斉藤和子

さいとうかずこ



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斉藤和子の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○斉藤(和)分科員 日本共産党の斉藤和子です。  初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず初めに、子供の医療費について質問をいたします。  国民健康保険の場合、窓口の負担は現在三割です。国の制度では、小学校入学前の子供は窓口負担が二割になっています...全文を見る
○斉藤(和)分科員 ありがとうございます。  つまり、せめて子供の医療費ぐらいは無料にしてほしいという多くの市民の要望に応えて、全ての都道府県、市町村が、独自の努力で何らかの医療費無料に取り組んでいるということです。  とにかく、小さい子供ほど、免疫がなく、発熱、鼻水、中耳炎...全文を見る
○斉藤(和)分科員 二千四百億円ということです。全ての子供の医療費を国が無料にして、二千四百億円。私は、決してやりくりして出せない額ではないと思います。  事は、子供の命にかかわる問題です。だからこそ、全国の地方自治体は、財政がなかなか厳しい中でも、住民の要求に応えて、何とかや...全文を見る
○斉藤(和)分科員 国の予算からいったら、三百八十億円というのは、本当にやりくりして出せない額ではないと思います。子供の貧困対策、子育て支援、障害者対策など、頑張っている自治体ほど国庫負担が減らされてしまう、財政的に大変になるというのは、どう考えてもおかしいと思います。  こう...全文を見る
○斉藤(和)分科員 窓口を無料にすることによって余計な医療費がかかるというふうにお答えでした。  窓口を無料にしようがしなかろうが、障害をお持ちの方というのは病院にかからざるを得ないんです。そうしたことを考えると、窓口を無料にするからといってペナルティーをかけるというのは、私は...全文を見る
○斉藤(和)分科員 なかなか難しい課題ですが、全国の要望でもあり、真面目に検討をすると言っているので、私としては、全ての子供の医療費を国の責任で無料にすることを求め、また、国庫負担の減額をぜひやめていただきたいということを求めて、次の質問に移りたいと思います。  次に、特別支援...全文を見る
○斉藤(和)分科員 大臣も、何とかしなければならないという認識を持っていらっしゃると思います。  実は、教室の不足だけではありません。百人を超える教員は、何と、職員室に何とか入り切れますが、半数の方は職員室に自分の机がなく、三人がけの長机で執務をせざるを得ない実態になっています...全文を見る
○斉藤(和)分科員 体制整備のためには、なぜこうした実態が起こるのかといえば、国が設置基準をつくっていないからだと思います。やはり、特別支援学校をどのくらいの規模でつくる必要があるのか、また、どのぐらいの大きさの規模が適切な学校規模なのか、こうした適正規模、適正配置が必要だと思い...全文を見る
○斉藤(和)分科員 設置者の責任において適切に判断して行い、また、県が策定する計画を支援するというお話でした。  実は、先ほど取り上げた柏支援学校は、県の計画をやったとしても解消されないんです。県の計画では、隣の松戸市の廃校となった高校を支援学校にする計画がありますが、転学希望...全文を見る
○斉藤(和)分科員 本当に、現場はもう待ったなしのぎりぎりの状態です。ぜひとも、二十六年度に創設されたこの事業をさらに拡大し、利用も広げていただいて、自治体が特別支援学校の建設に踏み出せるように、しっかりと後押しをしていただきたいと思います。  最後に、施設の過密化とあわせて、...全文を見る
○斉藤(和)分科員 正規の教員の配置が望ましいというお答えでした。  本当に、現場では、一年ごとに先生がかわることによって、なかなか、特別支援学校では積み重ねが必要なだけに、教育自体が困難になっている。  私が伺った特別支援学校では、高等部の学生が丁寧に木工の作業をやっていま...全文を見る
03月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。委員会で初めて質問をさせていただきます。  まず、米価暴落問題について質問をいたします。  二〇一四年度産米の農協の概算金は、コシヒカリで一俵九千円、その他の銘柄では七千円から八千円台の価格になっており、昨年と比較しても、六十キロ当...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  つまり、今の米価は生産費の半分、物財費さえも割り込む価格になっているということです。  さらに言えば、日本で最も高いとされる新潟県魚沼産のコシヒカリを例えば五百ミリリットルのペットボトルにいっぱい入れても九十五円にしかなりません。私...全文を見る
○斉藤(和)委員 ナラシ対策といっても、国費で実質補填されるのは三三・七五%で、本当に少ない状況になっています。しかも、標準価格というのは、五年間の一番高い米価と低い米価を除いた価格の平均を基準にしますので、平均価格が下がれば、補償された額も必然的に下がっていくという仕組みで、生...全文を見る
○斉藤(和)委員 明確に述べられないという御回答でしたけれども、実際に政府が対策を講じているのは二十万トンです。  全国知事会からも、昨年の十二月、米政策についての緊急要望書が出され、国は、米の需給バランスの改善に向け、必要な対策を講じることを求めるというふうに言われています。...全文を見る
○斉藤(和)委員 いろいろ言われましたけれども、それでは米価は下どまりせず、いまだに下がっているという状態が、新聞紙上でも報道が行われています。  今でさえ、ぎりぎりの状態です。既に、農政に展望を見出せず、自殺者まで出ています。  群馬県では、昨年一月と八月に相次いで大規模な...全文を見る
○斉藤(和)委員 それではやはり米価暴落に歯どめはかけられないから、ぜひ乗り出す必要があるのではないかということを質問させていただいています。  もう一つお聞きします。  二〇一四年度まであった米価変動補填交付金を廃止しました。米価変動補填交付金は、米の販売価格が標準的な販売...全文を見る
○斉藤(和)委員 ナラシ、ナラシとおっしゃいますが、予算面から見ても、ナラシに入っていない人も含めた補填を合わせて一千百八十五億円になっていると思います。  では、もし仮にこの米価変動補填交付金が存続していたら、今回の米価暴落では幾ら交付金が支払われたことになるでしょうか。
○斉藤(和)委員 上回る金額というお答えでしたけれども、農水省の方から試算を出していただきましたら、二千億円という回答が来ておりました。二千億円というこれだけのお金が、いわゆるこの制度をなくしたために農家、農村から奪われてしまった。経営が立ち行かなくなったということは、私は当然だ...全文を見る
○斉藤(和)委員 そもそもミニマムアクセス米は義務でしょうか。
○斉藤(和)委員 ミニマムアクセス米はそもそも義務ではないということです。  国家貿易だから輸入するんだというふうにおっしゃいますが、他の国を見れば、例えば韓国では、トウガラシのアクセス数量は七千トン、これに対して、入っている数量は千七百トンです。中国の穀物アクセス量は二千二百...全文を見る
○斉藤(和)委員 存在しないというふうにおっしゃいますが、実際に、平成十二年から毎年、アクセス米の半数の数量、三十二万トンが輸入し続けられています。もし仮にこうした事態が本当だとすると大問題であり、私は、しっかりと真相を明らかにする責任があると思います。  同時に、今、TPP交...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  食料・農業・農村基本計画は今後十年間の農政の方向性を示すものです。  自民党の皆さんは、二〇一三年四月に農業・農村所得倍増目標十カ年戦略を発表します。同年六月十四日には、今後十年間で六次産業化を進める中で農業・農村全体の所得倍増...全文を見る
○斉藤(和)委員 食料・農業・農村政策審議会の企画部会の委員の生源寺氏がこうおっしゃっています。「所得倍増について、やはり、基本計画の中に、具体的な形で織り込むことは避けた方が良い。」「ある程度高めの目標を設定するということはあるかもしれないが、現実からかけ離れたものを掲げるとい...全文を見る
○斉藤(和)委員 増大というふうには書いたけれども、基本的には所得倍増ということでいろいろなプランなども閣議決定をされているということですので、その所得倍増について、農林水産省の試算などの資料を改めて見ていきたいというふうに思うんです。  農業の所得は、二・九兆円から三・五兆円...全文を見る
○斉藤(和)委員 三兆円ということで、帰属割合をという話だったんですけれども、やはりウエートとして、三兆円の農林水産省の方が出した試算を見ていただきますと、お手元に資料をお配りしていますが、加工食品の割合というのは五千億円になっています。  つまり、農業の所得で六千億円にもかか...全文を見る
○斉藤(和)委員 加工食品がふえるということはお認めになりますよね。三兆円の中で加工食品の割合が占めるウエートというのは非常に伸びるという、こちらの。
○斉藤(和)委員 やはり輸出の三兆円というのは、非常に加工品がふえるウエートが大きい。つまり、六次産業化を進めて加工品を拡大し、より付加価値の高いものを海外に輸出をして、もうける。それが、行く行くは農業・農村の所得倍増につながる。私は、農業版のトリクルダウンの発想だというふうに思...全文を見る
○斉藤(和)委員 つまり、漁業に含まれる帰属割合の意味は含まれていないということですか。輸出額の一兆円の中の三分の一を占める三千五百億円というのの中に、あくまでも農業、農村だというふうに捉えてよろしいんでしょうか。
○斉藤(和)委員 つまり、今のお答えは加工食品の話であって、一兆円の中の三千五百億円の水産物というのは別だという話だということだと思います。つまり、農業・農村の所得倍増といいながら、漁村の所得にかかわる水産物が含まれているという点でも、この試算自体に水増しがされているのではないか...全文を見る
○斉藤(和)委員 割合を高めていくというお話だったんですけれども、私は、今の加工食品の原料というのは輸入がどんどん増加傾向にある、こういう実態を考えても、本気で国内生産の原料を拡大しようと思ったら、やはり輸入に対する規制をしっかりと歯どめをかけて行う必要がある、TPPなどはもって...全文を見る
○斉藤(和)委員 一見高く見えるような目標であっても、それを掲げて頑張るのであれば、食料自給率は五〇%でもよかったのではないかというふうに思いますが、やはり農業・農村の所得倍増というふうに言っている無理な目標を、逆に言えば、設定することによって現実に合わない施策が進められ、現場は...全文を見る
○斉藤(和)委員 実は、規制改革会議の中で、奥原局長がこうおっしゃっています。「法律さえ変えれば世の中は変わっていって農地が動くのではないかと思ってきたところが随分あるわけです。ですが、この土地の問題というのは都市部でもそうですけれども、そう簡単に動くわけではありません。」とし、...全文を見る
○斉藤(和)委員 これから検討をされるということですけれども、私は、やはり農地というのは単なる土地ではないと思います。農家は、より収量をとれるように、また、いい作物が収穫できるように、丹精を込めて土をつくるわけです。先祖代々の農地であると同時に、みずからの汗と苦労が詰まっている農...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  TPPの問題について質問をさせていただきます。  先ほどからありましたけれども、十九日、二十日に行われた日米の閣僚協議で、アメリカ政府は日本に対して米の別枠輸入二十一万五千トンを要求し、日本政府は五万トンの別枠輸入を認めていると...全文を見る
○斉藤(和)委員 安倍首相自身も九合目まで来たというふうに話されていたり、今もありましたとおり、二国間の距離は相当狭まったというふうに言われています。まだ引き続き協議が必要な部分もあるということなんですが、何が狭まったのかというところで、これがもし報道で言われているとおり米の問題...全文を見る
○斉藤(和)委員 非常に慎重にというお話がありましたけれども、今でさえ米の消費量は、繰り返し大臣もおっしゃっていますが、年間八万トンずつ減っている。こうした状況の中で、ただでさえ余っている米をあえて海外から五万トン輸入する。アメリカからの要求は二十一万五千トンとも言われているわけ...全文を見る
○斉藤(和)委員 輸入することによって米の需給にどう影響するかというのは残念ながらお答えしていただけませんでしたけれども、米以外にも、既に、牛肉の関税を現在の三八・五%から十年間で一〇%に引き下げる、また豚肉の関税では、差額関税制度をなくして、今キロ四百八十二円相当の関税を五十円...全文を見る
○斉藤(和)委員 例えば十九日には、日本の養豚協会の生産者の方が、都内で、TPPで関税を引き下げるならもう壊滅だと街頭宣伝をされています。  日本養豚協会は、昨年十月にもアメリカのビルザック農務長官とフロマン米国通商代表に書簡を送っています。その中で、差額関税制度の国境措置を撤...全文を見る
○斉藤(和)委員 養豚農家の方からちょっとお話をお聞きしたんですけれども、今普通の豚肉を生産、要は安価で、通常やる豚肉ではもう本当に立ち行かない、それが、さらに四百円以上の関税が引き下げられれば、もう壊滅することは目に見えている、だから、養豚農家の中では高級品を扱う、そういう農家...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  つまり、二〇一五年のTPA法案には、合意署名の六十日前に条文全文をインターネットで掲載することを義務づけました。適当な人にはその前にもアクセスできるというのは先ほどあったとおりです。  さらに、私はこれは非常に重要だと思うのは、二〇...全文を見る
○斉藤(和)委員 透明性を高めるためというお話がありましたけれども、やはりしっかりと、TPPという中身は、農産物だけではなくて、多岐にわたります。それだけ国民生活に大きな影響を与えるものだからこそ、アメリカ議会からも情報開示を繰り返し求める声が上がり、TPA法案にも盛り込まれてい...全文を見る
○斉藤(和)委員 農山漁村の所得倍増ということで、関連所得をふやすということも大事だとは思います。しかし、日本の国土を守り、食料を守るという観点から考えたら、やはり、農家の皆さんの所得をいかに上げて、農業生産をしっかり継続的にやっていける、後継者も育っていく、そういう状況をつくっ...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  農林水産省設置法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  現在、北海道と沖縄を除き、全国を七つのブロックに分けて地方農政局が置かれ、そのもとに六十五カ所の地域センターと三十八カ所の支所が置かれています。先ほどもありまし...全文を見る
○斉藤(和)委員 きめ細やかな対応をということでしたけれども、実は、先ほどもありましたけれども、前回の改正法案の附帯決議で、人材の育成や、今大臣がお答えになられた地方公共団体等との連携を密にするということが既に書かれています。こうしたことをどう総括しているのかということと、あわせ...全文を見る
○斉藤(和)委員 やはり地域センターが果たしてきた役割というのは非常に大きいと思います。確かに、現場と農政を結ぶという新たな機能を設けるということは大事だと思いますが、拠点を集約するわけです。  前回の改正のときに、地域センターの設置位置は都道府県庁から移動時間がおおむね二時間...全文を見る
○斉藤(和)委員 非常に私は大事だと思うんです。しかし、今回は県庁所在地に一カ所になりますから、例えば長野県でいえば、今まで地域センターが長野と松本に二カ所、さらに支所が四カ所あったわけです。それを一カ所にするわけで、例えば、宿泊で調査をやるというようなことがレクのときにありまし...全文を見る
○斉藤(和)委員 業務に支障が出ないようにということですが、先ほども言いましたけれども、宿泊する場所がないというような実態もあるわけで、やはり職員には負担がかかることは明らかです。  同時に、私は問題だと思うのは、職員を減らすことによって、やってきた業務内での合理化が進むという...全文を見る
○斉藤(和)委員 監視業務をしっかりやるというのは、私は、国民に対する責任だというふうに思うんです。  今、牛のトレーサビリティーの問題が出ましたけれども、そもそも、この牛のトレーサビリティーも、二〇〇一年の九月にBSEの感染牛が日本で初めて確認をされ、食肉の偽装事件などが続発...全文を見る
○斉藤(和)委員 表示の問題でも、先ほど大臣からありましたとおり、違反率が非常に落ちている、また、BSEも出ていないというような状況があります。  しかし、確かに米と牛で分けていたものを横断的にやるということは、それはあり得ると思うんですけれども、それによって監視業務自体が縮小...全文を見る
○斉藤(和)委員 本当に、統計の信頼を損なうということは絶対にあってはならないと思います。  先ほども質問がありましたけれども、統計というのは、数だけではなくて、やはり職人わざだというふうなお話がありましたけれども、私も本当にそのとおりだと思います。そうした技術や知識を持った、...全文を見る
○斉藤(和)委員 人員削減によって国民の負担の軽減に努めるというふうにありましたけれども、国民の負担の軽減に努めることは大事ですが、この安全監視業務を削ることや統計の業務を削ることは、むしろ私は、国民の生存にとって、国民の命にかかわって、削ってはならない部分だと思うんです。  ...全文を見る
○斉藤(和)委員 やはり、他人事のように、お願いベースで各省や地方自治体に依頼するというのでは何の保証にもならないと思います。やはり、表示の監視機能強化に対する抜本的対策を内閣全体としてやるべきだということを求めて、次に、機能性表示食品の問題を質問したいと思います。  機能性表...全文を見る
○斉藤(和)委員 朝日新聞には、特保で安全性が認められなかった成分が、機能性表示食品では体によい成分として表示される、経済成長戦略の一環として導入された新制度だけれども、早くも課題が突きつけられているというふうに書かれています。  やはり、今の消費者庁の手順的にはいろいろあった...全文を見る
○斉藤(和)委員 農林水産省設置法の一部を改正する法律案について、私は、日本共産党を代表して、反対討論を行います。  反対する第一の理由は、前回の改正において設置された地域センターは、農業経営の安定や食品安全に関する業務を的確に実施するために、大多数の職員が統計調査や食品表示監...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○斉藤(和)委員 質問させていただきます。  前回の表示問題で一問ちょっとできなかったので、そこからさせていただきます。  消費者委員会の表示部会についてですが、ここで加工食品の原料原産地表示が議論されることになっているようです。しかし、一向に開催される動きがないということで...全文を見る
○斉藤(和)委員 消費者庁の動向を見ているということですが、消費者庁はいかがでしょうか。
○斉藤(和)委員 食品表示法が、先ほどもありましたけれども、四月から既に始まっているわけで、そうした点で、今検討を行うとされている遺伝子組み換えにしても、この加工食品の原料原産地表示にしても、消費者の皆さんにとっては非常に大きな関心事でもあります。  こうしたことを放置するので...全文を見る
○斉藤(和)委員 TPA法案の成立が不可欠だということでいいと思います。  問題は、そのTPAの審議状況がどうなっているのかということだと思います。  アメリカ議会上院でTPA法案の審議が開始をされ、今週中に可決を目指すというふうにも報道がされていますけれども、審議が難航して...全文を見る
○斉藤(和)委員 今ありましたとおり、五月二十三日から一週間ほど休会されるということです。メモリアルデー、戦没将兵追悼記念日があるからだということだと思いますけれども、そうなりますと、下院の審議入りは六月に入ってからになるわけです。  現在、グアムで二十五日までの日程で首席交渉...全文を見る
○斉藤(和)委員 早期に閣僚会合を開くようにということなんですけれども、具体的には決まっていない。  要するに、日米の両政府が描いていたシナリオどおりにはなかなか進んでいないということだと思います。今週中にTPA法案を成立させて、首席交渉官会合で争点を減らして、五月下旬にも十二...全文を見る
○斉藤(和)委員 TPP早期妥結は、私としてはやるべきではないというふうに思うんですけれども、その上で、早期妥結にしても何にしても、TPA法案というものが、やはりそうはいっても、一番の肝になるわけです。  そのときに、アメリカ議会でなぜここまでTPA法案の取り扱いが難航している...全文を見る
○斉藤(和)委員 それぞれ、アメリカ議会、地方自治体でこういう反対が起こっているということは認識しているということで、早期妥結のためにTPA成立をというふうにおっしゃいましたけれども、このTPAを通すこと自体が非常に困難になれば、やはりTPPの交渉自体も難航することは目に見えてい...全文を見る
○斉藤(和)委員 妥結する上で絶対に欠かせないこのTPAが、アメリカ国内でもう本当に成立するかどうかさえ見えないような状況になっているということは、いかがでしょうか。
○斉藤(和)委員 もっと深刻に私は受けとめるべきではないかというふうに思っています。  TPPの情報公開について、政府の対応がこの間も全く後ろ向きだというふうに言われているんですけれども、二〇一五年のTPA法案は、正式名称が二〇一五年超党派議会貿易優先事項及び説明責任法というふ...全文を見る
○斉藤(和)委員 TPAはまだ通っていませんけれども、仮に通ったとしたら、ウエブサイトに公開するということは、国会議員だけではなくて全ての人が見られるわけです。  だとしたら、私は、このアメリカのTPA法案に倣って、日本国内でもしっかりと協定テキストが見られるようにすべきだと思...全文を見る
○斉藤(和)委員 アメリカがやると言ったら、日本もやりますか。
○斉藤(和)委員 ぜひ、しっかりと対応していただいて、公開していただきたいというふうに思います。  最後に、今ありましたけれども、国会議員に対するTPPのテキストのアクセスというのは、アメリカでは認められているけれども、日本では認められていない。そして、重要五品目の大幅な関税削...全文を見る
○斉藤(和)委員 TPPをめぐる問題で、TPAも不透明な状況の中で、国会決議に反するようなことが次々と出されている、こうしたTPPからは即時撤退することを最後に求めて、質問を終わります。ありがとうございました。
05月27日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  本日は本当にありがとうございます。参考人の先生方、本当に貴重な御意見をお聞かせいただきました。私が最後になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、笠原参考人の方にお聞きしたいんですけれども、生産法人の要件緩和...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  続いて、新福参考人にも同じように、生産法人の緩和について、農業は他産業と同じく考えてはいけないんだというふうに発言されていたという資料がありまして、それに関してどのようにお考えか、お聞かせいただければと思います。
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  次に、川上参考人にお聞きしたいと思うんですが、先ほどもありましたけれども、農業委員会の公選制がなくなるということで、私は、地域の代表としてやはり選挙で選ばれている、選挙をしないとしても、代表として地域から推薦をされて出てきているという...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  私も、やはり公選制であってこそ地域の代表だというふうに思うんです。  私は、その地域の代表という点でもう一つ川上参考人にお聞きしたいのが、意見の公表、建議の規定の削除で、これは年間でいうと千六百件ぐらい各地方から上がっているというふ...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  最後に、太田原参考人にお聞きしたいんですけれども、この農協法が改定をされる、その大もとの根本的な認識なんですけれども、農協法ができたときは食料が不足基調だった、しかし、今は食料が過剰基調にあるんだということが根底に置かれて、さまざま改...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  引き続き、太田原先生に質問したいんですけれども、今、総合農協だからというお話があったんですが、私も農協の方とお話をして、やはり、今、農家の方が一番求めている営農指導、これは総合農協だったからこそできたんだという趣旨のことを発言されてい...全文を見る
○斉藤(和)委員 最後に、また太田原先生にお聞きしたいんですけれども、今の総合農協とのかかわりや独占禁止法とのかかわりにもなるんですけれども、やはり監査のあり方が大もとから根本的に変わる。  これは、先ほど来、参考人質疑の中でも出ていたんですけれども、農協が農協として、農家の皆...全文を見る
○斉藤(和)委員 参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
05月29日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  本日は、参考人の皆さんのお話、非常に勉強をさせていただくことができました。最後の質問者になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  十八歳選挙権ということなんですけれども、やはり、選挙というのは民主主義の根幹であり、国民主...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  今度は四人の参考人の皆さん全員にお聞きしたいんです。  若者が政治参加をしていく上で、私は、さまざま日本の選挙制度というのは、被選挙権の問題もそうなんですけれども、べからず集というふうに公職選挙法が言われるように、やってはならないと...全文を見る
○斉藤(和)委員 済みません、どうもありがとうございました。  以上で質問を終わります。
06月04日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。よろしくお願いいたします。  農業委員会法の改正問題について質問をいたします。  農業委員会法の改正を進めてきたのは、二〇一三年一月に設置された、住友商事相談役岡氏が議長を務める規制改革会議でした。  第一回の規制改革会議で安倍総...全文を見る
○斉藤(和)委員 ところもあるということなんですけれども、ちょっと先に、先ほど言った二〇一三年の九月十九日の規制改革会議、その二カ月後、十一月二十七日の規制改革会議で今後の農業改革の方向性についてというのが決められます。  そこで、「農地の権利移動に係る許可や農地転用に係る意見...全文を見る
○斉藤(和)委員 規制改革会議がそのままではないというのは、ただやはり、総理の意向に基づいて改革を進めるといった内容であるということには私は変わりがないというふうに思います。  しかも、一番の根幹である公選制というところは、この会議の中でも非常に追求されていた問題で、その核は残...全文を見る
○斉藤(和)委員 企業ではなくて担い手なんだと。要件緩和も含まれていますので、企業というのがこれから入ってくるだろうということは容易に想像がつくわけです。  そこで、具体的に法改正の中身について質問をいたします。  まず、農業委員会の公選制の廃止についてです。  規制改革会...全文を見る
○斉藤(和)委員 ちょっとここでお聞きしたいんですけれども、逆に、では何でこれまで公選制が農業委員会においてとられてきたのか。  衆参両院、私たち議員もそうですが、都道府県、そして市町村議会議員の選挙と同じように、公職選挙法が準用されてこの農業委員の公選制は行われてきました。公...全文を見る
○斉藤(和)委員 要は、農地というのはほかの土地と違って、農地の権利の移動や転用というのは一定の制限がかかっています。そこに介入する、それが農業委員だからこそ、農業者の代表者であり、農業者そもそもに納得してもらえる、そのためにやはり公選制は不可欠だったからこそ、先ほどもありました...全文を見る
○斉藤(和)委員 確かに役割は違います。ただ、住民自治ということと、農民の代表者である、土地との関係で、農民から信頼される人という代表者を自分たちで選ぶ、ここにやはり公選制の大きな位置づけ、意味があったと思うんです。  農業者の代表機関として農業者が自主的に運営する趣旨から、市...全文を見る
○斉藤(和)委員 実は、公選制をやめたのが教育委員会です。一九五六年に教育委員も任命制になりました。これで実は問題も起こっています。  例えば大阪では、橋下徹大阪市長が、府知事時代に、大学時代の友人である方を府立高校の校長に任命し、その後教育長になりますが、パワハラ問題などさま...全文を見る
○斉藤(和)委員 さまざまなものがどんどん公選制でなくなって、任命制にされてきた。しかし、農業委員会はこれまで公選制がとられてきた。そこには私は重い意味があると思うんです。  ちょっと話を進めますが、農業委員会の農業委員は、委員の過半を認定農業者でなければならないとするとともに...全文を見る
○斉藤(和)委員 そうしますと、農業委員会の事務に関して利害を有しない者というのは、どのような方を想定しているんでしょうか。
○斉藤(和)委員 利害関係を有していないとしても、その先に、農業に関する見識を有し、農地などの利用の最適化の推進に関する事項その他の農業委員会の所掌に属する事項に関しその職務を適切に行える人でなければだめなわけですというふうに書かれています。  弁護士や司法書士、行政書士で、果...全文を見る
○斉藤(和)委員 物事を判断できれば誰でもいいのかといったら、決してそうではなくて、公選制をとってきた意味の重みというのは、先日、全国の農業委員会の委員長をやられている方と懇談をしました。農業委員会の仕事を円滑に進めるためには、何よりも農業者の方からの農業委員会に対する信頼が不可...全文を見る
○斉藤(和)委員 信頼という点で、農業委員会が果たしてきたもう一つの役割、建議の規定を削除したという問題です。  先日の参考人質問でも、農業、農村の問題というのは複雑に絡み合った要因から成り立っておるものです、これが解決するには、農業、農村の全般の問題について意見の公表をするこ...全文を見る
○斉藤(和)委員 その主たる任務の耕作放棄地がなぜ生まれるのかといえば、やはり米価暴落など農業をめぐる大変な、生産がなかなかいかないというような、農政全般にかかわる、だからこそ、農業委員会に建議という規定があったんだというふうに思うんです。  この点を、農業委員の参考人の方が言...全文を見る
○斉藤(和)委員 権限が強化されるということでしたけれども、及び腰だというふうにおっしゃっていました。新聞にも書いていますけれども、是正を求めて、その生産法人に言ったら、おまえらより偉い人がバックについているんだと言われたと。  この意味というのは非常に重いと思うんです。公選制...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  本日は、参考人の皆様、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。また、質問の時間をいただきましたことを本当に感謝申し上げます。私が最後の質問者になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、三森さんの...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  それでは、小池組合長さん、そして仲澤常務にお聞きしたいんですけれども、今回の改革の中で役員要件が変わります。原則として、その過半を認定農業者もしくは農産物販売、経営のプロとするというふうに書かれているわけですけれども、私は、これは農協...全文を見る
○斉藤(和)委員 これは、三森さんは先ほどお聞きしたんですけれども、同じ質問なんですが、今、農協改革をする上で、農業、農村の所得倍増、農業の成長産業化ということが言われて農協改革だというふうになっているんですが、このことについて、三森さんは先ほどありましたけれども、三人の方々は、...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  最後の質問になると思うんですが、仲澤常務にお聞きしたいんです。  全中が単協の自由を奪っていたというよりは、逆に、全中があったからこそ自由な発想で組合員のための農協経営ができたというふうに私は捉えたんですけれども、仲澤さん御自身が規...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございました。  皆さん方の意見を参考に、本当に日本の農業がしっかりと守られていく、その中での農協の役割がしっかりと守られていく、そういう方向にぜひしていきたいというふうに思っています。  きょうはありがとうございました。
06月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。よろしくお願いいたします。  済みません。質問通告がないんですが、先ほど金子委員の質問に対して、大臣が地方公聴会の議事録を読んでいるというふうにおっしゃられたんですが、私、実は、地方公聴会、山梨に参加をしていまして、非常に重要な発言が...全文を見る
○斉藤(和)委員 わかりました。  何か速記録は出たようなので、石川の方も含めて私もしっかり読ませていただいて、審議させていただければというふうに思っております。  それでは、質問に入らせていただきます。農協法等の一部改正案で、本日は、農協を中心に質問をさせていただきたいと思...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  それで、これまで何度も農協法の改正というのは行われてきたと思うんですけれども、今回のように、農協法改正に当たって、JA全中が自主改革案という形でまとめてきたという実績はあるんでしょうか。
○斉藤(和)委員 個々の問題について決議を上げたり改革を出したということはあるんですが、このような、全体にわたって農協みずからが出したというものは多分ないと思うんです。  まさに、JA全中は、みずからの協同組合としての農協の存亡の危機だと規制改革会議の農協改革案を認識し、みずか...全文を見る
○斉藤(和)委員 つまり、規制改革会議の影響は非常に大きいわけですが、その規制改革会議の中では、この協同組合の原則は一切議論されずにさまざまな御意見が出されているということで、非常に私は大問題だというふうに思っております。  そこで、大臣、協同組合原則はできる限り尊重するという...全文を見る
○斉藤(和)委員 いろいろ取り入れたというお話なんですけれども、私は単なる言いわけにすぎないなというのが率直な感想です。  先ほども挙げましたけれども、規制改革会議が出した見直しに関する意見は、もう完全に、JA全中が出した自己改革案を私は全否定しているものだと。その後、与党協議...全文を見る
○斉藤(和)委員 私は、やはり今のJAの皆さん、地方公聴会で出された単協の意見を見ると、そういうふうにとられてもおかしくないのではないかということを指摘したわけであります。  農協の株式会社化、これは既に、米韓のFTAを締結した韓国でも実は強行されています。そして、経済事業会社...全文を見る
○斉藤(和)委員 各農協で選んでいただくということですけれども、農協が株式会社になれば、地域の営農を担っていく組合がなくなり地域営農が困難になる。独占禁止法が適用になり、共販事業が展開できなくなって、協同組合というメリットも得られづらくなる。  当然、農協法の対象外になります。...全文を見る
○斉藤(和)委員 そうすると、五年後の見直しで株式会社が全然広がらなかったとしても、全くそこは問題にしないというふうに捉えてよろしいでしょうか。
○斉藤(和)委員 なぜここにこだわるのかといいますと、平成二十六年六月の与党取りまとめの骨格の中で、「農林中金・信連・全共連は、経済界・他業態金融機関との連携を容易にする観点から、金融行政との調整を経た上で、農協出資の株式会社に転換することを可能とする方向で検討する。」というふう...全文を見る
○斉藤(和)委員 わかりました。単純な見直し規定だということで、五年後にどうなるのかということをしっかりと見たいというふうに思います。  ただ、やはりこの株式会社化ということは非常に重く私たちは受けとめなければいけないというふうに思うんです。  この話は有名な話ですけれども、...全文を見る
06月16日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。最後の質問者になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、私からは四人の方に同じ質問をしたいと思います。  私、実は農家の娘でありまして、改めて、農業というのはつく...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  それでは、齋藤参考人にお聞きしたいんですけれども、事前にいただいた資料でちょっと見ましたら、米づくりはこれまで生産調整や補助金といった国の政策に支えられたり振り回されたりしてきた、だからこそ、それぞれの土地に適したローカルな工夫や知恵...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  三品参考人にお聞きしたいんですが、先ほどもありましたけれども、農協はみずから改革することが必要だということで、組合員の皆さんを戸別訪問で意見もお聞きしたというお話がありました。  その上で、やはり私も、農協というのは協同組合であって...全文を見る
○斉藤(和)委員 もう一度、三品参考人にお聞きしたいんですが、農業委員もやられていたというお話がありましたが、今回、農業委員会の方も、今まで農家の皆さんがみずから代表者を選ぶという公選制という形から、市町村長が任命する選任制という形になるわけですけれども、こうした農業委員会の大き...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  樽川参考人にもぜひお聞きしたいんですけれども、町議会だとか県議会だとか、議会の方で活動されていたこともあるということを経歴を見て知ったんですが、その上で、議会の立場から、同じなんですが、農業委員会が公選制から選任制になる。しかも、農業...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  中嶋参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほども、弱点があるところが逆に強みになるというお話があったんですが、事前にいただいた資料の中でも、今、団体は株式会社への見直しが課題になっていますということで、ただ、株式会社だけが本当にいいの...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  最後に、三品参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほどの農業委員会の続きです。  農業委員を今回は半減して、そのかわりに農地利用最適化推進委員という、農業委員がやっていた認可だとかそういう部分と、逆に、農地の集積だとかパトロールの活...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございました。  四人の皆さん、それぞれのお立場から御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  私も、農業を農業としてしっかりと、食べていける農業、同時に、それとあわせて、国土を保全するという重要な、国の根幹である農業、これを両立させて...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○斉藤(和)委員 私は、日本共産党を代表して、農業協同組合等の一部改正案について反対討論を行います。  反対の第一の理由は、協同組合の改革は、自主自立が基本であり、政府が押しつけるものではないということです。  国際協同組合同盟、ICA理事会は、日本の農協運動の結束を解体する...全文を見る
06月30日第189回国会 衆議院 本会議 第36号
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○斉藤和子君 私は、日本共産党を代表して、農協法等の改正案に反対の討論を行います。(拍手)  本法案は、安倍総理主導のもと、農業を企業のもうけの場に開放するため、邪魔になる農協や農業委員会の解体に道を開くものです。農協を岩盤規制の象徴として描き出し、六十年間続いてきた制度に穴を...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○斉藤(和)委員 日本共産党の斉藤和子です。  質問をさせていただきます。  二〇一五年の米の収穫が始まりました。早場米では、昨年に比べて、三百円とか、高いところだと千八百円と概算金が設定されていると言われています。  私も、地元千葉県で米の買い入れをしている農協があるんで...全文を見る
○斉藤(和)委員 私は、生産者目線から見たときに、やはり米をつくりたいという思いを生産者の方々は持っているわけです。そうしたときに、その米を豚や牛に食わせるのか、しかし、今の米価の状況を見れば、飼料米にするしかないという選択をされているわけです。  そのときに、政府は、米が毎年...全文を見る
○斉藤(和)委員 国会決議の解釈はということで発言されませんでしたけれども、私は、この米の五万トンの別枠輸入、最低ですけれども、これをやっても、もし国会決議が守られたと評価されると思っているとしたら、非常に大問題だ、国会決議というのは何なのかという根底が問われることになるだろうと...全文を見る
○斉藤(和)委員 早期開催のために頑張っているというふうに言われましたけれども、現状はまだ決まっていない。  甘利大臣も、残された課題を処理した後に閣僚会合を開くというふうに話されていて、なかなか開くめどが立たないということは、合意しがたい深い溝があるんだろうというふうに思うん...全文を見る
○斉藤(和)委員 ハワイで試みたんだけれども、なかなかうまくいかなかったという状況だというふうに思います。  こうした状況を見たときに、日程の見通しとして、アメリカ議会におけるTPAの可決そのものがぎりぎりの綱渡りだったんですけれども、TPP交渉においても、アメリカは常に議会に...全文を見る
○斉藤(和)委員 ありがとうございます。  そうすると、仮に九月下旬に大筋合意をしたとして、署名が最も早くて十二月下旬、そこからすぐアメリカの実施法案の審議が始まって、九十日審議すれば三月下旬です。  しかし、アメリカの議会は、二月一日から大統領選挙の予備選がスタートし、三月...全文を見る
○斉藤(和)委員 つまり、残っている問題は、繰り返しやったけれどもなかなか合意に至らない非常に難しい問題が残っているんだ、そういうことだから、そう単純ではないということだと思うんです。  確認なんですけれども、八月末に日本では概算要求の締め切りです。TPPはいまだ合意に至ってい...全文を見る
○斉藤(和)委員 自民党の稲田朋美政調会長は、先日の会見で、妥結後にTPPの対策予算についても補正予算を考えているというふうにおっしゃっていました。  もし仮に九月中に合意したとしても、国会での承認が必要になるわけですから、国会の承認がないもとでTPPの対策予算が組まれることは...全文を見る
○斉藤(和)委員 つまり、日本としては、TPPが交渉中であり、妥結をしていないもとで対策予算等々を、補正また本予算を含め、立てられる状況にはないということだというふうに思うわけです。  日本政府が何でここまで前のめりになってきたのかということは、やはり参議院選挙に影響を与える、...全文を見る