秘密に当たるのかどうか、そういう問題とか、あるいは外部に話したことが言わば漏示というところに該当するのか、具体的な当てはめの問題については、それは法と証拠に基づいていろんな議論、具体的に判断す...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  私は、いつもそう思うんですし、また多くの人からも聞かれるんですけれども、新聞紙上に様々な、つまり捜査当局から出なければ分からぬような極めて具体的な事実がいっぱい出てきますよね。これは検察官がリークする以外、知り得ないんじゃないか。確かにマスコミは...全文を見る
○近藤正道君 参考人の氏名とか参考人の特定性、これを言わば外部に漏らすと、これは捜査の重大な支障になるという話は分かりました。  捜査に支障になるという問題だけではなくて、先ほど私が言いましたように、職務上知り得た、知ることのできる秘密に参考人の氏名を外に漏らすということは当た...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、あれでしょうか、参考人の氏名あるいは参考人を特定するに足る事項は、場合によっては国家公務員法百条一項で言うところの職務上知り得た、知り得ることのできる秘密に当たる場合もあるんでしょうか。
○近藤正道君 どうして。私は具体的な当てはめの問題を聞いているわけではなくて、一般論として、捜査は密行ですよね、基本的に、秘密にやるわけで。でも、被疑者ではなくて参考人の特定性に関する事項については、私は十分職務上知り得た秘密に当たる、そういうことは十分にあり得ると、一般論として...全文を見る
○近藤正道君 私、大変新聞を見て奇異に感じたことをお聞きしたいというふうに思いますが、今般行われました小沢さんの秘書の逮捕の問題にかかわって石川さんという衆議院議員の参考人聴取が行われたと。このことなんですが、共同通信がこれを第一報で報じたというふうに聞いておるんですが、ここには...全文を見る
○近藤正道君 法務大臣、今ほどのやり取りをお聞きだというふうに思いますが、とにかく参考人の氏名とか特定性ということについては、それは一般的に明らかにしない。しかも、国家公務員法百条とのかかわりでも私は問題がたくさんあるケースだというふうに思うんですが、こういうものが公然とやっぱり...全文を見る
○近藤正道君 信じているというふうにおっしゃるのは結構なんだけれども、しかし、それ以外に出どころがないわけでありまして、本件のことについてはいろいろ、国策捜査だとかいろんなことが言われておりまして、こういう言葉は軽々に使うべき言葉ではないというふうに私自身は思っておりますけれども...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。このことについてはさらにこれからもまた聞かさせていただくことになろうかと思いますので、もう一つ、今日お聞きをしたいと思っております裁判員制度の問題についてお聞きをしたいというふうに思っています。  今ほど来の話もございますけれども、様々な司法あるいは...全文を見る
○近藤正道君 時間が来ましたのでやめたいというふうに思いますが、今の死刑の評議の問題だとか、あるいは、先ほど来話がありましたけれども、取調べの可視化の問題だとか、あるいは代用監獄の問題とか、たくさんの問題点を残したまま裁判員制度が始まるということについて、やっぱり多くの疑問の声も...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  最初に、前回に引き続いて、いわゆる検察のリークのことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  今日、民主党小沢代表の秘書の勾留期限が切れますのでそれなりの処分が出るんだろうというふうに思いますけれども、...全文を見る
○近藤正道君 いや、あり得ないというふうに皆さんが再三おっしゃるので、私は、前回以降、マスコミがどういう姿勢で臨んでいるのか、どういう記載になっているのか、いろいろ調べましたら、特捜部の調べではとかと出所を具体的に明示をした報道が結構ある。だから、これについては皆さんはどういう態...全文を見る
○近藤正道君 今回初めて、東京地検特捜部によればとかという、そういう報道がなされているということを大臣もどうもお認めになったようでございます。そこまでやっぱり分かっているんなら、それは抗議の仕方はそれは幅はたくさんあるんだろうというふうに思いますが、やはり疑念を晴らす意味でやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 バリエーションはいろいろありますけれども、例えば、法務大臣のコメントで、やっぱり捜査情報の管理をきちっと徹底すべきだとか、あるいはマスコミ等にも一定の意見表明をするとか、いろんなやり方あるんじゃないですか。一切これについて言及しないということは、逆に、こういう時期に...全文を見る
○近藤正道君 これだけで時間を費やすわけにはいきませんけれども、いずれにいたしましても、リークによって世論操作をやると、やっぱりこれにそれなりの歯止めを掛けられなければ、私は検察あるいは法務の捜査の中立性というものに国民はやっぱり疑念を抱くと。それはやっぱりしっかり指摘をしておき...全文を見る
○近藤正道君 隠し球的に証拠調べ請求を行う、知っていながら隠しておいて後で一発逆転をねらうと、こういう場合が典型的なケースだということで、それ以上の話については個々の裁判事例の中で裁判官に判断をしてもらう。多分これ以上言っても皆さん御答弁されないんだろうというふうに思いますので、...全文を見る
○近藤正道君 いや、私は、詳細に知らせる必要は仮にないにしても、少なくともなぜ争点をそこに絞り込んだのか、証拠を絞り込んだのか、概要ぐらいは裁判員に後で分かるような、そういう仕組みというのは考えた方がいいんではないか、こう申し上げているんですよ。どうでしょう。
○近藤正道君 聞いているのは、言わば職業裁判官と市民裁判員がいるわけですよね。どうしてそこにそれだけの差を付けなければならないのか。それは、いろんな事件の概要あるわけだけれども、その中で争点をどういうふうに絞り込んでいて、その関係の証拠をどうやって絞り込んでいくかとかなり時間を掛...全文を見る
○近藤正道君 なぜそういう発想になるのか私さっぱり分からない。  この言わば公判前整理手続については、そこで、先ほども議論がありましたけれども、密室の中でかなり事実上の証拠調べ的なこともかなりある、だから予断排除の観点で問題がないんだろうかという話が一つあります。同時に、職業裁...全文を見る
○近藤正道君 そんなきれい事は私は通らないと思うんですよ。証拠整理のために証拠の中身を見るだけで、心証形成はしないなどと言っても、そんなことをああそうですかというふうに納得する人、少なくとも常識を持っている普通の市民はそういうふうには私は思わないというふうに思います。  ですか...全文を見る
○近藤正道君 ああそうですか。  私は、先ほどの公判前整理手続を通じての職業裁判官と裁判員の情報の格差の話あるいは予断排除の原則の話、こういう話をしても皆さんがそれをお認めにならないから、今のその東京地裁における具体的な例を挙げて、こういうケースもあるんで、そこはやっぱり溝を埋...全文を見る
03月25日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  ミレニアム開発目標の達成とか、あるいはグレンイーグルズ・サミットにおけるODA百億ドル積み増し、あるいはTICADⅣにおけるアフリカ向けODAを倍増、こういった国際公約を実現するためにはODA予算全体の増額が必要なわけで...全文を見る
○近藤正道君 数値目標を入れた工程表作りをお願いをしているわけでございますが、その言及がないんですけれども、これは難しいんでしょうか、それとも一生懸命今それに向けて努力をしているということなんでしょうか。もう一度御答弁いただきたいと思います。
○近藤正道君 厳しい状況は分かるんですけれども、決意ぐらいは表明是非していただきたかったなと思います。これ以上言ってもちょっとあれなんで、是非そういう方向に向けて努力をしていただきたいというふうに思っています。  先ほど大臣の方が、そういう状況の中でNGOとの連携を強化するため...全文を見る
○近藤正道君 もう時間がありませんので要望だけ申し上げておきますが、先ほども申し上げましたけれども、NGO関連の予算の割合がやっぱり外国に比べて非常に低いと。これをとにかく急ピッチで上げていただかなきゃならぬということがありますが、そのNGO関連でもほとんど言わば外国のNGO、日...全文を見る
03月27日第171回国会 両院 平成二十一年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○近藤正道君 近藤正道です。  社会民主党・護憲連合の立場から、〇九年度予算三案に反対した理由を申し上げます。  まず、かんぽの宿問題に象徴される郵政民営化の私物化、改革利権の疑惑、憲法上の疑義もあるソマリア沖への自衛隊派遣の問題など、重要な課題に関する議論が尽くされていない...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  本日の議題は裁判所の職員定員法の一部改正案でございます。今ほど様々な議論がございましたし、五月の二十一日からは裁判員制度も始まると。現下の情勢の中で、裁判所職員の定数増について私どもとしては基本的に賛成をしたいと、こうい...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの小川局長のお話だと、選任あるいは宣誓のときこれは行うと、これは法律で明確に書いてある。これはこれでいいんですが、あとは結局評議の中で適宜適切に行うという御答弁だったと思うんですね。  それはそれでいいんですけれども、これは私は重要な刑事裁判の原則であります...全文を見る
○近藤正道君 私は、検察官の立証責任、刑事における立証責任、合理的疑いを超えるレベルまでと、これ非常に重要な原則だというふうに思うんですね。  だからこそ、私はある程度やっぱりルール化をして、被告弁護側の見える場で、こういうときにはきちっとやっぱり行う、最低行うというルール化を...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  次に、今ほども裁判員の守秘義務の話が出ました。私もこの点については大変危惧をしておりまして、少なくとも確定判決以後については罰則で締め付けるという、そういうやり方はやめるべきではないか、こういうふうに思っております。  それをやっぱりしないと、...全文を見る
○近藤正道君 裁判員制度の運用状況の検証。
○近藤正道君 新聞協会が裁判員に判決後の記者会見への協力を依頼をしているという話を聞くんですが、これはやるんですか。判決後の記者会見への裁判員の協力依頼という話をよく聞くんですが、こういうことはやるんですか。判決言渡し後に裁判員が記者会見を開いて、記者会見をしてもらいたいという新...全文を見る
○近藤正道君 ああ、そうですか。  先ほども、マスコミ、メディアの非常に用意周到ないろいろな質問があるんですけれども、こういう記者会見の場に臨むときに先ほどの抽象的な基準で果たして大丈夫なんだろうかという私は一つ疑問があるんですよ。これは、とにかく私としては、その秘密漏示という...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月09日第171回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。お三方にそれぞれお聞きをさせていただきたいというふうに思っています。  まず最初に、大澤参考人にお尋ねしたいというふうに思いますが...全文を見る
○近藤正道君 じゃ、四宮参考人にお尋ねをいたします。  先ほどスライドといいましょうか、なぜ裁判員制度が必要なのか、これを基にお話をいただきまして大変ありがとうございました。とりわけ刑事手続の改革のところで、立法化されているところといまだ立法化されていないところがございまして、...全文を見る
○近藤正道君 もう一つ四宮参考人にお尋ねしたいと思うんですが、これ出てこなかった話なんですが、四宮参考人の著書、発言等の中に、裁判員制度の下では事実の審理の過程と量刑の審理の過程を分けるべきであると、こういう主張があったというふうに思うんですね。そして、当初その裁判員制度ではやっ...全文を見る
○近藤正道君 竹田参考人にお尋ねをいたします。  目的外の使用禁止、検察官の開示証拠については今ほど質問がございまして、お話をいただきました。私も同じ考えでございますが、お聞きしたいのは、模擬裁判ではないことなんですが、実際の裁判で起こることだと思うんですが、とにかくこれは重罪...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  午前中から大変御苦労さまでございます。最後の質問になりますので、もう少しお付き合いをいただきたいというふうに思っています。  いよいよ来月から裁判員制度がスタートいたします。しかし、今日も、まさに集中審議でありますので...全文を見る
○近藤正道君 一条は分かっているんですよ。
○近藤正道君 分かりました。  いずれにいたしましても、裁判員制度の中でも無辜の不処罰、これはやっぱり貫かれているということは当然だろうというふうに思っているわけでございます。  裁判員の負担の問題もいろいろ議論になっております。裁判員裁判への参加は労基法上の公休ではあります...全文を見る
○近藤正道君 次に、検察官の開示証拠の目的外使用禁止の問題でございますが、午前中にも議論になりましたけれども、多くの冤罪事件では、市民や有識者が証拠に触れて、一般常識や専門的知見から裁判を批判する中で世論を動かす、そして裁判所を動かして無罪というものを実現する、これは松川事件がま...全文を見る
○近藤正道君 次に、裁判員の審理の在り方なんですが、事実審理と量刑審理がございます。いずれも多数決で評決が決まるという形になっております。とりわけ、裁判員が死刑判決にかかわるケースがいろいろ取りざたをされているわけであります。職業裁判官であっても、大変な重い問題である中で、この死...全文を見る
○近藤正道君 ここはちょっと見解を異にするんですが、さっきも言いましたように、国民参加の制度を持っていて、そして死刑の制度を持っていて、そして多数決で量刑を決める、死刑も多数決で決める、この三点セットをそろえているのは私は日本とアメリカのフロリダ州だけだと。だから、私は、本当に過...全文を見る
○近藤正道君 時間ですのでもうやめますけれども、いずれにしても、三名の参考人の方がいずれも、法律がある以上はある程度やむを得ないんだけれども、運用については悪質重大なものにやっぱり限るべきだと、こういうふうにお三方ともおっしゃっているということを是非重く受け止めていただきたいとい...全文を見る
04月13日第171回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は、原子力安全委員会の鈴木委員長にお越しいただきまして、鈴木委員長を中心に質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  原子力安全委員会の目的は、原子力安全・保安院等が第一次審査、チェックをやる、これ...全文を見る
○近藤正道君 新しい指針も手引も、二度と見逃しとかあるいは過小評価がないようにと、こういう言わば反省というかざんげというか、こういう気持ちの上に立って作られたものであると、こういうふうに思っておりますが、しかし、この言わば原則は、今ほど委員長がおっしゃいました、この考え方が、事柏...全文を見る
○近藤正道君 皆さんは一般論として多様な専門家の意見を幅広く取り入れると、こういうふうにおっしゃっておられますけれども、実際はかなり違うんではないか。事業者寄りの学者、専門家、こういう人たちだけを集めている。言わば慎重派の学者は最初から委員の中に入れない、排除をしているんではない...全文を見る
○近藤正道君 国民の安全にかかわる、いったん事故など起こったらそれは大変なことになりますから、やっぱり専門家を幅広く配置するということと、やっぱり中立性の堅持というのは絶対必要だというふうに思っております。  今、鈴木委員長の方から中立性の話が出ました。これは私、一年前にもこの...全文を見る
○近藤正道君 率直に言って、原発にかかわる専門家というのはそんなに数は多くないですよね。だから、なかなかやっぱりぶつかるところがあると。それを克服するのはやっぱり透明性だと思うんですよね。今、トレースできると。そこのところ、非常にやっぱり重要なところだと思うんですね。  従来、...全文を見る
○近藤正道君 済みません、私がお聞きしたいのは、端的に、皆さんはゴーサインを出されたけれども、とにかく二か月に一度の割で火災が発生していると、消防法に基づく様々な規定にもかかわらずこういうことが起こっているということについて、トップとして、ダブルチェックのトップとしてどういう認識...全文を見る
○近藤正道君 時間が参りました。佐藤大臣にお越しいただいたのに質問できませんで、申し訳ございません。聞いていただくこと自身に意義があるというふうに御理解いただいて、今日はお許しをいただきたいと思います。  終わります。
04月16日第171回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  最初に、私も今の審議の対象になっております法案についてお聞きしたいというふうに思っております。  絶対的な免除主義から制限免除主義に世界の流れが変わる中で、本法案がこの国でも制限免除主義、こういう考え方を採用をしたとい...全文を見る
○近藤正道君 ええ。
○近藤正道君 私はこういうふうに思っていたんですが。  米軍の行為、これはもう基本的に地位協定でカバーされているんだけれども、しかしその地位協定で、米軍の行動といっても様々あるわけで、地位協定で一〇〇%やっぱりカバーし切れないところだってあるんではないかと。外れた部分について、...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  その上で、あえて同じような質問になるんですが、この間、沖縄でも、あるいは日本の基地のあるところでも、米軍にかかわる様々な訴訟等が行われておりますが、この法案が通ることによってその被害救済が以前より制約されるとか、あるいは権利の空白地帯が生まれると...全文を見る
○近藤正道君 それでは、残りの時間は裁判員制度のことについてちょっとお聞きをしたいというふうに思っています。  前の委員会で、私は、裁判員はその量刑についても判断を下さなければならないと。ところで、世界の国々を見たときに、国民が刑事司法に参加をしていて、そして死刑制度があって、...全文を見る
○近藤正道君 私も余り勉強はしていないんですが、国会図書館とかいろんなところに、調べてみましたら、刑事司法への国民参加があって、死刑制度があって、単純多数決で死刑の量刑を決めている、この三点セットのそろっているのはフロリダ州ただ一つ、これはどうも間違いないようでございます。そこに...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、制度設計の段階でフロリダの実態は全く調べていないということでございますが、大臣、今ほど、日本と同じ三点セットを取っているフロリダで死刑囚の冤罪がアメリカでは最多だということでございますが、どういうふうに思われますか。是非、この際フロリダの実態を裁判員制度...全文を見る
○近藤正道君 そうかな。日本の有識者の中でも、この裁判員制度の議論をいろいろやる中で、いろいろな問題点を指摘して、フロリダの例なども挙げながら、これでいいんだろうかという疑問を提起している人たちやっぱりいるわけですよ。事はやっぱり人の命、まさに人権の中の人権にかかわる話でございま...全文を見る
○近藤正道君 検討してくださいよ、それは。ちゃんと検討して、しっかりと説明責任をやっぱり果たしていただきたい。皆さんは執行する、この制度を予定どおり実施する立場で、つまりあらゆるやっぱり国民の疑問、意見に対してしっかりとこたえてやっぱり回答する責務があると思うんですね。是非それを...全文を見る
○近藤正道君 続きは次回にやらさせていただきます。
04月20日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日、期せずしてPCIの問題、そして外国の公務に対する贈賄の規制の問題、こういうものの集中審議になったようでございます。私も一応質問の準備はしてきたわけでございますが、もう既に民主党の皆さんがすべていろんな角度から質問を...全文を見る
○近藤正道君 内部で検討したことはあるの。
○近藤正道君 さっぱり分からない答弁でございました。  ただ、いずれにいたしましても、もうこういう議論はこれで終わりにしましょうよ、もう。何度も何度もこういう議論をこのODA委員会、随分やっぱりこの委員会自身がなめられているなという率直な気がしますよ。  要は、皆さんの問題と...全文を見る
○近藤正道君 よろしくお願いします。  じゃ、もう一つのことでございますけれども、いわゆる海賊の問題でございます。  今衆議院で海賊新法の議論が行われております。私どもは、この海賊の問題はこれは海上保安庁が対応すべきであって海上自衛隊が出るべき問題ではない、こういうふうに思っ...全文を見る
○近藤正道君 私も新聞報道しか知らないわけでありますが、やっぱり軍隊が前面に出たときの困難さ、これをマラッカ海峡の例と比較をしながら議論する人たちはたくさんおりますので、是非この辺のところは正確にやっぱり、なぜ地域の連携ができないのか検討をしていただきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○近藤正道君 もう時間がありませんので発言だけで終わりますが、いずれにしましても、ソマリア沖の問題はもう一年以上前から議論になっております。取りあえず自衛隊が出ましたけれども、やはり本質的な問題にしっかりと取り組んでいただきたい。そういう意味では、やっと今月に入ってODAを軸とし...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私も、衆議院で全党参加で修正が図られたということを大変喜んでおる一人でございます。  今日、消費者委員会の話等が中心でございますが、私は、この問題のもう一つの核である地方の消費者行政のことについてお聞きをしたいというふうに思っ...全文を見る
○近藤正道君 法的には問題ないんだけれども、政策判断として、従前は人件費、基金については人件費については勘弁してもらったんだけれども、その後、いろいろ議論の中で政策的な緊急性だとかあるいは重要性、この度合いが高まって、基金から一定、人件費に対しても支払うようになったと、こういうふ...全文を見る
○近藤正道君 そこで、最初の委員会で大変ちまちました質問ではないかと思って私もちょっと気になっておるんですが、今言った形で全党がやっぱりここが一番大事だと、この基金からも、交付税からはそうでありますけれども、基金からもやっぱり人件費に使うようにできるようにしようという形で修正合意...全文を見る
○近藤正道君 これから消費者センターを各自治体でつくっていかなきゃならぬ、あるいは相談員の処遇、配置基準についても、非常に劣悪でございますよね、これを引き上げていかなければならない。私どもは、配置基準、センターの配置基準だとか、とりわけ相談員の配置基準、これをやっぱり作るべきだと...全文を見る
○近藤正道君 大変前向きな御答弁だというふうに思っています。  今大臣がおっしゃったように、本当に格差がありまして、地方の方に行くと全くゼロというところはたくさんございます。まずここを埋めるということが先決だということは重々承知の上で、そこをどうやってやっていくか。  だから...全文を見る
○近藤正道君 こういうことはこれから民間の人たちで行う、しかも国民に直結をしている消費者委員会の中で積極的にやっぱり議論をしていただきたい。そこに集まる人はいわゆるお役人ではなくて、本当に消費者問題に精通をした人たち、これが言わば集まるわけですから、そこにおける議論に期待したいと...全文を見る
○近藤正道君 時間が参りました。まだ幾つか地方消費者行政の充実という観点でお聞きしたいというふうに思っていたんですが、時間が来ましたのでこれでやめたいというふうに思いますが、これから何度も、衆議院でいいところ決まっておりますけれども、更にやっぱり二院制でありますので参議院でも頑張...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  あと一か月で裁判員制度が始まるわけでございます。そういう中で、昨年に引き続いてこの可視化法案を提案をして、そしてまず参議院で可決をしたいという方向で頑張っておられます発議者の皆さんに本当に敬意を表したいというふうに思って...全文を見る
○近藤正道君 全然答えていないじゃないですか。  最初の、犯罪が増えたとか増えないという話、私はむしろ経済社会的な状況の方が強いと思うんだけれども、少なくともイギリスの国会、政治の場で、取調べの可視をやったために犯罪が増えたんではないかと、そういう議論なんかありましたか、これを...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、皆さんが非常に強調される、可視化によって被疑者がしゃべらなくなる、あるいは真実発見から遠ざかる、これは全く実証的なデータはない、まさに皆さんがそういう宣伝をまき散らしている、それ以外の私は何物でもないというふうに思いますし、今の議論でこれがは...全文を見る
○近藤正道君 時間がないから簡潔に。
○近藤正道君 だって、裁判員制度になれば、原則として、皆さんがせっせと密室の中で被疑者を追い詰めて、そしてしゃべらせて、そして調書を取る、この調書は基本的に法廷に出せなくなるわけでしょう、原則としては。ただ、いわゆる検面調書の言わば二号書面、特信性がある場合、あるいは自白調書で任...全文を見る
○近藤正道君 証人とかあるいは被告人が法廷で取調べと違うことを言ったときに、また取調べ段階で作った調書を証拠として出してそしてその信用性とかあるいは特信性を争えば、結局延々とした水掛け論になってくるんではないかと、そういう事態というのは基本的に裁判員制度では許されないことなんでは...全文を見る
○近藤正道君 特信性だとかあるいは任意性の問題はもちろん一つありますけれども、やっぱり私はもう一つの問題として、密室での取調べ、私はこれの効用を全面的に否定するものではない、それはそれなりに効用はやっぱりあるんだろうというふうに思っています。  ならばなおのこと、これだけ問題が...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
04月27日第171回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  資料の配付をお願いしておりますが、私は、JR東日本の信濃川からの違法取水の問題について質問をいたします。  JR東日本の水力発電所が信濃川の宮中ダムから少なくとも七年間で三億トン余の大量の水を違法に取っていた事件は、以前から地...全文を見る
○近藤正道君 御答弁のように、JR東の水利権は取り消されたわけでございます。再申請を行うためには一年以内とされておりますが、その場合、河川法では漁業者と新潟県の了解が必要となります。  さらに、今ほど話が出ました三月二十三日の信濃川中流域水環境改善検討協議会では、宮中ダムの直下...全文を見る
○近藤正道君 最低四十トン以上の放流というものが出ているわけでありますが、これでも取り過ぎだと批判が大変強いわけでございます。地元には、百五十トン戻せという声も強いものがございます。四十トンというのは、提言でも、学術的に検討された最低限確保すべき河川流量であって、これをもって減水...全文を見る
○近藤正道君 北陸地方整備局信濃川河川事務所では、河川監理員が十四名おります。報告の聴取だとか立入調査権限を持っております。今回、JR東による二百五十点もの違法構築物が明らかとなりました。例えば、水をせき止め水量をごまかす角落としという設備があるんですが、これはだれが見てもすぐ分...全文を見る
○近藤正道君 皆さんそうおっしゃるけれども、地元ではやっぱり長年にわたって国交省が見逃してきたんではないか、そういうふうに考えるのが常識的だと、そういう声が非常にやっぱり強いですよ。指摘をさせていただきたいというふうに思っています。  JR東の今回の行為は違法取水、これは河川法...全文を見る
○近藤正道君 皆さんの方で勝手に、言わば犯罪の構成要件を限定したり告発要件を絞るというのは全くおかしいと思いますよ。まず、しっかりと告発をすべきだと。処分を最終的に、それを受けてどういうふうに対応するかと、それは検察庁が決める話でありまして、皆さんが勝手にそういうふうに絞るという...全文を見る
○近藤正道君 JR東は発電によって年間二百八十億円の利益を上げております。つまり、自分のところの電車を走らせているわけでございますけれども、他から買えば二百八十億円、この費用が掛かると、こういうことでございます。うち五億円を占用料として新潟県に支払っているだけでありまして、今回の...全文を見る
○近藤正道君 新潟県の十日町市に宮中ダムがあるわけでございますが、宮中ダムのような環境アセス法以前に造られた施設では、仮にJR東から再申請がなされてもアセスは行われません。しかし、九七年の河川法改正で、環境の整備と保全が河川法の目的に加えられました。水利事業が自然環境に影響するこ...全文を見る
○近藤正道君 前向きな御答弁をいただきましてありがとうございました。  協議会の提言でも、今ほど来出ておりますけれども、魚道の構造改善が求められております。上流の長野県、これ戦前は松本市までサケが遡上いたしました。国内有数の長野県はサケ漁業県だったんです。この点については先日衆...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございます。  四月から九月まで農業用のかんがい用水のためにJR東に暫定的に、今回、違法取水で水利権が奪われたんだけれども、暫定的に従来の一割の量の取水、そして発電、これが認められました。まさにJR東にとってみれば棚ぼた式の発電という形になるわけでござい...全文を見る
○近藤正道君 もうこれ以上付け加えることございませんけれども、大変前向きな御答弁をいただきました。  今ほどは棚ぼた発電の収益の使い方の話をさせていただきましたし、今ほどの御答弁だと、大体、これを生かす、地元の言わば環境回復のために生かす方向で使うようにJRに働きかけていただく...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございます。  終わります。
04月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私、前回、地方消費者行政の改善の質問をさせていただきました。今日もこの流れの中で質問させていただきたいというふうに思っております。  地方消費者行政に対する国の支援でございますけれども、今回三点、三本柱で国は頑張っているんだろ...全文を見る
○近藤正道君 加えて、昨年の通常国会で紛争解決の非裁判的機関ADR、ここも国民生活センターで持つことになった。だから予算規模としては私が承知しているところは従前の二・五倍ぐらいに一挙に増えたと、こういうふうに聞いております。  問題は、そういう形で国民生活センターが自ら乗り出し...全文を見る
○近藤正道君 そこがやっぱり問題ではないか。今こそそこをやっぱり見直さなければならないというふうに思っています。  今ほどお話がありましたように、独法の国民生活センター、行革推進法に基づいて国家公務員に準じて二〇一一年度まで総人件費毎年一%削減と、こういう言わば縛りの中にあるわ...全文を見る
○近藤正道君 この後、そこの附則の、衆議院修正によって追加された消費者庁設置法附則第三項の部分も聞こうと思っていたんです。  いずれにいたしましても、大臣も問題意識十分お持ちだというふうに思いますけれども、独法の国民生活センターの性格から見て、もうそろそろ限界に来ているんではな...全文を見る
○近藤正道君 私は、二年ぐらい前、参議院の委員会で、あれは行政監視委員会だったと思うんですが、そこで国民生活センターの在り方について、独法から外して新たな言わば行政機関として再生させるべきだと。当時、消費者庁の話がまだそんな出ていませんでしたので、整理合理化計画に対してそういう提...全文を見る
○近藤正道君 このそうした消費者庁を提唱された福田前総理は、就任間もなく、国民生活センターを視察をされております。その様子につきましてはインターネットで拝見をしておるわけでございますけれども、非常にやっぱり重要な機関であると、こういうふうにおっしゃっておられました。今回の消費者庁...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
05月07日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は、消費者問題の経験、本当に豊かな三人の参考人の皆さんから貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。皆さんとともに充実した審議をやって、できるだけ早くこの消費者庁関連三法案が成立することを願う立場...全文を見る
○近藤正道君 次に、佐野参考人にお尋ねをいたします。  今日のお話の中では直接触れられなかったんですが、事前に私どもに配付されました資料を見ますと、佐野参考人、食品安全委員会は消費者庁の所管とすべきだという意見を公表されておりまして、消費者行政一般というよりも、この食品安全行政...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  阿南参考人にお尋ねをいたします。  先ほど、冒頭に何点かお話をされました。それぞれごもっともな御指摘だというふうに思っておりますが、他のお二人と違って阿南参考人のお話の中で違法収益の剥奪のお話がございました。悪徳業者をあっせんに誘い込...全文を見る
○近藤正道君 最後に三人の参考人の方にお尋ねしたいと思います。  多分、年内、秋にも消費者庁はスタートすることになるんだろうというふうに思っています。そういう意味で、消費者政策委員会が消費者委員会に、まあ言わば名前を変えただけではなくて、中身も権限も大幅に強化をされて消費者庁と...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  皆さんの前向きな御答弁を聞かせていただいて大変安心をいたしました。できるだけ早くこの制度をスタートさせて、いいものとしてやっぱりやっていきたいと。そういう意味では皆さんの役割は極めて大きいわけでございますので、今日は、発言するだけじゃな...全文を見る
05月08日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日は三人の参考人の皆さんから本当に貴重なお話をいただきまして、大変参考になりました。この後、また来週一般質疑の機会があろうかというふうに思っておりますので、是非また皆さんの御意見を参考にしながら政府の方にいろいろ質問を...全文を見る
○近藤正道君 貴重な意見、ありがとうございました。  時間がありませんので最後に一つだけ申し上げたいんですが、なぜ消費者教育が必要なのかと。そもそも論なんですが、冒頭、西村参考人の方からお話がございまして、情報の格差という話がありましたけれども、例えば食の安全について言えば、こ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  今日は、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。  お二人とも消費者庁関連三法案の現状を大変前向きに評価される立場で、今日、貴重な御意見をいただきました。私も、一時はどうなるかと思っておりましたけれども、大詰めのと...全文を見る
○近藤正道君 おっしゃることは一々そうだなとは思いながら、もっと端的に何かお話し願えないかなと、こう思うんですが。  今回、いろいろ議論の中で、消費者庁と、消費者庁あるいは消費者行政全般を国民から直結した中で監視をする、チェックをする消費者委員会、二つできました。それぞれの言わ...全文を見る
○近藤正道君 分かりました。  次は樋口参考人にお尋ねをいたします。さっきも言いましたように司令塔をどうするかということと、もう一つは地方をどうするかと。私は、消費者問題、本丸は地方であると、ここがちゃんと機能しなかったらどんなに消費者庁あるいは消費者委員会が中央で頑張ってもこ...全文を見る
○近藤正道君 まさにそこだと思うんです。私は、都道府県はそれなりにやると思うんですよ。問題は、やっぱり市、とりわけ町村だと思うんですね。ですから、市町村、小さいところもありますよ、何にもないところがたくさんあるんですけれども、そこをどう立たせていくのか。これについてはやっぱりある...全文を見る
○近藤正道君 貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。これからの論議の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。  終わります。
05月11日第171回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  政府の水俣病対策について質問をさせていただきます。  今月で九州熊本の水俣病が公式確認されてから五十三年になります。私の地元新潟の水俣病公式確認から四十四年目でございます。〇四年、チッソと国、県の加害責任を認めた関西訴訟の最高...全文を見る
○近藤正道君 言い換えれば、国の処理基準と異なる事務処理があっても直ちに違法となるということではないと。それが法的な義務を果たしていると評価されるならば違法ではない、適法ということになるんだろうというふうに思います。  先ほどの鈴木俊委員の提言あるいは新潟県弁護士会の声明は、最...全文を見る
○近藤正道君 最高裁判決の中には二点識別覚の問題だとか、あるいは家族に患者がいる問題だとか、あるいは口の周りのしびれなどについても言及をしておりますが、このことについても皆さんはそのとおりであると、こういうふうに考えているというふうに理解すればいいんですか。
○近藤正道君 ですから、私の質問に答えてくださいよ。  いろいろ、皆さんの認定基準よりも幅広くいろいろのことを言っているわけですけれども、これをすべて皆さんとしては容認されると、そのとおりだというふうに理解しているというふうに理解すればいいんですか。
○近藤正道君 そんなこと聞いてないでしょう。  つまり、皆さんの認定基準以外のことについて、例えば二点識別覚の問題だとか、あるいは家族の中に患者がいるかどうかということだとか、あるいは口の周りがいろいろしびれるとか、そういうことについても患者認定という、認定という方向で幅広く解...全文を見る
○近藤正道君 ならば、大臣にお尋ねをしたいと思いますが、五十二年判断条件では、水俣病である者を水俣病でないとしております。最高裁の判決はこれを否定して、より広い基準を採用しているわけでございます。  大臣にお尋ねをいたしますが、最高裁判決に沿って認定基準を見直すべきではないでし...全文を見る
○近藤正道君 私は、そういう大臣の判断、おかしいというふうに思っています。仮に、百歩譲って、仮にその最高裁判決は五十二年の判断条件について判断していないという立場に立ったとしても、認定患者あるいは医療手帳所持者あるいは新保健手帳所持者は皆、原因企業、国による不法行為に基づく損害賠...全文を見る
○近藤正道君 いずれにいたしましても、被害の全容をやっぱり解明するためにしっかりと実態調査をすべきだというふうに思うんです。  これは何度も質問に出ておりますけれども、熊本県は最高裁判決の後の〇七年の三月に不知火海沿岸に居住歴のある四十七万人すべての皆さんの健康調査を提案をして...全文を見る
○近藤正道君 三月に参議院の環境委員会で議論がございました。この中で、政府は、微量のメチル水銀を持続的に摂取することによって成人に神経症状が発生する例については承知していないと、こういうふうに答弁しておりまして、遅発性の水俣病の病像を把握できていないということを認めております。 ...全文を見る
○近藤正道君 最高裁が国に責任を認めて、歴代の環境大臣が謝罪をしてきた、このことと今回の与党案の中身は矛盾するんではないか、私はそういうふうに思っています。司法ではなくて行政手続によって被害者の迅速公正な救済を図るという公健法の目的にも私はかなっていないと、こういうふうに思います...全文を見る
○近藤正道君 多くの患者を切り捨てて、そして裁判するならどうぞと、こういうふうに言いながら、裁判所に認定させるということを認めない、私は非常にやっぱり御都合主義ではないかという、こういう思いがいたします。しかも、与党案のチッソ分社化につきましては、患者救済ではなくてチッソの救済法...全文を見る
○近藤正道君 時間でありますのでこれで終わりにいたしますけれども、胎児性だとかあるいは小児性患者の問題、いわゆる遅発性といいましょうか晩発性といいましょうか、この水俣病についてはいまだ不明な点がたくさんある。これは、専門家のいろいろ研究を読みますと、やっぱりそういうことが語られて...全文を見る
05月12日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会公聴会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  今日の公聴会は大変意義のある、大変すばらしい話をたくさん聞かせてもらったというふうに思っています。今までの参考人質疑もございましたけれども、本当に現場の第一線で頑張っておられる、より現場に近い皆さんの話だったなというふう...全文を見る
○近藤正道君 ありがとうございました。  これは、これから交付要綱、交付金の交付要綱を作る際に今ほどのお二人の話は是非参考にさせていただいていきたい、いい交付要綱をやっぱり作っていかなきゃならぬと思うんですね。幸いここの特別委員会ではこの後、参考人と政府と修正合意者と、三人がそ...全文を見る
○近藤正道君 私は、相談員の皆さんの専門職、専門職の言わば正職員化がやっぱり必要だということをずっと言ってきました。  国と地方の関係について言うと、自治事務か法定受託事務の関係がある議論がありますが、強いて言うと、法定受託的自治事務かなと、こんなふうに思っているわけでございま...全文を見る
○近藤正道君 時間です。やめますけれども、私どもも、その点について余り意識はしていなかったという点は大変反省をしながら、これからしっかり議論をしていくということをお約束を申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  四名の公述人の皆さん、今日は本当に説得力のある話をしていただきまして、ありがとうございました。十五分の枠でありますので、是非全員に聞いてみたいというふうに思いますが。  和田公述人の話の中にCNPの農薬の話がございました。私は...全文を見る
○近藤正道君 そうじゃない、事実上の。
○近藤正道君 済みません。訴訟は皆さんはされていないと思うんだけれども、実際問題として、皆さんとしては過去に支払った履歴を開示させて、とにかく交渉で、話合いでまず金を返せということもやっておられるのかなと思ってお聞きするんですけれども、そうなったらどんなことになるのかなと。あの人...全文を見る
○近藤正道君 そういう本当に体を張った、消費者の立場に立って体を張ってやっぱり頑張っている姿というのは、皆さんがこうやって公述人という形で、それも手を挙げて遠くからわざわざ来ていただいて、ここでやっぱり訴えるからみんな分かるわけで、本当にそういう意味ではよう頑張っておられるという...全文を見る
○近藤正道君 三村公述人、ちょっと質問できなくて申し訳ありません。  最後に、義本さんにもう一回お聞きするんですけれども、今日午前中に長崎から佐藤さんが来られて、公募で来ていただいて、この附帯決議で相談員の人件費についていろいろ配慮してもらったけれども、なかなか今の実態からいき...全文を見る
○近藤正道君 厳しい御指摘でございますけれども、この後の一般質疑等の中に是非生かして、せっかくのやっぱり金は税金でございますので、本当に現場で頑張っておられる皆さんの役に立つ金でなければならない、そういう金になるように私どもも頑張りたい、こういうふうに思っています。  ありがと...全文を見る
05月13日第171回国会 両院 在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定両院協議会 第1号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定について反対する理由を申し上げます。  反対理由の第一は、本協定が憲法前文と九条に反することであります。本協定の内容であるグアム移転は、沖縄の負担軽減というよりは、むしろグアムをアジア太平洋地...全文を見る
05月22日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  五月の連休の後二日、そしてこの間の十二日の日一回とそれぞれ参考人質疑と公聴会がございました。改めて参考人の皆さんあるいは公述人の皆さんからいろんな話を聞かさせていただきました。その中でも私は、相談現場で頑張っておられます...全文を見る
○近藤正道君 大臣にお尋ねをいたしますけれども、この間、各地の消費生活センターを視察されたというふうに思いますし、また、この間の参考人質疑あるいは公聴会の議事録は大臣、読まれましたよね。読んでいただいたわけでございますが、大変厳しい勤務実態でございます。どういうふうに受け止めてお...全文を見る
○近藤正道君 すばらしい御答弁だと思います。  今ほど、後でまた議事録をよく読まさせていただきますけれども、きちんとした雇用関係の中で余裕を持ってちゃんと仕事ができると、そういう環境をつくる、相談員の皆さんが明るく元気で頑張れると、こういう環境のために頑張ると。これ、全国の相談...全文を見る
○近藤正道君 とにかく設置法の附則の四項で、国の地方に対する支援の在り方、所要の法改正を含む全般的な検討を加えると、そして必要な措置を講ずると、ここまで明確に言っているわけでございますので、是非頑張っていただきたいというふうに思っています。  その上で、ちょっと細かい話で大変恐...全文を見る
○近藤正道君 次に、地方の現場、都道府県は何とか頑張ってくれるんだろうというふうに思いますが、市町村、とりわけ町村、ここは大変ひどい実態であります。午前中、下田議員もお話しになっておられましたけれども、これはひどい実態で、むしろ何にもないと、これがむしろ実態なんですよね。ここに、...全文を見る
○近藤正道君 トップセミナーはちゃんとやってください。それは絶対必要だというふうに思っています。  時間がありませんので、最後に二つまとめてお聞きしたいというふうに思います。  一つは、適格消費者団体への財政の支援の問題でございます。  これは、平成十八年のときに適格消費者...全文を見る
○近藤正道君 時間が過ぎておりますんで一言だけですけれども、とにかく適格消費者団体に対する支援は速やかに考えてください。よろしくお願いします。  そして、救済制度でありますけれども、附則で言っていることは財産の隠匿又は散逸の防止だけではなくて、違法収益の剥奪、これ二つをちゃんと...全文を見る
05月25日第171回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  質問に入る前に、今朝ほどの北朝鮮の核実験でございます。核廃絶に向けた世界の流れ、国際世論に全く逆行する今回の核実験でございまして、社民党はこの北朝鮮の核実験に強く抗議の意思を表明したいというふうに思います。  本題でご...全文を見る
○近藤正道君 次いで、雇用問題についてお尋ねをいたしますけれども、労働法制の規制緩和を元に戻すこととセーフティーネットの整備、これが私は貧困・格差是正実現のまさに車の両輪だというふうに思っております。そのセーフティーネットの第一が失業保険でありますが、最近のILOの調査によって、...全文を見る
○近藤正道君 そういう意味では、今回の緊急人材育成・就職支援基金、これは失業保険と生活保護の間、これをねらったものでありまして、今年の三月に民主、社民、国民新、三党の提案の求職支援法案そのものを取り入れたもので、これは一定評価できるというふうに思っておりますが、ただ、同種の制度の...全文を見る
○近藤正道君 石破農水大臣にお尋ねをしたいというふうに思いますが、農業、水田農業は本当に危機的な状況でございます。私の地元の新潟、米どころでありますが、ここで今年から県単独事業で新潟版所得保障モデル、これを行うことになりました。主食用米については一定の所得保障、米粉米など非主食用...全文を見る
○近藤正道君 五月十二日の閣議後の会見で大臣は、生産調整の維持、強化は取り得ない、所得補償を検討する、こういう発言をされまして、同時に、小規模を守るのはどうかと、こういうふうな発言もされております。所得補償はよいけれども、小規模家族農業は排除するという趣旨なんでしょうか。すべての...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの新潟県知事の提言もそうでありますし、今月出されましたOECDの日本農業審査報告書も、価格政策から生産者への直接的な所得補償への移行を勧告しております。そんな中で、米粉米で反当たり二万五千円の上乗せ補助が補正に盛り込まれました。また一年限りの将来の見通しを持て...全文を見る
○近藤正道君 終わります。  新潟県は、地域から一生懸命やっぱり所得補償の展望を切り開こうと努力をしております。是非、しっかり議論をして、これは消費者の立場からいっても、生産者の立場からいっても、国益からいっても、これはやっぱり所得補償しかないということを申し上げまして、私の質...全文を見る
05月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  国境を越えて消費者被害が増大をしております。消費者庁が創設されたことを契機に、消費者安全に関する国際連携を強化をしていかなければならないというふうに思います。先ほど出ましたOECD、この中に消費者政策委員会がありまして、我が国も...全文を見る
○近藤正道君 いや、近隣諸国。
○近藤正道君 同じ質問につきまして野田大臣にも通告をしてあったと思いますけれども、より連携の強化、具体的にこういう仕組みで、とりわけこの三国を中心とする近隣東アジアの国々、食料品がかなり、全体の二割以上入ってきておりますし、これはどんどん増えているわけでありますし、問題もたくさん...全文を見る
○近藤正道君 時間がありませんので、最後に要望を申し上げておきたいというふうに思っています。  輸入食料品の安全確保のために水際の対策というのは非常に重要だというふうに思っております。ところが、今現在、全国に検疫所の食品衛生監視員三百六十八人しかいない。これ非常にやっぱり少ない...全文を見る
○近藤正道君 社民党・護憲連合を代表して、消費者庁等設置関連三法案について賛成の討論を行います。  まず初めに、遠く半世紀近くも以前から消費者を守る機関と制度の必要を訴え、運動を進めてこられた皆様、消費者被害に遭われ、二度と同種の事態を引き起こさないために被害を訴え、街頭に立ち...全文を見る
05月29日第171回国会 参議院 予算委員会 第27号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  私も今ほどの加藤先生と同じ温暖化防止について質問をさせていただきたいというふうに思っております。  年末の気候変動に関するコペンハーゲン会議に向けまして政府がCO2削減の中期目標、今ほど議論ございましたけれども、そのた...全文を見る
○近藤正道君 今ほど六つの選択肢の議論がございました。経団連は一番大甘の四%増加説を取っておりまして、この点については環境大臣が、世界の笑い物になるんではないかと、後ろ向きの目標を出すことは日本の地位をおとしめる、こういう厳しい御指摘をしております。当然のことでございます。  ...全文を見る
○近藤正道君 世界の主要国はみんな先ほど私が言った方向で走り出している、これは間違いない事実だというふうに思っています。  総理は、国民負担、こういう話を強調されます。確かに、それは事実だし大事なことだというふうに思いますが、要は、やっぱり政治の意思、決断なんだろうというふうに...全文を見る
○近藤正道君 あと一つ、農水大臣にお尋ねをいたします。  先日、私、生産調整のことでお話をいたしましたけれども、大臣は生産調整の維持強化は……(発言する者あり)  あっ、済みません。時間でありますのでやめさせていただきます。  どうもありがとうございました。
06月01日第171回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  通告をしておりました質問の順序を変えて、最初に高速増殖炉の「もんじゅ」の質問をさせていただきたいと思います。  この「もんじゅ」の運転管理は、九五年のナトリウム漏出事故によりまして動燃が解体をされて、新たに文科省所管の略称原子...全文を見る
○近藤正道君 自ら組織のたるみ、自白をしているにもかかわらず、理事長が何の責任も問われない、これはおかしいんじゃないですか。その一方で、文科省は、こうした原子力機構に対する業務実績評価で十七年度以降高い評価を行ってきておりました。  つまり、言い換えれば、組織のたるみがあったと...全文を見る
○近藤正道君 責任を取ったかどうかを聞いているんです。時間ないんですよ。
○近藤正道君 内部処分があったかどうかを聞いているんです。
○近藤正道君 大臣、おかしいんじゃないですか。自ら組織がたるんでいた、申し訳なかったといって、原子力機構がおわびの報告書、自己批判の報告書を出している。にもかかわらず、皆さんはその間二重丸の評価をやってきたわけですよ。ですから、文科省の管理監督責任はどうなんですか、内部責任は、皆...全文を見る
○近藤正道君 全く質問に答えてないですね。まさになれ合い、ずぶずぶ、こういう関係ではないですか。  高速増殖炉につきましては、二〇一五年までに「もんじゅ」で実用化研究を行って、そして次のステップである実証炉の開発に移る、こういう計画になっているわけでございますが、この間、「もん...全文を見る
○近藤正道君 質問に全然答えていないですよ。  今日は文科省の決算ということで、子供たちのあるいは大学生の学びの機会、平等の機会をどうやって保障するか、憲法で保障された権利が全く守られていないではないか。本当にささやかな権利が、お金が打ち切られて、そして機会が保障されていない、...全文を見る
○近藤正道君 次に、学力調査、学力テストのことについて質問したいと思っています。  今日、先ほどもこの議論がございましたのですぐ本題に入っていきたいと思うんですが、七六年の旭川学テ最高裁判決、ここでは、判決の中で、これはやりようによっては非常に成績競争の風潮を生んで教育上の好ま...全文を見る
○近藤正道君 効果の点はちょっとわきに置きまして、いずれにいたしましても、今申し上げましたように、七六年の旭川の学テ判決の中で、これは公表をすると、結果を公表されるということになると成績競争の風潮を生み出して教育上大変好ましくない、そういう結果になるということを最高裁が明確に言っ...全文を見る
○近藤正道君 文科省は、最高裁のその判決内容も踏まえてなんだろうと思いますが、序列化や過度な競争につながらないように十分配慮すると、こういうふうに言っておられますけれども、しかし、現に過去の問題を特別に解かせたり、あるいは事前の演習、勉強でそのことをやるために本来の授業が遅れたり...全文を見る
○近藤正道君 頑張っていただきたいって、皆さんがそれは、文科省はこう思っているので是非この目的を理解をして公表しないでもらいたいと。それは分かるけれども、それをどうやって守らせるんですかと聞いているわけですよ、守らせる方法を。そして、それが守られないときにはこのやり方はやっぱり見...全文を見る
○近藤正道君 議論があるところでありますけれども、先ほども議論があったけれども、私は、仮に効果があったとしても、もう一応の目的は達せられているんではないか、こういうふうに思っていますよ。  全国と該当箇所との間の格差、ばらつき、こういうものに着目をして問題点が何なのかということ...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私も、足利事件について質問をいたします。  菅家さんが釈放をされました。刑事訴訟法の四百四十二条ただし書に基づいて検察官が刑の執行を停止したわけでございます。これは現行の刑事訴訟法になってから初めてのことでございます。この四百...全文を見る
○近藤正道君 そんなことないでしょう。だって、ただし書に、無罪の可能性が極めて高い場合にしか検察官が釈放しないんですよ。そういうケースとして検察官が認めているから、法務大臣として菅家さんにどんな今気持ちを持っておられますかと聞いているんですよ、どうぞ。
○近藤正道君 菅家さんは、是非、今日は本当はここへ来ていただいて直接お気持ちをお聞きしたかったんですけれども、それが今回かないませんでした。大変残念でございますが、記者会見の様子がインターネット等でいろいろ拝見することができます。無理やり責められて、自分の体を揺すったり、揺すられ...全文を見る
○近藤正道君 DNA鑑定に過度に依拠したと。今ほど仁比委員の話もありましたけれども、まさにDNA鑑定だけでは逮捕状出なかったわけですよ。DNA鑑定に基づいて虚偽の自白を取って、その自白に基づいて逮捕状が出ているわけですよ。まさにその自白の獲得に捜査当局としては懸けたわけですよね。...全文を見る
○近藤正道君 可視、可視、可視化。
○近藤正道君 これだけ事実が目の前に積み上げられているにもかかわらず、いまだ取調べの可視化、全面可視化に踏み切れない。本当に私はひどいというふうに思います。  この今ほどの足利事件とは別に、DNAの冤罪が疑われる事件では、東の足利、西の飯塚と、こういうふうに言われてきました。今...全文を見る
○近藤正道君 以前から、今も言いましたように、東の足利、西の飯塚と、これはもう関係者の間では有名な言葉になっていたと。そして今、足利事件がこういう形でDNA鑑定の誤りが満天下に明らかになったときに、改めて飯塚事件、久間さんの事件は一体どうだったんだろうか。あの人もういないんですよ...全文を見る
○近藤正道君 それはいいんですけれども、今言ったように、これだけ足利事件で当時のDNA鑑定のいいかげんさということが明らかになったわけですから、この久間さんについてもしっかり調査をしてくださいよ、そして報告をしてくださいよ。どうですか。
○近藤正道君 要請があればじゃなくて、それ、是非この委員会に報告してくださいよ。あれだけ当時問題にもなったわけでありますので、是非それはやっていただきたい、こういうふうに思いますし、この事件に限らず、先ほど来いろんな先生方の方からお話がありましたけれども、足利事件と同じMCT11...全文を見る
○近藤正道君 適切に判断されていないから。  是非、これは新たな法制度の創設も含めて積極的に大臣から考えていただきたい、そしてやっぱり実行していただきたい、そのことを強く申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月24日第171回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  最初に、中山間地域の直接支払について質問をいたします。  中山間地の直接支払制度でありますが、条件不利地域に直接所得補償をする地域政策でありまして、平成十七年度からの第二期対策は平成二十一年度、今年度をもって終わります。耕作放...全文を見る
○近藤正道君 改めるべきではないですかということですから、端的にお答えいただきたいと思うんです。  仮に、二分の一を都道府県、市町村で負担させる今の制度を維持するとするならば、その地域の実情を考慮した認定要件など、負担割合に相応の裁量を地方に認めるべきではないでしょうか。また、...全文を見る
○近藤正道君 是非実態を踏まえていただきたいし、山村のやっぱり声を聞いて是非いただきたいというふうに思っています。  農水省が想定したよりもはるかに速いスピードで山村の高齢化が進んでおります。申し込んだら五年間耕作を続けなければならないけれども、集落は多くが独り暮らしのお年寄り...全文を見る
○近藤正道君 農業者、地域の声をしっかりと受け止めていただいて、来年度以降もより良い制度として継続できますよう、できましたら恒久的な制度としてしっかりとつくり上げていただきますよう、そして財務当局も配慮いただきたいということを申し上げて、この質問を終わって、時間は短いわけでござい...全文を見る
○近藤正道君 御答弁内容が大変、お役人の皆さんに役人答弁だと言うのも変な話だけれども、そういう現象的な話じゃなくて、こんなに低い、しかもこんなに差があるわけですよ。滋賀県とほかのところではもう二十倍も違うわけですよ。こんなのおかしいでしょう、これ。  野村政務官、政治家として、...全文を見る
○近藤正道君 時間が来ましたのでやめますけれども、是非、これは私は大変いい制度、中山間地と農地・水・環境というのは大変これはいい制度だというふうに思っておりまして、ここは本当に力を入れて頑張っていただきたい。制度がやっぱり分からない、誤解している人もたくさんおりますので、是非お力...全文を見る
06月25日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○委員以外の議員(近藤正道君) 母子加算を完全に復活させる本法案の意義は極めて大きいというふうに考えます。  その第一の理由でございますが、母子加算の完全復活を通じて、再度、一人親世帯、母子家庭に憲法二十五条の息吹を吹き込んで、健康で文化的な最低限度の生活の水準をしっかりと確保...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 全くそのとおり、付け加えるようなことはございません。  厚労省の説明に一点の正当性もないと、私はそういうふうに思っております。
06月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  法案審議の前に一つ、難民申請者の問題について質問いたします。  六月の二十二日にイラン人の難民申請者アフシンさん、これは通称名のようでありますが、この方が入管に強制収容されました。アフシンさんは過去二回難民不認定処分を受けてお...全文を見る
○近藤正道君 手続は十分承知をしておりますが、御案内のイラン情勢の中でこの人のイランへの強制送還がどういうことをもたらすのか、今ほど申し上げました。是非、人の命にかかわる話でございますので、慎重に対処していただき、強制退去処分はやめていただき、せめて特別在留許可、この処分を是非与...全文を見る
○近藤正道君 今ほども申し上げましたように、外国人が享有する基本的な人権、制約の場合は合理的必要な最小限度のものに限るべきだ、これは憲法の大原則でございますが、これは各論にわたりますけれども、私はこの最小限度の制約の範囲を今回の法改正は超えていると、こういうふうに考えております。...全文を見る
○近藤正道君 常時携帯義務を設け、違反に刑事罰を科さないと重大な支障を来すということでございまして、衆議院では、刑事罰を付けなければ現行犯逮捕ができなくなる、不法滞在者対策上大きな支障を生ずると、こういう答弁がなされているわけでございます。  つまり、率直に言って、現行犯逮捕で...全文を見る
○近藤正道君 今日は配付資料として持ってきませんでした、かなり膨大な資料でありますので持ってきませんでしたけれども、法務省がIBMに作成を依頼して作ってもらったこのいろんな資料、その中の一つがインテリジェンスシステムということなんですが、これをやっぱり見ますと、これはもう徹底した...全文を見る
○近藤正道君 そうであれば結構なんですが、そういう指摘がたくさんあるということを申し上げているわけでございます。私は先ほどの出入国管理業務の業務・システムの最適化計画、素人ながらいろいろ少し読んでみまして、分からぬこともありますけれども、すごいことを考えているんだなというふうに驚...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの話を聞くと、御理解どころかますます不安になるんですが、じゃ、いずれにいたしましても、膨大な情報をやっぱり管理をして、いつでも目的に応じて取り出せる、そういうシステムが一方で着々と皆さんが依頼する業者等によってやっぱりつくられている、そういう現実があるというこ...全文を見る
○近藤正道君 確認をいたしますが、そうすると今ほどの法令による場合を除いてというのは、これは基本的に、刑事訴訟法で言うところの照会のケースに基本的に限定される、それ以外のケースはあり得ない、ましてや政省令等で簡単に抜け道を設けるなどということはあり得ないということははっきり明言で...全文を見る
○近藤正道君 次の質問でありますけれども、少なくとも住民基本台帳上では個人情報保護という立場が貫徹しておりまして、いろんな個人情報が漏れないような制度はそれなりに整備されていますね。例えば、条例等でそういうものができないような制度になっておりますが、外国人の場合はどうなるのか、入...全文を見る
○近藤正道君 まだお聞きしたいことはたくさんありますが、時間が来ましたので、これで今日は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
07月01日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私は、気候変動対策とODAについて質問をさせていただきます。  年末のコペンハーゲン、COP15では、先進国の中期目標とともに、中国、インド等の途上国をどう巻き込んでいくのか、これが大きな課題となっております。現在、我が国では...全文を見る
○近藤正道君 それは後で聞きます。
○近藤正道君 是非積極的に、枠組みに入っていただいたらこういうことを考えていますよということをやっぱり積極的に打ち出して、途上国でかつ主要排出国をとにかく取り込む、そういう積極的なアプローチをやっていただきたい。私は、その辺のところがまだまだ弱いのではないかというふうに思えてしよ...全文を見る
○近藤正道君 熱帯雨林を抱えるこれらの国々が、熱帯雨林を貴重な資源として抱えるということがやっぱり経済的なメリットになるんだと、そういうふうに自覚できるようなメカニズムを是非日本としても発信をしていただきたいと、強くそのように要望を申し上げます。  今大臣は一生懸命やっていると...全文を見る
07月02日第171回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  四名の参考人の皆さん、大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。この後の質疑の中で是非生かしていきたいというふうに思います。  最初に、鈴木参考人に質問したいというふうに思うんです。  大変厳しい立場に置かれて...全文を見る
○近藤正道君 そのことは今回の法改正の中でもいろいろ議論になっていまして、衆議院ではそれなりの修正、手当てがなされたんではないかと思いますが、この修正で手当てはできない、これでもまだ悩みは尽きないということなんでしょうか、どうなんでしょうか。
○近藤正道君 今回の改正で、特別在留許可、今、年間八千件ぐらいあるというふうに先ほどお話あったけれども、これの取得が難しくなるんではないかというふうなことをおっしゃる方がいるんですが、鈴木参考人はどう思います。
○近藤正道君 次に、田中参考人にお尋ね、二つほどしたいんですが。  一つは少し大きな話で、今回、在留管理が著しく強化をされたということなんですが、世界的にこの移民の話はどこの国でも結構大きな問題になっていると思うんですが、世界の大きな流れと今のこの国の今回の入管改正、入管法の改...全文を見る
○近藤正道君 今回の入管法の改正が外国人の管理強化の方向にのみ偏っているというお話がございましたけれども、私は基本的にそういうふうに思っておりまして、せめて、先ほど鈴木参考人がおっしゃったんだけれども、適正な手続、つまり行政手続法だとかあるいは行政不服審査の適用をそれなりにやっぱ...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
07月07日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○委員以外の議員(近藤正道君) 私は幸いなことにこの映画を見ております。大変感動的な映画だったというふうに思っております。御遺体も生きている人と同じように、尊厳を持って、そして愛情を込めて大切に取り扱うと、美しく装わせる納棺師の仕事に焦点が当てられた映画でございました。バックミュ...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。何点か質問をさせていただきたいと思います。  従来の実務では、適法な在留資格だろうが在留資格の切れた非正規滞在であろうが、行政サービスは受けておりました。原案では、行政サービスの対象者を適法な在留外国人に限って、すべての非正規滞在者...全文を見る
○近藤正道君 ストレートに答えてくださいよ。
○近藤正道君 ですから、私が今言った、非正規滞在者のうち一部は、今までは、正規の滞在であれ非正規の滞在であれ、自治体の行政サービスは受けられていたと。ところが、今度は非正規の人たちは当初排除をされたと。しかし修正案で、また修正が加えられるけれども、しかし、非正規滞在者のうちの一部...全文を見る
○近藤正道君 そうすると、私の今の理解は間違いということですか。私は今、総務省から話をずっと聞いた上で聞いているんですよ。非正規滞在者のうちの一部の人は確実に今度は切られる、それは残される人もいるけれども切られる人が出てくると、こういうふうに聞いているんですが、私の理解は間違って...全文を見る
○近藤正道君 だから、行政サービスの範囲は変わらないんだけれども、そこから排除される、非正規滞在者のうちそこから排除される人が一部ではあるけれども出てくる、これ間違いないんでしょう。一切排除される人なんていないんですか。  大臣、答えてください、これ。私は昨日しっかりと総務省の...全文を見る
○近藤正道君 私は昨日そういうふうに総務省の担当者から聞いたんで、それでは一体どこで線引きをするんですか、選別をするんですか、選別の方針をどういう方向でやるんですかと、次にそういう質問をしようと思ってそういう通告もしたんですが、そうすると、私の理解は全く間違っていると。今までとこ...全文を見る
○近藤正道君 これは私が総務省の担当者もそこに置いて聞けばよかったのに、もう完全に総務省の言い分を信用したために今こういう事態になった、そこは少し反省をしておりますが、いずれにしましても、今入管の局長も大臣も、今回の改正でこれまでより非正規滞在者が不利益になることなんかないんだ、...全文を見る
○近藤正道君 だから、不利益になることはないんですね。いや、局長、答えてください。
○近藤正道君 いや、今おっしゃったとおりです、私の方で一切不利益になることはないんですねというふうに言っているんで、そうだと言うんならそうだというふうに答えてくださいよ。
○近藤正道君 じゃ、次の質問に移ります。  中長期の在留者に関して、法務大臣は、在留管理の目的を達成するために必要な最小限度の範囲の個人情報しか取得、保有をしてはならない旨修正をされました。  しかし、これまでも実務では在留申請において非常に詳細な添付資料を要求しております。...全文を見る
○近藤正道君 理解をするということであれば、何か考えてくださいよ、それは。  今回はこの後採決でありますのでもう時間がありませんけれども、そういう個人情報の保護という必要性を認められるという立場に立つんなら、是非そのために、もう一つの国の治安というような話をおっしゃったけれども...全文を見る
○近藤正道君 全然私の認識と違う。  在留のいろんな諸手続を見ましても、それは行政手続あるいは不服審査の規定というのは基本的にないですよ、それは。一番最後の取消しの段階になって様々な制度が発動される。だから、それ以前の段階では基本的にない。一番最後のまさに土俵際、剣が峰のところ...全文を見る
○近藤正道君 今ほど大臣がおっしゃったことは私は百も承知の上で、適法な旅券がなければ駄目だということなんですが、現にそういうものがない国、つまり国交のない国についてもみなし再入国の対象にしているわけですよね。だから、なぜ北朝鮮だけをやるんですかと。これについては、多分今、我が国と...全文を見る
○近藤正道君 引き続いての検討をよろしくお願いをいたします。  次に、外国人労働者、研修生のことでございます。  今ほども議論がございましたけれども、外国人研修生の死亡が急増をいたしまして、〇八年は過去最高の三十四人に上っております。うち十六人が長時間労働が原因の脳・心疾患と...全文を見る
○近藤正道君 入管法の改正も結構でございますけれども、こういう悲惨な、ある意味では本当に国辱的な事態は早急にやっぱり是正をしていただきたい、そのためにも徹底した実態解明をやっていただきたい、これ強く要望を申し上げておきたいと思います。  それと、団体監理型の技能実習について、修...全文を見る
○近藤正道君 法令遵守が進むということはそれは承知をしているんですが、具体的な雇主が賃金を不払をしたり、あるいは労働安全衛生上の責任を負っているときにその責任が果たせないというときに、第一次受入れ機関は、個々、ケースにもよりますけれども、労働者から責任を追及される、問われる、そう...全文を見る
○近藤正道君 何の責任。
○近藤正道君 済みません。  時間ですのでまとめますけれども、いずれにしても、責任が重くなる、第一次受入れ機関は第二次受入れ機関の言わば就労の中身まである程度やっぱり責任を負わなきゃならぬ、場合によっては私は民事上の元請的な責任を負う余地だってやっぱり十分に出てくるんではないか...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
○近藤正道君 社民党・護憲連合を代表して、入管法、入管特例法改正案に対して、原案反対の立場から討論を行います。  法案では、外国人の在留管理が強化される一方、外国人の自己情報や自己情報提供、利用状況の開示請求権といった自己情報コントロール権の実質化が決定的に欠落しております。ま...全文を見る
07月09日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○委員以外の議員(近藤正道君) 私も、脳死は一律の人の死ということになりますと、それが独り歩きするということを大変懸念をしている一人でございます。現に、日本弁護士連合会にもそのことを前提とする様々な人権救済の申立て等も出されている経緯等もありまして、そういうことを承知しているがゆ...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 指名でございますのでお答えいたしますが、私は、先ほど福島質問者が、脳死は一律に人の死、こういうことになると大変息苦しくなる、そういう世の中になる、全く私はそういうふうに今思っております。  まず、先ほど、遙ちゃんですか、この話がございましたけれど...全文を見る
○委員以外の議員(近藤正道君) 先ほども申し上げましたように、私どもが今回E案にこだわっている一番大きな根本的な理由は、二つの命が共にやっぱりひとしく大事にされる、そういうシステムをどうやってつくっていくのかと、このところで悩んでいるわけでございまして、ところが現実は、今の現行の...全文を見る
10月30日第173回国会 参議院 本会議 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。会派を代表して、鳩山政権の基本政策について質問をいたします。  所信表明の中で総理は、人間のための経済への転換を提唱されました。市場経済の中にあって、弱者への配慮、セーフティーネット、共生思想に貫かれ、競争至上主義の対極と私は理解を...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  私は雇用の問題から質問を始めたいと思っています。  雇用情勢が非常に悪化をしております。雇用調整助成金がついに今年の九月、二百五十四万人に達しました。有効求人倍率、完全失業率共に最悪の状態でございまして、失業保険受給者のうち今...全文を見る
○近藤正道君 緊急雇用あるいは貧困対策の柱は、実効あるワンストップサービス、この体制の整備だというふうに思っておりますし、住宅確保なども非常にやっぱり大切だというふうに思っています。  先ほど、菅大臣からお話が午前中ありましたけれども、自治体の参加が必ずしも十分得られていないん...全文を見る
○近藤正道君 頑張っていただきたいと思います。  次に、原発の安全規制について質問をさせていただきたいと思います。  総理は代表質問の中で、安全性を更に高めていくという前提の下で原発の利用を図ると、こういうふうに答弁をされました。  原発については様々な意見がございます。し...全文を見る
○近藤正道君 政策インデックスに載せられているということで、とにかく前向きに考えていきたいと今総理の答弁がございました。  原発についてはいろんな意見がございますけれども、やっぱり進める以上は安全性をよりぎりぎりまでやっぱり高めていただきたいと、これ本当に国民のやっぱり立場を超...全文を見る
○近藤正道君 民主党の皆さんは、この間、ダブルチェック体制を、これはやっぱり機能していない制度だよということで厳しく批判をしてきた、その経緯を是非重く受け止めていただきたいと思いますし、この原子力安全規制委員会というのは単なる見解の一つではなくて、政策集の中に明確にやっぱり載せて...全文を見る
○近藤正道君 時間ですので終わりますけれども、消費者庁あるいは消費者委員会がスタートをして二か月がたちました。私、最近そういう地方の実情を聞く機会が三度ほどありましたけれども、なかなか法案作ったときの熱い国会の議論が地方にやっぱり伝わっていないと、こういう実感を非常に持ちました。...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。  最初に、雇用調整助成金のことについて質問をいたします。  今や、二百五十万近い人々を支えておる雇用調整助成金でございます。しかし、午前中も議論がありましたように、今のような経済情勢の下では大変受給要件が厳しくて、年が明けますと...全文を見る
○近藤正道君 財政状況大変厳しいのは承知しておるわけでありますが、要件緩和すればこれはもう一発で、これで足らないということはもう明々白々であります。これが二次補正になるのか通常になるのか分かりませんが、とにかくこれは大至急財政と掛け合っていただいてこの財源を確保していただかないと...全文を見る
○近藤正道君 保育の質を上げるという取組、引き続きやっていただく、これは当然の話でございます。是非やっていただきたいと思いますが、今ほどの話で更にちょっとお聞きしたいと思うんですが、東京等、あるいは待機児童が解消されるまでの一時的な措置ということですね。ですから、地域と期間を言わ...全文を見る
○近藤正道君 今ほどの山井政務官の答弁、重く受け止めさせていただいて、さらに昨日の議事録の感激も私、ありますので、更にウオッチを続けさせていただいて、言うべきことはちゃんと言わさせていただきたいと、こういうふうに思います。  今保育の現場でも、人件費の抑制を背景にして、公立、民...全文を見る
○近藤正道君 鳩山内閣、そして長妻厚労大臣の下でこの国の子育て支援の体制がやっぱりあのとき様変わったと言われるように、是非頑張っていただきたいというふうに思っています。  もう一つ、今の問題と絡んで、待機児童対策としての学校の空き教室を活用する問題について聞きたいというふうに思...全文を見る
○近藤正道君 よろしくお願いいたします。  最後の質問が、資料も配付をいたしました無料低額宿泊施設でございます。  資料に、「無料低額宿泊所で高額徴収」、「「貧困ビジネス」対策待ったなし」、「法規制なく悪質業者も」という新聞記事を配付をさせていただきました。  いわゆる無料...全文を見る
○近藤正道君 終わります。
11月27日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。  法案の質問の前に、一つお聞きをしたいというふうに思っています。  先ごろ、三年五か月ぶりに政府がデフレ宣言を発しました。どうやってデフレを越えていくか、デフレ脱却のための施策は様々議論されているわけでありますが、大方の...全文を見る
○近藤正道君 それでは、新型インフル特措法について、私は、基本的なことについて三点ほどお聞かせをいただきたいというふうに思っています。  今回の特措法でありますけれども、私の地元も含めていろんなところから、人の命にかかわることであって、とにかく早く成立させて万全な支援体制を整え...全文を見る
○近藤正道君 次の質問でありますが、特措法が、まあ準拠というんでしょうか、あるいは参酌というんでしょうか、それを参酌する季節性インフルエンザによる副作用被害救済についても、六十五歳以上の定期二種接種の場合は予防接種法によることになっておりますし、それ以外の任意接種については医薬品...全文を見る
○近藤正道君 はい、分かりました。  最後の質問でありますが、輸入ワクチンの問題でございます。  これは今日の午前中にも御議論がありまして、一部重複することをお許しをいただきたいと思いますが、ワクチン確保につきましては極力国産でお願いをしたいと、安易に輸入に頼るということには...全文を見る
○近藤正道君 今後の課題ということでありますが、この委員会を舞台にしても様々な医薬行政あるいは薬害に関する問題点が出されてきております。皆さんも十分その辺のところは踏まえられて、徹底した調査そして情報公開、これに努められているというふうに思いますけれども、とにかく、疑わしきは何と...全文を見る
○近藤正道君 終わります。