近藤洋介

こんどうようすけ



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近藤洋介の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  本日は、大臣所信に対する質疑の機会をいただき、まことにありがとうございます。  さて、経済産業省という役所は、橋本内閣当時に行われた省庁再編で、通商産業省から名前が経済産業省に変わったわけであります。たかが名前というなかれ、されど名...全文を見る
○近藤(洋)委員 そのように伺っております。  もうお一方、伊藤達也金融担当当時大臣も、このお三方で上げ潮三人組というか三羽がらすのような形で中心的な役割を果たされた、これが今の、こういう本にもなっているわけでありますけれども、この上げ潮政策は当時の自由民主党の政策でございます...全文を見る
○近藤(洋)委員 安倍総理の御発言を聞いても、甘利大臣と同じに、当然、内閣ですから、やはりイノベーションとオープンという言葉がよく出てこられるわけで、そういう意味では、安倍政権の中核戦略がこういうことになっているんだなと改めて思うわけであります。  そこで、ここから議論が始まる...全文を見る
○近藤(洋)委員 さすが大臣、そのとおりだと思うんですよ。だから、ここの中に消費、所得が一行もなくて、所得拡大を目的にすることを政策目標に据えるように書き直すべきじゃないですか、大臣の御答弁どおりだとすると。それは、政策目標をGDPに置いている限り、目詰まりが起きているんですよ、...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、大臣の御答弁からも明らかなとおり、まさにおっしゃるとおり、中小企業に対する懸念、これは私も持っておりますから、これはまた中小企業政策でお答えいただきたいんですが、問題は、中小企業がどうだからこの異常金利を正常化できないという理由にはならないんです。  大き...全文を見る
○近藤(洋)委員 江崎政務官、もう少し細かく。では、これは一・三兆円ということですけれども、中期的に見れば、恐らく五兆円、六兆円のオーダーで利払い費がふえてくるんじゃないでしょうか、確認させてください。
○近藤(洋)委員 すなわち、金利が上がると一気に、今年度、安倍政権は税収が上がったと、六兆円だ七兆円だと言っておりますけれども、まともな水準にといいますか、長期金利が、欧米並みにとは言いませんけれども、今の二%が三%、四%になれば、あっという間に国家の資金繰りが回らなくなる、こう...全文を見る
○近藤(洋)委員 なぜお答えできないんですかね。個別行、確かに個別行でありますが、りそな銀行が融資をふやしていた当時、金融庁の資料によると、御案内のとおり、公的資金が注入されているんですね。しかも、同行の自己資本の四〇%以上が公的資金であります。すなわち、実質的な国営銀行なんです...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、副大臣は改革派の議員さんであると私は十分存じておるので、お答えいただきたいんです。  この九三年の百億円の融資の当時に、当時の全銀協の幹部の方から、全銀協が取りまとめて自民党から融資の要請を受けた。だけれども、自民党本部の土地は、あれは国有地だ。国有地...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、副大臣、山本金融担当大臣は、金融担当大臣になられる前、自民党の役職につかれていたと思いますけれども、どの役職につかれていたかお答えいただけますか。御記憶がありますか。
○近藤(洋)委員 経理局長だったと記憶しておるんですね。うなずいている。経理局長ですね。自由民主党経理局長というのは、党の資金繰りを担当する役職だと私は思いますが、大臣、まさに融資を取りまとめて金融のことも知っている、資金繰り、契約も知っている金融担当大臣ですから、お答えできるは...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も理事の一人ですから、ぜひ真剣に協議をさせていただきたいと思います。  金融担当副大臣はもう結構です。利上げについても伺おうと思ったんですけれども、財金委員会もおありになると聞いておりますので、どうぞ副大臣……。  金融の問題に関連して、もう一つ大事な点に...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、日本の輸出産業というのは牽引車であると思っていますから、ここにはぜひRアンドD投資を、研究開発も含めて切磋琢磨していただきたいし、応援したい、こう思っております。そういう認識を持っておりますけれども、だからといって、実勢以上に円安にしてげたを履かせてあげる...全文を見る
○近藤(洋)委員 江崎政務官は全部おわかりのはずだと思うんですけれども、要するに、円を国際化するということは、それでは、必要ないということなんでしょうか。そんなことないですよね。口先介入とか、例えば外為特会を使って無意味な、無意味とは言いませんが、大海に石を投げるような、こういっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、市場で決まって結構なんですよ。ただ、副大臣も御存じのとおり、実物取引の何十倍、何百倍ものお金がこの為替市場に入ってしまっていて、余りにかけ離れている状況、実物取引とかけ離れ過ぎている形で決まってしまっている。  もちろん実需と全部一体になれとは言いま...全文を見る
○近藤(洋)委員 最低賃金を引き上げると、中小企業の経営者の方々は、いや、それじゃ会社が成り立たなくなります、こういう声も私も一部に聞きます。しかし、これはある意味でおかしな話で、健康で文化的な最低限の生活をきちんと働いて得る、その水準が守られないというのはこれまたおかしな話で。...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、これだけ格差が定着する中で、やはりこの最低賃金をいかに、最低賃金に限らず、要するに適正な労働に対する適正な価値を得るという状況をつくることが私は非常に大事だと思うんですね。  ですから、それだけを取り上げて公取で摘発しろとは言いませんが、まさに不公正な取...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。我々も検討しております。格差是正を正すための資金の目詰まりを正すためにも、やはり適正な取引が行われることなんだ。これは非常に大事な部分と思っておりますし、公正取引委員会の役割は極めて大きくなる、この点だけ申し上げたいと思います。...全文を見る
○近藤(洋)委員 私が要望してもそういうことでしょうから、これはやはり政府が要望しなきゃいけない、こう思うんですね、まず政府内で。  どうでしょうか、経済産業省、そういった損金扱いにすることで、さまざまな企業なりが再生可能エネルギーを購入した場合に、証書を発行して、私はきれいな...全文を見る
○近藤(洋)委員 二点とも、経済産業省においてぜひ御検討いただきたいと思いますし、その節にはぜひ税務当局も真剣にお考えいただきたい。  やはり、我々政治家にとって、いい形で地球を残すということはやはり責務だろうと思っているわけです。しかもかつ、それを、ただ理想論だけを言うのでは...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、特例公債法、そして所得税法、特別会計法の改正案、まさに国家の財政、広く言えば金融にかかわる根幹の法律の質疑に立つ機会をいただき、委員長初め理事の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。  本日の議案でもある特例公債...全文を見る
○近藤(洋)委員 そのとおりだと思うんですね。  二つの柱、福井総裁は記者会見で、会見の議事録を見ると、二つの柱ということをおっしゃっている。おっしゃた、物価安定のもとでの持続的成長ができる水準にするんだということと、実勢とかけ離れた水準になって、ひずみが起きる、このひずみをま...全文を見る
○近藤(洋)委員 今回の〇・二五の利上げで攪乱的要因が出るはずはないわけでありますが、要は、伺いたいのは、あえて確認ですけれども、福井総裁、では、中小企業対策というか、目詰まり感に対応するために、日銀は何かこれから具体的な手を打たれるんですか。  すなわち、過去、日本銀行は、緊...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、具体的な手は現在検討されていないと思うんですね。むしろ、全体を勘案して金利水準を決めた、こういうことだと思うんです。  そこで、むしろここは、福井総裁は、利上げをするときに相当いろいろな方々から圧力を受けた部分も、ああいったさまざまな発言がありました...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ力を注いでいただきたい、こう思うわけであります。  そこで、また改めて日銀の福井総裁にお伺いしたいんですけれども、今回の日銀の決定を受けて、自民党の中川秀直幹事長は、決定直後の記者会見で、結果責任は日本銀行にとってもらう、こういう発言をされております。記者...全文を見る
○近藤(洋)委員 こういう発言を、少なくとも私は、与党の最高首脳の一人が記者会見でこのようなことを発言するのは、私は聞いたことがありません。  こういうことが金融の信用をゆがめるんだろうと私は思いますし、これは中川秀直幹事長の資質の問題ですから、この委員会で議論する話ではありま...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、大臣に伺います。  りそな銀行には、先ほど申し上げたとおり公的資金が注入され、現在も二兆円を超える残金が残っておりますが、りそな銀行の筆頭株主はどこでありますか。金融担当大臣。答えられなければ財務大臣でも結構です。りそなの筆頭株主はどこですか。
○近藤(洋)委員 そうでございます。預金保険機構、すなわち国であります。この、国の株式の保有比率は、昨年九月時点で四九・五四%、約半分であります。すなわち、りそな銀行は事実上の国営銀行であります。貸出先の自由民主党は公的な存在であります。  金融担当大臣、個別行のお取引と言いま...全文を見る
○近藤(洋)委員 その、民間同士というの、ちょっと私よくわからぬのですが、少なくとも、国営銀行と、そして公的な存在の、では自由民主党は民間企業ですか。いわゆる純粋の民間企業とは言えないと思いますが、大臣、いかがでしょうか。純粋の民間企業同士の取引とは、これは世間的に見て、言えない...全文を見る
○近藤(洋)委員 今大臣もお認めいただいたように、公的性格を持つ、まさに政党。これは政党は純粋の民間組織ではございませんですね。民間の定義にもよりますけれども、広い意味の、これは常識として公的性格を持つ機関であります、組織であります。大臣もうなずいていただきましたが。そして、りそ...全文を見る
○近藤(洋)委員 山本大臣、大臣ほどの聡明な方が、これ、大臣の御答弁を地元の中小企業の方が聞いたらどう思うでしょうね。中小企業への貸し渋りはどんどん続いている中で、政権与党への貸し出しはどんどんふやしている。この内容を答えられない。しかも、国営銀行である。  それでは、伺います...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに経営健全化計画中の中にある銀行でありますから、これは昔でいうところの決算承認銀行でもあるんですね。当局はその資産内容について厳しくチェックする責任があります。  りそな銀行には、毎年毎年金融検査が入っているはずであります。毎年、しかも慎重なる金融検査が入...全文を見る
○近藤(洋)委員 安倍内閣も最近支持率が低下していますから、ここで内容が公開されると風評被害に遭う、こういうことなんでしょうかね。  それはちょっと冗談ですが、全く信じられない。公的な存在、公的な存在ですよ、政権与党は。そういったものに対して、具体的な数字じゃなくて、したかしな...全文を見る
○近藤(洋)委員 以上、金融担当大臣としての御答弁でしょうけれども、それでは、大臣にお伺いします。  大臣は、金融担当大臣に御就任する前、自由民主党の要職につかれていましたが、どんな役職につかれていましたか、お答えいただきたい。
○近藤(洋)委員 拡大役員会メンバー、すなわち、経理局長でよろしゅうございますか、お答えください。
○近藤(洋)委員 そうですね、経理局長ですね。  資料二、資料の一枚目をおめくりいただきたいんですが、ここに自由民主党の歴代経理局長が記載されています。やはり、経理局長というのは、こう見るといかに重要なポストかよくわかります。歴代を見ると、椎名悦三郎先生、前尾繁三郎先生、宮沢喜...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、この融資については、経団連の念書があったという話もあるんですよ。さまざまな話があるんです。これはいわくつきの融資なんです、もともと、九三年の当時から。これは、自民党経理局長だったら、御存じのはずであります。  これは、こういう懸念のある融資についてきちん...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、信用の問題であり、国と政権与党の取引だから公開すべきだ、こう言っているんですよ。  いいですか。先ほど古本議員の質疑でもあった自民党本部の賃貸契約、これについて、私、昨日、財務省に資料要求をいたしました。契約書を明らかにしていただきたい、幾らの契約で...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、それは理由になっていないですよ。それは出していただきたい。
○近藤(洋)委員 確認でございますが、先ほどの協議の中でさまざまあったようでありますが、私として改めて確認したいのは、金融担当大臣、りそな銀行がそれでは出していいという申し出があったら金融庁としては出せる、こういうことでありますか、大臣。
○近藤(洋)委員 では、両者が合意をすれば出せる、こういうことでございますね。
○近藤(洋)委員 では、ぜひ資料要求をしたいと思います。  りそな銀行の融資について、融資の現在の残高、そして融資の条件、金利、担保の状況について、ぜひこれは、この財務金融委員会で、金融の信認を考える上でも極めて重要な話でありますし、ぜひ金融庁としても努力をすべきだ、出すべき努...全文を見る
○近藤(洋)委員 監督官庁として出す責任があるのではないか、こう思っているわけであります。あわせて……(山本国務大臣「それはありません」と呼ぶ)
○近藤(洋)委員 いいですか、この大手銀行の融資というのは、そもそも問題になったのは九三年であります。時の梶山静六自民党幹事長が大手銀行に対して約百五十億円の融資を申し入れた。これを大手銀行は、全銀協は断っているわけであります。当時、銀行側は、とても担保価値がない、担保がとれない...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、ぜひ委員長に要求いたします。  これは国会としてぜひこの情報をしっかり、私は、最初から問題があるかないかは、問題がなければ出せばいいだけの話で、しかも、いいですか、委員長、ぜひこれは国会として、りそな銀行の四九・五七%は国の資本が入っています。すなわち、...全文を見る
○近藤(洋)委員 日銀総裁にも伺います。  日本銀行も取引金融機関に対していわゆる日銀考査を行っておりますが、りそな銀行に対しては、最近いつ日銀考査を行われましたか。お答えいただけますか。
○近藤(洋)委員 さて、そのころはもう経営健全化計画中のりそなでありますし、公的資金が注入されているりそなでありますが、その日銀考査でも銀行の融資を分類、評価していると思います。  取引先金融機関の健全な融資というのは、やはりこれは日本銀行としてもしっかりチェックしなければいけ...全文を見る
○近藤(洋)委員 繰り返し申し上げますが、自民党の資産は十五億円のあの古いビルしかないんですね、表面上は。党本部の資産というのは。あとは車両しかないんです。そこに八十億円の融資が行われている。物的な担保の価値を数倍上回る融資を実行しています。  そこで、日銀総裁、一般論としてお...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう一つ、総裁、後段言いました、いわゆる総会屋であるとかやみの力といいますか、そういった部分に対して大手金融機関がきっちりと整理できずにどんどん深みにはまっていった、こういったケースが大変見られた。ちゃんと適正な融資ができなかった、見えざる圧力に抗せなかった、こ...全文を見る
○近藤(洋)委員 私が懸念しているのは、公的資金が入っている、本来最も健全化に努力をしなければいけないりそな銀行が、この場でもしっかり答えられないようなそういった融資を続けている、こういう状況に私はまさに呪縛の懸念があると申し上げているのです。  日銀総裁にあえて申し上げますが...全文を見る
○近藤(洋)委員 始まったときは、それは全会一致だったわけであります。私も聞きました。  ただ、今指摘したような、まさに特定の政党と説明できない関係がもしあるとすれば、私は問題だと思うんですね。金融機関というのは大事ですよ。まさに、それぞれの議員の皆様方の、職員の方々のすべての...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ委員長、きちんと国民に対して説明できるような形での、何か事務局に聞きますと、新しい議員会館の支店スペースは一行分はとっている、こういうことですから、二行入れることはできないようでありますから、ぜひ透明な形で新しい銀行は選ぶべきだと思いますし、そういった意味か...全文を見る
○近藤(洋)委員 りそな銀行の経営にとっても、この融資を明らかにすることは私は正しいことだと思っているんですね。  あわせて、今、財務大臣、個別の融資と、何か他人事のようなことをおっしゃっていますけれども、五割を超える株を保有しているんですよ。そして、二兆円を超える公的資金が注...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、尾身財務大臣、国有財産を管理する責任は財務省にある、こういうふうにお認めになることでよろしいですか。まずそこだけ確認したい。
○近藤(洋)委員 国有財産を管理すること、要するに、りそなが健全な経営をしているかどうか、このことを申し上げているわけです。それは財務省としても把握する責任があるんではないかと。  先ほど、大臣、質疑を聞いていただければわかると思うんですけれども、圧力に屈して融資を続けるという...全文を見る
○近藤(洋)委員 個別の融資じゃなくて、国有財産を適正に管理する責任があるのかないのかを聞いているんです。答えてください。
○近藤(洋)委員 これまでの、少なくとも九三年の当時、自民党への融資を断られた梶山大臣は、その後、まさに自民党を代表して、恨み骨髄、銀行業界は敵だということで徹底的にたたいた経緯があるんですよ。こういう経緯もあるから、自民党と金融業界のこの関係が綿々と続いているから聞いているわけ...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう一度お伺いしますけれども、今度は山本大臣、通告外の質問で恐縮ですが、この「特捜検察VS.金融権力」という本、お読みになったことがありますか。
○近藤(洋)委員 お忙しい中読むというのは大変御苦労だとは思いますが、まさにこの本は大変すばらしい本だと私は思うんですね。大臣のお知り合いの方も何人も出ているかと思うんですけれども、これはある有名なジャーナリストが書いた本であります。  旧大蔵省を頂点とする護送船団がどのように...全文を見る
○近藤(洋)委員 苦しい胸のうちは大臣の方じゃないですか。苦しい胸のうちは大臣の方だと思いますよ。
○近藤(洋)委員 はい。  大臣、政権政党の自民党が、国が首根っこを押さえているりそな銀行なんです。それが、首根っこを押さえている側の方が借金を申し込んだ。これではまともな取引ができない。こういうのを、独占禁止法上では優越的地位の濫用になるわけですよ。優越的地位の濫用が行われて...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、済みません。よろしいですか。
○近藤(洋)委員 大臣、よくお聞きください。  政権政党の自由民主党が、要するに国が、政府・与党がりそな銀行について首根っこを押さえているんです。りそな銀行の首根っこを押さえているんですよ。そのりそな銀行に対して、首根っこを押さえている側が借金を申し込んだわけですよ。この取引は...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、最後に、もうこれで。
○近藤(洋)委員 はい、まとめます。  契約でやるのは当然です。どんな優越的地位の濫用だって、それは契約書ですよ。優越的地位の濫用は、どんなものだって最終的には契約書になるわけです。しかし、そのような認識であるという大臣であれば、非常に残念ですね、尾身大臣。  また、こういっ...全文を見る
○近藤(洋)委員 質疑を続けることは極めて困難であるということも、今後の審議にも大変影響を与えるということも申し上げ、理事会で真剣に御検討いただきたいことを申し上げ、時間ですので、私の質疑を終えたいと思います。  ありがとうございました。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、予算委員会の分科会で農業政策、林業政策につきまして質問の機会をいただき、まことにありがとうございます。私も、現在は経済産業委員会の方に所属をしておりますが、農業政策をライフワークにしたいなと思う議員の一人として、本日...全文を見る
○近藤(洋)分科員 松岡大臣は農政のエキスパートでありますし、私、実は昔、日経新聞の記者時代、農政クラブに一年ほどですか、おったことがございます。当時の大臣は中川昭一大臣が最初の大臣だったころでございますが、当時、松岡先生はたしか自民党の農林部会長だったような気がしますが、農業基...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣、バリエーションがあるのはよく私も承知しておるんですけれども、ただ実際、所得を見ても、今米の値段が下がっているわけでございますから、二町歩、三町歩をやっておっても、なかなか所得の要件にもはまらない農家の方々もいる。また、くどいようですけれども、やはりあきら...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ各県と連携をとって適切な対応をとっていただきたい、こう思うわけであります。  また、森林の保全についてお伺いしたいんですが、この森林の保全、整備については切り札というのはなくて、やはりさまざまな手を複合的に組み合わせなきゃいかぬ、こう思うわけでありますけ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 いずれにしろ、これは現場で一番苦労している問題でございまして、ちょっともう一歩二歩踏み込んだ施策を打たなければ大変なことになるかなと思えるので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  また、もう一つ、木材の需要の件でございますけれども、価格については外材と比...全文を見る
○近藤(洋)分科員 ぜひ御検討いただければと思います。  最後の質問でありますが、これは、毎回、機会があるときは伺うんですが、国有林野の話でございます。  国有林野は、その経営については、大変、乾いたタオルを絞り切っている状況というのは私もよく理解しているんです。その上で、こ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 時間ですので、終わります。
03月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、国土交通委員会での質問の機会をいただき、委員長を初め理事の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。  私も、このたびの水門談合事件にかかわる官製談合に代表される公共調達をめぐる問題点、形を変えた公金横領とも言える談...全文を見る
○近藤(洋)委員 それでは、伺いますが、今回の談合事件、中央官庁の、しかも発注規模最大の官庁である国土交通省が、本来なら最も襟を正すべき存在、こういったところがこうした措置を受けたという、大臣の、まさに省始まって以来のピンチだ、真心の言葉であった、こういう話でございました。  ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、もう一度伺います。  これだけ多くの元職員の方々がかかわっていたわけですね。多くというか、今明らかになっているのは数名でありますが、しかも、技術系の最高責任者であった方がかかわっていたわけですね。これはもう断定されているんです。これは国土交通省がどう調査...全文を見る
○近藤(洋)委員 この方々が公取から黒と認定されたわけですから、そして、大臣は弁護士の資格もお持ちでいらっしゃいますから、法律には大変お詳しい方だと思っておりますけれども、ただ、この問題については、やはり黒だという認識を持って調査に当たることが必要なんじゃないでしょうかということ...全文を見る
○近藤(洋)委員 では伺いますが、橋梁談合事件が発覚し、刑事告発もされた段階で、なぜ国土交通省は、基本的には多くのメーカーが今回の事件と重なっているわけですね、にもかかわらず、なぜ今回の水門事件は発覚できなかったのか、お答えいただきたい。
○近藤(洋)委員 橋梁談合事件よりも前に行われていたんだったら、なおそれを発覚できなかったのは恥ずかしいことじゃないですか。それは何の説明にも言いわけにもなっていないと思うんですね。国土交通省の問題把握能力が、前から行われていたことすら見れなかったということは、何の合理的な説明に...全文を見る
○近藤(洋)委員 今大臣が率直におっしゃっていただいたとおり、まさに公取ですらなかなか調べられない案件なんですね。みずから調査能力のなさ、難しさを、私から言わせれば、なさを、そしてその実態をおっしゃったと思うんです。  だとすると、大臣、省始まって以来のピンチのこの状況を解明す...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこまでおっしゃるなら、胸を張られるなら、いっそのこと、今からでも遅くないですから、指定職員、これは官房長をやめさせて、このアドバイザリーボードのどなたか、できれば法曹経験者の方を、期間任用で結構ですから、指定職員にされる、そこまでするのが省最大のピンチを切り抜...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、伺います。  先ほどおっしゃったこの調査委員会ですね、この調査委員会なるものが二回開かれた、こういうことであります。この調査委員会の会議録というのがあるはずなんですね。個別の細かな事情聴取の内容を明らかにしろとは言いません。この会議録がある、私は昨晩、深...全文を見る
○近藤(洋)委員 こういった議事録をきちっと公開することが再生の第一歩なんですね。こういった議事録が公開されないで、国民の目に触れないで、お手盛りの調査をするのではないかという疑念を国土交通省は受けているわけですよ。もう国土交通省は、少なくとも公正取引委員会から黒だ、改善が必要だ...全文を見る
○近藤(洋)委員 議事録の内容も公開しない、期限も明言できない、このような状況でどうやって信頼を回復するのか、私は疑問ですね。こうした調査を世間では、お手盛りだとか手抜きだとか隠ぺいだとか、こういうふうに言われるわけですね。  もし国土交通省でできないのなら、委員長、これは国会...全文を見る
○近藤(洋)委員 公取委員長、竹島委員長、お忙しい中出ていただいておりますが、ほえない番犬と呼ばれた公取が最近ほえるようになったという、この変身には敬意を表したいと思います。  その上で、幾つかお伺いしたいのですが、道路公団の橋梁談合事件では独占禁止法違反で刑事告発をしています...全文を見る
○近藤(洋)委員 公取委員長、メーカーが談合をやめているからという理由を一部の理由として、総合的に勘案したということをおっしゃいました。私は、それは理由にならないと思うんですね。  二つの柱のうちの一つの、重要な案件であること。連日この水門談合事件は報道され、国民経済的にも大き...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうですね。そのはずであります。  では、伺いますが、今回、そういう意味で非常に重要な案件について、私は、先ほどいみじくも冬柴大臣がおっしゃったように、この談合の問題についてはなかなか調べるのが難しいわけであります。調べるのが難しい、それはそのとおりです。だか...全文を見る
○近藤(洋)委員 現在の法の中で、竹島委員長、ぎりぎりお答えいただいて、ありがたいと思います。この件はまた別件で取り上げますが、私は、公正取引委員会というのは、準司法機関であり、また行政機関でもあり、そういう意味では透明性というのが非常に問われると思うんですね。裁判は公開されます...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、そのとおり、リーニエンシー制度というのは、これは大変、私も前回の独禁法改正に民主党案も提案をしてかかわってまいりましたが、予想以上の効果だった、こういうふうに思います。そのリーニエンシー制度を活用する上で、どうも理解できない行政処分を国土交通省は今回下して...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、法的な根拠はないんですよね。契約自由だという、その基本理念のところで、しかし、整理すると、指名停止というのは、大臣、それは契約自由とおっしゃるけれども、実質的には大変な制裁措置ですよね。制裁だから、制裁と認めていらっしゃるから、先ほども指名停止の期間を...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、それなりの理屈という、法がない、きちんとした法がないところで裁量行政をやっているということを私は指摘しているんです。  あえて申し上げますが、そうだとすると、片方で、違約金は三菱重工業には今の仕組みでいうと取ることができない、取らない。片方で指名停止。一...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、お互いに、大臣だって、公明党の先生でありますから、公正な政党の大臣ですから、官製談合を撤廃したいと恐らく与党の、他党の先生よりも強く思われている、私はそう思っているんですよ。だから、この点、大事な点なので指摘をしているんです。  要するに、かつて総会屋を...全文を見る
○近藤(洋)委員 では伺いますが、損害賠償請求は一番手の申告をした企業には行うべきではないと思いますが、それについてはいかがですか。
○近藤(洋)委員 独禁法制定のときに議論したというふうに大臣はおっしゃいましたけれども、事態はもう変わっていて、官製談合がまたあれからどんどんどんどん起きてきて、そしてみずからの国土交通省もその対象になっているということが明らかになった時点で、その当時の議論を振りかざしてもう決着...全文を見る
○近藤(洋)委員 メモを見ないで官僚的な御答弁ができるので、本当に官僚的だなというふうに申し上げたわけであります。メモをそのまま読むことが官僚答弁ではありません。読まずに官僚的にお答えになる方がなお官僚的でございますから申し上げたまででございます。何もそれの是非を問うているわけで...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 本会議 第14号
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○近藤洋介君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました経済成長戦略関連三法案について質問いたします。(拍手)  なお、答弁によっては、質問の時間の範囲内で再質問させていただきます。  本法案は、安倍総理が施政方針演説で示されたイノベーション戦略、上げ潮・...全文を見る
○近藤洋介君 御答弁に対して再質問をさせていただきたいと思います。  まず、金融担当大臣、さらには経済産業大臣とも、りそな銀行による自民党融資問題について、個別銀行の案件であるからお答えできないとのお話でございました。  しかし、この問題は今の政権の本質の問題であります。なぜ...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  きょうといいますか、この時期は全国各地で同志が戦っているわけであります。各政党の同志の方々が統一地方選挙を戦っているわけでありますが、国会議員は、それは国政で、国会で審議をするのが本来の仕事でありますから、同志がふるさとで戦っ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに大臣、やはり現地をごらんいただくということは大変ありがたいことでありまして、また大臣がお感じになられた、まあこれは私の地元山形県に限らず、全国各地でもすばらしいものが、ダイヤモンドの原石がたくさんあるわけでありますが、おっしゃったとおり、そのコンセプター、...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  大臣おっしゃったように、夢なんですよね。やはり、へえ、おもしろいな、わくわくするなというのは、大臣もおっしゃっていただきましたけれども、大事なんだろうと思っておりますし、地域を歩くと、本当につらい、悲しい話ばかりが、要するに介護疲れで...全文を見る
○近藤(洋)委員 小渕文部科学政務官にいらしていただいていますのでお伺いしたいんですけれども、今の話と関連して、やはり予算には限りがある。先ほどの午前中の質疑で、馬淵議員の方から補助金の使い方の議論がございました。ぜひ注目をして、やはりああいう例も含めてちゃんときっちり整理をして...全文を見る
○近藤(洋)委員 御答弁ございましたように、今既に導入されていると。これをもっと、政務官も御地元を歩かれれば当然御存じだと思います、やはり工業高校というのはなかなか、今の学校の統廃合の標的になっている部分がありまして、商業高校もそうなんですけれども、実際、県のレベルでいくと、ここ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ここは私も、これは役所の方からいただきました、この「下請取引の適正化について 中小企業底上げ戦略「生産性向上プロジェクト」」、三月一日付、経済産業省。大臣がこの資料に基づいて御説明をされたというお話も伺っております。  まさに二つの思いから伺われたという話であ...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは言葉の使い方の問題になるのかもしれませんが、大臣、私は、やはり実際は守られていないのではないかという認識に立つべきだと思うんですね。そして、それが世間のといいますか、世の中の空気、常識なのではないか。  公正取引委員会、先ほど竹島委員長がおっしゃったとお...全文を見る
○近藤(洋)委員 それでは、経済産業省としてはやっているということでございましたけれども、私ちょっとやはり気になるのは、経済産業省、中小企業庁は、これまで、告発というか公取への措置要求を出しましたという話でしたが、確かに出されました、つい最近。だけれども、それは平成に入ってからわ...全文を見る
○近藤(洋)委員 調査はそれは当たり前、されると思うんですね。だけれども、私が指摘しているのは、少なくとも、措置要求をほとんどしていないというこの事実です。片っ方で、公正取引委員会は毎年十件以上、件数でいいわけではありませんが、やっているわけです。  では、人員はどうか。中小企...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、長官から、六月をめどに各業界と、だけれども、自動車、情報家電ですね、情報電気、こういった主要な産業について今までなかったということ自体が、やっていなかったということだと思うんです。  もう一つ言えば、この法律、下請振興法には、これは法律で、下請事業者の取引...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり統計というのは国民の財産でもありますし、地味な作業ではありますけれども、ぜひきっちり進めていただきたい、こう思います。  あわせて、今度は企業の立地関連法についてお伺いしたいのですが、たびたび指摘を受けているとおり、地方の窮状というのは、大変、去年から急...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、プラン・ドゥー・シー・アクション、進めていただきたいと思うわけであります。  大臣、本委員会の法案質疑の答弁でも、イノベーションとオープンにより日本経済を安定的に成長させるんだ、こういう御発言をされています。そうだとすると、まず、イノベーション、これは広...全文を見る
○近藤(洋)委員 本来、技術流出については、これはちょっと、もう一つ残念というかショックだったのは、これが横領容疑で逮捕されているんですね。さまざまな事案を見ても、横領だとか窃盗だとか、これで逮捕されている。よくよく見てみれば、不正競争防止法の営業機密漏えい罪または外為法の無許可...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、非常にゆゆしき状況に、ある意味で危機的と言うと言葉は過ぎるか、でもやはりある意味で危機的な状況なのかもしれない、そういう認識を持つ必要があるんだろう、こう思っております。  もう一つ、オープンな姿勢ということでありますが、オープンというのは外を受...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり守るべきものは守るというルールというのをつくるという、日本がここで意思を出すということが非常に大事だと思います。  ですから、このルール、外為法の見直し、アメリカ的なエクソン・フロリオがいいのかというのは議論はあるかと思います。ただ、技術は日進月歩ですか...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、かたい言葉ですが、情報の非対称性というのが常にあるわけで、少数株主について、情報は開示されていても、例えばこのマネジメント・バイアウトにしても、なかなか情報が伝わらない、わからなかったというケースもあるやに聞いておりますから、不断の制度のチェックと...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、終わります。  漏れないというのではなくて、もうちょっと抜本的なことを申し上げたかったので、また次回に譲りたいと思います。  失礼します。
04月11日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日の一般質疑では、原子力の安全にかかわる点を中心にお伺いしていきたいと思っております。  私も、原子力発電は我が国の重要なエネルギーであるという認識に立つものであります。しっかり、きっちりと安定的に進めなければいけないとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうですね。私も関係者に伺ったならば、想定しがたい、こういうことでありました。  要するに、学術的な可能性として即発臨界があったかどうかは、これはわからない、これすらわからない。さらに突き詰めていけば、あのプラントで、いずれにしろ、あろうがなかろうが、水蒸気爆...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひそうしていただきたいと思うわけであります。  報道の自由は私は非常に重要だと思いますが、やはり、特に残念ながらトップニュース、五時、六時、七時で何度も流している、これは要するに、少なくとも社会面のトップ記事であり、NHKもそれなりに取材をしたという結果で出...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさにそのとおりだと思うわけですが、おっしゃっていることはよくわかります。ただ、結果としてこれだけ出てきてしまったというのは、やはり残念なことであろうかと思います。  その上で、ちょっと経産省の御対応について、もう一度さらに、先ほどの件、大事な点をちょっと確認...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうすると、やはりきっちり抗議をしなきゃいけない、こういうことだと思いますね。大臣おっしゃったように、いろいろな状況が、私も新聞記事を調べると、まさにトップ記事がどんどんどんどん出ている、社会面のトップ記事も出ている。それはいろいろな意味で誤解もあるというお話が...全文を見る
○近藤(洋)委員 そういった前提の上で、そうなると、今回問題とすべきなのは、やはり改ざんが行われてしまった、この改ざんが行われたことが、本来、二〇〇二年の東電不正問題のときに明らかにすべきだった。要は、事故のレベルとしてはこの国際的な基準に照らしても深刻な事案ではないんだけれども...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、そこはよくわかりますし、大臣の御英断だと思いますし、電力会社側もそれによくこたえたんだろうと思います。聞くところによると、何か水力部門では明治時代の資料までさかのぼって調べたという話も聞いておりますし、その意味ではよくやったと思います。  私が問題視...全文を見る
○近藤(洋)委員 そういう部分もあろうかと思います。  では、ただ同時に、私は、これはやはり認識なんですけれども、認識といいますか、これは保安院に資料をいただいて、原子力安全・保安院の、いわゆる安全規制にかかわる各人員国際表というのを、各国の陣容及び定員の推移という資料を添付さ...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も、せっかく委員長が、まさに原子力安全委員会委員長の御発言というのは、これはある意味で、政府のこの安全にかかわる最高責任者の御発言ですから、ぜひそういう考え方でやはり臨んでいただきたいなという気が私個人的にもいたします。  あわせて、もう一つお伺いしたいんで...全文を見る
○近藤(洋)委員 平成十四年の十月二十八日に、原子力安全委員会は、これまでの歴史の中でたった一度の勧告というのを出されていますね。内閣総理大臣小泉純一郎名で、原子力安全委員会が総理大臣名で当時の平沼大臣に対して出されている。  これは、東電不正事件を受けての話でありますが、これ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  悪魔は細部に宿るということわざのとおり、やはり細部の細かなのが積み重なってレベル7の事故につながる、こういうことでありましょうし、最後に、原子力委員会の田中委員長代理にお越しいただいているので、お忙しいところ恐縮でございま...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですので、終わります。
04月17日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、貴重な質問の機会をいただき、委員長そして理事の皆様に心より感謝申し上げます。  早速質問に入りたいと思います。  まず、日本銀行の福井総裁にお伺いしたいと思うのですが、日本銀行の総裁に求められる資質について最初にお...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁からあえておっしゃっていただきました。強い信念と、そして国際感覚、さらには市場との対話能力、そして、当然のことながら公正性であろう、こういうことでありました。  そこで、そのことを前提にお伺いしたいのですが、最後に総裁が御指摘をされた公正性ということであり...全文を見る
○近藤(洋)委員 まず、委員長、ひとつ公正性といいますか、委員会の運営でありますが、ルールを守って私も発言をしたいと思っているんですが、日本銀行の理事というのは、後ろに座っていらっしゃる方、皆さん日本銀行の理事の方なのかどうかわかりませんが、私は、理事の方の後ろの御陪席も認めてい...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり、これは残念な結果だと思うんですね。現状については非常に残念な結果だ、こういうふうに思うんです。  特に、中立性への疑問が、ことしに入ってこのグラフのとおり急増しているんですね。このことを考えますと、昨年の夏に私どもが指摘をさせていただいた総裁個人の村上...全文を見る
○近藤(洋)委員 総裁、ちょっともう一度確認です。要するに、その特定の方々とは、やはり特定の部分と特定の関係は考えなければいけない、注意しなければいけない、こういう御発言ですね。  そうだとすると、政府というのは、これは政府ですから、公正な立場である、これを前提にしております。...全文を見る
○近藤(洋)委員 その御発言が正しいんだと思うんです。だとすると、日本銀行のこの一月、二月にかけての行動はやはり疑念を感じてしまう状況を生んだのではないか、こう思うんです。私は、基本的には金利は正常化すべしだ、一月、二月においても正常化すべしだ、こういう思いに立つ者でありますが、...全文を見る
○近藤(洋)委員 金利観といいますかは岩田副総裁と私は異なりますが、しかし、岩田副総裁の説明の方がわかりやすいです。  ただ、岩田副総裁も、またさらにその後の状況を見ますと、CPIについては悪化しているんですね。悪化というか、日銀の展望とはだんだんかけ離れている。物価が弱含みに...全文を見る
○近藤(洋)委員 内閣が選んだものと考えております、これは連絡は財務省から来ているというふうに記者会見でおっしゃっていますから、財務大臣、財務大臣はお二方とどういう御関係だったかということは別として、なぜ選ばれたのかお答えください。他人行儀じゃないんです。財務大臣が実質的に根回し...全文を見る
○近藤(洋)委員 なぜかという具体的なことはよくわからないのですが、私は、御両名とも、この難局に当たって日銀審議委員を受諾したというその心意気、まさにその気概については心から敬意を表したいと思う一人であります。大変難しい局面の中でお引き受けいただいた、このことについては心から敬意...全文を見る
○近藤(洋)委員 大変酷な言い方をしますが、〇から二、そしてその具体的な、では、〇・五なのか一なのか一・五なのか、この議論を間もなく四月二十七日の政策決定会合で議論するんです、具体的な数値を持って。それぞれの審議委員の方々が、私は〇・五だ、私は一だ、私は一・五だと、さまざまな数値...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が参りましたので、これで終わりにいたしますが、要は、こういう大事なことについて、これは大変、お二方、両審議委員、お忙しいところ来ていただきました。私は、この難局で難しいお仕事を受けていただいた気概に対してこれは敬意を表しますが、やはり、残念ながら、マーケット...全文を見る
○近藤(洋)委員 もちろん見識はあるかもしれませんが、それについて、マーケットもわからない、こういう状況ではやはり困ります。偉大なるイエスマンであっては困ります。偉大なるイエスマンは自民党だけで結構ですから、ぜひ総裁の偉大なるイエスマンにはならないで、きっちりとした意見を交わして...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  いろいろ質疑を聞いておりまして、私も感ずるところがございました。いずれにしろ、電力というのは我が国の社会、産業を支える基幹産業であって、また、戦後、現在の電力体制が発足して以来、各企業を見れば、それぞれの地域においても社会的な責任とい...全文を見る
○近藤(洋)委員 法規上は問題がなかったというお話でございました。  いわゆる地元との安全協定上も明文規定がない、これは法規の話ではございません、一種の紳士協定の世界でありますが、しかしながら、そこでも、もし一号機でこの事案を公表していたら、地元との安全協定上もこれは問題がなか...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは大事な話なので、事前に社長、北陸電力さんの事務方の方にも確認をさせていただいているのですが、安全協定上の文言は、文言上は特に規定はない、こういうことでございました。ただ、今まさに社長が、社長も当時経営陣であられたかどうかわかりませんが、社内にいたお一人とし...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、永原社長から、考えさせられる部分があると。全くそうなんですね。工程優先のことについてはまた改めて伺います。  そこで、ここはやはり電気事業連合会会長としてお伺いしたい、こう思うんですが、これは一北陸電力だけのケースではないですね。この問題は、電力会社という...全文を見る
○近藤(洋)委員 今回問題を起こしたお立場から、制度論に踏み込めないということは重々承知して聞いております。ただ、あえて伺っているのは、やはり電気事業連合会会長として、また勝俣社長の責任として、先ほど来指摘をされている二〇〇二年のあの、まさに、恐らく東京電力の歴史始まって以来の事...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは東京電力さんの防止策でありますけれども、今回のこの防止策も、私も見させていただきましたが、これまでの防止策として、この四つの約束、平成十四年、要するに二〇〇二年のときの対応策等々、二〇〇二年の対応策も大変立派なことを書かれているわけです。しない風土、させな...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは大事な話だと思うんですね。ここの部分は、確かに東京電力さんのホームページを見れば、さまざまな事案が報告されています。安全性に問題ありませんでしたというのが最後注釈がついておりますが、残念ながらそういう部分も、正直申し上げて、結局のところ、あれだけ大きな不祥...全文を見る
○近藤(洋)委員 我々経済産業委員会では、先般、日立製作所さん、日立事業所を視察させていただきました。その際にも庄山会長の御説明をいただいたわけでありますが、そのときに私の目についたのは、「打ち込め魂、仕事の上に」という看板があちこちに張ってある。これはすばらしい言葉だなと思いま...全文を見る
○近藤(洋)委員 今は起きない、こういう話でありました。  そこでお伺いしたいんですけれども、メーカーさんと電力会社さんの関係についてなんです。  庄山会長は、御経歴によると、九九年に社長に御就任をされて、昨年会長にということでございます。大きな会社、どんな企業でもそうですが...全文を見る
○近藤(洋)委員 ただ、恐らく一番最初にあいさつに行かなければいけないリスト、複数、これはここでこうだということではないですが、であろうと想像しますが。  では、事実関係だけでありますが、日立製作所さんの中で最大の顧客は東京電力さんではないでしょうか、売り上げですね。
○近藤(洋)委員 会長としてはそうだと思います。  ただ、これは実態を申し上げれば、日立製作所さんは大変幅広い事業分野を手がけられていらっしゃいますが、庄山社長まで、歴代社長は重電部門の御出身でありました。これは事実だろうかと思います。  また、重電三社、同じく東芝さんを振り...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは、トップ同士ではそうなのかもしれませんが、ただ私は、実際には、発電所の現場ではやはり電力会社さんというのは強い。これは、大日立製作所ですらそうなわけですから、お客様より強い立場だと見ているわけで、いわんやほかの会社をやということは感ずるわけですね。  原...全文を見る
○近藤(洋)委員 せっかくの機会に、庄山会長にもお伺いしたいんです。  やはりそれは、ある意味では行政の規制を受ける部分にもなろうかと思います、部分によっては。ただ、やはりイコールパートナーといいますか、そういう形で気概を持って行う。  原子力発電事業については、それこそ、今...全文を見る
○近藤(洋)委員 それは企業の立場としてもぜひ御検討を、現場を一番知っているのは、役所ではなくて、やはりそれは、プラントを預かる現場であり、そしてそれを責任を持って運営しているのは企業、こういうことでありましょうから、そこはぜひ積極的に御提言なりお考えをいただくというのも責任の果...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が参りましたので、最後の質問にしたいと思いますが、いろいろ伺ってまいりましたが、いずれにしろ、今月末に経済産業省、そして国土交通省、法規に従って、国土交通省がいつになるかちょっとわかりませんが、少なくとも経済産業省は、今回の各電力会社さんの報告を受けて、どう...全文を見る
○近藤(洋)委員 責任をとって、引責をするというのも一つのとり方でしょうが、ただ、今、国会でこのように御発言をされたということはある意味で重いことでありまして、そうおっしゃった以上は、徹底的に体制を整えるという重い責任があるんだということだろうと思います。逆に、それが裏切られた場...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○近藤(洋)分科員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、決算行政監視委員会の分科会で農業政策に関する質問の機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。  限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思うわけでありますが、まず最初に、いわゆるFTA、自由貿易協定、EP...全文を見る
○近藤(洋)分科員 まさに交渉というのは、国益のぶつかり合いでありますから、それはすべてこちらの思うとおりにはならないというのは百も承知で伺っているわけでありますけれども、もちろん日豪関係の連携を深めるということは前提としながらも、ぜひそこは、安易な妥協はしてほしくない、こう思う...全文を見る
○近藤(洋)分科員 やはり関税の例外扱いというのはそう簡単に決まるものではない、こういうことだと思うんですね。いずれにしろ、国益のぶつかり合いでありますから、基本線は守りながら交渉していただきたい、こう思うわけであります。  そういう中で、米国と韓国がEPAで基本合意した。ちょ...全文を見る
○近藤(洋)分科員 お答えしにくいとは思いますし、大臣がここで発言するとまた騒ぎも起こすかもしれませんから。それは、ある意味では、ちょっと失礼ですけれども、水の問題よりよっぽど大事だと思っています、大変影響があると思っておりますから。水も大事でありますが。  ただ、一つしっかり...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣、結局のところ、まだないということだと思うんですね、現時点では。  ただ、問題は、大臣も御地元は農山村が多いでしょうから、私も農山村、中山間地を歩くと、少なくとも弊害しか出てないですね。  先ほど、情報発信ができるとおっしゃいましたけれども、郵便局の人...全文を見る
○近藤(洋)分科員 大臣、私は、日本の農村の状況というのはそう楽観できるものではないということを重ねて指摘したいと思います。  時間がもう間もなくなので、ちょっとここは指摘だけにしたいんですが、林野庁長官には来ていただいておりますが、ナラ枯れの問題をぜひ、これは温暖化の影響も、...全文を見る
○近藤(洋)分科員 終わります。
04月25日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  私は、商工中金民営化法案を中心に質問をしてまいります。  今回の質疑の中で一つの大きな論点が、商工中金の完全民営化というものが、商工中金がこれまで果たしてきた、そして今後も期待をされている金融機能の強化に本当につながるのかということ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、今、予測をしなければならなかった。数年前のはやり言葉かもしれません、想定の範囲内ということなのかどうかですが、恐らく、当時の電発の民営化論で、少なくとも投資ファンドが筆頭株主に躍り出る、そして配当を二倍以上ふやしてほしいということを申し入れる、今、大体四〇...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣も一部おっしゃっていただいたように、僕は余り好ましいことではなかった、かつ、私は、ここが問題の本質で、要するに、完全民営化という看板にこだわり過ぎて、ちょっと余計なことをというか、大変間違いを犯したんだろう、こう思うんですね。ここは当時の政府の責任でもありま...全文を見る
○近藤(洋)委員 すなわち、だれもが保有できないようになる。これは、東京証券取引所のルールが変われば別でありますが、現行では上場はできない、こういうことであります。うなずいていただきました。そのとおりだと思います。  私は、やはり完全民営化というこの言葉に余りこだわるべきではな...全文を見る
○近藤(洋)委員 すなわち、この指定金融機関というのは、信金、信組も排除するものではないということですから、相当幅広く想定をしているということでありますね。限定したものではない、こういうことだろうと思います。  そこで、大村金融担当副大臣、お忙しいところ来ていただいておりますが...全文を見る
○近藤(洋)委員 ないということでありますね。  そこで、経済産業大臣にお伺いしたいのですが、商工中金の自己資本比率は、先ほども議論になっているように八・〇一%、国際業務ができるぎりぎりの水準であります。  今回の法案では、移行期間の間は危機対応をする指定機関になることが義務...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、大村副大臣にちょっとお伺いしたいんですが、いずれにしろ、商工中金、大変格付も高い金融機関でありますが、やはり十分な対応をするためには、早期是正の対象外として指定機関になってもらっているわけですね、なるとさせるわけですね。行革事務局は、信金にもなってもらいま...全文を見る
○近藤(洋)委員 大村副大臣もわかっていらっしゃっておっしゃっているんだろうなと思いますけれども、みずからの判断で危機対応を金融機関がちゃんとこれまでやっていたら、金融不況がこんなに長引くはずがないわけであります。そういうことが行われていないから、まさに今のこの中小企業金融を取り...全文を見る
○近藤(洋)委員 重ねて確認ですが、そういう御答弁だとすると、これまで商工中金、政策投資銀行など政府系金融機関が行ってきた危機対応と少なくとも同水準、または場合によってはそれ以上の対応が行われるんだということを目指して政府はこの制度設計をした、こういうことでよろしいわけですね。そ...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、附帯決議は我々がつくったものであります。伺っているのは、政府の意思を聞いているのです。制度をつくっている方々の意思を聞いているわけであります。  ですから、ここは、鈴木審議官は大変優秀な方であるのは十分承知しておりますし、尊敬もしておりますが、これ以上鈴...全文を見る
○近藤(洋)委員 まだまだ危機対応一つとっても不透明な点がある。やはり、金融の機能というのが何のためにあるのか、機能を発揮するためにどういう制度が必要なのかということに主眼を置いて議論しなければいけない。ただ民営化という言葉に惑わされて、私は民営化による効率性をすべて排除するもの...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○近藤(洋)委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     映画の盗撮の防止に関する件(案)   政府は、映画文化の振興及び映画産業の健全な発展が将来に向けての我が国文化の振興に不可欠...全文を見る
○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は、特定放射性廃棄物の最終処分法の改正案について質問をしてまいりますが、具体的な改正案の内容については、これから民主党の同僚議員から鋭い指摘があろうかと思います。私は、高レベル放射性廃棄物の最終処分事業のあり方、政府の姿勢...全文を見る
○近藤(洋)委員 正確な情報がやはり届いていない、こういうお話でございました。私も、この選挙に使われたビラ、本来、きょう配付資料に使おうかなとも悩んだんですが、余りに内容が内容ですので、委員会で配付するのもちょっといかがかと思って自粛をいたしましたが、こういった資料を見ますと、死...全文を見る
○近藤(洋)委員 高レベル放射性廃棄物の処理については、今から三十年前の一九七七年に埋め立て方式というものが方向感としては打ち出されているわけです。三十年前に打ち出されているんですよね。今から十三年前の一九九四年の原子力委員会が策定した長期計画で既に、ガラスで今のような形で固めて...全文を見る
○近藤(洋)委員 フランス、各地でさまざまな研究が過去において行われてきた。そういう中で、現時点での世界の共通認識はこの手法だ、こういうことでございますね。  そういう中で、まずお伺いしたいんですけれども、この処理場の立地そして運営管理は認可法人の原子力発電環境整備機構が行う、...全文を見る
○近藤(洋)委員 三百年なんですね。最終処分施設は、要するに文献調査から建設期間まで、これは非常に長期間かかる。三十年程度かかる、さらに建設に十年程度かかる。そして操業期間も含めると、要は四百年間、NUMOが管理する、こういうことなんですよね。  これは徳川時代だって三百年台で...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣も問題意識はお持ちだとは思うのであれなんですが、ただ、大臣、今まで我が国でいろいろ、さまざまな事業をやっています。だけれども、四百年近い超長期の事業というのは恐らく今の日本国政府で、ないと思いますよ、具体的な事業として。しかも、技術の粋を集めなければいけない...全文を見る
○近藤(洋)委員 近藤委員長の御趣旨も、それはそれで、御答弁を聞く限りはわからないではないのです。ただ、実態的にちょっとお伺いしたいのですが、エネルギー庁長官、これは確認ですが、では原子力発電環境整備機構の常勤役職員数は現在何人ですか。
○近藤(洋)委員 要するに、その評議員の方とかは別にすると、六十数名の実動部隊なんですよね。これは、これだけの事業をやるにしては、僕は人数が多ければいいと言うつもりはありませんが、今近藤委員長がるる御説明したそのスキームの中核の組織として、余りにお寒い陣容ではないかと。  これ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今明らかになったように、ですから、もちろん技術開発が極端に進んで量がぐっと減るということになれば別ですが、なかなかそれもそう進まないと仮定をすれば、少なくとも四十年に一カ所ずつ必要になる。高速増殖炉が本格稼働するのは、今のペースでいったって二〇五〇年以降という話...全文を見る
○近藤(洋)委員 長官、私が伺ったのは、公共事業がこれだけ引っ張られるという、そういう誘発効果をイメージさせろと言っているわけじゃないんです。国としての覚悟を示せ、こういうことを言っているわけです。  政府のこの資料によると、原発ですと大体、最初の十年間で、おっしゃったとおり五...全文を見る
○近藤(洋)委員 関連して、大臣、文献調査で。ですから私は、その全体のことを示さないで、ただ最初の入り口のところだけ幾ら積み増しても、これはだめだと思うんですね。むしろ逆なことを言えば、私は、全体を示して、文献調査応募はゼロでもいいと思うぐらいなんです、逆な考え方をすれば。全体と...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、この法案を出すに当たっての総合エネルギー調査会の小委員会の報告書では、最終処分場の確保について、定めたスケジュールを維持するためには今後一年間が正念場、こういうふうに書いているんですね。一、二年が正念場だというふうに政府は認識しているわけですね。その一方で...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、やはりもうこれは、四十年前からわかっていた問題なわけですね。ですから、ちょっと言いにくい言葉ですけれども、これは、このままでいくと究極の先送りと言われかねないんですよ。  私は、国会議員として議席を預かる者として、この問題をこのまま放置していくということ...全文を見る
○近藤(洋)委員 まだまだ伺いたいことはたくさんございますが、時間ですので終わります。  ありがとうございました。
05月11日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  今回、議員立法の地理空間情報活用推進基本法案の質疑をさせていただくわけでありますが、私も、この問題を考えるときに、人間の歴史を考えますと、古今東西、よりよい正確な地図を持つ、こういうことは治世の基本でありました。また、人々の生...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。  今お話があったように、現時点でも一兆一千億円ある。考えてみますと、カーナビがここまで広がるとはだれも思わなかったわけで、かつ今、携帯電話にも広がっている。恐らく、この基盤が整えば、産業革命と言うと言い過ぎかもしれませんが、ただ、さまざ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今お話があったとおり、明文化した規定はないんですね。この共同声明の日本語訳を見ても、中断または劣化することなくGPS及びその補強システムの誤用、悪用を避ける必要があることを確信している、両国政府は確信しているというこの声明文はあるけれども、具体的な、どういう状況...全文を見る
○近藤(洋)委員 副長官、私は、想定しにくいというレベルのものではだんだんなくなる、これからなくなってくると思うんですね。  すなわち、これだけ国家戦略としてやるという法律をつくって、そしてさまざまな、もちろん行政サービスのある意味では根幹になり、そしてそれを利用したサービスも...全文を見る
○近藤(洋)委員 今御答弁のとおり、六機から七機だ、こう仮定しますと、人工衛星、仮に打ち上げ費用も含めて三百億円必要だと想定すると、少なくとも一千億円台の後半から二千億円というコストがかかる、こういうことだと思うんですね、衛星を飛ばすだけで。  副長官、現実問題として自前の測位...全文を見る
○近藤(洋)委員 副長官、ただほど高いものはないと思うんですよ。ただだから今はいいんです、こういう話じゃないと思うんですね。国家戦略としてやる話ですよ。おっしゃった準天頂衛星、これは私も必要だと思います。ただ、これはあくまで、ベースとなるGPSといいますか、幾つかの衛星の、私も専...全文を見る
○近藤(洋)委員 非常にこれは心もとないということを、あえてこの場では指摘をさせていただきたいなと思います。  そこで、申し上げたとおり、測位衛星の精度を高めるために準天頂衛星計画を我が国としては検討している、こういうことでありますが、先ほども御答弁ございましたが、平成二十一年...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長のお許しを得て、資料を配付させていただいております。  着実に実施するという話でございましたが、我が国の宇宙開発の推進体制と予算を示したペーパー、これは出典は文部科学省でございますが、これを見ますと、一番右手の棒グラフが宇宙開発予算でありますが、着実に実...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうすると、副大臣、この準天頂衛星計画は、今回基本法をせっかくつくるわけでありますから、真に必要な開発計画だ、こういう御認識でよろしいでしょうか。準天頂衛星の開発については真に必要なものである、こういう認識で政府はよろしいですか。
○近藤(洋)委員 ちょっと弱いですよね。これは基本法をつくるんですよ、国家戦略だと。今この委員会で、国家戦略だと。これは与党の茂木前科学技術担当大臣も、国家戦略だ、こういうことで、科学技術関係の閣僚経験者の方も提案者になってのプロジェクトです。我々も賛成をし、かかわっている。これ...全文を見る
○近藤(洋)委員 予算が厳しいのは百も承知しているわけであります。全体の中で厳しいのは百も承知しています。だから知恵を出す必要があるんだろうな、こう思うわけであります。  そこで、経済産業政務官にお伺いしたいんですけれども、そもそもこの準天頂衛星開発計画は、当初は官民共同のプロ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひそういう形で、民間企業を加えながら開発を進めていく作業、これは重要だろうと思います。  そして、同時にやはり国としてやるべきは、私は、先ほどのGPS補完にこだわるわけではないですけれども、拠出金を出す。出すからこそ自分の地位も確保されるわけでありますし、例...全文を見る
○近藤(洋)委員 この問題は大事な問題なのでまたの機会に譲りたいと思いますが、ただ、私がこの場で申し上げたいのは、我々も真剣にこの問題を民主党としてこれから議論していく、こういうことになろうかと思いますけれども、ただ、国会決議だから国会でというのではなくて、これを伺ったのは、やは...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  私は、本日、衆議院議員として大変暗く寂しい気持ちで質問に立っております。松岡利勝農林水産大臣が、先日、みずから命を絶たれました。初当選以来一貫して農業政策に取り組まれ、そしてその手腕を我が国のために発揮されるべく農林水産大臣に...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、痛恨のきわみであるという話でありましたし、おっしゃっていただいたように、松岡大臣と二人三脚でWTO交渉にかかわってこられた。個人的にも接する機会も職務上多かったかと思うわけであります。五月にも、パリでお二人が主催する会合、G6を主催されているわけであります...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、この事実、我が国においても戦後初の事態であるわけですし、少なくとも私の知っている範囲では、G6加盟国で閣僚が現職のまま命を絶たれるということがあったかどうか、全部調べているわけではありませんが、少なくとも私は聞いたことがない事態であり、この事実一点をもって...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、亡くなられた方のことをこの議場で質問するのは大変心苦しいわけでありますが、しかしながら、御理解いただきたいのは、閣僚というのは公人中の公人であり、そして国益を背負い、責任を背負って職務に当たっている方であるから、質問させていただいているわけであります。 ...全文を見る
○近藤(洋)委員 副長官、るる私が御説明を申し上げたとおり、これは国家の問題でもあるということなんですね。ですから、犯人捜しをしろとか、そういうつもりで言っているわけじゃないんです。内閣の戦後初の異常事態ですよ、閣僚がこういった選択をするということは。  ですから、やり過ごせと...全文を見る
○近藤(洋)委員 こういう状況ですから、さまざまな憶測、報道が流れるわけですから、一つ一つ確認をしなければいけない、こう思うわけであります。  委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、資料二をごらんいただければと思います。  続いてお伺いしたいと思います。東...全文を見る
○近藤(洋)委員 現在捜査中であるからお答えできない、その趣旨は、そのお答えもわかるわけで、理解を全くしないわけではありませんが、しかし、それでは伺います。  この資料を管理しているのは、最終的に管理しているのは、管理責任は公正取引委員会であります。公正取引委員会、同様の趣旨で...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、どのような内容のどういった証拠が失われたのかということを聞いているので、お答えいただけますか。
○近藤(洋)委員 それでは公取に伺います。捜査中であるからということでお答えですね。では、捜査が終結したら公開をいたしますか。お答えください。
○近藤(洋)委員 それは関係ないじゃないですか。捜査が終結したら、どのような書類だったのか公開することができるでしょう、こう言っているわけですね。今後の捜査とは関係ないですよ。ちゃんと公開すべきじゃないですか。もう一度お答えください。
○近藤(洋)委員 何でそこを隠すんですかね。ちょっと理解できないですね。  そもそも、刑事告発をする前に公正取引委員会が東京地検特捜部に資料を貸し出すこと自体、私はちょっと異例だと思うんですよ。告発をして渡すのならわかるんだけれども、告発をする前に全部預けている。そして、その資...全文を見る
○近藤(洋)委員 お答えしていないですね、局長。何でそんなしどろもどろな答えになるんですかね。  なぜ私がこの件を指摘しているかというと、この紛失、非常にイレギュラーな紛失について、もう既に週刊誌等でも、この紛失が捜査に影響を与えたのではないか、その後の進捗に影響を与えたのでは...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはり政治と金を透明にすることというのは極めて重要なんですね。それは重要なわけですが、それにかかわる捜査のあり方も、私は、当然、公正取引委員会はきっちり仕事をしていると思いますし、検察当局もきっちり仕事をされていると思います。ですから、こういったことについてもき...全文を見る
○近藤(洋)委員 御答弁の内容は、報告を踏まえて検討するということで、具体的に何をするということはお答えになっていないわけでありますが。  私は、リーニエンシー制度を導入した、この経済産業委員会でも議論しました。大変効果を上げているんですね。ですから、やはり自主申告したらメリッ...全文を見る
○近藤(洋)委員 結論ということで、二分の一を基調にするということは、やはり全額減免というのはなかなか難しいという趣旨の御発言だと思うんですが、私はまずいと思いますね。  ここまで談合事件が相次いでいるわけですから、今までの延長線ではなくて違う発想での対応が必要だろうと思います...全文を見る
○近藤(洋)委員 甘利大臣が諮問会議で御発言された内容は、僕は極めて真っ当だと思うんですね。  私は、三セクを処理するのは本当に必要なのかなという気もしますし、ただ、一部報道では、五百億円出資をするとか秋の臨時国会には法案を提出するとか、次から次へと出ているんですね。ちょっとび...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
06月06日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  質疑の機会をいただき、感謝を申し上げます。  世の中にはさまざまな産業があるわけでありますけれども、それぞれの産業はそれぞれ大事な産業だと思いますが、その中で、国が主導的な役割を果たす意味があるといいますか、産業政策が求めら...全文を見る
○近藤(洋)委員 来年春の事業化の判断という時期ですから、海のものとも山のものともという状況ではないと思うんですね。一説には一千数百億円開発にはかかる、二千億円かかるかどうかはわかりませんが、その程度と聞いております。航空機でありますから、それは、自動車の世界でもエンジンを開発す...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣がおっしゃったとおり、海外ではやはり官民一体で事業を進めているんですね。  これも大臣も十分御認識されていると思うのであれですが、先ほど申し上げたように、予算の点についても、多く出せばいい、民間のプロジェクトに政府がどこまで出すんだという批判は、それはある...全文を見る
○近藤(洋)委員 限られた全体の予算の中での話でありますからあれですが、今回のMRJについては、日本の民間航空機産業の歴史を見ると、これから十年こういったプロジェクトは出てこない可能性もあるわけで、一つの大きなチャンスなんだろう、こういう認識で、ぜひ知恵を出して取り組んでいただき...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひそういう方向で御検討いただきたい、こう思うわけであります。  副大臣、大変お忙しいところ、来ていただきまして、ありがとうございました。結構でございます。  続いて、戦闘機分野についてお伺いします。  何といっても、航空機の世界では、やはり最も先端の技術...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、副大臣もおっしゃったとおり、これはコストだけの問題ではなくて、国防上も、ライセンス生産のメリットというのはあるかと私は思うんですね。やはり有事のときに、もしメンテナンスが必要になったときに、もちろん、一々買った国のところに輸送して果たして部品がちゃんと対...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、時間の関係上、甘利大臣にも、これは要望だけというか指摘だけにさせていただきたいと思います。  このFXの選定は、私は大事だと思うんですね。同時に、やはり戦闘機の技術というのは確実に民間に生かされている。FSX、今のF2を日本が開発した、これは日米貿易摩...全文を見る
○近藤(洋)委員 改正独禁法、二年の見直し、これはまだこれからあるわけでありますし、国際カルテル、そして制度のハーモナイゼーションだ、こういう話でございました。  新聞報道ではもう再任の新聞辞令も出ているようでありまして、そうだとすると、委員長、これは十年間やられる、こういうこ...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が参りましたので終わりますが、この排除型の私的独占についての課徴金導入、委員長、前向きな御答弁をいただきました。ぜひ、これはそのとおりやっていただきたいと思いますし、後段の優越的地位の濫用、被害はやはり相当ある、実態としてあるということなんですね。実態として...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○近藤(洋)委員 お答えいたします。  委員は、武部議員の秘書をやられて、実務経験がもう十分ある方でありますから御存じかと思いますけれども、御案内のとおり、政治資金は国民の浄財でありますから、公明正大に、疑惑を招くことのないように処理しなければいけないわけであります。  お尋...全文を見る
○近藤(洋)委員 お答えいたします。  高山議員御指摘のとおり、自由民主党は、今現在わかっているのは、二〇〇五年末の水準でありますけれども、約八十億円、大手都市銀行から融資を受けておるわけです。とりわけ、りそな銀行から五十三億円。これは、二〇〇二年から十一倍に増加している、そし...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひお答えさせていただきたいと思います。  私の場合は政党支部も含めて四つであります。そして、武正議員は政党支部も含めて三つ、鈴木議員も三つというふうに承っております。  以上でございます。
○近藤(洋)委員 経常経費について全く困ることはございません。むしろ逆に、領収書を添付するという形になった方が規律も働き、またよりよい政治活動ができるのではないか、こう思っております。  また、委員御指摘のとおり、私の場合も後援会ともう一つ地元に政治団体を持っておりますけれども...全文を見る
○近藤(洋)委員 日森委員にお答えいたします。  一万円の根拠はということでございますが、私ども民主党は、そもそも、昭和五十五年の改正、一万円から五万円に引き上げた、これが間違いであった、こういう認識に立っております。したがいまして、委員御指摘のとおり、政治不信を正すために、さ...全文を見る
06月12日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○近藤(洋)委員 山内委員にお答えいたします。  委員御指摘のとおり、八条の三で確かに運用について規制をしているんですね。私どもの案では、その目的にかかわらず取得してはいけない。すなわち、運用というのは、利殖を目的にして、もうけることを目的にして売ったり買ったりする、こういうこ...全文を見る
○近藤(洋)委員 だめです、結論からすると。取得することがだめですから。持ってはいけないということが民主党案であります。現行法は、持っていいけれども、利殖を目的に売ったり買ったり、動かしてはいけないというのが現行法なんですね。私たち民主党案は、持つこと自体がいけない、こういうこと...全文を見る
○近藤(洋)委員 渡辺委員にお答えいたします。  民主党案では、御指摘のとおり取得を禁止させていただいているわけでありますけれども、政治資金規正法の趣旨にかんがみて、国民の浄財である政治資金について、やはり投機的なものを禁止しているわけであります。利殖行為となる運用も現在禁止し...全文を見る
○近藤(洋)委員 民主党としては、不断の監視、そして国民の批判にたえ得るような透明、公正な制度をつくっていく、こういうことを引き続き提案していくということを申し上げたいと思っております。
○近藤(洋)委員 佐々木委員にお答えいたします。  昨年の改正は、九月三十日という要旨の公開期限を法定化したということでございますけれども、従来よりも都道府県届け出分の要旨の公開時期が実質的に前倒しされることになった、こういうふうに解釈しておるわけでございます。全体としては情報...全文を見る
○近藤(洋)委員 佐々木委員にお答えいたします。  委員が御指摘された、収支報告書等のインターネット上での公開、データベース化でありますが、積極的に進めるべきであろうと我々は考えております。特に一々役所に行って閲覧をしなければいけないというのは前時代的でありまして、これは即座に...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  本日は一般質疑でございますが、私は、公正取引委員会の竹島一彦委員長に対して、競争政策及び談合問題を中心に伺ってまいりたいと思います。  竹島委員長、委員長の再任について政府側から正式な提案があり、さきの衆議院議院運営委員会の...全文を見る
○近藤(洋)委員 年数だけを問題にするつもりはないわけでありますけれども、ただ、まさに委員長がおっしゃったとおり、大変独立性の高い行政組織なわけです。  身分保障も委員長の場合されているわけですね。この三十一条で、委員及び委員長のしっかりした身分保障がされている。在任中、少なく...全文を見る
○近藤(洋)委員 それでは、次に伺います。  公取委員も委員長も大変強い身分保障がされ、また権限を持つ公正取引委員会でありますけれども、同時に、組織としても大変強い権限を持っていると私は思うんですね。  というのは、公正取引委員会というのは、事案を調査し行政処分を下すいわゆる...全文を見る
○近藤(洋)委員 確かに、最高裁で公取の判断が負けたことはないのは承知しております。  ただ、一つ指摘をしたいのは、やはりこれから案件もどんどんふえてくると思うんですね。そういった時代の要請に、まさに公正取引委員会が市場の番人として限られた人材を活用する中で、案件もどんどんふえ...全文を見る
○近藤(洋)委員 委員長、先ほど、これは法律でもない事項で出ている、おかしいのではないかという問題意識を持っている、こういう話がございました。これは私も全く同感であります。  その上で、ただ、そもそもの再販制度というこの法律自体も、では、平成十三年に公正取引委員会は営々と議論を...全文を見る
○近藤(洋)委員 新聞の社会的な価値というのは、ないしはその宅配制度というのは当然重要だとは思いますが、しかし、特殊指定もそうでありますけれども、では、特殊指定がなかったら宅配が維持できないか、これは因果関係は明らかでないわけでありますし、そういったさまざまなことも含めて、私は、...全文を見る
○近藤(洋)委員 何で私が談合罪の定義のことを取り上げたかというと、どうもやはり、今の法体系だと公取の対応もばらばらになる気がするから申し上げているんです。  というのは、要するに、先ほど同僚議員の鷲尾議員が指摘をした水門談合でございますね。現役の職員も関与したことが明らかにな...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が参りましたのでやめますが、私は、国土交通省の水門談合も典型的な談合事件だと思うんですね。前にも同じようなことをやった、構成員が同じだからということでありますが、だからといって告発をやめるという理由にはならないと私は思うんです。どうも合理的な理由ではない。 ...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介です。  新しい委員長、人格者であられる東委員長のもと、大臣所信に対する一般質疑の機会をいただき、ありがとうございます。  まずは、甘利大臣、大臣の御再任おめでとうございます。本日の質疑でも指摘をいたしますけれども、私も、先ほど質問された赤羽...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣御答弁のとおり、極めて遺憾である、このような状況はまさにしゃれにならないというお話でございましたが、全くそのとおりだと思うんですね。非常に危険な細菌、これは、預けられた細菌は調査の結果無害であった、こういうことでありますけれども、結果としてそうであっただけで...全文を見る
○近藤(洋)委員 産総研は独立行政法人であります。しかしながら、やはり公の機関であってきちんとした対応をとっていただきたい、こう思います。  本日は、委員会も違いますからあえて質問いたしませんが、防衛省の前事務次官の話も含めて、公務員の方々の信頼というのが非常に今落ちている。そ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、実態、そういう状況を調査していただいて、必要とあればやはりそういった機関、体制をつくる。レベル3を扱うならばそれなりの体制をつくらなければいけない、こういうことだと思いますし、そういった分野ではやはりぜひ推し進めていただきたい、実態として必要だとなれば、そ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣の御答弁のとおり、問題意識はある程度共有できているのかなという気はいたしますが、確かに、この大臣の所信、前国会と今国会をよくよく読み比べれば、その辺のところがにじみ出ているのかなという気がいたします。また大臣、個人的には、そういう危機感を強く持たれた麻生前自...全文を見る
○近藤(洋)委員 おっしゃるとおり、私も投機的な動きだと思う、マネーが入っていると思う、実需を反映していないと思うんですね。ただ、問題は、実需を反映していない価格が、それに連れ高で実態のガソリン価格も上がってしまう、ここが問題なわけですね。  しかも、このWTIの予測については...全文を見る
○近藤(洋)委員 おっしゃるとおり、石油の流通の部分は全くもうかっていないわけですね。それは私もそう思います。ですから、元売なり大手石油会社だけに負担を押しつけるというつもりは全くないわけでありますが、いずれにしろ、何かをしなきゃいけないでしょう、こういう話なんですね。その意味で...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ対応を急いでいただきたい、こう思います。  また、この石油、原油の問題については、マーケットというか国際市場のあり方も含めて大きな課題でありますし、これは我々民主党としてもきっちり検討していきたい、こう思っております。  もう一点、この大きなマイナス要因...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、審議官、想定外の激減だった、こういうことですね。そういうことですね。ここまで減ったというのは予想していたんですか、これぐらいは。そう減るものだと思って施行したんですか。いかがですか。
○近藤(洋)委員 想定外だったんですよね。想定してこういうのを施行したら、これは罪ですよ。これは大問題。想定外だったと思います。  実際に、私も地元、地域で工務店の方に伺うと、もう悲鳴が上がっています。新築だけじゃないです、増築もできない。増築をちょっとするというところでも確認...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、見直す考えはない、こういうことなんですね。  だとすると、全力で取り組めば取り組むほどだめですよ、住宅着工は減ってきますよ、申しわけないですけれども。想定外の事態が起きたんですから、見直さなきゃいけないんですよ。想定外の事態になったんですから、反省を...全文を見る
○近藤(洋)委員 全く大臣のおっしゃるとおりです、全くおっしゃるとおりで、これは国交省、ぜひ真剣に受けとめてくださいね。真剣に受けとめてください。必要だったら国交委員会でまたやりますから。この問題は、現場の状況をぜひ見ていただきたい。先ほどの御答弁では全く現場と乖離した話になって...全文を見る
○近藤(洋)委員 来年の通常国会、これは予算関連ではないでしょうから三月、四月ということでしょうけれども、大変政局も混迷する中で果敢に大改正に取り組む委員長の意気込みは多としたいと思いますし、これは見直さなければいけない点もたくさんあるわけでありますし、必要な改正だろう、こう思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 少なくとも、これまで排除措置命令を出したようなものについては、当然そういう対象になり得るのかなと。そうじゃなければ、では何が対象になるんだ。伝家の宝刀で抜かずの刀では意味がない、こう思っておりますし、現実に下請いじめ、中小企業いじめのほとんどが優越的地位の濫用な...全文を見る
○近藤(洋)委員 公取委員長、当面これを維持することが適当、ただし、一定の条件が整った段階で、事前審査型審判方式を改めて採用することが適当と書いていますね。だけれども、最終ゴールは事前だということなわけです、これを素直に読めば。最終ゴールは事前審判が望ましい姿ではないですかという...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間が来たので、最後に一点だけ経済産業大臣に伺います。  この議論、一般質疑ですから、どうぞ、来年徹底的に議論させていただきたい、こう思うわけでありますが、一点だけ。  この審判は非常に重要な論点ですね。ある意味で、今回の法改正の最大の論点でもあろうかと思い...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
10月31日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  同僚議員に引き続きまして、消費生活用製品安全法、電気用品安全法の改正案につきまして質問をいたします。質問の機会をいただきまして、感謝を申し上げます。  両法案の改正の方向につきましては、私も基本的に賛同するものであります。し...全文を見る
○近藤(洋)委員 この八千九百万円というのは、原則として、確認ですけれども、百万枚のパンフレット代であるとか、あと、あわせて無料貸し出しの機器代であるとか新聞広告代、いわゆる実費であるということでよろしいですね。
○近藤(洋)委員 そうだとすると、こういった人件費は、もちろんこれはお役人がやられるわけですから、かかっていないわけでありますけれども、いわゆるこの人件費、これだけの講習会であるとかまたさまざまな手だてを打つに当たって割かれた人員というのもあるわけでありまして、この辺はもちろん役...全文を見る
○近藤(洋)委員 さまざまな要因があるという御答弁でございましたが、大臣は九月十一日の大臣記者会見で、この件について新聞社から問われた際に、今の御答弁のとおりでもあるんですけれども、メーカーに対する対応に関心の中心が行ってしまって、商品を販売する事業者に対する周知徹底を欠いたとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 厳重注意を受けると、賞与、ボーナスが若干減額される可能性がある、こういうことですね。  もう一度確認のために伺いますが、最近、役所にさまざまな不祥事、スキャンダル等々出ておりますけれども、今回は全くそういうケースでは、いわゆるそういった不祥事やスキャンダルとい...全文を見る
○近藤(洋)委員 まさに今回の法案の、もう一個の法案の、問題になったパロマの件について下しましたが、それ以外は最近では余り見られない、こういうことでございますね。ですから、ある意味で非常に珍しいケースだと思うんですね。ですから、あえて議論させていただきます。  そこでお伺いした...全文を見る
○近藤(洋)委員 少なくとも、御説明では、当時と、制定時と現在の担当者という記者会見をされているんですよね。今の審議官の御答弁は若干違う、大臣の記者会見と違う御答弁なんで、ちょっとどうなのかなと思うんですが、要するに難しいんですよ、処分するということは。こういう問題についてだれを...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうなんです、ないんですね。ぜひつくられたらいいと思うんですね。  私は、サラリーマンを十一年間やっていました、大臣もサラリーマンをやられていましたけれども。新聞記者でしたけれども、編集局長奨励賞とか編集局長賞とか社長賞とか、こういうものはどんな会社でもあるん...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、これは本気で考えていただいていいと思うんですよね。  うれしいものですよ。例えば、そういう表彰をされたら大臣と食事をする、これでもいいんですよ。事務次官と食事をする。例えば、入省十年生ぐらいとか十五年とか……(発言する者あり)ゴルフはだめです、もちろん。...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ御検討をと思います。  我々民主党も、もちろん霞が関の方々と厳しく、指摘をする立場ですから、対応する。ですから、役所の綱紀粛正については厳しく申し上げますが、しかし、国会としても、やはり霞が関の人材というのは国有財産ですから、国有財産を劣化させても意味がな...全文を見る
○近藤(洋)委員 三社それぞれ、最初は、何が原因なんだろう、プログラムのミスなのか、それとも何なのかとさまざまなことが言われましたけれども、物理的に解明をされて回収された、こういうことであります。  そういう中ではありますけれども、やはりこの御三家で同じように起きてしまった、こ...全文を見る
○近藤(洋)委員 中野副大臣、この分野、非常に大事だと思っています。半導体では、残念ながら日本は後塵を拝してしまった。圧倒的に強かったのが、あっという間にやはり韓国に抜かれてしまい、またアメリカにはさらに一歩先に行かれた、こういうことだと思います。  やはり、ドッグイヤーではあ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、状況に応じて、随時そういった情報を収集して指定をいただきたいと思いますし、また、これはやはり企業にとっても大変な影響を与えるわけですし、もちろん消費者保護が第一であります。あわせて、さまざまな観点から随時見直しをしていただきたい、こう思います。  最後の...全文を見る
○近藤(洋)委員 終わります。
12月21日第168回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○近藤(洋)委員 民主党の近藤洋介でございます。  貴重な一般質疑の機会をいただき、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。  まず大臣、私は、この経済産業委員会の前回の質疑だったと思うんですが、中央官庁の職員の方々の働く意欲を引き出す意味合いからも、いわゆる表彰制度のような...全文を見る
○近藤(洋)委員 私も内部のほかの方から聞いたら、非常に評判がよかったようで、やはり思うに、大臣と意見交換などという機会が持てただけでも大変な感激の機会だと思いますし、職員の方にとっても非常に貴重な経験だったんだろう、こう思うわけであります。  やはりお金では買えない価値がある...全文を見る
○近藤(洋)委員 甘利大臣、苦しい胸のうちを御答弁いただきましたけれども、やはり、確認ですけれども、株式会社化しても、政府が未来永劫保有する、国の事業で行う、こういうことですね。当然のことであります。大臣もおっしゃったとおり、貿易保険を民間に任せている国はないわけでありますから。...全文を見る
○近藤(洋)委員 どうも、私自身はまだ伺ってもすっきりこないので、いずれにしろ、法律が出てきたときにまた議論をすることになるかと思いますが、やはり、株式会社化というのは別に魔法のつえでも何でもないのではないか、こういうことだと思います。失礼ながら、渡辺行革大臣のレベルはいたし方な...全文を見る
○近藤(洋)委員 オーバーフローする部分についてはやはり納税者の理解が必要だと思うんですね。あわせていえば、タックス・オン・タックスの部分などもこれはやはりきいているわけでありまして、我々とすると、これだけ高どまりしてくると、タックス・オン・タックスの議論も含めてやはり整理すべき...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、この点については私もほぼ同感でございます。まあ、これからこの件については、党内にもいろいろな議論がございます、恐らく自民党内にもいろいろな議論があるかと思うんですが、きっちり議論を、実効性のある、要は目的なんだ、何のための制度なんだということが大事なんだろ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ありがとうございます。終わります。