近藤洋介

こんどうようすけ



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近藤洋介の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 近藤洋介でございます。  大臣所信に対する一般質疑の機会をいただきましたので、私は、産業政策全般につきまして、経済産業省、そして政府の姿勢、施策を伺っていきたいと思っております。  まず最初に、ここ連日報道されておりますライブドアによりますニッポン放送の買収...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはりこの点もある程度グローバルスタンダードに一定限度合わせる必要があるんだろうなと思っております。これもなかなか難しい議論だということは私も十分承知しておりますが、ぜひその研究を生かして、これは、二〇〇六年から恐らく大型企業買収時代が場合によっては来るのかなと...全文を見る
○近藤(洋)委員 本件については、新しい会社法に絡んでまたさまざま議論の場があると思いますので、重要な問題でありますが、この辺で終えたいと思います。  そして、これから本題に入りたいと思うんです。  中川大臣は大臣に就任されて一年六カ月ぐらいになりなんとされているのかなと思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 この新産業創造戦略でございますが、私も三回読みました。三回読みまして、これは大臣が、N・レポート、通称中川レポートということでもあると伺っておりますけれども、大臣は以前、お若いころ日本興業銀行にいらっしゃいましたから、興銀のスタイルというのは現場主義だというふう...全文を見る
○近藤(洋)委員 失礼しました。十一兆に膨らんでいたんですね。ですから、この二年間で六兆円から約五兆円ふえているということで膨らみ続けているわけでありますが、失礼をいたしました。  これは、局長はこの介入をされたときの次長でもいらっしゃいますから、国金局の次長だと聞いています、...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、一定の、全く効果がないと言うつもりはないわけですが、しかしながら、本来の産業政策のとるべき話では毛頭ない。これだけ広がるとむしろ禁じ手に近い世界になっていて、事実政府もこの一年間やっていないわけでありますが、これだけ母数が大きくなってしまったわけですから、...全文を見る
○近藤(洋)委員 これはRアンドD減税とか既存の租税特別措置と比べてどれくらいなのかなというお答えは、なかなか事前に言いにくいですという話だったので結果を見たいと思うわけです。我々もPRをしますが、しかし、政府が果たしてどれだけ、これだけの肝いりでやったのなら、私の思いとすると、...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう一点、これも大事なポイントなので、簡単で結構でございますが、若者の雇用と同時に大事なのは、私は技術の伝承といいますか、熟練工の世界だと思っております。  私の地元の米沢も実は工業の町でありまして、東北有数の工業出荷高を誇るのですが、NECさんだとか日立さん...全文を見る
○近藤(洋)委員 政府は確かにそれぞれ施策を出しているんですね。ただ、いわゆる産業人材というか人材育成の総予算が、政府全体で平成十七年度六百七十九億円、昨年度の五百二十六億円に比べればふえたということでありますが、これはちょっと比較の問題なんですけれども、これだけ大事な問題に対し...全文を見る
○近藤(洋)委員 大事に大事にであれば、本当にむだなというか、それぞれが理由はあるんでしょうけれども、比較の問題でございます、優先順位の問題でございます、明らかにおかしい施設がどこどこと出ているという状況だと思うわけです。  高齢者の六十五歳雇用の話も伺いたかったんですが、この...全文を見る
○近藤(洋)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。  私は、内閣府の所管しております地域再生、地域の再生、そして地域の産業の再生について質問をしていきたいと思っております。  まず最初に、政府の骨太方針二〇〇四にも、第二章の部分のところで書かれていると思うんですが、地域再生に...全文を見る
○近藤(洋)分科員 何から何まで、PFIといってもいろいろございますから、ほかの協業がある場合、全部減免せいと言うつもりは私もございません。ただ、明らかに代替措置がないといいますか、用途を限定して、その分についてはやはり官とのイコールフッティングというのをきっちりすべきではないか...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ進めていただきたいと思っているわけであります。  PFIにつきましては、PFI基本法、これは議員立法でありますけれども、見直しの作業を与党内におかれては進められているという話を聞いております。議員立法でございますから、私ども民主党としても大変関心を持って...全文を見る
○近藤(洋)分科員 御指摘のとおり、オフィス・アルカディア米沢につきましては、有機エレクトロニクスバレー構想、これは県が四十七億円を投資して、山形県が開発予算を組んでいる。四十七億円で大きいか少ないか、有機ELは大変すそ野の広い産業ですから、もっと多く出せばいいという部分はあるん...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ありがとうございます。  地域でそれぞれ活性化してもらうためのこの法律なんだということなわけであります。  その中の一つの柱に、内閣府に道路整備交付金と汚水処理整備交付金と港湾につきまして一括計上して、今まで各省庁ばらばらだったものを一つの窓口で判断して、...全文を見る
○近藤(洋)分科員 地方財政は大変厳しい状況にある、私も、自治体の方々と話をして、大変そんな声を聞くわけであります。政府の三位一体の改革の中で、非常に地方に対する交付金が減らされたということで、そういった声を聞くわけでありますが、ちょっと、ややうがった見方をしますと、今回のこの考...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ、仏つくって魂入れずじゃないですけれども、やはり実効性を担保するような組織運営が重要かなと重ねて御指摘をしていきたいと思っていますし、この点につきましては、国会の場は、役所をチェックするのが国会の仕事でありますから、国会においても、その運用について議論をし...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ありがとうございました。質問を終わります。
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。  農業政策は国の基本の政策であると私は認識しております。私は、ふだん常任委員会では現在経済産業委員会に所属をしておりますが、農業政策は、私政治家にとりましてもライフワークにしたいと思っているところでございます。  本日は、昨...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣御存じのとおり、フランスの大統領だったドゴール大統領は、かつて、食料を自給できない国は真の意味の独立国ではないという名言をおっしゃっているわけです。  自給率がどこまで上がればいいのかという議論がございますが、やはり、こちらの基本計画にも書いておりますが...全文を見る
○近藤(洋)分科員 御指摘のとおりだと思うんですね。やはり健全な兼業農家というのは大事にしたらいい、副大臣も同じ御認識かと思うんですが、私も思っているんです。そこは、集落の共同作業が維持できるような健全な兼業農家はきちんと、彼らにあきらめさせないということは大変大事なことだと思っ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 続きまして、担い手論の方に戻るんですが、私の地元でも、だんだん建設業が、公共事業がだんだん減ってまいりまして、ただ、やる気のある若手の建設業の経営者の方々、私の仲間の方々は、これからはやはり農業だと思っているんですね。農業で、例えば畜産なら畜産の生産者の方々と...全文を見る
○近藤(洋)分科員 おっしゃったとおり、各省庁にまたがる分野でございますから、連携が大事だと思っておるんですね。農水省からいただきました資料、今年度、二百七十七億円でございますか、バイオマス関係予算ということでございましたが、とりわけこの分野は農林水産省と経済産業省、二つがキーに...全文を見る
○近藤(洋)分科員 長官のお立場としてはそう答えざるを得ないと思うわけでありますが、これは、森林がいかに重要かと、私はこの場で言う必要はないと思うわけでありますけれども、大変多面的な機能も持っておるわけですね。  あの一兆円の債務を特会にそのまま引き続き残したという意味合いは、...全文を見る
03月09日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は独占禁止法改正の質疑でございますが、政府案、そして私たち民主党も、それぞれの独禁法改正案を国会に提出しているわけであります。四半世紀ぶりの改正でありますから、さきの臨時国会、そしてこの通常国会でも引き続ききっちりとした議...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、もう少し具体的に、委員長の方にこの案件のことを伺っていきたいと思っております。  繰り返しになりますが、フジサンケイグループが共同歩調をとって、ニッポン放送が仮にライブドアになった場合には取引をしない、ポニーキャニオンもしない、さらには、ヤクルトスワロー...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう一度伺っていきたいと思います。  まず、この放送業界、メディア業界というのは、必ずしも参入が自由なマーケットではないですね。免許行政でありますから、ある程度範囲が決まっている業界であります。しかも、キー局というのはそう何百社もあるわけではありません。数えら...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、グループ外の話をしていきたいと思っています。  ヤクルトスワローズはフジサンケイグループの二〇%を取得されている関連会社でありますけれども、ここがプロ野球の放送をニッポン放送にしないと申し出ているという話が既に伝わってきています、もしライブドアの傘下にな...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ注意深く見守っていただきたいと思います。  とりわけ公正取引委員会は、前回のプロ野球参入問題のときにも、私は事務局の方から聞きましたが、プロ野球機構に対して意見は聞いたという、どういう状況か調べられたという話は聞いておりますが、調べるだけで具体的に、私は、...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣おっしゃったとおり、コンテンツ産業は極めて重要だと思うんですね。現在十二兆円ということでございますけれども、この比率というのがGDP比にしてみると、アメリカと比べれば、GDPの比率はアメリカは五%以上、日本は十一、二兆円というけれどもGDP比で二、三%という...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひそのような方向で、このライブドア問題に広がるフジサンケイグループの動きというのは、こういった体質に起因するものだと私は考えているんですね。認識はある部分では共有できたのかなと思っておりますので、産業政策の観点からぜひ公正取引委員会とも連携をとっていただきたい...全文を見る
○近藤(洋)委員 確認でございますが、きっちり対処するという話でございましたから、そうすると、今回のフジサンケイグループが、これは仮定の話ですが、仮にライブドアがニッポン放送の傘下になった場合、その関連取引企業に対して、グループじゃないですよ、制作会社であるとか、イベント会社であ...全文を見る
○近藤(洋)委員 また伺っていきますが、次に、ちょっと見方を変えて、これは確認事項でございますけれども、今回のニッポン放送及びライブドアの問題というのは、マーケット、マーケットといっても証券市場ですけれども、証券市場に私は大変大きな影響を与えているんだなと認識しておるわけでありま...全文を見る
○近藤(洋)委員 今声も出ましたが、まさにこのルールづくりはやや遅きに失したなという気がするわけであります。  この点はさまざまな部分で指摘をしなければいけないと思っているわけでありますが、改めて、今回二十四日にこの事案の、私が懸念しているのは、裁判の結果がどうなるかわかりませ...全文を見る
○近藤(洋)委員 官房長官、大先輩に恐縮なんですが、私は別に介入ということではないと思っているんですね。きっちり動きを把握するべきではないか、公正取引委員会はその動きをウオッチする必要があるのではないかと。  実は、このやりとりをするに当たって、公正取引委員会の方々と何度か議論...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、日本のプロ野球とこのメディア産業というのは、ある意味ではパラレルだと思っています。メジャーリーグは世界水準で、アメリカのコンテンツ産業を初めとするメディア産業というのは、やはりこれだけの世界水準になっている。日本の、残念ながら私も昔いたお世話になった世界、...全文を見る
○近藤(洋)委員 済みません、そのままで。  裁判所は十二時じゃないと受け付けてくれないんですか。三時以降は受け付けてくれなかったんですか。
○近藤(洋)委員 こういった重大な行政行為を昼のひなたに発表するという、この感覚といいますか、この姿勢は私は大問題だと思うんですね。  御存じかどうか、この日、有線ブロードの株価はストップ安になっています、後場から。売りまくられて、ストップ安になっているんですよ。そうしたマーケ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさにそのとおり、インサイダー取引の危険があるんですよね。  まず第一点指摘したいのは、有線ブロードバンドは、調べましたら、この日、業績の上方修正を発表しているんですよ。上方修正を記者発表している。上方修正と株式分割も発表しているんです。であれば、普通は上がる...全文を見る
○近藤(洋)委員 本当に困っているんでしょうかね。  そうだとすると、平成十六年度立入検査件数二十八回のうち、昼間に報道されているのが十六件、そして朝刊のみが三件、夕刊のみが一件ですから、要するに、二十八件の立入検査回数のうち、十回は報道もされなかった件。だけれども、残りは全部...全文を見る
○近藤(洋)議員 原口委員の御質問にお答えいたします。  不当廉売を初めとする不公正な取引方法というのは、とりわけ中小企業に対する影響が大変大きな問題であり、我が国の雇用の八割と技術を支えている中小企業に対して致命的な影響、不利益を与えている大変重要な問題であると認識しておりま...全文を見る
○近藤(洋)議員 お答えいたします。  官製談合の防止、撤廃というのは、私ども民主党独禁法改正案の目玉、柱の一つであります。六十兆円を超える公共調達に対してメスを入れることが喫緊の課題だという認識に立ちまして、官製談合情報を提供した事業者に対しては措置減免の制度を新たに盛り込み...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○近藤(洋)議員 中山委員の質問にお答えいたします。  もう熱意は同じなわけでございますが、今回の法案については、相当法制局とも議論いたしました。研究もいたしました。残念ながら時間切れで今回の法案そのものには入っていないわけですが、しかしながら、もう二年後を待たずに、今鋭意研究...全文を見る
○近藤(洋)議員 中山委員の御存じのとおり、既にドイツでは行政制裁金の、課徴金の対象になっておるんですね。九八年、既にドイツは独禁法を改正して導入しております。ドイツ・カルテル庁は二〇〇〇年に既に処分をドイツ・ウォルマートに対してしているという実績があるわけでございますから、行政...全文を見る
○近藤(洋)議員 二年後の見直しの方向についてお答えいたします。  このたび私どもの民主党案は、措置体系を抜本的に見直して、行政制裁金を入れました。そして、政府案でも同じでございますけれども、公正取引委員会の権限が大変強くなっています。犯則調査権が加わりました。今後のポイントは...全文を見る
○近藤(洋)議員 お答えいたします。  公共調達、大変な巨額な、国、地方を合わせて六十兆円を超える、鉛筆からミサイルまで広がる公共調達でありますから、この分野について厳しいメスを入れていくというのが我が民主党の考え方でございます。  官製談合防止法の改正は、そそのかし罪を提起...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  今回の会社法、大改正ということでございまして、この連合審査、質問の機会をいただきますことを大変光栄に思っております。  今回の会社法では、企業というものの根本の考え方をもう一度一から見直しながら法案を作成したと聞いております...全文を見る
○近藤(洋)委員 両大臣とも、第一義的には、上場会社、株式会社は基本的には株主のものであり、もちろん、ステークホルダーとして、顧客なり、当然のことながら従業員なりさまざまな関係者もかかわってくる、基本的には同じ認識だと思っているわけでございます。私もそう思います。  アメリカの...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣おっしゃるとおり、資本の移動がそれぞれ行われ、それで知恵を絞るということ、緊張感を持ちながら経営者も経営すること自体は決して悪いことではないんですね。  客観的な情勢を言っても、日本は今超々々低金利を続けているわけでありますから、考えてみますと、この超低金...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり、伺っていても、いや、三角関係ならぬ三角合併を認める対価の柔軟化を実行しても、何も敵対的買収がふえるわけではないと大臣おっしゃるわけですね。にもかかわらず、一部に危ないというおそれがあるから入れましたというのは、どうも理由としておかしいと思うんですね。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 すなわち、敵対的という言葉がやはり世の中一般の誤解を生んでいると思うんですね。  この敵対的というのは、おっしゃったとおり、企業価値に対して敵対的か否かということだと思うんですね。だから、現在の経営者に対して敵対的であろうが、それは関係ないわけで、また、もっと...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうなんですね。現状では、具体的に言えば社外取締役、場合によっては社外監査役というものが第三者になるわけです。  ところが、実際は、日本の企業の場合、この社外取締役の実態が、利益相反のない第三者かどうか、極めて疑わしいと思わざるを得ないんですね。まず、そもそも...全文を見る
○近藤(洋)委員 お言葉でございますが、これは、実態、グループ内でこれだけいると、およそ利益相反がないとは言えないと思うんですね、グループの中ですから。取引先も、三菱商事と三菱重工と三菱電機という、極めて取引がクロスしているわけですね。それで客観性が保てるのかというのは、極めて問...全文を見る
○近藤(洋)委員 だけれども、これは大事な問題だと思うんですね。敵対的買収か否かの判断というのは非常に難しいことだと思うんです、何が敵対的なのかというのを判断するのは。最終的に裁判所に駆け込めばいいじゃないかというわけですが、裁判に一々駆け込むのは私は合理的だとは思わないので、や...全文を見る
○近藤(洋)委員 注視をされるということでございますが、これは大変大きな影響を与えると思うんです、実際に入れるとなると。恐らく経団連は猛烈に反対するでしょう、大変なことになりますから。全部に上場基準の一つの要件とすると、これは大変なことになる。ですから、金融サービス法の部会でこの...全文を見る
○近藤(洋)委員 こだわるわけではないんですが、会社法の改正で、合併対価の柔軟化について一年間先送りしたんですね。そこをおびえる一部経営者、自信のない経営者の声に押される形で一年間先送りをされた。だとするならば、やはり緊張感のある取締役会をつくるという制度を政府としてこの一年間に...全文を見る
○近藤(洋)委員 社外重役の件についても、一年をめどに頑張っていくということと受けとめさせていただいて、また、それぞれこの法案、さまざまな問題点があるというのを、また機会があればチャンスをいただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月22日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日、原子力関連二法案に関連しまして、私も我が国の原子力政策全般について質問をしていきたいと思っております。  質疑の中でも同僚議員が強調しておりましたけれども、原子力発電というのは、我が国の発電の三割を占める基幹エネルギーであり...全文を見る
○近藤(洋)委員 大変大きな責任を持っているんだという御発言でございました。  原子力、とりわけ核燃料サイクルの進め方については、確かにさまざまな立場からさまざまな御意見がある。原子力委員会でも昨年いろいろな議論がされた。  ただ、進め方についてはさまざまな議論はあるけれども...全文を見る
○近藤(洋)委員 その際、前提が崩れるというふうになった場合、あってはならないことでありますけれども、これは考えておかなければいけないと思うわけですが、さまざまな前提が崩れた場合、状況にもよりますが、法律を見直す際には、官民の役割分担等も含めて見直すことになる、それも否定しないと...全文を見る
○近藤(洋)委員 基本的には、ふだんの状況が大きく変化する場合は、私としては、今回の法律は一期工事についての話でありますが、今後のことについても、やはり官民の役割分担については、同僚議員も重ねて指摘をしてまいりましたが、私はまだまだ不明確な部分があると思っておりますので、やはりき...全文を見る
○近藤(洋)委員 二年前の数字で算出するという説明を受けましたので、実績は確定していないということですが、確認ですが、ほぼ十五年度並みの額が十六年度、十七年度、出される見通しであるということでよろしいわけでございますね。
○近藤(洋)委員 そこで、ちょっとこれ、下の表であるわけですが、まさに十七年度も同じ額だとすると、二年前の数字をベースにするとすると、この下の表で、平成十五年度、福島県は二一・二%の利用率であった。福島第一原発の事故があったということでもございますが、二一%。全国平均も、これは福...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに事故とか、事業者の責任で事故が起きたという場合は、それは確かに、県の責任ではないから特例を認めましょうという特例がある。規則で特例があるというのは、それはわからないでもない、理解できるところです。  ただ、ちょっとここで確認したいんですが、東京電力の福島...全文を見る
○近藤(洋)委員 福島県は、もう要するに、お墨つきは国としては与えているということでございますね。  とすると、県はまだ納得してないという話が伝わっておりますけれども、ちょっとこれは基本的なことで恐縮ですけれども、原子力安全・保安院は、福島県に、安全の確認を機関委任事務でもして...全文を見る
○近藤(洋)委員 福島県がそういう形で、思いを持たれる、地域の福島県民の皆さん方も、私も東北人ですし、隣なんです。隣の米沢ですから、それは福島県民の方々の気持ちもわからないではないといいますか、それはあるんですが、しかし、もう一回、ちょっと法の交付金の話に戻るんですけれども、した...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、それは、趣旨に反していないという言い方はどうも理解できないですね。  では、角度を変えて伺います。いいですか。法令上、実際に、だから、結論からいくと、これは法律をきっちり整理すると、地方自治体には原子力発電所を動かす、動かさないという権限はどこにも書かれ...全文を見る
○近藤(洋)委員 これで国策と言えるんですか。こういうことだから、国策が危ういというふうな指摘を受けるんだと思うんですね。せめて、少なくとも交付金は減額すべきです。今の法律のことを考えるのであれば、減額すべきである。減額する必要はない、趣旨に反しないと強弁するならば、今の状況は不...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ大臣、真剣に、やはりこの問題、自治体と向き合っていなかったと思うんですね。そこを自治体と向き合い、地方分権の時代だというのであれば、じゃ、知事の権限は一体どこまでなんだ、どうできるんだ、どうコミットするんだ、どこまでできるというところをやはりきっちり整理をし...全文を見る
○近藤(洋)委員 非常にまだ先行き不透明感が漂うということだと思うんですね。これではいけないと思うんです。私は、原子力長計の中にどうするのかというのはやはりきっちり位置づける必要がある。二〇〇〇年初頭のこの五十年間、間が何もないんですよ。二〇五〇年からは高速増殖炉商業化だというの...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、お忙しいところ御出席いただきまして、ありがとうございます。政府一丸となって取り組むという話でございました。  私は、核融合の実験自体、研究は、これ自体はやったらいいと思うんです。大変未来の夢のある話でございますし、鉄腕アトムじゃないですけれども、その先...全文を見る
○近藤(洋)委員 額は八千億円でございます。これは見積もりですから、大体、過去、「むつ」は二十倍、「もんじゅ」も数倍と、倍以上かかるのは当然ですね。当然というか、そうかかるのを想定しなければいけない。どこから文部科学予算が出るのか全く理解できないんですね。核融合の研究はいいと思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 全く答えになっていないですね。ほとんど仕切っていないわけですよね。私はまじめに聞いているんですよ。  本当に、私も前回六ケ所村に視察に行きましたけれども、ITER誘致の大看板がありましたよ。これは、地元対策としてそういう夢を振り向けたいという政治的な意図はいい...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、先輩の政治家に対してこんなことは釈迦に説法だと思うんですが、やはり今原子力政策に一番大事なものは信頼だと思うんですね。一〇〇%、どう考えても安全だというのはだれも証明できないわけです、極論を言えば。安全を確保しますという政府に対する信頼、行政に対する信頼、...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。  農林水産行政に関する質問の機会をいただきましたことに感謝をしたいと思います。本日は、農、林、水、それぞれあるわけでございますが、私は林野行政を中心にお話を伺っていきたいと思っております。  先ほどの坂本議員も山国ということ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣のお話のとおり、大臣のお言葉をかりれば、健全な国民生活の基礎であるということでございました。  森林のない国は、ある意味で、文明史的にも滅びるのではないかという識者の御意見、私もそのとおりかなと思っているわけでございます。その意味では、文明史的にも、この...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  あえて言えば、局長、厚生労働省は、これまたお茶の間で今一番恐らく評判の悪い役所だと思うんですね。お茶の間でですよ。やはりいろいろな社会保険庁のむだ遣い、これは全然話は違いますけれども、社会保険庁の問題が連日ワイド...全文を見る
○近藤(洋)分科員 人工林の杉が花粉を発散する年齢になって、こういう形になったということも伺っておるわけでございます。もちろん、杉を植えてきたということは、木材生産のために過去、歴史的に必要があったことでありますから、それ自体をいけなかったと言うつもりはないわけでございますが、こ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 やはり機動的な対応が必要だと思うんですね。そういう意味では、大臣命令ですか、指定といいますか、ということで対応するということでございますので、特に東北三県、私の地元もそうでございますが、そういうところでの要望があれば、ぜひ林野庁としては機動的に対応してもらいた...全文を見る
○近藤(洋)分科員 いい制度ですので、ぜひやりますと、これは予算の話ではあろうかと思いますけれども、言い切っていいと思うんです。  ただ、一つ注文をつけるとすれば、これは補助金でありますから、地方自治体、県と市町村ということで残りを交付する、お金を出すということになるわけですが...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ不断の見直しを引き続き政府内でしていただきたいと思うわけであります。  時間も迫ってまいりましたが、最後の方で、国有林の話を伺っていきたいと思います。  国有林野については、実は予算委員会の分科会の方でもしつこく伺っていったわけでありますが、重ねて伺っ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ありがとうございます。  国有林野の性格は、やはりもう明らかに変わってきているわけですね。個人的なことで恐縮ですが、私の祖父は、昔、岩手県で営林署長をやっていたこともございますし、そういう意味では国有林への思いはあるわけでありますが、しかし、やはり役割が変わ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月10日第162回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  私は通常は経済産業委員会に所属をしておりますが、本日は、重要法案である新会社法の審議で質問の機会をいただいたことを感謝申し上げます。  会社法は企業の組織を定める基本法でございますし、その大改正は、日本の企業、産業構造、そし...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、看護師さん等の御経験をお持ちですから、御自分のお言葉で、命の、この事件の重大性の認識をお話しいただきました。全くそのとおりだと思います。  また、改めて何でこの話を会社法の冒頭に申し上げたかといいますと、企業事故というのは、先ほど大臣、この事故のケアが大...全文を見る
○近藤(洋)委員 法文では、まさに政省令で定めるとしか書いてないですね。そして、副大臣おっしゃったように、それらしきものというふうにお答えいただきましたけれども、規則の中の第百九十三条の中に、私も読みました、この政省令では何を書いているのか全くわかりません。この政省令では三つ、四...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、議論はしたけれども、中身がよく出ていないということなんですね、少なくとも現時点でこの法文では。また、お答えにもなっていないということだと思うんですね。この内部統制の話というのは、企業に対して実際の現場では大変な影響を与える話なんですね。  御案内のと...全文を見る
○近藤(洋)委員 夏までに結論を出すということですけれども、けさの日経新聞朝刊一面、頭に、企業に対して文書の義務づけ、内部管理や意思決定過程について、その意思決定の事細かな文書の保管を義務づける、金融審で議論する、証取法の改正も考えているということが出ておりますが、これは事実です...全文を見る
○近藤(洋)委員 義務化の方向で検討するというふうに受けとめたいと思いますけれども、ただ、審議官、余りいいかげん、要するに、いいかげんだと言うつもりはないんですが、やはり内部統制をするということを会社法で書いているわけですから、政省令では今わからないわけですね。唯一検討しているの...全文を見る
○近藤(洋)委員 審議官、平成十五年六月に「リスク新時代の内部統制」というペーパーも出しているじゃないですか。これはもう内部で検討しているじゃないですか、二月につくったとおっしゃるけれども。  ですから、それはやはり遅いと思うんですね、ガイドラインをつくられるわけですから、経済...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひしっかりと中を見ていただきたいと思うんですね。  あわせて、これは大事な問題でして、企業統治の仕組みについて、アメリカの仕組みをそのままどんと入れるというのは、僕は議論があるところだと思うんですね。会社法上の大会社というのは資本金五億円以上ということですが...全文を見る
○近藤(洋)委員 繰り返し言うようですが、これは企業の運営からすれば大変大きなテーマなんですね。  私は、内部統制がすべて企業の足かせになるとも思いません。コンプライアンスというものを広く考えていけば、私は、信頼される企業になって、ひいては会社の経営にとってもプラスになるし、ま...全文を見る
○近藤(洋)委員 必要に応じて検討すべきものと考えていると。要は、今、現状、このようになっているのは、ほかの刑罰との見合いで五年というふうになっているんじゃないんですか。ほかの刑罰との見合いの中で、通常の詐欺罪だとか例えば殺人罪だとか、私は余り詳しくはございませんが、ただ、そうい...全文を見る
○近藤(洋)委員 刑事局長、必要ないとおっしゃるけれども、では、企業犯罪は減っているんですか。企業犯罪なり、そうした企業の不祥事は起きているではないですか。  それぞれのJR西日本の経営者の方々も、実は私、前職の新聞記者をやっているころ、当時民営化になったばかりのJRを取材させ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今の仕組みを刑法全体の中から見ればなかなか実現は難しいというお話でございましたが、しかしながら、会社の不祥事、不祥事が起きたからこれをやるというパッチワーク的な話で考えているわけではありません。日本の構造的な社会のありようというものをもう一度、法令遵守といいます...全文を見る
○近藤(洋)委員 今回の会社法の全体の改正では、定款で、企業が自治というか、自分で決めれば相当なことが自由にできるような形の法改正ですね。企業の自由度が高まっている法改正ですね。それ自体は私は是といたします。流れとしてはいいことだと思います、企業の自治を高めていくということ自体。...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、この問題は早急に議論すべきだと思うんですね。  私は、繰り返すようですが、別に企業性悪説に立つ者ではありません。それぞれの企業の個人個人は、経営者にしろ従業員個人個人は、よかれと思って物事をやっているんだと思うんです。  ただ、結果として、こういった内...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介でございます。  私たち衆議院議員は常在戦場でございまして、私もまだ一期生議員なものですから、毎週金曜日地元に戻って、街頭演説をしたりミニ集会をしたり個別にお話を伺ったりして現場を歩いているわけでございます。私の地元は山形県...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは、四十六兆八千億円、これのほかに、いわゆる住宅金融専門会社、住専に対する六千八百五十億円。さらには、証券会社の破綻、山一証券への特融もありますね。山一証券、さらにはほかのさまざまな中小証券会社がございます。生保の破綻も合わせますと、五十兆円程度と見ていいの...全文を見る
○近藤(洋)委員 ただいまの整理をされた数字でも合計で百三十件程度ということでございますが、これはいわゆる経営陣側だけの話でございますから、借り手の側の方々、いわゆるバブル紳士と当時言われましたけれども、そういった借り手の側の事件、この件数はないわけであります。また、平成十年以降...全文を見る
○近藤(洋)委員 ないということでございますね。それを聞いて安心をいたしました。  そこで、ぜひ改めてもう一つ確認をしたいんですが、最後のところでございます。この資料一の最後の行のところでございますが、いわゆる高橋治則、イ・アイ・イの事件は覚えているだろうというところのくだりで...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、私は検察の方というのは正義を実行する方々だと信じておりますし、私も知人に、大学の友人等で検事の方がおります。使命感を持って仕事をされているということも知っております。ただ同時に、この書物が実は当時の金融関係の方々にもある程度の共感を持って読まれているという...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣の方から、こういう方向は望ましいという御発言をいただきました。上場企業については有価証券報告書の添付資料ということでなっておりますということを金融庁から伺いましたが、企業の公開云々についてはこれは法務省の話でございますというような形で、ちょっとその辺のすき...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、振角審議官、金融庁内で議論をしていただきたいと思うわけでございます。  資料四に書いておりますが、これはソニーという会社、この配当政策を見ますと、「当社は、株主の皆様への利益還元は、継続的な企業価値の増大および配当を通じて実施していくことを基本と考えてい...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは、ビジョンのところで多少は検証したんでしょうけれども、もっときっちり、何がどうなったのか、調査報告が行われていないと僕は思うんですよ、金融庁。ぜひここはきっちりやるべきだと思うんですね。  冒頭の質問でも明らかにさせていただきましたけれども、九二年から表...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございました。  時代の総括は、大臣の答弁を伺っていますと、無理だな、やはりこれは政権交代しか総括する道はないなということをしっかりと申し上げまして、御質問を終えたいと思います。ありがとうございました。
07月15日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。省エネ法の質疑でございますから、私もクールビズをやらせていただいております。よろしくお願いいたします。  国会は延長国会となったわけですけれども、この国会がなぜ延長されたかといえば、郵政民営化の議論のために延長されたと思っておるわ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まあ、いいでしょう。  少なくとも、公正取引委員会が告発をして今回の事件が明らかになったということでありますから、ぜひ引き続きメスを入れていただきたいと思っておりますし、この件についてはまた質疑をする機会があるとは思うんですが、ただ、一点どうしても確認をしたい...全文を見る
○近藤(洋)委員 我々民主党は、現在、官製談合防止法の改正案を内部で鋭意検討しております。具体的な内容は改めて法案を提出した際にと思っておりますが、方向感としましては、まずは刑法を一部改正させてもらいたいと思っています。公務員の皆さん方に対して厳しい措置を加えるということ、刑法そ...全文を見る
○近藤(洋)委員 この官製談合、鉄骨橋梁事件についてやりますと、これは、時間が幾らあっても足りませんし、具体的に我々も調べておりますが、またの機会に譲りたいと思います。きょうは基本的な認識だけを伺いたいと思っているわけですけれども、大臣、今回の問題に限らず、談合せざるを得ないとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり、いろいろな要因があるという副大臣のお答えでございましたけれども、基調としては、この基調がそう簡単に崩れることはないという御認識なのかなと。そう一気にまた値下がりするような地合いではないという御認識で経済産業省は見ているなというふうに理解をいたします。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 自動車というと、GMは今非常に経営難が伝えられているわけでありまして、自動車というと、十二年前の日米自動車摩擦のことを思い出すわけであります。  今回はそういう状況ではなくて、むしろアメリカの国内でも別に日本バッシングというのが起きていないということでは、自動...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひこちらも、二〇〇八年が天王山、天下分け目の天王山というふうに聞いておりますので、お金の使い方ということを冒頭申し上げましたけれども、こういう必要な、大きな波及効果のあるものについてはやはり思い切って進める、そしてむだなものについてはばっさばっさ切るというか、...全文を見る
○近藤(洋)委員 クリーンなエネルギーで合致するものだという中川大臣の御認識であります。  だとするならば、続いて原子力について伺いたいんですが、原子力発電所の技術といいますか発電プラントの技術、原子力については今既に五十基を超える発電所があるわけですけれども、そろそろ交代時期...全文を見る
○近藤(洋)委員 その中で、特に中国の原子力発電所、国内のリプレースという問題もあるわけですけれども、同時に、やはり問題意識として、アジアに次から次へと原子力発電所の計画ができている。特に、とりわけ中国では大変な勢いでできている。この中国にやはり安全でしっかりした原子力発電所をつ...全文を見る
○近藤(洋)委員 同時に、中国に輸出、輸出だけでは私はやはり原子力の技術というのは済まないといいますか、発電所を出しておしまいというものではないと思うわけです。使用済みの燃料が出てくるわけでもありますし、そういったものがちゃんと管理されるかということも含めて、また、当然、運転され...全文を見る
○近藤(洋)委員 この問題は、やはりセットの問題だと思うんですね。ですから、そういったものも担保されなければ、安易にこれは輸出できないものだとも思っておりますし、そこはやはりしっかりとつくる必要があるということを指摘しておきたいと思います。  エネルギーをめぐっては、今、三菱重...全文を見る
08月03日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。国会終盤のこの時期に質問の機会をいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  午前中から質疑を聞いておりますと、私、大変失望感を禁じ得ません。経済産業省というのは、私は霞が関の中でもいわゆる一流官庁だという認識を持っております...全文を見る
○近藤(洋)委員 理由は伺いましたけれども、そもそもこの産業再配置補助金というのは、別に電源関係法にのっとった補助金じゃないんですよ。後から質問してまいりますが、工業再配置法という別の法律にのっとった補助金制度であるわけですから、その趣旨で、今、電源立地云々という形で話をすりかえ...全文を見る
○近藤(洋)委員 冒頭この制度を申し上げたように、この日本地図の斜線の地域が対象になるんですよ。では、これは全部電源立地地域なんですか、この全部が。違うでしょう。電源地帯は、重なっている部分もあるけれども、全部じゃないわけですよ。ほとんど一般会計から出ていないんだから、電源対策の...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間がないですから、簡潔にお願います。過去、何でやってこなかったのかということだけ聞いているんです。  要するに、平成十三年度まで計画はあったけれども、それからの四年間やってこなかった。簡単に言えば、国土総合開発計画はまだ見直しの最中だと聞いているからやらなか...全文を見る
○近藤(洋)委員 減らしているということを聞いているんじゃなくて、これが政府として、法律として問題じゃないのかということ、大蔵省はそういうことを考えて査定してこなかったのか、大蔵省主計局はこれは怠慢じゃないのかということを指摘しているんです、次長。  これは法令違反のものを認め...全文を見る
○近藤(洋)委員 一年、二年のことを言っているんじゃないんです。四年間そのまま放置しているでしょうということを聞いているので、やはりこれは大蔵省主計局不要論につながる話ですよ、こんなことであれば。何をやっているんだ、何を査定しているんだと。もっと言うと、この補助金だけじゃなくて、...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は当時まだ小学生でしたから記憶はないんですけれども、ただ、改めて読みまして、これはすごいんですよ。昭和四十七年六月に初版が発行されて、手元にあるのは昭和四十七年、同じ年の十月ですけれども、十七版。四カ月間で十七の版を重ねた大ベストセラーですよね。  中身を見...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、抜本的に見直す時期が来ているのではないかというお話ですね。  だとしたらば、私、この法律自体が、全総も変わったわけですし、既に根拠となる工業再配置計画も恐らく今の御発言だと大幅に見直していくということだと思いますので、少なくとも予算要求段階でこの補助金制...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、この補助金を廃止するということですね。ぜひ予算要求の中で、これはもう廃止ということを、明確な御答弁をいただきました。ぜひこういうことをしなければいけないと思います、ちょっと遅きに失したという気もいたしますし。  大臣、角栄さんがつくられた法律はいっぱいあ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、私も特許政策に国がかかわることについて同じ認識でございます。ただ、申し上げたいのは、やはり経営の効率性も含めて、あと戦略性も含めて、少なくともトップが一年ごとに交代するような今の人事ローテーションでは、とてもそのようなことはできない。これは、経済産業省のO...全文を見る
○近藤(洋)委員 特別会計はやはり非常に余裕があると思わざるを得ないんですね。ですから、やはり相当ドラスチックな改革をしないと、この特別会計の問題は解決できない。民主党は民主党で対案を出してまいりますが、あえて指摘したいと思います。  電源特会についてまた話を戻します。  四...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは伺いました。  ただ、じゃ、安全かどうかという確認は、電力会社と自治体の紳士協定である安全協定に基づいてやっているわけですね。この安全協定というのは明文化されていないんですよ。明文化されていない、法的な位置づけも何もないんです。今の交付規則なりなんなりに...全文を見る
○近藤(洋)委員 きょうは特別会計のあり方について伺ってまいりました。前向きな御答弁もいただきました。  ただ、三百兆を超える特別会計について質問をしてまいりまして、最後に一点だけ、私どもは、この特別会計も含めて国のお金の使い方が、流れがおかしくなっているという問題意識を持って...全文を見る
○近藤(洋)委員 はい、やめます。  実際に、民間金融機関は大量の国債を買っているんですよ。百三十一の全国銀行の国債保有残高は百兆円ですよ。既に民間銀行が百兆円の国債を買っているのに、それをさらに、郵貯を民営化して流れるとは到底思えないんですね。  簡潔に申し上げます。要は、...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございました。
10月14日第163回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。質問の機会をいただき、感謝をいたします。  私の座右の銘は信なくんば立たずという言葉なんですが、論語の言葉で、諸先生方御存じのとおり、為政者や国が信用を失ったらその国は成り立たないという言葉でございます。くしくも、自由民主党総裁であられる...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに佐田議員御答弁のとおり、透明度を増したいということを再三おっしゃっていますが、与党案は透明度を増すようになっていないということをこれからの質疑で明らかにしていきたいと思います。  疑惑を生んでいる現状で、これが把握が難しいから規制できないというのは、これ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさにこれだけ多くの国民の方が疑問に感じている、そして国家存亡にかかわる大事なことでございますから、実現可能性に向けてその可能性を探るという立法はまさに正しいことだと思うわけであります。やはり、立法者の意思、これは議員立法でございますから、その立法者の意思、現状...全文を見る
○近藤(洋)委員 先輩議員に対して大変失礼かもしれませんが、私は、この金銭感覚が常識か常識でないかということの質問をしたわけでありまして、今の答弁は非常にわかりにくい、国民に対してわかりにくい答弁だと思うわけであります。やはり異常な金銭感覚と受けとめられているわけですよ。そしてわ...全文を見る
○近藤(洋)委員 その収支報告書、平成研の報告書に十五億円の穴があいているというのが明らかになっているわけで、それを信じろということがどだい無理な話なわけでありますが、民主党案におきましては、この件について罰則もつけて厳しい措置とした理由を御説明ください。
○近藤(洋)委員 まさに、ここに残念ながら金銭感覚のずれが出ているんですよね。百万円以上のものを透明度を高めるということに対して、自由を規制するとおっしゃるということ、これは、百万円というのが、我々は大きなお金だと思っているわけですけれども、与党の方は大きなお金と思っていないのか...全文を見る
○近藤(洋)委員 答弁が食い違っているんじゃないですか、与党の中で。先ほど、できる限り透明にすると佐田委員がおっしゃって、こちらは、明らかに全部知悉するとまずいところもあるとおっしゃる。与党の提案者で答弁が同じことで食い違っているのは、これは法案提出として問題じゃないですか。大変...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、先ほども、繰り返しをもう時間がないので言わせないでいただきたいんですけれども、被疑者が自分で改めてもだれも世の中信用しないというのが社会の常識であると。それを踏まえた上で、これは被疑者ですよ、国民の目線から立てば。怪しいと疑われているところがみずから調...全文を見る
○近藤(洋)委員 国民からのチェックを受ける、これは大事なことなわけであります。そして、その国民のチェックの場というのは、やはり国会なんですよね。国会で、同僚議員が重ねて主張しているように、やはりこれは、少なくとも証人喚問というのは最低限必要であります。何もこれは橋本派たたきをし...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 本会議 第7号
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○近藤洋介君 民主党の近藤洋介です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案に賛成、与党提出の法律案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  我々政治家にとって、国民の信頼、信用は命綱...全文を見る
○近藤洋介君(続) 外部監査を明文化したくない事実でもあるのか、与党の法案提出者は委員会質疑で、資金の流れを明らかにすれば不当な介入を招くと珍妙な答弁をされました。上場企業で粉飾決算を行えば、即上場廃止、経営者は責任を問われます。世の中の常識と離れ、身内に甘い与党案では、政治不信...全文を見る
○近藤洋介君(続) 私は、政治家である限り、国民をだますことは断じてありません。万一、その言に背いたら、国民の反撃によって野たれ死にするばかりなのであります。  こうした気骨ある先輩方、議会人が戦後日本の礎を築いたのであります。  議場内の議員の皆さん、私たちは、国民をだます...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  前国会に引き続き、幸運にも再び経済産業委員会に所属をさせていただきました。また、本日は一般質疑の機会をいただき、感謝をいたします。よろしくお願い申し上げます。  私も、同僚の達増議員に続きまして、経済産業省の関連団体の補助金...全文を見る
○近藤(洋)委員 担当大臣としては、全力を尽くしてということであるかと思うんです。しかし、この点も、時間もあれなので余りしつこく聞きたくはないんですが、靖国神社の参拝、靖国問題については、それぞれの政治家の方々はお考えがあろうかと思います。ただ、総理大臣として、その担っている責務...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、今回の参拝はやはり日本の国益を大変損ねる懸念があるということだけをこの場で申し上げたいと思っております。  続いて、原油高問題について伺っていきたいと思うんですが、経済産業省は、我が国産業全体としては今の原油の価格はそれほど大きな影響はない、オイルショッ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、ここは、経済産業大臣でありますから、この今の原油高の状況とか国内の景気の状況も踏まえて、また家計を元気にしようということを考えても、やはりこれだけ複雑な自動車関連諸税を見直す僕は好機だと思うわけであります。内閣改造がどうなるかはわかりませんが、大臣、留任さ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。ぜひ御検討いただければと思います。  まさに、今道路特定財源の話を申し上げましたが、やはりこの税金の集め方、そして使い方、こういった問題をしっかりチェックをしなければいけない、メスを入れなければならないと思っております。その中で、むだ遣い...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣がおっしゃったとおり、私もうみが吹き出したんだろうという認識であります。ですから、今回の処置は重要である、これからの対応が重要であると思うわけでありますが、官房企画室で行われた不正問題について、大臣に報告書が提出されたのが八月の二十六日、そして処分を下された...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、これは私の考えですが、何も二十九日に焦る必要はなかったのではないかと思うわけであります。  それはこれから質疑で明らかにしていきますが、二十九日に出したのは、減給であるとかさまざまな処分であるとか、これは通産省の内部の処分の話であります。ただ、減給といっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 個人の次官とすると、家計から考えれば大きな額かもしれませんが、その裏で行われている膨大な税金のむだ遣い、不透明さのところを考えると、百二十何万円を減給したからといってどうなるものでも全然ないんですね。もちろん、減給だけではなくて、さまざまな処分も受ける、ペナルテ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今の局長の答弁だと、公募をしたものに対してチェックをしているというふうに受け取れるわけですが、経産省は事前に経産省内でヒアリングを行っているんじゃないんですか。各局が担当所管課か、ないしは製造産業局の局内で、製造産業局の総務課、今は総務課と言わないのかもしれませ...全文を見る
○近藤(洋)委員 参考人にも来てもらっていますので、日本自転車振興会の深澤副会長、深澤参考人ですね。機械振興枠ですが、この配分の決定は、私の見るところ、基本的には経済産業省が実質的には取り仕切って、公募という形はとっておりますけれども、その中には日自振の意思というものはほとんど反...全文を見る
○近藤(洋)委員 お答えは、経産省だけじゃなくてほかの役所とも情報交換しているという話ですが、いずれにしろ、霞が関の中での話ですよね。日本自転車振興会というのは、別に霞が関とだけ話をする必要はなくて、公募をするというのなら、ほかの民間の方とも、第三者的な方とも話をされてもいいのか...全文を見る
○近藤(洋)委員 大変失礼しました。数値を読み間違えまして、御指摘、ありがとうございます。  その監査なんですけれども、私、事前に説明を聞いた限りでは、監査をしている、補助金の使われ方をチェックしている部署は、人員は四名だというふうに事前に聞いておりますが、その四名で正しいのか...全文を見る
○近藤(洋)委員 御丁寧に御答弁いただき、ありがとうございます。  いずれにしろ、最終的な監査をするのがわずか四名で、しかも、そういった資格を持っていない。だから、産研のようなことが起きるんですよ。百億円を超える補助金のチェック体制が、総勢三十六名とおっしゃっているけれども、最...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、私が伺っているのは、この補助金の制度そのものが問題になっているのではないかということも含めてなんでございます。  なぜこのことを聞くかといいますと、御存じのとおり、競輪事業というのは各自治体が行っているわけですけれども、大変今苦戦しているんですよね。平成...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、大臣、そういうことでしっかり指導していただきたいと思います。  次の話に移ります。  続いて、経産省の話で疑問点が指摘されているものが、いわゆる雑豆問題であります。これも、午前中、達増議員が指摘をしてまいりましたが、私も引き続いて伺ってまいります。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 民間資金と言い切るのはちょっと乱暴だと思うんです。局長も後半そう言われたように、公的なものが管理をしている。課徴金という性格を持つものでありますから、やはりこれは公金だと思うんです。だから、ジェトロに行くわけです。だから、なくなりましたけれども、農林水産省関係の...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間がないのではしょっていきますが、では、今、現時点で残っているお金というのを聞きましたら、九十七億円、あれから二年たって七十三億円、各団体に残っているそうですよ。七十三億円。貿易に資するために貿易関係団体に出したというけれども、この四団体はすべて天下り法人です...全文を見る
○近藤(洋)委員 済みません、そのままで。今の時点で適正とは言い切れないということでよろしいんですね。適正だという判断をしていないということでよろしいんですね。
○近藤(洋)委員 ぜひ、適正でないというか、まだ現時点で適正だと言い切れないという判断でございますから、平成十五年のこの処理が正しかったのかどうか、九十七億円の処理が正しかったのかどうか、チェックしてもらいたいと思うわけであります。  もう時間も迫ってまいりましたけれども、会計...全文を見る
○近藤(洋)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
10月26日第163回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、決算行政監視委員会での質問の機会をいただき、ありがとうございます、感謝をいたします。  一昨日でありますか、新聞報道によりますと、自由民主党の財政研究会ですか、消費税率の引き上げの方向性を明確にした報告書を発表されました。...全文を見る
○近藤(洋)委員 そういった中止の対象にないから融資を実行したということですが、輸銀の御説明は理解いたしますが、しかし、冒頭申し上げたとおり、係争水域にあえてこのパイプラインの融資計画を実行したということについて、先ほど理事は、財務省と適宜の協議を行ったということです。  では...全文を見る
○近藤(洋)委員 議論しなかったというんですが、これは問題だと思うんですね。こういう係争水域と表現していいかどうかわかりませんが、微妙な地域に対して、では財務省は、もう一度確認しますが、こういった日中間の資源関係について知見を示した上で判断をしたのか、財務省にはそういう権限はあり...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、議論していないということですね。  現在、この平湖のガス油田と、日本名では樫と書いていますが、天外天のこの油田は、パイプラインが既に結ばれているんですね。これは確認いたしましたが、結ばれています。さらに、この日本名白樺、中国名春暁と天外天も結ばれよう...全文を見る
○近藤(洋)委員 ということは、輸銀の当時の総裁、保田総裁ですね、当時は。保田総裁がこの問題の最高責任者であるということなわけですか。政府は一切関係ないということでよろしいんですか。ちょっと財務副大臣、せっかくいらっしゃっています、そういうことでよろしいんですか。政府はこの件につ...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、これは国益を大変損ねているんですね、結果として。これが輸銀の責任ですよと切り捨てるのは、僕は、ある意味で政府の怠慢ではないかと思うんです。指摘しておきたいと思うんですね。  ちょっと改めて、では、会計検査院に来ていただいていますから簡潔にお願いしたいん...全文を見る
○近藤(洋)委員 院長、要するに、本来の目的と違った形で使われた場合、その融資はやはり適正ではないという判断でよろしいわけでしょうか。本来の目的と違った目的でそのものが使われた場合、今回のケースもそうですが、プールをつくろうとして生けすに使われてしまった、そういう場合は、この融資...全文を見る
○近藤(洋)委員 政治は結果責任でありますから。この融資、そのときの意思決定において、財務省だけが判断をして決断をしてしまった。しかも責任は、先ほどの御答弁では、財務省が判断したにもかかわらず責任は輸銀である、こういうことであります。押しつけのような印象を得るわけですが、そういう...全文を見る
○近藤(洋)委員 注視ということでございますが、私は理屈をしっかり申し上げているんです。契約と違うものを行った場合は契約違反だということで、しかるべきそれなりの対応をとるのが筋ではないかということを申し上げておるんです。  では副大臣、こういうことが行われてしまったこと自体は、...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、私は非常に問題だと思いますね。こういうことが行われて、やはり政府は毅然としっかりした対応をとるべきだと思うんですね。  官房長官、お忙しいところをいらしていただきまして、ありがとうございます。  官房長官に、せっかくのお時間ですからお伺いしたいんですが...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が残り少ないので最後の話題にかえたいと思うんですが、政府系金融機関の問題はこれからもっとしっかり私どもは議論していきたいと思うわけでありますが、いずれにしろ、会計検査院の役割は大変大きい、これは間違いないところだと思っています。会計検査院法の改正についてもこ...全文を見る
○近藤(洋)委員 官房長官、この任命権者という、内閣が提出したわけですから。なぜ財務省の方を使われるのか。要するに、自分がつくった、後輩たちがつくった予算を査定するのが会計検査院ですから、これは、出身母体のところをきっちり検査できるのかというのはそもそも疑問なんですね。しかも、も...全文を見る
○近藤(洋)委員 李下に冠を正さずという言葉があるわけであります。やはり私は、財務省の方は使うべきではない、幾ら優秀だとしても。あえて言えば、小泉内閣になってやはり財務省は力をつけてきたなと思いますね。公正取引委員会の委員長の竹島さんも旧大蔵省、そして会計検査院の院長も大蔵省が握...全文を見る