杉尾秀哉

すぎおひでや

選挙区(長野県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

杉尾秀哉の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾秀哉でございます。質問の機会をいただき、ありがとうございます。  通告していないんですけれども、まず、ちょっと今大きなニュースになっておりますので伺いますが、新型コロナウイルスの関連です。  武漢からチャーター機が到着しました、羽田に。数人が発熱や...全文を見る
○杉尾秀哉君 既に自宅に戻った方もいらっしゃるというふうに聞いておりますけれども、潜伏期間が十四日、長いもので十四日ぐらいという話もあります。こういう対応でよろしいんでしょうか。
○杉尾秀哉君 万全な対応をよろしくお願いします。  総理にも伺いますけれども、これ、政府対策本部は設置されているんでしょうか。
○杉尾秀哉君 ちょっと遅いと思いますよ、もう中国で二百人亡くなったという報道もありますし。  あともう一つ、チャーター機の利用で片道八万円を請求されるそうなんですけど、これぐらいは政府で出していいんじゃないですか。どうですか。
○杉尾秀哉君 今回は緊急事態で、これからまだたくさん帰られる方もいらっしゃいますので、ちょっと考えていただきたいというふうに思います。  では、本来通告しております山中教授のiPS研究予算について質問いたします。  去年の暮れ、京都大学iPS細胞研究所、通称CiRAというそう...全文を見る
○杉尾秀哉君 まあ密室だったということなんですが、そのときに、今意見交換とおっしゃいましたけど、どういう意見交換ですか。
○杉尾秀哉君 この話合いの中で、iPS細胞ストック事業を法人化するという提案ないしは合意が山中教授との間でできたという認識でいいんですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、合意があったということでいいんですね。
○杉尾秀哉君 ここ重要なんですけれども、法人化に当たっては国費を充当しないと、こういうふうに言いましたか。
○杉尾秀哉君 ゼロにすることはないと言ったということなんですけど、ここが一つのポイントです。ちょっと覚えておいていただけると有り難いです。  このような内容というのは文書として残っていますか。
○杉尾秀哉君 ちょっとフリップ見てください。(資料提示)  御覧のような文書を入手しました。資料一の一ページです。令和元年八月九日付け、iPS細胞ストック製造事業法人化の進め方というタイトルのペーパーです。ちなみに、機密性二情報というふうに書いてあります。  それから、続いて...全文を見る
○杉尾秀哉君 医療戦略担当の竹本大臣にも伺います。  竹本大臣はこういうペーパーを見たことがありますか。それから、どういう報告を受けていますか。
○杉尾秀哉君 総理にも伺います。  これ、総理補佐官ですので、和泉さんが、こういうペーパーを見た、それからiPS研究所の予算について何か話を聞いた、報告を受けた、そういう経験はありますか。
○杉尾秀哉君 去年の臨時国会で、内閣官房健康・医療戦略室の渡邉その子次長、今日来てもらっておりますけれども、早稲田夕季議員の質問に対して、二〇年度から支援をゼロにすると伝えたことはない、こういうふうに答弁されています。  そこで、渡邉次長に伺いますけれども、渡邉次長はこういうペ...全文を見る
○杉尾秀哉君 見ているはずなんですよ。それもちょっとこれから御説明します。  実は、今日、ちょっと配付はしないでくれと言われたんですけれども、もう一つ文書を入手しております。私が手元に持っているこのペーパーです、このペーパー。八月九日の山中教授との会談を受けて、八月十六日、八月...全文を見る
○杉尾秀哉君 八月九日については明確な答弁がなかったんですけれども、関係省庁との会議をやったということは認められた。  実は、この文書の冒頭にこう書いてあるんです。まず和泉補佐官、八月九日に大坪さんとCiRAに行って方針を詰めてきた。続いて大坪参考人、先ほど紹介した二枚のペーパ...全文を見る
○杉尾秀哉君 あなたのこの説明、違いますよ。この紙は、八月九日に行ってその場で書いた紙、その後幾つか不明な点はやり取りをして作ったといって紙を配付した、全二ページと、こう書いてある。どうですか。
○杉尾秀哉君 ちょっとこの資料を見てもらっていいですか、参考人に。
○杉尾秀哉君 今見てもらいましたけど、自分で書いた紙ですよね。
○杉尾秀哉君 それで、この八月十六日の打合せというか会議で、あなた、それから和泉補佐官、驚くべき発言をしているんですよ、二枚目なんですけどね。大坪さんが、今の概算要求資料からストック製造の部分を除いてという。これも大坪さんの発言です。公費で十年、二十七億円付けるようにしているのも...全文を見る
○杉尾秀哉君 議論を積み重ねていないんですよ。あなたが一方的に指示しているんですよ。このやり取り見ると、そうなっているんです。  この会議に文科省の村田局長が出ているんです。今日来ていらっしゃると思います。村田局長、それから渡邉その子さん、さっきこのようなものは見たことがあると...全文を見る
○杉尾秀哉君 会議があったことを認められている。じゃ、どういうことで持たれた会議なんですか。説明していただけますか。
○杉尾秀哉君 渡邉その子さん、出ましたね。御記憶にありますね。どうぞ説明してください、どういう会議か。
○杉尾秀哉君 覚えていないわけないでしょう。とても重要な会議ですよ。  ちょっと中身紹介しますよ。これ、出席者がこういうふうに言っているんです。今の概算要求をどうするのかと、これ八月末が締切りですから、こう聞いているんです。大坪参考人、今の概算要求資料からストック製造の部分を除...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、言いぶりについては記憶がない、こういうふうに言いました。こういう趣旨の発言をしたということは認められたと思うんですけれども、山中教授、ノーベル賞受賞の日本の宝ですよ。そして、元号の制定委員会の有識者の会議の委員も政府の方から頼んでやっていただいている。iPS研究...全文を見る
○杉尾秀哉君 あなた、金額の多寡じゃなくてと言っていますけど、自分で金額言っているじゃないですか。しかも、あなたの発言どおりだと、国費を投入するのは十三億円のストック事業のうちの五千万円だって、自分で金額言っているんですよ。  これって、さっきのあの答弁で、ゼロにすると言ってい...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、六項目と言いますけど、この三の2)という、真ん中のところですよね、これだって〇・五億円ぐらいだと言っていますよ、大坪さん。どうなんですか。
○杉尾秀哉君 逃げた。戦略室では作っていない、そういうふうに言っている。  どこが作ったかは言いません。(発言する者あり)いいじゃないじゃないですよ。予算の大切なことですよ。  しかも、だから、何で、どうして、あなたと和泉補佐官が密室で山中教授と三人だけで話をして、こういうメ...全文を見る
○杉尾秀哉君 はい。大坪参考人にお願いします。
○杉尾秀哉君 そういうふうにおっしゃいますけど、さすがに山中教授も黙っていられなかったんだと思いますよ。十一月の日本記者クラブの記者会見。一部の官僚の考えでもう国が金を出さないというなら相当理不尽だ、透明性が高い議論なら納得するが、違うところで話が決まってしまうという理由がよく分...全文を見る
○杉尾秀哉君 違います。山中教授のこの発言を見る限りでは、全くそういうことじゃございません。一部の官僚の考えでもう国が金を付けないと決めたなら、相当理不尽だと言っているじゃないですか。あなた、ごまかさないでくださいよ。  それで、まあ週刊誌はいろんなことを書いています。私は、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、質問を変えて、担当大臣に伺いますけれども、こういったその予算の付け方、それから、官僚が決めてくる、研究の当事者と、こういうようなことはかつてあったんでしょうか。こういうやり方を安倍政権として認めるんでしょうか。どうでしょう。
○杉尾秀哉君 今、サイエンスに対する姿勢という言葉ありましたけれども、これAMEDですよね、予算を実際に出しているAMED、三月に中間評価をしています。それから、八月八日、文科省の専門部会、これ、専門家が集まってこのやっぱりiPS研究について会議をしています。大坪参考人たちが山中...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、ただの意見交換じゃないから言っているんです。こうやって官庁を集めて、この予算をこうしろ、ああしろと言っているから言っているんですよ。  これ、実はその再生医療、先ほども話ありましたけど、二〇三〇年一・六兆円、二〇五〇年十三・八兆円、こういうふうに経産省が予測...全文を見る
○杉尾秀哉君 報告もありませんでしたか。
○杉尾秀哉君 否定されませんよね、報告があったということについてはね。(発言する者あり)いやいやいや。今日の地元紙にもこう書いてあるんですけど。
○杉尾秀哉君 分かりました。  これ、地元紙にも載っているんですけど、河井あんり氏に一億五千万円波紋、広島県連、余りにも巨額。溝手顕正さん、溝手顕正さん、残念ながら及びませんでしたけれども、受けた資金が千五百万円、十倍の差、余りの差があり過ぎる。自民党さんの中にも不満や批判があ...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう時間が来ましたのでこの辺でやめますけれども、政治と金の問題については引き続き当委員会でも追及してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月05日第201回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 まず、通告しておりませんけれども、本日発売の週刊誌に、萩生田大臣のカジノ汚染、証拠画像と題した記事が出ておりますので、事実関係を伺います。  萩生田大臣、カジノ実施法が成立した直後のおととし八月、有力後援者の御夫妻とともに夫婦でマカオのカジノに遊びに行った。これは...全文を見る
○杉尾秀哉君 特別待遇を受けたことはないというふうに今おっしゃいましたけれども、この記事によりますと、香港にある大手カジノ業者ギャラクシーグループのCOO、テッド・チャン氏の出迎えを受けるなど、超VIP待遇、VIP待遇だったというふうに書いてあります。どうですか。
○杉尾秀哉君 今、通常の接遇とおっしゃいましたけど、このCOOは大物の方らしくて、普通のVIP客には迎えに来ないと、こういうふうに書いてあります。どうですか。
○杉尾秀哉君 迎えの黒塗りの車が来たそうですけれども、これはギャラクシーが用意したワゴン車ということでよろしいですね。
○杉尾秀哉君 大臣は、当時、IR議連の事務局長で、安倍総理の側近として知られていた。カジノ業者の格好のターゲットだったというふうに私は思います。その自覚はそのときにおありでしたか。
○杉尾秀哉君 大臣の行動の一部始終が写真に撮られている。カジノの世界、深い闇があるんじゃないでしょうか。この週刊誌のカメラマンが撮った写真ではないそうです。  写真を撮られていたこと、ずっとこういうふうに行動を確認されていたこと、お気付きでしたか。
○杉尾秀哉君 大臣はIR議連の事務局長をされていたということを申し上げましたけれども、これまで、カジノ関連業者からのパーティー券の購入など業界との深い関係が取り沙汰されております。  今、カジノ管理委員会で業者との接触ルールを作っている、そのさなかに業者との癒着を疑われる。こう...全文を見る
○杉尾秀哉君 これからあきもと元副大臣の公判が始まります、裁判が始まります。あきもと元副大臣は起訴事実について全面的に否定をされているというふうに報道されておりますけれども、そのあきもと氏が、私だけじゃないというふうなことをこれまで言っております。こうしたことも含めて、このIRの...全文を見る
○杉尾秀哉君 御説明ありがとうございます。  今の話にもありましたけれども、症状の軽い比較的若い人が感染を拡大させているのではないかと、こういう研究というか、こういう見解が発表されたわけですけれども、これを見て、若い人の間に戸惑いが広がっている。  その若者が感染を拡大させて...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、推計の感染者の数をおっしゃったと思いますけれども、もう一度言っていただけますか。
○杉尾秀哉君 じゃ、厚生省に聞きます。  実際の確認されている感染者、亡くなられた方の数、これを言ってください。
○杉尾秀哉君 後ろの方で八十二という数字出ていますけど、確認されているこの八十人前後の数と推計感染者の九百四十人、これ物すごく大きな差があるんですね。何でこの十倍もの開きが出るんですか。その原因というのはどうなんでしょうか。脇田座長、何か説明できますか。
○杉尾秀哉君 つまり、感染している可能性が、潜在的な可能性があるけれども、実際に検査をしていないのでこういう数字が出てこない。さっき言ったように、七十九人とか八十人という数字にとどまっている。  大臣、ここで聞きたいんですけれども、これ北海道のケースです。今その推計の出し方説明...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、無症病原体保有者という表現がありましたけれども、昨日までの審議でも一つ大きな焦点になっているのが、PCR検査が増えない、その潜在的な感染者を含めて正確な実態が分からない。とりわけ地域ごとのこの差が分からない、自分が住んでいる地域は一体どうなっているんだろうかと。...全文を見る
○杉尾秀哉君 今前向きな答弁いただきましたが、私もそのとおりだと思います。  実際に、NHKがこれ報道機関として独自に集計した数字があります。資料二なんですけれども、これを見るとはっきりしているんですね。神奈川、和歌山、東京、こういう順番になっているんですが、神奈川、和歌山、東...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の大臣の言葉の中で、まずかった部分があると、そうした反省を踏まえてというふうな表現がありましたけれども、私も、これまでの政府の対応は余りに問題が多いと思います。  例えば、非公表の検査数を根拠に政治資金パーティーを開いた総理大臣補佐官がいる。これは、一般の国民、...全文を見る
○杉尾秀哉君 よく韓国と日本の検査数の差、十倍以上ということなんですけれども、マスコミでも取り上げられておりますけれども、こうした中で、昨日までの審議で幾つか明らかになったことがございます。  例えば、現状では、かかりつけ医それから身近な医師の判断では検査を受けることができない...全文を見る
○杉尾秀哉君 その帰国者・接触者外来、専門外来で対応できなくなる状況というのは、これは感染が蔓延していて重症者が相当多数出ている、そういう状況を指すんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 大臣、念のためなんですけれども、この基本方針の中で、国内での感染状況の把握について今後どういうふうにすると書かれていますか、説明してください。
○杉尾秀哉君 ということは、患者が増えたら更に対象を絞るということですよね。だって、入院を要する患者さんの治療に必要な確定診断のためのPCR検査に移行すると書いてあるじゃないですか。こういう人に限るということでしょう。対象を絞るということでしょう。    〔委員長退席、理事三宅...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理は記者会見の中で、この委員会でも何度もこういうふうに記者会見のフレーズを引用されていますけど、いろんな取組をします、この取組を総動員することで、かかりつけ医など身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、全ての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる十分な検...全文を見る
○杉尾秀哉君 実は私の妻が、せきが全然止まらなくて、熱もなかなか下がらなくてお医者さんに行ったんですよ。もしかしたらということで、検査受けられないでしょうかと言ったら、やっぱり駄目だと言われたというんですよね。こういう人が本当にたくさんいらっしゃると思うんですよ。そういうその不安...全文を見る
○杉尾秀哉君 菅長官、済みませんけれども、通告しておりませんけれども、今の質問に対して、長官はどういうふうにお答えになりますか。
○杉尾秀哉君 いや、ちょっと、僕そういうことを聞いているんじゃなくて。  二十九日に記者会見されましたけれども、あれで全然鎮静化していないということなんですよ。逆に不安が広がって、だって、買いだめとか買い走りというのはあの後更に拡大しているじゃないですか。あそこでもし総理が本当...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでだと、こうした危機管理は菅長官と総理が二人三脚でやってこられたんですよね。今回は、菅長官は午後になるまでこの正式決定を知らなかった。そして、前回、萩生田大臣答弁されましたけれども、萩生田大臣も、当日の昼頃ですか、やっぱり総理と話をしていろんな懸念を伝えられた...全文を見る
○杉尾秀哉君 資料を配りました。三なんですけど、開催都市契約の中に解除の項目があります。  そこで、IOCが挙げる解除の理由、四つ御説明ください。
○杉尾秀哉君 つまり、本年中に開催されない場合に契約は解除される。これは、先日、大臣も説明されました。  1)なんですけれども、本大会参加者の安全が理由の如何を問わず深刻に脅かされるに信じると足る合理的な根拠、この中に、こうしたそのコロナウイルスの例えば感染の広がりとか感染拡大...全文を見る
○杉尾秀哉君 その政府の考えは、それは分かります。  ちょっと二枚目の方を見ていただきたいんですけれども、実はこれ、突然こういう契約の解除って来るんじゃなくて、一回通知をして、その後、六十日以内に是正又は改善するように求める、それが合理的に満足するような是正が行われない場合に本...全文を見る
○杉尾秀哉君 断言されましたけれども、分かりません。さっきから何度も言っておりますけれども、徹底的な検査と徹底的な情報公開によってとにかく早く食い止める、これを政府に求めたいと思います。  次の話に行きたいと思います。黒川東京高検検事長の定年の延長問題です。  これは、私も、...全文を見る
○杉尾秀哉君 延長が上がってきたのはいつですか。
○杉尾秀哉君 違うでしょう。水面下のやり取り、去年からしているでしょう。だって、二月には黒川さんのもう定年がもう迫っているんですよ。こういう人事というのはその前から話するものですよ。全く話がないなんてあり得ないし、現に幾つものメディアが書いていますよ、十一月とか、去年の暮れとか。...全文を見る
○杉尾秀哉君 違うでしょう。稲田総長に早期勇退を迫ったでしょう。どうですか。
○杉尾秀哉君 私も、幾つかで確認しました。これ、ある一部の報道なんですけれども……(発言する者あり)週刊誌と違いますよ、何言ってるんだよ。俺だってちゃんとソースはあるんだよ。いいかげんなこと言うな。(発言する者あり)
○杉尾秀哉君 あなたたちが言うから質問できないんだよ。  あのね、法務省が去年の暮れまでに幾つかの案を示した。それに対して、菅長官、総理という、そういう一部報道もありますけれども、総理がそこまで関わっていないと言う人もいる。いずれにしても、黒川検事総長が望ましいって、こういう意...全文を見る
○杉尾秀哉君 そんなはずはないんです。この慌てぶりを見ていると、どう考えてももう事前にこういう話になっているということは明らかなんです。  ちょっと森大臣に聞きますけれども、この解釈変更の話が出ましたね、八一年の国会答弁、人事院、これ山尾志桜里さんだったと思いますけれども、最初...全文を見る
○杉尾秀哉君 あのね、これまでの出てきた文書も、いつだか日付も書いてないんですよ。慌てて、慌てて閣議決定した後にこういう話が分かって、そこでいろんな文書を出してきたりしている。  じゃ、電子データ出せますか、文書を作った電子データ。口頭決裁なんてあるんですか。高市大臣は口頭決裁...全文を見る
○杉尾秀哉君 法務省の文書管理規則を見ると、こうした法律の解釈というのは文書が三十年保存になっているんです。それだけ重要なんですよ。
○杉尾秀哉君 それを口頭決裁で済ますなんてあり得ないと思いますし、もう、ちょっと時間になりましたんで、私ちょっと今日カウント間違えていまして、あと三分あるんだと思っていたんですけれども、今日ちょっと、NHKの経営委員長に来ていただいたんですが、ごめんなさい、ちょっと次回に回させて...全文を見る
03月10日第201回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  今、岸委員からの質疑もありましたけれども、マスク不足が深刻になっているということで、このマスク不足を取り上げたテレビ番組をめぐってこういうことがありました。政府とメディアがツイッター...全文を見る
○杉尾秀哉君 この番組で指定医療機関を取材したところ、医療用マスクの供給が一部にとどまっていると、こういうことが分かったというんですね。こうした結果を基に、この番組で厚労省の担当者に取材をしたところ、医療用マスクの優先供給を行ったというのは言い過ぎた表現だった、都道府県の備蓄用マ...全文を見る
○杉尾秀哉君 担当者がそう言ったんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 それ、確認しないと駄目なんじゃないですか。だって、ここに書いてあることと違うことなんですよ。優先供給行ったと、過去形じゃないと言うんですよ。行っている、開始したが正しいと、こういうふうに言っているんです。  さっきから都道府県の備蓄用マスクの活用というようなことを...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、ちょっといいかげんですよね。  神奈川のある病院で、これ指定医療機関ですけれども、国からのマスクは届いていない、東海地方のこれも指定医療機関です、今のところ優先供給されている感じがしない、こう言っているんです。  これが現場の声ですけど、どういうふうに受け...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、言った言わないの話になるんでこれ以上はやめておきますけれども、現場の声をしっかり受け止めてください。  こういう一つ一つ、いろんな番組でいろんな報道をしていますけど、これ全部、厚生労働省コメントしているんですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、テレビ朝日のこの番組以外の番組で、厚生労働省がツイッターした具体的な番組言ってください。
○杉尾秀哉君 さらに、同じ番組の五日の放送をめぐって、今度は内閣官房国際感染症対策調整室が反論のツイッターを投稿しています。  どういう内容でしたか。説明してください。
○杉尾秀哉君 政府の対応が後手後手ではないかというのは、この番組でなくてほかの番組も、かなり相当な番組でやっています。新聞もそういうふうに論評しています。例えば、余り言い方良くないかもしれませんけれども、政権寄りというふうに一般的に言われている読売新聞、産経新聞なんかもはっきり書...全文を見る
○杉尾秀哉君 おかしいです。これ、後手後手か否かというのはいろんな見方あると思います。一生懸命やっているという、そういうふうなもちろん論評もございますけれども、これ、あくまで論評の域だと思うんですね。この領域に踏み込んで特定の番組を狙い撃ちにするようなこういう批判というのは、政府...全文を見る
○杉尾秀哉君 こうした政府の行為は、これ識者なんかに言わせますと、憲法が保障する表現の自由を阻害するおそれがある、こういう見方もあります。  コロナウイルス問題というので、ずっとどのテレビ局でも本当に二十四時間というぐらいやっているんですよ。その今の説明でいいますと、正しい情報...全文を見る
○杉尾秀哉君 私もメディアにいました。本当に誤報もありました。これは事実認めます。そういうこともある。そのときは直ちに訂正をする、事実関係が間違っていたら。これは報道関係者として当然のことだと思いますけれども。  ただ、今回の一件で不思議なのは、「スーパーモーニング」に対して自...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つだけ聞きます。  今回の件について、毎日新聞が、官邸幹部が事実と異なる報道には反論するように指示したと、こういうふうに報道されるんですけど、こういう指示があったんですか。
○杉尾秀哉君 もう一つ、別な話も聞きます。  コロナウイルスに関する公文書の歴史的緊急事態指定なんですけれども、昨日総理が踏み込んだ発言をされました。指定しますという話でした。早ければ今日にもという話だったんですけど、これはどうなったんでしょうか。
○杉尾秀哉君 今日の閣議で事実上の指定をしたということなんですけど、一問だけ伺いますけれども、安倍内閣はこれまで、モリカケもありましたし、桜を見る会の問題もありますけれども、公文書の扱いが極めてずさんだと、隠蔽があったり改ざんがあったり廃棄されたものもあると、その一方で、記録の保...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでも保存していたと言うんですけれども、これ初めてのことなんで、これ、後世にこれ検証されますので、しっかりお願いします。  この公文書管理の問題をもう一テーマ取り上げたいんですけど、西村大臣、もしよろしければ退席していただいても結構です。
○杉尾秀哉君 毎日新聞が発掘しました原子力規制委員会の文書管理の問題について、残りの時間、伺います。  そもそも、原子力規制委員会は深刻な福島原発事故を教訓につくられた強力な第三者機関ということでございます。徹底した情報公開と透明性、独立性の確保が生命線でございます。ところが、...全文を見る
○杉尾秀哉君 単なる打合せと言うんですけれども、この事前会議の出席者、規制委員会の委員長と委員、それに規制庁の長官と次長ら、十一人のメンバー、中心的なメンバーですよね。そこで話し合われた内容というのはその次の正式の委員会にも及ぼす影響が大きい、その可能性が高いというふうに思います...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、そういうふうにおっしゃいますけれども、実際にその翌週の委員会に出てきたそのペーパーというのは、さっき言った二つの案のうちの報告徴収命令案、これしか出していないんですよね。要するに、その前段でもう事実上ここに決まっちゃっているじゃないですか。どうですか。
○杉尾秀哉君 案たり得るかどうかというのは、これは後付けでも説明できるんですよね。しかも、この事前会議の席に、さっき言った報告命令徴収案を基にした関西電力への命令書、命令文の原案、資料としてお配りしました四です、この原案も示されているんです。この会議の重要性、事実上の意思決定過程...全文を見る
○杉尾秀哉君 記憶にないというのはおかしいんですよ。右上に、打合せ後廃棄、検討用資料と、こういうふうに書いてある。規制庁の名前もあって、十二月十二日。これ、十二月十二日というのは正式の会議の日です。この日の確かにこれは原案かもしれない、途中のたたき台かもしれない。だけど、こういう...全文を見る
○杉尾秀哉君 考えられないというふうにおっしゃっているんですけれども、資料五を見ていただきたいんですけれども、規制委員会の透明性確保の方針、これによりますと、赤でアンダーラインしてあります、三人以上の委員による打合せ、これは議事要旨や資料を公開することになっています。しかし、これ...全文を見る
○杉尾秀哉君 実際に、これまでの原子力規制委員会の記録を見ると、三人以上の委員による会議しか会議録が、資料が残っていないんですよ。逆に言うと、二人以下の打合せだとか会議とか、一切残っていないんですよ。やっぱり、これ三人というのが大きなメルクマールになっているんですよね。こういう人...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、本当に規制委員会のその独立性、透明性というのが本当の意味で確保されているのか、その事前会議というのはこれはその一つのケースです。ほかにもあるかもしれません。たとえ、三人未満の委員、委員長含めた委員、それから規制庁の担当者の方、そういうところで何か具体的な例えば...全文を見る
○杉尾秀哉君 規制委員会の公文書の管理規定には、政策立案や事務事業の実施方針に影響を及ぼす打合せ記録は文書を作成するとも書いてある、公文書管理法にも、経緯を含めた意思決定の過程を記録に残す、これが公文書管理についての基本的な考え方だと思います。  北村大臣に来ていただいておりま...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間になりましたので最後の質問にしますけど、もう一度更田委員長にお伺いします。  これまでのやり方、こうした事前会議とか、そうした打合せであっても意思決定に関わるそういう位置付けのされる打合せ等であれば、きっちりと公文書として残して関連の資料もすぐに廃棄しない、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今そういうふうに答弁されているんですから、しっかりお願いします。  ありがとうございました。
○杉尾秀哉君 委員派遣について御報告いたします。  水落委員長、上月理事、柘植理事、矢田理事、岡田委員、山谷委員、塩村委員、高橋委員、清水委員、高木委員、田村委員、そして私、杉尾の十二名は、去る二月二十日及び二十一日の二日間、長野県を訪問し、災害時における警察活動及び少子化対策...全文を見る
03月13日第201回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  西村大臣、冒頭、申し訳ないんですけれども、通告していないんですけれども、一問だけ伺いたいんですが、新型コロナ問題にもちろんこれも関連しているんですけれども、アメリカのトランプ大統領が...全文を見る
○杉尾秀哉君 どうもありがとうございました。  じゃ、法改正の関連で伺います。  今、オリンピックの話ありました。これ、オリンピックもWHOのその判断次第というところもあるかもしれません。パンデミックが宣言されております。また、経済への影響も甚大でございまして、東証の株価、現...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、西村大臣が伝家の宝刀という言葉を使われました。また、衆議院の質疑の中でも同じような言葉を使われているというふうに承知しております。  改めて、現状ではこの宝刀を抜く必要はないし、今後も極めて慎重であらねばならない、こういう趣旨の答弁もされていますけれども、この...全文を見る
○杉尾秀哉君 その言葉どおり、全力でお願いします。我々も全面的に協力したいというふうに思っておりますので。  ただ、先ほどの参考人の質疑の中でもございました。やっぱり憲法との関係というのが一番の懸念事項でございます。  特措法の第五条に基本的人権の尊重の項目がございます。基本...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、憲法が保障する集会、そして言論、表現の自由との関係なんですけれども、特措法の下ではNHKは指定公共機関ということで総理大臣の総合調整に服する、必要な指示を受けることと、こういうふうにこの条文上はされています。  ただ、この解釈をめぐって、後でちょっとまた...全文を見る
○杉尾秀哉君 これに関連して、おとといの衆議院の法務委員会の質疑の中で内閣府の宮下大臣が、法の枠組みとしては、民放を指定して、この情報を流してもらわないと困るということで指示を出す、そして放送内容について変更、差し替えをしてもらうということは本来の趣旨に合うと、こういうふうに答弁...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣も御存じだと思いますけれども、平成二十四年の法制定当時に、当時の園田政務官が、この報道の内容につきましても、当然この政府対策本部長の総合調整であるとかあるいは指示の対象ということにはなっておりませんと。こういうふうに、要するに放送内容の指示の対象になっていない。...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうしますと、この特措法においては、放送の内容に介入することができないということでよろしいですね。
○杉尾秀哉君 だから、確認しますけれども、宮下大臣が、民放を指定して、そうしたことであれば、この情報を流してもらわないと困るということで指示を出す、そして放送内容について変更、差し替えをしてもらうということは本来の趣旨に合うというこの答弁は撤回してもらわなきゃいけません。どうです...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは撤回してもらわないと、実はこういうことを理由として我が党の議員で反対した人もいるわけですね。極めてこれ懸念が強いんですよ。今の安倍政権がこれまでやってきた放送に対する事実上の介入とも言える行為、例えば、電波停止の発言であるとか、先日私も委員会で質問させていただ...全文を見る
○杉尾秀哉君 放送介入しないというふうにはっきり言っていただきましたので、これは議事録としてしっかり残したいと思います。  時間になりましたので、最後のもう一つの質問なんですけれども、これも委員会で申し上げたんですが、先ほど古賀先生でしたかね、まず徹底した検査がやっぱり必要だと...全文を見る
○杉尾秀哉君 今回の法改正は、遅きに失した安倍政権の対応を決して追認するものではないということを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○杉尾秀哉君 私は、ただいま可決されました新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     新型インフルエ...全文を見る
03月19日第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  先週十一日で、震災から丸九年ということになりました。復興・創生期間最終年に入りまして、新たな基本方針の下で、これから法改正の審議が行われます。そこで、節目の年を迎えるに当たりまして、...全文を見る
○杉尾秀哉君 二十七兆円のうちのほぼ半分ですね、十三兆四千億円余という話でした。  そもそも、復興構想会議、創造的な復興ということをスローガンとして掲げて、これだけの巨費も投じてきたわけです。その結果、ハードの整備の方はほぼ完了する見込みになりました。その一方で、被災地の皆さん...全文を見る
○杉尾秀哉君 ソフトにも力を入れてきたということでございますけれども、やはりハードからソフトへというのが大きなこの十年目の節目を迎えるに当たっての最大のテーマではないかと。  その一方で、実施不透明にはなってきておりますけれども、被災者の皆さんにとって複雑な思いを抱いているのが...全文を見る
○杉尾秀哉君 くれぐれも復興五輪というそのスローガン倒れに終わらないようにお願いしたいということと、それから、聖火リレーが通るそこの道のところはきれいになっているんだけれども一歩入ってみると何も変わっていない、建物あるけれども誰も住んでいない、人がいない、こういう状況が、これが現...全文を見る
○杉尾秀哉君 率にして九八%くらいということですかね。今年度、あっ、来年度末か。
○杉尾秀哉君 まあ、ほぼ完成ということですよね。  その中で、これ新聞なんかでもよく取り上げられているんですけれども、この委員会でも何度か取り上げまして、私も触れましたけれども、やっぱり孤独死の問題というのがどうしても大きくクローズアップされてきている。一部報道によりますと、二...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も、仮設住宅を回っていまして、仮設住宅のときは、集会所に度々皆さんが集まっていろんなイベントが開かれていたり、それを民間の団体が後押ししていたりと、そういうふうな光景がよく見られたんですけれども、これもある新聞の調査を見ますと、これ大学の研究かもしれませんが、復興...全文を見る
○杉尾秀哉君 それから、復興住宅でもう一つ大きな課題になっていますのが家賃の上昇の問題なんですけれども、おおむね入居六年目から十年目ぐらい段階的に値上げをしていって、十一年目からは通常の家賃になるということでございます。順次もう既に値上げが始まっておりまして、既に、人によりますけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 自治体ごとに適切な対応ということだったんですけれども、やっぱり自治体によって家賃の軽減策が随分違っているようでございます。こうした自治体によるばらつきというのはある程度抑えていく必要があるんじゃないかというふうに思いますけれども、どうお考えでしょうか。
○杉尾秀哉君 適切に適切にというふうにおっしゃっているんですけれども、やっぱりその家賃負担に耐えられなくて復興住宅から引っ越さざるを得ないという方もいらっしゃるというのが現実なんですよね。その現実をもっと踏まえた上で、あんまり適切に適切にと言われると、私はちょっと違和感があるんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 九千九百二十四件、そして国費として三千億円余りが投じられた。この中で、補助金を受けた企業の中でこれまで倒産した会社の件数、これ、何件ということになっていますでしょうか。
○杉尾秀哉君 これはちょうど震災九年ということで、毎日新聞だったと思うんですけれども、一面トップで、復旧補助金受け倒産七十五社ということが出ております。返済猶予切れで急増と、こういう見出しも付いているわけですけれども、特に震災五年後ぐらいからこの倒産件数が年々増え始めて、まだ終わ...全文を見る
○杉尾秀哉君 最長の五年という返済猶予期限が切れて、こういうふうにして、これは九、十一、十八、二十一社ということですから、だんだんと増えてきている。そして、そこにコロナショックということで、日本の経済全体が、これは東北三県のみならず日本全体がそうですけれども、非常に厳しい状況にな...全文を見る
○杉尾秀哉君 新型コロナのこれから経済対策が大型のものが出てくるという話もございますけれども、とりわけ今回の被災三県を中心とした対応、しっかりとした対応をお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
03月25日第201回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず、新型コロナ問題から、専門家会議の脇田座長に伺います。  先週十九日、地域の感染状況に応じた対応をするという基本的な考え方が示されました。簡潔にポイントを説明してください。
○杉尾秀哉君 今、三つの地域に分けた対応という話がありました。  その地域ということなんですけれども、これは都道府県単位なのか、それとも市町村単位なのか、また、こうしたその対応の違いに明確な基準というのはこれあるんでしょうか。
○杉尾秀哉君 脇田座長、ここまでで結構です。ありがとうございます。
○杉尾秀哉君 都道府県単位で判断するということでした。  こうした中で、大阪府知事が、この連休の前ですけれども、週末に、大阪、兵庫間の往来自粛というのを呼びかけました。吉村知事は厚労省の提案というふうに説明しているんですけど、これは事実なんでしょうか。
○杉尾秀哉君 資料をお配りしました。資料一でございます。  これが、大阪、兵庫間の往来の自粛を呼びかけた根拠になっている、今大臣から説明いただいた資料でございますけれども、真ん中から下の方にありますけど、これ、大阪府、兵庫県内外の不要不急な往来の自粛になっているんですが、これが...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは大阪の吉村知事の判断で公表したということなんですけれども、ほかの地域も、同様の調査というか、予測があると思います。御説明ください。
○杉尾秀哉君 大阪、兵庫の全域で、これは二週間の間に七十八人が三千三百人という、四十倍に増えるという非常にショッキングな試算でございます。これに驚いて、吉村知事が慌てて先ほどのような自粛要請をしたと。  東京があるということなんですけど、これは公開されていますか。
○杉尾秀哉君 こうした資料は、極力、先ほどの話にもありましたけれども、国民の皆さんに速やかに出していただくように要望いたします。  それから、昨日、文科省が学校再開に関するガイドラインを発表いたしました。これをもって、先月から始まっておりました学校の一斉休校要請、これ取りやめと...全文を見る
○杉尾秀哉君 今も説明ありましたけど、ぎりぎりの状況の中で、先ほどの議論にもありました、東京、首都封鎖という話がある中で、なぜ今自粛の解除なのか、根拠がよく分からないんですよ。説明していただけますか、根拠。
○杉尾秀哉君 いや、根拠を聞いているんですけど、やっぱりよく分からないんですよね。そもそも、これが始まったときに、まだその感染者が出ている地域というのは極めて限定的だったんですよ。にもかかわらず一斉休校になったんですよ。それで、みんな、ええっという話になったんですよね。  今度...全文を見る
○杉尾秀哉君 イベントと学校は違うという説明だったんですけれども、今日の朝刊なんかにも出ておりますけれども、やっぱり対応が現場任せの部分があって、例えばそのマスク、会話でのマスクの使用というのが昨日のガイドラインにありますけど、マスクが実際にないという人が結構いたりする。  こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと、手作りマスク、びっくりしましたけど、続きは午後にお願いします。
○杉尾秀哉君 先ほど、手作りマスクの勧めの話がありましたので、一問追加します。  手作りマスク、効果がよく分からないところもあるんですよね。せめてマスクぐらい学校に配れないんですか、どうなんですか。
○杉尾秀哉君 家庭任せでは困るんですよね。よろしくお願いします。  先ほどイベントと学校の話がありました、イベント興行と。基本的に、このイベント興行の自粛要請ってこれは続いているという認識でよろしいですね。
○杉尾秀哉君 さいたまスーパーアリーナですか、K―1がありましたよね。結局一万人近く入ったんですかね。何かそのうちの一人が発熱したとかといってネットで騒ぎになっていましたけれども、こういうのを、まあ確かに要請しかできないんですけれども、今後続くんじゃないですか、対応どうするんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 そもそも、先月二十六日のイベント一斉自粛要請、これが唐突だったんですよね。その日の夜に予定されていたEXILEのコンサート、急遽中止になりました。これが大きなショックとなって、ここから全て始まっているんですけど。ちなみに、EXILEのスピーディーな対応は、EXILE...全文を見る
○杉尾秀哉君 真剣にと言うんですから、本当にこれ可及的速やかにお願いしますね。  文化庁にも伺いたいんですけれども、芸団協から三月十三日付けで要望書が来ていると思います。おととい意見交換会があったとも聞きました。文化庁の対応、どうでしょうか。
○杉尾秀哉君 五百億円という大変な金額ですよね。  ちょっと資料を配らせていただいたんですけれども、お隣の韓国の状況を調べてみたんですけれども、資料二なんですけれども、ここに幾つか支援が挙がっておりますが、これ以外にも個人に対する補償とかって非常に手厚いんですよね。韓国、アカデ...全文を見る
○杉尾秀哉君 是非お願いします。  太田主計局長にも来ていただきましたので、一つ伺います。  来年度予算が上がったら、次はこの新型コロナ対策の補正予算に焦点が移るわけですけれども、補正策定に向けた動きはどうなっているのか。三十兆円規模とも言われておりますけど、規模感も含めて、...全文を見る
○杉尾秀哉君 先日の審議でもありましたけれども、諸外国がかなり思い切った額も含めて対策を取っている中で、これ本当に早急にお願いしていかなければいけない。  こうした中で、ちょっと話変わるんですけれども、オリンピックの延期問題、先ほど来大きなテーマになっておりますが、事実上延期と...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理の所信表明演説でも、東京オリンピック・パラリンピック、二十回近くですかね、何度も何度も連呼されたんですよね。この二〇二〇年、憲法改正、この二〇二〇年に憲法改正をという、憲法改正までこのオリンピックと絡められている。  ここまでさんざんオリンピック、オリンピック...全文を見る
○杉尾秀哉君 そこで、感想はいかがですか。
○杉尾秀哉君 大臣は、これまで何度も何度も大きなそごはない、大きな乖離はないという、大きなという形容詞を付けていられるんですが、ということは、そごはある、乖離はある、大きいか小さいかは別にして。これは認めますか。
○杉尾秀哉君 これ、読む人によっていろいろ感想はあるとは思いますけれども、私もそうなんですけれども、週刊文春の記事でしたか、やっぱり涙なくしては読めないんですよ。私もそうなんです。直接は存じ上げません、赤木さん。やっぱり、見出しもありますけれども、やっぱり命を懸けた魂の叫びなんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 じゃ、うそが交じっている可能性もあるというふうにおっしゃるんですか。
○杉尾秀哉君 新事実がないというふうにおっしゃいましたけれども、麻生大臣、この手記の中で明らかな虚偽答弁だというふうに指摘された部分があります。その手記、読まれましたか。
○杉尾秀哉君 手記にはこう書いてあります。麻生財務大臣、太田理財局長の説明、行政文書の開示請求の中で、改めて近畿財務局で確認したところ、法律相談に関する文書の存在が確認された答弁は、明らかに虚偽答弁なのです。こういうふうに書いてあります。  反論できますか。
○杉尾秀哉君 いや、意見じゃないです。手記です。
○杉尾秀哉君 太田理財局長にここも伺います。  同じく虚偽答弁だというふうに書かれていますけれども、太田理財局長、その当時ですね、現主計局長、太田主計局長はこの部分についてどういうふうに思われますか。
○杉尾秀哉君 太田局長、いるじゃないですか。答えてください。
○杉尾秀哉君 太田さんは、ここで何度も何度もどういうふうに答弁したんですか。文書に気付かず悔いがある、おわびする、何度も何度もおっしゃっているんです。そのあなたのここでの証言が虚偽だった疑いが指摘されているんですよね。  まあ今、主計局長として来ているからということだったんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 会計検査院に来てもらっていますから聞きますけれども、この手記の中にいろんなことが書かれているんですが、その新事実の一つとして、佐川氏並びに本省から近畿財務局へ具体的な指示がされていたことが生々しく書かれています。全ては佐川氏の指示と、こういうふうに書いてあります。報...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは明らかな違反行為でしょう。明確に、検査妨害、指示されているじゃないですか。不適切な行為じゃないじゃないですか。これは犯罪行為ですよ。いかがですか。本当だったら告発しなきゃいけないんですよ、三十三条で。どうですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、会計検査院法に違反しているんだったら、もう一度検査しなきゃいけないじゃないですか。このまま放っておいていいんですか。  これ、会計検査院の独立性が完全に侵害されているんですよ。今後の検査にも関わる問題ですよ。どうですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、何で告発しないんですか。
○杉尾秀哉君 いや、この手記によって佐川局長が指示したことが分かったんですよ、この手記のとおりならば。  だから、これは実際に隠した人、出さなかった人じゃなくて、佐川さん本人が罪に問われなきゃいけないんです。佐川さん本人の問題です。どうですか。
○杉尾秀哉君 本当に再検査しなくていいんですかね。  そして、まだまだありますけれども、これ、切りないんですが、手記によると、問題発覚後の二〇一七年七月の人事異動、赤木さん以外の担当者は全て異動した、残ったのは赤木さんだけだった、途方に暮れている様子が書かれています。その前から...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、文春の記事って言いますけど、奥さんの証言ですよね。それは分かっていますよね。  後で奥様の書いた声明というか、も読ませていただきますけれども、今の財務省の報告書の内容と、この手記それから奥様の証言との間にはやっぱり大きなそごがあるんですよ。だって、証拠保全の...全文を見る
○杉尾秀哉君 現場の抵抗という、そういう言葉で済まされないんですよ。泣いて抗議されたんですよ。それを、当時の近畿財務局長が、俺が全責任取るからって引き取ったと書いてあるんですよ。そういうことだってこの報告書の中には何にも書いていないんです。  何で赤木さん自殺されたと思いますか...全文を見る
○杉尾秀哉君 奥様の証言にも書いてありますよ、内閣が吹っ飛ぶようなことをさせられた。つまり、安倍総理が辞任しなきゃいけないということです。下っ端が責任を取らされる、俺は犯罪者やと、こういうふうに書いてある。  この言葉が全て物語っているんじゃないですか。トカゲの尻尾切り、末端の...全文を見る
○杉尾秀哉君 まだ原稿を読んでいる、後ろからの差し紙の原稿を。私は情けないです。  改めて、佐川さん始め関係者の証人喚問を求めます。委員長、お取り計らいをお願いします。
○杉尾秀哉君 ちょっと残りの時間、もう一つ、黒川東京高検検事長の定年延長問題、これ、どうしても伺わなきゃいけないことがあります。  菅官房長官に来ていただきました。一月三十一日に閣議決定された黒川東京高検検事長の定年延長、稲田検事総長の後任問題と関係あるんですか。
○杉尾秀哉君 官房長官、議事録にこう書いてありますよ。次の話に行きたいと思います、黒川東京高検検事長の定年延長問題です、現在の稲田検事総長の後任をめぐって、法務省と官邸との間でやり取りを始めたのはいつ頃でしょうか。これが私の質問です。それに対して菅長官は、私が承知しておりますのは...全文を見る
○杉尾秀哉君 私が聞いたのは、官邸と法務省の間でやり取りを始めたのはいつ頃でしょうかということに対して、閣議請議で延長が上がってきたときって書いてある。私が承知しておりますのは、閣議請議で黒川検事長の延長が上がってきたとき、そのときでありますって書いてある。延長が上がってきたとき...全文を見る
○杉尾秀哉君 そんなでたらめな答弁しないでくださいよ。  確かに、テーマとしては黒川検事長の定年延長問題と言ったけれども、私の質問は、法務省と官邸との間で稲田検事総長の後任をめぐってやり取りを始めたのはいつ頃ですか、こう聞いているじゃないですか。それに対するあなたの答弁が、閣議...全文を見る
○杉尾秀哉君 森法務大臣にも同じ質問をします。  この二つは関係あるんですか、セットですか。
○杉尾秀哉君 またあしたも質問があると思いますけれども、十月末、十一月ぐらいに……
○杉尾秀哉君 はい。  総長の後任問題がありました。またこれについては後ほど別の議員が聞くと思いますので、ここでやめます。  失礼しました。ありがとうございました。
03月27日第201回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。  最初のテーマは新型コロナ問題なんですが、それに関連して、冒頭、総理に聞かなければならないことがあります。  花見自粛要請の中、奥様の昭恵夫人が都内でグループで花見をしている写真がネットにアップされて出回っております。来週月曜日発売...全文を見る
○杉尾秀哉君 写真は御覧になりましたね。
○杉尾秀哉君 今月の下旬、場所は都内の公園、メンバーは十三人。ライトアップされた桜をバックに、某人気アイドルグループのTさん、人気モデルのFさんら、その中心に奥様が写っていらっしゃいます。総理も御覧になったそうです。  これ、事実関係に間違いはないというふうに思いますけれども、...全文を見る
○杉尾秀哉君 レストランならいいのか。  新型コロナ問題で、全国、東京を始めですね、国民の皆さんが大変な思いをしていらっしゃいます。レストランも確かに大変です。しかも、花見宴会の自粛の要請まで出ております。加えて、問題は時期なんですけれども、奥様の関与が取り沙汰されている森友問...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理に伺います。  こういう写真が出回って、皆さん、昨日の夜からネットでも本当に炎上していますけれども、総理は、国民に花見自粛の要請ができますか。
○杉尾秀哉君 こうした奥様の奔放な行動が森友問題のきっかけになったんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 奥様は、こうしたセレブな花見宴会できます。これもレストランにいるのは花見宴会です。だけど、大多数の国民はできないんですよ。しかも、東京は、オーバーシュート、そして首都封鎖、そのぎりぎりのところにあるんですよ。  小池都知事、緊急会見で、東京、感染爆発の重大局面、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 事前に連絡あったかと聞きました。
○杉尾秀哉君 昨日の野党ヒアリングでは、厚労省、内閣官房の担当者、聞いていなかったというふうに言っています。緊密に連絡を取っていないじゃないですか。
○杉尾秀哉君 じゃ、厚労省。
○杉尾秀哉君 東京オリパラの延期が決まって、急に感染者の数が増えて、そして翌日に小池百合子知事が突然記者会見をする、おかしいんですよ。百合子ショック、こういうふうに言われているそうです。  都内では、スーパーや商店の棚から商品がなくなっております。うちの娘が昨日コンビニに行った...全文を見る
○杉尾秀哉君 物はしっかりあるというふうにおっしゃっていますけど、それが国民に届いていません。誰がどこでそういう説明したんですか。
○杉尾秀哉君 西村大臣、現場の状況見ましたか。
○杉尾秀哉君 いや、奥様が物がないことを確認されているんだったら、さっきみたいな答弁にならないでしょう。要するに、どこかに、どこかにあるけど現場に届いていないんですよ。今、スーパーの現場、大変なんですよ。  もう一つ、都内の感染者数、資料をお配りしましたけれども、資料一ですね、...全文を見る
○杉尾秀哉君 物すごく抽象的なんですけど。  じゃ、その備えという意味で一つ伺います。  東京都の緊急対応策第三弾という紙がありまして、都内のコロナウイルス対応の病床、ここに百十八床と、こういうふうに書いてあります。既にもう百一人ですか、これだけの感染者が出ている。医療崩壊の...全文を見る
○杉尾秀哉君 それ、これまでのあれですよね。指定感染症対策って、できているベッドって、じゃ何床なんですか。
○杉尾秀哉君 私の知人の音楽家が、今週の月曜日アメリカから帰ってきたそうなんですけど、昨日電話がありましてこういうことを言っていました。日本に戻るときに、検疫がこれまでとほとんど変わらなかったそうです。極めて緩かった。帽子脱いでください、それぐらい言われただけですねと、こういうふ...全文を見る
○杉尾秀哉君 現に、海外から帰国された方の感染者の数がここのところ急増しているんです。対応が遅過ぎたんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 今入ったニュースなんですけれども、これ厚労省の発表だそうです。シカゴから成田まで今朝入った人、九十二人、待機要請せず帰しちゃったそうです。これ、どうなっているんですか。
○杉尾秀哉君 何かやっぱりどこか緩いというか、本当に国民に危機感をここまで訴えるんだったら、やっぱり現場の方も含めてもっとしっかりしてもらわないと、これから本当に大変だと思います。  先ほどオリンピックの話がありましたので、一つだけオリパラ担当大臣に伺います。  延期による損...全文を見る
○杉尾秀哉君 一年程度延期を提案したのは安倍総理だから国が払うべきだと、こういう論がありますよ。
○杉尾秀哉君 招致ファイルの補償措置、どうなっていますか。
○杉尾秀哉君 招致ファイルの補償措置はどうなっていますか。
○杉尾秀哉君 いずれにしても、国民負担が更に増えるということになります。  さっき、河井あんり陣営の選挙違反、一つだけ聞きます。  百日裁判申し立てているんですけれども、起訴とともにですね、この理由と、これからの裁判、連座制適用の流れ、説明してもらえますか、法務省と総務省。
○杉尾秀哉君 総務省、その後の。
○杉尾秀哉君 最終的にその訴訟で国が勝訴をすれば、あんり議員は失職するということになります。  ちなみに、あんり議員陣営に一億五千万円の選挙資金、支給されております。もう一人立っていらっしゃった自民党の候補の方の十倍ということです。この金が違法な選挙に使われた疑いが濃厚になって...全文を見る
○杉尾秀哉君 残念で済むんですか、コメントは差し控えるで済むんですか、これだけ重大な問題起きていて。しかも、克行議員の立件に向けた捜査は進んでいるんですよ。逮捕許諾請求という事態になる可能性が十分にあります。  もう一つ、森友問題、再度、安倍総理に伺います。  再調査の必要性...全文を見る
○杉尾秀哉君 いつ財務大臣答弁したんですか。今日、何も言っていませんよ。
○杉尾秀哉君 資料四です。  今のような答弁を、提訴された奥様がこうコメントされています。安倍総理、麻生大臣の答弁を報道などで聞きました、すごく残念で悲しく、また怒りに震えています、是非第三者委員会を立ち上げてほしいと思います、これが夫の遺志に報いる唯一の道だ。こういうふうにお...全文を見る
○杉尾秀哉君 会計検査だって検察の捜査だって、改ざんした書類、最初出しているんですよ。検査妨害まで指示しているんですよ。それがよく第三者の調査なんて言えますよね。  ちなみに、関電の調査、身内で調査したのとその後第三者委員会で調査したのと、全く違う結果になりました。お金もらって...全文を見る
○杉尾秀哉君 ただ紙を読み上げるだけ。そして、私が質問したら声がうるさいとかと言って、そこの席で言っている。そんな、大きい声出しちゃいけないなんて、こんな、予算委員会、そんな決まり聞いていませんよ。  昨日、さっきも話ありましたけど、政府が景気判断七年近くぶりに下方修正しました...全文を見る
○杉尾秀哉君 答え言いますよ。GDP、三十兆円水増しして五百五十兆ですよ。出生率、七年間で僅か〇・〇一ですよ。介護離職、横ばいのままですよ。全く目標に、達成していないどころか近づいてもいない。絶望的ですよ。  総理、言いっ放しでいいんですか。言いっ放しでいいんですか。
○杉尾秀哉君 何も検証されていないじゃないですか。  そして、アベノミクスの異次元緩和で、黒田日銀、もうこれ打つ手限られているんですよ。そこに今回の新型コロナショックです。ただ、こういういろんなショックというのは、十年前後で一回起きているんですよね。だから、こういうことが起きて...全文を見る
04月30日第201回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 私は、立憲・国民.新緑風会・社民を代表して、令和二年度補正予算案に対して、賛成の立場から討論を行います。  まず、最初に申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大による未曽有の被害に日本中が震撼する中で、一刻も早い救いの手を待つ国民や事業者の立場からすると、本案に...全文を見る
05月19日第201回国会 参議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきましてありがとうございます。  法案審議の前に、昨日大きな動きがありました国公法と検察庁法について少し伺います。官房副長官に来ていただきましてありがとうございます。  会期を大幅に残して法案の成立を断念するというの...全文を見る
○杉尾秀哉君 必ずしも国民の声に耳を傾けてきたとばかり言えない安倍政権が何でこのタイミングで下ろしたのかということなんですが、元々、この新型コロナのこのときに不要不急だった、そして法案自体に問題があった、瑕疵があった、こういうことじゃないですか。
○杉尾秀哉君 我々は、一般的な定年延長に反対して、一般的な定年延長というか定年の引上げに反対しているわけではないんです、賛成しているんです。ただ、今の説明で決定的に欠けているのは、例えばある幹部のその勤務延長の特例、それから検事総長、それから一般の検事も含めた特例、こういうことが...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間掛けても国民の理解得られないですよ。世論調査の数字見てくださいよ。そして、時間たてばたつほど、最初はこんな世論じゃなかったんですよ。時間がたてばたつほど、中身に触れれば触れるほどこれだけ反対が盛り上がってきて、これで国民が賛成に転じるとは到底思えないです。これは...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういう説明は武田大臣も、これ衆議院ですけれども、森法務大臣も、何度も何度も同じ説明しかしていないんですよ。で、今、官房副長官の説明も全く同じなんですよ。その結果がこういうふうな事態になっているという、その反省が全く見られない。  私は、この検察庁法案、国公法の改...全文を見る
○杉尾秀哉君 何度聞いても同じなんで、我々は廃案を求めて頑張ってまいりますので。  副長官、どうもありがとうございました。退席していただいて結構です。委員長、お取り計らいを。
○杉尾秀哉君 では、法案審議の方に参ります。  西村大臣に伺います。お忙しいところ、ありがとうございます。  今回、独禁法の特例の適用対象となっているのが人口減少下での地方の基盤的サービスの維持ということなんですけど、具体的には地域銀行と乗り合いバスのこの二つに限定されており...全文を見る
○杉尾秀哉君 人口減少が、私の選挙区も長野ですけれども、ますます深刻になってくるので、また新たな対応が必要になってくる、これが十分考えられることだと思うんですが。  そこで、先ほどこれも上月理事から質問がありましたけれども、今回十年間の時限立法になっているわけですが、仮に十年間...全文を見る
○杉尾秀哉君 実施計画期間内は打ち切られるということは可能性はないという、こういう理解でよろしいですね。
○杉尾秀哉君 次に、地域銀行の合併について伺います。  この法案では、事業者による基盤的サービスの維持計画について、主務大臣は、利用者に対し不当な不利益を生じるおそれがあると認められるときは、防止のための方策を求めることができると、こういうくだりがございます。  そこで聞きま...全文を見る
○杉尾秀哉君 レクしたときには、長崎であったような債権譲渡、これが極力ないようにする、そうしたその方策を考えたいという説明でございました。  もう一つこの独禁法について伺いますけれども、乗り合いバスの共同経営の解禁ですけれども、これ、私の地元の長野も非常に乗り合いバスが厳しい経...全文を見る
○杉尾秀哉君 この問題については、引き続き我々も重大な関心を持って見守ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  せっかく西村大臣に来ていただいておりますので、ちょっと新型コロナについて幾つか、特措法の担当ですので伺いたいと思います。  先週十四日に宣言が一部...全文を見る
○杉尾秀哉君 そうしたその基準を基に二十一日にもう一度専門家の皆さんの意見を聞いて判断をするということだと思いますけれども。  この週末でしたかね、西村大臣も、何度か、人出が増えてきて、緩みについて何度か発言されて、あんまり緩み緩みと言うと何か上から目線みたいなみたいな、そうい...全文を見る
○杉尾秀哉君 また二十一日の判断の後に質問する機会がありましたらさせていただきたいというふうに思いますが、予定の質問をちょっと一問飛ばしまして、最近マスコミ報道なんかでもいろんなところでクローズアップされている、今日もたしか朝どこかでやっていましたけれども、自粛警察という言葉がは...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは、国は自治体ともよく連携を取りながら、余り行き過ぎたことが起きると、これ本当に、皆さん、今自粛疲れという言葉もありますけれども、いろいろたまっているものがあるんですよね。それがこういう方向に向かっていくというのは極めて不健全なことですので、今後のことも含めてそ...全文を見る
○杉尾秀哉君 住民の皆さん、本当に関心が高いので、よろしくお願いします。  時間が来たので終わります。ありがとうございました。
05月29日第201回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。増子委員に続いて質問させていただきます。  先ほど来、新型コロナウイルスの感染拡大の影響の話が出ておりますけれども、県境をまたいでの移動も自粛ということで、田中大臣、復興大臣として現場主義をモットーにやってこられたわけですけれども、なか...全文を見る
○杉尾秀哉君 三月二十日から被災地を訪れていないと、そして六月十九日、県境をまたいだ往来の自粛解除ということなんですけれども、その後で現場主義、是非もう一度貫いていただきたいと思います。  ただ、テレビ会議等々ではやっぱり限界があるんですよね。現場を見てみないと分からないことも...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、東北経済連合会の話が少し出たんですけれども、今年の三月の下旬だったと思うんですが、アンケートをしておりまして、その結果によりますと、全体の九割が東北経済への影響が大きいか極めて大きいと、こういうふうに回答されている、その程度なんですけれども、あの東日本大震災ある...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど話もありましたけれども、やっぱり多重債務という非常に厳しい状況にある業者の方がたくさんいらっしゃいますので、ここはしっかりと支援していただきたい。  もう一つ、水産業に関連して、新型コロナの感染拡大に伴う入国制限で外国人実習生が来日できなくなっている、水産業...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、石巻のケース紹介していただきましたけれども、こういう試みを政府としてもしっかりと後押しをしていただきたいというふうに思います。  もう一つ、被災者支援についての、これへのコロナショックの影響なんですけれども、私もこの委員会でも過去に取り上げました孤独死の問題な...全文を見る
○杉尾秀哉君 今この瞬間にも、災害公営住宅、それから一般の住宅でもそうですけれども、孤立していらっしゃる方、それに対して接触がやっぱりない、こういう状況の方が本当にたくさんいらっしゃるわけですので、今柔軟に対応するというふうな御回答でしたので、そこは是非、しかも、今、少し鎮静化し...全文を見る
○杉尾秀哉君 例えば、自殺対策でいうとゲートキーパーの育成であるとか生きがいという話がありましたけれども、地域活動に積極的に参加してもらう、自分の居場所、地域の中での居場所、役割というのをそれぞれ持ってもらって、それをその生きがいの方につなげていただく、こうしたいろんな試みがある...全文を見る
○杉尾秀哉君 その復興局の移転等々による人員とか規模、組織の縮小、こういうことはないという理解でよろしいんですね。
○杉尾秀哉君 余り明快な答弁じゃなかったんですけど、ないということでよろしいですねというふうに聞いたんですが、どうですか。
○杉尾秀哉君 復興庁のこれまでの業務については、被災自治体からも存続が強く要望されていたということで、その評価がされている。その一方で、いわゆる復興の司令塔として機能を十分に果たせていたか疑問視する向きもないわけではございません。  大臣御自身は、着任されてから、復興大臣になら...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでの十年間、まあ九年二か月、そしてこれからの十年間という話でしたけれども、先ほど増子委員の質問の中にもありました、その福島ということの文脈の中で出てきたんですが、私は、これは福島だけじゃなくても、例えば宮城にしても岩手にしてもそうなんですけれども、もっと長いス...全文を見る
○杉尾秀哉君 ただ、そういうことも念頭に置いた上でのこれからの十年にしていただきたいというふうに思うんですけれども。  今回の復興庁の存続に当たって、私もたしか質問させていただいたと思うんですが、これは五百旗頭先生なんかも提案をされていて、メディアの中でも幾つかそういう論調があ...全文を見る
○杉尾秀哉君 余り衆議院のときと変わらなかったかなというふうな感じもありますけれども。  昨日事務方の人も言っていたんですが、それは具体的なアイデアがまだあるわけじゃないんだと、ただ、これからやっぱり考えていかなきゃいけないと、こういうことですよね、法律の中にもこうやって附則に...全文を見る
○杉尾秀哉君 電促勘定はほぼゼロだというふうに聞いておりますけど、なぜ逼迫したんですか。
○杉尾秀哉君 いろいろるる説明されましたけど、これ、中間貯蔵施設の費用が予定より膨らんだということが、これが最大の原因なんでしょう。三百五十億円から四百七十億円に増えていますよね。中間貯蔵施設に係る費用も、一・一兆円から一・六兆円に上がっていますよね。そうしたことがあって閣議決定...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の説明とこれまでの説明というのは違うんですよ。非常に重要な、特別会計の中でも特会だと、こういうふうにおっしゃいましたよね。そして、被災者の方にも安心していただきたい、こういう話をさっきしましたよね。  だけど、今回の法律案の要綱、これ、四ページの、上下二つになっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今そういうことを言われても困るんですよ。私も最初気付かなかったんですよ。あるところである人に言われて分かったんですけれども、最近、メディアも、東京新聞がようやく一面で書きましたけど、メディアも余り扱っていないんですよね。  復興庁存続は、これは元々反対するようなも...全文を見る
○杉尾秀哉君 どこがしっかりとした対応なんですか。  先ほど、後日お返しするというふうに、確かに書いてあります。後日に繰り戻す規定が設けられております。いずれ再エネ資金は返却されるというんですけれども、じゃ、いつその資金が返却されるのか。永遠に戻ってこないんじゃないかと言う人も...全文を見る
○杉尾秀哉君 そんないいかげんなことでいいんですか。  これ本当に、電気料金から集めているお金と、しかも、これ、省エネ、再エネということで、そういう目的のために、それだけじゃないです、そこに幾つかほかの目的もありますけど、基本的に日本の省エネ、それから特に再エネ、もう遅れちゃっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、エネ需勘定の方が今度厳しくなってきたら、ここに書かれている目的、エネルギー需給構造高度化対策、これにも影響してくるんじゃないですか。これ、回り回って日本の省エネ、再エネ、こうした技術の普及促進、これが遅れてくる、こういうことにもつながるんじゃないですか。どうで...全文を見る
○杉尾秀哉君 省エネ、再エネの普及、遺漏なきようにするというふうにおっしゃっていますけれども、どこにもそういう歯止めが設けられていないんですよ。そこをきっちりとしていただかないと。これ我々ずっと見ていますからね。これまでのその原発事故の件、そして反原発、脱原発というのが今やっぱり...全文を見る
06月04日第201回国会 参議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 私は、ただいま可決されました個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出します。  案文を朗読させていただきます。     個人情報の保護に...全文を見る
06月12日第201回国会 参議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。大臣、お疲れのところ、よろしくお願いいたします。  早速ですけれども、議題となっておりますいわゆるREVIC法改正の前提となります新型コロナウイルス感染拡大の影響による目下の景気、...全文を見る
○杉尾秀哉君 まだここまでは序の口かもしれないと。  例えば、帝国データバンクによりますと、今年の企業の倒産件数、一万件を超えるんじゃないかと、休廃業に至っては二万五千件ぐらいに及ぶと、こういう見通しもございます。また、リーマン・ショックのときと全く逆のコースで、今度は実体経済...全文を見る
○杉尾秀哉君 偶然だと思うんですけれども、今年の二月に当委員会で私の地元でもあります長野県の視察をしまして、長野県の山ノ内町という湯田中の温泉なんですけれども、ここの再生案件について視察してまいりました。我々、そうした現場も実感しながら、REVICによる事業再生の枠組み、この継続...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、八十四件という件数でした。中堅そして中小規模ということなんですけれども、まだやっぱり件数は少ないというふうに思うんですね。  それともう一つ、今回のREVIC法の改正案、閣法なわけですけれども、私どもも議法としてREVICの支援対象をより大きな規模の企業に広げ...全文を見る
○杉尾秀哉君 主務大臣が認めた場合は大規模事業者も支援の対象となり得るということで、そこは柔軟に対応していただきたいという、これは要望です。  それから、四月の閣議決定されました緊急経済対策を受けて、このREVICの事業支援の拡大の方針が打ち出されまして、五月の十八日だったと思...全文を見る
○杉尾秀哉君 REVIC法について、あと一問伺います。  REVICと同様に地域活性化支援を目的とする官民ファンドというのは、例えば中小企業基盤整備機構とか、それから政投銀による特定融資業務とかですね、それから、今年の夏にスタートすると聞いておりますけど、中小機構の中小企業経営...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、ちょっと残りの時間で、補正予算関連ということで持続化給付金事業について伺いたいというふうに思います。  中小企業庁に来てもらっているんですけど、単刀直入に伺いますが、全国五百か所、正確には五百四十一か所と聞いていますが、申請相談会場を運営している申請サポ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私の地元の長野県に十六か所の会場がございます。担当者が申請サポート事務局関東支部という、こういう名刺を持っております。資料としてお配りしました。  ところが、ここに書かれてあります東京駅前の超一等地、本当に駅前の、八重洲口なんですけれども、ビルの三階に行っても不動...全文を見る
○杉尾秀哉君 その運営上の安全って何ですか。
○杉尾秀哉君 民間だったら安全に配慮して、これ役所が扱ったら、役所だって同じじゃないですか。そんな理屈は全く通用しないし、そもそもこれ国民の税金を使った事業ですよ、民間が運営していると、実際にですね。  そもそも経産省はこういう実態をどこまで知っていたのか。こういう組織で責任持...全文を見る
○杉尾秀哉君 長野県の十六会場のうち一つの会社が分かりまして、メガシンクという会社の名前が出てきたんですけれども、これを事前レクで質問したところ、電通の方から話があって、会社の名前は出してくれるなと、こういう話があったそうです。  公金を扱う会場を運営しているのがどういう会社な...全文を見る
○杉尾秀哉君 現地の運営会社があって、更に現地の派遣会社があって、六次下請、七次下請ぐらいまであるという話もあるんですよね。  昨日のこれ東京新聞だったと思うんですけれども、審査現場もほとんど素人集団で、効率が悪くて、審査基準もころころ変わっちゃっていると、こういう内部告発みた...全文を見る
○杉尾秀哉君 終わります。ありがとうございます。
06月16日第201回国会 参議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど、岡田委員、そして矢田委員からも話がありましたけれども、日本の科学技術の現状、深刻な状況にあるんじゃないかと、こういうふうな指摘がよくあります。  資料配らせていただきまして...全文を見る
○杉尾秀哉君 今大臣がおっしゃったとおりなんですよね。本当にノーベル賞を毎年のように輩出して、これ自体は非常に誇らしいことなわけですけれども、実はもう二、三十年前の研究のその成果がようやく現れていると。その感じでいきますと、これからそう遠くない将来、日本もノーベル賞を輩出する、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 よく分かっておられる。四割ぐらいが、こういう時間に割かれて、四割ぐらいしか研究時間がない。いや、もっと少ないと、こういう方もいらっしゃるようです。  これも先ほど話ありましたけれども、この左側のいわゆる運営交付金、この割合を増やしていくこと、つまり基礎研究費を増や...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く同感ということでしたら、そういうふうに変えていただきたい、基礎研究費の割合をもう少し増やしていただきたい、自由裁量をやっぱりその研究現場に与えていただきたいというふうに思います。  もう一つ、今回はそのイノベーションというのがキーワードになっているんですけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど本庶先生の発言を引用させていただいたんですけれども、本庶先生はイノベーションについてこういうふうにおっしゃっています。イノベーションはあくまでも結果なんだと、政府が旗を振ってするものじゃない、こういうふうにおっしゃっているんですね。よく、出るくいは打たれるとい...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、おっしゃるとおりなんですよね。やっぱり、無駄というのが実は、時間の無駄、お金の無駄、無駄金という言葉があって、どちらかというと否定的ですけれども、それが実は大きな、先ほどから大臣が何度もシーズ、種ということをおっしゃっていますけれども、大きな種の一つなんだろう...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、議事録にしっかり残りますので、これから科学技術の基本計画、イノベーション計画立てる上においても、これを起点にしてやっていただきたい。  それから、もう少し、先ほども話に出ておりましたけれども、時間が足りない、そして研究者の数がどんどん少なくなっている、こうい...全文を見る
○杉尾秀哉君 これNHKでやっていたんじゃないかと思うんですけれども、あるやっぱり国立大学のポスドクの方が、本当に厳しい研究環境、そしてその厳しい資金環境の中で将来を悲観して自殺されたという、そういうドキュメンタリーがありました。今、その自由に研究できる環境、伸び伸び研究できる環...全文を見る
○杉尾秀哉君 法案に関する質疑、ここまでとします。  ちょっと残りの時間は前回の委員会質問に関連して伺います。資料四です。持続化給付金の関係で私が質問をいたしました、サポート事務局についての質問です。その翌日に、経産省の広報室から記者クラブに文書が配付されました。二枚です。これ...全文を見る
○杉尾秀哉君 こんな文書を出したことはありましたか。
○杉尾秀哉君 前代未聞なんですよ。爆破予告あったかもしれません。ただ、これ十万円の定額給付についても自治体の窓口も同じなんですよ。何でこの定額給付金の、しかもこの下請、それからその孫請、こういう状況の中でその現場だけをこういうふうに言うのか。  しかも、これ、憲法二十一条の国民...全文を見る
○杉尾秀哉君 あのね、一言で言って、経産省はひきょうなんですよ。だって、この事業を丸投げしておいてですよ、抗議も押し付けてですよ、それでいて抗議が来るから取材するなと、それは余りにも無責任じゃないですか。取材対応をするのは当たり前ですよ。説明責任、何と考えているんですか。  こ...全文を見る
07月16日第201回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 共同会派の杉尾秀哉でございます。  私からも、新型コロナ及び今回の水害で亡くなられた皆様の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  それでは、早速質問に入ります。  その前に、資料、パネルをお示ししました。(資料提示)東京都の感染者の状況です。昨日は百六十五人で、...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、先生から大変貴重な見解が示されました。三月、まず武漢型、中国由来の波が来た。そして、四月には今度、欧米、イタリア、アメリカ、こちらの方ですね、帰国者からもたらされた第二の波が来た。そして、今回は国内で、先生がエピセンターという言葉を使われましたけど、感染集積地、...全文を見る
○杉尾秀哉君 今もそのエピセンター、感染集束地、震源地、東京、とりわけ新宿がそうなりつつあると。総力を挙げて、これはもう与野党問わない、そして政府、国会、全ての機関挙げて取り組まなければいけないテーマということで、時間がありませんので最後に一問だけ伺いますけれども、具体的にどうす...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も、先生の熱意に感激している場合じゃないんですけれども、応えなければいけない。それが今、日本にとって一番大切なことなんだということを教えていただいたという気がします。  西村大臣、責任者ですよね。今の言葉、どう聞かれました。
○杉尾秀哉君 私は、認識が甘いと思うんですよ。  今月の七日に大臣は、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿されましたね。これ、英語で言いますと、ハウ・ジャパン・ビート・コロナバイラス・ウイズアウト・ロックダウンス。ロックダウン、都市封鎖なしでどうやってウイルスを撃退...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、新宿で集中的にやっていると思えません。昨日テレビでやっていましたけど、新宿の劇場でクラスター発生しましたよね。あそこで観戦された方がPCR検査を受けようとしたら、金曜日まで無理ですと言われたそうなんですよ。予約待ちなんですよ。これで総力を挙げているんですか。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、どんな事業があるかと聞いているんじゃないんですよ。ゴー・ツー・キャンペーン、ここに書いてあるじゃないですか。新型コロナウイルス感染症の流行収束後の一定期間に限定して官民一体型の消費喚起のために実施するもの、これが定義でしょう。  昨日の質疑で、大臣、何と言い...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、大臣、高い危機感とおっしゃいました。今朝のぶら下がりでも、総理、高い危機感と言っていました。日本語、こんなのありません。低い危機感なんかないです。言葉の使い方自体が大体間違っています。  そして、八月から開始するはずだったのが何で急に七月二十二日に前倒しになっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、少なくとも国交省、観光庁は当然だと思いますよ。私の地元の長野県も観光県です。物すごくダメージを受けています。こちらにいらっしゃる与野党の先生方の地元も大変ですよ。ですから、それは観光業界はそうに決まっているんですよ。  ただ、それとその今の感染の状況を総合判...全文を見る
○杉尾秀哉君 余りにもいいかげんじゃないですか。人ごと過ぎますよ。観光庁において適切に判断するんですか、これは。内閣が判断するんじゃないんですか、対策本部が判断するんじゃないんですか。これはどう考えても私は納得できない。  そして、昨日からいろんな報道がありますけれども、確かに...全文を見る
○杉尾秀哉君 言いますよ。ゴー・ツー・キャンペーン、ゴー・ツー・トラベル始めて感染者が拡大したら、西村大臣、責任取りますね。はっきりしてください。
○杉尾秀哉君 総理と同じ言い方ですよね。責任はありますと言うんですよ。だが、責任取ると言わないんですよ。そして、責任を果たしてまいりますしか言わないんですよ。同じなんですよね。  注意して進めると言っていますけど、注意しても防ぎ切れないのがこのウイルスじゃないですか。体調が悪い...全文を見る
○杉尾秀哉君 今夜ですか、分科会開かれるということなので、専門家の方に丸投げしないでくださいね。これは、責任は政治です。大臣であり、総理大臣だというふうに思います。  大体、こういう状況で本当にみんな楽しんで旅行へ行けますか。もうびくびくしながら旅行しなきゃいけないんですよ。迎...全文を見る
○杉尾秀哉君 長々答弁されているんですけど、全然響かないんですよね。  もう一問だけ聞きます。  百歩譲って、七月二十二日から始めたと、始めるとしましょう。ただ、当面は、これはいろんなところで意見出ていますけど、全国一律の必要ないんじゃないか。例えば、東京と、一都三県、そうい...全文を見る
○杉尾秀哉君 全然何も答弁していないですよ。適切にしか言っていないですよ。不適切にやる人なんて誰もいませんよ。こういう答弁が僕はもう全く信じられないんだけれども。  ちょっと持続化給付金のことについて一つだけ聞きたいことあるんです。二次補正分の実施、これから行われると思いますけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、電通の話出ましたけれども、一次補正の給付金事業でサービスデザイン推進協議会というのが出てまいります。電通、パソナなど三社で設立したわけですが、その三社で分け合ったということが分かっております。  これ、通告していないんですけれども、西村大臣、人材派遣業のパソナ...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣は、麻布にあるパソナの迎賓館、仁風林で接待を受けたことがあると思います。何回ぐらい受けていますか。
○杉尾秀哉君 正確な回数言えなくても、一回や二回だったら言えると思うんですが、多分、何回かと言うぐらいですから、まあ複数回、相当程度あるんだろうなと、こういうふうに推測されます。  パソナについては、いろんな評価あります。就職氷河期世代を対象に町づくり人材制度というのを今年の四...全文を見る
○杉尾秀哉君 事業を承知していないとおっしゃいましたね。  大臣、ツイッターでこういうふうに書いていませんか。「西村やすとし#経済再生」、パソナグループは、主に就職氷河期世代の方たちを中心に地方創生を通じた町づくり人材育成制度を来年四月より開始すると発表、私の地元である淡路島地...全文を見る
○杉尾秀哉君 何か今、あたかも何か事業開始後みたいに言っていますけど、これ、去年の十二月十四日に書いているじゃないですか。ずうっと前じゃない。発表直後でしょう、発表の前後でしょう。今の全く虚偽答弁ですよ。
○杉尾秀哉君 いや、こんなの通告してなくても答えられるだろうということで通告しなかったわけですよ。一年前と言うけど、十二月十四日って年末じゃないですか。しかも、自分でここまで書いておいて全然知らないなんてあり得ない。赤坂自民亭もそうですけど、大臣、脇甘いです。特に業者との癒着と取...全文を見る
○杉尾秀哉君 とにかく急いだ方がいいと思います、冒頭の児玉先生の発言じゃないですけど。  あと、それから、その医療体制に余裕があるというんですけれども、東京都、今のところまだ千床ですよね、確保されているの。ベッド数、今日新しい数字を見たら、七百二十一ベッド埋まっているんですよね...全文を見る
○杉尾秀哉君 第一波のときに、本当にあれよあれよという間に医療体制が逼迫したんですよ。  そして、今回のこの伸び方、前回のですね、これ第二波と呼ぶのか第一波と呼ぶのか分かりませんけれども、伸びと比べても極めて高いんですよね。ただ、ちょっとその感染の性質が前回と違うという専門家の...全文を見る
○杉尾秀哉君 これまでの答弁と全然変わっていないんですよね。  いつまでに具体的にこういうことをしますということを言ってもらわないと、これ、保健所にいる人もたまらないですし、ますます疲弊しますよ。もう半年ですよね、感染が確認されてから。  それと、もう一つ、この提言の中でこう...全文を見る
○杉尾秀哉君 いまだに医療機関と保健所の間がファクスでやり取りしているんですよ。いつになったらこれができるんですか。何やっているんですか。  そして、もう一つ、最後にこれ聞きます。接触確認アプリCOCOA、これ、二回不具合がありました。私もダウンロードしました。児玉先生と話をし...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が来ましたので終わりますけれども、余りにも危機感が薄過ぎる、余りにも危機感が薄過ぎるということを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。
10月08日第202回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の会派の杉尾でございます。質問の機会をいただきましてありがとうございます。  私は日本学術会議の問題に絞って質問したいんですけれども、冒頭申し上げたいことがあります。  今回の任命拒否以前にも、学術会議の人事に官邸が介入した疑いが強まってきておりま...全文を見る
○杉尾秀哉君 今説明していただいたとおり、事務局も全然事実関係を知らなかった。これは、メディアのインタビューにも大西先生答えておられますけれども、認めています。御本人に来ていただかなければ真相解明できません。官邸の介入が実は安倍政権のときから始まっていたんだと、こういう疑いが極め...全文を見る
○杉尾秀哉君 形式的任命というふうにはっきり書いてありますよね。  実際に、これも資料としてお配りしました。一九八三年五月十二日、参議院の文教委員会、そして五月十二日の同じく参議院の委員会。中曽根総理、丹羽大臣、政府参考人、繰り返し繰り返し、学術会議は政府の指揮監督は受けない、...全文を見る
○杉尾秀哉君 法制局に聞きます。  今答弁をしたような憲法十五条、憲法六十七条、七十二条ですか、こういう議論というのは一九八三年当時にやった記録というのはあるんですか。
○杉尾秀哉君 だけど、この当時、一九八三年当時にそういう議論をしたということを示す文書というのは全くないでしょう。これ、学者の間でも、今のような説明は明らかに詭弁だ、法秩序を壊す。しかもこれ、さっきも申し上げましたけど、二〇一六年、一七年に事実上介入して、その後に義務はないという...全文を見る
○杉尾秀哉君 文書ないんです。しかも、これは単なる任命権じゃない。会員の選別、選考を含めた実質的任命権なんです。  この二〇一八年の文書に何て書いてありますか。あれだけ、だって中曽根総理大臣が形式的な任命権であると言いながら、ここに何て書いてあるのか。内閣総理大臣による会員の任...全文を見る
○杉尾秀哉君 妨害しないでください。私、二十分しかないんです。こっちだって必死なんですよ。何ですか、その態度は。  更に聞きますよ。  総理は、先日のメディアとのインタビューで、今回の六人の任命拒否について主体的に関わったことを事実上認めています。六人の任命拒否は総理自身の判...全文を見る
○杉尾秀哉君 ということは、最終的に菅総理の責任だと、そして自分が主体的にやったことを認めていらっしゃる、こういうことですね。  総合的、俯瞰的に判断をしたと、こういうふうにおっしゃっています。六人を任命することによってこの会の運営が総合的、俯瞰的にできる、そういう活動って何で...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは人事じゃありません。法律の解釈そのもの、そして憲法の学問の自由に関わることです、侵害しているかどうかという議論はおいておいて。  総理はこういうふうにおっしゃって、総合的、俯瞰的に判断できる能力がないということを、六人がですね、拒否された、暗におっしゃってい...全文を見る
○杉尾秀哉君 いずれにしてもという答弁は要りません。  これ、六人の方に極めて失礼ですよ。しかもこれ、総理大臣がレッテル貼りをしたということと同然なんですよ。  いろいろな、例えば特定秘密保護法とか共謀罪とか、そういうことに例えば反対に関わった会のメンバーとして名前連ねた、野...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く納得できません。根拠が示されていません。  法制局に聞きます。  法制局は法の番人だったんじゃないんですか。こんな勝手にこそこそ変えていいんですか、解釈を。どうですか。
○杉尾秀哉君 昭和三十年代から踏襲されていると言っていますけど、少なくともこの五十八年の改正当時に、会議録どこをひっくり返してもそういう議論は一切ないんです、ない。  もう一つだけ聞きます、時間が余りないので。  官房長官の発言でこういう発言がありました。今回の問題、直ちに学...全文を見る
○杉尾秀哉君 僕はある意味、官房長官は正直に答えたと思うんですよ。これは学者の当事者の方も言っていますけど、今すぐ自分が学問の自由を奪われたとは思わないと、こういうふうに言っている。  ただ、今回の問題が及ぼす影響は果てしなく大きいです。政権に目を付けられたくない、疑心暗鬼が広...全文を見る
10月26日第203回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(杉尾秀哉君) 一言御挨拶を申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました杉尾秀哉でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  委員会の運営に当たりましては、公正公平かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の...全文を見る
○委員長(杉尾秀哉君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますけれども、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉尾秀哉君) 異議ないと認めます。  それでは、理事にそのだ修光さん、羽生田俊さん、森まさこさん、和田政宗さん、田名部匡代さん、真山勇一さん、若松謙維さん及び石井苗子さんを指名させていただきます。  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十二分...全文を見る
11月17日第203回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の会派の杉尾でございます。  まず、新型コロナ問題について伺います。  資料一、お配りしました。ここに来て感染、皆さん御存じのように急拡大しております。感染者数、過去最多を更新して、病床使用率も悪化している、そして重症者や高齢者も増加していると、こ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、第三波の定義が決まっているわけではないと。これは加藤官房長官も先日記者会見でそういうふうにおっしゃっておられました。私も確認しておりますけれども、これ、定義云々の問題ではないというふうに思っております。第三波が来ているということを前提に政策を総動員しなければいけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今おっしゃったとおりだと思います。  第二波は夜の町関連、例えば歌舞伎町であるとか池袋であるとか、そういう地域もある程度限定されていた、若い人が多かった。ただ、今回は広い、範囲も広い、郊外、それからその年代ももっと高い年代の人が、で、家族内での感染というのが目立っ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ここに緊急提言の紙ありますけれども、今おっしゃったように、クラスター対策の強化、今よりも踏み込んだクラスター対応ということですけれども、まだクラスター対策なのかと、そして相変わらずの三密回避だと。自覚を促すということで基本的に変わっていないんじゃないかというふうに思...全文を見る
○杉尾秀哉君 フランス、それからヨーロッパでは、夏のバカンスの大移動が感染を拡大させた、再拡大させた一因と、こういうふうに分析されているそうです。遺伝子なんかの分析を基にしたそういう調査だそうですけれども。  日本でもこのGoToが第三波を招く可能性、これあるんじゃないですか、...全文を見る
○杉尾秀哉君 今百四十八人しかいないと、こういう話でしたけれども、これはあくまで宿泊業者の自主的申告を集計した数字にすぎないわけですね。そこの行った先でこの方がどういう人と接触してどういうふうな感染を広げたかというのは多分追い切れていないはずなんですよ。  それから、旅行後の追...全文を見る
○杉尾秀哉君 大臣は先日の記者会見で、GoToを利用して旅行するかどうかは国民の判断だと、こういうふうに言いました。これ、国民に責任丸投げしているんじゃないですか。どうですか。
○杉尾秀哉君 質問に対して正面から答えていらっしゃいません。いろいろおっしゃいましたけれども、基本的には自覚に任されているんですよ、業者、そして国民の皆さんの。  これ、さっきのステージ三の状況なんですけれども、尾身会長は、分科会、ステージ三に当たると判断すればGoToキャンペ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は、以前閉会中審査でも伺いましたけれども、基本的に変わっていない、政府の姿勢が変わっていない。今も、都道府県知事に権限あることはそれは事実ですけれども、都道府県知事の判断だと言って逃げる。そして、これはいろんな専門家のいろんな分析ありますけれども、一日の感染者、今...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一つ、さっき申し上げましたPCR検査の実施件数、増えていないんですけれども、これは菅総理も田村厚労大臣も、一日二十万件の検査能力、これは抗原検査だと思います、キットを使ってですね、検査能力を確保して十一月中に体制整備を目指すと、こういうふうに繰り返し発言されてい...全文を見る
○杉尾秀哉君 今お聞きになられました、一月ですよ。で、今のところ増えていないからいいんだと、こういうふうな、そういう表現に聞こえましたよね。  今申し上げましたけれども、今爆発的に増えている、その要するに一応まだ入口の段階なんですよ。今のようなそういう姿勢でいるから、夏の感染、...全文を見る
○杉尾秀哉君 先週の委員会の質疑を聞いていて、学術会議の福井事務局長にちょっと確認したいことがあります。  九十九名を任命して六名を拒否するという連絡を内閣府から受けて、九月だったと思いますけれども、国会の答弁で福井局長は、大変驚愕した、何かの間違いかと思ったと、こういうふうに...全文を見る
○杉尾秀哉君 資料三、御覧ください。  度々出ております二〇一八年、平成三十年十一月文書です。推薦のとおり任命すべき義務があるとまでは言えないと、こういうふうに書かれています。ここが問題のポイントなんですけれども、これは、私たちは同意しておりませんけれども、一応この文書には推薦...全文を見る
○杉尾秀哉君 福井さん、この文書について、前任の方から、前任の事務局長からどういう引継ぎを受けましたか。言ってください。
○杉尾秀哉君 じゃ、この文書の内容は引継ぎのときに見たということでいいんですね。で、どういう説明なんですか。必ずしも任命すべき義務があるとまでは言えない、任命とそして推薦はイコールではないと、こういう説明受けましたか。
○杉尾秀哉君 どういうことですか。ちょっと言ってください。分かりません。
○杉尾秀哉君 全く説明になっていないんですよね。そういう解釈がずっと続いていて、こういう文書が残っていて、きちんと説明を受けたら、九十九人の任命で六人の拒否をされても驚くようなことにはならないんですよ、常識的に言って、分かっているんだから。  山極さんは驚いたんです。こういうふ...全文を見る
○杉尾秀哉君 山極前会長はそもそも文書の存在そのものを知らなかったんです。そういうふうにおっしゃっている。だから、六人の任命拒否を聞いて大変驚いたんです。当たり前の反応だというふうに思います。  ところが、事前に何らかの説明を受けていれば驚くはずがないんですよ。こういうリアクシ...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く説明になっていないんですよ。  福井さん、事務局長の職務って何ですか。
○杉尾秀哉君 事務局長の職務というのは、会長、副会長の職務を助けるんですよ。助けていないんです。この規則に違反しているんです。山極さんはだまし討ちされたんですよ。知らなかったんですよ。知らなくて、突然この六人の拒否が出てきたんですよ。  福井さんはどこを向いて仕事をされているん...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっともごもご言って分からないんですよ。ちょっと最後のところ、もっとちょっとちゃんとはっきり言ってくださいよ。
○杉尾秀哉君 相変わらず最後ごちゃごちゃ言っている。これ、だまし討ちですよ。法律にも違反しているし、だまし討ちですよ。  官房長官、今のやり取りを聞いて、山極前会長の言い分と前事務局長の言い分、どちらの方が正しいというふうに思われますか。
○杉尾秀哉君 納得できません。というか、それは事実でないというふうに思わざるを得ない。  そして、この間、相当時間掛かっておりますけれども、最初は総合的、俯瞰的と言って、多様性を重視すると言い、いや、今度はそれは直接関係ないんだと言い、今度は事前の調整がうまくいかなかったと言い...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く理解できません。  今回の任命拒否は杉田官房副長官が深く関わっていると、こういうふうに見られております。杉田副長官はノンフィクション小説「官邸ポリス」の主人公のモデルというふうに言われています。これまで公安調査庁、御自身もこの公調にいらっしゃいました、調査官さ...全文を見る
○杉尾秀哉君 検討いいですけど、人事問題をはっきりさせてから、理由をはっきり国民に分かるように説明してから、それからそういうふうにしてください。  官房長官は結構です。ありがとうございました。
○杉尾秀哉君 ちょっとオリパラ伺います。  ちょっと通告の内容をかなりはしょらなければいけないんですけれども、バッハ会長が来日する前に、これ十月の中頃からなんですけれども、広告代理店に昔勤務されていて今は作家をされている本間龍さんという方が毎日のようにネットなどで情報発信してい...全文を見る
○杉尾秀哉君 中止という話はなかった。ただ、観客を入れる方向性は確認された。問題はどの程度かということで、これは来年の春になるのではないかと、こういう話でありました。  一つだけこれに関連して伺います。  先日、代々木で体操の国際大会が開かれて、四か国参加して、百人ぐらいの選...全文を見る
○杉尾秀哉君 国民の八割が開催に疑問だという、こういうアンケートもあるそうです。しっかりと国民に説明していただきたいと思います。  井上大臣と、済みません、橋本大臣、結構です。  あと残りの時間でちょっと平井大臣に伺います。
○杉尾秀哉君 平井大臣はITの専門家として知られているということですけれども、これまでいろんな物議を醸す言動なんかもあったりして、例えば、委員会の最中にワニの動画を五分間見続けて、ワニ大臣と呼ばれていると。それから、ネットの党首討論で、福島みずほ社民党の代表、党首に、黙れ、ばばあ...全文を見る
○杉尾秀哉君 二〇一八年、おととし五月と、それからその前の前の年ですね。この深セン訪問について、資料五に、ファーウェイの会長と一緒に写真を撮っている、こういうのがあります。  これ、夕食懇談会、三泊四日だったそうですけれども、毎晩開かれていますけれども、滞在費用とこうした夕食懇...全文を見る
○杉尾秀哉君 飲食費はファーウェイ持ちだった。  そして、この深セン訪問について、平井大臣、ファーウェイがすごいのは、日本やアメリカの企業から多くのことを学びながら更に進化させようとしているところです、徹底した顧客化志向など、日本企業ではかないませんと、こういうふうにSNSで書...全文を見る
○杉尾秀哉君 ファーウェイについては、情報漏えいなど安全保障上の懸念が指摘されております。アメリカの政府調達から排除されて、自民党の議連も、別ですけれども、去年三月、ファーウェイを念頭に経済分野のインテリジェンス強化を提言しております。こういう中でそういうふうな発信をされていると...全文を見る
11月30日第203回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
議事録を見る
○委員長(杉尾秀哉君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告させていただきます。  去る二十七日、福岡資麿さんが委員を辞任され、その補欠として本田顕子さんが選任されました。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) それでは、東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題といたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する件について、復興大臣から発言を求められておりますので、これを許します。平沢復興大臣。
○委員長(杉尾秀哉君) この際、復興副大臣及び復興大臣政務官から発言を求められておりますので、順次これを許可いたします。亀岡復興副大臣。
○委員長(杉尾秀哉君) 横山復興副大臣。
○委員長(杉尾秀哉君) 岩井復興副大臣。
○委員長(杉尾秀哉君) 吉川復興大臣政務官。
○委員長(杉尾秀哉君) 三谷復興大臣政務官。
○委員長(杉尾秀哉君) 佐藤復興大臣政務官。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で発言は終了いたしました。御苦労さまでした。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時十五分散会
12月02日第203回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○委員長(杉尾秀哉君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月三十日、本田顕子さんが委員を辞任され、その補欠として福岡資麿さんが選任されました。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。  ...全文を見る
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議ないと認め、さよう取り計らわさせていただきます。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行企画局長清水誠一さんを参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼...全文を見る
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) それでは、東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上をもって森まさこさんの質問は終わりました。
○委員長(杉尾秀哉君) 簡潔に御答弁願います。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上をもって木戸口英司さんの質問は終了とさせていただきます。  続いて、横沢高徳さん。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上をもって午前中の質疑は終了いたしました。  午後は一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(杉尾秀哉君) それでは、ただいまから東日本大震災復興特別委員会を再開いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、福岡資麿さんが委員を辞任され、その補欠として自見はなこさんが選任されました。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) 休憩前に引き続き、東日本大震災復興の総合的対策に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で若松謙維さんの質疑は終了いたしました。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で梅村みずほさんの質問は終了いたしました。
○委員長(杉尾秀哉君) 速記を止めてください。    〔速記中止〕
○委員長(杉尾秀哉君) 速記を起こしてください。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で芳賀道也さんの質疑は終了いたしました。
○委員長(杉尾秀哉君) 時間が来ておりますので、端的にお答えください。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で岩渕友さんの質疑は終了いたしました。
○委員長(杉尾秀哉君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議させていただきます。
○委員長(杉尾秀哉君) 以上で渡辺喜美さんの質疑は終了いたしました。  本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会といたします。    午後二時四十三分散会
12月04日第203回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
議事録を見る
○委員長(杉尾秀哉君) ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三日、自見はなこさんが委員を辞任され、その補欠として福岡資麿さんが選任されました。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) それでは、これより請願の審査を行います。  第五五二号国と東京電力が原発事故避難者に対し責任を果たすことに関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることとなりました。  以上のとおり決定することに御異...全文を見る
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定させていただきました。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいというふうに存じますけれども、御異議ございませんでしょうか。 ...全文を見る
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議ないと認めまして、さよう決定させていただきます。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(杉尾秀哉君) そして、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますけれども、御異議ございませんでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(杉尾秀哉君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十分散会
12月17日第203回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。私も新型コロナ問題について伺います。  政府分科会の尾身会長にお越しいただきまして、ありがとうございます。早速伺います。  これまで三度、分科会、GoTo停止を提言されたのに事実...全文を見る
○杉尾秀哉君 これをいい契機にしてほしいという切なる思いだと思いますけれども。  資料一、御覧ください。  いわゆる勝負の三週間、先ほどから話しております、赤い棒グラフのところですが、感染拡大が続いております。東京は昨日、過去最多の六百七十八人でした。死者、亡くなる方、重症者...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。  鎮静化は可能だ、ただ、そうなるかどうかはまだ分からないというのが正直なところではないかと思うんですけれども。  そこで、西村大臣に伺います。  GoToの停止に関してなんですけれども、そもそもこのGoTo、感染が収束され国民の不安が払...全文を見る
○杉尾秀哉君 言葉は多いんですけれども、例えば提言を踏まえてというふうにおっしゃいますけれども、十一日に分科会の提言がありましたGoToの停止、この直後、総理は見直す考えはないと、こういうふうにおっしゃいました。ところが、週末の世論調査で内閣の支持率が急落した、十数ポイント落ちた...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういうふうには見えません。  西村大臣、総理にちゃんと物を言えていますか。例えば総理のステーキ会食について、昨日、西村大臣、衆議院の委員会で、一律に五人以上の会食は駄目と言っているわけではない、こういうふうにおっしゃいました。  これは非常に問題だというふうに...全文を見る
○杉尾秀哉君 駄目ですよ、もっとちゃんと言わなきゃ。長くだらだらだらだら言い訳しているだけじゃないですか。国民に対するメッセージというのはもっとコンパクトに簡潔に分かりやすく、よく例に出されますけど、ドイツのメルケル、あの発言聞いてくださいよ。全く迫力がない、昨日の総理の発言にし...全文を見る
○杉尾秀哉君 長々言っていますけど、先ほども尾身会長もおっしゃいましたよ。無症状の人が感染を拡大させているんですよ。にもかかわらず、東京から若い人が全国各地に旅行に行っているじゃないですか。  いろんな研究が出ていますよ。イギリスだってスコットランドで研究がありますよ。感染拡大...全文を見る
○杉尾秀哉君 もう一度尾身会長に伺います。  尾身会長はNHKの番組、それからこれは提言の中にも出ておりますけれども、保健所が疲弊してクラスターを追えなくなっている。これまで感染拡大のその阻止の切り札だったはずのクラスター対策が行き詰まっている、これ非常にショッキングなんですけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、尾身会長から話ありました民間検査の活用、そしてきちっと報告をしてもらう、行政検査も増えていません。  来月十一日に一応今の指定の期間は終わるわけですけれども、どういう状況になったらGoToが再開できるのか、具体的な条件が全く示されていない。これ、国民もそうです...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の答弁もそうなんですよ。結局何も言っていないんですよ。何で十一日かということも全く分からないんですよ。  今日、学術会議について伺うはずだったんですけれども、ちょっと時間がありませんので、申し訳ありません。  坂井官房副長官に来ていただいておりますので、一問だ...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く納得できませんけれども、この後でNHKの番組についてまた再び機会がありましたらこの場で質問をさせていただきます。  ありがとうございました。