斎藤十朗

さいとうじゅうろう



当選回数回

斎藤十朗の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第75回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○斎藤十朗君 昭和五十年度予算を拝見いたしまして、特に社会福祉関係の厚生省予算を拝見いたしますと、前年度に対して三六・二%増しという、非常にむずかしい予算編成の中で大きな予算の伸びを示したということは、大変結構なことであると考えております。いま、政治に課せられた最大の問題は、物価...全文を見る
○斎藤十朗君 厚生大臣に同じような質問をさせていただきたいと思うのですが、政府部内でも福祉予算を獲得するために一番先頭に立ってやっていただかなければならぬわけですが、今後何%ぐらいまで福祉予算を伸ばしていったらいいとお考えですか。
○斎藤十朗君 確かに私も何%というお答えがいただけるとは思ってないわけであります。社会福祉がどうなっているかということは、その国の社会保障給付費がどんな割合にあるかというようなことで見るのが一般的とされておるわけでありますし、その中でも、租税負担がどのくらいであって社会保険負担が...全文を見る
○斎藤十朗君 いまおっしゃられましたように、日本の所得保障、非常にこれは今後検討していかなければならない問題があるというふうなお話でございます。年金の問題につきましては後ほど触れさせていただきたいと思います。私はここでやっぱり福祉というものを考えるときに、福祉を受けられる方々も決...全文を見る
○斎藤十朗君 確かに、教育課程との組み合わせ、これは大変むずかしいというか、教育課程が非常に過密化をしているという状態の中で十分検討していただかなければならないと思いますし、しかしながら、文部大臣がおつくりになられました文明懇談会、こういうようなところでもひとつ日本の福祉教育のあ...全文を見る
○斎藤十朗君 積極的に議論をして実現の方向で努力をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。何かございますか。
○斎藤十朗君 ありがとうございました。文部大臣、どうぞお引き取りくださって結構でございます。  いま文部大臣からそういう前向きな御答弁をいただきましたが、そこで、受け入れるその福祉活動家と言いましょうか、指導員と言いましょうか、指導家というか、そういう受け入れ体制というものが必...全文を見る
○斎藤十朗君 大変、何というか、現場からわき上がるようないろいろなお諭し、御意見をいただきましてありがたく存じます。  お話しをいただきました事柄について一つ一つ厚生大臣を交えて厚生省の考え方なども聞かせていただきたいと思うのでございますが、時間がもう大変おくれてまいりましたの...全文を見る
○斎藤十朗君 老人福祉問題について少しお伺いをいたしたいと思いますが、いまもうすでにお話が出てまいりました。お年寄りの福祉を考えることは、所得の保障と医療の問題と、そして生きがいの問題と、この三点だと思います。中でも、金は幾らあっても、健康でぴんぴんしていても、毎日何にもやること...全文を見る
○斎藤十朗君 重ねて生きがい対策の問題についてお話がございましたので、重ねて大臣に御要望いたしておきます。私も地元の老人クラブほとんど回らせていただいて内容をよくわかっておりますが、老人クラブがあって初めて老人の生きがい対策が本当に進んでいるということをはだで感じております。重ね...全文を見る
○斎藤十朗君 長期的な今後のことも踏まえながら財政的にも見直してまいりたいというお話でございますが、それはいろいろ漏れ承りますると、厚生年金とか国民年金という現存する制度の中におけるところの見直しというふうに理解を私はいたしておりますが、それでよろしいですか。
○斎藤十朗君 一遍にやるのはむずかしいから、だんだんにやるためにいまの制度をそういう方向に向けていく、そういう見直しをしていきたいというお話だろうと思います。しかしながら、私はもちろん来年から一本化をするということは無理だと思いますが、しかし、一本化をするための一歩一歩を、もうこ...全文を見る
○斎藤十朗君 年金の一元化の問題でございますけれども、合意をしていくのが非常にむずかしいからというお話でありますが、その合意を一日も早く取りつけながら一元化の方向に向かっていかなければ、大臣が福祉年金を二万円にいたしますということをおっしゃられたその裏づけも大変むずかしいから、な...全文を見る
○斎藤十朗君 確かにそのとおりだと思いまして、そういう意味でも、団体のエゴを許さない意味でも、公の負担なんだという原則を打ち立てる、これが必要なことであろう、このように思うわけでございます。  時間がまことになくなってまいりまして、あと身体障害者問題について若干お聞かせをいただ...全文を見る
○斎藤十朗君 いま幾つかの問題が提起されましたが、まず年金に関係して障害者関係でお尋ねをしておきたいと思います。  拠出年金におけるところの障害年金の通算がいま認められていないわけですが、これらについてはどのようなお取り組みをいただいているか。通算の障害年金が受けれるようにして...全文を見る
○斎藤十朗君 老齢福祉年金の五〇%増しといういままでのルールのようなものになっているが、これも検討するということになると大変な問題になりますが、ひとつ五〇%は確保するということで進んでいただきたいと思います。どうですか。
○斎藤十朗君 五〇%増しということで、老齢福祉年金は二万円を努力する、その努力の過程で障害年金も三万円の努力をするということでぜひともお願いをいたしたいと思います。  次に、ことしの予算の中で一つのヒットとも言ってもいいようなことだと思いますが、いわゆる介護手当、在宅重度障害者...全文を見る
○斎藤十朗君 そういう面から考えますと、いま身障者の皆様方を位置づけするといいましょうか、その等級が非常に現状とそぐわない形になっている。腕のない方と足のない方が本当に同じような意味での年金で同じなのかというようなこと、また脳性麻痺の方々をどう取り扱ったらいいのかというようなこと...全文を見る
○斎藤十朗君 次に、先ほど黒木参考人から第三点のお話がございましたが、郵便料金の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  郵政大臣もちょっと口にされたことがあると思いますが、福祉郵便という考え方、身体障害者の方々に福祉切手というようなものをつくれば、またこれも一つの考えであ...全文を見る
○斎藤十朗君 ぜひよろしくお願いをいたしまして、質問を終わります。(拍手)
06月27日第75回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○斎藤十朗君 私は、ただいま議題となっておりますいわゆる公選法、そして政治資金規正法のうち、与えられました時間が短うございますので、政治資金規正法の改正について総論的な御質問をさしていただきたいと思います。  長年いろいろな形で懸案になっておりました政治資金規正法がこのたび改正...全文を見る
○斎藤十朗君 次にお伺いをいたしたいことをもう全部お答えをいただいてしまったような感じでございます。この政治資金規正法がこうして国会に提案され、もういまや可決されんというようなところに来ている。これはやはり去年の参議院選挙のころにいわゆる金権政治というような形で非常な国民の批判を...全文を見る
○斎藤十朗君 御答弁で基本的には私もそのように思うわけでございます。ただ、いろいろ実際の例に接してみますと、私の非常に仲のいい連中とかまた知っている人たちの場合でも、会社にいるから組合にいる、また、勤めているから組合に入っている、そういうだけのことであって何も革新政党支持ではない...全文を見る
○斎藤十朗君 そこで、第二十二条の七の2にいわゆるチェックオフと、こう言われている条項のようでございますが、個人からのカンパを政治的な信条に基づいてこれを拒否した場合には、機関決定のとおりのカンパをしなくてもいいというようなふうに理解をしておるわけでございますが、それでよろしいわ...全文を見る
○斎藤十朗君 よくわかりました。  次に移りたいと思うわけでありますが、先ほどからの大臣の御答弁の中で大体私の考えていることともほとんど一緒なんでありますが、一つだけちょっと言葉じりをとるようなことかもしれませんが、気になりますのは、理想としては個人献金がよいというふうにおっし...全文を見る
○斎藤十朗君 私の申し上げたいのは、それはよくわかるんです、企業の献金が企業の利益に結びつくような政治行動になってはいけない、これを根絶するために理想としてはそれをなくしていく、それにかわるものとして個人献金をということはよくわかるんです。しかし、個人献金そのものが全くきれいなも...全文を見る
○斎藤十朗君 そういうことでございますから、結局、企業献金をやめにして個人献金に頼るというよりも、そのバランスをとっていく、企業献金もあり個人献金もあり、そしてそれが不特定多数といいましょうか、非常に幅の広い広範囲なところから、そしてできるだけ少額の額を集めると、こういうことが私...全文を見る
○斎藤十朗君 その優遇措置というのが実際上どのぐらい優遇になるか、計算上おわかりですか。
○斎藤十朗君 それじゃ具体的に申し上げますと、たとえば一千万の所得のある方が限度いっぱい献金をされますと二百四十九万円であって、その献金を引いたものが七百五十一万円と、こういうことになるわけです。で、その七百五十一万円にかかる税額が百七十四万一千円と、こういうふうになるわけであり...全文を見る
○斎藤十朗君 いや百七十四万。
○斎藤十朗君 いや、私のだから申し上げたいのは、政治資金を出さなかった方は、いま一千万の場合ですよ、税金を引いて七百二十六万七千円は手元にあるということです。そして二百四十九万円政治献金された方は手元に五百七十七万円しかないということですね。そういうことでしょう。そうしますと、そ...全文を見る
○斎藤十朗君 これは一例でありますし、これをどうしようということでもないわけですが、なおまだその個人個人による政治資金の拠出というものに対して推進をするいろんな方策があれば、今後とも進めていただきたいというようなふうに思うわけでございます。  次に政治資金の公開の問題でございま...全文を見る
○斎藤十朗君 個人を育てる、個人献金を育てていくということで個人献金を定着していく、それがすなわち国民的な政治参加につながっていく、そして、それを推し進めていきますと税の形による個人献金というものにつながってくるんではないかというふうに思うわけです。たとえば、西ドイツで行われてお...全文を見る