杉尾秀哉

すぎおひでや

選挙区(長野県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

杉尾秀哉の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第198回国会 参議院 本会議 第5号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました平成三十年度第二次補正予算案に対して、反対の立場から討論します。  まず冒頭に、昨年七月、私はこの本会議の場で、安倍内閣を、憲政史上まれに見るうそつき内閣、ごまかし内閣...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました平成三十年度補正予算案に対して、反対の立場から討論いたします。  その前に、まず、今国会は冒頭よりまさに統計国会の様相を呈しています。言うまでもなく、毎月勤労統計を始め...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○杉尾秀哉君 質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  通告しておりませんけれども、横畠長官に伺います。  今、謝罪、撤回されましたけれども、謝って済む問題だと思われますか。
○杉尾秀哉君 何であんなことを言ったんですか。
○杉尾秀哉君 笑って言うような話なんですか。(発言する者あり)
○杉尾秀哉君 内閣法制局長官の使命は何でしょうか。
○杉尾秀哉君 憲法の番人ですよ。憲政史上に一大汚点残しましたよ。その任にありません。辞めるべきだと思いますが、いかがですか。
○杉尾秀哉君 政権の門番とか政権の番人と言われているんですからね。よくよく今回のことをかみしめていただきたいと思います。  これ以上言ってもらちが明きませんので、本来の質問に戻ります。  菅長官に伺いますけれども、資料一を御覧ください。去年の十二月二十八日、内閣記者会宛てに出...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、事実に基づかないという発言が幾つかありましたけれども、この文書が出された発端は、この二日前ですね、東京新聞の記者が、辺野古の埋立てに関して、現場で赤土が広がっていると、こういうふうに指摘したことでございます。  この文書の中でも事実に反するというふうに断定して...全文を見る
○杉尾秀哉君 これについて、東京新聞が先月の二十日に一面を使って検証記事を掲載しております。質問者の発言は事実誤認ではないと、こういうふうに結論付けておりますけれども、今の長官の発言だと、東京新聞のこの記事は真っ赤なうそだということになりますが、いかがですか。
○杉尾秀哉君 今長官がおっしゃった三点については、この記事の中でも検証しております。今おっしゃったのは、あくまで政府としての見解だということに思います。そもそも疑問があるから、これ記者は質問したんだと、そういうふうに思っております。それを事実に反すると決め付けるというのは、これは...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはあくまで見解の相違であって、疑問があるから聞いたんだと思います。  長官は、例えば加計学園問題、総理の御意向文書を怪文書と切って捨てました。文書は本物でした。自分はうそをついても許されて、記者は事実誤認のことは一切聞くなというのは、これはどういうことなんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 あの文書は政府見解で、公文書じゃないんですか。
○杉尾秀哉君 総理の御意向によってと書かれた文書について言っているんです。ほかの文書については言っていません。
○杉尾秀哉君 ちょっと次のことを聞きますけれども、この文書の中で、この記者の度重なる問題行為は極めて深刻で、記者会に問題意識を共有してほしいと書いてある。問題意識って何ですか。
○杉尾秀哉君 聞いたことに答えていないと思いますけれども、これ、内閣記者会に……(発言する者あり)
○杉尾秀哉君 じゃ、何で問題意識を共有してくれって言っているんですか。
○杉尾秀哉君 共有してくれというのは、これは、この記者は問題だから排除してくれということと言っている、そういうふうに取れますよ。
○杉尾秀哉君 できる限り事実に基づいて質問しようとはしています。ただ、疑問がある、見解の相違がある、分からないことがある、だから聞くんです。  記者はほかに勝負する場がないんです、記者会見しか。長官には、幾らでもいろんな、国会でも説明できるし、いろんなところで説明できます。圧倒...全文を見る
○杉尾秀哉君 事実は事実でないとその場で否定すれば私は済む話だと思っております。  問題意識を伝えたという言葉がありますけれども、実は、今回の統計不正問題でも中江秘書官が厚労省に問題意識を伝えているんです。  問題意識というのは、何か政治的な圧力を掛けるときに安倍官邸が使う言...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ伺います。  資料二、御覧ください。東京新聞の同じ検証記事です。一分半の質疑中、上村報道官が実に七回も、質問に入ってください、質問は簡潔にお願いします、質問に入ってください、移ってください、ずっと言い続けているんです。これ、VTRで聞くと、はっきり言って陰...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、ほかの記者もちゃんと聞いているんです。  いや、そうじゃなくて、ここに出ていますけれども、質問に入る前からもういきなり、いきなり頭から割り込んでいるんですよ。それ、おかしいでしょうと言っているんですよ。
○杉尾秀哉君 それは全くここのケースについては事実誤認で、頭から言っているんですよ、報道官が。  これ、長官、思うんですけれども、先月二十六日の記者会見で、最後に、あなたに答える必要がないと、こういうふうに言い放ったんです。これは言っちゃいけない言葉だと私は思っています。私はそ...全文を見る
○杉尾秀哉君 では、伺います。記者会見は何のための場なんでしょうか。
○杉尾秀哉君 私は、長官は広報の場、宣伝の場と思っていらっしゃるというふうに受け止めます。  私は国民のためにあると思っていますので、この件についてはまた新たな展開がありましたら伺いまして、ちょっと時間が、今日は防衛省の関連ももう一つ聞くことにしておりますので、伺います。  ...全文を見る
○杉尾秀哉君 安保法制の下で大きく変質しつつある、その中身は新防衛大綱、中期防だというふうな理解なんですけれども。  資料三、「いずも」型の護衛艦の改修、これ何度も取り上げられておりますけれど、事実上の空母化とも言われます。改修の目的、改修期間、改修費用を教えてください。
○杉尾秀哉君 護衛艦の運用をこれまでと変えるということになるわけですよね。これ、実際には、現場に負担を与えて、現場に支障は出ないんですか。
○杉尾秀哉君 これ、現場からの要望として上がってきた話なんでしょうか。
○杉尾秀哉君 私は現場に戸惑いがあるというふうに聞いておりまして、今おっしゃいましたけど、政策的、総合的という、これは結局、政治主導で決まったということでいいんですね。
○杉尾秀哉君 これ、護衛艦の改修については数年掛けて検討を重ねてこられたというふうに思います。予算を伴うものでもあります。その経緯と中身を資料として示していただけませんか。
○杉尾秀哉君 護衛艦の改修について数年掛けて検討を重ねてきたと思いますけれども、その検討の経緯と中身を資料として示してもらえませんかと言いました。
○杉尾秀哉君 もう一つ、F35の導入についても聞きたいんですけど、資料の四と五です。  去年十二月の閣議了解、F35の取得数、百五機追加して百四十七機、皆さん御存じだと思います。これ、四十二機は垂直離着陸タイプということなので、現在あるものとしてはF35Bしかない。ここには書か...全文を見る
○杉尾秀哉君 この閣議了解には、平成三十一年以降は完成機輸入によることとすると、こういうふうに書かれている。  これまで、国内組立てを、三菱重工など三社に生産ラインをつくらせたはずなんですけど、この金額幾らなんでしょう。
○杉尾秀哉君 一千九百九十七億という話は、いずれにしても、この金は無駄金だったということですね。
○杉尾秀哉君 私はそうは思いませんが、さっきSTOVL導入と併せてという話がありましたけど、いずれにしても、これ、「いずも」の改修とF35の導入、Bというものの導入というのは、これはセットということでよろしいですね。
○杉尾秀哉君 まあ、セットでということだと思うんですが、これ、改修された「いずも」に、このF35Bということにしましょう、離着陸することがあり得るのか、また、例えば中東などでアメリカ軍等に後方支援として派遣される可能性というのはあるんでしょうか。
○杉尾秀哉君 可能性は否定されなかったということですね。  将来は、改修された「いずも」にSTOVL機、F35B等を搭載して地球の裏側に行くこともあるかもしれない。さらには、長距離のスタンドオフミサイルも導入されます。  敵基地攻撃は憲法違反ではないというのがこれまでの政府の...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○杉尾秀哉君 お二人の先生方には、御多忙の中お越しいただきまして、そして丁寧な御説明、大変ありがとうございます。  私から、まず河村公述人に伺いたいんですけれども、先ほどのお話の中で、現在の財政、そして金融政策、事実上の日銀による財政ファイナンス、真剣に心配していると、こういう...全文を見る
○杉尾秀哉君 その延長線上に伺いたいんですけれども、果たして日銀に出口戦略はあるのか。  そして、これまでの説明ですと、基本的に日本の公債、国債も国内で基本的には消化されているわけだからまだまだ大丈夫と、こういう意見はいろんなところでありますけれども、それに対する御意見はいかが...全文を見る
○杉尾秀哉君 川口公述人は先ほど賃金のお話を中心にされたんですけれども、東京大学の高名な御先生でもございますので、河村公述人が今お話しされたこと、今の日本の経済財政政策について、川口公述人がもし御意見がありましたらお聞かせいただきたいんですが、いかがでしょうか。
○杉尾秀哉君 政府が一月に、戦後最長の景気拡大局面にある可能性があると、こういう発表がありました。そのすぐ後に、今度は一月の景気動向指数、景気は既に後退局面に入った可能性というのがこちらの方では示されておりますけれども、戦後最長かどうかというのは最終的に月例経済報告の判断を待たな...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、生産性のお話されましたので、これについても議論はいろいろあると思いますけれども、やっぱり、特に業種で見るとやっぱりサービス産業の労働生産性が日本の場合非常に低いと、こういうふうによく言われます。  とりわけサービス産業を中心とした生産性を上げるために、今、労働...全文を見る
○杉尾秀哉君 今度は、じゃ、河村公述人に伺いますけれども、今、戦後最長か否かと、こういうお話をさせていただきましたが、河村公述人の目下の景気認識。そして、予定どおりですとこの十月に消費増税が八%から一〇%、軽減税率の導入も含めて行われるということにはなっておりますけれども、景気後...全文を見る
○杉尾秀哉君 はい。  平成が間もなく終わります。平成の三十年をそれぞれお二人に、簡単にというか一言で総括していただけますか。
○杉尾秀哉君 あっ、もう時間が来ました。  どうもありがとうございました。
03月19日第198回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○杉尾秀哉君 よろしくお願いします。立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。  早速ですけれども、まず、佐藤ゆかり副大臣に伺います。  去年十一月、大阪で開いた政治資金パーティーの案内状と参加費の振り込み用紙を...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはあくまで取材のあれですか、依頼ということだったんですか。何社ぐらいに配ったんですか、その振り込み用紙は。
○杉尾秀哉君 実際の入金はございましたか。
○杉尾秀哉君 たしか衆議院か何かでも一回取り上げられたと思うんですが、軽率だったという趣旨のことをお話しされていると思うんですけれども、私も在阪の民放に友人、知人がたくさんおりまして、これ、渡された方から見たら、ちなみに所管ですよね、民放は、副大臣。
○杉尾秀哉君 やっぱり所管の副大臣、大臣からこういうのを渡されたら、それはびっくりしますよ。やっぱりちょっとこれは軽率で済まないということを申し上げて、地方交付税関連の質問の方に移らせていただきます。  先日も又市先生の方から取り上げていただきました幼児教育無償化に係る地方負担...全文を見る
○杉尾秀哉君 経緯についてはこの委員会でも御説明があったと思います。それは分かるんですけれども、これから消費税が引き上げられても、予定どおりですね、地方の税収分の一部が国が一方的に決めた幼児教育の無償化に充てられると。このように国の施策によって地方財政の自由度が狭められること、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣はそう説明されるんですけれども、私は、地方はそういう理解がちゃんと広がっていないと思うんですね。  資料を用意させていただきました。  十二月の合意の中にこういうふうに書かれております。幼児教育無償化に係る地方負担については、地方財政計画の歳出に全額計上し、...全文を見る
○杉尾秀哉君 この右のように、地方交付税が削減されるということになる懸念はないんですか。この右のグラフのように地方交付税が減るという、この懸念はどうなんですか。地方税が減るとは言っていないんです、私。
○杉尾秀哉君 この中核市市長会の資料の別のページに書かれているんですけれども、無償化に際してはシステム改修費などの事務費を含めて新たな財源負担を生じさせることはない、こういうふうにはっきり言ってほしいと、こういうことなんですよね。これ、どうなんですか。
○杉尾秀哉君 これ、あくまで消費増税を予定どおり十月に実施した場合ということが前提になっておりまして、景気が下降局面にあります。夏の参議院選挙ございます。衆議院選挙、ひょっとしたらダブルという話も消えたわけではないというふうに思います。再々延期という可能性も十分にあり得ると思いま...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、幼保の無償化を途中でやめるというわけにいかないんですよね。今おっしゃいましたが、まあここでこういう議論をしても仕方がないかもしれませんけれども、リーマン・ショック級の事態がない限りって、だって、前回もそんなことを言って、リーマン・ショック級の事態が来るかもしれ...全文を見る
○杉尾秀哉君 現状について見ますと、地方交付税法第六条の三第二項、国税収入の法定率分が必要な地方交付税総額と比べて著しく異なる場合に当たると、こういうふうに思われます。その場合は、地方行財政の制度改革又は法定率の引上げ等を行うこととされております。これに従いますと、大臣は、法定率...全文を見る
○杉尾秀哉君 これについては、毎回毎回かもしれませんけれども、必ず指摘される問題だというふうに思っております。  そしてもう一つ、地方税制の関連についてなんですけれども、幾つかテーマがあるんですが、まず森林環境税と譲与税について伺います。  この森林環境税・譲与税についてはい...全文を見る
○杉尾秀哉君 地方で先行している事例が幾つかございます。先ほども申し上げました三十七都道府県、そこでいろいろな問題が指摘されております。私は、その検証が大事ではないかというふうに思っております。  例えば、地元の長野県の森林づくり県民税なんですが、二〇〇八年から五年ごとに見直す...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ長野県、結構基金が余っているんですよね。積み上がって六億円ぐらいまで行っていたと思うんですけれども、何でこんなことになったか分かりますか。
○杉尾秀哉君 一つは、大北森林組合というところの不正受給問題、これ大変な問題になりました。裁判が行われておりましたけれども、こうした不適切な使途、先ほどネット等で公開するという話がありましたけれども、これ、ちゃんとそのチェックできるのか。基本的には各自治体ですることなんでしょうけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 林業の担い手の問題なんですけれども、今日、林野庁にも来ていただいておりますので伺います。  林業従事者、三十年ほど前に十五万人ぐらいいたというふうに言われているそうでございます。現状はどうなっているんでしょうか。そして、高齢化等々の問題についてはどういう認識なんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 三分の一になったというお話ありました。その林業労働者不足の背景に高い労働災害率があるという指摘がございます。全産業平均の十五倍という、森林労連の資料を見ると、そういうちょっと驚くべき数字でございました。それともう一つは、他産業に比べて低い賃金の問題ということでござい...全文を見る
○杉尾秀哉君 森林整備の促進には市町村の体制強化が必須ということで、林務担当者が全くいない若しくはいても一人だけという自治体が相当程度あるというふうに言われております。  これどれぐらいの割合か、これは総務省ですかね、林野庁ですかね、把握されていますか。
○杉尾秀哉君 今お聞きいただきましたように、林務担当者がゼロ若しくは一人という自治体が実に三分の二に及んでいるという、こういう体制では、これ、森林環境譲与税、各市町村に配っても、これ実際に本当消化できるかどうかという、これ現実問題として大変な問題だというふうに思うんですね。  ...全文を見る
○杉尾秀哉君 市町村の自治体の職員さんって本当に今ぎりぎりの体制の中でやっておりますので、どうか今説明された施策を着実に推進していただきたい。  あともう一点だけなんですけれども、先ほどその受益と負担の関係、都市住民にもこれは広い意味での受益があるんだと、こういうことの話があり...全文を見る
○杉尾秀哉君 何度も繰り返しますけれども、地元の長野県は森林県でございます。関係者の期待は非常に大きいんですね。それだけに、この税の使い道についてはしっかりチェックするとともに、より有効に、有意義に使われるように私どもとしてもしっかりと見ていく必要があるというふうに思います。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、区域内という話ありました。基本的には市町村単位だと思われますが、一部にはこれ都道府県単位まで広げるべきではないかという議論がありますけれども、それについてはどう考えていますか。
○杉尾秀哉君 これ、地場産品がある自治体はいいんですけれども、特に都市部は地場産品がないと、こういうところには非常に制度上不利じゃないかというのがありますけれども、これについてはどうお答えになりますか。
○杉尾秀哉君 あるべき姿として、事というのはいいと思うんですよね、例えば子供、子育てであるとかですね。そういうことはどんどん進められるべきだと思うんですけれども、ただ、現状におけるこのふるさと納税というのは、やっぱりどうしても物中心になりますから、やっぱりカタログギフトであること...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ一部報道なんですけれども、過剰返礼の自治体は除外する、過去実施分も対象にすると、こういった報道が一部にありました。中には、過度なキャンペーンで寄附を集めたということでいろいろ波紋を呼んでいる自治体もございますけれども、そうした自治体を念頭に置いているのかなと思い...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうすると、この報道は正しいということになりますかね。過去分についても検討の対象になるということですかね。
○杉尾秀哉君 細かい話もいろいろさせていただきましたけれども、非常に、できるだけ客観的というふうに今おっしゃいましたけれども、やっぱりどこかに恣意的な要素というのは入ってくるわけなので、そもそも、この制度の趣旨からいって、総務省がそこまで非常に細かく目を光らせるということはどうな...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後に一つだけ、ちょっと無理だと思うよっていう、横からそういう声も出ているんですが。  やっぱり、この制度がいびつなんですよ。そもそも、高額所得者ほど控除される限度額が大きくなるという、何度も言っていますけど、金持ち優遇制度になっちゃっているんですよね。そこの根本...全文を見る
○杉尾秀哉君 済みません、ほかの質問もあったんですけど、時間になりましたので終わります。またの機会によろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月19日第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。  先日の委員派遣で、岩手県の釜石、大槌、山田、そして宮古市、伺いました。前職のテレビ時代に何度も取材で被災地伺わさせていただきましたけれども、今回、三陸にお...全文を見る
○杉尾秀哉君 先般、平成三十年を振り返って、天皇陛下が、平成は災害の時代だったと、こういうふうなお話をされました。事実、阪神大震災、そしてこの東日本大震災を始め、本当に数々の地震、水害、その災害に日本列島、見舞われてまいりました。阪神大震災では、私、向こうの出身でございますので、...全文を見る
○杉尾秀哉君 確かに復興担当大臣の所管としてはちょっと踏み越える部分はあるかも分かりませんけれども、これは政府全体として是非とも検討していただきたいというふうに思います。  先ほどもお話ししましたけれども、ハードの復興は相当に進んでいると、こういった印象がある一方で、町づくり、...全文を見る
○杉尾秀哉君 ほぼ今年度中の達成、一〇〇%達成が見えているという状況の中で、一方、被災地でお話を伺っておりましても、やっぱりコミュニティーの再生というのが大きな課題になっているというのは、これは派遣された委員の皆さんも実感されたところではないかというふうに思います。  事実、朝...全文を見る
○杉尾秀哉君 今答弁でもありましたけれども、だんだんだんだん仮設住宅が減って、そして、その一方で、災害公営住宅、復興住宅の方に移行が進んでいるわけですけれども、そうした中で孤独死の問題がこのところ大きくクローズアップされてきております。震災八年の特集、私もできる限りテレビ報道、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、宮城のケースについて警察の方で把握しているという話、百二十名の方、この内訳なんですけど、仮設住宅、復興住宅、どういったところで亡くなられているのが見付かったのか、内訳分かりますか。
○杉尾秀哉君 資料二として配らせていただきました。  朝日新聞の今月十二日の朝刊のたしか一面の左肩だったと思いますけれども、この右下のグラフを見ていただいてお分かりのように、これは当然かもしれませんけれども、仮設住宅での孤独死が徐々に減っていく一方で、復興住宅での孤独死が急速に...全文を見る
○杉尾秀哉君 今大臣からきめ細かなと、こういう御答弁がございました。  このグラフを見てでも、下のグラフなんですけれども、男性と女性の割合を見ると、やっぱり男性の方が圧倒的に多いんですよね。ということは、やっぱり男性の方が孤立しがちだということを、これは被災地に限らず、御夫婦で...全文を見る
○杉尾秀哉君 これからのことを考えますと、更に空き室というのがやっぱり増えてくるということが考えられます。  例えばなんですけれども、被災者の方でなくても、先ほど来、人を被災地に呼び込むという意味においても、例えば若者それから子育て世代、何らかの優遇的な措置で入居できるような、...全文を見る
○杉尾秀哉君 柔軟な対応がやはりここでも必要だというふうに思うんですね。  あと、こうした災害公営住宅については、例えば家賃が入居四年目から上がるとか、それから自治体によってその補助の率が、割合が違うとか、いろんなことがあるようでございますので、そうしたことも含めて、復興住宅に...全文を見る
○杉尾秀哉君 二割のところもあれば、そんな八割のところもあるということで、本当に大きな差があるなというのが実感でございます。  やっぱり空き地が目立つケースとして、陸前高田のこれはかさ上げ事業ということでございますけれども、まだ現在利用が決まっていない土地が三分の二、六六%ぐら...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、平野先生が、もうちょっと答えがあっていいんじゃないかと。空き地バンクの話、これ前回、私も、ちょっと一回復興特抜けていたんですけれども、前回復興特で質問させていただいたときもこの空き地のことについて少し伺ったんですが、あれから更に進んで、お店は先にできているんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 この問題についてはちょっと引き続き関心を持ってまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  残りの時間は産業、なりわいの再生について伺いたいというふうに思います。  これも現地でお話を伺っていていろんな問題があるなと思ったんですけど、とりわけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 九七%、九六%ということで、これも表向きは順調に回復しているということなんですけれども、じゃ、例えば漁業について見てみると、水揚げというか生産額、出荷額、これはどれぐらいの割合、震災前に比べてなっているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 金額で九〇%、量にして七三%ということなんですが、意外と高いなとは思ったんですけれども、ただ、お話を伺っていて、やっぱり漁業不振というのは相当深刻であるなと。だけど、これは三陸に限らず、やっぱり地球温暖化の問題等々あるかも分かりません。  そうしたことも含めて、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後の質問になりますけれども、東北経済産業局が去年六月にグループ補助金のアンケートを行ったそうなんですが、この交付先のアンケートで、五割に満たない水準で、やっぱりまだ震災前の水準まで回復していないということでございました。  もう時間が来ましたので質問はやめますけ...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○杉尾秀哉君 第一問、通告しておりませんけれども、総理に伺います。  JOC、竹田会長の辞任をどう受け止められていますでしょうか。
○杉尾秀哉君 それでは、通告しております統計不正問題について伺います。  厚労省の特別監察委員会の第三者性について、総理は三月六日の予算委員会で、まさに第三者委員会の名にふさわしい、高く評価しておられますが、この考えは変わりませんでしょうか。
○杉尾秀哉君 最高検検事という肩書しか言えないんですよね。  おとといの予算委員会で紹介されました弁護士グループ、第三者委員会格付け委員会の報告書、九人の委員全員が最低のF、不合格の判定をしております。この中で、監察委員会の再調査報告について、独立性、中立性、客観性のかけらもな...全文を見る
○杉尾秀哉君 民間人ではありません。第三者委員会のエキスパートの人たちばかりです。  では、総理に更に伺います。これ、通告済みです。きちっと答弁してください。  統計の独立性についてどうお考えでしょうか。
○杉尾秀哉君 これについて、先日、経済統計学会が声明を出しております。この中で、公的統計はいかなる権力からも自立した存在であるべきだとはっきり述べております。  では、なぜ統計は権力から自立した存在でなければならないのか、総理には意味が分かりますか。
○杉尾秀哉君 違います。この声明の中でこう書いてあります。戦時中に公的統計がその機能を果たし得なかったことが我が国を無謀な戦争へ駆り立てたことの痛切な反省から統計法が戦後制定されたと書いてあります。つまり、さきの大戦で時の為政者が統計を都合よく利用して無謀な戦争に突入したという歴...全文を見る
○杉尾秀哉君 同じ説明繰り返さないでくださいね。  では、伺います。  統計方法の変更をめぐる中江元秘書官の問題意識の伝達、あれは統計への政治介入ではないんですか。
○杉尾秀哉君 伺います。  今、総理は専門的、客観的な見地とおっしゃいました、何度も。中江元秘書官は統計の専門家なんでしょうか。
○杉尾秀哉君 おかしいですよ。何で答えられないんですか。何で統計の素人の秘書官が厚労省の担当部長を官邸に呼び出して、中身についてああだこうだああだこうだ言うんですか。おかしいじゃないですか。単なるユーザーじゃないじゃないですか、中江秘書官は。どうなんですか。
○杉尾秀哉君 聞いていないことを何でそんなべらべらしゃべるんですか。中江氏の対応を、問題意識を持つのは至極当然だって、これ本当に至極当然なんですか。だって、秘書官って総理の手足であり分身ですよ。その人が担当者を呼び出したら、どういうプレッシャーになるかぐらい分かるでしょう。  ...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来ましたけれども、総理は全く答えないし、統計の独立性への理解、見解も数字への敬意も全くございません。今日も、先ほど有効求人倍率、自分の都合のいい数字ばっかりをべらべらべらべらしゃべり立てるんですよ。  こういう総理の姿勢自体が今回の問題で問われているというこ...全文を見る
○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。  先ほどに引き続いて統計問題なんですが、観点を変えまして、統計行政への信頼回復と再発防止のための緊急提言を先般、私ども立憲民主党でまとめさせていただきました。その骨子なんですけれども、一点目が、統計行政を現行の...全文を見る
○杉尾秀哉君 分析中ということなんですけれども、かなり根深い問題が多分あるんだろうと。人員、それから予算が伸びていないとか、そうしたリソースの問題これから取り上げますけれども、ただでさえこれ諸外国に比べても日本の今の統計体制というのは貧弱なわけなので、それで更に省庁ごとに分散して...全文を見る
○杉尾秀哉君 その話はこの後にまた伺います。  去年、統計法の改正の審議がありまして、私もそこで質問をさせていただきました。統計委員会、そもそも平成十九年の統計法の改正によってできたわけですけれども、去年の審議の中で、私こういうふうに聞いたんですね、統計委員会は司令塔としての役...全文を見る
○杉尾秀哉君 去年の統計法の改正で機能を強化した、それで見付かったみたいなことを言う人もいるんですけど、これはもう全く実は関係なくて、たまたま去年の六月の数値がぼおんと上がったんで、三・六、修正で三・三ですか、それで、エコノミストの人たちもこれはおかしいというんで、何だ何だと、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今議論中ということでしたけれども、是非そうしたことも念頭に置きながら、可能性を、本当に真剣に統計大改革という観点から進めていただきたいというふうに思うんですが。  実は今回の一連の統計不正で、統計行政の総本山の総務省の中でも不正が見付かりました。クールジャパン推進...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、事案の概略を話していただいたんですが、結局は大臣が所管する統計調査に該当するかどうか、担当者の人が全く分かっていなかったと。これは、人的ミスなのか、それとも、そもそもそういう意識が総務省の中においてない、これ相当実は深刻な話じゃないかというふうに思うんですけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 統計に関する手続というのがやっぱり多分省内でもちゃんと把握されていなかったというか、やっぱり分かりにくい現状、総務省の報告承認義務を含めて、これは体制の問題と意識の問題とどちらもあるのかなというふうには思うんですけれども、そこで、冒頭にも少し申し上げましたが、その統...全文を見る
○杉尾秀哉君 お手元に資料を配らせていただきました。これ、がくんと平成二十三から二十四に減っているのは、これは農水省におけるカウントの仕方を変えたというのが大きいとは聞いていますけれども、基本的にはずっとなだらかに低下していて、かつてのちょうど半分以下ということなんですけれども。...全文を見る
○杉尾秀哉君 諸外国と比べて、先進国と比べてもやはり日本は体制が脆弱なんだということですよね。  予算については、そこにグラフがあります。国勢調査の年にぼんと伸びておりますが、基本はずっと横ばいということであろうかというふうに思います。  去年の統計法の議論でもありました、E...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうおっしゃるのであれば、その予算についても増額は必要でしょうし、少なくとも人員、まあ数がいればいいというものではないとは思いますけれども、これはやっぱり元の水準に戻すべきじゃないかと思いますけれども、その辺、大臣の決意をちょっと聞かせていただけますか。
○杉尾秀哉君 もう一つ、地方レベルにおける担い手不足の問題なんですが、資料二を配付させていただきました。  統計専任職員の配置経費に係る国からの交付額、これ減少を続けておりまして、それとともに、要員の定数が平成十六年以降ずっとこうして減り続けていると、こういう状況です。二千二百...全文を見る
○杉尾秀哉君 先般、江崎委員が自らの体験を基に地方の大変な状況についてお話しされましたけれども、これは地方の人員の確保もそうです。あと、それから、専門的な立場の人たちを、これはアメリカなんかは実際に博士号を取得した経済の専門家を特に商務省なんかは実際に採用されているそうです。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、いろいろ対策をおっしゃっていただきました。  そのうちの一つに挙げられましたオンライン調査、国勢調査なんですけれども、オンライン調査が導入されているというふうに聞いております。オンライン回答の現状というのはどういうふうになっているのか。そして、もう一つ、逆に言...全文を見る
○杉尾秀哉君 アメリカもやっぱり国勢調査はオンラインが導入されていて、こちらの方は八割ぐらいにもう達しているという話がございます。イギリスなどでは、先ほど言ったオンライン調査にやっぱりなかなか乗ってこない世帯も実際にあるわけなので、こうしたところは調査員が行かなければいけないし、...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、先ほど言った改革案の骨子の四番目に当たる部分なんですけれども、統計法の罰則の強化ということなんですが、冒頭申し上げました、基幹統計の一斉点検で二十三統計において手続上の問題があるというふうにはされましたけれども、これは、その統計法違反に当たる可能性があるか...全文を見る
○杉尾秀哉君 今その九条、十一条には違反していたのではないかという話なんですが、九条、十一条には罰則はございませんということです。  実際に罰則があるのは六十条と六十一条だと思うんですけれども、これ六十条には、真実に反するものたらしめた者、基幹統計、これは六月以下の懲役又は五十...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の説明ありましたけれども、実際に立件されるケースというのは非常に限られていて、市に昇格するために人口を水増ししたとか、そういうかなり悪質なケースのみしか立件されていないんですね。  今回のケースについて、まだ調査報告書の第三者性の問題というのも残っておりますけれ...全文を見る
○杉尾秀哉君 是非、その故意性というのを立証するのも非常に難しくて、これほとんど限定されてしまうんですよね。こうしたことも含めて、この統計法の実効性というのをもう少し中身に立ち至って議論する必要があろうかというふうに思います。  残りの時間が五分ちょっとでございますので、少し別...全文を見る
○杉尾秀哉君 今のその四百八十五万台でしたっけ、五百六十万台か、それはあくまでそのチューナーを付けるということが前提になっているわけなので、チューナーを付けなければいけないとか、場合によっては新しいアンテナが必要であるとか、そういった知識というか啓発普及というのは、これ総務省とし...全文を見る
○杉尾秀哉君 その推進キャラクターというのが具体的に出ているんですが、ちょっとまだ普及啓発活動というのが浸透しているようには思えない。  あともう一つ、やっぱりこういう新しいタイプのものの普及には中身の、コンテンツの問題というのがすごく大きいと思っておりまして、NHKは資金が潤...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、NHK予算でも多分話が出ると思うんですけれども、NHKはこうして九〇%。ただ、やっぱり民放の場合は、今はそのコンテンツの割合もすごく少ないし、何かよくよく見てみたら、情報番組なんかがピュア4Kだったりしているんですけど、情報番組でピュア4K見てもしようがないよ...全文を見る
○杉尾秀哉君 よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月27日第198回国会 参議院 本会議 第10号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案等四法案に対して、森林環境税・譲与税に関する法律案に賛成、その他の法案については反対の立場から討論します。  まず、冒頭に申し上げます。...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず、菅官房長官に記者会見問題で伺います。  私、今月八日の予算委員会で、加計学園問題をめぐり、いわゆる総理の御意向文書について怪文書のようなものだと長官は...全文を見る
○杉尾秀哉君 違うと思いますよ。  文科省の再調査で一連の文書が見付かってから、長官は答弁を修正されています。六月十五日の記者会見では、大変申し訳なかった、責任を真摯に受け止めると、こういうふうに事実上謝罪もされています。いかがですか。
○杉尾秀哉君 当時の認識と現在の認識、違うと言っていますよね、現在の認識ではないと言っていますよね。つまり、怪文書という認識じゃないというふうにおっしゃっていますよね。
○杉尾秀哉君 どうしてもお認めにならない。これは、福山議員に対しても、六月十五日、現在の認識ではないというふうにおっしゃっている。六月十七日、維新の丸山議員、これ衆議院です、調査して文科省に文書があった、認識を変えている、こういうふうに答弁されています。認識を変えていますよ。
○杉尾秀哉君 怪文書じゃないということでしょう。
○杉尾秀哉君 じゃ、今は怪文書と思っているんですね。
○杉尾秀哉君 もうこれ以上はやめますけれども、自分の責任を全く言わないで、記者にばかり責任を押し付けるというのはおかしいということを申し上げて、中身の質問に入らせていただきます。  資料を配りました。総理の施政方針演説の内容について、幾つか質問させていただきます。  まず、六...全文を見る
○杉尾秀哉君 平成二十三年と平成二十八年の数字、この数字の前段に二つの政策が掲げてあります。どう読んでも、これ因果関係がある書き方なんですけれども、児童扶養手当の増額と給付型奨学金の創設、それぞれ何年からでしょうか。
○杉尾秀哉君 つまり、始まっていないんですよ。四二%になった後でこの二つの制度が始まっているんですよ。因果関係ありませんね。
○杉尾秀哉君 だから、因果関係ないんですよ。因果関係がないけど、この数字が上がった場合にこういうのを言って、これ、誰が普通に考えても、こうやったから上がったとしか読めない。  それぞれ聞きます。そもそも一人親世帯の数、これ何世帯ですか。
○杉尾秀哉君 この大学進学率はどういう調査に基づくものですか。それぞれサンプル数を教えてください。
○杉尾秀哉君 つまり、一人親家庭が百四十万世帯あって、そのうちの二百世帯ぐらいしかの調査ではないんですよね。  これ、サンプルが少な過ぎて、統計というには余りに誤差が大きいんですよ。どうですか。
○杉尾秀哉君 いや、だから、単純に比較できないんですよ、これ。誤差率が大きいんです。  それから、その次に書いてあります相対的貧困率、減少に転じたというふうに書いてありますけど、そもそもアベノミクス等々で可処分所得が減って貧困ラインが下がっているというのが現実。生活保護世帯、現...全文を見る
○杉尾秀哉君 二〇二〇年三〇%って、これ、二〇一二年の選挙で自民党が公約に掲げている政策だったんですよ。それが今現状こうなっているんですよ。  この後のページに、ここには持ってきていませんけれども、こういうふうに書かれています、希望出生率一・八の実現目標。実際の合計特殊出生率ど...全文を見る
○杉尾秀哉君 六年で〇・〇二ポイントです。ちなみに、民主党政権三年間で〇・〇四ポイントです。  もう一つ言いますけれども、これ、希望出生率というのは苦し紛れなようなもので、あくまでこれ希望ですから、数字自体にそんなに意味がありません。現実との乖離が余りにも甚だしい。  そして...全文を見る
○杉尾秀哉君 私にはうつろに聞こえます。  消費増税について通告していますけれども、ちょっと時間がないので、外交について伺います。  総理、歴代外務次官何人かとこの一か月ぐらいの間に公邸で会食されましたか。
○杉尾秀哉君 二月二十八日の首相動静、六時二十七分、公邸、谷内国家安全保障局長、佐々江前駐米大使、薮中、齋木元外務次官らと会食。この会食の目的、何ですか。そして、どんな話合いが行われましたか。
○杉尾秀哉君 薮中氏ら四人以外に、実はもう二人会食に参加していたと思います。御記憶ですか。
○杉尾秀哉君 そのうち二人、外務省関係のロシア専門家が入っていませんか。
○杉尾秀哉君 認められました。外務省のいわゆるロシアンスクールという関係の方です。名前は言いません。  この会話の中心、対ロ外交、北方領土問題だったんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 確かに、トランプ大統領と電話協議をして、インタビューをして、中抜けしていますけれども、その後にまた会食が続いています。  今、総理も一部お認めになりましたけれども、ロシア関係の話が出た。この中で、外務省関係者の方から、北方領土問題は簡単ではない、東京宣言、イルクー...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理は否定されませんでした。  この席で、こういった話に対して総理は基本的に同調されたと、こういうふうに聞いています。いかがですか。
○杉尾秀哉君 日ロ交渉が膠着状態になっている。この会合が決定打になっていませんか。
○杉尾秀哉君 ロシアのプーチン大統領、交渉の速度が失われたと、この後発言されています。  日ロ交渉に否定的な情報がもたらされた、こうした状況の中でプーチン大統領の発言があった、ロシア側が態度を硬化させた、こういう情報があります。いかがですか。
○杉尾秀哉君 ただ、日ロ交渉がどういう状況になっているのか。経産省出身で総理側近の政務の今井秘書官を中心としたルート、もう一つ、外務省ルート、チャンネルが二つある。言わばこうした二元外交、日ロ交渉の現状を招いたんじゃないかと、こういう指摘がありますけれども、いかがですか。
○杉尾秀哉君 元々、総理が自分の任期中にと交渉の期限を切っている。北方領土の不法占拠、固有の領土などという言葉を一切使わなくなりました。  これ、当初から余りにも弱腰だったんじゃないですか。だからプーチン大統領に足下を見られたんじゃないですか。どうですか。
○杉尾秀哉君 四島がいつの間にか二島あるいは二島プラスアルファ。ところが、その二島プラスアルファどころか二島マイナスアルファ、いや、ゼロ島になるかもしれない、こういう情報がメディアを中心にいろんなところで回っていて、国民、そして何よりも元島民の皆さんも様々な情報の間で翻弄されてき...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、交渉の手のうちじゃないですよ、外務大臣。  じゃ、そうしたら、言ってください、四島は固有の領土なんですか。言ってください。
○杉尾秀哉君 向こうに一方的に言われているじゃないですか。  そして、河野大臣、ここの国会で何と言いました。国会の論戦を場外乱闘って言いましたよ。場外乱闘ってどういうことなんですか。
○杉尾秀哉君 場外乱闘という言葉は看過できません。看過できません。国会で論戦できません。撤回してください。
○杉尾秀哉君 今、だけど、国会の論戦が、それが外に伝わって、それでもう場外乱闘って、つまり国会の論戦でしていること自体が場外乱闘のもとになっていると言っている。そういうことじゃないですか。
○杉尾秀哉君 国民に説明がないというトランプ大統領のノーベル賞推薦。これ、総理、説明していませんね。これ、国民代表して推薦されましたね。国民に知る権利あるんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 違います。ノーベル賞委員会が言わないということで、推薦者が公表することについては禁止していません。どうですか。
○杉尾秀哉君 最低限の説明ぐらいはしていただきたいんですよ。  例えば、海外のメディアがどういうふうに報道しているのか。ワシントン・ポスト。安倍総理はトランプ大統領のエゴにこびへつらい、日本の有権者の前では敬意を示す、その微妙な間合いで切り抜けようとしている、総理がノーベル賞推...全文を見る
○杉尾秀哉君 否定されるけれども、私にはそういうふうに見えます。  北朝鮮外交。人権侵害を非難する国連の決議案提出を見送りました。日朝対話、秋波を送っても、北朝鮮が、悪辣この上ない安倍一味と、こういうふうにしか言ってこない。けんもほろろ。そもそも、拉致被害者を一人残らずこの手に...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理は、政治は結果だとおっしゃっています。就任六年です。結果が出ていません。外交の安倍、どうしたのか。それだけはっきり最後、言ってください。
○杉尾秀哉君 結果が出ていないということだけ申し上げて、時間が来たので終わります。  ありがとうございました。
03月28日第198回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。  質問の機会をいただきましてありがとうございます。  先ほどの大沼議員はNHK出身ということですが、私も大学のときにNHK受けたんですけれども、途中、民放の方に先に内定が出ちゃいましたものでNHKには行かずに...全文を見る
○杉尾秀哉君 支出を見ますと、国内放送番組の充実、スーパーハイビジョン、4K、8Kの推進、これで百四十四億円の支出増なんですけれども、もう少し、先ほどの総務大臣の意見もありましたけれども、聖域なき徹底的な経費削減をしていればこんなに支出が膨らむはずがないと思うんですけれども、これ...全文を見る
○杉尾秀哉君 民放から見ると非常に羨ましい制作環境にあって、何でNHKはこんなに金があるのかなと思うことが結構あったりするんですけれども。  資料を配らせていただきました。収支の決算と予算のレベルなんですけれども、御覧になって一目瞭然、赤枠で囲みましたけれども、事業収支差金に毎...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど来話が出ておりますけれども、人口減少時代になって、これから世帯数も多分その契約数も減っていく、ピークの時期があって、その後にだんだんだんだん収入が少なくなってくるだろう。一方で、収入と支出のバランスが本当にこれでいいのかということも含めて、そうした中長期的に安...全文を見る
○杉尾秀哉君 本当に、二〇二〇年のオリンピック以降が心配だという声が局内からも届いておりますので、どうかその辺よろしくお願いします。  先ほどから働き方改革の話が出ているんですけれども、こういう情報が私のところに来ております。NHKの放送現場で、関連会社が偽装請負の疑いで労働当...全文を見る
○杉尾秀哉君 報道局でも、報道現場でもやっぱり同じような偽装請負で指摘があったそうですので、ここはしっかりと調査していただいて対策を打っていただきたい。  それともう一つ、その組織づくりが、筋肉質、そして効率的な体制構築というのは大きなテーマなんでしょう。その一環としてなんでし...全文を見る
○杉尾秀哉君 現場の方はどうもそうは思っていらっしゃらないみたいですよ。私、持っているんですけれども、これ現場の方のこの部の要望書。七十三人の部員の方のうちの七十二人、もう一人は海外留学、つまり、ほぼ全員が説明の場を求めています。そして、実際に説明会でこの部の部長さんがこういうふ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、通告していないんですけれども、会長は、就任されてから、NHKのドキュメンタリー番組で物すごく感動したという番組ございますか。
○杉尾秀哉君 今、「ETV特集」をほぼ全て見る、そのつまり「ETV特集」の部署をばらそうというふうにしているんですよね。民放でこうした、特に硬派で、マイノリティーであるとか社会的弱者とか国際問題なんかも、なかなかやっぱり経費のことを考えると、それから視聴率のことを考えると民放はや...全文を見る
○杉尾秀哉君 「あさイチ」みたいなああいう人気の、数字のいい番組と同じユニットになるということで、最近NHKは、いい意味も含めてすごく数字を気にしていらっしゃるところがある。数字を優先していくと、どうしてもやっぱりこういった効率の悪いところがどんどんどんどん、今はおっしゃいますけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ところが、森友問題でスクープを放っていた、まあ記者の名前は言いませんけれども、NHKの元記者の方が「安倍官邸vsNHK」という本を出されており、ここにあります、出しませんけれども、この中で同じことを書いているんですね。報道局長さんが報道現場に事細かく口を出して、Kア...全文を見る
○杉尾秀哉君 天下のNHKが、報道機関が根拠も示さずにこういうコメントを出しますか。  主要な部分において虚偽の記述が随所に見られる。何が主要な部分で、随所に見られるって、じゃ、何か所あるんですか。それぐらい言わなければ説得力ありませんよ。
○杉尾秀哉君 時間がないから余りしませんけれども、そういうコメントは納得できません。箇所数ぐらい言ってもらわないと。  さっきのコメントもそうなんですけれども、今のコメントもそうなんですが、こんなにすぐ断定するなんてあり得ないですよ。しかも、さっき又市議員から沖縄報道もありまし...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後に一言。ジャーナリズムについての考え方、短く、上田会長、話してください。それで終わります。それで終わりです。
○杉尾秀哉君 じゃ、守ってください。  ありがとうございました。
04月25日第198回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。  本日は一般質疑ということで、後ほど統計問題について聞きますけれど、その前にまずNHKの役員人事について質問したいと思います。  御多忙な中、大変ありがとうございます。当委員会にもお越しいただきましたけれども...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでNHKの関連会社から本体に復帰されたケースというのはたくさんあったと思うんですけれども、今回のように、専務で辞められて、また専務で戻ってこられたケースは初めてだというふうに伺っております。  異例の人事というふうに言ってもいいと思うんですけれども、どういう...全文を見る
○杉尾秀哉君 分かりました。  今回の人事、今月九日の経営委員会で承認されたということでございます。同意されたということですね。  そこで、石原委員長、伺ってまいります。十二人の経営委員による全員一致で決まったのかどうなのか、その経営委員会について教えてください。
○杉尾秀哉君 今おっしゃったとおりですね。  ちょっと調べてみたんですけれども、過去の人事で全会一致でなかったのは二例だけというふうに聞いております。一例目が平成二十一年四月、このときは一名の方が挙手しませんでした。理由は、情報が少な過ぎて判断ができないというものだったそうです...全文を見る
○杉尾秀哉君 その点について、新聞報道によれば、板野氏の資質に対する疑義を理由に挙げたということなんですけど、そういう趣旨ということでよろしいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 いずれにしても、こういうその少数の方の意見というのは非常に貴重だというふうに思うんですね。是非、二人のこうした意見についてはしっかりと受け止めていただいて、こうした方をしっかり守るように委員長の方で約束していただけませんか。
○杉尾秀哉君 今お話を伺ってみると、前の二例については情報がないとかという、そういう理由だったんですけれども、今回については、これは事実上反対というふうに言ってもいいと思うんですよね、形は棄権ということなんですけれども。  今回の人事案の承認というのは、委員長として、異例中の異...全文を見る
○杉尾秀哉君 この委員会の後、委員長は今回の人事について、板野さんはエンタープライズで実績を上げていると、復帰はいいことだと、こういうふうにお話をされているそうでございます。こういう評価ということで、委員長、これよろしいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 チコちゃんは社長が作ったのではなくて、あれはフジテレビの御出身の方が、この間もあるところで話になったんですけれども、このCGはやっぱりNHKでないとできないねという話を業界関係者の間でしておりまして、その意味では私もよく見ております。ただ、人事は別だと思うんですね。...全文を見る
○杉尾秀哉君 今日、本日付けということで、私も意外だったんですけれども、板野専務御自身も来ていただきまして、本当にありがとうございます。  ちょっとNHKエンタープライズの業績調べさせていただきましたが、先ほど委員長から、僅かながら売上げが伸びていると、こういう話でしたけれども...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の売上げの推移については、私も確認させていただいております。  その板野さんなんですけれども、籾井会長の一番の理解者というふうに当時は、当初言われていたそうです。ところが、あるときから離反をして、言葉は悪いですけれども、籾井会長に切られたと。最初の転出先はエンタ...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういう説明をされるというふうに思っておりましたけれども、業界関係者はそういうふうに思っておりません。非常に歯応えのある番組だった、目標とすべき、お手本とすべき番組だったというふうに思います。今の番組がどうというふうには申し上げませんけれども。  もう一つ、板野総...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、真摯に受け止めたというふうに御説明がありました。  そこで、会長に伺います。そのときの放送総局長、番組の最高責任者、真摯に受け止めているならば、どうしてそのときの最高責任者が今度こうした形で復帰するんでしょうか。
○杉尾秀哉君 私は到底納得できないんですけれども。  もう一つ別の指摘もあります。放送現場への介入が指摘されるケースでございます。  安保法案の国会審議が佳境を迎えた二〇一五年七月、安保法案の衆議院委員会通過をNHKは放送しませんでした。翌日の本会議採決は中継しましたけれども...全文を見る
○杉尾秀哉君 ニュースの編集権に介入するつもりは毛頭ございませんけれども、トップで扱ったということは、こんなの当たり前です。殊更今説明されるようなことではございません。しかも、衆議院通過した後に、雌雄を事実上決した後にやっても仕方がないんですよ、まあ仕方がないとは言いませんけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 適材適所というのは何かよく聞くんですよね、最近、人事でね。  今回の人事について私もいろんな方から聞きました。例えば、あり得ない、最も恐れていた人事、あの人とだけは働きたくない、これが職員の総意であります。公共放送としての信頼が絶望的になった。  私は最初、事の...全文を見る
○杉尾秀哉君 これはNHKの現場で働いていらっしゃる皆さんをあえて代弁して言わせていただきたいんですけれども、職員のモチベーションが下がるんじゃないですか。NHKという巨大組織、これで本当にもつんですか、今リーダーシップというふうにおっしゃいましたけど。いかがですか。
○杉尾秀哉君 今のような説明を職員に直接されるおつもりはございませんか。
○杉尾秀哉君 今の言葉、しっかり受け止めさせていただきました。職員のモチベーションは日頃からずっと気にしていると、非常な関心を持っているという御説明でございました。  上田会長御自身は経営委員を長く務めていらっしゃいますので、板野さんのことについてはよく御存じだと思います。それ...全文を見る
○杉尾秀哉君 一点だけ確認させてください。  板野さんの人事について、杉田官房副長官と話をされたことはありますか。
○杉尾秀哉君 いや、私は、ないならないで、ないというふうにおっしゃっていただいていいんですけど。
○杉尾秀哉君 間接的にはいかがですか。
○杉尾秀哉君 今回の板野さんの復帰は将来の副会長あるいは後継会長の含みがあるという、こういう見方がございます。それからまた、これからのNHKの放送、オリパラ、翼賛報道一色になるんじゃないか、憲法改正をめぐる報道への影響を危惧する声も私は内部の方から伺っております。  今回、専務...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の答弁はしっかり議事録に残りましたので、後でまた何かの折に質問する機会があるかもしれません。  もう一つだけ伺います。  会長は職員の皆さんに、公共放送としての信頼を失わないように、日頃から築城三年落城一日と、こういうふうに話をされていらっしゃいます。国会でも...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の言葉をこの答弁の場だけではなくてNHKの局内に徹底していただきますようにお願いしまして、統計問題に質問を移らせていただきますので、NHKの関係の皆様は御退席いただいて結構です。
○杉尾秀哉君 ちょっと押しましたけれども、賃金構造の基本統計の不正事案について、ちょっとその後のフォローがないもので伺いたいと思います。  この問題をめぐっては、不正があった厚生労働省だけではなく、総務省の行政評価局において調査が行われることとなりまして、三月の八日に緊急報告公...全文を見る
○杉尾秀哉君 済みません、大臣、ちょっと通告していなかったんですけれども、今の厳しい意見を聞いて、これは厚労省だけの問題ではないと、こういうふうな認識も示されたということなんですけれども、考えてみますと、これは一調査員の独断でこれまでの訪問調査を郵送の調査に切り替える、これは普通...全文を見る
○杉尾秀哉君 確かにその項目、私も緊急報告見せていただきましたけれども、仕事の在り方について問われていることは事実なんですが、ただ、元々はこれ何で総務省の行政評価局で調査をすることになったかというと、厚労省とは異なる立場から行政にメスを入れることになっていたはずなんですよね。とこ...全文を見る
○杉尾秀哉君 統計技術的なところについては統計委員会で引き続き議論ということなんですが、先ほどフォローアップという言葉使われましたけれども、再発防止策など具体的な対応についてはいかがお考えなんでしょうか。総務大臣。
○杉尾秀哉君 また、それについては改めて、機会がありましたら伺いたいと思います。  もう一つ、これも置き去りにされているというか、その後報道がないんですけれども、毎勤統計、これは毎勤統計についてはいろんな多岐にわたる論点があるわけですけれども、この中で、平成十六年から二十三年分...全文を見る
○杉尾秀哉君 このデータの紛失をめぐって、平成二十八年十二月の統計委員会サービス統計・企業統計部会において、当時の厚労省政策統括官付参事官、調査票の内容を記録した電磁的な記録媒体については、現在、昭和五十五年以降の分を保存しているところでございますと、こういうふうに明言をされてい...全文を見る
○杉尾秀哉君 ほかにも幾つか指摘したいことがあったんですけど、時間がないんですけれども、こういうふうに、その統計委員会、去年の統計法の改正もあったんですけれども、統計委員会のガバナンスを利かせると、こういうことだったんですが、グリップ利かせるということだったんですが、こういうふう...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りました。  私どもで統計改革について法制化の作業を進めておりますので、またそれについては後日この場で取り上げさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
05月16日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。本日は、質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。  今日は、大学関連四法案の質疑ということなんですけれども、その前に、白須賀政務官のいわゆる在京当番問題というのが起きておりますので、それについてまず...全文を見る
○杉尾秀哉君 原子力は白須賀政務官の御担当ということでよろしいか。そして、復興庁政務官も兼任されているということでよろしいですね。
○杉尾秀哉君 冒頭おっしゃいましたように、在京当番というのは、政府の危機管理上、非常に重要な制度でございます。しかも、原子力を担当されている。  ところが、その原発事故というのはいつどこで起きるか分からない。にもかかわらず、資料一として配らせていただきました、東京新聞によります...全文を見る
○杉尾秀哉君 ブログを見させていただきました。例えば、千葉県議選の応援、少年野球大会、神社のお祭り、新年会、こういう地元日程ですね。私たちもこれは大事だというふうに思っておりますけれども、ただ、そうした地元日程と政務官というその職務にある危機管理対応と、どちらの方が重要なんでしょ...全文を見る
○杉尾秀哉君 政務官の地元は茨城県との境のところもございます。今おおむね一時間以内というふうにおっしゃいました。車と電車を乗り継げば行けるということですけれども、これあくまで路線検索とかそうしたネット上での検索の問題でございまして、車の渋滞、それから電車の乗り継ぎ時間、電車の時刻...全文を見る
○杉尾秀哉君 私はルールを聞いているんじゃありません、対応できるかと聞いているんです。どうですか。
○杉尾秀哉君 答えていないですよ。対応できるかと聞いているんですよ。ルール聞いていないんですよ。ルールにのっとって行動していたなんて、そんなこと聞いていないですよ。対応できるか、しかも緊急事態でできるのかと聞いているんです。はっきり答えてください。
○杉尾秀哉君 後で大臣にも伺いますけれども、ルール自体がおかしいというふうに思います。  念のために、ほかの政務官の方、今の安倍政権のですね、ブログ幾つか見させていただきました。例えば、当番の日は二十三区内に張り付いていなければならない、こう書いていらっしゃる人もいる。地元の日...全文を見る
○杉尾秀哉君 あなた、サボっているって有名なんですよ。自覚あるんですか。
○杉尾秀哉君 復興庁の担当もされている。福島原発事故、アンダーコントロールというふうに言っていますけれども、例えばまた再び大きな地震が起きる、そして東海、東南海、南海トラフ、最近も宮崎で地震が頻発しております、九州にも原子力発電所があります。こうしたときに、あなたは原子力担当とし...全文を見る
○杉尾秀哉君 言葉悪いんですけれども、魔の三回生というのはマスコミでいろいろ言われています。あなたも三回生のお一人というふうに伺っております。週刊誌等々でいろんな行動が報道されています。今回とは関係ありませんのでそれについては触れませんけれども、余りにも危機管理意識が乏し過ぎます...全文を見る
○杉尾秀哉君 誤解って何ですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、ちょっと話を変えてルールについて伺います。  二〇〇三年に閣議了解された在京当番制度、いわゆる、文科省ではどういう運用がされているのか、今政務官がるる説明されました。そして、この在京当番というのは、実際どういう形で決定され、どういうふうに政務三役で共有されて...全文を見る
○杉尾秀哉君 おおむね一時間というルール、これ、いつどこで決められて、文書か何かで残っているんですか、どうなっているんですか。
○杉尾秀哉君 今、文書があるということですので、後で提出をお願いしたいと思います、お取り計らい。
○杉尾秀哉君 今、代理対応というお話がありました。資料二として、これ昨日、文科省から出てきたものでございます。これ、出された資料というのはあくまで代理対応予定日でございまして、実際に大臣の在京が確定すれば代理対応が解除されると、こういうルールだというふうに伺いました。  じゃ、...全文を見る
○杉尾秀哉君 何で確認できないんですか。政務官のスケジュールが分からないんですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、伺います。  資料三、これ昨日の午前中だと思います、文科省が出してきた資料、あっ、おとといですね、文科省が出してきた資料です。十三日、代理対応の日書いてありますけど、これはどういうことですか。あっ、十五か。
○杉尾秀哉君 これ文部科学省として出してきたんですけど、文科省として確認したんじゃないんですか、これ。東京新聞の取材の資料じゃないですか。これどういうことですか。これ見たら、普通、文部科学省が自分たちで調べて出したと思いますよ。これ何でこんなのを大手振って資料として出しているの。
○杉尾秀哉君 それ調べたのブログしかないんでしょう。
○杉尾秀哉君 例えば、白須賀事務所、スケジュール管理していますよね。それから、政務官の秘書官いますよね。政務官の秘書官もスケジュール管理していますよね。そういう人から確認したんですか。
○杉尾秀哉君 これ、ほかの省庁でも問題になっているんですけど、日程をすぐ廃棄したと言うんですよ。公文書としてはないかもしれない、だけど、手控えとしては残っていると思います。例えば、ある大臣について、びっしり面会記録も含めて残っているというふうに私は聞いています。ないはずがない。ど...全文を見る
○杉尾秀哉君 ルールって何ですか、説明してください。
○杉尾秀哉君 日程表は即日廃棄しろと書いてあるんですか。
○杉尾秀哉君 これ、もし緊急事態が起きたら、誰がそのときにどういう当番だったか分からないじゃないですか。過去について調べられないじゃないですか。だからこういうことが起きるんじゃないですか。こんな運用の仕方でいいんですか。
○杉尾秀哉君 この当番制度って公務じゃないんですか、違いますか。
○杉尾秀哉君 これ、文科省だけなんですよ。例えば、これ、復興庁もありますよね。復興庁の方は、白須賀政務官の当番日がちゃんと書いてあったそうです。文科省だけです、代理対応の予定日しか残っていないというのは。おかしいじゃないですか。答えられますか。
○杉尾秀哉君 じゃ、これ、いつ出せるんですか、お答えください。
○杉尾秀哉君 いや、本当は、今日、私、もうほかの委員会からこちらの方に伺ったんで、大学四法について物すごく実は調べたんです、にわか勉強かもしれないけれども。ところが、こういうことが起きて、対応が余りにもいいかげんだから、これ、聞かざるを得ないんですよ。こんな対応続けていたら、法案...全文を見る
○杉尾秀哉君 さっきも白須賀政務官が何度も言っていたんですけれども、おおむね一時間というルール、これ自体が間違っているんじゃないか。  民主党政権時代、これは役所によって違うかも分かりません、ある元閣僚の人はこういうふうに言っていました。徒歩で一時間以内、これが原則。非常時対応...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、原子力事故が起きたときに文科省は初期対応する役所じゃないというふうにおっしゃいましたね。いいんですか。これ、大ニュースですよ。
○杉尾秀哉君 そういうふうには取れません。原子力事故の発生には何ら関係がないと言っているのと同じです。あの福島事故の教訓、どこ行ったんですか。  しかも、今大臣が繰り返しおっしゃっていましたけれども、昨日の衆議院の委員会でもおっしゃっていましたけれども、これまでのところ問題がな...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、副本部長とおっしゃいましたよね。本部長が不在のときって副本部長が代理するんじゃないですか。本部長じゃないんですか。いいんですか、そんな答弁で。
○杉尾秀哉君 派遣するのだけが仕事なんですか。派遣業ですか。副本部長というのはそんな立場なんですか。おかしいでしょう、今の答弁。私、ここで突っ込むつもり全くなかったんですよ。  本当は、白須賀政務官の監督責任聞きたかったんです。危機管理意識聞きたかったんです。これ、だけど、政務...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、代理がいるからいいという問題なんですかね、それ。
○杉尾秀哉君 全く納得できないんですけれども、ちょっとこれは、また委員会として協議していただくということで。これ、法案審議しないと、私、これだけのために来たように思われるとちょっとまずいんで、まずいというか心外なので、ちょっと今回の法改正について残りの時間伺います。  今回の一...全文を見る
○杉尾秀哉君 革命ってこういうときに使う言葉じゃないんですよ。体制転換とか、そういうことなんですよ。全然革命でも何でもないんですよ。しかも、今回の法案、今日も関係者の方いらっしゃっておられますけれども、非常にいろんな意味で批判が強い。  それともう一つ、私すごく気になっていたん...全文を見る
○杉尾秀哉君 学習者本位という話ありましたけれども、本当にそうなっているのか。大学経営、そしてその教学に対するいろんな意味での介入というか、そうした懸念がすごく強くある。  これ、時間がないので二点だけ絞りますけれども、例えば私立学校法改正、とりわけ二十四条の新設、先ほども質問...全文を見る
○杉尾秀哉君 介入を強化するものではないというふうにはっきりおっしゃいましたので、これは一つ確認させていただきたい。  もう一つ、四十五条の二の新設について、認証評価の結果を口実にした法人による大学の教育研究全体に対する介入を危惧する声、これもございますけれども、これも今の答弁...全文を見る
○杉尾秀哉君 徹底するということでございましたので、それについてはしっかりと確認させていただきます。  もう一つ、東京医大の不正入試問題、それから日大アメフト、私も実は大学の時代にアメフトやっていたんですけど、日大とも対戦をしたことが何回もございますが、まあそれはおいておきまし...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来たので終わります。ありがとうございました。     ─────────────
05月21日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。先週に引き続きまして質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。  前回の質問で、今日お越しいただきました白須賀政務官の在京当番問題に関連して幾つか資料の提出を要求させていただきました。回答はありました...全文を見る
○杉尾秀哉君 全然答えになっていないと思うんですけれども、そもそも、大体、政務官の地元って、民間企業でいうと出張の区域に当たるんですよね。それだけ遠いということなんですが、お答えがなかったので、他省庁の運用ルール、少し調べさせていただきました。  聞いた役所はどこももっとルール...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、全然適切と思えないんですよね。大地震が起きたときは、本当に交通が寸断されて麻痺して、もちろん公共の交通機関も止まりますし、車も渋滞で動けないということなので、一時間以内に到底参集できるとは思えない事態が招来すると思うんですが。  前回、大臣は、原子力事故の原...全文を見る
○杉尾秀哉君 質問のないことまで答えられたんですが、それは商用原子炉の場合は確かにそうです。現在は経産大臣ですけれども、今、だけど、柴山大臣がおっしゃったように、これ、原子力災害対策法、それから原子力災害対策マニュアルで、大学、研究機関等の所有に係る施設で事故が起きた場合には文科...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣、答えられないじゃないですか。いや、もういいです、いいです。  今、だから、原子力災害対策法の十七条の六に、本部長、つまり総理大臣に事故があるときはその職務を代理すると、こういうふうに明記されているんですよ。つまり、事故があるとき、例えば首相が外国に行っていら...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、その順番はそういうことなのかもしれませんけれども、大臣は、所管されている、例えばこれ廃炉作業中にはなっておりますけれども、高速増殖炉「もんじゅ」、それから東海の再処理施設、これリスクの高い核物質とか高レベルの放射性廃液なんかがあるわけですよ。ここ、何度も事故を...全文を見る
○杉尾秀哉君 物理的に、先ほどヘリコプターとかそれからパトカーというふうにおっしゃいましたけれども、ヘリコプター、数足りないんですよね。私も大災害何度も取材しておりますけれども、そんなときのために、しかもヘリコプターどこに着陸できるかも分からないような状況で、そういう言い逃れは私...全文を見る
○杉尾秀哉君 普通に考えると、在京当番中というのはいつ緊急事態になるか分からないから、そういう意味じゃ在京当番待機という、そういう公務をしているというふうに考えた方が私はいいというふうに思っているんですよね。だから経産省もそういう運用をされているし、ほかの役所に聞いてみたら、これ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今おっしゃったとおり、政務官は、大臣を助け、特定の政策に参画し、政務を処理すると、こういうふうに書いてございます。とするならば、大臣の代理対応、つまり在京当番待機をするというのは、大臣を助ける非常に重要な役目だというふうに思います。政務官本来の職務であるというふうに...全文を見る
○杉尾秀哉君 いやいやいやいや、どういうふうに思われているのか、その前に、適切だったというふうに思われているのかどうなのか、ちょっとそこのところをもう一回言ってください。
○杉尾秀哉君 前回も、今回の報道で誤解が発生したと言っているんですよ。誰も誤解していないんですけれども。これ、誤解しているというか、その職務の大切さを感じて、それに対して真摯な反省をするというようなことがあってしかるべきだというふうに私は思いますけれども、誤解というふうに責任を他...全文を見る
○杉尾秀哉君 冒頭、何で反省したのか、私は全く理解できません。冒頭、おわびをされましたけれども、じゃ、何のためのおわびだったのかというのが全く分かりません。言葉だけそういうことを言えばいいというふうにいって、あとはやり過ごそうというふうにしか、そういうふうにしか受け取れませんので...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。質問の機会をいただき、ありがとうございます。  本日は、一般質疑ということで、まず公文書管理と情報公開について伺いたいと思います。  資料を配付させていただきます。  資料一なんですけれども、私の地元長野県の...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう少し詳しく説明していただきたいんですが、どこにどういう形で保管されていたんでしょうか。
○杉尾秀哉君 書庫の棚の上に平積みというのも驚くんですけれども。  それから、さっき説明がありました、これ不開示情報に当たらないということで開示されておりましたけれども、不開示情報に当たらないと判断したその理由、根拠ですね、これ教えてください。
○杉尾秀哉君 この報告書を出されたのがもう三十年以上前なんですけれども、一九八五年の八月九日、そして六日後の八月十五日、終戦の日に、中曽根総理大臣が戦後の首相として初の靖国公式参拝に踏み切りました。しかし、この後の国会の審議等々でも再三当時の野党側が政府側に資料の公開を求めたんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただきましたけれども、情報公開法は西暦で言いますと二〇〇一年、公文書管理法は二〇一一年のそれぞれ施行ということで、それ以前はルールが定まっていなかった、各役所の公文書の管理については役所の判断に委ねられていたと、こういう説明だったと思うんですけれども。実は...全文を見る
○杉尾秀哉君 この資料集の中にもその資料の経緯というのですが書いてありまして、そこに、確認できなかったという、そういうふうな話が書いてございます。それを後ほどこの編さんをされた方がそういうことを書いていらっしゃる。  これ、通告していないんですけれども、当時なかったとされる資料...全文を見る
○杉尾秀哉君 まあそれはそうだというふうに思いますけれども、もしそのときに見付かっていればもっといろんな議論がこの間行われてきたんだろうなというふうに思います。  その意味でも非常に残念なんですけれども、その文書の管理が、当時は法律がなかった、当時の役所の判断に任せられていたと...全文を見る
○杉尾秀哉君 当時の官房の担当者というのは分かりましたか、確認されましたか。
○杉尾秀哉君 この会議録の公開についてなんですけれども、これ、一九九九年に閣議決定された審議会の整理合理化に関する基本計画というのがございまして、この中で、私的諮問機関についても会議録等は原則公開するという指針が示されております。  今回のこの靖国懇の議事録というのはこの対象に...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほどの答弁ですと、二〇〇七年のときに見付からなくて、今回見付かったその経緯、理由がよく分からない、確認できないと、こういう話だったんですけれども、この話について私いろんな人に当たってみたんですけれども、今日は内閣法制局にも来ていただきましたので、ちょっと伺います。...全文を見る
○杉尾秀哉君 法制局でも分からないと、こういうことだったですよね。  冒頭の説明がございましたけれども、靖国懇の会議というのは全部で二十一回開かれております。ところが、今回の開示の対象になったのは第二回から第十二回までということで、十三回から二十一回までは不存在というふうにされ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただきましたけれども、今の説明を聞いても思うんですけれども、確かに二〇〇一年、一一年、公文書管理法、情報公開法ができて随分体制は整備されたと思いますけれども、こうした政府関係の文書については今もいろんな問題が指摘されております。  それから、こうした懇談...全文を見る
○杉尾秀哉君 今大臣にお答えいただきましたけれども、いろんな意味で、この本件というのは教訓を残しているんじゃないかというふうに思います。できますれば、このまだ公開されていない、不存在とされている議事録が更に探索を続けていただいて見付かることを願うばかりでございますけれども、この関...全文を見る
○杉尾秀哉君 議論は尽きないので今日はこれ以上は質問いたしませんけれども、また機会がありましたら、こうした公文書の管理、そして情報公開について質問したいと思います。  内閣、法制局、それから国会図書館、内閣府の方、退席していただいて結構です、委員長。
○杉尾秀哉君 それでは、統計問題について質問を移らせていただきます。  先週の十六日です。総務省統計委員会の点検検証部会が、毎月勤労統計の不正問題を受けて、政府統計の追加点検結果というのを発表しました。これで一連の統計の点検は事実上終了ということだと思うんですけれども、そこで総...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただきましたけれども、まとめますと、これ、基幹統計と一般統計合わせてなんですけれども、政府統計全体の六割強が何らかの不適切な部分があったという、この受け止めですね、これ大臣に伺いたいんですけれども。それから、今、再発防止策、今議論している最中だと、こういう...全文を見る
○杉尾秀哉君 再発防止策は大切だと思います。以前、私もこの委員会で一度質問させていただきました。やっぱり、統計制度はもっと独立性、第三者性を高めていかないと統計への国民の信頼は回復しないんじゃないかと私自身は思っております。統計問題が終わったわけでは到底ないということですね。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。今も御説明ありましたけれども、エンゲル係数については、その出し方というのはいろんな議論はあるようでございます。  去年一月の予算委員会でこのエンゲル係数が取り上げられました。私も当時予算委員でそのやり取り聞いておりました。当時、民進党だったん...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明していただいたとおりだと思います。実際に円安等々で物価が上がっている、これは庶民の実感であろうというふうに思います。  実は、この答弁、やり取りがあった五か月後、去年六月、総務省統計局ホームページの統計Todayというコーナーがございまして、ここに修正エン...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明ありました物価変動の影響を除去したものだと、こういう御説明でした。  総理の答弁が去年の一月、そしてこのレポートが出されたのが去年の六月、答弁内容に符合しています。生活、ライフスタイルの変化等々も含めてなんですけれども、この修正エンゲル係数、これ一部に偽装...全文を見る
○杉尾秀哉君 時期的に非常に近いんですよね。  これ、今後のことも含めてなんですけれども、総務省はこうした修正エンゲル係数というのをこれからも採用するのか、エンゲル係数の計算方法、定義を変更するつもりがあるのか。それから、日本以外、ほかの国で、いろんな国でエンゲル係数統計取って...全文を見る
○杉尾秀哉君 確認なんですけれども、これは、この修正エンゲル係数という指標は、これは総務省として公式にオーソライズしたものじゃないと、こういうことでいいんですか。
○杉尾秀哉君 昨日ちょっと質問通告をしてレクを受けていたんですけれども、これはそういう試算で、職員が個人的に作ったものでございますと、こういう説明で、ちょっと、しかし、このホームページを見るとそういうふうには読めないんですよね。そんなことどこにも書いていない。  こういう数字を...全文を見る
○杉尾秀哉君 そう説明されますけど、私は不適切で誤解を招きかねないというふうに思います。総務省がこういう数字を出しているんだというふうに受け取れます。ですから、十分注意していただきたいということです。  残りの時間が八分しかございませんので、ちょっと5Gの関連でも通告しておりま...全文を見る
○杉尾秀哉君 答えていないですよね、直接。  携帯不況がやってくるんじゃないかと、こういうふうなことを言う人もいます。普通に考えると、やっぱりこうして分離して割引がしにくくなると端末は上がりますよ。5Gのやっぱりその初期の、特に、多く出回っていけばそれなりにどんどん安くなってい...全文を見る
○杉尾秀哉君 よろしくお願いします。  それから、5Gの取組なんですけれども、資料、四枚目配らせていただきましたけれども、これ、四月十日に電波の割当てが行われました。これは先日も質疑があったとおりでございます。アメリカ、韓国、既に一部地域でサービスが始まっております。日本は来年...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ質問があります。  こうした中で、今日来ていただきました佐藤総務副大臣が、雑誌のインタビュー、プレジデントの五月十三日号ですけれども、このインタビューが業界で波紋を呼んでおります。一言で申し上げますと、佐藤副大臣はこの記事の中で、携帯料金が下がらない理由が...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来たのでやめますけれども、この記事の見出しに、なぜ携帯料金が下がらないのか、その答えも5Gにあったと、こんな大きな見出しで出ているじゃないですか。ゲラを普通こういうとき確認しますよね。今みたいな答弁と全然違いますから、おかしい。  この日本の5G政策について...全文を見る
05月28日第198回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。引き続き質問をさせていただきます。  その前に、今、板野専務の復帰の話がございましたけれども、NHKの経営委員会の人事について一言伺いたいことが、今回の任期が、五人の委員の方が任期ということなんですけれども、この...全文を見る
○杉尾秀哉君 余計なこと言わなくていいです。理由だけ聞いたんです。額面どおり受け取ることができないんですよ。  私も四月二十五日の当委員会で質問しましたけれども、板野氏の復帰を決めた四月九日の経営委員会、二人の経営委員の方が棄権をしました。これ、事実上の反対というふうに見られま...全文を見る
○杉尾秀哉君 これぐらいにしますけれども、今後も、人事等を含めて、体制、注視していきたいと思います。  放送法の中身に入ります。  冒頭申し上げますけれども、私も民放におりました。放送と通信の世界で大きな地殻変動が起きつつあるというのは、これは共通認識だと思います。長くメディ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今二〇%という話がありましたけれども、二〇一七年のNHKの実験で、同時配信の利用、恒常的な利用一四%ぐらいだったんじゃないですか、どうですか。
○杉尾秀哉君 ワンセグ携帯というのもありまして、私の携帯にもワンセグ付いていたんですけれども、実はほとんど見ていないんですね。利用経験がある人は二〇%というふうに言われているそうです。  確かに一定程度のニーズはあるんでしょうけれども、そのニーズが曖昧なまま議論が進んでいないか...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、初期投資、ランニングコスト、それぞれ五十億円という話がありました。これは会長も新聞のインタビュー等で答えられているとおりだと思います。先ほど二之湯先生、二・五%ルールの話をされました。これ、民放の、ネット関連経費の透明性の確保を求めているわけですけれども、ところ...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはもう何度も何度も聞いているんです。毎度同じ説明されているんです。今年度予算だけでも二・五%ルール守れないでしょうって聞いているんですよ。何でそれに答えられないんですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、適切な上限というのは何なんですか。二・五%というのは適切な上限として出してきたものじゃないんですか。違うんですか。もっと要するに増やさなければやっぱり無理だということですか。だって、増やさないと現実問題できないでしょう。ランニングコスト賄えないでしょう。どうで...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、しっかりとはいいんですけれども、ほかの経費とおっしゃいましたけど、例えばライツ、権利処理、これもお金掛かりますよね。人件費も掛かりますよね。あといろいろ、蓋かぶせとかいろいろあるみたいですけれども。  じゃ、例えばそのほかの経費、人件費等々、それからライツの...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の答弁も曖昧なんですよ。だって、もう三月なんですよね。オリンピックの聖火リレー、同時配信したいんですよね。そのためにいろんな準備が掛かりますよね。その経費って当然、当然もう既に具体的な数字が上がっているはずですよ。そういうことも全然言わないまま、曖昧なまま放送法だ...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、そこはしっかりと私たちの方も注視してまいりたいと思います。  このライツの問題に関して、これは総務省だけではなくて文化庁のエリアなのかもしれませんけれども、これは民放にとっても非常に重要な問題で、これから事前に、実際に録画しているものを後で配信するのは後でラ...全文を見る
○杉尾秀哉君 日本でこういう常時同時配信、これ実はもうイギリスなんかでは、欧米、アメリカは違うみたいですけれども、イギリスはBBC、公共放送があって民放がある、日本と似たような体制ですけれども、ずっと前に常時同時配信が始まっている。ただ、日本の場合には、やっぱり三つ目の、先ほど指...全文を見る
○杉尾秀哉君 同じ質問、総務省にもいたします。  今のNHKの回答、共にお互いのメリットをもたらすようにこれまでと同様にやっていきますと、こういう答弁、こういう答弁で総務省もよろしいかどうか、総務省としてNHKと民放の二元体制維持についてどういう基本的な考え方を持っていらっしゃ...全文を見る
○杉尾秀哉君 適切な確保と、こういうふうなことでございましたけれども、先ほど来少し話が出ておりますが、NHKと民放の常時同時配信に関する連携、協力について幾つか具体的な動きが出てきております。先ほども御説明ありました。民放公式の見逃し配信サービス、TVer、今年度中に参加予定とい...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほどラジコの話がありました。これ、ラジオのインターネット同時配信のシステムですけれども、私自身は余りラジコって利用はしていないんですけれども、概要についてはもちろん知っておりますが、これ、地域制限が掛けられるんですね。自分がいる地域のそのエリアのラジオ放送が聞ける...全文を見る
○杉尾秀哉君 たしか衆議院の参考人質疑の中でも出ていたと思いますけど、慶応の中村教授の意見だと思いますが、NHKと民放で共同で基金をつくってはどうかとか、それから、NHKは大体そもそもお金持っているんだから、しかもこれ聴視料で賄われている、国民が広く負担しているお金なんだから、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後に、ちょっと総務省に聞く前にこれだけは確認しておきたいんですが、先ほどから公共メディアという言葉が何度も出ているんですけれども、こちらの方でも声が出ておりましたが、NHKの中でも実は公共メディアという概念を必ずしも明確に理解されている方がいない。  そもそも会...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、会長が情報の社会的基盤ということをおっしゃいました。それともう一つは、先ほど、民放とNHKの二元体制、現行の体制はあくまで維持をする、協力して、連携しながらやっていくんだと、こういう御答弁でございました。  一方、今、民放がどう考えているのか、何を悩んでいるの...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間なんですけど、昨日はTVerで実証実験するという話ししたんですけど、それ答弁していただけますか。
○杉尾秀哉君 時間になりました、どうも。終わります。ありがとうございました。
05月29日第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉でございます。  まず冒頭に、本日の委員会開催について、岡田筆頭を始めとする関係者の皆さんの御尽力、そして質問の機会をいただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。  前回は三陸の被災地の復興について伺いましたの...全文を見る
○杉尾秀哉君 百五十トンが目標ということですけれども、現時点で確保の見通しが付いているタンクの容量、それから、このままのペース、今見通し示していただきましたけれども、いつ頃にそのタンクがいっぱいになってしまうのか、この見通しはいかがでしょうか。
○杉尾秀哉君 確定的な見通しはなかなか持てないんでしょうけれども、いずれにしてもやはりそう時間がないと。その新聞報道等々によれば、最大五年程度、あってもと、こういうふうな報道もございます。  そこで、経産省に伺いたいんですけれども、専門家部会において五つの案が示されております、...全文を見る
○杉尾秀哉君 去年開いた公聴会では様々な意見が出たというふうにも伺っております。議論が停滞しているのではないかというふうに思いますけれども。  今日は、原子力規制委員会の委員長にもお越しいただきました。委員長はこの問題について、これまで一貫して、科学的、技術的には希釈して海洋放...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の立場というのは、従来どおりということだと思います。これに対して、漁業者を始めとした方から非常に強い懸念が出ている、とりわけ風評被害の部分ですね。  こうした中で、今月の十三日付けなんですけれども、毎日新聞が朝刊の一面トップでこういう記事を掲載いたしました。処理...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御答弁いただきましたように、この記事は、来月にもこの有識者の小委員会で、六つの方法、先ほど申し上げた五つの方法にもう一つプラスをして、タンクで長期保管をする、この六つの方法から絞り込む議論を始める、こういうふうなことをこの記事は指摘しております。  こういったこ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、スケジュールありきではないというお話はございました。ただ、その前に、規制委員会の委員長は、苦渋の決断かもしれないけれどもなるべく早く結論を出してほしいと、こういうふうな意見がありました。  こうした中で、先般、韓国とのWTOをめぐる紛争での敗訴とか、台湾でも国...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは国際社会への説明もそうだと思うんですけれども、住民の方、そして漁業者の方を始めとして、とにかく繰り返し繰り返し、丁寧に丁寧に説明していただくということが大切だと思うんですが。  その中で、一点ちょっとどうしても聞いておかなければいけないことがあるんですけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 汚染水の問題はこれぐらいにしたいんですけど、最後に大臣に伺いたいんですが、その福島の復興という観点からこの汚染水の問題をどういうふうに捉えるのか。とりわけ、先ほどから申し上げておりますような漁業関係者、私も去年、おととしですか、伺いましたけれども、やっぱり非常に強い...全文を見る
○杉尾秀哉君 それからもう一つ、汚染土の問題なんですけれども、ちょっと通告よりもはしょって質問をさせていただきたいんですが、これも、つい最近、こういう報道がございました。今、復興拠点をいわゆる帰宅困難区域の中に幾つかつくっておりますけれども、この除染で新たに最大二百万立方メートル...全文を見る
○杉尾秀哉君 その二百万立方メートルと確定したわけではないということですけれども、これまで言われていた帰宅困難地域を除くその推定量、一千四百万立方メートルに、更に、今この報道では二百万、もっと増えるかも分かりません。これ、更に増えていくということは、これはもう間違いなかろうと。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も中間貯蔵施設の建設現場を見させていただきました、広大な敷地ですけれども。問題は、この中間貯蔵施設がなし崩し的に最終処分場にされてしまうのではないかという住民の皆さんの懸念ですね。  三十年以内に福島以外で最終処分を行うこととされておりますけれども、資料を配らせ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ステップ一からステップ四のこの幾つかの段階を並行して検討していると、こういう話でしたが、こうした中で、最近いろんなところで報道されておりますけれども、この汚染土壌の再利用の問題ですね。以前もここで、たしか高速道路の四車線化の盛土の工事に使うという、あれをめぐっての質...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、後ろの方から声もしておりましたけれども、まずこの基準自体が果たして適切なのか否か、これについて住民の皆さんの不安が相当にある。そして、現実問題として、再利用に向けた実証事業、各地で計画されておりますけれども、頓挫している、計画が進んでいないところも幾つかございま...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りましたけれども、くれぐれも、今丁寧にというふうにおっしゃいましたので、くれぐれも丁寧に議論を尽くして進めていただきたい、強引なことはしないでいただきたいと申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月21日第198回国会 参議院 本会議 第28号
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○杉尾秀哉君 立憲民主党・民友会・希望の会の杉尾秀哉です。  私は、会派を代表しまして、ただいま議題となりました予算委員長金子原二郎君解任決議案に対し、断固賛成の立場から討論を行います。  金子委員長、衆議院五期、参議院二期、長崎県知事三期と、超ベテラン政治家であるあなたの識...全文を見る
08月01日第199回国会 参議院 情報監視審査会 第1号
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○杉尾秀哉君 私は、会長に中曽根弘文君を推薦することの動議を提出いたします。
10月15日第200回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○杉尾秀哉君 立憲・国民.新緑風会・社民の杉尾秀哉でございます。  今回の台風十九号、私の地元の長野県でも、千曲川が大規模決壊や越水をいたしまして、濁流が人家や田畑、学校、事業所あるいは病院など、あらゆる施設をのみ込みました。現場は今なお大量の水と泥に埋まった状況で、過去何度も...全文を見る
○杉尾秀哉君 では、この後にこの発言の内容を聞かれて総理はどう思われましたか。
○杉尾秀哉君 二階幹事長は、予想されていた、いろいろ言われていたことからすると、まずまずで収まったのではないかと、こういうふうにおっしゃっています。これを聞いて、今どう思われますか。
○杉尾秀哉君 総理は自民党総裁です。幹事長の発言を確認する必要があるんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 総理、確認されていないというふうにおっしゃっていましたけれども、これはもうニュース等々でも報じられて、相当の国民がですね、音声もございます、相当の国民が知っているところでございます。そういう弁解、弁明は、私は通用しないというふうに思います。  信じられない発言だと...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ以上やり取りをしても、また何度か繰り返して伺いますけれども、こうした思いというのは言葉の端々に出るものだと思います。言葉は政治家の命だと私は思います。私はまだ三年しかたっておりませんけれども、そのことだけを申し上げて、中身のことについて聞かなければいけませんので...全文を見る
○杉尾秀哉君 防衛大臣、いかがでしょうか。
○杉尾秀哉君 現地でも自衛隊の方、頑張っておられます。我々は復旧までしっかりとやりますというふうに自衛隊員の方がおっしゃっておられます。よろしくお願いいたします。  それから、先ほどもありましたけれども、堤防の復旧なんですけれども、千曲川の現場は百メートル近く大規模に落ちてしま...全文を見る
○杉尾秀哉君 大分時間がたって、本当は全ての役所に聞きたかったんですけれども、ちょっと二つだけ更に追加して聞きます。  今日から事業を再開した事業所も多くあります。その被災した事業所の早期再開、それから、リンゴ果樹園があの辺すごく多くて、アップルラインというところなんですけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 はい。  ほかにもいっぱい質問があったんですけれども、この辺でやめます。  ありがとうございました。
○杉尾秀哉君 午前中に引き続き質問の機会をいただき、ありがとうございます。  午前の台風災害関連以外の質問をさせていただきます。  まず、関西電力役員の金品授受問題について聞く前に、この原子力行政を所管する菅原経産大臣に、自身に関わる問題をまず伺います。  先週金曜日の衆議...全文を見る
○杉尾秀哉君 証言内容については後で御紹介しますけれども、これだけの品物を配っていらっしゃる。具体的な品物の名前も書いてある。  大臣は、これまで、十年以上前ではありますけれども、イクラ、すじこ、メロン、これだけ大量に配っていたら覚えていないはずがないんですけれども、覚えていま...全文を見る
○杉尾秀哉君 答えていません。配ったかどうか覚えていませんかと聞きました。
○杉尾秀哉君 そういう認識というのはどういう認識ですか。配ったという認識ですか。
○杉尾秀哉君 資料の問題じゃありません。自身として配った記憶があるかどうかということを聞いています。  ちなみに、木曜日の委員会では、今井議員が真っ先に聞いたんですけど、そのときには、金品を渡したことはない、断定的に言っているんですよ。完全に後退しているんですけれども、配った記...全文を見る
○杉尾秀哉君 それは言い逃れです。金品というのは品物が入っているに決まっているじゃないですか。週刊誌の報道がそもそもそうなっているじゃないですか。それを菅原大臣は全部否定したんです。  私は、このリストを作成した菅原事務所の元秘書、Aさんということにしておきます、会ってお話伺っ...全文を見る
○杉尾秀哉君 リストそのものはなくても、リストの作成を命じたことがあるんじゃないですかと聞いているんです。
○杉尾秀哉君 じゃ、聞きます。リストの作成、命じたことがないということですね。
○杉尾秀哉君 大臣に伺います。この元秘書Aさんがうそ、作り話をしているというふうに思われますか。
○杉尾秀哉君 大臣がそこまで言うなら、私、二時間近く聞いてきたんですけど、テープがあります。テープを提出してもいいんですけれども、いかがでしょうか。
○杉尾秀哉君 では、後刻理事会にて取り計らい、よろしくお願いいたします。
○杉尾秀哉君 このAさんが、どうして今回このリストを出して証言する、かつてのボスですよね、菅原代議士、大臣は。反旗を翻すことになった。心当たりありますか。
○杉尾秀哉君 心当たりがないと言うんだったら、記憶を喚起するために更に証言内容を御紹介します。  とにかく菅原事務所は、公設秘書の方も一年に一回ずつぐらい辞める、そして私設の秘書の方も同じぐらい辞めている、こういうことがあったそうでございます。有名な話だというのが、後ろの方から...全文を見る
○杉尾秀哉君 この方の証言ですから。  あのですね、これが事実であるということであれば、法律違反ということについては、つまり公職選挙法の寄附行為、買収に当たる、これはよく分かっていらっしゃいますね。
○杉尾秀哉君 この秘書の方は、私もまずいと思っていましたと、こういうことをやっちゃいけない、ただ、とても言えなかったんですと、言うとまた怒られるからということだったんです。  これだけ、政治と金の話、もうこれぐらいにしますけれども、これはマスコミも何社かほかにも取材をしていると...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、関電問題に移ります。  先週の衆議院予算委員会の質疑で馬淵議員が取り上げた内部告発文書があります。まあ三通とも四通とも言われていて、このうちの二通を私も早期に入手をさせていただいたんですけれども、いずれも今回明らかになった事実がほぼそっくりそのまま書かれてい...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっとフリップ出してもらえますか。(資料提示)  この一連の文書の中にこういうふうに書かれているんです。原発の建設、運転、定期点検、再稼働工事などの過程で、工事費などを水増し発注し、お金を地元有力者及び国会や県会議員などに還流させるとともに、関電の幹部職員が億単...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、駄目ですよ。そんな話聞いているんじゃなくて、こういう説明が世間一般で通用するかと聞いているんです。
○杉尾秀哉君 だから、通用しないんですよ。こういう、ガバナンスが利いていなくて、世間一般でも通用できない説明を記者会見で正々堂々とする、こういう経営陣が経営している会社、こういう会社に、国策民営とはいえ、この原子力を扱うという、原発を扱う、そういう会社の経営陣としてあり得るのかと...全文を見る
○杉尾秀哉君 とにかく二言目には第三者委員会ということしかおっしゃらないんですよね。  この、何というんですかね、経産省としての当事者意識、それからもう一つ、この構図の中にも出てきますけれども、原発マネーですよね、いわゆる、一部が政治家に流れていたんですよ。これ、安倍総理の側近...全文を見る
○杉尾秀哉君 安倍総理もずっと人ごとのようにおっしゃっているんですけれども、これは実際に安倍政権も再稼働を進めていて、これは四十年間にわたる自民党の歴代政権が続けていたこれ原発政策そのものなんですよ。  この内部告発の中でも、四十年を超える大きな不正、原子力行政にメスを入れてほ...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理の認識、いかがでしょう。
○杉尾秀哉君 今回の関電問題を受けて、一応聞き取りをほかの電力会社にもしたそうですけれども、今回のような問題はなかったというふうに早々に結論が出されているんですね。これはおかしいというふうに思います。この際、ここまでおっしゃるんだったら、まず、全容解明に国として責任を持って乗り出...全文を見る
○杉尾秀哉君 暴力団という表現、なぜ使ったか。
○杉尾秀哉君 私は到底承服できない。  被害者のようにずっとおっしゃっていますけれども、かんぽ不正問題の加害者なんですよ。どれだけの人がかんぽ、かんぽだけじゃないんですよ、投信でも同じことが行われていたと言われているんですよ。そうした反省が全くないんです。私はこれに対して本当に...全文を見る
○杉尾秀哉君 確認できませんでしたけれども、副社長が古巣の郵政省幹部と相談していたんじゃないかという、そういううわさが、何人かから私も聞きました。事実関係はできませんでしたけれども。  ただ、こういう副社長の、郵政の、郵政じゃない、総務ですね、元次官で放送法の改正、放送法のこと...全文を見る
○杉尾秀哉君 私はちょっと考え方が違うんですけれども、今日は会長にも来ていただいていますんで、これ、第一弾の放送の後で第二弾の放送があったら、もっと毅然な対応をしていれば、このかんぽ問題、被害拡大を防げたのではないかと、こういう指摘も一部にございます。  そういうことも含めて、...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、会長の来年の一月の任期に向けていろんな情報、うわさが飛び交っております。NHKの現場で働いている皆さんも非常に疑心暗鬼になっております。そういう意味でも、会長にはくれぐれも慎重な対応をお願いしたかった。これは、もう終わってしまったというか、もうやってしまったこと...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと分かりません。もうちょっと具体的に。
○杉尾秀哉君 総理から直接取材記者に電話が掛かってきているんです。何でこんな報道をしたのかとか、なぜこれを報道しなかったんだという電話が掛かってきています。今のは通用しないということを申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
11月07日第200回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。  内閣委員会、初めての質問の機会でございます。どうかよろしくお願いいたします。  先ほどの木戸口委員の質問に関連して伺いたいと思います。  資料をお配りしました。一ページ目でございます。木戸口委員も触れておりましたけれども、元内閣...全文を見る
○杉尾秀哉君 これをアクセスできる人というのはどれぐらいの数いるんですか。
○杉尾秀哉君 どれぐらいの規模なんですか。何十万人単位なんですか。そんなにいるんですか。
○杉尾秀哉君 この二番目の欄に深夜の時間がいっぱい書いてあるんですけど、これどういう意味ですか。
○杉尾秀哉君 ここに、例えば、横にいますけれども、矢田わか子さんが二十三時三十五分差し替えになっているんですよ。こういう書類が外に出て、一般の人が見たら、矢田さんが深夜遅くに差し替えて、官僚が大変な目に遭っているというふうに取られちゃう。現に矢田さんのところにそういうのがいっぱい...全文を見る
○杉尾秀哉君 内規違反だということを野党のヒアリングであなたの部下の参事官がおっしゃっているんですけれども、どういう内規のどういう規定に違反するのか、明確にお答えください。
○杉尾秀哉君 官房長官に来ていただきましたが、済みません、ちょっとお待たせいたしました。  官房長官は、以前にも、現在調査中で、あってはならないと同じような答弁されていますけれども、その認識に変わりがないかどうか。  そして、今もありましたけれども、こういう政府部内のやり取り...全文を見る
○杉尾秀哉君 お願いします。  本当はいろいろ聞きたかったんですけれども、官房長官に。ちょっと時間が短くなってしまいましたので、ここで退席して結構なので、委員長、お取り計らいください。
○杉尾秀哉君 北村大臣に一言だけ伺います。  先ほどの木戸口委員の質問に対して、質問漏えい、その通告書の漏えい、これ確認された場合責任を取るか、前回のその発言に間違いはないかというその質問に対して曖昧な答弁されましたけれども、これ、今のその通告表のこの漏えいもそうなんですけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 そんなこと聞いていないんですよ。さっきと全く同じ答弁書読んでいますよ、それ。もういいです。結構です。ありがとうございます。  ちょっと時間がないんで、もうワンテーマだけどうしても聞きたいので、ちょっと世間の関心が非常に高かったので、東京オリパラの特にオリンピックの...全文を見る
○杉尾秀哉君 最初に札幌移転が伝えられたときに、小池知事が青天のへきれきと、寝耳に水だというふうに言ったんですけれども、大臣は事前に知らされていましたか。
○杉尾秀哉君 開催九か月前にこれ突然の変更というのは、今でもいろんなところでいろんな議論が行われておりますけれども、いいか悪いかとかそういう議論はおいておきまして、現実問題として余計に費用が掛かるのは間違いないわけですね。追加負担はこれは誰がするんですか。
○杉尾秀哉君 いずれにしても、東京都はもう既に暑さ対策として三百億円支出したと、こういう報道もあります。これが結果的に無駄金になってしまうというそういう可能性もある。本当にその納税者の理解が得られるのかという、東京都民も含めてですね、そういう話もあります。  もう一つ、今回改め...全文を見る
○杉尾秀哉君 全然説明になっていないんですよ。だから、最初から招致ありきでこういうことになる。  もう時間が来ましたので質問しませんけれども、今回はやっぱり招致ありきで進んだツケがいろんなところで出てきているんですよね。もうこれ以上、来年の開催に向けて混迷が起きないようなことだ...全文を見る
11月08日第200回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾秀哉でございます。福山委員に続いて質問をさせていただきます。  本題に入ります前に、通告しておりませんが、大変重大な疑惑が持ち上がっています。  資料としてお配りしました。今朝の中国新聞の朝刊です。河井あんり氏、広島県議に現金かという見出しの記事で...全文を見る
○杉尾秀哉君 当たる可能性があるということですね。  この河井あんり氏は、官邸肝煎りの候補でございました。そこで、安倍総理に伺います。  総理は、河井あんり氏の夫の河井元法務大臣の辞任に関連して、先ほどから、任命責任は自分にある、こういうふうに何度も繰り返し明言されています。...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理、一般論として言わないでください。野党は関係ありません、この場合は。  実は、この河井氏の現金を地方議員に配っているんじゃないかという話は、私も以前から聞いておりました。今日初めて新聞の記事になりました。前回の河井法務大臣辞任の理由、あれはウグイス嬢のいわゆる...全文を見る
○杉尾秀哉君 いずれにしても調べてください。これは司直の手が入ってもおかしくない案件でございます。また引き続き関心を持って伺いたいと思いますが、本題に入ります。  萩生田大臣に伺います。  いわゆる先ほどもありました身の丈発言について。これ、受験生や教育関係者などの間に怒りが...全文を見る
○杉尾秀哉君 否定できないんですよ。否定できないんです。それは、今の日本社会の現実なんですよ。そういう現実の中にこういう問題が起きたということを大臣は実は認識していらっしゃるんじゃないかと私は思う。その証拠に、当初は撤回しませんでした。謝罪だけで済まそうとした。ところが、批判がや...全文を見る
○杉尾秀哉君 自信を持ってお勧めできないってどういうことですか。物すごく無責任な発言だと、そもそもそれがね。  毎日新聞の専門編集委員の与良正男さん、与良政談にこんなくだりを書いています。首相周辺から、萩生田氏を守るために試験の見直しを野党に差し出したという露骨な声が聞こえる。...全文を見る
○杉尾秀哉君 今回の件、先ほどの福山委員の質問もありましたけれども、政治主導で進められて、結局政治主導で、官邸主導で延期になった。本当に、受験生の皆さん、振り回されっ放しなんですよ。そういうことに対する私は本当は真摯な反省の言葉が聞きたかったんですが、通り一遍の言葉だったと思いま...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も当時メディアにいて、この文書を見ました。  最後の、パネルの下の方ですけれども、出演者の発言回数、ゲストやテーマの選定、街頭インタビューや資料映像に至るまで、選挙報道に事細かに注文を付けています。この文書が出る前日にTBSの「NEWS23」に総理が出られて、街...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、これ以前にこんな文書ありませんよ。ここまで細かく書いているものはございません。ございません。  もう一つ伺いたいんです。今日、高市総務大臣に来ていただいた理由なんですけれども、大臣は、二〇一六年の二月、あのときも総務大臣……(発言する者あり)やじらないでくだ...全文を見る
○杉尾秀哉君 済みません、私、立憲民主党です。共同会派でございます。新会派でございます。間違えないでください。  質問続けますけれども、それまで総務省は、番組全体を見て判断するという、そういう見解をずっと取っておりました。それを一つの番組だけでも放送局に電波停止を命じる可能性が...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういう趣旨で答えた、そういう記憶はないですか。
○杉尾秀哉君 いや、違うんですよ。  それで、時間が二分なんで、ちょっとこれを、前回、最後に聞けなかったんですけれども、こういういろんな積み重ね、これは本当に今、二つは、これはほんの一例なんですね。  総理に伺います。  報道機関に圧力加えたことはないというふうに繰り返して...全文を見る
○杉尾秀哉君 このニュースを流せ、この論調はおかしい、どうして報道しなかったんだ、こういう電話をしています。それだけははっきり申し上げておきます。  終わります。
11月21日第200回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○杉尾秀哉君 立憲・国民.新緑風会・社民の杉尾秀哉でございます。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。安倍総理主催の桜を見る会をめぐって質問させていただきます。  まず、昨日の衆議院の内閣委員会、そして参議院の本会議で重要な事実が幾つも明らかになってまい...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理枠は元々招待者の一割なんですよね、一万人程度。幾ら何でも多過ぎませんか。
○杉尾秀哉君 どういうふうに精査したんでしょうか。
○杉尾秀哉君 過去の慣例ではないと思いますけれども、それはまた追って伺います。  事務方にも伺いますけど、各省庁六千人あります。この数字というのは基本的にずっと変わっていないという認識でいいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 各省庁推薦人、十年未満で取ってあるはずなので多分分かると思うんですけど、基本的にこの数字って変わっていないと思うんですが。  じゃ、なぜ、どの枠がどういうふうに増えて、通常一万人だったのが一万八千人まで膨れ上がったんでしょうか。明快な説明をお願いします。
○杉尾秀哉君 その説明はどこでも聞きました。聞き飽きました。  何で今頃、こんな数字を出してきたのか。官房長官、官房長官はかつて、総理枠とか政治枠というような特別なものはない、こういうふうにはっきりと記者会見でおっしゃいました。全然実態と違うじゃないですか。何でこんなうその説明...全文を見る
○杉尾秀哉君 違います。十三日の午前の記者会見、官邸ホームページ、十四分から望月記者の質問に答えて、総理枠、政治枠というような特別なものはありませんと断言しています。  もう一回。
○杉尾秀哉君 それは詭弁ですよ。大体これぐらいの枠ってもう決めているじゃないですか。それに合わせて数字を決めているじゃないですか。  そして、この六千人の自民党の枠なんですけど、この内訳ってどうなっているんですか、これ。
○杉尾秀哉君 誰呼んでいるか分からない。  その中にこういうのがあります。資料一です。今年夏の参議院議員選挙を控えて、改選を迎える党所属の参議院議員に、友人など四組まで招待できる案内状が送られました。  これも六千人の自民党枠の中に入っているんですか。
○杉尾秀哉君 この案内状に一般の方って書いてあるんですよ。どこも功労者、功績者なんて書いてないんですよ。つまり、これ誰でもいいということでしょう。あれだけ官房長官も総理大臣も功労者、功績者と言っておきながら、全く違う案内しているじゃないですか。  これ、税金を使った行事に、公的...全文を見る
○杉尾秀哉君 どこに書かれているんですか、幅広くって。
○杉尾秀哉君 じゃなくて、功労者、功績者と言って、総理大臣だって何度も何度も繰り返して言っているじゃないですか。  しかも、昨日出てきた安倍昭恵夫人の、いわゆる安倍昭恵さん枠というんですか、これ資料をお配りしました。四ページ以下ですね。これ一般の方のブログなんですけれども、固有...全文を見る
○杉尾秀哉君 本当は幅広くじゃないんでしょう。  閣議決定で、昭恵夫人、わざわざ、私人であると、こういうふうに閣議決定までしているんですよ。こういう一私人である夫人が税金を使った公的行事に自分の友人を幅広く招くなんて、こんなことがあっていいんですか。こんな税金の使い方していいん...全文を見る
○杉尾秀哉君 どういう人かチェックしたんですか。
○杉尾秀哉君 事務的にしっかりとというのはどういう意味ですか。
○杉尾秀哉君 これ、お友達なんですよ、昭恵夫人の。もうこれ以上言いませんけれども。  これ、一部報道によりますと、総理の実弟の岸衆議院議員、後援会関係者を多数この桜を見る会に招いている。つまり、この桜を見る会というのは、安倍総理、そして安倍総理夫人、安倍総理の御兄弟、そしてその...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理枠一千人という目安でございますけれども、事実上、安倍事務所から申請があったものをはねたケースというのはあったんでしょうか。
○杉尾秀哉君 あり得るとしか言えないんですよね。  実際にこれ無制限だったんじゃないですか。千人、一応目安になっていますけれども、それ以上でも、いわゆる青天井だったんじゃないですか。答えられますか。
○杉尾秀哉君 じゃ、言いますよ。キャバクラにお勤めの女性の方、これ職業に貴賤はありませんのでそれについて云々するつもりは全くございませんけれども、こうした方を始めとして実に様々な方が出席されている。その中に、いわゆる反社勢力、それから半グレ組織と言われるような謎の面々もいらっしゃ...全文を見る
○杉尾秀哉君 どこで招待状を手に入れたかも分からないような人物がたくさん入っているんですよ。本人確認されていないんですよ。野党のヒアリングでも、本人確認していないということを認めていました。ネットのオークションの売買についても否定されませんでした。  そして、こういう報道が今日...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、これは、この報道は誤報ということでいいんですね。
○杉尾秀哉君 これまでの総理、官房長官の説明が大きく揺らいでおります。  例えば、昨日の総理の発言。総理は元々、今月八日、きっかけになりました予算委員会の田村委員に対する答弁で、私は主催者としての挨拶や招待者の接遇は行うのでありますが、招待者の取りまとめ等には関与しておりません...全文を見る
○杉尾秀哉君 違いますよ。取りまとめが最終的な取りまとめと言い、取りまとめの前段で推薦をしたと、こういう言い方をしているんですけど、じゃ、聞きますよ。総理大臣がこの人入れてくださいと言った人をはねたことありますか。
○杉尾秀哉君 あり得るじゃなくて、あったかどうか聞いているんです。言ってください。
○杉尾秀哉君 つまり、弁解できないんですよ。総理がこの人入れてくださいと言ったら、招待するに決まっているじゃないですか。  これ、ただ意見言ったんじゃなくて、最終的な取りまとめはそれは事務方がしますよ、発送するのは事務方ですよ。だけど、その人選に深く関わっているじゃないですか。...全文を見る
○杉尾秀哉君 違います。自然かどうか聞いているんじゃないんです。  取りまとめの一部でも関わっているかどうか、つまり、この選定プロセスの中で関与しているかどうか聞いているんです。それについて答えてください。
○杉尾秀哉君 関与しているという認識でいいですね。
○杉尾秀哉君 事務方、余計な口出ししないでください。私は官房長官に聞いています。  何でこんなに国民の皆さんが、支持率も実際下がっている、やっぱりいろんな人が、何でこんな税金の使われ方しているんだ、やっぱり疑問に思う、これは当たり前だと思うんですよ。なぜなのか。これ、国民の血税...全文を見る
○杉尾秀哉君 それは、そう言うと思いました。  ただ、実態見てくださいよ。各省の推薦枠、六千人ですよ。大体これぐらいなものだと私も思いますよ。それは民主党政権のときにも枠はあったかもしれない、一人四人とかそういうのを聞いていますけれども。ただ、こんな露骨なことはなかったんですよ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでやったことについて答えていない。これからの話にすり替えている。しかも、民主党政権のとき、四千人、五千人。二千五百人と言っていますよ。駄目ですよ、そんないいかげんな答弁しちゃ。何を根拠に四千人、五千人なんて言っているんですか。  一般論として聞きますけど、選...全文を見る
○杉尾秀哉君 これも一般論として伺います。その買収に使われたお金、この資金の出所が私的なお金、政治家のお金じゃなくても、公的なお金、公金であっても公職選挙法に触れるケースがあるんでしょうか。
○杉尾秀哉君 公金であっても買収に当たるケースがあるということですよね。  では、伺います。  安倍総理が桜を見る会に有権者八百五十人を招待して、無償で酒食をもてなした。一部、お土産を持って帰ってネットオークションで売られた方も、これは安倍総理の後援会の方じゃないかもしれませ...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、伺います。  これ、政府が招待状を出している、内閣総理大臣安倍晋三名で招待しているということで、これは買収に当たらないということをおっしゃる方もいらっしゃいますけれども、内閣総理大臣安倍晋三さん、山口四区選出の衆議院議員である安倍晋三さんと同一人物、同一人格...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、市民グループが刑事告発していますから当然捜査の対象になるというふうに思うんですけれども、これ、事実上の買収行為に等しい、そして、その取りまとめに当たった内閣府、安倍事務所も共犯関係に等しいと、こういうふうに指摘する法律関係者の方がいらっしゃいますので、付記して...全文を見る
○杉尾秀哉君 資料三配りましたけれども、前夜祭で歌ったシャンソン歌手の方がこういうふうに証言されているんですね。安倍後援会から出演依頼を受けて、当日も御覧のように安倍事務所のスタッフが仕切っていたと、こういうふうな証言をされています。  それから、別のNHKの報道ですけれども、...全文を見る
○杉尾秀哉君 この五千円の会費について、いろんな見方があります。私もこれは幾ら何でも安過ぎるというふうに思います。  ホテルのホームページには、一人一万一千円最低と、こういうふうに書いているそうでございます。仮に、このケースが特別価格で半額以下だったとしたら、割引分が政治資金規...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、急遽そのホテルの会場を変更したと、こういう理屈が成り立つのかということを聞いているんですけれども、それについてはどうなんですか。
○杉尾秀哉君 今、二〇一七年のこの日程表、資料としてお配りしました。これは最初にもう募集の段階で示された旅程表なんですよ。最初からこう書いてあるじゃないですか。ホテルニューオータニだけじゃなくて、ANAインターコンチネンタルも書いてあるじゃないですか。どこが大部分がそのホテルニュ...全文を見る
○杉尾秀哉君 その総理の説明が違うんですよ。だって、二〇一五年、元々二つの、全然、ニューオータニじゃない別のホテルに宿泊をしていて、急遽ホテルニューオータニに夕食会場を設定することになって、宿泊とホテルニューオータニはどこもリンクしていないんですよ。それが何で五千円、宿泊したのと...全文を見る
○杉尾秀哉君 本当にあるんですか。ホテル側と全く契約交わしてないのあるんですか。
○杉尾秀哉君 あるんですね。  私、実は今度の二十六日に国政報告会やって、見積り取ってもらっているんですけど、私のは本当に人数少ないんですけど、それでもこういう明細書って普通ありますよ。  総理は説明責任、説明責任とずっとおっしゃっているんですけれども、もし説明責任を果たそう...全文を見る
○杉尾秀哉君 幾らでも言い逃れできますよ。  大体、今回の五千円の件で、じゃ、私もニューオータニで五千円で立食やってもらおうとみんな言っているんですよ。ホテルにも問い合わせているんですよ。これ、ホテルも相当迷惑だというふうに思いますよ。ホテルニューオータニって御三家ですよね。御...全文を見る
○杉尾秀哉君 引き続き、委員会での真相解明と予算委員会集中審議の総理の出席を求めます。  時間が来たので終わります。ありがとうございました。
11月27日第200回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾秀哉でございます。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。私も、復興・創生期間後の基本方針をめぐって、まず質問させていただきます。  私は、今年三月の本委員会の質疑におきまして、復興庁の後継組織の検討に当たって、かつて東日本大震災復興...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはそれで一つの考え方であると思います。まず、この東日本大震災の復旧復興、まだまだ道半ばでございます。とりわけ原子力防災、原子力災害については、三十年、四十年、あるいはもっと長い期間が必要なのかもしれません。  それはそれで本当に大切なことなんですけれども、ただ...全文を見る
○杉尾秀哉君 千曲川が、実は越水情報というのは夜中ずっと流れていたんですけれども、実際には未明に決壊をして、決壊、氾濫情報というのが実は住民に伝わっていなかったんですね。そういう現状がございまして、福島の方ではそうした氾濫情報もちゃんときちんと発出できなかったというふうにも聞いて...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、よろしくと言われてもあれなんですけれども。実際にこれだけ百人近い方が亡くなっていたり、いまだ不明の方もいらっしゃるわけなので、ちょっと私としては今の答弁では納得できないんですけれども。  最初の基本方針にもう一回戻りますけれども、百歩譲って、先ほど大臣がおっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 その思いを是非形にしていただきたいというふうに思うんです。  それと、先ほど木戸口委員からの質問がありました、復興・創生期間後五年においての取組を実施することにより、復興事業がその役割を全うすることを目指すという、このくだりなんですね。先ほど大臣は、いろんな自治体...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと余りにも漠然としているんですよね。  これはまだ骨子案ということでございますので、是非これから、その最終的な案の取りまとめには具体的な記載、記述をお願いしたい。そして、五年というその期限が、これが、何というんですか、期限ありきみたいなことにならないように、...全文を見る
○杉尾秀哉君 幾つか流出と言っているんですけど、これ実は幾つかというレベルじゃないんですよね。しかも、三十五袋が見付かっていない。それから、中身が流れ出しちゃったものがある。  これも相当問題だと思うんですけど、大臣、これ二回目なんですね。平成の何年だったですかね、二十七年にま...全文を見る
○杉尾秀哉君 お願いします。もう二度とこういうことが起きないようにお願いします。  もう一つ質問があります。  この原発事故をめぐって、健康への影響の不安というのも、これも根強くあるということで、福島県では二〇一一年から県民健康調査というのが実施されております。事故当時十八歳...全文を見る
○杉尾秀哉君 六月末で二百三十一人。ところが、二次検査受診後、これ手順のところの真ん中辺りですけれども、二次検査の受診後に経過観察とされた方で、この資料の右下の赤枠で囲ったところ、通常診療に移行するわけですけれども、この過程で甲状腺がんと診断された方、この数字の中に入っていないと...全文を見る
○杉尾秀哉君 とすると、発表されている数字から漏れている人が少なからずいるのではないか、国として、全体、甲状腺がんあるいはがんの疑いの方全体の数字、二百三十一人よりもどれぐらい多いのか、実態把握されていますか。
○杉尾秀哉君 二百三十一人というのは公式な数字ですけれども、実際に二〇一一年三月の十一日の時点で福島に住んでいらっしゃって、その後全国に散っていかれた方たくさんいらっしゃいます。そうした方も含めて、かなりの数が、実態が把握されていないんじゃないかという疑いがあるわけです。これ、全...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来ましたけど、福島医大を岡山医大と間違えるという、こういうお粗末な答弁、こういうスキームで本当にいいのかどうなのか。そして、その診療の縮小論みたいなのが出ているようですけれども、まだまだ保護者の皆さん、そして医療従事者の間にも検査継続すべしという、そういう意見...全文を見る
12月04日第200回国会 参議院 情報監視審査会 第4号
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○杉尾秀哉君 それでは、御報告させていただきます。  参議院重要事項調査議員団第一班の調査につきまして御報告申し上げます。  本議員団は、アメリカ合衆国及びカナダにおける政府が保有する秘密情報に対する議会の監視活動に関する実情調査等を目的とし、本年九月十六日から二十一日までの...全文を見る