杉尾秀哉

すぎおひでや

選挙区(長野県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

杉尾秀哉の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党の杉尾秀哉でございます。  参考人の三人の先生方、本当にありがとうございました。貴重な話が伺えました。  藤崎参考人は、私が九八年から〇一年までアメリカのワシントンで前職TBS時代に特派員をやっておりまして、最後支局長だったんですけれども、そのときに、赴任...全文を見る
○杉尾秀哉君 実は、今の話の続きで言うと、私のワシントン時代に部下で働いていた現地採用のアメリカ人は、その後、国務省に変わりまして、イラク大使付けの広報担当になりました。そういうケースがやっぱり実際ある。  もう一点なんです。これは短くなんですが、先ほど藤崎参考人がおっしゃられ...全文を見る
○杉尾秀哉君 分かりました。ありがとうございました。
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会、長野県選出の杉尾秀哉でございます。予算委員会で初めての質問の機会をいただきました。大変ありがとうございます。  私からは、まず森友学園の問題について伺います。  先ほど福山先生少し触れられておられました週刊文春三月九日号の特集記事であります。大...全文を見る
○杉尾秀哉君 いろいろなやり取り、どれぐらいの頻度なんですか。
○杉尾秀哉君 後でも言いますが、これ、財務局で面会していれば庁舎の入館記録はあるはずです。これ調べたんでしょうか、どうでしょうか。
○杉尾秀哉君 確かに、大阪の合同庁舎四号館は、入館目的、住所等を記入してIDカードをもらって入る、こういうシステムになっているそうです。  こういう記録というのはずっと取ってあるものじゃないですか。私がいた民間企業でも、少なくとも十年分は取ってありましたよ。いかがですか。
○杉尾秀哉君 ロッキード事件の調査なんかの、捜査なんかのときでも、そういうのが物すごく役立ったんですよ、車の運行記録とか。何でそういうものをすぐ捨てちゃうんですか。
○杉尾秀哉君 ちょっと信じられませんが、続けます。  川田氏は告発の中で、理事長夫妻は頻繁に近畿財務局に通っていたので、当然、安倍記念小学校の名前や昭恵夫人が幼稚園を訪れていることは財務局にしっかり伝えたはずだと、こういうふうに証言しています。  そこで伺います。近畿財務局、...全文を見る
○杉尾秀哉君 可能性はあるということですね。  この川田氏の証言によりますと、二〇一四年の夏頃、川田氏、籠池理事長から、土地の取得にてこずっている、スムーズにいっていないと、こういうふうに聞きまして、翌日、鳩山事務所参与の肩書で近畿財務局に連絡を入れて面会のアポイントを取ったそ...全文を見る
○杉尾秀哉君 川田氏は、その際対応した近畿財務局の二人の名刺を持っております。管財部統括国有財産管理官、そして二人目が上席国有財産管理官、この管理官は担当エリアが今回の舞台の豊中市を含む大阪府北部だそうです。当時の職員録にもこの二人は実在しております。  そこで、川田氏、こうい...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、一般的に言いまして、国有地を処分する際に、最初からこういうふうに賃貸か売却か検討するというのはあるんですか。
○杉尾秀哉君 ほかにどういう、何件ぐらいあるんですか、こういうケースが。
○杉尾秀哉君 多いか少ないか、少なくとも数件あるのか、ほとんどないのか、それだけ答えてください。
○杉尾秀哉君 さらに、川田氏、こういうふうに証言しています。先方も政治家とのパイプは認識しているようでした、そして、よしなにと告げましたと。  つまり、政治家絡みの案件だからよろしくというシグナルを出したと、こういうことだと思うんですけれども、この案件は、この川田氏が言うように...全文を見る
○杉尾秀哉君 さっきも福山議員の質問にありましたけれども、担当者から本当に何にも聞いていないんですか。事情も聞いていないんですか。そんなことあり得るんですか。
○杉尾秀哉君 いや、さっきから聞いているのが、事情を聞いたのか聞かなかったのかということなんですよ。
○杉尾秀哉君 昨日も鴻池議員があれだけの会見をされているわけです。そして、この文春の記事も出ているわけです。文春のゲラはもう昨日回っています。当然すぐ入手されたと思います。すぐ確認するのが本当だと思います。今の全然発言信用できません。いかがでしょう。
○杉尾秀哉君 購入なんて言っていないですよ。こんなの、前日にゲラが出て、みんな見るんですよ。常識ですよ、そんなこと。そんな抗弁通じませんよ。
○杉尾秀哉君 昨日も鴻池議員が会見されて、四月頃に会って、それで要請を、依頼を断ったと、こういうふうに言っているわけです。これが一四年の四月です。その年の夏に、今回その証言している川田氏の関与があったわけです。こうした一連の経過があって事態が動き始めて、翌年五月に近畿財務局が学園...全文を見る
○杉尾秀哉君 この川田さん、言ってみれば、言葉は悪いですけど小物かもしれません。昨日の鴻池さんじゃないですけれども、大物が関与している可能性もあります。そういう心配というのは全然されていないんでしょうか。
○杉尾秀哉君 今回の件で、国民の疑念、先ほど来、ずっとこれ衆議院から続いているんですけれども、国民の疑念が膨らんでいるわけです。これ、国民の財産である国有地をただ同然で売り払っているわけです。はっきり言いまして、メディアも火が付いています。  昨日も、夕方のテレビニュースで、昭...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちなみに、この文春の記事は、最後に、二月十三日に行った籠池理事長のインタビューを掲載しています。この中で、昭恵夫人の名誉校長就任について、あっさり承認していただきましたと答えています。先日の安倍総理の、籠池理事長は非常にしつこいと言った答弁と全く食い違っております。...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、八つの法人で五千六百八十億と、こういう話だったんですけれども、このうちのJSTの予算幾らぐらいか、政府支出金の額を含めてお願いします。
○杉尾秀哉君 全体の五千六百億のうちの一千億と、こういうことなんですけれども、このJSTの職員の数、それからJSTに再職した文科省の職員、いわゆる天下り、現役出向者も含みますこの数と全体の職員に占める割合、それから、現在JSTに在籍している理事、副理事、上級フェロー、いわゆる役員...全文を見る
○杉尾秀哉君 こうした人たちは余り仕事がなくて暇だというふうに聞いているんですけれども、相当高額取っています。  このJSTの組織図、資料四を御覧ください。いろんな管理部門とか幾つものセンターが並んでいるんですけれども、真ん中から少し上のところに中国総合研究交流センターというの...全文を見る
○杉尾秀哉君 今話がありましたけれども、この交流事業推進室の室長が沖村憲樹、ちょっと字が小さいんですけれども、沖村憲樹さんという方です。この人の経歴を見ますと、一九九九年に科学技術庁の科学技術審議官を最後に退職されまして、JSTの前身の科学技術振興事業団に天下りして、専務理事から...全文を見る
○杉尾秀哉君 その沖村氏の経験、能力という話がありましたけれども、先日、ファクタという雑誌にこの旧科技庁関連の天下りの記事が出ております。その中で、沖村氏は旧科技庁天下りのドンと名指しされておりまして、沖村氏は旧科技庁OBの中でも傑出した実力者で、旧科技庁のOBの天下りを差配して...全文を見る
○杉尾秀哉君 この沖村さんが、文科省の現職の職員、これ天下り先めぐって接触しているのは事実というのは、これまでの調査で出ているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 この記事が事実だとしますと、文部省ルートの嶋貫さん、この間も参考人でいらっしゃいましたけれども、同じような役割を果たしているということになります。  その沖村氏の肝煎りの事業が、先ほど説明がありましたけれども、このサイエンス交流事業、いわゆるさくらサイエンスプラン...全文を見る
○杉尾秀哉君 初年度が八億、そして二年間で十五億、ほぼ倍に増えています。一七年度は三十八億要求して十八億の予算が付いたと聞いています。  僅か二年間で二倍の予算になっているんですけど、何でこんな急激なペースで予算が増えているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 どうしてその沖村さんがここまで力を持っているかということなんですけれども、そのバックに大学の先輩、後輩関係だというふうに聞いております。自民党の高村副総裁、そして科学技術庁時代に仕えた自民党の尾身幸次元科技庁長官、この存在が指摘されております。  そこで伺いますけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 確かに中国は数が多いですけれども、やっぱりこの三分の一というのは相当割合が高いと思うんですね。これ、実際は中国人を対象に始めようとしたんだけれども、それだと余りに露骨なのでほかのアジアの国も入れたと、こういう話も聞いております。  招聘された中国人学生の中に中国共...全文を見る
○杉尾秀哉君 その沖村さんが一年前に中国最高の国家的科学技術賞というのを受賞しております。資料五です。この写真、これ授賞式の風景なんですけれども、後ろに習近平主席と李克強首相が写っております。これだけでも大変重要な賞だということが分かります。実はこの賞は一九九五年に創設されまして...全文を見る
○杉尾秀哉君 中には幹部級の女性もいるというふうに聞いているんですけれども、こうした日本の先端科学技術情報に触れることができる、アクセスできる、その情報の流出を心配する向きがあるようなんですが、こうした懸念について文科省としてはどういうふうに考えているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 しかし、いろんな日本の技術情報の流出が心配されているので、そこはしっかりやっていただきたいんですが。  実は、このJSTは民主党政権時代に事業仕分に掛かりまして、これ、縮減等々の意見が出されています。統廃合問題、統廃合案もあったんですけれども、結局生き延びて、今で...全文を見る
○杉尾秀哉君 冒頭の森友問題もそうなんですけれども、この天下りもやっぱり根っこは一緒だと思うんですね。国民の税金、国民の資産、国民の金をどういうふうに扱うかという問題だと思いますので、これも引き続きやっていきたいと思います。  もう一つ、今日は取り上げたいテーマがあります。経産...全文を見る
○杉尾秀哉君 ルール変わっていないと言いますけど、全執務室を施錠したのは今回なんでしょう。それまで全執務室施錠していなかったんでしょう。違うじゃないですか。
○杉尾秀哉君 いや、三番目、四番目、取材内容を広報室に報告しろとか、庁舎外での取材に応じない、こんなルール出したら職員は大体萎縮しますよ。我々メディアは取材できないですよ。しかも、しかも庁舎で取材できないことっていっぱいあるんですよ。これ事実上、ちゃんとこれまで以上に取材しろと言...全文を見る
○杉尾秀哉君 今回の経産省のことについて、ほかの省庁がどうなっているのか、どういう対応をされているのか。例えば、山本農水大臣、先日の会見で発言されているようですけれども、いかがでしょう。
○杉尾秀哉君 じゃ、全部、部屋、鍵掛けるなんてことはされないんですね。
○杉尾秀哉君 石原大臣はかつてメディアにいらっしゃいました。どう思われますか。
○杉尾秀哉君 再び世耕大臣に伺います。  どういうルールであっても、こういうことで通達された。何かきっかけあったんでしょうか。
○杉尾秀哉君 メディアはそう捉えていないんですよね。  資料八、お読みになってください。公的年金、アメリカインフラ投資。ちょっとだけリードを読みます。政府がワシントンで開く日米首脳会談で提案する経済協力の原案が明らかになった。GPIFがアメリカのインフラ事業に投資することなどを...全文を見る
○杉尾秀哉君 これはある人物が勝手にやったことなのかもしれません。ただ、GPIF、確かにGPIFに指示はできないと思いますけれども、人事権等々を行使することはできるわけです。今それは世耕大臣もおっしゃいました。  この一件が総理の怒りを買って日米首脳会談の世耕大臣の同行がなくな...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでも機密はいろんなところで扱っていたわけです。これは経産省だけじゃありません。例えば警察庁もそうです。法務省もそうです。そして、防衛省もそうです。いろんなところで機密を扱っている。さっき山本農水大臣が少しお話しされましたけれども、肝腎要のこれセキュリティーがや...全文を見る
○杉尾秀哉君 いろいろ理由をおっしゃいましたけれども、これまでとやっぱりメディアの捉え方が全然違うんですよ。その証拠に、今日も社説出ていました。さっきちょっと読売新聞の話しましたけれども、読売新聞、政権寄りです。読売新聞もかなりきつく書いています。やっぱり今回の措置というのは情報...全文を見る
○杉尾秀哉君 不祥事を隠すことさえ可能になります。どうもこの政権は情報公開に後ろ向きなんじゃないかと思うんですけれども、あのPKOの日報もそうです、そして森友問題の資料もそうです。  最後に、麻生大臣、この情報公開に後ろ向きではないかという疑問に対して、どういうふうにお答えにな...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  三人の公述人の先生方、有意義なお話、大変ありがとうございました。  私からは、朝鮮半島問題を中心に伺います。  先ほど、小此木公述人のお話で、私もちょっと知っているんですけれども、あの九四年の朝鮮半島危機に今の状況が...全文を見る
○杉尾秀哉君 では、宮家公述人に伺います。  今の小此木公述人の御意見について、どういうふうに思われますでしょうか。
○杉尾秀哉君 では、山口公述人に伺います。  今回のミサイル実験、映像が出ておりました。金正恩委員長が発射に立ち会って、四発ほぼ同時に発射された。先ほど宮家公述人のお話もありましたけれども、在日米軍を標的にする部隊の訓練だということを、これはっきりと対外的にも言っているわけです...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、これからの見通しをちょっと伺いたいんですけれども、先ほど小此木公述人のお話で、非常に事態は深刻である、宮家公述人も同じことをおっしゃいました。その一つの理由が不透明性ですね。トランプ米大統領の外交姿勢がいま一つまだはっきりしない。今のところ対北朝鮮について...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の小此木公述人のお話だと、緊張がある程度高まって、その後に対話に向かうんではないかと、こういうふうな分析でしたけれども、同じ質問なんですけれども、トランプ大統領の出方も含めて、宮家公述人はどういうふうに考えていらっしゃるのか。  それと、もう一つ伺わなければいけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 短くなんですけれども、今回のその事件の背景について小此木公述人はどういうふうに分析されているのか、短くお願いします、済みません。
○杉尾秀哉君 もう一つ、小此木公述人に、先ほどちょっと触れていらっしゃいましたけれども、韓国の情勢なんですけれども、あした憲法裁判所の判断が示されると、こういうふうに言われています。その裁判所の判断の見通しなんですけれども、その見通しと、それから、弾劾が認められた場合、選挙、六十...全文を見る
○杉尾秀哉君 同じことを宮家公述人にも伺いたいんですけれども、早く大使、総領事を戻すべきではないかという意見に対してはどういうふうに思われますか。
○杉尾秀哉君 時間が残り少なくなってきましたので、ちょっと最後に別のお話をします。  今回のミサイル問題もそうなんですけれども、緊迫する情勢に鑑みて、自民党さんの中にも敵基地攻撃論というのが現実味を持って語られて、検討をこれからされるんでしょうか、その辺については分かりませんけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来たので、終わります。  どうもありがとうございました。
03月15日第193回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 おはようございます。民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  私は、森友学園に関連した諸問題を伺います。  まず、稲田大臣に伺います。  大臣は昨日、森友学園の訴訟代理人として出廷したことを認めて、これまでの答弁を訂正、謝罪されました。そこで、まず伺います。...全文を見る
○杉尾秀哉君 その記憶になかったというのは到底承服できないんですけれども、そもそも、伺います、森友学園の籠池理事長とは何年前くらいからのお付き合いなんでしょうか。
○杉尾秀哉君 その出廷記録のある裁判の提訴が二〇〇三年でございますので、恐らくもうその頃にはお付き合いがあったんだろう、つまり十三年ぐらい前ということになりますけれども。  昨日も風間議員、同じような質問をして、曖昧な答えだったわけですけれども、では伺いますが、籠池理事長とは言...全文を見る
○杉尾秀哉君 稲田大臣のお父様、椿原泰夫さん、去年十月お亡くなりになられた。大臣も非常におつらかったと思います。  その椿原さん、お父様、民族派団体、頑張れ日本!全国行動委員会京都本部の元代表でいらっしゃった。関西の保守運動では有名な方で立派な教育者だったというふうに伺っており...全文を見る
○杉尾秀哉君 籠池理事長は今年二月の週刊誌のインタビューで、椿原先生とは親しくさせていただいていたと、こういうふうに答えています。お二人が親しかったことは大臣は御存じだったでしょうか。
○杉尾秀哉君 個人的なことに立ち入るつもりでは私はないんですけれども、まずどの辺から接点があったのかということで伺ったんですが、昨日の答弁の訂正もそうなんですけれども、答弁の信用性そのものが私は大きく揺らいでいると思っております。  例えば、今月の八日、我が党の小西議員、参議院...全文を見る
○杉尾秀哉君 実は、稲田大臣が初出馬したときの平成十七年の衆議院選挙の選挙公報を取り寄せてみたんですが、ここに、稲田朋美の歩みという経歴の欄に、平成十六年十二月、弁護士法人光明会代表に就任、こういうふうに書かれています。この答弁の内容とこの選挙公報とどちらが正しいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 今の説明、全然分からないんですけれども、答弁では、光明会の代表となったことはございませんと、政官要覧、それから時事通信のホームページも訂正を申し入れます、ここまではっきり答えていて、ここに、選挙公報に代表に就任って書いてあるじゃないですか。全然今の説明、理屈通ってい...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の説明は一般の人には全く通じません。この選挙公報は公職選挙法違反になりますよ。
○杉尾秀哉君 どうしてここまで森友との関係を否定しよう否定しようとするのか私にはさっぱり分からないんですが、こういう話もあります。昨日の夜放送されましたTBS系のニュース23、昨日昼頃なんですけれども、森友学園が運営する大阪市の幼稚園、塚本幼稚園で修了式が行われました。その音声を...全文を見る
○杉尾秀哉君 大体その十年前に、十年前に大変失礼なことがあったと、以来関係を絶っていると言いながら、ではどうして去年の十月に防衛大臣表彰したんでしょうか。
○杉尾秀哉君 非常に苦しい答弁なんですけれども、稲田大臣の答弁が信用性がない。大臣としての信用にも関わる。これは籠池さんの、理事長の奥様の言をそのまま引用するわけではないですけれども、私は防衛大臣として極めて不適格であると思います。  自ら身を引くべきだと考えますが、いかがでし...全文を見る
○杉尾秀哉君 南スーダンのPKOの突然の撤退もそうですけれども、自衛隊の中には、大臣、それから、いろんな不満がある、防衛省の中で稲田大臣は四面楚歌の状態であると、こういうふうに聞いています。もう続けるの無理なんではないでしょうか、どうでしょうか。
○杉尾秀哉君 先ほど御紹介したニュース23で、籠池理事長はこういうふうに言っているんですね。当初、事件が起きてからしばらく身を隠していた、隠してくれと言われて、財務省の方から身を隠しておいてくださいと言うから、ああ、そうなんかと、こういうふうに昨日、幼稚園の修了式で言っています。...全文を見る
○杉尾秀哉君 フリージャーナリスト、作家の菅野完さんが籠池理事長に行ったインタビュー、日曜日だったと思います。稲田大臣の名前、当然出てまいります。それから、鴻池参議院議員、出てまいります。もう一人、鴻池さんのパーティーに来ていたという麻生財務大臣の名前が出ています。麻生大臣とは二...全文を見る
○杉尾秀哉君 今回の一連の経緯は非常に不可解な部分が多くて、御党ですね、自民党の衆議院議員、作新学院の学院長をされています船田元先生、船田元衆議院議員、特別な力が働いたと思わざるを得ないとインタビューに答えています。特別な力というのが何を指しているか分からないんですけれども、引き...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうしますと、これ実際に二十三億で、そのうちの事業対象が二十一億八千万円だったと思うんですけれども、この二十一億八千万円、それから元々のその請負契約の二十三億八千四百万円、この契約の内容と金額というのは精査したんでしょうか。こんなに三つも離れた契約が出ているんですけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今日は国家公安委員会とそれから法務省に来てもらっていますので、例えばこの補助金適正化法に触れるんじゃないか、それから、むしろ逆に意図的に低い金額で出していたとしたら、これは文書偽造の可能性があります。こうした数々の刑事事件になるかもしれない疑惑に対して、当局は厳正に...全文を見る
○杉尾秀哉君 適切に対処してほしいんですけれども、もう一点、こんな問題だらけの学園に認可適当という、その判断が出されたこと自体に問題があると考えます。  文部省、この点についてどういうふうに考えますでしょうか、文科省ですね。
○杉尾秀哉君 一義的にはその自治体だと思いますけれども、これ、文科省の指導というのが大きいと思います。
○杉尾秀哉君 はい。  最後に、世論調査の数字、出しました。参考人招致すべきという声が大体七割から八割あります。これ、実際に事件になる可能性もございます。
○杉尾秀哉君 これ、是非、私どもが求めております籠池理事長始め関係者の参考人招致をお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
03月30日第193回国会 参議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。江崎委員に引き続いて質問させていただきます。  まず、上田会長、御就任おめでとうございます。  私事ではございますけれども、私、民放出身なんですが、元々放送界を志したのは、子供の頃にNHKのドキュメンタリー、社会の不正を暴...全文を見る
○杉尾秀哉君 この記事にも出ておりますけれども、一部が配当されていればNHKの収入増になって、それが視聴者のサービス向上につながる、是非お願いします。  それから、もう一つありまして、痛ましい栃木の山岳遭難事故、亡くなられたうちの一人の犠牲者の方の顔写真の取り違えがあった。これ...全文を見る
○杉尾秀哉君 恐らく籾井会長の続投がないという前提でいろんな方に当たられたんだと思いますけれども、例えば増田寛也元総務大臣、東京都知事選挙立候補されましたけれども、菅官房長官が増田さんを推していたという話も仄聞しておりました。そういった一連の経過も含めて、結果的に上田会長になられ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これから全ては上田会長がどういう手腕を発揮するかということだと思いますけれども、上田会長にも同じ質問を伺います。  籾井会長時代の三年間、経営委員として御覧になっていてどういうふうに総括されますか。
○杉尾秀哉君 今、会長はハイヤー問題についてお話しされました。そのときの調査を担当されていたと思うんですけれども、一部には、調査が甘かったのではないかと、こういう見方をされる人がいます。反論ございますか。
○杉尾秀哉君 籾井会長時代、恣意的な人事で組織が混乱したというふうな話も聞いております。また、数々の不適切な発言もありました。それはお認めになられたとおり、先ほど江崎委員の方の話もございました。  今、江崎委員が示されたこの「ニュースウオッチ」、それから「報道ステーション」、「...全文を見る
○杉尾秀哉君 最近よく報道現場で、はやり言葉で言うとそんたく、それから萎縮、事なかれ主義とか、政権に盾突くのはやめておこうみたいな、そういうふうな話もないわけではないんですけれども、そもそも伺いたいんですけれども、これ衆議院の委員会でも我が方の高井委員の方から質問があったと思いま...全文を見る
○杉尾秀哉君 それも分かるんですけれども、それはただ立ち位置の問題だと思うんですね。  私は前職時代に実は、NHKの名プロデューサーと言われて、後にネクサスというプロダクションをつくられた藤井潔さんの講演を聞いて感動したことがあるんです。藤井さんはこういうふうにおっしゃっていま...全文を見る
○杉尾秀哉君 これもこの国会で何回か取り上げられました、去年の十二月だったと思いますけれども、「NHKスペシャル スクープドキュメント北方領土交渉」、これ、スクープドキュメントと書いてありますけれども、私に言わせればこれはスクープでも何でもないというふうに思っております。非常によ...全文を見る
○杉尾秀哉君 前も恐らくそういう同じ回答をされたと思うんですけれども、そういう出所不明な映像を、NHKという言論報道機関、やっぱり日本では一目も二目も置かれていますよ、私は民放にいてNHK尊敬していましたから。NHKの番組はすごいと思った番組たくさんあります、つまらない番組もいっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 この話はこれぐらいにしておきます。本当におっしゃったことは必ず守るように、よろしくお願いします。  もう一つ言いますと、総理は、外遊から帰られたり政治的な節目には必ずNHKの番組に出演をされまして、自らの外交成果とか宣伝されていらっしゃいます。だから、NHKは一部...全文を見る
○杉尾秀哉君 去年のこれもやっぱり「NHKスペシャル」で戦後七十一年のシリーズで、私、長野県の選出でございますけれども、長野県の南信の村の村長さん、満蒙開拓に村民を送り出して、最後その満蒙開拓の方が、かなり多くの方が亡くなられて悲惨な結末だったわけですけれども、その責任を取られて...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと話を変えます。コンプライアンスの問題です。  ここに来てNHKの職員による不祥事が止まらないと。例えば、去年、横浜放送局で受信料の着服で、元職員の方は自殺されたみたいですけれども、去年の十月、問題を把握しながら公表しなかったということで、総務省に注意を受け...全文を見る
○杉尾秀哉君 ところが、皆さんも御承知だと思いますけれども、元山形放送局の記者による連続強姦事件、これ今は山梨の事件で再逮捕されてそろそろ勾留期限だというふうに思うんですが、これはちょっと不祥事では済まない極めて深刻な事件だというふうに思っております。  内部調査がどこまで進ん...全文を見る
○杉尾秀哉君 そこのところは、まだ捜査中ということもあって言えないことはたくさんあると思いますけれども、これは本当にしっかりとお願いします。  NHKのコンプライアンス関係でBPOの報告が最近相次いで、これNHKに直接的なものでいいますと、例えばSTAP細胞報道ですね、小保方さ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、BPOの話が出たので、その流れでもう一つ聞きます。  おととい、放送法の遵守を求める会という会がございまして、これまで、すぎやまこういちさんという方が、作曲家の方ですね、会長だったのが、百田尚樹さん、作家の百田尚樹さんに替わりました。記者会見を開きまして、この...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは私たちもしっかりと監視していかなければいけないというふうに思っております。まかり間違っても、こういう権力からの介入、独立機関を侵すことがあってはならないというふうに思っておりますので、このBPOの独立性の問題というのはこの総務委員会でもまた取り上げたいと思いま...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはお願いします。  それと、もう一つ、この収支予算と事業計画の説明資料の中にも書かれていますけれども、放送センターの建て替え計画なんですが、これによりますと、二〇二〇年の秋に着工、オリンピックの年ですね、そして二〇三六年に竣工予定、想定の建設費千七百億円で既に...全文を見る
○杉尾秀哉君 今お話がありましたが、放送設備については私も十分理解をしております。現在、設備費の更新の形で進めるということで、従来の設備投資の範囲内でということなんですけれども、本当に従来の設備投資の範囲の中で収まるのか。  4K、8Kですね、スーパーハイビジョンに向けた投資な...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、無理のない形でというお話がありました。せっかく石原委員長が来ていただいておりますので、この4K、8K放送というのは、やっぱりこれからの、例えばポスト二〇二〇、東京オリンピック・パラリンピック以降、これのNHKのあるべき姿みたいなものにも非常に関わってくると思いま...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、ネットとテレビの融合がこれ深く関わってくる問題ですので、一問だけ聞かせていただきます。  先ほども話ありました、NHKが設置した専門家の検討委員会の検討が二月から始まったということなんですけれども、ポイントが四つぐらいあろうかというふうに思っております。...全文を見る
○杉尾秀哉君 ここでは聞きませんけれども、あとはやっぱり民放にとってはこれは負担がすごく大きいので、将来放送法の改正というのがこの委員会にも出てくると思いますので、ここについてはしっかり注視していきたいと思います。  時間が残り少なくなりましたので、最後、これだけ聞かせてくださ...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間になりました。  多岐にわたってお伺いしました。率直にお話しいただいて非常に有り難かったと思います。  とどのつまりは、お金を払っても見たいという、そういうふうに視聴者が思ってくれる番組をどれだけ放送できるのか、そして国民の生命、財産を本当にNHKが守ってく...全文を見る
04月11日第193回国会 参議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉です。伊藤委員に引き続いて質問させていただきます。  この度、地方公務員法等改正案がこれから審議されるわけですけれども、その前に地方自治体の臨時・非常勤職員について基本的なことを伺いたいと思います。  総務省において、昨年四月一日の時点...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただいたとおり、ちょうどフルタイム、それからフルタイム未満四分の三以上が三分の一、そしてそれ以外、それ以下ですね、四分の三以下が三分の一ということですけれども、つまり六割を超える人が、正規の職員か四分の三以上、それに近い時間働いている、にもかかわらず、安い...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうしますと、これ正規の職員との格差なんですけれども、今百八十万円というふうにおっしゃいましたけれども、これ正規職員と比べて大体何分の一ぐらいというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 公務員全体ですと恐らく六百万円台の後半、六百六十、七十ぐらいだと思います。先ほどの百八十万、自治労の調査ですと年収二百万円前後、平均月給十六万九千円ということですので、これ三分の一以下ということに実際はなるんじゃないかというふうに思うんですね。中には、自治労の調査の...全文を見る
○杉尾秀哉君 ここに自治労のデータがあるんですけれども、例えば育児休暇なんですけれども、これ半数以上が制度としてないと、こういうふうに回答しているんですね。もう一度答えていただけますか。
○杉尾秀哉君 育児休暇は取っていませんか、データは。
○杉尾秀哉君 何団体中の何団体、もう一度言ってください。
○杉尾秀哉君 こちらの自治労のデータを見ますと、一般事務職員は大体五八%ぐらい制度があるんですけれども、例えばケースワーカーなんかは四一%がない。それから、学校給食調理員、五七%がない。これ、全体として見ると半数がやっぱりないんですよね。  今、先ほど答弁の中にもありましたよう...全文を見る
○杉尾秀哉君 是非よろしくお願いします。  それから、職種別に見ますと、臨時・非常勤職員の割合が多いのが、例えば学童指導員それから消費生活指導員、こういったところが大体八割、九割近くが臨時・非常勤職員だというふうに思います。  最近いろんな意味で話題になっております、伊藤委員...全文を見る
○杉尾秀哉君 これも自治労の調査だと大体五割ぐらいですので、五三%というのが出ておりますので、まあ分母が違うので少し数字が変わってくるかと思いますが、大体五割前後がやっぱり保育士さんの場合も臨時、非常勤ということになると思います。  先ほど来、話しておりますように、待遇の格差が...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の質問は通告していなかったので、答えにくかったかもしれませんけれども。  今、保育士の話をしましたが、教員の分野でも最近はこの臨時、非常勤が非常に多くて、これ、私、自分のことを言いますが、五十九歳なんですけれども、中学校の同級生が静岡県のある町で中学校の先生やっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、地方公務員関連はこれぐらいにしまして、次は学校給食の会計について、給食費の問題ですけれども伺います。  多くの学校でいまだに給食費を現金で子供に持たせて、教員とか保護者が集金をして、私も子供の頃にそうでした、給食の集金袋みたいなのがあって、それを学校に持...全文を見る
○杉尾秀哉君 四千四百億の七割ということは三千億ぐらいになると思うんですけど、それだけ私会計処理がされているということですね。  地方自治体が行う学校給食事業の負担金でありますこの学校給食費を地方自治体の歳入歳出としないことは、地方自治法二百十条との関係において問題が大いにある...全文を見る
○杉尾秀哉君 実は文科省のタスクフォースでも、地方自治体が自らの業務として給食費の徴収、管理の責任を負っていくことが望ましい、こういうふうに指摘されているわけですね。さっきも言いましたけれども、三千億円も私会計処理されている、こういう現状はある意味異常で、公会計化を求める声という...全文を見る
○杉尾秀哉君 是非お願いします。これ、総務省とも連携して是非やってほしいと思います。現場の声、非常に強いです。  もう一つ、別のお話伺います。緊急消防援助隊についてです。  これ、高市大臣は今年三月の大臣所信の中で、あの糸魚川の大規模火災を踏まえて、今後全国における消防活動や...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、調べた時点で三十二件だったんですけれども、先般那須で雪崩が起きて、それも出動して三十三件になったというふうなことを聞いております。  この出動、二つのパターンがあるというふうに聞いておりまして、一つは消防庁の長官が指示をするケース、それからもう一つは、災害が...全文を見る
○杉尾秀哉君 そこで、掛かった費用なんですけれども、いずれも活動に要した経費については、指示の場合は事後に国が特別交付税で補填することになっているというふうに聞いております。求めの場合は全国市町村振興協会がサマージャンボ宝くじの収益金を原資にした交付金で補填すると、こういうふうに...全文を見る
○杉尾秀哉君 実際に事前に調整をしたり、そういう状況を確認した上で出動しているということですから、実際に求めがあっても、これ出動できるケースは一〇〇%出動していると、こういうことだと思います。  先ほど申し上げましたように、これ、実際の活動に掛かった費用というのは補填されるわけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、東日本大震災は例外だということをおっしゃいましたけれども、これ、東日本大震災はもうあれだけの規模のものですからこれは当たり前だと思いますけれども、中程度のそれから出動であっても是非前向きに御検討いただきますよう、私の方からもお願い申し上げます。  残りの時間は...全文を見る
○杉尾秀哉君 ある新聞に、総務省が禁止としているものとしてこのブランド牛肉、それからブランド鶏肉、カニというのが書いてあるんですね。この新聞がちょっと勇み足だったのかも分かりませんけれども、それだけ曖昧だというふうに思うんですね。  それからもう一つ、今おっしゃいました、いわゆ...全文を見る
○杉尾秀哉君 まさに過熱しているということで、これ二〇一六年版のふるさと納税カタログを見るとこんな感じになっていて、もうこれは完全にカタログギフトですよねと、こういうことですね。  去年、おととしとやはり同じような通知、出されています。今回三割という数字が初めて出たわけですけれ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと返礼品にこだわって申し訳ないんですけれども、私、長野県の選出なので、こういう例があるんですね。  例えば、南信に伊那市というのがあるんですが、伊那市はこれまでに、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ、それからパナソニックのテレビなど家電製品を返礼品として用意...全文を見る
○杉尾秀哉君 それからもう一つは、このふるさと納税の現行の制度ですと高額所得者ほど有利な制度になっている、半ば節税手段にもなっているということですね。所得の多い人ほど、お金のある人ほど多くの税金が控除される仕組みになっている。  例えば、調べてみますと、三百万円以上の寄附をしま...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後の質問します。  これ、一番これまでふるさと納税を集めていた都城市の関係者の話なんですけれども、職員を増員をして本当に夜中十二時、一時ぐらいまで対応しているとか、逆に、ふるさと納税がこれだけ集まって、返礼品をかき集めなきゃいけないので、事業所の方が、納入するで...全文を見る
○杉尾秀哉君 終わります。ありがとうございました。
04月12日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  三人の参考人の皆様におかれましては、大変貴重なお話をありがとうございました。  私からは、まず、菅原参考人にお話を伺います。  今日配っていただきました資料、二〇〇二年のワークショップ、シンポジウム、中のプログラムを...全文を見る
○杉尾秀哉君 今のお話に関連しまして川口参考人に伺いたいんですけれども、今日はエーベルト財団のサーラ参考人来ていただいて、この財団の活動、僕もびっくりしたんですけど、世界の百か国以上、東京も含めて事務所を持っていらして、これだけ国際対話にも予算が割かれていて、それから、先ほどアメ...全文を見る
○杉尾秀哉君 本当におっしゃっていることよく分かります。このところのやっぱり政治の流れにこういった分野もやっぱり翻弄されてきたということではないか、何とかここは腰を落ち着けてやるべきテーマだというふうに思いますけれども、時間が余りございませんので、サーラ参考人にはちょっと違うお話...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間です。ありがとうございました。
04月19日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  三人の参考人の皆さん、本当にお疲れさまでございました。  私からは、まずフクシマ参考人に引き続いて伺いたいんですけど、今話が出ておりましたけど、私も、大学の先生をアメリカでやっている友人が恐らくトランプ大統領四年もたな...全文を見る
○杉尾秀哉君 客観的な分析をどうもありがとうございます。  ちょっと時間が余りございませんので、もう一問だけ高原参考人に伺いたいと思います。  日中関係なんですけれども、私、前職でニュースの仕事をしていたときに、ちょうど尖閣のデモが荒れ狂っている、あのニュースを流していたとき...全文を見る
○杉尾秀哉君 その意味でもやっぱりリーダーの行動というのが非常に重要だと思うんですけれども、ただ、現状では突っ込んだ首脳会談のやり取りもできないような状況なので、その辺についていかがでしょう、短く。
○杉尾秀哉君 ありがとうございました。  時間になりました。終わります。
04月25日第193回国会 参議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会、長野県選出の杉尾秀哉でございます。吉川委員に引き続いて質問させていただきます。  本日は、電波法等の改正案の審議なんですけど、その前にどうしても高市総務大臣に伺いたいことがございます。  先週、中川経産政務官が週刊誌報道を契機に辞任されました。...全文を見る
○杉尾秀哉君 このところ政務三役等の問題発言、行動が相次いで問題になっております。例えば、今村復興大臣、山本地方創生大臣、しかも、地方や現場への無理解が私は目立つというふうに思うんですけれども、これ、安倍政権の閣僚として一連の問題行動、これ個人のことだというふうにおっしゃるかもし...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、本題の電波法改正案等について伺います。  資料一ですね、これ基本的なことなんですけれども、これ右のグラフが平成二十九年からの三年間の予算、これまでの三年間、左の円グラフになりますけれども、予算規模が七百億から六百二十億円に圧縮されております。最大のポイン...全文を見る
○杉尾秀哉君 総務省の電波政策二〇二〇懇談会、この報告では、使途の対象となる事業は電波の利用を通じた社会課題の解決に資するもの、こういうふうになっております。  具体的に、今幾つか例挙げられましたけれども、今回の予算の中で社会課題の解決に資する事業というのはどういった事業がある...全文を見る
○杉尾秀哉君 地方創生に資する、そういう内容が含まれているということなんですけれども、具体的にはこれから伺ってまいりますけれども、この二〇二〇懇談会の提言の中でこういうくだりがございます。電波利用共益事務としての適合性の担保、効率化、必要性の検証を徹底するとともに、これまでの歳出...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど吉川委員の質問の中にもありました。電波利用料を払っている事業者の側にも、私も具体的に聞きましたけれども、支払った額に見合うだけの受益がない、こういった声もございます。そうした声にこれからどういうふうに応えていくおつもりなんでしょうか。いかがでしょう。
○杉尾秀哉君 それでは、具体的に使途について伺います。  先ほども少し触れられておりましたけれども、この右の円グラフの、ちょっと汚い字で申し訳ないんですが、私が②と書いた部分なんですけど、電波遮蔽対策事業七十一億円が付いております。新幹線のトンネル対策という話がありました。私、...全文を見る
○杉尾秀哉君 山形新幹線の方も、拍手が出ておりましたので、ひとつよろしくお願いいたします。  その一方で、公衆無線LANの環境整備なんですけれども、この右の円グラフの①ということになりますけれども、整備支援事業、三十二億円の予算が付いております。大分この公衆無線LANの環境整備...全文を見る
○杉尾秀哉君 皆さんも海外旅行に行かれて痛感すると思うんですけれども、本当に日本はまだまだこの分野で私は遅れていると思います。無線LAN後進国だとまでは言いませんけれども、まだ遅れているということを、海外の特に旅行に行ったり仕事に行ってもそうなんですけど、痛感いたします。  総...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほどお配りした資料の三のところで、やはり遅れているのが美術館、博物館、それから城郭、神社仏閣、公園、それから鉄道の車内、バス、タクシーと、こういった交通機関、それから観光地、文化施設がどうもやっぱり遅れているというのがこの観光庁のを見るとよく分かります。確かに、イ...全文を見る
○杉尾秀哉君 るる説明いただきましてありがとうございます。  私も販売員の人に聞いたんですけれども、ビックカメラというところなんですけれども、大体十人中十人が、やっぱり来る方、知らないということだそうです。そもそも、この販売員の方もテレビ売場の担当になるまで知らなかったそうです...全文を見る
○杉尾秀哉君 五〇%と私も聞いておりました。今答弁いただいたとおりですけれども、ただ、今も申し上げたように、一般にはほとんど知られておりません。これから実際に本当の4Kテレビが、なんちゃってじゃなくて、これがいつ発売されるのかも分かりません。アンテナとチューナーも必要です。そうい...全文を見る
○杉尾秀哉君 今コンテンツというふうな話があったんですけれども、やっぱりこの4K、8K放送というのは民放にとって非常に負担が大きくて、簡単に4K放送にしたから広告料を上げさせてくださいというようなことは到底言えないわけですね。しかも、仮にその4Kが普及するということになりますと、...全文を見る
○杉尾秀哉君 残りの五分しかございませんので、最後、電波の見える化について伺います。  これ、我々も電波法の対案を提出させていただいております。衆議院の方でも議論がありました。今年の三月、内閣府のワーキンググループ、周波数の官民共用を進めるために政府部門における周波数の割当て状...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、資料六がございます。この資料六を見ても、例えば、今例に挙がっておりますアメリカ、イギリスなんかですが、これ目標値をはっきり定めて、そこに向かってどういう達成状況になっているかということがこれ情報として公開されているということですね。  こういうアメリカ、...全文を見る
○杉尾秀哉君 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック、膨大な通信量が必要になると、こういうふうな指摘がございます。是非、今おっしゃった施策を着実に進めていっていただきたいというふうに思います。  時間になりましたので、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月10日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  これまで外交の最前線で活躍されてこられた方を始め、これだけそうそうたる学者、研究者の皆さんから体系的にお話を伺う機会、これは本当にめったになくて、その意味でも、本調査会に所属させていただいたことを非常に光栄に感じておりま...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 総務委員会 第15号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  今日、参考人としておいでいただきました先生、そして市長の皆さん、本日は誠にお忙しい中ありがとうございました。  私は、今回の地方自治法等の改正、特に住民訴訟の部分、損害賠償責任の見直し等、ここにポイントを絞って意見を伺...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、軽過失の場合の責任限度額の設定なんですけれども、免除に関する参酌基準、それから免責下限額の設定に当たって重要な点はどういう点があるとお考えなのか。  また、具体的に幾つか考え方はあるんですけれども、例えば会社法に倣って年収の六倍程度を限度とするという意見...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後に、もう一点だけ阿部参考人に伺います。  権利放棄の議決にあって、今回、監査委員の意見を聴くということになっております。これが一定程度の歯止めになるのではないかというふうに期待されているわけですけれども、ただ、この監査委員の意見の客観性、合理性を担保するのに必...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、今度は江藤参考人に伺います。  先ほど、江藤参考人は軽過失の免責について、今回の制度改正はベターであると考えると、こういうふうにおっしゃいました。特に、議会の権限を奪うのは分権時代にそぐわないというふうな御意見も述べられましたけれども、ただ、先ほど来阿部...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。  それじゃ、中山参考人にも同じ話を伺います。  先ほど中山参考人の話の中には、住民訴訟制度の改定についての言及がなかったんですけれども、中山参考人はこの今回の法改正についてどういうふうにお考えなのか、御意見があったらお聞かせください。
○杉尾秀哉君 引き続いて伺いますけれども、としますと、中山参考人は今回の制度改正には賛成できないということなんでしょうか。
○杉尾秀哉君 ありがとうございました。  最後に、森参考人に伺います。  当事者、先ほどもちょっと言いにくいんだけどというふうなお話もされましたけれども、ただ、自治体の首長さんにとっては今回の制度改正は有り難いというふうに思うんですけれども、外部的な視点で見てですね。ちょっと...全文を見る
○杉尾秀哉君 今おっしゃった根拠がちょっとよく実は分からないんですけれども、阿部参考人とちょっと考え方が違うと思うんですが、森参考人は結構性善説に立っているんじゃないかというふうに思うんですね。  実は、だけど、そういう首長さん、森参考人はそのままの性善説のままでいいと思うんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りましたので終わりたいと思うんですけれども、ただ、阿部参考人の指摘された幾つかの指摘というのは、実はこれは地方自治とは違う、森友問題というのは国の財産でございますけれども、やっぱりこういうことが恣意的に現場で行われる可能性があるということだけは念頭に置いた、...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。午前の櫻井委員に引き続いて質問をさせていただきます。当委員会での質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございました。  冒頭、加計問題なんですけれども、前川前文部科学事務次官によるマスコミ各社のインタビューが続いており...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、一部お認めになりましたけれども、木曽氏は面会の事実自体は認めているわけですね、圧力は否定しているわけですけれども。  そもそも、この木曽さんは、内閣の参与でありながら加計学園の理事であり、しかも系列の千葉科学大学の学長をされている。政権中枢の参与から、しかも文...全文を見る
○杉尾秀哉君 木曽氏は、一連の認可の過程を朝日新聞のインタビューに答えてこういうふうにおっしゃっています。巨大なそんたくの塊だったんじゃないか、また、一連の文書について、上司に報告するメモとして違和感がない、そもそも安倍一強だから誰も言えなくなる、こういうふうに証言されています。...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど櫻井委員の方からも質問あったと思います。昨日もこの点に質問が集中しました。新しい物証となるメール、これ文科省の中で共有されていたことを示しているわけですけれども、この再調査を拒んでいます。ところが、今日の新聞各種、一面でも書いておりますけれども、送受信者、名前...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、官邸の関与がないと断定されましたけど、何をもってそういうことを言っているんですか。
○杉尾秀哉君 今の全く答弁になっていないですよ。  そもそも、これ三日と四日にTBS、JNN系列が世論調査しているんですけれども、加計問題についてのこれまでの政府側の説明に納得できる人一六%、納得できない人七二%です。これまでもアンケートでこういう傾向出ておりましたけれども、今...全文を見る
○杉尾秀哉君 完全にこれ国民愚弄していると思いますけれども、今回の一連の文科省の対応、私たちも会議を開いて、そのたびごとに、出てきて説明をいただいております。そもそもの出発点は菅官房長官が最初から怪文書と断じたことにあると、こういうふうに私たちは思っております。  そこで、官房...全文を見る
○杉尾秀哉君 昨日通告しましたけど、怪文書の意味を辞書で引いてくださいって言いました。どうでしたか。
○杉尾秀哉君 そのとおりなんですよ。広辞苑にそう書いてあるんです。いかがわしい文書なんです。無責任で中傷的、暴露的な出所不明。これ、単なる出所不明の文書じゃないんですよ。文書の価値を調べもせずに故意におとしめる、そういう意図を持って発せられた言葉なんですよ。だから問題になっている...全文を見る
○杉尾秀哉君 この前川さんについて、菅官房長官、再三にわたって人格攻撃とも取れる発言をしています。例えば、辞任するときに地位に恋々としていた、こういうふうにおっしゃいました。これ、地位に、実は官房長官は、レンメンというふうに読んでいます。漢字すら読めない。地位は恋々とするものです...全文を見る
○杉尾秀哉君 だって、退職しててもしてなくても上司は上司ですよ。私、どういう人だったかって聞いているだけなんですけど、どうですか。
○杉尾秀哉君 感想も言えないということですね。感想も言わないようにしろと言われているんですか。
○杉尾秀哉君 これ、昨日も委員会で紹介されていましたけど、前川氏の人となりをうかがわせるものがあります。今井議員が衆議院の決算委員会で紹介されました、子供の貧困問題に取り組むNPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子さんのブログです。「「あったものをなかったものにできない。」からもら...全文を見る
○杉尾秀哉君 前川さんはこれ以外も、夜間中学校の先生、これ、現職の当時から夜間中学校の意義というのを唱えられていたみたいですけれども、ほかのボランティア活動もしていたそうです。それから、これは週刊文春なんですけれども、出会い系バーで出会った女性は、金銭の援助をされて、前川さんに救...全文を見る
○杉尾秀哉君 このブログを読んでどういうふうに思われました。
○杉尾秀哉君 ここで前川前次官を別にあえて持ち上げるつもりじゃないんです。しかし、こうした人物に人格攻撃を加えて、しかも出会い系バーに出入りしていたような情報を大手一般紙にリークする、これ、マスコミ関係者の間で常識です。こういった行為、刃向かう者はあらゆる手を使って黙らせる、こう...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣、何言っているんですか。全然、制度が、そのものが変わっているじゃない。  しかも、この二番目の、民主党政権下における閣僚の国会答弁、わざわざこういう答弁引いているんですよ。当時の文科副大臣です。これ、だけど、言っていることは、協力者会議で検討中ということしか言...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、何度も言っているんですけど、今日、櫻井委員が先ほど示した今治市の文書の中でも出ているんですけれども、もう、これ、早い段階で二〇一八年四月の開学ありきで今治市も全部これ進んでいるんですよ。半ば、これ一連の文書が示しているのは、内閣府が文科省を脅したんですよ、一言...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ一部報道なんですけれども、審議会が建設予定地を昨日実地審査することになっていたはずなんですけれども、これは予定どおり行われたんでしょうか、どうでしょうか。
○杉尾秀哉君 これNHKの報道なんですけれども、設置審では、定員や教員の体制などに問題があると、こういう報告がまとめられたという報道がありました。これ、百六十人の定員の問題についてはこの委員会でも、それから農水の委員会でも、いろんなところで問題視されております。  ここでは教員...全文を見る
○杉尾秀哉君 この文書の最後の方にこういうふうに書いてあるんですよ。通常の大学教員人事では採用されない者が今回の獣医学部の計画の大多数を占めているという極めてずさんな、また、人事が、取り仕切った者のいわゆるお友達人事若しくは残り物寄せ集め人事が行われている、このようなまさに付け焼...全文を見る
○杉尾秀哉君 義家さん、午前中に調べると言ったんですか。どうなりました、じゃ。その答えとの、今の答弁と全然違うんですけど。
○杉尾秀哉君 同じことを内閣府にも伺います。  これ、定員以上に問題視されているのが教員数だというのは、毎日新聞もたしか昨日か何か報じていたと思います。加計学園が教員スカウトに奔走していると、こういった内容でした。獣医師業界の話を紹介しております。  本当に教員の確保というの...全文を見る
○杉尾秀哉君 ここには、ちょっと言葉は余り良くないと思うんですけど、お年寄りと学生とほぼ同等の未経験者から成り立っている、こういう素人教員集団だというふうに書いてあるんですよ。これで言っているような、今紹介されたような、説明したような目的って達成できるんですか。本当ですか。本当に...全文を見る
○杉尾秀哉君 だから、文書にそういうことを書いてあるというのを、それを要するに真に受けているんですよ。そのまま説明しているだけなんですよ。  我々の会議でも何回も内閣府の担当の方来られていますけれども、こういう表現がありました。我々は入口を開けただけなんですと、こういうことをお...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の、期待しているってどういうことですか。行政って責任持ってやるんじゃないんですか。そんな、何というんですか、評論家的なことでいいんですか。期待しているという意味、もう一回言ってください。
○杉尾秀哉君 要は無責任体制になっているんですよ、文科省と内閣府の間で。  それで、山本大臣に伺いたいんですけれども、これも午前中に櫻井委員の方から質問がありました、あの例の神の見えざる手で、市場メカニズムでしか決まらない、具体的な人数は分からないという話なんですけれども、昨日...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういう経済学の話じゃないんですよ。どっかの委員会でも出ていましたけど、法科大学院、つくるだけつくって今どうなっているんですか。しかも、あれだけ高い金払って法科大学院に行っていて、弁護士になれなかった人がどれだけいるんですか。弁護士合格率二〇%ぐらいしかないじゃない...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も実際に行って見てまいりました。確かに、このAmnakとナカバヤシは、この養父の中では比較的うまくいっているところだというふうに思います。新聞でもそういうふうな記事が出ております。  これ、諮問会議の議事録を読んでみますと、耕作放棄地の活用策で大きな経済効果が得...全文を見る
○杉尾秀哉君 今年の五月一日で特区指定三年ということで、特区事業者は、二〇一六年度合計売上額、十三社で幾らだったんでしょうか。
○杉尾秀哉君 十三社で六千万円ということは、一社四百万円弱とかそんな感じですか。これ、利益を出している会社というのはありますか。
○杉尾秀哉君 これ、ちょうど特区三年で地元の神戸新聞が書いている記事なんですけれども、先ほど大臣が視察されたというAmnak、兵庫ナカバヤシ、これ比較的うまくいっているというふうに先ほど申し上げましたが、二〇一八年度末までの黒字化を目指しているということで、現在まだ赤字なんですね...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、市の資料を見ると延べ三十三人というふうになっていて、延べということなんですけれども、つまりこれ、正規雇用百人という目標は、これはまだまだはるか先ということなんですよね。  それともう一つ、農業分野以外でも旅館業法の規制緩和も行われております。私も実際に見てま...全文を見る
○杉尾秀哉君 私が行ったときも誰も宿泊していなかったんですよ。稼働日数三十三日ということは、十日に一回しか稼働していないんですね。これは結構大変だなというふうに思いました。なかなかいいところなんですけれども、まだまだPRが足りないのかなというふうにも思いました。  営農の現場を...全文を見る
○杉尾秀哉君 そのコンビニってどこですか。
○杉尾秀哉君 ローソンです、ローソン。しかも、これ、店長が逆に訴えています。  そういうことも含めてなんですけれども、さらに、養父市が特区を申請するときに最初に組んだ有限会社新鮮組、この養父のメニューの上から二番目の事業主体のところに出てきます、新鮮組。新鮮組の社長は岡本重明さ...全文を見る
○杉尾秀哉君 現地で視察したときに、この新鮮組というのは話は聞きましたか。
○杉尾秀哉君 この新鮮組が今何をやっているかというのは内閣府は把握していますか。
○杉尾秀哉君 菅官房長官が、鳴り物入りで、菅長官も実際に現地視察しているんですよ、鳴り物入りでこの新鮮組がここの養父に来たんですよ。その新鮮組が現地で実は何にもしていないんですよ。全く影も形もないんですよ。  こんな実態を内閣府は把握していたんですか。今回の件で初めて問い合わせ...全文を見る
○杉尾秀哉君 つまり、これ、市長から報告がなければ何も把握できないシステムになっているんでしょう。要するに、規制緩和まではやった、あとは市の方でやってください、時々レビューしますという、こういう実態なんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 結局、こうやって聞いたから初めてそういう話になるんですよ。みんな現地も行かないで、よく話も聞かないで、いい話しか耳に入れなくて、ああ、規制緩和、岩盤突破できて良かったね、初めて企業が農地所有できるようになって良かったね、そういうことしか話ししていないんですよ。  ...全文を見る
○杉尾秀哉君 やっぱり農業というのは、私は実際に農業をなりわいにしたことはないんですけど、この間、田植しましたけど、これ蓄積も必要ですし、経験とかそういうのが非常にやっぱり大事。それから、天候に左右される要素というのは物すごくやっぱり大きいと思います。規制緩和すれば全てがバラ色み...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も、企業が農業分野に参入するのは、これはもちろん反対ではございません。今おっしゃったようなそういう効果もあるでしょう。  ただ、先ほど御紹介した市政の関係者はこういうふうに言っているんですね、今回、オリックス、クボタ、ヤンマーのような大手資本が入っているが、養父...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほどから言っておりますけど、養父にはオリックスが進出しております。オリックスの社外取締役はあの竹中平蔵さんであります。特区諮問会議の中心メンバーでもあり、安倍総理のブレーンでもあります。その竹中平蔵さん、加計問題でも問題になりました十一月九日の特区諮問会議で、養父...全文を見る
○杉尾秀哉君 特に優れた識見とかおっしゃいますけれども、人物の評価というのはいろいろあると思いますけれども、少なくとも、こういうお友達ばかりで人事を進めていて、これ、実はこの特区の諮問会議だけじゃないです。日銀もそうです。いろんな機関が、そして内閣法制局長官もそうです。みんな安倍...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど山本大臣には伺わなかったんですけれども、今回の一連の加計問題で、世論調査の結果、政府側の説明が納得できるという人が僅か一六%、納得できないという人が七二%なんですね。  これは、一連の経過の説明もそうだと思いますけれども、この戦略特区のこの制度そのものについ...全文を見る
○杉尾秀哉君 二言目には、何度も何度も総理は、ドリルの刃だとか岩盤規制だとか、岩盤規制に穴を開けるとかそういうことをおっしゃるんですけれども、非常にその中身がすかすかなんですね。  私は養父の特区へ行ってみて、本当にそうだったんです。現地の人たちは頑張っているんですよ。進出企業...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間になりましたのでやめますけれども、先ほど紹介したこの内部告発ですね、これ最後に、まさに第二の森友事件となろうと、こういうふうにも書いてあるんです。  今回のその加計の問題、それからもう森友の問題にも始まって、私たちも実際に選挙区回ってみると、大きな国家財政の話...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 総務委員会 第18号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会の杉尾秀哉でございます。  私は、電子委任状についてまず伺います。  この制度、何分にも未知数でありまして、不透明な点も数多くあります。まず、早速伺いたいのは、この電子委任状のメリットとデメリット、これを端的に教えてください。
○杉尾秀哉君 この制度が広く普及するためには、資金的に余裕がある大企業だけではなくて、中小企業とか個人事業主とか小規模な業者でも導入できる制度であるということが必須であるというふうに思います。  そこで伺います。この電子委任状の導入にはどれだけのコストが掛かるんでしょうか、企業...全文を見る
○杉尾秀哉君 この法案の第三条には、基本的な指針を主務大臣は定めることとするというふうになっておりまして、二項に普及の意義及び目標に関する事項というのがあります。具体的にどれぐらいのペースで普及させることを目標としているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 今のに関連して、具体的な数値目標というのを、例えばどういう想定をされているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 まだそういう基本的なことも決まっていないということなんですけれども。  今日、資料として皆様にお配りしているものがございます、この電子委任状取扱業務のイメージ図ということなんですが。ちょっと細かいことなんですけれども、これ、法人Aの代表者ですね、委任者は法人Aの担...全文を見る
○杉尾秀哉君 一点だけ漏れていましたけれども、そのたびごとに料金掛かるんですか。
○杉尾秀哉君 今、企業の場合について話をしてきたわけですけれども、一般市民においても利用をされるものだというふうに理解しております。  具体的にどういうような場合に利用されるのか、例をお示しください。
○杉尾秀哉君 今、保育所の入所の手続の話がありましたけれども、ちょっとそれだけでは寂しいと。もっとほかにも使うような用途というのは想定されていないんでしょうか、いかがでしょう。
○杉尾秀哉君 先ほど例としてお示しいただきました保育所のサービス、これについて、これサービスを受けられる前提には、手続を受け付ける自治体側の事情もあるというふうに思うんですね。これ、実際にサービスの利用というのはいつ頃からが想定されているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 これ、一斉に全ての自治体で利用可能になる、これはいつ頃なんですかね。
○杉尾秀哉君 今、併存という話だったんですけれども、これ自治体側もそれぞれその対応がばらばらと。そして、委任状を取得する企業の側も、取得するところもあれば取得しないところもあるでしょう。そういう意味では、対応がばらばらになって、これ紙と電子がしばらく併存することになって、余計コス...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、衆議院の方でも議論になったと思うんですけれども、マイナンバーカードの普及率、五月末現在で九%ほどという、たしかやり取りがあったというふうに思いますけれども、まだまだですね、一割にも満たない状況。しかも、聞くところによりますと、申請が頭打ち傾向というふうに聞いて...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、カードの普及が進まないと電子委任状の普及も進まない。電子政府というのが大きな目標としてあるわけですけれども、今の進展の状況を見ていると、やっぱり絵に描いた餅に終わるんじゃないかという可能性が私は否定できないと思うんですね。電子政府なんて無理じゃないかという、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 電子委任状についてはこれぐらいにしまして、ちょっと次の話なんですけれども。  先般、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が訪日しました。そして、私もちょっと記者会見聞いてまいりましたけれども、ここにこの報告書があるんですけれども、単刀直入に伺います。高市大臣はこれを...全文を見る
○杉尾秀哉君 この報告書なんですけれども、放送法並びに電波法の規定によって総務大臣にテレビ局やラジオ局の事業停止をする権限を与えている、こういった日本の状況について、メディアの自由と独立に対して不当な制約を与えていると、こういう制度的な問題を指摘しているわけですね。  この報告...全文を見る
○杉尾秀哉君 本当は今の答弁、大臣にお願いしたかったんですけど。  大臣は先ほど事実誤認に基づくものがあるというふうにおっしゃいましたけど、具体的に言ってください、どこがどう事実誤認があるんですか。
○杉尾秀哉君 確かにそういう事実誤認、一部あったかと思いますけど、私は根幹ではそんなに大きく外れていないというふうに思っております。デービッド・ケイ氏もその点については自信があるというふうに記者会見でおっしゃっていました。  例えば、私もこの委員会で指摘しましたけれども、二〇一...全文を見る
○杉尾秀哉君 その点につきましては報告書も正しい認識をしておりますので、それについて議論するつもりじゃないんですけれども。  先ほどNHKについての言及があったんですが、報告書の中ではこういうふうに書かれているんですね。経営委員会の人事や予算、さらに国会が連立政権によって統制さ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、それはあくまで建前であって実態は違うというふうに思っているんですが、これ、私だけの考え方じゃなくて、最近、新聞の投書欄を私、丹念にいつも読んでいるんですけれども、新聞の投書欄とかそれからメディア研究者なんかの寄稿なんかを読むと、例えば先ほど来話が出ております加...全文を見る
○杉尾秀哉君 これぐらいでやめますけれども、前川前次官のインタビューをNHKさんは撮って放送していないんですね。どういう判断か分かりません。これはその編集権の範囲かも分かりませんけれども、国民の知る権利に本当に応えているのかというのは真摯に内部で議論していただきたいんですね。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も報道記者時代に、日航機の羽田沖の墜落事故、それから御巣鷹山のジャンボ機の墜落事故、大体の大きな飛行機事故は現場で取材をしておりました。いつも思うんですけれども、確かに刑事責任の追及というのも、これは御遺族の気持ちなんかを考えればよく分かるんですが、やはり再発防止...全文を見る
○杉尾秀哉君 三月の予算委員会の答弁では、過去の事例なんかを引きまして、調査結果まとまるまでには一年半程度掛かると、こういう答弁がされています。しかし、よくよく考えてみますとあともう半年ほどで冬山シーズンを迎えるわけで、これだけの重大な事故ですから、一年半というふうな期限を区切ら...全文を見る
○杉尾秀哉君 済みません、本当にこれはできるだけ早く調査結果を出していただきたいというふうに思います。  この原因究明とともに重要なのが防災ヘリの再構築の問題だと思うんですけれども、長野県で消防防災航空体制のあり方検討会というのが設置されておりまして、ここで検討を始めていると。...全文を見る
○杉尾秀哉君 今パイロットの話がありましたけれども、今回、パイロット、隊員合わせて九人の方の非常に貴重な命が失われたと。  とりわけパイロットの育成というのは喫緊の課題だというふうに思いますけれども、これは飛行機ではもう有名になりました、LCCの普及でパイロット不足というのが言...全文を見る
○杉尾秀哉君 今回の事故の背景というのはいろいろあると思いますけど、一つには、元々防災ヘリというのは救急とかそちらの出動の方が多かったわけですけれども、ドクターヘリも導入されて救急の出動が次第に減ってきている、逆にこういった今回訓練をやっていたような山岳救助が年々増えていると、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りまして、最後に一問だけ。  防災ヘリの役目が変わってきているというのはこれは事実でございまして、警察のヘリとの役割分担を含めてこの安全管理を抜本的に考えてもいいというふうに今回の事故の大きな教訓として思うんですけれども、いかがでしょうか。それだけ最後に聞...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
12月07日第195回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 民進党・新緑風会、杉尾秀哉でございます。本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。白議員に引き続いて質問をさせていただきます。  資料を配付させていただきました。  早速でございますけど、林大臣に聞きます。この石破四条件について、これまで大臣は予算...全文を見る
○杉尾秀哉君 設置審の専門委員会の委員の一人の方がこういうふうに私に話してくれました。  四条件は議論できないのかという複数の委員からの発言に対して、文科省の担当者が、ここは四条件を議論する場ではないと繰り返し説明した。最初から四条件が議論の対象になっていたらこの中身では絶対に...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の大臣の説明にもありました。これまでも繰り返し林大臣は、特区のプロセスの中で四条件がクリアされているんだと、こういう発言をされています。  大臣に伺いますけれども、その特区のプロセスのいつ、どこで、誰が、つまりどの段階で四条件をクリアしたというふうに判断したのか...全文を見る
○杉尾秀哉君 書いていないから、書いていないから、異論がなかったからクリアされたんだと、こういう理解ですか。  ここに今全部持ってきましたけど、どこにも四条件クリアしたなんてことを書いているくだり一つもありませんよ。どうぞ。
○杉尾秀哉君 議事要旨に書いていない、そういうことは。
○杉尾秀哉君 満たされていないということをこの後順次証明してまいりますけれども、この設置審の審議で四条件以外にもおかしなことがいっぱいありまして、例えば、審議の過程で、加計学園から、改善できるのに不可にするとは何事かと訴訟を起こされたらどうするんだという話があった。委員の一人がこ...全文を見る
○杉尾秀哉君 昨日ヒアリングさせていただいたんですけれども、過去に訴えられたケースってないんですよ、不認可にした。  何で、このケースでそういう訴訟リスクの話が出るというのがおかしいし、そのやり取りを聞いた委員の一人がこういうふうに証言しているんです。これは脅し文句だと思った、...全文を見る
○杉尾秀哉君 それは、こういう審議会っていっぱいありますけど、訴訟リスクと言い出したら何もできないですよ。  さらに、申請内容についてこういうふうに言っているんです。最初の申請を見た段階ではとても認可できるような代物ではなかった、獣医学教育を理解している人が作ったものとは到底思...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、適切な補正、改善というふうにおっしゃいましたが、こういうふうに証言しています。駄目なところは審査が通るように一つ一つ答えを教えながら進めていく雰囲気だった、こういうふうに証言している。そして、最後までこれじゃ駄目かと思った、決を採ろうかと思った、そういうことまで...全文を見る
○杉尾秀哉君 施設とか設備についても、こういう意見があるんです。おとといの内閣委員会で山本太郎議員も質問されていました。私は山本議員と全然打合せしておりませんけれども、全く一緒です、全く一緒。こういうふうに証言しているんです。  鳥インフル、鳥インフルとさっきから何度も出ていま...全文を見る
○杉尾秀哉君 作文は幾らでもできるんです。中身、それから授業の内容、いわゆるシラバス、施設、設計図も含めて、見た専門家がこういうふうに言っている。  そこで、林大臣に伺いたいんですけれども、これ、結局四条件を満たさないということが分かっていたんです、審査委員会の委員の人たちは。...全文を見る
○杉尾秀哉君 森友のときもそうなんですけれども、一連のモリカケ問題って、適切だった、適切だったとずっと言っているんです。森友も、適切だったと言った内容が、事実は適切じゃなかったんです。会計検査院の報告で分かったんです。  そこで、さっきからその四条件クリアしたということの一つの...全文を見る
○杉尾秀哉君 梶山大臣、私、四条件について全部聞いていませんよ、何にも。何でそんなことを全部言うんですか。おかしいでしょう。時間使っているでしょう。四条件について、一つ一つ私、確認して聞いていませんよ。専門家の意見について、それについて聞いたんですよ。  で、言いますよ。九月二...全文を見る
○杉尾秀哉君 文科省として、その後どの段階で四条件が満たされたことを確認したんですか。
○杉尾秀哉君 梶山大臣、さっき私、聞かれていないことを答えて、後ろから今言われませんでしたか。私、次に質問するはずのことを答えたんですね。(発言する者あり)違う、違う。  それで、もう一回言います。  一月十二日の今治分科会に二人の専門家が呼ばれて発言しました。これはさっきの...全文を見る
○杉尾秀哉君 後で言いますけど、専門家の意見を聞いて、この四条件について閣議決定クリアされたかどうか、どこにも痕跡がないんです。  それで、一月二十日の区域会議で、もう最終段階ですよ、これ加計学園が事業者に決まったその二十日の区域会議ですよ、有識者議員がこういう発言をしています...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一度答えてください。独自性がないという発言と今の答弁って整合性取れていますか。独自性がないということは、ほかと一緒だというふうに言っているということじゃないんですか。
○杉尾秀哉君 今のはちょっとびっくりですよね。ほかと同じだということが、これ石破四条件まるっきり満たしていないじゃないですか。  こういうふうな話があるんです。一月十二日の今治分科会で意見を述べた、今話におります二人の専門家の方、ちょっと文科省に伺いますけれども、この二人の方と...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、二人の方はどっちも、この特区でも意見聞かれているし、設置審でも委員のメンバーになっているんです。このうちの一人の方がこういうふうに私たちに対して答えていらっしゃいます。我々、こう聞いたんですね。先生が今まで関わってきた議論の中で四条件がクリアされたという認識は...全文を見る
○杉尾秀哉君 つまり、このプロセスの中に専門家の意見が出ていないんですよ。これ、はっきり言って、特区のワーキンググループに出ている人たち、素人です。みんな素人。内閣府の役人だって素人なんだ、これ。  結局、特区のプロセスにおいても、専門家以外の素人の役人とかそういう委員の人たち...全文を見る
○杉尾秀哉君 その原さんだか八代さんだか、こういう人たち、こういう人たちの意見でもって決まっちゃっているんですよ。  それで、内閣府の中で議論したってさっき言いましたよね。内閣府の中に専門家はいるんですか、獣医師の。獣医の専門家はいるんですか。創薬プロセス、いるんですか。言って...全文を見る
○杉尾秀哉君 答えていませんよ。専門家はいないということなんですよね。  時間が余りないんで、林大臣に聞きます。これ、前川さんもおっしゃっているんですけれども、特区プロセスの段階では構想の作文なんです、これあくまで。書くだけだったら誰でもできる。設置認可申請をして、カリキュラム...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来ましたのでまとめますけれども、結局、文科省も内閣府もどこも責任取っていないんですよ。これ、閣議決定に反していたら、認可の決定というのは内閣法に違反して、違法、無効です。無効な決定ならば取り消して、もう一回特区のワーキンググループに戻して議論し直すべきか、設置...全文を見る