齋藤勁

さいとうつよし



当選回数回

齋藤勁の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
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○齋藤勁君 齋藤勁です。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま報告のあった米原子力潜水艦によるえひめ丸沈没事故に関する政府報告について、そしてあわせて、三月十九日に行われた日米首脳会談について、総理と関係大臣に質問をいたします。  冒頭、二月十日に起こったこの痛ましい...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○齋藤勁君 おはようございます。民主党・新緑風会の齋藤でございます。  在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、私どもの会派としては賛成でございますが、以下関連をいたしまして幾つか質問させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、率直に、体調が悪くて欠席は欠席と。総理は体調が悪いんだし、欠席するなら官邸で食事でもとって静かにしていてくれればいいんだ、この方がよかったなというお気持ちじゃないんですか、率直に。いかがですか。
○齋藤勁君 他の質問内容もありますのでこの程度にさせていただきますけれども、いずれにしろ、体調は体調、私はその後のとった行動については一国のリーダーとして適切ではなかったということを申し上げざるを得ません。多分外務大臣も、心中、ノルウェーの方の報道を気にされているわけですから、外...全文を見る
○齋藤勁君 今回の事件、流用問題に関連しまして、在外公館を含めた外交機密費について外務省として調査に着手をする、そして見直しをしていく、こういうことで行動をとられたと思いますが、これは既に終わって私ども国会の方に報告をされているのか、まだ調査中なのか、いかがでしょうか。
○齋藤勁君 答弁の中で、在外公館の査察の回数ですね、これはもう前にもお答えになっていると思うんです。これは私の知る限り、外務省のいわゆる機能改革会議ですか、民間の方々の、そこで外務省側が明らかにしたということが報じられているんで私も記憶をしておりますけれども。これは、新年度予算通...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、それは先ほどの外務省機能改革会議で言われた、十年置きだそうですね、今までは。それが五年に一度と。こういうことは予算のやりくりといいましょうか、執行上問題ないということですか。
○齋藤勁君 内閣官房見えていますね。  二月八日の衆議院の予算委員会で、福田官房長官が今回の松尾室長のいわゆる流用問題、ここの質疑の中で、捜査の結果、被害の事実が明確になる、そうすれば、当然、返還請求というものを視野に入れなければならない、このように思っていると。返還請求も行っ...全文を見る
○齋藤勁君 外務大臣、きょうの読売新聞の一面なんですけれども、この松尾室長の後任の室長が在任中の約一年半の間に水増し請求して、少なくとも五百万円の機密費を不正に引き出していたことが警視庁捜査二課の調べでわかったと。警視庁は事情聴取を終わって詐欺として立件を視野にと、こういう報道で...全文を見る
○齋藤勁君 この間、政府の方は、松尾個人の犯罪だということをずっと一貫して言われているんですね。最終的に予算の減額について私どもは提案をしましたけれども、これを否決されて、先ほど来の答弁になっているんですが、基本的に私どもは個人ではない、組織ぐるみだと、多くの組織がここには入って...全文を見る
○齋藤勁君 時間の関係でもうそろそろまとめなきゃならないんですが、いずれにしましても、松尾元室長の再逮捕ということは、新たな流用について捜査の手によって明らかになりつつあるということが一つ。それから、後任の室長も同様に水増し請求をしているということがまた明らかになってきているとい...全文を見る
○齋藤勁君 委員長、もう一つだけ済みません。
○齋藤勁君 大臣、この答申は私たちにも明らかにしてくれますね、内容について。
○齋藤勁君 時間ですので、終わります。ありがとうございました。
04月03日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○齋藤勁君 まず一点目に、在日米軍基地の返還問題についてお尋ねさせていただきたいと思います。  在日米軍基地の整理、縮小は我が国の方向、方針としてあると思うんですけれども、これは外務大臣、我が国にある在日米軍基地、とりわけこの間は沖縄県にあります在日米軍基地の整理、縮小というこ...全文を見る
○齋藤勁君 具体的にお伺いいたします。  神奈川県逗子に米軍池子住宅ということで、住宅建設に当たりまして、大変多年にわたりまして地元住民、自治体含めて、そして国、いろいろ長年この住宅建設にかかわった場所でございます。  既にこれは住宅も建設が終わり、また入居も終わっているわけ...全文を見る
○齋藤勁君 局長も外務大臣も池子の米軍住宅はごらんになっているのではないかと思うんですね。米軍住宅については、私も視察を一、二度したことがございます。  今、私が質問の対象にしていますのは、いわゆる背後地の問題であり、ここの部分はもう返還しても何も問題ないんではないかというふう...全文を見る
○齋藤勁君 しからば、基本的に使用されない区域、使用しない区域、場所については、日本側としては絶えず合同委員会等で提起をして返還を求めていく姿勢と相違をすると思うんですね。  この今申し上げている地域というのは、住宅建設の対象区域外であるということ、そして米軍の施設用地として積...全文を見る
○齋藤勁君 そうすると、この間、横浜市長あるいは地元の住民の方々が代表で、他の富岡倉庫地区あるいは根岸住宅地区も含めてですけれども、早期の返還、市民利用の促進の要望というのを毎年、市長を先頭に、あるいは市議会も超党派で行っているんですが、これらの声に、政府の方は返還を訴えていくと...全文を見る
○齋藤勁君 そういった認識は、日本側の方とアメリカ側との話ですと、今の局長の答弁ですと、端的に言って認識していないということですね。この返還を求めていく立場に今、政府は立っていないということなんですね。
○齋藤勁君 そうすると、今の答弁ですと、これはずっと返還を求めていかないという姿勢ですよ。  先ほど私は、現場も御存じでしょうという話をしたわけで、これは住宅地の返還を求めているんではないんですよ、横浜市も今の私の質問も。  住宅建設の対象区域外と、この部分について指摘をして...全文を見る
○齋藤勁君 このことでは、合同委員会とかでやりとりはしたことはないんですか。俎上にのせたことはないんですか。
○齋藤勁君 返還を求めるのは日本側のスタンスですよね。日本側が返還を求めていくというスタンス、立場に立つわけなので、これは先ほどから言っていますように、どう見ても面積も、そちらの方の資料を私も持っていますけれども、今施設として提供している区域、この背後地の緑地を米軍に提供する区域...全文を見る
○齋藤勁君 そこが日米地位協定の問題点になっていくんですが、主体性がないわけですよ、我が国に。今の御答弁ですと、アメリカ側が使わなくなったから返還申し入れをするよということになるので、我が国の主体性があって、これは使わないんではないかということで提起をして俎上にのせるというのが普...全文を見る
○齋藤勁君 では、もう一回聞きますよ。利用しているということだから議題に出してないんでしょう、課題出していないんだ。どう利用しているか、利用されていないならば当然議論の俎上にのるでしょうということですから、どういうふうに利用しているんですか、ここは。海軍補助施設。
○齋藤勁君 局長、近々見に行ってきてくださいよ。あそこを利用しているのか利用していないのか、すぐ行けばわかるじゃないですか。行かなくたってわかりますよ。  そういう御答弁をずっと繰り返していて、何年かかってこれを横浜市長、歴代の市長とか地元の協議会の人たちが要望していたのか、腹...全文を見る
○齋藤勁君 使っていないんですよ。使っていないから返してほしいと言っているだけの話なんで、使っていればこうやって使っているんだなというようになるんですけれども。使っていれば横浜市とか議会は返還してくれなんて言わないですよ。使っていないから言うんであって、さっきの池子の海軍補助施設...全文を見る
○齋藤勁君 絶えず日本側からやはり申し入れをしていかない限り、米側というのは動かないと思いますよ。  それから、そういったやりとりというのを国民の前に明らかにするという姿勢が大切だと思うんですね。そういった努力の跡が全く感じられない。甚だ残念に思います。  もう一点だけ関連し...全文を見る
○齋藤勁君 改めて、私は日米地位協定の運用の改善ではなくて見直し、改定をすべきだということでこれまでも国会で指摘をいたしまして、大臣からも総理からも答弁いただいた経緯がございます。  やりとりを聞いていて、この基地の提供に関しまして定期的にやはり見直しをしていくということ、そし...全文を見る
○齋藤勁君 局長、もうこれで私とりあえず横浜市内の米軍基地については終わりますが、約束してくれますか。横浜市、横浜市議会から、そして私もこうして指摘をさせていただいています。政府の方としては、あしたあさって調査をしてほしいなんということはなかなか難しいと思う。なるべく早く、今の三...全文を見る
○齋藤勁君 三十分ぐらいかけて局長とやりとりさせていただいたんですが、これじゃ在日米軍基地の整理縮小なんてできないじゃないですか。使っていないところを言っているんですよ、ずっと何年もかけて。そういうのを使っているということを言うんでしょう。だから国民の立場に立っていない政府だとい...全文を見る
○齋藤勁君 あと残り一、二分のようですが、先ほど午前中、我が会派の櫻井委員が佐世保港への米原潜の無通報入港についての冒頭質疑が一、二点あったというふうに聞いております。事実関係についても答弁があったと思うんですが、外務省としてはアメリカ側に抗議をされたんですか。
○齋藤勁君 それに対してどういう回答だったんですか。
○齋藤勁君 昨日、外務省の日米地位協定室長が佐世保の方に行っているというふうに報道では書いてあるんですけれども、佐世保市長の方は今度の政府と米側との対応で了承、納得をされているんでしょうか。
○齋藤勁君 質問と答弁とちょっとかみ合わないところも今の市長の関係でございましたけれども、再度確認します。  米側の方は二度とこういったことは、このような無通報で入港することはしないということを日本側に伝えたということでよろしいですか。
○齋藤勁君 さっき局長、返事があったと言わなかった、今の大臣と違わないですか。
○齋藤勁君 時間ですから、終わります。
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○齋藤勁君 おはようございます。  民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。神奈川県選出国会議員といたしまして、総理大臣の誕生をお喜び申し上げます。  地元の記者から、齋藤さん、風速何メートルぐらいですかという質問をされたことがあるんですが、五十メートルじゃ飛ばされちゃうし、四...全文を見る
○齋藤勁君 このことでやりとりするつもりはございませんが、たまたま私は、衆参同日選挙ということではなく、一般的な言い方で総理がうそをついてもいいというのは永田町の政界言葉でありますねということをお尋ねしたんですが、ずばり、予定されています改選期に、参議院選に同日選はないというきの...全文を見る
○齋藤勁君 日米関係に関して伺います。  きょうの報道ですと、外交、アメリカへ行く訪米日程が決まったということですが、そういうことで内容的な点につきましても明らかにしていただけますか。
○齋藤勁君 外務大臣、これも報道ですけれども、きのうの参議院の外交防衛委員会に私も出ていましたので、外務大臣が訪米されるというので、日程についてまだアメリカ政府の方と調整をしていますという話だったんですが、総理の訪米前に外務大臣としては行かれる予定ですか。それでまた、今度、総理も...全文を見る
○齋藤勁君 当然、多岐にわたると思います、アメリカとの話し合いの内容については。  とりわけ、後ほど同僚議員から経済問題については中心的にいろいろ質問があると思うんですが、一点、私の方でお尋ねさせていただきますのは、とりわけ我が国の景気回復、経済が非常にまだまだ深刻な状況、なか...全文を見る
○齋藤勁君 我が国の今日までの長引く不況の最大の原因、幾つかあるでしょうということで、最大の原因は何だと思われるのか。先ほど私は、不良債権の徹底処理ができてこなかったということも一つ話をしているんですが、とりわけこのことが大きい要因だと、これが一番大きい要因なんだということはいか...全文を見る
○齋藤勁君 先ほど申しましたように、世界最大の債権国である。言ってみれば、債権国というのは金持ちであると、こうなるわけですね。一方、デフレ圧力に苦しめられていると。  ということで、片方は世界最大の債務国、一つ陰りを見せつつも空前の好況をずっと維持しているというアメリカ経済、こ...全文を見る
○齋藤勁君 概略で結構です。
○齋藤勁君 後ほど靖国問題あるいは別な関係について伺わせていただきますが、先ほどのアメリカとの、訪米の関係にもなるんですけれども、新たなるミサイル防衛構想、これについては中国あるいは韓国それぞれ、外務大臣、どういう話し合いをされましたですか。
○齋藤勁君 総理、この新たなるアメリカのミサイル防衛構想、ブッシュ大統領の考え方が示されているんですが、訪米時の協議の中に当然このことが課題として入るんではないかと思いますが、我が国政府の見解としてどうこれは臨まれる予定なのか、現時点での考え方を伺いたいと思います。
○齋藤勁君 我が国内、政府内、あるいは与党内、どういうふうにこれから、日程的な点もありますが、論議の積み立てをしていくつもりですか。
○齋藤勁君 スタンスとして、諸外国は既に懸念をしているとか賛成とか、大体どちらかのスタンスに立っていると思うんですよ。それなりの、ASEMの、ヨーロッパのいろんな首脳のそういったサインがあったのではないかと思うんですが、どういうスタンス、立場に立ってこれから議論形成をしていく立場...全文を見る
○齋藤勁君 総理は同じ考え方ですか。今、防衛庁長官の見解と。
○齋藤勁君 関心はあるんです、関心があるから聞いているので。だから、少なくともこれは従来の我が国が進めている新中期防でしたかね、防衛庁長官、これと相入れない部分があるんじゃないですか。今度の新ミサイル防衛構想というのは全く違った観点から提起されていませんか。
○齋藤勁君 後ほど別のことでもお話ししますが、我が国の立場はどうなんだ、我が国はどういう立場でこういった会談に臨んでいくのかということをあえて質問させていただいているんで、どうもこの部分になるとちょっと歯切れが悪いのかという感じがせざるを得ません。  次に、普天間移設・返還問題...全文を見る
○齋藤勁君 訪米される中身の、重要だということ、わかるんですけれども、この十五年移設問題も日米の首脳の話し合いの中で位置づけて、積極的に日本政府として訴えたいと、こういうことでよろしいですね。
○齋藤勁君 県民の、そしてまた沖縄の痛みは日本国民全部の痛みですから、そういう意味でぜひ積極的な政府としての取り組みをお願いしたいと思います。  さて、非常に大きい話をさせていただくんですけれども、現在、冷戦構造が崩れて約十一年ですか、たちました。冷戦が崩壊をいたしましたけれど...全文を見る
○齋藤勁君 総理は十分御承知だと思うんですが、我が国の在日米軍基地が我が国そして極東の安全保障を確保する、こういうことで在日米軍基地がある。しかし一方で、第七艦隊というのがハワイから喜望峰までの広範囲な枠で、言ってみれば地球の半分、これだけカバーをしているという、こういう存在があ...全文を見る
○齋藤勁君 総理、そうすると、先ほどの答弁ですと、自国だけの安全保障、自分たちの。将来を見て、とりわけ私ども民主党というのは、過去も現在もございますが、将来を見据えて、将来の日本というのはどうあるべきかという形で現状を見詰めてこういうふうに改めていこうということで、この安全保障に...全文を見る
○齋藤勁君 将来的な私はビジョンを持つべきだと思っているんですね、そういう意味で。先ほど申しましたように、戦後五十六年たっても、我が国に約五万人弱、そして約一千万坪だそうです、我が国の米軍基地、提供しています。これが今の答弁を聞きますと、別に平気でいるわけではないということですよ...全文を見る
○齋藤勁君 総理の父君でございました純也氏が、多分国会議員のときだと思うんですが、私もつまびらかにすべてを承知をしているつもりはございませんが、これは我が神奈川もまだまだ在日米軍基地があるところですが、横須賀がやはり町づくりが非常におくれるということで、戦後、接収されていた米軍施...全文を見る
○齋藤勁君 先ほど横須賀の例を出しましたのは、町づくりにとって支障があるというのは、自治体も政府も一緒になってアメリカとかけ合う、こういうことだったわけですね。それで実現をしてきた。これは多く国内あるわけで、これも現時点で一部利用しているかもわからない。しかし、少なくとも相模原の...全文を見る
○齋藤勁君 時間の関係で、まだ幾つもあるんですが、靖国神社の公式参拝についてお伺いいたします。  坂口大臣、厚生労働大臣ということではなくて、公明党としてこの靖国神社の公式参拝というのは、私がずっと伺っている限り見解は変わっていないというふうに思っているんですが、恐縮ですが、公...全文を見る
○齋藤勁君 公明党としてのというお尋ね方をさせていただいたんですが、いかがですか、お答えできませんか。
○齋藤勁君 官房長官、お尋ねいたします。  昭和六十一年、一九八六年になりますか、後藤田内閣官房長官、当時、首相の靖国神社公式参拝見送りについてということで六点述べられておりますが、これはこの間、新総理になりまして、この靖国神社公式参拝というのはずっといろいろな発言でいろいろ議...全文を見る
○齋藤勁君 田中外務大臣、先ほど中国、韓国、このことは教科書問題とかいろいろな中の一つだと思うんですが、行った中で、このことについては中国のどなたから、韓国のどなたからどのように外務大臣に話があったのか教えていただけますか。
○齋藤勁君 五月十四日の衆議院予算委員会の質疑で久間委員が靖国問題で質問されたときに、総理の答弁、速報ですけれども今持っているんですが、いろいろ長い文章で、別にいいとこ取りするつもりはありませんけれども、「どういう批判があろうとも、これは日本人として、この気持ちは、宗教とかそうい...全文を見る
○齋藤勁君 この辺は率直に言って見解が異なりますね、私と。幾つかほかにも、冒頭の経済関係も日米関係もあるんですが。  これは韓国の方々や中国の方々にとって失礼にならないと思うんですが、ドイツ人がヒトラーとかゲーリングとかあるいはヒムラーとか、その人たちが祭られた教会の式典に出席...全文を見る
○齋藤勁君 委員長、先ほど総理にも、全体的に。
○齋藤勁君 かたくなな総理の姿勢について、ある意味では私は驚きを持ちつつも、過日の所信表明演説の中に「日本が平和のうちに繁栄するためには、国際協調を貫くことが重要」だというくだりがございます。この「国際協調を貫くことが重要」だと、二度と国際社会から孤立し、戦火を交えるようなことが...全文を見る
○齋藤勁君 他に質問たっぷりあったんですけれども、ちょうど半分ずつ浅尾議員との関係でございまして、残り二分ございますが、その部分については同僚の浅尾議員の方に出させていただきたいと思います。
○齋藤勁君 けさに続きまして、午後も質問させていただきます。  最初に、本年四月に措置をされましたネギ等三品目に関するセーフガード暫定措置について、関係大臣にお尋ねをいたします。  ネギ、生シイタケ、畳表、四月二十三日から二百日間、セーフガード暫定措置が発効されました。改めて...全文を見る
○齋藤勁君 中国の野菜産地では、例えばビニールハウス等が日本からの政府開発援助、ODA予算でつくられていると、こういうことも聞くんですが、外務省経由の場合、農水省が直接、いろいろさまざまな政府開発援助があると思うんですが、この事実については、日本政府として、中国におきます野菜産地...全文を見る
○齋藤勁君 畳表、生シイタケ、ネギ、そうすると今回の三品目のうち、暫定措置を発効しましたけれども、それらに対する中国側の野菜生産に関してのODA予算は使われていないと、こういう理解でよろしいんですか。
○齋藤勁君 今、大臣の方は、国内農業の崩壊を防ぐ、構造調整もしていくんだと、こういう理由だったと思うんですが、真に日本の産地、そしてまたその生産農家の本当に保護とか育成強化につながっていく、今度の措置で、そういうふうになるんだろうか。  大変私は疑問に思うところがあるんですけれ...全文を見る
○齋藤勁君 今回の措置が二十日間。二十日間で、大臣が言われていることが……(「二百日」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、二百日。失礼いたしました。二百日で目的を達することができるんだろうか、見通しが立つことができるんだろうかという、二百日で。甚だ私は見通しが暗いんではないかということが...全文を見る
○齋藤勁君 私は、我が国のさまざまな食糧の自給率向上を別におくらせろなんということを申しているんじゃないんです。当然のことながら必要だと思うんです。  今、ここで二百日間のセーフガードを発効せざるを得なかった遠因はもっと前からあったんではないですかということで、先ほど私は九一年...全文を見る
○齋藤勁君 次に、外務大臣の私的諮問機関になるんでしょうか、第二次政府開発援助、ODA改革懇談会、このことに関しまして、第二次改革懇がスタートしたというふうに聞いております。十一月に最終答申がある、中間報告は夏までと、こういう内容ですけれども、次年度の予算編成にこの第二次ODA改...全文を見る
○齋藤勁君 局長の答弁はいいんですが、大臣、これはたしか大臣の私的諮問機関だと思いますよ、第二次懇談会。これはもう、このODAに関しては、時間もないので、たまたま私は二〇〇〇年の一番新しい「我が国の政府開発援助」という冊子を見て、ずっと年次別に見て、随分昔から、昔というか大昔の以...全文を見る
○齋藤勁君 今の大臣の答弁は、私は来年度予算編成というお話をしているので、それに生かす、今度の改革懇は、そういうことで受けとめてよろしいですか。
○齋藤勁君 そこで、今、私、申し上げました「我が国の政府開発援助 概要版」の十八ページに、「ODA評価体制の改善に向けて」という何行か書いてある部分があるんですが、「八二年以来評価活動の実施と拡充に努めてきた。」ということで、約二十年前になるんですか、もう。ずっと書いてありまして...全文を見る
○齋藤勁君 今までの答弁で、この第二次ODA改革懇談会についての成果は来年度予算に生かしていくという答弁であり、そしてこの間いろいろ評価の改善に取り組んできたけれどもこれを生かしていきたい、なるべく早くという答弁だったと思います。  今もお話ございましたように、「外務省を中心と...全文を見る
○齋藤勁君 外務省を中心として一元化でやっているんじゃないかと思いますということですけれども、大臣、一元化してやっていると思っていますか。
○齋藤勁君 ぜひその点は頑張っていただきたいと思うんです。  あと、私自身の時間もないので意見でございますが、本来、たまたま財政が厳しくなったということで今回、ODAについても聖域なき財政改革ということで組み込もうと、これは全体的にはやむを得ないことだと思うんですが、ODAにつ...全文を見る
○齋藤勁君 ありがとうございました。
05月31日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁です。  最初に、防衛庁長官にお伺いをいたします。  このことが報道されてから衆議院でも取り上げられていると思うんですけれども、本院でもこの委員会でぜひ防衛庁長官並びに政府の見解についてただしておきたいと思います。  私の手元に五月十五日...全文を見る
○齋藤勁君 このことでは、国防省からこの報告書についてのコメントとかやりとりはされていないということですか。
○齋藤勁君 そうすると、今後、この報告書が国防省の中で検討され、そして日米の関係で取り上げられ協議の対象になるという性格ではないということでもよろしいんですか、受けとめ方は。
○齋藤勁君 この一月前、四月十七日に沖縄県の伊良部町議会が、自衛隊機の訓練をしてほしい、こういう誘致の決議を全会一致でされていると、またこれも報じられております。  伊良部町から長官のもとにこの誘致決議以降いろいろ要請活動がされていると思うんですが、要請の内容と、長官はどのよう...全文を見る
○齋藤勁君 この空港についてはかねがね、かつて琉球政府時代からいろいろ政府との関係で使用の問題について約束がされているんではないかと思いますが、その経緯を踏まえて御発言をされているのかどうか。それらについては十分承知をされていますよね、いかがですか。
○齋藤勁君 この下地島につきまして、今答弁がありましたように、町の方からの防衛庁に対する自衛隊の訓練としての誘致、これは事実だと思います。  長官、沖縄県の方はこのことに対して、町議会、この町の動きに対してどういう反応を示しているか、加えて、先ほど冒頭、政府の方としては関知をし...全文を見る
○齋藤勁君 県の方は、民間空港であり、軍事目的の使用があってはならない、空軍は広大な嘉手納基地を抱えており、これ以上の施設は必要ではないということで私はコメントをしているというのを把握しています。  これよりさきに、自衛隊誘致を県に要請あるいは政府の方に要請のときに、空港活性化...全文を見る
○齋藤勁君 四月十七日に伊良部町議会が全会一致で決議をされた。その十日後、四月二十七日、二十八日、それぞれ朝、フィリピンのクラーク基地に向かうということで、沖縄に駐留しています海兵隊の普天間基地から軍用ヘリ、給油機、十三機、合同演習に参加する途中、沖縄県からは自粛要請を行っている...全文を見る
○齋藤勁君 フィリピンとの訓練は、訓練で前から計画があったと思います。あるいは、シンクタンクのこれはこれで一つの、急にこの時期に発表されたんじゃないと思うんですが、この下地島に着陸をする、それから在沖米国総領事が視察をするというのは、これは別に偶然ではないと思いますよ、私は。これ...全文を見る
○齋藤勁君 先ほど、アメリカのシンクタンクの報告書であるということで、日本政府としてはあずかり知らないみたいな答弁でございましたが、この間、日米関係のさまざまな安全保障、防衛戦略も含めてそれらのちゃんと歩みを見せて取り組んでいるわけですから、私は何か協議をしていたらとんでもないな...全文を見る
○齋藤勁君 くどいようですけれども、日本政府としてアメリカ側の方がこのシンクタンク、ランドによる報告書並びにいろいろ視察をされてみても、地元の意向そして日本政府として、米側の方の使用については政府としては考えない、そのことについては米側に伝えるということでよろしいですか。
○齋藤勁君 何か政府とか大臣がお話しになると、今のところとか何かというまくら言葉をつけられるので、そういうのは全くないというふうに言っていただいた方が、沖縄県民そして私たち国民というのは安心するんですよ。  また、さらに言えば、今、外務大臣もこちらへ向かっていると思うんですが、...全文を見る
○齋藤勁君 外務大臣、御苦労さまです。昨日は予算委員会、ありがとうございました。  さて、きょう午前中、衆議院でも安全保障委員会が開かれまして、大臣も長官も御出席だということで、今、外務大臣がお見えになる前に、私はランド研究所、あるいは下地島、伊良部町の自衛隊機の訓練誘致の問題...全文を見る
○齋藤勁君 昼の報道で、外務大臣が午前中の衆議院の会議で、沖縄の海兵隊、この撤退等に対してアメリカに、海兵隊の撤退、ハワイあるいはグアム等に配備の転換ができないんだろうか、こういうことを外務大臣として政府に働きかけるということを答弁したということが報じられているというふうに思いま...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、恐縮ですが、報道のほんのわずかでしか私も承知をしていないので、再度、本院のこの委員会で海兵隊のアメリカ側との協議をする姿勢について詳しく御説明いただけますか。
○齋藤勁君 国会の議論の中でも、私自身もこの間、歴代の大臣あるいはいろんな委員会の中でしたことがございます。しかし、どうもガイドライン以降、今の田中外務大臣のような具体的な姿勢については、私は見きわめられませんでした。ある意味では、私は、アメリカと率直に具体的に海兵隊の撤退に向け...全文を見る
○齋藤勁君 今、大臣が来られる前に中谷防衛庁長官とアメリカの有力シンクタンク、ランド研究所の新戦略報告書「米国とアジア」、その中の沖縄の米空軍増強、下地島の使用について私はやりとりをさせていただきました。そのやりとりを大臣、お聞きになっておりませんから飛躍した議論になるかもわかり...全文を見る
○齋藤勁君 限られた時間でやりとりしているんで、そして、しかもお二人御一緒でやりとりをしていればよかったんですが、先ほど長官は、これはもう日本政府としてはこの民間のシンクタンクの報告書というのは関係ないことだという、ある意味じゃ突き放した御答弁だったんです。  私は、突き放して...全文を見る
○齋藤勁君 委員長、先ほど外務大臣が御到着までの中断された時間がありますので、それをぜひ御検討いただきまして、よろしく進行の方をお願いしたいのと、局長、短時間でお願いいたします。
○齋藤勁君 じゃ、一点だけにします。  私の質問は、具体的に地域名を申し上げているわけなんで、だから、きょうこのカラーコピーとかを理事会の御協議、了解を得て図で説明させていただいたんです。ですから、富岡倉庫地区、池子地区、これらについては具体的に返還の申し入れ、これは地元から出...全文を見る
○齋藤勁君 局長、さっきのを具体的に言ってください。
06月26日第151回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁です。  質問を両大臣に通告しておりますが、さきの質問者の関係もございますので、質問順、項目を幾つか変更してお伺いをしたいと思います。  最初に昨日の北海道におきます恵庭市、北広島市にまたがる自衛隊島松演習場の上空で起きた空自戦闘機誤射事件...全文を見る
○齋藤勁君 射撃担当のパイロットは、ピンを外していなかったのにいきなり射撃が始まったと話しているわけで、それは飛行機を見ればもう一目瞭然、現場にいる方はわかるんじゃないですか。
○齋藤勁君 既にきのうから時間がたちまして、いわゆる誤射に遭った北広島リハビリセンター、そしてまた周辺の方々、自治体から大変このことについての強い憤りと厳重抗議があるわけで、少なくとも事実がわかった時点というのは、それはそれで記者会見をして、ここまで明らかになりましたということを...全文を見る
○齋藤勁君 大臣の答弁ですと、現地に行って今調査している段階だけれども、場合によれば引いている場合もあり得るということも含めて今調査をしている、こういうことですね。  それで、私自身もあらゆる防衛、軍事の必ずしも専門家ではないわけですが、いわゆるトラブルが生じやすい環境にあると...全文を見る
○齋藤勁君 いわゆる誤射を受けて被害に遭った方々がたくさんいるわけですけれども、この被害に対する補償については万全の措置をとるということでよろしいんですか。
○齋藤勁君 過日、六月七日の本委員会で、私どもの会派の広中委員が、劣化ウラン弾の存在につきまして、自衛隊そのものは劣化ウランに関する武器弾薬は持っていないと。こういうやりとりの延長線上で、米軍の状況について、以前沖縄で使用していた、大臣の方は、今は使っていないんではないか、いや使...全文を見る
○齋藤勁君 何か私の次の質問のことを読まれているみたいな感じなんですけれども、その鳥島の方は後から聞くつもりだったんですけれども、言ってみれば米軍が劣化ウラン弾、これを今も沖縄に配備し、使用していなくても、存在について日本側の方から米側にただしてほしいということが一点目でございま...全文を見る
○齋藤勁君 今、そのことを質問して答えてほしいというような通告をしていなくても、中谷大臣に、使っていなくても持っている可能性はあるんですよと、そういう可能性については否定できないとしたら調査をということについて、その点につきまして事実を確認させてもらいますというのが答弁なんですよ...全文を見る
○齋藤勁君 防衛庁長官で結構です。最初の質問は、国務大臣が事実を確認させていただきますということでの答弁で終わっていますから。
○齋藤勁君 後のこの九七年の誤射事件というのは、今、例えば自衛隊機の問題で電気系統なのか等でいろいろ事実解明をしているんでしょうけれども、こういったことに関してどうなんですか、九七年のこの誤射事件というのはどういう原因だったのか、これもわかりませんか。
○齋藤勁君 委員長、きょうまだこれから、私自身はもちろん、同僚議員にバトンタッチをしますし、午後から質疑もございます。今、手元に資料がないということで答弁が具体的にはできませんから、委員会開会中に、質疑は別にしまして、役所側の答弁の時間をぜひ配慮していただきまして、もうあと国会も...全文を見る
○齋藤勁君 次に、田中外務大臣、訪米の会談内容についてお伺いいたします。  一つは、沖縄の普天間基地問題でございます。  大臣はどのようにこの十五年使用期限問題をパウエル国務長官に提起をされて、そしてパウエル国務長官はどういう回答をされたのか、返事をされたのか、お伺いいたしま...全文を見る
○齋藤勁君 あと何点か、特にパウエル国務長官とのやりとりをお伺いいたしますが、国務長官と大臣との話し合いの総時間数というのはどのぐらいの時間数だったんですか。
○齋藤勁君 これは事前に、行かれる前に通訳の問題もいろいろ新聞にも出たんですが、通訳を入れてのやりとりですか。
○齋藤勁君 この四十五分、五十分というのが短いか長いかというのはいろいろなはかり方があるかもわかりませんが、事前には訪米が実現できないんではないかというような観測も流れまして、結果的に行かれましてそれぞれ率直な意見交換をしてきたということは、私は日米関係にとって大変いいことだと思...全文を見る
○齋藤勁君 今、大臣は、訓練の一部移転とかそういうやりとりだったというふうに、そういうアメリカ側との話し合いだったというふうにおっしゃっていましたが、そういうことですか。
○齋藤勁君 これは参議院だけではないと思うんですが、訪米前に、私は三十一日のこの委員会で大臣と質疑をした際にこういうことを大臣は答えているんですね。  私は、五月三十一日午前中に衆議院の会議で、「アメリカに、海兵隊の撤退、ハワイあるいはグアム等に配備の転換ができないんだろうか、...全文を見る
○齋藤勁君 近々総理大臣が訪米されるわけですけれども、大臣としては先ほど、小泉総理訪米の地ならしを行うことができたと、こういう報告を最後に言われています。今私は、たまたま普天間基地十五年使用期限問題、海兵隊の移動、移転、あるいは訓練も含めてですけれども、これらは今度の総理訪米にど...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、アジア情勢についてはパウエル国務長官と意見交換をされたんでしょうか。
○齋藤勁君 大臣、アメリカのミサイル防衛に理解を示したということや、あるいはアメリカの新たなミサイル防衛構想に反対しているロシアとか欧州とかと我が国は違う立場にある、こういうふうに言われたということは、このことについては事実なのかどうか。  そして、いわゆる戦域ミサイル防衛とい...全文を見る
○齋藤勁君 ロシア、欧州と違うとか、それはそれで我が国が違うというのはあるんでしょうけれども、四十五分から五十分の時間ですから、あらゆることを話し合うというのは私は大変だと思いますけれども、それで十五年問題、海兵隊の問題を何度も何度もやりとりするというのはこの時間帯では難しいと思...全文を見る
○齋藤勁君 改革懇の中身が来年度の予算編成に生かされる、そういうことで取り組んでいるということで受けとめさせてもらいます。  次に、関連いたしまして、いわゆる政府開発援助、先ほど申しましたこの評価の問題ですけれども、私のやりとりの中で大臣が、思い出していただくという意味でお話し...全文を見る
○齋藤勁君 早急にと言っても、早急になかなか出るものではないかもわかりませんが、いつごろまでに出せという具体的な指示をされたんですか。
○齋藤勁君 前回、五月三十一日、私自身の質問のときですけれども、神奈川県の池子の住宅地区及び海軍補助施設横浜市域分、そして横浜市金沢区にございます富岡倉庫地区の返還について、これは調査をすると、こういうことで二度終わっているんですが、調査はされましたでしょうか。
○齋藤勁君 どれだけ待てばいいんですか、どれだけ待てば。ちょっとそこにいて、私は時間がなくなっちゃうから、ぱっぱっぱっぱっと答えてください。
○齋藤勁君 率直に言って困りますね、これ。何か顔をやわらかくして私、質疑も怒らなきゃいけないんですよ、怒っているんですけれども、気持ちは。  大臣、この前、指示していただいたんですよ、局長に。大臣いかがですか、そういう答弁を局長はされているけれども。
○齋藤勁君 そういうことで大臣が言っているんで、北米局長、答えてください。
○齋藤勁君 外務省も一生懸命やっていると思うんですよ、いろんな仕事を。だから、私はいろいろわからないことはないなと何らか理解をしたいと思いますけれども、これじゃ、いろいろさまざまな外交関係をやったって国民から信用されないですよ、一体何やってんだということで。困ったものですね。
○齋藤勁君 大臣、督促してください。  終わります。
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。  本予算委員会は、総理が出席をする閉会中審査としては実に三十五年ぶりの開会というふうに聞いています。  米国での同時多発テロ、これに起因するニューヨーク市場と東京市場での株価急落、日本経済の先行き不安、史上最悪を記録した失業...全文を見る
○齋藤勁君 この事件が発生をする前に、九月六日に、我が国に日本、韓国の北東アジア地区で米国関連施設に対する大規模なテロが行われる可能性が高い、米国国務省情報が警察庁に入る。このことについて、伝達はどのように政府内で行われましたか。
○齋藤勁君 このことに関して幾つかの報道が出ているんですけれども、外務大臣あるいは防衛庁長官にこういった情報が伝えられていなかったというふうに明らかになっておりますが、それぞれ関係大臣、こういった連絡体制でよろしかったというふうに思われているのか、外務大臣、防衛庁長官に伺いたいと...全文を見る
○齋藤勁君 私は、事件が起きたから言うんではなくて、我が国には残念ながら国内でサリン事件というテロ事件がございまして、緊張感がないんではないかということを申し上げたいなというふうに思います。  それから、総理、対応に甘さがあったんではないかということで、何ら全く手抜かりというか...全文を見る
○齋藤勁君 私が指摘しているのは、総理が答弁された後段の方だと思います。  総理自身が目に見える形で、アメリカに対し全世界に対し、テロを憎む、このことについての率直なメッセージを発するべきだったと。そのことが、東南アジア歴訪に対し中止をするという時間的な決断についても遅くなった...全文を見る
○齋藤勁君 過ぎたことを誤っていましたとか、決断は今言われても今はもう過ぎたことだから仕方がないとお思いかもわからないけれども、こういった重大事におけるトップの速やかなみずからの言葉で語るということについてが何よりも私は重要ではないかというふうに思いますので、そういった意味で指摘...全文を見る
○齋藤勁君 総理にお尋ねいたしますが、今、現段階でアメリカ政府から我が国の政府に対し、今度のテロ事件後具体的に支援要請、具体的にどういう要請がされておりますか。総理だけでなく関係大臣でも結構ですが。
○齋藤勁君 具体的な支援要請がない。しかし、想定される日米同盟関係あるいはテロ根絶に対し可能な限りの対応をとろうということで、今、政府内で準備をされているというふうに思いますが、この今、政府内で準備をされている内容についてお伺いいたします。
○齋藤勁君 報道を見る限り、政府は米国がいわゆる報復攻撃に踏み切った場合の支援策について、米軍基地、専用基地の警備を自衛隊ができるようにする自衛隊法改正あるいは有事法制定、国際的なテロに限定して自衛隊による米軍などへの後方支援を可能にする新法制定等々を考えて、あるいは防衛庁長官が...全文を見る
○齋藤勁君 防衛庁長官、中谷さん、相当具体的に記者会見等で言われているので、いかがですか、防衛庁長官。
○齋藤勁君 総理、官房長官、あれですか、今ここで私が持ち時間を何分使おうが具体的な検討内容というのは出てこない、幾ら質問しても。具体的にこういう今検討状況ですというのは出てきませんか。
○齋藤勁君 十四日付の報道ですけれども、これは報道というより記者会見をしたことが報道で出ているんですが、今回の米国の同時多発テロを受け与党内で有事法制の整備や自衛隊法改正を急ぐよう求める声が相次いでいるということで、先ほど村井国家公安委員長からも警備体制について御答弁いただいたん...全文を見る
○齋藤勁君 一生懸命やっていただいているのはこれは多としますが、何で警察がやっているのに自衛隊が出なきゃならないのか正直わからないということをおっしゃっているので、この法改正に向けての見解だなというふうに思って、このことに関して国家公安委員長としてどうお考えですかと。
○齋藤勁君 石原大臣、いかがですか。
○齋藤勁君 記者会見で改正論議についてということで明確にそれぞれの大臣が語っているということが国民に明らかになっているということが、お尋ねするとどうもそうではないような発言になって、これは一体大臣のそれぞれの記者会見の発言というのはどういう重みがあるのかなということに甚だ疑問を感...全文を見る
○齋藤勁君 総論としてはあろうと思うんですが、これまでも、今、大臣最後に言われたし、積み重ねてきているはずなんですね。チャンネルがあるはずなんです。今はそのチャンネルを今どういうふうに生かしているかというか、どういうふうにさらに生かそうかということだと思うんですね。  総理自身...全文を見る
○齋藤勁君 政府は、パキスタンへの、いわゆる核実験、九八年に核実験を行いまして、それからいわゆる人道的以外の支援をストップしていると思うんですが、報道によりますとそれは制裁を解除するんだと、こういうことですが、これは事実ですか。
○齋藤勁君 何のために検討して、何のために支援をしていくかということが、これは目的がなければならないわけであって、戦後一貫して我が国は、どうですか、一兆円ぐらいパキスタンに、中断は九八年にありますけれども、支援しているんじゃないですか。  今回、どうなんですか。パキスタンという...全文を見る
○齋藤勁君 大変な今は緊迫している状況なんですね。パキスタンがタリバンへ行って身柄引き渡しとかいろいろやっているわけでしょう、交渉を。非常にもどかしいという感じですね。ずっと続けてきているんですから、パキスタンとは。  要するに、パキスタンがタリバンを説得するということに日本と...全文を見る
○齋藤勁君 田中大臣ね、アフガニスタンとの外交について質問しますよとか、そういうことを答えてくださいと書いていなくても、今この時期に、焦点がアフガニスタンじゃないですか、焦点の。このことについて我が国の外交関係、今までどういうチャンネルがあったのかというのは、質問をするしないでは...全文を見る
○齋藤勁君 今の御答弁ですと、田中大臣、田中大臣がお答えいただいても十分な内容ですよ。緊迫した、事件発生後今日まで何日かたった、そういうときの今外務省内の僕は連携じゃないなというふうに思いました。これを聞いている国民は一体どういうことなんだろうかというふうに思い、総理がテロ根絶を...全文を見る
○齋藤勁君 大臣は再三、もう不良債権処理は大手銀行、さきの公的資金注入のときに終わったんだ、基本的に終了したということを言っているわけで、どうも最近は、今言った発言等がありますが、時間がないので次の方に移ります。  金融危機。金融危機があるのかないのか、これは総理にもお伺いした...全文を見る
○齋藤勁君 政府・与党の中で私は驚くべき検討をしているというふうに、これはもう新聞を見てびっくりしたんですが、整理回収機構、RCCに不良債権を簿価で買い取らせることを検討していると。もし本当だとすれば大変ですよ、これは。すべて責任をうやむやにして、しりぬぐいを国民に押しつける、国...全文を見る
○齋藤勁君 総理、簿価で買い取らせると検討、だれかいろいろ担当していろんな人が言うのはいい、総理はそんなことは断行しないとはっきり言った方がいいんじゃないですか。
○齋藤勁君 終わりますけれども、大変大問題です。このことがもし具体的になったら小泉総理の公約、これはもう国民に言ったことがすべてだめだ、破産したということですよ。このことを明確にお伝えしまして、終わります。
10月25日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。  私どもの党は、事前承認というのを大きな課題にしておりますが、同時に、再三政府が憲法の枠内、憲法の枠内と、こういうずっと一貫した衆議院、参議院で説明をしてきていますが、憲法の枠内という日本語がございますが、枠内という漢字があり...全文を見る
○齋藤勁君 つい最近、ニューヨーク市長が被害額想定金額と、こういうのを新聞で見た記憶をしているんですが、市ではなくて、州とか合衆国とかいうのは、被害額というのは、いや、まだ一月半たっていないのにそんなことではないんだということかもわかりませんが、それはこれからの、今後の推定も含め...全文を見る
○齋藤勁君 空爆以降、これはアメリカのいわゆる本土で起きた今度の今お答えいただいた事件に対して、米国に対して国際的なさまざまな支援、援助活動がされていると思いますが、具体的に我が国で把握をしている特徴的な支援活動、そして我が国はどういうふうにこの事件に対する支援をしているのか、御...全文を見る
○齋藤勁君 同時中継の、いわゆるリアルタイムでの悲惨な光景を見るにつけ胸が痛む思いはだれもが共通すると思うんですけれども、ただ、だんだん時間がたってくるということになりますと、例えば市と州と合衆国と、そしてまた国際的には国連だと思うんですけれども、もう一月半の時点ですと、このアメ...全文を見る
○齋藤勁君 過日、閉会中の予算委員会の質問で、アフガンの状況というので外務大臣といろいろやりとりするときに、質問通告があるとかないとかということで先月ございましたけれども、きょうのことは私は同時多発テロの米国への国際的支援と我が国の支援状況についてということで質問も事前にお渡しを...全文を見る
○齋藤勁君 このことで私、実は時間とるつもりなかったんですが、今なければないでこれ仕方がないですね。継続して別な質問に行きますが、きょうお見えの閣僚の方々は大体そういう資料をいつもお持ちではないかなというふうに私は思いますし、私も部屋の方に国際情報ニュースとかいろいろこうやって来...全文を見る
○齋藤勁君 今回のアメリカの個別的自衛権に基づくいわゆるアフガンへの空爆、そしてまた地上戦突入と入っていきますが、我が国に対する説明、国際的な説明、国連に対する説明は、こういうことだから行うんだ、個別的自衛権をアメリカとして行使をするんだという、どのように説明をされていますか。
○齋藤勁君 官房長官。
○齋藤勁君 今度の空爆に至る前に今の御説明の具体的な中身として、アメリカ側がテロのいわゆる犯人と認定、判定をしていますビンラーディン、そしてテロ組織アルカイーダ、このことに対して捕捉する、逮捕する、あるいは攻撃をしていく、軍事施設、軍事拠点、そして一般市民には被害を与えないんだと...全文を見る
○齋藤勁君 空爆開始後の現在の、今の、私は今度のテロリストのアメリカに対する行為は犯罪、許しがたい犯罪だというふうに私も思います。そしてアメリカ側が、英米ですけれども、今、アフガニスタン、ビンラディン、アルカイダあるいはタリバン、アフガンにしている行為そのものはもう戦争行為である...全文を見る
○齋藤勁君 このアメリカのアフガンへの攻撃は報復戦争だ、こういう受けとめ方を政府はされていますか。
○齋藤勁君 きょうは総理大臣御出席じゃございませんけれども、昨日の連合審査では総理大臣は報復戦争だと答弁されていますよ。私は、国連憲章でうたわれている、報復戦争というのはだめなんだということになっている。  先ほど私、伺いましたけれども、テロによる犯罪、そしてアメリカが空爆、今...全文を見る
○齋藤勁君 いや、それはだめですよ、官房長官。それは、そんなこと何回もしたら、今度はずっと。  総理大臣というのは、私もそんな長いおつき合いしていませんけれども、総理大臣になっていろいろ責任ある立場になって、随分まあ最高責任者として自由に発言するなと思いながら、今現実に人が殺さ...全文を見る
○齋藤勁君 私は、自分の記憶だけだと不正確だと思いまして、今、議会からの速記録を今取り寄せまして、今見ておる議事録がございます。内閣総理大臣小泉純一郎君、報復戦争はだれもがしたくてやっているわけじゃないでしょう、というくだりが、前後、確かに長い言葉ですが、ありますよ。ありますけれ...全文を見る
○齋藤勁君 言葉は大切だと思うんですよ。  人の命、人の財産、国と国、テロリストがそもそも当事者であっても、この戦争、報復ということについての位置づけを、確かにテロですよ、今テロ、テロリストに対する、しかしテロリストに対する攻撃以上のことではないんだろうかということを私は今、即...全文を見る
○齋藤勁君 今、委員長から預かっていただきましたから、そういうことになっていくと思うんですが、国連憲章では国連加盟国に対して報復行為というのは禁止をしている。これはもう一国の総理大臣、一国の政治家、一国の閣僚であったらこれは当たり前の話で、どういうときでも使っちゃいけない、である...全文を見る
○齋藤勁君 田中外務大臣はどう思われますか。
○齋藤勁君 私も、先ほど質疑の中でも個人的な見解、これはすべて同じだと思いますが、これはテロ行為、これ犯罪だと思います。  このテロ犯罪に対して、まず刑事警察として諜報活動等、これはいろいろ際限と申しましょうか、難しいところはあるんですけれども、このテロ組織の活動というのをきち...全文を見る
○齋藤勁君 ちょっと違う観点から、時間の関係もありますのでお尋ねいたしますが、中谷防衛庁長官、この間議論の中でイージス艦の派遣を検討しているという答弁でしたか、研究でしたか検討でしたか、どういうことでしたか、お答えください。
○齋藤勁君 改めて、我が国の自衛隊としては四隻保有していますよね。概略、このイージス艦の持つ機能、御説明いただけますか。
○齋藤勁君 これは我が国とアメリカしか保有していないですよね、今、イージス艦。
○齋藤勁君 同時に幾つかの複数のミサイルを迎撃できるということで、今回総理が言っている、武力行使はしない、戦闘区域には参加させないという、例の、私は憲法の枠内の漢字じゃなくて平仮名だと、これは別にしましても、このイージス艦の持つ迎撃、ミサイルを撃つということについて、そういう目的...全文を見る
○齋藤勁君 ミサイルは我が国のイージス艦から発射できない。何の機能を研究、検討の対象にしているんですか、イージス艦の。
○齋藤勁君 長官、イージス艦がインド洋に派遣をされて、そしてイージス艦がレーダーで捕捉している情報収集の内容を米軍に提供するということは、武力行使と一体となりますか。
○齋藤勁君 法制局長官、いらっしゃいますか。  今の長官の答弁でよろしいんですか。
○齋藤勁君 イージス艦のレーダーによって集約、収集された調査した情報を米軍の方に提供しても武力行使の一体にならないという、そういう見解だということですね。
○齋藤勁君 法制局長官の答弁はすばらしい答弁だと思うんだけれども、聞いていてわかるときとわからないときと、後で議事録を見たら大変なことを言っているんだななんということを思いましてね。こっちは頭が悪いから何かごまかされちゃうんじゃないかと思うんだけれども。  これ、あと何分しかな...全文を見る
○齋藤勁君 じゃ、長官、発射するのは戦闘行為だということね。
○齋藤勁君 長官、中谷防衛庁長官、発射と着弾、あなたは分けていないですか。
○齋藤勁君 そうです。
○齋藤勁君 きのうまでの議論を聞いていますと、発射していないときのどこかの時間帯がありますね、発射していない時間帯、そのときに、今回の法律でその間に洋上で艦船にオイルとか何か補給することをやりたいからどうもそんなことばかり言って、発射と着弾が違うんだみたいな、そういうどうも答弁に...全文を見る
○齋藤勁君 時間。
○齋藤勁君 わかりました。  ちょっとあれだね、今、どう、聞いていて。今度、法制局長官。
○齋藤勁君 いや、違う。  委員長、終わりますけれども、違うんですよ。二人のお話は違うということと、それから僕が冒頭何回も言いましたけれども、政府の今回の提案、全体の考え方が憲法の本当に、漢字の枠の中じゃないですよ、平仮名、平仮名です。  こういう法案で議論すること自体大変、...全文を見る
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○齋藤勁君 小泉総理、御苦労さまでございます。  昨日も一般質疑で関係大臣と質疑をさせていただきました。我が党は、衆議院でも参議院でもこの間、このテロ特措法についてさまざまな角度から質問してまいりました。とりわけ、衆議院段階で事前承認をめぐる、これは国会内ですけれども、党首会談...全文を見る
○齋藤勁君 突然だったので失礼かなと思いながらも、三権分立というのはこれはもう大原則でございますので、民主政治の基本だということをこの私は質疑の冒頭お尋ねいたしました。  この三権分立の中で、いわゆる行政府に対する立法府の役割、行政府に対する立法府の役割というのはどのように理解...全文を見る
○齋藤勁君 これも抽象的なんです、三権分立。  いずれにしろ、基本的ですから、この立法府の役割というのは立法府は行政府をチェックをする、立法機関として、立法府として、こういうことですよね。いかがですか。
○齋藤勁君 立法府は行政府をチェックをしていくんだということは、これはもう当たり前のことじゃないんですか。
○齋藤勁君 何か余り、何か特別ひっかけるつもりはありませんから、総理。これは大原則の話をしているわけなんで、普通にいつものとおりお答えいただいて結構ですから。  ただ、これは今、私も最初言いましたように、私ども思います重要な争点の一つのこの事前承認が、国会がこの国権の最高機関と...全文を見る
○齋藤勁君 今回の私が今質問させていただいていますのは、政府を信頼できるかできないか、政府を信頼できるかできないかなんだと、突き詰めたら、それは総理が言っていることですから、ということなんだということで、ということだけれども、我々は三権分立の中で国会としてのこの最高議決機関、これ...全文を見る
○齋藤勁君 後ほどまたこの事前承認問題は幾つかさせていただくつもりでありますが、そういった私は国会のあり方、行政と国会のあり方からいっても、この間の政府、総理の答弁というのは受け入れるわけにはならないということについて、まず指摘をさせていただきたいと思います。  次に、昨日、一...全文を見る
○齋藤勁君 内外。
○齋藤勁君 最後は単位が違うんじゃない。千人ですか。
○齋藤勁君 違うもう一つの視点で私、質問しているんですけれども、空爆でアフガニスタン人、これはタリバン政権の発表だけかもわからないし、アメリカが発表していないのかもわかりませんが、どういうふうに亡くなった方、行方不明者、把握をしていますか。
○齋藤勁君 アメリカ側は、死者四名というのが公式的な発表ですか。  再度お尋ねいたします。
○齋藤勁君 タリバン政権は、今月十四日、米国、米軍の空爆を受けたとされる東部の村に外国人記者十五人を突如入国させ、人口約四百人の村で二百人が死んだと発表。CNNテレビなどは、独自に検証できないとしつつ、現場の映像つきで報道したということ。あるいは、きょうの報道で、カブール北部、こ...全文を見る
○齋藤勁君 先ほど外務大臣の難民の数は、総じて我が国の各紙に出ている数字とそう相違ないと思いますし、そうなのかなというふうに思いますけれども、この死者の数というのは余りにもかけ離れている。英米ですとかタリバンとの関係はあっても、それじゃ国連とか第三者機関というのは、こういったこと...全文を見る
○齋藤勁君 空爆のもとで、そして地上戦、特殊部隊、いろいろありますが、これはだんだん日時がたっていくと真相というのは明らかになっていくと思うんですが、テロについて憎み、テロについて根絶をしていくということ、このことについては世界の人たちというのはもう一致したことだと思うんですが、...全文を見る
○齋藤勁君 この間、議論ございましたが、長期戦になるだろうという総理の答弁ありますけれども、この戦いの出口、当初の目標、これアメリカ政府自身は、ビンラディン氏発見困難、しかしテロ根絶のため空爆とか特殊部隊、まだやろうとするんですか。言ってみれば、一般市民にも、十分巻き込まれ、たく...全文を見る
○齋藤勁君 外務大臣、先ほど私、難民の数をそれぞれ各国別に伺いました。これは、空爆があるであろう、あるいはあったそれ以前とおおむね大別できますか、難民の数というのは。
○齋藤勁君 今、総理が難民というのは前々からあったという、前からあったんですというお話が、答弁がありましたから。あったと思いますよ、それは、事実。しかし、空爆が行われる、行われた以前と以降の難民の数の差はあるんではないですかと。
○齋藤勁君 そうですよね。それらについて、今、大別しておわかりでないですかと。
○齋藤勁君 それ、ぱっと、ないんですかね、数字は。資料はございませんか。事務局、ないんですか、渡してくださいよ。  要は、空爆前、直後から難民続出したんでしょう。
○齋藤勁君 ちょっと不思議ですね。これ、私どもが新聞とかいろんなところで出てくる数字を集計して、しなさいよということも、そんなこと言われたくはないと思うけれども、私は明確に、空爆続行後、私の知る限り、いろいろ報道を見る限り、異常にふえているということが見えているんで、多分数字的に...全文を見る
○齋藤勁君 今回の軍事攻撃をするに当たりまして、アフガニスタンというのは、かつてソ連を長い間の戦いの中で排除したといいますか、そういう歴史のある国である。そして、このビンラディンなりアルカイダというのは、アフガニスタンに今集中していると思うんですが、このテログループというのは世界...全文を見る
○齋藤勁君 ありがとうございます。  そうすると、今の答弁ですと、フランス、ドイツ、イタリアは用意がある、支援をしますという、そういった発表をしていますけれども、具体的には参加をしていない、カナダが今航行中だと、こういうことでよろしいですか。
○齋藤勁君 今までもそうですし、これからもそうだと思うんですが、国際協調国際協調と言われているわけですから、国際的関係においてそれぞれの国々がどういうことを発表して、どういうことを今実行しているんだというのは、当然我が国として当たり前な実は情報と国民に対する発表だと思うんですね。...全文を見る
○齋藤勁君 藤崎さん、はっきりお答えいただきたいんです。首脳が言ったことと、そして実行したこと、実行していますとか実行中とか、これははっきり言っていただかないと、後、質問が続かないんですよ。  そうすると、ドイツのAWACSはどこへ向かったんですか。どこへ行かれたんですか。それ...全文を見る
○齋藤勁君 私の個人的情報ですけれども、個人的情報というのは別にドイツ軍と情報があるわけじゃないですが、ある情報誌を見た限りでいえば、ドイツのAWACSというのはアメリカ本土に行って、アメリカのAWACSを今アフガンに対する対応で使用しているんじゃないんですか。そういうのはないで...全文を見る
○齋藤勁君 この間、フランスとかドイツは、ドイツはちょっとフランスより遅かったんでしょうか、早くもいろいろ軍事的支援というのを発表しておりますが、なかなか米側との連携といいましょうか、支援要請がなかったというか、具体的に行動に移していないというのが現時点の状況ではないかなというふ...全文を見る
○齋藤勁君 行くところはアフガニスタン方向でしょう。アフガニスタン方向ですよね。逆な方向へ行くわけじゃない、太平洋へ行くわけじゃなくて、太平洋に我が国は面していますけれども。パキスタンとかアフガニスタンとかディエゴガルシアとか、どこを具体的に想定して今この法律をつくって、調査をし...全文を見る
○齋藤勁君 アメリカの第七艦隊が沖縄あるいは佐世保、そして横須賀から出動したキティーホーク、いろいろ出撃して、そこから、キティーホークからアフガンの方に空爆をしているわけですけれども、今回、具体的に武器とか弾薬とか水とか食料品とか、さまざまな装備品等を自衛艦の艦船が積んで、積載し...全文を見る
○齋藤勁君 長官、今までもずっとそういう答弁でしたよ、ずっと。そういうこともあるし、あらゆることもあるから、一番最初に私はあえて三権分立の話もしたんです。そういうことで国会、私たちが、国会議員として国民から負託を受けている国会議員が、国会で議論したら、いや、これからどこ行くんだか...全文を見る
○齋藤勁君 いや、真っ暗やみのところに行くみたいじゃないですか、答弁を聞いていたら。こんなひどい答弁ないですよ、ずっと。  多分、日本を出て、自衛艦は、南シナ海、東シナ海ですか、ずっと南下をしていって、そしてフィリピンあるいはボルネオ、インドネシア、マラッカ海峡、インド洋、こう...全文を見る
○齋藤勁君 どうなんですか、装備状況というんですかね、武器とか、そういったのは概略把握していますか。
○齋藤勁君 その武器・弾薬をどの程度保有しているかどうかというのはなかなかわからない。
○齋藤勁君 今、フィリピンをお尋ねいたしましたが、インドネシア、そこにありますか、資料、もしあればお答えいただければ。インドネシアにおける国内の同様なテロリストなりイスラム過激派グループなりですね。
○齋藤勁君 どうもありがとうございます。  国土交通省お見えですか。──見えていますね。  お尋ねいたしますけれども、今フィリピンあるいはインドネシア、この周辺の海域でここ近年非常にいわゆる海賊の横行が激しいということで、日本の商船のみならず非常に被害を受けているということが...全文を見る
○齋藤勁君 中谷さん、防衛庁長官、先ほど私の方から一方的に幾つかの地名を申し上げたりディエゴガルシアの話をしました。アフガニスタンへの軍事支援ということになれば当然なるべく近くに行くということだと思うんですね。今言ったところは通らずに近くに行くことはできないわけであって、これはも...全文を見る
○齋藤勁君 今回、自衛艦が支援をするに当たっての調査に当たって、米軍側からの情報提供、これは当然対象に入っているんですね。
○齋藤勁君 具体的に今艦船が通過をするだろうという地域、今回、我が国の自衛隊の艦船が公海上を航行あるいは停船、停止している場合でも、我が国の日の丸の、当然国旗は掲げますね。日の丸以外はないですよね。
○齋藤勁君 自衛艦の船です。
○齋藤勁君 これが、自衛隊がPKO法で基づいて行く場合は、国連旗というのが掲げられませんか。いかがですか、国連旗。
○齋藤勁君 実施された場合、国連によるPKO活動に基づく艦船の航行というときはいかがなんですか。
○齋藤勁君 艦船にこだわって今質問させてもらいましたけれども、当然PKO活動になれば、陸上で、今までも国連旗、それから青いベレー帽でしたか、それを着帽して活動したと思うんですね。今回は、だから、あえて何を言えばといえば、その青いベレー帽もないですよと、陸上において、ということなん...全文を見る
○齋藤勁君 それが、皆さん方初め我が国の閣僚の方々は説明を私たちにし、国民にしているけれども、外国では通用しないんじゃないですかと。キティーホークがあって、自衛隊の我が国の艦船が行って補給をしている。一体じゃ、一緒じゃないですかと、これは武力行使をしない、戦闘行為には参加をしてい...全文を見る
○齋藤勁君 周辺事態法を適用しなくて新法をつくったというのは、この地理的概念を含めて、あるいはテロリストという対象もあると思うんですが、改めてじゃもう一度お伺いしますが、周辺事態法の適用ではなくて今度の新しい特措法をつくったというのはどういう観点でつくったんですか、提案したんです...全文を見る
○齋藤勁君 そうですよね。だから、周辺事態法だから新法をつくったわけだから。それをさっき中谷防衛庁長官が、いやどこへ行くかわからないみたいな、これから調査検討すると言ったって、周辺事態法の範囲じゃないから新しい法律をつくったんですよ。ですから、私はディエゴガルシア島とか、幾つか言...全文を見る
○齋藤勁君 総理、イギリスとかカナダとかドイツとか、それぞれNATOとかあるんですよ、それぞれにもうルールが。我が国は我が国のルールがあるんです。テロ撲滅に対する我が国は我が国でマネーロンダリングの問題とかあるいは難民の問題とかいろいろあるんですよ。これもテロ撲滅に対する一つの行...全文を見る
○齋藤勁君 今回の論議からがらっと変わったんですよ、この武力行使、武力一体化の話の集団的自衛権というのは、極めて。  総理、総理が武力行使をしない、戦闘攻撃には参加をさせないということで、憲法九条の範囲内の行動だとずっと言っているけれども、まだ思いますか、本当に、これからするこ...全文を見る
○齋藤勁君 キティーホークから出撃している、そしてキティーホークが仮にディエゴガルシア島に補給に寄港する、そこに自衛隊の艦船が補給物資を運んでいく、これは武力行使の一体でもない、戦闘区域、戦闘行為でもないと、こういうことですか。
○齋藤勁君 実際、キティーホークから出撃していることは事実です。  さて、もう少しさらに具体的に再度お尋ねいたしますけれども、先ほど午前中の同僚議員の質疑でも、中谷防衛庁長官はどうもこのトマホークの発射について非常にこだわっていまして、最後まで、トマホークの発射についての戦闘行...全文を見る
○齋藤勁君 発射をすれば一般的に戦闘行為であるというのが、当たり前の話ですよ、これは、発射をすれば。何のために発射するんだ。破壊するためにですよ。防衛庁長官、いかがですか。
○齋藤勁君 わかった。ミサイル、いや、いいんです、途中までいいんですよ、途中まで。戦闘行為でミサイルのいろいろな機能を、機能はいろいろあるでしょう、いろんな今の新しく。それによって、でも、最後の方言わなかった、今、長官。種類、いろんな、トマホークの、今は誘導とか何か言っていなかっ...全文を見る
○齋藤勁君 このことはこの程度にしたいと思いますが、なぜこういったこととか、先ほどのディエゴガルシア島を例にして話をすれば、先ほど武力行使はしない、戦闘攻撃には参加をしない、ディエゴガルシア島が戦闘区域であればそれは帰ってきますとか、こういう話ですけれども、とにかく今アフガニスタ...全文を見る
○齋藤勁君 今回の支援につきましては当該国の受け入れ、これが前提になっていますね。今、大変空爆が実施されて約三週間、そしてビンラディンがなかなか捕まらない。しかし、また復興の話が出て、次への政権、どういうふうに復興に向けての枠組みづくりをしようかと、こういうなかなか、政権までいか...全文を見る
○齋藤勁君 あと一、二点だけになりました。  先ほど平野委員が、過日の連合審査のときに津野法制局長官と自衛隊合憲性の問題の砂川事件の最高裁判決、このやりとりがあったと思います。過日の二十三日の津野長官の答弁は、この砂川事件、ずっと云々の中に、国家固有の機能の行使として当然である...全文を見る
○齋藤勁君 最後の言葉を言っていないんですよ。明白に承認しているということをあなたは言っているから、私はそうではないんじゃないんですかと。これは古い、私はずっと、これ平野議員も言われたので私もちょっと勉強させていただいて、そうではないなと思って。古い議事録ですけれども、佐藤総理大...全文を見る
○齋藤勁君 だから、司法の判断は肯定も否定もしていないんですよ、砂川判決のときに。行政は今日まで、国会も来ていますけれども、そういうことなんです。
○齋藤勁君 いや、いいです、いいです。そういうことですね。
○齋藤勁君 はい、じゃいいです、それで。  それで、あともうちょっと一、二分あるんです、済みません。  総理、もとに戻りますけれども、テロリストの証拠、アメリカ側から、ブッシュ大統領から文書、口頭、両方あわせて証拠を、こういう証拠なんだよ、総理よと。その後は、その提示を受けて...全文を見る
○齋藤勁君 これは私たち国会に対しての説明の前に、例えば閣議であるいは関係閣僚含めて、アメリカの政府からこういう証拠というのがブッシュ大統領から提示があったんだというのは閣議とか何かで説明をするんですか、総理から。
11月08日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○齋藤勁君 民主党の齋藤勁でございます。  冒頭、外務省、外務大臣にお尋ねをいたします。  外務大臣に就任をされまして約半年がたつのではないかと思います。五月十七日、先日の参議院選挙前でございますが、私も前もこの委員会に所属をさせていただきました。この本委員会で、田中大臣が所...全文を見る
○齋藤勁君 私は、前の委員会のときも、いわゆる外交機密費の解明に向けて、外務省改革に向けて先頭に立って頑張れる外務大臣に対し、本委員会でも、いわゆる頑張ってほしいというエールを送ったつもりでございます。今日、なおもその気持ちは変わりません。そういう意味では、この初心を忘れずに専念...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、るるお話しいただきましたけれども、おおむね自己採点して、百点満点で今自分の、外務大臣として半年やってきたけれども百点なのか九十点なのか八十点なのか七十点なのか六十点なのか、自分ではどのような自己、点数は別にしても、優良可でも結構なんですけれども、古いかも、言い方...全文を見る
○齋藤勁君 私、別に週刊誌的な質問したつもりはなくて、これは小泉内閣が今日まで、私ども国会だけでなく国民が、とにかく一内閣一閣僚と、こういうことを今日まで総理大臣は明らかにしていますね。ところが、昨今、外務大臣のみならず複数の閣僚が、この国会でも、臨時国会でも終わったら内閣改造が...全文を見る
○齋藤勁君 後ほどお尋ねいたします、人事問題に幾つかお話をさせて、尋ねさせていただくつもりなんですが、これは別に、何か私はいわゆる週刊誌的とかワイドショー的にほじくるつもりはなく、国会でありますから、立法府として、法治国家、法律的な立場で幾つか考え方をただしていきたいなというふう...全文を見る
○齋藤勁君 一番最初のは大臣自身が法令を遵守することがまずスタートであり、そして事務次官以下職員が大臣の命令に従う、そして適正に大臣を補佐をする義務があると、このことが国家公務員法の私は決められたことだというふうに思います。  さて、これちょっと済みません、事務方、配付いただけ...全文を見る
○齋藤勁君 この間、今お配りさせていただきましたのは、十一月、いわゆる写真週刊誌の、今発売中の、今発売中の写真週刊誌のフラッシュでございます。そこをコピーしまして委員会の御確認をいただきまして資料としてお渡しをしております。  その前に、いわゆる私はこの法令遵守等の基調の中でお...全文を見る
○齋藤勁君 ここはいわゆる、外務大臣がいわゆる人事権者として、任命権者として、このことではいわゆる省内については合意形成があり、そして最終的にロシア課長にまた着任をしたということになるんですが、さて、今のフラッシュの方でいいますと、この齋木人事課長、この外務大臣田中眞紀子名での十...全文を見る
○齋藤勁君 そうすると、ここにあるコピーというのは、今お手元にあるとなると、全然別物ということになりますね。
○齋藤勁君 大臣、齋木課長は、かねてからというのはどの時点からってあるかもわかりませんが、そのかねてからというのを、いつというのを私はお尋ねするつもりはありませんが、一点は、一般的にかねてから更迭といいましょうか、異動をしてほしいと、大臣として、人事課長をですね、この日急に思い立...全文を見る
○齋藤勁君 二つだけ確認します。  さきのいわゆる報道に出た外務大臣のお手製の辞令という表現がございます。見出しにあったんですね。手製の辞令あるいは女子職員に打たせたと。このお手製の辞令という表現はこれは事実でないと、今のお話ですと事実でないということ。もう一つ、それから齋木人...全文を見る
○齋藤勁君 前事務次官にも伝えてあるし、今の野上事務次官にも伝えてある、指示をしてある、こういうことでよろしいですか。
○齋藤勁君 総務庁あるいは人事院でも結構なんですけれども、いわゆる課長の人事権はどこにございますか。
○齋藤勁君 そうすると、今回の人事課長の人事権は、外務省の齋木人事課長の人事権は田中外務大臣にあると、具体的にですね。当たり前の話ですけれども、そういうことでよろしいですか。
○齋藤勁君 外務省官房長いらっしゃるのかな。官房長いらっしゃる。  手続をなかなか細部まで、いわゆる人事発令手続を何から何まで大臣がわかるわけではないわけですね。それで、そのことをサポートするのがこれは事務方の責任であるわけであって、今の大臣の話ですと、前事務次官にも今の事務次...全文を見る
○齋藤勁君 それは官房長、困りますよ、それは。私は一番最初から、大臣が法令を遵守するというのはこれは憲法ですね。それから事務次官以下の職員は大臣の命令に従う、これは国家公務員法であり、国家行政組織法、これはもう御答弁いただいていますし、それから事実関係をお尋ねしたら、これは急にこ...全文を見る
○齋藤勁君 じゃ、何を相談しているの。
○齋藤勁君 それは認められませんよ、それは。お答えできないとなると、それは、これはもう委員会の場で、国会の最高議決機関であり、審議をしている場ですから、お答えできないというのは委員会無視、国会無視ということになりますよ。  今そこで、すぐそこに大臣いらっしゃるじゃないですか。副...全文を見る
○齋藤勁君 これは委員長、大変な問題になりますね、これは。こういうやりとりが続いていますと。  先ほどから申しましているとおり、一連のこの事件というのは、外務大臣と事務方の対立というのは、私は外交、外務、各国からも日本の外交はどうなっているんだということをいろいろ報道されている...全文を見る
○齋藤勁君 何を内部で検討しているんですか。
○齋藤勁君 私は総論的なことを言っているんではないんです。具体的な、課長の人事権は大臣にあるということを、明らかになり、そして具体的に田中外務大臣が齋木人事課長を、この人事権者として責任者ですねということをお尋ねしたら人事院がそうですと言うから、そのとおりやればいいじゃないですか...全文を見る
○齋藤勁君 外務大臣、外務大臣、何かこの具体的な人事の発令について、今事務方は大臣と詰めているんだというふうに言っているんで、そのとおりなんですか。
○齋藤勁君 委員長、るる質疑をしてまいりましたけれども、このままですと、この国会の私は機能ということについて本当にもう疑わしくなります。  大臣の私の質問に対する答弁は、大臣のこれまでの取り組みについて経過を聞きましたけれども、官房長の答弁というのは、私は法治国家の答弁ではない...全文を見る
○齋藤勁君 田中外務大臣は、前事務次官のときから具体的に指示をしているということなんです。私がいみじくも、着任して所信表明の、大臣の考え方を初心忘るべからずまで言ったことはそこからあるんです、今回のスタートというのは。外務省改革をしましょうと、一生懸命やりましょうと、その中での幾...全文を見る
○齋藤勁君 官房長、具体的にだから齋木人事課長の、齋木人事課長の異動、更迭を指示されているんでしょう。指示されているんでしょう。  いや、官房長、答えてくださいよ。具体的に総体的な外務省改革の話をしているんです。その中での私は今、人事課長の発令について具体的に事実を、大臣から指...全文を見る
○齋藤勁君 私が何で小寺さんの話を出したんですか、小寺さんの話を、一番最初。小寺さんの話は、具体的に大臣が任命権者だということで実行したんでしょう、ロシア課長に。初めてじゃないじゃないですか、今度、田中大臣が着任して以来。そんないいかげんな話じゃないですよ。  法律違反をしてい...全文を見る
○齋藤勁君 答弁になっていない。いつも答弁になっていないですよ、そんなの。休憩して何考えていたの。これでずっと私の質問持ち時間やるつもりなんですか、三時半まで。たくさんありますよ、私は、アフガンの問題も。国会と役所のあり方、役所の中の問題、ひど過ぎますよ、これじゃ。  いろいろ...全文を見る
○齋藤勁君 次官が行かれたんですか、お尋ねします。
○齋藤勁君 行かれたんですね。これはどうなんですか。課長の人事で官邸に報告あるいは指示をもらうというのは法律にルール違反じゃないんですか。
○齋藤勁君 大臣、それを聞いていてどうですか。
○齋藤勁君 総務省、事務次官が官邸にこの案件を問題提起をしたということは、これはどういうことなんですかね。この流れを今聞いていて、国家公務員法等の私は、あるいは内閣法ですね、内閣法では行政事務の分担管理、所管大臣との関係ありますけれども、いかがですか。
○齋藤勁君 一般論として御答弁ください。
○齋藤勁君 私は、事務次官が官邸にこの案件を持っていったということについては、国家公務員法九十八条、上司の命令に従わない、それから、このことを外に漏らしたということになりましたら、外部に漏らす守秘義務違反、百条、これ疑い濃厚ですよ、これは。ということが事実がそうであれば、そういう...全文を見る
○齋藤勁君 今の私の指摘、外務大臣いかがですか。
○齋藤勁君 委員長あるいは本委員会のメンバーの方々はお聞きになっていると思うんですけれども、先ほど来からの、私は、小寺前ロシア課長の、大臣がロシア課長に再度辞令を交付し直すべきだという、大臣の意向でいわゆる事務方がルールに従って手続をした、こういう実例が田中外務大臣以降ございます...全文を見る
○齋藤勁君 大変私は不満足です、現時点でも。そして、私自身だけではなくて、聞いている委員の方々も同じ気持ちであるし、また国民の方々もそうだと思います。速やかに、速やかに国会の方に明らかにしてほしいということで、今、委員長からの整理もございますが、速やかにということで、大臣そして官...全文を見る
○齋藤勁君 官房長、さっき私が言った委員長の扱いについて速やかにという、今、大臣の発言もありますけれども、よろしいですね。
○齋藤勁君 それは至急ですよ。今、委員会続行中なんですから、なるべく早くお願いしますね。ちょっと発言してよ。
○齋藤勁君 先ほどの写真週刊誌の、もう一つだけ、政務秘書官問題なんですけれども、これは今はどういう身分になっているんですか。
○齋藤勁君 この種のことでやりますと時間が本当になくなってしまうんでこの程度にしますが、これも私は、先ほど人事課長、あるいはいろいろ人事の問題で事務方と大臣とのコミュニケーションが非常に悪いと。これも実際、大臣の秘書官なりいれば、手続とか何かというのは、サポートするのがこれは役所...全文を見る
○齋藤勁君 大体状況がそれなりにわかったと思うんですが、人事になると非常にぴりぴりぴりぴりして、今日、いろいろ非常に障害がずっと継続しているということだと思うんですが。  さて、もう一つ外務省改革で、先ほどの機密費問題でいろいろ解明をしている、してきたということですが、この機密...全文を見る
○齋藤勁君 私は、終わったのか終わらないのかということを端的に聞かさせてもらいました。  ですから、引き続き国会あるいは国民は、疑惑解明、外交機密費の疑惑解明を、徹底的にやはり明らかにしてほしいということでありますので、そういった点で、ポイント的にで結構ですから、今こういうこと...全文を見る
○齋藤勁君 次に、質問項目が変わります。  一点だけお尋ねいたしますけれども、北方領土交渉、現状でございます。我が国の返還交渉でのスタンスは四島一括返還、四島一括返還で交渉していくんだということでよろしいですね。
○齋藤勁君 どうなんですか。与党の一部に、与党というか自民党さんの中の一部に二島返還の先行を主張するという向きはあるんじゃないですか。  この四島、とにかく一括返還という方針が私はこれまでの我が国の基本的スタンスではなかったかというふうに思いますが、こういう基本方針で再度よろし...全文を見る
○齋藤勁君 この見通し、いかがですか。
○齋藤勁君 ぜひ、大変長い間の交渉事項ですけれども、頑張っていただきたいと思います。  次に、アフガンの問題についてお尋ねいたします。  難民発生状況とかいろいろお尋ねをしたかったんですが、あとの全体的な質問項目との関係でお尋ねいたしますが、先ほども午前中の質疑の中で、明日、...全文を見る
○齋藤勁君 基本計画を十六日にも閣議決定するという今、準備で進めているということで受けとめてよろしいんですか。
○齋藤勁君 いや、そうなると随分各紙は勇み足をしているなと。どこから情報を入手してきているんだろうなと。大変細かいですね、護衛艦三、四隻、要員千人以内、産経新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、もう全紙出ていますから。  私は、庁内でいろいろ検討しているのが、それぞれブリーフィン...全文を見る
○齋藤勁君 私は、過日の法案のときに我が会派、我が党は事前承認という立場でしたから、こういうことがどんどん出て議論すべきだという立場は今なお変わらないから、むしろ出ているならば、これはちょうど国会で中身について議論していくということがちょうど格好の今、きょうの委員会なのかなと思い...全文を見る
○齋藤勁君 過日、いつでしたですか、閉会中の予算委員会のときに私は、テロが起き、そしてちょうど予算委員会のときにどう具体的に政府は対応するんだということをお尋ねをしましたら、まだ内部で検討中だと。数時間後に官邸で記者会見をしたという生々しい記憶を九月、持っていまして、過日の委員会...全文を見る
○齋藤勁君 我が国の防衛庁として、後方支援をしていくということの立場の中で、約一カ月たちました空爆、今の戦況をどう見られているか。泥沼に入っているんではないですかと私は過日の委員会でもしたことがあるんですが、長期化するというのは最初から今度はもうブッシュ大統領自身も言明していまし...全文を見る
○齋藤勁君 これは、もう防衛庁。
○齋藤勁君 戦況についての軍事的な議論をすると大変長時間になると思うんですけれども、私が、要するに軍事専門家ではないんですが、これも報道とかを見ている限り、もともと制空権というのは、タリバンというのは飛行機なんかたくさん持っているわけではなくて、古いミグ戦闘機を持っているだけであ...全文を見る
○齋藤勁君 持っていたんです。程度の問題で、もう制空権を持っているということの表現をするほどの価値がないですね、防空能力だというのがタリバンに対する常識じゃないんですか。  それで、あと認識を。そうすると、今の長官の認識はアメリカの発表と同じようにされているんだなというふうに私...全文を見る
○齋藤勁君 湾岸戦争とよく比較するのが、これは軍事的な点で比較しますと、約一カ月たったと、今、約一カ月たちまして、既に英米で二千出撃して、一日平均七十七、湾岸戦争は一日二千五百出撃。今回は湾岸戦争と比較して一カ月分。湾岸戦争のときは、いわゆる今のタリバンに対して、アフガンのタリバ...全文を見る
○齋藤勁君 今、基本計画を検討していると、そしてまた、新聞に出ているようなことが今内部で検討されているということの答弁ですけれども、今、我が国の自衛隊が支援をする派遣の、具体的には自衛隊の艦艇、そして物資補給、これはディエゴガルシア島あるいはカラチまで行くのかどうかというのは、こ...全文を見る
○齋藤勁君 九四年以来、我が国は八年連続で核廃絶の決議案を提出してきていますね、我が国として。これはもう保有国の理解がないと核軍縮は進まない、これはもう基本的な立場なわけですね。どうですか、ブッシュ政権にこれは当然、政権というか、強硬にあるいは外交をしていくんでしょうけれども、ア...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、来週の国連の方には結果的には出られないということで、けさ私も早くうちを出ましたから余りテレビを見ませんでしたけれども、出たら、ぱっともう大臣の顔が映って、国連総会に行かなくなった、そして次の画面には宮澤元総理が映って、宮澤さんが行かれるということだったんですが、...全文を見る
○齋藤勁君 国会は内向きじゃないんですね。国会は、それぞれの省からあるいは内閣から、きちんとどういうことで出かけるということになっていれば、それは聞く耳は当然持っているわけであって、それはまた国会、国対、それぞれ衆参判断をしますけれども、今回の場合というのはきちんとしたメッセージ...全文を見る
○齋藤勁君 防衛庁長官にも。
○齋藤勁君 抜本解決につきまして、これもかねがね伝えてありますが、具体的にこれは、私はたまたま民主党・新緑風会という議員で今質問していますが、御承知のとおり、この協議会には超党派で衆参国会議員が地元、これはずっとメンバーがそろっているんですね。ここはぜひ、何か具体的にこういった議...全文を見る
○齋藤勁君 若干時間があるので、あと一点のみお尋ねいたします。  福島県の白河布引山演習場での百五十五ミリりゅう弾砲の演習場外の着弾事故というのがございました。これは、私、この委員会に所属している限り、本参議院の場では具体的な事実究明についてのやりとりはした経緯がなかったんでは...全文を見る
○齋藤勁君 今、御答弁いただきました再発防止、ぜひ徹底してやっていただきたいということと、大変地元の自治体に、この事故が起きた後、非常に連絡が時間がたちまして、このことに対して非常にいら立ちがあったと思います。これはもう大変問題だと思います。
12月04日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁です。  質問通告をしてございますが、ちょっと順序を若干変更するかもわかりませんが、よろしくお願いいたします。  最初に、昨日も私もテレビ報道を注視しておりましたが、昨日中にアフガニスタンのいわゆる暫定行政機構が、ボンでの会議がまとまりそう...全文を見る
○齋藤勁君 後段の方のアフガンの方の、今質問してあるので。
○齋藤勁君 復興に関しての、安定復興に関して。
○齋藤勁君 この復興には相当な資金がこれはもう必要になると思うんですが、これは資金以上にまた必要となるのが、重視をしなければならないのが人道援助あるいは民生分野でのNGOなどの関与があると思うんですね。  言ってみれば、この間も議論ございますが、きめ細かな実効ある援助ということ...全文を見る
○齋藤勁君 アフガニスタン問題は、後ほどまた難民認定について関連してお伺いします。  ここで、いわゆる外務省改革について、法案の一部改正につきましての質疑もございますが、前段お尋ねさせていただきます。  この委員会でも、委員会、委員長の促進方をお願いをいたしまして、いわゆる外...全文を見る
○齋藤勁君 きょう、このことを中心にやりますと後のことができなくなるので何点かにしますけれども、先ほど元デンバー総領事の、いまだ刑事告発を見送られているというのはなかなか証拠等という云々の言葉があったので、そういうことなのかという、これ以上しませんが。  私は、今度のポイントは...全文を見る
○齋藤勁君 大臣、今見た私は報道の同じ紙面の中に、就任七カ月の田中外務大臣は、うみを出したいと強調してきたけれども、政治主導のかけ声とは裏腹に、省改革を担うリーダーとしての戦略が見られない。政治家ポストの副大臣や政務官でつくる省改革チームとの連携に欠け、チームの一人は大臣は会議に...全文を見る
○齋藤勁君 官房長官、今回の調査結果と処分について、官房長官としてのお考え、所見を伺いたいと思います。
○齋藤勁君 外務大臣、今回の調査結果と処分で、機密費問題、そして、私は今回の調査がなぜ平成七年の四月以降からされたのかなという疑問もあるんですが、事務方のある一部では、一件落着という表現、これで終わりなんだと、こういうようなコメントも出している向きもありますが、いわゆる外務省改革...全文を見る
○齋藤勁君 官房長官、もう一度お尋ねしますが、今回、いわゆる外務省の裏金問題ということで調査結果、処分が出ましたが、他の省庁はよもやこういうことはないですよねということが一つ。  そして、外務省改革について、外務省、外務大臣ととりわけ協力して解決をしていくという姿勢を内閣として...全文を見る
○齋藤勁君 外務省改革、いわゆる機密費、一連の改革について。
○齋藤勁君 法改正の方へ入ります。  自己保存のための自然的権利というのが、ずっとこの武器使用にかかわる解釈の一つの柱としてあったと思うんですね。この自己保存のための自然的権利としての武器使用に関する政府見解、これをお尋ねします。防衛庁長官。
○齋藤勁君 見解、政府の考え方。
○齋藤勁君 長官、いわゆるPKO協力法では、任務遂行を実力で妨げる企てに対抗するための武器使用をこれまで全面的に認めていないのは、そのような武器使用が憲法九条の禁止する国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為を行うような結果となる可能性が完全には排除し切れない、こういうことでこの自...全文を見る
○齋藤勁君 トータルでお答えいただいているんですけれども、言ってみれば、国会で我々は国民とともにこの間PKO協力法ができて、この武器使用についての考え方については、なぜ自然的とかこういうことが出てきたということについて、これは認めてきているわけですから、それをだめだとか言っている...全文を見る
○齋藤勁君 自己保存のための自然的権利、これが私は拡大しているんではないか。このいわゆる自然的権利、自然的権利というのが拡大して今日に来ている。すべて自然的権利、自然的権利ということで、ここで自然的権利だということになれば解釈として包容されるんだというのが今回の改正の主眼じゃない...全文を見る
○齋藤勁君 私はいわゆる現場対応というのはいろいろあると思うんです。いろいろあると思うんですよ。しかし、今回の政府解釈、政府の改正案というのは、自衛官の指示に従うことが期待される者ということですね、防護の対象となるんですが、そういうことでさっき、具体的に国際機関の職員だとかNGO...全文を見る
○齋藤勁君 そういう見解、解釈をとられるということなんでしょうけれども、大変私はこの拡大というのは、解釈の仕方と位置づけというのは無理があるんではないですかということを言わざるを得ないです。  報道によりますと、官房長官、先週、やはり三十日、金曜日ですね、これは。記者会見で官房...全文を見る
○齋藤勁君 ここ、官房長官、武器使用というところは、これは正確に会見で言われているので、私どもこの受けとめ方として、武器使用ということを武力行使と仮にもし読みかえた場合、自衛隊が海外で他国民を対象に武器を使用した場合はそれは武力行使になると私は思うんですけれども、それは官房長官は...全文を見る
○齋藤勁君 わかったかわからないようなあれですけれども。  次に、先ほど外務大臣から、いわゆる難民、アフガニスタン難民が早く帰還をするといった幾つかのそういったことを望むということもございましたし、あるいは先ほど広中委員の中で、国際条約関係で批准を早くというような話がありました...全文を見る
○齋藤勁君 申請者にきちんと書面で明らかにするというのがルールじゃないんですか。
○齋藤勁君 今答弁になったことは極めて重要ですよ。申請者に、一番当該だからよく知っているんだと。迫害を立証する具体的な証拠がないんだというわずか四行ですよ。難民を申請しているんですよ。  あなたの今の答弁は、自分の胸に当たって考えなさいと。だから、具体的な証拠がなかったというこ...全文を見る
○齋藤勁君 迫害を、難民の方々は国を出るときに迫害の証拠なんというのは持ち出すと思いますか、国を出るときに。  ちょっと別な角度からお尋ねしますが、法務省は従来、難民認定の手続の過程における本人の陳述については、その陳述をバックアップし、いわゆる証明がしやすいようにしてやりたい...全文を見る
○齋藤勁君 今回の申請者が迫害を受けるおそれがないということになるわけですけれども、認定した根拠を示していただきたいと思います。
○齋藤勁君 今、答弁でありましたように、非常に具体的な点があります。私も、関係者の方々からそれに対する反論といいますか考え方を資料として持っています。持ち時間の中でやりとりするというのは非常に難しい内容だと思います。  難民調査官設置の目的、その職務内容、それから難民調査官が、...全文を見る
○齋藤勁君 お尋ねしますけれども、ハザラ人への迫害の事実、どの程度把握をされていますか。
○齋藤勁君 法務省は、今アフガニスタンでいわゆる無差別暴力が行われているという認識には立っていますか。
○齋藤勁君 十一月二十八日に欧州評議会閣僚委員会がございました。  条約難民には該当しない場合でも、生命、安全または自由への脅威、あるいは無差別暴力のために帰国が不可能な人は保護されるべきと。十一月二十八日、欧州評議会の閣僚委員会の、条約難民には該当しない場合でも、生命、安全ま...全文を見る
○齋藤勁君 違うのよ、言っているのが。二十八日の閣僚委員会での合意ができた、記者発表したということを言っているんですよ。条約難民には該当しない場合でも、生命、安全または自由への脅威、あるいは無差別暴力のために帰国が不可能な人は保護されるべきという閣僚委員会の合意を私は言っているん...全文を見る
○齋藤勁君 アフガニスタンでは無差別暴力が行われているという認識に立ち、そして二十八日の欧州評議会での、先ほど来から言っているそういった確認があり、これは欧州評議会だけのことではなくて、全世界が共有し合うことであり、帰国が不可能な人は保護されるべきという合意というのは私はきちんと...全文を見る
○齋藤勁君 アフガニスタンに無差別暴力の状態があるからすべて強制送還できない、これはそういうことで認めているから、そういう受けとめ方じゃないんですか、強制送還できないのは。
○齋藤勁君 強制送還できない場合は、入管法の五十二条六項、「入国者収容所長又は主任審査官は、前項の場合」、これは全部あれですが、「退去強制を受ける者を送還することができないことが明らかになつたときは、住居及び行動範囲の制限、呼出に対する出頭の義務その他必要と認める条件を附して、そ...全文を見る
○齋藤勁君 人道支援ということをうたいながら、私も、真実、すべての方々がそうであるかどうかというのは、個人的にもそれぞれの方々のケースは定かでない部分もありますけれども、多くの方々の資料等を伺って話をすると、先ほどの認定の理由に対する書面から始まって、言ってみれば、迫害の証拠など...全文を見る