近藤洋介

こんどうようすけ



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近藤洋介の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○近藤(洋)委員 おはようございます。民主党の近藤洋介です。  本日は、林大臣の所信に対する質疑ということでございますが、貴重な機会をいただいたことに、まず高木委員長を初めとする理事の皆様に感謝を申し上げたいと思います。  通常国会最初の質疑でございますので、きょうは、大臣に...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣にお答えいただきました。  全体的にはそうなんだろうと思うんですが、確認をしたいんですけれども、私は、あの三・一一の教訓は、まさに大臣が御答弁された、安全神話に陥ってはいけない、このことは、裏を返すと、原子力発電所は絶対安全というのはないのだ、要は、万が一...全文を見る
○近藤(洋)委員 余り言葉尻をつかまえたくありませんが、安全に対する対応というか、事故が起きた場合の対応だ、こういうことだろうと思うんですね。  その上で、二点目をお伺いしたいんですが、そうだとすると、やはり、原子力発電所というのは、事故が起きたときのリスクに向き合うとすると、...全文を見る
○近藤(洋)委員 低減するけれどもゼロにすることはできないということは、恐らくリプレースは排除していないというのが安倍政権のスタンスなんだろう、こう受け取れるわけですね。  我々民主党は、いろいろな党内の議論はありましたけれども、三〇年代ゼロを目指していくということで、あらゆる...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、利用に関する総合調整は委員会です。では、パッケージ、全体の責任主体はどこなんだということを聞いておるんです。  内閣府からも来ていただいていると思うんですが、副大臣、これは内閣府が責任を負うんですか、全体の責任は。原子力委員会がこうなった時点で、では、ど...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、今、「基本的考え方」をまとめている最中だ、こういう御答弁でした。  しかし、それは、かつての原子力政策大綱のような、まさに最終処分場をどうするであるとか、こういったことまで含めたことは多分入っていないんだと想像できるんですね。最終処分をどうする、バック...全文を見る
○近藤(洋)委員 副大臣、御丁寧に答弁いただいたんですけれども、私もちょっと何か腑に落ちていない部分があるんです。それはまた別途やりましょう。  私は、トータルの政策体系をまとめ切るだけの原子力委員会、事務方も含めて、そんな体制に全くなっていない、これが現実だと思っています。私...全文を見る
○近藤(洋)委員 今、毎年一千数百億円、負担金を電力各社が積み立てていますが、現時点の負担金は全て東電事故に使われているんじゃないんですか。どうですか。全額続けられているんじゃないですか。事実関係だけをお答えください。
○近藤(洋)委員 ですから、これが問題ではないかと申し上げているんです。  お金がたまっていない。たまっていない保険制度というのはあるんですか。これは制度として欠陥だと思うんですが、大臣、いかがですか。大丈夫だという数字的な根拠は、金額の根拠はないということなのではないんですか...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうだとすると、民間事業者は、どこまでどう負担がおりてくるかわからないという、民間事業者の立場に立てば、そういう不安定な状況が続くということなんですね、要するに。不安定な状況が続く中で置かれているという制度の不安定性。そして、将来の被災者の方々の立場に立ってみれ...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう時間もあれなので、繰り返し指摘をしませんが、やはり私は不安定な制度だと思うんですね。沢さんも、自由競争下での原子力発電所のコスト回収システムというのが大事ではないかということを指摘されています。まさに、今の議論の話ではそのことも含めて言っているんだろうと思う...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう少しというのは、そうすると、まだ法案をつくるめどは立っていないという認識で、副大臣、よろしいんですか。提出のめどは全く立っていないということでよろしいんでしょうか。
○近藤(洋)委員 私は、やはり原子力の再稼働がこうやって現実化していくのであれば、これは政府において衆参の附帯決議を真摯に受けとめて、一年ということで切られていて、もう四年たっているわけですから、附則には見直しという条項があるわけですから、これは私は不作為の罪だと思いますよ。これ...全文を見る
○近藤(洋)委員 この問題ばかり長くやると時間がなくなっちゃうんでありますが、ただ現実に、今、原子力プラントを運転できる人が公務員でおりますか。多田さん、お答えいただけますか。公務員で原子力プラントを運転できる、ないしは、最後、民間会社の方がいなくなった後、できる人が今おりますか...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、やはりそういうことも含めてちゃんと最後まで対応するという、それがないから、いつまでたっても不安を消し去ることができないんだろう、こう思うんですね。この点だけ強く指摘をしたい、こう思います。  次に、経済の話に移りたいと思います。  資料の一ページ目をご...全文を見る
○近藤(洋)委員 失敗と言うと言い過ぎだと。  ただ、先日発表されました四半期経済調査、いわゆるQEでも、二〇一五年十月—十二月期は実質マイナス一・一%、そして、ことしに入っての一—三月期も恐らくマイナスであろうということが大方の見方になっているんですね。ですから、明らかに失速...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、これから中小企業へのてこ入れが極めて大事になると思うんですね。とりわけ消費税の引き上げが来年の四月に控える中で、我々は反対しましたけれども、複数税率が入るとなると、これまた中小企業に対して大きな影響が出る。  また、法人減税の見返りとして、外形標準が中堅...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、大臣、このマイナス金利というのは禁じ手をやられたと思うんですね。私は、これは大変危ない橋を渡っている、こう思います。  やはり、水は高いところから低いところに流れるのと同じで、金利というものは、マイナスというのは異常な世界。この異常な世界をやるということ...全文を見る
○近藤(洋)委員 とにかく、今、経済の状況、景気の状況は非常に厳しい状況を迎えつつあるんじゃないかという認識が立っています。あらゆる政策の可能性を探っていただきたいと思いますし、また、同僚議員もいろいろ質問されると思いますけれども、民主党は積極的に提案をしてまいりますので、政府に...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○近藤(洋)委員 おはようございます。民進党の近藤洋介であります。  きょうは、一般質疑の時間をいただきまして、委員長、理事の皆様に感謝を申し上げます。  早速でありますが、質問に入りたいと思います。  委員長のお許しを得て資料を配付させていただいておりますが、その一ページ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今大臣お答えになりました、大事な点はその後段なんですが、政府としては規制委員会が安全性を認めたものについては再稼働を進める、この政府の方針に変わりはない、こういうことであります。  となると、もう一度伺いますが、今回の地裁決定は、その規制委員会で安全が確認され...全文を見る
○近藤(洋)委員 いえ、見きわめではなくて、今回の地裁の決定によって少なくとも政府方針が実行できなくなった、このようには受けとめませんか。
○近藤(洋)委員 余りこのことでやりとりしたくないんですけれども、私の問いにちゃんと答えていただいていないんです。  政府の方針に変わりはないというお答えは結構です、政府の方針として。ただ、この地裁の決定によってその政府方針が困難になったと受けとめませんかということを聞いており...全文を見る
○近藤(洋)委員 これはこれ以上やりとりしても意味がないのかもしれませんが、ただ、ここは大事なポイントなんです。  では、ここで、法務省の政務官にお越しいただいていますからお伺いしたいんですけれども、この仮処分という制度でありますが、仮処分命令、条文は民事保全法の抜粋を二ページ...全文を見る
○近藤(洋)委員 また伺いますから。  では、規制委員会に伺いたいと思います。  規制委員会の判断が、これはある意味で否定をされた部分もあるかと思うんですね。これは、四回の審尋、数時間の審尋によって規制委員会がこれまで積み上げてきた判断が否定されたことについて、原子力規制委員...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうすると、まさに規制委員会は、自分たちの判断基準が正しい、こういうことで認識をしているし、今御答弁をされたように、高浜原発は、優良原発ですか、対応ですか、表彰されているというのは、ここをもう一度ちょっと御答弁を。済みません。
○近藤(洋)委員 失礼しました。  要するに、国際機関からも規制委員会の基準は高く評価をされているところであり、見直す必要はない、こういうことですね。そうすると、そのことはすなわち、行政の対応と司法が下した仮処分は真っ向から対立する、こういうことなわけですね。  そうだとする...全文を見る
○近藤(洋)委員 そうなんです。法的にはそうなんですね。しかし、これは非常におかしくないですか。  冒頭申し上げたとおり、では、住民に対して損害賠償請求を電力会社がする。しかし、これは払える額を超えるわけですね。かつ、地裁のわずかな審尋でそれだけの損害がもう現に生じているという...全文を見る
○近藤(洋)委員 政務官、それはちょっと待ってください。国が当事者ではないとおっしゃいましたけれども、当事者ですよ、本案件は。  規制委員会の規制基準にのっとってやったものなんですよ。規制委員会は堂々とこの規制基準で今後もやると言っているわけです。今後また地裁で否定がどんどん起...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、今、検討してみたいということなので、検討していただきたい、その結果をまた議会に報告いただきたい、こう思います。  このことはやはり原子力というものに対しての国民的な不信感を、この状況を放置することは行政に対する不信感を非常に広げる、どちらの立場に立つにせ...全文を見る
○近藤(洋)委員 このリーマン・ショックのようなことが起きない限りというのは、リーマン・ショックというのは、まさに当時、数百年に一度の金融パニック、数百年というか、百年に一度と言っていいんでしょうか、以上の金融パニック、ウォール街の暗黒の木曜日以上のパニックであったというのが定義...全文を見る
○近藤(洋)委員 随分、スティグリッツ教授も含めて、否定的なことをおっしゃっておるようでありますが、改めて、三月十六日、ジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授が御講演をされた話で、消費税についても言及されておりますけれども、スティグリッツ氏の主張に対して、消費税にかかわる部...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、大臣は、そこの意見について、総需要を喚起するものではないし、もっと言うと、私も実はその翌日、民主党としてスティグリッツ教授をお招きしてお話を聞いておりますけれども、大体同じ趣旨なのかな、こうも思うんですが、スティグリッツ教授の主張には大臣は同意しないと...全文を見る
○近藤(洋)委員 参考意見として拝聴したということは、まずは政府方針に従って、スティグリッツ教授の主張は、リーマン・ショック以上のことがない限り実行すべきだという政府方針とはある意味で趣が全く違う主張でありますので、大臣はスティグリッツ教授の考え方とは違うということを私は受けとめ...全文を見る
○近藤(洋)委員 ですから、スティグリッツ教授の主張とはやはり違うわけですね。  スティグリッツ教授は、さらに、マイナス金利も否定をしております。これは資料六ページに書かせていただいておりますけれども、マイナス金利の試みは、景気を大きくは刺激せず、悪い副作用をもたらす可能性もあ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣は、現在のところ、比較的大きな問題はない、こういう認識でありますが、私は、マイナス金利の副作用を非常に心配するものであります。  やはり、このことによって特に地方の金融機関の収益に大きな影響が出かねない。そうなると、一気に中小企業に対しての影響が広がるわけ...全文を見る
○近藤(洋)委員 そのことなくして審議は成り立ちませんので、今の方針、今の言葉、経済産業大臣として大変重たい言葉だということであります。  時間が来ましたので、終わります。
04月22日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介であります。  私も、九州・熊本での大震災で被災をされている皆様方に心からまずもってお見舞いを申し上げたいと思います。  先ほどの自民党の武部委員に指摘をされるまでもなく、TPP、環太平洋パートナーシップ協定、この構想に最初に取り組んだのは民...全文を見る
○近藤(洋)委員 岸田外務大臣にも伺いたいところですが、恐らく同じお答えなので、違うことがあれば、違う分析、反省点があるならば、お答えをいただけますか。
○近藤(洋)委員 もっとしっかり受けとめていただきたいんですね。  石原大臣、私は、結論から言うと、今の政権の、もちろん外交交渉の保秘というのは十分、私も短い期間でありますが政務におりましたから、政府の中にいた経験、多少経験させていただきましたからそれは理解しますが、しかし、や...全文を見る
○近藤(洋)委員 大使、簡潔にお答えいただきたい。どうぞお座りください。また伺います。  要するに、確認したかったのは、では、議事録はないと。ただし、その都度その都度、私が聞いている範囲では、我々民進党のヒアリングでは、その都度大臣が二人だけの会談のときにも途中会議を中断して出...全文を見る
○近藤(洋)委員 松田課長の御家族には心から哀悼の言葉をささげたいと思います。  しかし、我々も命を張って政治をやっているんです。官僚の方々も命を張って政治をやっている。同じです。それぞれの立場で命を張り、そして職を賭して仕事をしている、そのことには変わりはない、そういうことで...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、ぜひ、外務省としてはその部分を適切に対処していただきたい、この場でお約束していただきたい。  かつ、石原大臣、言っている意味はわかりますね。今公開しろとは言いません。内閣官房として、政府の責任においてきっちり記録を残していただきたい。議事録とは言いません...全文を見る
○近藤(洋)委員 石原大臣、なぜおわかりいただけないんですかね。では、甘利前大臣に話を聞けばよろしいじゃないですか。そして、内閣官房において、その責任において、駐英大使なり、そこに、後ろにいらっしゃる方々にきっちり聴取をすればいいだけの話なんです。その作業をしていただきたい。その...全文を見る
○近藤(洋)委員 要するに、政府においてこれまでやるべきことをやっていないからいけないわけであって、やっていなかったけれども、過ちを正すにはばかることなかれ、今もまだ鶴岡さんはここにいらっしゃるんだから、駐英大使に行ってしまったらそういうことができなくなるから、では、ずっと鶴岡さ...全文を見る
○近藤(洋)委員 確認をされなかった、そうですね。それは大事な答弁ですからね。そういうことですね。確認をされなかったということですね。いなかった……(森山国務大臣「確認はしました」と呼ぶ)したんですね。確認をして、いなかったということですね、大臣。(森山国務大臣「はい」と呼ぶ)わ...全文を見る
○近藤(洋)委員 時間ですのでやめますが、そのような御答弁を繰り返されているようでは、大臣、この審議はきちんとした形に進まないと思うんです。  申しわけないですが、西川委員長の行動は私は軽率だったと断じざるを得ません。それをきちんとただすのであれば、西川委員長がやはりこの本のゲ...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○近藤(洋)委員 おはようございます。民進党の近藤洋介であります。  先ほど富田先生と高木副大臣、また林大臣の質疑を聞いておって、私も全く同感でございます。やはり最終処分の議論というのは、いずれにしろ、国民の広い理解というのが不可欠であります。と同時に、先ほどの御答弁にもござい...全文を見る
○近藤(洋)委員 今長官から御答弁があったように、やはり中小企業の相談が非常に多いということでございました。  自動車産業を中心とする被災については、一定程度復旧が進んでいるという報道はされておりますが、商店街を含めた中小企業、店舗の被害、または工場の建屋の状況というのは、まだ...全文を見る
○近藤(洋)委員 全部をとは申し上げませんが、やはり予備費の議論がこれから国会でされるわけであります。予算というのは、極めて国民の血税の使い道でありますから、つかみ金でよし、こういうわけにはなかなかいかないというのは御理解いただけるかと思うんですね、我々国会の立場とすると。  ...全文を見る
○近藤(洋)委員 幾つかの案がある、こういうお話でございました。  いつまでに、遅くともいつまでに、連休、確かに相当キャンセルが出たという話を伺っております。かつ、熊本、大分、これは深刻でありますけれども、宮崎の友人に聞くと、宮崎はほとんど被害がないわけでありますけれども、相当...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ素早い対応をお願いしたい、こう思います。  やはり観光の風評被害というのは本当に気の毒な話でありまして、これは他人事ではないといいましょうか、東日本大震災の風評被害は、私の地元の山形県はいまだにこの風評被害から立ち直っていないなという気がしているわけであり...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは事務方でも結構なんですけれども、不正競争防止法上、コメントは差し控えるというのは結構なんですが、要するに、対象となることは、法令的には排除しないということでよろしいんでしょうか。いかがなんでしょうか。これは、答えられる方はいらっしゃいますか。
○近藤(洋)委員 だとすると、今回、これは調査によりますけれども、既に報道されているように、本社の指示によってデータの改ざんが行われた、この関与の度合いにもよりますけれども、意図があってこのような不正な表示が行われた。  燃費というのは大事な評価基準ですから、それによってエコカ...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、ぜひここは、三菱自動車工業の経営の体質改善、これはしっかりチェックをする、と同時に、やはりある意味で人災に遭ってしまった中小企業への対応については万全を期していただきたい、このように思います。  さて、自動車産業をめぐる経営環境というのはことしになって大...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、それは公式答弁としてはよくわかるんですけれども、私が聞きたいのは、あれだけ稼いでいたトヨタが、為替がこれだけ変わる、円が十五円変わっただけで九千三百五十億円もうけが吹き飛んでいる。社長みずから、潮目が変わった、こう発言しているわけですね。これはやはり大きい...全文を見る
○近藤(洋)委員 為替については、直接の担当は財務省なんですね。財務大臣は結構危機感を持っているんですよね、麻生さんは。  四ページ目、これは五月九日の決算委員会の議事録なのですけれども、ここでは、麻生大臣は、この数日間、連休中進んだ円高について、参議院においても相当な口先介入...全文を見る
○近藤(洋)委員 確かに、一見それはそのとおりなんですけれども、では、伺いたいと思うんですが、この三ページ目、まさにこの三つの要因がなければ為替操作国とは認定しない、こういうことなんです。一つは対米黒字の額、対米経常収支のGDP比率、そして為替介入額、GDP比の二%を超えるものを...全文を見る
○近藤(洋)委員 当時、我々は政権におりましたから、私が記憶に新しいのは二〇一一年、安住財務大臣のときの十一月の大型介入というのが、あれは数日間でたしか十兆円規模の介入をした記憶があるんです。大変大きな介入をした。  要するに、十兆円ぐらいの介入というのは、変な話ですけれども、...全文を見る
○近藤(洋)委員 米国は、今回のこの数日間の動きについて、秩序立った動きだということをコメントしているんですよ。日本は、秩序立っていないというふうに麻生財務大臣は答弁されているわけです。やはり米国と日本では全然立場が違うわけですね。  でも、はっきりしているのは、十円、十五円、...全文を見る
○近藤(洋)委員 もう時間なので、この議論はまたの機会にぜひ、TPPについては、秋に特別委員会がまた開かれますし、しっかり経産大臣とも議論したい、私が委員であればTPP特別委員会でもやりたい、こう思います。  はっきりしているのは、確かにアメリカとの貿易の比率は低くなっているか...全文を見る
○近藤(洋)委員 ぜひ、ここは重要なポイントですので、我々も提言をしていきたいと思います。  時間なので、最後の質問です。  租税について言うと、最近、租税回避地の利用実態を暴いたパナマ文書問題が大変問題になっております。日本を含む各国の企業、個人のリストが公開をされたわけで...全文を見る
○近藤(洋)委員 グローバル企業と国家とのかかわりというのは、これは恐らく二十一世紀の最大のテーマの一つなんだろう、こう思うわけですね。なかなか大変なテーマでありますが、しかし、やはりいろいろな矛盾が出てきているのは明らかであります。  ぜひ経済産業省は、産業の実態を所管する官...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。  私の地元の山形県では、農家の方々は稲刈りの作業が大体終わりまして、きょうあたりは出荷の作業を作業小屋でやりながら、また、中小企業の方々は事務所でこの放送をラジオで聞かれている方も多いと思います。  入り口の総括的な質疑だと我々は認識...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、争点となった政策についてやはり新潟県民の民意が示されたことについて、自由民主党が掲げた政策が否定されたことをどのように受けとめているのか、こういうふうに聞いたわけでありますが、では、ちょっと立場を変えて、違う点から伺います。  ことし七月の参議院選挙であ...全文を見る
○近藤(洋)委員 我々北国の稲作単作地帯、そして非常にアベノミクスの痛みを受けている地域、この声をやはりきちっと受けとめていただきたいということを私は素直に申し上げているわけでありますね。そこを顧みずに、今の政策を前に進めていけばいいんだ、そういう単純な御答弁だけを繰り返せば、こ...全文を見る
○近藤(洋)委員 私が聞いた範囲では、過去二十五年間、こういった条文、協定の誤りは、少なくとも一カ所誤った、三カ所誤ったというのが過去三回あったと聞いていますが、十八カ所も誤ったというのは過去は例がないと聞いております。事実ですか。
○近藤(洋)委員 内容は私も十分わかっておりますので、非常に協定の権利関係にかかわる、内容にかかわるものが、少なく見積もっても十カ所以上ある、これはやはり驚きなんですね。少なくとも、協定条文そのものは内閣法制局もチェックをしているわけです。これは外務省だけの問題ではないわけですね...全文を見る
○近藤(洋)委員 やはりこれは、私はきちんと出し直すべき筋合いのものだと思うんですね。こうやってごり押しをする筋合いではない、決定的なミスだと思うんです。  総理にお伺いします。  政府・与党の姿勢というか、与党の姿勢も問題だと思うんですね。九月二十九日、それに前後してなんで...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、総理はそう幾らおっしゃっても、例えば、きのうですか、また公明党の幹事長が、会期を区切ったような形で、このTPP審議、まだ始まったばかりなのに、月内の採決のような趣旨の記者会見での発言をされたりしているんですね。  これは、審議が始まったばかりのときに、こ...全文を見る
○近藤(洋)委員 岸田外務大臣、いろいろおっしゃいましたけれども、結論的に言うと、見通しを誤った、こういうことなわけですね。要は、この状態をよしとしていないというのも明確におっしゃった、こういうことであります。見通しを誤った。  この温暖化防止の枠組みというのは非常に重要です。...全文を見る
○近藤(洋)委員 こういう事態に陥った責任について、総理に改めて答弁を求めます。お答えください。
○近藤(洋)委員 本件は、パリ協定は、総理がサミット等でもリーダーシップを発揮すると発言をしているから総理に答弁を求めているわけで、この大失態は安倍政権の大失態だ、我々は協力すると言っておるので、パリ協定を急ぐべきだということを申し上げ、なぜTPPに、見通しの立たないTPPに突っ...全文を見る
○近藤(洋)委員 このパネルでも明らかなとおり、最初に米国にどんと完成車で譲って、そして結果として出てきたのがこの結果のグラフなわけです。牛肉は即時にどんと関税が引き下げられて、そして自動車は、トラックもそうですし乗用車もそうですが、何とずっと長く関税が続けられる、こういう結果に...全文を見る
○近藤(洋)委員 まだよくわかりませんね、具体的に何をとってきたのか。  それでは、さらに自動車について伺います。  完成車輸出の関税だけじゃないんです、自動車については。  政府・自民党は、二〇一三年末に軽自動車の増税を行っているんですね、三十一年ぶりに。軽自動車は、特に...全文を見る
○近藤(洋)委員 いや、それは大臣、うそを言ってはいけません。TPP交渉において、二国間並行協議で米国からの声があったというのは、これは周知の事実ですよ。自民党の税調の中でも、この趣旨の発言をされている方は、証言をされている方もいらっしゃるし、これは西川さんの真実の本にあるかどう...全文を見る
○近藤(洋)委員 非常に不誠実な答弁だと思います。だから、我々は甘利・フロマン会談の交渉過程に、非常に重要だ、こう認識をするわけです。  石原大臣、こういう議論が必ずあったはずなんです。また、答弁でもきっちりお答えいただけない。本当に御存じないのかもしれない。基本的なことはやは...全文を見る
○近藤(洋)委員 そこまでおっしゃるならば申し上げましょう。  「ドキュメントTPP交渉」という本によりますと、こう書いています。額賀先生、額賀福志郎議員が、これは税調のいわゆるインナーの証言として、米国側がTPP交渉で、軽自動車という規格が非関税障壁に当たると主張していること...全文を見る
○近藤(洋)委員 少なくとも我々は石原大臣がしっかりした答弁をしているとは思いません。せめてこの黒塗りを解除していただくか、甘利前大臣が、ぜひこの場に来てしっかりと答弁をしていただかないと中身の議論ができない。  委員長、ぜひ御協議を願いたい。  私は、甘利参考人の質疑を要求...全文を見る
○近藤(洋)委員 引き続き、真剣に協議をしていただきたい。  甘利大臣がフロマン通商代表といろいろな形で議論したことが、全て最終的な結果になっている。しかも、全部を明らかにしろとは言っていないんですよ。しかも、政府はその会議録すら保管していないというじゃないですか、内閣官房は。...全文を見る
○近藤(洋)委員 適切に。では、内閣官房だけ、きちんとした書類がない。  これは困ったことですね。全て甘利大臣の頭の中。そして、今は英国に行かれている鶴岡大使、首席交渉官、これは今日本にいないわけであります。日本にいない方が首席交渉官で、そして、甘利さんの頭の中にしかないという...全文を見る
○近藤(洋)委員 菅原先生の不規則発言をやめさせてもらえませんか。
○近藤(洋)委員 総理、指導力を発揮して、適切な答弁をするように、総裁として指導してもらえませんでしょうか。
○近藤(洋)委員 総理は、かつて、日朝交渉の記録が残っていないことに対して大変問題だという問題意識を持たれた方であります。  このTPP交渉の正確な記録が内閣官房においてないというのは私は大問題だと思うんですね。各省はばらばらに持っているけれども、きちんとした会議録が、内閣官房...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○近藤(洋)委員 民進党の近藤洋介です。  早速質問に入ります。  まず最初に、安倍内閣総理大臣に伺います。  先週の週末、土曜日だと思うのですが、共同通信が、特だねだと思われるのですが、あるニュースを配信しております。私の地元の山形新聞でも、土曜日付の一面の頭記事で大きく...全文を見る
○近藤(洋)委員 検討されている事実もないということでお答えになられた、うなずかれているので、そのように受けとめます。  では、続いて伺います。  これは仮定の話でございます。手続の話を確認したいと思いますので、総理でも外務大臣でも結構でございます。  返還後の北方領土を仮...全文を見る
○近藤(洋)委員 いずれにしろ、米国政府との話が必要になる、こういうことだろうと理解をしたいと思うわけです。  では、続いて伺います。  ロシアとの関係で申し上げますと、いろいろな報道が最近相続いているんですが、こちらの方は、テレビをごらんの皆様にはちょっと資料が見られないの...全文を見る
○近藤(洋)委員 では、単独融資を実行していると。  国際協力銀行というのは政府の金融機関であります。本来ならば民間と共同して融資をするのが本筋なのですが、単独で融資をするというのは、これは極めて異例の行動であります。大変なロシアへの協力、こういうことであろうかと思いますが、こ...全文を見る
○近藤(洋)委員 今総理に率直にお答えをいただきましたけれども、十一月の中旬から、十四日ごろと言われていますけれども、レームダックセッションが開かれる、米国議会が開かれる。この間、一カ月間ぐらいなわけですね。この間に批准をされなければ、次の大統領が一月の二十日に就任式を迎えられま...全文を見る
○近藤(洋)委員 総理、したがって、これだけ重要なTPPの協定そして法案について、ゆめゆめ日ロ交渉の道具などとして入場料のかわりに使うようなことのないようにお願いをしたい。今の総理の御答弁を信じたいと私は思います、我が国の内閣総理大臣ですから。  それでは、TPP交渉について伺...全文を見る
○近藤(洋)委員 麻生副総理、せっかく来ていただいているので、麻生副総理にお伺いしたいと思います。  まさに、総理が今お答えいただいたように、九〇年代、日米の交渉のスタイルはがらっと変わっていくわけです。SII、日米構造協議、そして包括経済協議なわけであります。ここで、今までの...全文を見る
○近藤(洋)委員 これは、麻生副総理、本当にそのように思われているんでしょうか。私は、やや見解を異にいたします。  この行き過ぎた自己資本比率規制、確かに、今を見れば、今の金融機関は一定程度、健全性を保っているでしょう。しかし、それは、バブル崩壊後の失われた十年が、十五年、二十...全文を見る
○近藤(洋)委員 大臣、国益全体を見て私は申し上げているんです。  この三十年間、プラザ合意以降、日本の自動車は常に輸出品目のナンバーワンなんですよ。三十年間ずっと、完成車輸出は、エースで四番は自動車だったんです。完成車なんですよ、ずっと。これはずっと、プラザ合意以降、数々の構...全文を見る
○近藤(洋)委員 私は、十分、経営者の方も、組合の方も、中小企業の方とも意見交換してこの場に立っておりますので、大臣、御心配は御無用でございます。  大臣、事実はしっかり認めていただきたい。  その上で、もうきょうは時間がないのでこの次に譲りますけれども、米国はしたたかです。...全文を見る