近藤三津枝

こんどうみつえ



当選回数回

近藤三津枝の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○近藤(三)分科員 自由民主党の近藤三津枝でございます。  私は、平成十八年三月の経済産業委員会の一般質問で、携帯電話のリサイクル率が当時およそ二〇%と極めて低いことを指摘させていただきました。そして、都市鉱山と言われますレアメタルなど貴重な資源を含む携帯電話の回収率そしてリサ...全文を見る
○近藤(三)分科員 ありがとうございます。  今のお答えを聞いておりますと、やはり、南アフリカ、中国など、我が国がレアメタルを海外に依存しているということが非常によくわかりました。  他方、レアメタルの安定的な確保のために、最近、製品リサイクルによる都市鉱山が非常に注目を集め...全文を見る
○近藤(三)分科員 ありがとうございます。  御答弁にありましたレアメタルなど貴重な資源を含む携帯電話、量は微量かもしれませんが、やはり一台一台の回収によりまして大きな量になってくる。日本全体で考えますとわずかの量と考えるのか、しかしこれだけ集まると考えるのか、今後、少資源国の...全文を見る
○近藤(三)分科員 ありがとうございました。  今後は、そういう回収を促進する環境をつくる、検討から実行の時代だという大変力強いお言葉をいただきまして、ありがとうございます。ぜひ二階大臣、この課題につきましては前向きに推し進めていただきたいと思っております。  次に、携帯電話...全文を見る
○近藤(三)分科員 ありがとうございます。  今、吉川副大臣からお答えいただきましたように、経済産業省を中心としたレアメタルなど都市鉱山の回収技術への支援、そして二階経済産業大臣から先ほど御答弁いただきました携帯電話のリサイクル促進施策、ともに、お話を伺いますと、これは期待でき...全文を見る
○近藤(三)分科員 ただいまの御答弁、非常に慎重にお答えいただきましたが、しかし、日本近海に眠るレアメタルの埋蔵量、膨大な量というふうに見込まれております。もちろん、これから詳細なデータをとる必要があるということはよくわかっております。これまでは採掘がほとんど進んでいないのではな...全文を見る
○近藤(三)分科員 ありがとうございます。  四つの課題をクリアするには詳細なデータが必要でしょうけれども、やはり資源のない我が国、新たな供給源と期待するというお言葉も今ありましたように、迅速にこの四つの課題のクリアに向けて頑張っていただきたいと思います。  昨年は特に、世界...全文を見る
○近藤(三)分科員 政府の先導的な海洋資源探査や効率的な海底掘削、金属の抽出技術などを開発することが必要だと考えておりますが、一方で、我が国の民間企業がこれまで蓄積してきた掘削技術、効率的な金属抽出技術をこのプロジェクトに活用していくこともかぎではないかと思っております。  今...全文を見る
○近藤(三)分科員 二階大臣、お気持ちのこもった力強いコメント、ありがとうございました。  本日は、レアメタルをキーワードにいたしまして、従来、資源に乏しいと言われてまいりました我が国におきまして、都市鉱山の活用、そして日本近海の熱水鉱床の開発の可能性などについて御質問をさせて...全文を見る
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○近藤(三)分科員 近畿ブロック、自由民主党の近藤三津枝でございます。  国民生活そして経済活動にいたしましても、海洋を含む日本の国土を舞台として、さまざまな営みがなされております。その舞台でありますインフラ、社会基盤がしっかりしていなければ、経済活動も環境政策もうまくまいりま...全文を見る
○近藤(三)分科員 大阪府庁の移転問題など、大阪の土地活用に関しましてはまだ流動的な部分もありますが、引き続き国家プロジェクトとして前向きなお取り組みをお願い申し上げます。  さて、堺泉北港の広域防災拠点につきましては、着実に事業の進捗を見ておると思っております。ですが、完成予...全文を見る
○近藤(三)分科員 一日も早い完成を願っております。よろしくお願いいたします。  次に、国土形成計画についてお伺いいたします。  御案内のとおり、全国計画につきましては昨年七月四日に策定されまして、これに基づきまして、現在、全国八ブロックごとに広域地方計画が策定中でございます...全文を見る
○近藤(三)分科員 ぜひ、これまでにはない、未来に夢の持てるプロジェクトにしていただきたいと思います。  さて、今のお答えの中にもありました近畿圏の広域地方計画協議会の会長は、以前国土審議会の会長でありました関西広域機構の秋山会長です。関西広域機構は、関西の府県、政令都市及び経...全文を見る
○近藤(三)分科員 引き続き関西広域機構との綿密な連携をよろしくお願い申し上げます。  さて、昨年、この第八分科会におきまして、二百年住宅についても質問させていただきました。その後、長期優良住宅普及促進法が昨年十一月に成立しました。これは、自治体が、分譲事業者が提出した新築住宅...全文を見る
○近藤(三)分科員 ぜひ、リフォームに当たりましても長期優良住宅の精神が反映されますことをお願い申し上げます。  二百年住宅政策の推進などによりまして、我が国の住宅をヨーロッパのように次世代につなげていくことができる本格的な資産としていくことが必要だと考えております。その点では...全文を見る
○近藤(三)分科員 ぜひこれまで薬師寺の金堂それから西塔の再興にかかわってこられた方々の参加を得て、また、解体に当たっての調査の状況、そして新しい建築方法についての発見などもあるはずです、国民や薬師寺を参拝される方々に伝える努力をぜひしていただきたいと思います。  すなわち、何...全文を見る
○近藤(三)分科員 公共工事につきましては、品質確保の促進に関する法律に基づき、従来の価格だけではなく、品質を確保していくための技術力なども評価し、工事の施工者を決めていると聞いております。文化財の修復に当たりましても、たくみの技術の粋を生かした、千年先に禍根を残さない工事施工と...全文を見る
○近藤(三)分科員 大臣、お心のこもった御答弁、本当にありがとうございます。  ぜひ、伝統的な技術の継承を国土交通行政の一つの柱としていただくことを願いまして、私の質疑を終えさせていただきます。どうもありがとうございました。
03月31日第171回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。  土壌汚染対策法の一部改正について、質問の機会をお与えいただきありがとうございます。  本日は、法改正の趣旨、その内容、そして民主党の御提案について質問させていただくとともに、閣法の法施行後においてこの法律の実効性を上げていくた...全文を見る
○近藤(三)委員 斉藤大臣から、現行法の施行後の三つの土壌汚染対策の変化と、そしてそれに対して三本柱で規制強化する必要性について御説明をいただきました。  ただいま斉藤大臣から御答弁いただきましたように、現行の法律に基づかない自主的な調査によって土壌汚染の発見が増加しております...全文を見る
○近藤(三)委員 ただいまの御答弁によりまして、土壌調査が行われている件数のうち、現行法の捕捉率、すなわちカバー率がおよそ二%であったものが、今回の法の改正によりまして、都市計画に基づく開発行為について見ますと、七割となることがわかったということでございます。  ただいまの私の...全文を見る
○近藤(三)委員 調査の必要性の基準につきましては、土地取引や開発行為などにおきまして非常に重要なファクターとなりますので、十分に国民などへの周知を図っていただきたいと思っております。  今回の法律改正では、土壌汚染による規制対象区域を現行法の指定区域一本から、健康被害の生ずる...全文を見る
○近藤(三)委員 ただいま御答弁いただきましたように、法の制定から法の施行まで十分な時間をとっていただきまして、国民の理解を得ていただくようお願いしたいと存じます。  次に、民主党から提案されています参法に関してお聞きします。  参法では、公園、学校、市場などの特定公共施設等...全文を見る
○近藤(三)委員 御見解をお示しいただき、ありがとうございました。  今回の閣法の法律改正の効果を上げるためにも、参法で示されております公園、学校、卸売市場など、児童の健康そして食の安全にかかわる土地や施設につきましては、今回の閣法による法律改正にあわせ、それぞれの土地や施設の...全文を見る
○近藤(三)委員 各省の見解をお伺いしましたが、学校、公園、卸売市場の土壌汚染対策につきまして政策の実効性を上げるためには、今後、斉藤環境大臣は、施設を所管する国土交通大臣、文部科学大臣、そして農林水産大臣などとどのように連携していこうとお考えなのか、御答弁をお願い申し上げます。
○近藤(三)委員 ありがとうございます。  斉藤環境大臣には、児童の健康、そして食の安全などをお守りいただくため、関係大臣との連携をよろしくお願い申し上げます。  次に、今回の法律改正の効果を上げるために、私の提案を含め、政策連携の観点から質問をさせていただきます。少し質問の...全文を見る
○近藤(三)委員 このGPSを活用しましたトレーサビリティーが我が国で定着できますと、これからアジアなど各国での利用も期待できると思います。日本のすぐれた技術を活用して世界貢献することができる、そんな観点からも、関係機関との連携によりまして、GPSシステムの構築をぜひぜひお願い申...全文を見る
○近藤(三)委員 中小事業者が行います土壌汚染対策の実態を把握していただきまして、有効な政策がさらに講じられますよう、お願い申し上げます。  最後に、土壌汚染対策としての掘削除去について申し上げます。  中央環境審議会の答申などによりますと、土壌汚染対策によって掘削除去される...全文を見る
○近藤(三)委員 斉藤大臣、土壌汚染対策の改正に対する並々ならぬお気持ちを表明していただき、本当にありがとうございます。  法律改正により土壌汚染対策が一層適正に推進されますことを期待しております。  これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月05日第171回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○近藤(三)委員 本日は、非化石エネルギーの利用を促進するための法案について質問の機会をいただき、ありがとうございます。  まず、我が国のエネルギー、どの程度自給しているか考えてみたいと思います。  日本の食料自給率はおよそ四〇%ですが、エネルギーの自給率はその十分の一の四%...全文を見る
○近藤(三)委員 二階大臣、どうもありがとうございました。  今回の法律制度は、我が国の置かれている国際的なエネルギー環境を踏まえたものであり、経済面や雇用面などの効果があることを明快に御答弁いただきました。ありがとうございます。  さて、エネルギー供給事業者による非化石エネ...全文を見る
○近藤(三)委員 吉川副大臣の御答弁で、太陽光発電に限定して買い取り制度を運用する事情、そしてドイツとの違い、よくわかりました。  先ほど大臣の御答弁にもありましたように、二〇二〇年時点における太陽光発電関連の経済効果は最大で十兆円、雇用効果は十一万人と予測されました。また、昨...全文を見る
○近藤(三)委員 今、数カ月ぐらいとおっしゃいましたが、年内には実施される可能性があるというふうなお答えかと思います。新しい買い取り制度、一日も早く実施されることを願っております。また、その効果が国民に実感できる適用期間を合理的に定めていただきたいと思います。  さて、太陽光発...全文を見る
○近藤(三)委員 太陽光発電を普及させるためには、二十四時間、三百六十五日を通じて、住宅などにおきまして安定した電力の供給システムをトータルで考えていく必要があると思います。そのためには、ダブル発電をどのように活用していくかが一つの重要な要素と考えます。買い取り制度の制度設計にお...全文を見る
○近藤(三)委員 太陽光発電をトータルとしてコストダウンするためには、さらなる技術開発が不可欠です。産学官が連携した国家プロジェクトとして、技術開発にさらに力を注いでいただきたいと思います。  時間の都合上、質問を一個飛ばさせていただきます。  では、パネルをちょっとごらんい...全文を見る
○近藤(三)委員 再生可能エネルギーは自然条件に左右されやすいエネルギー源です。効率的そして効果的な発電量を確保するためには政策的な誘導が必要であり、その際、地方公共団体との連携は欠かせないものと考えております。民間の技術開発を促すだけではなく、地方公共団体との連携強化に向けた取...全文を見る
○近藤(三)委員 ありがとうございました。  環境立国日本の名に恥じないようなエネルギー政策を期待いたしております。  ありがとうございました。
11月20日第173回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○近藤(三)委員 自由民主党の近藤三津枝です。  まずもって、きのうの財務金融委員会の強行採決という暴挙について申し上げたいと思います。十分な論議もなく、強引な国会運営に対し強く抗議をさせていただきます。  極めて短い会期日程の中で、自由民主党は、鳩山総理の言われる大いに議論...全文を見る
○近藤(三)委員 今のお答えですと、二つ目の前提条件であります公正かつ実効的な国際的枠組みの構築、そして三つ目のキーワード、意欲的な目標についてはっきりとした基準を持っていない、また国民への説明をできない状態というふうに私は理解させていただいたんですが、COP15の国際交渉の場に...全文を見る
○近藤(三)委員 先ほど私が申し上げましたのは、日本だけが過度な削減目標を背負うということは日本の国際競争力をそぐことになるので、それがひいては世界の環境技術を低下させることになって地球温暖化を進めることになるというふうに申し上げたわけです。  そして、大臣の今のお答えですが、...全文を見る
○近藤(三)委員 例えば、この三つの前提条件の一つであります主要国の参加について、アメリカ、中国、インドの一国でも議定書の採択を拒否した場合は日本の削減目標を取り下げると考えてよいということか、改めて小沢大臣にお伺いします。
○近藤(三)委員 先ほど小沢大臣は、三つの条件が整わない場合は二五%の拘束力については考えていくべきだと個人的には環境大臣として考えているとおっしゃったわけですから、この一つ目の前提条件、主要国の参加は非常に重たいものです。これが整わない場合には今の御発言というのは重いものになっ...全文を見る
○近藤(三)委員 ただいま田島副大臣からお示しいただきました数字によりますと、ガソリンへの課税が極めて高いことがわかります。  すなわち、原油、天然ガスや石炭は、二酸化炭素の一トン排出当たり千六十四円から千百七十四円です。一方、ガソリンは、輸入時と精製時の二度課税されますから、...全文を見る
○近藤(三)委員 大臣の御質問に対する御答弁はすべて読ませていただいた上で、環境税のイメージを再度ここで伺っているわけです。  原油から精製されるのはガソリンだけではありません。ナフサ、重油、LPガスなども精製されております。燃料、化学用原料などに利用されていますから、なぜ自動...全文を見る
○近藤(三)委員 本日何度も申し上げておりますが、負担の公平性、政策の光と影について、国民に、そして国会に理解を得るように真摯な御対応をぜひお願い申し上げます。  次に、排出権取引制度について質問させていただきます。  排出権取引制度、企業や事業者などの温室効果ガスの排出者に...全文を見る
○近藤(三)委員 実際に各企業にキャップを割り当てるとなりますと、次のような点が重要になってくると思います。  企業ごとにこれまでどの程度CO2を排出してきたのか、その量を把握するための実績調査が必要となってくると思います。また、企業がこれまでどのようなCO2の排出削減技術を導...全文を見る
○近藤(三)委員 二〇一一年とは限らないというお答えでしたが、その制度の内容、そして排出枠の初期設定の定め方、ロードマップなどについて、今の状況でありますと、ほとんど白紙の状態であるということもわかりました。  排出権取引の最も肝心な点は、企業に排出枠を公正に割り当てるというこ...全文を見る
○近藤(三)委員 私は、一九九〇年、COP3京都会議を取材したジャーナリストの一人なんですが、それぞれの国益をかけた世界各国の駆け引きをこの目で見た者の一人です。  地球温暖化に対する熱い思いだけでは、この問題、国際競争の中で乗り切れないということを非常に身にしみているからこそ...全文を見る