斎藤十朗

さいとうじゅうろう



当選回数回

斎藤十朗の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第108回国会 参議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 最初に、長寿社会への取り組みでありますが、国民が健康で充実した生活が送れるよう、国民生活の基本的ニードについては、今後とも国民皆年金、皆保険体制などを通じて公的部門で対応することを堅持いたしてまいります。  この場合、人口の高齢化や年金の成熟に伴い、社...全文を見る
02月04日第108回国会 参議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) エイズに対しての御質問でございますが、総理からお答えをいただきました部分を除きまして私からお答えを申し上げたいと思います。  まず、血友病患者の方々におけるエイズウイルスの抗体陽性の状況等につきましては、これまでも調査研究が行われておりまして、その結果...全文を見る
03月03日第108回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 後天性免疫不全症候群、すなわちエイズにつきましては、欧米各国を初め世界じゅうにおきまして大変大きな、深刻な問題になっております。我が国におきましては、患者の発生数というものが幸いこれまでの累計で二十九名ということになっておるわけでございまして、世界各国の中では圧倒...全文を見る
03月31日第108回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま総理が答弁していただきましたとおりでございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘の点は、今現存いたします、運営されておりますいわゆる小規模作業所というのが千カ所以上あるではないか、そういう中で今回の障害者の分といたしましては七十五カ所、こういうことになって少ないではないか、こういうお話だと思います。  この点につきましては、...全文を見る
04月28日第108回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 中国残留孤児の帰国定着促進につきましてまずお答えを申し上げたいと思いますが、これまで主に訪日肉親捜しに重点を置いてまいりましたが、一応この三月で概了をいたしました。この六十二年度からは定着促進という面に重点を置いた施策を一層強力に推進をいたしてまいりたい...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) これからの残留孤児の帰国は、私どもの推定でなお千世帯ぐらい帰国するであろうというふうに考えておりまして、これを考えますと約五千人ぐらいの方々になるわけでございますけれども、現在までございます所沢の定着促進センターは今までの収容人員を倍にいたしまして、年間...全文を見る
05月06日第108回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今前島議員がおっしゃられましたように、これからの長寿社会におきまして寝たきり老人等の介護等に携わるマンパワーを確保し、かつまた、それを受ける方々が安心して受けられるような資質の向上に努めていくということは非常に重要なことであるというふうに考えておりまして...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国会のお許しをいただきまして、私も四月の二十九日から五月四日まで訪中をいたしてまいりました。  これは中国残留日本人孤児問題、その中でも特に昭和五十六年から肉親捜し、肉親調査を行ってまいったわけでございますが、本年の三月におきまして第十五次の肉親調査を...全文を見る
05月07日第108回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) インフルエンザのワクチンの予防接種につきましては、集団生活を営む学童等の範囲において感染を予防するということによって、流行を全体として予防していくのに一番基礎的な役割を果たすのではないかというような観点からこれを行ってまいってきておるところでございますが...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 本年十一月の喫煙と健康に関する世界会議に対しましては、厚生省がこれを後援いたします。
○国務大臣(斎藤十朗君) 喫煙と健康の問題は、WHOにおきましてもこれまでたびたび勧告がなされておるわけでありまして、喫煙が健康に与えるさまざまな悪い影響があるということは皆承知をいたしておるところでありますが、厚生省といたしましては、これまでもそういった喫煙と健康についての知識...全文を見る
05月09日第108回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生今おっしゃられましたような、プライバシーの保護を十分にすることによってかえって地下へ潜って逆効果にならないような、そういうことを今回の予防法を考えるときにつきましても一番重点に我々考えたところでございまして、この予防対策を進めていきますには、やはり疫...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 私は、エイズ患者の方がたとえみずから望まれて隔離を求められましても、そのための隔離の施設をつくるということについては、今いかがなものだろうかというふうに率直に申し上げさせていただかざるを得ないと思っております。しかし、医療とそういった生活管理というような...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) エイズ予防対策を進めていきますには、まず何といいましても第一には正しい知識の普及、また感染者の二次感染防止ということが一番大事である。そういう中で、必要最小限の法規制を行って、これが容易にしていけるようにいたしてまいりたいというふうに考えて法律を作成いた...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 厚生省は廃棄物処理施設整備計画でございますが、昭和五十六年度から昭和六十年度までの第五次五カ年計画を行ってまいりましたが、投資規模が一兆六千七百億円に対しまして、実績が一兆三千四百二十六億円、達成率は八〇・四%となっております。
○国務大臣(斎藤十朗君) 自治医科大学が創設されましてから年限がたつ中で、先生が先ほどから御指摘ありますように、その目的も変わりつつあると思います。しかしながら、なおまた僻地医療の医師を確保することについて各地方においてはかなりの期待を持っておる点も一つあると思います。  また...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回御提出いたしております医薬品副作用被害救済基金法の改正案は、活力ある長寿社会を実現していくために、近年目覚ましい進展を遂げておりますバイオテクノロジー等の先端技術を活用して、国民の保健医療上の重要課題であります例えばがんや老人性痴呆症等を克服できるよ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今のお話でございますが、血液凝固因子の投与によりましてエイズウイルスに感染をされた方々というのが大変多いわけでございます。今お話しの五千人程度といいますのは、そういった血友病患者の皆さんが大体五千人とつかんでおります。また、専門家の調査検討によりまして、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま来御答弁を申し上げてまいりましたように、この副作用被害救済基金の適用のための法律論等いろいろ申し上げたところでございまして、大変難しい問題が多々あるわけでございます。  しかしながら、先生も御指摘のように、この凝固因子を投与したことによって感染...全文を見る
05月11日第108回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいまも御答弁申し上げましたように、ここ最近の核家族化の進行とか、また老人世帯が独立する形で世帯の所得としてこの統計にかなり多く挙がってきているとか、また専業主婦の問題等、そういったような問題を勘案いたしますと、当初所得のジニ係数におきましてはそれほど...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 留守家庭児童の対策につきましては、その健全育成の観点から児童館の整備等を全国に図ることをいたしまして、一般児童等を含めてその健全育成を推進いたしております。また特に、都市部におきます児童館の整備等も考慮いたしまして、特に都市部における都市児童健全育成事業...全文を見る
05月12日第108回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 本格的な長寿社会を迎えまして、お年寄りが明るく健やかに、そして安心して御生活をいただけるような、そういった環境づくりをいたしてまいらなければならないと考えております。できれば、お年寄りが住みなれた御家庭で、また地域で、社会の中で元気に過ごしていただくとい...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 下田先生の御指摘の点につきましては、その事実関係等についてただいま保険局長からるる申し上げたとおりでございまして、おわかりをいただけたことと思うわけでございますが、いわゆるAさんが四十七歳で脳出血でお亡くなりになられたということについては大変お気の毒に思...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほど御指摘のありました金沢市の文書で、滞納者即資格証明書であるという趣旨の書き方がしてあったということにつきましては、これは必ずしも適当ではないということで改善の余地があろうというふうに思います。  しかし、今先生の御指摘がございましたAさんの件につ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 資格証明書を発行するに至りますまでにはいろいろ懇切丁寧な指導、相談を行ってまいることになっておりまして、そういう中には、軽減措置がある、減免措置がある、また生活保護の措置もあるというようなことも当然いろいろ指導、相談をいたしてまいるべきでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 訪日自身捜しにつきましては、今勝木先生がおっしゃられましたように、一通りこの三月でその調査を概了することができたわけでございます。しかしながら、未判明孤児もまだかなり多くあるわけでございますので、言うならば最後の一人までその調査を継続いたしてまいりたいと...全文を見る
05月13日第108回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 沖縄におきます戦没者は約十八万六千五百人に及んでおります赤、沖縄県民並びに沖縄県当局の御協力を得まして、昭和三十一年以来三十一回にわたって御遺骨の収集を実施いたしてまいりました。これまでにその九八%を超える約十八万二千九百八十柱について御遺骨の収集を終え...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 海底に眠られる御遺骨、またその御関係の御遺族の皆様方の心情はいかばかりかと御拝察を申し上げておりますが、これまで艦船の沈没等におきます遺骨収集につきましては、その御遺骨が人目にさらされるということによって御遺骨の尊厳を著しく失う、またその御遺骨を引き揚げ...全文を見る
05月14日第108回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。  今日、我が国の経済社会は、高度情報化、技術革新の進展、厳しい国際経済環境のもとでの経済の構造調整といった大きな変化の局面の中で、世界にも例がない本格的な長寿社会に向かって着実に歩みを進めてお...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま議題となりました年金財政基盤強化のための年金福祉事業団の業務の特例及び国庫納付金の納付に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の公的年金制度は、社会保障の中心的な制度として国民生活において重要な役割を果たすに至...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生がおっしゃられましたように、これから本格化する高齢化社会、長寿社会にあって年金の成熟化というのは非常に早いスピードで進むわけでございます。そういう際に、後代の方々の保険料負担を少しでも緩和していくために、この年金の積立金を、今おっしゃられましたように、安全か...全文を見る
○斎藤国務大臣 御指摘の点は大変重要な問題であると考えておりますし、それには自主運用の額の規模というものと密接な関連がございます。本年度は総額一兆円の自主運用を行うことといたしておりますが、将来にわたりましては、共済年金並みの積立金総額の三分の一についての運用をできるようにという...全文を見る
○斎藤国務大臣 お答えを申し上げます前に、先ほど御答弁申し上げました中で、六十三年度からの取り組みといたしまして、新規預託額の三分の一と申し上げたかと思うのでございますけれども、新規運用対象額の三分の一、すなわち、それは新規預託額と満期償還に係る財源と両方合わせた中の三分の一を目...全文を見る
○斎藤国務大臣 血液凝固因子の投与によりましてエイズウイルスに感染された方々について、この薬害救済基金で救済できないかというお話がございました。先生も御承知のように、この制度におきましては、薬理作用の副次的なものとして出たものを副作用というふうに定義をいたしておることが第一点。 ...全文を見る
○斎藤国務大臣 本年度の予算におきましては、十億円が措置されておりまして、基本財産として七億円、そして事業費として三億円ということでございまして、今先生が御指摘のような点につきましては、私も率直に、それに反論をすることは難しいように思わしていただきます。  しかしながら、この新...全文を見る
○斎藤国務大臣 この問題につきましては、参議院におきます予算委員会におきまして、ある党の医学専門分野から御出身の議員からの質疑応答の中で、今先生がおっしゃられましたように、一般的には献杯もしくは蚊で感染するということはないわけだけれども、しかし、医学の専門学者としての立場からいえ...全文を見る
○斎藤国務大臣 厚生省といたしましては、ただいま保健医療局長から御答弁申し上げたとおりでございますが、国立病院等の経営につきましても、健全を期していくという観点と、そしてまた医薬品の良質な効能を確保し、また安全性を確保し、そして安定供給を確保するという観点を十分に踏まえながら適正...全文を見る
○斎藤国務大臣 年金積立金の運用につきましては、共済年金の積立金の運用等を考えますと、やはり財投協力、そして有利運用、また福祉運用といった観点からバランスのとれた運用を図っていかなければならないと考えております。  本年はこの自主運用が一兆円ということに予定をされておるわけでご...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほど申し上げましたように、本年は一兆円でございますけれども、将来にわたって積立金運用の三分の一ということの目標に向かって努力をいたし、来年度以降新規運用対象額の三分の一を確保できるように全力を挙げて努力をいたしてまいりたいと思っております。
○斎藤国務大臣 医薬品等の研究開発につきましては、諸外国と比べましてこれまで必ずしも十分な研究開発投資が行われていたとは言いがたい点がございました。そこで本制度創設をお願いをいたしまして、今後これに力強く取り組んでまいりたい、こう考えた次第でございますが、本制度が有効に活用されて...全文を見る
○斎藤国務大臣 薬価改定直後におきましては、価格の決定が少しおくれるというようなことは現実にあるのではないかというふうに思うわけでありますが、その代金の支払いをおくらせるために、価格の決定がおくれるというようなことになることは大変問題であるというふうに考えておりまして、国立病院・...全文を見る
○斎藤国務大臣 リーズナブルゾーン方式にも、またバルクライン方式にいたしましても、それぞれ一長一短があるのだろうと思うわけでございます。これまで薬価の改定を昭和五十六年から五回ほど行ってまいりまして、それなりの効果も上げてき、またそれなりの薬価の引き下げも行われてまいったわけでご...全文を見る
○斎藤国務大臣 年金福祉事業団の運用体制の整備につきましては、先生がおっしゃるとおり、しっかりした体制を整えていかなければならないと考えております。特に責任体制を確立すること、また最適な運用方針が策定できること、また運用機関の運用実績を適正に評価できること、こういった三点について...全文を見る
○斎藤国務大臣 医薬品産業はエレクトロニクス産業とかコンピューター産業と並ぶ、我が国にふさわしい省資源、知識集約型の産業でありまして、技術立国を目指す我が国といたしましては、二十一世紀へ向けての重要な戦略産業であるべきだと考えております。また生命関連産業であります医薬品産業には、...全文を見る
○斎藤国務大臣 お嬢さまがお婿さんを選ぶのとは大分違いまして、いずれの場合であっても、安全かつ効率的に運用されて、その運用収益が高まる、その高まったことが保険料の緩和に結びつくということであれば、どなたも一番利益を受けていただけるものではないかというふうに思っております。
○斎藤国務大臣 この法律を通していただきましたならば、年金福祉事業団が窓口になって、この収益事業を始めてまいるわけでございますが、先ほどからお話がございますように、確かに厚生省も年金福祉事業団もプロではないわけでございます。この資金運用については、国民的に大きな期待がありますとと...全文を見る
○斎藤国務大臣 血液凝固因子の投与によりましてエイズウイルスに感染された方々について、この救済基金で救済ができないか、こういうお話があるわけでございます。私どももこれまで検討をいたしてまいりましたが、先生も御承知のように、この救済基金におきます副作用の定義というものが、いわゆるそ...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
05月14日第108回国会 衆議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 医療保険の給付率についてのお尋ねでございますが、今後の医療保険の給付と負担のあり方につきましては、六十年代後半のできるだけ早い時期に全制度を通じて公平化を図ることといたしており、給付率につきましては、八割程度の水準で統一するとの考え方をお示しいたしておる...全文を見る
05月14日第108回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 社会労働委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。  今日、我が国の経済社会は、高度情報化、技術革新の進展、厳しい国際経済環境のもとでの経済の構造調整といった大きな変化の局面の中で、世界にも例がない本格的な長寿社会に向かって着実に歩み...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、医療分野における我が国と諸外国との間の交流は、ますます活...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました社会福祉士及び介護福祉士法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国におきましては、世界に例を見ない急速なスピードで人口の高齢化が進行しており、後期高齢人口が大幅に増加することに伴い、寝たきり老人等...全文を見る
05月15日第108回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 この規定につきましては、与野党国対委員長会談の合意に従って処置いたします。
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○斎藤国務大臣 ただいま議題となりました臨床工学技士法案について、その提案の理由及び内容の概要を御調明申し上げます。  近年、医療機器は目覚ましい進歩を遂げ、医療の重要な一翼を担うようになってまいりました。特に、人工透析装置、人工心肺装置、人工呼吸装置等人の呼吸、循環または代謝...全文を見る
○斎藤国務大臣 昭和六十年度から始めました原爆被爆者の実態調査、そのうちで生存者の調査、また死没者の調査、この死没者の調査は今回初めて行ったものでございますが、いずれもただいま御説明申し上げましたような形でそれぞれその集計に鋭意努力をいたしておるところでございます。また国内に散ら...全文を見る
○斎藤国務大臣 私も昨年広島へお邪魔をいたしまして、特別養護老人ホームや養護老人ホーム等も見せていただきました。ただいま保健医療局長からお答えを申し上げましたような対策を講じておるところでございますが、先生おっしゃいますように、被爆者の方々も大変高齢化をいたしている現状でありまし...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生御指摘のような御意見また御要望もあることを十分承知いたしておるわけでございますが、私どもといたしましては、昭和五十五年の十二月に原爆被爆者対策基本問題懇談会の御報告等もかみしめまして、この原爆被爆者に対する対策につきましては、原爆という放射線においての特別な...全文を見る
○斎藤国務大臣 医学医術の進歩、またその周辺科学の進歩に伴いまして、医療は大変高度化、専門化いたしておるわけでございます。そういうことを反映して、その医療関係職種の中で、いまだ資格が制度化されないまま現に医療の場において重要な役割を果たしている職種が幾つかある。この職種について資...全文を見る
○斎藤国務大臣 あと三つの職種につきましては、一つは医療福祉士、いわゆるMSWと言われるものでございます。そしてその次にまいりますのが言語聴覚療法士、いわゆるSTという分野でございます。この二つの分野につきましては、この検討委員会におきまして、なおこの業務範囲とか養成課程等につい...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生が御指摘になられましたことは大変重要なことだと考えておりまして、例えばただいま御審議をいただいております臨床工学技士法につきましても、第三十九条に「臨床工学技士は、その業務を行うに当たっては、医師その他の医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努め...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生も今おっしゃっていただきましたように、昭和七十年を目途として年金の一元化を目指してまいるということは政府の方針として決めておるわけでございます。さきの年金改正におきまして、基礎年金を導入していただき、給付、負担の両面から一元化が図られたわけでございますが、今後...全文を見る
○斎藤国務大臣 国鉄共済年金問題につきましては、昭和六十年十一月の政府の統一見解に沿いまして、国鉄共済年金問題に関する閣僚懇談会を設置いたしまして、ここで鋭意検討を続けてまいりました。今お話にもございましたように、その中で昭和六十四年までの方策につきましては、この三月、過去の追加...全文を見る
○斎藤国務大臣 国鉄共済年金問題に関する閣僚懇談会は三月まで、六十四年度までの問題について検討いたしてまいったわけでございまして、六十五年度以降につきましては、言うならば、その三月に決めましたときに、六十五年度以降のことについてどうするかということを決めました。それはすなわち、先...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国保問題懇談会は、国保の将来にわたっての安定的な運営を図っていくために、医療保険制度全体の中でどのように考えていくかということで、幅広い観点から御議論をいただくものでございますが、同時にまた国と地方との負担のあり方ということについても、その幅広い検討の一つの...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま御説明申し上げましたように、医療保険の一元化に向けては、社会保険審議会にその御検討をお願いをし、基本問題の小委員会を持っていただきまして御検討を進めていただいている。またその中でも、特に国保の問題は緊急を要する非常に重要な問題でありまして、一方国保懇談会を...全文を見る
○斎藤国務大臣 原爆被爆者の皆様方には大変お気の毒な思いをいたしておりまして、現行原爆二法によってその対策を充実をさせているところでございますが、特に御指摘のように、被爆者の皆様方の高齢化というのが非常に進んでおりまして、被爆者の高齢化対策というものが非常に重要であるということを...全文を見る
○斎藤国務大臣 母子家庭に対する対策につきましては、死別とかまた離婚によりまして受けられました精神的または経済的なショックをいかに緩和しつつ自立していただくか、また扶養する児童等の健全な育成をどういうふうにしていくかというような観点から大変重要な問題であるというふうに考えておりま...全文を見る
○斎藤国務大臣 政府におきます戦没者の遺骨収集は、昭和二十七年の講和条約発効後直ちに開始をいたしまして、フィリピン、マリアナ諸島、ソロモン諸島、東部ニューギニア等の旧戦域において、これまでに延べ百七十七回にのぼる収集が行われてまいったところでございます。その結果、約百二十一万柱の...全文を見る
○斎藤国務大臣 お話しいただきましたように、国会のお許しをいただきまして、四月二十九日から五月四日まで訪中をいたしてまいりました。これは中国残留日本人孤児の問題、なかんずく昭和五十六年から行ってまいりました訪日肉親捜しの問題が本年の三月をもちまして一応一回りいたし、一区切りをいた...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま保健医療局長からも御答弁申し上げましたように、健康管理手当は、被爆によりまして一定の疾病を受けられたということに着目をして、この手当を支給をいたしておるわけでございますので、その疾病がどのような状況になっているかということは、定期的に調べていくということが...全文を見る
○斎藤国務大臣 生存者調査の結果が出ましたならば、それを子細に分析をし、今後の原爆被爆者対策に資してまいりたいというふうに考えます。  また、死没者調査につきましては、もう少しその結果が出るのに時間がかかるようでございますけれども、これまでの原爆被爆に関する実態の記録として、こ...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま御審議をいただいております二法初め医療関係職種につきましては、その資質の確保ということが直接人の体や生命にかかわることでございますので、国家試験が厳正に実施されることは最も重要なことだと認識をいたしております。  このため、指定試験機関は事業計画や役員の...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいまの両修正案については、政府としては、いずれも反対でございます。     —————————————
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になりました各法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
05月16日第108回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 自治医大卒業の医師の皆さんに対しましては、卒後直後の二年の医師法に定められました研修につきましては、臨床研修指定病院及び大学の附属病院等が用意されておりまして、出身の都道府県のそういった病院において研修ができるようになっております。同時に、その二年を過ぎ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 僻地医療に携わっていただく医師の皆様方の研修をする僻地中核病院でございますので、僻地の医療について、もしくはまたそれにふさわしいプライマリーケアとか包括医療、そういった面での研修は十分できるというふうに心得ております。  ただ、その僻地に勤務される医師...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 無医地区におきまして医師の確保が大変難しいというのは、さまざまな原因があろうと思いまするけれども、例えば医師の、最近における医学、医術の進歩になかなか立ちおくれがちであるとか、また子弟の教育がままならないとか、そういったようなことが非常に大きな問題であろ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国保税につきましては軽減とか減免という措置がございますが、所得の低い方々につきましては主に軽減措置というものをとり、また特別な事情、すなわち災害とか長期入院とか火災とか、そういうような際には減免措置が講ぜられる、こういうようなシステムになっておるわけでご...全文を見る
05月18日第108回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今先生からも御指摘をいただきましたように、日本の高齢化のスピードというのは、非常に速いスピードで高齢化をいたしておりまして、そしてその中では、特に後期老年人口というものが増加をしてまいり、要介護老人等も増加をしてまいるであろうと予想されております。また、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 冒頭にも申し上げましたように、これからの長寿社会を迎えるに当たりまして、できれば在宅で老後を送っていただくということが大事でありますが、そういう際にも介護等について非常な大きな需要が出てまいると思うわけであります。  今後のそういった福祉の需要に向かっ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 外国人医師が、今お話しのように主に精神衛生鑑定医として鑑定業務を行うことができるかどうかという問題でございますが、ただいま保健医療局長からも御説明を申し上げましたように、行政が公権力の発動として行う行政処分に関してどの程度外国人の参画を認めるかという一般...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほども申し上げましたように、行政上の公権力の発動というとらえ方、こういう観点から考えまして、その部分につきましては大変難しい問題があろうかと思いますが、できるだけ外国人の方々にも参画をしていただけるように、他の分野については柔軟に対応できるよういたした...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 本格化する長寿社会に向かって、福祉に対する需要というものは大変大きなものになり、また、国民的課題になるであろうというふうに思います。そういう際に、受ける方々におかれましても、安心してこれが受けられるような、そして、質の高いサービスが受けられるような、そう...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 社会福祉事業法の問題でございますが、今先生御指摘をいただきますように、法制定当時からは社会福祉の質また内容等も大きく変わってまいっております。これに対応した社会福祉事業法に改めてまいらなければならない部分があろうというふうに私も考えております。昭和五十八...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほど申し上げましたように、やはりこの法制定当時にはどちらかいえば施設福祉中心の考え方で法が制定をされているということは事実かと私も認識をいたしております。現在、施設福祉も重要でありますとともに、在宅福祉等が大変重要になってきておるということを考えますと...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) これから迎えます長寿社会におきまして、高齢者の皆様方の福祉に対するニーズというのは非常に多様化してまいるだろうというふうに思います。  先ほどからの先生の御質問の中にありました社会的弱者たる老人というお話がございましたが、社会的弱者でないお年寄りのニー...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました年金財政基盤強化のための年金福祉事業団の業務の特例及び国庫納付金の納付に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の公的年金制度は、社会保障の中心的な制度として国民生活において重要な役割を...全文を見る
05月19日第108回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 中国からの帰国孤児の皆さんの中で、東京とか大阪とかいう大都会に定着をしたいという御希望がかなり多いということは私も認識をいたしております。ただ、適度な集中とまた適度な分散ということも望ましい姿ではないかというふうに思っておるわけであります。  地方の方...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 米国債を購入するかどうかということにつきましては、安全かつ効率的な運用という観点から判断をするべきでございまして、日米の金利差、為替相場等を十分に見きわめた上で、慎重に判断すべきものと考えております。
05月21日第108回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 ただいま議題となりました外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、医療分野における我が国と諸外国との間の交流は、ますます活発になって...全文を見る
○斎藤国務大臣 今社会局長からも御答弁申し上げましたように、施設の運営等に当たりまして、それぞれの地域なりまたそれぞれの福祉施設等におきまして、特徴あるニーズに対応できるような、そういう柔軟な対応ができるようなことを考えておるわけでございまして、福祉施設の処遇基準の全体の水準を落...全文を見る
○斎藤国務大臣 この資格を取得していただくいろいろな方法につきましては、今御提案をいたしております法律に定められたとおりでございまするけれども、今先生がおっしゃいますように、現に現場におきまして働いておられる方、またそういう中で特に意欲を持って一生懸命やっておられる方、そういう方...全文を見る
○斎藤国務大臣 これから本格化いたします長寿社会におきまして、社会福祉に対するニーズというものは非常に多様になってまいると思います。そういった多様なニーズに対応するために、民間のシルバーサービスというものも、それなりに大きな位置づけがされてまいるであろうと思うわけでありますが、そ...全文を見る
○斎藤国務大臣 具体的にこういう場合はこうだということをなかなか申し上げにくいわけでございますけれども、一つのサービスの必要最低限の部分を満たすとか、その標準、基準を示していくような部分とか、基礎的な部分とか、そういうような部分が公的なサービスとしてしっかりと受け持っていくという...全文を見る
○斎藤国務大臣 今御説明を申し上げておりますシルバーサービス振興会も全国的なネットでございますので、地方にわたっても、そこで決められたいろいろなことが基準として守られてまいるであろうというふうに思っておりますし、同時にまた、今先生が御提案のような、地方におけるもっときめ細かい問題...全文を見る
○斎藤国務大臣 本格化する長寿社会へ向かって大変速いスピードで高齢化が進行いたしておりますが、そういうような状況や、また社会経済情勢の変化、そういう中でお年寄りの介護とか、またお年寄りを中心にいたしました障害者をも含めての福祉ニーズというものは非常に多様になってきておるわけでござ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回御提出しておりますのは、業務独占ということではなくて、名称独占という形でスタートいたしてまいるということでありまして、福祉に携わっていただく方については、より多くのそういった気持ちを持っておられる方々にできるだけ携わっていただくということが大事であるというふう...全文を見る
○斎藤国務大臣 おっしゃいますように、施設福祉も大事でありまして、これもこれとして充実をさしてまいらなければなりませんが、同時に、どちらかといえば、これまで立ちおくれておりましたといいましょうか、余りに施設中心になっていた傾向のあります福祉政策全体を在宅福祉にアクセントを置き、重...全文を見る
○斎藤国務大臣 全く先生がおっしゃるとおりでございまして、福祉サービスといいましても、保健、医療各分野が有機的に結合し、連携を持ってサービスが行われていかなければなりません。  そこで、本年度、昭和六十二年度の新規予算といたしまして、各都道府県また全市町村にわたりまして、そうい...全文を見る
○斎藤国務大臣 まず本年度は、先ほど申し上げたようなことで、それを具体化することとして進めさせていただいたわけでございますが、おっしゃいますように、すべての政策と言っても過言でないかもしれませんが、今後の政策を推進する場合において、そういったことを常に念頭に置いて総合的に進めてま...全文を見る
○斎藤国務大臣 これからの非常に多様化する福祉に対するニーズにこたえていくためには、民間のサービスというものを健全に育成していかなければならないと考えております。しかしながら、その民間サービスが公的サービスに取ってかわるということではなくて、公的サービスは公的サービスとして心要な...全文を見る
○斎藤国務大臣 この法律を御成立いただきました以降、この資格制度を運用していくについて、先生から非常にきめ細かい御指摘をいただきました。それぞれごもっともなことだと考えておりまして、今の御指摘を十分念頭に置いて、この資格制度が将来の福祉社会におけるマンパワーのしっかりした確保、資...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回御審議をいただいております社会福祉士、介護福祉士の法案につきましては、提案の理由でも御説明を申し上げ、また先ほど来の御審議の中でもその目的等について申し上げているとおりでございますが、こういった制度がぜひつくられなければいけないということで、大変長い間の懸案に...全文を見る
○斎藤国務大臣 MSW、すなわち医療ソーシャルワーカーにつきましても、その法制化を急ぐために、その業務の範囲とかまた養成課程のあり方等について関係者の皆様方と今寄り寄り協議をさせていただいておるところでございまして、できるだけ速やかに協議を調わせていただきまして、早期に国会へ提出...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
05月21日第108回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました児童扶養手当法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  母子家庭及び心身障害者に係る各種手当制度並びに老人、障害者等の所得保障の中心である年金制度につきましては、従来からその充実に努め...全文を見る
05月22日第108回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 高齢化が大変速いスピードで進行し、年金が成熟をいたしてまいるわけでございますので、今先生が御指摘のように、将来の年金を考えるときに、その年金の積立金を、安全であることは当然でありますが、いかに効率的に有利に運用するかということは非常に重要な問題でございま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) この年金積立金の自主運用は有利に運用をしなければなりませんと同時に、多くの国民の皆様方からお預かりをした積立金でございますので安全でなければならないということでありまして、私どもとしては大変責任の重い思いをいたしておるところでございます。  そこで、私...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今先生がおっしゃられますように、年金積立金の運用につきましては、共済年金並みに財投への協力、また有利運用、そして福祉運用というこの三つのバランスのとれた運用を行っていくことが必要であろうというふうに考えております。  そういう中で、御指摘のように被保険...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 年金積立金の還元融資をもって被保険者の方々の福祉を向上していくということは一つの重要な施策だと考えております。  これまでにも企業における体育館等福祉施設の設置のために融資を行ってまいったところでありますし、また、今先生が御指摘のございましたような健康...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 血液製剤によりますエイズウイルス感染者の皆様方について、この医薬品副作用被害救済基金制度で救済をできないのかという御指摘がこれまでにもございました。今先生からお述べをいただきましたようなことで、なかなか現状の制度の中では当てはめにくいという状況でございま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘のように、臨時国会も云々されておる現状でございますが、臨時国会の間においては何らかの方向について御報告をさせていただかなければならないであろうというふうに覚悟はいたしております。
○国務大臣(斎藤十朗君) この規定につきましては、与野党国対委員長会談のとおりでございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の改正をお願いいたしておりますのは、これからの長寿社会にあって長寿を全うするについては何といっても健康でなければならない。その健康を保持増進していくために、現在飛躍的な発展をいたしておりますバイオテクノロジーを初めとする先端技術を応用した医薬品を開発...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) これまでの御質疑をお伺いいたしておりまして、今回の自主運用で生命保険会社にその運用を委託した場合にそれは直ちにアメリカの外債を買うことになるではないか、そう決めつけるのもちょっと早過ぎるのではないか。しかし、絶対買わないことになるというのもこれも決めつけ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回お願いをいたしております研究開発の振興のための事業につきましては、この提案理由説明や、また先ほど来の御答弁でもその必要性について申し上げさせていただいておるところでございますが、その非常に高い必要性をどう実現をしていくかということにおきまして、現在の...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 医薬品の産業を振興してまいるということは、国民の生命、健康を維持、向上、増進するために大変重要な問題でありまして、これを振興させてまいることが国民の健康増進のために役立つように私どももこれから一生懸命やってまいりたいと思っております。
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月26日第108回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 生存者調査につきましては、被爆者の方々の生活実態やまた健康の状態など非常に今回は特にきめ細かく調査項目を設定いたしまして調査をいたしておるものでございます。もう近々にその全貌を公表させていただくというところまで来ておるわけでございますが、この調査につきま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 毒ガス等の製造等に携わられた動員学生等の対策につきましては、これまでの医学的な研究の成果を踏まえつつその対象の疾病を決め、そして対策を講じてまいったところでございますが、毒ガスと因果関係にあるその疾病の範囲等につきまして、今後ともその調査研究、また専門家...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 年金制度につきましては、現在のような国庫負担を伴いながら、全体として社会保険方式をとってまいるということが、これまでの日本の年金制度の経緯、また国民の中に定着をした考え方等を考えますと、今後とも基本的にはこのような方式をとってまいるのが一番いいのではない...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘のように、昭和五十六年から六年間にわたりまして残留孤児の訪日肉親調査を進めてまいりまして、本年の三月をもちまして一回りの調査を終え、一応概了をいたしたところでございます。  これまでを振り返ってみますると、もう四十年という月日がたっておるというこ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) お礼のために訪中をいたしました際には、中国の四人の閣僚の方々とお会いをいたしました。呉学謙外交部長、王芳公安部長には主にこの訪日肉親捜しのお礼を申し述べたところでございますが、同時に、崔民政部長、陳衛生部長とも会談をいたしまして、日中間の医療、福祉の分野...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘のように、孤児問題は各省庁にまたがる問題であり、これをまた総合的に連携をとって推進していかなければならない問題でございます。これまでにも八つの省庁が関係をするわけでございますが、この八つの省庁で随時関係各省連絡会議を開催いたしております。例えば本年...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 扶養費の問題等につきましては、ただいま援護局長から答弁を申し上げたところでございます。  また、帰国されない孤児の方々についてもどのようにか考えたらどうかというお話でございますが、今援護局長からちょっと申し上げましたように、養父母の方々を、援護基金だと...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほども御答弁申し上げておりますように、この健康管理手当という制度そのものからすれば、その対象疾患がどのようになったかということを定期的に検査をし、そして、そこでまた認定をするということが制度としては正しいあり方であるというふうに思いますけれども、今先生...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 被爆者の実態調査は、午前中にも御答弁申し上げてまいりましたように、生存者調査につきましては近々にその結果が出るわけでございます。また、死没者の調査につきましてはもう少し時間がかかるわけでございますが、これらの調査の取りまとめを急ぎ、また、その他のこれまで...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 昨年の八月、政府税調が税制の改革に取り組んでいろいろ御議論をいただきました。その中で専門小委員会におきまして、年金課税の強化を行うのではないか、そういうふうに読み取れる提言がございました。私どもも大変心配をいたし、また国会におきましても御心配をいただいた...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 定年年齢が全体として引き下げられているとは私は感じておらないのでございまして、今御指摘のようなところにつきましては、特定な不況業種とか、いろいろな特定な事情があったのではないかというふうに思います。そういった点につきましては、その特定な事情に対して、雇用...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいまの修正案については、政府としては反対でございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
06月05日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 生活保護制度の運用につきましては、社会保障制度の一番基本になるべきことでございますので、これの制度の充実ということを図っていかなければならないことは事実であります。  一方におきまして、今御指摘のように、言うならば例外的な事例というものも存在をするわけ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 医薬分業につきましては、医師と薬剤師が相互にその職務を尊重しながら、それぞれの専門分野で国民医療の質の向上のために連携をとってやっていただくということが非常に重要なことであり、この医薬分業も非常に長い間の懸案になっておるわけでございますが、そのための基盤...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) そのとおりでございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 年金額の毎年の引き上げにつきましては、前年の物価の上昇が五%以上であった場合には、それに倣って年金を引き上げるということになっておるわけでございますが、これを本則といたしまして、特例的な引き上げといたしまして本年〇・六%でございましたけれども引き上げをさ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 年金積立金の福祉運用のことについて、先生、先ほどからの御指摘でございますが、私は年金の積立金の運用につきましては、有利自主運用という部分、そして財投協力という部分、そして福祉運用、こういった三点の運用をバランスをとっていくということが非常に重要であるとい...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) この年金積立金による福祉の還元融資、その中でも老後の生活を安定させるための住宅融資というものについての重要性については、先生も御認識をいただけるのではないかというふうに思うわけでございますが、先生御指摘のように、その逆ざやが全体として年金の積立金の大きな...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 人口の高齢化やまた年金の成熟などに伴いまして、社会保障に要する経費の増大というものは避けられない状態にございます。これを賄うために財源を将来にわたっていかに安定的に確保していくか、これはもう御指摘のとおり制度の安定的な運営を図る上でまことに重要なことであ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) そういう事例があったかどうか早速に調査をいたしまして、必要があれば改善を指導いたさなければならないと思います。
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほど生活衛生局長から大変模範的な答弁をいたしましたので、その線で厚生省もしっかりやってまいります。
○国務大臣(斎藤十朗君) 科学の進歩等によりまして、新しい有害な物質もたくさん出てまいっておりますし、また、従来から指摘をされております有害の物質もございます。同時に、そういうものが我々の生活の回りで非常に有効に役に立つ場合もありますとともに、また、人間の健康と生命を守っていくと...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) たばこにつきましては、大変長いいろいろな議論もあるわけでございますが、先生も御承知のように、食品とは考えられておらないわけでございまして、厚生省の直接の所管ではないわけでございまするけれども、今回のこの事件につきましては私も大いに関心を持っておるところで...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほども申し上げましたように、国民の健康を守るという立場から、この問題について所管いたします省庁におかれて適切な措置がとられるよう希望をいたしたいと思います。
○国務大臣(斎藤十朗君) 今の点につきましては、医療従事者またそれに関連する方々につきましては従来から血液に触れる問題につきましてはそれなりの必要な知識を持ち、また必要な処置をしなければならないことはもう当然でありますので、今回のエイズ問題にかかわらず血液に関する危険性というもの...全文を見る
07月02日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま生活課長が実地に見てまいりました、また、先生から御指摘のございます財団法人日本基督教婦人矯風会が設置されておられます保護施設につきましては、なかなか有益な事業を展開をしていただいておるということを報告を受けておるところでございます。  ただ、外...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま先生御指摘をいただきましたように、高齢化が大変進む中で、厚生省所管の予算、その当然増というものは相当な額になるであろうというふうに考えております。  当面する問題といたしまして、六十三年度の予算要求に際しましても、相当な当然増をどのように吸収し...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生御指摘のように、現在日本におきましては、麻薬の面ではほとんど問題のない状況になっておりまするけれども、覚せい剤につきましては、ここ数年間、毎年の検挙数が二万人台を維持するというような、高値安定というような好ましくない状況にございます。そして、特に青少...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今お話のございましたように、六月の十七日からオーストリアのウィーンにおきまして国連加盟国による国際麻薬会議が行われました。  これはさかのぼりますと、レーガン大統領夫人が提唱されて夫人サミットが行われ、そのときに麻薬、覚せい剤の撲滅ということが提言をさ...全文を見る
07月03日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生御承知のように、現在要保護児童につきましては、保護施設やまた乳児院、そして里親制度という中で対応をいたしておるわけでございます。  日本の里親制度も、おおむね三千三百人ぐらいの里親制度がずっと進行を、ここ十年ぐらいいたしております。そして、里親に登...全文を見る
07月13日第109回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○斉藤国務大臣 これからの医療保険制度を考えていく中で最も喫緊で重要な問題は、国民健康保険の安定的な財政を確保していくということが非常に大事でございます。そういう観点から、先ほど先生御指摘のございましたように、大蔵大臣、自治大臣、そして私との覚書によりまして、国保問題懇談会という...全文を見る
○斎藤国務大臣 国民健康保険の根本的な置かれている状況を踏まえまして幅広い議論をしていただくということになっておるわけでございます。  具体的に申し上げますと、国民健康保険が置かれております、例えば加入者の年齢階層による偏り、この問題から派生する問題をどのように考えていったらい...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生が御指摘になられました国民健康保険の保険料につきましての細かい数字につきましては、今ちょっと手元にございませんので、私ははっきり申し上げられませんが、傾向としては、先生のおっしゃったような傾向であるというふうに私も認識をいたしておりますし、そういう中で保険料...全文を見る
○斉藤国務大臣 国保問題懇談会に御検討をお願いいたしておりますが、これについていつまでに結論を出してほしいというようなことは申しておりません。十分な議論を詰めていただきたい、こう考えておるところでございますが、そうは申しましても、二年も三年も五年もというわけにはまいりませんので、...全文を見る
07月14日第109回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 本格化する長寿社会を迎えまして高齢化が進み、また年金が成熟化してまいりますことによりまして、これからの年金の運営というものが非常に難しくなってくることは確かでございます。でありますので、将来にわたってその制度が安定的に、また安心して運営できるような制度に今変えてい...全文を見る
○斎藤国務大臣 まず国民年金の二階部分のお話でございますが、御承知のように、被用者年金につきましては、二階そして三階というふうになっておるわけでございますが、自由業者等を中心といたしました国民年金対象者の皆様方には基礎年金の部分だけしかないということで、その上に二階部分をぜひつく...全文を見る
07月16日第109回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 精神衛生法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近時の精神医療、精神保健をめぐる状況には種々の変化が見られるところであり、精神医学の進歩等に伴い入院中心の治療体制からできるだけ地域中心の体制を整備していくとともに、多様化...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) お答えをいたします。  まず、精神障害者の定義についてでございますが、現行精神衛生法において定められております精神障害者の定義につきましては、その全面的な改正を求める意見もあるほか、その範囲及び規定の仕方など種々の議論を要する点が多く、また、関係審議会...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) お答えをいたします。  まず、法律の題名についてでございますが、ストレス問題、アルコール関連問題、児童、思春期の心の問題、お年寄りの心の問題等が今日的課題として比重を高め、精神的健康の保持向上についての国民の認識の変化やニーズの多様化が見られる中で、公...全文を見る
07月16日第109回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 エイズ対策につきましては、御承知のように、エイズ対策に関しまして関係閣僚会議を設置をし、二月にはエイズ問題総合対策大綱をつくりましてこれを推進をいたしておるところでございますが、まず第一には、「正しい知識の普及」というようなことを中心にいたしまして五つの柱で進めて...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま総理からも御答弁をいただきましたように、エイズ対策の究極は、この研究開発によって現在その予防、治療に有効な手段が見出せない状況を打開をしていくということが最も大事なことであるというふうに考えております。本年度の予算におきましても、エイズの研究費といたしまし...全文を見る
○斎藤国務大臣 心身障害者の歯科診療の社会保険診療報酬の点数につきましては、先ほど申し上げましたように特別な加算をいたしておりますが、例えば非常に歯科診療が困難な心身障害者に対しましては初診時及び再診におきまして九十点、すなわち九百円の加算をいたしておりますし、また特別な抑制具を...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま先生の御指摘の点はまことにごもっともだと私どもも認識をいたしております。就労されておられる方々につきましては、通勤寮とかまた福祉ホームという形で対処をいたしておりまして、これらの施設を今後も拡充いたしてまいらなければならないと考えております。また、その他の...全文を見る
○斎藤国務大臣 医療保険全体の一元化に向けての取り組みにつきましては、政府といたしましても、昭和六十年代後半のできるだけ早い時期ということを目標に置いておるわけでございまして、これまでに健康保険の一割負担をお願いをいたしましたり、また老人保健法の改正をお願いをいたしました。いよい...全文を見る
07月17日第109回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 がんによる死亡は今一番多いわけでございますので、このがん対策についてはあらゆる角度から努力をいたしておるところでありますし、御承知のように、政府全体としても対がん十カ年総合戦略ということで今取り組んでおります。そういう中で、今先生御指摘のように、がんの発症の分布等...全文を見る
○斎藤国務大臣 我が国の医療機関は、公私立の医療機関の整備が進みまして、現在量的にはほぼ日本の医療を確保できてきておるというふうに考えております。  国立病院・療養所につきましては、戦後それまでの経緯をたどりながら整備をされてまいりました。昭和二十年代のころには国立病院の有する...全文を見る
07月21日第109回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 長期入院の諸外国との原因的な比較でございますが、日本の家族形態とか社会習慣とかいろいろな広い範囲の問題があろうかと思うわけでございますが、具体的に二、三挙げてみますると、今回お認めをいただきまして本年度からモデル事業を実施いたしてまいろうといたしておりま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 日本の医療の水準、健康の水準、また医療供給水準というものも世界の中でも相当なレベルに達しておると思います。それにもかかわらず長期入院が是正されにくいという点につきまして、先ほど私が申し上げましたような医療の周辺の問題も相当いろいろあるのではないかというふ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 確かにそういう面も十分あると思いまして、病気にならないこと、要するに保健、ヘルスサービスというようなものの一層の拡充を図ってまいるということも努めておるわけであります。  また同時に、退院等につきまして、今回、先ほどお話のございました国民医療総合対策に...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま、当時指摘されました七点につきましてどのような改善をいたしてまいりましたかということについて申し上げますと、まず最初の、患者が多くないと医業が成り立たないという面につきましては、医療経済実態調査の結果から見ましても、一般的には医業経営が成り立たな...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘をいただきましたように、薬価差益から検査の方に移るというような点も見受けられます。先ほど申し上げましたように、検査の診療報酬等につきまして包括的な組み立てを実施したりいたしておりまして、努力をいたしてまいりましたが、同時に、今回の国民医療総合対策に...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) もとより、国民医療の総合対策を進めてまいりますには、医療関係者はもとより関係の皆様方また国民の皆様方の御意見を十分お聞きし、そしてその理解のもとに、より良質な医療なり、またより健康な国民生活を送っていただくために進めてまいる、こういうことでございますので...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 家庭医機能にかかわる独特な診療報酬の評価をどうするかという点でございますが、実は来年度予算でこの家庭医機能を発揮したケアシステムというもののモデル事業というようなものをひとつやってみたいということで、来年度の予算要求をしようといたしておるわけでございます...全文を見る
07月22日第109回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 厚生省所管の中で、国立病院・療養所につきましては四週六休の試行がまだ実行されてないのが現状でございます。しかしながら、昨年末来関係の皆様方と最大限の努力を払いながら話し合いを続けてまいっておりまして、職員組合、また患者の皆さんの団体であります全患協の皆様...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) エイズの予防対策につきましては、本年二月からエイズ関係閣僚会議というのを政府で組織をいたしまして、エイズ問題対策大綱というものをつくり、正しい知識の普及を初めといたしまして五項目の大きな柱をつくって今その対策を推進いたしておるところでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 私は不幸にしてそのテレビそのものを拝見いたしておりませんが、先生のお話で調べましたところ、お尋ねの医師の発言は、NHKのニュースセンター九時で放映されました安部帝京大学教授の発言であったと思われます。この発言は、エイズの原因がわかっていない当時において、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生のお尋ねは血液製剤を使用したことによって感染者を出したということについてかと思いますが、なかなか学問的なことで合っているかどうかわかりませんが、私はその段階におきましては未知の状態でなかったかと考えます。といいますのは、血液製剤におきましてエイズウイ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) エイズ予防法につきまして、プライバシーの観点からかえって予防の効果が上げられないのではないかというお話が数々あることは承知をいたしておりますが、先ほども申し上げましたように、今回のエイズ予防法につきましてはプライバシーの保護という点について最大限に注意を...全文を見る
07月24日第109回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今先生御指摘のように、六月六日、東京都の特別養護老人ホーム松寿園におきまして火災が発生をし、十七名の皆様がお亡くなりになられまして、まことに残念な遺憾な事故でございました。お亡くなりになられました皆さん、またけがをされた方々に対して心からお悔やみとお見舞...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 元来、施設を増設いたします場合にも、社会福祉施設の基準に合ったようにいたしておりますので、そう迷路迷路という施設は余りないのではないかというふうに考えますが、確かにおっしゃいますように、増築いたしたところの施設との関連性というようなものについてもこの防火...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今先生おっしゃいますように、施設のみならず在宅の方々、特にまた寝たきりのおひとり暮らしのお年寄りなどを中心といたしまして、そういう方々に対する防火安全の対策というようなことも取り組んでまいらなければならないと考えておりまして、来年度何らかのことをいたして...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今御指摘のように、中央心身障害者対策協議会から、この十年のちょうど折り返し点になります本年、これまでの五年間を振り返り、そして今後の後期に対して取り組むべき御意見を賜ったところでございます。  これまでの点についてはおおむね順調によくいっておるという評...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) これは、三年間程度をめどとして補助をしたいという意見を申した者があるようでございますので、そういうお話が大分出回っておることだと思うわけでございますが、元来、これは小規模作業所に補助をさしていただいて、その運営が円滑になり、そしてその経営が軌道に乗るとい...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 手話通訳につきましては、聴覚障害者のコミュニケーションを図る意味では非常に重要なものであるというふうに考えておりますが、今御指摘のようにさまざまな発展の経緯等もありまして、その標準化ということが望まれておるわけでございます。  昭和五十七年から全日本聾...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今総理からも人権というイメージをおっしゃられましたように、精神障害者の方は心を病める方でありまするけれども、社会一般的にはなおその理解が不十分であるという状況だと考えております。しかしながら、医療とかまた社会復帰、また精神保健の地域におけるケア体制という...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 確かに、精神障害者の医療や社会復帰等の施設に携わっておられる方々もしくは御親戚にある方、友人にある方、そういう身近な方と全く無関係な方との間に非常に大きな差があるということは私どもも感じておりますし、そしてそれがかなり社会一般的には理解が進んでいないとい...全文を見る
07月28日第109回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 厚生省といたしましては、ただいま来局長の方から答弁を申し上げましたように、昭和五十六年度より専門家による肝炎対策推進協議会というものを設置いたしまして、関係者や国民の皆様に感染予防の知識の普及とまた感染予防対策の推進等について進めてまいったわけであります...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生も御承知のように、昭和五十五年の原爆被爆者対策基本問題懇談会の報告におきましては、既指定地域との単なる均衡論で地域拡大を行うことは関係者間に新たな不公平を生み出すおそれがあるので、科学的、合理的根拠のある場合に限って地域指定を行うべきである、こういう...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の生存者調査の結果を拝見いたしますと、被爆者の方々が大変高齢化をされ、そういう中で健康に対する不安を非常に持っておられるということを感じさせられるわけでございまして、被爆者行政を担当する私といたしましても大変心の痛む思いをいたしております。  今後...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 原爆で被爆されました皆様には、この四十年間という間さまざまな苦しみを乗り越えられ、またその間健康の障害に不安を持ちながら今日まで来られたということに対して、本当に心の痛む思いをいたすものでございます。  原爆対策についての基本的な考え方といたしましては...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の国民医療総合対策本部におきます中間報告は、先ほどからもお話を申し上げておりますように、今後の医療について、より良質な医療サービスを、そして効率的な医療サービスをいかに提供していけるような環境をつくっていくかということに重点を置いたものでございまして...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の国立病院・療養所の再編成につきましては、私どもの基本的な者を方は、国立医療機関として真にふさわしい使命、役割を持って、そして国民の信頼にこたえていけるようなそういう国立病院・療養所に再編成をいたしてまいりたいという基本的な考えからスタートをいたして...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 血液製剤によりましてエイズに感染されました血友病患者の方々につきましては、まことにお気の毒でありまして、その救済方法が何らかの形でとれないかということを検討いたしますということをお約束いたした次第でございます。そしてまた、この臨時国会中にその御報告はしな...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国会の閉会中、六月の十日から約二十日間ぐらいにかけまして、国内で二十一カ所、ヨーロッパで七カ所、合計二十八カ所の施設をできるだけ厚生行政の幅広い観点から網羅して視察をいたしてまいりました。  感じましたことは、それぞれの施設等で働いていただいている方、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 初村先生も冒頭に御指摘になられましたように、昭和五十五年の原爆被爆者対策基本問題懇談会の報告で示されておりますように、既指定地域との単なる均衡論で地域拡大を行うことは関係者間に新たな不公平を生み出すおそれがあるので、科学的、合理的根拠のある場合に限って地...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御専門家の方と御相談をしてみます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 東村山市におきまして二人の新生児が亡くなられたということにつきましては本当に痛ましい事件であり、心から哀悼の誠をささげたいと思います。  夜間の診療所における体制につきましては、本来開設者である医師の判断なり、またそれに基づく医師の責任において行われる...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ベビーパウダーの中にアスベストが検出をされたということは大変重大な問題でもございますので、先ほどから答弁を申し上げておりますように、昨年の春以来、製造メーカーまた業界等にそれぞれ指導をいたしますとともに、厚生省におきましても、品質確保のための検討会を設け...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生御指摘の、国際化に伴います年金の通算協定の必要性というものは、私どもも以前から十分認識をして取り組んでまいっておるところでございます。  ただいま御答弁申し上げましたように、何といいましてもその協定を結ぶ場合には相互互恵主義というものに基づいていか...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御承知のように国民皆年金制度をとっておりますが、その皆年金制度の中にありましてもそれぞれが一定期間納付をすることによって年金を支給されるというシステムになっておるわけであります。また、先般の基礎年金の実現によりまして、相互に扶助してこの年金を支えていく、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 世界で唯一の被爆国であります日本、そして、広島、長崎におきます原爆投下による惨事というものは本当に目を覆うものがあるということを私も昨年広島へお邪魔をいたしまして肌に感じさせていただいたところでございます。私たちは二度と再びこのような惨禍を再現することは...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 事実関係は今保健医療局長が申し上げたとおりでございまするけれども、今先生が御指摘のように、作為的に対象者数を減らすというようなことがあってはならないというお話がございました。もっともなことだと思います。  同時にまた、統計のとり方とか、また比較の仕方と...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 黒い雨地域の指定につきましては、当時の知見では黒い雨の原因となりましたちりの中に放射能があったと推定され、住民に対する放射能の影響が否定し切れなかったために、昭和五十一年に当分の間の措置として健康診断の実施について被爆者とみなす区域として黒い大雨地域を指...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生も御承知のように、国保制度につきましては、国庫補助につきましても給付費の二分の一を補助するということで他の制度には見られない高い補助率で補助をいたしておるところでありまするし、また国民健康保険がお年寄りの加入率が非常に多いというようなことから先般老人...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 児童育成クラブが地域の方々の善意なり、またボランティアの盛り上がる中で大変御苦労をかけながらも発展をしていただいておりますること、十分感じさしていただいております。  どういう場所で行うかということについては特に規定をいたしておらないわけでございますし...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 文部省とも協議をしてみたいと思います。
07月29日第109回国会 衆議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 医療法人、特にまた特定医療法人等につきましては、公益性の非常に高いものでありますし、また良質な医療を国民に提供しなければならないというものであるわけでございます。そういう法人が医療関係法律また関係の法令に違反するというようなことは、また社会的な批判を浴びるというこ...全文を見る
○斎藤国務大臣 私もまことに好ましくないことであるというふうに考えます。
○斎藤国務大臣 特定医療法人を初めといたしまして医療法人の公益性というものは非常に重要なものでありますし、また信頼関係の上に立った医療というものが何としても確保されなければならないことが強く要請をされておるわけであります。多くの医療担当者の方々の御努力によって日本の医療も非常に高...全文を見る
○斎藤国務大臣 長寿化が進みます中で国民の余暇の増大というものが大変大きくなってきております。そういう中で健康やまた文化、教養という面についての非常に多様々ニーズというものも出てきておるわけであります。  御指摘の、厚生年金保険等の積立金を利用いたしまして、年金受給者やまた被保...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生御指摘のようなことだと思います。私も同感に思うわけでございますが、社会福祉法人の設立及び運営が法令に基づいて適正に行われるとともに、基本財産が適正に管理されることにより、所期の社会福祉事業が実施されていかなければならないわけでございます。今回の事件はまことに遺...全文を見る
○斎藤国務大臣 若干誤解をいただいたかと思いまするけれども、一方においてその認可基準等について柔軟に対応していかなければならない部分も今後出てくると思うわけでございますので、それだけに今先生がおっしゃるように当初の財産、人そして土地というような基礎になる部分をしっかりと把握をして...全文を見る
○斎藤国務大臣 現在、社会福祉事業全般にわたる検討をいたしておるところでございますが、そういう中で社会福祉法人のあり方等についても、今先生がおっしゃられたような御趣旨に基づいて検討をいたしてみたいと思います。しかしながら当面は、先ほども御答弁申し上げましたように、各都道府県におき...全文を見る
○斎藤国務大臣 残念ながらその件についてはお聞きいたしておりません。
○斎藤国務大臣 先ほど先生の御指摘のテレビ放映についてはそのものは拝見をいたしておらないと申し上げたわけでございますけれども、お話を聞いておりますうちに、テレビの放映で、たしか献血をした後の針とか、それから使用不能な血液の処理などについてのテレビ番組がございました。それを見たこと...全文を見る
○斎藤国務大臣 当面の問題につきましては今健康政策局長から御答弁を申し上げましたが、いわゆる医療廃棄物が適正に処理をされておりませんと感染の危険等大変重大な問題になります。これまでいわゆる産業廃棄物の一環としての処理をいたしてまいったわけでありますが、そういう産業廃棄物の中におけ...全文を見る
○斎藤国務大臣 厚生行政は国民生活の万般にわたることでございますが、その中でも特に将来に向かって何が重要か、また当面する問題は何が重要かというお尋ねでございます。  私が申し上げるまでもなく、日本の高齢化というのは非常に速いスピードで進んでおりまして、いよいよ本格化する長寿社会...全文を見る
○斎藤国務大臣 痴呆性老人対策につきましては、今先生から御指摘いただきましたように、昨年の八月に厚生省内に事務次官を長といたしまして痴呆性老人対策推進本部を設置いたし、省を挙げてこれに取り組んでおるところでございます。近々にその報告をまとめたいと考えておるところでございまして、こ...全文を見る
○斎藤国務大臣 初めの問題は大変難しい問題でございまして、画一的にどの程度の症状で退院をさせるか、入院をさせるかというようなものがなかなか割り切れない問題であるということは先生も御承知の上のことだと思うわけでございます。あくまでも医療担当者の総合的な判断の上に立ってこれが行われる...全文を見る
○斎藤国務大臣 痴呆性老人対策のことにつきましては後に政府委員から答弁をさせますが、国立病院・療養所の件につきまして、ただいま先生おっしゃられましたように国民が大反対をするのを押し切ってやることが民主的であるかというお話でございます。私どもは、先ほど申し上げましたような趣旨で、国...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいまのお話は、国立療養所福島病院と国立郡山病院についてのお話だと思うわけでありますが、両施設を統合いたしまして、母子医療、がんに関する第三次の医療等を行うとともに、地域の教育、研修等を行う総合診療施設として整備いたしたいという計画を持っておるところでございます...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生御指摘の、参議院の予算委員会におきまして、僻地医療に携わっていただく医師の皆様方の研修につきましては、プライマリーケアとか包括医療という面においてそれぞれの地域の中核病院がその研修に十分こたえているというふうに申し上げた次第であります。ただし、それ以上の、いろ...全文を見る
○斎藤国務大臣 厚生省といたしましては、僻地医療対策を進めていくため、僻地中核病院の整備等の僻地保健医療計画を策定いたしまして推進いたしておるところでございます。  自治医科大学卒業医師につきましては、僻地医療の確保のために少なからず貢献をしていただいておると考えております。こ...全文を見る
○斎藤国務大臣 このたびの医療総合対策本部におきます中間報告は、決して医療費の抑制のための中間報告ではございませんで、より一層良質な医療サービスを提供し、また効率的な医療サービスを提供していく、こういう観点からの、時代の趨勢に沿って常に見直していかなければならないという観点から、...全文を見る
○斎藤国務大臣 それは俗っぽい言い方で恐縮でございますがと申し上げましたが、やはり初期診療を担当する分野もあるわけでございますから、そういう分野において診療を受け、そして大学府院においてより高度な医療を施した方がいいという判定をいただいて行っていただくというようなことも十分考えら...全文を見る
○斎藤国務大臣 八月の六日には総理が広島へ、また八月の九日には総理の代理といたしまして私が長崎へお邪魔をさせていただき、平和祈念の式典に参列をさせていただきたいと思っております。この原爆の惨禍というものを再び起こさない、恒久平和を祈念し、またその中でも特に核兵器の廃絶ということに...全文を見る
○斎藤国務大臣 インフルエンザの予防接種につきましては、先生も御指摘をいただきましたようなさまざまな御意見がございました。これに基づきまして研究班を設置し、いろいろ御研究をいただき、また小委員会等においても御議論をいただいてまいりました。現在、公衆衛生審議会の伝染病予防部会におい...全文を見る
○斎藤国務大臣 今も申し上げましたように、公衆衛生審議会の伝染病予防部会の御検討の結果を十分尊重して考えたいと思いまするけれども、これまでいろいろ研究をし検討を続けてきたわけでありますので、何らかの変わりはあり得べしと思うのでございます。
○斎藤国務大臣 ただいま健康政策局長から御答弁いたしましたように、厚生省としては、今先生からるる御指摘いただいたような件についてまだその実態を十分に把握をいたしておらないわけでございますけれども、今先生が御指摘のようなことが非常に多くあるということでは大変問題であるというふうに考...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほどもお答えいたしましたように、厚生年金の積立金を利用いたしまして年金受給者や被保険者のための福利施設というものを整備をいたしてまいるということは、これからの長寿社会にあって余暇活動を充実させていくという面においても大変重要なことであると考えております。そういう...全文を見る
○斎藤国務大臣 薬価政策につきましては、これまで薬価差益の是正という観点に立って数度にわたる薬価基準の見直しを行ってまいったところでございまして、これまで行ってまいりましたことを踏まえてひとつ薬価改定のあり方等について、算定方式のあり方等も含めて昨年から中医協において御協議をいた...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生から、さまざまな実態に即応した御質問なり御指摘がございました。環衛公庫理事長からもいろいろなことを申し上げさせていただき、御理解をいただいた部分、また、その御要望を受けとめて改善をしていかなければならない部分、いろいろあったと思うわけでございます。環境衛生金融...全文を見る
○斎藤国務大臣 PCB問題につきましては、厚生省といたしましても関係機関と積極的に協力をいたしまして、PCB廃棄物が一日も早くすべて適切に処理されるように努力をいたしたいと思います。
○斎藤国務大臣 個室つき浴場が売春の巣となり、公知の事実であるということにつきましては、まことに遺憾な状態であると思っております。厚生省といたしましては、御承知のとおり、公衆浴場を保健衛生上の観点からこれを所管いたしておるわけでございまして、売春問題につきましては、売春防止法とか...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいま生活衛生局長が答えたとおりでございます。
○斎藤国務大臣 先ほどから、厚生省としては保健衛生上の観点から公衆浴場法に基づいて規制を行っている、売春防止法もしくは風俗営業法等についての所管の官庁において対応することが妥当であろうということを申し上げたわけでございますが、これまでにも厚生省のそういった衛生の観点からの規制にお...全文を見る
○斎藤国務大臣 いろいろ検討してみたいと思います。
07月30日第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 六十三年度予算編成に当たりまして、高齢化の進行とそれに伴います経費の当然増というものが相当な規模になるわけでございます。現在、概算要求の基準枠等について大蔵省との折衝が大詰めを迎えている今日でございます。厚生省といたしましては、そういった高齢化等に伴います社会保障...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいまも申し上げましたように、まず今日の段階におきましては、概算要求の特別枠を最大限に確保するということに全力を挙げて、今ちょうど大詰めになっておるところでございまして、それらを見まして、今後の残された努力をいたしてみたいと考えておりますので、今直ちにどのような...全文を見る
○斎藤国務大臣 その御答弁についての総理との打ち合わせというものは別にございません。ただ、私もその場で総理の御答弁を聞かせていただいておりまして、私なりに認識いたしておりますのは、今後本格化する長寿社会にあってますます国民の負担は増大せざるを得ないであろう、そういう中で、現在のよ...全文を見る
○斎藤国務大臣 ありがたいお言葉をいただきましたが、私も先ほど申し上げましたように、国民生活の向上、福祉の前進のために必要な社会保障関係予算を確実に確保するということで全力を挙げて努力いたしたいと考えております。
○斎藤国務大臣 放影研が移転の方向にあるということは、私も十分認識をいたしております。その移転を具体的にどのようにするか、そして将来にわたっての研究体制をどのように考えていくかということを、今後とも精力的に協議を続けまして、努力をいたしたいと思います。
○斎藤国務大臣 生存者調査は公表されたところでございます。これを見てみますると、先生御指摘のように、被爆者の方々の高齢化が非常に進んでおる、高齢化から来るいろいろな問題点が出ておる、またこれに伴って特に健康面での心配、不安というようなものも多いということを認識をいたしております。...全文を見る
○斎藤国務大臣 私が所信表明の中で精神障害者福祉元年と本年はいたしたいというその言葉そのものを使ったかどうか、ちょっと今覚えておりませんで迷ったわけでございますが、私はかねてからいろいろな場で、また国会の当委員会の御答弁でも申し上げておるわけでございまして、それはまさにことしを精...全文を見る
○斎藤国務大臣 大変御示唆に富む御提案だと受けとめさせていただきます。
○斎藤国務大臣 年金問題担当大臣は、年金制度の改革及び年金行政の一元化を円滑に推進するため、行政各部の所管する事務の調整を行うべく、内閣総理大臣から指名を受けているものでございます。年金問題担当大臣は、初めて設けられました昭和五十七年九月以来、さきの年金改革を初めとして、公的年金...全文を見る
○斎藤国務大臣 ただいまのお話は大変よくわかりました。  さきの年金の大改正におきまして、基礎年金という制度を導入していただきまして、国民が共通の年金として全被保険者がこれを支えていくという形ができたわけでありまして、今後とも安定的な運営がなされていけると考えておりまするけれど...全文を見る
○斎藤国務大臣 基礎年金の導入をしていただきまして、それ以上の部分につきまして、特に被用者年金の負担の公平というようなことを中心といたしまして、これからの年金の一元化へ向けての検討をいたしてまいりたいと考えておりますが、できるだけ早い時期に公的年金に関する関係閣僚懇談会を開催いた...全文を見る
○斎藤国務大臣 年金につきまして、いろいろと有意義な御意見やら御提言を賜りましてありがとうございました。十分参考にさせていただきまして、進めさせていただきたいと思います。
○斎藤国務大臣 おっしゃいますように、社会経済情勢の著しい変化に伴いまして、施策の見直しを常に怠らずやってまいらなければならないと考えております。特に社会保障関係におきましては、これから本格化する長寿社会を迎えてまいるわけでございまするので、その長寿社会に対応できる年金とか医療と...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほども申し上げましたように、これからの本格化する長寿社会に向かって対応をいたしてまいりますために、政府全体としてそれぞれの施策をそういった長寿社会における対応ということを頭に置いて推進をしていかなければならない、こういうことで昨年の六月に「長寿社会対策大綱」とい...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生も十分御承知のとおり、幼稚園は就学前の教育を施すところであり、また保育所は児童福祉法に基づく要措置児を措置、保育するところでございまして、それぞれのそのよって立つところが違うわけでございまするし、また今先生がおっしゃられましたように、女性の職場進出とか就労構造...全文を見る
○斎藤国務大臣 基本的には先ほど私が申し上げさせていただいたような考え方に立たせていただいておりますが、今おっしゃいますように、どうしても一元化をしていく、こういうことになりますれば、やはり保育時間の長い保育所に一元化をするという方向に進まざるを得ないだろう。同時にまた措置児とい...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生から先ほど御指摘をいただきましたように、現在必要な、そして将来を考え必要な資格制度というものをぜひともつくってまいらなければならない、こういうことで、私はこの任期中にどうしても四つの資格制度をつくらせていただきたい、こう考えたわけでございますが、社労委員会の先...全文を見る
○斎藤国務大臣 老人保健施設につきましては、さきの老人保健法の改正で、この制度をお認めいただきまして、早速七カ所のモデルを指定いたしまして、老人保健施設としてのモデル事業を今始めていただいておるところでございます。具体的には五カ所が今開設をして進んでおるわけでございますが、おっつ...全文を見る
○斎藤国務大臣 近年、国民の健康へ向けての意識が非常に高まってまいりまして、多種多様な健康食品が製造、販売されておるわけでございます。それぞれの方々の好み、選択によってこれが使用されておるわけでございますが、しかし健康食品につきましては、その含有成分について科学的な解明がなされて...全文を見る
○斎藤国務大臣 こちらから拝見いたしますと、いずれも医薬品のように見えます。
○斎藤国務大臣 医薬品まがいもしくはそれに類似するような印象を与える行為をもって健康食品が販売される、こういうことに対しては、私も常日ごろから今先生がおっしゃるような気持ちを持っておりまして、大臣就任以来、このことについて厳正に対処するようにということを命じたわけでごさいますが、...全文を見る
○斎藤国務大臣 この件につきましては、厚生省といたしましても、当事者を呼んで直接指導をいたしたことも何回かあるわけでございますし、またこれは私が先ほど申し上げました財団法人日本健康食品協会の会員でございますので、協会としてもこれまで二回ほど呼んで指導いたしておるようでございます。...全文を見る
○斎藤国務大臣 厚生省は厚生省としてやられるべき指導を徹底的にいたしたいと思いますし、また関係省庁とも連絡をとって最善の努力をいたしたいと思います。  もう一つ、一般の国民の方々にも十分御理解をいただいていくということも非常に大事だと思いますので、そういう意味からの啓発活動とい...全文を見る
○斎藤国務大臣 低肺機能患者の皆様方には、国立療養所におきまして、結核を主体といたします慢性呼吸器疾患の専門的医療を担う医療機関といたしまして、その診療機能の充実に努めておるところでございます。また、いわゆる低肺機能の皆さんの施設といたしましては、身体障害者福祉法に基づく内部障害...全文を見る
○斎藤国務大臣 さっきの最後の御答弁でも申し上げましたように、関係省庁が緊密な連絡をとってまいらなければならないと思います。これまでにも食品行政の連絡協議会という形で関係省庁の会議を定期的に毎月一回行っておるわけでございますが、その中において一層機能を充実いたしてまいるようにいた...全文を見る
○斎藤国務大臣 低肺機能者の皆さんの在宅療法を保険で認めておるわけでございまして、今の先生のお話は、そのボンベをいかに小型化するか、そして軽量化するかという問題でありますし、また使い捨てのボンベなのかどうなのかというようないろいろな問題があると思います。そういったような問題を解決...全文を見る
○斎藤国務大臣 存じ上げております。
○斎藤国務大臣 私も昨年の十月に母を亡くしましたので、火葬場の料金がいろいろあるということは承知をいたしております。先生も御指摘ございましたように、火葬場の許可等につきましては、都道府県知事に団体委任事務として任されているわけでございますが、人がお亡くなりになられて御家族の方々が...全文を見る
○斎藤国務大臣 先日、香川県へ視察に行かせていただきまして、厚生行政の関連施設について視察をさせていただきましたが、その車での移動の途中、坂出の架橋、急ピッチで工事の最後の仕上げに入っておられるところを拝見いたしました。そして県知事を初め皆様方から、その救急医療体制についても御陳...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生がおっしゃられた点、同感の気持ちをいたします。日本の医療は、その医学の進歩、医術の進歩等によ力まして、日本の今日の国民生活向上のために非常に大きな貢献をいたしてきたということは評価されるべきものだと思いますが、しかし、その時代の移り変わりに伴って、医療のあり...全文を見る
○斎藤国務大臣 まさに今、来年度の予算要求の時期に来ておるわけでございますが、そういうプライマリーケア、包括医療の機能を備えた、家庭医機能を備えた開業医を養成するための研修等についてモデル事業をぜひやりたいということで予算要求をしようと思っておるところでございます。  詳細につ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今御指摘をいただきましたショートステイ事業は、本年度、昨年の三万六千三百六十四人から四万二千九十三人に人員増をいたしております。またデイサービス事業につきましては、昨年二百十カ所でありましたのを約倍増して四百十カ所というふうに大幅に拡充をいたしております。これらは...全文を見る
○斎藤国務大臣 これから本格化する長寿社会を迎えますときに、お年寄りの皆さんが本当に健康で生きがいを持って生き生きと御生活をしていただくことが必要でありまして、そういうための環境づくりというものを進めていかなければなりません。今おっしゃられましたように、本当にその基礎は心の通い合...全文を見る
08月20日第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 ただいま佐藤先生からも御指摘がございましたように、国立病院・療養所は、戦中戦後の経過を踏まえながら、それぞれ整備をされてまいりました。昭和二十年代におきましては、日本全国のベッド数の中に占める国立病院・療養所のベッド数は、御指摘のように約三割、三〇%であったわけで...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほど申し上げましたような国立医療機関にふさわしい機能を十分発揮させていくという観点から、今回の再編成計画を持ったわけでございますけれども、この再編成計画によりまして移譲される医療機関、または統合され使用されなくなる医療機関については、この地域における医療そのもの...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所がより広域な立場に立って高度または専門的な医療、または研究、研修等に国立病院としての役割を十分果たしてまいりますためには、その施設の整備はもとより、またスタッフのマンパワーの確保ということも非常に重要なことであるわけでございます。今回のこの再編成に...全文を見る
○斎藤国務大臣 これから本格化する高齢化社会に向かって良質な医療を十分確保していくことは、ますます重要な問題になってきておると考えております。そういう中で良質な医療を、効果的に、しかも適正に、限られた医療供給資源を分担、配分し、そして日本全体としての医療を確保していくことは非常に...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所が昭和二十年代に整備をされましたときには、全国のベッド数の中で約三割を占めておったわけでございますが、その後他の公的医療機関、また私立の医療機関等の非常な整備、向上、発展が見られまして、今日におきましては、全体の中でその占めるベッド数は約六%という...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成が地域の一般医療からの撤退ということでは決してないわけでございまして、ただ、御説明を申し上げるときに、その特色といいましょうか考え方といたしまして、専門または高度な医療機関を目指してということを申し上げておるわけでございまして、高度で...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編成は、先ほどから申し上げておりますように、我が国の医療機関における役割分担として、国立で担うべき医療はどうあるべきかという基本的な考え方に立って計画を立案いたしておるわけでございまして、ただいま御指摘がございましたように、各社の社説等におきまして、そろば...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほど来、近年に整備された国立病院もしくは療養所等についても再編成の計画にあるではないかという御指摘でございますが、それがまさに今回の再編成計画が赤字の国立病院や療養所をどうするかとかいう問題ではない、また整備されてない国立病院・療養所を手放すという意味ではない。...全文を見る
○斎藤国務大臣 この再編成計画を進めてまいりますためには、その地域におきます関係者の皆様方の十分な御理解をいただいていくために努力をしなければならないと考えておりますが、そういう幾つかの努力の中には、今御指摘のような養護学校の問題等についても、その設置をされる教育委員会等について...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生が御指摘のように、そういった配慮を十分していかなければならないと考えております。児童や生徒が治療とともに教育を、新しくなった施設において、従前どおり受けられるような配慮をしていく。そのためには、関係の皆様方の御理解をいただいて、必要に応じて新しく建てていただ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編計画がまとめられましてから、その趣旨等がなおまだ十分に徹底、理解されない段階で、いろいろな御意見があったということを承知をいたしております。同時にまた、これをそのまま直ちに実行するということについて、いろいろな困難があるということも承知をいたしております...全文を見る
○斎藤国務大臣 お言葉ではございますが、撤回というわけにはまいらないわけでございまして、先ほど来申し上げておりますように、これからの国立病院にふさわしい姿にぜひとも再編成をいたしてまいりたいと考えております。  この再編成計画の趣旨につきましては、まずほとんどの方々が総論として...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほども審議官がお答えをいたしましたが、そしてまた参議院の糸久議員に対する御答弁を先ほどお取り上げになられましたが、私はその際の質疑の前後の様子等について今ちょっと正確に記憶をいたしておりませんけれども、改めて答弁をさせていただきますと、離島や僻地における医療の確...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成につきましては、昭和五十八年三月の臨調答申及びこれを踏まえた行革大綱に基づきまして、昭和六十年三月に「国立病院・療養所の再編成・合理化の基本指針」を策定いたし、国立病院・療養所の果たすべき役割、統合、移譲の指標等を明らかにいたしたとこ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成につきましては、国立病院が果たすべき役割に立脚をし、国立病院らしい、その目的に沿うた国立病院にいたしてまいるということでありますが、この国立病院・療養所が昭和二十年代から整備をされ、当時は全ベッド数の約三割を占めておりましたが、その他...全文を見る
○斎藤国務大臣 今申し上げましたように、全体の量的な面におきましては医療機関も整備をされてまいりましたが、そういう中で他の公的病院やまた民間の医療機関において担当しにくいような分野、そして国立病院としてなお広域的な分野をカバーするようなこと、こういうことを念頭に置きまして高度また...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編成で、例えば移譲というふうに考えておるところにおきましても、その医療機関が今後必要がないというふうに考えておるわけではございませんで、その必要な医療は国立でなければならないのかと考えた場合に、国立でなくても他の公的医療機関や私的な医療機関においてもこれを...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所の占める割合が先ほど申し上げたように三〇%から六%になってきたということは、裏返して申しますならば、他の医療機関においても通常の場合医療を十分確保していくことができるようになってきたということになるわけでございます。でありますので、今回、再編成でね...全文を見る
○斎藤国務大臣 これから本格化いたします高齢化社会に向かいまして、医療を良質に、適正に確保していくということは非常に重要な問題であると考えております。日本全体の医療供給体制というものを適正かつ効率的に分担をし、そして連携をとっていくということが必要でありまして、そういう観点に立っ...全文を見る
○斎藤国務大臣 時代の変化、社会経済情勢の変化に伴いまして、行政に対する需要、ニーズというものが変化をいたしてまいります。このニーズに対応いたしていくためには、その行政の範囲というものをいたずらに広げるということだけではなくて、行政の規模というものはできるだけ拡大しない中で、もし...全文を見る
○斎藤国務大臣 まさにそういうことでございまして、国立病院・療養所に対する国民の皆様方の信頼、そしてまたその期待というものに、その時代の変化に即応して、そのニーズにこたえていくという必要性があるわけでございます。そういう必要性に立って、今回の再編成というものを考えさせていただいた...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編成計画というものが、決して赤字のため財政のためということのみではないということはしばしば申し上げておるところでございますし、また何回も申し上げて恐縮でございまするけれども、国立病院・療養所というものが昭和二十年代から整備をされ、その当時には日本の全体のベ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今先生も御指摘いただきましたように、国立病院・療養所が全ベッド数の六%になってきたということを逆に裏返してみれば、いわゆる通常の一般医療というものについては、国立病院・療養所以外においても十分担当し得る状態になってきたということでもあるわけでございます。であります...全文を見る
○斎藤国務大臣 ブロックに一つずつ八カ所というのは乱暴ではないかというお話でございますが、第一次の取り組みといたしまして八カ所を決めさせていただきましたのは、それぞれのブロックにおきまして、できるだけ皆さんの御理解をいただくための努力を集中させていくという意味におきまして、その力...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生が御指摘のように、国立病院・療養所の再編成を機械的に行うというようなことではなくて、国立病院・療養所として今後担って立たなければならない、それにふさわしい医療機関として再編成をしていく、そしてそれについては関係地域住民の皆様方に十分な御理解をいただいて、そして...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立高知病院と国立療養所東高知病院につきましては、それぞれの病床数は二百十床と二百三十床という小規模でございまして、また両施設は二十三キロというふうに近接をしていること等から、これを統合して機能の強化を図りたいと考えておるものでございます。  統合後の新病院は、...全文を見る
○斎藤国務大臣 御承知のように、国立病院・療養所も国家公務員の総定員の中に入っておるわけでございまして、国民多くの皆様方の総定員をふやすというよりも縮小していくようにという全体の課題があるわけでございます。  そういう中で、毎年毎年削減を行いますが、しかしながら、国立病院・療養...全文を見る
○斎藤国務大臣 過日の当委員会におきましても、低肺機能者の問題が取り上げられました。私はそのときにも申し上げましたように、低肺機能者の皆様方の置かれている実情について十分承知をいたしておるつもりでございますし、これらの方々に対する施策を一層充実をさせてまいるように努力をいたしたい...全文を見る
○斎藤国務大臣 この再編成計画を具体的に個別に進めてまいります場合には、その地域の自治体やまた関係者の皆様方の御理解を得ていくということはどうしても必要なことでありまして、その理解の上に立って、これを進めていくということは基本方針でございます。  この計画が発表された段階では、...全文を見る
08月21日第109回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 私に対しましては保育の問題でございますが、婦人の就労形態の多様化等に対応するため、従来から、延長保育特別対策及び夜間保育事業により、保育所の保育時間の延長に努めてきたところでございます。今後ともその一層の推進を図り、保育所において、地域の実情を踏まえ、多...全文を見る
08月27日第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所以外の、例えば大学附属病院を初め各省及び各省関連の医療機関についてのお話でございますけれども、これらの医療機関につきましては、その設置目的また沿革というものがそれぞれあろうかと思うわけであります。そういう中で、現在、各県におきまして、地域医療計画を...全文を見る
○斎藤国務大臣 地域医療計画を策定していただきます際に、国立病院・療養所等の再編成の方向というようなものも十分取り入れて御計画をいただくし、また他の、今先生の御指摘のあるような公的病院等の性格、また機能、役割等も十分に含んで、そして医療計画をつくっていただく。そこで各地域における...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編計画が、そのシェアを何%くらいにしなければならないかという観点から出発したといいますよりも、国立医療機関にふさわしい診療内容を備え、そして国民の皆様方の信頼にこたえていけるような、そういう国立病院の機能強化をしてまいろう、こういう考えに立っておるわけであ...全文を見る
○斎藤国務大臣 確かに時代の移り変わり、社会経済情勢の変化、そしてそういう中において医療需要が変化を来しておるわけでありまして、そういう中において、他の医療機関においてはなかなかこれを担当しにくい分野、また国立医療機関としてふさわしい分野、こういう分野を真に担当して、そして国民の...全文を見る
○斎藤国務大臣 病院の機能評価につきましては、常に見直しを行い、その自己採点といいましょうか自己評価を行っていかなければなりませんし、国立病院・療養所といえども当然でございます。  今、先生が国立医療機関が非常に信用が高いと言っていただけることは大変うれしく思っておるところでご...全文を見る
○斎藤国務大臣 それはこれまでにも申し上げてまいりましたように、国立医療機関にふさわしい医療機関として再編成をしていく、すなわち、これまでよりも一層広域を対象とした医療機関として専門的または高度な医療を担当する、また治療研究とか研修施設としての役割を発揮できていくような施設に再編...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の再編計画は、まさに赤字対策とか財政対策ということではなく、言うならば、もっと前向きな再編であるというふうに御理解をいただきたいと思うわけでございます。  私が申し上げるまでもなく、国立病院・療養所は戦中戦後の歴史的経過をたどりながら整備されてまいりました。...全文を見る
○斎藤国務大臣 地域の一般医療について撤退をするということでは決してないわけでございまして、それといいますのは、現在の国立病院におきまして、地域の一般医療として非常に信頼を置いていただいているというお話がございましたが、そういう部分についてはまさに国立病院でなければ担当できないか...全文を見る
○斎藤国務大臣 御答弁申し上げます前に、先ほど御答弁申し上げた離島の問題でございますが、正確な数字が少し違っておりまして、離島関係の四法に基づく離島三百三十八とあるわけでございますけれども、そこにございます診療機関は八百五十を上回ると申し上げましたが、八百四十七でございます。訂正...全文を見る
○斎藤国務大臣 我が国の医療機関が、公立、私立を通じて近年大変発展的に整備充実をされてまいりました。その結果、国立病院・療養所が占めるウエートというものが、昭和二十年代でございますと、ベッド数において約三割でございましたのが、現在におきましては、全体の六%を担当する、こういうよう...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生御指摘のように、机上の計画であってはならないと考えております。国立病院・療養所を所管いたします保健医療局、また医療政策全体を所管いたします健康政策局、これらを中心にいたしましていろいろ議論をいたしたわけでございますが、同時に国立病院・療養所を監督いたしておりま...全文を見る
○斎藤国務大臣 御指摘でございますが、そのようなことはございませんで、岡山県は今三施設がございますが、そのうち一つを移譲いたしたいと考えております。そして三重県の方は現在六つの施設がございまして、そのうち二つを統合し、一つを移譲したい、こういうことでございますので、まあ数もしくは...全文を見る
○斎藤国務大臣 今の先生のようなお考えもあろうかと思いますけれども、三次救急は県下全域を見渡して一カ所ないし二カ所というようなことで設置されてきているわけでございまして、岡山県には幸い三次救急を担当していただく医療機関があるわけでございまして、確かに中国縦貫道の交通事故というよう...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成の趣旨から考えまして、現在計画しております再編成は、ぜひとも実現、完成をいたしたいと考えております。しかしながら、その道のりの中では、常に地元の関係の皆様方の十分な御理解を得ながらやっていくということも、もう一つの大きな前提でもござい...全文を見る
○斎藤国務大臣 例えば具体的に御指摘のございました津山病院の場合をとってみましても、現在多くの地域の方々の反対の御意見があるということは承知をいたしておるわけでございますが、この再編成の総論的な趣旨については御理解をいただきながらも、地域の実情を見ると反対である。またその津山病院...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成の趣旨につきましては、もう何回か申し上げさせていただいておりますので、重複を避けさせていただきまするけれども、その趣旨について、総論としては多くの皆様方に御理解をいただけておるものというふうに思うわけでございます。しかしながら、各論と...全文を見る
○斎藤国務大臣 まず最初に、先生御指摘の住民の不安という点については、なお我々として努力が足りない部分がたくさんあると思いますので、一層努力を積み重ねてまいりたいと思います。  それで、今回のこの再編成をなぜ今やらなければいけないのかという点につきましては、これから日本も非常に...全文を見る
○斎藤国務大臣 これは何遍も申し上げておりますように、財政事情とか赤字であるからという観点からでは決してございませんで、国立医療機関にふさわしい良質な医療を提供していくということを考えるときに、限られた国立の医療供給体制の中で行っていくとすれば、このような再編成を行っていく以外に...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほどから僻地とか離島における医療について先生から御指摘でございますが、先生の御指摘もごもっともであるというふうに思います。まさに引き受けられるような体制を整えて引き受けていただくことを考えるということは、もう当然のことでありまして、ただいま御審議をいただいており...全文を見る
○斎藤国務大臣 地方公共団体の公共性の高さということに着目をいたしておるわけでございます。
○斎藤国務大臣 本法案におきましては、先ほども御答弁申し上げましたように、地方公共団体につきましては、その公共性の高さに着目をいたしまして、割引率を高くしたものでございますけれども、公的医療機関につきましても、割引率が高ければ高いほど円滑に進むことは確かでございまして、ただいまの...全文を見る
○斎藤国務大臣 確かに移譲もしくは統合後の後医療について、今回の法律で特別措置をお願いいたしておるわけでございますが、地域によりましては、後医療は必要がない、そしてその跡地を地域の住民のために有効に活用いたしたいという地域も出てこようと思うわけでございます。もちろん地域の皆様方の...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生の御指摘の点はまことに同感でございます。そのような気持ちに立って地域の皆様方の御理解を十分得られるように最善の努力を粘り強く積み重ねてまいり、細心の配慮を払いながら、この再編計画を実施に移していきたい、このように考えております。
○斎藤国務大臣 この再編成計画はおおむね十年を目途としてやってまいるということにいたしておりますが、現在決めました計画が不磨大典のものであるということではないわけでございまして、計画の基本は守りながらも、いろいろな部分において地域の皆様方の御意見やまた医療状況の変化、そういったこ...全文を見る
○斎藤国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、現在決めておるものが不磨大典のものではございませんと申し上げておるわけであります。基本の部分は守りながらも、いろいろな部分について、そのときの状況に応じて見直されるべきものであると考えております。  ただ、きょう現在におきま...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほどからの御議論の中にもございました二十七年当時につきましては、当時と様相は一変しているというふうに私は思っております。二十七年当時におきましては、移譲されるべき主体は地方自治体のみでございました。そしてその地方自治体の財政事情というのは決して十分なものではなか...全文を見る
○斎藤国務大臣 地域関係者の皆様方の大方のコンセンサスを得て進めていくということは当然であります。
○斎藤国務大臣 先生がおっしゃいますように、医療機関は人によって成り立つものであります。でありますから、国立医療機関におきましても、人の配置なりまた人間関係、そのあり方というものについて常に心して指導監督をいたしてまいりたい。また地域の医療機関、医師会等と連携をとって地域医療に貢...全文を見る
○斎藤国務大臣 移譲または譲渡に関する割引率の問題でございますが、地方公共団体にっきましては、その公共性の高さに着目をし割引率を高くしているものでございますが、先生御指摘のように、公的医療機関につきましても、割引率が高ければ高いだけ円滑に進むことも確かであろうと思います。ただいま...全文を見る
○斎藤国務大臣 その辺は大変難しい問題でございまして、ただいま御審議をいただいております原案は、私どもが最良と思って御提出を申し上げておるものでございますが、議会におけるいろいろな御審議によって、このようにせよとおっしゃられれば、これに従わざるを得ないというのが大前提であろうと思...全文を見る
○斎藤国務大臣 この問題はいろいろと長い御議論のあるところでございますけれども、国立病院・療養所というものが国立の機関である以上、総定員法の枠内で行うべきである、総定員法の趣旨を尊重して行っていかなければならないというふうに考えるものでございます。
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成につきましては、その趣旨につきまして、総論として多くの皆様方にそれなりに御理解をいただけておるものと思っております。  しかしながら、それぞれの個別ケースになりますと、それぞれの地域の事情やらまた関係者の皆様方にいろいろな御意見があ...全文を見る
○斎藤国務大臣 離島における現在あります国立病院・療養所が果たしている役割というものを私は否定するものではありません。また離島における医療を十分に確保していくということも厚生省の医療行政の中で非常に重要な事項であるということをも認識いたしております。しかしながら国立病院・療養所と...全文を見る
○斎藤国務大臣 変わりはございません。
○斎藤国務大臣 医療は人であるということは、私も先ほど申し上げたとおりでございますし、国立病院・療養所が地域の皆様方に高い信頼をおいていただいているということは大変うれしいことだと感じます。  しかしながら、なおこれで十分だと言って胸を張って言えるとまでは私自身思っておらないわ...全文を見る
○斎藤国務大臣 私もそのように申し上げてまいりました。
○斎藤国務大臣 ただいま先生から結核医療についての国立病院・療養所が果たしてきた使命について高く評価をいただいたわけでございます。まさにそれが昭和二十年代後半そして昭和三十年代前半の国民の最も関心の高い、また取り組まなければならない、今で言えば専門的もしくは高度医療の分野であった...全文を見る
○斎藤国務大臣 この問題は先生も十分御承知のとおりでございますので、あえて申し上げるのも失礼に当たるかと思いますけれども、かなりの皆様方におきましては、そこを混同されて誤解されている方々もあるし、また意識的にそのように混同しておっしゃっておられる方もあるわけであります。といいます...全文を見る
○斎藤国務大臣 まさに先ほど申し上げましたように、この再編成計画を進行させてまいる場合に、移譲または統合をした、その後医療をどう確保するかということについて一層円滑にこれを進めていけるための特別措置法であるわけでございます。関係がないというようなことを私が先ほど申し上げましたのは...全文を見る
○斎藤国務大臣 具体的な作業を進めていきます場合には、私は大変難しい問題があると思っております。  といいますのは、もう地元の皆さんや関係者の皆様方の御意向は余り聞かないでどんどん独善的にやっていくということであれば、例えば私どもが考えました統合の場合で言えば、統合の場所、また...全文を見る
○斎藤国務大臣 私の地元でもございますので、私から特にお答えをさせていただきたいと思います。  先生おっしゃいますように、静澄病院がこれまで整備をいたしてまいりましたことも事実でございます。これは国立病院・療養所として運営をしていく以上、そのときどきの必要性に応じてニーズに合っ...全文を見る
○斎藤国務大臣 津病院の跡地につきましても、後医療が必要なのか必要でないのかという問題もあろうと思いますけれども、これも私の見方からすれば後医療は必要ないであろうと思うわけであります。  そうなりますと、医療以外の施設に何らか利用するという方向になるであろう。その場合にどのよう...全文を見る
09月03日第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 本格化する長寿社会に向かって、その長寿社会にふさわしい社会的なシステムを構築してまいるということは、現下の非常に重要な課題であると考えております。長寿社会にあって国民ひとしく健康で豊かな長寿社会を送っていくということは、最もその願望とするところでありますし、そうい...全文を見る
○斎藤国務大臣 確かにいろいろなニーズがあり、そのニーズの中には地域の一般医療に対する国民の期待というものもあるわけでございます。そういう中で国立病院としてふさわしい二ーズのとらえ方、役目の果たし方という観点から見ますと、全体として申し上げるならば、高度または専門的な分野でその役...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所が地域の一般医療から完全に撤退してしまうということではないと思うわけでございます。  ただ、何回も申し上げますような、高度または専門的な医療を担うということに優先的にアクセントをつけてまいる、こういうことであろうと思うわけでありまして、そしてまた...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成の考え方、その趣旨につきましては、多くの皆様方から総論としては御賛成をいただけるものと思うわけでございますが、具体的地域の実態ということになりますと、いろいろな御意見があり、ただいま先生の御指摘のようなこともあることを十分承知をいたし...全文を見る
○斎藤国務大臣 ことしの二月二十四日に国立中津病院を守る会の皆様方がおいでになられまして、私がその皆様の御要望をお聞きいたしたことに対して、私から発言をいたしました点の趣旨がまとめられておりますが、おおむねこのような趣旨のことを申し上げました。まさに、移譲にいたしましても、また統...全文を見る
○斎藤国務大臣 移譲先につきましても、その後医療にふさわしい移譲先を十分な話し合いを積み重ねながら決めてまいるということを申し上げているわけでございますので、その移譲を受けるべき医療機関がどのように決まってくるかということによって、内容が変わってまいると思います。その医療機関の意...全文を見る
○斎藤国務大臣 希望を十分尊重して、そして身分の保障を十分確保していくということに最大限の努力を払ってまいります。
○斎藤国務大臣 見切り発車をしてやっていくというような性格のものではないということをたびたび申し上げてまいりました。まさに話し合いを十分に重ね、大方のコンセンサスを得られるまで努力をいたしてまいる。その大方のコンセンサスが得られるまでは、これまでの国立病院・療養所はこれまでどおり...全文を見る
○斎藤国務大臣 B型肝炎の予防対策といたしましては、正しい知識の普及とともにワクチンの接種が重要であると考えております。ただ、医療費控除の問題につきましては、B型肝炎のワクチンは、肝炎の予防のために用いられるものでありまして、一般的には、疾病の予防にかかわる費用については、医療費...全文を見る
○斎藤国務大臣 先生も御指摘をいただきましたように、今回の国立病院・療養所の再編成についての趣旨につきましては、総論としてかなり多くの方々に御理解をいただけておるものと思っております。しかしながら、各論となり、また現実の問題となりますと、それぞれ地域の事情等あるわけでございまして...全文を見る
○斎藤国務大臣 この再編計画を発表をし、その方向で進みつつあるわけでございますが、まだ月日も浅いわけでございまして、これまでの努力が十分であったというふうには思っておりません。今後とも、今先生がおっしゃられるような観点に立って、十分な話し合いを積み重ねていくという努力を一層強力に...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成が、まさに国立医療機関としてふさわしい任務を果たしていけるように、こういう考え方に立って多くの皆様方に御理解を十分得つつ進めていかなければならないことである。そして、そうすることによって国立病院・療養所が今以上に国民の皆様方の信頼と期...全文を見る
○斎藤国務大臣 この再編計画を実行してまいります場合に、働いておられる職員の方々の身分を安定させ、生活に不安を持たせないということは非常に重要なことであると考えております。  統合をいたします場合には、原則として統合後の医療機関に移っていただくわけでございますけれども、御希望に...全文を見る
○斎藤国務大臣 国民の医療ニーズに適切に対応するためには、公的医療機関、民間医療機関を含めた医療施設相互間の連携を密にし、それぞれの医療施設が果たしている機能が十分発揮されるよう地域医療のシステム化を図ることが肝要であると考えております。  このような考え方に基づきまして、現在...全文を見る
○斎藤国務大臣 先ほどから申しますように、今回の再編成の趣旨については大方御理解をいただけるものと思うわけでありますけれども、具体的事例になりますと、それぞれの地域の問題があり、具体的に統合がどのような姿になるのか、後医療を必要とするならば後医療がどうなるのか、また移譲する場合に...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成が赤字対策やら医療費の抑制ではないということを何回か申し上げてまいっております。事実、これも何度も申し上げておりますように、今日本全体の中で六%を占める国立病院・療養所のベッド数でありますので、この再編成だけで全体の医療費が抑制される...全文を見る
○斎藤国務大臣 行政改革は、行政の簡素化ということのみならず、時代に適応した、また将来を見据えた国民のニーズをいかに行政の中でこなしていくかという観点からも行政改革を行わなければならないわけでありますが、今回の国立病院・療養所の再編成というものも、そういった観点からとらえられる行...全文を見る
○斎藤国務大臣 厚生省の行政機構の問題であるというふうに思いますが、先生御指摘のように、常にその必要に応じて見直しを行い、時代の変化や行政需要に即応した機動的、弾力的な対応が必要であるというふうに考えております。厚生省といたしましても、昭和五十七年に老人保健部というものを創設させ...全文を見る
○斎藤国務大臣 私どもが考えております、そして実施してまいろうといたしております国立病院・療養所の再編成計画と、そして現在御審議をいただいております法律、それはそれぞれのものであるというふうに考えております。現在御審議をいただいておりますこの特別措置法が可決、成立をさしていただき...全文を見る
○斎藤国務大臣 国立病院・療養所の担うべき役割ということを何回か申し上げておりますが、その役割というのは、全体の地域医療の中でどういった分野を分担をしていくか、そして他の医療機関との連携、役割分担を図りつついくということでなければならないことは当然であります。  各都道府県にお...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の国立病院・療養所の再編成が、まさに国立医療機関の赤字対策や財政対策でないということはしばしば申し上げてまいっておるところでございます。そして国立病院・療養所が国民の皆様方の一層の期待と信頼にこたえられるように、そして今後、将来にわたっての日本の医療供給体制の...全文を見る
○斎藤国務大臣 その前に、離島や僻地の国立病院・療養所の問題でございますが、離島や僻地の医療を確保するということは非常に重大なことであると考えております。しかしながら、国立病院・療養所それ自体がやらなければならないかどうかということについては、異なる意見を持たせていただくわけであ...全文を見る
○斎藤国務大臣 これまで再編計画を決めてはおりまするけれども、特に一昨年発表いたしました第一次ともいうべき八カ所につきましても、現在三カ所ないし四カ所程度が若干動きかけておるという状況であります。それぞれの具体的事例を考えますと、それが実行し終わるまでを一〇〇とすれば、八〇%まで...全文を見る
○斎藤国務大臣 いろいろなお話し合いの過程でございますので、いろいろな意見交換をいたしておると思います。ただ、病院長としても、こういうふうに決まったといって公におっしゃるという段階でないというような問題もいろいろあるのだろうと思います。でありますので、公的、私的いろいろな場面を通...全文を見る
○斎藤国務大臣 十分なお話し合いをさせていただきながら、具体的ケースの計画を煮詰めてやってまいりますということを申し上げておりますことは、裏返して言えば、今計画がコンクリートされていて、それを全部お見せをして、そしてこうですよということにはなかなかならないということでもあるわけで...全文を見る
○斎藤国務大臣 お話し合いが進む中で計画がだんだんに固まってまいります。そうしたならば、その計画を実行するための必要なマンパワーは確保しなければならないと考えております。
○斎藤国務大臣 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律案に対する修正案については、政府としてはやむを得ないものと考えます。     —————————————
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
09月07日第109回国会 参議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国立病院・療養所は、昭和二十年の発足以来、国民医療の確保に大きな役割を果たしてきたところでありますが、近年、疾病構造の変化、医学医術の進歩等により医療内容はますま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) お答えいたします。  まず、厚生省予算についてでありますが、昭和六十三年度概算要求に当たりましては、国民生活の基盤となる社会保障制度の安定的運営が確保されるよう最大限の努力をいたすとともに、長寿社会にふさわしい社会保障制度を目指した施策については、特に...全文を見る
09月09日第109回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国立病院・療養所は、昭和二十年の発足以来、国民医療の確保に大きな役割を果たしてきたところでありますが、近年、疾病構造の...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 厚生省が主に所管をいたします社会保障関係予算について、ここ数年の伸び率について御指摘があったわけでございますが、違った側面から見さしていただきますと、昭和五十八年から六十二年まで一般歳出の予算の伸び率はいずれもマイナスの伸び率であったわけでございまするけ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 年金や医療関係につきまして相当な制度の改正を行ってまいりましたが、これは先ほども申し上げましたように、今後本格化する長寿社会に向かっても年金とか医療という社会保障制度がしっかりと国民の皆様に信頼され、安定的に運営されるような、そういう制度に今こそ基盤づく...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 昭和六十三年度の予算の概算要求を行ったわけでございますが、厳しい財政状況のもとではありまするけれども、新たな厚生行政のニーズに対応するために新しい施策として幾つかのいわゆる目玉と申すべきものを考え ております。  第一には、老人等の総合的な在宅ケアの...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先ほども御指摘がございましたように、六十三年度の概算要求につきましては、予想されます当然増はおおむね七千億と考えておりましたが、その中で概算要求の特別枠として四千四百二億円を認められたわけでございます。昨年の四千百八十八億円、一昨年に比べて四・三%の増、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 本格的な長寿社会の到来を控えまして、今後人口の高齢化、疾病構造の変化、また、医学医術の高度化、国民のニーズの多様化など、保健医療を取り巻く環境がさらに変化することが予想されるわけでございます。  このような中で、国民の生涯にわたる心身双方の健康を確保し...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院・療養所が、御承知のように整備されましたのは、戦中、戦後の経過の中、昭和二十年代から整備をされてまいったわけでございます。昭和二十年代におきましては、国立病院・療養所の全国に占めるベッド数の割合から申しますと、全体の約三割を占めておったわけでござ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 確かに、今後の良質な医療をいかに効率的に供給してまいるかということは、これからの医療全体の進め方について非常に重要なことでありまして、現在、各都道府県に粗さまして地域保健医療計画というものを作成をしていただく中で、それぞれの地域におけるそれぞれ必要なニー...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) まず最初に、地元の担当者に集まっていただいて直接意見を聞く場を持ったらどうかというお話でございますが、今回のこの国立病院・療養所の再編成というものの趣旨につきましては、私からも先ほど来申し上げさしていただき、るるお話を申し上げておるところでございますが、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 近年、我が国の医療を取り巻く環境は大きく変化をいたしてまいりまして、医療の供給体制も量的にはマクロ的にこれをほぼ満たす状況になってきておると考えるわけであります。そういう中で、今後将来にわたって国立医療機関が果たすべき分野、この分野を、先ほど保健医療局長...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 各都道府県で地域保健医療計画を策定していただくわけでございますが、そういう際には国立病院・療養所の再編の計画というものも十分にお話しをさせていただき、これを御認識をいただいた上で医療計画をつくっていただくように十分な連携をとってまいるということが基本だと...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 確かに個別のケースになりますと、それぞれ地域の皆様方の御意見が多々あり、反対の御意見も多いということも承知をいたしております。  それは、すなわち今先生も御指摘になられましたように、統合する場合にどちらに統合されてどんな姿になるのか、統合された後の、何...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の国立病院・療養所の再編成が国立病院・療養所としてふさわしい機能を備えたものとして将来にわたって国民の皆様方に信頼され、そして期待される、こういう病院に再編成いたしてまいろうということでありまして、その総論的な趣旨については御賛同をいただけるものと思...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 再編成を実行いたしてまいります場合には、該当する地方自治体及び関係者の皆様方と十分話し合いを積み重ねてまいりますということを申し上げておりますが、その話し合いの中には職員団体の皆様方とのお話し合いも当然含まれるわけでございます。ただ、この具体的な事例がい...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) それは確かに先生がおっしゃるとおりでございまして、移譲の場合におきましては、現在果たしております機能というものを引き継いで、他の公的医療機関が移譲を受けるわけでございますので、その機能を十分に果たし得るにふさわしい移譲先というものを選定し、そして地域の皆...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) たびたび申し上げておりますように、今回の国立病院・療養所の再編成 が、現在から将来に向けての日本の医療供給体制の中で、国立病院・療養所にふさわしい機能を担っていくということにあるわけでございまして、限られた医療資源を有効に活用することによって、そして機...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) この再編計画が、ただいま御指摘のように、具体性に欠いておるではないか、であるから不安がより大きくなるではないかというお話でございますが、その点もわかるような気がするわけでございまするけれども、しかし逆に申し上げれば、厚生省側が一方的に決定をして、これを押...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 移譲なり、また譲渡を受ける経営主体に自治体はとてもならないのではないかというお話でございますが、午前中の自治省の答弁にもございましたけれども、自治体病院で赤字を出しているというのは今四割だそうでございまして、六割は黒字というふうに先ほどの答弁で私もお聞き...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の再編計画は昨年度、昭和六十一年度からおおむね十年間をかけて御理解いただきながら再編を進めていこうということでありまして、拙速というよりも、十分な御意見をいただきながら進めていきたいと考えておるのが基本でございます。  同時にまた、先生御指摘のよう...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) その点につきましては、先ほども申し上げさしていただきましたように、今回の再編成計画というものがその趣旨、またその基本において私どもは計画をいたしておりまするけれども、具体的な事例につきまして独善的とでもいいましょうか、一方的に決めてこれを押しつけていくと...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院・療養所は、戦後地域医療の確保、また国民病と言われた結核の撲滅等に貢献をいたしてまいったというふうに考えております。さらに昭和三十年代に入ってからはがん、循環器病、重症心身障害児医療等に取り組んでまいったところであります。しかしながら、近年我が国...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 再編成を実行いたしてまいりますに当たりましては、現在おられる職員の方々が生活に不安を来すことのないよう、また職員の皆さんの希望ができるだけかなえられるよう最大限の努力を払いたいと思います。
09月10日第109回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
議事録を見る
○斎藤国務大臣 ただいま議題となりました精神衛生法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近時の精神医療、精神保健をめぐる状況には種々の変化が見られるところであり、精神医学の進歩等に伴い入院中心の治療体制からできるだけ地域中心の体...全文を見る
○斎藤国務大臣 精神医療については、患者が病識を有しない場合がある等の特殊性があり、そのため、任意入院のほか医療保護入院、措置入院等の入院形態が規定されているところであります。患者の病状等に応じ、患者本人の医療及び保護を確保するため、最も適切な形態の入院が行われるよう改正法の運用...全文を見る
○斎藤国務大臣 精神障害者にかかわる痛ましい事件は、社会にとってもまた精神障害者やその家族にとっても極めて不幸なことであり、ぜひとも回避されるべきものと考えております。  改正案におきましては、法律に措置入院の判定基準を置く等措置入院の適正な運用を図ることに加え、応急入院制度を...全文を見る
○斎藤国務大臣 告知義務、罰則、指定取り消しの三点についての御提案の趣旨は、傾聴に値する考えであると思います。
○斎藤国務大臣 まず、措置入院の判定基準でございますが、精神障害者の人権確保及び医療保護の確保の観点から知事が行政処分として行う入院措置が自傷他害のおそれという要件に関する一定の基準のもとに適正に行われる必要があること、またさらに、全国の措置傘のばらつきを是正することが必要である...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の改正案では、患者の人権の擁護を図りつつ適正な医療と保護を行うという観点からの改正を行ったわけでございます。  その主な点を申し上げさせていただきますと、第一点は、本人の同意による任意入院という制度を新たに法定化いたしたものが一点であります。  第二点とい...全文を見る
○斎藤国務大臣 確かにこれまでの精神医療における入院措置というものが拘束的な部分が非常に多うございます。これに対して、今回の法改正によりまして、人権の擁護という点に重点を置いて、これらについても適正な措置が行えるよう、そしてまた本人の入院に対する自由な意思もしくは同意による任意入...全文を見る
○斎藤国務大臣 いわゆる精神医療のソーシャルワーカー、PSWの件でございますけれども、さきの国会で幾つかの身分法を提出させていただき、これをお認めいただいたわけでございますが、その際にはいわゆるSW、社会福祉士として身分制度をつくらせていただいたわけであります。あの際に、PSWに...全文を見る
○斎藤国務大臣 お話のように、社会全体が精神障害者に対して正しい理解を持つということは大変重要なことであると考えております。今回の改正案におきましても、第二条の二項におきましては、国民の精神保健に対する義務、そしてまた精神障害者に対する理解、また障害者の社会復帰に対する協力という...全文を見る
○斎藤国務大臣 御指摘の書簡は、八月十八日付でICJの事務局長から私にあてられたものでございます。これによりますと、今回の法改正を歓迎するとともに、さらなる人権擁護についての御指摘があったところでございまして、私といたしましても、十分に参考にさせていただいておるところでございます...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の改正案を御提出するに当たりまして、公衆衛生審議会等におきましていろいろ御検討いただきました中にも、精神障害者の定義の問題、またいわゆる保護義務者に係る問題等についてなお引き続き検討をするようにということも言われており、私どもといたしましても、引き続きこれにつ...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の精神衛生法の改正案は、精神病院における入院患者の人権擁護の推進、そして精神障害者の社会復帰の促進を図ることを主要な内容といたしておるわけであります。これはかねてより国際的にも国内の有識者からも日本の精神医療を取り巻く状況の立ちおくれというものが指摘されておっ...全文を見る
○斎藤国務大臣 措置入院患者の入院につきましては、その医療、保護、人権確保といったような観点から、できるだけ国公立病院でこれを受け入れることが望ましいと考えております。今後とも国立病院・療養所、また都道府県立の精神病院等において、これの受け入れを促進できるよう努力をいたしてまいる...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回御提案をいたしております改正は、精神病院におきます入院、そしてまた入院中の処遇また退院、こういった時点におきます改善を施し、人権の一層の擁護を促進してまいる、同時にまたできるだけ在宅なり地域において、この方々が十分なる生活をしていけるような社会復帰に努めてまい...全文を見る
○斎藤国務大臣 今御指摘がございましたように、今回の改正が精神障害者の入院等人権の擁護を一層促進してまいる、同時に社会復帰を促進いたしてまいるということにおいて精神保健対策を一層向上していく。これまでいろいろと御指摘なり、また御批判もあったことに対して対応していけるものであると考...全文を見る
○斎藤国務大臣 社会の複雑化、多様化等により心の病いを持たれる方も非常に多くなってまいります。精神保健対策の推進ということは非常に重要なことであり、これの根底になるべき基礎的データを把握していくということがその前提になるということもお説のとおりだと思います。しかしながら、具体的に...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の精神衛生法の改正は、入院患者の一層の人権の擁護、また社会復帰ということに重点を置いて改正をさしていただきました。  特に、入院患者の処遇につきましては、第一に、本人の同意による任意入院という新しい制度を初め入院の形態等について整備をいたしました。  そし...全文を見る
○斎藤国務大臣 ICJによる訪日調査は、法律と精神医療に関する専門家によって、我が国の精神保健医療制度、実際の地域医療体制等各般の分野について行われたものでございますが、昭和六十一年九月の報告書はそれぞれの専門的見地から取りまとめられたものと考えております。  今回の法改正作業...全文を見る
○斎藤国務大臣 ICJから八月十八日に私あての書簡が送られてまいりました。これによりますと、今回の法改正を歓迎する、しかしながら、さらなる人権擁護に向けての指摘がございました。今回の改正におきまして、御指摘の事項が十分全面的に盛り込まれたとは申し上げられない点があるわけでございま...全文を見る
○斎藤国務大臣 近年におきます精神医療の向上を踏まえ、また今回の法改正の趣旨を実現いたしてまいりますためには、精神医療にかかわる診療報酬についても検討をいたしてまいらなければならないと考えております。今後、医療現場の実態等を踏まえ、また中医協を初め関係の皆様方とも十分御相談をいた...全文を見る
○斎藤国務大臣 今回の改正は二十二年ぶりの言うならば大改正でありますし、それはすなわち人権の擁護を一層推進をいたしてまいる、そして社会復帰を推進をいたしてまいる、こういう二大目標といいましょうか、課題を実現しようという改正でございます。これらに魂を入れていくということは、これから...全文を見る
○斎藤国務大臣 田中美智子君外一名提出に係る精神衛生法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○斎藤国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
09月16日第109回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回取り組んでおります国立病院・療養所の再編成は、その趣旨におきまして、国立医療機関がより広域を対象とし、そして、高度または専門的な医療をやってまいろう、また、教育研修とか臨床研究という部門に力を入れてまいろうと、こう考えておるわけでございますので、この...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院・療養所におきましては、これまでにも卒後の臨床研修、プライマリーケアのための研修、地域医療を向上させるための研修、また専門医養成のための研修等を行ってまいったところでありますし、今回の再編成におきましても、こういった教育研修ということを一つの大き...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院・療養所といえども、その経営の合理化、効率化を図っていかなければならないということは当然だと考えますが同時に、国立病院・療養所としての公共性と、また効率性というものの調和をとっていくということも非常に大事であります。  そういう考え方に立って、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 血液製剤によるエイズに感染した方々は、まことにお気の毒であり、何らかの対策が考えられないかと検討してまいったところでございます。  具体的には、まず、医薬品副作用被害救済基金の適用対象とすることができないかということを再検討したところでございますが、血...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 来年度実施できるように予算の中でどのように配分をしていったらいいかということについて、今、前向きに検討をいたしておるところでございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 現在の我が国の医療供給体制は、量的には、マクロ的に言いまして大変高い水準に達しておるというふうに考えるわけでございますが、御指摘のように、地域別に考えますと、地域的な格差というものもあることも否めないわけでございます。  医療法を改正をしていただきまし...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の国立病院。療養所の再編成というものが、その趣旨におきまして、総論として多くの方々に御理解をいただけるというふうに私は考えております。しかしながら、具体的な事例ということになりますと、それぞれの地域の皆様方、また、これまでの経緯、置かれている地域にお...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘のように、これから本格化いたします長寿社会におきましては、老人医療とかまた精神医療、こういったものは大変重要な課題であるというふうに考えております。  今回の国立病院・療養所の再編成の中におきましても、当然こういったことを国立病院。療養所において...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 精神医療は、今御指摘のように、全体としては民間病院に負うところが非常に多いわけでございますけれども、そういう中で特に措置入院の受け入れとか、また基礎的な部分、また先導的な部分については国立病院・療養所の負うところも非常に多いわけでございますので、今後とも...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 確かに、国立病院。療養所が専門的もしくは高度医療をすべて担って我々だけがやっていくんだということでは決してないわけでございまして、他の医療機関における専門、高度な医療機関とともに、日本のこれからの先端的な医療について、また、政策医療について担ってまいる、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) この再編成計画を実行してまいります中には、働いておられる職員の方々の生活の不安を来さないということが非常に重要な事項の一つであるというふうに理解をいたしております。  私どもといたしましては、この再編成を進めるに当たりまして、職員の皆様方の希望をできる...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今のお話は、厚生省として言うなら二つの使命があると思うわけでございまして、その一つは、国全体の医療供給体制を現在から将来に向けて国民の皆様の期待にこたえていけるような、そういう医療供給体制をどのようにつくり上げていくかということに取り組む立場、もう一つは...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) いや、それは別だということではなくて、地域医療計画を策定するについても、厚生省が全体を見ながら各都道府県を指導してまいるということでございますので、そういう意味において全体をとらえた中での医療供給体制を整えてまいるという厚生省の大きな使命があるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 国立病院・療養所の再編成が国民本位のものでなければならないというお話でございます。まさに私どももそのように考えておりまして、再編成の対象施設、また、その統合をする場合にはどのような新しい機能にしていくかというような点については決めておるわけでございまする...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今川崎審議官が申しておるとおりでございます。その中には法律成立後と申し上げておりますので、法律成立が私どもでいつということは申し上げられないわけでございます。
○国務大臣(斎藤十朗君) 移譲または資産の譲渡を受ける医療機関は、先ほどから申し上げておりますように、特に公的な色彩の強い医療機関として決めさせていただくということでございまして、巨利を追求するというような医療機関ではないわけでございますので、まず御理解をいただきたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の再編成が実施に移されてまいります段階におきまして、現在おられる職員の方々の生活が十分保障されていくように努力をいたしてまいるということは大前提でございます。先ほどから御質問のありますように、職員組合との交渉、必要に応じて交渉もありましょうし、また、...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今御指摘の点は、私どもとして、母性・小児のナショナルセンター化をいたしてまいりたいというふうに考えておりますが、そういう際に、母性・小児疾患につきましては、臓器別また病院別に各診療科にわたるわけでございますので、当センターには総合診療センターを設置し、幅...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま議題となりました精神衛生法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近時の精神医療、精神保健をめぐる状況には種々の変化が見られるところであり、精神医学の進歩等に伴い入院中心の治療体制からできるだけ地...全文を見る
09月18日第109回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘いただきましたように、私は今回の精神衛生法等の一部改正の法律を契機として、本年を日本の精神保健元年、こういうふうにいたしたい、このようにたびたび申し上げてまいりました。そして、就任以来、この精神衛生法等の改正についてのいろいろな方々の御論議、また省...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ICJにおかれましても、今回の改正についてこれを歓迎する、しかしながら今後ともなお一層この推進のために努力をしてもらいたい、こういう趣旨のことを言われておるわけでございます。  今回の法改正を契機といたしまして、我が国の国情に応じた施策を展開いたしてま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 公衆衛生審議会の精神衛生部会のメンバーにつきまして、私が衆議院で御答弁を申し上げましたのは、現在の精神医療の分野におきましては民間に負うところが非常に大きいという点を踏まえて、民間精神医療機関の関係者の皆様方にもメンバーとして参加をしていただくことが必要...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の法改正の大きな二つの柱は、人権擁護の一層の推進と社会復帰の推進、この二つだと考えておるわけでありまして、社会復帰のための関係予算というものを十分確保してまいるということがどうしても必要なことであり、これからも厚生省として全力を挙げて努力をいたしてま...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の法改正が衆議院におきまして修正をされ、その中に法施行の実情を見ながら五年を目途として見直しを行って、そして必要な措置を講ずべきであると、こういう趣旨の修正をいただいたわけでございます。今回の改正が、人権擁護の推進という観点からさまざまな新しいシステ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 御指摘の精神障害の範囲の規定でございますが、精神障害の範囲とか、また病名でこれを規定するのか、もしくは症状によって規定をするのかというような点につきまして、まだ医学的、医学上からも意見の一致を見ていない部分があるわけでございます。そういうようなことで、今...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の改正によりまして、閉鎖的な処遇から開放的な処遇に一層変化を来してこなければならないわけでございます。それに従って、マンパワーの基準とか、また診療報酬上の問題も当然に変化をしてくるべきものであるというふうに考えております。  ただ、精神病院の場合に...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の法律の大改正の中におきましても、社会復帰の促進ということは一つの最も大きな眼目でございます。そのためには社会復帰施設を整備していかなければならないということでありまして、先ほどから御指摘がございますように、条件が整えば約二割の方々が退院できるであろ...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 今回の法改正が、人権擁護の一層の推進と社会復帰の推進ということを二つの大きな柱にいたしておるわけでありまして、この社会復帰の推進ということはこれまでの精神衛生法の考え方にはなかったことでありまして、すなわち精神障害者の福祉の向上ということを大きな眼目とし...全文を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
09月21日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) 先生が御指摘のように、勤労者の皆さんが余暇をエンジョイし、またリフレッシュし、次への飛躍を図る、そしてまたお年を召した場合には老後の生活を一層豊かにする、また若いうちからも老後に備えて健康に気をつけて日々の生活を行う、こういうことは非常にこれからの長寿社...全文を見る
09月22日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○国務大臣(斎藤十朗君) ただいまの建設廃材等にかかわります処理につきましては、先ほど水道環境部長から御説明を申し上げましたように、ただいまその研究を進めていただいておるところでございまして、これらを踏まえて適切に対処いたしてまいらなければならないと考えておりますし、また産業廃棄...全文を見る