近藤洋介

こんどうようすけ



当選回数回

近藤洋介の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、一般質疑の機会をいただきまして、感謝申し上げます。  大臣、中国の方に御出張されて、中国の要人の方々と会談されてきたというニュースを見ております。同じ時期に自民党の幹部の方、政調会長も訪中されたということでございます...全文を見る
○近藤(洋)委員 積極的にこの構想にかかわっていくという御答弁でございました。  原子力のというよりは、核燃料サイクルの高速増殖炉の開発については巨額な資金がかかるわけでございまして、こうした部分も含めて、ITERという計画が動きましたが、私はあれはどちらかというとタックスイー...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこで、いよいよ日本の企業が世界市場に打って出る、原子力発電所の世界に打って出る時代が来たということだと思うわけですが、何といっても、マーケットを考えますと、急拡大をしているアジア、中国ということだと思っております。  中国は二〇二〇年までに三十基の原発をつく...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこで、この前半戦の本題に移るんですが、まさに象徴的な事業である、これは私も大臣、認識は一緒です。  ただ問題は、こういった原子力発電所を輸出するだけの日本のインフラといいますか、環境が本当に整っているのかということを伺いたいんです。というのは、原発技術という...全文を見る
○近藤(洋)委員 現在、経済産業省はヤマハ発動機に対して包括免許を取り上げるといいますか、返上を受けているということでございますが、まだこれは、外為法違反上の捜査中でございますからこれからということでございますけれども、事実関係だけ確認です。  不正輸出、外為法違反の罰則は現在...全文を見る
○近藤(洋)委員 三年なんですね、輸出禁止。ただ、先ほど大臣がおっしゃったように、企業の存亡にかかわる問題になりかねないと。  不正輸出で日本企業が大変な危機を受けたあの東芝ココム事件、もう随分前の事件でありますが、八〇年代後半の、八七年の東芝機械による東芝ココム事件。この事件...全文を見る
○近藤(洋)委員 やみの核市場というのは世界にもあるやに聞いておりますし、さまざまな落とし穴があると思っておりますので、この体制がどうあるべきかというのは、我々も、民主党としても、ぜひ提言をさせていただきたいと思っているわけであります。  前半戦の時間が迫ってまいりましたので最...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、時間も、ぎりぎりのところですが、それじゃ大臣にも、この点、官製談合は犯罪であるという認識だと思いますので、これはもう割愛して、天下り問題について、やはり重要閣僚として、規制すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○近藤(洋)委員 これはイントロでございますので、しっかり、この問題、それぞれ議論していきたいと思います。犯罪である以上、私どもは、刑法の改正が正しいということだけこの場で申し上げていきたいと思っております。  また午後やらせていただきます。終わります。
○近藤(洋)委員 午前に引き続き、質疑をさせていただきます。  これからは、地域の再生、地域産業の再生について、大臣を中心とする経産省の皆様の御意見あるいはお考えをただしてまいりたいと思っております。  まず最初に、二階大臣、小泉政権は五年間たったわけでありますけれども、私も...全文を見る
○近藤(洋)委員 経済閣僚のお立場としては、小泉政権の成績がだめだったとはなかなか言いにくい部分もおありになるかと思うんですが、ただ、大臣も一部お認めいただいたように、大変地方は厳しい。  これは、お手元の方に委員長のお許しを得て資料を何部か配付させていただいていますが、一枚紙...全文を見る
○近藤(洋)委員 地域の声を聞くということ、それは、その趣旨自体は大変すばらしいことだと思うわけでございます。  ただ、一つ、幾つか気になる点があるのでこの委員会で伺っていきたいと思うわけですが、この一日経産省in和歌山実行委員会と共催をされたこの行事、その趣旨はよくわかりまし...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も、その所掌事務ということで設置法第四条、資料の四に、これは経済産業省からいただいた資料そのものを、では、法文を見せてください、該当項目に丸をつけてくださいということでいただきましたが、これは全部に丸がついておりまして、これに基づいてこの行事をやっているんだと...全文を見る
○近藤(洋)委員 あとちょっと加えたいと思うんですが、恐らく、幹部の方々の交通費、旅費、これは含まれてないということでしょうから、お一人当たり東京から来ると大体五万か六万ぐらいでしょうか。そうすると、この人数に掛け合わせれば三百八十万円に加えて四百万円以上の税金を使った事業だとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 ちょっと問題だと思うんですね。共催の行事でしょう。設置法、経産省の最も根幹にかかわる設置法に基づいた業務であり、共催行事であり、把握していないというのはちょっと理解できないんですが。どういうことですか。おかしいんじゃないですか。
○近藤(洋)委員 正式な行事であれば、私もこの問い合わせをしたのはきのうの深夜ですから、それは瞬時に答えられないというのはよくわかるんです。でも、まあ普通のちゃんとした行事であり、これだけの幹部の方々がそろっている正式の行事であれば、把握していないというのはその会の性質、成り立ち...全文を見る
○近藤(洋)委員 審議官、ぜひ大臣も、現場を重視する、地方が、中小企業が重要だという認識をお持ちの大臣でありますから、すばらしい趣旨でやられているわけですから、一日経済産業省、ぜひ四十七都道府県で、それは、形態はこれだけ立派な方々が来られる必要は私は全くないと思います。ただ、それ...全文を見る
○近藤(洋)委員 真摯な御答弁ありがとうございます。終わります。
02月27日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  私は、ふだんは常任委員会の経済産業委員会の方に所属しておるんですが、きょうは特別に差しかえで財務金融委員会で質問の機会をいただきましたことを、委員長を初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。  まず最初に、大臣、...全文を見る
○近藤(洋)委員 それを改めて伺って、大臣、安心をいたしました。  歴史的に見ても、財政当局が金融政策に頼るというか押しつけてしまうと余りいいことが起きておりません。バブルの生成、崩壊をかんがみても、やはり本来財政がしっかりやらなきゃいけない、しっかりというのは歳出削減なり財政...全文を見る
○近藤(洋)委員 要は、本当に必要なのか、ゼロベースできっちり見直せば、広報予算だけでも半分に減ったということなんですよね。一からきっちり見直したら半分に減ったということなんです。  電源特会のこの問題は、三十一ある特別会計の氷山の一角だと私は思うんですね。各特別会計を見れば無...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、現にゆがめられているんですよ。現にこれだけ無駄な予算が執行されてきたわけです。もっと言えば、財務省出身の方がいるにもかかわらずこのような無駄が行われてきたことが問題だと。現に無駄が行われているということなんです、そしりではなくて事実として行われてきた。査定...全文を見る
○近藤(洋)委員 他省庁から見れば、くどいようですが、やはり大蔵省から人を受け入れるということは、これは当然予算がついてくるということも思うわけですから、これはなかなか断りにくいわけですよね。だから財務省が率先すべきだということ、これがなくして本当の改革というのはできないのではな...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、大臣の御地元は京都ですから、どれだけ雪が降るかわかりませんが、私の地元は山形県なんです。今回、北国は大変豪雪で、灯油の値上がり、ガソリンの値上がり、本当に困っている。私も毎週末地元へ帰って、本当に困った困ったという話を聞くわけですね。ガソリンも、御存じかど...全文を見る
○近藤(洋)委員 百歩譲って、財政状況がこういうことだからということ、これは私も十分認識しているわけであります。だとするならば、この特定財源ということで納税者が理解をして払っている税金であるならば、さらに言えば、この税率を維持したままで改革をしていきたい、一般会計化をしたいと。私...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、私は、やはりこのシーリングによる予算編成というのは、もはやもう限界だと思うんですね。お金がないということは皆わかっているわけです。その上で、でことぼこをつけていくということでありますから、このシーリングという発想をそろそろ排除して、各省庁、本当に必要な予算...全文を見る
○近藤(洋)委員 次長にこれ以上詰めるのは酷だと思いますが、私が聞いているのは、この当初のスキームである一兆円を、五十年間かけて返済できるめどが立っているのか、こういうことなんでございます。既に十年近くたって、減っていない。現在の木材価格等を考えて、これは私は無理だと思うんですね...全文を見る
○近藤(洋)委員 金融機関に何十兆円も投入しました。破綻した大きな企業に何兆円も投入しました。それと比べるわけではありませんが、我が国の国土、山という観点から、ぜひ真剣に議論していただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、予算の分科会で質問の機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。  私、ふだんは経済産業委員会におりますが、中川大臣には半年ぶりぐらいに質問をさせていただきたいと思います。農業政策は、私も議席を預かって以来、委員...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣、今までの農業政策というのは、基本法制定前の農業政策というのは、それぞれ諸先輩方の議員の先生方がさまざまな苦労の中でつくられてきたことは評価しますが、ただ、一方で、すべてを救おうとして、結局すべてがだめになってしまった、結果として。すべてを救おうとして、結...全文を見る
○近藤(洋)分科員 次の話題にいきたいと思います。果樹の枝折れ対策についてお伺いしたいと思うんです。  ことしは大変な豪雪でございまして、私の地元の自宅の前は、今週の日曜日もまだ一メートル雪が積もっております。さすがに道路には雪はありませんけれども、まだ一メートルと。米沢市とい...全文を見る
○近藤(洋)分科員 今御答弁ございましたように、品種転換ですか、を図ろう、要するに、例えば仮に木がその畑で全部だめになってしまった、その場合は、新しい品種に転換しようという場合は支援する、こういう制度があるということでございますね。  農業は米から畜産からさまざまあるわけですけ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ農業共済、農家の方々に、しゃれではありませんが、ノーと言われないように、透明な、しっかりした制度にしてもらいたいと思うわけであります。  最後の論点で、牛肉の話をお伺いしたいと思います。  大臣は、今国会で、牛肉問題でなかなか御苦労をされました。いずれ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 最後に、関連して、その肉なんですけれども。  日本の畜産、特に肉牛、米沢牛とか山形牛の生産者の方、特に流通の方々が心配しているんですけれども、だんだん将来的に生産者がいなくなるんじゃないかという心配も感じている、特に若い流通関係の経営者の方が多いですね。大規...全文を見る
○近藤(洋)分科員 私も旗を振っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  終わります。
03月14日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  きょうは、参考人の皆様方に大変貴重なお話をいただきまして、まずもって感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。  早速ですので質問に入りたいと思うのですが、最初に伊丹先生にお伺いしたいと思います。  伊丹先生は、...全文を見る
○近藤(洋)委員 率直な御意見、ありがとうございます。  ただ、不思議なことに、当然政治も悪い部分は反省しなきゃいけないと思うわけですけれども、あえて指摘をすると、そういった失敗をした産業政策でらつ腕を振るったキャリア官僚の方々が、その後の人生を見ると、意外に出世しているんです...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  しっかりしたものづくりをするところというのはやはり正社員をしっかり教育されていくのが、特に中小企業さんの場合はそうなのかななんていう印象を持つわけでございますが、そこで、あわせて人づくりでお伺いしたいんです、これまた現場の経営者の皆様...全文を見る
○近藤(洋)委員 伺っていると、そうすると産業政策は要らないのかなと思ってしまうような気がするわけですが、ただ、全般論とすると、人材の教育というのが中小企業の皆様方にとって、人と物、金、技術、この四要素の中で、やはり人とお金をどうするんだということだと思うわけで、最大の課題だと認...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。終わります。
03月22日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただき、感謝を申し上げます。  本日は、工業再配置促進法、そして民活法、輸入・対内投資促進法の三法案廃止についてまず最初質疑をいたしますが、その前に、本委員会でも指摘をされてまいりました電気用品安全法の運用について、...全文を見る
○近藤(洋)委員 検討中といっても、今発表されていることを実施するにはどれぐらいかかるのかというのは当然積算して当たり前だと思うのですが、もう一度、現時点でどの程度見込まれるのか、お答えいただけないのですか。お答えいただけないような理由でもあるのですか。積算できて当たり前だと思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 くどいようですが、では、百万枚のビラを印刷し郵送するのでどれぐらいかかるのか、さらには、機器を無償貸し出しするとおっしゃっていますが、機器を購入する額というのはどれくらいなのか、人件費の部分を除いても結構ですからお答えください、通告をしておりますので。
○近藤(洋)委員 ここで数字をぎりぎり詰めるつもりはないのですけれどもね。ただ、要するに、こういった措置をやるに当たって最低でも数億円単位のコストがかかるのだろうということをやはり明らかにしていきたい、それを踏まえていきたいと思っておるわけであります。  大臣、この電気用品安全...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣がおっしゃるとおりでございまして、すべての法律のごとにこの対応をしていては切りがないわけであります。今回については、さまざまなことを勘案して政治判断をされた。ぜひ、コストがかかる作業なわけですから、やはりその費用対効果ということは、もちろん行政の問題点があっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣がおっしゃったとおり、これは役所がどうのこうの言える立場にないというのは十分承知しておるわけでございますが、その上であえて申し上げました。  委員長におかれましても、これは委員会の問題でもございますので、この件をひとつ教訓に、基本的には一つ一つ審議するんだ...全文を見る
○近藤(洋)委員 二階大臣の大胆な構想も今おっしゃっていただきましたが、私は、田中角栄総理大臣、やはり同じ雪国の代議士ですから、あの思いはよくわかるわけでございます。  列島改造論を何度か読み直しておりますけれども、あそこの一節に、この工業再配置計画、さらには高速交通網の整備等...全文を見る
○近藤(洋)委員 十二年に実現できたと。私も一定の成果はあったと思うわけですが、裏を返せば、平成十二年の時点で工配法の役割は終えたと言ってもいいわけだと思うんですね。それにもかかわらず、現在まで五年間続いてきたということだと思うわけであります。その意味においては、田中角栄氏の一丁...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、お言葉でございますが、その趣旨はわかるんですけれども、ただ、やはり電源特会は、素直に、エネルギー庁関係の、まさにエネルギーの電源の開発、環境整備でございますから、この趣旨にのっとって使われるべきだと思うわけですね。  ですから、そういった体育館なりなん...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、全面的な洗い直しを進めていただきたいと思うわけであります。  電特につきましては、我々民主党、この委員会でも徹底的にこれまで調べてまいりまして、既に、数年間で十億円以上のホームページ作成費という信じられないような広報予算等々について指摘をしてまいりました...全文を見る
○近藤(洋)委員 ニーズは、片山政務官、それはあるわけでございますね。常に制度があればニーズは出てくるわけでありますが、問題は、指摘したいのは、やはりかじをもっと早く切る必要があったのではないかということなんですね。  もう時間がないのではしょりますが、要は、例えば対内・輸入促...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、検討せずに、もし政府がしないのならば、我々民主党が、政権交代した暁には、すべての法律は時限立法として見直していきたい。このことを申し上げ、終えたいと思います。ありがとうございました。
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  同僚議員の気合いの入った質問が続いておりますが、私も、ダブルヘッダーになりますが、気合いを入れて質問をしていきたいと思います。  とりわけ中小企業、私も先週末地元に戻りまして、連休を挟んだものですから、製造業の経営者の方、中...全文を見る
○近藤(洋)委員 今いろいろ御説明ございました。ぜひ一つ一つの政策を、行政の目標値も設定しつつ、きちっと進めていただきたいと思うんですね。  この能力評価制度、職業訓練等、学校の運営については、既に毎年一千億円を超える予算を投入しているわけですね。さらに、先ほどもお話ございまし...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、前段にございましたように、やはりこういった民間銀行の貸しはがし姿勢といいますか、こういった事実として、これだけ八十四兆円が減ってきたということはゆゆしき事態だと認識されているというふうに私は解釈をしたいと思うわけであります。  そこで、こういう中で見逃せ...全文を見る
○近藤(洋)委員 二十四条に基づく報告命令を出されて、まだ報告が来ていないということだと認識をしたいと思うわけであります。  あわせて伺いたいんですが、この問題は三井住友銀行だけの問題なのか、いろいろ中小企業の方の話を聞くと、必ずしもそうでない、さまざまな銀行でも同じような話が...全文を見る
○近藤(洋)委員 他の銀行に対しては、それぞれのその注意を喚起する措置を出されたということでございますが、十二月初旬の事件であります。もうかれこれ三カ月間たっているんですね。二十四条に基づいて報告命令を出されても、三カ月間たって、さて、返答しない銀行も銀行ですが、催促しない監督官...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに、四件だけではなくて、二けたであった。複数の支店で行われた。こういうのは組織的に行われた。だから、独占禁止法違反として、事業者として排除勧告を出されたということでございます。  さて、金融庁にお伺いしたいのですが、そうなりますと、この問題は少なくとも組織...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、銀行法というのは、これはざる法なんですか。副大臣、お立場もつらいのはわかりますが、やはり理解できないんですね。  事実、この三井住友銀行は二〇〇〇年に、旧住友、さくらの両行合併当時、こういった押しつけ販売のおそれがあるということを公正取引委員会が危惧をさ...全文を見る
○近藤(洋)委員 答えていない。今の時点で体制に問題があったのかということを聞いているんですよ。複数の支店で問題があったのか。  あともう一点。三カ月間たっているんです、繰り返しますが。金融庁の時間軸というのはそんなにゆっくりしているんですか。では、いつまでに報告を出させるんで...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは通告にはありませんが、簡単な事実関係なのでお答えください。  当時の三井住友銀行の最高経営者はどなたであり、その方は今政府のある役職につかれていますが、どの役職につかれているのか、お答えください。
○近藤(洋)委員 金融庁の今の大変、このまま見過ごすのではないかと誤解されかねないような今回の悠長な検査の対処の仕方を見ると、今政府の関係の要職につかれている方をおもんぱかったかというふうに誤解されかねないと思うんです。ぜひ、しっかり期限を切って、この問題に対処していただきたいと...全文を見る
○近藤(洋)委員 この問題は大変重要な問題だと思いますので、私、引き続き、さまざまな場所で指摘をし、金融庁がいかなる対応をとるのか、しっかり注視をして、指摘をしていきたいと思うわけでございます。ここで二階大臣の御所見もお伺いしたいところでしたが、次の話題に移りたいと思い、またこの...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、それはしゃくし定規に解釈すればそうなんでしょうけれども、個別の案件でいけば、やはり中小企業は銀行に逆らえないわけですね。しかも、過去において、政府一〇〇%保証というこの保証枠の設定の中で、銀行が、貸し出しを過去、保証つきにわざとつけかえさせて、そして融資...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、先を見通して次の質問にも答えていただきまして、ありがとうございます。  まさに、その第三者保証の世界も含めて、こういった、銀行が、一〇〇%保証協会がついているにもかかわらず、金利を高く設定している。一〇〇%貸し出しに保証がついているわけですから、貸し倒れ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、望月長官からも、この貸出金利状況について、不思議だなという御答弁がございました。  副大臣、ここは意見だけにしておきたいと思いますが、副大臣も、中小企業政策、よくお詳しい方でございます。ですから十分中身は御理解いただけると思うんですが、政府部内でも、やはり...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  早速質問に入りたいと思います。  総理、私は、日本経済あるいは産業、ある意味で世の中全体のことを根っこで支えているのは、活力の源は中小企業、零細企業だと思っているんです。この思いは、恐らく閣僚の方々も、そして党は違いますけれ...全文を見る
○近藤(洋)委員 この現実についてどう受けとめていらっしゃいますかということを聞いているので、もう一度お答えいただけますでしょうか。
○近藤(洋)委員 総理、私は、全体でこの十年間で三割以上もの民間銀行による中小向け融資が減っている、激減しているというこの総体、全体についてどうですかと聞いているので、個別の融資云々を聞いているんではないんです。お答えとすると、私は知らない、民間のことは民だ、知らないということで...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、大蔵金融行政にお詳しい、長い経験を持っている先輩政治家としての御見識を聞きたかったわけですが、そういうことであればよろしいでしょう。  しかし、総理、そういう中で、民間銀行の中小零細企業向け融資が激減する中で、実を言うと、若干、最近少し、ほんの少しふえて...全文を見る
○近藤(洋)委員 当然、総理、担当大臣にも聞くつもりです。  ただ、本件は、まさに五十年ぶりの案件であり、かつ、貸し渋り、貸しはがしが行われている一方で、銀行による優越的地位の濫用を行っているという大変ゆゆしき事件であるから総理に伺った、こういうことでありますが、総理は、民のこ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、事件発覚からもう四カ月たっているんですね。  公正取引委員会の竹島委員長は、私の質問に対して、この事件は少なくとも二けたの事案があった、複数の全国の支店で行われた事案であった、公取が把握しているだけで。そしてその結果、組織として、体制として問題があったと...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、与謝野大臣から、同じような事案が金融庁の調べでは数千ないしは万単位あるという御答弁がございました。  としますと、少なくとも過去の金融行政に照らしますと、これだけ、まさに数千ないし万、全国の中小企業者が、この契約をしなければ融資引き揚げるぞと言われて泣く泣...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、大変ゆゆしき事態であるということだけはよくわかりました。  ところで、この事案が起きているときの担当大臣は竹中平蔵総務大臣であります。当時の金融担当大臣であられます。竹中大臣、御自身が今まで進められた、金融担当大臣のときには、いわゆる地域金融を大...全文を見る
○近藤(洋)委員 責任はお感じになりますかと聞いたので、もう一度。一定の責任はお感じになるということでよろしいんでしょうか、竹中大臣。
○近藤(洋)委員 大変責任を感じていただきたいと思うわけであります。  さて、総理、大事な話なんです。当時の竹中大臣も遺憾である、与謝野大臣も遺憾であると言ったこの大銀行の独禁法違反事件でありますけれども、大変広がりを見せる可能性もある。要するに、公取が把握している以上のものが...全文を見る
○近藤(洋)委員 理事長、おっしゃったとおり、銀行側は既にこの事案を認めているんですよ、認めているんです。ですから、理事長は、当時の法人総括の責任者として各支店にこういった金利スワップ取引をやりなさいという大号令をかけたんじゃないんですか。少なくとも、こういう取引を指示されたんで...全文を見る
○近藤(洋)委員 理事長、私は、理事長はバンカーとしては大変優秀なバンカーだということもよく存じております。ですから、この場で何も糾弾するつもりはないんですが、その事実を、少なくとも独禁法違反だと確定している話でありますから、当時の責任者が、遺憾に思いますという一言で済まされるの...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに別個の取引を銀行という強い立場を利用して押しつけたというのが問題になっているわけでありまして、西川社長、深刻に受けとめているという御発言がございました。深刻に受けとめていただきたいと思います。  少なくとも、しっかり金融庁が透明なルールの金融行政であれば...全文を見る
○近藤(洋)委員 総理、逆なんですよ。西川さんのトップダウン経営、かつ、まさに向こう傷を恐れずにどんどん利益拡大をしてきたあの経営が、今、日本郵政の社長になられて逆作用されている。すなわち、日本郵政は、限度額の撤廃もする、融資もする、何でもかんでもする、西川さんの指示のもとで、今...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は大変不安ですね。金融を大きくゆがめるという懸念を禁じ得ない。  さらに、今回の法案で、政府系金融機関は何をするのかとか、こういった大事な議論をしないで、中小企業に対して押しつけ販売をして、それを野方図にして、少なくとも四カ月間金融庁は何もしなかった。官から...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただきまして、感謝申し上げます。  若干、通告をした質問の順番をちょっと入れかえて質問させていただきたいと思うんですが、同僚の武正委員が今指摘をしました随意契約の件につきまして、冒頭質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、委員長、今の御答弁も踏まえて、本委員会としてこの調査報告、資料要求をしたいと思いますので、お取り計らいの方をよろしくお願い申し上げます。
○近藤(洋)委員 それでは、最初の質問の方に移っていきたいと思うわけでございますが、本日は、私、政府系金融機関の再編問題を中心にお話を伺っていきたいと思っておるわけです。  本法案の目的というのは、簡素で効率的な政府をつくるためと政府は説明されています。だれのための簡素で効率的...全文を見る
○近藤(洋)委員 八機関合計で約九十兆円の金融機関の再編でございます。中馬大臣御答弁のとおり、まさにこれは金融の問題でございますから、金融担当大臣、今回のこの再編で、国民に、金融界にどのような利点があるのか、国民にとってどのように資金の循環が変わるのか、どんな青写真をかかれていら...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣おっしゃったとおり、金融というもの、政府系金融の役割をすべて否定したわけではないという御答弁でございました。  先日の質疑でも、私は、日本全体の資金繰り、とりわけ中小企業の資金繰りについて、銀行貸し出し、間接金融の世界がずっと減っている、この状況は必ずしも...全文を見る
○近藤(洋)委員 与謝野大臣の御答弁を聞いていると、全く至極ごもっともなわけでありますが、そこで気になるのが、今回の法案の政府系金融改革が大臣がおっしゃっているようなそういった金融制度をつくるものになっているのかということなんです。  といいますのも、資料の二に、配付させていた...全文を見る
○近藤(洋)委員 財務大臣、詳細設計は今後ということです。これは大事なことなんです。非常に大事なことなんですね。ここがはっきりしないと、その銀行がどういう性質なのかわからない。完全民営化と書いている以上は、商法上の設立の会社でありますが特別な法律ではなくて銀行法上の会社だというの...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、伺いますが、谷垣大臣なり与謝野金融担当大臣は日本政策投資銀行が本当に民営化会社として成り立つとお考えなんでしょうか。私は疑問なんですね。  政策投資銀行は、長期の資金を融資している銀行ですね、五年間なりの。かつてこういう長期資金を融資している銀行が日本に...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、政策投資銀行の優秀さというのも認識しています。非常にいい仕事をされているのはわかります。例えばPFI、プライベート・ファイナンス・イニシアチブであるとか、さまざまなプロジェクトをやっているのはわかりますが、しかし、これは政府系金融機関として政府の保証がある...全文を見る
○近藤(洋)委員 私はよくわからないですね、今の御説明では。  なぜなら、昨年の十二月に、政投銀は完全民営化するという方針を昨年の時点でもう閣議決定もして決めているわけです。だとするなら、自立した経営ができるように、だんだん政府保証の比率を下げていく、少なくとも長い期間のものは...全文を見る
○近藤(洋)委員 その点は認めるわけですが、私が申し上げたいのは、五年物、十年物だけだったのに何で殊さらまた長いものを認めたんですか、これが解せないということなわけです。わざわざ長いものを認める。だんだん減らすのに、長期のものを出している。この時期に出すというのは、政府が目指す完...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、どの部分かはっきり御答弁いただけませんでしたね、部分なのか全部なのかということについては。結構でございます、要するにこれから検討するという御趣旨なのかなと理解をいたしますが、そうじゃないんですか、全部をやるんですか。部分化はないんですか、では。全部一般...全文を見る
○近藤(洋)委員 だから、検討の対象ですけれども、仕上がりは、特定財源として残る部分もあれば一般会計化するのもある、こういうことであるわけですよね。その辺は、すべてを対象に検討するということだから、これから検討するわけですよ。恐らく財務省と国土省がこれから検討するんだろうと思うわ...全文を見る
○近藤(洋)委員 部局の数が減ったのは別に効果じゃないんです。今、大臣御答弁ございましたが、どんどんよくなったとかそういった御発言だけで、具体的にどういうサービス効果があったのかという数字はお出しいただけませんでした。  そこで、竹中総務大臣、お忙しいところ来ていただいておりま...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、その効果はなかったと思っております。むしろ弊害も一部出ているのではないかと。中馬大臣は国土交通省が効率化の例と挙げられましたが、あんな巨大な官庁、一つ例を言えば、例えば総務省、総務省は実質人事課長が三人もいらっしゃるんです。人事課長とその下につく参事官の方...全文を見る
○近藤(洋)委員 率直な御答弁、ありがとうございます。まさに今同じようなことが行われようとしているんです。  要するに、何のための、しっかり内容を吟味しないで数合わせだけをしようとすると、そういうことが……。あのときの省庁再編も、最初は大変すばらしかった、最初はすばらしい、この...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、官房長官、それは政治がちゃんと方向を示せば役所の方はやるでしょう。だけれども、この法案には方向がないんです。すべてが、検討します、検討します、検討します。そんな法律を出されたら、それこそ各省庁の、出身省庁を背景にした大変な攻防が始まるんじゃないんですかとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは当然そうなわけですが、しかし、今まで法務省なり公取、特に法務省だと思うんですが、この官製談合について法整備を怠ってきたという問題点はあると私ども思うんです。しっかりとした法体系をつくる、この責任はやはり法務省だと。今の時点では、確かに我々は民主党案を出して...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ検討していただきたいと思います。私どもも改正案の検討をしているところでございますので、検討していただきたいと思います。  以上、時間ですので、終わります。
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  先ほどの同僚の武正議員の質疑を聞いておりまして、やはり随意契約を取り巻く問題、ますます疑念が深まったなという感を禁じ得ません。  昨日の理事会で民主党が資料要求をしてまいりました随意契約に関する資料、与党の理事の先生方そして委員長の...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、官房長官、政府の意思で公開する気はないのかということなんですね。法案を審議するわけですから、しかも市場化テストを入れているわけですから、ぜひ政府の意思で、今、随意契約はこうですと。少なくとも、会計法令上グレーな部分があると財務大臣が答弁しているんです。であ...全文を見る
○近藤(洋)委員 行政が逃げるのであれば、やはり三権分立、これは立法府の責任で調査をしなければなりません。  委員長、ぜひ、随意契約の理由も含めて、情報を公開するようにお取り計らいいただければと思います。
○近藤(洋)委員 次の議論に移りたいと思います。  さて、情報の公開というのは極めて重要でございます。その観点から、非常に気になる事例について伺います。旧日本輸出入銀行、現在の国際協力銀行が行いました東シナ海における石油ガス田向けパイプライン融資の事業でございます。  資料の...全文を見る
○近藤(洋)委員 しかし、官房長官、当時としてはやはり適切な協議を欠いたんだと思うんですね。時間がないのではしょりますが、少なくともこの件については、会計検査院も、果たして手続として適正だったのか、結果として違う目的に使われたとしたら会計検査院の観点からも問題だという答弁をしてい...全文を見る
○近藤(洋)委員 聡明な篠沢総裁とは思えない答弁ですね。  当時の石油関係者からは、あのあたりにはもう油田があって、日本の石油関係者も十分注目していたわけですよ。こんなのはエネルギー関係者の常識なんですよ。輸銀には通産省からも理事が出ているんじゃないですか。何のための理事なんで...全文を見る
○近藤(洋)委員 準ODAなんですね、アンタイドローンは。可能な限り公開すべきだと思いますが、しかし、仮に公開しないとすれば、国際協力銀行はこれまで累計二兆三千億円近くのアンタイドローンを中国に対して実施しています。  財務大臣にお伺いしたいのですが、政府は、政策評価法という立...全文を見る
○近藤(洋)委員 ここは、もう時間がないので、解釈の違いだと思うんですが、私は、JBICそのものを政策評価しなくても、政策金融という範疇で政策評価法に基づいて政策評価をすべきである、少なくとも、政府系金融機関をこれだけ統廃合するのであれば、やはり政策評価法に基づいて政策評価を下す...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、この二兆二千八百五十億円をそのまま新たな金融機関に移すのは大問題だと思います。大臣がおっしゃったように、財政融資特別会計と同じ性格だというのであれば、少なくとも、財投はこのたび十二兆円を借金返済へ回したんですね。その結果、積立率は一〇%から五%に減りました...全文を見る
○近藤(洋)委員 ここは明確に、借金返済に回すべきだと思うんですね、財政再建が今回の行革法の趣旨でありますから。そこを与謝野大臣ほどの方が明確に言えないところに今回の法律のまたいいかげんなところがあるということを指摘して、質問を終えたいと思います。
04月12日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  大臣、私、きょう、大変うれしいことが一つありまして、何かといいますと、きょう配付されました「元気なモノ作り中小企業三百社」、これを見ますと、私の地元の山形県、何と七社もエントリーされております。これは、東北各県、数が多ければいいという...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣御答弁のとおり、需給調整はもうしないんだということでございました。その中で、私の解釈では、大店立地法というのは、大型店の立地に際して、周辺の環境の保持の観点から配慮を求めるということですから、需給調整とは言わないけれども、やや需給調整的な色彩を残しているの...全文を見る
○近藤(洋)委員 総括については、ぜひ当委員会の方に、経産省、その資料を提出していただきたいと思うわけでございます。これは、御要請といいますか、しておきたいと思うわけでございますが、委員長、よろしくお願いします。
○近藤(洋)委員 その上で、片山政務官の方は、数字の方は、なかなか確定、確たるものは、予算措置と違いますから、難しいというお話でございましたが、ぜひやはり私は政策金融を活用すべきだと思います。  なぜならば、金融というのは、事業者もリスクを負うわけでありますから、やる気のある経...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、これは言いっ放しになってしまうんですが、ぜひお伺いしたかったんです、またの機会に伺いたいと思いますが。商工中金については、ぜひそういった担保をとるべきだろうということで思いは一致させていただいたと思うわけであります。  そして、次に気になるのは、...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、終わります。     —————————————
04月20日第164回国会 衆議院 本会議 第25号
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○近藤洋介君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党提出の行政改革推進に関する法律案に賛成、政府提出の簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  政治家にとって、情熱、責任感、判断力の三...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  ただいまの吉良議員の御指摘は大変重要でありまして、今回の経済連携協定、EPAの原産地証明の発給に関する法律案の審議でありますけれども、この法案、これはメキシコを対象国にしてきたものについて一般化する、この趣旨については私も賛同...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も、経済産業省が打ち出されたグローバル経済戦略ですか、大変興味深く読まさせていただきました。副大臣おっしゃったとおり、この中に、東アジアEPA構想さらには東アジアOECD構想等と、大変興味深い構想が入っていますので、これからこの質疑で幾つかお伺いしていきたいと...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官おっしゃっていただいたように、この一枚目の資料に東アジアの今の相関図を添付させていただいております。  要するに、ASEANプラス3と言うんですか、ASEANと日中韓、そして豪州、ニュージーランドを含めて、さらにはインドあたりも視野に置いてということでし...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官、今までやってこられたということであれば、期待するところ大でございますが、今までの交渉の、失敗とは言いませんけれども、やはり反省点もあるのではないか。この辺は、これからの質疑で民主党の同僚議員がいろいろな観点からも質問されると思いますので、譲りたいと思いま...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、WTOは、ぜひこちらも進めていただきたいと思うわけですけれども、多国間での、マルチの場のWTOとまたEPAは違って、さらに交渉なりスケジュールなり戦略なりというのが難しいと私は思うんですね。方程式が非常に難しいと思うわけでございます。  だからこ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひこれは、大臣がおっしゃったとおり、本格的に、OECDというのは大変な組織であります、これをアジア版でつくるということは大仕事でありまして、相当の覚悟が必要だろうと思いますし、そういう構想を練っていただきたいと思うわけでございます。  特に、いずれにしろ目的...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、重要広範議案でございます金融商品取引法、いわゆる投資サービス法の質問の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。  具体的な法案の内容に入る前に、大臣、一つお伺いしたいことがござ...全文を見る
○近藤(洋)委員 原油高の与える我が国への影響については私も大臣と認識を一にするわけですが、後半の、この相場、これは大臣は、ベースには旺盛なアジアの需要があるというお話でございましたが、私もそれはそうと思いますが、しかし、このチャートを見ますと、やはり三月に入ってのこの急騰という...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官、うなずいていらっしゃいますけれども、何かございませんか。よろしゅうございますか。済みません、通告がなかったですからね。申しわけございません。では、結構でございます。  ただ、私は、長いトレンドでは実需を反映するけれども、短期の振幅はやはり投機的な部分が...全文を見る
○近藤(洋)委員 要は、両方の側面があるからだということでございますね。両方の側面があるから、また、現物の世界といいますか産業インフラとしての部分もあるので現状維持だ、こういう御説明だと思うんです。  それならばお伺いしたいのですが、両方の側面がある、金融商品とだけ単純に割り切...全文を見る
○近藤(洋)委員 お答えいただきました。不規則発言による声援も受けての御発言でございましたが、その割には、私、どうも納得いかないですね。  この資料要求について、私、昨晩、役所の当局の方にどういう根拠があるんですかということでお願いをしたら、随分悩まれていたようでございまして、...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官と私は個人的には古い友人でありますが、御理解できませんですね。要するに、半分以上が実需から切り離されているんです。これは私、この線引きの議論というのは大変大事だと思うんですよ。  大事だなと思って、私は金融審の議事録を調べました。どれだけけんけんがくがく...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣がおっしゃったとおり、私も、実際の御商売と密接にかかわっている部分が商品先物にあるのは認識しております。  ただ、その上で、商品先物の市場が健全で、だれが見ても大丈夫だというんなら、私はそんなことはこの場で指摘はしないんですが、午前中からも指摘を受けている...全文を見る
○近藤(洋)委員 特例で官僚答弁でお答えいただいたので、もう少ししっかりした答えができるのかなと思ったら、両方の側面があって、信頼させます、それしか答えていないんですね。それではだめなんですよ。どっちの立場なんだということをはっきりお答えいただきたかったわけですね。  要するに...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  多少努力をされて、ふやしているというのはわかります。資料の八にもその推移を書かせていただきました。農林水産省と経済産業省がどれだけ人員をふやしてきたかというのが資料八にございますが、それにしても、例えば農林水産省はわずか三十三名ですよ...全文を見る
○近藤(洋)委員 全く不明確なお答えですよね。  要するに、私が申し上げているのは、現実問題として、人数も極めて少ない、そして苦情も多い、過去において行政の失敗をしてきたその反省に基づいた体制を整えていると明確には言い切れない、こういう状況の中で、未然に防ぐためにはやはり共管に...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、終わります。
○近藤(洋)委員 近藤洋介でございます。  先ほどに続きまして、商品先物取引の規制のあり方を中心に伺ってまいりますが、民主党の提案者の皆様方の考え方を中心に伺ってまいりたいと思います。  民主党の法案提出者は、石油や穀物の商品先物取引について、金融商品であるとの認識をどの程度...全文を見る
○近藤(洋)委員 取引の実態に即した、大変わかりやすい御答弁だったと思うわけでございます。  その上で、商品先物の金融商品としての取引実態の側面が強いという性質にかんがみて、先ほども政府の方々と議論させていただきましたが、他の金融商品と同様の仕組み、すなわち、監督、レフェリー役...全文を見る
○近藤(洋)委員 古本委員お答えのとおり、やはり今回のこの法改正の背景を見ると、どうも、役所間の縄張り争い的な側面があったのかなと思わざるを得ないですね。取引所、七つが再編されて現在六つになったわけですが、各取引所の理事長さんは全部、それぞれ農林水産省の局長経験者、経済産業省の局...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  続いて、話を切りかえまして、金融行政の体制についてお伺いしたいと思います。  金融行政、かつては大蔵省が一元的に管理をし日銀とあわせてやっていたわけですが、この変遷を見ますと、平成十年そして平成十三年にいわゆる完全なる財金分離が行わ...全文を見る
○近藤(洋)委員 なるほど、論ずる必要性はないという御答弁。これで私の、ちょっと心配の気持ちがここでむくむくと起き上がってきたんですが。  委員長のお許しを得て金融庁の組織図を配らせていただいております。金融庁のほとんどの職員は、これは当然です、平成十年から十三年に完全分離です...全文を見る
○近藤(洋)委員 行政のトップのお立場としては、それは正しい御姿勢だと私も思います。  ただ、その上で、ぜひ民主党の法案提出者に伺いたいんですが、私は、今回民主党案で、権限の強い三条委員会を設けるということでございました。行政権は内閣に属しますから、それは一つの内閣の中の話では...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  私は、先ほどの議論というか、行政権は内閣に存するという憲法の規定、興味深く聞いておったんですが、まさにこれは非常に大事な問題でございまして、私流に言えば、行政権は内閣に存するというこの憲法の規定を拡大解釈してきたのは官僚機構だと思って...全文を見る
05月10日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  まずもって、本日は、三井住友銀行の奥頭取、そして三菱東京UFJ銀行頭取で全銀協会長の畔柳会長、御両名に、お忙しい中、御参考人として来ていただきましたことに、私の方も心から感謝を申し上げたいと思います。また、質問の機会をいただき...全文を見る
○近藤(洋)委員 旧行の行風というか、私はDNAと言いましたが、この認識についてはまたこれからいろいろお伺いしたいと思います。  参考人、頭取おっしゃったとおり、不良債権の処理、公的資金の返済圧力もあった、金融再生プログラムの中でこういったことも背景にあったという御発言がござい...全文を見る
○近藤(洋)委員 大変大きな影響があるということがわかりました。しかも、これは御行にとっては、今までは法人営業のまさにキーとなる、かぎとなってきた戦略商品でありましたから、これが使えないというのは大変大きな痛手だと思うんですね。例えがいいのかどうか、伺っておると、イメージすると、...全文を見る
○近藤(洋)委員 公正取引委員会は、この点について私が聞いたところ、既に本件を調査していると。期末近くに御行の各店舗で、問題となった取引量が急増しているという事実を把握しているんですね。  ですから、まさに参考人が今正直におっしゃったように、私は担当をしたことがないからよくわか...全文を見る
○近藤(洋)委員 当時の最高責任者は西川頭取ですから、西川頭取は、これは関与も何もなく、最高責任者として責任を問われるのは当然でありますが、その前提に立って、水島副頭取も、なぜここまで遅くなるのか、私は理解に苦しみますね。スピードを上げてとおっしゃいましたが、まさにスピード経営は...全文を見る
○近藤(洋)委員 結果として当時の経営の責任があるということでよろしいんですね。  参考人、内部から意見は上がっていたんですよ、上がっていたんです。私のところに先ほどのこういった資料が来るのも、それは今の三井住友銀行がおかしいと思っているから、思いがあるからこそ来るわけですよ。...全文を見る
○近藤(洋)委員 一つの選択肢であるけれども検討するということですが、私は、これは選択肢ではないと思いますね。  奥頭取、同じ風景を思い出せませんかね。十数年前、全く同じことが起きていました。さまざまな金融不祥事が起きて、そして当時の経営責任が問われて、そして、退職金どうする、...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、大事な発言がございました。やはり当時の経営幹部にも責任があるという、三井住友銀行の現経営陣の発言でございます。  したがって、本件は当時の頭取にも、委員会に呼ばなければいけないと思うわけでありますが、ぜひ当委員会に来ていただかなければいけないと思うわけです...全文を見る
○近藤(洋)委員 全銀協の畔柳会長、申しわけございません。本当は伺いたいことがたくさんございました。たくさんございましたが、時間の関係もありますので絞ってまいりますが、その西川頭取が今、日本郵政の社長になられております。資料の九と十に、全銀協会長当時の西川氏の発言と、そして、日本...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうですよね。やはり銀行は信用が命ですから、発言は信用が命なんですよね。まあ、西川さんはそういう発言をされたということ、事実であります。  そこで、こういった官業の肥大化について、金融をゆがめると思っておりますが、全銀協会長、いかがでしょうか。
○近藤(洋)委員 時間ですので、最後の質問です。  今回の三井住友銀行の背景には、冒頭言いました、検査のあり方というか、当時の金融行政がいかがだったのかという点もあるんですね。と申しますのは、当時の、不良債権の処理は当然大事でありますが、しかしながら、行き過ぎた処理があったので...全文を見る
○近藤(洋)委員 はい。  この点について、過度な引き当てという部分もありはしなかったか。であるならば、この高収益を、預金金利の引き上げ、手数料じゃなくて預金金利引き上げということで還元すべきと思いますが、最後に一点お伺いします。
○近藤(洋)委員 金融界の再生を祈って、質問を終わります。ありがとうございました。
○近藤(洋)委員 近藤洋介です。参考人に引き続き、貴重な質問の機会をいただき、委員長そして理事の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。  私は、引き続き、参考人の質疑でも使わせていただきましたこの資料を使わせていただきながら、本法案の対象にもなっています金融デリバティブの商...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、検査のやり方はよくわかります。  あえて申し上げれば、では逆に言えば、そういったマニュアル等もあって、検査マニュアルに沿って検査をするということでございますが、では、そこにちゃんと書かれているにもかかわらず、これだけ広範な事案が見逃されたということは、...全文を見る
○近藤(洋)委員 だとすると、その検査の目をかいくぐってやってきた三井住友銀行というのは相当悪質だと思わざるを得ないですね。相当チェックをして、それにもかかわらず見つけられなかったのをどういうふうに判断しているのか。金融検査のあり方が資産の健全性に過度に重点を置き過ぎた面もあるの...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、そこは、当然、私も認識を一にします。ですから、それはそうとしながらも、この好決算の数字は一種数字のマジックであって、銀行そのものの業でこれだけの利益を上げたならばいざ知らず、そうでない部分がたくさん出ている数字がある。  ここは、逆に言えば、当時、不必...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさにおっしゃるとおりでございまして、やはり結果責任を問われるべきでありますし、知っていようが知っていまいが、仮に知っていなかったとしても問題であるし、知っていて何もしなければ不作為の罪に問われるわけであります。いずれにしろ結果について責任はある、当時についてあ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、十分な反省がなされることを期待しているというのは、過去は問わない、こういう認識でよろしいですか。大臣、繰り返しで恐縮ですが、過去は問わないということですか。
○近藤(洋)委員 大変失礼をいたしました。銀行において問われることを期待している、こういうことでございますね。  私がお伺いしたいのは、少なくとも、銀行がどういう処分を、具体的な処分をするにせよ、中身の大小はあるでしょうが、少なくとも問題がある、今の時点でも当該銀行の経営者が判...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうなんですね。ですから、繰り返し指摘をして恐縮ですが、そういう方が日本郵政の社長でいる、金融の大きなウエートを占める。この方が、民間企業の全く関係ない、例えば製造業だとか、そういうところにいらっしゃるんなら私は別にとやかくこの国会で指摘はしません。大臣が所管す...全文を見る
○近藤(洋)委員 いろいろな意味で、大臣、大変恐縮ですけれども、私は異なる意見を申し上げたいと思うし、お答えいただきたいんですけれども、そもそも、日本郵政の銀行部門、簡保部門は銀行法なり保険業法が適用されていくわけですよね。そうなんですね。ですから、そこをつかさどるトップの資質は...全文を見る
○近藤(洋)委員 それはみずから辞任を促しているという発言なのかどうなのか、ちょっともう一度明確にしたいと思うんですね。  大臣、私は、これを放置するならば、金融行政の規律が保たれないと思いますよ。いかなことを犯しても、銀行法違反を犯し、独禁法違反を犯し、そしてこれだけ銀行の収...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは会社が判断するという理屈もあるでしょう。しかし、資料の九と十をごらんいただきたいのですが、これは西川善文全銀協会長当時の郵政民営化に関する発言と、そして日本郵政の社長になられて以降の発言の対比といいますか、それぞれを記した資料でございます。  全銀協の会...全文を見る
○近藤(洋)委員 その願いを実現させるためには、西川頭取にやめていただくしかないんですよ。もはや、あれだけの責任がある方がここまで繰り返し言っているのは、確信犯です。なぜなら、西川社長は、みずから自分の子飼いの方々を日本郵政に引き抜いている。引き抜いて、体制も固めているんです。も...全文を見る
○近藤(洋)委員 どうも何かすねに傷持つ人を使えば自由にその会社を動かすことができるんじゃないか、今回の人事はという指摘をする人すらいるんですよ、今回のことについて。いわば、すねに傷を持つということは、若干問題が過去あった方をトップに据えることで自分の意のままに動くように日本郵政...全文を見る
○近藤(洋)委員 本当にまだ納得がいかないわけですが、引き続きこの問題、六月までには銀行側の一定の結論が出るわけですけれども、その折に触れて伺っていきたいと思うわけであります。  一点、先ほど冒頭に申し上げた、各大手銀行の業績であります。私が、三井住友銀行を含めて、国会の場で個...全文を見る
○近藤(洋)委員 だからこそ、西川さんが日本郵政の社長に居続けるというのは、謙虚な気持ちになれないんですよ。その正反対なんですよ。やはりおかしいと思うんですよね。だからこそなんです。大臣おっしゃるとおりなんですよ、おっしゃるとおりなんです。だから、それを実現するためには、西川さん...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、中小企業等協同組合法の一部改正案について、そしてさらに、中小企業を取り巻く環境につきまして、政府の考え方を中心に伺っていきたいと思っております。  まず、本法案でございますが、既に同僚議員からさまざまな指摘等がござい...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、ぜひそういう方向でお願いしたいと思うわけであります。  もちろん、場合によっては専門の金融庁との連携ということもまた一つの考え方としてあり得るのでしょうが、幾ら行政がどんどんどんどんチェックをしても、やはり限界があると思うんですね。そうなりますと、私は...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、どうもありがとうございます。全く同感でございます。  そこで、お伺いしたいわけですが、お忙しい中、金融庁の参考人に来ていただいておりますが、申し上げたとおり、三井住友銀行の経営責任について、責任を明確にせよということを金融庁も業務改善命令の中で出されてお...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、私は、なぜそこを公表できないのか、もう一度お伺いしたいと思います。  おっしゃったとおり、三井住友銀行には公的資金が現在入っているんですね。したがって、優先株を政府は持っております。ということは、大株主なんですね、政府は。大株主である。  私は普通の...全文を見る
○近藤(洋)委員 一般的な銀行のことはそうでしょう。私も、三井住友銀行の役員報酬、賞与の状況についてという資料はちょうだいいたしました、全体について。そうではなくて、銀行法上問題を起こされた責任を問われている経営者の方について、西川さんについてお伺いしているんです。その方は現在公...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、何のための経営健全化計画なんですか。  通年検査で金融庁は検査に入って、そして公的資金がちゃんと返るように監督しているわけですよね。我々の税金が入っている会社の経営者なんです。だから、そういうことにかんがみて、退職金受け取りを完済するまで西川頭取は猶予さ...全文を見る
○近藤(洋)委員 何で答えられないんですかね。  これは、二階大臣、聞いていて、ぜひ御理解いただきたいんですけれども、この資料にも添付一でさせていただいていますけれども、中小企業は本当にばたばたつぶれているんですね。これだけ数が減っているんです。公的資金なんか一銭も入っていない...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、聞いていてわかりますか。これは一般論じゃないんですよ。これだけのことを行った経営者の方、そして担当大臣も責任を認めているんですよ。前経営者に責任ありと答弁されているんです、与謝野金融担当大臣は。現経営者も責任はあると認めているんです。そして、返納していただ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ内閣でそういった趣旨で御議論をいただきたいと思うんです。  続いて伺います。
○近藤(洋)委員 ぜひやはり公開をすべきだと思うわけです。  では、現在、西川前頭取は日本郵政株式会社の社長でありますけれども、総務省から局長さんにお忙しい中来ていただいておりますが、現在の日本郵政社長の報酬、西川さんに対する報酬は年間お幾らになっていますか、教えてください。
○近藤(洋)委員 日本郵政株式会社の株主はだれですか。はい、答えてください。株主はだれですか、日本郵政株式会社の株主は。
○近藤(洋)委員 国なんですよ。国民なんですよ。だから、臨時株主総会を開いて、そして公表すればいいじゃないですか。何で公表できないんですか。株主は政府なんですね。そしてこれは、一般論ではなくて、そうした事案を犯した方が現在どれだけのものをもらっているんだということなんですね。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 私はおかしいと思いますね。  郵政民営化のお題目というのは、大臣、収支や事業内容を、運営も含めてできるだけ透明にしよう、株式会社にして透明にしよう、今までお役所仕事だったのを透明にしよう、事業収支もわかりやすくしよう、そういうことで効率化を図って、そして国民の...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、公開だけではなくて、重ねて申し上げますが、こうした状況の中でトップに西川さんが座るということはやはり大きな問題を残すと思います。  三井住友銀行は六月初旬までに何らかの処分を、負担を求める、これは銀行として求めるわけですけれども、発表するということであり...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、大臣、ちゃんとした融資が行われるなら、それはいいことなんです。ただ、その西川現社長は、中小企業への押しつけ販売、優越的地位の濫用を行った経営者なんですよ。違う人だったらいいんです。我が国には、もっと立派な人材がいっぱいいます。違う方がやられるならいいでしょ...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう既に公正取引委員会に摘発された経営者なんですから、公取に摘発された経営者が日本郵政の社長ですからね、公正取引委員会としては心配で心配で仕方がないと思いますね。この問題を除去するためには、やめていただくしかないと思うんですね。  大臣、配付した資料三をごらん...全文を見る
○近藤(洋)委員 総理は九月におやめになります。郵政民営化は今後も続きます。私どもはこの点を引き続き申し上げていくということを宣言いたしまして、時間ですので、質問を終わりたいと思います。
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、中小企業組合が、組合...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤でございます。  本日は、意匠法、特許法等の一部改正案の質疑でございますが、私は、この法案の内容とあわせて、知的財産戦略、主にコンテンツ産業について御質問してまいりたいと思います。  まず、意匠法等の改正案ですが、本日の慎重審...全文を見る
○近藤(洋)委員 すべてを弁理士の方、そう言うつもりは毛頭ないのですね。既に十人採っているということでございますけれども、もっと有効に活用すべきではないか。  分野は違いますけれども、金融の分野でも、例えば金融庁の職員を増強しなきゃいけない、だけれどもそう簡単にふやせない。そう...全文を見る
○近藤(洋)委員 長官のお立場としてはそのようにしかお答えできないというのはよくわかった上で聞いておるんですけれども、ここはやはり、くどいようですが、特許庁という仕事は、ある意味で、事業官庁ではないですけれども、特許審査という現業も持っておる、かつ極めて戦略性を求められるところで...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣はネットオークションを使われたことはございますか。済みません、ちょっと通告がなくてあれですけれども。
○近藤(洋)委員 いや、利用者としてみますとなかなか便利なものでありまして、私も余り使わないんですけれども、個人的な話ですが、うちの家内がかなり重宝がって使っております。チケットをとるとか、映画のチケット、オークションじゃないですけれども、例えば席がとれない観劇、例えば宝塚とかそ...全文を見る
○近藤(洋)委員 インターネットの世界、こういったにせブランド商品、さらにはにせドメインという問題が出ております。インターネットの世界というのはどんどんどんどん伸びている世界ですし、産業としても伸ばしたいというわけですが、しかし野方図であってはいけないと思っておりますので、ぜひ経...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、その方向で今後もどんどん進めていただきたいと思います。  続いて、知的財産戦略、中でもコンテンツ産業について伺ってまいります。  コンテンツと言うとまだぴんとこないわけでございますが、要は、映画、映像、音楽、アニメーション、ゲーム、出版、新聞、こういっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣の大変なその思い、よくわかりました。全く同感で、アニメーションは日本が強いんです。問題は映画の世界で、これはもう韓国なんですよね。映像、映画は今や、アジアでは圧倒的に韓国であります。「冬のソナタ」、これはもう日本じゅうで大変なブームになったわけですが、日本だ...全文を見る
○近藤(洋)委員 お金を使えばいいという単純な議論をするつもりはありません。ただ一方で、ちなみに韓国は、映像・映画産業に年間八百億円投じています。我が国は両省合わせて四十億円、二十分の一なんですね。これはやはり厳然たる事実として、ふえたといっても、やはり韓国は国家戦略としている。...全文を見る
○近藤(洋)委員 まず、音楽用CDに絞って本日議論していきたいんですが、これは音楽用CDですね、これはDVDというもので、見た目は同じ円盤なんですけれども。今なぜ音楽用CDを議論するかというと、音楽用CDで、例えばこれが大体三千円だとします。売られているのが三千円。ところが、この...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官、CDが使えれば絶対DVDも使えるんですよ。LPレコードというか古いレコードしか使えないというのであればそれはわかるんですけれども、大体、今はほとんどCDしか売られていないんです。ですから、音楽を楽しもうとする人はこれを両方使えるという大前提。田舎のじいち...全文を見る
○近藤(洋)委員 経済産業省は時代をリードする役所ですから、もう一歩踏み込むべきだと思うんですね。  そもそもこの再販の問題がいろいろと議論される、迷走する根底にあるのは、再販の著作物について何を示すのかというのが法律で示されていなくて、公正取引委員会の見解による、私は、ここに...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間も迫ってまいりました。これは重要な問題だと思うんですね。私が申し上げたいのは、ですから、技術進歩によって時代に合わなくなった象徴例として音楽CDがある。そして、それを外すのであればやはりしっかり法律の議論をする。ここも公取委員長と認識は一緒なわけであります。...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     意匠法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点に留意すべきである。  ...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。質問の機会をいただき、ありがとうございます。  私は、総務省所管の中でも、とりわけ郵政事業のあり方、さらにはそのトップの適格性について質問してまいりたいと思います。  御案内のとおり、先週の六月二日に、三井住友銀行は、金融庁に...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣、公正な立場で経営を行っていただきたいという旨の御発言でございましたが、不公正な取引のかどで独禁法違反、摘発をされたんです、西川さんは。もう既に、公正な経営ができないということを公正取引委員会から、不公正な取引ということで責任を問われているのが西川さんなん...全文を見る
○近藤(洋)分科員 経営手腕に問題あり、こういうことを、もといた古巣から処分をされている方が、西川社長であるわけであります。  そこで、本日は、日本郵政株式会社の高木代表取締役に参考人として来ていただいております。高木祥吉代表取締役は、平成十四年七月から平成十六年七月まで、金融...全文を見る
○近藤(洋)分科員 そうですね。まさに信用事業でございますから、信用は命なんです。  その意味で、代表取締役、信用を維持するということは、決まったルールを守ること、これが一番大事な根底にあるわけですね。ちゃんとルールを守る。かたいというのは、銀行マン、過去に言われていましたが、...全文を見る
○近藤(洋)分科員 その面で検討をされているのであれば、ぜひ西川さんの適格性を経営会議で議論していただきたいと思うんですね。  公正な取引違反の責任を問われた方が、先ほど代表取締役のお話しのとおりであれば、信用を重んずる、法令遵守を守るという今の国会での御発言がそのとおりだとす...全文を見る
○近藤(洋)分科員 おかしいですね。それは、コメントを差し控えるというのは、高木取締役、金融行政に精通した方とは考えられない。  高木取締役は、何で今のポジションにいるのかといえば、金融行政にお詳しいというその知見を買われて、今、日本郵政の代表取締役にいらっしゃるんじゃないんで...全文を見る
○近藤(洋)分科員 高木代表取締役、これは私、こっけいだと思いますよ。  かつて、金融行政のトップとして、そして、竹中当時金融担当大臣と事務方のトップとしてコンビを組まれて、金融再生にらつ腕を振るわれた、銀行監督をされてきた。私は、この五年間の小泉内閣のさまざまな評価がされるか...全文を見る
○近藤(洋)分科員 そんなに、日本郵政代表取締役というのは魅力的な、何かいい仕事なんですかね。  高木代表取締役にお伺いします。月額報酬は代表取締役として幾らいただいていますか。
○近藤(洋)分科員 竹中大臣、何で答えられないんですか。この間、別の委員会で、日本郵政の代表取締役の報酬をお教えいただきたいということ、この問題を伺いました。同じような御答弁でありました、プライバシーにかかわるものだと。  しかしながら、日本郵政は、国が全額出資の特殊法人であり...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ですから、株主総会というのは、財務大臣の名代としての財務事務次官が出席をして、たった一人だけの株主の総会なわけですね。すなわち、政府が公開せいと言えば公開できるんですよ。プライバシー云々の問題じゃございません。政府が株主ですから。  しかも、今回は、これだけ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 非常に不透明な経営の仕方だと思うんですね。これで納得のいくような透明なコンプライアンス経営ができるのかと思うんです。そもそも日本郵政のトップというのは、昔で言えば郵政省の局長さんですよ。ある意味で、郵政省の長の、長官ですよ。その方の報酬がなぜ殊さら明らかにでき...全文を見る
○近藤(洋)分科員 西川さんの金融の知見というのは、法律を犯しても収益を上げよう、こういう営業手法、独占禁止法の摘発を受けた営業手法なんですよ。大臣が西川さんの知見をと言えば言うほど、こうした肥大化路線の、中小企業をいじめてきた、中小企業を踏みにじって利益を上げてきたことを許して...全文を見る
○近藤(洋)分科員 では、竹中大臣、いつまでにお決めになる予定ですか。
○近藤(洋)分科員 今の御答弁を聞いただけでも、高木取締役は、私が決める立場にないと言い、竹中総務大臣は、持ち株会社が決めたことに御相談にあずかるということを言い、ここでそごがあるんですよ。  高木代表取締役、あなた、もっとまじめに経営をするおつもりが本当にあるんですか。西川さ...全文を見る
06月16日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  私も、古本議員に引き続きまして、日本銀行の福井俊彦総裁の村上ファンドへの拠出金、出資金問題について、我が国の中央銀行の独立性の確保と、そして自己規律ある市場を我が国につくるという観点から質問してまいりたいと思います。  まず...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁、守秘義務とおっしゃいますが、総裁は、我が国日本銀行の総裁なんですね。日本銀行券を発行している、我々が使っているお札のここに「日本銀行券」と書いてある。そのトップの方の信用が疑われているんですよ。通貨の信用が疑われているのです。これだけゆゆしき問題ですから、...全文を見る
○近藤(洋)委員 失礼いたしました。  ぜひ、同僚議員からもまた理事会からも提出を要求している資料を、総裁、いつまでに出していただけますか。期限をここで明確に、ある程度目標というのを言っていただきたいということと、あわせて、その際には当委員会に総裁が来られて御自身の言葉できちん...全文を見る
○近藤(洋)委員 お答えいただけませんでしたが、御自身がこの国会に来られて説明をされるという御理解でよろしゅうございますね。御自身が、総裁御自身が説明責任を果たされるということでよろしゅうございますね。
○近藤(洋)委員 ぜひお取り計らいをよろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、これまでの御答弁でも、福井総裁が村上ファンドに投資した理由、志への支援という御答弁でございました。総裁のお気持ちが変化されてきたという御答弁の御説明でございましたが、総裁、問題にされているのは福...全文を見る
○近藤(洋)委員 御自身の責任についてはまた改めてお伺いしますが、その上で、ちょっと一点確認をさせていただきたいと思うんですが、総裁、論点になっています、二月に解約を申し入れた、なぜなんだろうかということの指摘を受けてまいりました。  総裁は、仲間意識である、さらには世代への応...全文を見る
○近藤(洋)委員 したがいますと、だれにも相談せずに決めたということですね。それは、総裁、服務規程に広い意味で、果たして正しいのかと思うんです。さまざまな規程には、もちろん株式等の売却についてはしかるべき手続をとるようにという服務規程になっておりますが、その等の中には、やはりファ...全文を見る
○近藤(洋)委員 「日本銀行員の心得」には、世間からいささかなりとも疑念を抱かれることが予想される場合にはそうした行為は慎まなければならない、そして、疑念を抱かれる利殖行為に該当するか否かを判断し得ない場合にはあらかじめ相談するものとすると書いてあるんですね。そして、結果として、...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ総裁、そこまで反省されるのであれば、やはり十二月末時点の利益がどれだったのかという数字を出していただきたいと思うんですね。この場で出せませんか。この場で出せないとやはり議論ができないんです。どうでしょうか。
○近藤(洋)委員 いや、ですから、議論を我々は真摯にやらせていただきたいと思いますし、私は、日本銀行の、日本銀行券の総裁がこのようなことで不信を生むことは非常に悲しいんです、残念なんです、だから出していただきたいんです。出して議論させてもらいたい。この場で出してください、出せない...全文を見る
○近藤(洋)委員 既にこの議論が出てもう数日間がたっているんです。我が日本銀行の総裁の権威が、数日間こういう形で落ちているんですよ。一刻も早く出すのが、総裁、あなたの仕事なんじゃないんですか。そうでないと、我々国会も議論できない。我々国会は総裁を信任したわけですから、国会として信...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、これを今すぐ出していただかないと議論が進められないんですが、どうでしょうか。お取り計らいをこの場でいただけませんでしょうか。議論ができないんです。
○近藤(洋)委員 再開させていただきますが、私が申し上げてきた、さまざまなその資料の提出等につきまして、もう一度整理をしていただけますでしょうか。
○近藤(洋)委員 委員長、ちょっと不明確なので、済みません、もう一度、何のために議論を今中断したのか、ちょっとわからないので。
○近藤(洋)委員 改めて、情報開示していただきたい項目を申し上げたいと思います。  一九九九年、ファンドへの、当初参加されてからの毎年年末の残高、昨年末までの毎年の残高が一点。二点目、村上ファンドにかかわる契約書、どのような契約書類があるのかという、この契約書類でございます。三...全文を見る
○近藤(洋)委員 火曜日にということでございました。ぜひ、委員長、当委員会をそのときに開催していただきたいと要望したいと思いますが。
○近藤(洋)委員 お取り計らいのほど、よろしくお願い申し上げます。  いずれにしろ、総裁、日本銀行の運営は当然透明性が求められるわけでありますし、その頂点に立つ総裁の立場、そしてその資産の状況というのは、これは極めて重要なんですね。公人中の公人であるということだと思っております...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、今後の対応は、これは議論しなければいけないと思いますが、いずれにしろ、このような事態に陥ったこの三年間、総裁が就任されて三年間、なぜこのような状況を放置したのかという、この不作為の責任というのはあるのだろうと指摘をさせていただきたいと思います。  また、...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁の御本意はともかく、今回の投資をめぐって、総裁の信用を疑われかねない、また総裁のお考えが市場にさまざまな憶測を生んでいるという結果はあるわけでございます。その複雑なお気持ちというのは、これを話すと私も長くなりますので割愛をいたしますが、いずれにしろ、九八年当...全文を見る
○近藤(洋)委員 福井総裁、お言葉を返すようでありますが、この件で首相が総裁を擁護する、そして日銀総裁が、いかなる本意であろうとも御恩返しという言葉を使ってしまった。この構図は、まさに市場から政策決定がゆがむのではないかという懸念を生んでしまうんですね。総裁が、いや日銀が、合議制...全文を見る
○近藤(洋)委員 どうも答えになっていない部分があるのですが、総裁のお気持ちはよくわかるんですが、それは総裁のお気持ちであって、日本銀行という組織としては、もはやいかがなものかということを提起させていただいているんです。  総裁、最後の質問です。  福井総裁は、四月の新聞社の...全文を見る
○近藤(洋)委員 形で示していただきたいということなんです。言葉ではなくて形で示すこと、これがやはり一つの自己規律のあり方であろう。福井総裁が日本銀行にいる意味があるとすれば、総裁の立場にあるとすれば、そのことを形で示すことが、今の局面で、我が国の日本銀行の信頼を、日銀券の信頼を...全文を見る
06月22日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。前回の委員会に引き続き、国民を代表する一人として、日本銀行の福井俊彦総裁に対して、我が国の信用の源である中央銀行の公正性、透明性を確保する観点から伺ってまいります。  まず、福井総裁、過去、日本銀行の総裁が個人の資産管理をめぐる問題でこの...全文を見る
○近藤(洋)委員 少なくとも私は、大手各新聞の一面に、当時松下総裁が連日謝罪をするようなことがあったということは記憶はしておりません。レベルの問題において、歴史上、過去なかったことだろう、それは指摘をしておきたいと思うわけです。  そして、伺いますが、福井総裁は、十三日の国会質...全文を見る
○近藤(洋)委員 私が指摘したのは、答弁を控えるというのではなくて、十三日に公表して、その後さまざまな機会がありました、委員会の質疑もありました、記者会見もありました、その後の総裁の御発言、対応ぶりが国民の不信感を増幅させているのではないかということを指摘したかったわけです。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、これから検討する話を聞いているのではないんですよ。これまでの資産の状況を資料要求もしているんです。その数字が出ない限り、国民の疑念は晴れないし、私は国民の代表として質問できないということを申し上げているんです。出していただきたい。  委員長、要請して...全文を見る
○近藤(洋)委員 私が伺っているのは、アメリカの連邦銀行の基準で資産を公開していただきたいということです。委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、この連邦準備制度理事会の基準にのっとった形で、近親者を含めた保有金融資産を公開していただきたい。総裁が就任されてから...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、金融資産をアメリカ基準で出していただくことが今回の議論の、新しい制度を、体制をつくるための前提になるから、議論ができないということを申し上げているんです。  これからルールをつくるから、それからそうするということを聞いているんではないんです。現時点で...全文を見る
○近藤(洋)委員 昨日から通告しています。  ちょっと、委員長、私は、参考人としては福井総裁のみをお認めしていただいているんですが、後ろに日本銀行の理事の方々が座られています。退席していただきたいんですが。先ほどから何か、操り人形を操る人形師のように、さっきから後ろでいろいろと...全文を見る
○近藤(洋)委員 その上で、秘書官を除いて退室してください。秘書官お一人……(発言する者あり)オーケー出ていません、一人も出ていませんので、退席してください。そちらの、御答弁をされた政府委員の方、退席してください。
○近藤(洋)委員 公正な議事運営、委員長に感謝を申し上げます。  そこで、重ねてお伺いをいたします。議論が進まないんです。ぜひ資料をこの場で提出していただきたいということなんですが、もう一度御答弁。出せるんですか。  委員長、御指示をお願いしたいと思います。よろしくお願いいた...全文を見る
○近藤(洋)委員 それならば、総裁、ルールが設定……。与党の方も出していただきたいことを先ほど申したような気がするのですが、与野党を超えて要求しているこの事実に対して、明快に答えられない。不可解だということを、与党の議員の方もそういった御発言がありました。これは政党云々の議論じゃ...全文を見る
○近藤(洋)委員 非常に、こういう状況では質問ができませんね。私は、日本銀行の信認が揺らいでいるから質問を申し上げているんです。政策の中立性を守るということの疑念を受けている方が多くいらっしゃるからあえて質問をさせていただいているんです。本当に、こういう質問をしなければいけないの...全文を見る
○近藤(洋)委員 改めて質問させていただきます。  福井総裁及び近親者の方の金融資産の内容、具体的な中身、金額等につきまして、明らかにしていただきたい。この場で明らかにしていただきたい。現時点、そして総裁就任時から、歴年こういう状況になっているということを明らかにしていただきた...全文を見る
○近藤(洋)委員 全く、奥様の部分も含めて納得いかない部分がございます。私は、福井総裁の御発言を信用しないと言っているわけではございません。誠実に御答弁はされているかとは思いますが、しかしながら、日本銀行の総裁の信任にかかわる問題でございますから、きちんとした資料でやはり提出をい...全文を見る
○近藤(洋)委員 本題になかなか入れないんですが、やっと、中身の前提も含めて、おいておいて、進めさせていただきます。  理事会に提出をされました資料によりますと、村上ファンドに投資をする投資事業組合、アクティビスト投資事業組合でございますね、こちらの契約書、我々民主党の要求に対...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこで、お伺いしたいのですが、そうだとすると、それにしても、ちょっとやや疑問点が残る部分があるんです。  と申しますのは、配付した資料の二枚目をごらんいただきたいのですが、福井総裁が村上ファンドの出資契約を、解除を決意されたのは二月であります。その後、量的緩和...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁、私は、総裁がうそをついているということを指摘しているのではないのです。恐らく、話をされていないということ、それは事実なんでしょう。総裁の認識としてはそうだ。  ただ、解約を申し出たことは、代表組合員であるオリックス側には伝わって、それがオリックス側の投資...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁は、不信感の臨界点が達したのは二月だという御説明をされてまいりました。それはそれで総裁の中のお気持ちだということはよく理解をいたしますが、仮にそうだとしても、非常に微妙な時期のこの解約行動というのは、やはり慎むべきだった、いかに臨界点に達しても行動すべきでな...全文を見る
○近藤(洋)委員 すなわち、それは、ですから大もとは総裁の就任時だけれども、その後にもさまざまな反省点があったと受けとめさせていただきたいと思いますが、うなずいていらっしゃるから、そういうことでよろしいんでしょうかね。  だとすると、総裁、やはりこの件に関しても何枚も何枚もミス...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  その上で、総裁は、この一連の動きで、御自身の身の処し方を、三〇%の六カ月分という俸給の返上を決められました。お気持ちだという言葉でございました。ただ、この点のこの金額の状況について、総裁御自身も、記者会見では因数分解でき...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁、お伺いします。  私は総裁の見識を知る人間ではございますが、これは日本銀行の組織論の話でございます。現在の日本銀行の政策金融の意思決定は、総裁の意思によって左右されるものでしょうか。仮定の話で恐縮ですが、仮に福井総裁が万が一の事故で業務が執行できなくなっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに、合議制による真剣な意見交換、そして、透明性、公開性、こういうことが、先進国の日本中央銀行の姿でございますでしょうし、福井総裁が副総裁時代も含め深くかかわられた、改正日銀法の大きな骨子だと思うわけであります。  制度的に、政治から干渉を受けない仕組みにそ...全文を見る
○近藤(洋)委員 耳を閉ざさないのであれば、ぜひ明確な説明責任を果たしていただきたい。  本件について、国会で引き続き審議をするべきだという強い思い、意見を申し上げ、質問を終わります。
10月25日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  五年五カ月間続いた小泉政権から安倍政権にかわられまして、甘利大臣の体制になられての最初の一般質疑でございます。私も気合いを入れて質問をしたいと思います。  甘利大臣は、先ほど赤羽先生から商工族というか通だという話がございまし...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣のお考え、そういった核保有の議論はすべきではないという御発言だと思います。  そこで、御確認をさせていただきたいのですが、大臣は、直前、自由民主党の政務調査会の会長代理の職につかれていたと聞いております。自由民主党政務調査会長というのは自由民主党における政...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうですね。自民党のホームページから私も党の規約といいますか党則を見て、四十二条に、「党が政策として採用する議案は、政務調査会の議を経なければならない。」その政務調査会を主宰するのが政務調査会長でありますから、まさに政策の責任者であるということだろうと思います。...全文を見る
○近藤(洋)委員 中川政務調査会長は元経済産業大臣であられるわけですね。私も、中川昭一先生は大変尊敬している議員のお一人でありますから心苦しいわけでありますけれども、経済産業大臣を経験された方がこういった発言をする、しかも、およそ責任がある政治家が、我が国のリーダーのお一人が核保...全文を見る
○近藤(洋)委員 全くおっしゃるとおりでありまして、フルサイクルができる我が国の核燃料サイクル事業、要するに、原子力政策が成り立つのは、核保有の議論など全くもってのほか、一切しないという、大臣全くおっしゃるとおりの中で認められている体制なわけですね。そして、私も全く同じ考えであり...全文を見る
○近藤(洋)委員 議論しておくのは大事なことだというのを国会の場で言ったのは、これは速記録にも残っている話でございます。その上で、今の甘利大臣の御答弁と比べれば、明らかに内閣で方針が違う、外務大臣と経済産業大臣が方針が違うと思わざるを得ません。この点は強く指摘をしておきたいと思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、まさにこのままだとサハリン1は、パイプライン計画というのはいろいろコストもかかりますし、さまざまな意味で難しい部分はあるのだなと思うわけであります。  今、大臣の御答弁の方で、液化も含めて検討できないものかというお考えがございましたが、SODECOは、御...全文を見る
○近藤(洋)委員 契約をちゃんと守ってくれればいいわけでありますけれども、現実としてロシアがこういう行動に出てきているわけですね。だとするならば、やはりそこは、政治レベルの態度なり、国家としての姿勢というのが求められてくるんだろう。民間の企業で対処できない事態に陥る可能性があるわ...全文を見る
○近藤(洋)委員 交渉事ですから、それは、言えること言えないことあろうかと思います。ただ、私が指摘したいのは、やはり政治は結果責任でありますから、この事態に陥っているというのは、やはりゆゆしき問題だろうと思うわけであります。  大臣、経済産業省がこの新・国家エネルギー戦略という...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、資源確保は重要な課題でございますので、そういったことで体制を見直すべきだろうと思いますし、これはやはりちょっと、規制緩和論に全部するつもりはありませんが、規制緩和なり、国の関与がなければすべていいんだという風潮は、私も是といたしません。エネルギー、資源確保...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、電池の技術というのは、政務官おっしゃったとおり、大事な技術ですから、これは進めるべきだろうと思うんですね。  ただ、同時に、まだまだハイブリッドカーは普及していないわけで、これはたった一例で申し上げておりますが、費用対効果のことを考えれば、私は、まだ一般...全文を見る
○近藤(洋)委員 これまで歯切れよくお話をいただいた大臣が途端に口が重くなり、非常に残念であります。大臣、やはり納税者の視点に立って考えなければいけない。政府は大蔵官僚のためにあるわけじゃないわけであります。ぜひ、納税者の視点に立ってこの問題は議論していただきたいと思います。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは、今後も議論をさせていただきたいと思うわけでございます。  あと、あわせて、中小企業に限らず、我が国産業界にとって極めて大事な問題は、直面している重要な問題は、やはり派遣労働といいますか、非正規雇用の問題だと思うんですね。  配付させていただいた資料の...全文を見る
○近藤(洋)委員 職安、ハローワークでお勧めする程度では、とても正社員がふえるとは私は思えないんですね。  これは指摘だけにさせていただきたいんですけれども、大臣は労働大臣の御経験もおありになります。この問題の認識も十分お持ちだと思っております。私は、これは一種、産業政策として...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、私は、企業結合、合併の審査については、基本的には事前チェックというのは果たしてどこまで必要なのかと思っているんですね。公正取引委員会が企業の経営について、その分野についてどこまでわかるのか、どこまで審査できるのか、市場についてどこまで知識を得られるのかと...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので終わりますが、公取委員長、だから、できる限り事後チェック型でいい部分もあるのではないかという考え方を申し上げたわけであります。  また、なお、官製談合については、お伺いしようと思いましたが、我々民主党、かねてから法案を出しております。与党の先生方も...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  私のふだん所属する常任委員会、ホームグラウンドは経済産業委員会でありますが、本日は、外務委員会で初めて質問の機会をいただきました。委員長そして理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。  早速質問に入りたいと思うわけで...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこで、麻生外務大臣にお伺いしたいと思うんです。  甘利明大臣は、こう答えていますね。「日本には技術はあるけれども、しかしやらないという宣言をするんだ、それが核兵器をこの地球上から駆逐していく大きな説得力になると思います。ですから、その種の議論もすべきではない...全文を見る
○近藤(洋)委員 麻生大臣は、議論は大事だとおっしゃっているんですね。ここは、大臣も大変御経験のある政治家でいらっしゃいますし、総理にも出馬をされた大政治家でありますから、政治家の発言の重み、そしてその影響というのは十分承知な方だと思っているわけであります。  現に、議論は大事...全文を見る
○近藤(洋)委員 姿勢に変わりがないから繰り返し確認しているわけですよ。大臣の軽率な発言が大きな影響を与えているから、その姿勢をただそうと思って、我が国のエネルギー政策にも大変重要な影響を与えるものだから、そして、甘利明大臣の考え方、立ち位置と麻生大臣の立ち位置が全く違うんです。...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣の御発言が、あえて先輩の政治家の先生に失礼を承知で、ただ、これは私も立場ですから申し上げますと、やはり軽率であったと思うんですね。その御発言が軽率であったからこうして指摘を受けているわけであります。極めて軽率な御発言だったと。  閣僚として、軽率な発言を撤...全文を見る
○近藤(洋)委員 麻生大臣御答弁のとおり、このスケジュール表を見ますと、やはりアジアとそしてエネルギー保有国、この二つに我が国は大きな方向で絞って戦略的に進められている。この方向感自体は極めて正しいと思うわけでございます。  エネルギーのない我が国でありますから、産油国なりそう...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひこれは積極的に取り組んでいただきたい、こう思うわけであります。  配付資料の二枚目をごらんいただければと思うのですが、貿易立国の我が国において、人と物とお金の自由化はそれだけで経済を押し上げる、これは本委員会の委員の皆様なら共通認識だと思うわけでありますけ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、ありがとうございます。お答えいただきました。まさにそのとおりで、育てる価値のあるものだろうと思うんですね。  そういう中で、現在、東アジア版OECD構想というものが政府内で練られておるやに聞いております。これ自体、さまざまな立場の違う国が一つの共通の土俵...全文を見る
○近藤(洋)委員 我々民主党は別に何から何まで反対するつもりは全くないわけでありまして、いい構想はいいと思うわけですね。ですから、こういう構想はぜひ我々も注目したいと思っておりますし、よりよい構想になるように注目をしていきたいと思っているわけであります。  EPAは、麻生大臣も...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、進める方向下にあると思うんですね。  そこで、麻生大臣にお伺いしたいんですけれども、御承知のとおり、今我が国はいわゆる単純労働者の受け入れは原則認めておりません。移民を受け入れてもおりません。そして、これは日系人を除いてということでありますけれど...全文を見る
○近藤(洋)委員 麻生大臣、これも質問通告なくて恐縮ですけれども、事実関係だけなんで。  大臣は深夜のコンビニエンスストアに行かれたことはありますか、最近。
○近藤(洋)委員 だとすると、大臣、都内のコンビニエンスストア、この質問をつくるために十二時ごろですけれども私もきのう行きました、帰る前に。ほとんど外国人ですよ。もうおわかりいただけると思います。深夜のコンビニエンスストアは、あらゆるコンビニが店員の方は外人であります。ほとんどは...全文を見る
○近藤(洋)委員 残念ながら、よくわからない御答弁でございました。一生懸命やっているということはわかるんだけれども、どこまで頑張るんだと。今言った、現実とのギャップをどう埋めるんだということについては、やはり経済産業省としても、それは政府部局の一員ですから、選んで入れるという方向...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですのでやめますが、何も、私も移民に単純に賛成している政治家ではありません。その上で、現状の制度が破綻しているんだ、この現実を踏まえて対応しないともうもたないですよ、このことを指摘しているわけであります。  時間ですので、終わります。
11月07日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。本日は、お忙しい中、お三方の参考人に来ていただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間ですので、早速質問に移らせていただきたいと思います。  まず冒頭、今回の、本日はパロマ工業の川瀬参考人に来ていただいてお...全文を見る
○近藤(洋)委員 川瀬参考人、そうすると、すべて把握をしている、こういうことでよろしいんですか。不正改造の、だれがどのような形でいつ行ったのかということについて、事案が、不正改造の件数はわかっておりますが、その内容について、しっかり把握しているということでよろしいんですか。
○近藤(洋)委員 私、参考人、大変他人事のように聞こえるんですね。御社の製品ですよ。そして、御社の製品がそういった形、パロマさんの主張に沿えば不正が行われたから亡くなった、こういうことですけれども、その原因をきっちりわからずに対策がとれるんでしょうか。心配で御社の製品を買うという...全文を見る
○近藤(洋)委員 いつまでに明らかにされますか。いつまでに対策をとられますか。社内的な体制整備も含めて、いつまでにつくられるんですか、そういった体制を。お答えください。
○近藤(洋)委員 川瀬参考人、もうこのことが、二十年前から事故があって、報告を受けているわけですね。役員会にこの事故の報告が上がったのはいつですか。平成四年ということでよろしいんでしょうか。もう一度確認させてもらいます。役員会にこの報告が上がったのはいつでございますか。経営トップ...全文を見る
○近藤(洋)委員 随分たっているんですね。それでこの状況ですよ。  第三者委員会なるものをつくられているのは私も資料で知りましたが、九月にようやく第三者委員会をつくって、一々経済産業省に、意見を述べろということで呼びつけをしようとされている。私は、この御社の体質はちょっと信じら...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、具体的に、何カ月に一回開かれていますか。
○近藤(洋)委員 もう一つ、事実関係、川瀬参考人にお伺いします。  御社の株式の過半数は、社長、そして小林社長を初めとする小林一族といいますかファミリーがお持ちだと聞いておりますが、事実でしょうか。
○近藤(洋)委員 川瀬参考人は副社長でいらっしゃいますね。何%かもわからぬというのは、具体的にコンマを言うつもりは、細かい数字を聞いているわけではございませんが、副社長が経営されている会社の株主、株数が大体どれぐらいで、何%持っているかというのをきちっと答えられないというのは、私...全文を見る
○近藤(洋)委員 川瀬副社長も大変多くの従業員を抱えられているわけですね。経営者でいらっしゃるわけです。その中には、従業員の皆さんもいらっしゃるし、現場では大変苦労して回収に努めている社員がいるわけですよ。みんな苦労しているわけです。皆さん困っているわけです。  反省をされてい...全文を見る
○近藤(洋)委員 改めて、国内のシェアの二割を御社は占めているわけですね。それだけの大きな影響を持っているわけであります。私の地元は山形県ですけれども、やはりガスをめぐる事故は本当に続いています。毎回毎回、さまざまな形で、亡くなっている方もいるわけですけれども、毎年そういう事故が...全文を見る
○近藤(洋)委員 この問題は一パロマだけの問題だと私は思うつもりはございません。一つの大きな、ただ、パロマの経営が極めて異質である、今回の対処の仕方は極めて異例だということはあえて指摘をしたいと思っております。  同時に、最近、さまざまなメーカーにかかわる事件、事案、事故がふえ...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうですね、大体二百四十九億、これは二〇〇五年度決算でございます。大体の数字で結構でございますから、大体そういうところでございます。大変多くのお金を投じておるわけであります。グループ社員にスタンドやさまざまなところにローラー作戦をかけたり、六千万世帯にダイレクト...全文を見る
○近藤(洋)委員 口頭では、おっしゃるとおり、松下電器産業の当時社長、中村社長、現会長は、協会の理事長でいらっしゃいますね。ですから、そういう接触の機会もあるんでしょうけれども、もっと具体的に、きっちり、松下電器産業さんから報告書を求めて、こういう効果があったという具体的なデータ...全文を見る
11月29日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○近藤(洋)議員 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました民主党提出の官製談合等の防止のための刑法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  官製談合は、公共事業などの発注者側が談合に関与する極めて悪質性の高い行為でありますが、近...全文を見る
○近藤(洋)議員 山本委員の御質問にお答えいたします。  確かに、入札談合についてはさまざまな情報が寄せられるわけです。うわさ話から確たる情報までさまざまあるわけでありますけれども、私どもの改正案で言っている趣旨は、その中でも確実な資料、根拠に基づいた場合を想定して、そういう場...全文を見る
○近藤(洋)議員 武正委員にお答えいたします。  御指摘のとおり、今回、私ども民主党案では地方自治法も改正しておるわけでございますが、その内容は、いずれにしろ官製談合というのは極めて悪質性の高い行為であり、かつ、武正委員御指摘のとおり、地域に、地方にも根差した、残念ながら根差し...全文を見る
○近藤(洋)議員 武正委員の御質問にお答えしたいと思います。  予算執行職員等の責任に関する法律を改正した理由という御質問でございました。委員御指摘のとおり、この談合というのは、首長だけの責任でもなく、もちろん首長の責任の場合もありますが、職員がかかわっている場合も大変多いわけ...全文を見る
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、与党、そして民主党提案によります官製談合防止法の質疑でございます。平成十四年に議員立法でこの法案ができました。残念ながら、談合列島の汚名を解消することは今できていないわけでありますが、いずれにせよ、こういう状況にかんが...全文を見る
○近藤(洋)委員 院の運営の話ではありますが、しかし、あえて申し上げれば、自民党の中でやはりこの法案、改正への熱意が足りなかったのかなと思わざるを得ません。与党の中で公明党さんが非常にこの問題について熱心であるということで今回の議論の土俵にのったということは新聞報道で私は聞いてお...全文を見る
○近藤(洋)委員 そういった社会犯罪は重要だというふうな認識は持っているというお答えでありましたが、私が伺いたかったのは、刑法に規定されている談合罪というものの運用、これが検察当局において変化したのかということをお聞きしたかったのですが、聞いても恐らく同じ答えが出てくるとすれば、...全文を見る
○近藤(洋)委員 すなわち、よい談合というものはないんだ、こういうことでありますね、基本的に。刑法では目的犯という形になっておりますが、「不正な利益を得る目的で、」ということで談合罪は規定されておりますけれども、今の御答弁を解釈すれば、目的犯であるなしにかかわらず、基本的には、談...全文を見る
○近藤(洋)委員 明快な御答弁、ありがとうございます。まさにそのとおりであろうかと思います。あえて、今回は官製談合の議論ですので、公共調達ということで伺いましたが、官であれ民であれ、委員長の御見解のとおりだろう、こう思うわけであります。  そういう観点に立って、我々民主党は今法...全文を見る
○近藤(洋)委員 その意味では、我々は同じ認識だ、こういうことだと思うわけですね。明快にお答えいただいて、ありがたいと思うわけです。  さまざまな議論をすると、どうもやはり残念ながら、今の日本の風潮では、談合というのは必要悪だ、よい談合というのもあるんだという、この議論をすると...全文を見る
○近藤(洋)委員 その刑のことを伺っている、佐藤先生、そこのどちらが重いか軽いかというのは解釈の問題ですから、それはもうこの場では議論いたしません。それは、五年とただ罰金刑があるケースと、もうこれは先ほどの質疑でも我々も答弁させていただきましたので、三年のみの懲役と、どちらが重い...全文を見る
○近藤(洋)委員 御指摘のとおり、総務省では既に、平成十一年ですか、研究会を設けて、この多選議論について一定の報告書を出されておりますね。  御答弁いただいたように、両論併記でということでございましたが、大変、法的にも、すなわち職業選択の自由を制限するのではないか、これについて...全文を見る
○近藤(洋)委員 御趣旨はよくわかるんですけれども、ただ、これだけさまざまな、やはり地方分権時代に即した首長のあり方ということについて相当真剣に議論しなきゃいけない時期に来ているのではないか、こう思うわけです。既に平成十一年に議論されて、これからまた質問させていただきますが、与党...全文を見る
○近藤(洋)委員 もちろんおっしゃるとおりだと思うわけであります。そのためにさまざまな今回の法律もつくらせていただいているわけでありますけれども、しかし、他方で、首長というのは絶対権力者であるのも地方自治において現実でありますし、残念ながら、議会のチェック機能が働いているかといえ...全文を見る
○近藤(洋)委員 自民党におかれても公明党におかれても、問題意識は十分お持ちであって、検討されている、こういうお話でございました。民主党も、既に党内では、原則三選までという推薦ルールを知事については決めて定めているわけであります。  ただ、ここで留意しなければいけないのは、知事...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、終わりますが、要は、国も法令に基づいてやってきたと今まで言ってきたわけですね。予決令に基づいて随契を発注しております、こういう答弁をずっとされてきたけれども、本気になって調べて、本気になってどこまで競争入札できるかと思ったら、何と随契に適正だったの...全文を見る
○近藤(洋)議員 お答えいたします。  まず、契約の締結に関し権限等を有する職員、対象の範囲はどういうことか、こういうことでございましたけれども、発注機関の入札事務を担当する者及び監督する職員を想定しているわけですけれども、実際に法令の適用に際しては、その権限、事務分掌上の権限...全文を見る
○近藤(洋)議員 ダンピングに関する認識の御質問でございますけれども、民主党としましても、この問題は非常に深刻だと受けとめております。  不当に安い価格で受注して、その結果、応札した企業が工事を建設できないという事態にも陥るわけでございますし、最終的に我々利用者が不利益をこうむ...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  質問に入る前に、委員長に申し上げたい、聞いていただきたい点がございます。これは最近の当委員会所属議員の規律についてであります。  十一月二十九日の経済産業委員会、与党提出、そして我々民主党も提出いたしましたが、官製談合防止法...全文を見る
○近藤(洋)委員 片山委員におきましてはさきの内閣で経済産業政務官もお務めになられた、また、佐藤委員においてもこの委員会でたびたび質問をされ、質疑をされた委員であります。手続は踏んだとはいえ、このような処分をされ、この委員会を離れられたということは大変残念であるということは申し上...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も甘利大臣とその点については認識を同じくするものでございます。資源確保についての国家主義というかナショナリズムが非常に高まる中で、やはりオーストラリアという国は日本と同じような価値観を持てる国であろう、言葉が適当かどうかは別にして、共通言語が話せる資源国であろ...全文を見る
○近藤(洋)委員 松島政務官におかれましては、議員になられる前は朝日新聞のジャーナリストであられましたし、私も実は日経時代に同じ通産記者クラブで、大先輩で活躍をされておる、尊敬しているわけでありますが、やはり当局になられると、奥歯に物が挟まったような、ただ、精いっぱい御答弁いただ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、政務官の方から、首脳会議の前にはやはり公表されるべきものだという御発言がございました。全くそうでありまして、私は何も交渉事の細かな文書を逐一公表しろと言うつもりは全くないんです。ただ、この文書だけは極めて重要でありまして、この文書をやはりきちんと公表して、そ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大変衝撃的な数字なわけですね。さらに言えば、農林水産省の御説明によると、関連産業も含むともっと大変なことになる、こういう数字を、これは政府が出しているわけですね。  その上でお伺いしたいのですが、それだけの影響力があるという片っ方の政府の部局が言う中で、この非...全文を見る
○近藤(洋)委員 同じ質問を農林副大臣にお伺いしたいんですが、農業分野を外すという意思表明ではないんですか、ないしは、政府はこの土俵の上でどういう交渉に臨むんですか。
○近藤(洋)委員 ちょっと副大臣、御答弁はいただけなかったんですけれども、要は、この四分野については、日本国政府は除外すべきだということでこれから臨むんですか、こういうことを伺っているんです。
○近藤(洋)委員 ニュアンスがやはり若干違うような気がするんですね。  私は、これは本当は農林委員会でやるべきものを、ただ通商のマターなのであえて経済産業委員会で取り上げさせていただいておりますけれども。私は、日本という国は自由貿易の果実を得ている国ですから、FTAは基本的に推...全文を見る
○近藤(洋)委員 この辺は見解の相違ですから、また別の機会にと思うわけでありますが、いずれにしろ、私は、こういう不透明な形で交渉をずるずる進めることが、結果として、日本の農業なり、また将来有望な産業である農業を衰退させる道につながりかねないという懸念を持っているということだけは申...全文を見る
○近藤(洋)委員 一点指摘をしたいのは、やはりこれは地方税も結構大きいんですね。私の地元の米沢市でも数億円規模になるというふうに試算しているんですが、国税のことはいざ知らず、地方税については、トータルではそうなわけですが、単年度的にはきいてくる。これだけ地方の税源がなくなっている...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が来たので、ここは指摘だけにしたいと思いますが、大臣も後半おっしゃっていただきましたが、むしろ法人税全体の課税を引き下げる必要はないと私は思っているんです、全体についてはですね。それは、その対象となるのはやはり大企業だけだということ、そして、法人税の引き下げ...全文を見る