杉尾秀哉

すぎおひでや

選挙区(長野県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

杉尾秀哉の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。私もウクライナ情勢から質問させていただきます。  報道によりますと、ロシア軍が首都キエフ中心部に侵攻の構えを見せている、事態は極めて緊迫しているということで、戦闘員の方はもちろん、民間人の方の犠牲も多く伝えられている。極めて深刻な...全文を見る
○杉尾秀哉君 これも先ほど出ておりますけど、党内で議論することはいいんですか。
○杉尾秀哉君 政府の立場をそこまではっきりおっしゃるならば、自民党の総裁ですから、党に対してもそういうメッセージをちゃんと発していただけませんか。  安倍総理の発言、これ海外にも伝えられているんですよ。この発言をきっかけにして、ある自治体の首長さんは、非核三原則は昭和の時代なん...全文を見る
○杉尾秀哉君 自民党の総務会長も政調会長も、やっぱりこの核共有について議論すべきだと、こういうふうに三役の方がおっしゃっているんですよね。  これ、やっぱり世界に対しても、せっかく、党の、政府の立場をそこまでおっしゃるんだったら、党に対してもそれはやっぱり強く言うべきだと。少な...全文を見る
○杉尾秀哉君 最後にしますけど、自民党総裁としての立場を使い分けないでください、お願いします、同一人物でございますので。  そして、こういうロシアのようなやり方、我々は絶対に認めることはできないわけですよね。これは同じ立場だというふうに思っておりますけれども。  その金融版の...全文を見る
○杉尾秀哉君 引き続きの検討をお願いしたいということと、それから、これも先ほどから出ておりますけれども、いわゆる人道支援の話なんですけれども、先ほど、一億ドルですか、言及がございました。昨日、立憲民主党の泉代表がウクライナの駐日大使と面会をいたしまして、駐日大使の方からも、第二次...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます、前向きな答弁。  これ、法務省の方でも、今出入国管理庁になりますかね、の方でも、これ検討をもう始めているということですので、早急にお願いしたいと思います。これは時間を掛けずにお願いしたいということですけれども。  それから、政府の対ロシア政...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は廃止するべきだと思いますけど、少なくとも誤ったメッセージにならないようにということ、これはお願いしたいというふうに思います。  そして、その先ほども触れましたSWIFTなんですけれども、これ効果も大きいというふうには言われます。その一方で、いわゆる返り血を浴び...全文を見る
○杉尾秀哉君 聞かれたことにちゃんと答えていらっしゃらないんですが、これ、約束しているとすれば、一兆六千億円も掛かるんですよ。先ほどから話が出ている五千億円の予備費なんかではとても足りないんですよ。鈴木大臣は昨日も、知らないというふうにおっしゃっています。これ、閣内でも、仮にそう...全文を見る
○杉尾秀哉君 午前中の質疑、テレビ中継で最後切れてしまったということなので、少しだけ繰り返します。  ガソリン税を引き下げますトリガー条項の発動を仮にするとすれば、歳入に一・六兆円の穴が空く。しかし、予備費は五千億円しかない。予算を修正するか、補正予算を組むしかない。しかし、総...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。ワクチンの接種率が低いということも関係、一つの原因であると、こういう説明でございました。  資料二を御覧いただきたいんですけれども、ワクチンの接種率と感染状況をグラフにしたものです。第五波、夏の第五波と第六波、それぞれこれ重ね合わせたものです...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、二つの原因挙げられました。新たな亜種と、それからもう三月ということですので間もなくもう春休みに入る、この二つの要因を尾身会長は挙げられたわけですけれども。  としますと、第六波が下がり切らない前に、今もう東京では横ばいになっております、先週よりも上がっておりま...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。  重症化を抑えるという意味で、ワクチンの更なる接種、それから飲み薬を十分に活用する、まあ幾つかのポイントあると思うんですけれども、そのワクチン接種の、あっ、尾身会長、結構でございます。ありがとうございます。(発言する者あり)そうですか。済み...全文を見る
○杉尾秀哉君 失礼いたしました。  で、ワクチン接種の遅れだけではなくて、例えば検査の陽性率なんですけれども、これ全然下がらないんですよね。四割弱ぐらい、ずっとここのところもキープしているんですよね。それから、先ほど、重症化させないということが大事なんだと、重症者を出さないと、...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、実は二十八日の時点なので今日のやつじゃないんですけれども、百万回に達していないんですよね。今の説明だと百万回連日達成していると。これ、確かに官邸のホームページを見ると達成しているんですよね。ただ、これデジタル庁のホームページの資料そのままなんですけど、これ見る...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、九七%の自治体で達成したとは言っていないんですよね。そういう見込みが報告されていると、こういうことですよね。  実際に、これ政府発表なんですけれども、接種済みの人ってこれ何人ですか、高齢者も含めて。
○杉尾秀哉君 六八%ですよね。これ、自治体ベースなんで九七%って、まあ人数の多い自治体は確かに完了していないと思うんですけど。実は、私、長野市の住人なんですけど、長野市でも、接種券は来たけれども接種日が実際には三月の何日とかいって、もう全然話にならないんですよ。  私、六十五歳...全文を見る
○杉尾秀哉君 遅れていないということが言いたいんでしょうけど、去年の十一月十五日、これは国会でも質疑になったと思いますけど、政府のワクチン分科会が二回目の完了から六か月への前倒しを自治体判断で認める、そういう方針出したんですよ。しかし、後藤大臣と堀内さんの二人の大臣が、翌日十六日...全文を見る
○杉尾秀哉君 この資料見てくださいよ。実際に八か月も空いているじゃないですか。自治体は二人の言うことを聞いてというか、前倒しでしようと思ったら止められて、止められてできなくて、それで八か月たってようやく始まったからこんなグラフになっているんでしょう。これ、一か月、二か月早かったら...全文を見る
○杉尾秀哉君 堀内大臣、現在の感染状況では準備する必要はない。現在の感染状況、確かに収まっていますよ。だけど、最悪の事態を想定して早め早めに対応するんじゃないんですか、この内閣は。どういうことなんですか。
○杉尾秀哉君 まん延防止等重点措置が来週の六日期限なんですけど、これも原則三週間を無理やり二週間にして、結局延長なんですよ。いつもいつも、先手先手といいながら、結局後追い後追いでやっているじゃないですか。今のだってそうでしょう。だって、配送しましたじゃなくて、実際に打ってるのが八...全文を見る
○杉尾秀哉君 だから、選挙の候補予定者ということでいいんですよね。お答えください。
○杉尾秀哉君 皆さん方に御負担を掛けるのこの負担の意味なんですけど、自分の当選のために選挙活動や応援をしてもらうこと、こういうことにほかならないと思いますけど、違いますか。
○杉尾秀哉君 資金提供が政治活動をしている地方自治体議員のため、党勢拡大、こういうことをおっしゃっていますけど、これ選挙の年で、自分が候補者です。その候補者が府連を通してとはいえお金を出すんです。通常の政治活動に伴う資金とは全くみなすことができない。  ちなみに、公職選挙法では...全文を見る
○杉尾秀哉君 またこれ内閣委員会でさせていただきますけど、一人当たり五十万円でちょうど府議さんと市議さんの人数に見合った分を拠出をされているのは選挙の年だけなんですよ。  これ、買収リスト、あえて呼ばせていただきますけれど、名前があった衆議院選挙の候補者、これ衆議院選挙でも参議...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、個々の議員の発言を聞いているんじゃなくて、二之湯大臣はその認識があったんでしょうと言っている。
○杉尾秀哉君 これは刑事告発もされているんで、いずれ司直の手が及びますので、最終的にはそこで決着が付くと思うんですけれども。  岸田総理にも伺いますけど、あの例の広島の事件のまさに選挙区でいらっしゃる。あの事件の教訓というのは一体どうなっているのか。こんな脱法的スキームを今正々...全文を見る
○杉尾秀哉君 適正に処理をされている、政治資金規正法上はということでしょうけれども、政治資金規正法上にこれ処理されていても買収と認められるんですよ。これは総務省の選挙課の方でも認めていますので、引き続きこの問題は私の所属の内閣委員会でもさせていただきたいと思います。  もう一つ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今事務方の一人とおっしゃいましたけど、違いますよ。トップですよ、事務方の。一人じゃないですよ。全部藤井さんが目を通しているはずですよ。つまり、藤井さんは提言のたたき台や法案の作成過程に深く関わっていたんですよ。ワン・オブ・ゼムにしちゃいけません。つまり、経済安保法制...全文を見る
○杉尾秀哉君 誰も一存でゆがめたとか、その不当な関与をしたなんて言っていないんですよ。ただ、事務方のトップとして関わっていたでしょう、だから全く関係ないというのはないでしょうと、こういうふうに言っているわけで。  前室長が様々な不適行為を指摘されておりまして、例えば、新聞社名言...全文を見る
○杉尾秀哉君 ということは、藤井さんがオーケーすれば入れるんですよね、国会議員でも、企業の関係者であっても、利害関係であっても。否定されませんけど、情報漏えいの疑いについても十分な調査をしていただきたい。  それから、有識者会議の中での、その藤井前室長、それから、これからある人...全文を見る
○杉尾秀哉君 誰が発言したかということが重要なので、これから申し述べますけど、この有識者会議に北村滋さん、もう知る人ぞ知る有名な名前なんですけれども、この方も委員になっています。  この北村さんというのはどういう人物なのか、そして、北村氏が代表を務める北村エコノミックセキュリテ...全文を見る
○杉尾秀哉君 いっぱいあるんで時間食うと困るんで。  今説明してもらいましたけど、経済安全保障政策に係る動向に関する調査及び情報の提供を担っているんですよね。NSS、国家保障局のトップ、七月に退官をされて、九月にこの会社を登記されて、十一月にこの有識者会議の委員になられているん...全文を見る
○杉尾秀哉君 別に不当な介入とは言っていません。疑念を持たれるようなことがそもそもあっていいんですかというふうに聞いているんですけど。  これ、有識者会議の提言にも、そして安保法制の中にも入っているんですけど、先端的な重要技術の開発支援制度に、調査研究業務の委託、安心、安全のシ...全文を見る
○杉尾秀哉君 否定されないと。  そして、これ、法案が政省令で詳細が規定されることになっていて、これ、企業からするとこれ重要な経営課題に浮上しているわけなので、新しく部署をつくって経産省のOBなんかをそのトップに招き入れている、事実上のこれ天下りという、その先になっているんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 総理に最後伺いますけれども、これ、法案作成過程をめぐる疑念が全く晴れていないんですよね。予算には安保関連の予算も入っています。これらの疑問に答えてもらわなければ、法案の審議できないし、この予算も含めてですけど、審議できません。  これ、ちゃんと調査結果出してくださ...全文を見る
○杉尾秀哉君 藤井前室長の証人喚問を求めて、終わります。  どうもありがとうございました。
03月08日第208回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾です。塩村委員に引き続いて質問いたします。  私は、新型コロナウイルス感染症から質問いたします。  三月六日が期限でしたまん延防止等重点措置、十八都道府県で期間二十一日まで延長されました。メディア報道などによりますと、当初の政府のシナリオでは...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の説明ですと、例えば地元の要請とか新規感染者の減少傾向とか五つ示されておりますけど、あくまで目安だという、そういう位置付けだということですよね。  その新規感染者の減少傾向なんですけれども、今回十三県で解除されておりますが、福島、岡山、高知、佐賀、長崎、宮崎、鹿...全文を見る
○杉尾秀哉君 医療に対する負荷ということなんですけど、重症者数を見てもそんなに減っていない、まあ死者数は日によって下がりますけれども、減ったり増えたりということでそんなに変わりない。そして、今回のオミクロン株の特徴かもしれませんけれども、重症化率の方よりも致死率の方が高いという、...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっとよく分からない説明なんですが、二週間しか幅を取っていないということは、すぐ解除するってできないので、ある程度そのタイムラグがあるとして、もう一週間ちょっとしたら判断しなきゃいけないわけですよね。この一週間ちょっとで判断するというのは、これは非常に難しい話なん...全文を見る
○杉尾秀哉君 先行して解除された最初の五県ですけれども、特に沖縄が激しいんですが、沖縄、それから大分、島根。特にリバウンドがやっぱりあれですよね、結構かなりしてますよね、また千人近くぐらいになってきて、まあ、これはあくまで新規感染者ですけど。  二週間で解除できる、今回の十八都...全文を見る
○杉尾秀哉君 その延長延長になると、やっぱり業者の皆さんが期待をしていただけに裏切られたような、そんな感が強いということは指摘させていただきますけれども。  そもそも、まん延防止措置の効果がどれだけあるのかという科学的な検証が本当に行われているのかどうか。そして、先週三日のこれ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今話に出ました三回目のいわゆるブースター接種なんですけれども、これも先週予算委員会で聞いた時点で、二月いっぱいで九七の自治体で完了する、そういう見通しだったけれども、全体的な数で見てみれば六〇%ということで実際に遅れていて、とにかく高齢者施設のワクチン接種をまず、も...全文を見る
○杉尾秀哉君 改善していく見通しということで、まだ改善というところまでは至っていないというふうな私も認識なんです。  これも急いでほしいということと、もう一つ、経口薬の飲み薬なんですけれども、これは有名ですけれども、メルクのモルヌピラビル、それからファイザーのパキロビッドですか...全文を見る
○杉尾秀哉君 いろんな努力していただけているようです。  一回当たりの薬のあれが決まっているとか、いろんな話があって、実際には、ただ、その入院中、それから療養中の人の数、一時期の八十万人、九十万人というレベルからは少し下がって六十一万人というふうになっているわけですけれども、依...全文を見る
○杉尾秀哉君 るる説明されましたけれども、いずれにしても、これも尾身会長の発言なんですが、第六波が下がり切らないうちに第七波が来る可能性はあるというふうにはっきりおっしゃっていて、そういうふうな指摘をされる専門家、ほかにもたくさんいらっしゃいますんで、これは質問しませんけれども、...全文を見る
○杉尾秀哉君 それでは、引き続きまして、公的部門の処遇改善について質問したいと思います。  岸田政権、新しい民主主義、それから成長と分配の好循環の実現を掲げて、その目玉政策として、介護職員、保育士、看護師などの報酬アップを打ち出しました。  具体的には、去年十一月に決定されま...全文を見る
○杉尾秀哉君 事前に聞いたときには千七百四十自治体のうちの九百九十自治体と聞いていたんです。じゃないんですかね、違います。今、千四百幾つっておっしゃいましたね。
○杉尾秀哉君 何かこの間の、昨日ですかね、事前にレクしてやり取りしたときには千七百分の九百九十というふうにおっしゃっていたので、ちょっと違うんですけど、いずれにしても、まだ申請していない自治体があるんですよね。こういう自治体はどうなるんですか。
○杉尾秀哉君 ということは、四月以降に申請をしても、後でまとめて三年度分、二月、三月も含めて来るという、そういう認識でいいんですね。それはもう確約できますか。
○杉尾秀哉君 そして、全国の保育所、これ約二万九千施設あるそうなんですけれども、これ、この二万九千施設でまだ申請が行われていないところもあると思いますけど、どれぐらいの割合申請が行われていた、これは統計あるんですか。
○杉尾秀哉君 その末端のところまでは分からないということなんですよね。  それで、保育士等処遇改善事業の実施方針、これ自治体によってまちまちだというふうに伺っております。  例えば、これ公立の保育園なんですけれども、正規の常勤職員と会計年度任用職員、昔は非常勤というふうに言っ...全文を見る
○杉尾秀哉君 本来であれば、先ほど、その予算措置と、それから三百四十三万人ですか、というその算定根拠の下に二千六百億円という予算が措置されていて、まだその申請を済ませていないところもあるとはいえ、実際にもう新年度始まっちゃうわけですから、四月もうすぐ始まるので。そもそもその二月二...全文を見る
○杉尾秀哉君 昨日の予算委員会で出ておりました。これは厚労省の所管ですけれども、介護職員処遇改善支援補助金に関する厚生労働省の御案内、これを見てみますと、これ資料一です、標準的な職員の事業所で介護職員一人当たり月額九千円相当の補助金が支給される、その上で、介護職員の皆様全員に対し...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、保育士さんもそうなんですけれども、資料としてお配りしておりませんが、これも同じで、施設、あの例のあれですよね、配置基準の話なんですけど、施設、事業所での実際の職員配置状況などにより一人当たりの引上げ額は月額九千円を下回る場合があります。同じなんですよね。  ...全文を見る
○杉尾秀哉君 事業者に説明するんじゃなくて、これ現場の人に説明しなきゃいけないんじゃないですか。現場の人、だって去年の一連の報道を見たら、みんな九千円上がると思っていますよ、介護現場だって、保育の現場だって、幼稚園だってですね。  こんな問題があります。資料二でお配りしました。...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、それは推奨していないと思いますよ。だけど、実際問題として正規の職員除外されるケースがあるわけですよね、常勤の職員の方。ですよね。  実際にアンケートを見てみると、非常勤しかやらないという自治体あるんですよね。これは、ほかの職員と、一般の市役所なんかの、市町村...全文を見る
○杉尾秀哉君 何か水掛け論みたいになっているんですけど、だって現実問題、常勤外れることあるわけでしょう、常勤の保育士で、賃上げの対象から、あるんでしょう。ないんですか。全員に本当に支給されるんですね。それだけはっきりしてください。
○杉尾秀哉君 元々対象が三百四十三万人いて、その二千六百億円の予算措置がされていて、そしていろんなその制度の問題、今もお話をされましたけれども、特に公立の場合は常勤の方、それから会計年度の方、私立もそうですけれども、いろんな立場の人がいて、しかも現場で働いている人以外の職種の方も...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は説明になっていないと思いますね。最後は自治体任せみたいな、そういう話っておかしくないですか。だって、これ国の肝煎りで、しかも岸田政権の肝煎りの政策ですよ、新しい資本主義の。それがこんな現状だというのはやっぱりどう考えてもおかしいということは指摘せざるを得ません。...全文を見る
○杉尾秀哉君 済みません、ちょっと五分しかないので、警察行政について一点だけ伺います。  岐阜県警の大垣警察署、中部電力の子会社に対して風力発電所の建設に反対する住民の個人情報を提供していました。岐阜地方裁判所、先月、違法と認めて、県に対して損害賠償を命じる判決を言い渡した。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 少なくとも一審段階においては違法であるというふうに認められているわけですよね。通常の警察業務とは無関係の情報収集、第三者への情報提供は一切やめるように、これ、国家公安委員会というのは警察を管理監督できるわけですから、それを二之湯大臣にお願いしたいと思いますけれども、...全文を見る
○杉尾秀哉君 この事案は、警察が主導して情報提供しているんですよ。これ、とんでもないと思いますよ。警察による個人情報の収集がどういうふうな基準で行われて、どの範囲までなら収集、保有することが許されるのか。今、適正に適正にというふうにおっしゃいました。戻ってこられましたけれども、山...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、風力発電の勉強会に関する活動ですよ。それが、公安、その秩序を乱す活動につながるという、なぜそういう判断ができるんですか、警察として。
○杉尾秀哉君 今回の判決によると、これ情報収集活動自体は違法ということは言っていないんですよね。提供したことについては違法なんだけれども、収集活動自体は適法だと言っていて、今回のような判決がそのまま認められるということになると、どんな情報収集でも認められるということにつながりかね...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。  予算委員会でも岸田総理に対して、ロシアに対しては最大限の圧力を、そしてウクライナに対しては最大限の人道支援をということを申し上げましたが、その観点で更に質問させていただきます。  先週、ロシアが日本に対して、北方領土問題を含...全文を見る
○杉尾秀哉君 今答弁していただいたとおり、これまでで二百六十五億円の予算を計上して、百九十六億円の支出があったということなんですけれども、総理、それで何か具体的な成果あったんですか。
○杉尾秀哉君 具体的な成果について何もおっしゃいませんでした。  緊張緩和をしたというふうにおっしゃいましたけど、その結果がこれですか、ロシアによるウクライナ侵略。あり得ないことが起きているわけです。しかも、その先ほどおっしゃった経済制裁について、日本が一番弱かったわけです。そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 その辺でも声がしています。たらればというふうに言っていますけど、政治は結果なんじゃないですか。いや、笑っている場合じゃないですよ。(発言する者あり)いや、今の現在の結果について言っているんですよ。  委員長、ちょっと注意してください。
○杉尾秀哉君 これだけこけにされても二十一億円の予算を通しているわけですよ。  これ、ロシアとか国際社会に対して、先ほどから申し上げているように、最大限の圧力を掛けるという、逆のメッセージになっているじゃないですか。そう思いませんか、総理。
○杉尾秀哉君 今もるる予算をそのまま成立させた理由をおっしゃいました。それから、萩生田大臣も、三月十四日の予算委員会の質疑の中で、日本企業の撤退への対応のためにこの予算が必要なんだと、こういうふうにおっしゃった。これって予算の目的外使用そのものなんじゃないですか。いいんですか。
○杉尾秀哉君 今はっきりとおっしゃらなかったけれども、これは予算の目的外使用の可能性が極めて高いんです。しかも、民間が、ビジネスにならないのに、八項目の経済協力プランといってこれだけ協力させられているわけですよ。そうした民間のことを考えて下ろせないという、そういう本音じゃないかと...全文を見る
○杉尾秀哉君 適切な執行っておっしゃっていますけど、これ三月二十三日付けの東京新聞なんですけど、各省庁が答えているんですが、これまでどおり認められない、進める状況にない、執行しない、当面は執行が難しい、こういうふうに答えている。  はっきり言ったらどうなんですか。そんな何で曖昧...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、事実上できないんですよ。そして、そもそも共同経済活動自体がロシアの意図を読み違えている。元々、ロシアは領土問題で譲歩する気なかったんですよ。安倍政権の楽観的な見通しに基づく失敗としか言いようがありません。  長く外務大臣を務めてきた岸田総理、総理にも責任があ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私は根っから全然見解が違います。やっぱり失敗は失敗として認めないと、また同じ失敗繰り返すんじゃないですか。  そして、共同経済活動について曖昧な答弁繰り返していますけれども、そもそもロシアが言い出す前に日本がこれ中止を言い出すべきでしょう、平和条約交渉についてもそ...全文を見る
○杉尾秀哉君 後でもう一つ同じようなことを聞きますけれども、あと一問だけ聞きます。  これ、ウクライナの避難民の皆さんの日本への渡航費用の負担、あるいは日本政府がチャーター機を出す、これは立憲民主党としても正式に申入れをする、その予定です。  それから、私の地元の長野県、それ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ウクライナ関連はこれぐらいにしまして、次は新型コロナの関連伺いたいんですけど、早速伺います、総理。  第六波の出口ってはっきり見えているんですか。
○杉尾秀哉君 はっきり答えませんでした。三月十六日の記者会見で、第六波の出口ははっきり見えているとおっしゃったじゃないですか。  だけど、先週の厚労省のアドバイザリーボード、出てきた意見を見ると、新規感染者の減少は今おっしゃったような内容なんですけど、いまだに高いレベルで推移し...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、四回目、ワクチン、ワクチンとおっしゃいましたけど、堀内ワクチン担当大臣、三月いっぱいで退任なんじゃないですか。
○杉尾秀哉君 否定されませんでした。ワクチン担当大臣、これまで何やっていたんでしょう。そして、誰が次、ワクチン担当するんでしょう。  いずれにしても、沖縄の例を見れば非常に分かりやすいと思います。沖縄は下がらずにずっと、沖縄が一番最初に第六波始まって、ずっとそれから高止まりした...全文を見る
○杉尾秀哉君 キャンペーン全体について答弁求めようと思ったら、誰がまとめて今回のこのキャンペーンを大臣が統括しているのか分からなかったんです。それなので、トラベルについて今、斉藤大臣に答弁していただいたんですが、執行率三六%ですよ、僅か。キャンペーン全体でも執行率三四%、こういう...全文を見る
○杉尾秀哉君 こうやって国庫返納されるんですよ。どんどんどんどん予算を積み増ししていって、結局使えずに二〇二〇年度分については返上なんです。  事業が停止されているにもかかわらず、まあ地域割とかあります、それは私も全面的に否定はしませんけれども、次々と予算措置が行われた挙げ句の...全文を見る
○杉尾秀哉君 予測困難だって言いますけど、二〇二〇年度の予算が余っていて、また二〇二一年度にも計上しているっておかしくないですか、こういうやり方。  そして、GoToトラベルの実態調査見ましたけれども、お金持ちで若くて健康な人ほど利用しているんですよ。お金がない人、低収入の人、...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは、ずれなんていうレベルじゃないですよ。五十三万枚ですよ。  そして、現時点で、配布状況とマンパワーに、これ含めて八千万枚在庫ありますけれども、これで五十三万枚減ったという考え方もあるかもしれませんが、厚労省、配布枚数などを精査して配布希望者に順次発送を開始す...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、ずっと前から同じ答弁しているんですよね。  ホームページには三月上旬に配布開始って書いてあるんですよ。こんなに時間掛かるということは、物すごいマンパワーを厚労省の中で要しているんじゃないですか。そういうことになりますよ。  しかも、当初から配送費に十億円掛...全文を見る
○杉尾秀哉君 結局否定されないんですよね。  このマスクの話、十二月二十一日に私聞いたんですよ。そうしたら、そのときに岸田総理、何と答えたかというと、費用対効果の観点から適切に検討するって私の質問に対して答弁されたんですけど、その数時間後に、希望者に配布しますって、残りは廃棄し...全文を見る
○杉尾秀哉君 全く違うと思いますよ。だって、ただ廃棄するだけだったら六千万円。それで、これ配るから、まあ十億かどうか分からないというふうにおっしゃっていますけど、少なくとも相当掛かりますよ。これは全然説明になっていない。  それと、アベノマスクと同じようなことが新型コロナの治療...全文を見る
○杉尾秀哉君 新型コロナ薬として少なくとも承認もされていないし、観察研究も中止されているもので、事前のレクで伺いましたけれども、厚労省の方は事実上使いようがないと言っているんです。事実上使いようがない。だって、これ、季節性のインフルエンザは有効性が示されていないんですよ。しかも、...全文を見る
○杉尾秀哉君 ウクライナもコロナもそうなんですけれども、みんな予見可能性がない、予見不能だというふうにおっしゃいますけれども、少なくとも今のようなことを国民に対して説明しましたか。説明に対して、全然されていないじゃないですか。だから、これに……(発言する者あり)いや、今聞いたから...全文を見る
○杉尾秀哉君 一言だけ答えてください。  検討中というのは、斉藤大臣もこの間おっしゃったとおりです。出すんですか、出さないんですか。これ、野党が反対する法案じゃないでしょう。  しかも、省エネ、早くこの法律を通して早く進めていかないと、再生可能エネルギー、これも本当に加速しな...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、準備はいいんですよ。だから、法律を作って準備しましょうって言っているんじゃないですか。出さないんですね、じゃ。いいんですか、それで。本気度が問われていますよ、総理の。どうですか。
○杉尾秀哉君 やる気がないというふうに言わざるを得ません。  そして、もう一つ聞きます。  総理の目玉の新しい資本主義、これは前に野田大臣と内閣委員会でも伺いましたけれども、保育士さんと介護士さんを中心とした三%、月九千円の賃上げなんですけど、自治労が全自治体をこれまで調査し...全文を見る
○杉尾秀哉君 結局、全員の賃上げになっていないんですよ。そして、みんな裏切られたという思いをすごく持っているんです。この九月までの補正予算措置ありますけれど、十月以降の予算措置もはっきりしていない中で、みんな要するに対応困っているんですよね。  一つだけお願いなんですけど、これ...全文を見る
04月05日第208回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。  議題となっています給与法改正案について質問いたします。  まず、新型コロナ対応で改めて行政サービスの重要性が再認識されました。公務員の皆さんが日々献身的に業務を遂行されていることは言うまでもありません。  そうした中で、昨...全文を見る
○杉尾秀哉君 私はどのような基準や指標でこういう判断になったのか聞いたんですけれども、お答えがありませんでした。ということは、政府による恣意的な対応というふうになりますけれども、このことはまた後で伺います。  今御説明ありましたとおり、人事院勧告八月十日、そして、この勧告を受け...全文を見る
○杉尾秀哉君 今妥当なものだと考えているというふうにおっしゃいましたけど、妥当かどうかということについてはまた後ほど更に突っ込んで伺いたいと思います。  今大臣は、百年に一度の危機という、今回のコロナ禍、表現されました。ちょうどあのリーマン・ショックのときもやはり同じような百年...全文を見る
○杉尾秀哉君 今説明いただきましたように、二回に分けて行っているんですよね。一回目については五月の一日、人事院が暫定的な引下げ勧告を行って、五月の四日に閣議決定をして、二十九日に給与法が改正された、一時金の引下げをまず優先したということだと思うんですが、今回の実施を引き延ばしたの...全文を見る
○杉尾秀哉君 民間給与の適時適正な反映という観点から今の制度がどうかという問題がありますけれども、もう一つ、給与法定主義についても伺いたいんですが、国家公務員法六十三条に規定されておりますけれども、国家公務員の給与における原則の一つとしてこれ位置付けられているということは皆さんも...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただいたのは全農林最高裁判決、昭和四十八年ですけれども、この中で示されている考え方、つまり、使用者の一方的な、給与法定を否定、給与決定を否定し、職員給与の安定を図るとともに職員の適切な利益を図る、これを目的としているということなんですけれども、この給与法定...全文を見る
○杉尾秀哉君 尊重するということ、それから国政全般を考えてということだったんですけれども、それが適正か否かということが今回問われていると思うんですが、去年八月の人事院勧告、民間給与の較差が小さいことから、月例給での改正は行わない一方で期末手当の支給月額を下げると、こういう結論でご...全文を見る
○杉尾秀哉君 説明いただきましたように、支給事務を公正、迅速、統一的、画一的に行うためにもこの基準日が設けられているということなんですが、特に支給額を調整減額する場合、当然、基準日前に必要な法的措置を講じなければいけないのではないか。また、過去、今回と同様に一時金の支給額を引き下...全文を見る
○杉尾秀哉君 今説明がありましたように、少なくとも、平成十年以降を見ても過去九回あるんですけれども、基準日までにこれ法的措置をとっていない例というのはないんですね。一番ぎりぎりで平成二十一年に十一月三十日というのがあるんですが、これが最も遅いということになります。  今回は総選...全文を見る
○杉尾秀哉君 今説明がありましたように、一回あったんですね。平成十五年なんですけれども、小泉内閣のときだったと思うんですが、平成十五年十月十日に解散しているんですね。実は、この同じ十月十日、解散した日に、給与法改正法案が可決、成立しているんです。つまり、ぎりぎりに解散日に提出をし...全文を見る
○杉尾秀哉君 何回も同じ説明繰り返されておられますけれども、そういう恣意的な対応が本当に許されるのか。また、仮に経済状況を考慮したとしても、例えば今年の夏、六月、今経済状況どうなっていますか。コロナの影響だけではない、今回はウクライナの問題も含めてある。これから物価が上昇するんで...全文を見る
○杉尾秀哉君 経済対策を打っているから、だからその期はやらずに六月にする、こういうふうな、その時々の政府の都合でこういう解釈、こういう運用をしていいのかということを私は問題にしようとしているんですけれども。  ここまでは政治の事情について聞きましたけれども、人事院の方にもちょっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今御説明いただきましたように、勧告は令和三年十二月期の調整減額を勧告している。しかし、本法案は令和四年六月期の調整減額ということになります。人勧どおりではないということはもちろん説明するまでもありませんけれども。  衆議院の任期切れと先ほど申し上げました解散・総選...全文を見る
○杉尾秀哉君 実際問題、もう少し早めることってできなかったんですか。
○杉尾秀哉君 それちょっとおいておきましょう。  そして、今回のように、十二月の一時金、基準日までですね、一日になりますけれども、立法措置を図る機会を逃しかねない場合、こういうケースに備えて給与法定主義の範囲の中において例外的な取扱いを行えるような措置、これは実際に検討したとい...全文を見る
○杉尾秀哉君 例えば、人事院規則で減額を措置することを認めて、事後的に直近の国会で承認を得る、こういうやり方というのは考えられないんでしょうか。
○杉尾秀哉君 二之湯大臣にも同じ質問をしますけれども、大臣も、給与法定主義については厳格であるべきだと、こうお考えでしょうか。
○杉尾秀哉君 現在の制度を堅持すべきであると二之湯大臣も考えておられるということを確認させていただきましたけれども、調整など一時金を含めた給与についての運用、これ何よりも全ての職員に関して公平、平等でなければいけないというふうに思うんですね。  そこで、本法案の措置というのは本...全文を見る
○杉尾秀哉君 退職された方についても、これはやむを得なかったんだと。まあ年度をまたぐわけですから、三月いっぱいで退職される方は、そのまま返還ということがなければ、それ、そのまま残っている公務員の方よりもより多くボーナスをもらうというか、減額されないということになるわけですけれども...全文を見る
○杉尾秀哉君 月例給は生活にも直結するし、適当ではないと、こういう判断なんですけれども、ただ、今回、実際に調整減額が年度を超えたことで、定年退職などにより本年六月の一時金の支給対象にならない職員が、余り言葉は良くないかもしれませんけれども、事実上得した形になったわけですよね。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 人事院もやむを得ないと、こういう理由なんですけど、本当にそれでいいのかどうなのか。  先ほどちょっと答弁もされましたけれども、確認したいんですが、こうした職員に対して退職手当で減額すると、こういうことは実際問題としてできなかったんですか。どうですか。
○杉尾秀哉君 まあ勤続報償という形で、しかも不利益変更ができないという理由で退職手当での調整減額はできないと、こういうことですけれども。  そこで二之湯大臣に伺いたいんですが、大臣は三月九日の衆議院内閣委員会の質疑でこういうふうに答弁されておられます。国民民主の浅野委員の質問に...全文を見る
○杉尾秀哉君 その助かったという発言は不適当だった、不適切だったと大臣もお認めになっているわけですが、これやっぱり現職の方に対しては極めて失礼な、そういう発言ですよね。  先ほども確認させていただきましたけれども、公務員の公平、平等の原則を守るためにこういう制度がつくられ、基準...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと最後のところ聞こえなかったんですけど、例外に。
○杉尾秀哉君 人事院勧告の早期実施は原則、これは変えてはならない、今回はあくまで例外中の例外、まあそれも認めるかどうかという問題ありますけれども、今回は先ほど来質疑をさせていただいておりますように、経済対策を実施すれば人勧を踏まえた対応は不要なんだと言わんような、そういうふうな恣...全文を見る
○杉尾秀哉君 今答弁いただきましたように、実際に当初予算のケースで四百三億円、対前年度比七十七億円、プラス二三・六%。これ、四分の一ぐらい上がっているわけで、過去五年度分と比較をしても異例の伸び率だということなんですけれども、ちなみに概算要求段階で幾らだったか、これ説明できますで...全文を見る
○杉尾秀哉君 つまり、概算要求で三百八十六億円、実際に査定終えて予算を付けたら四百三億円だった。査定額を実際の予算が上回ったと。  これ異例のケースだと思うんですけれども、こうした概算要求を上回る異例の増額査定となった理由、これ財務省の方で説明できますでしょうか。
○杉尾秀哉君 これ、朝日新聞なんですが、二月二十二日付けだったかな、記事にこういうくだりがあるんですけれども、予算編成では財務省が厳しく査定していた要求額を減らすことが一般的。これはもう今申し上げたとおり、皆さんもよく御承知のとおり。この残業代を集計した十三の役所のうち八つで要求...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、内閣人事局にも同じことを伺いますけれども、どういう認識ですか。
○杉尾秀哉君 では、内閣人事局として、現在の中央官庁のいわゆるサービス残業、この言葉自体非常に良くないと思うんですけれども、あえて、世間一般によくサービス残業と言われておりますのであえて使いますが、どういう実態だと認識されていますか。
○杉尾秀哉君 問題は在庁時間と超過勤務時間というのがイコールではないということで、私は民間の会社にずっとおりましたので、私がいた会社は、最初は手書きの勤務表というのがありまして、青ペン、赤ペンがありまして、これ、法定勤務時間は赤ペンで、赤い鉛筆で書いて、超過の部分を青で書いて、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 人事院総裁にも来ていただいておりますので、先ほどの質疑の中にもありました、総裁は長く民間の会社に勤めていらっしゃって、外資系の会社にもいらっしゃったので、外資系の会社と日本の企業とのその勤務形態というのもまた違うというふうに思いますけれども、この問題について総裁はど...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りましたので、最後一言だけ。  この実はサービス残業って、これは民間企業でも本当に悪習だというふうに私は思うんですけれども、これは本当にその長時間勤務の是正ということと併せて、官が率先垂範してこの悪習を改める必要性、これについて一言、大臣、最後にお答えくだ...全文を見る
○杉尾秀哉君 ありがとうございます。  質問を終わります。ありがとうございました。
04月06日第208回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾でございます。  私はまず、国の違法、不当な公金支出を正す手段について質問をいたします。  皆さんもよく御存じのように、地方公共団体の財務行為の違法性をチェックして損害を回復する手段として住民訴訟という制度がございます。これによりまして、公共...全文を見る
○杉尾秀哉君 会計検査院法三十五条一項があるんですけれど、これは利害関係人からの請求と、こういうことなんですが、この会計検査院法に基づきまして、去年の五月十三日、弁護士七名が、河井夫妻選挙買収事件、それから二つ目が桜を見る会、三つ目が持続化給付金、この三件について是正を求めて審査...全文を見る
○杉尾秀哉君 いやいや、私のところにこの理由書いてあるんですけど、この審査請求人はこの三十五条一項が言う利害関係人じゃないって、こういうふうに書いているんですよ。だから却下している。そうじゃないんですか。
○杉尾秀哉君 いや、個人のこと書いてないんですよ。この決定理由について言っているわけなんで、同条同項に規定する利害関係人ではないから却下するって、こう書いてあるんですよ。  じゃ、この利害関係人って、こういうふうに解釈するのはどういう根拠なのか、これについて答えてください。
○杉尾秀哉君 契約の相手方とか、極めて狭く解釈しているわけですけれども、そういう昭和二十二年に答弁があったということなんですが、冒頭述べましたように、地方公共団体における公金支出の違法性についてはこれは住民監査請求制度というのがある、そして、住民は住民という資格で監査請求ができる...全文を見る
○杉尾秀哉君 確認になりますけれども、地方自治体の公金支出については住民が監査請求、住民訴訟ができる、一方、国の公金支出ではできない。どうして国と地方自治体でこういう格差、差ができているんですか。合理的な説明できますか。
○杉尾秀哉君 この解釈によれば、一般国民は契約者とかそういう直接の当事者でない限りは利害関係人と認められない、よって、会計検査院、三十五条一項が言うところのこの是正を、違法性のですね、是正を求める手段がほかにないと、こういうことだと思うんですけれども、要求が却下されたこの三件につ...全文を見る
○杉尾秀哉君 それはこれから聞きます。それを聞いているんじゃないんですけど。  一問だけ聞きたいんですけど、日弁連が、これはやっぱり国民が地方自治体と同じように監査請求、審査請求ができないのはおかしいじゃないかということで、公金検査請求訴訟制度というのを創設を主張しております。...全文を見る
○杉尾秀哉君 基本的にはこれ立法政策、立法政策の問題だということなので、これは国会の方でまたこういう制度をつくろうじゃないかということを私もこれから皆さんとともにできればやっていきたいというふうに思っております。それとともに、この情報について、国民からの情報については十分考慮する...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういうルール作りを徹底してほしいんですけれども。  で、このサービスデザイン協議会による再委託率九九・八%ということなんですが、これ再委託率を原則五〇%以内とする省内ルール、これに反していることは間違いないですね。
○杉尾秀哉君 その五〇%ルールはあるけれども、しっかりとした理由の説明ができれば九九・八%であっても認められていたということなんですけど、しっかりとした説明がされていないからこういうふうに会計検査院に指摘されたんじゃないですか。迅速かつ安全に支給する事業体制の構築とか新型コロナ感...全文を見る
○杉尾秀哉君 迅速な迅速なというふうにおっしゃいますけど、この持続化給付金について支給が遅れている、逆には、これから今質問しますけれども、逆に言うと詐取もまたこれも相次いだわけなので、その中に経産省の元キャリア官僚二人がいたわけですよね。  これ、七百二十八者、九次下請で、こん...全文を見る
○杉尾秀哉君 まだ二億円が未納だということなんですけれども、これは引き続き全額国庫に納付されるようにお願いいたします。  残りの時間なんですけれども、総務省関係ということで、日本放送協会、NHKのBS1スペシャルの字幕問題について残りの時間伺いたいというふうに思います。  お...全文を見る
○杉尾秀哉君 会長は銀行の出身でいらっしゃいます。みずほ銀行のシステム障害は第三者委員会をつくってちゃんと調査をされました。NHKは確かに放送局です。私も放送局にいましたけれども、放送局だから第三者委員会つくっちゃいけないとか、第三者にしちゃいけないなんて、そんな理屈は私は全くな...全文を見る
○杉尾秀哉君 調査報告書の中に、今もるる松坂専務が御説明されましたけれども、ほかの作業に追われる中で注意がおろそかになったとか真実に迫る姿勢が欠如していたとか、そういうことが幾つか書いてあるんですけど、そういう問題じゃないんですよ。ここまで明らかに、これ誘導しようとしていたという...全文を見る
○杉尾秀哉君 時間が参りましたけれども、冒頭に、これやっぱり第三者委員会にしなかったということがこういう公平性とか第三者性とかが担保されていない最大の原因だというふうに思っておりまして、BPOがその審理に入っているということなのでそれを待ちたいんですが、私は是非NHKの中できっち...全文を見る
04月13日第208回国会 参議院 本会議 第16号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾秀哉です。  ただいま議題となりました経済安保推進法案について、会派を代表して質問いたします。  まず、岸田政権が発足して半年となりました。新型コロナにウクライナ危機、まさに内憂外患の中で、緊張感を持って政権運営を続けておられることに敬意を表...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾秀哉でございます。  本日は経済安保推進法案の審議ということなんですが、その前に、目下の経済情勢について小林大臣に短く伺います。  足下で急速な円安が進んでいる今日、一ドル百二十八円台で推移しておりますけれども、先週二十日、二十年ぶりの百二十...全文を見る
○杉尾秀哉君 今、財務当局の専権事項ということを答弁されましたけれども、鈴木財務大臣は悪い円安だというふうに断言されています。そして、黒田総裁も、日銀、日本経済にマイナスだと、こういうふうにおっしゃっているわけですが。  この円安の進行というのは、もうもちろん皆さんも御存じのと...全文を見る
○杉尾秀哉君 いや、私は経済の影響を聞いているんじゃなくて、背景に日本経済の凋落があるんじゃないかと、こういう指摘についてどう思いますかと、こういう質問だったんです。
○杉尾秀哉君 いや、そういうことじゃないんですけど。  今日も午前中も質疑ありましたけれども、産業が後退している、例えば半導体分野というのが午前中から何度も何度も上がっておりました。こうしたことも含めて、今造船の話もありましたけれども、私の父親も造船会社に勤務しておりましたので...全文を見る
○杉尾秀哉君 そういう趣旨の答弁、繰り返しておられます。衆参長く審議は続けられてきたんですけれども、幾ら審議を重ねても具体的な運用の形が見えてこない。その最大の理由は、再三言われているように、政省令に委ねられる部分が余りにも多い、そして一連の答弁で政府側が必ずしも詳細を明かしてい...全文を見る
○杉尾秀哉君 その新しい組織なんですけど、報道ベースなんですけれど、数十人という、こういうふうな報道ありますけど、これは本当ですか。
○杉尾秀哉君 まだその新組織の人数固まっていないということなんですが、今答弁いただいただけでも大体五百人弱と、こんな感じ、五百人ぐらいと、こういう感じなんですね。  これだけの人員で何をやるのかということなんですが、もう一つ、今回はその四本柱から法案全体構成されておりますけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 全てだとは思っていないと、こういう答弁でしたので、では、今後、完全なものを目指して、四分野以外に現在射程に入れていること、そして、これからの展開、具体的に何からどういうふうに着手して、最終的にどういう形を目指すか、お考えがあればお聞かせください。
○杉尾秀哉君 まずは目下のその法案成立に全力を挙げると、これからの検討課題については考えていくと、こういうふうな答弁ですけれども。  もう一つなんですが、今日も幾つか質問がございましたいわゆる頭脳、技術の流出への対処なんですけれども、確かに、電機産業もそうです、造船業もそうだっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 私も岸田総理に代表質問でこの点について問うたんですけれども、各企業の情報管理体制の強化、それから研究者の待遇改善、研究環境の整備等を挙げておられました。今大臣の答弁ございましたけれども、単なる口先の支援でなくて、これ具体策が求められているというふうに思いますので。も...全文を見る
○杉尾秀哉君 こうした答弁をいただいたんですけれども、こうした中で、午前中にも質問がありました、あえて社名も申し上げますが、大川原化工機の事件が起きた。問題となった噴霧乾燥器、雑誌「世界」の先月号に掲載されました青木理さんのリポート、町工場VS公安警察によると、大川原化工機は、二...全文を見る
○杉尾秀哉君 ちょっと、しかるべく対応というんじゃ分からないんですけれども、個別の事案については答えられないということなんですが、午前中の質疑の中では、これ警察とのやり取りなんですが、警察当局から照会があれば、見解を含めて対応すると、こういう答弁でした。規制当局として綿密にコミュ...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほども申し上げましたけれども、当該会社は、規制強化以来、全面的に経産省と協力をしてきた、そして、今も答弁ありましたけれども、経産省も警察庁に対して常にやり取りをしてきた、必要なことはやってきたと、こういうふうな趣旨です。まあ一般論という断りはありましたけれども。 ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これは被告の弁護士が言っているので間違ってはいないと思います。メモを開示するはずだった、そのメモの中に開示してまずい内容があった、こういうふうにしか思えないですね、この一連の経過を見ると。  どうしてこんな事件が起きてしまったのか。これは、完全に功を焦った見込み捜...全文を見る
○杉尾秀哉君 適正な捜査が行われなかったからこんなことになったんでしょう。これで本当におとがめなかったんですか。今回のこれだけの冤罪事件を生んでおいて、一年近くも勾留してですよ。  これ、先日の質疑の中でもありましたけれども、人一人、がんの患者さんだった方が亡くなられているわけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 何を承知していないとおっしゃいました、今。
○杉尾秀哉君 そうなんですよ。まだ刑事裁判中とはいえ、誰も責任取らされていないんですよ。これ、おかしいと思いますよ。こういうことをやっているから、本当に経済安保取り締まるんでしょう、これから、大丈夫なのかと言われるわけですよ。特に懸念を持っている皆さんからそう言われているわけ。し...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の答弁をこれ実際に励行していただきたいというふうに思います。  質問項目を幾つかちょっと飛ばさせていただいて、時間がないので、例えば官僚の天下りのことであるとか、藤井前室長のことであるとか、いっぱい聞きたい話があるんですけど、もう一問、基幹インフラの前に一問だけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 どうか基金の報告だけなんということにならないようにお願いします。基金は予算に関わることですから当然だと思うんですけれども、それ以外もちゃんとしっかりとお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと基幹インフラについて伺いたいんですけれども、いわゆる十四事業なんです...全文を見る
○杉尾秀哉君 先ほど質問がありましたけれども、空港が対象になっているのになぜ港湾が対象ではないのか。午前中の質疑の中で、ちょっと先ほどの答弁は私も全部メモし切れなかったんですが、三月二十三日の政府参考人の答弁では、港湾の使用許可システムは紙ベースで処理されていることを理由に挙げて...全文を見る
○杉尾秀哉君 おかしいでしょう、六〇%が紙ベースだからって。大きな障害が起きないからって。DX進めているんでしょう、政府として。全く反していますよ。おかしいですよ。  ちょっと私がいた放送事業者について更に突っ込んで聞いてみたいんですけど、対象となる、免許対象のいわゆる基幹放送...全文を見る
○杉尾秀哉君 今のところマスターだということなんですが、放送内容にまさか立ち入るような規制にはならないでしょうね、どうでしょうか。
○杉尾秀哉君 あくまでもハード、しかも基幹の設備だけということなんですけれども、これもある新聞に出ていたんですが、これ民放関係者の声として伝えられているんですけど、確かにそうなんですが、これ膨大な施設で、これ全体が、例えば、ちょっと企業名出しちゃいますけど、NECとか東芝とか、そ...全文を見る
○杉尾秀哉君 今の答弁ですと、放送法、業法と併せての対策ということでできるんじゃないかという答弁だったんですけれども。  そして、事前審査の基準と対象についてなんですが、これは基本指針でどういうふうな内容を書くことが想定されているのか、また、企業の予見性を高めるためにどういうふ...全文を見る
○杉尾秀哉君 これ、ある財界関係者なんですけれども、いっそのこと、この企業からは買うなというふうに端的に書いてもらった方が企業にとっては一番楽なんだと。確かにそれはそうだと思います。法律にその企業名をもちろん書くことはできないでしょうけれども、できる限りの、今のような説明ではやっ...全文を見る
○杉尾秀哉君 余り明快な答弁ではなかったんですけれども、実効性があるものにしていくということだったんですが、これ本当に短くしないと、これ企業の設備投資の計画に物すごく大きな影響があると思うんですね。  もう一つ、中小企業、これ基本的に対象外であることを強調されておられますけれど...全文を見る
○杉尾秀哉君 特殊性のあるものに限りと、こういうことだったので、これもしっかりと基本指針等々を作るに当たってははっきりと明記してほしいということと、先ほど例に挙げました大川原化工機のインタビューを聞いておりましたら、これ本当に、中小企業が一つの商品だけでやられちゃったら、それだけ...全文を見る
○杉尾秀哉君 あくまで企業の責任でやれと、こういうことですよね。そういう企業には責任があるんだからと、こういう答弁なんですが、やっぱりこれが分かりにくい。  まあいっぱいあるんですけど、これもやっぱり分かりにくい点で、放送、通信の関係で、アメリカで、去年の十月に、FCCが通信機...全文を見る
○杉尾秀哉君 寺島実郎さんがこの法案全体を見て、中国封じ込めで、アメリカとだけ歩調を合わせているようなことに終始している印象があると、こういうふうなことをどこかに書かれておられました。  やっぱり、今日の答弁を見てもやっぱり分からない、分かりにくい、奥歯に物が挟まったような。こ...全文を見る
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾秀哉です。  私は、会派を代表しまして、令和二年度の一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用総調書と一般会計予備費使用総調書に反対、特別会計予備費使用総調書と特別会計経費増額総調書に賛成の立場から討論を行います。  まず、労働保険特別会...全文を見る